三菱みつびし・シャリオ

三菱みつびし・シャリオ
2代目だいめ リゾートランナーMS（1997年ねんモデル）
概要がいよう
別名べつめい	三菱みつびし・ニンバス（オーストラリア） 三菱みつびし・スペースバン（フィンランド） 三菱みつびし・エキスポ（北米ほくべい）
製造せいぞう国こく	日本にっぽん（岡崎おかざき市し、名古屋なごや工場こうじょう） ニュージーランド（ポリルア） 中国ちゅうごく（珠たま海うみ市し） 中国ちゅうごく（広東かんとん省しょう湛たたえ江え市し） 中国ちゅうごく（福ふく州しゅう市し）
販売はんばい期間きかん	1983年ねん-2006年ねん
ボディ
ボディタイプ	5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき	FF/4WD
系譜けいふ
後継こうけい	三菱みつびし・グランディス

シャリオ（CHARIOT）は、1983年ねんから2003年ねんまで三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょうが製造せいぞう・販売はんばいしていたミニバンである。

初代しょだい D00系けい（1983年ねん-1991年ねん）

三菱みつびし・シャリオ（初代しょだい） D0型がた
概要がいよう
別名べつめい	三菱みつびし・ニンバス（オーストラリア） 三菱みつびし・スペースバン（フィンランド）
製造せいぞう国こく	日本にっぽん（岡崎おかざき市し、名古屋なごや工場こうじょう） ニュージーランド（ポリルア）
販売はんばい期間きかん	1983年ねん2月がつ - 1991年ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん	7名めい
ボディタイプ	5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき	前輪ぜんりん駆動くどう/四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン	1,597 cc G32B 直列ちょくれつ4気筒きとう (D02W) 1,755 cc G37B 直列ちょくれつ4気筒きとう (D05W) 1,795 cc G62B 直列ちょくれつ4気筒きとう (D03W) 1,997 cc G63B 直列ちょくれつ4気筒きとう (D04W/D08W) 1,795 cc D65T 直列ちょくれつ4気筒きとう ターボディーゼル (D09W)
変速へんそく機き	ELC3速そくAT 5速そくMT 4速そくスーパーシフト（4速そく + Hi-Lo副ふく変速へんそく機き(2速そく) = 8速そく）
サスペンション
前まえ	マクファーソンストラット
後のち	トレーリングアーム
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース	FF:2,625 mm 4WD:2,630 mm
全長ぜんちょう	4,295-4,485 mm
全幅ぜんぷく	1,645 mm
全ぜん高こう	FF:1,525 mm 4WD:1,580 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう	1,133 kg
その他た
ベース車しゃ	三菱みつびし・トレディア
生産せいさん台数だいすう	29万まん1851台だい

初代しょだいは1983年ねん2月がつ23日にちに発売はつばいされ、CMキャラクターにはディズニーの人気にんきキャラクターの一ひとつであるミッキー・マウスが起用きようされた。

シャリオの開発かいはつは1977年ねんに開始かいしされ、1979年ねんにはコンセプトカーとなる「SSW」（スーパースペースワゴン）が第だい23回かい東京とうきょうモーターショーに参考さんこう出品しゅっぴんされた。市販しはん車しゃの車体しゃたい寸法すんぽうはSSWより一いち回まわり大おおきくなっている。2ボックスボディに3列れつシートという、当時とうじは類るいを見みないタイプの乗用車じょうようしゃであり、同どう時期じきの日産にっさん・プレーリー、ダッジ・キャラバンと並ならんで、ミニバンの先駆さきがけといわれる車種しゃしゅである。

ベースとなったのはトレディア（初代しょだいミラージュの姉妹しまい車しゃ）で、駆動くどう方式ほうしきは発売はつばい当初とうしょはFFのみであったが、1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）6月がつにパートタイム4WD、同年どうねん10月がつにディーゼルターボを追加ついか、さらに4WDはビスカスカップリング式しきフルタイム4WDとなった。

また、4WDが発売はつばいされた1984年ねんにファラオラリーへ参戦さんせん、ガソリン4WD無む改造かいぞうクラスにてクラス優勝ゆうしょうした。

本ほんモデルはRVブームやバブル景気けいきと相あいまって、8年ねんにわたって販売はんばいされる長寿ちょうじゅモデルとなった。

グレード構成こうせい

最終さいしゅう的てきなグレードとしては、2.0 L 4WDのMT、MF、ME、1.8L FFのMX、MH、Thanks（サンクス：当初とうしょは特別とくべつ仕様しよう車しゃで登場とうじょう｡後ごにカタログモデルに格上かくあげ）、1.8 L FFターボディーゼルのMFとなっている。なお、1983年ねん - 1987年ねんには、1.8 Lガソリンターボ（G62B型がた）搭載とうさいのMRも存在そんざいした。

また、特別とくべつ仕様しよう車しゃに「ロスアンデス」（スポーツ用品ようひん企業きぎょう）との共同きょうどう開発かいはつという触ふれ込こみで販売はんばい、MTのバリエーションで冬季とうき用ようウインタースペシャル）や「ビーチボーイ」（MTのバリエーションで夏季かき用ようを意識いしきしたモデル）もあった。

年とし式しきによりヘッドランプが異い型かたシールドビームとなっている。

年表ねんぴょう

• 1983年ねん7月がつ - D03Wにターボ車しゃ追加ついか発売はつばい
• 1984年ねん5月 - D02W・D03W：マイナーチェンジ（'85M）
• 1984年ねん6月がつ - ガソリン2.0 Lにプッシュボタン式しきパートタイム4WDを設定せってい（フルライン4WD化かの一貫いっかん）
• 1984年ねん10月がつ - 1.8 Lディーゼルターボエンジン（4D65T）を設定せってい（フルラインターボ化かの一貫いっかん）
• 1984年ねん11月 - スキーレジャー向むけ特別とくべつ仕様しよう車しゃの「ロスアンデス」を発売はつばい
• 1985年ねん9月 - D02W・D03W・D05W・D08W・D09W：マイナーチェンジ（'86M）
• 1986年ねん9月 - D05W・D08W・D09W：マイナーチェンジ（'87M）／全車ぜんしゃドアミラー化か＆サイクロンエンジン搭載とうさい
• 1987年ねん8月がつ - D05W・D08W・D09W：マイナーチェンジ（'88M）／大型おおがたバンパーのデザイン変更へんこう
• 1988年ねん10月 - D05W・D08W・D09W：マイナーチェンジ（'89M）／フロントグリルの統一とういつ化か
• 1989年ねん8月がつ - D05W・D08W・D09W：マイナーチェンジ（'90M）

エンジンバリエーション

• 1.6L　ガソリンエンジン　：G32B（4G32）
• 1.8L　ガソリンエンジン　：G37B（4G37）/G62B（4G62）/G62Bターボ（4G63T）
• 1.8L　ディーゼルエンジン：4D65ターボ(4D65T)
• 2.0L　ガソリンエンジン　：G63B（4G63）

• 
  初代しょだい（リア：後期こうき型がた）輸出ゆしゅつ車両しゃりょう
• 
  欧州おうしゅう仕様しようのスペースワゴン（フロント）
• 
  スペースワゴン（リア）

2代目だいめ N30/N40系けい（1991年ねん-1997年ねん）

三菱みつびし・シャリオ（2代目だいめ） N30/N40型がた
前期ぜんき型がた フロント
前期ぜんき型がた リア
後期こうき型がた フロント
概要がいよう
別名べつめい	三菱みつびし・エキスポ（北米ほくべい）
製造せいぞう国こく	日本にっぽん（岡崎おかざき市し、名古屋なごや工場こうじょう） ニュージーランド（ポリルア） 中国ちゅうごく（珠たま海うみ市し） 中国ちゅうごく（広東かんとん省しょう湛たたえ江え市し）
販売はんばい期間きかん	1991年ねん5月 - 1997年ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん	7名めい
ボディタイプ	5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき	前輪ぜんりん駆動くどう/四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン	1,800 cc 4G93 直列ちょくれつ4気筒きとう (中国ちゅうごく) 1,997 cc 4G63 直列ちょくれつ4気筒きとう 2,351 cc 4G64 直列ちょくれつ4気筒きとう
変速へんそく機き	5速そくMT 4速そくAT
サスペンション
前まえ	マクファーソンストラット
後のち	セミトレーリングアーム
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース	2,720 mm
全長ぜんちょう	4,515 mm(1992-94) 4,555 mm(1995-97)
全幅ぜんぷく	1,695 mm
全ぜん高こう	1,580 mm(1992-94) 1,670 mm(1995-97)
その他た
生産せいさん台数だいすう	29万まん9313台だい

2代目だいめは1991年ねん5月23日にちに発売はつばいされた。 駆動くどう方式ほうしきはFF・ビスカスカップリング式しきフルタイム4WDとなっている。先行せんこうして発売はつばいされていた初代しょだいRVRはシャーシや主要しゅようコンポーネンツを共有きょうゆうする姉妹しまい車しゃである。トランスミッションは5速そくMTとフロア4速そくAT（2.4 Lガソリンはフロア4速そくATのみ）が用意よういされ、副ふく変速へんそく機きは廃止はいしされた。1994年ねん9月がつには大幅おおはばなマイナーチェンジが施ほどこされフォグランプがフロントバンパーに内蔵ないぞうされるなど外装がいそうに変更へんこうを施ほどこした後期こうきモデルに移行いこうしている。

さらには1995年ねん5月がつ、4G63インタークーラーターボ（5速そくMT・230PS／4速そくAT・220PS）＋4WDを搭載とうさいしたリゾートランナーGTが追加ついかされた。本ほん車しゃは当時とうじ「世界せかい最速さいそくの7人にん乗のり」や「シャリオエボリューション」とも言いわれるほどであり、また1987年ねんまで初代しょだいシャリオに存在そんざいしていた1.8MRターボ以来いらいのミニバンのターボ車しゃでもあった。

2代目だいめは多彩たさいなシートアレンジとルーフバリエーションが特徴とくちょうであり、シートはアレンジ次第しだいで12通とおりの組くみ合あわせが楽たのしめ、ルーフは通常つうじょうのものに加くわえ「クリスタルライトルーフ仕様しよう」（ハイルーフな上うえ、前ぜん席せき頭上ずじょうにチルトアップガラスルーフ、2列れつ目め頭上ずじょうにスライドガラスルーフ、3列れつ目め頭上ずじょうにはめ込こみガラス）や、「リゾートランナーシリーズ」（ハイルーフ＋前ぜん席せき頭上ずじょうにチルトアップガラスルーフ）、特装車とくそうしゃとして車椅子くるまいす仕様しよう車しゃ [シャリオ（車椅子くるまいす仕様しよう）　E-N33W（改あらため）]（1994年ねんにグッドデザイン賞しょうを受賞じゅしょう）が存在そんざいしていた。

また、特別とくべつ仕様しよう車しゃとして「ロスアンデス」（冬季とうき特別とくべつ仕様しよう）や「ロード」（初代しょだいRVRスポーツギア用ようのオーバーフェンダー、背面はいめんタイヤ、リアバンパーを追加ついかした3ナンバー仕様しよう）、さらにモデル末期まっきには「タウンクルーザー」（MXをベースにエアロパーツを装備そうび）なども存在そんざいしていた。

年表ねんぴょう

• 1991年ねん5月 - 発売はつばい。
• 1993年ねん5月 - クリスタルライトルーフ追加ついか。
• 1994年ねん9月 - マイナーチェンジ。後期こうき型がたに移行いこう。
• 1995年ねん5月 - リゾートランナーGTを追加ついか。
• 1996年ねん5月 - リゾートランナー MSやリゾートランナー MX、リゾートランナーのノンターボシリーズ追加ついか。リゾートランナーGTは、メーターパネルをホワイトアウトに変更へんこう。3列れつ目めシートを廃はいしたリゾートランナーGT-Vが登場とうじょう。全車ぜんしゃに運転うんてん席せきエアバッグを標準ひょうじゅん装備そうびし、キーレスエントリーを別べつ体からだ式しきから一体いったい式しきに変更へんこう。CM出演しゅつえん者しゃはシェイプUPガールズ。
• 1997年ねん2月がつ 安全あんぜん装備そうび（エアバッグとABS）を標準ひょうじゅん装備そうびとしたリゾートランナーMXフィエロと2.0MXフィエロが追加ついか。

エンジン遍歴へんれき

• 1991年ねん5月 - 2.0Lガソリン SOHC8バルブ
• 1992年ねん6月がつ - 2.0Lガソリン SOHC16バルブ（105PS→135PS）、2.0Lディーゼルターボ（88PS）
• 1993年ねん5月 - 2.0Lガソリン SOHC16バルブ（135PS）、2.4Lガソリン SOHC16バルブ（145PS）、2.0Lディーゼルターボ（88PS）
• 1994年ねん9月 - 2.0Lガソリン SOHC16バルブ（135PS）、2.4Lガソリン SOHC16バルブ（145PS）、2.0Lディーゼルインタークーラーターボ（94PS）
• 1995年ねん5月 - 2.0Lガソリン SOHC16バルブ（135PS）、2.4Lガソリン SOHC16バルブ（145PS）、2.0LガソリンDOHC16バルブインタークーラーターボ（5速そくMT・230PS／4速そくAT・220PS）、2.0Lディーゼルターボ（94PS）

エンジンバリエーション

• 2.0L　ガソリンエンジン　：4G63
• 2.0L　ディーゼルエンジン：4D68
• 2.4L　ガソリンエンジン　：4G64

• 
  後期こうき型がた リア
• 
  シャリオリゾートランナーGT
• 
  クリスタルライトルーフ仕様しよう
• 
  エキスポ フロント（北米ほくべい仕様しよう）
• 
  エキスポ リア（北米ほくべい仕様しよう）

3代目だいめ シャリオグランディス N80/N90系けい（1997年ねん-2003年ねん）

三菱みつびし・シャリオグランディス (3代目だいめ) N80/N90型がた
前期ぜんき型がた フロント
前期ぜんき型がた リア
概要がいよう
別名べつめい	三菱みつびし・ニンバス（豪州ごうしゅう） 三菱みつびし・スペースワゴン（欧州おうしゅう・中国ちゅうごく）
製造せいぞう国こく	日本にっぽん（岡崎おかざき市し、名古屋なごや工場こうじょう） 中国ちゅうごく（福ふく州しゅう市し）
販売はんばい期間きかん	1997年ねん10月 - 2003年ねん5月 2004年ねん – 2006年ねん（中国ちゅうごく） ※いずれも生産せいさん終了しゅうりょう年月日ねんがっぴ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん	6/7名めい
ボディタイプ	5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき	前輪ぜんりん駆動くどう/四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン	2.0 L 4G63 直列ちょくれつ4気筒きとう 2.4 L 4G64 直列ちょくれつ4気筒きとう 2.4 L 4G69 直列ちょくれつ4気筒きとう（中国ちゅうごく） 3.0 L 6G72 V型がた6気筒きとう
変速へんそく機き	4速そくAT
サスペンション
前まえ	マクファーソンストラット
後のち	セミトレーリングアーム
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース	2,780 mm
全長ぜんちょう	4,650 mm
全幅ぜんぷく	1,775 mm(1998-2000) 1,780 mm(2001-03)
全ぜん高こう	1,650 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう	1,570-1,720 kg
その他た
生産せいさん台数だいすう	23万まん9186台だい
系譜けいふ
後継こうけい	三菱みつびし・グランディス

3代目だいめは1997年ねん10月17日にちに発売はつばい。本ほんモデルから、シャリオの名なにグランディスのサブネームが追加ついかされた。 競合きょうごう車しゃを意識いしきしたため先代せんだいよりもボディは拡大かくだいされ、全車ぜんしゃ3ナンバーボディとなった。

先代せんだいで特徴とくちょう的てきだったシートアレンジの多様たようさは引ひき継つがれており、6人にん乗のりでは3列れつ目めを取とり外はずし可能かのうとするなど、使つかい勝手がってが考慮こうりょされたものとなっている。また当時とうじクラス初はつのインパネシフトを採用さいよう。グレードは最上級さいじょうきゅうから「ROYAL」、「SUPEREXCEED」、「EXCEED」、「TOURING」、「MX-SELECT」、「MX」、最さい廉価れんか「MX-B」（受注じゅちゅう生産せいさん）の7グレード構成こうせい。「ROYAL」のみ本ほん革かわシートを装備そうび。シートは6人にん乗のり（セカンドシートがキャプテンシート）、7人にん乗のり（セカンドシートがベンチシート）を選択せんたくできた（ツーリングは7人にん乗のりのみ）。ミッションは4速そくATのみ。駆動くどう方式ほうしきは「FF」、「フルタイム4WD」の2系統けいとうとなっている。また、8ナンバー登録とうろくの「NEST basic」は助手じょしゅ席せき回転かいてんシートが設もうけてある。ベースは「MXセレクト」。

デビュー当初とうしょは全車ぜんしゃに2.4L DOHC16バルブ・GDIガソリンエンジンを搭載とうさい、追おってディアマンテと同おなじ3.0L V6 DOHC24バルブ・GDIガソリンエンジンを搭載とうさいし「ロイヤル」シリーズも追加ついかされるが、後のちに3.0Lは廃止はいしされる。

GDIエンジンには電子でんし制御せいぎょスロットル（DBW）が採用さいようされているが、アクセルポジションセンサーが一般いっぱん的てきなアクセルペダルに隣接りんせつする形かたちではなく、エンジンルーム内ないに設置せっちされている為ため、アクセルペダルとアクセルポジションセンサーの間あいだにワイヤーが介在かいざいする変則へんそく的てきな機構きこうとなっている（後年こうねんRB1/2型がたオデッセイアブソルートも同様どうようのDBWとなっている）。

1998年ねん3月がつにはおよそ1万まん1,000台だいの売うり上あげを記録きろくし、大だいヒットとなった。

2003年ねん5月がつにグランディスが発売はつばいされたため、生産せいさん中止ちゅうし。これにより20年間ねんかん続つづいた「シャリオ」の名前なまえが消滅しょうめつした。

歴史れきし

• 1997年ねん10月17日にち - 発売はつばい。初期しょきグレードは「スーパーエクシード」、「エクシード」、「MXセレクト」、「MX」、「MX-B」（最さい廉価れんか受注じゅちゅう生産せいさんグレード）の5つ。CM出演しゅつえん者しゃは飯島いいじま直子なおこ・木村きむら東ひがし吉きち。キャッチコピーは「その頼たのもしさ、BIG DADDY GRANDIS」「自分じぶんに楽たのしく、家族かぞくに優やさしい」「父とうちゃんカッコイイ」。
• 1998年ねん3月がつ - 1万まん1000台だい達成たっせい。
• 1999年ねん - メッキドアミラー、メッキドアハンドルを装備そうびした限定げんてい仕様しよう車しゃ「SUPEREXCEEDリミテッド」、「EXCEEDサンルーフリミテッド」を発売はつばい。
• 1999年ねん12月 - 上級じょうきゅうグレードのロイヤルシリーズを発売はつばい。「ロイヤル」、「ロイヤルエクシード」の２ふたつ。
• 2000年ねん1月がつ - 「ツーリング」追加ついか。
• 2000年ねん5月 - マイナーチェンジ。G-LEV化かされる。エクステリアのリア部分ぶぶんでは、リアガーニッシュにナンバープレートホルダーとなる樹脂じゅしパーツが設置せっちされた。「MITSUBISHI」のエンブレムは、スリーダイヤに変更へんこう、「GDI」のロゴは右みぎから左ひだりに。「CHARIOT」のロゴはナンバープレート上じょうから、樹脂じゅしパーツの右側みぎがわに変更へんこう。また、フェンダーのコーナーマーカー下したにあったGDIエンブレムも無なくなった。「SUPEREXCEED」、「EXCEED」にHID（ディスチャージヘッドランプ）を追加ついか。
• 2000年ねん7月がつ - ロイヤルシリーズに「ロイヤルツーリング」追加ついか。
• 2001年ねん11月 - マイナーチェンジ。エクステリアは2.4Lモデルのフロントグリルが一新いっしんされ、ボディサイドにあるターンシグナルランプのレンズがクリアに変更へんこうされた。また、カーナビゲーションの記録きろくメディアがCD-ROMからDVD-ROMに切きり替かえられた。
• 2002年ねん5月 - ロイヤルシリーズの生産せいさん終了しゅうりょう。
• 2003年ねん5月 - 2.4Lモデルの生産せいさん終了しゅうりょう。

• 
  前期ぜんき型がた ツーリング フロント
• 
  前期ぜんき型がた ツーリング リア
• 
  ニンバス（豪州ごうしゅう仕様しよう）
• 
  スペースワゴン フロント（欧州おうしゅう仕様しよう）
• 
  スペースワゴン リア（欧州おうしゅう仕様しよう）

生産せいさん・販売はんばい台数だいすう

年とし	製造せいぞう	販売はんばい
		Domestic	Export
1995	41,943	figures unavailable
1996	33,648
1997	59,448
1998	88,251
1999	63,010
2000	26,734	22,821	10,092
2001	15,907	10,472	7,018
2002	10,595	3,724	7,310
2003	4,043	49	4,536
2004	138	-	208

(Sources: Fact & Figures 2000, Fact & Figures 2005, Mitsubishi Motors website)

海外かいがいでの販売はんばい

北米ほくべい市場いちばへは初代しょだいおよび2代目だいめが輸出ゆしゅつされエキスポとして販売はんばいされたほか、その他たの地域ちいきでは販売はんばい先さきによりスペースワゴン・Nimbus等とうを名乗なのっていた。クライスラーにもOEM供給きょうきゅうされ、ダッジ/プリムス・コルトビスタ、イーグル・ビスタワゴンとして販売はんばいされた。

また、2代目だいめは韓国かんこくの現代げんだい自動車じどうしゃからライセンス生産せいさん車くるま「サンタモ」が発売はつばい(生産せいさんはグループ企業きぎょうの現代げんだい精せい工こう(現げん：ヒュンダイモービス))されており、初代しょだいRVRやシャリオ・ロード（特別とくべつ仕様しよう車しゃ）と同様どうようの背面はいめんタイヤを装備そうびしていた｢サンタモプラス｣もあった。起亜きあ自動車じどうしゃの「カースター/ジョイス」のベース車両しゃりょうにもなっている（当初とうしょはサンタモのビッグマイナーチェンジ版ばんとして開発かいはつされていたが、現代げんだい自動車じどうしゃが起亜きあ自動車じどうしゃを買収ばいしゅうした関係かんけいで起亜きあブランドで販売はんばいされた）。

3代目だいめは台湾たいわんの中華ちゅうか汽車きしゃが『サブリン（SAVRIN）』（マイナーチェンジ後ごはスポーツグレードのみ「サブリンインスパイア」に変更へんこう）、中国ちゅうごくの東南とうなん汽車きしゃが『菱ひし紳しん：ソベラン（SOVERAN）』の名なで現地げんち生産せいさん・販売はんばいしていた。サブリンの中なか後期こうきモデル（2004年ねん～2014年ねん）は元もとの車両しゃりょうが分わからないほど大幅おおはばにデザインが変更へんこうされていた。

• 
  ダッジ・コルトビスタ
• 
  イーグル・ビスタワゴン
• 
  エキスポ
• 
  キア・ジョイス
• 
  ヒュンダイ・サンタモプラス
• 
  サブリンインスパイア 後期こうき型がた
• 
  サブリンインスパイア 後期こうき型がた

車くるま名めいの由来ゆらい

Chariot（シャリオ：フランス語ふらんすご）

古代こだいギリシャや古代こだいローマで使用しようされた戦闘せんとう用よう二に輪りん馬車ばしゃの種類しゅるい（チャリオット）。

Grandis（グランディス：フランス語ふらんすご由来ゆらいの造語ぞうご）

雄大ゆうだい（Grandios ）より。

Santamo (サンタモ：英語えいご由来ゆらいの造語ぞうご)

SAfety aNd TAlented MOtorからのアクロニム。

関連かんれん項目こうもく

• 三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょう
• 三菱みつびし・ミラージュ
• 三菱みつびし・トレディア
• 三菱みつびし・コルディア
• 三菱みつびし・RVR
• 三菱みつびし・グランディス
• 三菱みつびし・ディオン
• 日産にっさん・プレーリー
• ミニバン

外部がいぶリンク

ヒュンダイ・サンタモに関かんするカテゴリ:

• ヒュンダイの車種しゃしゅ
• アクロニムを使用しようしたブランド