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じゅうはちかい

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上座かみざ佛教ぶっきょう

佛教ぶっきょう大綱たいこうえいOutline of Buddhism 佛教ぶっきょう主題しゅだい

じゅうはちかい梵語ぼんごAṣṭādaśan dhātavaḥ),佛教ぶっきょう術語じゅつごいちしゅさかい(dhātu)てき分類ぶんるいほうさいため佛教ぶっきょうろんしょ重視じゅうしはた有情うじょう眾生てき世間せけんほうさかいぶんなりさんだい類別るいべつろく內界ろく外界がいかいろく識界代表だいひょう世間せけんほうちゅうさい重要じゅうようてきじゅう八種境界或者不同的功能。

がいじゅつ

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じゅうはちかいぶんため六根ろっこんさかいろくちりさかいろくさかい

  • 六根ろっこんかい能見のうみめいため眼界がんかいのう聞之めいためみみかいのう嗅之めいためはなかいのう嘗味めいためしたかいのうさとしさわこれめいためかいのうさとし知之ともゆきめいためかい
  • ろく塵界じんかい所見しょけん一切いっさいしょくさかいめいためしょくかいみみしょ一切いっさい音聲おんせいめいためごえかいはなしょ一切いっさい香氣こうきめいためかいしたしょ一切いっさい諸味もろみめいためあじかいさわそくさわしるしょさとしひやだん细滑とうさわめいためさわかいしょ一切いっさい諸法しょほうめいため法界ほうかい
  • ろく識界(ろくうたて):識依能見のみしょくめい眼識がんしきかい。識依みみのう聞諸ごえめいみみ識界。識依はなのう嗅諸めいはな識界。識依舌根ぜっこんのう嘗諸あじめいした識界。識依身根しんこんのうさとししょさわめい識界。識依而能区分くぶんべん一切いっさい法相ほうしょうめい意識いしきかい

じゅうはちかいてきからだせい:其中てき六根ろっこん中前ちゅうぜん五根ごこんさいじょう五塵代表的是代表了物質層面的いろほう。其中てきろく識,さいじょう六根ろっこんちゅうてき最後さいごてき及阿らい耶識與六塵中的法塵則是代表了精神層面的しんほう代表だいひょう世間せけんてきじゅうはちかいいち一法いっぽう六根ろっこんろくちりろく識,みな因緣いんねん和合わごうなまじゅうほろび因緣いんねん而生、因緣いんねん而滅,みやこただし無常むじょうそら無我むが真實しんじつてきほう

はつはじめ定義ていぎ

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ざつおもね含經·よんけいとう定義ていぎりょうじゅうはちかい

かく宗派しゅうは觀點かんてん

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佛教ぶっきょう

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だい毘婆すなろんしょうじゅうはちかいちゅうろく識界是能これよしろく內界しょろく外界がいかい境界きょうかい[1]過去かこ現在げんざい未來みらいさんせい具有ぐゆうじゅうはちかい,六識身無間已滅名意界[2]じゅう八界是為鈍根者說[3]じゅう八中界略出少分施設六界ろっかい,識界能生のう四大しだいしゅのうやしなえそらかいのうちょう有情うじょういろ色身いろみさかいゆう結生ゆきにゅう胎的作用さよう使つかい區別くべつ[4]これじゅうこれいち,它有しゅ含義:いちのうつづけゆう自在じざいずいてんある自在じざいれいほか隨順ずいじゅん[5]

ざいほう蘊論ちゅう定義ていぎてき合併がっぺい了意りょういかいしょてき含義,也是しん意識いしきてきごうしょう[6]ざいしなるいろんちゅう定義ていぎ了意りょういかいやわあずかこれ含義一致いっちてきしょ定義ていぎろく識身[7]ざいだい毘婆すなろんちゅう定義ていぎ了意りょういかいしょ就是ななしんかいそく六識界和意界,而意あずかかい同義どうぎ[8]じゅうはちかい實體じったいゆうじゅうななあるじゅうよう么去掉意かいよう么去掉六識界而同於じゅうしょ[9]ざい舍利しゃりどるおもね毘曇ろんちゅうかいほうねんほう初心しょしん意識いしきかい不離ふりかれ境界きょうかい相似そうじしん[10]

瑜伽ゆがぎょう唯識ゆいしき學派がくは

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瑜伽ゆがぎょう唯識ゆいしき學派がくはざい其阿毘達磨だるま體系たいけいちゅううけたまわかさねりょうじゅうはちかい理論りろんなみはた其“じゅういち識”學說がくせつはいいれじゅうはちかいちゅうちょ大乘だいじょうろん[11]

とう內界對應たいおう識”,ろく識界對應たいおうのう受識”,かいあずかしゃ識”、“受者識”しゃてき關係かんけいゆうりょうたね學說がくせつ

此二しゃくろんあいだてき不同ふどう體現たいげんりょう唯識ゆいしき古學こがく唯識ゆいしきいまがくあいだてき根本こんぽんぶん歧,しるべ致了だいななこれおもね陀那識かえこれすえとういさかいろんかんでん法相ほうしょうむね採用さいようりょう無性むしょうろんてき學說がくせつ[12]かいふん,其中“だい六意識所依意界”そくすえ對應たいおう“受者識”;とう五識所依意界對應“しゃ識”,そくおもねよりゆき耶識[13]

如來にょらいぞう學派がくは

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如來にょらいぞう緣起えんぎむねてき經論きょうろんちゅうじゅうはちかいとう其性”そく如來にょらいぞう[14] [15]

註釋ちゅうしゃく

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  1. ^ だい毘婆すなろん》:「といわかじゅうはちかいめいゆうじゅうはちたいあるじゅうななあるじゅうしゃうんなん建立こんりゅうじゅうはちかい耶?こたえ:以さん事故じこ建立こんりゅうじゅうはちいち以所以能さん以境かい。以所だてろく內界,いい眼界がんかい乃至ないしかい。以能だてろく識界,いい眼識がんしきかい乃至ないし意識いしきかい。以境界きょうかいだてろく外界がいかいいいしょくかい乃至ないし法界ほうかいといわか以所のう境界きょうかいかくゆうろくたてじゅうはちかいゆう差別さべつしゃしょ阿羅漢あらかん最後さいごねんしんおうかいかれ不能ふのう生後せいご識故。こたえかれまたかいかれ不能ふのう生後せいご識者しきしゃかれためさわただしえんさわ識不おこりしつらえおこりしゃまたさくしょ,如有あまりえんなまとうあに沃壤とう。」
  2. ^ だい毘婆すなろん》:「此じゅうはちかい過去かこ未來みらい現在げんざいみなとい過去かこゆうじゅうはちかい,以六識身無間已滅,めいかいゆえ未來みらい現在げんざい如何いかまたゆうじゅうはちかい耶?こたえ:此じゅう八界依相而立,さんせいかくゆうじゅうはちかいしょうわか未來みらい現在げんざい識無かい相者そうしゃ過去かこ識亦おう以相てんゆえといとう無間むげんえん未來みらいゆう現在げんざい過去かこまたおうだて,此既とくりつかいおうしかこたえとう無間むげんえんよう而立じりつ未來みらいゆうとうあいだほう不可ふかりつとうあいだえん設立せつりつ於誰ゆう此緣よう。此じゅう八界依相而立,未來みらい雖無識所もちい,而已有識ゆうしきりつしょ此與かれ不可ふかためれいしょ阿羅漢あらかん最後さいごねんしん,雖非とうあいだえん,而是かいじゅん此應。」
  3. ^ だい毘婆すなろん》:「といふつため何等なんら所化しょけ有情うじょうせつ蘊、しょさかいこうりゃくさんほうこたえ:……ふく世尊せそん所化しょけゆうさんしゅいいどんなかため鈍根どんこんしゃせつじゅうはちかいため中根なかねしゃせつじゅうしょため利根りこんしゃせつ五蘊ごうん。……」
  4. ^ だい毗婆すなろん》:「世尊せそん施設しせつじゅうはちかいやめふく於此中略ちゅうりゃくしょうぶん施設しせつ六界ろっかい此六かいじゅうはちかいちゅうかいぜんよんかいしょうぶんかいぜんしゃいいぜん五識ごしきかいよんかいしょうぶんしゃいいしょくさわ意識いしきかい;此中空ちゅうくうかいいろかいしょうぶんみずふうかいさわさかいしょうぶん;識界かい意識いしきかいしょうぶん,以此かい通有つうゆう,識界ただゆうぶんゆえ。……ふくゆかり此六かい能生のうのうやしなえのうちょう有情うじょうしょく色身いろみふく施設しせつ能生のうしゃいい識界;のうやしなえしゃいいみずふうかいのう長者ちょうじゃいいそらかいふくゆかり此六かいのう引、のう能增のうます有情うじょうしょく色身いろみふく施設しせつのう引者,いい識界;のうしゃいいみずふうかい能增のうますしゃいいそらかいふくゆかり此六かい根本ねもとゆう情事じょうじこれへんぎょう有情うじょうごとはじめゆう情事じょうじ無分別むふんべつゆう分別ふんべつ有情うじょう事故じこふく施設しせつ根本ねもとゆう情事じょうじしゃいいよくいろかい受生有情うじょうしたがえ結生ゆきこころ乃至ないしゆう此六かい無勢ぶぜいよう。……」「とい:蘊、蘊、さかいゆうなん差別さべつこたえ:……ふく、於有為ゆういほう施設しせつ蘊;於有ほう施設しせつ蘊;於有情うじょうすうほう施設しせつかいふく、蘊,ゆう流轉るてんかえめつ作用さよう蘊,ただゆう流轉るてん作用さようかいゆう結生ゆきにゅう胎作よう。」
  5. ^ 鞞婆すなろん》:「二事為增上緣,いちしゃ次生つぎお當來とうらいゆうしゃ自在じざい次生つぎお當來とうらいゆうしゃ,如所せつ:『おもねがたわか識不にゅう母胎ぼたいやすし名色なしきまくややあつおもねなん曰,也,世尊せそん。』いい次生つぎお當來とうらいゆう也。自在じざいしゃ,如所せつ:『比丘びくこころ牽世あいだこころ煩惱ぼんのうしんせい自在じざい。』」
    おもね毘曇毘婆すなろん》:「しょさく威勢いせいえんしょういちれい未來みらいゆう相續そうぞく自在じざいれい隨順ずいじゅんれい未來みらいゆう相續そうぞくしゃ,如說:『ふつつげおもねがたわか識不ざいはは名色なしきなり迦羅こたえごと也。』自在じざいれい隨順ずいじゅんしゃ,如說:『比丘びく當知とうちしんのうはた世間せけん能生のう世間せけんわかしんせいしょみなどく自在じざい。』」
    だい毘婆すなろん》:「しょぞうじょういちのうつづけゆう自在じざいずいてんのうつづけゆうしゃ,如說:『識若たく母胎ぼたい名色なしきとくなり羯邏あい也,世尊せそん。』自在じざいずいてんしゃ,如說:『世間せけんしんしょ引,また為心いしん所勞しょろうこころわか於彼せいみな自在じざいずいてん。』」
    真諦しんたいわけおやおもね達磨だるま俱舍しゃくろん》:「,於託ゆう相應そうおう,及隨從ずいじゅう在中ざいちゅうぞうじょう。此中ゆう相應そうおうしゃ,如經ごと:『いぬい闥婆,於意中いちゅう隨一ずいいち現前げんぜんあるあずかほし相應そうおうあるあずか瞋相おう。』隨從ずいじゅうしゃ,如偈ごと:『引將世間せけんてんれい變異へんい一法いっぽう一切いっさいほう隨行ずいこう。』」
    げんわけおやおもね達磨だるま俱舍ろん》:「しゃいいのうつづけゆう,及自ざい隨行ずいこうのうつづけゆうしゃ,如契けいごと:『ときけんたちばく於一こころ內,隨一ずいいち現前げんぜんいいあるあい俱,ある恚俱とう。』自在じざい隨行ずいこうしゃ,如契けいごと:『こころのうしるべ世間せけんこころのうあまね受,如是にょぜこころ一法いっぽうみな自在じざい隨行ずいこう。』」
  6. ^ ほう蘊論》:「うんなんいい
    • 於法,やめただしとう,及彼どうぶんめい
    • またぞうじょうはつ意識いしき,於法,やめただしとうりょうべつ,及彼どうぶんめい
    • また於法,やめただしとう礙,及彼どうぶんめい
    • また於法,やめただし當行とうこう,及彼どうぶんめい
    如是にょぜ過去かこ未來みらい現在げんざいしょ所有しょゆうめいためまた名所めいしょ乃至ないしとうところしょう。此復うんなにいいこころ、識。ある地獄じごく乃至ないしある中有ちゅううあるおさむしょなり所有しょゆう名號みょうごうかたりぞうおもえとうおもえ施設しせつ言說げんせついいめいめいしょめいかいめいめいめい道路どうろ乃至ないしめい此岸。如是にょぜ內處。」
  7. ^ ともおもね達磨だるまひんるいあしろん》: 「かいうんなにいい於法,やめただしとうりょう,及彼どうぶん法界ほうかいうんなにいいほうためやめただしとうりょう意識いしきかいうんなにいい及法ためえんなま意識いしき如是にょぜためぞうじょうほう為所しどころえん,於意しょ識法,しょやめただしとうりょうべつ,及彼どうぶん。」
    しょうんなにいいほうやめただしとうのうりょう,及彼どうぶんほうしょうんなにいいほうやめただし當所とうしょりょう。」
    こころうんなにいいこころ、識。此復うんなにいいろく識身,そく眼識がんしきみみ識、はな識、した識、識、意識いしき。……意識いしきうんなにいいりょうべつ諸法しょほう。」「うんなにいいろく識身。」
  8. ^ だい毘婆すなろん》:「といかいうんなにこたえしょ於法,やめただしとうりょう,及彼どうぶんめいかいやめ了法りょうほうしゃいい過去かこかいせい了法りょうほうしゃいい現在げんざいかいとう了法りょうほうしゃいい來意らいいかい;及彼どうぶんしゃいい未來みらい畢竟ひっきょうなまかいゆう過去かこ現在げんざいかいかれどうぶん心心こころごころしょほう,必託所緣しょえんかたのうおこりゆかり未來みらいとうなまかいまた必是どうぶんといかいわかえんじゅうななかいおこりどうぶんこたえまたどうぶん,如眼かいとうゆうとうよう,必是どうぶんかいまたしかゆうりょうようしゃそくめいどうぶん。」
    「此じゅうはちかいそくじゅうしょおうりゃくにゅうじゅうしょいいじゅうしょくかいそくじゅうしょくしょななしんかいそくしょ法界ほうかいそくほうしょ。」
    というんなに?……如界中廣なかひろせつ乃至ないしせつまた如是にょぜ。」
  9. ^ だい毘婆すなろん》:「とい:此じゅうはちかいめいゆうじゅうはち實體じったいゆういくこたえ:此界實體じったいあるゆうじゅうななあるゆうじゅうわかせつろく識,便びん失意しついかいはなれろく識身,べつかいじゅうはちかいめいゆうじゅうはち實體じったいじゅうななわかせつかい便びんしつろく識,はなれ此意かいべつろく識,じゅうはちかいめいゆうじゅうはち實體じったいじゅう。如名あずかからだめい施設しせつからだ施設しせつめい異相いそうからだ異相いそうめい異性いせいからだ異性いせいめい差別さべつからだ差別さべつめい建立こんりゅうからだ建立こんりゅうめいさとしからださとしおうまたなんじ。」
  10. ^ 舍利しゃりどるおもね毘曇ろん》:「うんなんいれめいうんなん?識陰,めいうんなんわかしん、識,ろく識身,なな識界,めい
    • うんなんわか識,過去かこ未來みらい現在げんざい,內、そと,麁、ほそ,卑、かちとおきんめい
    • うんなんろく識身?眼識がんしきみみはなした意識いしきうんなん眼識がんしきえんえんしょくえんあきらえん思惟しい,以四えん識生,やめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめい眼識がんしきうんなんみみはなした意識いしきえんえんほうえん思惟しい,以さんえん識,やめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめい意識いしきめいろく識身。
    • うんなんなな識界?みみはなした識界,かい意識いしきかいうんなん眼識がんしきかいわか識,せいしょく境界きょうかいやめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめい眼識がんしきかいうんなんみみはなした識界?わか識,身根しんこんせいさわ境界きょうかいやめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめい識界。うんなんかい意知おきともほうねんほうわか初心しょしんやめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめいかいうんなん意識いしきかいわか相似そうじ不離ふりかれ境界きょうかい,及餘相似そうじこころ識,やめせい今生こんじょうとうせい不定ふていめい意識いしきかいめいなな識界。」
  11. ^ きたたかし佛陀ぶっだおうぎおおわけちょ大乘だいじょうろん》:「ちゅう何者なにものせいしょう所有しょゆうおもね犁耶識種子中こなか虛妄きょもう分別ふんべつしょ識。かれふくなんとうあずか受用じゅよう識,かれしょ受用じゅよう識,受用じゅよう識,識,すう識,方處ほうしょ差別さべつかり意識いしき自他じた分別ふんべつ善道ぜんどう惡道あくどう生滅しょうめつ識。ちゅう所有しょゆうあずか受用じゅよう識,及彼所用しょよう識,及受識、所有しょゆうかず分別ふんべつかり識者しきしゃかれげん種子しゅしいんせい所有しょゆう自他じた分別ふんべつ識,かれ見習みならい種子しゅしいん所有しょゆう善道ぜんどう惡道あくどう生死せいししゃかれため因緣いんねん種子しゅしいん;此諸識一切いっさいちり、一切道煩惱所攝。……中身なかみあずか受用じゅよう識等,六內眼等塵應知;かれしょ受用じゅよう識者しきしゃ,六外塵色等應知;かれのう受用じゅよう識者しきしゃ,六種眼識等塵應知;此諸識餘識差別さべつおう。」
  12. ^ げんなり唯識ゆいしきろん》:「また相等そうとうよんほうじゅういち識等ろんみなせつためおこり。」窺基なり唯識ゆいしき論述ろんじゅつ》:「じゅういち識者しきしゃ一身いっしんしゃさん受者,よんかれしょ受,五彼能受,ろくせいななすうはちしょきゅう言說げんせつじゅう自他じたべつじゅう一善惡趣死生識。とう五根ごこんめい。五識所依意界,めいしゃだい六意識所依意界,めい受者識。……」
  13. ^ えんはかかいふかみつけい》:「大乘だいじょううんろん曰:此中何者なにものおこりしょういいおもねよりゆき耶識ため種子しゅし。虗妄分別ふんべつしょしょ識。……しか此諸識有差別さべつしゃわか無性むしょうとう五識所依意界,めいしゃ識;だい六意識所依意界,めい受者識。かいうん無性むしょうろんとう五識所依意界,そくよりゆき耶,めいしゃ識;だい六意識所依意界,そくまつめい受者識。わかおやあずか此相こぼしだいななまつめいしゃ識;だいはちよりゆき耶,めい受者識。かれろんうんしゃいいしみ汙意;受者,いいかいまた此諸識,すうゆう差別さべつわかはりろん》及《なり唯識ゆいしき》,みなうんじゅういちわか大乘だいじょう》,ゆうりょうぶん前文ぜんぶんじゅういちぶんじゅういいひらきぜんおもむき惡趣あくしゅ死生しせい識,以為,一善趣惡趣識,死生しせい識。かれろんうんぎょうはてじゅく數量すうりょうしょ受死せい數量すうりょうゆえ無性むしょうしゃくうんぜんおもむき惡趣あくしゅ及與死生しせいかいうんせつ及言,故知こちじゅうおやしゃくためじゅういち,於理たがえ。」
  14. ^ 大佛だいぶついただき如來にょらいみついんおさむしょうりょうよししょ菩薩ぼさつまんぎょうくび楞嚴けいまき2 :「また妙見みょうけんせい和合わごうしゃためあかりあいため暗合あんごうためつうあいためふさがごうわかあかりごうそくあずかあかりせいしょう乖角。如耳あずかあきらりょうあいさわみる。且不知明ともあきしょう所在しょざいうんなん甄明あい非合理ひごうりかれくらあずかどおり及諸ぐんふさがまたふく如是にょぜおもねなんなんじなお未明みめい一切浮塵諸幻化相。とうしょ出生しゅっしょう隨處ずいしょ滅盡めつじんまぼろし妄稱しょう。其性ためみょうさとしあかりたい如是にょぜ乃至ないしかげろくいれしたがえじゅうしょいたりじゅうはちかい因緣いんねん和合わごう虛妄きょもう有生ゆうせい因緣いんねん別離べつり虛妄きょもうめいめつこと不能ふのう生滅しょうめつ去來きょらいほん如來にょらいぞう常住じょうじゅうみょうあかり不動ふどうしゅうえんみょう真如しんにょせいせいつねちゅうもとめ去來きょらい。迷悟死生しせいりょう所得しょとく。」(CBETA, T19, no. 945, p. 114, a15-25)
  15. ^ 瑜伽ゆがろんまき96 :「また由無よしなしょくしょしょ所緣しょえんるい流轉るてん差別さべつ當知とうち建立こんりゅうゆうじゅうはちかい。」(CBETA, T30, no. 1579, p. 850, a21-22)