田本たもと駅えき

田本たもと駅えき
	駅えき全景ぜんけい（2017年ねん10月がつ）
	たもと; Tamoto;
	◄温田おんだ (2.0 km) (3.7 km) 門かど島とう►
所在地しょざいち	長野ながの県けん下伊那しもいな郡ぐん泰阜やすおか村むら田本たもと北緯ほくい35度ど20分ふん56.42秒びょう東経とうけい137度ど50分ふん16.59秒びょう / 北緯ほくい35.3490056度ど東経とうけい137.8379417度ど座標ざひょう: 北緯ほくい35度ど20分ふん56.42秒びょう東経とうけい137度ど50分ふん16.59秒びょう / 北緯ほくい35.3490056度ど東経とうけい137.8379417度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）
所属しょぞく路線ろせん	飯田線いいだせん
キロ程ほど	104.2 km（豊橋とよはし起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	タモ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	1面めん1線せん
乗車じょうしゃ人員じんいん; -統計とうけい年度ねんど-	1人ひとり/日ひ（降車こうしゃ客きゃく含ふくまず）; -2018年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）11月15日にち
備考びこう	駅員えきいん無む配置はいち駅えき; 標高ひょうこう：346m
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田本たもと駅えき（たもとえき）は、長野ながの県けん下伊那しもいな郡ぐん泰阜やすおか村むら田本たもとにある、東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）飯田線いいだせんの駅えきである^[1]。

一部いちぶ普通ふつう列車れっしゃは当とう駅えきを通過つうかする。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）11月15日にち：三信さんしん鉄道てつどう温田おんだ - 門かど島とう間あいだ延伸えんしん時じに田本たもと停留ていりゅう場じょうとして開設かいせつ^[1]^[2]^[3]。旅客りょかく駅えき^[2]。
1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）8月がつ1日にち：三信さんしん鉄道てつどう線せんが飯田線いいだせんの一部いちぶとして国有こくゆう化か、運輸うんゆ通信つうしん省しょう（後ごの日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう）に移管いかん^[2]^[3]。同時どうじに田本たもと駅えきに昇格しょうかく^[2]。
- 当時とうじは、東海道本線とうかいどうほんせん浜松はままつ - 名古屋なごや間あいだの各駅かくえき、飯田線いいだせんの各駅かくえき、中央ちゅうおう本線ほんせん上諏訪かみすわ - 塩尻しおじり間あいだの各駅かくえきと松本まつもと駅えきを発着はっちゃくする旅客りょかくのみ利用りよう出来できた^[2]。
1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）12月2日にち：旅客りょかく取扱とりあつかい区間くかん制限せいげん廃止はいし^[2]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、JR東海とうかいの駅えきとなる^[2]^[4]。
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
- 9月：台風たいふう18号ごうの影響えいきょうにより、平岡ひらおか駅えき - 天竜峡てんりゅうきょう駅えき間あいだは運休うんきゅうとなり、バスによる代行だいこう輸送ゆそうとなる。
- 10月がつ10日とおか：平岡ひらおか駅えき - 天竜峡てんりゅうきょう駅えき間あいだ運転うんてん再開さいかい。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

単式たんしきホーム1面めん1線せんを有ゆうする地上ちじょう駅えき^[1]。飯田いいだ駅えき管理かんりの無人むじん駅えきで駅舎えきしゃは無なく、ホーム上じょうに待合まちあい所しょが設置せっちされているのみである。

いわゆる秘境ひきょう駅えき^[1]。ホーム背後はいごには巨大きょだいなコンクリート製せい擁よう壁かべ（上部じょうぶでは擁よう壁かべから岩いわが突出とっしゅつしている）がそびえ、線路せんろ下かは天竜川てんりゅうがわの渓谷けいこくである。

ホーム

利用りよう状じょう況きょう[編集へんしゅう]

「長野ながの県けん統計とうけい書しょ」によると、1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは以下いかの通とおり。

2007年度ねんど - 1人ひとり^[1]
2009年度ねんど - 1人ひとり^[1]
2010年度ねんど - 2人ふたり
2011年度ねんど - 1人ひとり
2012年度ねんど - 2人ふたり
2013年度ねんど - 2人ふたり
2014年度ねんど - 3人にん
2015年度ねんど - 5人にん
2016年度ねんど - 2人ふたり^[5]
2017年度ねんど - 1人ひとり^[6]
2018年度ねんど - 1人ひとり^[7]

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

駅えきから人ひとが1人にん通とおれる程度ていどの山道さんどうを20分ふん程ほど登のぼって車道しゃどうに出でれば民家みんかや学校がっこう等とうがある^[1]。なお、山道さんどうへ行いく道みちはトンネルを越こえた所ところで分岐ぶんきしており、もう片方かたがたは天竜川てんりゅうがわを跨またぐ吊つり橋ばしへと続つづく^[1]。

天竜川てんりゅうがわ - 駅前えきまえは断崖絶壁だんがいぜっぺきで、自動車じどうしゃ・バイクでの乗入のりいれは不可ふか^[1]。
泰阜やすおか村立そんりつ泰阜やすおか小学校しょうがっこう
泰阜やすおか村立そんりつ泰阜やすおか中学校ちゅうがっこう^[1]

田本たもと集落しゅうらくから駅えきに向むかう道みち（2007年ねん）
トンネルの先さきにある分岐ぶんき。左ひだりが田本たもと集落しゅうらく方面ほうめん、右みぎが阿南あなん町まち方面ほうめん。

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）

臨時りんじ急行きゅうこう「飯田線いいだせん秘境ひきょう駅えき号ごう」停車駅ていしゃえき
過去かこに特急とっきゅう「伊那いな路ろ」が臨時りんじ停車ていしゃしたこともある^[1]。

飯田線いいだせん

■快速かいそく（上のぼりのみ運転うんてん）・■普通ふつう（一部いちぶの列車れっしゃは通過つうか）

温田おんだ駅えき - 田本たもと駅えき - 門もん島しま駅えき

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん社しゃ出版しゅっぱん部ぶ『長野ながの県けん鉄てつ道全どうぜん駅えき増補ぞうほ改訂かいてい版ばん』信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん社しゃ、2011年ねん7月がつ24日にち、228-229頁ぺーじ。ISBN 9784784071647。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』JTB、1998年ねん、103頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ ^a ^b 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR 03号ごう、15頁ぺーじ
^ 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR 03号ごう、17頁ぺーじ
^ “平成へいせい28年ねん（2016年ねん）長野ながの県けん統計とうけい書しょ - 13.運輸うんゆ” (PDF). 長野ながの県けん企画きかく振興しんこう部ぶ情報じょうほう政策せいさく課か統計とうけい室しつ (2016年ねん). 2019年ねん3月がつ25日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
^ “平成へいせい29年ねん（2017年ねん）長野ながの県けん統計とうけい書しょ - 13.運輸うんゆ” (PDF). 長野ながの県けん企画きかく振興しんこう部ぶ情報じょうほう政策せいさく課か統計とうけい室しつ (2017年ねん). 2021年ねん1月がつ15日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
^ “平成へいせい30年ねん（2018年ねん）長野ながの県けん統計とうけい書しょ - 13.運輸うんゆ” (PDF). 長野ながの県けん企画きかく振興しんこう部ぶ情報じょうほう政策せいさく課か統計とうけい室しつ (2018年ねん). 2021年ねん12月22日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

曽根そね悟さとる（監修かんしゅう）（著ちょ）、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ（編集へんしゅう）（編へん）「飯田線いいだせん・身延線みのぶせん・小海線こうみせん」『週刊しゅうかん歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん国鉄こくてつ・JR』第だい3号ごう、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2009年ねん7月がつ26日にち。