1897年ねんの相撲すもう

1897年ねんの相撲すもう（1897ねんのすもう）は、1897年ねんの相撲すもう関係かんけいのできごとについて述のべる。

できごと[編集へんしゅう]

1月がつ11日にちに英えい照あきら皇太后こうたいごう崩御ほうぎょにつき、東京とうきょう相撲すもう1月がつ場所ばしょを30日間にちかん中断ちゅうだんし、千秋楽せんしゅうらくが2月がつ18日にちにまでずれ込こんだ^[1]。

9月6日にち、大阪おおさか相撲すもうの八はち陣じん調ちょう五ご郎ろうが横綱よこづな（神かみ理り教きょう免許めんきょ）となる。

本場所ほんばしょなど[編集へんしゅう]

1月がつ場所ばしょ（東京とうきょう相撲すもう）^[2]
- 興行こうぎょう場所ばしょ:本所ほんじょ回向えこう院いん
- 1月がつ5日にちより晴天せいてん10日間にちかん興行こうぎょう
5月場所ばしょ（東京とうきょう相撲すもう）^[3]
- 興行こうぎょう場所ばしょ:本所ほんじょ回向えこう院いん
- 5月がつ10日とおかより晴天せいてん10日間にちかん興行こうぎょう
9月場所ばしょ（大阪おおさか相撲すもう）^[4]
- 興行こうぎょう場所ばしょ:南みなみ地ち五ご階かい南みなみ手しゅ空地くうち
- 9月19日にちより晴天せいてん10日間にちかん興行こうぎょう

誕生たんじょう[編集へんしゅう]

1月がつ2日にち - 桐きりノ花はな光こう之の助すけ（最高さいこう位い：十じゅう両りょう2枚まい目め、所属しょぞく：春日山かすがやま部屋へや→立浪たつなみ部屋へや、+ 1993年ねん【平成へいせい5年ねん】）
1月がつ3日にち - 朝あさ響ひびき信しん親おや（最高さいこう位い：前頭まえがしら2枚まい目め、所属しょぞく：佐さノ山部やまべ屋や→高砂たかさご部屋へや、+ 1960年ねん【昭和しょうわ35年ねん】）^[5]
2月がつ18日にち - 鹿しか嶌しま嵜健太郎けんたろう（最高さいこう位い：十両じゅうりょう5枚まい目め（大阪おおさか関脇せきわけ）、所属しょぞく：小野川おのがわ部屋へや、+ 1947年ねん【昭和しょうわ22年ねん】）
3月11日にち - 常陸ひたち嶌しま朝次郎あさじろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら5枚まい目め、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや、+ 1946年ねん【昭和しょうわ21年ねん】）^[6]
4月がつ20日はつか - 一いちノ濱はま善之助ぜんのすけ（最高さいこう位い：前頭まえがしら4枚まい目め、所属しょぞく：井筒いづつ部屋へや、+ 1962年ねん【昭和しょうわ37年ねん】）^[7]
5月14日にち - 小しょう金山かなやま幸一郎こういちろう（最高さいこう位い：十両じゅうりょう8枚まい目め、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや、+ 没年ぼつねん不明ふめい）
5月15日にち - 太刀たち光こう電でん右みぎエ門もん（最高さいこう位い：大関おおぜき、所属しょぞく：友とも綱つな部屋へや→東関ひがしせき部屋へや→高砂たかさご部屋へや、+ 1952年ねん【昭和しょうわ27年ねん】）^[8]
5月がつ20日はつか - 乙女おとめ川がわ定吉さだきち（最高さいこう位い：十両じゅうりょう6枚まい目め、所属しょぞく：浦うら風ふう部屋へや、+ 没年ぼつねん不明ふめい）
7月がつ9日にち - 陸奥むつ錦にしき建けん市し（最高さいこう位い：十両じゅうりょう9枚まい目め、所属しょぞく：振分ふりわけ部屋へや、+ 1982年ねん【昭和しょうわ57年ねん】）
8月がつ5日にち - 大だい嶌しま佐太郎さたろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら11枚まい目め（大阪おおさか大関おおぜき）、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや、+ 1936年ねん【昭和しょうわ11年ねん】）^[9]
8月がつ27日にち - 外そとヶ濱はま弥太郎やたろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら筆頭ひっとう、所属しょぞく：入間川いりまがわ部屋へや→出羽海でわのうみ部屋へや→千賀ちかノ浦うら部屋へや→出羽海でわのうみ部屋へや、+ 1966年ねん【昭和しょうわ41年ねん】）^[10]
9月30日にち - 阿久あく津川つがわ高こう一郎いちろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら筆頭ひっとう、所属しょぞく：錣山部屋へや→高砂たかさご部屋へや、+ 1972年ねん【昭和しょうわ47年ねん】）^[11]
12月8日にち - 潮しおヶ濱はま義夫よしお（最高さいこう位い：前頭まえがしら11枚まい目め、所属しょぞく：高砂たかさご部屋へや、+ 1937年ねん【昭和しょうわ12年ねん】）^[12]
12月14日にち - 真砂まさご石せき三郎さぶろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら5枚まい目め、所属しょぞく：尾車おぐるま部屋へや→峰みね崎さき部屋へや→片男波かたおなみ部屋へや→伊勢いせノ海部かいふ屋や、+ 1944年ねん【昭和しょうわ19年ねん】）^[5]
12月18日にち - 23代だい木村きむら庄しょう之の助すけ（元もと・立たて行司ぎょうじ、所属しょぞく：朝日山あさひやま部屋へや、+ 1994年ねん【平成へいせい6年ねん】）^[13]
12月26日にち - 大蛇おおじゃ山さん酉之助とりのすけ（最高さいこう位い：前頭まえがしら筆頭ひっとう、所属しょぞく：錦にしき嶋しま部屋へや、+ 1956年ねん【昭和しょうわ31年ねん】）^[14]

死去しきょ[編集へんしゅう]

6月29日にち - 眞鶴まなづる政吉まさきち（最高さいこう位い：大関おおぜき（大阪おおさか相撲すもう）、所属しょぞく：朝日山あさひやま部屋へや、* 生年せいねん不明ふめい）
8月がつ30日にち - 鷲わしヶ濱はま音おん右みぎエ門もん（最高さいこう位い：前頭まえがしら4枚まい目め、所属しょぞく：玉垣たまがき部屋へや→常盤山ときわやま部屋へや→玉垣たまがき部屋へや、年寄としより：常盤山ときわやま、* 1838年ねん【天保てんぽう9年ねん】）
9月22日にち - 15代だい木村きむら庄しょう之の助すけ（立たて行司ぎょうじ（現役げんえき没ぼつ）、* 1839年ねん【天保てんぽう10年ねん】）^[15]
12月18日にち - 8代だい式しき守もり伊之助いのすけ（立たて行司ぎょうじ（現役げんえき没ぼつ）、* 1843年ねん【天保てんぽう14年ねん】）^[16]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

^ 酒井さかい, p. 149.
^ 酒井さかい, pp. 148–150.
^ 酒井さかい, pp. 150–152.
^ 酒井さかい, pp. 152–153.
^ ^a ^b 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 51頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 50頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 57頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 47頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 71頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 56頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 45頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 66頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 360頁ぺーじ
^ 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 55頁ぺーじ
^ 「新庄しんじょう之の助じょ誕生たんじょう記念きねん木村きむら庄しょう之の助じょ代々だいだい土俵入どひょういり」『相撲すもう』2014年ねん1月がつ号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、91頁ぺーじ。
^ 「新あたらし伊之助いのすけ誕生たんじょう記念きねん式しき守もり伊之助いのすけ代だい々土俵入どひょういり」『相撲すもう』2014年ねん2月がつ号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、101頁ぺーじ。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

酒井さかい忠正ただまさ『日本にっぽん相撲すもう史し中ちゅう巻まき』ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、1964年ねん6月がつ1日にち。

[FOOTNOTE酒井149-1] 酒井さかい, p. 149.

[FOOTNOTE酒井148–150-2] 酒井さかい, pp. 148–150.

[FOOTNOTE酒井150–152-3] 酒井さかい, pp. 150–152.

[FOOTNOTE酒井152–153-4] 酒井さかい, pp. 152–153.

[meikan051-5] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 51頁ぺーじ

[6] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 50頁ぺーじ

[7] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 57頁ぺーじ

[8] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 47頁ぺーじ

[9] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 71頁ぺーじ

[10] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 56頁ぺーじ

[11] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 45頁ぺーじ

[12] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 66頁ぺーじ

[13] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 360頁ぺーじ

[14] 京きょう須利敏さとし・水野みずの尚文なおふみ『令れい和わ三さん年版ねんばん大相撲おおずもう力士りきし名鑑めいかん』（共同通信社きょうどうつうしんしゃ） 55頁ぺーじ

[15] 「新庄しんじょう之の助じょ誕生たんじょう記念きねん木村きむら庄しょう之の助じょ代々だいだい土俵入どひょういり」『相撲すもう』2014年ねん1月がつ号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、91頁ぺーじ。

[16] 「新あたらし伊之助いのすけ誕生たんじょう記念きねん式しき守もり伊之助いのすけ代だい々土俵入どひょういり」『相撲すもう』2014年ねん2月がつ号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、101頁ぺーじ。

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表ひょう話はなし編へん歴れき明治めいじの大相撲おおずもう
江戸えど時代じだい明治めいじ大正たいしょう昭和しょうわ平成へいせい令れい和わ
1860年代ねんだい	1868年ねん（明治めいじ元年がんねん） 1869年ねん（明治めいじ2年ねん）0
1870年代ねんだい	1870年ねん（明治めいじ3年ねん）0 1871年ねん（明治めいじ4年ねん）0 1872年ねん（明治めいじ5年ねん）0 1873年ねん（明治めいじ6年ねん）0 1874年ねん（明治めいじ7年ねん）0 1875年ねん（明治めいじ8年ねん）0 1876年ねん（明治めいじ9年ねん）0 1877年ねん（明治めいじ10年ねん） 1878年ねん（明治めいじ11年ねん） 1879年ねん（明治めいじ12年ねん）
1880年代ねんだい	1880年ねん（明治めいじ13年ねん） 1881年ねん（明治めいじ14年ねん） 1882年ねん（明治めいじ15年ねん） 1883年ねん（明治めいじ16年ねん） 1884年ねん（明治めいじ17年ねん） 1885年ねん（明治めいじ18年ねん） 1886年ねん（明治めいじ19年ねん） 1887年ねん（明治めいじ20年ねん） 1888年ねん（明治めいじ21年ねん） 1889年ねん（明治めいじ22年ねん）
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