西岡にしおか剛つよし (内野ないや手しゅ)

西岡にしおか剛つよし

北九州きたきゅうしゅう下関しものせきフェニックス 総そう監督かんとく #7
阪神はんしん時代じだい （2014年ねん3月がつ11日にち）
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	奈良なら県けん奈良なら市し
生年月日せいねんがっぴ	(1984-07-27) 1984年ねん7月がつ27日にち（39歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	182 cm 80 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投なげ両りょう打だ
ポジション	遊撃手ゆうげきしゅ、二塁手にるいしゅ、三塁手さんるいしゅ
プロ入いり	2002年ねん ドラフト1巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	NPB / 2003年ねん6月がつ23日にち MLB / 2011年ねん4月がつ1日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
選手せんしゅ歴れき
大阪桐蔭おおさかとういん高等こうとう学校がっこう 千葉ちばロッテマリーンズ (2003 - 2010) ミネソタ・ツインズ (2011 - 2012) 阪神はんしんタイガース (2013 - 2018) 栃木とちぎゴールデンブレーブス (2019 - 2021) 福岡ふくおか北九州きたきゅうしゅうフェニックス 北九州きたきゅうしゅう下関しものせきフェニックス (2022 - 2023)
監督かんとく歴れき
福岡ふくおか北九州きたきゅうしゅうフェニックス 北九州きたきゅうしゅう下関しものせきフェニックス (2022 - )
国際こくさい大会たいかい
代表だいひょうチーム	日本にっぽん
五輪ごりん	2008年ねん
WBC	2006年ねん
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獲得かくとくメダル
日本にっぽん
ワールド・ベースボール・クラシック
金きむ	2006	野球やきゅう

西岡にしおか 剛つよし（にしおか つよし、1984年ねん7月がつ27日にち - ）は、大阪おおさか府ふ大東だいとう市し生うまれ、奈良なら県けん奈良なら市し出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ）、監督かんとく。右みぎ投なげ両りょう打だ。

ニックネームはつよぽん。

日本にっぽんプロ野球やきゅう（NPB）とメジャーリーグ（MLB）、ベースボール・チャレンジ・リーグ（BCL）の栃木とちぎゴールデンブレーブスでのプレーを経へて、2021年ねん11月17日にちに選手せんしゅ兼任けんにんで九州きゅうしゅうアジアリーグ・福岡ふくおか北九州きたきゅうしゅうフェニックス（現げん・北九州きたきゅうしゅう下関しものせきフェニックス）の初代しょだい監督かんとくに就任しゅうにんし、2024年ねんからは専任せんにんの総そう監督かんとくを務つとめる。

NPBの一軍いちぐん公式こうしき戦せんにおける内野ないや手しゅおよびスイッチヒッターとしてのシーズン最多さいた安打あんだ記録きろく保持ほじ者しゃで、2010年ねんのシーズン692打席だせきはNPB記録きろく。千葉ちばロッテマリーンズ時代じだいの2007年ねんに限かぎって、名前なまえ（剛つよし）をロろーマ字まじで表記ひょうきした「TSUYOSHI」を登録とうろく名めいに使用しようしていた。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

奈良なら市立しりつ平城東ひらじょうひがし中学校ちゅうがっこう時代じだいに「郡山こおりやまシニア」で全国ぜんこく大会たいかい出場しゅつじょう。当時とうじからずっとPL学園がくえん高校こうこうで野球やきゅうをすることを望のぞんでいたが、PL学園がくえんのセレクションに落選らくせんしたことを直接ちょくせつ通知つうちされ大だいショックを受うけた。本人ほんにん曰いわく「来きてもいいよ」とは言いわれたが、丁重ていちょうに断ことわり、その後ご大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうから誘さそいがあったことからPL学園がくえんを倒たおすことを目標もくひょうとし大阪桐蔭おおさかとういんへ進すすんだ。PL学園がくえんは2001年ねんから2002年ねんにかけて対外たいがい試合しあい禁止きんし処分しょぶんを受うけており、対戦たいせんのない時期じきもあったが、高校こうこう時代じだいの3年間ねんかんでPL学園がくえんに負まけたことはなかった。

3年ねん時じに主将しゅしょうで4番ばん打者だしゃとして第だい84回かい全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかい出場しゅつじょう。しかし初戦しょせんの対たい東邦とうほう高校こうこう戦せんに敗退はいたい。高校こうこう通算つうさん42本塁打ほんるいだ。

2002年ねんのドラフト会議かいぎで千葉ちばロッテマリーンズから1巡じゅん目め指名しめいを受うけて入団にゅうだんした。背番号せばんごうは7。

ロッテ時代じだい

2003年ねんは春季しゅんきキャンプから一軍いちぐんに帯同たいどう。開幕かいまく一軍いちぐんはならなかったが、6月21日にちに一軍いちぐん初はつ昇格しょうかくし、初はつ打席だせきで戸と叶かのう尚しょうから初はつ安打あんだとなる二塁打にるいだを打うった。

2004年ねんにコーチの高橋たかはし慶彦よしひこの指導しどうの下した、プロ入いり当初とうしょの左ひだり打うちからスイッチヒッターに転向てんこうし、この年とし、プロ初はつ本塁打ほんるいだを含ふくむ6本塁打ほんるいだを打うち頭角とうかくを現あらわした。

2005年ねんは東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルスとの開幕かいまく戦せんこそスタメンを外はずされたものの、中盤ちゅうばん以降いこうは堀ほり幸一こういちや小坂こさか誠まこととの併用へいようながら二塁手にるいしゅもしくは遊撃手ゆうげきしゅとしてのスタメン出場しゅつじょうが増ふえた。41盗塁とうるいで盗塁とうるい王おうを獲得かくとく。21歳さいでの盗塁とうるい王おうはパシフィック・リーグ最年少さいねんしょう記録きろく、1954年ねんのセントラル・リーグでの吉田よしだ義男よしおと並ならぶ日本にっぽんプロ野球やきゅう最年少さいねんしょうタイ記録たいきろくである。さらにベストナインを遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもん、ゴールデングラブ賞しょうを二塁手にるいしゅ部門ぶもんでそれぞれ受賞じゅしょうしリーグ優勝ゆうしょうと日本一にっぽんいちに貢献こうけん。この年としのベストナイン二塁手にるいしゅ部門ぶもんは堀ほり、ゴールデングラブ賞しょう遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもんは小坂こさかであり、西岡にしおかとローテーションで二に遊ゆう間あいだを組くんでいた二人ふたりであった。

2006年ねんWBC日本にっぽん代表だいひょう

2006年ねんは開幕かいまく前まえの3月がつに開催かいさいされた第だい1回かいワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされた。1次じリーグ第だい1戦せん目めの中国ちゅうごく戦せんで日本にっぽん代表だいひょう第だい1号ごうとなる3点てん本塁打ほんるいだを打うつ。2次じリーグの対たいアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく戦せんでは世紀せいきの大だい誤審ごしんの際さいに走者そうしゃとしてタッチアップした（得点とくてんにはならなかった）。

シーズンでは、前年ぜんねんの二に遊ゆう間あいだ併用へいようの負担ふたんで膝ひざを痛いためたことと、小坂こさかの移籍いせきによりポジションが空あいたことから1番ばん・遊撃手ゆうげきしゅに起用きよう法ほうが固定こていされた。チームは4位いに沈しずんだものの、自身じしんは前年ぜんねんとほぼ同様どうようの成績せいせきを残のこした。また、33盗塁とうるいを記録きろくし2年ねん連続れんぞくで盗塁とうるい王おうを獲得かくとくした。

2007年ねん、1月がつ7日にちに登録とうろく名めいを本名ほんみょうから「TSUYOSHI」に変更へんこう。この年としは手首てくびのケガや首くび痛つうなどもありながら規定きてい打席だせきに到達とうたつ。初はつの打率だりつ3割わりを残のこし、遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもんでベストナインとゴールデングラブ賞しょうを受賞じゅしょう。

2008年ねん、1月がつ7日にちに登録とうろく名めいを本名ほんみょうの「西岡にしおか剛つよし」に戻もどすことを表明ひょうめい。同年どうねんより両りょう耳みみにガードがあるヘルメットを使用しよう。8月、北京ぺきんオリンピック野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょうに選えらばれ、一番いちばん打者だしゃとして多おおくのチャンスメークを演出えんしゅつ。しかしチームは3位い決定けってい戦せんのアメリカ戦せんで敗やぶれ、4位いに終おわってしまう。1年ねんを通とおし新あらたに負おった足あしの故障こしょうや持病じびょうの膝ひざ痛つうと首くび痛つうに苦くるしみ、盗塁とうるいは18に減へり、打撃だげき・守備しゅび・走塁そうるいに精彩せいさいを欠かいた苦くるしい1年ねんとなったが、2年ねん連続れんぞくの打率だりつ3割わり到達とうたつ、自身じしん初はつの2桁けた本塁打ほんるいだを達成たっせいした。シーズン終了しゅうりょう後ごにはサブローとともに球団きゅうだん負担ふたんで渡米とべいし、故障こしょう箇所かしょをメディカルチェックするとともにケガのケアやリハビリ方法ほうほうを学まなんだ。12月11日にちには西麻布にしあざぶで同期どうき入団にゅうだんの早坂はやさか圭介けいすけと共ともに無賃むちん乗車じょうしゃ犯はんを取とり押おさえた。また、高校こうこうの後輩こうはいである平田ひらた良介りょうすけや中田なかた翔しょうを含ふくむ6人にんと「TEAM TSUYOSHI」を結成けっせいし、都内とないで合同ごうどう自主じしゅトレーニングを行おこなった。

2009年ねんは、盗塁とうるい成功せいこう数すう、盗塁とうるい死し数すうが前年ぜんねんシーズンより向上こうじょうしたものの、打率だりつが.260と大おおきく低迷ていめいし安打あんだ数すうも118本ほんと振ふるわなかった。一方いっぽうで四球しきゅうは大幅おおはばに増加ぞうかしたため出塁しゅつるい率りつは前年ぜんねんを上回うわまわった。シーズン前まえより当時とうじの監督かんとくであったボビー・バレンタインの契約けいやく延長えんちょうをめぐる球団きゅうだんフロントとのトラブルがあり、一部いちぶのファンが「死刑しけい」など過激かげきな言葉ことばを用もちいて契約けいやく不ふ更新こうしん反対はんたいやフロント批判ひはんの横断幕おうだんまくを出だしたことに対たいして、9月26日にちのヒーローインタビューでは台たいから下おりて2分間ふんかんにわたり、成績せいせき不振ふしんに対たいする責任せきにん感かんや謝罪しゃざいの意思いし、応援おうえん団だん・ファンへの感謝かんしゃを示しめすと同時どうじに「選手せんしゅ1人にん1人にんのプレーを見みて夢ゆめを描えがいたり、スタンドの歓声かんせいを聞きいて大人おとなになったらこういう所ところでプレーをしたいと思おもって頑張がんばっている子供こども達たちの夢ゆめを崩くずさないでください」、「本当ほんとうにロッテを愛あいしてるのであれば、明日あしたから横断幕おうだんまくを下おろして欲ほしいので、また応援おうえんのほうよろしくお願ねがいします」と呼よびかけた。その翌日よくじつである9月がつ27日にちには、一部いちぶのファンから西岡にしおかを「偽善ぎぜん者しゃ」・「二日酔ふつかよいで試合しあいサボり夢ゆめを語かたるスピードスター」、「祝しゅく110本ほん安打あんだ達成たっせい（笑）」などと中傷ちゅうしょうする内容ないようの横断幕おうだんまくが掲かかげられ、応援おうえん歌かの演奏えんそうをボイコットされるなどの被害ひがいを受うけ、翌日よくじつ、自身じしんを案あんじるファンへの謝意しゃいと心境しんきょうを自身じしんのブログで綴つづった。この年としは3月がつに開催かいさいされたWBC日本にっぽん代表だいひょうへの選出せんしゅつも目指めざしたが落選らくせん。12月29日にちに行おこなわれた契約けいやく更改こうかい交渉こうしょうでは「3年ねん契約けいやくの時ときにWBC出場しゅつじょうの評価ひょうかが入はいっていた。出でないのに受うけ取とるのはおかしい」との理由りゆうで、球団きゅうだん側がわに1000万まん円えんの返上へんじょうを申もうし入いれ、改あらためて日本にっぽん代表だいひょうへのこだわりを表明ひょうめいした。

ロッテ時代じだい（2010年ねん）

2010年ねんは里さと崎さき智也ともやに代かわってキャプテンに就任しゅうにんし、ユニフォームシャツの左ひだり胸むねに「C」マークが追加ついかされた。この年としより社会しゃかい貢献こうけん運動うんどうとして、山田やまだ邦子くにこが代表だいひょう理事りじを務つとめる「リボン運動うんどう・がんの薬くすりを普及ふきゅうする会かい」に共鳴きょうめいし、ヒット1本ほんにつき1万まん円えんを寄付きふする活動かつどうを始はじめた。レギュラーシーズンでは開幕かいまくから好調こうちょうを続つづけ、5月は打率だりつ.417・4本塁打ほんるいだ・OPS 1.167の成績せいせきを残のこし月間げっかんMVPを獲得かくとく。7月にはファッションモデルの徳とく澤さわ直子なおこと結婚けっこんすることを24日にちに自身じしんのブログで報告ほうこくし、26歳さいの誕生たんじょう日びである同月どうげつ27日にちに婚姻こんいん届とどけを提出ていしゅつ。9月1日にちの対たい楽天らくてん戦せんでシーズン21回かい目めの猛もう打だ賞しょうを達成たっせいし、1950年ねんの別当べっとう薫かおるの球団きゅうだん記録きろくを更新こうしん。9月12日にちの対たい埼玉さいたま西武せいぶライオンズ戦せんで1回かいに左前打さぜんだを打うってシーズン181安打あんだとし、1961年ねんに榎本えのもと喜八きはちが記録きろくしたシーズン180安打あんだを更新こうしんする球団きゅうだん新しん記録きろくを達成たっせい。9月21日にちの対たい楽天らくてん戦せんでシーズン26回かい目めの猛もう打だ賞しょうを達成たっせいして1996年ねんにイチローが記録きろくした年間ねんかん最多さいた記録きろくに並ならび、9月25日にちの対たいオリックス・バファローズ戦せんの4回かいに金子かねこ千尋ちひろから3安打あんだ目めを打うち日本にっぽんプロ野球やきゅう新しん記録きろくとなる27回かい目めの猛もう打だ賞しょうを達成たっせいした。またイチロー以来いらいパ・リーグ2人ふたり目め、日本人にっぽんじんのスイッチヒッターおよび内野ないや手しゅとしては初はつとなるシーズン200本ほん安打あんだを達成たっせいし、史上しじょう4人にん目めとなるスイッチヒッターでの首位しゅい打者だしゃかつ史上しじょう4人にん目めの全ぜん試合しあいフルイニング出場しゅつじょう首位しゅい打者だしゃとなり、最多さいた安打あんだのタイトルも獲得かくとく。フルイニング出場しゅつじょうも果はたし、日本にっぽんプロ野球やきゅう新しん記録きろくとなるシーズン692打席だせきを記録きろく。なお、この年としに記録きろくした打率だりつ.346は遊撃手ゆうげきしゅとしての歴代れきだい最高さいこう打率だりつである。シーズン後ごには遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもんでベストナインとゴールデングラブ賞しょうを受賞じゅしょうした。シーズン終了しゅうりょう後ご、リック・サーマンを代理人だいりにんとしてポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍いせきを申請しんせい。11月に自身じしんのブログで「メジャーで野球やきゅうをすることは子供こどもの頃ころからの夢ゆめだった。自分じぶんの力ちからも知しった上うえで挑戦ちょうせんしたい」と述のべ、メディアには「若わかいうちに挑戦ちょうせんして、日本人にっぽんじん内野ないや手しゅの評価ひょうかを上あげたい気持きもちが強つよい」と、ポスティングを希望きぼうした理由りゆうを説明せつめいした。ミネソタ・ツインズが532万まん9,000ドルで交渉こうしょう権けんを獲得かくとくした。

ツインズ時代じだい

ミネソタ・ツインズ時代じだい
（2011年ねん6月がつ22日にち）

2010年ねん12月17日にちにツインズと総額そうがく925万まんドルの3年ねん契約けいやく（4年ねん目めは年俸ねんぽう400万まんドルの球団きゅうだんオプション）を結むすび、同どう球団きゅうだん初はつの日本人にっぽんじん野手やしゅとなった。背番号せばんごうはロッテ時代じだいと同おなじ「7」を希望きぼうしていたが、ツインズの看板かんばん選手せんしゅであるジョー・マウアーが着つけていたため1に決定けっていした。18日にちにはターゲット・フィールドにて背番号せばんごう入いりのユニフォームを着きて会見かいけんを行おこない、殿堂でんどう入いり選手せんしゅのポール・モリターも同席どうせきして全面ぜんめん的てきなバックアップを約束やくそくした。

2011年ねんは、監督かんとくのロン・ガーデンハイアーから二塁手にるいしゅとして起用きようされ、スプリング・トレーニングで13試合しあい連続れんぞく安打あんだを記録きろくして打率だりつ.345の成績せいせきを残のこし、4月がつ1日にちのトロント・ブルージェイズとの開幕かいまく戦せんでメジャーデビュー。26歳さいでの出場しゅつじょうは日本人にっぽんじん野手やしゅ最年少さいねんしょうとなった。しかし7日にちの対たいニューヨーク・ヤンキース戦せんで一塁いちるい走者そうしゃのニック・スウィッシャーが二塁にるいに滑すべり込こんだ際さいに交錯こうさくし、左足ひだりあし腓骨ひこつの骨折こっせつで故障こしょう者しゃリスト (DL) 入いり。アドバンスドA級きゅうフォートマイヤーズ・ミラクルで調整ちょうせい中ちゅうにモリターから併殺へいさつプレーなどの指導しどうを受うけ、フォートマイヤーズとAAA級きゅうロチェスター・レッドウイングスで計けい7試合しあいに出場しゅつじょう後ご、6月16日にちの対たいシカゴ・ホワイトソックス戦せんで遊撃手ゆうげきしゅとして復帰ふっきしたが、7月がつまで打率だりつ.206・出塁しゅつるい率りつ.259と低迷ていめい。8月8日にちに第だい一いち子しの女児じょじが誕生たんじょう。8月からは打率だりつ.272・出塁しゅつるい率りつ.323と復調ふくちょうし始はじめたものの、8月がつ下旬げじゅんから右みぎわき腹ばらを痛いため、9月は5試合しあいに出場しゅつじょうした後のちDL入はいりしシーズンを終了しゅうりょうした。左ひだり投手とうしゅに対たいし打率だりつ.203と苦くるしんだ他ほか、外角がいかくに対応たいおうできていないことが指摘してきされ、シーズンを通とおして68試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつ.226・出塁しゅつるい率りつ.278・19打点だてん・2盗塁とうるいの成績せいせきに終おわり、守備しゅびでも遊撃手ゆうげきしゅでDRS -10・UZR -6.3, 二塁手にるいしゅでDRS -1・UZR -1.1と攻守こうしゅともに精彩せいさいを欠かき、CBSスポーツからアメリカンリーグ最低さいてい殊勲しゅくん選手せんしゅ (Least Valuable Player; LVP) 候補こうほの一人ひとりに挙あげられたが、結果けっかはアダム・ダンが選出せんしゅつされた。

2012年ねん2月がつ、徳澤とくさわと離婚りこん協議きょうぎ中ちゅうであることが報ほうじられた（後のちに離婚りこんが成立せいりつ）。スプリングトレーニングでは左手ひだりて小指こゆびを痛いため、3月19日にちにAAA級きゅうロチェスターへ降格こうかく。開幕かいまくもマイナーで迎むかえ、4月がつ24日にちには右みぎ足首あしくびの捻挫ねんざでDL入いりした。マイナーでの前半ぜんはん戦せんは63試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつ.228・1本塁打ほんるいだ・出塁しゅつるい率りつ.300・6盗塁とうるいに終おわったが後半こうはん戦せんから復調ふくちょうし始はじめ、ダニー・バレンシアの移籍いせきに伴ともない8月がつ6日にちにメジャー昇格しょうかく。しかしシーズン初はつ出場しゅつじょうとなる対たいクリーブランド・インディアンス戦せんでは2失策しっさくを喫きっした。3試合しあいに先発せんぱつ出場しゅつじょうしたが12打数だすう無む安打あんだ、1打点だてんで攻守こうしゅともに精彩せいさいを欠かき、13日にちに再さい降格こうかく。20日はつかに40人にん枠わくから外はずれた。後半こうはん戦せんはロチェスターで38試合しあいに出場しゅつじょうし、打率だりつ.303・1本塁打ほんるいだ・出塁しゅつるい率りつ.337・1盗塁とうるいを記録きろく。シーズン終了しゅうりょう後ごに翌年よくねんの年俸ねんぽう325万まんドルの契約けいやく解除かいじょを球団きゅうだんに申もうし出で、9月28日にちに自由じゆう契約けいやくとなった。

阪神はんしん時代じだい

2012年ねん11月20日にちに阪神はんしんタイガースと2年ねん総額そうがく4億おく円えんプラス出来高できだかで契約けいやく。入団にゅうだん交渉こうしょうの際さいには本人ほんにんの申もうし出でにより球団きゅうだん提示ていじ額がくから1億おく円えんを返上へんじょうして出来高できだかに置おき換かえ、ポジションの確約かくやくも辞退じたいした。背番号せばんごうはロッテ時代じだいと同おなじ7。会見かいけんでは「すごく伝統でんとうのあるチームで思おもう存分ぞんぶん、暴あばれたい」と語かたった。

2013年ねんは「1番ばん・二塁手にるいしゅ」としてレギュラーに定着ていちゃく。前年ぜんねんリーグ5位いだった阪神はんしんを2位いに押おし上あげる原動力げんどうりょくとなった。開幕かいまく戦せんの対たい東京とうきょうヤクルトスワローズ戦たたかえ（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）で移籍いせき後ご初はつ安打あんだ・初はつ打点だてんを含ふくむ3安打あんだ2打点だてんを記録きろく。4月2日にちの対たい中日ちゅうにちドラゴンズ戦たたかえ（京きょうセラドーム大阪おおさか）では9回かいにサヨナラ適時てきじ打だを打うった。5月4日にちの対たいヤクルト戦せん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）でNPB/MLB通算つうさん1,000本ほん安打あんだを達成たっせい。5月11日にちの対たいヤクルト戦せん（松山まつやま中央公園ちゅうおうこうえん野球やきゅう場じょう）で1試合しあい5安打あんだを記録きろく、5月18日にちの対たい福岡ふくおかソフトバンクホークス戦たたかえ（甲子園こうしえん）では交流こうりゅう戦せん最多さいた記録きろく（通算つうさん5本ほん目め）となる先頭せんとう打者だしゃ本塁打ほんるいだを打うった。5月21日にちの対たい西武せいぶ戦せん（西武せいぶドーム）では左ひだり膝ひざの異変いへんを訴うったえ、指名しめい打者だしゃとして出場しゅつじょうしたが、6月5日にちの対たい西武せいぶ戦せん（倉敷くらしきマスカットスタジアム）でこの年とし2度目どめのサヨナラ適時てきじ打だ。リーグ戦せんの再開さいかい後ごは、7月がつ10日とおかの対たい中日ちゅうにち戦せん（沖縄おきなわセルラースタジアム那覇なは）で3安打あんだ4打点だてんを挙あげ、同月どうげつ16日にちの対たい読売よみうりジャイアンツ（巨人きょじん）戦せん（甲子園こうしえん）で日本にっぽん通算つうさん1,000本ほん安打あんだを達成たっせい。一軍いちぐん監督かんとくの和田わだ豊ゆたかからは、前半ぜんはん戦せんのMVPに選えらばれた。オールスターゲームには、ロッテ時代じだいの2005年ねん以来いらい2度目どめとなる二塁手にるいしゅ部門ぶもんでのファン投票とうひょう1位いで出場しゅつじょう。しかし、左ひだり膝ひざの状態じょうたいが思おもわしくないことから、7月がつ30日にちに移籍いせき後ご初はじめて出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうされた。8月16日にちに一軍いちぐんへ復帰ふっきし、2安打あんだと決勝けっしょう点てんのホームを踏ふんだ。8月30日にちの対たい広島東洋ひろしまとうようカープ戦たたかえ（甲子園こうしえん）では、プロ入いり後ご初はじめて三塁手さんるいしゅとして出場しゅつじょう。9月7日にちの対たい巨人きょじん戦せん（甲子園こうしえん）では、ロッテ時代じだいの2009年ねん以来いらい4年ねんぶりに3番ばん打者だしゃで出場しゅつじょうし2安打あんだ1打点だてんを挙あげた。シーズン終了しゅうりょう後ご、二塁手にるいしゅとしては初はつのベストナインを受賞じゅしょう。ロッテ時代じだいに遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもんで3回かい選出せんしゅつされていたため、セ・パ両りょうリーグでのベストナイン受賞じゅしょうを達成たっせいした。

2014年ねん3月30日にちの対たい巨人きょじん戦せん（東京とうきょうドーム）の2回かい裏うらの二塁にるい守備しゅびで、大竹おおたけ寛ひろしが打うった浅あさい飛球ひきゅうを追おって背走はいそう中ちゅうに右翼うよく手しゅの福留ふくとめ孝介こうすけと交錯こうさく（記録きろくは右みぎ越こし2点てん三塁打さんるいだ）。後頭部こうとうぶから人工芝じんこうしばのグラウンドに落下らっかした。西岡にしおか自身じしんには手足てあしを動うごかせるほどの意識いしきがあったが、審判しんぱん団だんや球場きゅうじょうに常駐じょうちゅうする医師いしの判断はんだんで試合しあいが25分間ふんかん中断ちゅうだん。グラウンドに乗のり入いれた救急きゅうきゅう車しゃで病院びょういんに搬送はんそうされた。脳のうには異常いじょうが認みとめられなかったものの、鼻骨びこつの骨折こっせつ・胸部きょうぶの打撲だぼく・軽度けいどの左肩ひだりかた鎖くさり関節かんせつの脱臼だっきゅう・左右さゆうの第だい1肋骨あばらぼね骨折こっせつが判明はんめいしたため、4月がつ1日にちに出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうされた。6月27日にちの対たい中日ちゅうにち戦せん（甲子園こうしえん）で、「1番ばん・三塁手さんるいしゅ」として一軍いちぐんへ復帰ふっき。前述ぜんじゅつの激突げきとつ以来いらい初はじめて東京とうきょうドームに登場とうじょうした7月がつ11日にちの対たい巨人きょじん戦せんでは、6回かい表ひょう一死いっし二に・三塁さんるいの場面ばめんで代打だいだに起用きようされると、「内野ないやを5人にんで守まもる」という巨人きょじん野手やしゅ陣じんの変則へんそくシフトをかいくぐって無人むじんの中堅ちゅうけんへ2点てん二塁打にるいだを打うった。しかし、右みぎ肘ひじ痛つうの発症はっしょうで打撃だげき不振ふしんへ陥おちいったことに加くわえて、激突げきとつの影響えいきょうによる背中せなかの痛いたみが再発さいはつ。国内こくないフリーエージェント権けんの資格しかく取得しゅとく条件じょうけんを満みたす予定よていだった7月がつ23日にちに、登録とうろくを再ふたたび抹消まっしょうされた。9月に再ふたたび一軍いちぐんへ復帰ふっきしてからは代打だいだに専念せんねん。チームのシーズン2位いで迎むかえたクライマックスシリーズ以降いこうは、「1番ばん・三塁手さんるいしゅ」としてスタメンに復帰ふっきすると、チームの日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつに貢献こうけんした。ソフトバンクとの日本にっぽんシリーズでも全ぜん試合しあいでスタメン出場しゅつじょうしたが、第だい5戦せん（福岡ふくおか ヤフオク!ドーム）の9回かい表ひょう一死いっし満塁まんるいで迎むかえた打席だせきで一塁いちるいへのゴロを打うった際さいに、ラインの内側うちがわを走はしったため守備しゅび妨害ぼうがいと判定はんてい。このプレーによって、チームのシリーズ敗退はいたいが決きまった。シリーズの終了しゅうりょう後ごには、右みぎ肘ひじ遊離ゆうり軟骨なんこつの除去じょきょ手術しゅじゅつを受うける一方いっぽうで、12月7日にちには徳澤とくさわとの離婚りこんを発表はっぴょうした。

2015年ねんは春季しゅんきキャンプで正せい二塁手にるいしゅへの復帰ふっきを目指めざしたものの、自身じしんの故障こしょうを機きに正せい二塁手にるいしゅへ定着ていちゃくした上本うえほん博はく紀きとの兼かね合あいで、正せい三塁手さんるいしゅとして公式こうしき戦せんの開幕かいまくを迎むかえた。しかし、右みぎ肘ひじ屈こごめ筋すじ挫傷ざしょうの発症はっしょうで5月がつ23日にちから長期ちょうきにわたって戦線せんせんを離脱りだつするなど、シーズンを通つうじて不調ふちょうに見舞みまわれた。シーズン終了しゅうりょう後ごには、一軍いちぐん監督かんとくへ就任しゅうにんしたばかりの金本かなもと知とも憲けんへ「もう一度いちど二塁にるいで勝負しょうぶしたい」と直訴じきそしたところ、金本かなもとから「翌よく2016年ねんの春季しゅんきキャンプの内容ないよう次第しだいで外野がいやに転向てんこうさせる」と通告つうこく。12月5日にちの契約けいやく交渉こうしょうでは、減額げんがく制限せいげん（40%）一いち杯はいの推定すいてい年俸ねんぽう1億おく800万まん円えん（7200万まん円えん減げん）で契約けいやくを更改こうかいした。

2016年ねんは春季しゅんきキャンプから上本うえほん・大和やまととの正せい二塁手にるいしゅ争あらそいを展開てんかいした末すえに、公式こうしき戦せんの開幕かいまくから「7番ばん・二塁手にるいしゅ」としてスタメンに定着ていちゃく。甲子園こうしえん球場きゅうじょうでのシーズン初はつ公式こうしき戦せん（4月がつ8日にちの対たい広島ひろしま戦せん）では、同点どうてんで迎むかえた9回かい裏うら一死いっし一いち・三塁さんるいの打席だせきで、金本かなもと阪神はんしんに初はじめてのサヨナラ安打あんだをもたらした。後のちに左ひだり太ふとももの裏うらを痛いためたことから、一時いちじは戦線せんせんを離脱りだつ。復帰ふっき後ごも、右みぎ打席だせきでの打撃だげきや、二塁手にるいしゅとしてのショートスローに不安ふあんを抱かかえながらのプレーを強しいられた。このため、6月12日にちの対たい北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ戦たたかえ（札幌さっぽろドーム）では、プロ入いり後ご初はじめての外野がいや守備しゅびを経験けいけん。7回かい表ひょうの守備しゅびから左翼さよく手しゅ、8回かい表ひょうには中堅ちゅうけん手しゅとして守備しゅびに就ついた。しかし、7月がつ20日はつかの対たい巨人きょじん戦せん（甲子園こうしえん）2回かい裏うら二死にし三塁さんるいからの打席だせきで安打あんだ（同点どうてん適時てきじ打だ）を打うって一塁いちるいへ向むかう際さいに転倒てんとう。自力じりきで起おき上あがれないほどの重症じゅうしょうだったことから、そのまま交代こうたいして病院びょういんへ向むかったところ、検査けんさで左ひだりアキレス腱あきれすけんの断だん裂きれが判明はんめいした。一時いちじは現役げんえきからの引退いんたいを決意けついした（詳細しょうさい後述こうじゅつ）が、7月がつ26日にちに患部かんぶの縫合ほうごう手術しゅじゅつを受うけ、残のこりのシーズンをリハビリに専念せんねん。一軍いちぐん公式こうしき戦せんでは通算つうさんで打率だりつ.295を記録きろくしたものの、55試合しあいの出場しゅつじょうで本塁打ほんるいだはなく、盗塁とうるいも6個こにとどまった。シーズン終了しゅうりょう後ごの契約けいやく交渉こうしょうでは、推定すいてい年俸ねんぽう9000万まん円えん（1800万まん円えん減げん）という条件じょうけんで翌よく2017年ねんの契約けいやくを更改こうかい。更改こうかいの直後ちょくごには、「『契約けいやくしてもらった』と言いった方ほうが正ただしい（ような立場たちばな）ので、（2017年ねんの年俸ねんぽうの）金額きんがく（が記しるされた資料しりょう）を見みずに、球団きゅうだんから提示ていじされた条件じょうけんをそのまま受うけ入いれた」とのコメントを残のこした。また、ロッテ時代じだいから親交しんこうのある糸井いとい嘉男よしおが国内こくないFA権けんの行使こうしによってオリックス・バファローズから移籍いせきしたことに伴ともなって、ロッテ時代じだいの2003年ねんから延のべ12シーズン着用ちゃくようしてきた背番号せばんごう7を糸井いといへ譲ゆずる意向いこうを表明ひょうめいした（詳細しょうさい後述こうじゅつ）。

2017年ねんはマウロ・ゴメスの退団たいだんによって空あいた背番号せばんごう5を着用ちゃくようしながら、春季しゅんきキャンプからレギュラーシーズンの前半ぜんはん戦せんまで、二に軍ぐんでの調整ちょうせいに専念せんねんした。5月30日にちには、ソフトバンクとのウエスタン・リーグ公式こうしき戦せん（タマホームスタジアム筑後ちくご）で、「4番ばん・指名しめい打者だしゃ」として実戦じっせんに復帰ふっき。一軍いちぐんで一塁いちるい手しゅのレギュラーが固定こていされていないことを背景はいけいに、6月27日にちに出場しゅつじょうしたオリックスとの同どうリーグ公式こうしき戦せん（阪神はんしん鳴尾浜なるおはま球場きゅうじょう）では、プロ入いり後ご初はじめて一塁いちるいの守備しゅびに就ついた。チームの後半こうはん戦せん開幕かいまく日びであった7月がつ17日にちにおよそ1年ねんぶりの出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを果はたすと、同日どうじつの対たい広島ひろしま戦せん（甲子園こうしえん）に「1番ばん・一塁いちるい手しゅ」としてスタメンで出場しゅつじょう。5回かい裏うらの第だい3打席だせきでは、右みぎ投手とうしゅの野村のむら祐輔ゆうすけから、左ひだり打席だせきで一軍いちぐん公式こうしき戦せん1年ねんぶりの安打あんだを打うった。以降いこうの公式こうしき戦せんでは、上本うえほんが開幕かいまくから正せい二塁手にるいしゅへ再ふたたび定着ていちゃくしていることや、途中とちゅう入団にゅうだんのジェイソン・ロジャースに一塁いちるいを守まもらせることなどを背景はいけいに一時いちじ「1番ばん・中堅ちゅうけん手しゅ（または左翼さよく手しゅ）」として起用きよう。後のちに、上本うえほんとの併用へいよう扱あつかいながら、二塁手にるいしゅとしてのスタメン復帰ふっきも果はたした。8月19日にちの対たい中日ちゅうにち戦せん（ナゴヤドーム）では、5回かい表ひょうの打席だせきで出塁しゅつるいした後のちに、二塁にるいへの盗塁とうるい成功せいこうによって一塁いちるい公式こうしき戦せん復帰ふっき後ごの初はつ盗塁とうるいを記録きろくした。8月は月間げっかん打率だりつ.311を記録きろくするなど好調こうちょうだったが、23日にちの対たいヤクルト戦せん（神宮じんぐう）5回かい裏うらに三塁さんるい走者そうしゃとしてロジャースの三塁さんるいゴロで本塁ほんるいへ突入とつにゅうした際さいに、走路そうろ上じょうにあったロジャースのバットを避さけるため跳とび上あがった直後ちょくごの着地ちゃくちで左ひだり踵かかとを打撲だぼく。打撲だぼく自体じたいは軽症けいしょうだったが、前年ぜんねんに断だん裂きれしたアキレス腱あきれすけんへの負担ふたんを憂慮ゆうりょする首脳しゅのう陣じんの方針ほうしんで、翌よく24日にちから9月4日にちまで戦列せんれつを離はなれた。

2018年ねんは首脳しゅのう陣じんが遊撃手ゆうげきしゅへの本格ほんかく復帰ふっき構想こうそうを立たてたが、（外野がいや手しゅ・遊撃手ゆうげきしゅ・二塁手にるいしゅとしての起用きようを視野しやに入いれた）「ジョーカー」に相当そうとうする扱あつかいで、2年ねんぶりに開幕かいまく一軍いちぐん入いりを果はたした。開幕かいまく後ごは二塁にるいのスタメンや代打だいだを中心ちゅうしんに起用きようされ、4月がつ8日にちの中日ちゅうにち戦せんでは猛もう打だ賞しょうを記録きろくした。しかし、シーズン通算つうさんでは18試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつが.152にとどまり、5月18日にち付づけで出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうされた。故障こしょう以外いがいの理由りゆうによる抹消まっしょうは、阪神はんしんへ移籍いせきした2013年ねん以降いこうのシーズンでは初はじめてである。同年どうねん9月がつ21日にちに再ふたたび登録とうろくされたものの、10月1日にちに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけた。西岡にしおか自身じしんは翌よく2日にちに、自身じしんのInstagram公式こうしきアカウントで通告つうこくの事実じじつを公表こうひょう。球団きゅうだんの正式せいしき発表はっぴょうより早はやい公表こうひょうだったが、この年とし限かぎりで阪神はんしんを退団たいだんするとともに、NPBの他た球団きゅうだんで現役げんえき生活せいかつを続つづける意向いこうがあることを示しめした（詳細しょうさい後述こうじゅつ）。10月5日にちに出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうし、チームも17年ねんぶりにセ・リーグの最下位さいかいでシーズンを終おえたため、抹消まっしょう前日ぜんじつ（4日にち）の対たいヤクルト戦せん（甲子園こうしえん）7回かい裏うらに代打だいだで喫きっした空振からぶり三振さんしんが、阪神はんしん選手せんしゅとしての最後さいごのプレーになった。シーズン終了しゅうりょう後ごの11月13日にちには、12球団きゅうだん合同ごうどうトライアウト（タマホームスタジアム筑後ちくご）へ参加さんか。フリーバッティング形式けいしきで4人にんの投手とうしゅと左右さゆう2打席だせきずつで対戦たいせんすると、ロッテ時代じだいのチームメイトだった成瀬なるせ善久よしひさから右みぎ打席だせきで二塁打にるいだを打うったが、4打数だすう1安打あんだ2三振さんしんという内容ないようでトライアウトを終おえた。その後ごもNPB他た球団きゅうだんからは獲得かくとくのオファーがなく、12月2日にち付づけでNPBから自由じゆう契約けいやく選手せんしゅとして公示こうじされた。

BCリーグ・栃木とちぎ時代じだい

2019年ねん3月12日にちに、ベースボール・チャレンジ・リーグ（BCリーグ）の栃木とちぎゴールデンブレーブスに入団にゅうだんすることが発表はっぴょうされた。背番号せばんごうは1。リーグ戦せんには、前まえ・後期こうきを通つうじて59試合しあいへ出場しゅつじょうするとともに、最終さいしゅう規定きてい打席だせきへ到達とうたつ。リーグ10位いの打率だりつ.335、7本塁打ほんるいだ、41打点だてんという好成績こうせいせきで、チームのリーグ戦せん東ひがし地区ちく後期こうき初はつ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。ちなみに、チームは後期こうきの全ぜん日程にってい終了しゅうりょう後ごに、群馬ぐんまダイヤモンドペガサス（東ひがし地区ちく前期ぜんき優勝ゆうしょう）との地区ちくチャンピオンシップで東ひがし地区ちく総合そうごう優勝ゆうしょうを達成たっせい。さらに、信濃しなのグランセローズ（西にし地区ちく優勝ゆうしょう）とのリーグチャンピオンシップも初はじめて制せいしたため、リトルリーグ、中学ちゅうがく（郡山こおりやまシニア）、高校こうこう（大阪桐蔭おおさかとういん）、NPB（ロッテ）、野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょうに続つづいて優勝ゆうしょうを経験けいけんした。NPBレギュラーシーズン中ちゅうの選手せんしゅ契約けいやく・譲渡じょうと可能かのう期間きかん終了しゅうりょう日び（7月がつ31日にち）までにNPB復帰ふっきのオファーがなかったため、チャンピオンシップ終了しゅうりょう後ごの11月12日にちには前年ぜんねんに続つづいてNPBの12球団きゅうだん合同ごうどうトライアウト（大阪おおさかシティ信金しんきんスタジアム）へ参加さんか。この年としからトライアウトの参加さんか回数かいすうに上限じょうげん（最大さいだい2回かい）が設もうけられたため、自身じしんにとっては最後さいごのトライアウトになった。結果けっかは4打数だすう無む安打あんだであったものの、トライアウト終了しゅうりょう後ごは、トライアウト以外いがいの方法ほうほうで今後こんごもNPBへの復帰ふっきを目指めざす意向いこうを示しめした。

2020年ねんには、栃木とちぎ球団きゅうだんへ籍せきを置おいたまま、シーズン開幕かいまく前まえの2月がつに古巣ふるす・ロッテの石垣島いしがきじま春季しゅんきキャンプへ参加さんか。ロッテへの復帰ふっきを念頭ねんとうに置おいたものではなく、BCリーグ球団きゅうだんの所属しょぞく選手せんしゅから若干じゃっかん名めいを同どうキャンプに派遣はけんする慣例かんれいに沿そった参加さんかであったため、参加さんか期間きかん中ちゅうにはロッテ球団きゅうだんから「練習れんしゅう補助ほじょ員いん」として扱あつかわれていた。その後ごは栃木とちぎ球団きゅうだんとの契約けいやくの更新こうしんを保留ほりゅうしていたため、球団きゅうだんの登録とうろく選手せんしゅ名簿めいぼから外はずれていたが、シーズンの開幕かいまくから2か月げつ以上いじょう経過けいかした9月1日にちに更新こうしんで合意ごういしたことが球団きゅうだんから発表はっぴょうされた。再さい契約けいやくにあたって同月どうげつ7日にち、新入しんにゅう団だんの川かわ﨑宗則そくとともに会見かいけんを行おこない、改あらためてNPB復帰ふっきを目指めざしていることを明言めいげんした。

2021年ねん4月がつ1日にち、栃木とちぎ球団きゅうだんと3年ねん目めの契約けいやくを締結ていけつした。同年どうねん8月がつ8日にちに宇都宮うつのみや清原きよはら球場きゅうじょうで行おこなわれた神奈川かながわフューチャードリームスとの公式こうしき戦せんでは6回かい表ひょうに投手とうしゅとして起用きようされ、川かわ﨑とバッテリーを組くんで1イニングを三さん者しゃ凡退ぼんたい、無む失点しってん（奪だつ三振さんしん1）に抑おさえた。11月6日にちに生なま配信はいしんをメインとした自身じしんのYouTubeチャンネルを開設かいせつ。11月17日にち、自由じゆう契約けいやくによる退団たいだんが発表はっぴょうされた。

九州きゅうしゅうアジアリーグ・北九州きたきゅうしゅう時代じだい

2021年ねんシーズンのBCリーグのリーグ戦せん終了しゅうりょう後ごの9月がつ下旬げじゅん、2022年ねんから九州きゅうしゅうアジアリーグのリーグ戦せんに参加さんかする新設しんせつ球団きゅうだん・福岡ふくおか北九州きたきゅうしゅうフェニックスが西岡にしおかに監督かんとく就任しゅうにんを正式せいしき要請ようせいしていることが報ほうじられた。オーナーの堀江ほりえ貴文たかふみが現役げんえきにこだわっていることから、選手せんしゅ兼任けんにん監督かんとくでの要請ようせいとなった。スポーツ紙しの取材しゅざいに対たいし、西岡にしおかは要請ようせいを受うけたことを事実じじつだと認みとめる一方いっぽうで、栃木とちぎ球団きゅうだんや親会社おやがいしゃのエイジェックなどとの話はなし合あいがまだ行おこなえていないことから、就任しゅうにんに関かんしては熟考じゅっこうする意向いこうを示しめした。正式せいしき就任しゅうにん前まえながら、10月30日にち・11月3日にちに行おこなわれた球団きゅうだんトライアウトでは、前まえ茨城いばらきアストロプラネッツ監督かんとくのジョニー・セリスを誘さそい、ともに選手せんしゅ選考せんこうに参加さんか。その後ご、選手せんしゅ兼任けんにんの上うえでの監督かんとく就任しゅうにんを決意けついし、ジョニーにヘッドコーチ就任しゅうにんを依頼いらい。栃木とちぎからの退団たいだんが発表はっぴょうされた11月17日にち、北九州きたきゅうしゅうの初代しょだい監督かんとくに選手せんしゅ兼任けんにんで就任しゅうにんすることが、ジョニーのヘッドコーチ就任しゅうにん発表はっぴょうとともに正式せいしきに発表はっぴょうされた。

2022年ねん2月がつ18日にちの体制たいせい発表はっぴょう会かいで背番号せばんごうが「7」と発表はっぴょうされた（当日とうじつは「内野ないや手しゅ兼任けんにんスキッパー」と紹介しょうかいされる一方いっぽう、「西岡にしおか監督かんとく」とも呼よばれている）。開幕かいまく後ごも西岡にしおかは自身じしんを「スキップ」（英語えいごで艦長かんちょうを示しめす「スキッパー」の略語りゃくご）と呼よび、従来じゅうらいの日本にっぽんの野球やきゅう（監督かんとくと選手せんしゅの間あいだが遠とおい）とは異ことなる、独立どくりつリーグに合あった監督かんとく像ぞうを模索もさくしていると取材しゅざいに対たいして述のべている。

2022年ねん5月がつ8日にちの対たい火ひの国くにサラマンダーズ戦せんの8回かい途中とちゅうに球場きゅうじょうを離はなれ、試合しあいが一時いちじ中断ちゅうだん。これを遅延ちえん行為こういとみなされて退場たいじょう処分しょぶん、ならびに次つぎ戦せんの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶん通知つうちを受うけた。これは前月ぜんげつの時点じてんでこの日ひのテレビ番組ばんぐみへの生なま出演しゅつえんオファーを受うけており、事前じぜんに球団きゅうだんスタッフにはこのことを伝つたえていたものの、監督かんとくの交代こうたいについて西岡にしおか自みずから審判しんぱんに伝つたえる必要ひつようがある認識にんしきを不足ふそくしていたためである。

2024年ねん2月がつ16日にち、チームの総そう監督かんとくに就任しゅうにんすることが発表はっぴょうされた（発表はっぴょうには「選手せんしゅ兼任けんにん」という表記ひょうきがなく、専任せんにんとみられる）。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう

打撃だげき

生来せいらいは右みぎ打者だしゃで小学校しょうがっこう - 中学ちゅうがく時代じだいに左ひだり打者だしゃに転向てんこうし高校こうこう時代じだいまでは右みぎ投とう左ひだり打だ、その後ご左ひだり打だから両りょう打だになるという経緯けいいでスイッチヒッターとなった。俊足しゅんそくの一番いちばん打者だしゃがよく試こころみる三塁さんるい線せんへのセーフティバントは少すくないが、代かわりに一いち・二に塁間るいかんへのプッシュバントを試こころみることが多おおく、2005年ねんの日本にっぽんシリーズ第だい1戦せんや2006年ねんのWBCの決勝けっしょう戦せんなどの大だい舞台ぶたいでも成功せいこうさせている。

守備しゅび・走塁そうるい

「スピードスター」と呼称こしょうされるが、50メートル走はしのタイムは6.1秒びょう、一塁いちるい到達とうたつ3.97秒びょうと歴代れきだいの盗塁とうるい王おうの中なかでも飛とびぬけて速はやくはなく、一塁いちるい到達とうたつスピードは打席だせきの左右さゆうに関かかわらずムラが大おおきい。一方いっぽうでトップスピードは非常ひじょうに速はやく、打席だせきから三塁さんるい到達とうたつまで11.12秒びょう、バント時じには一塁いちるい到達とうたつ3.54秒びょうを記録きろくしたこともある。盗塁とうるいは早はやいカウントから積極せっきょく的てきに仕掛しかけていく が、日本にっぽんでの通算つうさん盗塁とうるい成功せいこう率りつは約やく70パーセントとそれほど高たかいわけではない。

守備しゅびでは、主おもに遊ゆう撃げきと二塁にるいをこなす。遊撃手ゆうげきしゅとしては三遊間さんゆうかんの打球だきゅうに弱よわく、失策しっさくも少すくなくないが、定てい位置いち付近ふきんから二に遊ゆう間あいだの打球だきゅうに強つよく、2010年ねんには600イニング以上いじょうに出場しゅつじょうした遊撃手ゆうげきしゅで両りょうリーグ1位いのUZR 13.1を記録きろくするなど広ひろい守備しゅび範囲はんいを持もつ。2005年ねんには状況じょうきょうに応おうじてその都度つど二塁手にるいしゅまたは遊撃手ゆうげきしゅに配置はいち転換てんかんするという監督かんとくのバレンタインによる起用きよう法ほうが話題わだいとなり、2006年ねんのWBCでは二塁手にるいしゅとして起用きようされた。2005年ねんに膝ひざ痛つうを患わずらって以降いこう、連鎖れんさ的てきな下半身かはんしんの故障こしょうや首くび痛つうなどのケガが非常ひじょうに多おおく、前任ぜんにんの小坂こさか誠まことが移籍いせきした2006年ねん以降いこうはチーム内ないでの役割やくわりや負担ふたんの増加ぞうかを考慮こうりょし遊撃手ゆうげきしゅで固定こてい起用きようされ、他たの守備しゅび位置いちにはついていなかったが、ツインズ移籍いせき当初とうしょは二塁手にるいしゅとして起用きようされた。しかし2011年ねんは遊撃手ゆうげきしゅでDRS -10・UZR -6.3, 二塁手にるいしゅでDRS -1・UZR -1.1を喫きっし、強つよい打球だきゅうの処理しょりに苦戦くせんしたことや、不ふ必要ひつようなスピンやダブルクラッチをするなどしてボールを長ながく持もちすぎる点てん、味方みかた野手やしゅとの連携れんけい不足ふそくが指摘してきされた。なお、阪神はんしん移籍いせき後ごの2013年ねんからは三塁手さんるいしゅ、2016年ねんからは外野がいや手しゅ（主おもに中堅ちゅうけん手しゅ）、2017年ねんからは一塁いちるい手しゅとしても起用きようされている。

人物じんぶつ・エピソード

座右ざゆうの銘めいは「先さき憂う後楽こうらく」。

ロッテ時代じだいにコーチを務つとめていた高橋たかはし慶彦よしひこから若手わかて時代じだいに「とにかく練習れんしゅう。そうすれば野球やきゅうの神様かみさまは必かならず見みてるから結果けっかはついてくる」と言いわれて熱心ねっしんに練習れんしゅうに取とり組くむようになり、バレンタインは「もっとやってくれると思おもった。彼かれはもっと上うえを目め指させる。偉大いだいな選手せんしゅになるには、この時期じきにすべてをささげて打うち込こまないと」とコメントしたこともあった。

中村なかむら剛つよし也は大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうの1年ねん先輩せんぱい。中田なかた翔しょうや、阪神はんしんでのチームメイトである藤浪ふじなみ晋すすむ太郎たろう・西田にしだ直ただし斗となどは同校どうこうでの後輩こうはいに当あたる。高校こうこう時代じだいには中村なかむらの方ほうが足あしが速はやく、中田なかたとはプロ入いり後ごに合同ごうどうで自主じしゅトレーニングを敢行かんこうしている。藤浪ふじなみ・中田なかたと共ともに出場しゅつじょうした2013年ねんのオールスターゲーム第だい2戦せん（神宮じんぐう）では、試合しあい前まえに2人ふたりと相談そうだんしたうえで、セ・リーグ4番手ばんてとして登板とうばん予定よていの藤浪ふじなみがパ・リーグ4番ばん打者だしゃとして先発せんぱつ出場しゅつじょうの中田なかたを打席だせきに迎むかえた際さいに山やまなりのスローボールを投なげるように指示しじ。当とうの藤浪ふじなみは、6回かい裏うらの中田なかたの打席だせきで2球きゅう続つづけてスローボールを投なげた後のちに、145 km/hの速球そっきゅうで中田なかたを三振さんしんさせた。

第だい1回かいWBCのアメリカ戦せんで二塁打にるいだを打うった際さい、セカンドを守まもっていたデレク・ジーターと握手あくしゅした。敗戦はいせん後ごに焼肉やきにく屋やでイチローが主催しゅさいした決起けっき集会しゅうかいでそのことをイチローから叱責しっせきされ、WBCは国くに別べつ対抗たいこう戦せんであるにもかかわらず遊あそび半分はんぶんで浮うき足立あしだっていた自分じぶんを猛省もうせいしたという。

阪神はんしんへ移籍いせきした2013年ねん開幕かいまく直後ちょくごのヒーローインタビューでは、関本せきもとや現役げんえき時代じだいの矢野やの燿大がヒーローインタビューで多用たようしていた「必死ひっしのパッチ」を決きめ台詞ぜりふに使つかうことで、場内じょうないをたびたび沸わかせた。もっとも、移籍いせき後ご2度目どめのサヨナラ安打あんだを打うった6月がつ5日にちの対たい西武せいぶ戦せん（倉敷くらしき）でのヒーローインタビューでは、「最近さいきん、そのブームは自分じぶんの中なかで終おわった。『もういいかな』と思おもう」と発言はつげん。7月がつ10日とおかの対たい中日ちゅうにち戦せん（那覇なは）でのヒーローインタビュー中ちゅうには、三塁さんるいの守備しゅびで2失策しっさくを記録きろくしながら先制せんせい打だを打うった坂さか克彦かつひこを呼よび寄よせたうえで、特別とくべつにインタビューを受うけさせていた。大和やまとなどチームメイトからは「つよぽん」と呼よばれている。

ロッテ時代じだい、2009年ねんまで使つかわれていた応援おうえん歌かは、西岡にしおかをロッテ入団にゅうだんへ導みちびいたスカウトの松本まつもと尚樹なおきの現役げんえき時代じだいの応援おうえん歌かを流用りゅうようしていた。なお、同どう曲きょくの原曲げんきょくはロシア民謡みんようのカチューシャである。また、2010年ねんは応援おうえん団だんの不祥事ふしょうじによる解散かいさんによって、変更へんこうされた。原曲げんきょくはOi-SKALL MATESの『BRING ON NUFFY STOMPER FUN』である。

阪神はんしん時代じだいの2016年ねんに左ひだりアキレス腱あきれすけんを断だん裂きれした瞬間しゅんかんに、現役げんえきからの引退いんたいをいったん決意けつい。かねてから故障こしょうが相次あいついでいたこともあって、大阪おおさか府内ふないの大だい病院びょういんへ入はいった当初とうしょは、球団きゅうだん関係かんけい者しゃから患部かんぶの手術しゅじゅつを勧すすめられても断ことわっていた。しかし、断だん裂きれから1週間しゅうかん以内いないに手術しゅじゅつを受うけなければアキレス腱あきれすけんを再建さいけんできない状況じょうきょうであったことから、心境しんきょうが徐々じょじょに変化へんか。結局けっきょく、「たとえ実戦じっせんへ復帰ふっきできなくても、野球やきゅう人生じんせいの最後さいごを悔くいなく迎むかえて欲ほしいから、復帰ふっきまでのプロセス（を踏ふんでいる）だけでもやってみたらどうか」という家族かぞくや知人ちじんからの勧すすめで、手術しゅじゅつと現役げんえきの続行ぞっこうへ踏ふみ切きった。手術しゅじゅつ後ごは移動いどうを車椅子くるまいすに頼たよりながらも、入院にゅういん先さきの小児しょうに病棟びょうとうで、重病じゅうびょうを患わずらう小児しょうに患者かんじゃと盛さかんに交流こうりゅう。前向まえむきな姿勢しせいで夢ゆめを語かたる彼かれらと接せっするうちに、「アキレス腱あきれすけんは（断だん裂きれしても）手術しゅじゅつすればつながる。（アキレス腱あきれすけんの断だん裂きれから）復活ふっかつしたプロ野球やきゅう選手せんしゅもいる。このような可能かのう性せいが十分じゅうぶんに残のこされているのに、（実戦じっせんへの復帰ふっきを）諦あきらめていいのだろうか。復帰ふっきするからには、ポジションを遊ゆう撃げきに戻もどして、かつてのようにグラウンドを走はしれるようになりたい」という心境しんきょうに至いたったという。

2018年ねんレギュラーシーズン最終さいしゅう盤ばんの10月がつ1日にちに阪神球団はんしんきゅうだんから戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけると、翌よく2日にちには、自身じしんのInstagram公式こうしきアカウントを通つうじて長文ちょうぶんのメッセージを投稿とうこう。戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけたことをいち早はやく公表こうひょうしたうえで、一軍いちぐん監督かんとくの金本かなもと、二に軍ぐん監督かんとくの矢野やの燿大、二に軍ぐん守備しゅび走塁そうるいコーチの筒井つつい壮たけし、左ひだりアキレス腱あきれすけんの断だん裂きれで入院にゅういんした際さいにいち早はやく見舞みまいに訪おとずれた掛かけ布ぬの雅之まさゆきシニア・エグゼクティブ・アドバイザー（2016年ねん・2017年ねんの二に軍ぐん監督かんとく）、阪神はんしん入団にゅうだん時じの一軍いちぐん監督かんとくだった和田わだ豊ゆたかテクニカル・アドバイザー（肩書かたがきはいずれも2018年ねんシーズン時点じてん）などの球団きゅうだん関係かんけい者しゃやファンに対たいする謝意しゃいを示しめした。

• 2019年ねんの戦力せんりょく構想こうそうから外はずれていることを西岡にしおかへ通告つうこくした球団きゅうだん本部ほんぶ長ちょうの谷本たにもと修おさむによれば、西岡にしおかがこの通告つうこくを機きに2018年ねんシーズン限かぎりでの現役げんえき引退いんたいを決意けついした場合ばあいには、チームに対たいする貢献こうけん度どの高たかさを尊重そんちょうすべく、甲子園こうしえん球場きゅうじょうで引退いんたいセレモニーを開催かいさいする用意よういがあることを西岡にしおかに伝つたえたという。西岡にしおか自身じしんは通告つうこくに対たいする回答かいとうを保留ほりゅうしていたが、「（クライマックスシリーズの出場しゅつじょう権けん争あらそいの渦中かちゅうにあった）チームに迷惑めいわくを掛かけたくない」という理由りゆうで、戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけたことをinstagram経由けいゆでファンや球団きゅうだん関係かんけい者しゃにいち早はやく伝つたえた。もっとも、instagramでの投稿とうこうのタイミングが球団きゅうだんへの回答かいとうや球団きゅうだんからの正式せいしき発表はっぴょうより前まえだったことから、谷本たにもとは西岡にしおかへ投稿とうこうの真意しんいを確認かくにん。結果けっかとして「フライング公表こうひょう」になったことを西岡にしおかが謝罪しゃざいしたため、「他た球団きゅうだんでの現役げんえき続行ぞっこう」という西岡にしおかの意思いしを尊重そんちょうするに至いたった。
• 金本かなもとは投稿とうこう後ごも、西岡にしおかの出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうせず、西岡にしおかを一軍いちぐんに帯同たいどうさせていた。しかし西岡にしおかは、金本かなもとと相談そうだんしたうえで、10月4日にちの対たいヤクルト戦せん（甲子園こうしえん）を阪神はんしん選手せんしゅとしての最後さいごの試合しあいに選えらんだ。その背景はいけいには、一軍いちぐん公式こうしき戦せんでの代打だいだによる球団きゅうだんのシーズン最多さいた安打あんだ記録きろく（桧山ひやま進すすむ次郎じろうが現役げんえき時代じだいに樹立じゅりつした23本ほん）まであと1安打あんだと迫せまっていた原口はらぐち文ぶん仁ひとしが、左手ひだりて小指こゆびの骨折こっせつによってシーズン最終さいしゅう盤ばんの9月がつ下旬げじゅんに戦線せんせん離脱りだつを余儀よぎなくされていたことが挙あげられる。原口はらぐちと入いれ替かわる格好かっこうで一軍いちぐんに昇格しょうかくしていたた西岡にしおかは、原口はらぐちが骨折こっせつから回復かいふくしつつあることを踏ふまえて、戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけた自身じしんの代かわりに原口はらぐちの再さい登録とうろくを優先ゆうせんすることを金本かなもとに懇願こんがん。原口はらぐちは、西岡にしおかに代かわって同月どうげつ5日にちから実際じっさいに一軍いちぐんへ復帰ふっきすると、前述ぜんじゅつした桧山ひやまの球団きゅうだん記録きろくに並ならんだ末すえにシーズンを終おえた。
• 上記じょうきのメッセージでは、「翌年よくねん甲子園こうしえんの土どを踏ふめるこことを一ひとつの目標もくひょうとして頑張がんばりたい」という表現ひょうげんで、2019年ねんにNPB他た球団きゅうだんの選手せんしゅとして現役げんえき生活せいかつを続つづける意向いこうを示しめしていた。その後ごに参加さんかした12球団きゅうだん合同ごうどうトライアウトに際さいして、「ロッテのユニホームで終おわりたい。『戻もどって来こい』と言いわれることを心しんの中なかで願ねがっている」と述のべ古巣ふるすであるロッテへの愛着あいちゃくを示しめした一方いっぽうで、NPB以外いがいの球団きゅうだんでのプレーも視野しやに入いれていることを明あかしていた。しかし結局けっきょく、ロッテを始はじめNPB球団きゅうだんから獲得かくとくのオファーを受うけるには至いたらなかった。
• 一方いっぽうで、トライアウト直後ちょくごから栃木とちぎを含ふくめBCリーグ所属しょぞく6球団きゅうだんからオファーを受うけており、最終さいしゅう的てきには、あくまでNPB復帰ふっきを目標もくひょうとする上じょうで最もっとも環境かんきょうが整ととのっているとの判断はんだんから栃木とちぎへの入団にゅうだんを決定けっていした。

2020年ねんは長ながらく栃木とちぎゴールデンブレーブスの登録とうろく選手せんしゅへの記載きさいがなされず、所属しょぞくが不透明ふとうめいだった。そんな中なか、同年どうねん6月がつ13日にちに行おこなわれた北海道ほっかいどうベースボールリーグの開幕かいまく戦せん、美唄びばいブラックダイヤモンズ対たいレラハンクス富良野ふらのBCでの試合しあいに祝福しゅくふくの花はなを贈おくった際さいには、名義めいぎを野球やきゅう人じん・西岡にしおか剛つよしとしていた。

交友こうゆう関係かんけい

ツインズ時代じだいから西岡にしおかと交流こうりゅうしていることを出演しゅつえん番組ばんぐみで公言こうげんしているたむらけんじは、西岡にしおかが阪神はんしんへ入団にゅうだんした当初とうしょ、西岡にしおかが猛もう打だ賞しょうを記録きろくした試合しあいの翌日よくじつに、自身じしんが経営けいえいする炭火すみび焼肉やきにくたむらの食事しょくじ券けんを『スポーツニッポン』（大阪おおさか本社ほんしゃ発行はっこう版ばん）の読者どくしゃに抽選ちゅうせんで進呈しんていする企画きかくを実施じっししていた。西岡にしおかも、阪神はんしん移籍いせき後ご初はじめての本塁打ほんるいだを打うった同年どうねん5月がつ19日にちの対たいソフトバンク戦せん（甲子園こうしえん）の試合しあい後ごにヒーローインタビューへ迎むかえられると「球場きゅうじょうのどこかに、たむらけんじが来きてると思おもう。自分じぶんが出場しゅつじょうし、たむらが球場きゅうじょうで観戦かんせんする試合しあいとしては今回こんかいが初はつ勝利しょうりなので、おめでとう。もし見みかけたらたむらを野次やじって下ください」とのジョークでインタビューを締しめくくった。

阪神はんしん時代じだいの2017年ねんから2018年ねんまでチームメイトであった糸井いといとは、自身じしんと同おなじパ・リーグの球団きゅうだん出身しゅっしんである縁えんで、阪神はんしんへの移籍いせき前まえから互たがいに親したしく交流こうりゅう。西岡にしおかは2003年ねんから延のべ12シーズン、3歳さい年上としうえの糸井いといは、日本にほんハム時代じだいの2011年ねんから背番号せばんごう7の着用ちゃくようを続つづけてきた。しかし、糸井いといが阪神はんしんでも7番ばんの着用ちゃくようを希望きぼうしていることを知しったため、「糸井いといさんは自分じぶんより実績じっせきがある」という理由りゆうで背番号せばんごう7を糸井いといに譲ゆずることを決意けつい。糸井いといの移籍いせき交渉こうしょう中ちゅうには、糸井いとい本人ほんにんに連絡れんらくしたうえで、「背番号せばんごうを7番ばんにするなら、気分きぶんよく（阪神はんしんに）来きて下ください」とのメッセージを伝つたえたという。結局けっきょく、糸井いといが阪神はんしんへの入団にゅうだん後ごも背番号せばんごう7を付つけ続つづける一方いっぽうで、西岡にしおかは2017年ねんから背番号せばんごうを5に変更へんこうした。

平安へいあん高校こうこう硬式こうしき野球やきゅう部ぶのOBでレゲエシンガーの強つよ（つよし）と交友こうゆう関係かんけいにある。西岡にしおかが強つよの楽曲がっきょく「カーテンコール」を耳みみにし感銘かんめいを受うけたことがきっかけで、両者りょうしゃの間あいだに「（本名ほんみょうを含ふくめて）名前なまえの読よみ方かたが同おなじ」「大阪おおさか府ふ出身しゅっしんの元もと高校こうこう球児きゅうじ」「高校こうこう球児きゅうじ時代じだいの背番号せばんごうが7」といった共通きょうつう点てんがあることから交友こうゆう関係かんけいが深ふかまった。強きょうが「スーパースター」という楽曲がっきょくを西岡にしおかのために書かき下おろしたところ、西岡にしおかが阪神はんしん時代じだいの2013年ねんシーズン後半こうはんから登場とうじょう曲きょくに使用しよう。西岡にしおかの実兄じっけいから聞きいたエピソードや、西岡にしおか本人ほんにんのイメージに沿そって何なん度ども書かき直なおした末すえに完成かんせいした楽曲がっきょくで、ミュージックビデオには西岡にしおか出演しゅつえんのバージョンも存在そんざいする。

パフォーマンス

2013年ねんには、本塁打ほんるいだやサヨナラ安打あんだを打うったチームメイトを出迎でむかえる際さいのチームパフォーマンスとして、左右さゆうの親指おやゆび・人差ひとさし指ゆび・中指なかゆびを立たてたまま空中くうちゅうへ一斉いっせいに腕うでを振ふり上あげるポーズをチームメイトの関本せきもと賢太郎けんたろうと共ともに提案ていあん。同おなじ内野ないや手しゅの新井あらい良太りょうたなどによる協力きょうりょくの下もとで、公式こうしき戦せんの開幕かいまくからチーム内ないに浸透しんとうさせた。西岡にしおか・関本せきもとは8月がつ26日にちに、このポーズの意味いみが「応援おうえんするファンへの感謝かんしゃ (Gratitude)」であることを明あかしたうえで、ポーズの名称めいしょうを「Gratiii（グラティ）」と発表はっぴょう。球団きゅうだんではこの発表はっぴょうを受うけて、「Gratiii」ブランドの公式こうしきグッズの発売はつばいを開始かいしした。

「Gratiii」はあるチームの野手やしゅが「正直しょうじき、阪神はんしんがうらやましい。ああいうポーズがあるとチームがい付きおいづくし、一体いったい感かんが生うまれていいんだよね。ウチはおとなしい選手せんしゅが多おおいから、ちょっと調子ちょうしが悪わるいとすぐベンチが暗くらくなっちゃう。西岡にしおかのようにバカをやれる若手わかてがいてくれたらいいんだけど」とコメントしたことがあるが、その一方いっぽうで同おなじチームの杉内すぎうち俊哉としやは2013年ねん7月がつ15日にちの阪神はんしん戦せんに登板とうばんする前まえに「投手とうしゅとしては、あれをやられるのは気分きぶんが悪わるいですよね」と口くちにしており、同年どうねんの秋季しゅうきキャンプから現場げんばに復帰ふっきした掛かけ布ぬの雅之まさゆきなど一部いちぶの野球やきゅう評論ひょうろん家か・野球やきゅう解説かいせつ者しゃから、「Gratiii」をめぐって「相手あいてに対たいする尊敬そんけいの念ねんが感かんじられない挑発ちょうはつ行為こうい」という趣旨しゅしの批判ひはんが続出ぞくしゅつした。その後ご選手せんしゅ代表だいひょうと球団きゅうだん関係かんけい者しゃが話はなし合あいを重かさねた末すえに、2014年ねんシーズン以降いこうは「Gratiii」の披露ひろうを自粛じしゅくした。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
2003	ロッテ	7	11	9	3	3	2	0	0	5	1	0	0	0	0	2	0	0	1	0	.333	.455	.556	1.010
2004		63	232	212	32	54	8	2	6	84	35	8	2	2	2	14	0	2	37	2	.255	.304	.396	.701
2005		122	493	447	80	120	22	11	4	176	48	41	9	6	4	31	0	5	51	6	.268	.320	.394	.714
2006		115	485	426	58	120	20	7	4	166	27	33	17	4	3	49	2	3	61	6	.282	.358	.390	.747
2007		130	559	494	76	148	31	3	3	194	40	27	13	7	4	50	0	4	73	3	.300	.366	.393	.759
2008		116	522	473	78	142	26	6	13	219	49	18	11	4	2	36	1	7	68	3	.300	.357	.463	.820
2009		120	531	454	70	118	24	5	14	194	41	26	10	3	2	67	3	5	76	6	.260	.361	.427	.787
2010		144	692	596	121	206	32	8	11	287	59	22	11	8	5	79	1	4	96	8	.346	.423	.482	.904
2011	MIN	68	240	221	14	50	5	0	0	55	19	2	4	3	0	15	1	1	43	1	.226	.278	.249	.527
2012		3	14	12	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1	1	0	0	1	0	.000	.071	.000	.071
2013	阪神はんしん	122	549	497	57	144	28	3	4	190	44	11	3	0	6	45	2	1	65	6	.290	.346	.382	.729
2014		24	46	38	6	9	3	1	0	14	4	0	1	1	0	7	0	0	6	0	.237	.356	.368	.724
2015		50	196	172	20	45	8	0	2	59	14	1	3	0	1	22	0	1	21	5	.262	.347	.343	.692
2016		55	205	190	16	56	7	1	0	65	15	6	1	0	0	13	1	2	25	5	.295	.346	.342	.688
2017		32	100	92	6	21	4	0	0	25	5	3	2	0	0	7	0	1	17	0	.228	.290	.272	.562
2018		25	43	40	4	5	3	0	0	8	1	0	0	0	0	3	0	0	10	0	.125	.186	.200	.386
NPB：14年ねん		1125	4664	4140	627	1191	218	47	61	1686	383	196	83	35	29	425	10	35	607	50	.288	.357	.407	.764
MLB：2年ねん		71	254	233	14	50	5	0	0	55	20	2	4	3	1	16	1	1	44	1	.215	.267	.236	.503

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう、赤あか太字ふとじはNPB最高さいこう

WBCでの打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	代だい 表ひょう	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ
2006	日本にっぽん	8	38	31	7	11	0	1	2	19	8	5	2	0	1	6	0	0	4	0	.355	.613	.447

オリンピックでの打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	代だい 表ひょう	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ
2008	日本にっぽん	8	27	22	6	10	1	0	1	14	4	2	0	0	0	6	0	1	2	2	.455	.636	.556

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

内野ないや手しゅ

年とし 度ど	球たま 団だん	一塁いちるい						二塁にるい						三塁さんるい						遊ゆう撃げき
		試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ
2005	ロッテ	-						91	137	211	2	38	.994	-						63	85	173	3	33	.989
2006		-						-						-						115	183	339	13	59	.976
2007		-						-						-						127	191	421	15	83	.976
2008		-						-						-						115	142	324	10	66	.979
2009		-						-						-						115	163	327	12	61	.976
2010		-						-						-						144	222	440	19	81	.972
2011	MIN	-						6	10	14	2	8	.923	-						60	96	172	10	33	.964
2012		-						3	6	11	2	5	.895	-						-
2013	阪神はんしん	-						108	186	316	7	53	.986	7	8	6	1	1	.933	-
2014		-						3	2	5	0	2	1.000	6	4	9	2	2	.867	-
2015		-						-						44	16	67	5	3	.943	-
2016		-						48	100	102	6	12	.971	-						-
2017		1	9	3	0	0	1.000	12	21	34	0	7	1.000	-						-
2018		-						8	7	12	0	4	1.000	-						1	0	0	0	0	----
NPB		1	9	3	0	0	1.000	286	471	706	18	118	.985	57	28	82	8	6	.932	733	1066	2182	76	413	.977
MLB		-						9	16	25	4	13	.911	-						60	96	172	10	33	.964

外野がいや手しゅ

年とし 度ど	球たま 団だん	外野がいや
		試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ
2016	阪神はんしん	3	1	0	0	0	1.000
2017		8	17	0	2	0	.895
通算つうさん		11	18	0	2	0	.900

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう
• NPB時代じだいの太字ふとじ年ねんはゴールデングラブ賞しょう受賞じゅしょう

タイトル

• 首位しゅい打者だしゃ：1回かい（2010年ねん） ※史上しじょう4人にん目めのフルイニング出場しゅつじょうでの獲得かくとく
• 盗塁とうるい王おう：2回かい（2005年ねん、2006年ねん）
• 最多さいた安打あんだ：1回かい（2010年ねん）

表彰ひょうしょう

• ベストナイン：4回かい（遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもん：2005年ねん、2007年ねん、2010年ねん、二塁手にるいしゅ部門ぶもん：2013年ねん）
• ゴールデングラブ賞しょう：3回かい（二塁手にるいしゅ部門ぶもん：2005年ねん、遊撃手ゆうげきしゅ部門ぶもん：2007年ねん、2010年ねん）
• 月間げっかんMVP：3回かい（野手のて部門ぶもん：2005年ねん3・4月がつ、2010年ねん5月がつ、2010年ねん9月がつ）
• JA全農ぜんのうGo・Go賞しょう：1回かい（最多さいた二に・三塁打さんるいだ賞しょう：2007年ねん8月がつ）
• 千葉ちば市し市民しみん栄誉えいよ賞しょう（2006年ねん）

記録きろく

NPB

初はつ記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう：2003年ねん6月がつ23日にち、対たい西武せいぶライオンズ14回戦かいせん（西武せいぶドーム）、9回かい表ひょうに堀ほり幸一こういちの代走だいそうで出場しゅつじょう
• 初はつ打席だせき・初はつ安打あんだ：2003年ねん6月がつ28日にち、対たいオリックス・ブルーウェーブ15回戦かいせん（千葉ちばマリンスタジアム）、7回かい裏うらに初芝はつしば清きよしの代打だいだで出場しゅつじょう、戸と叶かのう尚しょうから左中間さちゅうかん二塁打にるいだ
• 初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：2003年ねん6月がつ29日にち、対たいオリックス・ブルーウェーブ16回戦かいせん（千葉ちばマリンスタジアム）、2番ばん・二塁手にるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ打点だてん：2003年ねん7月がつ1日にち、対たい日本にっぽんハムファイターズ14回戦かいせん（東京とうきょうドーム）、5回かい表ひょうにカルロス・ミラバルから右中間うちゅうかん適時てきじ二塁打にるいだ
• 初はつ本塁打ほんるいだ：2004年ねん6月がつ27日にち、対たい西武せいぶライオンズ16回戦かいせん（富山とやま市民しみん球場きゅうじょうアルペンスタジアム）、2回かい裏うらに後藤ごとう光ひかり貴たかから右みぎ越こし2ラン
• 初はつ盗塁とうるい：同上どうじょう、8回かい裏うらに二に盗とう（投手とうしゅ：大沼おおぬま幸二こうじ、捕手ほしゅ：野田のだ浩ひろし輔）

節目ふしめの記録きろく

• 1000安打あんだ：2013年ねん7月がつ16日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ13回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、2回かい裏うらに菅野かんの智之としゆきから中前ちゅうぜん安打あんだ ※史上しじょう273人にん目め
• 1000試合しあい出場しゅつじょう：2015年ねん5月がつ14日にち、対たい東京とうきょうヤクルトスワローズ8回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）、1番ばん・三塁手さんるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう ※史上しじょう469人にん目め

その他たの記録きろく

• シーズン猛もう打だ賞しょう27回かい：2010年ねん ※秋山あきやま翔しょう吾われと並ならび最多さいたタイ記録たいきろく
• シーズン200安打あんだ：2010年ねん ※史上しじょう4人にん目め（スイッチヒッター史上しじょう初はつ）
• オールスターゲーム出場しゅつじょう：6回かい（2005年ねん、2006年ねん、2007年ねん、2008年ねん、2010年ねん、2013年ねん）

NPB/MLB通算つうさん

節目ふしめの記録きろく

• 1000安打あんだ：2013年ねん5月がつ4日にち、対たい東京とうきょうヤクルトスワローズ8回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、6回かい裏うらに正田しょうだ樹いつきから左ひだり越えつ三塁打さんるいだ ※史上しじょう7人にん目め

独立どくりつリーグでの打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
2019	栃木とちぎ	59	238	186	49	63	16	2	7	103	41	7	3	0	1	49	-	2	29	4	.339	.479	.554	1.033
2020		13	45	33	10	10	2	0	1	15	5	0	1	0	1	7	-	0	3	0	.303	.467	.455	.921
2021		43	123	107	17	35	4	0	0	39	8	6	2	0	0	16	-	0	11	1	.327	.415	.364	.779
2022	北九州きたきゅうしゅう	25	56	54	10	16	0	0	0	16	3	2	0	0	0	2	-	0	5	0	.296	.321	.296	.617
2023		6	13	11	1	2	0	0	0	2	4	0	0	0	1	1	-	0	0	0	.182	.231	.182	.413
BCL：3年ねん		115	406	326	76	108	22	2	8	157	54	13	6	0	2	72	-	2	43	5	.331	.453	.482	.935
KAL：2年ねん		31	69	65	11	18	0	0	0	18	7	2	0	0	1	3	-	0	5	0	.277	.304	.277	.581

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

背番号せばんごう

• 7（2003年ねん - 2010年ねん、2013年ねん - 2016年ねん、2022年ねん - ）
• 1（2011年ねん - 2012年ねん、2019年ねん - 2021年ねん）
• 5（2017年ねん - 2018年ねん）

登録とうろく名めい

• 西岡にしおか 剛つよし（にしおか つよし、2003年ねん - 2006年ねん、2008年ねん - ）
• TSUYOSHI（ツヨシ、2007年ねん）

登場とうじょう曲きょく

• 「Spitfire」The Prodigy（2010年ねん）
• 「海うみの家いえ」TUBE（夏期かきの7 - 8月限定げんてい）
• 「カーテンコール」強つよ（2013年ねん前半ぜんはん、2014年ねん - 2015年ねん途中とちゅう） ※2014年ねんから奇数きすう打席だせきのみ
• 「スーパースター」強きょう（2013年ねん後半こうはん - 2017年ねん） ※2014年ねんから偶数ぐうすう打席だせきのみ、2016年ねん途中とちゅうから第だい一いち打席だせきのみ
• 「The Nights」Avicii（2016年ねん途中とちゅう - 2017年ねん） ※第だい二に打席だせき以降いこう
• 「The Spectre」Alan Walker（2018年ねん） ※第だい一いち打席だせき：0:08〜、第だい二に打席だせき以降いこう：2:32〜

代表だいひょう歴れき

• 2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本にっぽん代表だいひょう
• 2008年ねん北京ぺきんオリンピックの野球やきゅう競技きょうぎ・日本にっぽん代表だいひょう

関連かんれん情報じょうほう

著書ちょしょ

• 『全力ぜんりょく疾走しっそう』（宝島社たからじましゃ、2013年ねん10月がつ、ISBN 978-4800216212）

関連かんれん書籍しょせき

• 『西岡にしおか剛つよし SUPER SPEED STAR (スポーツアルバム (No.17)) (ムック)』（ベースボールマガジン社しゃ、2006/5、ISBN 978-4583613895）
• 『7 (SEVEN) 西岡にしおか剛つよし OFFICIAL BOOK』（橋本はしもと清きよし著しる、三修社さんしゅうしゃ、2008/8、ISBN 978-4384077773）

出演しゅつえん

CM

• ロッテ「グリーンガム」（2005年ねん - 2006年ねん）監督かんとくのバレンタインや菊地きくち凛りん子こ、チームメイトと共演きょうえん。
• ロッテ「ガーナ」（2006年ねん）里さと崎さき智也ともやや、長澤ながさわまさみ、チームメイトと共演きょうえん。
• アディダス（2007年ねん）PL学園がくえん野球やきゅう部ぶに入はいることができなかったエピソードを語かたっている。
• 上新電機じょうしんでんき（2014年ねん - 2015年ねん）チームメイトの能見のうみ篤史あつしや藤浪ふじなみと共演きょうえん。

PV

• SPHERE「君きみといたい feat. 傳田でんだ真央まお」（2009年ねん）

関連かんれん項目こうもく

• 大阪おおさか府ふ出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 千葉ちばロッテマリーンズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 日本にっぽん出身しゅっしんのメジャーリーグベースボール選手せんしゅ一覧いちらん
• 日本人にっぽんじんのマイナーリーグ選手せんしゅ一覧いちらん
• 阪神はんしんタイガースの選手せんしゅ一覧いちらん
• 栃木とちぎゴールデンブレーブスの選手せんしゅ一覧いちらん
• 北九州きたきゅうしゅう下関しものせきフェニックスの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 西岡にしおか剛つよし - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
• 選手せんしゅ情報じょうほう - 週刊しゅうかんベースボールONLINE
• 西岡にしおか剛つよしオフィシャルブログ「Tsuyoshi#1」 - ウェイバックマシン（2009年ねん7月がつ11日にちアーカイブ分ぶん） - Ameba Blog
• 西岡にしおか剛つよし (TsuyoshiNishioka) - Facebook
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