初はつ音おとミク

拡張半保護されたページ
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

ピアプロキャラクターズ > 初はつ音おとミク
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、初はつ音おとミクのキャラクター等とうについて説明せつめいしています。楽曲がっきょく販売はんばい、ライブイベント、グッズ、その他たコラボレーション等とうに関かんする情報じょうほうについては「初はつ音おとミクのメディア展開てんかい」をご覧らんください。
ピアプロキャラクターズ
CV01 初音はつねミク
開発元かいはつもと クリプトン
初版しょはん 2007年ねん
最新さいしん版ばん
種別しゅべつ 音声おんせい合成ごうせい
ライセンス プロプライエタリ
PCL、CC BY-NC
公式こうしきサイト バーチャル・シンガー - CFM
piapro.net
初はつ音おとミク公式こうしきブログ
テンプレートを表示ひょうじ
初はつ音おとミク
YouTube
チャンネル
活動かつどう期間きかん 2007年ねん -
ジャンル 音楽おんがく
登録とうろく者しゃ数すう 295万まん人にん
総そう再生さいせい回数かいすう 2億おく9996万まん2635回かい
チャンネル登録とうろく者しゃ数すう・総そう再生さいせい回数かいすうは
2024年ねん4月がつ5日にち時点じてん。
テンプレートを表示ひょうじ
初音はつね未来みらい_Crypton
Bilibili情報じょうほう
個人こじん空間くうかん 399918500
活動かつどう期間きかん 2019年ねん -
登録とうろく者しゃ数すう 287万まん人にん（分析ぶんせき）

初はつ音おとミク（はつねミク、Hatsune Miku）は、クリプトン・フューチャー・メディアが発売はつばいしているバーチャルシンガーソフトウェア及およびそのキャラクター[1]。「電子でんしの歌姫うたひめ」[2][3]の二ふたつ名めいでも知しられる。「ボカロ」という文化ぶんか・ジャンルを築きずき[4][5]、「初はつ音おとミク現象げんしょう」によってネット発はつの文化ぶんか・音楽おんがくシーンを大おおきく変化へんかさせた[6]。日本にっぽん史しの教材きょうざいで「現代げんだいのIT技術ぎじゅつが生うみ出だした新あらたな文化ぶんかの象徴しょうちょう的てき存在そんざい」[7]と評価ひょうかされている。

概要がいよう

クリプトン社しゃのバーチャルシンガー[8]。「ピアプロキャラクターズ」に分類ぶんるいされる[1]。

最初さいしょの製品せいひんはキャラクター・ボーカル・シリーズ第だい1弾だんとして発売はつばいされ[2]、発売はつばい直後ちょくごから想定そうてい以上いじょうの爆発ばくはつ的てきヒットを記録きろく[9]。音声おんせい合成ごうせいの枠わくを超こえた様々さまざまな分野ぶんやのクリエイター[10]が創作そうさくシーンに参加さんかし、「初音はつねミク現象げんしょう」[11][12][13]とも呼よばれる一大いちだいムーブメントを起おこした[14]。この現象げんしょうは「時代じだいの転機てんき」とも言いわれるほどカルチャーや価値かち観かんに変化へんかをもたらした[6]（→#初はつ音おとミク現象げんしょう・影響えいきょう）。

キャラクターの人気にんきも高たかく、バーチャルシンガーとして国際こくさい的てきに活動かつどうし、海外かいがいでも広ひろく知しれ渡わたっている[15][7]（→#海外かいがい展開てんかい・世界せかいでの活動かつどう）。

舞台ぶたい芸術げいじゅつ、デジタルコンテンツ、模型もけい、モータースポーツ、アパレル、雑貨ざっか、書籍しょせき、広告こうこくほか多種たしゅ多様たような公式こうしきのメディアミックスが行おこなわれ、2021年ねんにはミク史上しじょう初はつとなるオリジナルアニメ/漫画まんがのシリーズも制作せいさく中ちゅう[16]であることが海外かいがいメディアの取材しゅざいで報ほうじられている（→初はつ音おとミクのメディア展開てんかい）。

ミクはクリエイターの多彩たさいな創作そうさく物ぶつ（UGC）から形作かたちづくられる「消費しょうひ者しゃ生成せいせいメディア（CGM）」によって成立せいりつしており[17]、権利けんり元もとのクリプトンが発行はっこうしたライセンスに沿そう形かたちでの無償むしょうの二に次じ創作そうさく活動かつどうが容認ようにんされている[注ちゅう 1]（→ピアプロキャラクターズ#キャラクターの利用りよう）。

クリプトンはミクの商業しょうぎょう展開てんかいについても「創作そうさくの場ば」となる様ように調整ちょうせいし[18]、キャラクターを用もちいた創作そうさく活動かつどうを促進そくしんする形かたちがとられている[19]。

ミクが歌うたう、あるいはミクを題材だいざいとした曲きょくは、2012年ねん時点じてんで10万まん曲きょく以上いじょうにのぼるとされる[20]。

バーチャルシンガーソフトウェア

Mitchie M「Freely Tomorrow」
初はつ音おとミクをボーカルとして使用しようした曲きょくの一いち例れい
この音声おんせいや映像えいぞうがうまく視聴しちょうできない場合ばあいは、Help:音声おんせい・動画どうがの再生さいせいをご覧らんください。

ソフトは“VOCALOID製品せいひん”と“初はつ音おとミクNT”が発売はつばいされている。

ミクは声優せいゆうの藤田ふじた咲さきをオリジナルCV（サンプリング元もと）として起用きようしている[注ちゅう 2]。クリプトンはミクを制作せいさくするに当あたり約やく500人にんの声優せいゆうの声こえを聴きいた上うえでV2に適てきし、かつ可愛かわいらしい声こえであることを基準きじゅんに藤田ふじたを選えらんだ[22][注ちゅう 3]。

選定せんていに関かんしてキャラクターのイメージの影響えいきょうを懸念けねんし有名ゆうめい声優せいゆうの選定せんていは避さけられている[22]。藤田ふじたは当時とうじとりたてて有名ゆうめいだったわけではなくむしろミクに声こえを提供ていきょうしたことで名なが知しられるようになった[24]。

VOCALOID製品せいひん

「VOCALOID」も参照さんしょう
初はつ音おとミク（V2版はん）
VOCALOID2エンジン対応たいおうソフト。2007年ねん8月がつ31日にちに発売はつばい。得意とくいな曲きょくのジャンルやテンポや音域おんいきも設定せっていされているが（#公式こうしき設定せっていを参照さんしょう）、あくまで目安めやすのため実際じっさいには非常ひじょうに広ひろい範囲はんいで歌うたえる[25][8]。VOCALOID2製品せいひんの中なかでも扱あつかいが容易よういとなっている[26][注ちゅう 4]。
初はつ音おとミク・アペンド
2010年ねん4月がつ30日にちに発売はつばいされたV2版はん初音はつねミクの拡張かくちょう音源おんげん[28]。V2版はん初音はつねミクのパッケージに収録しゅうろくされている音声おんせいライブラリは1つであるが、『アペンド』では、それぞれ表情ひょうじょう付づけの異ことなる追加ついか音声おんせい「Sweet」「Dark」「Soft」「Light」「Vivid」「Solid」の6つのライブラリが提供ていきょうされ[注ちゅう 5]、V2対応たいおうの初はつ音おとミクのライブラリは、合計ごうけい7種類しゅるいが提供ていきょうされた[33]。なお、『アペンド』を使用しようするにはV2版はんミクがインストールされている必要ひつようがある[33]。
初はつ音おとミク V3 / V3E
VOCALOID3対応たいおうソフト。まず2013年ねん8月がつ31日にちに英語えいご用よう音源おんげん『初音はつねミクV3 English』がDL限定げんていで発売はつばいされ[注ちゅう 6]、同年どうねん9月がつ26日にちには日本語にほんご用よう音源おんげん5種類しゅるいを収録しゅうろくした『初音はつねミク V3』及および英語えいご版ばんが付属ふぞくしたバンドル版ばんも発売はつばいされた[28]。どれもクリプトン製せいボーカルエディタ『Piapro Studio』が付属ふぞく[28]。初音はつねミクの原点げんてんである「ORIGINAL」と、『アペンド』から「SWEET」「DARK」「SOFT」「SOLID」の4種類しゅるいの計けい5種類しゅるいの音源おんげんを収録しゅうろくしている[35]。
初はつ音おとミク V4X / V4E / V4C
VOCALOID4対応たいおうソフト[28]。2016年ねん8月がつ31日にちよりV4X、英語えいご用よう音源おんげんのV4 English、バンドル版ばんが同時どうじ発売はつばいされている。
2017年ねん8月がつには中国ちゅうごく・上海しゃんはいで中国語ちゅうごくご対応たいおうの音源おんげん「初音はつね未来みらい V4 CHINESE」関連かんれんの記者きしゃ会見かいけんが実施じっしされ、中国ちゅうごくにおける初音はつね未来みらい公式こうしき投稿とうこうサイト「POPPRO」の創設そうせつ、DECO*27による歌声うたごえデモ及およびミクV4Cのねんどろいどフィギュア化かを交まじえて大々的だいだいてきに発表はっぴょう[36]、9月に発売はつばいされた。

他たの音声おんせい合成ごうせいエンジンを採用さいようした製品せいひん

2023年ねん5月がつ時点じてんではNTのみ。

初はつ音おとミク NT
クリプトンと産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょが共同きょうどう開発かいはつしたVOCALOIDではない歌声うたごえ合成ごうせいエンジン、及およびそれをベースにしたソフト[37][38]。「NT」は「ニュータイプ」と読よむ[37][39][38]。
2020年ねん11月27日にち発売はつばい[37][38]。日本語にほんご用よう音源おんげん3種類しゅるいを収録しゅうろくし、付属ふぞくするボーカルエディタの『Piapro Studio NT』はプラグインとスタンドアロンの2つのバージョンが用意よういされた[39]。発売はつばい時じに公開こうかいされる音源おんげんは「Original＋」のみだったが、後日ごじつ「Whisper＋」と「Dark＋」が追加ついかされた[37][39]。

初はつ音おとミク現象げんしょう・影響えいきょう

ボカロという文化ぶんか・ジャンルを築きずく - 創作そうさくの連鎖れんさ

ミクの登場とうじょうでボーカロイド文化ぶんかが誕生たんじょうし[4]、音楽おんがくシーンには「ボカロ」という1ジャンルが築きずかれた[5]。

2007年ねん当時とうじ、「ニコニコ動画どうが」では「アイドルマスター」のMAD動画どうが人気にんきの影響えいきょうによって「バーチャルアイドルの擬似ぎじプロデュース」の需要じゅようが高たかまっており、バーチャルアイドルとして企画きかくされたミクはユーザーが待まち望のぞんでいた存在そんざいだったと言いわれている[40]。クリエイターがボカロPと名乗なのるのもアイマスMAD文化ぶんかの様式ようしきを引ひき継ついでおり[40]、同社どうしゃ製品せいひんのMEIKOを使用しようした動画どうが「初音はつねミクが来こないのでスネています」の投稿とうこう者しゃがユーザーコメントで「ワンカップP」と名付なづけられ、そこからボカロ楽曲がっきょく制作せいさく者しゃのP名めい呼称こしょうが広ひろまったとされている[41][42][注ちゅう 7]。

ミク関連かんれんの創作そうさくはイラストやアニメなど瞬しばたく間あいだに一人ひとり歩あるきを始はじめ[43]、クリエイターとの共きょう創そうにより巨大きょだいなムーブメントを形成けいせいし[44]、多彩たさいなジャンルの公式こうしきメディアミックスにも拡大かくだいしていった。この現象げんしょうは「創作そうさくの連鎖れんさ」[45][6]または「N次じ創作そうさく」とも呼よばれ[46]、ミクが一ひとつのきっかけとして機能きのうし[47]、あらゆるコンテンツが互たがいに元もとネタになって派生はせいし合あっていた[46]。ミクは一いち億おく総そうクリエイター時代じだいにおける新あらたな文化ぶんかの象徴しょうちょうになったとも言いわれる[6]。

一いち例れいとして模型もけい業界ぎょうかいでは「初音はつねミクフィギュアブーム」が起おこり[10]、初はつ音おとミクの公式こうしきライブコンサートではミクの実在じつざい感かんを高たかめる技術ぎじゅつ・演出えんしゅつが採用さいようされ[13]、SUPER GT300では「初はつ音おとミク GTプロジェクト」の痛いた車しゃが参戦さんせんしてシリーズチャンピオンに輝かがやき[48]、書籍しょせき媒体ばいたいではボカロ楽曲がっきょくを題材だいざいとした商業しょうぎょう作品さくひんが誕生たんじょう[5]。さらにGoogleといった世界せかい的てき企業きぎょうのCM、オペラ、オーケストラ、著名ちょめいアーティストとのコラボ、歌舞伎かぶき、チャリティー活動かつどう、文化財ぶんかざい保護ほごプロジェクトなどミクの快かい進撃しんげきは続つづき[49]、多種たしゅ多様たような作品さくひん・文化ぶんかがネットとリアルに拡散かくさんされていった[50]。ミクは音楽おんがくや絵画かいが、ファッション、テクノロジー、伝統でんとう芸能げいのう、国際こくさい交流こうりゅうなどの異ことなる分野ぶんやをいとも簡単かんたんに融合ゆうごう・交配こうはい（コラボ）させた[50]。

クリプトン社しゃの代表だいひょう取締役とりしまりやく・伊藤いとう博之ひろゆきは、主催しゅさいイベント「初はつ音おとミク マジカルミライ 2013」のムック本ほん冒頭ぼうとうでこう述のべている[51]。

ユーザーの中なかに初はつ音おとミクという共通きょうつう認識にんしきがあり、いろんな方ほうが切磋琢磨せっさたくまして何なにかを作つくる。
初はつ音おとミクの絵え、初はつ音おとミクで歌うたった声こえ、といった共通きょうつうのアイコンとしてシェアされていき、作品さくひんを好すきになる人ひとたち、自分じぶんも作品さくひんを作つくってみたいと思おもう人ひとたちを生うんでいく。
これこそが初はつ音おとミクの象徴しょうちょう的てきな部分ぶぶんであり、僕ぼくらが大切たいせつにしたいと思おもっている価値かちです。

ミクの登場とうじょうはDTM・同人どうじん音楽おんがくのシーンにおいて歌うたい手ての確保かくほというボーカル曲きょくに挑いどむ際さいのハードルを取とり除のぞくと共ともに、ミクが歌うたっていることに価値かちが見出みいだされたことで新規しんき曲きょくでも人気にんきを得えやすくなり、それらの制作せいさく流通りゅうつうを容易よういにするという状況じょうきょうをもたらした[52]。それにより、ニコニコ動画どうがを始はじめとする動画どうが共有きょうゆうサービスのブームとも共鳴きょうめいする形かたちでDTM全般ぜんぱんへのブームにまで波及はきゅうしていく[53]。そして後述こうじゅつの「メルトショック」を経へてボカロというジャンルを確立かくりつさせるに至いたった。

ボカロ音楽おんがくが世間せけん一般いっぱんに知しられるきっかけの一ひとつとして、2008年ねんにビクターから発売はつばいされた史上しじょう初はつの完全かんぜんなメジャーボカロアルバムであるlivetune feat. 初音はつねミク「Re:package」の存在そんざいが挙あげられる[5]。2009年ねんにはソニーミュージックをはじめとする大手おおてが人気にんきボカロPをフィーチャーしたアルバムをリリース。2010年ねんにはEXIT TUNESの「Vocalogenesis feat.初音はつねミク」がオリコン1位いを記録きろくするなど、日本にっぽんの音楽おんがくシーンに浸透しんとうしていく[5]。

2023年ねん時点じてんで、ミクは一種いっしゅの「音楽おんがく革命かくめい」をもたらしたと回顧かいこされている[54]。これは上記じょうきの現象げんしょうや公式こうしきのメディアミックス作品さくひんの大だいヒットに加くわえ、ミクが源流げんりゅうとなったボカロシーンにおいて後のちに日本にっぽんの音楽おんがくシーンで活躍かつやくするアーティストが発掘はっくつされたことが大おおきな拠より所どころとなっている[55][54]。

様々さまざまな初はつ音おとミクの誕生たんじょう

詳細しょうさいは「#公式こうしき設定せってい」および「#初はつ音おとミクのバリエーション・派生はせいキャラクター」を参照さんしょう

メルトショック

2007年ねんにニコニコ動画どうがに投稿とうこうされた楽曲がっきょく「メルト」は、その後ごのボカロシーンの流ながれを決定けってい付つけた大おおきな意味いみを持もつ曲きょくとされる[56]。

それまでミク自身じしんを題材だいざいにしたキャラクターソング的てきな曲きょくが大半たいはんを占しめていた中なか[57]、メルトはクリエイターの個性こせいや世界せかい観かんを反映はんえいした歌詞かしをミクにシンガーとして表現ひょうげんさせた曲きょくだった[56]。このメルトのヒットに影響えいきょうを受うけてよりバラエティ豊ゆたかな曲きょくが投稿とうこうされるようになり[57]、ミクにとってもシンガーとして広ひろく受うけ入いれられて役割やくわりを大おおきく広ひろげさせるきっかけとなった[56]。

この現象げんしょうは裏方うらかたである楽曲がっきょく制作せいさくチームの存在そんざいに光ひかりを当あてるきっかけにもなった[56]。それまではコアな音楽おんがくファン以外いがいは裏方うらかたを基準きじゅんにして聴きく曲きょくを選えらぶことはあり得えないとも言いわれるほど楽曲がっきょく制作せいさく陣じんが軽視けいしされていたが、ボカロシーンでは若わかいリスナーでも制作せいさく陣じんの情報じょうほうに気きを配くばっていた[56]。この現象げんしょうを日本にっぽんの音楽おんがく文化ぶんかにおける転換てんかん点てんと評ひょうする者ものも多おおかった[注ちゅう 8][56]。

ニコニコ動画どうがでは人間にんげんがメルトをカバーし、原曲げんきょくを含ふくむ同どう曲きょくがマイリストランキングの上位じょういを独占どくせんするという事態じたいを引ひき起おこした[58]。この一連いちれんの現象げんしょう[57]は「メルトショック」と呼よばれ[58]、米津よねつ玄げん師し(ハチ)がミクのイベントである「初音はつねミク マジカルミライ 2017」のテーマ曲きょくとして提供ていきょうした「砂すなの惑星わくせい」にもこれを意識いしきしたとも取とれる歌詞かしが登場とうじょうする[59]。

メルトは「みくみくにしてあげる♪」と共ともに初音はつねミク歌唱かしょう曲きょくの金字塔きんじとうと称しょうされている[60]。「みくみくにしてあげる♪」が初はつ音おとミク現象げんしょうの象徴しょうちょう[60]として多おおくの二に次じ創作そうさくを生うむきっかけとなった曲きょく[61]であるのに対たいし、「メルト」は初はつ音おとミク現象げんしょうを加速かそくさせた曲きょく[57]とも評価ひょうかされる。

3DCGライブ - 実在じつざいと非ひ実在じつざいの境界きょうかい

「初はつ音おとミクの関連かんれんイベント#イベントの歴史れきし・変遷へんせん」も参照さんしょう

2009年ねんに行おこなわれた公式こうしき3DCGライブコンサート「ミクフェス '09(夏なつ)」では、透過とうか式しきのディラッドスクリーンに投影とうえいされた3DCGのミクが「まるでそこにいる」かのように歌うたって踊おどり、観客かんきゃくもミクやバンドメンバーに呼応こおうして盛もり上あがることで、ミクの巻まき起おこす熱気ねっきはリアルに可視かし化かされていった[62]。ミクは現実げんじつ世界せかいのステージで立体りったい的てきな映像えいぞうを駆使くししたライブを行おこない、SF作品さくひんの一幕ひとまくで見みられる様ような出来事できごとを実現じつげんさせたのである[63]。こうしたミクのコンサートは架空かくうのキャラクターが生いきている様ように感かんじられるという[64]。

また、初はつ音おとミクはライブの聖地せいち・武道館ぶどうかんで初はじめてバーチャルシンガー（仮想かそうの歌手かしゅ）としてライブを行おこなったアーティストである[65]（→初はつ音おとミク「マジカルミライ」）。当時とうじこの一いち件けんは“快挙かいきょ”と報ほうじられた[65]。

オペラ「THE END」では初はつ音おとミクが自身じしんの「死し」について自問自答じもんじとうする[64]。初音はつねミクは常つねに「実在じつざいと非ひ実在じつざい」の境界きょうかい線せん上じょうに置おかれ、人ひとの想像そうぞう力りょくや感性かんせいを刺激しげきする存在そんざいだった[64]。初音はつねミクの死生しせい観かんをテーマにした作品さくひんは最初さいしょ期きのユーザーの投稿とうこう作品さくひんにも数多かずおおく見みられたが、これは架空かくうのキャラクターであるミクを通とおして“死しとは何なにか”という根源こんげん的てきなテーマについて考かんがえを深ふかめ、そこから物語ものがたりが生うまれたものと分析ぶんせきされる[64]。

フィギュアブーム

詳細しょうさいは「初はつ音おとミクのメディア展開てんかい#模型もけい・ぬいぐるみ」を参照さんしょう

ミクの人気にんきはフィギュアシーンに初音はつねミクフィギュアブームを起おこした[10]。

初はつの立体りったい商品しょうひんであるグッドスマイルカンパニー（グッスマ）の「ねんどろいど 初はつ音おとミク」は、絶妙ぜつみょうにデフォルメされた可愛かわいらしさが評判ひょうばん[66]となって2010年度ねんど[67]までに出荷しゅっか数すうが12万まん個こ（数すう十じゅう万まん体たいもの受注じゅちゅう数すう[10]とも）にのぼる記録きろく的てきな大だいヒットとなった[66]。全ぜんラインナップ中なかでもミクのねんどろいど製品せいひんが最多さいたとされ[68]、2023年ねんには“100体たい目めのねんどろいど初はつ音おとミク”の商品しょうひん化か企画きかくが始動しどうしている[69]。

ミクのフィギュアはスケール物ぶつでもメガヒットを記録きろくし、「初音はつねミクフィギュアブーム」を確固かっこたるものとした[10]。このほか雪ゆきミクや桜さくらミク、レーシングミク、モジュール、セカイのミクたち、歌唱かしょう曲きょく用ようデザインなどの多彩たさいなバリエーションも支持しじを集あつめ、多おおくのブランド・シリーズで固定こてい観念かんねんに縛しばられないミクならではの商品しょうひん[66]が作つくられ続つづけている。

特とくにねんどろいどは初はつ音おとミクと共ともに成長せいちょうしたと言いっても過言かごんではなく[70]、両りょうIPは相互そうご的てきな影響えいきょう関係かんけいにあった[68]。ねんどろいどの造形ぞうけい（顔かお）は初はつ音おとミクの製品せいひんで完成かんせいし、以後いごに発売はつばいされた同どうシリーズ製品せいひんの造形ぞうけい（顔かお）のベースになっている[71]。

G20ニューデリー・サミットの関連かんれん企画きかくでは、東京とうきょう国立こくりつ博物館はくぶつかんの重要じゅうよう文化財ぶんかざい保護ほごプロジェクトとのコラボ商品しょうひんの一ひとつ「ねんどろいど 初はつ音おとミク 冬木ふゆき小袖こそでVer.」が日本にっぽん文化ぶんかを表あらわす作品さくひんとして展示てんじされている[72][73]。

公式こうしき設定せってい

初はつ音おとミクについては以下いかのようなキャラクター設定せってい、得意とくいジャンルなどが公開こうかいされている[25][74][75]。関連かんれん企画きかくによっては生年月日せいねんがっぴが設定せっていされていることもある[76][77]。

  • 年齢ねんれい：16歳さい[78]
  • 身長しんちょう：158cm[78]
  • 体重たいじゅう：42kg[78]
  • イメージカラー：ブルーグリーン[78]

設定せっていについてはキャラクターを色付いろづけしすぎないことも考慮こうりょされており、企画きかく時じに考かんがえられていた背景はいけい設定せってい[注ちゅう 9]なども採用さいようは見送みおくられ、最低限さいていげんのプロフィールだけとなっている[80]。

初はつ音おとミクのメディア展開てんかいでは企業きぎょう・団体だんたいとの公式こうしきコラボ展開てんかいが行おこなわれている[81]が、ユーザーによる創作そうさく物ぶつにおいて「好すきなイメージの初はつ音おとミク」がそれぞれ存在そんざいしているという状況じょうきょうがあり、クリプトン側がわはミクのイメージを収束しゅうそくさせてしまうことを懸念けねんしていた[17]。生うみの親おやであるクリプトンの佐々木ささき（wat.）は、2013年ねんの対談たいだんで「メジャーなメディアで影響えいきょう力りょくのあるコンテンツが生うまれることによって他たのクリエイターがやりにくくなってしまったら困こまる」と発言はつげんしている[82][注ちゅう 10]。

2020年ねんより展開てんかいされている「プロジェクトセカイ」はクリプトンが深ふかく関かかわる公式こうしきメディアミックス作品さくひんだが、あくまでもその作品さくひんにおける設定せっていであり、ピアプロキャラクターズの公式こうしき設定せってい（プロフィール）とは異ことなるものとして扱あつかわれている[注ちゅう 11]。『SEGA feat.HATSUNE MIKU Project』のスタンスとしては「公式こうしきだから」と抑おさえつけるのではなく「我々われわれも初音はつねミクの派生はせい創作そうさくに参加さんかさせて頂いただく」という気持きもち（ユーザー目線めせん[84]）で制作せいさくに臨のぞんでいるという[85]。

一方いっぽうで2021年ねんに初はつ音おとミクのオリジナルアニメ・漫画まんがの制作せいさくが報道ほうどうされた際さい、クリプトンの社員しゃいんドゥヴィーニュ・ギヨームが「ファンによる創造そうぞう性せいと芸術げいじゅつ表現ひょうげんの機会きかいを無限むげんに与あたえてくれる初はつ音おとミクの本質ほんしつに忠実ちゅうじつなアニメをつくるため画期的かっきてきな方法ほうほうを見みつけたと信しんじています。これは、ミクと世界中せかいじゅうのファンにとって大おおきな瞬間しゅんかんとなるでしょう」ともコメントしている[16]。

キャラクターデザインを担当たんとうしたKEIの手てがける漫画まんが作品さくひん「メーカー非公式ひこうしき 初音はつねみっくす」はタイトルにあるように「非公式ひこうしき」という扱あつかいになっている。ユーザーの創作そうさくから生うみ出だされたものの中なかには、後述こうじゅつの「ネギ」のように広ひろく受うけ入いれられ、グッズなどの商業しょうぎょう展開てんかいに取とり入いれられた例れいもあるが、これも公式こうしき設定せっていに組くみ入いれられているわけではない。

ゲーム「初はつ音おとミク Project DIVA」の林はやし誠司せいじプロデューサーは「クリエイターの日々ひびの創作そうさくにユーザーの反応はんのうや評価ひょうかが積つみ重かさなっていくことで、それがある種しゅ初音はつねミクのお手本てほん、原作げんさくのような感かんじになっている」と述のべた[84]。

音源おんげん設定せってい

デモソングについては「初はつ音おとミクの音楽おんがくコンテンツ」を参照さんしょう。

パッケージ ライブラリ 得意とくいジャンル 得意とくいな曲きょくのテンポ 得意とくいな音域おんいき
『初音はつねミク』 アイドルポップス、ダンス系けいポップス 70-150BPM A3-E5
『初音はつねミク・アペンド』 「Sweet」 フレンチポップ、バラード、エレクトロニカ等とう 55-155BPM F3-D5
「Dark」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等とう 60-145BPM D3-B4
「Soft」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等とう 70-150BPM A3-E5
「Light」 ポップス、ロック、ダンス、テクノポップ等とう 85-175BPM A3-D5
「Vivid」 ポップス、テクノポップ、トラッド等とう 95-180BPM G3-D5
「Solid」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等とう 65-160BPM D3-C5
『初音はつねミク V3 バンドル』 『初音はつねミク V3 ENGLISH』 「ENGLISH」 ハウス、テクノ、クロスオーバー等とう 100-130BPM B2-B3
『初音はつねミクV3』 「ORIGINAL」 アイドルポップス、ダンス系けいポップス 70-150BPM A2-E4
「SWEET」 フレンチポップ、バラード、エレクトロニカ等とう 55-155BPM F2-D4
「DARK」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等とう 60-145BPM D2-B3
「SOFT」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等とう 70-150BPM A2-E4
「SOLID」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等とう 65-160BPM D2-C4
『初音はつねミク V4X バンドル』 『初音はつねミク V4 ENGLISH』 「ENGLISH」 ポップス、バラード、ジャズ等とう 80-135BPM B2-C#4
『初音はつねミクV4X』 「ORIGINAL」 アイドルポップス、ダンス系けいポップス 60-160BPM A2-E4
「SWEET」 フレンチポップ、バラード、エレクトロニカ等とう 55-155BPM F2-D4
「DARK」 バラード、ジャズ、フォーク、アンビエント等とう 60-160BPM D2-B3
「SOFT」 ソフトロック、バラード、フォーク、アンビエント等とう 60-160BPM A2-E4
「SOLID」 ポップス、ロック、ダンス、エレクトロ等とう 65-160BPM D2-C4
『初音はつねミク V4 CHINESE』 「CHINESE」 ポップス、バラード、ジャズ等とう 80-135BPM B2-C#4
『初音はつねミク NT』[注ちゅう 12] 「Original DB+」 ミクらしい可愛かわいげのある歌声うたごえ 表記ひょうきなし A2-E4
「Whisper DB+」 耳元みみもとで囁ささやくような吐息といき声ごえ
「Dark DB+」 ダウナーで哀愁あいしゅう漂ただよう歌声うたごえ

デザイン

ミクは女声じょせいの歌声うたごえ合成ごうせいシステムに歌手かしゅの身体しんたいを与あたえることでより声こえにリアリティを増ますという観点かんてんから、ソフト自体じたいをバーチャルアイドル（バーチャルシンガー）に見立みたてて[21]、「未来みらい的てきなアイドル」をコンセプトとしてキャラクター付づけされている[21]。名前なまえ自体じたいも未来みらいから来きた「初はつめての音おと」、機械きかいが歌うたうのが「未来みらい的まと」ということに由来ゆらいする[21]。

ミクのキャラクターデザインはイラストレーターのKEIによるもので、頭髪とうはつは青あお緑みどり色いろ、髪型かみがたはくるぶしまで届とどく長ながさのツインテールで、黒くろのヘッドセットを装着そうちゃくしている。衣装いしょうは襟えり付つきノースリーブの上着うわぎにネクタイ、ミニスカートにローヒールのサイハイのブーツ、黒くろを基調きちょうとして所々ところどころに青あお緑色みどりいろの電光でんこう表示ひょうじをあしらっている。左上ひだりうえ腕うで部ぶには赤色あかいろで「01」とキャラクター名めい[注ちゅう 13]をデザインしたタトゥーが入いれられており、数字すうじについてはキャラクター・ボーカル・シリーズで最初さいしょに発売はつばいされた製品せいひんであることを表あらわす[87]。

ミクのデザインのモチーフはヤマハのシンセサイザー・DX7[88][注ちゅう 14]、これは1983年ねんに発売はつばいされデジタルシンセサイザーの普及ふきゅうに貢献こうけんしたヒット商品しょうひんであるDX7にちなみ、初はつ音おとミクも一いち時代じだいを築きずいて欲ほしいとの願ねがいを込こめて、ヤマハの担当たんとう者しゃを説得せっとくした上うえでデザインに取とり入いれたものであるという[90]。また、後述こうじゅつの公式こうしきプロフィールにあるように年齢ねんれい、身長しんちょう、体重たいじゅうも定さだめられている。

製品せいひんパッケージのキャラクターイラストは、最初さいしょのV2版はんではKEIの描えがいたものが用もちいられているが、以後いごの製品せいひんではそれぞれ異ことなる作家さっかが起用きようされている。2010年ねん4月がつに発売はつばいされた『初音はつねミク・アペンド』ではミクがその流行りゅうこうの中なかで様々さまざまな絵師えしによって描えがかれてきたことを踏ふまえ、特定とくていの絵師えしが描えがくのではなく、フィギュア原型げんけい師しの浅井あさい真紀まきがデザインした3Dのフィギュア「Miku（Zero-Vocalist ver）」にイラストレーターの ねこいた が着色ちゃくしょくをする、という形かたちがとられた[33]。2013年ねん8月がつに発売はつばいの『初音はつねミクV3 English』では ざいん が、同年どうねん9月がつ発売はつばいの『初音はつねミクV3』ではiXimaがイラストを担当たんとうしている[28]。

初はつ音おとミクのバリエーション・派生はせいキャラクター

ミクは年齢ねんれい・身長しんちょう・体重たいじゅう以外いがいが設定せっていされておらず、クリエイターの中なかで様々さまざまな衣装いしょうやストーリー、キャラクター性せいが創造そうぞうされた結果けっか、多様たような色いろを持もつミクが誕生たんじょうするに至いたっている[91]。

一方いっぽうで商業しょうぎょうシーンから誕生たんじょうした公式こうしきのバリエーションも多数たすう存在そんざいする。クリプトンが運営うんえいするCGM型がた投稿とうこうサイト「ピアプロ」は各種かくしゅ企業きぎょうのコラボ支援しえん（公募こうぼ）の受うけ皿ざらにもなっており、セガのユーザー参加さんか型がたリズムゲーム「初はつ音おとミク -Project DIVA-」（DIVA）のモジュールや「雪ゆきミク（2012年ねん以降いこう）」などで投稿とうこう作品さくひんとのコラボが成立せいりつしている[92]。

公式こうしきバリエーション

詳細しょうさいは「ピアプロキャラクターズ#クリプトン公式こうしきの商用しょうようバリエーション」を参照さんしょう

クリプトン公式こうしきのメディア展開てんかいでは初はつ音おとミクをベースとした商業しょうぎょう発はつのバリエーションが多数たすう登場とうじょうする。この内うち、クリプトンが商標しょうひょうを登録とうろくしているのは冬季とうき仕様しようの「雪ゆきミク」、春季しゅんき仕様しようの「桜さくらミク」、SUPER GT仕様しようの「レーシングミク」、ねんどろいどミクの着きぐるみ1号ごうとして製作せいさくされた「ミクダヨー[注ちゅう 15]」である。

ゲーム作品さくひんから誕生たんじょうした「モジュール/コスチューム」や「セカイのミクたち」、他社たしゃのIPとのコラボから誕生たんじょうした「フェイ・イェンHD」や「発音はつおんミク」、「18タイプの初はつ音おとミク（と相棒あいぼうポケモン）」のようなバリエーションも存在そんざいする。

ファンメイドのバリエーション

詳細しょうさいは「ピアプロキャラクターズ#ファンによって作つくられた派生はせいキャラクター」を参照さんしょう

ファンが主導しゅどうするCGM型かたサイトの創作そうさくシーンでは、パッケージキャラクターをモチーフとして自由じゆうに名前なまえや容姿ようし、性格せいかくなどを設定せっていし新あたらしいキャラクターを創作そうさくするという遊あそびが行おこなわれている。そうしてミクから生うみ出だされた派生はせいキャラクターの中なかでも、ブームのきっかけとなった動画どうが「VOCALOID2 初音はつねミクに「Ievan Polkka」を歌うたわせてみた」から生うまれた2.5頭とう身みのデフォルメキャラクター「はちゅねミク」や、初はつ音おとミクを巡めぐる騒動そうどうから生うまれた「亞あ北きたネル」、ミクを使つかいこなせないユーザーの心象しんしょうを擬人ぎじん化かした「弱音よわねハク」などはファンの支持しじを得えて、クリプトンとデザインを行おこなった作者さくしゃとの合意ごういの上うえで商用しょうよう利用りようも行おこなわれている。

メディアミックス

クリプトン社しゃの公式こうしきメディアミックス。一覧いちらん、シリーズ、恒例こうれい行事ぎょうじ、プロジェクトの記事きじを記載きさいする。

初はつ音おとミクのメディア展開てんかい - 一覧いちらん・統括とうかつ用ようの記事きじ

アンバサダー・イメージキャラクター

「初はつ音おとミクのメディア展開てんかい#広告こうこく・PR」も参照さんしょう
  • グッドスマイルレーシング/初はつ音おとミクGTプロジェクト：レースクイーン/専用せんようキャラクター[93]（初音はつねミク RQver → レーシングミク、2008年ねん～）
  • 初はつ音おとミク Project miraiシリーズ：広報こうほう/プロモーションキャラクター[94][95]（ミクダヨー、2011年ねん～）
  • 2017冬季とうきアジア札幌さっぽろ大会たいかい：広報こうほう大使たいし/PRアンバサダー[72]（雪ゆきミク、2016年ねん-2017年ねん）
  • Cassette Store Day Japan（英語えいご版ばん）：公式こうしきアンバサダー[96]（初音はつねミク、2017年ねん）
  • 弘前ひろさきさくらまつり：公式こうしき応援おうえんキャラクター[97]（桜さくらミク、2019年ねん～）
  • ポカリスエット：公式こうしきアンバサダー[98]（初音はつねミク、2019年ねん～）
  • Bリーグ「ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO」：デジタルアンバサダー[99]（雪ゆきミク、2019年ねん-2020年ねん）
  • 内閣ないかく官房かんぼう新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう対策たいさく推進すいしん室しつ：コロナ対策たいさくサポーター[72]（初音はつねミク、2020年ねん）
  • 札幌さっぽろモーターショー：公式こうしきアンバサダー[100]（雪ゆきミク、2020年ねん）
  • CBCラジオ開局かいきょく70周年しゅうねん：公式こうしきイメージキャラクター[101]（初音はつねミク、2021年ねん）
  • 札幌さっぽろ市制しせい100周年しゅうねん記念きねん事業じぎょう：PRアンバサダー[72]（雪ゆきミク、2022年ねん）
  • 弘前ひろさきねぷた300年ねん祭さい：公式こうしき応援おうえんキャラクター[72]（初音はつねミク、2022年ねん）
  • 初音はつね工房こうぼうプロジェクト：公式こうしきアンバサダー（初音はつねミク、2023年ねん～）
  • 札幌さっぽろモビリティショー：公式こうしきアンバサダー[102]（雪ゆきミク、2023年ねん～）
  • 北海道ほっかいどうe-水みずプロジェクト：公式こうしきアンバサダー（雪ゆきミク、2024年ねん～）

受賞じゅしょう歴れき

二に次じ創作そうさく

キャラクターの利用りよう

詳細しょうさいは「ピアプロキャラクターズ#キャラクターの利用りよう」を参照さんしょう

初はつ音おとミクは発売はつばい後ごキャラクターとしても人気にんきが出でたことからキャラクターをモチーフにしたイラストやアニメーションの作成さくせいといった、ファンによる二に次じ創作そうさくが行おこなわれた。そうした状況じょうきょうに応こたえる形かたちで「ピアプロ・キャラクター・ライセンス（PCL）[111]」とそれに基もとづいた「キャラクター利用りようのガイドライン[112]」が定さだめられた。二に次じ創作そうさく作品さくひんの頒布はんぷのため「ピアプロリンク[113]」という仕組しくみも提供ていきょうされている。

また、日本にっぽん以外いがいの利用りよう者しゃへの対応たいおうのため、2012年ねん12月に公式こうしきキャラクターイラストのクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC 3.0（表示ひょうじ - 非ひ営利えいり 3.0）でのライセンスも行おこなわれた[114]。ただし、キャラクターのイメージを損そこなうような行為こういなどについては規制きせいされており、実際じっさいに成人せいじん表現ひょうげんを含ふくむ二に次じ創作そうさく作品さくひんなどに対たいする対応たいおうが行おこなわれたケースもある[115][114]。

なお、キャラクターの名称めいしょうや画像がぞうを用もちいない楽器がっきとしてのみの利用りようの場合ばあいは公序良俗こうじょりょうぞくに反はんする歌詞かしを含ふくむなどの一部いちぶの例外れいがいを除のぞき、商用しょうよう・非ひ商用しょうよう問とわず使用しようは制限せいげんされていない。

初はつ音おとミクとネギ

ネギはミクの定番ていばんアイテムとしてファンの間あいだで広ひろく受うけ入いれられている。これは派生はせいキャラクターのはちゅねミクを生うみ出だした動画どうが『VOCALOID2 初音はつねミクに「Ievan Polkka」を歌うたわせてみた』で、ミクに長ながネギを持もたせていたことから広ひろまったとされる[116]（詳細しょうさいはロイツマ・ガールを参照さんしょう）。

公式こうしき設定せっていではないが初はつ音おとミクのメディア展開てんかいにも広ひろく取とり入いれられており、フィギュアの付属ふぞくアイテムや公式こうしきイベントの注意ちゅうい喚起かんき、食品しょくひん・飲食いんしょく店てんとのコラボ等とうでもその名残なごりを見みることができる。

海外かいがい展開てんかい・世界せかいでの活動かつどう

海外かいがいでのミクはグッズやコンサート、広告こうこくなどで大おおきな成果せいかを出だしており[117]、海外かいがい向むけECサイトにおける売上うりあげ・知名度ちめいども日本にっぽんのIPの中なかでも優すぐれているとされる[118]。2011年ねんの「Google Chrome」グローバルキャンペーンのCM曲きょく「Tell Your World」がミクの人気にんき・知名度ちめいどを押おし上あげ、世界せかいへと羽はばたかせる要因よういんになったという[119]。

公式こうしきアカウントのフォロワー数すうはweiboが365万まん人にん、bilibiliが285万まん人にん、Youtubeが295万まん人にん、Facebookの英語えいご版ばんが240万まん人にんにのぼる（2024年ねん4月がつ時点じてん・ソーシャル媒体ばいたい）。

2014年ねんから世界せかいツアー「MIKU EXPO」もスタートし、初はつ開催かいさいからの10年間ねんかんで世界せかい30都市としにて計けい68公演こうえんが行おこなわれている[120]。

東ひがしアジア

中国ちゅうごくでは殿下でんか（公主こうしゅ殿下でんか）の愛称あいしょうでも知しられる[121]。人口じんこう差さがあるとはいえ売上うりあげは中国ちゅうごくの一いち強きょう状態じょうたいとされ、同国どうこくで流通りゅうつうする日本にっぽんのIPの中なかでミクは常つねに上位じょういとされている[118]。

中国ちゅうごくでのミクの人気にんきは「bilibili」の母体ぼたいとなる動画どうがサイトの創設そうせつにも繋つながっている（元々もともとはMikufansというミクのファン活動かつどうを発端ほったんとした動画どうがサイトだった[122]）。初はつの中国ちゅうごく開催かいさいライブイベントとして「初音はつねミク 香港ほんこん＆台湾たいわんファーストコンサート ミクパ」が開催かいさいされ[123]、2015年ねんより「MIKU EXPO」の開催かいさい国こくの一ひとつとなった[124]。2017年ねん以降いこうは「未来みらい有ゆう你（MIKU with YOU）」が継続けいぞく的てきに開催かいさいされている。また、初音はつね未来みらい公式こうしき投稿とうこうサイト「POPPRO」も開設かいせつされた。

中国ちゅうごく向むけの「マジミラ2019」配信はいしんでは、“750万まん人にん”の総そう来場らいじょう者しゃ数すうを記録きろく[125]。翌年よくねんにはアリババグループ傘下さんかのECモールサイト「タオバオ」のライブコマースツールにミクが参加さんか、最大さいだい視し聴者ちょうしゃ数すうは“300万まん人にん”にも達たっし、同どうサイトのサーバーを一時いちじダウンさせた[126]。こうした試こころみは初はつ音おとミクのキャラクター人気にんきの高たかさを裏付うらづけるものでもある[125][127]。

台湾たいわんでは「ミクパ」や「MIKU EXPO」の開催かいさいに加くわえ、プロ野球やきゅうチーム「楽天らくてんモンキーズ（楽天らくてん桃もも猿ざる）」や高雄たかお捷とし運うん公司こうしとのコラボなども行おこなわれている（→初はつ音おとミクのメディア展開てんかい）。

韓国かんこくでは特筆とくひつして大おおきな展開てんかいはしてなかったが、公式こうしきメディアミックス作品さくひん「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音はつねミク」の影響えいきょうによって日本にっぽんのイベントに来くるファンが増加ぞうかしたという[118]。

北米ほくべい

北米ほくべい諸国しょこくでの売うり上あげはグッズやフィギュアが牽引けんいんしている[118]。

アメリカでは2011年ねん5月がつよりトヨタ・カローラの広告こうこくに起用きようされ[128]、同年どうねん7月がつには初はつの日本にっぽん国外こくがい単独たんどくライブ「MIKUNOPOLIS in Los Angeles」も開催かいさいされている[123]。北米ほくべいは2014年ねんより「MIKU EXPO」の開催かいさい地ちの一ひとつとなっており、2016年ねんには北米ほくべい3カ国かこく10都市としを巡めぐる初はつの北米ほくべいツアー「MIKU EXPO 2016 North America」も開催かいさい[123]。

2020年ねんにはアメリカ最大さいだい級きゅうの野外やがい音楽おんがくフェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」の出演しゅつえんメンバーとなる（1回かい目め・新型しんがたコロナで開催かいさい中止ちゅうし）[129]。2024年ねんには再ふたたびコーチェラの出演しゅつえんメンバーとなる[130]。さらに北米ほくべい16都市としを巡めぐる「MIKU EXPO 2024 North America」も開催かいさい予定よてい[120]。

東南とうなんアジア

シンガポールでは、アニメ・フェスティバル・アジア2009（AFA2009）に参戦さんせんし、海外かいがい初はつ公演こうえんを飾かざった[41]。その後ご、AFA2011にて東南とうなんアジアにおける最初さいしょ[123]のミクの単独たんどくコンサート「初音はつねミク・ライブパーティー 2011 ミクパ♪-39's lives IN SINGAPORE-」が開催かいさいされている[131]。

インドネシアでは、2014年ねんにジャカルタにおいて世界せかいツアー「MIKU EXPO」のファーストコンサートが開催かいさいされた[124]。これは当時とうじクリプトンが海外かいがい諸国しょこくに向むけて“初音はつねミクに来きてほしい都市とし”のアンケートを取とったところ、最多さいた得票とくひょうがインドネシア（ジャカルタ）だった為ためである[132]。

マレーシアでは、2017年ねんに「HATSUNE MIKU EXPO 2017 in MALAYSIA」が開催かいさいされている[133]。2020年ねんにはアジア太平洋たいへいよう地域ちいきの音楽おんがくの祭典さいてん「ABU TV ソング・フェスティバル」に出演しゅつえん[72]。

欧州おうしゅう

初はつ音おとミクを起用きようした2012年ねんのオペラ「THE END」ではフランスのハイブランド「ルイ・ヴィトン」がミクの衣装いしょうデザインを担当たんとうした[5][41]。THE ENDは2013年ねん11月にパリのシャトレ座ざ、2015年ねん6月がつにオランダフェスティバル（招聘しょうへい上演じょうえん）、2016年ねん8月がつにドイツとデンマークで上演じょうえん[134][135]。パリ公演こうえんではチケットが即そく完売かんばいし、フランス大手おおて紙し「リベラシオン」が特集とくしゅうを組くみ、メトロ駅えき構内こうないに大々的だいだいてきにポスターが張はり出だされるなどサブカルチャーの枠わくを超こえる勢いきおいで話題わだいとなった[136]。

2018年ねんに初はつのヨーロッパツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」が開催かいさいされ、パリ、ケルン、ロンドンの3都市としを巡業じゅんぎょうした（パリ公演こうえんは「ジャポニスム2018」の一環いっかんとして実施じっし）[72]。2020年ねんには「HATSUNE MIKU EXPO 2020 EUROPE」をロンドン、パリ、ベルリン、アムステルダム、バルセロナの5都市としで開催かいさい[72]。2024年ねんには開催かいさい国こくにベルギ－を加くわえ欧州おうしゅう6都市としを巡めぐる「MIKU EXPO 2024 Europe」を開催かいさい予定よてい[137]

主おもな出来事できごと

2007年ねん

  • 6月25日にち - クリプトン・フューチャー・メディア、ブログにてコードネーム「ミク」とKEIによる立たち絵えを公開こうかい[41]。
  • 8月がつ17日にち - クリプトン、公式こうしきブログでデモソングを先行せんこう公開こうかい[138]。
  • 8月がつ31日にち - クリプトン、「キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音はつねミク」を発売はつばい[81]。
  • 9月3日にち - ニコニコ動画どうがに「初音はつねミクが来こないのでスネています」が投稿とうこうされ、ユーザーコメントによって投稿とうこう者しゃがワンカップPと名付なづけられたことを機きに、ボカロ楽曲がっきょく制作せいさく者しゃのP名めい呼称こしょうが広ひろまる[41]。
  • 9月4日にち - ニコニコ動画どうがに『VOCALOID2 初音はつねミクに「Ievan Polkka」を歌うたわせてみた』が投稿とうこう、ネギとはちゅねミクが登場とうじょう[41]。
  • 9月がつ20日はつか - ニコニコ動画どうがに『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』が投稿とうこうされ、ボカロオリジナル曲きょくの文化ぶんかが定着ていちゃくする[41]。
  • 10月14日にち - TBS『アッコにおまかせ!』内ないでの特集とくしゅう、放送ほうそう内容ないようを巡めぐり騒動そうどうに発展はってん。
  • 12月3日にち - クリプトン、CGM型がた投稿とうこうサイト「piapro(ピアプロ)」を開設かいせつし、二に次じ創作そうさくに関かんするガイドラインを公表こうひょう[41]。
  • 12月7日にち - supercellのryoが「メルト」を投稿とうこう、「メルトショック」を巻まき起おこす。
  • 12月8日にち - カラオケ「JOYSOUND」で『みくみくにしてあげる♪』が初はじめての初はつ音おとミク楽曲がっきょくとしてカラオケ配信はいしん[41]。
  • 12月18日にち・25日にち - 初はつ音おとミク楽曲がっきょくのJASRAC信託しんたくと着ちゃくうた配信はいしんに関かんする騒動そうどうが起おこる。25日にちに対立たいりつ終息しゅうそくへ。

2008年ねん

2009年ねん

  • 3月4日にち - 人気にんき楽曲がっきょく「メルト」などを収録しゅうろくしたsupercellのアルバム『supercell』が発売はつばいされオリコン週間しゅうかんチャート4位いにランクイン[41]、10万まん枚まい以上いじょうを出荷しゅっかし日本にっぽんレコード協会きょうかいよりゴールドディスクに認定にんていされた[142]。
  • 5月25日にち - 老舗しにせ海老えび菓子かし製造せいぞうメーカー「志満秀しまひで」が「瀬戸内せとうち発はつ!初はつ音おとミクのネギ入いりえびせん『みくせん』」を発売はつばい（初はつ音おとミクのメディア展開てんかい#飲食いんしょく物ぶつ・飲食いんしょく店てんを参照さんしょう）。ミクをイメージキャラクターに起用きようした食品しょくひんはこれが初はじめて[注ちゅう 16]。
  • 6月4日にち - クリプトン、キャラクターの非ひ営利えいり・無償むしょうでの利用りようを一般いっぱんに許諾きょだくする「ピアプロ・キャラクター・ライセンス」を公開こうかい[104]。
  • 7月がつ2日にち - セガよりPSP用ようゲーム『初はつ音おとミク -Project DIVA-』が発売はつばい、後ごの初はつ音おとミクシーンにとって重要じゅうような作品さくひんとなった[144]。
  • 8月がつ22日にち - さいたまスーパーアリーナで開催かいさいされたAnimelo Summer Live 2009にアーティストとして映像えいぞう出演しゅつえん[104]。イベント（現地げんち）でのライブパフォーマンスはこれが初はじめて[145]。
  • 8月がつ31日にち - 東京とうきょうのSTUDIO COASTにてライブイベント「ミクフェス '09（夏なつ）」が開催かいさいされ、ステージ上じょうで初はじめて透過とうかスクリーン（ディラッドボード）を使用しようした[104]。この形式けいしきは後ごの「ミクの日ひ感謝かんしゃ祭さい」や「初音はつねミク ライブパーティ」[63]、「初はつ音おとミク マジカルミライ」等とうでも採用さいようされている[13]。
  • 11月21日にち - シンガポールで開ひらかれた「アニメフェスティバルアジア2009」にてステージのスクリーンに初はつ音おとミクが出演しゅつえん、初はつの海外かいがい公演こうえんとなった[104]。

2010年ねん

  • 1月がつ - 2009年ねんに開校かいこうした山口やまぐち県けんにある広域こういき通信つうしん制せい・単位たんい制せいの精華せいか学園がくえん高等こうとう学校がっこうとピアプロのコラボレーション企画きかくで初音はつねミクを使つかった校歌こうかの公募こうぼが行おこなわれ、応募おうぼ作品さくひんの中なかから「羽はばたける君きみへ」が校歌こうかに選えらばれる[146]。
  • 2月がつ1日にち - 「初音はつねミク GTプロジェクト」のチームオーナーが『Studie GLAD Racing』に代かわり新しんチーム『GOOD SMILE RACING with COX』が設立せつりつ、「レーシングミク」が誕生たんじょうする[93]。
  • 2月がつ5日にち - 第だい61回かいさっぽろ雪ゆきまつりにてクリプトンが初はつ音おとミクを雪ゆき像ぞう化か・展示てんじしたことに因ちなんで「雪ゆきミク」が誕生たんじょうし、「SNOW MIKU」イベントが併催へいさい。毎まい冬ふゆの定番ていばんイベントに[142]。
  • 3月9日にち - ミクの日ひ（3月がつ9日にちとの語呂合ごろあわせに由来ゆらい[147]）に、東京とうきょうのZepp Tokyoでライブイベント「ミクの日ひ感謝かんしゃ祭さい 39's Giving Day」を開催かいさい[142]。公演こうえんを収録しゅうろくしたBDは発売はつばい初はつ週しゅうで約やく1万まん枚まいを売うり上あげ、オリコンミュージックBDランキングで1位いを獲得かくとく[148]。
  • 4月がつ30日にち - クリプトン、追加ついか音源おんげん『初音はつねミク・アペンド』を発売はつばい[142]。
  • 5月19日にち - EXIT TUNESよりコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音はつねミク』発売はつばい。発売はつばい初はつ週しゅうで2万まん3千せん枚まいを売うり上あげ、オリコン週間しゅうかんチャートにてボーカルに音声おんせい合成ごうせいソフトを用もちいたアルバムとして初はつとなる週間しゅうかん1位いを獲得かくとく[41]。
  • 5月21日にち -　初はつ音おとミクのイラストと約やく14,000人にんの応援おうえんメッセージが印刷いんさつされたアルミプレートが搭載とうさいされた金星かなぼし探査たんさ機き「あかつき」が H-IIAロケットで打うち上あげられた[142]。
  • 12月20日にち - クリプトン、着ちゃくうたフルを配信はいしんする携帯けいたい電話でんわ用ようサイト「初音はつねミク ボカロサウンド」を開設かいせつ[149]。

2011年ねん

  • 1月がつ8日にち - 角川書店かどかわしょてんの月刊げっかんNewtype2011年ねん2月がつ号ごう誌上しじょうより『電脳でんのう戦機せんきバーチャロン』とのコラボキャラクター「フェイ・イェンHD」が誕生たんじょう。後のちに『初音はつねミク -Project DIVA- extend』でのモジュール化かや『スーパーロボット大戦たいせんUX』への参戦さんせんなどのメディアミックスが行おこなわれる。
  • 1月がつ19日にち - EXIT TUNESより発売はつばいされたコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音はつねミク』が発売はつばい初はつ週しゅうで3万まん1千せん枚まいを売うり上あげ、オリコン週間しゅうかんチャートにて同どうシリーズの過去かこ作さく『Vocalogenesis』に続つづく2作さく目めの1位い獲得かくとく[150]。
  • 2月がつ11日にち - 雪ゆきミクのイベント「SNOW MIKU 2011」に合あわせて札幌さっぽろ市電しでんで雪ゆきミクのハーフラッピング車両しゃりょうを運行うんこう[151]。同車どうしゃの車内しゃない放送ほうそうの音声おんせいは初はつ音おとミクを担当たんとうした声優せいゆうの藤田ふじた咲さきによるもの[151]。後のちに恒例こうれい化かする[152]。
  • 5月4日にち - トヨタ自動車とよたじどうしゃの北米ほくべい地域ちいきの統括とうかつ管理かんり会社かいしゃトヨタ・モーター・ノースアメリカが、初はつ音おとミクを起用きようしたトヨタ・カローラ2011年ねんモデルのCMを公開こうかい[131]。海外かいがいでも人気にんきを集あつめる[41]。
  • 6月25日にち - 初はつ音おとミクを特集とくしゅうした早川書房はやかわしょぼうのS-Fマガジン8月がつ号ごうが予よ約やく殺到さっとうにより発売はつばい前まえに増刷ぞうさつが決定けってい、1959年ねんの創刊そうかん以来いらい初はつの快挙かいきょに[153]。
  • 7月がつ2日にち（現地げんち時間じかん） - アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく・ロサンゼルス（NOKIA Theatre）で開催かいさいされた『Anime Expo 2011』の一環いっかんとして、初はじめての日本にっぽん国外こくがいの単独たんどくライブ「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」を開催かいさい[131]。
  • 9月17日にち - 幕張まくはりメッセで開催かいさいされた東京とうきょうゲームショウ2011にて3DS用ようリズムゲーム「初はつ音おとミク and Future Stars Project mirai」のプロモーション用ように製作せいさくされた「初音はつねミクの着きぐるみ1号ごう」が登場とうじょう[94]。威圧いあつ感かんのあるルックスとフリーダムな動うごきがネット民みんに受うけ[95]、後のちに「ミクダヨー」というネット発はつのあだ名なが正式せいしき名称めいしょうに[94]。
  • 10月16日にち - 「初音はつねミク GTプロジェクト」のレーシングチーム「GSR & Studie with TeamUKYO」がSUPER GTの2011年ねんシーズンでシリーズチャンピオンに輝かがやく[105]。
  • 11月11日にち - シンガポールで開催かいさいされた「アニメフェスティバルアジア2011」内ないで、東南とうなんアジアでは初はつ[123]となるミクの単独たんどくライブイベント「初音はつねミク・ライブパーティー 2011 ミクパ♪-39's lives IN SINGAPORE-」を実施じっし[131]。
  • 12月16日にち - GoogleのウェブブラウザGoogle Chromeの「Google Chromeグローバルキャンペーン」で、初はつ音おとミクを起用きようしたCMが公開こうかい[131]、ミクを世界せかいへと羽はばたかせたとも言いわれる[119]。
  • 12月19日にち - クリプトン、Youtubeに「初音はつねミクチャンネル（39ch)」を開設かいせつ[131]。

2012年ねん

  • 3月8日にち・9日にち
    • 8日にち、セガよりニンテンドー3DS専用せんようゲームソフト『初はつ音おとミク and Future Stars Project mirai』が発売はつばい[154]。任天堂にんてんどうハードでの主役しゅやくソフトの展開てんかいは初はじめて[155]。
    • 8日にち～9日にちにて初はつ音おとミクライブ史上しじょう（当時とうじ）最大さいだい規模きぼの大型おおがたイベント「ミクの日大にちだい感謝かんしゃ祭さい」開催かいさいスタート[154]。両日りょうじつの公演こうえんを収録しゅうろくしたBD-BOXは週間しゅうかんBDランキングの総合そうごうで初はつ[注ちゅう 17]となる1位いを獲得かくとく[154]
  • 3月19日にち - 社団しゃだん法人ほうじんデジタルメディア協会きょうかい主催しゅさいの「第だい17回かい AMD AWARD」で、2011年ねん7月がつ2日にちにロサンゼルスで開催かいさいされた「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」が大賞たいしょう／総務そうむ大臣だいじん賞しょうを受賞じゅしょう[156]。
  • 6月がつ20日はつか - カンヌライオンズ 国際こくさいクリエイティビティ・フェスティバルで、初はつ音おとミクを起用きようした「Google Chrome」のCMがエンターテインメント部門ぶもんで銀賞ぎんしょう、ダイレクトマーケティング部門ぶもんで銅賞どうしょうを受賞じゅしょう[107]。
  • 10月2日にち・6日にち - ライブ「初音はつねミク 香港ほんこん＆台湾たいわんファーストコンサート "ミクパ♪"」を開催かいさい[123]。2日にちの香港ほんこん公演こうえんにおいて中国ちゅうごくで初はじめてミクのライブが実施じっしされた[123]。
  • 11月 - 第だい66回かい北海道新聞ほっかいどうしんぶん文化ぶんか賞しょう特別とくべつ賞しょうを受賞じゅしょう[106][157]。
  • 11月23日にち - 東京とうきょうオペラシティにてシンセサイザーの第一人者だいいちにんしゃ・冨田とみた勲いさおの『イーハトーヴ交響曲こうきょうきょく』 世界せかい初はつ公演こうえんに初はつ音おとミクがソリストとして出演しゅつえん[158]。以降いこう、冨田とみたの死去しきょ（遺作いさくとなる追悼ついとうコンサート）まで共演きょうえんすることに[159]。
  • 12月1日にち - ミクを起用きようした世界せかい初はつのボカロオペラ「THE END」がYCAMにて初はつ上演じょうえん[41]。ルイ・ヴィトンがミクの衣装いしょうを手掛てがけた事ことで話題わだいを呼よぶ[41]。後のちに欧州おうしゅう諸国しょこくでも上演じょうえんされ、成功せいこうを収おさめた[134][135]。
  • 12月14日にち - クリプトン、公式こうしきイラストにクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用さいよう[41][136]。

2013年ねん

2014年ねん

  • 2月がつ5日にち～2月がつ11日にち - 雪ゆきミクの5周年しゅうねん記念きねんに「SNOW MIKU 2014」が開催かいさいされ、5回かい目めとなる今回こんかいから公式こうしきテーマソングが設定せっていされた他ほか、雪ゆきミクのペット「ラビット・ユキネ」が誕生たんじょう[166]。期間きかん中ちゅうには「夏なつ祭さい初音はつね鑑かん」から続つづくライブ「雪ゆき祭さい初音はつね鑑かん」も併催へいさい[166]。
  • 3月12日にち - BUMP OF CHICKENの配信はいしん限定げんていシングル『ray』がリリース。クリプトン社しゃが公式こうしきで他たミュージシャンとコラボした初はじめての例れいとされる[160]。
  • 4月がつ3日にち - 太田出版おおたしゅっぱんより書籍しょせき「初音はつねミクはなぜ世界せかいを変かえたのか？」が発売はつばいされ、クリプトンら企業きぎょうのキーパーソンへの緻密ちみつな取材しゅざいを通とおして音楽おんがく論ろんとしての初はつ音おとミクを展開てんかい[41]。初はつのボカロ音楽おんがく史書ししょとなった[167]。
  • 5月6日にち～6月がつ3日にち - 世界せかい的てきアーティストであるレディー・ガガの世界せかいツアー「the Artpop ball」にオープニングアクトとして出演しゅつえん[168]。
  • 5月28日にち・29日にち - 後のちに恒例こうれいイベントとなるワールドツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2014」開催かいさいスタート。インドネシアのジャカルタで初はつ公演こうえんを行おこなった後のち、アメリカのロサンゼルス、ニューヨークでも開催かいさい[160]。
  • 6月14日にち - 舞浜まいはまアンフィーシアターで開催かいさいされたミュージックビデオの祭典さいてん「MTV VMAJ 14」にライブアクトとして登場とうじょう[41]。
  • 7月がつ31日にち - 東京とうきょうドームで開催かいさいされたBUMP OF CHICKENのコンサートツアーファイナル「WILLPOLIS 2014」にゲストとして登場とうじょうし、コラボ楽曲がっきょく「ray」をBUMP OF CHICKENと共ともに披露ひろうした[169]。
  • 10月8日にち - アメリカ・CBSの全米ぜんべい地上波ちじょうは放送ほうそうの人気にんき長寿ちょうじゅTV番組ばんぐみ「The Late Show with David Letterman」に出演しゅつえん[124]、全米ぜんべいTVデビューを飾かざる[170]。
  • 11月16日にち - 「初音はつねミク GTプロジェクト」のレーシングチーム「Good Smile Racing & TeamUKYO」が、2度目どめのSUPER GT300シーズンチャンピオンに輝かがやく[93]。
  • 12月20日にち - 新しん千歳空港ちとせくうこうに複ふく合あい商業しょうぎょう施設しせつ「雪ゆきミク スカイタウン」がオープン[168]。

2015年ねん

  • 1月がつ16日にち・17日にち - ランティスが主催しゅさいするアニソンライブイベント「Lantis Festival 2015 in Las Vegas」に初はつ音おとミクがトップバッターとして登場とうじょう[165]。
  • 5月がつ20日はつか － 中国ちゅうごく政府せいふ主催しゅさいの国際こくさい芸術げいじゅつ祭さい「ミート・イン・北京ぺきん」で日本にっぽんから招聘しょうへいされた冨田とみた勲いさお作曲さっきょく「イーハトーヴ交響曲こうきょうきょく」で登場とうじょう[168]。
  • 6月4日にち・5日にち - オランダにおける最古さいこ最大さいだいの舞台ぶたい芸術げいじゅつ祭さい「オランダフェスティバル（英語えいご版ばん）」で、オペラ「THE END」が招聘しょうへい再さい上演じょうえん[168]。
  • 6月27日にち・28日にち - 中国ちゅうごくの上海しゃんはいで初はじめての単独たんどく公演こうえん「HATSUNE MIKU EXPO 2015 in Shanghai」を開催かいさい[171]。
  • 9月4日にち～6日にち - 複ふく合あいイベント「初はつ音おとミク マジカルミライ 2015」が開催かいさいされ、ライブの聖地せいち・武道館ぶどうかんで初はじめてバーチャルシンガーがライブを行おこなう“快挙かいきょ”を成なし遂とげた他ほか、キャロライン・ケネディ駐ちゅう日にち米国べいこく大使たいし（当時とうじ）が来場らいじょうした[65]。
  • 9月23日にち － テレビ朝日てれびあさひの音楽おんがく番組ばんぐみ『ミュージックステーション』の特番とくばん『30年ねん目め突入とつにゅう! 史上しじょう初はつの10時じ間あいだSP MUSIC STATION ウルトラFES』に番組ばんぐみ史上しじょう初はつのバーチャルシンガーとして初はつ出演しゅつえん[172]。

2016年ねん

  • 2月がつ
    • 初はつ音おとミクが『日本にっぽん商品しょうひん化か権けん大賞たいしょう2015』のグローバル部門ぶもんを受賞じゅしょう[168]。
    • 雪ゆきミクが「2017冬季とうきアジア札幌さっぽろ大会たいかい」のPRアンバサダー（広報こうほう大使たいし）に就任しゅうにん[72]。
  • 3月22日にち - 「初音はつねミク」が「NHK交響こうきょう楽団がくだん」の創立そうりつ90周年しゅうねん記念きねん公演こうえんに出演しゅつえん[173]。
  • 3月23日にち～4月がつ10日とおか - 北米ほくべい・中国ちゅうごく・日本にっぽんを対象たいしょうとした世界せかいツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2016」[159]において、初はじめての日本にっぽんツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour」を開催かいさい[168]。
  • 4月がつ29日にち・30日にち - 「ニコニコ超ちょう会議かいぎ2016」で超ちょう歌舞伎かぶき「今昔こんじゃく饗宴きょうえん千本せんぼん桜さくら」上演じょうえん[159]。
  • 8月がつ26日にち - 東京とうきょう国際こくさいフォーラム会場かいじょうAで「初音はつねミクシンフォニー」が初はつ開催かいさい[174]。有名ゆうめいボカロ楽曲がっきょくをオーケストラを交まじえて演奏えんそうし、後のちに恒例こうれいイベントになる。
  • 8月がつ31日にち - 『初音はつねミク V4X』、『初音はつねミク V4 ENGLISH』、『初音はつねミク V4X バンドル』を発売はつばい[168]。
  • 11月11日にち・12日にち - 東京とうきょうオーチャードホールで冨田とみた勲いさお 追悼ついとう特別とくべつ公演こうえん 冨田とみた勲いさおｘ初はつ音おとミク「ドクター・コッペリウス」に出演しゅつえん[159]。冨田とみたの遺作いさくとなる[158]。
  • 12月 - 中国ちゅうごくの「網あみ易えき」主催しゅさいコンテストにて、初はつ音おとミクが2016年ねんで最もっとも注目ちゅうもくを集あつめた若者わかもの向むけキャラクターとして「2016年度ねんど最さい有ゆう態度たいど異い度ど偶像ぐうぞう」を受賞じゅしょう[72]。

2017年ねん

  • 3月 - 農林水産省のうりんすいさんしょうとコラボし、日本にっぽん食しょくと食しょく文化ぶんかの魅力みりょくを世界せかいに向むけて発信はっしんするプロモーション動画どうがを公開こうかい[72]。
  • 3月4日にち・5日にち - 東京とうきょう渋谷しぶやのNHKホールで「This is NIPPON プレミアムシアター 初音はつねミク×鼓つづみ童わらわ スペシャルライブ」開催かいさい[175]。日本にっぽんの伝統でんとう文化ぶんかとデジタルな演出えんしゅつの融合ゆうごうなどが大おおきな反響はんきょうを呼よび、その後ごも共演きょうえんが続つづいた[158]。
  • 3月13日にち - 初はつ音おとミク×歌舞伎かぶきの「今昔こんじゃく饗宴きょうえん千本せんぼん桜さくら」が第だい22回かいAMDアワード大賞たいしょうに[109]。
  • 7月がつ1日にち - 手塚てづか治虫おさむ記念きねん館かん 第だい71回かい企画きかく展てん「初音はつねミク×手塚てづか治虫おさむ展てん―冨田とみた勲いさおが繋つないだ世界せかい―」展てん[109]。10月23日にちまで。
  • 8月がつ31日にち
  • 9月1日にち～3日にち - 幕張まくはりメッセで「初音はつねミク マジカルミライ 2017」を開催かいさい[175]。生誕せいたん10周年しゅうねんとイベント5周年しゅうねんが重かさなるメモリアルなイベントになった他ほか、テーマ曲きょく「砂すなの惑星わくせい」も大だいヒットする[176]。
  • 9月15日にち - 「Cassette Store Day Japan」公式こうしきアンバサダーに就任しゅうにん[96]。
  • 11月 - 「HATSUNE MIKU with YOU 2017 CHINA FESTIVAL」（中国ちゅうごく表記ひょうき：未来みらい有ゆう你）が開催かいさい[72]。後のちに中国ちゅうごくでの恒例こうれいイベントに。
  • 12月 - 初はつのマレーシアでのライブ「HATSUNE MIKU EXPO 2017 in MALAYSIA」開催かいさい[133]。

2018年ねん

  • 4月がつ - TVアニメ『新幹線しんかんせん変形へんけいロボ シンカリオン』にてコラボキャラクター「発音はつおんミク」として出演しゅつえん[72]（劇場げきじょう版ばんでも続投ぞくとう）。
  • 6月がつ・7月がつ - 「MIKU EXPO 2018 USA & Mexico」をアメリカのロサンゼルス、サンノゼ、ダラス、オースティン、ワシントンD.C.、ニューヨーク、そしてメキシコの首都しゅとメキシコシティの7都市としで開催かいさい。ロス公演こうえんはちょうどEXPOの50回かい目めの公演こうえんにあたり、サプライズとしてkzが登場とうじょう[133]。
  • 9月 - リアル×バーチャルの新しん感覚かんかくライブエンタテインメントショー「TOKYO GIRLS COLLECTION Super Live -MATSURI-」に出演しゅつえん[72]。キズナアイなどジャンルを超こえた多彩たさいなキャストと共演きょうえんする。
  • 10月 - 「東京とうきょう150年ねん祭さい」にメインアクトとして出演しゅつえんし、浜離宮はまりきゅう恩賜おんし庭園ていえんプロジェクション・マッピングで登場とうじょう[72]。
  • 12月 - 初はつのヨーロッパツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」を開催かいさいし、パリ、ケルン、ロンドンの3都市としを巡業じゅんぎょう（パリ公演こうえんは「ジャポニスム2018」の一環いっかんとして実施じっし）[72]。

2019年ねん

  • 2月がつ
    • 雪ゆきミク10周年しゅうねん（10回かい目め）となる「SNOW MIKU 2019」が開催かいさいされ、第だい70回かいさっぽろ雪ゆきまつりにて「初音はつねミク」と「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」がコラボした大雪おおゆき像ぞうが設置せっちされた他ほか、ライブでは「SNOW MIKU LIVE!」にも出演しゅつえん[177][72]。
    • 北海道ほっかいどうの民放みんぽう5局きょくとNHK札幌放送局さっぽろほうそうきょくによる共同きょうどうキャンペーン『One Hokkaido Project』のキャンペーンソングに参加さんか[178]。
  • 3月 - KEIによる桜さくらミクのメインビジュアルが設定せっていされ、桜さくらミクグッズの展開てんかいがスタート[109]。さらに桜さくらミクが青森あおもり県けんの「弘前ひろさきさくらまつり」の公式こうしき応援おうえんキャラクターとして起用きようされる[179][97]（以降いこうも継続けいぞく）。
  • 5月 - MIKU EXPOの5周年しゅうねん目めに台湾たいわん＆香港ほんこんで「MIKU EXPO 2019 in Taiwan & Hong Kong」開催かいさいスタート、EXPOの5周年しゅうねんテーマソング「ラッキー☆オーブ」のMVが公開こうかいされる[180]。
  • 7月がつ
    • クリプトン、ピアプロキャラクターズの最新さいしん情報じょうほうを発信はっしんするアプリ「初音はつねミク公式こうしきナビ」のサービス提供ていきょうをスタート[72][181]。
    • クリプトンがステージプロデュースを担当たんとうした中国ちゅうごく「BILIBILI MACRO LINK – VISUAL RELEASE 2019」にてミクたちバーチャルシンガーも出演しゅつえん[72]。
  • 10月 - 雪ゆきミクが「札幌さっぽろモーターショー2020」の公式こうしきアンバサダーに就任しゅうにん[100]。
  • 12月
    • 初はつ音おとミクがポカリスエット・公式こうしきアンバサダーに就任しゅうにん[98]。
    • 雪ゆきミクがプロバスケ・Bリーグ「ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO」のデジタルアンバサダーに就任しゅうにん[99]。

2020年ねん

  • 1月がつ - 米国べいこく最大さいだい級きゅうの野外やがい音楽おんがく祭典さいてん「コーチェラ・フェスティバル」への参加さんかが発表はっぴょう[129]。新型しんがたコロナで開催かいさい中止ちゅうしになり、再開さいかい後ごの2024年ねんに改あらためて出演しゅつえんが予定よていされる[130]。
  • 6月がつ - 東京とうきょう国立こくりつ博物館はくぶつかん所蔵しょぞうの重要じゅうよう文化財ぶんかざい「小袖こそで 白しろ綾地あやじ秋草あきくさ模様もよう」の修理しゅうりプロジェクトの一環いっかんで、「初音はつねミク」とコラボした「〈冬木ふゆき小袖こそで〉ミク」のグッズを展開てんかい[72]。
  • 8月がつ - 初はつ音おとミク公式こうしきVRワールド『MIKU LAND』スタート、βべーた版ばんがバーチャルキャスト内ないに期間きかん限定げんていオープン[72]。
  • 8月がつ30日にち - 「HATSUNE MIKU Digital Stars 2020 Online」開催かいさいスタート[182]。MIKU EXPOのサブイベントとして始はじまったデジスタの初はつの単独たんどく開催かいさい。
  • 9月 - 日本にっぽん政府せいふの新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう対策たいさくサポーターに就任しゅうにん。任期にんきは2020年ねん9月がつ9日にちから2021年ねん3月がつ31日にちまで担当たんとう。
  • 9月21日にち - 「初音はつねミクシンフォニー 5th」開催かいさいスタート、イベント5周年しゅうねん（5回かい目め）を迎むかえる[182]。
  • 9月30日にち - Craft Egg開発かいはつのiOSおよびAndroid用ようゲームアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音はつねミク』がサービス開始かいし[182]。以降いこうも本ほん軸じくを元もとにしたメディアミックスを行おこなう。
  • 10月25日にち - 世界せかい文化ぶんか遺産いさんの富岡とみおか製糸せいし場じょうにて『BUNRAKU-beyond人形浄瑠璃にんぎょうじょうるり×初はつ音おとミク「恋こい娘むすめ紬つむぎ迷宮めいきゅう」』に出演しゅつえん[182]。
  • 11月27日にち - クリプトンが産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょと共同きょうどう開発かいはつした歌声うたごえ合成ごうせいエンジンがベースのソフト「初音はつねミク NT」がメジャーリリース[182]。
  • 12月 - ミクが日本にっぽん代表だいひょうアーティストとしてアジア太平洋たいへいよう地域ちいきの音楽おんがくの祭典さいてん「ABUソングフェスティバル」に出演しゅつえん[72]。

2021年ねん

  • 4月がつよりCBCラジオ開局かいきょく70周年しゅうねん公式こうしきイメージキャラクターに起用きよう。これに先駆さきがけて同年どうねん1月がつ1日にちより月曜げつよう～金曜日きんようびに10分間ふんかんのミニ番組ばんぐみ「RADIO MIKU」の放送ほうそうを開始かいしした[101]。
  • 6月30日にち - イギリス・BBCの東京とうきょうオリンピック放送ほうそうテーマソング「Tokyo 2020 Olympics」に参加さんか[183]。
  • 7月がつ - アート展てん「初音はつねミク・クロニクル」を東京とうきょうで開催かいさい[182]。初期しょき案あんを元もとにしたバリエーション「初音はつねミクif」が登場とうじょう。
  • 12月24日にち - 中国ちゅうごくでのライブイベント「MIKU WITH YOU」が5周年しゅうねん・5回かい目めの開催かいさいを迎むかえる[184]。

2022年ねん

  • 4月がつ2日にち - 『ズームイン!!サタデー』（日本にほんテレビ制作せいさく）のテーマソング「キメラ」に参加さんか。民間みんかん放送ほうそうの情報じょうほう番組ばんぐみテーマソングに起用きようされるのは初はじめて[185]。
  • 6月がつ
    • 雪ゆきミク（初音はつねミク）が札幌さっぽろ市制しせい100周年しゅうねん記念きねん事業じぎょうのPRアンバサダーに就任しゅうにん[72]。
    • 初はつ音おとミクが「弘前ひろさきねぷた300年ねん祭さい」の公式こうしき応援おうえんキャラクターに就任しゅうにん[72]。
  • 8月がつ12日にち - 「初はつ音おとミク マジカルミライ 10th Anniversary」開催かいさいスタート[72]。
  • 8月がつ31日にち - 初はつ音おとミク、15周年しゅうねんを迎むかえる。
  • 9月 - 東京とうきょう国立こくりつ博物館はくぶつかん所蔵しょぞうの「見返みかえり美人びじん図ず」修理しゅうりプロジェクトの一環いっかんで、「初音はつねミク」とコラボした「見返みかえり美人びじんミク」のグッズを展開てんかい[72]。
  • 11月
    • 雪ゆきミクのペット、ラビット・ユキネが「利尻島りしりとう・礼文れぶん島とうPRアンバサダー」に就任しゅうにん[72]。
    • 初はつ音おとミクが「150年ねん後ごの国宝こくほう候補こうほ」に選出せんしゅつ、東京とうきょう国立こくりつ博物館はくぶつかん創立そうりつ150年ねんの記念きねん展覧てんらん会かい「150年ねん後ごの国宝こくほう展てん-ワタシの宝物ほうもつ、ミライの宝物ほうもつ」の企業きぎょう部門ぶもんにて[72]（同月どうげつ2日にちより展示てんじ開始かいし、期間きかんは翌年よくねん1月がつ29日にちまで）。
  • 12月 - 北海道ほっかいどうエアシステム（HAC）にて「雪ゆきミク」ラッピング機き（ATR42-600型がた機き、機体きたい記号きごう：JA12HC）を初はつ運用うんよう[72]。

2023年ねん

  • 2月がつ
    • 日本にっぽん各地かくちを巡めぐるライブツアー「初音はつねミク JAPAN TOUR 2023 ～THUNDERBOLT～」開催かいさいスタート[72]。
    • 初はつ音おとミク16周年しゅうねんを記念きねんしたプロジェクト「初音はつねミク Happy 16th Birthday -Dear Creators-」スタート[72]。
  • 8月がつ31日にち
    • 初はつ音おとミク、設定せってい年齢ねんれいと同おなじ16歳さいの誕生たんじょう日びを迎むかえる。
    • ポケモンとの共同きょうどうプロジェクト「ポケモン feat.初音はつねミク Project VOLTAGE 18 Type/Songs」始動しどう[72]。
  • 9月がつ10日とおか・11日にち - インドで行おこなわれたG20ニューデリー・サミット関連かんれんの国際こくさいプロジェクト「Culture Corridor – G20 Digital Museum」にて、重要じゅうよう文化財ぶんかざいの修理しゅうりプロジェクトの一環いっかんで誕生たんじょうした「ねんどろいど 初はつ音おとミク 冬木ふゆき小袖こそでVer.」が日本にっぽん文化ぶんかを表あらわす作品さくひんとして展示てんじ[72]。
  • 12月4日にち - 初はつ音おとミクが2023年度ねんどネーミング大賞たいしょうの最優秀さいゆうしゅう賞しょうを受賞じゅしょう[72]。「音楽おんがく業界ぎょうかいにも多大ただいな影響えいきょうを与あたえジャンルを創出そうしゅつした」「海外かいがいアーティスト含ふくめ数々かずかずのコラボレーションを生うみだし、商品しょうひん価値かちが非常ひじょうに高たかい」事ことなどが認みとめられる[110]。

2024年ねん

  • 2月がつ
    • 雪ゆきミクの15周年しゅうねんに「SNOW MIKU 2024」を開催かいさい。
    • 国内こくない初はつとなるミクの現代げんだいアート展てん「ART OF MIKU」を実施じっし[186]。
  • 3月31日にち - 日本武道館にほんぶどうかんで「MIKU FES’24（春はる）～Happy 16th Birthday～」（ミクフェス）を開催かいさい[187]。
  • 4月がつ
    • MIKU EXPOの10周年しゅうねんに、月つきから5月がつにかけて北中きたじゅう米まい16都市としを巡めぐる「MIKU EXPO 2024 North America」を開催かいさい[120]。その後ご10月がつに欧州おうしゅう6都市としを巡めぐる「MIKU EXPO 2024 Europe」も開催かいさい予定よてい[137]。
    • コーチェラフェスティバルに出演しゅつえん[130]（選出せんしゅつ自体じたいは2回かい目め）。

黎明れいめい期き

発売はつばい前まえの反応はんのう

発売はつばい前まえにはクリプトンの公式こうしきサイトやブログ上じょうで、デモソングやキャラクターデザインの公開こうかいが行おこなわれたが、当初とうしょは「萌もえ」を前面ぜんめんに押おし出だしたイメージ戦略せんりゃくに対たいし、買かいにくいといったような否定ひてい的てきな反応はんのうも寄よせられた。また、大手おおてDTM雑誌ざっしからも製品せいひんの紹介しょうかいを断ことわられたという[88]。初音はつねミクは発売はつばい後ご約やく一いち年間ねんかんで4万まん本ほん以上いじょうを出荷しゅっかすることになるが、当初とうしょの販売はんばい目標もくひょうは2007年ねん内ないに1000本ほんであった[188]。しかしその一方いっぽう、初はつ音おとミクの流行りゅうこうの起点きてんとなる動画どうがサイトでは、同おなじクリプトンの販売はんばいしている先代せんだいの合成ごうせいエンジンVOCALOIDを使用しようした製品せいひん「MEIKO」を使用しようした動画どうがが投稿とうこうされ一定いっていの人気にんきを集あつめていた。このためクリプトンも発売はつばい後ごの大だいヒットは想定そうてい外がいだったが、ミクを使用しようした動画どうがが動画どうがサイトに投稿とうこうされること自体じたいは予測よそくしていたとしている[115]。ミクはMEIKOユーザーの間あいだでは大おおきな話題わだいとなり[189]、動画どうがサイトには発売はつばい日びを待またずに公式こうしきサイトで公開こうかいしたデモソングを利用りようした動画どうがが投稿とうこうされていた[188]。

発売はつばい後ご

VOCALOID 初はつ音おとミクの発売はつばい直後ちょくごから、ミクにより作成さくせいされた楽曲がっきょくやキャラクターイメージを用もちいた動画どうががニコニコ動画どうがなどの動画どうが投稿とうこうサイトに次々つぎつぎと投稿とうこうされ、ここから人気にんきに火ひがつき、DTMソフトウェアとしては異例いれいのヒット商品しょうひんとなる。DTMソフトウェアのジャンルでは年間ねんかん1,000本ほん売うれれば大だいヒットとされるが、発売はつばい後ご2週間しゅうかんだけで3,500-4000本ほんの売うれ行ゆきを見みせた[190]。発売はつばいから3週間しゅうかん後ごにはサウンド関連かんれんソフト内ないでの1週間しゅうかんの販売はんばいシェア（BCNによる集計しゅうけい、楽器がっき店てんやネット通販つうはんの売上うりあげ数すうは含ふくまれない）が30%を超こえ[191]、最もっとも高たかい時期じきには60%以上いじょうを占しめた[192]。体験たいけん版ばんを収録しゅうろくした「DTMマガジン」（寺島てらしま情報じょうほう企画きかく）2007年ねん11月がつ号ごうは通常つうじょうより相当そうとう数すうを発行はっこうしたにもかかわらず3日にちで完売かんばいしたうえ、一時いちじネットオークションで高騰こうとうする事態じたいとなった[190]。その後ご、発売はつばいから約やく1年ねん後ごの2008年ねん9月がつまでに累計るいけいで約やく4万まん2000本ほんの売うり上あげを記録きろくした[193]。こうした売うり上あげには、実際じっさいの音楽おんがく製作せいさくに使用しようしない「キャラクターのファン」による購入こうにゅうも多おおく含ふくまれている[193]。

動画どうが投稿とうこうの流行りゅうこう

2007年ねん8月がつ31日にちに初はつ音おとミクが発売はつばいされると、ミクを用もちいた動画どうがが動画どうが投稿とうこうサイトに次々つぎつぎと投稿とうこうされた。それらの中なかでも特とくに9月4日にちにニコニコ動画どうがに投稿とうこうされたロイツマ・ガールをアレンジした動画どうが『初音はつねミクに「Ievan Polkka」を歌うたわせてみた』は大おおきな支持しじを集あつめ、初はつ音おとミク人気にんきの発火はっか点てんとなった[115]。この動画どうがはミクの歌声うたごえによるIevan Polkkaとデフォルメされた初はつ音おとミクが長ながネギを振ふる映像えいぞうをあわせたもので、ミクの定番ていばんアイテムとしてネギが定着ていちゃくするきっかけとなる（初はつ音おとミクとネギを参照さんしょう）、派生はせいキャラクター「はちゅねミク」が誕生たんじょうするなど後ごに対たいし大おおきな影響えいきょうを与あたえている。クリプトン側がわは、後のちにこのはちゅねミクの登場とうじょうについて「創作そうさくツールとしての初はつ音おとミクは何なんでもありだと直感ちょっかんしてもらえただろう。可能かのう性せいが思おもいっきり拡散かくさんして、本当ほんとうに良よかった[115]」と評価ひょうかしている。こうした動画どうががニコニコ動画どうがやYouTubeで人気にんきとなり、それを見みた視聴しちょう者しゃが初はつ音おとミクを購入こうにゅう、新あらたな動画どうがを投稿とうこうするという好こう循環じゅんかんにより、ミクの人気にんきは膨ふくらんでいった[21]。特とくにニコニコ動画どうがは、動画どうがの視聴しちょう者しゃがその動画どうが上じょうに直接ちょくせつコメントできる機能きのうを特徴とくちょうとしており、そうした視聴しちょう者しゃの反応はんのうが得えられることも投稿とうこう者しゃのモチベーションを刺激しげきした[194]。

投稿とうこうされる楽曲がっきょくの傾向けいこうは、発売はつばい当初とうしょこそ既存きそんの楽曲がっきょくをミクに歌うたわせたカバー曲きょくが多おおくを占しめていたが、徐々じょじょにユーザーが作詞さくし作曲さっきょくを行おこなったオリジナル曲きょくの割合わりあいが増ふえてゆく[194]。オリジナル曲きょくも当初とうしょは、9月がつ20日はつかに投稿とうこうされて大おおきな人気にんきを集あつめ、ニコニコ動画どうがで一時いちじは最もっとも再生さいせい回数かいすうの多おおい動画どうがにもなった[189]「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のように「歌うたうソフトである初音はつねミク」の立場たちばに立たった歌詞かしの楽曲がっきょくが多おおいという特徴とくちょうがあったが[194]、同年どうねんの末すえにかけては12月7日にちにニコニコ動画どうがへ投稿とうこうされ大おおきな人気にんきを集あつめたラブソング「メルト」のように、普遍ふへん性せいのある楽曲がっきょくが増ふえていった[189][195]。また、ブームの広ひろがりとともに「MEIKO」や男声だんせいVOCALOIDの「KAITO」にも注目ちゅうもくが集あつまるようになり[189]、12月27日にちにはCVシリーズの第だい2弾だん「鏡かがみ音おとリン・レン」も発売はつばいされ、初はつ音おとミクだけでなく他ほかのVOCALOIDをも巻まき込こんだムーブメントとなっていった。作品さくひんの発表はっぴょうの場ばとなったニコニコ動画どうがにとっても、こうしたユーザーのコミュニティが作つくり上あげる作品さくひんによる文化ぶんかの定着ていちゃくは好都合こうつごうだった[196][197]。ミクが流行りゅうこうし始はじめた当時とうじ、ニコニコ動画どうがではMADムービーのような企業きぎょうの著作ちょさく権けんを侵害しんがいした動画どうがへの対応たいおうを進すすめつつあったためである[196][197]。

ニコニコ動画どうがで初音はつねミクを使用しようした楽曲がっきょくを発表はっぴょうしている作家さっかは、アマチュアだけでなくプロの作家さっかが楽曲がっきょくを発表はっぴょうしている場合ばあいもあり[198]、また2008年ねん以降いこうはlivetuneを皮切かわきりに、ニコニコ動画どうがで初音はつねミクを使用しようした楽曲がっきょくを発表はっぴょうし人気にんきとなった音楽家おんがくかが、初はつ音おとミクを使用しようした楽曲がっきょくでメジャーデビューを果はたすケースが見みられるようになっている。2010年ねん5月がつには動画どうがサイトで人気にんきとなった楽曲がっきょくを集あつめたコンピレーション・アルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音はつねミク』が、2011年ねん1月がつには同様どうようのコンセプトのアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音はつねミク』がそれぞれオリコン週間しゅうかんアルバムチャートで1位いを獲得かくとくした。「初はつ音おとミク -Project DIVA-」などのゲームソフトや、2009年ねん以降いこう開催かいさいされている初はつ音おとミクのライブイベントでも動画どうがサイトで発表はっぴょうされた楽曲がっきょくが使用しようされている[199]。

ニコニコ動画どうがでは、初はつ音おとミクで作成さくせいした楽曲がっきょく以外いがいにも様々さまざまなミクに関連かんれんした動画どうがが投稿とうこうされている。ニコニコ動画どうが上じょうでは、ミク発売はつばい以前いぜんより、別べつのユーザーが投稿とうこうした動画どうがを利用りようして新あらたな動画どうがを作つくるといったことが盛さかんに行おこなわれていた。ミクを用もちいた動画どうがからもそうした動画どうがが数多かずおおく生うみ出だされ[200]、ミクで作成さくせいされた楽曲がっきょくにPVを付つける、あるいはその楽曲がっきょくを歌うたう、演奏えんそうするといったように様々さまざまな広ひろがりを見みせている[189]。また、有志ゆうしの手てにより、週しゅうごとにニコニコ動画どうが上じょうで人気にんきの楽曲がっきょくを紹介しょうかいする「週刊しゅうかんVOCALOIDランキング」などのランキング動画どうがも投稿とうこうされている[201][202]。

こうした創作そうさく活動かつどうの盛もり上あがりを受うけ、クリプトンは2007年ねん12月3日にちにキャラクターの利用りように関かんするガイドラインを公開こうかいすると共ともに、二に次じ利用りよう可能かのうなコンテンツの投稿とうこうサイト「ピアプロ」を開設かいせつし、クリエイターの創作そうさく活動かつどうを後押あとおしする体制たいせい作づくりを進すすめている[203]。

『アッコにおまかせ!』内ないでの特集とくしゅう及および画像がぞう検索けんさくを巡めぐる騒動そうどう

2007年ねん10月14日にちに放送ほうそうされたTBSのバラエティ番組ばんぐみ『アッコにおまかせ!』にてミクが取とり上あげられたが、その放送ほうそう内容ないように対たいして「ミクがきちんと紹介しょうかいされていない[204]」「ソフトとは無関係むかんけいな「オタク」を面白おもしろおかしく取とり上あげたテレビの印象いんしょう操作そうさ[205]」などといった苦情くじょうや批判ひはんが相次あいつぎ[204][205][206]、クリプトン・フューチャー・メディアのホームページにあるブログへの書かき込こみが殺到さっとうした[205]。TBS側がわはこの件けんに関かんして「謝罪しゃざいのコメントを出だす予定よていはない。具体ぐたい的てきにどの辺あたりが問題もんだいなのか指摘してきしてもらいたい」とコメントしている[207]。

10月17日にち、『アッコにおまかせ!』騒動そうどうとほぼ時ときを同おなじくしてGoogleやYahoo! JAPANなどの検索けんさくエンジンで「初音はつねミク」を画像がぞう検索けんさくすると見みつからない、または存在そんざいするのに無関係むかんけいな画像がぞうが表示ひょうじされるという現象げんしょうが指摘してきされる[208]。Yahooは同年どうねん10月がつ21日にち頃ごろ、googleについては23日にちには初はつ音おとミクの画像がぞうが回復かいふくしたとされる[209]。Google、Yahoo! JAPAN共どもに意図いと的てきな削除さくじょを否定ひていし[210]、Yahoo!側がわは画像がぞうデータの収集しゅうしゅうが不十分ふじゅうぶんで遅おくれがあったとコメントを発表はっぴょうしている[211]。この騒動そうどうでは画像がぞうの検閲けんえつ説せつまで生うまれた。

この二ふたつの件けんは連続れんぞくして起おこったことから一ひとつに結むすび付つけられて大おおきな話題わだいとなり[206]、一部いちぶの電子でんし掲示板けいじばんサイトでは広告こうこく代理だいり店てん、テレビ局てれびきょく、芸能げいのうプロダクションなどによるものだとする説せつまで登場とうじょうする祭まつり騒さわぎに発展はってん[212] 。こうしたスレッドの書かき込こみに影響えいきょうを受うけ、陰謀いんぼうの首謀しゅぼう者しゃに雇やとわれ騒さわぎを沈静ちんせい化かさせるための印象いんしょう操作そうさを行おこなっているキャラクター、という設定せっていの元もとに創作そうさくされたキャラクターイラストが11月1日にちに公開こうかいされ、ミクの派生はせいキャラクターの一人ひとりである「亞あ北きたネル」が誕生たんじょうしている（詳細しょうさいは「ピアプロキャラクターズ」）。

初はつ音おとミク楽曲がっきょくのJASRAC信託しんたくと着ちゃくうた配信はいしんに関かんする騒動そうどう

2007年ねん12月、初はつ音おとミクのムーブメントでの代表だいひょう的てきな楽曲がっきょくの一ひとつであった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」が、ニコニコ動画どうがを運営うんえいするニワンゴの親会社おやがいしゃであるドワンゴからの着ちゃくうた配信はいしんに伴ともなって当時とうじの子会社こがいしゃのドワンゴ・ミュージックパブリッシングにより日本音楽著作権協会にほんおんがくちょさくけんきょうかい（JASRAC）への信託しんたくが行おこなわれたが、これに対たいしファンからの大おおきな反発はんぱつが発生はっせい。上記じょうきのようにミク関連かんれんでは楽曲がっきょくの幅広はばひろい二に次じ利用りようが行おこなわれていたが、管理かんり団体だんたいの管理かんり下かにおかれることで、たとえ作者さくしゃが利用りようを認みとめていても許諾きょだく手続てつづきや利用りよう料りょうの支払しはらいが必要ひつようとなる懸念けねんがあった[213][注ちゅう 18]。同どう曲きょくはクリプトンの許可きょかを得えずに楽曲がっきょくのアーティスト名めいを「初音はつねミク」として登録とうろくされていた[213]。

この問題もんだいは両社りょうしゃがブログ上じょうで食くい違ちがう主張しゅちょうを応酬おうしゅうする事態じたいへと発展はってんし、最終さいしゅう的てきに双方そうほうの主張しゅちょうに食くい違ちがいを残のこしたままそれまでの経緯けいいを水みずに流ながす形かたちで和解わかいが行おこなわれており[214]、詳細しょうさいについては明あきらかになっていない。

12月25日にち、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングとクリプトンは一連いちれんの騒動そうどうに関かんする共同きょうどう声明せいめいを発表はっぴょう[215]。今後こんごミク関連かんれんのコンテンツを新規しんきに配信はいしんする場合ばあいには、制作せいさく者しゃとの契約けいやくを事前じぜんに締結ていけつし、締結ていけつが終おわるまでは配信はいしんしないことを確認かくにんしたとした[214]。また、権利けんり関係かんけいについても、ミクで制作せいさくした楽曲がっきょくデータに関かんする権利けんり（原盤げんばん権けん）はデータ制作せいさく者しゃが、楽曲がっきょくデータに使つかわれている楽曲がっきょくの権利けんり（出版しゅっぱん権けん）は作詞さくし・作曲さっきょく者しゃが持もち、権利けんり行使こうし代行だいこう会社かいしゃを自みずからの意思いしにより決定けっていできること、ドワンゴ・ミュージックパブリッシングがミクを使用しようして有名ゆうめいになった楽曲がっきょくの管理かんりを著作ちょさく者しゃに申もうし入いれる際さいはJASRACだけでなくイーライセンス等ひとし他ほかの著作ちょさく権けん管理かんり団体だんたいへの信託しんたく、信託しんたくを行おこなわないなどの複数ふくすうの選択肢せんたくしについて著作ちょさく者しゃに説明せつめいし、著作ちょさく者しゃの意思いしを確認かくにんしてどれを選えらぶか決きめることなどが示しめされた[214]。

着ちゃくうたの無断むだん配信はいしんについては、ドワンゴ、ドワンゴ・ミュージックパブリッシング、クリプトン、フロンティアワークス、作詞さくし作曲さっきょく者しゃの5者しゃが絡からみ、それぞれに十分じゅうぶんな意思いし疎通そつうができていなかった事ことが原因げんいんと見みられ[216]、著作ちょさく権けん処理しょりの仕組しくみが一般いっぱんユーザー間あいだにおいて無償むしょうでコンテンツを利用りようし合あうという状況じょうきょうに未み対応たいおうだったことに問題もんだいの原因げんいんがあったとされる[217]。WEBで育そだったコンテンツで収入しゅうにゅうを得える行為こういを好このましく思おもわない一部いちぶのユーザも一因いちいんしているの見解けんかいもある[218]。

クリプトンとドワンゴ・ミュージックパブリッシングの間あいだで比較的ひかくてき迅速じんそくに関係かんけい修復しゅうふくが図はかられたこともあり、その後ごも流行りゅうこうは拡大かくだいを続つづけることとなる[218]。その後ご、ネットでの流行りゅうこうに配慮はいりょした権利けんり処理しょりの仕組しくみづくりも進すすめられている（詳細しょうさいは初はつ音おとミクの音楽おんがくコンテンツ#ユーザーの楽曲がっきょくの権利けんり処理しょりを参照さんしょう）。

MikuMikuDanceの公開こうかい

「MikuMikuDance」も参照さんしょう

MikuMikuDance（MMD、ミクミクダンス）はキャラクター3Dモデルを操作そうさし、アニメーションを作成さくせいすることのできるフリーウェア。クリプトンの製品せいひんではなく、個人こじんの作者さくしゃが初はつ音おとミクの3D映像えいぞうを作つくる目的もくてきで作成さくせいしたもので、デフォルトのモデルの一ひとつとしてミクの姿すがたの3Dモデルを内蔵ないぞうしており、扱あつかいの容易たやすさが特徴とくちょうとされる。クリプトンのガイドラインの改定かいていで、ミクを利用りようしたプログラム作品さくひんの公開こうかいが解禁かいきんされたことを受うけて2008年ねん2月がつ24日にちより公開こうかいされた。それまでニコニコ動画どうがで発表はっぴょうされるミクの動画どうがは静止せいし画がが主流しゅりゅうであったが、これにより多おおくの3D映像えいぞうが発表はっぴょうされるようになり、MMDの登場とうじょうでミクは「アイドルとしての肉体にくたいを持もった」とも言いわれる[219]。MikuMikuDanceは、ニコニコ動画どうがで発表はっぴょうされている作品さくひんのみならず、初はつ音おとミクを起用きようした「Google Chrome」CMや「Windows Live メッセンジャー」などにも使用しようされた[220][221][222]。

海外かいがいへの進出しんしゅつ

日本にっぽんでのブーム当初とうしょから日本にっぽん製せいコンテンツを好このむ国外こくがいの人々ひとびとからも関心かんしんを集あつめ、日本にっぽん製せいアニメが違法いほうにアップロードされた動画どうがなどによって海外かいがいに広ひろまっているのと同様どうように作品さくひんの翻訳ほんやくも行おこなわれ、徐々じょじょに浸透しんとうしていった[223]。

特とくに大おおきな関心かんしんを集あつめるようになったのは公式こうしきライブ「ミクフェス '09（夏なつ）」や「ミクの日ひ感謝かんしゃ祭さい」の動画どうがが2009年ねんから2010年ねんにかけて違法いほうアップロード[224]されてからである[223][注ちゅう 19]。クリプトンの運営うんえいするレーベル「KarenT」からiTunes Storeを通つうじて販売はんばいされるボカロ関連かんれん楽曲がっきょくでは、2010年ねん以降いこうアメリカからの売うり上あげが急増きゅうぞうしたという[225]。

その他た・雑記ざっき

ミクの日ひ

3（ミ）9（ク）の語呂合ごろあわせから3月がつ9日にちが「ミクの日ひ」となり、公式こうしき・非公式ひこうしき問とわず数すう多おおくの施策しさく・イベントが毎年まいとし3月がつ9日にちに合あわせて実施じっしされている[147]。

みっくみく

「みっくみく」という言葉ことばは、ネット上じょうで使用しようされている「ぼっこぼこにしてやんよ（ボコボコにしてやるよ）」という表現ひょうげんと初音はつねミクの名前なまえを組くみ合あわせたものとされ、初はつ音おとミクに魅了みりょうされた（魅力みりょくに『打うちのめされた』）ことを表あらわす表現ひょうげんとして浸透しんとうしている[226]。上位じょうい系けいとして完全かんぜん（フル）にみっくみくにするという意味いみで「フルみっく」という言葉ことばも使用しようされる[226]。自由じゆう国民こくみん社しゃ発行はっこうの『現代げんだい用語ようごの基礎きそ知識ちしき2008』にも「はてなキーワードにみるWebのことば」の一ひとつとして記載きさいされた[227]。この表現ひょうげんは楽曲がっきょく「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」のニコニコ動画どうが上じょうでのヒットによって定着ていちゃくしたものだと言いわれている[226]。

二に次じ創作そうさくと関連かんれんする同人どうじん文化ぶんか

初はつ音おとミクは、そのキャラクター設定せっていなどから二に次じ創作そうさくなどの同人どうじんとの関かかわりもあり、初はつ音おとミク発売はつばいの翌月よくげつには既すでに初はつ音おとミク関連かんれんのオンリーイベント（ジャンルを限定げんていした同人どうじん誌し即売そくばい会かい）が企画きかくされていた[194]。THE VOC@LOiD M@STERをはじめとするオンリーイベントや同人どうじん誌し即売そくばい会かいを通つうじて、ミクを題材だいざいとする同人どうじん誌しや同人どうじんCDなどの創作そうさく物ぶつが配布はいふされており、またこういった場ばでミクを題材だいざいにしたコスプレといったイベントが行おこなわれるなど盛もり上あがりを見みせている。ただし、こうした文化ぶんかについては初はつ音おとミクを題材だいざいにした成人せいじん向むけコンテンツの存在そんざいといった問題もんだいもある[115]。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ ユーザーによる創作そうさく物ぶつの中なかには、キャラクター利用りようの許諾きょだくを受うけた上うえでCD、書籍しょせきなどの形かたちで商業しょうぎょう展開てんかいが行おこなわれているものもある
  2. ^ これは音楽おんがく業界ぎょうかい関係かんけい者しゃの起用きようが順調じゅんちょうにできなかったという事情じじょうや特徴とくちょう的てきな声こえを求もとめる狙ねらいに起因きいんする[21][22]。
  3. ^ 藤田ふじたの声こえはVOCALOIDエンジンとの相性あいしょうが良よいとも言いわれる[23]
  4. ^ ただし、他たのVOCALOID製品せいひんと同様どうよう、歌唱かしょうに特とく化かしているため台詞せりふを歌劇かげきのように歌うたわせることは容易よういでも自然しぜんに「喋しゃべらせる」ことには対応たいおうしていない。企業きぎょう向むけのみの提供ていきょうではあるが喋しゃべりに対応たいおうした合成ごうせいエンジンのVOCALOID-flexでミクのライブラリを使用しようすることは可能かのう[27]。
  5. ^ 発売はつばい以前いぜんに開発かいはつ過程かていで作つくられたベータ版ばんライブラリの音声おんせいがアルバム2009年ねん8月がつ発売はつばいの『Hatsune Miku Orchestra』、9月発売はつばいのDVD『BLACK★ROCK SHOOTER -PILOT Edition-』の収録しゅうろく曲きょくに使用しようされ[29][30]、「Dark」「Soft」についてはデモ版ばんのライブラリが「DTMマガジン」2010年ねん1月がつ号ごうにて機能きのう制限せいげんを付つけた体験たいけん版ばんとして先行せんこうして提供ていきょうされている[31]。「Light」については発売はつばい発表はっぴょう時点じてんでは存在そんざいが伏ふせられ、後のちにサプライズとして明あきらかにされた[32]。
  6. ^ 英語えいご版ばんの企画きかく自体じたいはV3発表はっぴょう前まえの2010年ねん10月がつよりあったもので、伊藤いとう社長しゃちょうによりフェイスブックのフォロワー数すう39390到達とうたつ後ごのリリースが確約かくやくされ、実際じっさいに到達とうたつした後のちに開発かいはつが始動しどうした[34]。フォロワー数すう当初とうしょはカタカナ英語えいご的てきなものを目指めざしており、2011年ねん7月がつにデモ音源おんげんの公開こうかいが行おこなった後のちに方向ほうこう性せいを転換てんかん、開発かいはつに2年ねんかけ、2013年ねん8月がつの発売はつばいとなった[28]。
  7. ^ 製品せいひんもクリプトン側がわの予想よそうを上回うわまわる爆発ばくはつ的てきヒットを記録きろくし、ワンカップPの投稿とうこう動画どうがのネタ元もととなる欠かけ品ひん状態じょうたいに陥おちいっていた[42]。
  8. ^ 2007年ねんからのボカロリスナー「コバチカ」がその体験たいけんを綴つづったブログ「ボカロとヒトのあいだ」のシリーズ記事きじである「ボクボカロクロニクル（第だい6回かい メルトその2）」より。記事きじ内容ないようの一部いちぶは書籍しょせき『初音はつねミクはなぜ世界せかいを変かえたのか？』に引用いんようされている。
  9. ^ 企画きかく段階だんかいでは「「歌うた」が失うしなわれた近きん未来みらいの世界せかいで、歌うたう技術ぎじゅつを持もったアンドロイド「初音はつねミク」が発見はっけんされ、人々ひとびとが歌うたうことの素晴すばらしさを知しっていく……というストーリー的てきなもの[79]」が考かんがえられていたという。
  10. ^ 当初とうしょアニメ化かの企画きかくを持もちかけられたことはあったが、クリプトン側がわの方向ほうこう性せいとは異ことなるため成立せいりつしなかった[83]
  11. ^ プロジェクトセカイの公式こうしきサイトには『本ほん作さくにおけるピアプロキャラクターズの設定せっていは、「プロジェクトセカイ」における設定せっていであり、公式こうしき設定せっていとは異ことなります』との記述きじゅつがある。
  12. ^ 初はつ音おとミクNTはVOCALOIDではないためヤマハのVOCALOIDEditorや旧きゅうPiapro Studioと互換ごかん性せいがない。
  13. ^ アルファベット表記ひょうきのキャラクター名めいが書かかれている。ただし、ミクの公式こうしきの表記ひょうきがヘボン式しきの「Hatsune Miku」であるのに対たいし、公式こうしきイラストでは訓令くんれい式しきの「Hatune Miku」となっており[86]、「つ」の表記ひょうきが異ことなっている。
  14. ^ ただし、左腕さわんのパネルの表示ひょうじにはDX100であり、スカートにTX816といったようにDX7以外いがいの機種きしゅのデザインも取とり入いれていることを公式こうしきブログのコメント上じょう[89]で明あきらかにしている。
  15. ^ ミクダヨーはクリプトン、セガ、グッドスマイルカンパニーの共同きょうどう登録とうろく商標しょうひょう。
  16. ^ 書籍しょせき「初音はつねミクアーカイブ」の食品しょくひんリストより[143]。
  17. ^ 2010年ねんにミュージックBD部門ぶもんで1位いを獲得かくとくしている。
  18. ^ ただし、2008年ねん4月がつ以降いこうはニコニコ動画どうがとJASRACの間あいだで楽曲がっきょくの利用りように関かんする包括ほうかつ契約けいやくが結むすばれたため、ニコニコ動画どうが内ないでの利用りようであればJASRACに信託しんたくされても二に次じ利用りようへの支障ししょうは無なくなっている。
  19. ^ 多おおくの人ひとに見みてもらうことを優先ゆうせんし、あえて削除さくじょ申請しんせいを行おこなわなかったという

出典しゅってん

  1. ^ a b ピアプロキャラクターズ.
  2. ^ a b ミクペディア 2013, p. 16-17.
  3. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 113.
  4. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 148-149.
  5. ^ a b c d e f ミクペディア 2013, p. 50-51.
  6. ^ a b c d ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 2-4.
  7. ^ a b 日本にっぽん史しA 2017, p. 197.
  8. ^ a b V2ミク公式こうしきページ.
  9. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 114-115.
  10. ^ a b c d e f フィギュアJAPANミク編へん 2014, p. 2-3.
  11. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 146-147.
  12. ^ ミクペディア 2013, p. 36-57.
  13. ^ a b c BTミク 2014, p. 12-15.
  14. ^ 7ぴあ2022.07 2022, p. 2-4.
  15. ^ 7ぴあ2022.07 2022, p. 3.
  16. ^ a b 初はつ音おとミク、アニメ化か 2021.
  17. ^ a b 渡辺わたなべ正一しょういち「”産業さんぎょうを創つくる”ーエンターテインメント バーチャル・アイドル編へん」『日経にっけいコンピュータ』2008年ねん3月がつ24日にち (700)、日経にっけいBP、2008年ねん3月がつ、162-163頁ぺーじ、ISSN 0285-4619。 
  18. ^ 「生うみの親おやが語かたる初音はつねミクとアングラカルチャー」『リスアニ!』 8.2巻かん、ソニー・マガジンズ、2012年ねん、83-84頁ぺーじ。ISBN 978-4789771610。 
  19. ^ BTミク 2014, p. 112-115.
  20. ^ 初はつ音おとミクさんじゃないですか！IMF・世界銀行せかいぎんこう年次ねんじ総会そうかいの会場かいじょうやサイトに登場とうじょう - ITmedia、2012
  21. ^ a b c d e 異例いれいの売うれ行ゆき「初音はつねミク」 - ITmedia
  22. ^ a b c 『実録じつろく 開発かいはつ物語ものがたり パソコン用よう歌声うたごえ合成ごうせいソフト「初音はつねミク」(第だい2回かい) - 日経にっけいエレクトロニクス 第だい972号ごう』日経にっけいBP、2008年ねん2月がつ、129頁ぺーじより
  23. ^ 「クリプトン佐々木ささき渉わたる×藤田ふじた咲さき」『DTM magazine』第だい16巻かん12（通つう号ごう 189）、寺島てらしま情報じょうほう企画きかく、2009年ねん10月がつ、53頁ぺーじ。 
  24. ^ 森川もりかわ嘉一郎かいちろう「オタク文化ぶんかの現在げんざい（12）アイドルの理想りそう形がた」『ちくま』第だい444号ごう、筑摩書房ちくましょぼう、2008年ねん3月がつ、39頁ぺーじ、ISSN 0914-9163。 
  25. ^ a b VOCALOID2ミク パッケージ 2007.
  26. ^ 「日本語にほんご版ばんVOCALOID2個別こべつ歌唱かしょう調整ちょうせい&歌声うたごえ比較ひかくカタログ」『DTM magazine』（通つう号ごう 184）2009.5増刊ぞうかんCV03巡じゅん音おとルカ、寺島てらしま情報じょうほう企画きかく、38頁ぺーじ。 
  27. ^ 藤本ふじもと健けん (2010年ねん2月がつ25日にち). “ヤマハ、“しゃべる”機能きのうを追加ついかした「VOCALOID-flex」を開発かいはつ”. INTERNET Watch (インプレス). https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/351164.html 2010年ねん4月がつ31日にち閲覧えつらん。 
  28. ^ a b c d e f 初はつ音おとミク英語えいご版ばんは8月がつ31日にち発売はつばい「クリエイターが世界せかいで活躍かつやくできるパスポートに」 - itmedia、2013年ねん8月がつ12日にち
  29. ^ “HMO（初音はつねミクオーケストラ）でYMOの名曲めいきょくがよみがえる”. ナタリー (ナターシャ). (2009年ねん7月がつ30日にち). https://natalie.mu/music/news/19296 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。 
  30. ^ 山崎やまざき健太郎けんたろう (2009年ねん9月がつ30日にち). “ニコ動どう発はつ、「BLACK★ROCK SHOOTER」プロジェクト－新しん録ろくCDとパイロット版ばんアニメBlu-rayがセット”. AV Watch (インプレス). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/310419.html 2010年ねん9月がつ8日にち閲覧えつらん。 
  31. ^ “「感情かんじょう」を獲得かくとくした初はつ音おとミク――「ダーク」「ソフト」でうたってもらった”. ITmedia News (ITmedia). (2009年ねん12月9日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/09/news055.html 2009年ねん12月12日にち閲覧えつらん。 
  32. ^ 『DTM magazine』第だい17巻かん5(通つう号ごう 196)、寺島てらしま情報じょうほう企画きかく、2010年ねん5月がつ、107頁ぺーじ。 
  33. ^ a b c “「初音はつねミクAppendは途中とちゅう経過けいか」――開発かいはつ者しゃが語かたる6つの新あたらしい声こえとイメージ”. ITmedia News (ITmedia). (2010年ねん4月がつ16日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/16/news050.html 2010年ねん4月がつ30日にち閲覧えつらん。 
  34. ^ 『Quarterly pixiv vol.08』エンターブレイン、2012年ねん、19頁ぺーじ。ISBN 978-4047274952。 
  35. ^ 「進化しんかした『初音はつねミクV3』登場とうじょう」『MIKU-Pack』第だい3巻かん、アスキー・メディアワークス、2013年ねん10月がつ、44-47頁ぺーじ。 
  36. ^ - ついにミクが中国ちゅうごく語ごで歌うたう！『初音はつねミク V4 CHINESE』の記者きしゃ会見かいけんが実施じっし＆DECO*27さんによるデモ楽曲がっきょくが公開こうかい！
  37. ^ a b c d 谷井たにい将人まさと (2020年ねん11月27日にち). “VOCALOIDじゃない「初音はつねミク NT」、きょう正式せいしき発売はつばい　音源おんげんの一部いちぶは後日ごじつ提供ていきょう”. ITmedia (アイティメディア株式会社かぶしきがいしゃ). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/27/news105.html 2020年ねん11月29日にち閲覧えつらん。 
  38. ^ a b c 谷井たにい将人まさと (2020年ねん11月30日にち). “ニュータイプになった初はつ音おとミクはどこへ向むかうのか 　“VOCALOIDじゃないミク”の開発かいはつ者しゃに聞きく”. ITmedia (アイティメディア株式会社かぶしきがいしゃ). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/30/news062.html 2020年ねん11月30日にち閲覧えつらん。 
  39. ^ a b c AKIBA PC Hotline!編集へんしゅう部ぶ (2020年ねん11月28日にち). “高こう品位ひんいの歌声うたごえを実現じつげんする「初音はつねミク NT」が発売はつばい”. AKIBA PC Hotline! (株式会社かぶしきがいしゃインプレス). https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1291873.html 2020年ねん11月29日にち閲覧えつらん。 
  40. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 122-124.
  41. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v BTミク 2014, p. 98-105.
  42. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 130-131.
  43. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 133-138.
  44. ^ ミクペディア 2013, p. 34-35.
  45. ^ 初はつ音おとミク公式こうしきブログ 2015年ねん11月2日にち ミクさんたちのポータルサイト「piapro.net」がリニューアル！ - クリプトン・フューチャー・メディア
  46. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 132-133.
  47. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 138-139.
  48. ^ ミクペディア 2013, p. 56-57.
  49. ^ 夕刊ゆうかん読売よみうり2023.10.18 2023.
  50. ^ a b 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 2-5.
  51. ^ マジミラ2013ムック 2013, p. 2-3.
  52. ^ 前田まえだ久ひさ「初音はつねミクと同人どうじん音楽おんがく」『降臨こうりん!ボーカロイドマル秘ひ名曲めいきょく大全たいぜん』洋よう泉いずみ社しゃ、2009年ねん、134-135頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-86248-418-5。 
  53. ^ “DTMブーム再来さいらい!? 「初音はつねミク」が掘ほり起おこす“名ななしの才能さいのう””. ITmedia NEWS. 2023年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。
  54. ^ a b - 初はつ音おとミクが「１５０年ねん後ごの国宝こくほう」に？！　音楽おんがくを変かえた「電子でんしの歌姫うたひめ」産経さんけいニュース、2023年ねん1月がつ23日にち
  55. ^ - 初はつ音おとミクが誕生たんじょうした日ひ。音楽おんがくシーンに大おおきな変革へんかくをもたらした電子でんしの歌姫うたひめ。『プロセカ』や『初音はつねミク Project DIVA』シリーズなどでおなじみ【今日きょうは何なんの日び？】 ファミ通ふぁみつう.com、2023年ねん8月がつ31日にち
  56. ^ a b c d e f ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 153-156.
  57. ^ a b c d Project DIVA F2メモリアルファンブック 2014, p. 6-7.
  58. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 161-165.
  59. ^ Inc, Natasha. “初はつ音おとミクの10年ねん～彼女かのじょが見みせた新あたらしい景色けしき～｜ 第だい1回かい：ハチ（米津よねつ玄げん師し）×ryo（supercell）対談たいだん 2人にんの目めに映うつるボカロシーンの過去かこと未来みらい (3/3) - 音楽おんがくナタリー 特集とくしゅう・インタビュー”. 音楽おんがくナタリー. 2021年ねん2月がつ14日にち閲覧えつらん。
  60. ^ a b Project DIVA F2メモリアルファンブック 2014, p. 30-31.
  61. ^ ミク10th Anniversary Book 2017, p. 14-15.
  62. ^ ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 181-187.
  63. ^ a b マジミラ2013ムック 2013, p. 10-15.
  64. ^ a b c d ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 236-239.
  65. ^ a b c マジミラ10th特別とくべつ号ごう 2022, p. 6-7.
  66. ^ a b c ミクペディア 2013, p. 48-49.
  67. ^ - 最近さいきんのフィギュア市場いちばってどうなってるの？　4gamer.net
  68. ^ a b ねんどろいど15周年しゅうねん裏話うらばなし 2021.
  69. ^ “【ピアプロコラボ】『100体たい目めの「ねんどろいど初はつ音おとミク」衣装いしょうデザイン大だい募集ぼしゅう！』募集ぼしゅう開始かいし！” (2023年ねん12月18日にち). 2023年ねん12月18日にち閲覧えつらん。
  70. ^ ヨミミク 2017, p. 2008年ねんの頁ぺーじ.
  71. ^ 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 188-193.
  72. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah - 沿革えんかく　クリプトン
  73. ^ “2023-10-27 – クリプトン” (2023年ねん10月がつ12日にち). 2023年ねん10月がつ27日にち閲覧えつらん。
  74. ^ 公式こうしきサイト.
  75. ^ “クリプトン”. クリプトン・フューチャー・メディア. 2010年ねん4月がつ30日にち閲覧えつらん。
  76. ^ REMIKUS・初はつ音おとミクプロフィールビクターエンタテインメント公式こうしきサイト
  77. ^ Repackage・初はつ音おとミクプロフィール
  78. ^ a b c d “キャラクター紹介しょうかい piapro.net”. piapro.net. 2020年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  79. ^ KEI; 熊谷くまがい友とも介かい（インタビュアー：前田まえだ久ひさ 平岩ひらいわ真しん輔）「電子でんしの歌姫うたひめ『初音はつねミク』――キャラクターと歌声うたごえが出会であった日ひ」『ぷらちな』、11月 2007。http://www.p-tina.net/interview/98。2010年ねん4月がつ3日にち閲覧えつらん。 
  80. ^ （インタビュー/構成こうせい：前田まえだ久ひさ 平岩ひらいわ真しん輔 (2007年ねん11月). “電子でんしの歌姫うたひめ『初音はつねミク』――キャラクターと歌声うたごえが出会であった日ひ”. ぷらちな. 多聞たもん. 2009年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。）
  81. ^ a b BTミク 2014, p. 118-119.
  82. ^ BTミク 2014, p. 92-93.
  83. ^ 「生うみの親おやが語かたる初音はつねミクとアングラカルチャー」『ユリイカ 増刊ぞうかん号ごう 総そう特集とくしゅう 初音はつねミク ネットに舞まい降おりた天使てんし』 第だい40巻かん第だい15号ごう12月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう、青土おうづち社しゃ、2008年ねん、17頁ぺーじ。ISBN 978-4791701872。 
  84. ^ a b ミク特別とくべつ号ごう 2014, p. 20-21.
  85. ^ Project DIVAマスターブック 2010, p. 116-117.
  86. ^ 『初音はつねミクMIXING BOX』講談社こうだんしゃ、2008年ねん、初はつ音おとミク スペシャルファンブック9頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-358260-4。 
  87. ^ 『電撃でんげきレイヤーズBible Vol.2 VOCALOID』アスキー・メディアワークス、2010年ねん、16頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-04-868173-5。 
  88. ^ a b 岡田おかだ有ゆう花はな (2008年ねん2月がつ22日にち). “クリプトン・フューチャー・メディアに聞きく（2）：「初音はつねミク」ができるまで”. ITmedia News (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/22/news013.html 2009年ねん2月がつ15日にち閲覧えつらん。 
  89. ^ 投稿とうこう者しゃ wat (2007年ねん10月がつ12日にち). “『[Vocaloid2情報じょうほう] DTMマガジン11月がつ号ごうとか。（2007年ねん10月がつ06日にちの記事きじ）』へのコメント”. メディアファージ事業じぎょう部ぶ ブログ. クリプトン・フューチャー・メディア. 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。
  90. ^ “話題わだい沸騰ふっとうの「VOCALOID2 初音はつねミク」の開発かいはつ元もとクリプトンに質問しつもんしてみた”. 声優せいゆうニュース.com. 声優せいゆうニュースドットコム (2007年ねん9月がつ7日にち). 2007年ねん10月がつ16日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2009年ねん2月がつ29日にち閲覧えつらん。
  91. ^ ミク特別とくべつ号ごう 2014, p. 2-3.
  92. ^ ミク特別とくべつ号ごう 2014, p. 8-9.
  93. ^ a b c d e HJミクGTプロジェクト10th 2018, p. 28-31.
  94. ^ a b c HJミクGTプロジェクト10th 2018, p. 8-9.
  95. ^ a b ミクペディア 2013, p. 42-43.
  96. ^ a b 【その他た（お知しらせ）】「カセットストアデイジャパン 2017」に初はつ音おとミクがアンバサダー就任しゅうにん！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2017年ねん9月がつ15日にち
  97. ^ a b 桜さくらミク特別とくべつ号ごう 2020.
  98. ^ a b 【その他た（お知しらせ）】初はつ音おとミクがポカリスエット・アンバサダーに就任しゅうにん！特設とくせつサイト＆スペシャルソングが公開こうかい！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2020年ねん1月がつ24日にち
  99. ^ a b 【その他た（お知しらせ）】雪ゆきミクがB.LEAGUE初はつの「デジタルアンバサダー」に就任しゅうにん！！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2019年ねん12月2日にち
  100. ^ a b 「札幌さっぽろモーターショー2020」の公式こうしきアンバサダーに雪ゆきミクが就任しゅうにん！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2019年ねん10月がつ4日にち
  101. ^ a b “開局かいきょく70周年しゅうねん 公式こうしきイメージキャラクターに『初音はつねミク』起用きよう！”. RadiChubu-ラジチューブ- (2020年ねん11月9日にち). 2020年ねん11月9日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  102. ^ 初はつ音おとミク公式こうしき [@cfm_miku_official] (2023年ねん10月がつ10日とおか). "前回ぜんかいに引ひき続つづき『雪ゆきミク』が札幌さっぽろモビリティショー2024公式こうしきアンバサダーに就任しゅうにん！". Instagramより2024年ねん1月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  103. ^ a b ミクペディア 2013, p. 12-15.
  104. ^ a b c d e f 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 6-11.
  105. ^ a b c d HJミクGTプロジェクト10th 2018, p. 20-23.
  106. ^ a b 【お知しらせ】「第だい66回かい北海道新聞ほっかいどうしんぶん文化ぶんか賞しょう　特別とくべつ賞しょう」をミクさんが受賞じゅしょう致いたしました！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2012年ねん11月6日にち
  107. ^ a b c ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 194-198.
  108. ^ a b 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 25-26.
  109. ^ a b c d e f 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 28-31.
  110. ^ a b 『初音はつねミク』が2023年ねんの「日本にっぽんネーミング大賞たいしょう」を受賞じゅしょう！　感謝かんしゃを込こめてコメント動画どうがを公開こうかい！ - PR TIMES - クリプトン、2023年ねん12月4日にち
  111. ^ “ピアプロ・キャラクター・ライセンス”. クリプトン・フューチャー・メディア. 2015年ねん9月がつ21日にち閲覧えつらん。
  112. ^ “キャラクター利用りようのガイドライン”. クリプトン・フューチャー・メディア. 2015年ねん9月がつ21日にち閲覧えつらん。
  113. ^ “ピアプロリンクについて”. クリプトン・フューチャー・メディア. 2015年ねん9月がつ21日にち閲覧えつらん。
  114. ^ a b “初音はつねミク公式こうしきイラストがクリエイティブ・コモンズライセンス採用さいよう　世界せかいのファンが利用りよう容易よういに”. ITmedia News (ITmedia). (2012年ねん12月17日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/17/news030.html 2012年ねん12月17日にち閲覧えつらん。 
  115. ^ a b c d e 岡田おかだ有ゆう花はな (2008年ねん2月がつ25日にち). “クリプトン・フューチャー・メディアに聞きく（3）：初はつ音おとミクが開ひらく“創造そうぞうの扉とびら””. ITmedia News (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/25/news017.html 2009年ねん2月がつ20日はつか閲覧えつらん。 
  116. ^ 高橋たかはし暁子あきこ (2008年ねん1月がつ15日にち). “なぜ「初音はつねミクがネギ」で「鏡かがみ音おんリンがロードローラー」なのか？”. Ascii.jp (アスキー・メディアワークス). http://ascii.jp/elem/000/000/100/100009/index.html 2010年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。 
  117. ^ ヒットIP研究けんきゅう「初音はつねミク」世界せかいに羽はばたくボカロの歌姫うたひめ（前編ぜんぺん） - 日経にっけいクロストレンド - 日経にっけいBP、2023年ねん12月25日にち
  118. ^ a b c d ヒットIP研究けんきゅう「初音はつねミク」、『プロセカ』で韓国かんこくファン増加ぞうか（後編こうへん）） - 日経にっけいクロストレンド - 日経にっけいBP、2023年ねん12月25日にち
  119. ^ a b ミク10th Anniversary Book 2017, p. 62-63.
  120. ^ a b c 「MIKU EXPO 10周年しゅうねん記念きねんプロジェクト」のキービジュアルを初はつ公開こうかい！クリプトン、2023年ねん9月がつ28日にち
  121. ^ “五ご一いち特典とくてん，那な些拥有ゆう歌姬うたひめ称号しょうごう的てき人じん们，初音はつね未来みらい。” (中国ちゅうごく語ご) (2015年ねん2月がつ17日にち). 2015年ねん7月がつ27日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2015年ねん2月がつ17日にち閲覧えつらん。
  122. ^ Ma, Rui (2019年ねん12月16日にち). “Ep. 57: Bilibili — the YouTube of China?” (英語えいご). Pandaily. 2020年ねん3月がつ18日にち閲覧えつらん。
  123. ^ a b c d e f g 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 126-130.
  124. ^ a b c MIKU EXPO 2016公式こうしきムック 2016, p. 4-7.
  125. ^ a b 中国ちゅうごくで再さい爆発ばくはつする初はつ音おとミク人気にんきの凄すさまじさアサ芸げいビズ
  126. ^ - 初はつ音おとミク、中国ちゅうごくライブコマース界かいに登場とうじょう　36KrJapan、日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ（翻訳ほんやく）
  127. ^ 初はつ音おとミク 中国ちゅうごくの通販つうはん生放送なまほうそう番組ばんぐみで同どう接せっ数すう300万まん人にん、売上うりあげ額がく30億おく円えんを記録きろくp2y.jp
  128. ^ “米国べいこくトヨタ、カローラCMにバーチャルアイドル「初音はつねミク」起用きよう”. ウォールストリート・ジャーナル. (2011年ねん5月がつ12日にち). http://realtime.wsj.com/japan/2011/05/12/米国べいこくトヨタ、カローラcmにバーチャルアイドル「初はつ/ 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。 
  129. ^ a b - 初はつ音おとミク、米国べいこく最大さいだい級きゅうの音楽おんがくフェス「コーチェラ」に出演しゅつえん決定けってい！　同どう時期じき開催かいさいの「MIKU EXPO」北米ほくべいツアーも公演こうえん追加ついかに！ - クリプトン、2020年ねん1月がつ24日にち
  130. ^ a b c - 「コーチェラ」に初はつ音おとミク、YOASOBI、新あたらしい学校がっこうのリーダーズ、LE SSERAFIM、ATEEZ - 音楽おんがくナタリー、2024年ねん1月がつ17日にち
  131. ^ a b c d e f 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 86-89.
  132. ^ MIKU EXPO 2016公式こうしきムック 2016, p. 冒頭ぼうとう-3.
  133. ^ a b c 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 144-147.
  134. ^ a b BTミク 2014, p. 78-83.
  135. ^ a b 【その他た（イベント）】オペラ「THE END」8月がつにドイツ、デンマーク公演こうえん決定けってい！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2016年ねん7月がつ14日にち
  136. ^ a b ミクはなぜ世界せかいを変かえたのか 2014, p. 246-256.
  137. ^ a b HATSUNE MIKU EXPO - クリプトン
  138. ^ “[Vocaloid2情報じょうほう] デモソングを先行せんこう公開こうかいしました”. SONICWIREブログ. クリプトン・フューチャー・メディア (2007年ねん8月がつ17日にち). 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。
  139. ^ CV Series VOCAL CD Volume 01 初音はつねミク 星ほしのカケラ - ORICON NEWS
  140. ^ a b c d e 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 78-81.
  141. ^ Project DIVAマスターブック 2010, p. 118-119.
  142. ^ a b c d e 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 82-85.
  143. ^ ミクアーカイブ 2019, p. 340-347.
  144. ^ ヨミミク 2017, p. 2009年ねんの頁ぺーじ.
  145. ^ 初はつライブも大だい成功せいこうの初はつ音おとミク　初はつのベストアルバム発売はつばい - animeanime.jp
  146. ^ “ネットが紡つむいだ校歌こうか、生徒せいとを応援おうえんする歌詞かし　宇部うべ・精華せいか学園がくえん高だかが公募こうぼ”. 朝日新聞あさひしんぶん山口やまぐち版ばん (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ): p. 27. (2010年ねん1月がつ29日にち) 
  147. ^ a b 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 120-122.
  148. ^ セガfeat.ミク5周年しゅうねんムック 2015, p. 4-7.
  149. ^ “ボカロ楽曲がっきょくを配信はいしんする「初音はつねミク ボカロサウンド」オープン”. ケータイ Watch (インプレス). (2010年ねん12月20日にち). https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/416014.html 2010年ねん12月23日にち閲覧えつらん。 
  150. ^ “初音はつねミク“ボーカロイド”アルバムが史上しじょう2作さく目め首位しゅい”. ORICON STYLE (オリコン). (2011年ねん1月がつ25日にち). https://www.oricon.co.jp/news/84159/full/ 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。 
  151. ^ a b 広田ひろた稔みのる (2011年ねん2月がつ12日にち). “バレンタインに出発しゅっぱつ進行しんこう！ 雪ゆきミク電車でんしゃが札幌さっぽろを駆かける”. Ascii.jp (アスキー・メディアワークス). https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/603/2603564/?r=1 2011年ねん2月がつ14日にち閲覧えつらん。 
  152. ^ 札幌さっぽろ市電しでん、11月25日にちから毎年まいとし恒例こうれいのラッピング車両しゃりょう「雪ゆきミク電車でんしゃ」運転うんてん - レイルラボ
  153. ^ “SFマガジン8月がつ号ごうは初はつ音おとミク特集とくしゅう　発売はつばい前まえに増刷ぞうさつ決定けってい”. ITmedia news (ITmedia). (2011年ねん6月がつ21日にち). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/21/news105.html 2011年ねん11月24日にち閲覧えつらん。 
  154. ^ a b c セガfeat.ミク5周年しゅうねんムック 2015, p. 8-11.
  155. ^ 『初音はつねミク and Future Stars Project mirai』無事ぶじ完成かんせい、マスターアップを報告ほうこく - INSIDE
  156. ^ “速報そくほう！ 天使てんしのミクさん、総務そうむ大臣だいじん賞しょうを受賞じゅしょう――第だい17回かいAMDアワード表彰ひょうしょう式しき”. 週刊しゅうかんアスキーPLUS (アスキー・メディアワークス). (2012年ねん3月がつ19日にち). https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/609/2609164/?r=1 2012年ねん4月がつ5日にち閲覧えつらん。 
  157. ^ 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 13-17.
  158. ^ a b c 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 152-155.
  159. ^ a b c d 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 94-97.
  160. ^ a b c d e 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 90-93.
  161. ^ “皇后こうごうさま「これがミクちゃんですか」 LOVE展てんを鑑賞かんしょう – 朝日新聞あさひしんぶんデジタル”. 2023年ねん10月がつ28日にち閲覧えつらん。
  162. ^ HJミクGTプロジェクト10th 2018, p. 122-123.
  163. ^ “情報処理じょうほうしょり2012年ねん05月がつ号ごう別刷べつづり「《特集とくしゅう》CGMの現在げんざいと未来みらい: 初はつ音おとミク, ニコニコ動画どうが, ピアプロの 切きり拓ひらいた世界せかい」が星雲せいうん賞しょう受賞じゅしょう”. 情報処理じょうほうしょり学会がっかい. 2013年ねん7月がつ30日にち閲覧えつらん。
  164. ^ “初音はつねミクがひかりTVで初はつ冠かんむり番組ばんぐみを開始かいし！ 歌うたいながら番組ばんぐみを進行しんこうする！？”. アスキー・メディアワークス. (2013年ねん7月がつ18日にち). https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/616/2616865/?r=1 2013年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。 
  165. ^ a b 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 156-157.
  166. ^ a b 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 164-166.
  167. ^ 初はつのボカロ音楽おんがく史書ししょ「初音はつねミクはなぜ世界せかいを変かえたのか？」 - ナタリー
  168. ^ a b c d e f g 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 23-25.
  169. ^ “【その他た（イベント）】BUMP OF CHICKENコンサートにミクさん登場とうじょう！レポをお届とどけ★”. 初はつ音おとミク公式こうしきブログ. クリプトン・フューチャー・メディア (2014年ねん8月がつ4日にち). 2015年ねん9月がつ21日にち閲覧えつらん。
  170. ^ 【その他た（お知しらせ）】全米ぜんべい放送ほうそうの超ちょう人気にんき番組ばんぐみ『Late Show With David Letterman』にミクさん登場とうじょう！動画どうがもあるよ！ - クリプトン
  171. ^ 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 134-135.
  172. ^ “初音はつねミク、『Mステ』初はつ出演しゅつえん決定けってい”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ). (2015年ねん8月がつ30日にち). オリジナルの2015年ねん9月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150923173930/http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2058385.html 2015年ねん9月がつ21日にち閲覧えつらん。 
  173. ^ “ニュースリリース”. クリプトン・フューチャー・メディア. 2021年ねん2月がつ24日にち閲覧えつらん。
  174. ^ 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 148-149.
  175. ^ a b 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 98-105.
  176. ^ 初はつ音おとミクアーカイブ 2019, p. 184-186.
  177. ^ 雪ゆきミク10th特別とくべつ号ごう 2019, p. 16-17.
  178. ^ “北海道ほっかいどうの歌うた、参加さんか歌手かしゅ｜One Hokkaido project”. one-hokkaido.jp. 2020年ねん7月がつ11日にち閲覧えつらん。
  179. ^ 初はつ音おとミク公式こうしきブログ 2019年ねん3月がつ7日にち - クリプトン
  180. ^ 初はつ音おとミク公式こうしきブログ 2019年ねん5月がつ7日にち - クリプトン
  181. ^ 初はつ音おとミク公式こうしきブログ 2019年ねん7月がつ26日にち - クリプトン
  182. ^ a b c d e f 初はつ音おとミククロニクル 2021, p. 32-33.
  183. ^ “川井かわい憲次けんじが音楽おんがく担当たんとうしたBBC五輪ごりんテーマ映像えいぞう。初音はつねミクも”. AV Watch (2021年ねん7月がつ2日にち). 2021年ねん8月がつ13日にち閲覧えつらん。
  184. ^ - 【その他た（イベント）】初音はつねミクライブイベント「MIKU WITH YOU」新しんテーマ公開こうかい＆衣装いしょう案あん募集ぼしゅうコンテスト開催かいさい中ちゅう！ クリプトン
  185. ^ “「ズームイン!!サタデー」新しんテーマソングは初はつ音おとミクが歌唱かしょう 民放みんぽうの情報じょうほう番組ばんぐみでは初はつ”. ENCOUNT (2022年ねん3月がつ30日にち). 2022年ねん3月がつ31日にち閲覧えつらん。
  186. ^ 初はつ音おとミク × 現代げんだいアート展てん「ART OF MIKU」 がまもなく開催かいさい - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2024年ねん1月がつ22日にち
  187. ^ 。16歳さいの初はつ音おとミクのアニバーサリーライブ『MIKU FES’24（春はる）～Happy 16th Birthday～』が3/31（日ひ）に日本武道館にほんぶどうかんで開催かいさい決定けってい！出演しゅつえん者しゃ&チケット情報じょうほうをお届とどけ！ - 初はつ音おとミク公式こうしきブログ - クリプトン、2024年ねん1月がつ26日にち
  188. ^ a b 根津ねづ禎ただし「実録じつろく 開発かいはつ物語ものがたり パソコン用よう歌声うたごえ合成ごうせいソフト「初音はつねミク」（最終さいしゅう回かい）みんなのミクになってみた」『日経にっけいエレクトロニクス』2008年ねん3月がつ10日とおか（973）、日経にっけいBP、123-127頁ぺーじ、ISSN 0385-1680。 
  189. ^ a b c d e 「特集とくしゅう VOCALOID」『DTM magazine』（通つう号ごう 173）2008.8、寺島てらしま情報じょうほう企画きかく、21-42頁ぺーじ。 
  190. ^ a b 「初音はつねミク」特集とくしゅう雑誌ざっし3日にちで完売かんばい - J-CAST、2007年ねん10月がつ10日とおか
  191. ^ 大だいブレイクの「初音はつねミク」、売うり上あげもぶっちぎりのトップを爆ばく走はし中なか! - BCN、2007年ねん9月がつ27日にち
  192. ^ 根津ねづ禎ただし「実録じつろく 開発かいはつ物語ものがたり パソコン用よう歌声うたごえ合成ごうせいソフト「初音はつねミク」（第だい1回かい）出会であいは着ちゃくメロから」『日経にっけいエレクトロニクス』2008年ねん2月がつ11日にち（971）、日経にっけいBP、107-110頁ぺーじ、ISSN 0385-1680。 
  193. ^ a b ファミ通ふぁみつう2008.9.12.
  194. ^ a b c d 岡田おかだ有ゆう花はな (2007年ねん9月がつ28日にち). “DTMブーム再来さいらい!? 「初音はつねミク」が掘ほり起おこす“名ななしの才能さいのう””. ITmedia. https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/28/news066.html 2009年ねん2月がつ26日にち閲覧えつらん。 
  195. ^ 『Gekkayoボーカロイドfan』ブティック、2011年ねん、51頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4834759259。 
  196. ^ a b 川上かわかみ量りょう生せい「ボーカロイドが起おこす"革命かくめい"」『熱風ねっぷう』第だい8巻かん第だい12号ごう、スタジオジブリ、2010年ねん12月、27--33頁ぺーじ。 
  197. ^ a b ““公認こうにんMAD”は流行はやるのか　2次じ創作そうさくのこれから”. ITmedia. (2008年ねん7月がつ22日にち). p. 3. https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/22/news031_3.html 2011年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。 
  198. ^ 岡田おかだ有ゆう花はな (2008年ねん11月14日にち). “「もらえるべき対価たいか、損そんしている作家さっかも」――「ニコ動どう」発はつの商品しょうひん化か、広ひろがりと課題かだい”. ITmedia News (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/14/news032.html 2009年ねん8月がつ6日にち閲覧えつらん。 
  199. ^ 「ゲーム&ライブ」『ボーカロイド現象げんしょう』PHP研究所けんきゅうじょ、2011年ねん、114--127頁ぺーじ。ISBN 978-4569796468。 
  200. ^ 吉川よしかわ日出ひので行こう (2007年ねん10月がつ19日にち). “短期たんき連載れんさい：企業きぎょうにとってのニコニコ動画どうが 第だい1回かい：「初音はつねミク」に注目ちゅうもくすべき理由りゆうを考かんがえてみた”. ITpro (日経にっけいBP). https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20071018/284847/ 2009年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。 
  201. ^ 鈴木すずき謙介けんすけ、デジタルコンテンツ協会きょうかい編へん「インターネット関連かんれん産業さんぎょう」『デジタルコンテンツ白書はくしょ』2008年ねん、デジタルコンテンツ協会きょうかい、2008年ねん9月がつ、137-138頁ぺーじ、ISSN 1346-7875。 
  202. ^ 『初音はつねミクMIXING BOX』講談社こうだんしゃ、2008年ねん、初はつ音おとミク スペシャルファンブック36頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-358260-4。 
  203. ^ 岡田おかだ有ゆう花はな (2008年ねん3月がつ27日にち). “「出口でぐちがない」「権利けんり者しゃは誰だれ」――初はつ音おとミク2次じ創作そうさくの課題かだい”. ITmedia News (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/27/news128.html 2009年ねん12月30日にち閲覧えつらん。 
  204. ^ a b “TBSまた「印象いんしょう操作そうさ報道ほうどう」疑惑ぎわく 「事前じぜんの打うち合あわせと全然ぜんぜん違ちがう」”. J-CAST. (2007年ねん10月がつ15日にち). https://www.j-cast.com/2007/10/15012237.html 2008年ねん11月15日にち閲覧えつらん。 
  205. ^ a b c “TBS「アッコにおまかせ」の初はつ音おとミク特集とくしゅうに批判ひはん相次あいつぐ”. ITmedia. (2007年ねん10月がつ15日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html 2007年ねん10月がつ19日にち閲覧えつらん。 
  206. ^ a b 有村ありむら悠ゆう「VOCALOID Leads Us to the Future.」『ユリイカ 増刊ぞうかん号ごう 総そう特集とくしゅう 初音はつねミク ネットに舞まい降おりた天使てんし』 第だい40巻かん第だい15号ごう12月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう、青土おうづち社しゃ、2008年ねん、210-228頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4791701872。 
  207. ^ 島田しまだ昇のぼる（編集へんしゅう部ぶ） (2007年ねん10月がつ23日にち). “創業そうぎょう社長しゃちょうが明あかす、仮想かそう歌手かしゅ「初音はつねミク」にかける想おもい：インタビュー”. CNET Japan. p. 2. 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。
  208. ^ “「初音はつねミク」画像がぞうがネットから“消きえた”?”. ITmedia News (ITmedia). (2007年ねん10月がつ18日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news040.html 2009年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  209. ^ “「初音はつねミク」画像がぞう、Googleに復帰ふっき”. ITmedia News (ITmedia). (2007年ねん10月がつ23日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/23/news126.html 2009年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  210. ^ 岡田おかだ有ゆう花はな (2007年ねん10月がつ22日にち). “「意図いと的てき削除さくじょはしていない」が…… 謎なぞ深ふかまる“消きえた初はつ音おとミク”問題もんだい”. ITmedia News (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/22/news088.html 2009年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  211. ^ “ヤフー「画像がぞうの収集しゅうしゅうが遅おくれた」 初はつ音おとミク問題もんだいでコメント”. ITmedia News (ITmedia). (2007年ねん10月がつ26日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/26/news098.html 2009年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  212. ^ “「初音はつねミク」の画像がぞう実じつは無なかった 削除さくじょ「陰謀いんぼう説せつ」は「カラ騒さわぎ」?”. J-CAST. (2007年ねん10月がつ22日にち). https://www.j-cast.com/2007/10/19012415.html 2009年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  213. ^ a b “みくみくにしてあげる♪「着ちゃくうた」配信はいしんでひと悶着もんちゃく、ドワンゴ子会社こがいしゃが謝罪しゃざい”. Ascii.jp (アスキー・メディアワークス). (2007年ねん12月20日にち). http://ascii.jp/elem/000/000/094/94608/ 2009年ねん2月がつ26日にち閲覧えつらん。 
  214. ^ a b c “「初音はつねミク作品さくひん」騒動そうどう、ドワンゴとクリプトンが“和解わかい”コメント”. ITmedia News (ITmedia). (2008年ねん12月25日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/25/news041.html 2009年ねん2月がつ26日にち閲覧えつらん。 
  215. ^ “着ちゃくうた配信はいしん及および今後こんごの協業きょうぎょうに関かんする共同きょうどうコメント”. ニコニコインフォ (2007年ねん12月25日にち). 2009年ねん3月がつ2日にち閲覧えつらん。
  216. ^ 永井ながい美智子みちこ (2007年ねん12月21日にち). “「初音はつねミク」楽曲がっきょくの無断むだん着ちゃくうた化か疑惑ぎわく、ドワンゴとクリプトンがそれぞれ経緯けいいを説明せつめい”. CNET Japan. https://japan.cnet.com/article/20363820/ 2015年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。 
  217. ^ “「初音はつねミク作品さくひん」騒動そうどうから考かんがえる、「次つぎの著作ちょさく権けんのかたち」”. ITmedia News (ITmedia). (2007年ねん12月26日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/25/news096.html 2009年ねん11月30日にち閲覧えつらん。 
  218. ^ a b 小松こまつ陽一よういち「事業じぎょう創造そうぞうと意味いみネットワークの構造こうぞう変化へんか : 「初音はつねミク」と米べい黒くろ酢すの事例じれいをめぐる一いち考察こうさつ」『日本にっぽん情報じょうほう経営けいえい学会がっかい誌し』第だい30巻かん第だい1号ごう、日本にっぽん情報じょうほう経営けいえい学会がっかい、2009年ねん8月がつ、88-98頁ぺーじ、ISSN 1882-2614。 
  219. ^ 「立体りったい化かする仮想かそうアイドル　CGデビュー」『ボーカロイド現象げんしょう』PHP研究所けんきゅうじょ、2011年ねん、80--81頁ぺーじ。ISBN 978-4569796468。 
  220. ^ “「公式こうしきやりすぎ」――初はつ音おとミクが歌うたう「ニコニコメッセの歌うた」人気にんき”. ITmedia. (2008年ねん12月18日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/18/news053.html 2009年ねん2月がつ23日にち閲覧えつらん。 
  221. ^ “初音はつねミクがテレビCM登場とうじょう ニコ動どう番組ばんぐみ「ニコ番ばんYME」で”. ITmedia. (2009年ねん11月8日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/08/news124.html 2009年ねん2月がつ23日にち閲覧えつらん。 
  222. ^ “MMDにはプロとアマチュアの垣根かきねを超こえる力ちからがある”. アスキー・メディアワークス. (2012年ねん7月がつ27日にち). http://ascii.jp/elem/000/000/712/712150/index-3.html 2012年ねん9月がつ5日にち閲覧えつらん。 
  223. ^ a b 「海外かいがいではボーカロイドをどう見みたか?」『ボーカロイド現象げんしょう』PHP研究所けんきゅうじょ、2011年ねん、200--201頁ぺーじ。ISBN 978-4569796468。 
  224. ^ “テクノ編集へんしゅう局きょく（116）初はつ音おとミク”. 日刊にっかん工業こうぎょう新聞しんぶん. (2011年ねん9月がつ29日にち). p. 25 
  225. ^ “iTunesのボカロ曲きょく、売うり上あげの3割わりが米国べいこくから”. ITmedia. (2010年ねん7月がつ22日にち). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/22/news061.html 2011年ねん7月がつ16日にち閲覧えつらん。 
  226. ^ a b c 『初音はつねミクMIXING BOX』講談社こうだんしゃ、2008年ねん、初はつ音おとミク スペシャルファンブック22頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-358260-4。 
  227. ^ 「はてなキーワードにみるWebのことば」『現代げんだい用語ようごの基礎きそ知識ちしき. 2008』自由じゆう国民こくみん社しゃ、2007年ねん、1459頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4-426-10126-8。 

参考さんこう文献ぶんけん

公式こうしきサイト

書籍しょせき

  • 『初音はつねミク -Project DIVA- マスターブック』ソフトバンククリエイティブ、2010年ねん。ISBN 978-4797356601。 
  • 『初音はつねミク 公式こうしきガイドブック ミクペディア』マガジンハウス、2013年ねん。ISBN 978-4838788170。 
  • 『HATSUNE MIKU MAGICAL MIRAI 2013 OFFICIAL GUIDE BOOK』角川書店かどかわしょてんコンプティーク編集へんしゅう部ぶ、2013年ねん。 
  • 『初音はつねミク -Project DIVA- F 2nd メモリアルファンブック』KADOKAWA/エンターブレイン、2014年ねん。ISBN 978-4047297456。 
  • 『初音はつねミクはなぜ世界せかいを変かえたのか？』太田出版おおたしゅっぱん、2014年ねん。ISBN 978-4778313968。 
  • 『BT BOOKS 初はつ音おとミク』美術びじゅつ出版しゅっぱん社しゃ、2014年ねん。ISBN 978-4568430868。 
  • 『ホビージャパン』フィギュアJAPAN 『キャラクター・ボーカル・シリーズ 01 初音はつねミク』編へん、2014年ねん10月がつ31日にち。 
  • 『SEGA feat. HATSUNE MIKU Project 5th Anniversary Book』エンターブレイン/KADOKAWA、2015年ねん。ISBN 978-4047302051。 
  • 『HATSUNE MIKU EXPO JAPAN TOUR 2016 OFFCIAL GUIDE BOOK』piapro/クリプトン・フューチャー・メディア、2016年ねん。 
  • 『MIKU-Pack 18』KADOKAWA、2016年ねん。 
  • 『高等こうとう学校がっこう 改訂かいてい版ばん 日本にっぽん史しＡ 人じん・くらし・未来みらい』第一学習社だいいちがくしゅうしゃ、2017年ねん。ISBN 978-4804008752。 
  • 『初音はつねミク 10th Anniversary Book』KADOKAWA、2017年ねん。ISBN 978-4047347724。 
  • 『初音はつねミク GTプロジェクト 10th Anniversary Official Fan Book』ホビージャパン、2018年ねん。 
  • 『初音はつねミク アーカイブ』グッドスマイルカンパニー、2019年ねん。 
  • 『アート展てん「初音はつねミク・クロニクル」 公式こうしきビジュアルブック』講談社こうだんしゃ、2021年ねん。 
  • 『7ぴあ 2022年ねん7月がつ号ごう』株式会社かぶしきがいしゃセブン・イレブン・ジャパン、2022年ねん。 

新聞しんぶん・タブロイド

  • 『スポーツ報知ほうち 初音はつねミク特別とくべつ号ごう』スポーツ報知ほうち、2014年ねん。 
  • 『読売新聞よみうりしんぶん号外ごうがい ヨミミク新聞しんぶん』読売新聞よみうりしんぶん、2017年ねん。 
  • 『スポーツ報知ほうち ひろさき×桜さくらミク 特別とくべつ号ごう』スポーツ報知ほうち、2020年ねん。 
  • 『スポーツ報知ほうち 初音はつねミク「マジカルミライ」10th Anniversary 特別とくべつ号ごう』スポーツ報知ほうち、2022年ねん。 
  • 『スポーツ報知ほうち プロジェクトセカイ特別とくべつ号ごう』スポーツ報知ほうち、2022年ねん。 
  • 『読売新聞よみうりしんぶん夕刊ゆうかんpopstyle』読売新聞よみうりしんぶん、2023年ねん10月がつ18日にち、6-7面めん。 

その他たのWebサイト

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク

ウィキメディア・コモンズには、初はつ音おとミクに関連かんれんするカテゴリがあります。
画像がぞう外部がいぶリンク
初はつ音おとミク キャラクター（CC BY-NC）
キャラクター
楽曲がっきょく
作品さくひん・企画きかく
関連かんれん項目こうもく
カテゴリ カテゴリ
製品せいひん
ZERO-G イギリスの旗
クリプトン 日本の旗
PowerFX スウェーデンの旗
  • SWEET ANN
  • BIG AL
  • OLIVER
  • YOHIOloid
  • Ruby
インターネット 日本の旗
AHS 日本の旗
ヤマハ 日本の旗
  • VY1
  • VY2
  • Mew
  • 兎うさぎ眠ねむりおん
  • 蒼あおい姫ひめラピス
  • ZOLA PROJECT
  • メルリ
  • 杏あんず音おん鳥とり音おん
  • ギャラ子こ
  • CYBER DIVA
  • Sachiko
  • アルスロイド
  • Unity-chan!
  • Fukase
  • CYBER SONGMAN
  • 夢ゆめ眠ねむりネム
  • AZUKI
  • MATCHA
  • ミライ小町こまち
  • Amy
  • Chris
  • Kaori
  • Ken
  • HARUKA
  • AKITO
  • SARAH
  • ALLEN
  • Po-uta
  • 符ふ色しょく
  • ASAHI
  • SAKURA
  • SHION
  • TAKU
  • LUCAS
  • MICHELLE
  • 式しき狼おおかみ縁えん
キューンレコード 日本の旗
SBS Artech 大韓民国の旗
Voctro Labs スペインの旗
  • Bruno
  • Clara
  • MAIKA
1st PLACE 日本の旗
上海しゃんはい禾念信しん息いき科技かぎ有限ゆうげん公司こうし 中華人民共和国の旗
  • 洛らく天てん依よ
  • 言げん和わ
  • 楽らく正せい綾あや
  • 星ほし塵ちり
  • 楽らく正せい龍りゅう牙きば
  • 徵ちょう羽わ摩ま柯
  • 墨ぼく清きよし弦つる
EXIT TUNES 日本の旗
マクネナナプロジェクト 日本の旗
  • マクネナナ
ガイノイド 日本の旗
ウィーヴ 日本の旗
  • Rana
ST MEDiA 大韓民国の旗
  • UNI
AVA 日本の旗
  • LUMi
音楽おんがく
派生はせい作品さくひん
その他た
コラボレート
カテゴリ カテゴリ
ファミ通ふぁみつうアワード 最優秀さいゆうしゅうゲームキャラクター賞しょう
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2009年ねん以降いこうマリオが殿堂でんどう入いりのため対象たいしょう外がい
本ほん賞しょうは2019年ねんからファミ通ふぁみつう・電撃でんげきゲームアワードに移行いこう（キャラクター部門ぶもん）
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=初はつ音おとミク&oldid=100100549」から取得しゅとく