1868年ねんの相撲すもう

1868年ねんの相撲すもう（1868ねんのすもう）は、1868年ねんの相撲すもう関係かんけいのできごとについて述のべる。

1867年ねん-1868年ねん-1869年ねん

できごと

この年としの日本にっぽんは戊辰戦争ぼしんせんそうの下したにあった。相撲すもうもその影響えいきょうを受うけており、薩摩さつま藩はん抱かかえの陣じん幕まく久五郎きゅうごろうや庄内しょうない藩はん抱かかえの朝日嶽あさひがたけ鶴づる之の助すけなどが藩主はんしゅに従したがって江戸えどを出奔しゅっぽん、戦線せんせんに従軍じゅうぐんした。また、大坂おおさか相撲すもうは江戸えど系けいの力士りきしを招聘しょうへいできず、帰参きさんした陣じん幕まくら生はえ抜ぬきの力士りきしのみで番付ばんづけを編成へんせいしたが、興行こうぎょう中止ちゅうしに追おい込こまれた。

天覧てんらん相撲すもう

5月9日にち（慶応けいおう4年ねん4月がつ17日にち）、戊辰戦争ぼしんせんそうの大阪おおさか行幸ぎょうこうに合あわせて、明治天皇めいじてんのうが座ざ摩ま神社じんじゃを親拝しんぱい、その後ご境内けいだいの相撲すもう場じょうで京都きょうと相撲すもうの取組とりくみを天覧てんらんした。

興行こうぎょう

• 6月がつ場所ばしょ（江戸えど相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:本所ほんじょ回向えこう院いん
• 9月場所ばしょ（大阪おおさか相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:難波なんば新地さらち
    • 世情せじょう不安定ふあんていにより、場所ばしょ開催かいさいせず

参考さんこう文献ぶんけん

• 酒井さかい忠正ただまさ『日本にっぽん相撲すもう史し 上巻じょうかん』ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、1956年ねん6月がつ1日にち。 
• 酒井さかい忠正ただまさ『日本にっぽん相撲すもう史し 中ちゅう巻まき』ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、1964年ねん6月がつ1日にち。