TAR/ター

TAR/ター
	Tár
監督かんとく	トッド・フィールド
脚本きゃくほん	トッド・フィールド
製作せいさく	トッド・フィールド; スコット・ランバート; アレクサンドラ・ミルチャン
製作せいさく総そう指揮しき	ケイト・ブランシェット; フィル・ハント; スティーヴン・ケリハー; マルクス・ロゲス; コンプトン・ロス; デヴィッド・L・シフ; ウーヴェ・ショット; ナイジェル・ウール
出演しゅつえん者しゃ	ケイト・ブランシェット; ノエミ・メルラン（英語えいご版ばん）; ニーナ・ホス
音楽おんがく	ヒドゥル・グドナドッティル
撮影さつえい	フロリアン・ホーフマイスター
編集へんしゅう	モニカ・ウィリー
製作せいさく会社かいしゃ	フォーカス・フィーチャーズ; スタンダード・フィルム・カンパニー; EMJAGプロダクションズ
配給はいきゅう	フォーカス・フィーチャーズ; ギャガ
公開こうかい	2022年ねん10月7日にち; 2023年ねん5月12日にち
上映じょうえい時間じかん	158分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$29,133,915; $6,773,650
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『TAR/ター』（原題げんだい: Tár）は、2022年ねんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのドラマ映画えいが。監督かんとくと脚本きゃくほんをトッド・フィールドが務つとめ、ケイト・ブランシェットが主人公しゅじんこうのリディア・ターを演えんじた。

ストーリー[編集へんしゅう]

リディア・ターはベルリン・フィルハーモニー管弦楽かんげんがく団だんにおける女性じょせい初はつの首席しゅせき指揮しき者しゃであり、作曲さっきょく家かとしても指揮しき者しゃとしても当代とうだい随一ずいいちと評価ひょうかされていた。レズビアンである事ことを公表こうひょうして女性じょせいパートナーと暮くらし、幼おさない養女ようじょにパパと呼よばせて思おもう通とおりに人生じんせいを謳歌おうかするリディア。だが、権力けんりょくを握にぎった彼女かのじょは気きに食くわない学生がくせいを吊つるし上あげて退席たいせきさせたり、長年ながねん仕つかえて来きた副ふく指揮しき者しゃを非情ひじょうに切きり捨すてる等ひとし、恨うらみを買かう行動こうどうも目立めだっていた。

かつての教おしえ子ごであるクリスタが自殺じさつしたと知しらせを受うけるリディア。クリスタはリディアに性的せいてき関係かんけいを強要きょうようされ、悩なやんだ末すえに去さって行いった女性じょせいだった。リディアは自分じぶんを裏切うらぎったクリスタが音楽おんがく業界ぎょうかいで働はたらけないように、非難ひなんするメールを各所かくしょに送おくっていた。それらのメールを素早すばやく消去しょうきょするリディア。その頃ころからリディアは不可思議ふかしぎな幻聴げんちょうや幻影げんえいに悩なやまされ始はじめた。

リディアの弟子でしで秘書ひしょでもあるフランチェスカは副ふく指揮しき者しゃに抜擢ばってきされると信しんじてリディアに尽つくしていたが、他たの男性だんせいに地位ちいを奪うばわれ、リディアを攻撃こうげきする側がわに回まわった。クリスタを含ふくむ複数ふくすうの若わかい女性じょせいに、仕事しごとをチラつかせて性的せいてき関係かんけいを迫せまったと記事きじにされ、フランチェスカによって証拠しょうこのメールも提出ていしゅつされた。クリスタの両親りょうしんから告発こくはつされてネットは炎上えんじょうし、追おい込こまれるリディア。パートナーも養女ようじょと共ともに離はなれて行いった。

コンサートの指揮しきから外はずされ、当日とうじつに満員まんいんの観客かんきゃくの前まえで代役だいやくの指揮しき者しゃを指揮しき台だいから引ひきずり降おろすリディア。会場かいじょうから連つれ出だされたリディアには、もはや音楽おんがく業界ぎょうかいで働はたらく余地よちは無なかった。

しばらく身みを隠かくした後のちに、フィリピンで指揮しきの仕事しごとを得えるリディア。それは。仮装かそうしたオタクたちが聴衆ちょうしゅうのゲーム音楽おんがくのコンサートだった。リディアのその姿すがたを没落ぼつらくと取とるか、無心むしんに音楽おんがくを愛あいする新しん境地きょうちと取とるかは、映画えいがを観みる者ものの心しんに託たくされた^[3]。

キャスト[編集へんしゅう]

※括弧かっこ内ないは日本語にほんご吹替^{[注ちゅう 1]}。

リディア・ター：ケイト・ブランシェット（塩田しおだ朋子ともこ）
フランチェスカ・レンティーニ：ノエミ・メルラン（英語えいご版ばん）（清水しみず理沙りさ）
シャロン・グッドナウ：ニーナ・ホス（浅野あさのまゆみ）
オルガ・メトキーナ：ゾフィー・カウアー（ドイツ語ご版ばん）（白石しらいし涼子りょうこ）
アンドリス・デイヴィス：ジュリアン・グローヴァー（糸いと博はく）
セバスティアン・ブリックス：アラン・コーデュナー（英語えいご版ばん）（田村たむら勝彦かつひこ）
エリオット・カプラン^{[注ちゅう 2]}：マーク・ストロング（安井やすい邦彦くにひこ）
クリスタ・テイラー：シルヴィア・フローテ
本人ほんにん：アダム・ゴプニク（英語えいご版ばん）（櫻庭さくらば裕士ひろし）
ペトラ：ミラ・ボゴイェヴィッチ（望もち田たひまり）
マックス：ツェトファン・スミス＝グナイスト（ドイツ語ご版ばん）（宮本みやもと昌輝まさてる）

製作せいさく[編集へんしゅう]

フィールド監督かんとくはケイト・ブランシェットが主役しゅやくを演えんじることを念頭ねんとうに本ほん作さくの脚本きゃくほんを書かいていた。それが叶かなわなかった場合ばあい、脚本きゃくほん自体じたいをお蔵ぞう入いりにするつもりでいたというが^[6]、脚本きゃくほんを読よんだブランシェットは出演しゅつえんを即座そくざに了承りょうしょうした^[5]。2020年ねんの秋あきより、ブランシェットは役やく作づくりの一環いっかんとしてドイツ語ごやピアノのレッスンに励はげむと共ともに、YouTubeにあるオーケストラの演奏えんそう動画どうがを見みて指揮しき者しゃの動うごきを研究けんきゅうした^{[注ちゅう 3]}^[5]。

2021年ねん4月がつ、本ほん作さくの製作せいさくが始はじまっていると正式せいしきに発表はっぴょうされた^[7]。9月8日にち、ニーナ・ホスとノエミ・メルランの出演しゅつえんが決きまったと報ほうじられた^[8]。11月、ゾフィー・カウアー、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァー、シルヴィア・フローテがキャスト入いりした^[9]。

撮影さつえい・音楽おんがく[編集へんしゅう]

2021年ねん8月がつ、本ほん作さくの主要しゅよう撮影さつえいがベルリンで始はじまった^[10]。9月9日にち、ヒドゥル・グドナドッティルが本ほん作さくで使用しようされる楽曲がっきょくを手掛てがけるとの報道ほうどうがあった^[11]。2022年ねん10月がつ21日にち、本ほん作さくのサウンドトラック兼けんコンセプトアルバムが発売はつばいされた^[12]。

公開こうかい・マーケティング・興行こうぎょう収入しゅうにゅう[編集へんしゅう]

2022年ねん7月がつ25日にち、本ほん作さくのティーザー映像えいぞうが公開こうかいされた^[13]。9月1日にち、本ほん作さくは第だい79回かいヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さいでプレミア上映じょうえいされ^[14]、上映じょうえい終了しゅうりょう後ごのスタンディングオベーションは6分ふん以上いじょうにもわたった^[15]。同月どうげつ3日にち、テルライド映画えいが祭さいで本ほん作さくの上映じょうえいが行おこなわれた^[16]。29日にち、本ほん作さくのオフィシャル・トレイラーが公開こうかいされた^[17]。10月7日にち、本ほん作さくは全米ぜんべい4館かんで限定げんてい公開こうかいされ、公開こうかい初はつ週末しゅうまつに15万まん8620ドル（1館かん当あたり3万まん9655ドル）を稼かせぎ出だし、週末しゅうまつ興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング初はつ登場とうじょう23位いとなった^[18]。28日にち、公開こうかい規模きぼが1087館かんにまで拡大かくだいされ、当該とうがい週末しゅうまつに104万まんドルを稼かせぎ出だし、週末しゅうまつ興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング10位いとなった^[19]。

評価ひょうか[編集へんしゅう]

批評ひひょう家かの評価ひょうか[編集へんしゅう]

本ほん作さくは批評ひひょう家かから絶賛ぜっさんされている。映画えいが批評ひひょう集積しゅうせきサイトのRotten Tomatoesには227件けんのレビューがあり、批評ひひょう家か支持しじ率りつは91%、平均へいきん点てんは10点てん満点まんてんで8.3点てんとなっている。サイト側がわによる批評ひひょう家かの見解けんかいの要約ようやくは「音楽おんがくで例たとえるなら、ケイト・ブランシェットの演技えんぎは全すべてが譜面ふめん通どおりの完璧かんぺきなもので、天上てんじょう界かいにまで響ひびき渡わたるメロディのようである。そのお陰かげもあって、『ター』は名声めいせいによって増幅ぞうふくしていく権力けんりょくが持もつ負まけの側面そくめんを見事みごとに映うつし出だすことができた。」となっている^[20]。また、Metacriticには47件けんのレビューがあり、加重かじゅう平均へいきん値ちは91/100となっている^[21]。

受賞じゅしょう・ノミネート[編集へんしゅう]

賞しょう	授賞じゅしょう式しき	部門ぶもん	対象たいしょう	結果けっか	出典しゅってん
ヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい	2022年ねん9月がつ10日とおか	金きむ獅子しし賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート	^[22]^[23]
		クィア獅子しし賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		女優じょゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	受賞じゅしょう
ミルヴァレー映画えいが祭さい	2022年ねん10月がつ18日にち	観客かんきゃく賞しょう		受賞じゅしょう	^[24]
ゴッサム・インディペンデント映画えいが賞しょう	2022年ねん11月28日にち	作品さくひん賞しょう		ノミネート	^[25]^[26]
		主演しゅえん俳優はいゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	ノミネート
		助演じょえん俳優はいゆう賞しょう	ニーナ・ホス	ノミネート
		助演じょえん俳優はいゆう賞しょう	ノエミ・メルラン	ノミネート
		脚本きゃくほん賞しょう	トッド・フィールド	受賞じゅしょう
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2022年ねん12月2日にち	作品さくひん賞しょう		受賞じゅしょう	^[27]
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2022年ねん12月2日にち	主演しゅえん女優じょゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	受賞じゅしょう	^[27]
アトランタ映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2022年ねん12月5日にち	作品さくひん賞しょうトップ10		4位い	^[28]
アトランタ映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2022年ねん12月5日にち	主演しゅえん女優じょゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	受賞じゅしょう	^[28]
ゴールデングローブ賞しょう	2023年ねん1月がつ11日にち	作品さくひん賞しょう(ドラマ部門ぶもん)		ノミネート
		脚本きゃくほん賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		主演しゅえん女優じょゆう賞しょう(ドラマ部門ぶもん)	ケイト・ブランシェット	受賞じゅしょう
インディペンデント・スピリット賞しょう	2023年ねん3月がつ4日にち	作品さくひん賞しょう	トッド・フィールド、スコット・ランバート、アレクサンドラ・ミルチャン	ノミネート	^[29]
		監督かんとく賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		主演しゅえん俳優はいゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	ノミネート
		助演じょえん俳優はいゆう賞しょう	ニーナ・ホス	ノミネート
		脚本きゃくほん賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		撮影さつえい賞しょう	フロリアン・ホーフマイスター	受賞じゅしょう
		編集へんしゅう賞しょう	モニカ・ウィリー	ノミネート
アカデミー賞しょう	2023年ねん3月がつ12日にち	作品さくひん賞しょう		ノミネート	^[30]
		監督かんとく賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		主演しゅえん女優じょゆう賞しょう	ケイト・ブランシェット	ノミネート
		脚本きゃくほん賞しょう	トッド・フィールド	ノミネート
		撮影さつえい賞しょう	フロリアン・ホーフマイスター	ノミネート
		編集へんしゅう賞しょう	モニカ・ヴィッリ	ノミネート

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

^ VODでのみ配信はいしんされており、DVD・Blu-rayには収録しゅうろくされていない^[4]。
^ フィールド監督かんとくが高たかく評価ひょうかする指揮しき者しゃ、ギルバート・キャプランをモデルにした登場とうじょう人物じんぶつ。ただし、同おなじなのは「実業じつぎょう家かとして成功せいこうした後のちにオーケストラの指揮しきを学まなび始はじめた」という点てんだけで、ギルバートのような偉大いだいさは持もち合あわせていない^[5]。
^ 当時とうじはコロナ禍かのために演奏えんそうをライブで見みることができなかった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

^ “TAR/ター”. 映画えいが.com. 2023年ねん1月がつ29日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b “TÁR (2022)”. The Numbers. 2022年ねん12月4日にち閲覧えつらん。
^ “Making of ‘Tár’: How Director Todd Field Pushed His Creative Team to the Limit”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “TAR/ターブルーレイ+DVD”. db2.nbcuni.co.jp. 2023年ねん8月がつ11日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c “Making of ‘Tár’: How Director Todd Field Pushed His Creative Team to the Limit”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Cate Blanchett is a Musical Force in the New Trailer for Todd Field's TÁR”. The Film Stage (2022年ねん8月がつ25日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Cate Blanchett, Todd Field Team On ‘TAR’ For Focus Features”. Deadline.com (2021年ねん4月がつ12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Nina Hoss and Noémie Merlant Join Cate Blanchett in Todd Field’s TAR”. The Film Stage (2021年ねん9月がつ8日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Todd Field-Cate Blanchett Movie ‘Tár’ Sets 2022 Release & Adds Nina Hoss, Noémie Merlant, Mark Strong, Others”. Deadline.com (2021年ねん11月23日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Director Todd Field’s ‘TAR’ Starring Cate Blanchett Starts Production; Field’s First Film in Over 15 Years”. World of Reel (2021年ねん8月がつ28日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Hildur Guðnadóttir to Score Todd Field’s ‘TAR’”. Film Music Reporter (2021年ねん9月がつ9日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “‘Tár’ Concept Album/Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2022年ねん10月がつ18日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “‘Tár’ First-Look Teaser: Cate Blanchett, Todd Field And A Puff Of Smoke”. Deadline.com (2022年ねん7月がつ25日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Darren Aronofsky, Laura Poitras, Olivia Wilde, Alejandro G. Iñárritu, Florian Zeller Take New Movies to Venice – Full Lineup”. Variety (2022年ねん7月がつ26日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “‘Tár’ Debuts To Exuberant Six-Minute-Plus Standing Ovation – Venice”. Deadline.com (2022年ねん9月がつ1日にち). 2022年ねん12月4日にち閲覧えつらん。
^ “Telluride Film Festival 2022 Lineup Includes None Other Than Cate Blanchett”. Vulture (2022年ねん9月がつ1日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “TÁR - Official Trailer HD - In Select Theaters October 7”. YouTube (2022年ねん9月がつ29日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Domestic 2022 Weekend 40/October 7-9, 2022”. Box Office Mojo. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “Domestic 2022 Weekend 43/October 28-30, 2022”. Box Office Mojo. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “TÁR”. Rotten Tomatoes. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ “TÁR (2022)”. Metacritic. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ Tartaglione, Nancy (2022年ねん9月がつ10日とおか). “Venice Film Festival Winners: Golden Lion Goes To 'All The Beauty And The Bloodshed'; Luca Guadagnino Best Director, Martin McDonagh Best Screenplay; Cate Blanchett, Colin Farrell Take Acting Prizes”. Deadline. 2022年ねん9月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ Goldstein, Gregg (September 1, 2022). “Tár Leads Large Pack of Venice Pics in Race for Queer Lion”. Variety 2022年ねん9月がつ15日にち閲覧えつらん。.
^ Anderson, Erik (2022年ねん10月がつ18日にち). “Tár wins Mill Valley Film Festival Audience Award; The Whale, Close receive top awards”. AwardsWatch. 2022年ねん10月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ Shanfield, Ethan (October 25, 2022). “Tár Leads Gotham Awards Nominations: Full List”. Variety 2022年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。.
^ “‘Everything Everywhere All at Once’ Tops Gotham Awards; Full Winners List”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月28日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。
^ Lewis, Hilary (2022年ねん12月2日にち). “New York Film Critics Circle Names ‘Tár’ as Best Film of 2022”. IndieWire. 2022年ねん12月2日にち閲覧えつらん。
^ “Atlanta Film Critics Circle Announces its 2022 Winners”. Atlanta Film Critics Circle (2022年ねん12月5日にち). 2022年ねん12月6日にち閲覧えつらん。
^ Lattanzio, Ryan (2022年ねん11月22日にち). “2023 Film Independent Spirit Award Nominations Announced (Updating Live)”. IndieWire. 2022年ねん11月22日にち閲覧えつらん。
^ “【第だい95回かいアカデミー賞しょうノミネート全ぜんリスト】「エブエブ」が最多さいた10部門ぶもん11ノミネート！”. 映画えいが.com (2023年ねん1月がつ24日にち). 2023年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

公式こうしきウェブサイト（英語えいご）
公式こうしきウェブサイト（日本語にほんご）
TAR/ター - allcinema
TAR/ター - KINENOTE
TÁR - オールムービー（英語えいご）
TÁR - IMDb（英語えいご）

[5] VODでのみ配信はいしんされており、DVD・Blu-rayには収録しゅうろくされていない^[4]。

[7] フィールド監督かんとくが高たかく評価ひょうかする指揮しき者しゃ、ギルバート・キャプランをモデルにした登場とうじょう人物じんぶつ。ただし、同おなじなのは「実業じつぎょう家かとして成功せいこうした後のちにオーケストラの指揮しきを学まなび始はじめた」という点てんだけで、ギルバートのような偉大いだいさは持もち合あわせていない^[5]。

[9] 当時とうじはコロナ禍かのために演奏えんそうをライブで見みることができなかった。

[1] “TAR/ター”. 映画えいが.com. 2023年ねん1月がつ29日にち閲覧えつらん。

[numbers-2] “TÁR (2022)”. The Numbers. 2022年ねん12月4日にち閲覧えつらん。

[HR2-3] “Making of ‘Tár’: How Director Todd Field Pushed His Creative Team to the Limit”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[4] “TAR/ターブルーレイ+DVD”. db2.nbcuni.co.jp. 2023年ねん8月がつ11日にち閲覧えつらん。

[HR-6] “Making of ‘Tár’: How Director Todd Field Pushed His Creative Team to the Limit”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[8] “Cate Blanchett is a Musical Force in the New Trailer for Todd Field's TÁR”. The Film Stage (2022年ねん8月がつ25日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[10] “Cate Blanchett, Todd Field Team On ‘TAR’ For Focus Features”. Deadline.com (2021年ねん4月がつ12日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[11] “Nina Hoss and Noémie Merlant Join Cate Blanchett in Todd Field’s TAR”. The Film Stage (2021年ねん9月がつ8日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[12] “Todd Field-Cate Blanchett Movie ‘Tár’ Sets 2022 Release & Adds Nina Hoss, Noémie Merlant, Mark Strong, Others”. Deadline.com (2021年ねん11月23日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[13] “Director Todd Field’s ‘TAR’ Starring Cate Blanchett Starts Production; Field’s First Film in Over 15 Years”. World of Reel (2021年ねん8月がつ28日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[14] “Hildur Guðnadóttir to Score Todd Field’s ‘TAR’”. Film Music Reporter (2021年ねん9月がつ9日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[15] “‘Tár’ Concept Album/Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2022年ねん10月がつ18日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[16] “‘Tár’ First-Look Teaser: Cate Blanchett, Todd Field And A Puff Of Smoke”. Deadline.com (2022年ねん7月がつ25日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[17] “Darren Aronofsky, Laura Poitras, Olivia Wilde, Alejandro G. Iñárritu, Florian Zeller Take New Movies to Venice – Full Lineup”. Variety (2022年ねん7月がつ26日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[18] “‘Tár’ Debuts To Exuberant Six-Minute-Plus Standing Ovation – Venice”. Deadline.com (2022年ねん9月がつ1日にち). 2022年ねん12月4日にち閲覧えつらん。

[19] “Telluride Film Festival 2022 Lineup Includes None Other Than Cate Blanchett”. Vulture (2022年ねん9月がつ1日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[20] “TÁR - Official Trailer HD - In Select Theaters October 7”. YouTube (2022年ねん9月がつ29日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[21] “Domestic 2022 Weekend 40/October 7-9, 2022”. Box Office Mojo. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[22] “Domestic 2022 Weekend 43/October 28-30, 2022”. Box Office Mojo. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[23] “TÁR”. Rotten Tomatoes. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[24] “TÁR (2022)”. Metacritic. 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[25] Tartaglione, Nancy (2022年ねん9月がつ10日とおか). “Venice Film Festival Winners: Golden Lion Goes To 'All The Beauty And The Bloodshed'; Luca Guadagnino Best Director, Martin McDonagh Best Screenplay; Cate Blanchett, Colin Farrell Take Acting Prizes”. Deadline. 2022年ねん9月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[26] Goldstein, Gregg (September 1, 2022). “Tár Leads Large Pack of Venice Pics in Race for Queer Lion”. Variety 2022年ねん9月がつ15日にち閲覧えつらん。.

[27] Anderson, Erik (2022年ねん10月がつ18日にち). “Tár wins Mill Valley Film Festival Audience Award; The Whale, Close receive top awards”. AwardsWatch. 2022年ねん10月がつ19日にち閲覧えつらん。

[28] Shanfield, Ethan (October 25, 2022). “Tár Leads Gotham Awards Nominations: Full List”. Variety 2022年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。.

[29] “‘Everything Everywhere All at Once’ Tops Gotham Awards; Full Winners List”. Hollywood Reporter (2022年ねん11月28日にち). 2022年ねん12月3日にち閲覧えつらん。

[30] Lewis, Hilary (2022年ねん12月2日にち). “New York Film Critics Circle Names ‘Tár’ as Best Film of 2022”. IndieWire. 2022年ねん12月2日にち閲覧えつらん。

[31] “Atlanta Film Critics Circle Announces its 2022 Winners”. Atlanta Film Critics Circle (2022年ねん12月5日にち). 2022年ねん12月6日にち閲覧えつらん。

[32] Lattanzio, Ryan (2022年ねん11月22日にち). “2023 Film Independent Spirit Award Nominations Announced (Updating Live)”. IndieWire. 2022年ねん11月22日にち閲覧えつらん。

[33] “【第だい95回かいアカデミー賞しょうノミネート全ぜんリスト】「エブエブ」が最多さいた10部門ぶもん11ノミネート！”. 映画えいが.com (2023年ねん1月がつ24日にち). 2023年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。

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表ひょう話はなし編へん歴れき全米ぜんべい映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう作品さくひん賞しょう
1966 -1980年ねん	欲望よくぼう（1966）仮面かめん/ペルソナ（1967）ベルイマン監督かんとくの恥はじ（1968） Z（1969） M★A★S★H マッシュ（1970）クレールの膝ひざ（1971）ブルジョワジーの秘ひそかな愉たのしみ（1972）アメリカの夜よる（1973）ある結婚けっこんの風景ふうけい（1974）ナッシュビル（1975）大統領だいとうりょうの陰謀いんぼう（1976）アニー・ホール（1977）ハンカチのご用意よういを（1978）ヤング・ゼネレーション（1979）メルビンとハワード（1980）
1981 - 2000年ねん	アトランティック・シティ（1981）トッツィー（1982）サン★ロレンツォの夜よる（1983）ストレンジャー・ザン・パラダイス（1984）乱らん（1985）ブルーベルベット（1986）ザ・デッド/「ダブリン市民しみん」より（1987）存在そんざいの耐たえられない軽かるさ（1988）ドラッグストア・カウボーイ（1989）グッドフェローズ（1990）ライフ・イズ・スイート（1991）許ゆるされざる者もの（1992）シンドラーのリスト（1993）パルプ・フィクション（1994）ベイブ（1995）奇跡きせきの海うみ（1996） L.A.コンフィデンシャル（1997）アウト・オブ・サイト（1998）マルコヴィッチの穴あな / トプシー・ターヴィー（1999）ヤンヤン夏なつの想おもい出で（2000）
2001 -2020年ねん	マルホランド・ドライブ（2001）戦場せんじょうのピアニスト（2002）アメリカン・スプレンダー（2003）ミリオンダラー・ベイビー（2004）カポーティ（2005）パンズ・ラビリンス（2006）ゼア・ウィル・ビー・ブラッド（2007）戦場せんじょうでワルツを（2008）ハート・ロッカー（2009）ソーシャル・ネットワーク（2010）メランコリア（2011）愛あい、アムール（2012）インサイド・ルーウィン・デイヴィス名めいもなき男おとこの歌うた（2013）さらば、愛あいの言葉ことばよ（2014）スポットライト世紀せいきのスクープ（2015）ムーンライト（2016）レディ・バード（2017）ザ・ライダー（2018）パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2019）ノマドランド（2020）
2021 - 現在げんざい	ドライブ・マイ・カー（2021） TAR/ター（2022）

表ひょう話はなし編へん歴れきニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう作品さくひん賞しょう
1935–1940	男おとこの敵てき（1935）オペラハット（1936）ゾラの生涯しょうがい（1937）城砦じょうさい (1938）嵐あらしが丘おか（1939）怒いかりの葡萄ぶどう（1940）
1941–1960	市民しみんケーン (1941) In Which We Serve（1942）ラインの監視かんし（1943）我わが道みちを往ゆく（1944）失うしなわれた週末しゅうまつ（1945）我が等とうの生涯しょうがいの最良さいりょうの年とし（1946）紳士しんし協定きょうてい（1947）黄金おうごん（1948）オール・ザ・キングスメン（1949）イヴの総すべて（1950）欲望よくぼうという名なの電車でんしゃ（1951）真昼まひるの決闘けっとう（1952）地上ちじょうより永遠えいえんに（1953）波止場はとば（1954）マーティ（1955）八はち十じゅう日間にちかん世界せかい一周いっしゅう（1956）戦場せんじょうにかける橋はし（1957）手錠てじょうのまゝの脱獄だつごく（1958）ベン・ハー（1959）アパートの鍵かぎ貸かします / 息子むすこと恋人こいびと（1960）
1961–1980	ウエスト・サイド物語ものがたり（1961） No award（1962）トム・ジョーンズの華麗かれいな冒険ぼうけん（1963）マイ・フェア・レディ（1964）ダーリング（1965）わが命いのちつきるとも（1966）夜よるの大だい捜査そうさ線せん（1967）冬ふゆのライオン（1968） Z（1969）ファイブ・イージー・ピーセス（1970）時計とけいじかけのオレンジ（1971）叫さけびとささやき（1972）アメリカの夜よる（1973）フェリーニのアマルコルド（1974）ナッシュビル（1975）大統領だいとうりょうの陰謀いんぼう（1976）アニー・ホール（1977）ディア・ハンター（1978）クレイマー、クレイマー（1979）普通ふつうの人々ひとびと（1980）
1981–2000	レッズ（1981）ガンジー（1982）愛あいと追憶ついおくの日々ひび（1983）インドへの道みち（1984）女おんなと男おとこの名誉めいよ（1985）ハンナとその姉妹しまい（1986）ブロードキャスト・ニュース（1987）偶然ぐうぜんの旅行りょこう者しゃ（1988）マイ・レフトフット（1989）グッドフェローズ（1990）羊ひつじたちの沈黙ちんもく（1991）ザ・プレイヤー（1992）シンドラーのリスト（1993）クイズ・ショウ（1994）リービング・ラスベガス（1995）ファーゴ（1996） L.A.コンフィデンシャル（1997）プライベート・ライアン（1998）トプシー・ターヴィー（1999）トラフィック（2000）
2001–2020	マルホランド・ドライブ（2001）エデンより彼方かなたに（2002）ロード・オブ・ザ・リング/王おうの帰還きかん（2003）サイドウェイ（2004）ブロークバック・マウンテン（2005）ユナイテッド93（2006）ノーカントリー（2007）ミルク（2008）ハート・ロッカー（2009）ソーシャル・ネットワーク（2010）アーティスト（2011）ゼロ・ダーク・サーティ（2012）アメリカン・ハッスル（2013） 6才さいのボクが、大人おとなになるまで。（2014）キャロル（2015）ラ・ラ・ランド（2016）レディ・バード（2017） ROMA/ローマ（2018）アイリッシュマン（2019）ファースト・カウ（2020）
2021–現在げんざい	ドライブ・マイ・カー（2021） TAR/ター（2022）キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン（2023）

表ひょう話はなし編へん歴れきロサンゼルス映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう作品さくひん賞しょう
1975 -1980年ねん	狼おおかみたちの午後ごご / カッコーの巣すの上うえで（1975）ネットワーク / ロッキー（1976）スター・ウォーズ（1977）帰郷ききょう（1978）クレイマー、クレイマー（1979）レイジング・ブル（1980）
1981 - 2000年ねん	アトランティック・シティ（1981） E.T.（1982）愛あいと追憶ついおくの日々ひび（1983）アマデウス（1984）未来みらい世紀せいきブラジル（1985）ハンナとその姉妹しまい（1986）戦場せんじょうの小ちいさな天使てんしたち（1987） Little Dorrit（1988）ドゥ・ザ・ライト・シング（1989）グッドフェローズ（1990）バグジー（1991）許ゆるされざる者もの（1992）シンドラーのリスト（1993）パルプ・フィクション（1994）リービング・ラスベガス（1995）秘密ひみつと嘘うそ（1996） L.A.コンフィデンシャル（1997）プライベート・ライアン（1998）インサイダー（1999）グリーン・デスティニー（2000）
2001 - 2020年ねん	イン・ザ・ベッドルーム（2001）アバウト・シュミット（2002）アメリカン・スプレンダー（2003）サイドウェイ（2004）ブロークバック・マウンテン（2005）硫黄いおう島とうからの手紙てがみ（2006）ゼア・ウィル・ビー・ブラッド（2007）ウォーリー（2008）ハート・ロッカー（2009）ソーシャル・ネットワーク（2010）ファミリー・ツリー（2011）愛あい、アムール（2012）ゼロ・グラビティ / her/世界せかいでひとつの彼女かのじょ（2013） 6才さいのボクが、大人おとなになるまで。（2014）スポットライト世紀せいきのスクープ（2015）ムーンライト（2016）君きみの名前なまえで僕ぼくを呼よんで（2017） ROMA/ローマ（2018）パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2019）スモール・アックス（2020）
2021 - 現在げんざい	ドライブ・マイ・カー（2021）エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス/TAR/ター（2022）関心かんしん領域りょういき（2023）

表ひょう話はなし編へん歴れき毎日まいにち映画えいがコンクール外国がいこく映画えいがベストワン賞しょう
1980年代ねんだい	ソフィーの選択せんたく（1983）ドレッサー（1984）田舎いなかの日曜日にちようび（1985）カイロの紫むらさきのバラ（1986）バウンティフルへの旅たび（1987）戦場せんじょうの小ちいさな天使てんしたち（1988）ニュー・シネマ・パラダイス（1989）
1990年代ねんだい	悲情城市ひじょうじょうし（1990）ダンス・ウィズ・ウルブズ（1991） JFK（1992）許ゆるされざる者もの（1993）さらば、わが愛あい/覇王はおう別べつ姫ひめ（1994）ショーシャンクの空そらに（1995）ユリシーズの瞳ひとみ（1996）イングリッシュ・ペイシェント（1997） L.A.コンフィデンシャル（1998）恋こいにおちたシェイクスピア（1999）
2000年代ねんだい	スペース・カウボーイ（2000）山やまの郵便ゆうびん配達はいたつ（2001）鬼おにが来きた!（2002）戦場せんじょうのピアニスト（2003）ミスティック・リバー（2004）父親ちちおやたちの星条旗せいじょうき（2006）長江ながえ哀歌あいか（2007）ダークナイト（2008）グラン・トリノ（2009）
2010年代ねんだい	息いきもできない（2010）英国えいこく王おうのスピーチ（2011）ヒューゴの不思議ふしぎな発明はつめい（2012）愛あい、アムール（2013） 6才さいのボクが、大人おとなになるまで。（2014）バードマンあるいは（無知むちがもたらす予期よきせぬ奇跡きせき）（2015）ハドソン川がわの奇跡きせき（2016）わたしは、ダニエル・ブレイク（2017）スリー・ビルボード（2018）ジョーカー（2019）
2020年代ねんだい	パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2020）ノマドランド（2021）ベルファスト（2022） TAR/ター（2023）
括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）

表ひょう話はなし編へん歴れきキネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン外国がいこく映画えいがベスト・ワン
1920年代ねんだい	巴里ぱりの女性じょせい/幌ほろ馬車ばしゃ（1924）嘆なげきのピエロ（フランス語ふらんすご版ばん）/バグダッドの盗賊とうぞく（1925）黄金おうごん狂きょう時代じだい（1926）第だい七なな天国てんごく（1927）サンライズ（1928）紐ひも育いくの波止場はとば（英語えいご版ばん）（1929）
1930年代ねんだい	西部せいぶ戦線せんせん異状いじょうなし/アスファルト（ドイツ語ご版ばん、英語えいご版ばん）（1930）モロッコ（1931）自由じゆうを我が等とうに（1932）制服せいふくの処女しょじょ（1933）商船しょうせんテナシチー（1934）最後さいごの億おく万まん長者ちょうじゃ（フランス語ふらんすご版ばん、英語えいご版ばん）（1935）ミモザ館かん（1936）女おんなだけの都と（1937）舞踏ぶとう会かいの手帖てちょう（1938）望郷ぼうきょう（1939）
1940年代ねんだい	民族みんぞくの祭典さいてん（1940）我わが道みちを往ゆく（1946）断崖だんがい（1947）ヘンリィ五ご世せい（1948）戦火せんかのかなた（1949）
1950年代ねんだい	自転車じてんしゃ泥棒どろぼう（1950）イヴの総すべて（1951）チャップリンの殺人さつじん狂きょう時代じだい（1952）禁きんじられた遊あそび（1953）嘆なげきのテレーズ（1954）エデンの東ひがし（1955）居酒屋いざかや（1956）道みち（1957）大おおいなる西部せいぶ（1958）十じゅう二に人にんの怒おこれる男おとこ（1959）
1960年代ねんだい	チャップリンの独裁どくさい者しゃ（1960）処女しょじょの泉いずみ（1961）野のいちご（1962）アラビアのロレンス（1963）かくも長ながき不在ふざい（1964） 8 1/2（1965）大地だいちのうた（1966）アルジェの戦たたかい（1967）俺おれたちに明日あしたはない（1968）アポロンの地獄じごく（1969）
1970年代ねんだい	イージー・ライダー（1970）ベニスに死しす（1971）ラスト・ショー（1972）スケアクロウ（1973）フェリーニのアマルコルド（1974）ハリーとトント（1975）タクシードライバー（1976）ロッキー（1977）家族かぞくの肖像しょうぞう（1978）旅芸人たびげいにんの記録きろく（1979）
1980年代ねんだい	クレイマー、クレイマー（1980）ブリキの太鼓たいこ（1981） E.T.（1982）ソフィーの選択せんたく（1983）ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ（1984）アマデウス（1985）ストレンジャー・ザン・パラダイス（1986）グッドモーニング・バビロン!（1987）ラストエンペラー（1988）ダイ・ハード（1989）
1990年代ねんだい	悲情城市ひじょうじょうし（1990）ダンス・ウィズ・ウルブズ（1991）美うつくしき諍いさかい女おんな（1992）許ゆるされざる者もの（1993）ピアノ・レッスン（1994）ショーシャンクの空そらに（1995）イル・ポスティーノ（1996）秘密ひみつと嘘うそ（1997） L.A.コンフィデンシャル（1998）恋こいにおちたシェイクスピア（1999）
2000年代ねんだい	スペースカウボーイ（2000）トラフィック（2001）ロード・トゥ・パーディション（2002）戦場せんじょうのピアニスト（2003）ミスティック・リバー（2004）ミリオンダラー・ベイビー（2005）父親ちちおやたちの星条旗せいじょうき（2006）長江ながえ哀歌あいか（2007）ノーカントリー（2008）グラン・トリノ（2009）
2010年代ねんだい	息いきもできない（2010）ゴーストライター（2011）ニーチェの馬うま（2012）愛あい、アムール（2013）ジャージー・ボーイズ（2014）マッドマックス怒いかりのデス・ロード（2015）ハドソン川がわの奇跡きせき（2016）わたしは、ダニエル・ブレイク（2017）スリー・ビルボード（2018）ジョーカー（2019）
2020年代ねんだい	パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2020）ノマドランド（2021）リコリス・ピザ（2022） TAR/ター（2023）