和田わだ豊ゆたか

和田わだ 豊ゆたか

阪神はんしんタイガース 二に軍ぐん監督かんとく #86
阪神はんしんタイガース一軍いちぐん監督かんとく時代じだい （2012年ねん8月がつ17日にち 明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	千葉ちば県けん松戸まつど市し
生年月日せいねんがっぴ	(1962-09-02) 1962年ねん9月2日にち（61歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	174 cm 72 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	二塁手にるいしゅ、遊撃手ゆうげきしゅ、三塁手さんるいしゅ
プロ入いり	1984年ねん ドラフト3位い
初はつ出場しゅつじょう	1985年ねん7月がつ11日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2001年ねん10月がつ1日にち（引退いんたい試合しあい）
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
選手せんしゅ歴れき
千葉ちば県立けんりつ我孫子あびこ高等こうとう学校がっこう 日本にっぽん大学だいがく 阪神はんしんタイガース (1985 - 2001)
監督かんとく・コーチ歴れき
阪神はんしんタイガース (2001 - 2015, 2023 - )
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オリンピック
男子だんし 野球やきゅう
金きむ	1984 ロサンゼルス	野球やきゅう

和田わだ 豊ゆたか（わだ ゆたか、1962年ねん9月2日にち - ）は、千葉ちば県けん松戸まつど市し出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ、右みぎ投とう右みぎ打だ）、プロ野球やきゅう監督かんとく。

阪神はんしんタイガース監督かんとく退任たいにん後ごは、阪神球団はんしんきゅうだんオーナー付づけシニアアドバイザーを経へて、2017年ねん11月1日にちから球団きゅうだん本部ほんぶ付づけテクニカルアドバイザー（TA）を務つとめた。2023年ねんからは二に軍ぐん監督かんとくを務つとめる。

概要がいよう

1985年ねんに阪神はんしんへ入団にゅうだんしてから、阪神はんしん一筋ひとすじフランチャイズ・プレイヤーとして他た球団きゅうだんへ移籍いせきすることなく2001年ねんまで現役げんえき生活せいかつを送おくった。

現役げんえき引退いんたい後ごは、一軍いちぐん・二に軍ぐんでのコーチを経へて、2012年ねんから2015年ねんまで一軍いちぐんの監督かんとくを歴任れきにん。阪神はんしんにおいて、選手せんしゅ・コーチ・監督かんとく時代じだいを通つうじて、31シーズン連続れんぞくで現場げんばで従事じゅうじした人物じんぶつは、和田わだが初はじめてである。

ロサンゼルスオリンピック野球やきゅうの金かねメダリスト。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

松戸まつど市立しりつ常盤平ときわだいら第だい一いち小学校しょうがっこう、松戸まつど市立しりつ常盤平ときわだいら中学校ちゅうがっこうから我孫子あびこ高校こうこうに進学しんがくし、1978年ねん、1年生ねんせいの時ときに三塁手さんるいしゅとして夏なつの甲子園こうしえんに出場しゅつじょうした。2回戦かいせん（初戦しょせん）で石嶺いしみね和彦かずひこのいた豊見城とみぐすく高だかに延長えんちょう10回かいサヨナラ負まけを喫きっする。1年ねん上級じょうきゅうに板沢いたざわ峰みね生せい、仲野なかの和男かずお、菅原すがわら悦郎えつろうがいる。

高校こうこう卒業そつぎょう後ごは日本にっぽん大学だいがくへ進学しんがくした。当時とうじの日大にちだいは東都とうと大学だいがく野球やきゅうリーグ二に部ぶに低迷ていめいしていたが、1981年ねん秋季しゅうき二に部ぶリーグで優勝ゆうしょうし、入にゅう替がえ戦せんで国士舘こくしかん大だいを下くだし、一部いちぶに昇格しょうかくした。一部いちぶ優勝ゆうしょうには届とどかなかったが、1983年ねん春季しゅんきリーグでは、1年ねん下かのエース石井いしい宏ひろしの好投こうとうもあって駒大こまだいに次つぐ2位い（同どう勝かち点てん、勝率しょうりつ差さ）となり、自身じしんも首位しゅい打者だしゃを獲得かくとくした。東都とうと一部いちぶリーグ通算つうさん78試合しあい出場しゅつじょう、288打数だすう94安打あんだ、打率だりつ.326、4本塁打ほんるいだ、22打点だてん。ベストナイン（遊撃手ゆうげきしゅ）2回かい。

1983年ねんから2年ねん連続れんぞくで日米にちべい大学だいがく野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかい日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされたほか、1984年ねんのロサンゼルスオリンピック野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょうとして出場しゅつじょうし、金きんメダルを獲得かくとくした。

現役げんえき時代じだい

1984年ねん、阪神はんしんタイガースにドラフト3位いで指名しめいされ入団にゅうだん。同年どうねん限かぎりで引退いんたいした藤田ふじた平たいらの後継こうけい者しゃとして期待きたいされ、藤田ふじたがつけていた背番号せばんごう6を与あたえられた。

1985年ねん、山脇やまわき光治こうじと入いれ替かわる形かたちで一軍いちぐんに昇格しょうかくし、プロ初はつ打席だせきは四球しきゅうだった。新人しんじん選手せんしゅながら39試合しあいに出場しゅつじょうし、チーム初はつの日本一にっぽんいち達成たっせいに控ひかえ内野ないや手しゅとして貢献こうけんした。

1988年ねんに監督かんとくに就任しゅうにんした村山むらやま実みのるから、大野おおの久ひさ・中野なかの佐たすく資しと共ともに“阪神はんしんタイガース少年しょうねん隊たい”と命名めいめいされる。開幕かいまくから平田ひらた勝男かつおに代かわり遊撃手ゆうげきしゅに抜擢ばってきされ、二に番ばん打者だしゃとして活躍かつやく。当時とうじの日本にっぽん記録きろくを更新こうしんする56犠打ぎだを記録きろくし、規定きてい打席だせき（14位い、打率だりつ.279）にも到達とうたつした。1988年ねんにはスイッチヒッターにも挑戦ちょうせんしたが、現役げんえき生活せいかつは右みぎ打者だしゃに徹てっした。

1989年ねんにも最多さいた犠打ぎだを記録きろくし、小しょう技わざと堅実けんじつな守備しゅびでチームの中心ちゅうしん選手せんしゅとなった。

1990年ねんには、打率だりつ.304（リーグ5位い）と自身じしん初はつの3割わり越こえを記録きろく。シーズン本塁打ほんるいだ8本ほんは生涯しょうがい最高さいこうの本数ほんすうであり、この年とし最後さいごの本塁打ほんるいだとなる8号ごうはランニングホームランであった。長打ちょうだ率りつも生涯しょうがい唯一ゆいいつ4割わりを超こえたが、同年どうねんの三振さんしん59個こが生涯しょうがいワーストの数字すうじともなった。

レギュラー獲得かくとく当初とうしょは二に番ばん打者だしゃとしての起用きようが多おおかったが、勝負しょうぶ強つよく三振さんしんの少すくない打撃だげきを買かわれて徐々じょじょに一番いちばんに定着ていちゃくし、低迷ていめいする阪神はんしんをチームリーダーとして引ひっ張ぱった。

1992年ねんからは岡田おかだ彰布あきのぶに代かわって二塁手にるいしゅに回まわり、3年ねん連続れんぞくでゴールデングラブ賞しょうを受賞じゅしょうした。特とくに1992年ねんはルーキーイヤー以来いらいとなるチームの優勝ゆうしょう争あらそいに貢献こうけんし、ベストナインにも選えらばれた。芸術げいじゅつ的てきな流ながし打うちや、追おい込こまれてからの勝負しょうぶ強つよさを武器ぶきに「安打あんだ製造せいぞう機き」として活躍かつやくし、通算つうさん1,739安打あんだを記録きろくした。

1993年ねんにリーグ最多さいた安打あんだ（当時とうじはタイトルではない）となるなど、巧たくみ打だの内野ないや手しゅとして活躍かつやくした。一方いっぽう、極端きょくたんに長打ちょうだの少すくない打者だしゃとして知しられ、1991年ねんから1993年ねんまで、規定きてい打席だせきに達たっしていながら3年ねん連続れんぞくで0本塁打ほんるいだであった。1994年ねん5月がつ25日にちの巨人きょじん8回戦かいせん（甲子園こうしえん）で打うった2点てん本塁打ほんるいだは1,930打席だせきぶりに出でたもので、走者そうしゃを置おいての本塁打ほんるいだはプロ入いり3,673打席だせき目めで初はじめてだった。

1994年ねんは打率だりつ.318（リーグ4位い）と、自己じこ最高さいこうの成績せいせきを残のこし首位しゅい打者だしゃ争あらそいにも加くわわる。シーズン終了しゅうりょう後ごの契約けいやく更改こうかいで阪神はんしんの生はえ抜ぬき選手せんしゅとしては初はつの1億おく円えんプレーヤーとなる（球団きゅうだん初はつの1億おく円えんプレーヤーは石嶺いしみね和彦かずひこ）。この年としの打順だじゅんは前半ぜんはん戦せんは一番いちばん打者だしゃ、後半こうはん戦せんはロブ・ディアーの不振ふしんに伴ともない三さん番ばん打者だしゃを任まかされていた。この年としのシーズン147本ほん単打たんだは、1988年ねんに新井あらい宏昌ひろあきが記録きろくした144本ほんを上回うわまわったが、オリックスのイチローが151本ほんを記録きろくした為ため、このシーズン終了しゅうりょう時点じてんではセ・リーグ新しん記録きろくと日本にっぽんプロ野球やきゅう歴代れきだい2位い（右みぎ打者だしゃとしては1位い）となった（セ・リーグ記録きろくとしては2003年ねんに赤星あかほし憲けん広ひろが並ならび、2004年ねんが荒木あらき雅博まさひろが更新こうしん）。

1995年ねんは前年ぜんねん最終さいしゅう戦せんで自じ打球だきゅうを足あしに当あて骨折こっせつした影響えいきょうから不振ふしんに陥おちいり、関川せきかわ浩一こういちに一番いちばん打者だしゃを譲ゆずり二に番ばんを打うつことが多おおかった。

1996年ねんは開幕かいまくから七なな番ばん打者だしゃとしてスタートするが、5月がつ下旬げじゅんには一番いちばんに戻もどり成績せいせきも復調ふくちょう。チーム事情じじょうにより三塁手さんるいしゅとしての出場しゅつじょうが多おおかった。11月に行おこなわれた日米にちべい野球やきゅうにも出場しゅつじょう。特とくに甲子園こうしえんでの試合しあいでは野茂のも英雄ひでおから三塁打さんるいだを打うち5打点だてんを挙あげる活躍かつやくをみせた。

1997年ねんは再ふたたび二塁手にるいしゅ、シーズン当初とうしょから好調こうちょうを維持いじし、開幕かいまくからの連続れんぞく安打あんだとしては日本にっぽん記録きろくとなる24試合しあい連続れんぞく安打あんだを記録きろくしたが、7月がつの中日ちゅうにち戦せんで死球しきゅうを受うけ、左手ひだりて人差ひとさし指ゆびと中指なかゆびを骨折こっせつし、9月がつまで2か月げつ間あいだ戦線せんせんを離脱りだつした。レギュラー定着ていちゃく後ご初はつの100試合しあい未満みまんに終おわったが、3年ねんぶりに打率だりつ3割わりに到達とうたつした。

1998年ねんは結膜炎けつまくえんにかかり、一時期いちじき眼鏡めがねをかけて出場しゅつじょうしていた。

1999年ねんに野村のむら克也かつやが阪神はんしんの監督かんとくに就任しゅうにんした際さい「監督かんとくが変かわっても僕達ぼくたちは変かわらない」と発言はつげんしたと報道ほうどうされ、初はじめてのミーティングの際さいに野村のむらから「変かわらないからチームが低迷ていめいしたままなんだ」と叱責しっせきを受うけた（後述こうじゅつ）。シーズンでは打率だりつは3割わりを越こえたが、連続れんぞく規定きてい打席だせき到達とうたつは11年ねんで途切とぎれた。

2000年ねんは開幕かいまくから三塁手さんるいしゅとしてスタメンに入はいったが、攻守こうしゅに衰おとろえが露呈ろていして4月がつ半なかばにスタメン落おちし、以降いこうはベンチを温あたためる事ことが増ふえ、一軍いちぐん定着ていちゃく後ご自己じこワーストの成績せいせきに終おわる。オフの契約けいやく更改こうかいでは、年俸ねんぽう9,200万まん円えんから大幅おおはばダウンとなる推定すいてい4,600万まん円えんと、翌年よくねんから打撃だげきコーチ兼任けんにん（コーチ年俸ねんぽうとして別途べっと1,000万まん円えん）となることが発表はっぴょうされた。

2001年ねんは、1988年ねん以来いらい続つづけていた開幕かいまくスタメンが途切とぎれ、開幕かいまくから7月がつまで20打席だせき以上いじょうヒットの出でない日々ひびが続つづき、初はつヒットが出でたのは7月がつ11日にちであった。選手せんしゅとしては二に度どの二に軍ぐん落おちを経験けいけんする一方いっぽう、コーチとして一軍いちぐんに帯同たいどうしたため練習れんしゅう時間じかんの確保かくほができず、特とくにビジターでは感覚かんかくがずれないよう一般いっぱんのバッティングセンターに通かようこともあった。

9月21日にちに現役げんえき引退いんたいを表明ひょうめいし、10月1日にちの巨人きょじん戦せんが引退いんたい試合しあいとして行おこなわれた。この年とし唯一ゆいいつのスタメンとなる1番ばん二塁にるいで起用きようされ、右前みぎまえヒットと四球しきゅうで二に度ど出塁しゅつるい、二に度どともホームを踏ふんだ。この日ひが最後さいごの指揮しきとなった巨人きょじんの長嶋ながしま茂雄しげお監督かんとく（同おなじ千葉ちば県けん出身しゅっしんでもある）への花束はなたば贈呈ぞうてい式しきの後のち、和田わだの引退いんたいセレモニーが行おこなわれ、スピーチでは球団きゅうだん関係かんけい者しゃ・同僚どうりょうへの感謝かんしゃの言葉ことばに続つづき「…日本一にっぽんいちの球場きゅうじょうで常つねによいコンディションで試合しあいをさせていただいた阪神はんしん園芸えんげいの皆みなさん。そして、いつも影かげで支ささえてくれた裏方うらかたの皆みなさん、マスコミ関係かんけいの皆みなさん…」という裏方うらかたへの感謝かんしゃの言葉ことばが語かたられた。

和田わだの引退いんたいにより、1985年ねんの優勝ゆうしょう・日本一にっぽんいちを知しる現役げんえき選手せんしゅは皆無かいむとなった。

現役げんえき引退いんたい後ご

阪神はんしんコーチ時代じだい

2002年ねんからは背番号せばんごうを86に変更へんこうして一軍いちぐん打撃だげきコーチ専任せんにんとなった。

2003年ねんのリーグ優勝ゆうしょうを後押あとおしした。

2004年ねんは二に軍ぐん野手やしゅ総合そうごうコーチを務つとめる。

2005年ねんには一軍いちぐん打撃だげきコーチに復帰ふっきし、チームは2年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうを果はたす。コーチとして緻密ちみつなデータ解析かいせきをすることで選手せんしゅの信頼しんらいを得えた。

2007年ねんから同級生どうきゅうせいである広澤ひろさわ克実かつみの打撃だげきコーチ就任しゅうにんに伴ともない、内野ないや守備しゅび走塁そうるいコーチに配置はいち転換てんかんされた。2007年ねんは一塁いちるい、2008年ねんは三塁さんるいのベースコーチを担当たんとうした。

2009年ねんからは再ふたたび一軍いちぐん打撃だげきコーチに配置はいち転換てんかんされた。

阪神はんしん監督かんとく時代じだい

2011年ねん10月28日にち、コーチからの内部ないぶ昇格しょうかくで阪神はんしん監督かんとくに就任しゅうにんした。阪神はんしん生はえ抜ぬきの監督かんとくとしては、1998年ねん限かぎりで退任たいにんした吉田よしだ義男よしお以来いらい14年ねんぶりとなる。就任しゅうにん会見かいけんでは「今いまの戦力せんりょくに少すこしのスパイスを加くわえれば優勝ゆうしょう争あらそいできる」と発言はつげんし、4月がつ始はじめに出版しゅっぱんした著書ちょしょ『猛虎もうこ復活ふっかつ』の中なかでもスパイス（のちに和田わだ自身じしんはネット上じょうなどで「スパイス」と揶揄やゆされるようになる）と呼よぶチーム復活ふっかつへの具体ぐたい的てき手法しゅほうを提示ていじし、外野がいや守備しゅび走塁そうるいコーチに関川せきかわ浩一こういちを招聘しょうへいした。

監督かんとく就任しゅうにん1年ねん目めの2012年ねんは、主力しゅりょく選手せんしゅの不振ふしんや選手せんしゅ層そうの薄うすさ等とうでチームが低迷ていめいし、また巨人きょじん戦せんで大おおきく負まけ越こしたことも響ひびき、チームは5位いに終おわった。

2013年ねんは、前述ぜんじゅつの「スパイス」としてシーズン前まえにメジャーから獲得かくとくした西岡にしおか剛つよしと福留ふくとめ孝介こうすけ、ドラフト1位いの藤浪ふじなみ晋すすむ太郎たろうらを加くわえた戦力せんりょくが噛かみ合あい、交流こうりゅう戦せんでは一時いちじ単独たんどく首位しゅいに立たったが、巨人きょじんに奪うばい返かえされて以降いこうは首位しゅいに立たつことはなく、8月がつ27日にちからの巨人きょじんとの直接ちょくせつ対決たいけつ3連戦れんせんで3連敗れんぱいしたことも響ひびき、巨人きょじんの優勝ゆうしょうを許ゆるした。結果けっかとして3年ねんぶりのシーズン勝かち越こしとクライマックスシリーズ進出しんしゅつを決定けっていさせたが、最終さいしゅう的てきには巨人きょじんに12.5差さの2位いに終おわる。広島ひろしまとのクライマックスシリーズファーストステージ（甲子園こうしえん）では、2連敗れんぱいを喫きっし敗退はいたいした。

2014年ねんは、交流こうりゅう戦せんで9勝しょう15敗はいと大おおきく負まけ越こすも、7年ねんぶりとなる8連勝れんしょうで前半ぜんはん戦せん貯金ちょきんターンを確定かくていさせた。一方いっぽう、9月には6連敗れんぱいを喫きっするなど不安定ふあんていな時期じきも存在そんざいした。しかし、9月27日にちには前年ぜんねんに続つづいてのクライマックスシリーズ進出しんしゅつを確定かくていさせ、75勝しょう68敗はい1分ふん（勝率しょうりつ.524）とし、前年ぜんねんより若干じゃっかんながら成績せいせきを向上こうじょうさせる結果けっかとなった。最終さいしゅう的てきに2年ねん連続れんぞく2位いとなった。クライマックスシリーズでは、ファーストステージの広島ひろしま戦せんを1勝しょう1分ふんで勝かちあがり、ファイナルステージでは巨人きょじんを相手あいてに4連勝れんしょうし、球団きゅうだん史上しじょう初はつのクライマックスシリーズ制覇せいはで、9年ねんぶりとなる日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつを決きめた。日本にっぽんシリーズでは、2003年ねんの日本にっぽんシリーズ以来いらいの日本にっぽんシリーズでのホークス戦せんで、球団きゅうだんにとっても、当時とうじコーチだった和田わだにとっても雪辱せつじょくを果はたす好機こうきであったが、結果けっかは1勝しょう4敗はいに終おわり、雪辱せつじょくを果はたしての29年ねんぶり日本一にっぽんいちとはならなかった。

2015年ねんは、中日ちゅうにちを相手あいてに開幕かいまく3連勝れんしょうでスタートしたが、その後ごは調子ちょうしを落おとし、序盤じょばんは借金しゃっきんが続つづいた。しかし5月がつ28日にちの東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス戦せんで、球団きゅうだん史上しじょう初はつの交流こうりゅう戦せん開幕かいまく3連勝れんしょうと球団きゅうだん通算つうさん5,000勝しょうを達成たっせいした（巨人きょじんに次ついで12球団きゅうだん中ちゅう2番目ばんめの早はやさでの達成たっせいである）。しかし、この年としも終盤しゅうばん失速しっそくし、リーグ優勝ゆうしょうを逃のがしたことから、同どうシーズン限かぎりでの退任たいにんが決きまった。最終さいしゅう的てきに3位いでシーズンを終おえた。CSファーストステージではリーグ2位いの巨人きょじんと対戦たいせんしたが1勝しょう2敗はいで敗退はいたいした。

監督かんとく退任たいにんにより、1985年ねんに選手せんしゅとして入団にゅうだん以来いらい、31年ねん連続れんぞくして着用ちゃくようし続つづけた阪神はんしんタイガースのユニフォームを脱ぬぐこととなった。

監督かんとく退任たいにん後ご

2015年ねん12月1日にち付づけで、球団きゅうだん新設しんせつポストとなるオーナー付づけシニアアドバイザー（SA）に就任しゅうにんした。就任しゅうにん後ごは、坂井さかい信也しんやオーナーに情報じょうほうやアドバイスを随時ずいじ提供ていきょうする一方いっぽうで、中村なかむら勝広かつひろGM（チームの遠征えんせいに帯同たいどうしていた同年どうねん9月がつ23日にちに東京とうきょうで急逝きゅうせい）が担になっていた「フロントと現場げんばの橋渡はしわたし役やく」を引ひき継ついだ。

SA職しょくの就任しゅうにん後ごは関西かんさいテレビ・NHK大阪おおさか放送ほうそう局きょく・MBSテレビ・サンテレビなどでのプロ野球やきゅう中継ちゅうけいにゲスト出演しゅつえんしたり、サンケイスポーツの野球やきゅう評論ひょうろん家かとしても活動かつどうしている。

2017年ねん11月1日にち付づけで、球団きゅうだん本部ほんぶ付づけテクニカルアドバイザー（TA）へ異動いどうした。特命とくめいスカウトとして、アマチュア野球やきゅうの視察しさつ・調査ちょうさ活動かつどうに本腰ほんごしを入いれている。その一方いっぽうで、トラックマン（投球とうきゅうや打球だきゅうの軌道きどうを測定そくていする機器きき）をチームに導入どうにゅうする2018年ねんシーズンからは、トラックマンで計測けいそくされたデータの分析ぶんせきを担当たんとうする。同年どうねんから新設しんせつされた振興しんこう部ぶの運営うんえいによって、2018年ねん4月がつ1日にちに開校かいこうの「タイガースアカデミー　ベースボールスクール」（中学生ちゅうがくせいまでの児童じどう向むけ野球やきゅう教室きょうしつ）でも、特別とくべつ顧問こもんとして定期ていき的てきに指導しどうへ赴おもむいている。2020年ねん2月がつの二に軍ぐん安芸あき春季しゅんきキャンプでは、臨時りんじコーチとして、一軍いちぐん監督かんとくからの退任たいにん以来いらい5年ねんぶりに現場げんばでの指導しどうを行おこなった。

2023年ねんより、この年とし再さい就任しゅうにんした岡田おかだ彰布あきのぶ監督かんとくから「いつまでネクタイしとんねん」と言いわれたことがきっかけで二に軍ぐん監督かんとくの就任しゅうにん要請ようせいを受うけ、阪神はんしんの二に軍ぐん監督かんとくに就任しゅうにん。一軍いちぐん監督かんとく経験けいけん者しゃが二に軍ぐん監督かんとくに就任しゅうにんするのは阪神はんしんでは初はじめて。8年ねんぶりの現場げんば復帰ふっきとなる。

人物じんぶつ

• 家族かぞくは、妻つまと1男なん2女じょ（第だい一いち子しが長女ちょうじょで、第だい二に子し・第だい三子みつごの長男ちょうなんと次女じじょが双子ふたご）。長男ちょうなんは、報徳ほうとく学園がくえん高等こうとう学校がっこうの内野ないや手しゅとして、2009年ねんの第だい81回かい選抜せんばつ高等こうとう学校がっこう野球やきゅう大会たいかいに出場しゅつじょうした。卒業そつぎょう後ごに進学しんがくした関西大学かんさいだいがくでもプレーし、3年生ねんせいになった2012年ねんからは一塁いちるい手しゅとして、関西かんさい学生がくせい野球やきゅうリーグの公式こうしき戦せんなどにレギュラーで出場しゅつじょうした。
• 我孫子あびこ高校こうこうでは声優せいゆう・音響おんきょう監督かんとくの辻谷つじたに耕史こうじ、声優せいゆうのこおろぎさとみと同級生どうきゅうせいで、辻谷つじたにとは3年生ねんせいの時ときにクラスメートであった。
• プロ野球やきゅう選手せんしゅになる前まえは教師きょうしを目指めざしていた。幼少ようしょう期きからの夢ゆめであり、小学生しょうがくせい時代じだいは教師きょうしになるための一環いっかんで剣道けんどうや水泳すいえい教室きょうしつにも通かよっていた。大学だいがく4年生ねんせいであった1984年ねんにロサンゼルス五輪ごりんの日本にっぽん代表だいひょうメンバーに選えらばれると、教員きょういん採用さいよう試験しけんの日程にっていと重かさなり、悩なやんだ末すえに幼少ようしょう期きからの夢ゆめを断念だんねんした。
• 野村のむら克也かつやが監督かんとくに就任しゅうにんした際さいの「僕ぼくたちは変かわらない」という発言はつげんで野村のむらから激はげしく叱責しっせきを受うけているが、これは野村のむらの野球やきゅうを受うけ入いれないという否定ひてい的てきなニュアンスではなく「別べつにサッカーをやるのではなく、我々われわれはこれまでと変かわらず野球やきゅうをやるのだから、これほどのチャンスを生いかさない手てはない」という、むしろ野村のむらの就任しゅうにんは歓迎かんげいするニュアンスの言葉ことばであった。また、野村のむらの監督かんとく就任しゅうにんにあたって、「難むずかしいデータにしばられるのではないか」「スコアラーなども仕事しごとが増ふえて大変たいへんになるのではないか」という不安ふあんの声こえも上あがっていたチーム内ないに対たいする言葉ことばでもあったが、マスコミ報道ほうどうによって正せい反対はんたいの意味いみに捉われてしまい起おきてしまった騒動そうどうであった。
• 2000年ねん6月7日にちの巨人きょじん11回戦かいせん（東京とうきょうドーム）では、前年ぜんねんまでチームメイトだった投手とうしゅのダレル・メイと対戦たいせん。打席だせきに入はいっていた和田わだがタイムを要求ようきゅうし打席だせきを外はずしたところ、この行為こういを遅延ちえん行為こういだと思おもい込こみ憤慨ふんがいしたメイに頭部とうぶへ速球そっきゅうをぶつけられそうになった。幸さいわい和田わだには当あたらず野村のむら監督かんとくの抗議こうぎもなかったため、試合しあいはそのまま続行ぞっこうされたが、メイが故意こいに和田わだの頭あたまを狙ねらって投なげたことが試合しあい後ごに分わかり、メイは出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんとなった。なお、和田わだはこの打席だせきで二塁打にるいだを打うち、乱闘らんとうを呼よぶことなく報復ほうふくを果はたした。
• 現役げんえき時代じだいのオフシーズンでは、1日にちだけ思おもいっきり長打ちょうだを狙ねらうバッティング練習れんしゅうをする日ひを設もうけていた。これは「自分じぶんみたいな非力ひりきな打者だしゃは長打ちょうだを狙ねらっていけない」と自分じぶんを戒いましめていた和田わだが、この日ひに思おもいっきり長打ちょうだを連発れんぱつすることでシーズン中ちゅうの「長打ちょうだを打うちたい」という欲よくを解消かいしょうするためのものである。また、現役げんえき時代じだいから膨大ぼうだいな資料しりょうや選手せんしゅの特徴とくちょうをメモ（和田わだノート）に記載きさい。指導しどう者しゃに転てんじてからも、「和田わだノート」への記載きさい内容ないようを作戦さくせん面めんで生いかしていた。
• 阪神はんしん一軍いちぐん打撃だげきコーチ在任ざいにん中ちゅうの2003年ねんに、阪神はんしんの公式こうしきサイト で日記にっき「虎とらの意地いじ」を連載れんさい。現役げんえき時代じだいや外見がいけんの地味じみで大人おとなしいイメージからは考かんがえられないような内容ないようで話題わだいを呼よんだ。なお、同年どうねん10月がつには、連載れんさい内容ないようをまとめた単行本たんこうぼん『虎とらの意地いじ 和田わだコーチの野球やきゅう日記にっき』を集英社しゅうえいしゃから発売はつばい（ISBN 978-4087803853）。2008年ねんの春季しゅんきキャンプから2009年ねん4月がつまでは 「虎とらの意地いじPart2」、2009年ねん8月がつから2011年ねんの春季しゅんきキャンプ期間きかん中ちゅうまで 「虎とらの意地いじPart3」 を個人こじんブログとして開設かいせつしていた。
• 阪神はんしん一軍いちぐん監督かんとく時代じだいの2014年ねんには、クライマックスシリーズ　ファイナルステージ第だい4戦せんの勝利しょうりで日本にっぽんシリーズの進出しんしゅつを決きめた際さいに、ナインが和田わだの胴上どうあげを準備じゅんびしていた。しかし、レギュラーシーズンを2位いで終おえたという事情じじょうから、「胴上どうあげは日本一にっぽんいちになった時ときにしてもらいたい」として胴上どうあげを辞退じたいした。インタビューでも「あくまでも優勝ゆうしょうしたのはジャイアンツですから」とコメントした。結局けっきょく日本にっぽんシリーズでは敗退はいたいしたため、監督かんとく在任ざいにん中ちゅうの胴上どうあげは実現じつげんしなかった。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
1985	阪神はんしん	39	54	49	10	14	0	0	0	14	2	0	0	0	0	5	0	0	3	3	.286	.352	.286	.638
1986		8	5	3	0	1	1	0	0	2	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0	.333	.333	.667	1.000
1987		54	59	53	8	13	1	0	1	17	2	3	2	3	0	3	0	0	9	2	.245	.286	.321	.606
1988		127	493	398	57	111	12	1	1	128	20	17	3	56	1	37	0	1	51	5	.279	.341	.322	.663
1989		129	563	476	61	141	20	4	1	172	25	18	8	40	1	45	0	1	39	7	.296	.358	.361	.719
1990		126	569	496	72	151	16	4	8	199	36	17	9	12	3	54	6	4	59	8	.304	.375	.401	.776
1991		129	565	494	50	147	13	3	0	166	34	9	13	10	2	58	4	1	48	14	.298	.371	.336	.707
1992		132	606	550	65	153	23	8	0	192	23	1	6	15	0	40	3	1	48	9	.278	.328	.349	.677
1993		127	579	511	63	161	22	2	0	187	36	4	1	18	2	47	2	1	35	15	.315	.373	.366	.738
1994		130	601	519	76	165	13	3	2	190	43	8	7	11	3	65	3	3	40	6	.318	.395	.366	.761
1995		130	569	509	49	136	22	4	1	169	35	4	4	11	1	45	0	3	39	14	.267	.330	.332	.662
1996		130	573	520	66	155	22	3	5	198	44	2	7	6	4	43	2	0	48	10	.298	.349	.381	.730
1997		96	423	390	51	117	17	5	2	150	26	2	0	1	3	25	1	4	44	4	.300	.346	.385	.731
1998		130	495	438	39	119	15	1	4	148	32	1	4	10	1	45	0	1	39	10	.272	.340	.338	.678
1999		101	379	334	30	101	13	3	3	129	23	4	4	11	0	32	1	2	29	13	.302	.367	.386	.753
2000		88	228	194	19	49	8	1	1	62	20	3	2	6	0	26	4	2	16	3	.253	.347	.320	.666
2001		37	44	38	4	5	2	0	0	7	2	0	0	0	0	6	1	0	7	0	.132	.250	.184	.434
通算つうさん：17年ねん		1713	6805	5972	720	1739	220	42	29	2130	403	93	70	212	21	576	27	24	554	123	.291	.355	.357	.711

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

年度ねんど別べつ監督かんとく成績せいせき

レギュラーシーズン

年とし 度ど	球たま 団だん	順じゅん 位くらい	試ためし 合ごう	勝かち 利り	敗はい 戦せん	引 分ぶん	勝かち 率りつ	ゲ ｜ ム 差さ	本ほん 塁るい 打だ	打だ 率りつ	防ぼう 御お 率りつ	年とし 齡よわい
2012	阪神はんしん	5位い	144	55	75	14	.423	31.5	58	.236	2.65	50歳さい
2013		2位い	144	73	67	4	.521	12.5	82	.255	3.07	51歳さい
2014		2位い	144	75	68	1	.524	7.0	94	.264	3.88	52歳さい
2015		3位い	143	70	71	2	.496	6.0	78	.247	3.47	53歳さい
通算つうさん：4年ねん			575	273	281	21	.493	Aクラス3回かい、Bクラス1回かい

ポストシーズン

年とし 度ど	球たま 団だん	大だい 会かい 名な	相そう 手て	勝かち 敗はい
2013	阪神はんしん	セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ	広島東洋ひろしまとうようカープ （セ・リーグ3位い）	0勝しょう2敗はい=敗退はいたい
2014		セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ	広島東洋ひろしまとうようカープ （セ・リーグ3位い）	1勝しょう1分ふん=ファイナルステージ進出しんしゅつ
		セ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ	読売よみうりジャイアンツ （セ・リーグ1位い）	4勝しょう1敗はい=日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつ (※1)
		日本にっぽんシリーズ	福岡ふくおかソフトバンクホークス （パ・リーグ1位い）	1勝しょう4敗はい=敗退はいたい
2015		セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ	読売よみうりジャイアンツ （セ・リーグ2位い）	1勝しょう2敗はい=敗退はいたい

• 勝敗しょうはいの太字ふとじは勝利しょうりしたシリーズ

※1 アドバンテージの1敗はいを含ふくむ。

タイトル

• 最多さいた安打あんだ（当時とうじ連盟れんめい表彰ひょうしょうなし）：1回かい（1993年ねん） ※1994年ねんより表彰ひょうしょう

表彰ひょうしょう

• ベストナイン：2回かい（1992年ねん、1994年ねん）
• ゴールデングラブ賞しょう：3回かい（1992年ねん - 1994年ねん）
• 月間げっかんMVP：1回かい（1997年ねん4月がつ）
• ヤナセ・阪神はんしんタイガースMVP賞しょう：1回かい（1989年ねん）
• サンスポMVP大賞たいしょう：1回かい（1997年ねん）
• 松戸まつど市民しみん栄誉えいよ賞しょう（2001年ねん）

記録きろく

初はつ記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう：1985年ねん7月がつ11日にち、対たいヤクルトスワローズ13回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、5回かい裏うらに伊藤いとう宏光ひろみつの代打だいだで出場しゅつじょう
• 初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：1985年ねん7月がつ17日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ14回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう） 、6番ばん・二塁手にるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ安打あんだ・初はつ打点だてん：同上どうじょう、2回かい表ひょうに川口かわぐち和久かずひさから中前ちゅうぜん適時てきじ打だ
• 初はつ本塁打ほんるいだ：1987年ねん8月がつ21日にち　対たい中日ちゅうにちドラゴンズ17回戦かいせん（ナゴヤ球場きゅうじょう）、9回かい表ひょうに鹿島かしま忠ただしからソロ

節目ふしめの記録きろく

• 1000安打あんだ：1994年ねん7月がつ26日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ17回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、6回かい裏うらに宮本みやもと和知わちから右前みぎまえ適時てきじ打だ ※史上しじょう178人にん目め
• 1000試合しあい出場しゅつじょう：1994年ねん10月がつ4日にち、対たい横浜よこはまベイスターズ26回戦かいせん（横浜よこはまスタジアム）、3番ばん・二塁手にるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう ※史上しじょう323人にん目め
• 1500安打あんだ：1998年ねん5月がつ23日にち、対たい横浜よこはまベイスターズ7回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、4回かい裏うらにパット・マホームズから投手とうしゅ内野ないや安打あんだ ※史上しじょう74人にん目め
• 1500試合しあい出場しゅつじょう：1999年ねん4月がつ18日にち、対たいヤクルトスワローズ3回戦かいせん（福岡ふくおかドーム）、2番ばん・三塁手さんるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう ※史上しじょう125人にん目め
• 200犠打ぎだ：1999年ねん6月がつ1日にち、対たい横浜よこはまベイスターズ9回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、1回かい裏うらに福ぶく盛もり和男かずおから一塁いちるい前ぜん犠打ぎだ ※史上しじょう19人にん目め

その他たの記録きろく

• シーズン最多さいた犠打ぎだ日本にっぽん記録きろく（当時とうじ） 1988年ねん・56犠打ぎだ
• 開幕かいまく連続れんぞく試合しあい安打あんだ日本にっぽん記録きろく　1997年ねん・24試合しあい
• オールスターゲーム出場しゅつじょう：7回かい（1989年ねん、1992年ねん - 1996年ねん、1999年ねん）
• オールスターゲーム通算つうさん打率だりつ.433（30打数だすう13安打あんだ）

背番号せばんごう

• 6（1985年ねん - 2001年ねん）
• 86（2002年ねん - 2015年ねん、2023年ねん -）

登場とうじょう曲きょく

• 『Smoke on the Water』Deep Purple

関連かんれん情報じょうほう

作品さくひん

• 虎とらの意地いじ（ザ・マサダ、1998年ねん4月がつ）
• 虎とらの意地いじ-和田わだコーチの野球やきゅう日記にっき（集英社しゅうえいしゃ、2003年ねん10月がつ）
• 虎とらの挑戦ちょうせん-和田わだコーチの野球やきゅう日記にっき「虎とらの意地いじ」（宝島社たからじましゃ、2004年ねん2月がつ）
• 猛虎もうこ復活ふっかつ（宝島社たからじましゃ、2012年ねん4月がつ）

関連かんれん項目こうもく

• 千葉ちば県けん出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 日本にっぽん大学だいがくの人物じんぶつ一覧いちらん
• 阪神はんしんタイガースの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 和田わだ豊ゆたか - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)
• 和田わだ豊ゆたかオフィシャルブログ『虎とらの意地いじパート３』 - Ameba Blog
• 和田わだ豊ゆたかオフィシャルブログ『虎とらの意地いじパート２』
• 阪神はんしんタイガースHP内うち 和田わだ豊ゆたかオフィシャルサイト『虎とらの意地いじ』