渡邉わたなべ晴はれ智さとし

渡邉わたなべ 晴はれ智さとし Harutomo Watanabe
基本きほん情報じょうほう
本名ほんみょう	渡邉わたなべ 晴はれ智さとし わたなべ はるとも
生年月日せいねんがっぴ	(1973-07-30) 1973年ねん7月がつ30日にち（50歳さい）
国籍こくせき	日本にっぽん
身長しんちょう	170cm
体重たいじゅう	65kg
選手せんしゅ情報じょうほう
所属しょぞく	日本にっぽん競輪けいりん選手せんしゅ会かい静岡しずおか支部しぶ
期き別べつ	73期き
脚あし質しつ	追込おいこみ
アマチュア経歴けいれき
1991-1992	星陵せいりょう高等こうとう学校がっこう
登録とうろく地ち変遷へんせん
1994-	静岡しずおか
業績ぎょうせき
S級きゅうS班はん	2008-2010
特別とくべつ競輪けいりん勝利しょうり	日本にっぽん選手権せんしゅけん競輪けいりん 2008 高松宮たかまつのみや記念きねん杯はい競輪けいりん 2008 ふるさとダービー 2回かい
自転車じてんしゃ競技きょうぎ情報じょうほう
獲得かくとくメダル 日本にっぽん トラックレース アジア競技きょうぎ大会たいかい 金きむ 2002 プサン チームスプリント
■最終さいしゅう更新こうしん日び:2010年ねん12月27日にち  ■テンプレートを表示ひょうじ

渡邉わたなべ 晴はれ智さとし（わたなべ はるとも、1973年ねん7月がつ30日にち - ）は、競輪けいりん選手せんしゅ。日本にっぽん競輪けいりん選手せんしゅ会かい静岡しずおか支部しぶ所属しょぞく。静岡しずおか県けん富士ふじ市し出身しゅっしん。日本にっぽん競輪けいりん学校がっこう（当時とうじ。以下いか、競輪けいりん学校がっこう）第だい73期生きせいで、同期どうきには村上むらかみ義弘よしひろらがいる。師匠ししょうは村松むらまつ清一せいいち。

長男ちょうなんの雅也まさや（117期き・静岡しずおか）、長女ちょうじょ（雅也まさやの姉あね）の栞しおり奈（122期き・静岡しずおか）も競輪けいりん選手せんしゅ。

弟子でしには栞しおり奈・雅也まさやのほか、甥おいである渡邉わたなべ雄太ゆうた（105期き・静岡しずおか）・直弥なおや（113期き・静岡しずおか）らがいる。

経歴けいれき

星陵せいりょう高等こうとう学校がっこう在学ざいがく中ちゅうから自転車じてんしゃ競技きょうぎを行おこない、競輪けいりん学校がっこうに入学にゅうがく。デビュー戦せんは1994年ねん4月がつ8日にちの千葉ちば競輪けいりん場じょうで迎むかえ5着ちゃくだったが、この開催かいさいでは優勝ゆうしょうを果はたし、また優勝ゆうしょうしたレースが初はつ勝利しょうりともなった。デビューまもない頃ころから追おい込こみを主体しゅたいとした競走きょうそうに努つとめ、1999年ねん頃ころからGI、GIIに常時じょうじ参加さんかするようになったが、その99年ねん12月に行おこなわれたふるさとダービー（佐世保させぼ競輪けいりん場じょう）決勝けっしょうにおいて、当時とうじGIタイトルに最もっとも近ちかい選手せんしゅと目めされた福島ふくしまの金古かねこ将人まさとの番手ばんてを得えて、その金古かねこの走はしりに乗のって優勝ゆうしょうを果はたした。

また、2001年ねんのふるさとダービー（函館はこだて競輪けいりん場じょう）では、これまた福島ふくしまの選手せんしゅかつ、タイトルに最もっとも近ちかい位置いちにいると目めされていた伏見ふしみ俊昭としあきが逃にげ切きりの体勢たいせいに入はいったところ、最終さいしゅう2センター付近ふきんでマークしていた神山かみやま雄一郎ゆういちろうから切きり替かえて直線ちょくせんで鋭するどく追おい詰つめ、伏見ふしみと同着どうちゃく優勝ゆうしょうを果はたした。

そしてこの頃ころ、渡邉わたなべは自転車じてんしゃ競技きょうぎにも積極せっきょく的てきに取とり組くんでおり、2002年ねんのアジア競技きょうぎ大会たいかい（韓国かんこく・プサン）では神山かみやま雄一郎ゆういちろう、金子かねこ貴志たかしとのトリオでチームスプリントの優勝ゆうしょうに貢献こうけん。また同年どうねん、フランスのボルドーで開催かいさいされたオープン・デ・ナシオンのケイリン種目しゅもくにおいて、堂々どうどう3位いに食くい込こんだ。さらに同年どうねん、この年としだけ実施じっしされた「グランプリポイント」の恩恵おんけいを受うけ、競輪けいりん祭さい決勝けっしょう2着ちゃく、全日本ぜんにほん選抜せんばつ競輪けいりん決勝けっしょう7着ちゃくの実績じっせきがモノを言いい、KEIRINグランプリ初はつ出場しゅつじょうを果はたす（8着ちゃく）。

その後ごも時折ときおり厳きびしい位置いち取とりを見みせるマーク選手せんしゅとしての地位ちいを確立かくりつし、特別とくべつ戦線せんせんでは常連じょうれん選手せんしゅとしておなじみの存在そんざいとなる。2007年ねんはGI、GIIでともに2回かいずつ決勝けっしょうへと駒こまを進すすめ、5年ねんぶりにKEIRINグランプリ出場しゅつじょうを決きめた他ほか、初代しょだいとなるS級きゅうS班はんの18名めいにも選出せんしゅつされた。

そして2008年ねんには地元じもとの静岡しずおかで開催かいさいされた日本にっぽん選手権せんしゅけん競輪けいりんにおいて優勝ゆうしょうを果はたし、遂ついに念願ねんがんのタイトルホルダー入いりを果はたした。さらには、続つづく高松宮たかまつのみや記念きねん杯はい競輪けいりんでも、決勝けっしょう戦せんで同おなじ静岡しずおかの新田にった康仁やすひとの番手ばんてから差さし切ぎり、GI連覇れんぱを果はたしている。

主おもな獲得かくとくタイトル

• 2008年ねん - 日本にっぽん選手権せんしゅけん競輪けいりん（静岡しずおか競輪けいりん場じょう）、高松宮たかまつのみや記念きねん杯はい競輪けいりん（大津おおつびわこ競輪けいりん場じょう）

競走きょうそうスタイル

S級きゅうへの昇格しょうかくを果はたすとマーク選手せんしゅに転向てんこうしたが、他た選手せんしゅとの併走へいそうにおいて持もち前まえのダッシュ力りょくを生いかして先行せんこう選手せんしゅとの隙間すきまをほとんど空あけずに追つい走そうし、少すこしでも相手あいてが離はなれた隙すきを突ついてすかさず競せり落おとす技術ぎじゅつは、競走きょうそうルールが厳きびしくなりつつある状況じょうきょう下かにおける新しん時代じだいの戦法せんぽうとして絶賛ぜっさんされ、先輩せんぱいマーク選手せんしゅに対たいしても果敢かかんに競せりに行いく競走きょうそう姿勢しせいもまたファンに好このまれた。ただし最近さいきんは確実かくじつに先行せんこう選手せんしゅの番手ばんてを主張しゅちょうできるため競せりを行おこなうことは少すくなくなっている。

なお、現在げんざいも自力じりきを繰くり出でだせるほどのダッシュ力りょくを持もっているが、マーク選手せんしゅとしてこだわる姿勢しせいを見みせていることから、自力じりきはあくまで最後さいごの手段しゅだんとなっている。

エピソード

• 20代だいの頃ころは板前いたまえのようなヘアースタイルをしていたことから、「板いたさん」と呼よぶファンもいた。
• 「ハレトモ」というニックネームがあるからか、本名ほんみょうも「はれとも」だと思おもっている人ひとが少すくなくない。
• 2006年ねんの千葉ちば記念きねんを手始てはじめとして、2007年ねん2月がつに開催かいさいされた四日市よっかいち記念きねんまで、出場しゅつじょう機会きかいを得えた記念きねん競輪けいりんにおいて6回かい連続れんぞく決勝けっしょう2着ちゃくを経験けいけん。また四日市よっかいち記念きねん後ごに開催かいさいされた東日本ひがしにっぽん王座おうざ決定けってい戦せんでも決勝けっしょう2着ちゃくとなった。
• 第だい69回かい高松宮たかまつのみや記念きねん杯はい競輪けいりん（2018年ねん）で同どう大会たいかいの20回かい連続れんぞく出場しゅつじょうを達成たっせいし、表彰ひょうしょうされた。
• 追込おいこみ転向てんこう後ごは2着ちゃくに付つけるケースが非常ひじょうに多おおく、3着ちゃくより2着ちゃくの方ほうが圧倒的あっとうてきに多おおいという珍めずらしい選手せんしゅである。従したがって2着ちゃく固定こてい流ながしで買かうファンも多おおい。
• 地元じもと・静岡しずおかで開催かいさいされたKEIRINグランプリ2021で先頭せんとう誘導ゆうどう員いんを務つとめた。KEIRINグランプリに出場しゅつじょう経験けいけんのある選手せんしゅがKEIRINグランプリで先頭せんとう誘導ゆうどう員いんを務つとめたのは初はつであった。

関連かんれん項目こうもく

• 競輪けいりん選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 渡邉わたなべ晴はれ智さとし選手せんしゅプロフィール - KEIRIN.JP
• 渡邉わたなべ晴はれ智さとし - サイクリングアーカイヴス（英語えいご）