(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ホンダ・トゥデイ (自動車) - Wikipedia コンテンツにスキップ

ホンダ・トゥデイ (自動車じどうしゃ)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

トゥデイToday)は、本田技研工業ほんだぎけんこうぎょうがかつて製造せいぞう販売はんばいした軽自動車けいじどうしゃである。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

商用しょうようモデル(1985ねん発売はつばい)と乗用じょうようモデル(1988ねん発売はつばい)があり、商用しょうようモデルはけいボンネットバン乗用じょうようモデルには2ドア/4ドアセミノッチバックと3ドア/5ドアハッチバックがある。

初代しょだい JW1/2/3/4/JA1/2/3がた(1985ねん - 1998ねん

[編集へんしゅう]
ホンダ・トゥデイ(初代しょだい
JW1/2/3/JA1/2がた
ホンダ・トゥデイ(前期ぜんきがた
(1985ねん9がつ - 1988ねん1がつ
トゥデイ ハミング
(1994ねん9がつ - 1998ねん9がつ
概要がいよう
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1985ねん - 1998ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4にん
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
パワートレイン
エンジン EHがた:直列ちょくれつ2気筒きとう SOHC 545cc(31PS)
E05Aがた:直列ちょくれつ3気筒きとう SOHC 547cc(36/40/42/44PS)
E07Aがた:直列ちょくれつ3気筒きとう SOHC 656cc(42/52PS)
変速へんそく 4そくMT/5そくMT/3そくAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラット
のち マクファーソンストラット
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,330 mm
全長ぜんちょう 550 cc:3,195 mm
660 cc:3,295 mm
全幅ぜんぷく 1,395 mm
ぜんこう 550 cc:1,315 - 1,320 mm
660 cc:1,330 - 1,350 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 550 cc:550 - 640 kg
660 cc:620 - 760 kg
その
備考びこう 1986年度ねんど
グッドデザインしょう受賞じゅしょう
生産せいさん台数だいすう 不明ふめい
系譜けいふ
先代せんだい バン:
ホンダ・ライフバン
セダン:
ホンダ・ライフ初代しょだい
後継こうけい バン:
ホンダ・N-VAN間接かんせつじょう
テンプレートを表示ひょうじ
1985ねん昭和しょうわ60ねん9がつ10日とおか
けいボンネットバン商用しょうようしゃ)として発表はっぴょうされた(発売はつばいよく9がつ11にち[1]。CM出演しゅつえんしゃ今井いまい美樹みき(~1991ねんまで)。初期しょきのCMソングは「はぐれそうな天使てんし」(当初とうしょ来生きすぎたかおはんだったが、途中とちゅうから岡村おかむら孝子たかこはん変更へんこう。)
まるがたヘッドランプエンジンフードとフロントバンパーにまでみ、リアコンビネーションランプはリアバンパーない設置せっち、またフロントワイパーリンク機構きこうきのシングルしきとユニークな仕様しようで、全体ぜんたいにスラント&ショートノーズデザインのスタイルが印象いんしょうてきくるまである。このデザインは、社内しゃないデザイナーでのちよんりんR&Dセンターのデザイン室長しつちょうとなった木越きごしよしによるもので、一部いちぶわれたピニンファリーナによるデザインというせつあやまりである[2] [3] [4]。リアコンビランプはのちアクティのバン(2代目だいめ中期ちゅうきがた以降いこう)とバモスホビオ流用りゅうようされた。
シリンダー水平すいへいちかくにまでぜんかたぶけされたエンジンのしたデファレンシャルギア配置はいちすることによって、エンジンルームの全長ぜんちょうおさえてひろ室内しつない空間くうかん実現じつげんしていた。同社どうしゃCR-X(2代目だいめ)よりもながい2,330 mmのホイールベースひろトレッドまえ:1,225 mm・:1,230 mm)により、最小さいしょう回転かいてん半径はんけいおおきかったものの、当時とうじ軽自動車けいじどうしゃ凌駕りょうがする操縦そうじゅう安定あんていせい確保かくほしていた。いわゆる『M・M思想しそう』(Man-Maximum・Mecha-Minimum)にもとづき開発かいはつされた[5]このレイアウトの発案はつあんしゃは、本田技研ほんだぎけん4代目だいめ社長しゃちょうでもある川本かわもと信彦のぶひこであった。
エンジンはEHがたエンジンのみのラインナップ。当初とうしょあらたに直列ちょくれつ3気筒きとうもしくは4気筒きとうエンジンの開発かいはつ企画きかくしていたが、予算よさんかぎられていたことから、アクティようの2気筒きとうエンジンをチューンして[6]搭載とうさいする。わせられるトランスミッションは、4そくMTホンダマチックセミオートマチック)の2しゅ
こく型式けいしき JW1-100
1986ねん昭和しょうわ61ねん)11月
ブレーキのマスターシリンダーへマスターパワー追加ついか(Fタイプの一部いちぶのぞく)、ほう改正かいせいでパーキングランプスイッチを廃止はいしした。
こく型式けいしき JW1-120
1987ねん昭和しょうわ62ねん9月
「G」をベースとした特別とくべつ仕様しようしゃへ5そくMTも搭載とうさいされた。
1987ねん昭和しょうわ62ねん2がつ20日はつか
「Mタイプ」に女性じょせい装備そうび追加ついか専用せんようしょく設定せっていした限定げんていしゃ「ポシェット」を発売はつばい[7]当初とうしょ限定げんていしゃであったが、1990ねんのマイナーチェンジのさい通常つうじょうグレードの1つとなった。
1988ねん昭和しょうわ63ねん2がつ8にち - マイナーチェンジ
エンジンを直列ちょくれつ3気筒きとうE05Aがた変更へんこうし、電子でんし燃料ねんりょう噴射ふんしゃしき(PGM-FI)エンジン搭載とうさいしゃ設定せっていNAスポーツ路線ろせんすすむことになった[8]。ヘッドランプのかたちはそれまでのまるがたから長円ちょうえんがたへとわり、2代目だいめシティ縮小しゅくしょうばんてきなエクステリアデザインとなった[9]。ホンダマチックが3そくフルAT進化しんかした。グレードは「G」/「M」/「F」、スポーツモデルの「Ri」と「Ri-Z」(PGM-FIエンジン、MTしゃは5そくタコメーター装備そうび)。
オプションで電動でんどうサンルーフ(アウタースライド)も選択せんたくできた。なお、一部いちぶグレードにおいて、けいでは異例いれい完全かんぜんしきパワーウィンドウやリモコンドアミラー設定せっていされた。また、点火てんか方式ほうしきフルトランジスタとなった。
1988ねん昭和しょうわ63ねん3がつ10日とおか
ライフ以来いらい乗用じょうようセダンモデル(3ドアハッチバック)追加ついかされた。グレードは「XG」およびPGM-FIエンジン搭載とうさいの「XTi」。しかし、のちの物品ぶっぴんぜい廃止はいしにより乗用じょうようグレードの拡充かくじゅうはかるために「XE」、「XL」が追加ついかされる。
1990ねん平成へいせい2ねん2がつ23にち - 軽自動車けいじどうしゃ規格きかく変更へんこうわせてのマイナーチェンジ[10]
全長ぜんちょうが100 mmばされ、わせてデザインも変更へんこうされる。エンジンは660 ccのE07Aがた搭載とうさいされる。さらに、リアサスペンションをしん開発かいはつ独立どくりつ懸架けんかとしたリアルタイム4WDくるまいちヶ月かげつおくれで追加ついか乗用じょうようのグレードは「シーズン」とPGM-FIエンジン搭載とうさいの「QXi」、商用しょうようは「QF」と「シーズンL」。
1991ねん平成へいせい3ねん
一部いちぶ改良かいりょうパワーステアリング装着そうちゃくしゃ設定せっていされた。(ポシェットリミテッドに標準ひょうじゅん装備そうび
1992ねん平成へいせい4ねん)12月[11]
乗用じょうようモデルの生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
1993ねん平成へいせい5ねん)1がつ
乗用じょうようモデルがフルモデルチェンジして2代目だいめとなるのにわせて、業務ぎょうむよう商用しょうようバン「トゥデイ PRO」のみのラインナップになる。
1994ねん平成へいせい6ねん)9がつ
商用しょうようユーザーやボンバンユーザーの確保かくほおよび2代目だいめ前期ぜんきがた後述こうじゅつする原因げんいんによる販売はんばい不振ふしんにより、パワーウィンドウパワーステアリング、マニュアルエアコン、ボディー同色どうしょくカラードバンパー、ボディー同色どうしょくドアミラー、ボディー同色どうしょくアウタードアハンドル、ホイールキャップなどを装備そうびし、ボディカラーを5しょくやしてPROよりも上級じょうきゅうな、おも主婦しゅふそうのセカンドカー需要じゅようをターゲットにしたモデル「トゥデイ ハミング」(4ナンバー商用しょうようバン)を発売はつばい。これが2代目だいめ上回うわまわ人気にんき獲得かくとくし、1998ねん平成へいせい10ねん)9がつ軽自動車けいじどうしゃ規格きかく変更へんこうされる直前ちょくぜんまで継続けいぞく生産せいさん販売はんばいされた。

2代目だいめ JA4/5がた(1993ねん - 1998ねん

[編集へんしゅう]
ホンダ・トゥデイ(2代目だいめ
JA4/5がた
前期ぜんきがた ポシェット フロント
前期ぜんきがた ポシェット リア
後期こうきがた Gf
概要がいよう
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1993ねん - 1998ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4にん
ボディタイプ 2/4ドア セミ・ノッチバック (前期ぜんきがた)
3/5ドア ハッチバック (後期こうきがた)
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
パワートレイン
エンジン E07Aがた:直列ちょくれつ3気筒きとう SOHC 656 cc(58/48 PS)
変速へんそく 5そくMT/3そくAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラット
のち FF:車軸しゃじくしき
4WD:マクファーソンストラット
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,330 mm
全長ぜんちょう 3,295 mm
全幅ぜんぷく 1,395 mm
ぜんこう 1,350 - 1,370 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 680 - 760 kg
その
生産せいさん台数だいすう 不明ふめい
型式けいしき/コンポーネント共有きょうゆう車種しゃしゅ ホンダ・ライフ(2代目だいめ
系譜けいふ
後継こうけい ホンダ・ライフ(3代目だいめ)に統合とうごう
テンプレートを表示ひょうじ

先代せんだい乗用じょうようモデルはけいボンネットバンの派生はせいモデルだったが、2代目だいめはセカンドカー需要じゅようとく女性じょせい運転うんてんするくるま)を想定そうていして企画きかくされ、乗用じょうよう専用せんよう設計せっけいとしてフルモデルチェンジされる[12] [13]初代しょだいよりロゴはえい小文字こもじ使用しようしたデザインだったが、2代目だいめではさら変更へんこうされ、より女性じょせいけのおしゃれな感覚かんかく表現ひょうげんしたものとなる。 室内しつないではダッシュボードうえの「フローティングパッド」が目新めあたらしかった。

サスペンションは方式ほうしきまえ:ストラット・:車軸しゃじくしき・FFしゃ)こそわらないものの、より乗用車じょうようしゃらしい心地ごこち進化しんかした。CM出演しゅつえんしゃ牧瀬まきせ里穂りほ[14]

1993ねん平成へいせい5ねん1がつ26にち
2ドアモデルが発表はっぴょう
1993ねん平成へいせい5ねん5月7にち
トゥデイ アソシエ」(Associe)と名付なづけられた4ドアモデルが発表はっぴょう
2ドア、4ドアどもに、ボディ形状けいじょう先代せんだいのハッチバックとはことなり、独立どくりつしたしつとなるトランクを採用さいようしたセミノッチバックとなった。これは初代しょだいMiniや、かつて同社どうしゃから発売はつばいされていたN360(2ドアセダン)初代しょだいライフ(2/4ドアセダン)初代しょだいシビック(2/4ドアセダン)とう使つかわれていた手法しゅほうで、「ほとんどの日常にちじょう手荷物てにもつ程度ていどである」こと理由りゆうとして、バンとは一線いっせんかく乗用車じょうようしゃ主張しゅちょうしていた。しかし、このトランクは後述こうじゅつ特異とくいなリアサスペンション構造こうぞうにより絶対ぜったいてきなスペースがちいさく、使つか勝手がってわるかったことから市場いちばには不評ふひょうであった。なお、パワーウィンドウは、ぜんせきのみであり、4/5ドアモデルののちせき手動しゅどうしきウィンドウである。
エンジンは先代せんだいから継承けいしょうするE07Aがたで、キャブレター仕様しよう廃止はいしともない、ぜんグレードがPGM-FI仕様しようとなった。さらに、ビート搭載とうさいされたMTREC(ツインマップ燃料ねんりょう噴射ふんしゃ制御せいぎょ&かく気筒きとう独立どくりつスロットル機構きこう仕様しようのエンジンをデチューンし(58PS)搭載とうさいしたモデル(前期ぜんき「Xi」、後期こうき「Rs」)もあった。このMTRECは、どう機構きこうのスロットルひらきとエンジン回転かいてんすうとで燃料ねんりょう噴射ふんしゃりょう制御せいぎょ方法ほうほう(θしーたTH-Ne)は、F1エンジンとうでも使用しようされているものである。また、MTRECしゃのみ3ほんスポークステアリング、タコメーターが装備そうびされる。
1996ねん平成へいせい8ねん2がつ16にち - マイナーチェンジ
不評ふひょうだったトランクがオーソドックスなハッチバックに変更へんこうされ、前期ぜんきがたの2ドアモデルは3ドアに、4ドアモデルは5ドアとなった。CM出演しゅつえんしゃ飯島いいじま直子なおこ変更へんこう[15]
1974ねん昭和しょうわ49ねん以来いらい名前なまえ復活ふっかつ1997ねん平成へいせい9ねん4がつ18にち発表はっぴょうされた2代目だいめ「ライフ」には、当代とうだい主要しゅようコンポーネントが流用りゅうようされ、型式けいしきおなじJA4であった。
1998ねん平成へいせい10ねん)9がつ
軽自動車けいじどうしゃ規格きかく変更へんこうされる直前ちょくぜんに、3代目だいめ「ライフ」に事実じじつじょう統合とうごうされるかたち製造せいぞう販売はんばい終了しゅうりょうした。このことに、ホンダのラインアップにおいて、機械きかいしき立体りったい駐車ちゅうしゃじょう入庫にゅうこ可能かのう軽自動車けいじどうしゃ(4にんり)が、N-ONEのマイナーチェンジでてい全高ぜんこうタイプの「G・LOWDOWN」・「Premium Tourer・LOWDOWN」が設定せっていされる2015ねん平成へいせい27ねん)7がつまで、ながきにわたって不在ふざいであった。

搭載とうさいエンジン

[編集へんしゅう]
初代しょだい
EHがた
  • エンジン種類しゅるい水冷すいれい直列ちょくれつ2気筒きとうよこ
  • べん機構きこうSOHCベルト駆動くどう 吸気きゅうき1 排気はいき1
  • 排気はいきりょう:545cc
  • 内径ないけい×行程こうてい:72.0mm×62.0mm
  • 圧縮あっしゅく:9.5
  • 最高さいこう出力しゅつりょく:31PS/5,500rpm
  • 最大さいだいトルク:4.4kgf·m/4,000rpm
  • 燃料ねんりょう供給きょうきゅう装置そうち形式けいしき:キャブレター(CVキャブレター
  • 使用しよう燃料ねんりょう種類しゅるい無鉛むえんレギュラーガソリン
  • 燃料ねんりょうタンク容量ようりょう:30L
E05Aがた
  • エンジン種類しゅるい水冷すいれい直列ちょくれつ3気筒きとうよこ
  • べん機構きこう:SOHCベルト駆動くどう 吸気きゅうき2 排気はいき2
  • 排気はいきりょう:547cc
  • 内径ないけい×行程こうてい:62.5mm×59.5mm
  • 圧縮あっしゅく:9.8
  • 最高さいこう出力しゅつりょく:36PS/6,500rpm(キャブレター)、40PS/8,000rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ 乗用じょうようAT)、42PS/8,000rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ 乗用じょうようMT/商用しょうようAT)、44PS/8,000rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ 商用しょうようMT)
  • 最大さいだいトルク:4.5kgf·m/5,200rpm(キャブレター)、4.6kgf·m/4,500rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ MT)、4.7kgf·m/4,500rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ AT)
  • 燃料ねんりょう供給きょうきゅう装置そうち形式けいしき:キャブレター(CVキャブレター) 、電子でんし制御せいぎょ燃料ねんりょう噴射ふんしゃしきPGM-FI
  • 使用しよう燃料ねんりょう種類しゅるい無鉛むえんレギュラーガソリン
  • 燃料ねんりょうタンク容量ようりょう初代しょだいEHがた参照さんしょう
E07Aがた
  • エンジン種類しゅるい水冷すいれい直列ちょくれつ3気筒きとうよこ
  • べん機構きこう:SOHCベルト駆動くどう 吸気きゅうき2 排気はいき2
  • 排気はいきりょう:656cc
  • 内径ないけい×行程こうてい:66.0mm×64.0mm
  • 圧縮あっしゅく:9.8
  • 最高さいこう出力しゅつりょく:42PS/6,000rpm(キャブレター)、52PS/7,500rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ
  • 最大さいだいトルク:5.4kgf·m/5,000rpm(キャブレター)、5.6kgf·m/4,500rpm(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ
  • 燃料ねんりょう供給きょうきゅう装置そうち形式けいしき:キャブレター(CVキャブレター) 、電子でんし制御せいぎょ燃料ねんりょう噴射ふんしゃしき(PGM-FI)
  • 使用しよう燃料ねんりょう種類しゅるい無鉛むえんレギュラーガソリン
  • 燃料ねんりょうタンク容量ようりょう初代しょだいEHがた参照さんしょう
2代目だいめ
E07Aがた
  • エンジン種類しゅるい水冷すいれい直列ちょくれつ3気筒きとうよこ
  • べん機構きこう:SOHCベルト駆動くどう 吸気きゅうき2 排気はいき2
  • 排気はいきりょう:656cc
  • 内径ないけい×行程こうてい:66.0mm×64.0mm
  • 圧縮あっしゅく:9.8
  • 最高さいこう出力しゅつりょく:48PS/6,300rpm(シングル スロットル)、58PS/7,300rpm(MTREC
  • 最大さいだいトルク:5.8kgf·m/5,500rpm(シングル スロットル)、6.1kgf·m/6,200rpm(MTREC)
  • 燃料ねんりょう供給きょうきゅう装置そうち形式けいしき電子でんし制御せいぎょ燃料ねんりょう噴射ふんしゃしき(PGM-FI)
  • 使用しよう燃料ねんりょう種類しゅるい無鉛むえんレギュラーガソリン
  • 燃料ねんりょうタンク容量ようりょう:30L(FF)、28L(4WD)

モータースポーツ

[編集へんしゅう]

初代しょだいモデルは、かるさ、重心じゅうしんひくさ、デザインにくわえ、チューニングようパーツにビートや2代目だいめのものが数多かずおお流用りゅうようできるため、けいレースでは人気にんきたかかった。

2代目だいめ前期ぜんきモデルは、開口かいこう面積めんせきちいさいためボディ剛性ごうせい後期こうきがたメーカーのハッチバックモデルにくらべても)よりたかく、スポーツ走行そうこういているとわれ、現在げんざいおこなわれているけいカーのレースでは前期ぜんきがたをベースにした車両しゃりょうおおい。

なかでもホンダオート岡山おかやま販売はんばい所有しょゆうする個体こたい(初代しょだいモデル)は「世界せかい最速さいそくのトゥデイ」ともばれ、660㏄でありながら推定すいてい250馬力ばりき以上いじょう発揮はっきし、サーキットでポルシェとう高級こうきゅうスポーツカーを映像えいぞうがネットにも多数たすう投稿とうこうされている[16]

その 

[編集へんしゅう]
  • ホンダしゃけアフターパーツを手掛てがける無限むげんからJW1けのRoopaというボディキットが発売はつばいされていた。ウーパールーパーをモチーフにしたデザインで、後部こうぶ灯火ともしびるいマツダ・ポーターキャブのものが流用りゅうようされていた。
  • 2WDしゃのリアサスペンションはメーカーのカタログじょうでは車軸しゃじくしき(トーションビーム)であったが、実際じっさい車軸しゃじくしきにコイルオーバーしきのアブソーバーをわせたはん独立どくりつ懸架けんかである。このような構成こうせいのリアサスペンションは自動車じどうしゃ歴史れきしじょうにおいて非常ひじょうめずらしく、にはトヨタ・シエンタひとし採用さいようれいがある。
  • 初代しょだい(JW1)の前期ぜんき藤島ふじしまやすしかい漫画まんが逮捕たいほしちゃうぞ」に主人公しゅじんこう2にんくるまとして登場とうじょうしている(原作げんさくではEHあらため660DOHCインタークーラレスターボ仕様しよう、アニメばんではエンジンがビートようのE07AにかわそうされたうえにDOHC+インタークーラーきターボされている)。
  • 2代目だいめトゥディ(JA4)が登場とうじょう主人公しゅじんこう漫画まんがに、山口やまぐちかつみクロスオーバーレブ!」がある。
  • 忍者戦隊にんじゃせんたいカクレンジャーだい17にて、土田つちたまさるえんじるサイゾウが購入こうにゅうしたくるまとして登場とうじょう物語ものがたり冒頭ぼうとう破壊はかいされる展開てんかいのため、登場とうじょう場面ばめん自体じたいすくない。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ 斬新ざんしんなスタイルで居住きょじゅうせいにすぐれたけい商用しょうようしゃ「ホンダ・トゥデイ」を発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1985ねん9がつ10日とおか). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  2. ^ すぎもとたかよし (2023ねん8がつ27にち). “80〜90年代ねんだいはホンダデザインの「黄金おうごん時代じだい」! なしに「イケてる」外観がいかん秘密ひみつをデザインのプロが解説かいせつ”. WEB CARTOP. 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  3. ^ ルノー・トゥインゴ」に影響えいきょうあたえたといわれている。
  4. ^ カーデザイナーであるエンリコ・フミアは、ピニンファリーナ在籍ざいせきにホンダとの仕事しごと訪日ほうにちしたさい初代しょだいトゥディを大変たいへんり、イタリアおくってトリノ市街しがいはしまわったとう。さらにはフィアットしゃにトゥディを披露ひろうし「トゥディをコピーすればしん世代せだいチンクェチェント誕生たんじょうする」と提案ていあんしたが、実現じつげんはしなかった。(ネコ・パブリッシングかん Car MAGAZINE No.392より)
  5. ^ けい商用しょうようしゃ「ホンダ・トゥデイ」を発売はつばい
  6. ^ 点火てんか方式ほうしきはアクティとことなるポイントしきであったため、点火てんか時期じき調整ちょうせい煩雑はんざつさや始動しどうせいわるさが目立めだった。
  7. ^ ホンダ・トゥデイMタイプに特別とくべつ仕様しようしゃ設定せってい「ポシェット」として発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1987ねん2がつ20日はつか). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  8. ^ 3気筒きとうしんエンジンを搭載とうさい 基本きほん性能せいのう大巾おおはば向上こうじょう外観がいかん内装ないそう充実じゅうじつしたけいボンネットがたバン 「ホンダ・トゥデイ」とあらたにけい乗用車じょうようしゃをタイプ追加ついか発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1988ねん2がつ8にち). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  9. ^ すぎもとたかよし (2023ねん12月9にち). “あらためりょう」のハズだけどまえのほうがよかったなぁ……デザインのプロが選抜せんばつした「マイチェンまえ」のほうがイケてる外観がいかんのクルマ5だい”. WEB CARTOP. 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  10. ^ 3気筒きとうしんエンジンを搭載とうさい 基本きほん性能せいのう大巾おおはば向上こうじょう外観がいかん内装ないそう充実じゅうじつしたけいボンネットがたバン 「ホンダ・トゥデイ」とあらたにけい乗用車じょうようしゃをタイプ追加ついか発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1990ねん2がつ23にち). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  11. ^ トゥデイ(ホンダ)1990ねん2がつ~1992ねん12月生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020ねん1がつ23にち). 2020ねん1がつ23にち閲覧えつらん
  12. ^ 乗用じょうよう専用せんよう設計せっけいからまれた、あたらしいコンセプトの新型しんがた「トゥデイ」を発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1993ねん1がつ23にち). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  13. ^ 本質ほんしつ感覚かんかく大切たいせつにしたい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (1993ねん1がつ). 2024ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  14. ^ のちに9代目だいめ後期こうきがた日産にっさん・スカイライン(2ドアクーペ)のCMに出演しゅつえん
  15. ^ のち三菱みつびし・シャリオグランディスのCMに出演しゅつえん
  16. ^ 交通タイムス社こうつうたいむすしゃ (2020-06-13JST11:40:51+9:00). “ポルシェやフェラーリが軽自動車けいじどうしゃに「アオられる」衝撃しょうげき岡山おかやま生息せいそくする伝説でんせつの「トゥデイ」の正体しょうたい”. AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ). 2024ねん3がつ13にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]