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カレリアンピーラッカ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
カレリアンピーラッカ
karjalanpiirakka
別名べつめい カリッタ(Kalitta)
シパイニィック(Šipainiekku)
種類しゅるい パイ
発祥はっしょう  フィンランド
地域ちいき カレリア
おも材料ざいりょう ライ麦らいむぎこな小麦粉こむぎこべい牛乳ぎゅうにゅうバター
テンプレートを表示ひょうじ

カルヤランピーラッカフィンランド: karjalanpiirakka(カルヤランピーラッカ))は、ライ麦らいむぎこな小麦粉こむぎこ生地きじライスプディング(ミルクかゆ)やオーラリィニプーロフィンランドばん(大麦おおむぎつくったプディング)、マッシュポテトせてげたフィンランドパイ料理りょうりである。元々もともとカレリア地方ちほう伝統でんとう料理りょうりで、継続けいぞく戦争せんそうによる避難ひなんみんによって伝来でんらいした。“ピーラッカ”はみなみカレリア方言ほうげんで“パイ”を意味いみする。きたカレリアでは“カレリアンピーラス”(karjalanpiiras)とばれている。カレリアでは“カリッタ”(kalitta)とばれ、オロネッツ・カレリアでは“シパイニィック” (šipainiekku)、ロシアでは“カレルスキー・ピローク”(карельские пирожки)、スウェーデンでは“カレルスカ・ピローガ”(karelska piroger)とばれている。日本にっぽんでは“カレリア・パイ”ともばれている。現在げんざい、カレリアンピーラッカはフィンランド全域ぜんいきロシア北部ほくぶエストニアなどでべられている。

カレリアンピーラッカは2003ねん2がつに、伝統でんとうてき特産とくさんひん保護ほご(TSG)に認定にんていされた[1]

古来こらい、ピーラッカをつくさいもちいるこなライ麦らいむぎだったが、きたカレリアやラドガ・カレリアではつなぎとして小麦粉こむぎこくわえられた。なか大麦おおむぎタルックナ(大麦おおむぎライ麦らいむぎオーツむぎエンドウマメこな混合こんごうした穀粉こくふん)のプディングだったが、まずジャガイモソバ導入どうにゅうされ、そして19世紀せいき貿易ぼうえきによってべいキビもちいられるようになった。今日きょうべいのピーラッカがもっと一般いっぱんてきである。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ EU Profile-Karjalanpiirakka”. 2009ねん6がつ7にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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