ファランクス (火器 かき )
護衛 ごえい 艦 かん 「あぶくま」の搭載 とうさい 機 き (ブロック0)
種類 しゅるい
近接 きんせつ 防御 ぼうぎょ 火器 かき システム 原 はら 開発 かいはつ 国 こく
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 運用 うんよう 史 し 配備 はいび 期間 きかん
1980年 ねん -現在 げんざい 配備 はいび 先 さき
採用 さいよう 国 こく を参照 さんしょう 関連 かんれん 戦争 せんそう ・紛争 ふんそう
湾岸 わんがん 戦争 せんそう 開発 かいはつ 史 し 開発 かいはつ 者 しゃ
ジェネラル・ダイナミクス [注 ちゅう 1] 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
ジェネラル・ダイナミクス[注 ちゅう 1] 製造 せいぞう 期間 きかん
1978年 ねん [1] -現在 げんざい 諸 しょ 元 もと 重量 じゅうりょう
12,500 lb (5,700 kg )
後期 こうき 型 がた 13,600 lb (6,200 kg)[1] 銃身 じゅうしん 長 なが
Block0&1(L76砲身 ほうしん ):1,520 mm (59.8 in)
Block1B(L99砲身 ほうしん ):1,981 mm (78.0 in)[2] 全 ぜん 高 こう
4.7 m (15 ft 5.0 in ) 要員 よういん 数 すう
自動 じどう , 監視 かんし 員 いん
砲弾 ほうだん
口径 こうけい
20x102mm 銃砲 じゅうほう 身 み
6本 ほん 仰角 ぎょうかく
Block0:-10°/+80°
Block1:-20°/+80° (Block0/1の移動 いどう 速度 そくど :86°/秒 びょう )
Block1B:-25°/+85° (移動 いどう 速度 そくど :115°/秒 びょう )[2] 旋回 せんかい 角 かく
中心 ちゅうしん 線 せん からそれぞれ150° (Block0&1の移動 いどう 速度 そくど :100°/秒 びょう , Block1Bの移動 いどう 速度 そくど :116°/秒 びょう )[2] 発射 はっしゃ 速度 そくど
毎 まい 分 ぶん 3,000-4,500発 はつ [選択 せんたく 式 しき ](毎秒 まいびょう 50-75発 はつ ) 初速 しょそく
1,100 m/s (3,600 ft/s )[2] 有効 ゆうこう 射程 しゃてい
1.49 km (0.93 mi)[2] 最大 さいだい 射程 しゃてい
6,000 yd (5,500 m)[2]
主 おも 兵 へい 装 そう
M61 20mm 6砲身 ほうしん バルカン砲 ほう ×1 誘導 ゆうどう 方式 ほうしき
Ku-帯域 たいいき レーダー とFLIR [3] テンプレートを表示 ひょうじ
ファランクス (英語 えいご : Phalanx )は、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく で開発 かいはつ されたCIWS 。M61「バルカン」 20mm 多 た 銃身 じゅうしん 機銃 きじゅう と小型 こがた の捕捉 ほそく ・追尾 ついび レーダー を組 く み合 あ わせて、対 たい 艦 かん ミサイル のような小型 こがた 高速 こうそく の目標 もくひょう を全 ぜん 自動 じどう で迎撃 げいげき できるようにしたシステムであり、アメリカ海軍 かいぐん ではMK 15として制式 せいしき 化 か され、バルカン・ファランクス と俗称 ぞくしょう される。
「キング 」の艦 かん 尾 お に搭載 とうさい された試作 しさく 型 がた のファランクス(1973年 ねん )
ソビエト連邦 れんぽう 軍 ぐん では、1960年代 ねんだい 初頭 しょとう よりK-10S(AS-2「キッパー」) (英語 えいご 版 ばん ) 空 そら 対 たい 艦 かん ミサイル やP-15(SS-N-2「スティクス」) 艦 かん 対 たい 艦 かん ミサイル など対 たい 艦 かん ミサイル の配備 はいび に着手 ちゃくしゅ していた。これに対 たい し、西側 にしがわ 諸国 しょこく 海軍 かいぐん では、自 みずか らの対空 たいくう 能力 のうりょく を過信 かしん したうえ、これらのミサイルの実戦 じっせん 経験 けいけん がなかったこともあり、その効用 こうよう と脅威 きょうい を過小 かしょう 評価 ひょうか していた。
しかし1967年 ねん 10月 がつ 21日 にち 、イスラエル海軍 かいぐん のZ級 きゅう 駆逐 くちく 艦 かん がエジプト海軍 かいぐん のコマール型 がた ミサイル艇 てい に撃沈 げきちん されるエイラート事件 じけん が発生 はっせい し、情勢 じょうせい は一変 いっぺん した。旧式 きゅうしき とはいえ正規 せいき 駆逐 くちく 艦 かん が小兵 こひょう のミサイル艇 てい により為 な す術 じゅつ もなく撃沈 げきちん された本件 ほんけん は、西側 にしがわ 海軍 かいぐん に大 おお きな衝撃 しょうげき を与 あた え、各国 かっこく は直 ただ ちに対 たい 艦 かん ミサイル防御 ぼうぎょ (ASMD)の強化 きょうか 策 さく に着手 ちゃくしゅ した。
当時 とうじ のアメリカ海軍 かいぐん は、DDG以上 いじょう の主要 しゅよう 艦 かん にはタロス ・テリア ・ターター といった強力 きょうりょく な艦 かん 対空 たいくう ミサイル を装備 そうび していたものの、これらは遠 とお ・中距離 ちゅうきょり の有人 ゆうじん ジェット機 じぇっとき を対象 たいしょう としており、最 さい 近接 きんせつ 領域 りょういき の対空 たいくう 火力 かりょく は3インチ ・5インチ速射 そくしゃ 砲 ほう に頼 たよ らざるを得 え ない状況 じょうきょう であった。新 あたら しい短距離 たんきょり 用 よう の対空 たいくう 兵器 へいき として、既 すで にシーモーラー やシースパロー といった個 こ 艦 かん 防空 ぼうくう ミサイル (BPDMS)の開発 かいはつ が開始 かいし されてはいたものの、リアクションタイム縮減 しゅくげん の限界 げんかい やシークラッターによる低 てい 高度 こうど 目標 もくひょう 探知 たんち の困難 こんなん 性 せい 、対 たい 艦 かん ミサイルのレーダー反射 はんしゃ 断 だん 面積 めんせき の小 ちい ささなど、ASMDには不適 ふてき な部分 ぶぶん が多 おお かった。
このことから、これらの個 こ 艦 かん 防空 ぼうくう ミサイルの内側 うちがわ をカバーする近接 きんせつ 武器 ぶき システムの開発 かいはつ が志向 しこう されることになった。提案 ていあん は1968年 ねん になされ、1969年 ねん にはジェネラル・ダイナミクス (GD)社 しゃ ポモナ部門 ぶもん [注 ちゅう 1] がフィジビリティスタディ を受注 じゅちゅう した。1973年 ねん 8月 がつ からは試作 しさく 機 き がファラガット級 きゅう 駆逐 くちく 艦 かん 「キング 」に搭載 とうさい され、1974年 ねん 3月 がつ にかけて艦上 かんじょう 評価 ひょうか 試験 しけん が実施 じっし された。この成果 せいか を踏 ふ まえて改善 かいぜん された量産 りょうさん 機 き は1977年 ねん にフォレスト・シャーマン級 きゅう 駆逐 くちく 艦 かん 「ビグロー 」に搭載 とうさい されて実用 じつよう 試験 しけん が実施 じっし された。1978年 ねん には量産 りょうさん が開始 かいし され、1980年 ねん に空母 くうぼ 「コーラル・シー 」に搭載 とうさい されて装備 そうび 化 か された。
本 ほん システムは、M61「バルカン」 20mm 多 た 銃身 じゅうしん 機銃 きじゅう と捕捉 ほそく ・追尾 ついび レーダー を組 く み合 あ わせて1基 き の砲台 ほうだい に集約 しゅうやく したシステムである。Mk 15はシステム全体 ぜんたい の呼称 こしょう であり、艦内 かんない に配置 はいち される操作 そうさ 部 ぶ を除 のぞ くとMk 16と称 しょう される。マウント単体 たんたい ではMk 72、FCSはMk 90と称 しょう される。
本 ほん システムは150ミリ厚 あつし のプラットフォーム上 じょう に架 か されるが、甲板 かんぱん 下 か に配置 はいち しなければならない部分 ぶぶん はない。5.5平方 へいほう メートル の甲板 かんぱん と射 い 界 かい があれば、艦 かん のシステムからは操作 そうさ 用 よう 電源 でんげん と冷却 れいきゃく 水 すい の供給 きょうきゅう を受 う けるだけで作動 さどう できる。他 た のシステムとのインターフェースが少 すく なく、本 ほん システムだけで独立 どくりつ した兵器 へいき システムとして運用 うんよう 可能 かのう であり、全備 ぜんび 重量 じゅうりょう も比較的 ひかくてき 軽量 けいりょう であることから、大型 おおがた 艦艇 かんてい から小型 こがた 艦艇 かんてい に至 いた るまで搭載 とうさい できる。
信頼 しんらい 性 せい にも優 すぐ れており、1977年 ねん に行 おこな われた評価 ひょうか では、平均 へいきん 故障 こしょう 間隔 かんかく (MTBF)は188時 じ 間 あいだ 、平均 へいきん 修復 しゅうふく 時間 じかん (MTTR)は2時 じ 間 あいだ 45分 ふん と、いずれも海軍 かいぐん の要求 ようきゅう (60時 じ 間 あいだ および3時 じ 間 あいだ )を大 おお きく上回 うわまわ る結果 けっか が記録 きろく された。
CIWSの比較 ひかく [疑問 ぎもん 点 てん – ノート ]
AK-630
ファランクス
ゴールキーパー
730型 がた
画像 がぞう
重量 じゅうりょう [要 よう 出典 しゅってん ]
9,114 kg (20,093 lb)
6,200 kg (13,700 lb)
9,902 kg (21,830 lb)
9,800 kg (21,600 lb)?
武装 ぶそう [要 よう 出典 しゅってん ]
GSh-6-30 30 mm (1.2 in) 6砲身 ほうしん ガトリング砲 ほう
M61 20 mm (0.79 in) 6砲身 ほうしん ガトリング砲 ほう
GAU-8 30 mm (1.2 in) 7砲身 ほうしん ガトリング砲 ほう
[注 ちゅう 2] 30 mm (1.2 in) 7砲身 ほうしん ガトリング砲 ほう
発射 はっしゃ 数 すう [要 よう 出典 しゅってん ]
毎 まい 分 ぶん 5,000発 はつ
毎 まい 分 ぶん 4,500発 はつ
毎 まい 分 ぶん 4,200発 はつ
毎 まい 分 ぶん 5,800発 はつ
射程 しゃてい [要 よう 出典 しゅってん ]
4,000 m (13,000 ft)
1,490 m (4,890 ft)
2,000 m (6,600 ft)
3,000 m (9,800 ft)
携行 けいこう 弾 だん 数 すう [要 よう 出典 しゅってん ]
2,000発 はつ
1,550発 はつ
1,190発 はつ
1,000発 はつ
弾丸 だんがん 初速 しょそく [要 よう 出典 しゅってん ]
毎秒 まいびょう 900 m (3,000 ft)
毎秒 まいびょう 1,100 m (3,600 ft)
毎秒 まいびょう 1,109 m (3,638 ft)
毎秒 まいびょう 1,100 m (3,600 ft)
垂直 すいちょく 軸 じく 射撃 しゃげき 範囲 はんい [要 よう 出典 しゅってん ]
+88°~-12°
+85°~-25°
水平 すいへい 軸 じく 射撃 しゃげき 範囲 はんい [要 よう 出典 しゅってん ]
360°
+150°~-150°
360°
上記 じょうき の通 とお り、本 ほん システムでは20mm口径 こうけい ・6銃身 じゅうしん のM61A1「バルカン」 を装備 そうび した。これは当時 とうじ のアメリカ軍 ぐん 戦闘 せんとう 機 き で標準 ひょうじゅん 的 てき な航空 こうくう 機関 きかん 砲 ほう になりつつあったものであり、高 こう 発射 はっしゃ 速度 そくど と安定 あんてい した弾道 だんどう が特長 とくちょう であった。砲身 ほうしん 長 ちょう は当初 とうしょ は76口径 こうけい であったが、ブロック1Bより99口径 こうけい に長 ちょう 砲身 ほうしん 化 か された。
発射 はっしゃ 速度 そくど は、当初 とうしょ は最大 さいだい で毎 まい 分 ぶん 3,000発 はつ とされていたが、ブロック1ベースライン1では、機銃 きじゅう の駆動 くどう 方式 ほうしき を油圧 ゆあつ 式 しき から空気圧 くうきあつ 式 しき に変更 へんこう したことで、発射 はっしゃ 速度 そくど を毎 まい 分 ぶん 4,500発 はつ まで向上 こうじょう できるようになった。給 きゅう 弾 だん はベルト式 しき で、円筒 えんとう 形 がた 弾倉 だんそう が機銃 きじゅう の下方 かほう に配 はい された。準備 じゅんび 弾 だん 数 すう は、初期 しょき 型 がた のブロック0では989発 はつ 、ブロック1では1,550発 はつ に増大 ぞうだい した。空 そら 薬莢 やっきょう は回収 かいしゅう シュートによって再 ふたた び円筒 えんとう 形 がた 弾倉 だんそう に回収 かいしゅう され、またもし不発 ふはつ 弾 だん が生 しょう じた場合 ばあい も、空 そら 薬莢 やっきょう とともに回収 かいしゅう される。再 さい 装填 そうてん は30分 ふん 以内 いない に完了 かんりょう できる。なお射撃 しゃげき そのものは持続 じぞく 的 てき に行 おこな われるが、射撃 しゃげき 指揮 しき の観点 かんてん からは、10発 はつ ごとのバースト射撃 しゃげき として評価 ひょうか される。またブロック1Bでは、対 たい 水上 すいじょう 射撃 しゃげき の際 さい には50発 はつ ごとのバースト射撃 しゃげき を行 おこな うことができるようになった。
弾薬 だんやく として、当初 とうしょ は、アメリカ海軍 かいぐん では劣化 れっか ウラン弾 だん 芯 しん のAPDS を使用 しよう していたのに対 たい し、海上 かいじょう 自衛隊 じえいたい では航空 こうくう 自衛隊 じえいたい と同 おな じM51普通 ふつう 弾 だん を使用 しよう していた。その後 ご 、技術 ぎじゅつ 研究 けんきゅう 本部 ほんぶ でニッケル ・クロム ・タングステン 合金 ごうきん を弾 たま 芯 しん に使用 しよう するAPDSが開発 かいはつ され、海上 かいじょう 自衛隊 じえいたい では57DD「やまゆき」より装備 そうび 化 か された(86式 しき 20mm機関 きかん 砲 ほう 用 よう 徹 てっ 甲 かぶと 弾薬 だんやく 包 つつみ )。またアメリカ海軍 かいぐん でも、1989年 ねん から1990年 ねん にかけて同様 どうよう のタングステンAPDSに切 き り替 か えた。本 ほん システムでは20mm口径 こうけい 弾 だん を使用 しよう することから、30mm口径 こうけい 弾 だん を使用 しよう するゴールキーパー よりも火力 かりょく で劣 おと るという批判 ひはん もあったが、アメリカ海軍 かいぐん では、いずれにせよ弾 たま 着 ぎ によって目標 もくひょう ミサイルの弾頭 だんとう が誘爆 ゆうばく することから破壊 はかい 力 りょく には有意 ゆうい な差 さ はない一方 いっぽう 、小 しょう 口径 こうけい 弾 だん のほうが多 おお くの弾薬 だんやく を搭載 とうさい できて有利 ゆうり であるとして、問題 もんだい はないという見解 けんかい を発表 はっぴょう している。
本 ほん システムの際立 きわだ った特徴 とくちょう は、他 た 戦闘 せんとう システムから独立 どくりつ して目標 もくひょう の捜索 そうさく ・探知 たんち ・追尾 ついび ・攻撃 こうげき および攻撃 こうげき 効果 こうか の判定 はんてい 、再 さい 攻撃 こうげき または他 た の目標 もくひょう 捜索 そうさく へ移行 いこう という一連 いちれん の対空 たいくう 戦闘 せんとう を自動 じどう で完結 かんけつ するものである。
レドームと右側 みぎがわ に装着 そうちゃく された光学 こうがく センサ(Block 1B)
機銃 きじゅう 部 ぶ 上部 じょうぶ には白 しろ く塗 ぬ られた円筒 えんとう 形 がた のドームが配置 はいち されており、上側 うわがわ には捜索 そうさく レーダー 、下 した 側 がわ には追尾 ついび レーダー のアンテナ が設置 せっち されている。これらのレーダーは、アメリカ陸軍 りくぐん がバルカン砲 ほう と連動 れんどう させているAN/VPS-2と混同 こんどう されることもあるが、実際 じっさい にはVPS-2は単 たん なる測 はか 距レーダーであり、別 べつ のシステムである。
いずれも動作 どうさ 周波数 しゅうはすう はKu バンド で、これらの2基 き のアンテナで1基 き の送信 そうしん 機 き を共用 きょうよう しているため、同時 どうじ に電波 でんぱ を発射 はっしゃ することはできず、システム単体 たんたい では捜索 そうさく 中 ちゅう 追尾 ついび を行 おこな うことはできない。パルス繰 く り返 かえ し周波数 しゅうはすう (PRF)は、距離 きょり に応 おう じて3段階 だんかい に切 き り替 か えられる。
なお最初 さいしょ 期 き のブロック0では、アンテナとしてはいずれもリフレクタアンテナ が用 もち いられており、捜索 そうさく レーダーの捜索 そうさく 範囲 はんい は仰角 ぎょうかく 0度 ど から5度 ど に限 かぎ られていたが、ブロック1ベースライン0では、捜索 そうさく レーダーのアンテナはバック・トゥ・バック配置 はいち のフェーズドアレイ・アンテナ4面 めん に変更 へんこう され、捜索 そうさく 範囲 はんい も仰角 ぎょうかく 70度 ど まで拡大 かくだい された。
またブロック1Bでは、レドームの右側 みぎがわ に光学 こうがく 照準 しょうじゅん 装置 そうち が追加 ついか された。これはピルキントン 社 しゃ 製 せい のFLIR (HDTI 5-2F)を用 もち いたもので、検知 けんち 波長 はちょう は8~12マイクロメートル、FOVは2×1.3度 ど および4.5×3度 ど であった。
これらの捜索 そうさく ・追尾 ついび レーダーにより探知 たんち した目標 もくひょう の「現在 げんざい 位置 いち 」と、高速 こうそく で発射 はっしゃ される「弾丸 だんがん 群 ぐん 位置 いち 」の双方 そうほう を追尾 ついび して両者 りょうしゃ の差 さ を検出 けんしゅつ 、修正 しゅうせい 量 りょう を算出 さんしゅつ して、継続 けいぞく 的 てき な閉 へい ループ制御 せいぎょ による修正 しゅうせい 射撃 しゃげき を行 おこな い、命中 めいちゅう を得 え る。目標 もくひょう の撃破 げきは を確認 かくにん すると射撃 しゃげき を終了 しゅうりょう し、捜索 そうさく レーダーの捉 とら えた次 つぎ の目標 もくひょう に対応 たいおう する。この射撃 しゃげき 計算 けいさん のためのコンピュータ としては、ブロック0・1ではコントロール・データ・コーポレーション (CDC)社 しゃ のモデル469Eを使用 しよう していたが、ブロック1AではR3000 を使用 しよう したCDC AMPに変更 へんこう された。
アメリカ海軍 かいぐん の資料 しりょう では、1目標 もくひょう の探知 たんち から攻撃 こうげき 開始 かいし まで約 やく 2秒 びょう 、目標 もくひょう の破壊 はかい に要 よう する弾 たま 数 すう は平均 へいきん 約 やく 200発 はつ 、最大 さいだい 有効 ゆうこう 射程 しゃてい は約 やく 1,500メートルとされる。最初 さいしょ 期 き の想定 そうてい では、目標 もくひょう を5,600ヤード (5,100 m)で探知 たんち 、4,300ヤード (3,900 m)で捕捉 ほそく し、2,500ヤード (2,300 m)で射撃 しゃげき を開始 かいし することとなっていた。内側 うちがわ 限界 げんかい 線 せん (阻止 そし 圏 けん 、keep-out zone)は100–230ヤード (91–210 m)に設定 せってい された。
制御 せいぎょ 部 ぶ として、戦闘 せんとう 指揮 しき 所 しょ (CIC)にMk.340遠隔 えんかく 操作 そうさ 盤 ばん が、また機銃 きじゅう の近 ちか くには(主 しゅ としてテスト用 よう の)Mk.339操作 そうさ 盤 ばん が設置 せっち されていた。またブロック1Bでは、これらの制御 せいぎょ 盤 ばん を改修 かいしゅう して、光学 こうがく 照準 しょうじゅん 装置 そうち による遠隔 えんかく 操作 そうさ で射撃 しゃげき できるようになった。
最初 さいしょ のメジャーアップデートである。従来 じゅうらい のブロック0では低空 ていくう 目標 もくひょう に限定 げんてい されていたのに対 たい し、ブロック1ベースライン0では、機銃 きじゅう の仰角 ぎょうかく を増 ま すとともに、捜索 そうさく レーダーのアンテナ部 ぶ をフェーズドアレイ方式 ほうしき に変更 へんこう し、捜索 そうさく 能力 のうりょく も強化 きょうか した。また搭載 とうさい 弾 だん 数 すう も増大 ぞうだい した。1981年 ねん 12月から1982年 ねん 5月 がつ にかけてチャイナレイク海軍 かいぐん 武器 ぶき センター (英語 えいご 版 ばん ) で試験 しけん に供 きょう され、1988年 ねん 1月 がつ より配備 はいび が開始 かいし された。
続 つづ くベースライン1では、機銃 きじゅう の発射 はっしゃ 速度 そくど を毎 まい 分 ぶん 4,500発 はつ まで向上 こうじょう できるようになり、またレーダーの感度 かんど も向上 こうじょう しており、1988・89年度 ねんど より生産 せいさん に入 はい った。またベースライン2では内蔵 ないぞう データバスが追加 ついか され、標的 ひょうてき 機 き なしで自己 じこ テストを行 おこな えるようになった。当初 とうしょ はトムソンCSF 社 しゃ 製 せい のレーダー送信 そうしん 機 き の導入 どうにゅう も検討 けんとう されたが、これは実現 じつげん しなかった。
ブロック1からはブロック0になかった砲身 ほうしん の支 ささ えが追加 ついか される。
1980年代 ねんだい 末 すえ より、ミサイルの高速 こうそく 化 か ・ステルス化 か や多数 たすう 同時 どうじ 攻撃 こうげき などによる経 けい 空 そら 脅威 きょうい の増大 ぞうだい に対処 たいしょ するための次世代 じせだい ファランクスとしてブロック2の開発 かいはつ が検討 けんとう されるようになった。計画 けいかく では、1992年 ねん に契約 けいやく を締結 ていけつ して20世紀 せいき 末 まつ には実用 じつよう 化 か することとされた。
アメリカ海軍 かいぐん の要求 ようきゅう に応 おう じて、GD社 しゃ では、25mmテレスコープ弾 だん を使用 しよう する7銃身 じゅうしん 機銃 きじゅう を連装 れんそう に配 はい する案 あん が検討 けんとう されていた。またFMC社 しゃ では、ファランクスのマウントに組 く み合 あ わせる電熱 でんねつ 砲 ほう (electro-thermal gun ) の開発 かいはつ を受注 じゅちゅう していた。
しかし後 のち に、このように抜本 ばっぽん 的 てき な設計 せっけい 変更 へんこう よりは、ブロック1を端緒 たんしょ とする漸進 ぜんしん 的 てき な改良 かいりょう 策 さく を重 かさ ねていくように方針 ほうしん 転換 てんかん されたことから、1992年 ねん には、これらのブロック2の開発 かいはつ 計画 けいかく そのものが棚上 たなあ げされた。
電子 でんし 計算 けいさん 機 き を更新 こうしん し、高 こう 機動 きどう 目標 もくひょう への対応 たいおう 能力 のうりょく を強化 きょうか するとともに、艦艇 かんてい 自衛 じえい システム (SSDS)との連接 れんせつ にも対応 たいおう した。
機銃 きじゅう の銃身 じゅうしん 長 ちょう を延長 えんちょう し、レーダーにもサイドローブ抑制 よくせい やフィルターの改良 かいりょう などを加 くわ えたほか、FLIR による光学 こうがく 射撃 しゃげき 指揮 しき 装置 そうち が追加 ついか され、対 たい 水上 すいじょう 射撃 しゃげき モード(Phalanx Surface Mode, PSuM )に対応 たいおう した。また、最新 さいしん 型 がた のBlock1B Baseline2はレーダーが改良 かいりょう され、脅威 きょうい 判定 はんてい 能力 のうりょく と信頼 しんらい 性 せい の向上 こうじょう 、そして整備 せいび コストの低減 ていげん 化 か がなされる。このベースライン2はレドームが白 しろ から灰色 はいいろ に変更 へんこう されている。
NATO 各国 かっこく 海軍 かいぐん を始 はじ め、21ヶ国 かこく で870セットの採用 さいよう 実績 じっせき がある。
「ジョージ・ワシントン 」に搭載 とうさい されたファランクス Block1B奥 おく はシースパロー 個 こ 艦 かん 防空 ぼうくう ミサイル
アメリカ海軍 かいぐん は、1980年 ねん にミッドウェイ級 きゅう 航空 こうくう 母艦 ぼかん 「コーラル・シー 」に搭載 とうさい されたのを皮切 かわき りに1990年代 ねんだい までのほとんどのアメリカ海軍 かいぐん 艦艇 かんてい が装備 そうび していた。沿岸 えんがん 警備 けいび 隊 たい の一部 いちぶ カッター にも搭載 とうさい された。
実戦 じっせん では、1991年 ねん の湾岸 わんがん 戦争 せんそう でイラク 軍 ぐん のシルクワーム ・ミサイルに対抗 たいこう するため発射 はっしゃ したチャフ を誤認 ごにん したオリバー・H・ペリー級 きゅう ミサイルフリゲート 「ジャレット 」のファランクスCIWSが護衛 ごえい 対象 たいしょう の戦艦 せんかん 「ミズーリ 」に誤 あやま 射 い する事故 じこ (人的 じんてき 被害 ひがい は水兵 すいへい 1名 めい が負傷 ふしょう したのみ)が起 お きた[12] [13] 。2024年 ねん には、イエメン の反 はん 政府 せいふ 武装 ぶそう 組織 そしき (フーシ )による紅海 こうかい 海上 かいじょう での海賊 かいぞく 行為 こうい への対処 たいしょ (繁栄 はんえい の守護 しゅご 者 しゃ 作戦 さくせん )を行 おこな っていたミサイル駆逐 くちく 艦 かん 「グレーヴリー 」が巡航 じゅんこう ミサイル攻撃 こうげき を受 う けた際 さい に、CIWSを用 もち いてこれを撃墜 げきつい した[14] 。
2003年 ねん 7月 がつ 12日 にち 就役 しゅうえき のニミッツ級 きゅう 航空 こうくう 母艦 ぼかん 「ロナルド・レーガン 」で従来 じゅうらい のファランクスにかえて、多数 たすう 目標 もくひょう への同時 どうじ 対処 たいしょ 能力 のうりょく と高速 こうそく 飛翔 ひしょう ミサイルへの対処 たいしょ 能力 のうりょく 向上 こうじょう を目的 もくてき に、ドイツ と共同 きょうどう 開発 かいはつ したRAM近接 きんせつ 防空 ぼうくう システム の搭載 とうさい を始 はじ めている。このため、現在 げんざい ニミッツ級 きゅう ではファランクスのみ、RAMのみ、双方 そうほう 搭載 とうさい と各 かく 艦 かん の武装 ぶそう が異 こと なっている。が、次世代 じせだい のジェラルド・R・フォード級 きゅう 航空 こうくう 母艦 ぼかん やアメリカ級 きゅう 強襲 きょうしゅう 揚陸 ようりく 艦 かん ではRAMとともにファランクスが搭載 とうさい される予定 よてい である[15] 。
「いずも」に搭載 とうさい されたファランクスBlock1B Baseline2
海上 かいじょう 自衛隊 じえいたい では高性能 こうせいのう 20mm機関 きかん 砲 ほう と呼称 こしょう され、ヘリコプター搭載 とうさい 護衛 ごえい 艦 かん のしらね型 がた が新造 しんぞう 時 じ から装備 そうび が計画 けいかく されたが、昭和 しょうわ 50年度 ねんど 計画 けいかく 艦 かん の1番 ばん 艦 かん 「しらね 」は後日 ごじつ 装備 そうび となり、実際 じっさい には平成 へいせい 2年 ねん に装備 そうび された。昭和 しょうわ 51年度 ねんど 計画 けいかく 艦 かん の2番 ばん 艦 かん 「くらま 」は新造 しんぞう 時 じ から装備 そうび している。
汎用 はんよう 護衛 ごえい 艦 かん では、はつゆき型 がた の昭和 しょうわ 54年度 ねんど 計画 けいかく 艦 かん の3番 ばん 艦 かん 「みねゆき 」から新造 しんぞう 時 じ に装備 そうび されるようになっている。また、他 た の護衛 ごえい 艦 かん にも順次 じゅんじ 追加 ついか 装備 そうび されている。
1996年 ねん 6月 がつ にはハワイ 沖 おき で行 おこな われた環太平洋 かんたいへいよう 合同 ごうどう 演習 えんしゅう (Rimpac96)で、あさぎり型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「ゆうぎり 」が、標的 ひょうてき 曳航 えいこう 中 ちゅう のアメリカ海軍 かいぐん 第 だい 115攻撃 こうげき 飛行 ひこう 隊 たい (VA-115)所属 しょぞく のNF500(CAG)A-6 艦上 かんじょう 攻撃 こうげき 機 き を誤 あやま って撃墜 げきつい している(パイロット は脱出 だっしゅつ )。
Block1はむらさめ型 がた 以降 いこう 、Block1Bはたかなみ型 がた 4番 ばん 艦 かん 「さざなみ 」以降 いこう に導入 どうにゅう されているが、ひゅうが型 がた 、いずも型 かた 2番 ばん 艦 かん 「かが 」、およびこんごう型 がた 、あたご型 がた にはBlock1Bが搭載 とうさい (こんごう型 がた は換 かわ 装 そう )されたものの、いずも型 かた 1番 ばん 艦 かん 「いずも 」、あきづき型 がた には除籍 じょせき 艦 かん から流用 りゅうよう したBlock1もしくはBlock1Aを新造 しんぞう 時 じ に搭載 とうさい していた。2018年 ねん からBlock1B Baseline2への改修 かいしゅう キットの調達 ちょうたつ が始 はじ まり[16] 、DDはむらさめ型 がた 以降 いこう で、DDGはこんごう型 がた とあたご型 がた 、DDHはひゅうが型 がた および「いずも」で改修 かいしゅう が行 おこな われている。あさひ型 がた およびまや型 かた 、いずも型 かた 2番 ばん 艦 かん 「かが」では新造 しんぞう 時 じ からBlock1B Baseline2を搭載 とうさい している。
イギリス海軍 かいぐん は、フォークランド紛争 ふんそう の戦 せん 訓 くん から、艤装 ぎそう の最終 さいしゅう 段階 だんかい にあったインヴィンシブル級 きゅう 航空 こうくう 母艦 ぼかん 3番 ばん 艦 かん 「イラストリアス 」に急遽 きゅうきょ ファランクスを搭載 とうさい し、後 のち に1・2番 ばん 艦 かん にも搭載 とうさい した。その後 ご 、インヴィンシブル級 きゅう のうち1・2番 ばん 艦 かん はより破壊 はかい 力 りょく の大 おお きい7砲身 ほうしん 30mmガトリング砲 ほう を採用 さいよう したオランダ のシグナール社 しゃ (現 げん タレス・ネーデルランド社 しゃ )製 せい CIWS「ゴールキーパー 」に更新 こうしん し、22型 がた フリゲート (バッジ3)やアルビオン級 きゅう 揚陸 ようりく 艦 かん でも採用 さいよう された。しかし、同 おな じくフォークランド紛争 ふんそう の戦 せん 訓 くん からCIWSを搭載 とうさい することとなった42型 がた 駆逐 くちく 艦 かん ではファランクスが搭載 とうさい されており、その後 ご の新 しん 造艦 ぞうかん でも引 ひ き続 つづ きファランクスが搭載 とうさい された。
『ザ・ラストシップ 』
架空 かくう のアーレイ・バーク級 きゅう ミサイル駆逐 くちく 艦 かん 「ネイサン・ジェームズ 」の搭載 とうさい 兵器 へいき としてBlock1Bが登場 とうじょう 。全 ぜん シーズンにて、敵 てき の航空機 こうくうき やミサイル 、魚雷 ぎょらい の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『沈黙 ちんもく の戦艦 せんかん 』
テロリスト に乗 の っ取 と られたアイオワ級 きゅう 戦艦 せんかん 「ミズーリ 」に搭載 とうさい されたBlock0が、偵察 ていさつ に来 き たF-18 ホーネット に対 たい して使用 しよう され、これを撃墜 げきつい する。その後 ご 、Navy SEALs を乗 の せて接近 せっきん してくるヘリコプター にも使用 しよう されかけたが、主人公 しゅじんこう のケイシー・ライバックたちが電源 でんげん を落 お としたことで、使用 しよう 不能 ふのう となる
『バトルシップ 』
エイリアン と戦闘 せんとう を行 おこな うアーレイ・バーク級 きゅう ミサイル駆逐 くちく 艦 かん 「ジョン・ポール・ジョーンズ 」「サンプソン 」、こんごう型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「みょうこう 」[注 ちゅう 13] に搭載 とうさい されたBlock1Bが、エイリアン の使用 しよう する貫入 かんにゅう 遅 おそ 発起 ほっき 爆 ばく 型 がた 投射 とうしゃ 兵器 へいき の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
なお、作中 さくちゅう で「サンプソン」が前部 ぜんぶ に搭載 とうさい されたBlock1Bで迎撃 げいげき するシーンがあるが、実際 じっさい の「サンプソン」には後部 こうぶ にしか搭載 とうさい されていない。また、記念 きねん 艦 かん のアイオワ級 きゅう 戦艦 せんかん 「ミズーリ」に搭載 とうさい されたBlock0が射撃 しゃげき しているシーンがあるが、実際 じっさい の記念 きねん 艦 かん に載 の せてあるのは実物 じつぶつ ではなくダミー なので本来 ほんらい は動 うご かすことはできない。
『トゥモロー・ウォー 』
ハバナ沖 おき の海上 かいじょう 基地 きち に防衛 ぼうえい 用 よう に設置 せっち され、押 お し寄 よ せてくるホワイトスパイクを迎撃 げいげき する。
『空母 くうぼ いぶき 』
航空機 こうくうき 搭載 とうさい 型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「いぶき 」の搭載 とうさい 兵器 へいき としてBlock1Bが登場 とうじょう 。また、「いぶき」を旗艦 きかん とする第 だい 5護衛 ごえい 隊 たい 群 ぐん (架空 かくう )に所属 しょぞく する各 かく 護衛 ごえい 艦 かん にも搭載 とうさい されており、架空 かくう の中国 ちゅうごく 空母 くうぼ 「広東 かんとん 」の艦載 かんさい 機 き であるJ-20 が発射 はっしゃ した空 そら 対 たい 艦 かん ミサイル の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『ゴジラ S.P <シンギュラポイント> 』
作中 さくちゅう のニュース映像 えいぞう の中 なか に登場 とうじょう 。大挙 たいきょ して押 お し寄 よ せるラドンの迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『ジパング 』
第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 時 どき へタイムスリップ した架空 かくう のイージス護衛 ごえい 艦 かん 「みらい 」の搭載 とうさい 兵器 へいき として、Block1Aが登場 とうじょう 。日本 にっぽん 軍 ぐん や旧 きゅう アメリカ軍 ぐん の航空機 こうくうき や爆 ばく 弾 だん の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『戦 せん 海 うみ の剣 けん -死闘 しとう 』
海上 かいじょう 自衛隊 じえいたい 初 はつ の空母 くうぼ 「剣 けん (つるぎ)」の搭載 とうさい 兵器 へいき としてBlock1Bが登場 とうじょう 。トマホーク の迎撃 げいげき や架空 かくう の潜水 せんすい 艦 かん 「さきしお」への直接 ちょくせつ 射撃 しゃげき に使用 しよう 。
『続 ぞく ・戦国 せんごく 自衛隊 じえいたい 』
戦国 せんごく 時代 じだい へタイムスリップしたワスプ級 きゅう 強襲 きょうしゅう 揚陸 ようりく 艦 かん 「エセックス 」に搭載 とうさい されたBlock1が、自衛隊 じえいたい 員 いん が操縦 そうじゅう して特攻 とっこう を仕掛 しか けてきたCH-53E スーパースタリオン の迎撃 げいげき などに使用 しよう される。
『超 ちょう 時空 じくう DDH ヘリ母艦 ぼかん 南海 なんかい の決戦 けっせん 』
第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 時 じ へタイムスリップした架空 かくう のひゅうが型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「しなの」の搭載 とうさい 兵器 へいき として、Block1Bが登場 とうじょう 。旧 きゅう アメリカ軍 ぐん の航空機 こうくうき や魚雷 ぎょらい の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『沈黙 ちんもく の艦隊 かんたい 』
海上 かいじょう 自衛隊 じえいたい とアメリカ海軍 かいぐん の各 かく 艦 かん に搭載 とうさい されたBlock0が、対 たい 艦 かん ミサイル などの迎撃 げいげき や架空 かくう の原子力 げんしりょく 潜水 せんすい 艦 かん 「やまと 」に対 たい する直接 ちょくせつ 射撃 しゃげき に使用 しよう される。
『名 めい 探偵 たんてい コナン 絶海 ぜっかい の探偵 たんてい 』
架空 かくう のあたご型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「ほたか」の搭載 とうさい 兵器 へいき としてBlock1Bが登場 とうじょう 。また、エンドロールでは同型 どうけい 艦 かん の「あたご 」に搭載 とうさい されたBlock1Bが実写 じっしゃ で登場 とうじょう しており、稼動 かどう シーンが映 うつ し出 だ されている。
『超 ちょう 空 そら 自衛隊 じえいたい 』
オーストラリア に災害 さいがい 派遣 はけん で向 む かっていた最中 さいちゅう に第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 時 どき へタイムスリップ した、おおすみ型 がた 輸送 ゆそう 艦 かん 「おおすみ 」に搭載 とうさい されたBlock1とたかなみ型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「さざなみ 」に搭載 とうさい されたBlock1Bが、襲来 しゅうらい する旧 きゅう アメリカ軍 ぐん 機 き に対 たい して使用 しよう される。
『日本 にっぽん 北朝鮮 きたちょうせん 戦争 せんそう 自衛隊 じえいたい 武装 ぶそう 蜂起 ほうき 』
はつゆき型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「はまゆき 」「まつゆき 」に搭載 とうさい されたものが、難民 なんみん 船 ふね に紛 まぎ れて攻撃 こうげき してくる工作 こうさく 船 せん を攻撃 こうげき する際 さい に使用 しよう される。
『征途 せいと 』
湾岸 わんがん 戦争 せんそう で合衆国 がっしゅうこく 海軍 かいぐん の「ミッドウェイ 」を中心 ちゅうしん とする機動 きどう 部隊 ぶたい がミサイルの飽和 ほうわ 攻撃 こうげき に対 たい する迎撃 げいげき に使用 しよう するも、迎撃 げいげき に失敗 しっぱい し対処 たいしょ しきれなかったミサイルを次々 つぎつぎ に被弾 ひだん 、「ミッドウェイ」も含 ふく めた多数 たすう の艦 かん が沈没 ちんぼつ した。
『日本国 にっぽんこく 召喚 しょうかん 』
こんごう型 がた 護衛 ごえい 艦 かん 「みょうこう 」に搭載 とうさい されたものが、SM-2艦 かん 対空 たいくう ミサイル と54口径 こうけい 127ミリ単 たん 装 そう 速射 そくしゃ 砲 ほう の迎撃 げいげき を物量 ぶつりょう で突破 とっぱ した敵 てき ワイバーン の編隊 へんたい への最終 さいしゅう 迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『ルーントルーパーズ 自衛隊 じえいたい 漂流 ひょうりゅう 戦記 せんき 』
異 い 世界 せかい へ飛 と ばされた自衛隊 じえいたい 国連 こくれん 平和 へいわ 維持 いじ 軍 ぐん 派遣 はけん 艦隊 かんたい の各 かく 艦 かん に搭載 とうさい されており、対空 たいくう ・対 たい 水上 すいじょう 射撃 しゃげき に使用 しよう される。
この内 うち 、おおすみ型 がた 輸送 ゆそう 艦 かん 「しもきた 」「くにさき 」に搭載 とうさい されているものは現実 げんじつ とは違 ちが ってBlock1Bに換 かわ 装 そう されており、魔法 まほう 攻撃 こうげき からの迎撃 げいげき や、襲撃 しゅうげき してきた異 い 世界 せかい の海賊 かいぞく に対 たい しての対 たい 水上 すいじょう 射撃 しゃげき に使用 しよう されている。また、架空 かくう のましゅう型 がた 補給 ほきゅう 艦 かん 「しだか」は、現実 げんじつ の同型 どうけい 艦 かん には未 いま だ搭載 とうさい されていないBlock1Bを搭載 とうさい している。
『コール オブ デューティ シリーズ』
『COD:BO2 』
架空 かくう の空母 くうぼ 「バラク・オバマ」の搭載 とうさい 兵器 へいき として登場 とうじょう 。敵 てき の空挺 くうてい 兵 へい やドローン の迎撃 げいげき に使用 しよう される。
『COD:G 』
架空 かくう の空母 くうぼ 「リベレーター」の搭載 とうさい 兵器 へいき として登場 とうじょう 。上空 じょうくう の敵 てき 機 き や陸上 りくじょう から飛来 ひらい する地 ち 対 たい 艦 かん ミサイル を迎撃 げいげき している。
『バトルフィールドシリーズ 』
『BF3 』
マルチプレイに本 ほん 砲 ほう の派生 はせい 型 がた であるLPWS が「CENTURION C-RAM」の名称 めいしょう で登場 とうじょう する。
『BF4 』
キャンペーンに登場 とうじょう する架空 かくう のワスプ級 きゅう 強襲 きょうしゅう 揚陸 ようりく 艦 かん 「ヴァルキリー」に搭載 とうさい されたものが、襲来 しゅうらい した中国 ちゅうごく 軍 ぐん に対 たい する攻撃 こうげき に使用 しよう される。
マルチプレイではマップ「Paracel Storm」で特定 とくてい の現象 げんしょう が起 お きるとアーレイ・バーク級 きゅう ミサイル駆逐 くちく 艦 かん に搭載 とうさい されているものが機能 きのう するようになる。また、US 側 がわ 拠点 きょてん の固定 こてい 対空 たいくう 砲 ほう としてLPWSが「C-RAM」の名称 めいしょう で登場 とうじょう する。