三菱みつびし・コルトプラス

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三菱みつびし・コルトプラス
Z21/23Wがた
日本にっぽん仕様しよう 2005ねんしきリラックスエディション
台湾たいわん仕様しよう 2013ねん9がつ改良かいりょうがた 
台湾たいわん仕様しよう 2017ねん6がつ改良かいりょうがた 
概要がいよう
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん愛知あいちけん岡崎おかざき
中華民国の旗 台湾たいわん
販売はんばい期間きかん 2004ねん10月 - 2012ねん8がつ日本にっぽん仕様しよう
2007ねん3がつ - (台湾たいわん仕様しよう
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 5ドアトールワゴン/
5ドアステーションワゴン
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
パワートレイン
エンジン 4A90がたDOHC16バルブちょく4MIVEC 1.3L 92PS
4A91がたDOHC16バルブちょく4・MIVEC 1.5L 102PS
4G15がたDOHC16バルブちょく4・MIVEC-ターボ 1.5L 154PS
4G18がたSOHC16バルブちょく4・1.6L 112PS(台湾たいわん仕様しよう前期ぜんきのみ)
変速へんそく INVECS-III CVT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち トーションビームしき(2WD)
トレーリング車軸しゃじくしき(4WD)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,500mm
全長ぜんちょう 4,185mm(台湾たいわん仕様しよう なか・2017ねん6がつ改良かいりょうがたは4,390mm、2020ねん7がつ改良かいりょうがたは4,320mm)
全幅ぜんぷく 1,680mm(台湾たいわん仕様しよう なか・2017ねん6がつ改良かいりょうがたは1,690mm、2020ねん7がつ改良かいりょうがたは1,710mm)
ぜんこう 1,550mm(台湾たいわん仕様しよう なか・2017ねん6がつ改良かいりょうがたは1,555-1,600mm)
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,080kg - 1,150kg
その
ベースしゃ 三菱みつびし・コルト
系譜けいふ
先代せんだい 日本にっぽん
三菱みつびし・ランサーワゴン(←ランサーセディアワゴン、間接かんせつてき
後継こうけい 日本にっぽん
三菱みつびし・デリカD:2間接かんせつてき
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コルト プラスCOLT PLUS) は、三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょうセミトールワゴンおよびステーションワゴンである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2004ねん登場とうじょうコルトをベースにリアを300mmばし、しつ拡大かくだいしている。またどうクラスではつとなる電動でんどうしきリアテールゲート名称めいしょう:エレクトリックテールゲート)を全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびしている。

日本にっぽん国内こくないでは1.5LのMIVEC 直列ちょくれつ4気筒きとうエンジンを搭載とうさいするが、台湾たいわん仕様しよう前期ぜんき)では既存きそん4G1がたでは最大さいだい排気はいきりょうほこる1.6Lの4G18がた搭載とうさいする(後期こうきでは1.5Lの4A91変更へんこう)。

台湾たいわん仕様しよう2007ねん販売はんばいがたには独自どくじのスポーツグレード「イオ」も存在そんざいした[注釈ちゅうしゃく 1]

日本にっぽん仕様しようは2012ねん8がつ販売はんばい終了しゅうりょうしたが、台湾たいわん中華ちゅうか汽車きしゃ)においてはそのどう市場いちば主力しゅりょく車種しゃしゅとして改良かいりょうけながら販売はんばいされつづけている。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 2004ねん10月25にち - 販売はんばい開始かいし同日どうじつにコルトのマイナーチェンジもおこなわれた。グレード体系たいけいは「Standard」、「Sport」、「Sport-X」、「Elegance-X」、「RALLIART」の5つが設定せっていされた[注釈ちゅうしゃく 2]。なお、当時とうじリコール問題もんだい渦中かちゅうであったため、発表はっぴょう会見かいけんは「商品しょうひん説明せつめいかい」として小規模しょうきぼおこなわれた。
  • 2005ねん11月4にち - 一部いちぶ改良かいりょう。グレード体系たいけい変更へんこうし、ビジネスグレードの「1.5S」、ベーシックグレードの「1.5E」、スポーツのテイストをれた「1.5M」、安全あんぜん性能せいのう快適かいてき性能せいのうたかめた上級じょうきゅう仕様しようの「1.5G」、ターボしゃの「RALLIART」となった。バイオクリアフィルターを標準ひょうじゅん装備そうびし、ヘッドライトにはひかりじく調整ちょうせい機構きこう追加ついか。RALLIARTはサスペンションの改良かいりょうにより心地ごこち向上こうじょうした。同日どうじつ、1.5Mをベースにきえしゅう天井てんじょうやオートエアコンとう装備そうびし、MMES(三菱みつびしマルチエンターテイメントシステム)またはパネルいち体型たいけいCDオーディオを選択せんたく可能かのう特別とくべつ仕様しようしゃ「リラックスエディション」、ならびにRALLIARTをベースに、本来ほんらいはメーカーオプションとして用意よういされる2DIN・AVいち体型たいけいDVDナビゲーション「MMES」と4スピーカーを装備そうびした特別とくべつ仕様しようしゃ「ラリーアート ナビエディション」を発売はつばい
  • 2006ねん
    • 5月30にち - RALLIARTを一部いちぶ改良かいりょう同日どうじつ発売はつばいされたコルトRALLIART Version-Rどういちデザインのエクステリアに変更へんこうし、レカロしゃせいフルバケットシートをメーカーオプションで設定せってい。エンジンも排気はいきけい改良かいりょうおこない、最高さいこう出力しゅつりょく向上こうじょうした。
    • 11月21にち - 一部いちぶ改良かいりょう従来じゅうらいの「1.5E」にベージュ基調きちょうのフロントベンチシートとリアプライバシーガラスを標準ひょうじゅん装備そうびしながら価格かかくいたしん廉価れんかグレード「1.5F」、特別とくべつ仕様しようしゃ「リラックスエディション」の装備そうび内容ないよう見直みなおしてカタロググレードした「1.5M(従来じゅうらい設定せっていされていたグレードと仕様しようことなる)」、ブラック基調きちょう内装ないそう専用せんようデザインを採用さいようしたスポーティグレード「1.5RX」の3グレードを追加ついか。ボディカラーも「ディープブルーマイカ」、「アクアメタリック」を追加ついかし、「ミディアムパープルメタリック」を拡大かくだい適応てきおうさせた。
  • 2007ねん
    • 3月 - 台湾たいわん販売はんばい開始かいし中華ちゅうか汽車きしゃによる現地げんち生産せいさんである。
    • 11月14にち - 一部いちぶ改良かいりょう既存きそんの1.5Fと1.5Mを集約しゅうやくし、UV&ヒートプロテクトガラスばちすいフロントドアガラス、オートライトコントロール、エレクトリックテールゲートなどを装備そうびした基本きほん装備そうび便利べんり機能きのうそなえたしんグレード「Very」を追加ついか同時どうじにVeryに7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション(MMES)を追加ついか装備そうびした「Very+navi」も設定せっていされた。既存きそんの「1.5G」と「1.5RX」もメッキづけフロントメッシュグリルやしんシート生地きじ採用さいようするなどの改良かいりょうおこなった。
  • 2008ねん10月23にち - 一部いちぶ改良かいりょうあらたに「Very」をベースにブラックインテリア、ほんかわまきステアリングホイール、タコメーターやハイコントラストメーターを採用さいようしたしんグレード「COOL Very」を追加ついか。このほか、1.5RXにディスチャージヘッドランプを、Veryには4スピーカーと親水しんすい&ヒーテッドドアミラーを標準ひょうじゅん装備そうびした。また、2WDしゃでアイドル回転かいてんすう見直みなおしとCVTのシフトパターンを変更へんこうしたことで燃費ねんぴ向上こうじょう。「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+15%」を達成たっせいした。なお、今回こんかい改良かいりょうともない、Very+navi、RALLIARTを廃止はいしした。
  • 2010ねん6月3にち - 一部いちぶ改良かいりょう。「Very」と「COOL Very」はエンジンの排気はいきりょうを1.3Lに変更へんこうし、2WDしゃ発電はつでん制御せいぎょ導入どうにゅうオルタネーター効率こうりつ向上こうじょうなどで「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+25%」を達成たっせいし、すで適合てきごうみの環境かんきょう対応たいおうしゃ普及ふきゅう促進そくしん税制ぜいせいにおける自動車じどうしゃ取得しゅとくぜい自動車じどうしゃ重量じゅうりょうぜい減税げんぜいがくが50%から75%にげられた。4WDしゃ点火てんかプラグなどの改良かいりょうとうにより「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+15%」を達成たっせいあらたに環境かんきょう対応たいおうしゃ普及ふきゅう促進そくしん税制ぜいせい適合てきごうした。また、「1.5RX」も点火てんかプラグなどの改良かいりょうおこない、燃費ねんぴ向上こうじょうした。ボディカラーはアクアメタリックとえで、チタニウムグレーメタリックを追加ついかした。なお、今回こんかい一部いちぶ改良かいりょうモデルより、5ねん以降いこう車検しゃけん入庫にゅうこ保証ほしょう延長えんちょう点検てんけん(24ヶ月かげつ定期ていき点検てんけん相当そうとう)をけることを条件じょうけん適用てきようされる「最長さいちょう10ねん10まんkm特別とくべつ保証ほしょう延長えんちょう」の対象たいしょう車種しゃしゅとなった。
  • 2011ねん7がつ27にち - 一部いちぶ改良かいりょう。ボディカラーにRVR好評こうひょう、コルトの一部いちぶグレードにすで設定せっていされていた「カワセミブルーメタリック」を追加ついかした。
  • 2012ねん
    • 7がつ - 日本にっぽん国内こくないけが生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこぶん販売はんばい移行いこうする)。台湾たいわん生産せいさんのみとなる。
    • 8がつ - 販売はんばい終了しゅうりょう。ホームページの掲載けいさい終了しゅうりょう[注釈ちゅうしゃく 3]

以下いか台湾たいわん市場いちばのみでの沿革えんかく

  • 2013ねん9月 - 台湾たいわん仕様しよう大幅おおはば改良かいりょう。エクステリアについてはボディシェルと(リヤゲートをのぞいた)ガラス以外いがいのすべてを新造しんぞうとする大掛おおがかりな内容ないようとなり、ドアハンドルもフラップがたからもん取手とってがたへと変更へんこう。サイドパネルにはふかいキャラクターラインがはいった。同時どうじに、前後ぜんごレンズるいにはLEDをそなえて先進せんしんせいをアピール。ホイールハブはPCD100/4あなからPCD114.3/5あなへと変更へんこうされ、あしまわ剛性ごうせいした。内装ないそうについても、デザイン変更へんこう質感しつかん向上こうじょうほどこした。メカニズムについてはエンジンが1.6L・SOHCの4G18がたから1.5L・DOHC・MIVECの4A91がたへと変更へんこうされ、CVTもおなじスポーツモードきだが、6そくから7そく変更へんこうされた。
  • 2014ねん12月 - 派生はせい車種しゃしゅのコルトプラスXスポーツ(X SPORT)を追加ついか。オーバーフェンダーやルーフレール専用せんよう15インチアルミを追加ついかすることで外観がいかんクロスオーバーSUVふう仕上しあげ、インテリアにオレンジしょくのアクセントをくわえたモデルとなっている。
  • 2017ねん6がつ20日はつか - マイナーチェンジ。ヘッドライトを新造しんぞうがたとしたうえで、三菱みつびしあたらしいデザインアイコンである「ダイナミックシールド」をれたフロントマスクを採用さいよう同時どうじに、リヤコンビレンズも新造しんぞうがたのものにえられた。メーターはあらたに「TFTカラーディスプレイ」を採用さいようなお、この改良かいりょうにXスポーツは廃止はいしされた。
  • 2020ねん7がつ - マイナーチェンジ。ボディの全長ぜんちょうが4,320mmに若干じゃっかん短縮たんしゅくされたものの、全幅ぜんぷくは1,710mmに若干じゃっかん拡大かくだい日本にっぽんでいう3ナンバー規格きかく相当そうとう)された。
2017ねん台湾たいわん仕様しようリア

その[編集へんしゅう]

  • 日本にっぽん国内こくないおよびニュージーランドけは名古屋なごや製作所せいさくしょ岡崎おかざき工場こうじょう愛知あいちけん岡崎おかざき)で生産せいさんしており(現在げんざい終了しゅうりょう)、台湾たいわんけは中華ちゅうか汽車きしゃ生産せいさん担当たんとうしている。
  • コルトではつ採用さいようされ、同車どうしゃ特徴とくちょうである「カスタマー・フリー・チョイス」はつづ設定せっていされた。生産せいさん都合つごうじょう一部いちぶ装備そうびしか選択せんたくできないが、インテリアからエクステリアまで幅広はばひろ選択せんたく可能かのうである。(2005ねんのマイナーチェンジで終了しゅうりょう

くるまめい由来ゆらい[編集へんしゅう]

  • 「コルト(仔馬こうま)」に、より『はしり』『しつひろさ』『使つか勝手がってとうの+αあるふぁ要素ようそくわわったため、コルトプラスと命名めいめい

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 「イオ」は、ランサーやアウトランダーにも設定せっていされていた。
  2. ^ RALLIARTをのぞき、4WDしゃ設定せっていがある。
  3. ^ ミラージュのホームページ掲載けいさいからしばらくすると消滅しょうめつした。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]