(Translated by https://www.hiragana.jp/)
食部 - Wikipedia コンテンツにスキップ

しょく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
しょく𩙿飠𩚀𩚁
かん字典じてん 214 部首ぶしゅ
しょく 首部しゅぶ
1 いち 丿 おつ 2 ひと いれ はち
かたな ちから じゅう ぼく
また 3 くち ゆう だい おんな すん しょう
しかばね やま こう おのれ はば 广 ゆみ
4 しん ほこ ささえ ぶん きん ほう
つき かけ とめ もう みず
つめ ちち へん きば うし いぬ 5 げん たま ふり かわら あま せい
よう しろ かわ さら ほこ いし しめせ
あな だて 6 たけ べい いと かん ひつじ はね ろう みみ
にく しん いたり うす した ます ふね うしとら いろ そうこう むし くだり
ころも 7 かく げん たに まめ いのこ かい あか はし あし
くるま からし たつ とり さと 8 きむ なが もん ふるとり
あめ あお 9 めん かわ にら おと ぺーじ ふう しょく くび こう
10 うま ほね こう おに 11 さかな とり 鹿しか むぎ
あさ 12 きび くろ 13 かなえ ねずみ 14 はな ひとし 15
16 りゅう かめ 17

しょくしょくぶは、漢字かんじ部首ぶしゅにより分類ぶんるいしたグループのひとつ。 かん字典じてん214部首ぶしゅでは184番目ばんめかれる(9かくの9番目ばんめいぬしゅうの18番目ばんめ)。

概要がいよう[編集へんしゅう]

しょくべること、または食物しょくもつ意味いみする。

小篆しょうてんについては『せつぶんかい』が穀物こくもつかおりを意味いみする「皀」とおとあらわす「」の形声けいせい文字もじとするが、甲骨文字こうこつもじなど文字もじると、食物しょくもつられたうつわ(皀)のうえ三角形さんかっけい記号きごう)があるかたちであり、この三角形さんかっけいが「くち」の変形へんけいべることをあらわしているとするせつ食器しょっきぶたあらわしているとするせつなどがある。

食物しょくもつのうちとくめしあらわすときはシ () と発音はつおんされた。

たとえば、清貧せいひんやすんずることをあらわす「しょくひさごいん(たんしひょういん:たけうつわっためしとひさごにれたみず)」という熟語じゅくごがある。

その太陽たいようつきける現象げんしょうあらわしたが、のちにこの意味いみには「蝕」使つかわれるようになった。

またシ () という字音じおんではわせる、やしなうといった意味いみがある。

偏旁へんぼうとしては食物しょくもつ飲食いんしょくかんすることをしめす。その形体けいたいへん位置いちにあるときには「蝕」や「かざり」のように変形へんけいする(下記かき参照さんしょう)。

しょくはこのような構成こうせい要素ようそ漢字かんじおさめる。

字体じたいのデザイン[編集へんしゅう]

3かく[編集へんしゅう]

しょくの3かく時代じだい地域ちいきによって差異さいられる。

印刷いんさつたい明朝体みんちょうたい)において『かん字典じてん』はこれをみじかよことし、台湾たいわん国字こくじ標準ひょうじゅん字体じたい香港ほんこんつね用字ようじ字形じけいひょうもこれにしたがう。一方いっぽう中国ちゅうごくしん字形じけいでは点画てんかくとし、日本にっぽんしん字体じたいではこれをみじかたてとしている(ただし、ひょうがい漢字かんじについてはかん字典じてんしたがっている)。

しょくへん終端しゅうたん[編集へんしゅう]

へん位置いちにある「しょく」の下部かぶぶん時代じだい地域ちいきによって標準ひょうじゅん字体じたいのデザインに差異さいがある。

印刷いんさつたい明朝体みんちょうたい)のうち『かん字典じてん』は「𩙿」のようにたてからた2ほんよことする。一方いっぽう日本にっぽんしん字体じたい中国ちゅうごくしん字形じけい台湾たいわん国字こくじ標準ひょうじゅん字体じたい香港ほんこんつね用字ようじ字形じけいひょうは「」のようにたてからのねに点画てんかくかたちにしている。

なお日本にっぽんひょうがい漢字かんじ基本きほんてきかん字典じてんしたがうとされたのでかん字典じてんしたがい「𩙿」とするが、「かたちもいわゆるさん部首ぶしゅ許容きょようとして許容きょよう字体じたいとされている。

JIS X 0208では原則げんそくとしてこのふたつの字形じけいしょくへん包摂ほうせつされるが、「いん」と「いん」のみ選定せんてい手違てちがいにより分離ぶんりされてべつのコードポイントがあたえられてしまっている。UnicodeCJK統合とうごう漢字かんじでも原則げんそくとして包摂ほうせつするが、はら規格きかく分離ぶんり規則きそくにより「いん」と「いん」は区別くべつされている。

筆記ひっきたい楷書かいしょ)では伝統でんとうてきに「」のようたてからのねに点画てんかくかたちである。

また中国ちゅうごく簡体字かんたいじは「」を「」のように簡略かんりゃくしている。

部首ぶしゅ通称つうしょう[編集へんしゅう]

  • 日本にっぽん:しょく、しょくへん
  • 中国ちゅうごくしょくつくりしょくそこ
  • 韓国かんこく밥식부(bap sik bu、めしのしょく
  • えいべい:Radical eat

部首ぶしゅ[編集へんしゅう]

しょく

れい[編集へんしゅう]

最大さいだい画数かくすう[編集へんしゅう]