駒ケ根こまがね駅えき

駒ケ根こまがね駅えき
	駅舎えきしゃ（2023年ねん3月がつ）
	こまがね; Komagane;
	◄小町屋こまちや (1.2 km) (1.4 km) 大田切おおたぎり►
所在地しょざいち	長野ながの県けん駒ヶ根こまがね市し東町あずままち1-1 北緯ほくい35度ど44分ふん11.16秒びょう東経とうけい137度ど56分ふん12.44秒びょう / 北緯ほくい35.7364333度ど東経とうけい137.9367889度ど座標ざひょう: 北緯ほくい35度ど44分ふん11.16秒びょう東経とうけい137度ど56分ふん12.44秒びょう / 北緯ほくい35.7364333度ど東経とうけい137.9367889度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）
所属しょぞく路線ろせん	飯田線いいだせん
キロ程ほど	165.6 km（豊橋とよはし起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	コマ; アホ（改称かいしょう前まえ）
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	2面めん3線せん
乗車じょうしゃ人員じんいん; -統計とうけい年度ねんど-	505人にん/日ひ（降車こうしゃ客きゃく含ふくまず）; -2018年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）10月31日にち
備考びこう	簡易かんい委託いたく駅えき; 標高ひょうこう：674 m
	^ 1959年ねんに赤穂あこう駅えきから改称かいしょう。 ;
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駒ケ根こまがね駅えき（こまがねえき）は、長野ながの県けん駒ヶ根こまがね市し東町あずままちにある、東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）飯田線いいだせんの駅えきである^[1]。

下くだり快速かいそく「みすず」はこの先さき各駅かくえきに停車ていしゃする。「みすず」とは別べつの快速かいそく列車れっしゃ岡谷おかや行くだり（当とう駅えきの始発しはつ列車れっしゃ）が1本ほんのみ設定せっていされており、停車駅ていしゃえきは飯田線いいだせん全ぜん区間くかんで快速かいそく運転うんてんを行おこなう上のぼり「みすず」とほぼ同おなじである。

歴史れきし

1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）
- 10月31日にち：伊那いな電車でんしゃ軌道きどう（1919年ねんに伊那いな電気でんき鉄道てつどうへ改称かいしょう）宮田みやた駅えき - 当とう駅えき間あいだ延伸えんしん時じに、終着駅しゅうちゃくえきである赤穂あこう駅えき（あかほえき）として開業かいぎょう^[1]^[3]。一般いっぱん駅えき^[4]。
  - 赤穂線あこおせん播州赤穂ばんしゅうあこう駅えきに「播州ばんしゅう」と旧きゅう国名こくめいが付ついているのは、この駅えきが存在そんざいしたためである。
- 12月26日にち：伊那いな電車でんしゃ軌道きどうが伊那いな福岡ふくおか駅えきまで延伸えんしん、途中とちゅう駅えきとなる^[3]。
1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）8月がつ1日にち：伊那いな電気でんき鉄道てつどう線せんが飯田線いいだせんの一部いちぶとして国有こくゆう化かされ、鉄道てつどう省しょう（後ごの日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう）の駅えきとなる^[5]。
1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）10月1日にち：駒ケ根こまがね駅えき（こまがねえき）に改称かいしょう^[1]。
1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）12月1日にち：自動じどう券売けんばい機き新設しんせつ^[6]。
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）7月がつ4日にち：現げん駅舎えきしゃに改築かいちく^[1]^[7]。
1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）11月1日にち：貨物かもつ取扱とりあつかい廃止はいし（旅客りょかく駅えき化か）^[8]。
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月14日にち：荷物にもつの取扱とりあつかいを廃止はいし^[4]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、JR東海とうかいに移管いかん^[4]^[9]。
1997年ねん（平成へいせい9年ねん）9月30日にち：この日ひ限かぎりで駅えきレンタカー営業えいぎょう所しょが営業えいぎょう終了しゅうりょう^[10]。
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）7月がつ1日にち：夜間やかん窓口まどぐち休止きゅうし。
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）4月がつ1日にち：自治体じちたいによる簡易かんい委託いたく駅えきとなる^[11]^[12]。

駅えき構造こうぞう

単式たんしきホーム1面めん1線せんと島しま式しきホーム1面めん2線せん、計けい2面めん3線せんを有ゆうし、列車れっしゃ交換こうかん可能かのうな地上ちじょう駅えき^[1]。駅舎えきしゃは単式たんしきホーム側がわ（1番線ばんせん）にあり、2・3番線ばんせん（島しま式しきホーム）とは構内こうない踏切ふみきりで連絡れんらくしている^[1]。3番線ばんせん東側ひがしがわには側線そくせん（留置とめおき線せん）が引ひかれ、電車でんしゃや保線ほせん車両しゃりょうが留置りゅうちされる場合ばあいがある（夜間やかん滞とどこお泊はくも設定せっていされている）。

伊那いな市し駅えき管理かんりの簡易かんい委託いたく駅えき（駒ヶ根こまがね市し受託じゅたく）。2013年ねん 3月31日にちまでは東海とうかい交通こうつう事業じぎょうの職員しょくいんが業務ぎょうむを担当たんとうする業務ぎょうむ委託いたく駅えきで、自動じどう券売けんばい機き、JR全線ぜんせんきっぷうりばも設置せっちされていた。駅舎えきしゃは1980年ねんに改築かいちくされた鉄筋てっきんコンクリート造づくり平屋ひらや建だてである^[7]。

中央ちゅうおうアルプスへの登山とざん者しゃが多おおいことから駅えき待合室まちあいしつ内ないに登山とざん届とどけポストがある。

のりば

番線ばんせん	路線ろせん	方向ほうこう	行先ゆくさき	備考びこう
1	飯田線いいだせん	下くだり	辰野たつの方面ほうめん^{[注釈ちゅうしゃく 1]}
1		上のぼり	飯田いいだ・天竜峡てんりゅうきょう方面ほうめん^{[注釈ちゅうしゃく 1]}
2				当とう駅えき始発しはつはこのホーム
3				3両りょう編成へんせいの一部いちぶ列車れっしゃ
3		下くだり	辰野たつの方面ほうめん	一部いちぶ列車れっしゃのみ^{[注釈ちゅうしゃく 2]}

改札かいさつ口こう（2023年ねん3月がつ）
待合室まちあいしつ（2023年ねん3月がつ）
ホーム（2023年ねん3月がつ）
構内こうない踏切ふみきり（2023年ねん3月がつ）

利用りよう状じょう況きょう

1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは以下いかの通とおり。

乗車じょうしゃ人員じんいん推移すいい
年度ねんど	1日にち平均へいきん人数にんずう
1997	1056
1998	978
1999	970
2000	987
2001	900
2002	858
2003	725
2004	714
2005
2006
2007	633^[1]
2008
2009	544^[1]
2010	566
2011	568
2012	567
2013	560
2014	553
2015	549
2016	552
2017	526
2018	505

駅えき周辺しゅうへん

駒ヶ岳こまがたけへのロープウェイ（駒ヶ岳こまがだけロープウェイ）乗車じょうしゃ駅えきであるしらび平たいら駅えきや駒ヶ根こまがね高原こうげんへ向むかうバスが駅前えきまえから発着はっちゃくしている^[1]他た、駒ヶ根こまがね市し循環じゅんかんバス乗のり場ば、タクシー乗のり場ばがある。

駒ヶ根こまがね市しの中心ちゅうしん駅えき^[1]であり、駅西えきにし側がわに商店しょうてん街がいが広ひろがっており、徒歩とほで10分ふん内ないの範囲はんいに駒ヶ根こまがね郵便ゆうびん局きょく、八十二銀行はちじゅうにぎんこう駒ヶ根こまがね支店してん、アルプス中央ちゅうおう信用金庫しんようきんこ赤穂あこう営業えいぎょう部ぶなどの金融きんゆう機関きかんもある。駅東えきひがし側がわに隣接りんせつしてAコープこまがね店てんがある。当とう駅えきから延のびる「すずらん通どおり」を500m程ほど西にしに向むかうと、駒ヶ根こまがね市し総合そうごう文化ぶんかセンター（駒ヶ根こまがね市立しりつ図書館としょかん、駒ヶ根こまがね市立しりつ博物館はくぶつかん）等とうの文化ぶんか施設しせつがある。

JA上伊那かみいな駒ヶ根こまがね支所ししょ
ヤマウラ本社ほんしゃ
国道こくどう153号ごう伊南いなみバイパス
長野銀行ながのぎんこう駒ヶ根こまがね支店してん
長野ながの県けん信用組合しんようくみあい駒ヶ根こまがね支店してん
クスリのサンロード駒ヶ根こまがね東町ひがしまち店てん
マルトシ駒ヶ根こまがね駅前えきまえ店てん

駅前えきまえ広場ひろば（2008年ねん7月がつ）

バス路線ろせん

「駒ケ根こまがね駅前えきまえ」停留所ていりゅうじょから発着はっちゃくする。かつては市内しないを循環じゅんかんするバスのために2・3番ばん乗のり場ばもあったが、循環じゅんかんバス廃止はいしに伴ともない無なくなった。

1番ばんのりば
- 中央ちゅうおうアルプス駒ヶ岳こまがだけロープウェイ駅えき（伊那いなバス･中央ちゅうおうアルプス観光かんこうバス）
2番ばんのりば（廃止はいし）
- 吉瀬よしせ線せん
3番ばんのりば
- 竜りゅう東ひがし地域ちいき振興しんこうバス（廃止はいし）
  - 大曽根おおそね線せん、原はら･中曽なかそ倉くら・本ほん曽そ倉くら線せん、永見ながみ山やま・丸山まるやま線せん、東伊那ひがしいな循環じゅんかん線せん

なお、高速こうそくバスの駒ヶ根こまがねバスターミナルは駅えき西側にしがわの国道こくどう153号ごう沿ぞい、駒ヶ根こまがね商工しょうこう会館かいかんの1階かいにある。

隣となりの駅えき

東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）

飯田線いいだせん

■快速かいそく（「みすず」含ふくむ）

小しょう町屋まちや駅えき - 駒ケ根こまがね駅えき - （一部いちぶ大田切おおたぎり駅えき） - 宮田みやた駅えき

■普通ふつう

小しょう町屋まちや駅えき - 駒ケ根こまがね駅えき - 大だい田切たぎり駅えき

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ ^a ^b 駅えき掲示けいじ用よう時刻じこく表ひょうの案内あんない表記ひょうき。これらはJR東海とうかい公式こうしきサイトの各駅かくえきの時刻じこく表ひょうで参照さんしょう可能かのう（2015年ねん1月がつ現在げんざい）。
^ 2021年ねん3月がつ改正かいせいダイヤでは、9:03発はつ伊那いな松島まつしま行ゆき普通ふつうのみ使用しよう^[13]。

出典しゅってん

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん社しゃ出版しゅっぱん部ぶ『長野ながの県けん鉄てつ道全どうぜん駅えき増補ぞうほ改訂かいてい版ばん』信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん社しゃ、2011年ねん7月がつ24日にち、195頁ぺーじ。ISBN 9784784071647。
^ ^a ^b 横井よこい信洋のぶひろ(2014年ねん9月がつ26日にち). “切手きってシート:飯田線いいだせん開通かいつう100年ねんを記念きねん駒ケ根こまがね市しが発売はつばいきょうから”. 毎日新聞まいにちしんぶん (毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ)
^ ^a ^b 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR 03号ごう、14頁ぺーじ
^ ^a ^b ^c 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』JTB、1998年ねん、109頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR 03号ごう、15頁ぺーじ
^ 「四よんヶ月かげつの努力どりょく実みのる静せい鉄てつ、飯田線いいだせんの営業えいぎょう近代きんだい化か実施じっし」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1971年ねん12月2日にち、1面めん。
^ ^a ^b 「装よそおい新あらたに山男やまおとこたちの駅えき飯田線いいだせん駒ヶ根こまがね駅えきの改築かいちく完成かんせい」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1980年ねん7月がつ9日にち、2面めん。
^ “日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい143号ごう”. 官報かんぽう. (1982年ねん10月がつ30日にち)
^ 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR 03号ごう、17頁ぺーじ
^ JR時刻じこく表ひょう　1997年ねん10月がつ号ごう
^ 長野ながの日報にっぽう 2013年ねん4月がつ2日にち付づけ
^ 「飯田線いいだせんの伊那いな谷たに４駅えきが無人むじん化か」『南みなみ信州しんしゅう新聞しんぶん』南みなみ信州しんしゅう新聞しんぶん社しゃ、2013年ねん4月がつ2日にち。オリジナルの2013年ねん7月がつ8日にち時点じてんにおけるアーカイブ。2022年ねん1月がつ4日にち閲覧えつらん。
^ 各駅かくえきの時刻じこく表ひょう-駒ヶ根こまがね駅えき(毎日まいにち)(上下じょうげ)

参考さんこう文献ぶんけん

曽根そね悟さとる（監修かんしゅう）（著ちょ）、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ（編集へんしゅう）（編へん）「飯田線いいだせん・身延線みのぶせん・小海線こうみせん」『週刊しゅうかん歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR』第だい3号ごう、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2009年ねん7月がつ26日にち。