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マツダ・MAZDA2

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
MAZDA2 / デミオ
日本にっぽん仕様しよう 2019ねん9がつ販売はんばいがた XD L Package
日本にっぽん仕様しよう 2023ねん3がつ販売はんばいがた 15 BD
概要がいよう
別名べつめい サイオン・iA / トヨタ・ヤリスiA(3代目だいめ米国べいこく
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
タイ王国の旗 タイ
メキシコの旗 メキシコ
販売はんばい期間きかん2002ねん2019ねん -
ボディ
ボディタイプ ハッチバック
3ドアハッチバック(2代目だいめ欧州おうしゅうのみ)
4ドアセダン(日本にっぽん国外こくがいけ、3代目だいめベース教習きょうしゅうしゃ)
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
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MAZDA2(マツダ・ツー[1]媒体ばいたいにより「マツダ2」[2])は、マツダ製造せいぞう販売はんばいしているコンパクトカーである。北米ほくべいではサブコンパクトカーに、欧州おうしゅうではBセグメントくるまかくがそれぞれ分類ぶんるいされている。日本にっぽん国内こくない市場いちばけにおいては、当初とうしょデミオ」のくるまめい販売はんばいされていたが、2019ねん9がつ12にちより発売はつばいされる3代目だいめ(「デミオ」としては4代目だいめ)の一部いちぶ改良かいりょうモデルから日本にっぽん国内こくない専用せんようのペットネームを廃止はいしし、グローバルで「MAZDA2」の名称めいしょう販売はんばいされている。

ほんこうでは、2019ねん日本にっぽん国内こくない市場いちばけのくるまめい変更へんこう以降いこう事項じこうについてしるすこととし、それ以前いぜんのモデルの詳細しょうさいについてはマツダ・デミオ記事きじ参照さんしょうされたい。なお、グローバルでの初代しょだいMazda 2が日本にっぽんでいう2代目だいめデミオである(初代しょだいデミオはMazda 121)こと、またフルモデルチェンジをともなわないくるまめい変更へんこうであること(詳細しょうさい後述こうじゅつ)から、モデルの通算つうさんじょう世代せだいめいはグローバルけの世代せだいめい基準きじゅんしるすこととし、「デミオ」としての世代せだいめいとは1世代せだいずれていることに留意りゅういされたい。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

スペインで「わたしの(もの)」を意味いみする「de Mio」(英語えいごでは「of mine」に相当そうとう)をもとにした「デミオ」[3]というペットネームをかんしたくるまとしては、1996ねん誕生たんじょうした初代しょだいモデル(DWけい)があるが、これは既存きそんコンポーネント活用かつようして比較的ひかくてき短期間たんきかん設計せっけい開発かいはつされたコンパクトステーションワゴンであった。オセアニアけには「Mazda 121」の名称めいしょう販売はんばいされ、「デミオ」のペットネームは当初とうしょより日本にっぽん国内こくない市場いちばけのものであった。

その2002ねん発売はつばいされた2代目だいめモデル(DYけい)では初代しょだいデミオ/Mazda 121のコンパクトステーションワゴンという方向ほうこうせい維持いじしつつ、 当時とうじ提携ていけい関係かんけいにあったフォード共有きょうゆうDYプラットフォーム使用しようした「世界せかい戦略せんりゃくしゃ」となり、日本にっぽん国内こくない市場いちばけには「デミオ」のペットネームをぎつつ、グローバルしゃめいとしてはあらたに「Mazda + くるまかくあらわいちけた番号ばんごう」のモデルめい導入どうにゅうすることとなり、「Mazda2」の名称めいしょうあたえられることになった。さらに2007ねん発売はつばいされた次世代じせだいモデル(DEけい、「デミオ」として3代目だいめ、「Mazda2」として2代目だいめ)では欧州おうしゅう市場いちば意識いしきしたコンパクトハッチバックへとコンセプトを変化へんかさせ、2014ねん発売はつばいモデル(DJけい、「デミオ」として4代目だいめ、「Mazda2」として3代目だいめ)ではその方向ほうこうせい一層いっそう深化しんかさせた。

2019ねん5がつ、マツダは小型車こがたしゃ欧州おうしゅう規格きかくでいうCセグメント)のアクセラ全面ぜんめん改良かいりょうするのにわせ、日本にっぽん国内こくないけのくるまめい日本にっぽん国外こくがい市場いちばおなじ「MAZDA3」に変更へんこう以後いご車種しゃしゅについても国内外こくないがいおなしゃめい使つかうことを原則げんそくとする(日本にっぽん国内こくないけも日本にっぽん国外こくがい市場いちばけのモデルめい変更へんこうする)方針ほうしんしめ[4]、2019ねん7がつ18にちにDJけい一部いちぶ改良かいりょうおこなったさいに、「デミオ」についても日本にっぽん国外こくがいけとおなじ「MAZDA2」にくるまめい変更へんこうしたものである[1][5][注釈ちゅうしゃく 1]。この(日本にっぽん市場いちばけの)くるまめい変更へんこうについて、マツダの福原ふくはら和幸かずゆき常務じょうむ執行しっこう役員やくいんは「(『アクセラ』といったくるまめいではなく)マツダというブランドでえらんでもらうのが目的もくてき」「(マツダのSUVモデルである)『CX-3』や『CX-8』の登場とうじょうでペットネームでなくても抵抗ていこうがないお客様きゃくさまおおい」とべており、マツダのブランド価値かち向上こうじょう目指めざしたものであることが示唆しさされている[7]。なお、日本にっぽんではマイナーチェンジとき派生はせいモデルが設定せっていされてくるまめい一部いちぶ変更へんこうとなる事例じれい複数ふくすうあるが、フルモデルチェンジともなわないくるまめい全面ぜんめん変更へんこうはあまりれいがないという[8]

3代目だいめ日本にっぽん初代しょだい) DJけい(2019ねん -)

[編集へんしゅう]
MAZDA2
DJ3FS/DJ3AS/DJLFS/DJ5FS/DJ5ASがた
2014ねん9がつ発売はつばいがた XD Touring L Package
(2014ねん9がつ-2016ねん10がつ
2014ねん9がつ発売はつばいがた XD Touring L Package
(2014ねん9がつ-2016ねん10がつ
室内しつない
概要がいよう
別名べつめい マツダ・Mazda2(日本にっぽん以外いがい販売はんばい地域ちいきでの名称めいしょう
トヨタ・ヤリスXLEハッチバック
販売はんばい期間きかん 2014ねん9がつ26にち -
発表はっぴょう:2014ねん9がつ11にち
設計せっけい統括とうかつ 土井どいあゆみ主査しゅさ
デザイン 柳澤やなぎさわあきら
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 5ドアハッチバック
4ドアセダン:(Mazda2 セダン東南とうなんアジア・南米なんべい市場いちばのみ)
駆動くどう方式ほうしき FF
4WD(15MBをのぞく)
パワートレイン
エンジン S5-DPTSかた/'S5-DPTRかた
1,498cc 直列ちょくれつ4気筒きとう ちょくDOHCディーゼルターボ
P5-VPSかた
1,496cc 直列ちょくれつ4気筒きとう ちょくDOHC
15MB専用せんよう
最高さいこう出力しゅつりょく S5-DPTSかた/'S5-DPTRかた
77kW (105PS)/4,000rpm
P5-VPSかた
85kW (116PS)/6,000rpm
15MB専用せんよう:2015ねん9がつ-
最大さいだいトルク S5-DPTSかた
220N・m (22.4kgf・m)/
1,400-3,200rpm
2WDしゃ
S5-DPTSかた/'S5-DPTRかた
250N・m (25.5kgf・m)/
1,500-2,500rpm
4WDしゃ
P5-VPSかた
148N・m (15.1kgf・m)/
4,000rpm
15MB専用せんよう
変速へんそく 6そくMT(1.5Lガソリン、1.5Lディーゼル/2WDしゃ設定せってい
6そくAT (6EC-AT)(15MBをのぞく)
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち トーションビームしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,570mm
全長ぜんちょう 4,065mm
全幅ぜんぷく 1,695mm
ぜんこう 1,500-1,525mm (2WD)
1,550mm (4WD)
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,050-1,240kg
その
ブレーキ まえ:ベンチレーテッドディスク
:リーディングトレーリングしきドラム
姉妹しまいしゃ トヨタ・ヤリスiA(米国べいこく
トヨタ・ヤリスセダン(カナダ)
トヨタ・ヤリスR(メキシコ)
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  • 2019ねん7がつ18にち - 4代目だいめデミオ(2014ねん発売はつばい開始かいし)をマイナーチェンジ。同時どうじくるまめい日本にっぽん国内こくないけの「デミオ」から日本にっぽん国外こくがいけとおなじ「MAZDA2」に変更へんこう同日どうじつからやく開始かいし[1][9]同年どうねん9がつ12にち発売はつばい開始かいし
    • くるまめい変更へんこうあわせた一部いちぶ改良かいりょう内容ないよう以下いか内容ないようしめすとおりで[9][10]小幅こはばにとどまる。
      • 2016ねん一部いちぶ改良かいりょう投入とうにゅうされたマツダのさい新鋭しんえい車両しゃりょう統合とうごう制御せいぎょ技術ぎじゅつである[11]「G-Vectoring Control」(G-ベクタリング コントロール:GVC)の改良かいりょうばん「GVCプラス」を標準ひょうじゅん装備そうび
      • アダプティブクルーズコントロール(ACC)「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」をぜん車速しゃそく追従ついしょう機能きのうづけ変更へんこう
      • 運転うんてんせき6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能きのう(シート位置いち/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」および自動じどうぼうまぶしルームミラーを設定せってい
      • マツダコネクトはAppleの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」に対応たいおうする機能きのう追加ついか
  • 2020ねん4がつ3にち - マツダの創立そうりつ100周年しゅうねん記念きねんした「100周年しゅうねん特別とくべつ記念きねんしゃ」を発表はっぴょうやく受注じゅちゅう開始かいし(2021ねん3がつ31にちまでの期間きかん限定げんてい受注じゅちゅう)。発売はつばいは6がつ以降いこう[12]
    • 「15S L Package」と「XD L Package」をベースに、バーガンディのフロアカーペットを装備そうびし、ボディカラーに「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を採用さいよう。また、フロアマットとフロントフェンダーには創立そうりつ100周年しゅうねん記念きねんバッジが装着そうちゃくされ、マツダの前身ぜんしんとなる東洋工業とうようこうぎょう創業そうぎょうされたさい制定せいていされていた「まるこうマーク」と現在げんざいのマツダのブランドシンボルマークをかさわせたスペシャルロゴをヘッドレストやキーフォブ(キーフォブは100周年しゅうねん専用せんよう化粧けしょう箱入はこいり)の刻印こくいん、センターホイールキャップのロゴに採用さいよう
    • あわせて、「15S 100周年しゅうねん記念きねん仕様しようしゃ」には、CD/DVDプレーヤー、地上ちじょうデジタルTVチューナー(フルセグ)、シャークフィンアンテナ(ラジオよう)、セーフティクルーズパッケージが特別とくべつ装備そうびした。
  • 2020ねん5月13にち特別とくべつ仕様しようしゃ「White Comfort」を発売はつばい[13]
    • 「15S L Package」、「XD L Package」をベースに、しろほんかわと「グランデュクス(スエード調ちょう人工じんこう皮革ひかく)」、メランジ調しらべわせたシートを採用さいよう
    • ボディカラーはエターナルブルーマイカ、ディープクリムゾンマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ソニックシルバーメタリックをのぞく6しょく設定せっていされる。なお、ほん仕様しようしゃ設定せっていされているポリメタルグレーメタリックは4がつ23にちよりしんいろとしてすべてのカタロググレードにも設定せっていされた。
  • 2020ねん5月28にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「SMART EDITION」を発売はつばい[14]
    • 「15S」・「15S PROACTIVE」をベースに、共通きょうつうでシャークフィンアンテナと360°ビュー・モニターを特別とくべつ装備そうびしたほか、「15S SMART EDITION」にはリアダークガラス、6:4分割ぶんかつリアシート、アドバンストキーレスエントリーシステム、フルオートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)が、「15S PROACTIVE SMART EDITION」にはスマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)がそれぞれ特別とくべつ装備そうびされた。
  • 2020ねん12月3にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「Black Tone Edition」を発売はつばい[15]
    • 「15S PROACTIVE」・「XD PROACTIVE」をベースに、外観がいかんはドアミラーとフロントグリルをグロスブラックにえ、16インチアルミホイールにブラックメタリック塗装とそう採用さいよう。ロアバンパーにメッキかざりほどこされ、シャークフィンアンテナとマフラーカッターを装備そうび内装ないそうはレッドステッチのシートかざりほどこされ、エアコンルーバーベゼルにシルバー/ダークレッド、ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキにほんかわまき採用さいよう。そのほか、MRCC・SBS・LASが特別とくべつ装備そうびされ、ATしゃにはパドルシフト装備そうびされた。
    • なお、ベースしゃ装備そうびされているスーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)と運転うんてんせき&助手じょしゅせきシートヒーターは装備そうびされる。
  • 2021ねん6月24にち - 一部いちぶ商品しょうひん改良かいりょう同時どうじに、特別とくべつ仕様しようしゃ「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」を発売はつばい[16]
    • 「15S PROACTIVE」・「15S PROACTIVE S Package」・「15S L Package」にて、「SKYACTIV-G 1.5」にななうず燃焼ねんしょう「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン)」の採用さいようにより圧縮あっしゅくを14.0にたかめ、WLTCモードによる燃料ねんりょう消費しょうひりつ向上こうじょう。これにより、該当がいとうグレードの2WD・ATしゃは「2030年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん75%達成たっせい」となった(「SKYACTIV-D 1.5」搭載とうさいしゃも2030年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん対応たいおうし、MTしゃは「2030年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん75%達成たっせい」、ATしゃは「どう60%達成たっせい」となる)[17]。また、制御せいぎょプログラムの変更へんこうにより、アクセル操作そうさたいする応答おうとうせいとコントロールせい向上こうじょうされた。
    • 「PROACTIVE」けい以上いじょうのグレードのATしゃには、スマートフォンをコンソールにくだけで充電じゅうでん可能かのうなワイヤレス充電じゅうでんQi)と簡単かんたん登録とうろく操作そうさ次回じかい以降いこうはスマートフォンをさずに自動じどう接続せつぞくされるApple CarPlayワイヤレス接続せつぞくをオプション設定せってい追加ついか。AWDしゃにはフロントガラスにたまったゆきのぞきやすくするワイパーデアイサーを標準ひょうじゅん装備そうび。ボディカラーはチタニウムフラッシュマイカを廃止はいしするわりに、しんいろのプラチナクォーツメタリックが追加ついかされた。
    • 特別とくべつ仕様しようしゃ「Sunlit Citrus」は、「15S PROACTIVE S Package」・「XD PROACTIVE S Package」をベースに、インテリアカラーはグレージュをメインカラーとしてシトラスをしょくはいし、シートにはセーレンの「グランリュクス」を採用さいよう。アドバンスキーはカードがたとなり、インテリアテーマカラーとコーディネートされた2しょく専用せんようキーシェルとフロアマットをどうこり。アンテナはシャークフィンアンテナとなるほか、「15S Sunlit Citrus」はベースグレードではメーカーオプション設定せってい(「XD S PROACTIVE S Package」は標準ひょうじゅん装備そうび)となる360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)と自動じどうぼうまぶしルームミラーも特別とくべつ装備そうびされる。
    • 過去かこ発売はつばいされた特別とくべつ仕様しようしゃ一部いちぶ商品しょうひん改良かいりょうけて継続けいぞく販売はんばいされ、「15S White Comfort」・「15S PROACTIVE SMART EDITION」・「15S Black Tone Edition」は「SKYACTIV-G 1.5」がこう圧縮あっしゅく仕様しようとなり、「15S PROACTIVE SMART EDITION」は「15S PROACTIVE Smart Edition II」へ改名かいめい。また、「15S PROACTIVE」は6MT専用せんようグレードへ移行いこうされた。
  • 2023ねん1がつ27にち - 大幅おおはば商品しょうひん改良かいりょう(ビッグマイナーチェンジ)を発表はっぴょう同日どうじつよりやく受付うけつけ開始かいし、3がつ下旬げじゅん発売はつばい[18]
    • バンパー(フロント・リア)やフロントグリルのデザインをえてフロントフェイスを刷新さっしんするとともに、内装ないそう見直みなおされた。
    • 機種きしゅ(グレード)体系たいけい大幅おおはば変更へんこうされ、2トーン仕様しようのフルホイールキャップを新設しんせつし、ボディカラーのみならず、3しょくのインパネカラー(ピュアホワイト・グロスブラック・グロスライトブルー)、3しょくのルーフカラー(ボディカラー同色どうしょくくわえ、メーカーオプションとして生産せいさん二酸化炭素にさんかたんそ排出はいしゅつりょう低減ていげんはかるため、塗装とそうフィルムえた[19]ルーフフィルムでホワイトまたはブラックを選択せんたく可能かのう)が選択せんたく可能かのうで、用品ようひん拡充かくじゅうしたことでさら豊富ほうふなカラーコーディネーションから選択せんたく可能かのうとしたしんグレード「15 BD」・「XD BD」、特別とくべつ仕様しようしゃ「Black Tone Edition」に16インチ専用せんようアルミホイール(ブラックメタリック塗装とそう/切削せっさく光輝こうき)、専用せんようメッシュグリル(グロスブラック)、ブラック基調きちょうシート(あかライン)を追加ついかし、グレードめい変更へんこうしてカタロググレードした「15 SPORT」・「XD SPORT+」、おなじく特別とくべつ仕様しようしゃだった「Sunlit Citrus」はステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキレバーをほんかわきにえ、パワーシート、ステアリングヒーター、SBS、MRCC、LASを追加ついかうえで、ガソリンモデルの「15 Sunlit Citrus」のみカタロググレード。これに、ベースグレードの「15C」と「XD」、モータースポーツベースしゃの「15MB」をくわえた8機種きしゅ集約しゅうやく整理せいりされた。
    • ボディカラーはディープクリムゾンマイカとエターナルブルーマイカを廃止はいしするわりに、しんいろのエアストリームブルーメタリック(「15 SPORT」・「XD SPORT+」・「15MB」をのぞく)とエアログレーメタリック(「15MB」をのぞく)が追加ついかされたほか、ソウルレッドクリスタルマイカメタリック(特別とくべつ塗装とそうしょく)は「15C」・「XD」への設定せっていが、プラチナクォーツメタリックとジェットブラックマイカは「15 SPORT」・「XD SPORT+」への設定せっていが、スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別とくべつ塗装とそうしょく)とポリメタルグレーメタリックは「15 Sunlit Citrus」への設定せっていが、マシーングレープレミアムメタリック(特別とくべつ塗装とそうしょく)は「15C」・「XD」・「15 Sunlit Citrus」への設定せっていが、セラミックメタリック・ソニックシルバーメタリック・ディープクリスタルブルーマイカは「15 Sunlit Citrus」・「15 SPORT」・「XD SPORT+」への設定せっていがそれぞれ廃止はいしされた。
  • 2023ねん9がつ21にち - 商品しょうひん改良かいりょう発表はっぴょうされた(同日どうじつよりやく受付うけつけ開始かいし、12月下旬げじゅん発売はつばい[20]
    • 「15MB」をのぞ機種きしゅコネクティッドサービス対応たいおうしたマツダコネクトが採用さいようされ、「15C」、「XD」、「15 BD」、「XD BD」にメーカーオプション設定せってい、「15 SPORT」・「XD SPORT+」に標準ひょうじゅん装備そうびされた。マツダコネクト搭載とうさいしゃでは、センターディスプレイが8.8インチに大型おおがたされ、急病きゅうびょう車両しゃりょう故障こしょうとうまんいち事態じたい発生はっせいしたときにオペレーターが救急きゅうきゅう警察けいさつ販売はんばい会社かいしゃ連携れんけいしてユーザーへのサポートをおこなう「マツダエマージェンシーコール」やカーファインダー、リモートコントロールなどの機能きのうまで、コネクテッドサービスが利用りよう可能かのうとなる。
    • 「15 BD」・「XD BD」に設定せっていされている用品ようひんそうパッケージしゃには、フロントグリルやリアルーフスポイラー、フルホイールキャップなどの裏側うらがわにライムグリーンのアクセントがほどこされた「SCI-FI(サイファイ)」があらたに設定せっていされた(推奨すいしょうボディカラー:マシーングレープレミアムメタリック、ジェットブラックマイカ)。
    • 機種きしゅ装備そうび体系たいけい見直みなおしもおこなわれ、「15 BD」・「XD BD」の選択肢せんたくしはばひろがったことにともなって「15 Sunlit Citrus」が廃止はいしされ7機種きしゅ集約しゅうやく。「15 SPORT」・「XD SPORT+」はルーフフィルム・ドアミラーカバー・シャークフィンアンテナがボディ同色どうしょくとなり、ブラックはメーカーオプション設定せっていとなった(ただし、MTしゃ選択せんたくした場合ばあいはブラックのメーカーオプションが同時どうじ装着そうちゃくとなり、メーカーオプションだい上乗うわのせされる)。「XD」は従来じゅうらいメーカーオプション設定せっていだった「ユーティリティパッケージ」が標準ひょうじゅん装備そうびされた。
  • 2024ねん6がつ3にち - 国土こくど交通省こうつうしょうは、MAZDA2の「型式けいしき指定してい」をめぐ不正ふせい行為こういつかったとして、安全あんぜんせい基準きじゅん適合てきごうしているか確認かくにんできるまで出荷しゅっか停止ていし指示しじした[21]

欧州おうしゅうけハイブリッドモデル

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マツダ2ハイブリッド

2021ねん12月6にち、ハイブリッドモデルのMAZDA2 Hybridを2022ねんはる欧州おうしゅう導入どうにゅうすることが発表はっぴょうされた[22][23]。MAZDA2 Hybridはマツダとトヨタ自動車とよたじどうしゃとの協業きょうぎょう一環いっかんとして、トヨタ自動車とよたじどうしゃ子会社こがいしゃのToyota Motor Europeしゃつうじ、日本にっぽんでも販売はんばいされているトヨタ・ヤリスのハイブリッドモデルのOEM供給きょうきゅうけ、マツダブランドとして販売はんばいする。

マツダでは北米ほくべいけにマツダ2を「ヤリスハッチバック」としてトヨタ自動車とよたじどうしゃへOEM供給きょうきゅうおこなった過去かこがあり、欧州おうしゅうではその反対はんたいとしてトヨタ自動車とよたじどうしゃからのOEM供給きょうきゅうけることとなった。

モータースポーツ

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きゅうデミオ時代じだい活動かつどうかたちで、2022ねん現在げんざいスーパー耐久たいきゅう参戦さんせんしている。ただし「MAZDA2」のくるまめい使用しようするのは、バイオディーゼル燃料ねんりょう使用しようしST-Qクラスに参戦さんせんするMAZDA SPIRIT RACINGのみで、ST-5クラスのくるま(2チーム3だい)は依然いぜんとして「デミオ」のくるまめいのままである(なお、HM Racersでは「デミオ2」と表記ひょうきしている)。

またマツダ本社ほんしゃとしてはかかわっていないものの、みなみアフリカやオーストラリアのラリーで、現地げんちディーラーやプライベーターの車両しゃりょうとして4WDキットカーのベース車両しゃりょうにマツダ2がもちいられるれいすくなくない。

脚注きゃくちゅう

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注記ちゅうき

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  1. ^ おな理由りゆう中型ちゅうがた乗用車じょうようしゃDセグメント)の「アテンザ」も先行せんこうして「MAZDA6」にくるまめい変更へんこうされている[6]

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 「MAZDA2」のやく受注じゅちゅう開始かいし』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2019ねん7がつ18にちhttps://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201907/190718a.html2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん 
  2. ^ 「マツダ・デミオ」が「マツダ2」にくるまめい変更へんこう 心地ごこち改善かいぜんなどの一部いちぶ改良かいりょう”. webCG. 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん
  3. ^ デミオのネーミングの由来ゆらいは?”. 2014ねん6がつ19にち閲覧えつらん
  4. ^ “マツダ くるまめい変更へんこうねらう「輸入ゆにゅうしゃ」、もろけん. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. (2019ねん7がつ9にち). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47083240Y9A700C1962M00/ 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん 
  5. ^ “マツダ「MAZDA2」9がつ発売はつばい、「デミオ」から改称かいしょう 安全あんぜん機能きのう拡充かくじゅう (1/2)”. (2019ねん7がつ18にち). https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1907/18/news091.html 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん 
  6. ^ 「MAZDA6」のやく受注じゅちゅう開始かいし』(プレスリリース)マツダ、2019ねん7がつ4にちhttps://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201907/190704a.html2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん 
  7. ^ 「MAZDA3」につづいて2や6も 数字すうじしゃめいはマツダの価値かちげるか”. NEWSポストセブン (2019ねん7がつ4にち). 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん
  8. ^ 萩原はぎはら文博ふみひろ (2019ねん7がつ4にち). “マイナーチェンジでシレッとくるまめいえていた7車種しゃしゅ【マツダ6へのくるまめい変更へんこう記念きねん!?】”. clicccar. 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん
  9. ^ a b マツダ、デミオをくるまめい変更へんこう『MAZDA2』に。あらたなデザインと技術ぎじゅつやく受注じゅちゅう開始かいし”. autosport web. 株式会社かぶしきがいしゃ三栄さんえい (2019ねん7がつ18にち). 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん
  10. ^ マツダ、「デミオ」を「MAZDA2」にくるまめい変更へんこう予約よやく受注じゅちゅう開始かいし”. 株式会社かぶしきがいしゃインプレス. 2019ねん7がつ18にち閲覧えつらん
  11. ^ マツダのしん車両しゃりょう統合とうごう制御せいぎょ技術ぎじゅつ「GVC プラス」について、車両しゃりょう開発かいはつ本部ほんぶ 梅津うめづ大輔だいすけ”. 株式会社かぶしきがいしゃインプレス. 2019ねん8がつ12にち閲覧えつらん
  12. ^ マツダ、「100周年しゅうねん特別とくべつ記念きねんしゃ」のやく受注じゅちゅう開始かいし』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん4がつ3にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202004/200403a.html2020ねん4がつ9にち閲覧えつらん 
  13. ^ マツダ、「MAZDA2」 に特別とくべつ仕様しようしゃ新外しんほかいたしょく追加ついか』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん5がつ13にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202005/200513a.html2020ねん5がつ14にち閲覧えつらん 
  14. ^ マツダ、「MAZDA2」「CX-5」「CX-8」 に特別とくべつ仕様しようしゃ追加ついか』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん5がつ28にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202005/200528a.html2020ねん5がつ29にち閲覧えつらん 
  15. ^ マツダ、特別とくべつ仕様しようしゃ「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」シリーズを発売はつばい』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2020ねん12月3にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202012/201203b.html2020ねん12月3にち閲覧えつらん 
  16. ^ 「MAZDA2」を商品しょうひん改良かいりょうし、特別とくべつ仕様しようしゃ追加ついか』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2021ねん6がつ24にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202106/210624b.html2021ねん6がつ24にち閲覧えつらん 
  17. ^ MAZDA2 主要しゅようしょもと装備そうび” (PDF). マツダ株式会社かぶしきがいしゃ. 2021ねん6がつ24にち閲覧えつらん}
  18. ^ 「MAZDA2」を大幅おおはば商品しょうひん改良かいりょう』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん1がつ27にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2023/202301/230127a.html2023ねん1がつ27にち閲覧えつらん 
  19. ^ マツダ、小型車こがたしゃ「マツダ2」を大幅おおはば改良かいりょう だつ炭素たんそ推進すいしん”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2023ねん1がつ27にち). 2023ねん1がつ27にち閲覧えつらん
  20. ^ 「MAZDA2」「MAZDA CX-3」を商品しょうひん改良かいりょう』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん9がつ21にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2023/202309/230921a.html2023ねん9がつ21にち閲覧えつらん 
  21. ^ トヨタなど5しゃ認証にんしょう不正ふせいりへ 6車種しゃしゅ出荷しゅっか停止ていし”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2024ねん6がつ3にち). 2024ねん6がつ4にち閲覧えつらん
  22. ^ マツダ、「MAZDA2 Hybrid」を欧州おうしゅう導入どうにゅう-トヨタからOEM供給きょうきゅうけ、2022ねんはるから欧州おうしゅうにて販売はんばい開始かいし』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2021ねん12月6にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202112/211206a.html2021ねん12月7にち閲覧えつらん 
  23. ^ マツダばん「ヤリス」世界せかいはつ公開こうかい!トヨタベースの新型しんがた「MAZDA2 Hybrid」にSNS騒然そうぜん!? 「本当ほんとうにマツダ?」のこえ”. くるまのニュース. 2022ねん12月24にち閲覧えつらん

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外部がいぶリンク

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