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Itanium

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Itanium 2から転送てんそう
Itanium
生産せいさん時期じき 2001ねん6がつ (23ねんまえ) (2001-06)から2021ねん7がつ29にち 3ねんまえ (2021-07-29)まで
生産せいさんしゃ Intel
CPU周波数しゅうはすう 733 MHz から 2.66 GHz
FSB周波数しゅうはすう 266 MT/s から 6.4 GT/s
アーキテクチャ EPIC
コアすう 1, 2, 4 or 8
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Itanium(アイテニアム)は、インテル2001ねんにリリースした、64ビットマイクロプロセッサヒューレット・パッカード (HP) と共同きょうどう開発かいはつした高性能こうせいのうサーバけの命令めいれいセットアーキテクチャであるIA-64はじめて採用さいようした。

Itanium 2(アイテニアムツー)は、よく2002ねん発表はっぴょうされたItaniumの後継こうけいで、3キャッシュ内蔵ないぞうさせるなど性能せいのう向上こうじょうはかった。2008ねん2がつ25にち、インテルはItanium 2の表記ひょうきを「Itanium 9000」などに変更へんこうした[1]。これはプロセッサナンバー採用さいようによりItaniumとItanium 2を区別くべつする必要ひつようせいうすれたこと、ブランドちから強化きょうかなどがあげられる。

2019ねん1がつ、インテルは2021ねんのItaniumシリーズ製造せいぞう終了しゅうりょう発表はっぴょうした[2][3]

概要がいよう

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Itaniumのアーキテクチャ

16ビットおよび32ビットx86命令めいれいセットアーキテクチャのマイクロプロセッサーによってパーソナルコンピュータ市場いちばでは事実じじつじょう標準ひょうじゅんとなったインテルは、1994ねん独自どくじ64ビット命令めいれいセットアーキテクチャである「IA-64」を発表はっぴょうし、従来じゅうらい32ビットx86アーキテクチャ (x86-32) を「IA-32」とぶようになった。

IA-64は、従来じゅうらいのx86-32との命令めいれいセットレベルの互換ごかんせいという制約せいやくてるわりに、ヒューレット・パッカード (HP) と共同きょうどう開発かいはつしたEPICアーキテクチャ採用さいようし、コンパイラなどおもソフトウェアによる命令めいれいレベルの並列へいれつせい発揮はっきすることで性能せいのう将来しょうらいへの拡張かくちょうせい確保かくほすることを目的もくてきとした。

インテルはIA-64により、各社かくしゃRISCプロセッサがめるハイエンドの64ビット市場いちば進出しんしゅつし、HPは従来じゅうらいからのPA-RISCからの移行いこう表明ひょうめいした。IA-64は同時どうじ特許とっきょなどで保護ほごされたアーキテクチャであるため、AMD などの互換ごかんプロセッサメーカーのりをねら目的もくてきもあり、将来しょうらいてきにはIA-32 (x86) からの移行いこうかかげられていた。またインテルがメーカー各社かくしゃ供給きょうきゅうすることで、幅広はばひろいハードウェアやソフトウェアでサポートと、大量たいりょう生産せいさんによる価格かかく競争きょうそうりょく向上こうじょうにより、当時とうじの32ビット市場いちばにおけるIA-32につづいて、次世代じせだいの64ビット市場いちば事実じじつじょう標準ひょうじゅんとなることが提唱ていしょうされた。

しかしIA-64を採用さいようした最初さいしょのマイクロプロセッサであるItanium(コードネームMerced)は開発かいはつおくれ、当初とうしょ予定よてい1999ねんから2ねん2001ねんにリリースされたが、当時とうじ各社かくしゃRISCプロセッサだけではなく、Xeonなど自社じしゃのx86プロセッサと比較ひかくしても価格かかく性能せいのうひくく、サポートするハードウェアやソフトウェアはひろまらず、またx86エミュレーションのおそさもあり、ひろくは普及ふきゅうしなかった。

2002ねんには性能せいのう改善かいぜんしたItanium 2がリリースされ、2008ねんの「Itanium 9000」番台ばんだいへの名称めいしょう変更へんこうたが、どう時期じき各社かくしゃプロセッサと比較ひかくしての価格かかく性能せいのうや、さらに64ビット命令めいれいセットアーキテクチャとしては後発こうはつのx86-32を64ビット拡張かくちょうしたx64 (x86-64) が普及ふきゅうしたこともあり、2010ねん時点じてんでも、IA-64 (Itanium) の普及ふきゅう一部いちぶメインフレームミッドレンジコンピュータ移行いこうさきなど、限定げんていてき市場いちばとどまった。

Itanium 2の位置付いちづけは、RISCプロセッササーバメインフレームえであるとされており、そのため信頼しんらいせい向上こうじょうにプロセッサレベルで対応たいおうしている。シリーズ共通きょうつう特徴とくちょう以下いかとおりである。

  • 16KBの1命令めいれいキャッシュと16KBの1 (L1) データキャッシュ
  • 2 (L2) キャッシュは規定きていされていないが特筆とくひつしていない場合ばあいは256KB(命令めいれい/データ共通きょうつう
  • 3 (L3) キャッシュは機種きしゅによりことなり、1.5MB〜24MB
  • MckinleyバスまたはScalability Portともばれるシステムバスは128ビットはば
    • 200MHz(DDRなので実質じっしつ400MHz)の場合ばあい、6.4GB/s
    • 2004ねんには、266MHz(実質じっしつ533MHz)、8.5GB/sとなった
    • 2005ねんには、333MHz(実質じっしつ667MHz)、10.6GB/sとなった
  • ItaniumからItanium 2へのマイクロアーキテクチャじょう変更へんこうてんは、整数せいすう演算えんざん&メモリのユニットが2から4拡張かくちょう整数せいすう演算えんざん専用せんようユニットはべつに2ある)、命令めいれい発行はっこうわせを増大ぞうだいさせた、パイプライン段数だんすうを10だんから8だん変更へんこう、などがあげられる。
  • IA-64だけでなく、IA-32ベースのアプリケーション実行じっこう可能かのうである。
    • MontecitoよりまえのCPUでは、IA-32を処理しょりするハードウェアデコーダ搭載とうさいされていた。この機能きのうはWindows Itanium EditionにおけるWin32エミュレーションレイヤーでかつて使つかわれていた(Itaniumに移植いしょくされなかったプログラム、OCX、DLLの実行じっこう必須ひっすで、とくにActiveXにたいする後方こうほう互換ごかんせい重大じゅうだい課題かだいであった)。Montecitoからはハードウェアデコーダは削除さくじょされ、EFIでIA-32エミュレータがロードされるようになった。

キャッシュ設計せっけいじょう興味深きょうみぶかてんとしてL2キャッシュALU使つかわずにセマフォー操作そうさできるロジックをそなえているてんである。デュアルコアである2006ねん7がつ発売はつばい製品せいひんMontecito皮切かわきりに、以降いこうのItaniumファミリはマルチコアチップとなる。

歴史れきし

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製品せいひん

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Itanium / Merced (マーセッド)

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Itanium
Itanium 733MHz
生産せいさん時期じき 2001ねん6がつから2003ねん4がつ30にちまで
生産せいさんしゃ インテル
CPU周波数しゅうはすう 733 MHz から 800 MHz
FSB周波数しゅうはすう 266 MHz
プロセスルール 0.18μみゅーm
マイクロアーキテクチャ P7
命令めいれいセット IA-64
コアすう 1
ソケット PAC418
コードネーム Merced
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2001ねん5がつ29にち発表はっぴょう。180 nmプロセスで製造せいぞうされ、動作どうさ周波数しゅうはすう最大さいだい 800 MHz。パッケージない外部がいぶ3キャッシュとして2MBか4MBを選択せんたくできる。価格かかくは1,200 - 4,000USドル。しかし、その性能せいのう業界ぎょうかい満足まんぞくさせるものではなかった。これは当初とうしょ1999ねんのリリースを目指めざしていたものの、度重たびかさなる延期えんきにより設計せっけい仕様しようが2ねんおくれとなってしまったこともおおきい。IA-64モードではどうクロック周波数しゅうはすうのx86と比較ひかくして若干じゃっかん性能せいのうがよい程度ていどで、エミュレーションでIA-32のコードを実行じっこうすると非常ひじょうひく性能せいのうしかなかった(どうクロック周波数しゅうはすうのx86の1/8)。はげしい市場いちば競争きょうそうによりどう時期じきのx86プロセッサはばい以上いじょうの1.7GHzにたっしており、プラットフォームも旧式きゅうしきしていた。

Itanium Processor
動作どうさ周波数しゅうはすう L3キャッシュ TDP
733 MHz 2 または 4 MB 116 W
800 MHz 2 または 4 MB 130 W

Mckinley (マッキンリ)

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Itanium 2
Itanium 2
生産せいさん時期じき 2002ねん6がつから2007ねん9がつ16にちまで
生産せいさんしゃ インテル
CPU周波数しゅうはすう 900 MHz から 1.67 GHz
FSB周波数しゅうはすう 400 MHz から 667 MHz
プロセスルール 0.18μみゅーm から 0.13μみゅーm
マイクロアーキテクチャ Mckinley
命令めいれいセット IA-64
コアすう 1
ソケット PAC611, LGA1248
コードネーム Mckinley
Madison
Deerfield
Fanwood
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2002ねん7がつ8にち発表はっぴょう。0.18 μみゅーmプロセス製造せいぞうされるだいいち世代せだいのItanium 2。IA-64命令めいれいセットにbranchlong命令めいれい追加ついかされ、実行じっこうユニットを4から6へ増加ぞうか、キャッシュまわりがさい設計せっけいされるなどして性能せいのう最大さいだい2ばい向上こうじょうしているが、その恩恵おんけいけるにはItanium2けにさいコンパイルする必要ひつようがある。なおIA-32性能せいのう大幅おおはば改善かいぜんされたが、どう時期じきx86プロセッサの性能せいのうにはとおおよばず、Mckinleyでのx86コード実行じっこう速度そくどはクロック周波数しゅうはすうが2/3のPentium II同等どうとうである。開発かいはつ初期しょき段階だんかいではFlagstaff (フラッグスタッフ) という名称めいしょう開発かいはつされていた。

Itanium 2 Processor
動作どうさ周波数しゅうはすう L3キャッシュ TDP
900 MHz 1.5 MB 90 W
1 GHz 1.5 MB 100 W
3 MB

Madison (マディソン)

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2003ねん6がつまつ登場とうじょうした0.13 μみゅーmプロセスで製造せいぞうされるだい世代せだいのItanium 2。ダイサイズは374平方へいほうミリメートル。消費しょうひ電力でんりょくはMckinleyとわらず130ワット。発表はっぴょう当初とうしょは3キャッシュを最大さいだいで6 MB搭載とうさいするものが出荷しゅっかされていたが、のち最大さいだいで9 MB搭載とうさいするもの (Madison-9M) が発表はっぴょうされた。2005ねんにはFSBが667 MHzのものが発表はっぴょうされた。最新さいしんのものはSPECfpで2,801を記録きろくした (日立製作所ひたちせいさくしょのComputing blade)。

Itanium 2 Processor
動作どうさ周波数しゅうはすう FSB L3キャッシュ TDP
1-8 Way
1.3 GHz 400 MHz 3 MB 97 W
1.4 GHz 4 MB 91 W
1.5 GHz 6 MB 107 W
4 MB 122 W
1.6 GHz 6 MB
9 MB
1.67 GHz 667 MHz 6 MB
9 MB
1-2 Way
1.4 GHz 400 MHz 1.5 MB 91 W
3 MB
1.6 GHz 667 MHz 3 MB 99 W

Deerfield (ディアフィールド)

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2003ねんにリリースされた2CPUまでのSMPに対応たいおうしたMadisonの派生はせいばんてい電圧でんあつばん位置付いちづけで、Madisonよりも消費しょうひ電力でんりょく大幅おおはばおさえられている。消費しょうひ電力でんりょくは63ワットでブレードサーバや1Uサーバきである。

  • ラインナップ - 1 GHz (L3 1.5 MB)

ヒューレット・パッカード (HP) がmx2デュアルプロセッサモジュールとして2003ねん発表はっぴょうし、2004ねんから出荷しゅっかした、Itanium 2を利用りようしたプロセッサ。ふたつのMadisonコアと32 MBのL4キャッシュを通常つうじょうのItanium 2とおなじサイズにパッケージしたもの。HPのみが販売はんばいしており、最近さいきんでは1.1 GHzでかくコアに4 MBのL3キャッシュを搭載とうさいしたものを使つかっている。

Fanwood (ファンウッド)

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2004ねん登場とうじょうした2CPUまでのSMPに対応たいおうしたMadison (Deerfield) の派生はせいばん通常つうじょう電圧でんあつばんではFSBクロックが533 MHzに向上こうじょうしている。

  • ラインナップ
    • 通常つうじょう電圧でんあつばん - 1.6 GHz (L3 3 MB)
    • てい電圧でんあつばん - 1.3 GHz (L3 3 MB)

Itanium 9000 / Montecito (モンテシト)

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Itanium 9000
Itanium 9050
生産せいさん時期じき 2002ねん6がつから2007ねん9がつ16にちまで
生産せいさんしゃ インテル
CPU周波数しゅうはすう 1.33 GHz から 2.66 GHz
FSB周波数しゅうはすう 400 MHz から 667 MHz
QPI帯域たいいき 4.8 GT/s から 6.4 GT/s
プロセスルール 90nm から 32nm
マイクロアーキテクチャ Montecito, Poulson
命令めいれいセット IA-64
コアすう 1, 2, 4, 8
ソケット PAC611, LGA1248
コードネーム Montecito
Montvale
Tukwila
Poulson
Kittson
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2006ねん7がつ18にち発表はっぴょう即日そくじつ発売はつばいされたItanium 2シリーズのなかひとつ。当初とうしょ名称めいしょうはDual-Core Itanium 2 Processor 9000。この9000はプロセッサナンバで、広義こうぎでは9xxxの総称そうしょうともえるが、狭義きょうぎとして90xxの総称そうしょうでもある。のItanium 2の名称めいしょうのItaniumとの統合とうごうにより、このプロセッサの名称めいしょうはItanium 2 9000からItanium 9000あらためられた。

Intelの発表はっぴょうでは、Itanium 9050はぜん世代せだいにあたるMadisonとの比較ひかくで、性能せいのう最大さいだい2ばい消費しょうひ電力でんりょく最大さいだい2わりげんとなり、消費しょうひ電力でんりょくたり性能せいのう最大さいだい2.5ばいたっするとしている。

9000シリーズの基本きほん共通きょうつうは、製造せいぞうプロセスルールは90 nm、L2キャッシュ容量ようりょうは2.5 MB (デュアルコアのコアごとに1 MBのコードと0.25 MBのデータをキャッシュする)。L3キャッシュは最大さいだい容量ようりょう製品せいひんで24 MB。補助ほじょ機能きのうとしてVirtualization Technology (VT)、Hyper-Threading Technology (HT、一部いちぶ製品せいひん無効むこうされている)、Cache Safe Technology機能きのう搭載とうさいする。ねつ設計せっけい電力でんりょくは9010のみ75 Wで、シングルコア。

MontecitoにもちいられるHT技術ぎじゅつは、NetBurstマイクロアーキテクチャでの同時どうじマルチスレッディング (Simultaneous Multi-Threading; SMT) とはちがい、CGMT (Coarse-Grain Multi-Threading) を使用しようしている。

Itanium Processor 90xx
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コア/スレッドすう FSB L3キャッシュ HT TDP
9050 1.60 GHz 2C/4T 533 MHz 24 MB 104 W
9040 1.60 GHz 2C/4T 533 MHz 18 MB 104 W
9030 1.60 GHz 2C/2T 533 MHz 08 MB × 104 W
9020 1.42 GHz 2C/4T 533 MHz 12 MB 104 W
9015 1.40 GHz 2C/4T 400 MHz 12 MB 104 W
9010 1.60 GHz 1C/1T 533 MHz 06 MB × 104 W

Itanium 9100 / Montvale (モンベール)

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Montecito の機能きのう強化きょうかばん2007ねん10月31にち即日そくじつ販売はんばいされた。名称めいしょうはDual-Core Itanium Processor 9100番台ばんだい

製造せいぞうプロセスルールは90 nm、最高さいこう1.66 GHzの動作どうさ周波数しゅうはすう、667 MHzのFSBそなえ、104W以下いか消費しょうひ電力でんりょく動作どうさ。2つのプロセッサとチップセットおなじバスに搭載とうさいされた3ロードバスによって、エンタープライズおよびハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) での使用しようにおいて、すぐれた能力のうりょく発揮はっきする。

また、サーバの利用りようひくとき消費しょうひ電力でんりょく削減さくげんするしん機能きのう「デマンド・ベース・スイッチング」(DBS) により、エネルギーコストの低減ていげんにも寄与きよする。

さらに2008ねんだい1四半期しはんきからコアレベルロックステップ機能きのうきモデルを出荷しゅっか開始かいしする。この機能きのうはプロセッサーコアないこるエラーの検出けんしゅつ確実かくじつおこなうことでデータの完全かんぜんせいとアプリケーションの信頼しんらいせい向上こうじょうさせるしん技術ぎじゅつである。

Itanium Processor 91xx[5]
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コア/スレッドすう FSB L3キャッシュ HT DBS TDP
9152M 1.66 GHz 2C/4T 667 MHz 24 MB 104 W
9150M 1.66 GHz 2C/4T 667 MHz 24 MB 104 W
9150N 1.60 GHz 2C/4T 533 MHz 24 MB 104 W
9140M 1.66 GHz 2C/4T 667 MHz 18 MB 104 W
9140N 1.60 GHz 2C/4T 533 MHz 18 MB 104 W
9130M 1.66 GHz 2C/2T 667 MHz 08 MB × × 104 W
9120N 1.42 GHz 2C/4T 533 MHz 12 MB × 104 W
9110N 1.60 GHz 1C/1T 533 MHz 12 MB × × 075 W

Itanium 9300 / Tukwila (タックウイラ)

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2010ねん2がつ9にち発表はっぴょう。コアごとに6 MBのL3キャッシュを搭載とうさいし、QuickPath InterConnectと、2つのDDR3メモリコントローラをそなえる。QuickPathの合計ごうけい帯域たいいきは96GB/secとなる。かつてFoxtonテクノロジとわれていた、インテル ターボ・ブースト・テクノロジーそなえる。製造せいぞうプロセスルールは65 nm 8そうメタルである。従来じゅうらいのItaniumプロセッサにくらべ、てい電圧でんあつ動作どうさ可能かのうとなっているが、4コアになったぶん、TDPは最大さいだい185Wとおおきい。トランジスタすうは20おく5000まん、ダイサイズはやく700平方へいほうmmと巨大きょだいなものになっている。[6]また、ソフトエラー英語えいごばん対策たいさく強化きょうかし、宇宙うちゅうせん中性子ちゅうせいしによるエラーを1/80から1/100におさえたとしている。[7]プロセッサコアは90 nmのMontecitoコアを65 nmにシュリンクした以外いがい目立めだった改良かいりょうはない(2008ねん1Q時点じてんでインテルは、45 nm High-K 9そうメタルのIA-32プロセッサを出荷しゅっかしている)。当初とうしょ発売はつばい予定よていは2007ねんであったが、2008ねんまつ延期えんきされ [8] 、2008ねんまつにはさらに2009ねんなかばへ延期えんきされ、2009ねん2がつにはデザイン修正しゅうせいのため2009ねん後半こうはん延期えんきされた [9]。2009ねん5がつにはリリースをふたた延期えんきし、出荷しゅっか予定よていを2010ねんだい1四半期しはんき設定せっていなおした[10]。2010ねん2がつ9にち当初とうしょ予定よていから3ねんおくれで「Itaniumプロセッサー 9300 番台ばんだい」として発表はっぴょうされた。[11]

Itanium Processor 93xx
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう (ターボ) コア/スレッドすう QPI L3キャッシュ HT DBS TDP
9350 1.73 GHz (1.866 GHz) 4C/8T 2 x 4.8 GT/s 24 MB 185 W
9340 1.60 GHz (1.733 GHz) 4C/8T 2 x 4.8 GT/s 20 MB 185 W
9330 1.46 GHz (1.600 GHz) 4C/8T 2 x 4.8 GT/s 20 MB 155 W
9320 1.33 GHz (1.466 GHz) 4C/8T 2 x 4.8 GT/s 16 MB 155 W
9310 1.60 GHz 2C/4T 2 x 4.8 GT/s 10 MB 130 W

Itanium 9500 / Poulson (ポウルソン)

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2012ねん11月9にち発表はっぴょう。9500シリーズは、Tukwila の後継こうけいプロセッサとしてPoulsonとの開発かいはつコードめい開発かいはつされた。製造せいぞうプロセスルールは45 nmはスキップして32 nmを採用さいようし、最大さいだい8コア、マルチスレッド処理しょり強化きょうかし、とく仮想かそうなどの並列へいれつ処理しょりよう命令めいれい追加ついかした。Intel VT-x, VT-d, VT-i 対応たいおう。クロックは最大さいだい2.53 GHzとなった。2010ねんから実施じっししているXeonとの基盤きばん要素ようそ共通きょうつう反映はんえいさせたとしている[12][13]対応たいおうメモリは DDR3-800 と DDR3-1067。

Itanium Processor 95xx
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コア/スレッドすう QPI L3キャッシュ HT DBS TDP
9560 2.53 GHz 8C/16T 2 x 6.4 GT/s 32 MB 170 W
9550 2.40 GHz 4C/8T 2 x 6.4 GT/s 32 MB 170 W
9540 2.13 GHz 8C/16T 2 x 6.4 GT/s 24 MB 170 W
9520 1.73 GHz 4C/8T 2 x 6.4 GT/s 20 MB 130 W

Itanium 9700 / Kittson[14] (キットソン)

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2017ねん5がつ発表はっぴょう[15][16]当初とうしょ2013ねんリリースを目指めざし、22nmプロセスによるスループットの大幅おおはば向上こうじょうおよびシングルレベルの向上こうじょうにXeonとのソケット互換ごかん実現じつげんさせる計画けいかくだったが、定義ていぎ見直みなおしにより32nmのまま Itanium 9500 と互換ごかんせい維持いじすることになった[17]最終さいしゅうてきに5ねん歳月さいげつてステッピングチェンジがおこなわれただけで、インテルのデータシートによると上位じょうい2モデルのクロック周波数しゅうはすう向上こうじょう以外いがいに9500から機能きのうめん変化へんかなし[18][19]

インテルはXeonとのソケット互換ごかんについて将来しょうらいにおいてさい検討けんとうされるとしていたが、IDG NewsにたいしてKittsonが最後さいごのItaniumであるとかした[20]

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ搭載とうさいサーバーをすくなくとも2025ねん12月31にちまでサポート予定よてい[21]対応たいおうOSはHP-UX

Itanium Processor 97xx
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コア/スレッドすう QPI L3キャッシュ HT DBS TDP
9760 2.66 GHz 8C/16T 2 x 6.4 GT/s 32 MB 170 W
9750 2.53 GHz 4C/8T 2 x 6.4 GT/s 32 MB 170 W
9740 2.13 GHz 8C/16T 2 x 6.4 GT/s 24 MB 170 W
9720 1.73 GHz 4C/8T 2 x 6.4 GT/s 20 MB 130 W

採用さいよう

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Itaniumサーバーの販売はんばい予測よそく歴史れきし水色みずいろあおみどりかくとし時点じてんでの予測よそくあか実績じっせき[22][23]

1994ねんIA-64発表はっぴょう当時とうじは、IA-32(x86)でパーソナルコンピュータ市場いちばでの事実じじつじょう標準ひょうじゅんとなったインテルが、PA-RISCHP-UXHPとの共同きょうどう開発かいはつにより、64ビット市場いちばMIPSAlphaSPARCPOWERなどの各社かくしゃRISCプロセッサと正面しょうめんから競合きょうごうし、同時どうじAMDなどの互換ごかんプロセッサベンダーをるものとひろ報道ほうどうされた。

このためハイエンド市場いちばへの進出しんしゅつねらマイクロソフトWindowsメインフレームオフィスコンピュータなどの自社じしゃ独自どくじプロセッサの移行いこうさきとするBull GCOSNEC ACOS-4などのほか競合きょうごうプロセッサの開発かいはつつづけるIBMサンオペレーティングシステムであるAIXSolarisではIA-64はん開発かいはつ並行へいこうしてすすめた。

しかし初代しょだいItanium (Merced) のリリースは当初とうしょ予定よてい1999ねんからおくれて2001ねんとなり、各社かくしゃはItanuim対応たいおう製品せいひんをリリースしたが、当時とうじ各社かくしゃRISCプロセッサと比較ひかくしての性能せいのうひくさ、対応たいおうアプリケーションのすくなさ、IA-32互換ごかんモードのおそさもあり、ひろくは普及ふきゅうせず、AIXSolarisのIA-64はんはリリースされなかった。

その各社かくしゃRISCと比較ひかくしてItaniumの性能せいのう向上こうじょうすすまず、一方いっぽうでレジスタすう信頼しんらいせいなどで各社かくしゃ独自どくじプロセッサの移行いこうすすんだ結果けっか、IA-64 (Itanium) はニッチ市場いちばとく日本にっぽん市場いちばへのかたよりがすすんだ。一方いっぽうで、2003ねんには従来じゅうらいx86の64ビット対応たいおうであるAMD64登場とうじょうし、2004ねんから2006ねんにかけてインテルもIntel 64として追随ついずいしたため、各社かくしゃのローエンドサーバーはx64が主流しゅりゅうとなった。

1999ねん設立せつりつされたスタートアップのPlatform Solutionsは、おもアムダール退職たいしょくしたエンジニアをようし、HPせいのItanium 2プラットフォームじょうでIBMメインフレームのバイナリコードをエミュレートして、IBMのオペレーティングシステムをふく既存きそんのメインフレームのアプリケーションをそのまま動作どうささせるという野心やしんてきなソフトウェアを開発かいはつした(最低さいてい2 CPUのSMPプラットフォームで、ひとつのCPUがLinuxではしるI/Oプロセッサとして動作どうさし、のこりのCPUはメインフレームの命令めいれいセットをエミュレートするSMPとして動作どうさする)。IBM互換ごかんのコンピュータ会社かいしゃ次々つぎつぎとメインフレームのビジネスから撤退てったいして、IBMがふたた独占どくせんすることになったメインフレームのマーケットのうちおもにローエンド機器ききのシェアをねらったが、IBMはこれにたいして特許とっきょ侵害しんがいなどを理由りゆう訴訟そしょうこし、最終さいしゅうてきにIBMがPlatform Solutionsを買収ばいしゅうすることで決着けっちゃくしたことで、この「あたらしい互換ごかんビジネス」はまぼろしのものとなった。[24]

2004ねんにはItaniumの設計せっけいよりHPは撤退てったいし、Itanium の開発かいはつたずさわった HP の社員しゃいんはインテルに移籍いせきし、Itaniumはインテルからの販売はんばいのみとなった。また2005ねん9がつItanium Solutions Alliance (ISA) が設立せつりつされた。

マイクロソフト2005ねんにWindows XP Professional 64-bit Itanium Edition の販売はんばい終了しゅうりょうして、わりに x64 Edition販売はんばい開始かいしし、さらに2010ねん4がつにはのこるサーバー製品せいひんである Windows Server でも今後こんごのItaniumサポート中止ちゅうし表明ひょうめいした。レッドハット2009ねん次期じきRHEL 6ではItaniumはサポートしないことを表明ひょうめいした。オラクル2011ねん3がつにItaniumけのぜんソフトウェア開発かいはつ終了しゅうりょう発表はっぴょうしたが、直後ちょくごにHPはオラクルを批判ひはんしItaniumけHP-UX開発かいはつ継続けいぞく表明ひょうめいした[25]同年どうねん6がつ、HPはオラクルを契約けいやく違反いはん提訴ていそ[26]、2012ねん8がつ裁判所さいばんしょ契約けいやくもとづくサポート義務ぎむ認定にんてい[27]よく9がつにオラクルはItaniumけソフトウェアの開発かいはつ継続けいぞく発表はっぴょうした[28]

2011ねん現在げんざい、Itaniumの採用さいようおもに、ユニシス OS2200やNEC ACOS-4やHP NonStopなどの独自どくじ仕様しようのメインフレームおよびオフィスコンピュータの代替だいたい市場いちばと、HPやNECや日立ひたちの HP-UX 稼働かどうサーバーの一部いちぶ、SGIなどの Linux サーバーの一部いちぶとどまっている。スーパーコンピュータ市場いちば (TOP500) でのIA-64システムの比率ひりつ最大さいだいでは1〜2わりとなったが、2009ねんには1.2%に低下ていかし、2013ねん6がつのリストでは1つも採用さいようされていない[29]

おもなベンダーのIA-64 (Itanium) の採用さいようじょうきょう
ベンダーめい 採用さいようねん 撤退てったい
表明ひょうめいねん
おも製品せいひん 備考びこう
コンパック 2001 2001 Proliant 590 Alphaからの移行いこう計画けいかく中断ちゅうだん[30]
IBM 2001 2005 xSeries 440, 455 IA-32後継こうけいXeon変更へんこう[31]Project Monterey中断ちゅうだん
Dell 2001 2005 PowerEdge 7250 [32]
ユニシス 2002 2009 ES7000 Xeonへ移行いこう[33]
HPE
きゅうHP
2001 - Integrity (HP-UX,OpenVMS)
Integrity NonStop (NonStop OS)
2004ねん Itaniumの設計せっけいから撤退てったい同年どうねん Itaniumワークステーションから撤退てったい[34]。2011ねん3がつ、ItaniumけHP-UXの開発かいはつ継続けいぞく表明ひょうめい。2017ねん8がつ、9700シリーズ搭載とうさいサーバーの2025ねんまでのサポートを表明ひょうめい[21]
SGI 2001 - Altix 4700, 450 (Linux)
日立ひたち 2001 - HA8500 (HP-UX)
BladeSymphony 1000 (HP-UX、)
Bull 2002 - NovaScale (GCOS) NovaScale 9000
NEC 2002 - NX7700i (HP-UX)
Express5800/1000 (Windows Server)
TX7 (Linux)
ACOS i-PX9000 (ACOS-4)
2012ねん6がつ、i-PX9000は性能せいのう理由りゆうにItaniumから独自どくじプロセッサへ回帰かいき[35]
富士通ふじつう 2005 2010 PRIMEQUEST Xeon移行いこう表明ひょうめい[36]
マイクロソフト 2001 2005 ワークステーション: Windows XP Windows Vistaよりサポートせず[37]
2002 2010 サーバー: Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 R2まで[38]
レッドハット 2001 2009 RHEL 4, 5 RHEL 5まで[39]
ノベル (SUSE) 2001 - SUSE Linux Enterprise Server (SLES)
オラクル (サン) - - - SolarisのItaniumばんはリリースせず中断ちゅうだん[40]。2011ねん3がつ、オラクルはItaniumけのぜんソフトウェア開発かいはつ終了しゅうりょう発表はっぴょう[41][42]。2012ねん9がつ開発かいはつ終了しゅうりょう撤回てっかい[28]

批評ひひょう

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Itaniumのおも設計せっけいじょう問題もんだいは3キャッシュの遅延ちえん時間じかんレイテンシ)がおおきすぎるてんにある。インテルの設計せっけいしゃあきらかに、バンドはばおおきければレイテンシの問題もんだい相殺そうさいされると期待きたいしていた。しかし、レイテンシがたいきすぎキャッシュがおそくなったため、しゅ記憶きおくのインターフェースと大差たいさのないものになってしまった。1および2キャッシュはかなりちいさく(32KBと96KB)、システムバスの負荷ふか増大ぞうだいさせた。キャッシュバンドはばちいさいことにくわえて、IA-64コードはx86に比較ひかくしておおきくなる傾向けいこうがあった。したがって、キャッシュにいておける命令めいれいすうはキャッシュサイズから想像そうぞうされる以上いじょうちいさい。

  • Itaniumはマルチプロセッサを前提ぜんてい設計せっけいされたため、バスも低速ていそくだった。
  • Athlon当時とうじ使つかっていたFSBのクロックは200MHzで、Pentium IIIはそれよりさらに低速ていそくな133MHzだった。
  • Itaniumのクロック周波数しゅうはすう自体じたいも、Athlonが1GHzのクロック周波数しゅうはすう実現じつげんしていた当時とうじとしてはひくかった。

結論けつろんとして、1998ねん1999ねん出荷しゅっか想定そうていしてめられたとかんがえられている技術ぎじゅつスペックにたいし、開発かいはつ相次あいつ遅延ちえんにより、出荷しゅっかするまえ時代遅じだいおくれになってしまった。ただしItaniumの支持しじしゃは、シングルスレッドの実行じっこうかんしてはItaniumがx86よりも高速こうそくであると主張しゅちょうしている。

参照さんしょう

[編集へんしゅう]
  1. ^ Product Change Notification 108304-00 - Intel
  2. ^ a b c Product Change Notification
  3. ^ a b c Itaniumが製造せいぞう終了しゅうりょうへ。IA-64の歴史れきしまく - PC Watch
  4. ^ HP が『Itanium』の設計せっけいから撤退てったい - japan.internet.com
  5. ^ Intel Itanium Processor Numbers
  6. ^ The World's First 2-Billion Transistor Microprocessor
  7. ^ INTEL TECHNICAL DISCLOSURES AT ISSCC
  8. ^ インテル Itanium プロセッサー・ベース・サーバ・プラットフォーム: 製品せいひんとテクノロジー
  9. ^ リリースも延期えんき:IntelがしんItanium「Tukwila」のデザインを修正しゅうせい
  10. ^ Intel、次期じき『Itanium』プロセッサ『Tukwila』の出荷しゅっかふたた延期えんき
  11. ^ 基幹きかん業務ぎょうむシステムけにインテル® Itanium® プロセッサー 9300 番台ばんだい発表はっぴょう - インテル
  12. ^ Intel、ぜん世代せだいから性能せいのうを2ばい以上いじょうたかめた「Itanium 9500」シリーズ - PC Watch
  13. ^ New Intel Itanium Processor 9500 Delivers Breakthrough Capabilities for Mission-Critical Computing - Intel
  14. ^ インテル、vProとItanium 2のロードマップを解説かいせつ
  15. ^ IntelのサイトにItanium 9700シリーズがひっそりと登場とうじょう ~5ねんぶりのしんモデル - PC Watch
  16. ^ IntelのItanium、今年ことし出荷しゅっかの「Kittson」でまくきか - CIOニュース:CIO Magazine”. 2017ねん2がつ17にち閲覧えつらん
  17. ^ Intel Itanium Processors Update
  18. ^ Intel® Itanium® Processor 9300/9500/9700 Series: Datasheet
  19. ^ Intel’s Itanium Takes One Last Breath: Itanium 9700 Series CPUs Released
  20. ^ Intel's Itanium, once destined to replace x86 processors in PCs, hits end of line | PCWorld
  21. ^ a b HPE Integrity with HP-UX roadmap (public) Aug 2017
  22. ^ Mining Itanium”. CNet News (December 7, 2005). 2013ねん1がつ2にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん3がつ19にち閲覧えつらん
  23. ^ Shankland, Stephen (February 14, 2006). “Analyst firm offers rosy view of Itanium”. CNet News. 2012ねん12月6にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん
  24. ^ IBM Alleviates a Problem by Buying Platform Solutions Inc.
  25. ^ HP Supports Customers Despite Oracle’s Anti-customer Actions - HP
  26. ^ HP、Oracleを提訴ていそ――Itaniumのサポートりは違法いほう
  27. ^ 米国べいこく地方裁ちほうさい、HP Itaniumへのオラクルのソフト移植いしょく継続けいぞく義務ぎむ認定にんてい
  28. ^ a b べいオラクル、「Oracle DB 12c」など最新さいしんソフトをHP-UXにも提供ていきょう
  29. ^ Top500 List - June 2013 - TOP500 Supercomputer Sites
  30. ^ べいコンパックがAlphaマシンをついに断念だんねん,サーバーはべいインテルせいめる
  31. ^ IBM、Itaniumプロセッサを見限みかぎる--しんチップセットはXeonのみ対応たいおう
  32. ^ Dell、Itaniumサーバから撤退てったい
  33. ^ べいユニシス、インテルの「Itanium」を見限みかぎる--「Xeon」の優位ゆういせい強調きょうちょう
  34. ^ HP、Itanium搭載とうさいワークステーション
  35. ^ NECがメインフレーム「ACOS」のしん機種きしゅ専用せんようプロセッサ「NOAH」が復活ふっかつ
  36. ^ 富士通ふじつうがハイエンドサーバーPRIMEQUESTの新版しんぱん、CPUをItaniumからXeonへ変更へんこう
  37. ^ インテル、Itaniumで悲喜ひきこもごも(ワークステーションけWindowsのItanium 2対応たいおうばん開発かいはつ中止ちゅうし)
  38. ^ 次期じきばんWindows ServerはItaniumサポートなし
  39. ^ Red Hat、バージョン6でItaniumサポート
  40. ^ SPARC/SolarisのねらうItanium連合れんごう
  41. ^ Oracle Stops All Software Development For Intel Itanium Microprocessor - Oracle Press Release
  42. ^ べいオラクル、Itaniumけソフト開発かいはつ終了しゅうりょう - ITPro

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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