ひろば　川崎かわさき高津たかつ公法こうほう研究けんきゅう室しつ別室べっしつ

　1978年ねん12月に32歳さいでこの世よを去さった間あいだ章しょうが、仮かりに今いまも生いきているとすれば70歳さいである。

　彼かれが、今いまの日本にっぽん社会しゃかいを見みていたら、おそらくこう表現ひょうげんするだろう。

　「なしくずし」

　「ますますひどくなっていく一方いっぽうの『なしくずし』」

　〔今回こんかいは、「待合室まちあいしつ」第だい210回かい「柳川やながわを歩あるく（６）」として2007年ねん４月がつ９日にちから同月どうげつ22日にちまで掲載けいさいした記事きじの再掲さいけいです。なお、一部いちぶを修正しゅうせいしています。〕

今回こんかいも、福岡ふくおか県けんは柳川やないご市しの川かわ下くだりの様子ようすなどをお届とどけします。

　日吉ひよし神社じんじゃからさらに南西なんせいのほうに歩あるき続つづけ、旧きゅう藩主はんしゅ立花りっか邸ていの近ちかくに着つきました。柳川やないご市しは、関脇せきわけの琴きん奨すすむ菊きく関せき（当時とうじ。現在げんざいは大関おおぜき）の出身しゅっしん地ちであるため、「琴きん奨すすむ菊きく」の大おおきなのぼりが何なん本ほんも立たっています。上うえの写真しゃしんは、たしか昼食ちゅうしょく（鰻うなぎの蒸篭せいろう蒸むしでした）をとった店みせの中なかから撮影さつえいしたものです。

橋はしの下したを、船ふねが通かよって行いきます。頭あたまを下さげなければ、通過つうかすることができません。

　時間じかんに余裕よゆうがあり、体調たいちょうが良よければ、船ふねに乗のっても良よかったのですが、時間じかんはともあれ、体調たいちょうがまだ完全かんぜんに戻もどっていなかったので、船ふねに乗のるのはあきらめました。しかし、あえてここまで歩あるいたので、楽たのしいひと時じを過すごせました。初はじめての街まちを、バスもタクシーも使つかわず、とにかく歩あるき回まわるのはいいものです。

稲荷いなり町まち、北原きたはら白秋はくしゅう記念きねん館かんに向むかって歩あるいています。９月くがつの日曜日にちようびということで、多おおくの観光かんこう客きゃくが訪おとずれていました。

ようやく、北原きたはら白秋はくしゅうの生家せいかに到着とうちゃくしました。現在げんざいは資料しりょう館かん（記念きねん館かん）となっています。説明せつめいなどについては、下したの写真しゃしんを御覧ごらんください（クリックすれば拡大かくだいします）。

　せっかくのことなので、北原きたはら白秋はくしゅう記念きねん館かんに入はいることとしました。貴重きちょうな資料しりょうも多おおく、驚おどろかされたものです。また行いってみたいと思おもうのですが、集中しゅうちゅう講義こうぎの期間きかん中ちゅうに時間じかんを見みつけられるか、そして体調たいちょうはどうか、が問題もんだいです。今いま考かんがえても、2006年度ねんどに、よくぞ一いち日にち４コマの講義こうぎを４日間にちかんも続つづけられたものです（2004年ねんから2012年ねんまで、福岡ふくおか市しは早良さわら区くにある西南学院大学せいなんがくいんだいがくで集中しゅうちゅう講義こうぎを担当たんとうさせていただきましたが、体調たいちょうを崩くずしたのは2006年ねんの時ときだけでした。この経験けいけんから、とにかく夏なつに体調たいちょうを崩くずさないようにしておりました）。

　西鉄にしてつ柳川やないご駅えきに戻もどりました。特急とっきゅうを逃のがしてしまったので、大善寺だいぜんじまで普通ふつう電車でんしゃ甘木あまぎ行ゆきに乗のることとしました。2001年ねんに登場とうじょうした7000形がたで、基本きほん的てきにはワンマン運転うんてん区間くかんで運用うんようされています。それにしても、天神てんじん大牟田線おおむたせんという本線ほんせん格かくの路線ろせんの半分はんぶんほど（宮みやの陣じん～大牟田おおむた）がワンマン運転うんてん区間くかんというのはさびしいものです。

〔今回こんかいは、「待合室まちあいしつ」第だい206回かい「柳川やながわを歩あるく（５）」として2007年ねん３月がつ19日にちから同月どうげつ30日にちまで掲載けいさいした記事きじの再掲さいけいです。なお、一部いちぶを修正しゅうせいしています。〕

日吉ひよし神社じんじゃの近ちかくです。

柳川やながわ名物めいぶつの川かわ下くだりです。いくつかのコースがあるようなのですが、日吉ひよし神社じんじゃからさらに歩あるき続つづけようとしたところで船ふねをみかけましたので、撮影さつえいしてみました。

　おそらく、一昔ひとむかし前まえまでは京浜けいひん地区ちくでも当あたり前まえの光景こうけいでした。今いまでも、私わたしが住すんでいる場所ばしょからそれほど遠とおくない場所ばしょに、これと似にたような光景こうけいがあります。しかし、少すくなくなっているのも事実じじつです。何気なにげない風景ふうけいかもしれませんが。

　タイトルに示しめした講義こうぎを受講じゅこうする学生がくせいの皆みなさんにお知しらせです。

　先程さきほど、DB PORTALに、この記事きじのタイトルに示しめした小しょう課題かだいを掲載けいさいしました。当日とうじつの講義こうぎの際さいにも説明せつめいしますが、必かならずダウンロードをして提出ていしゅつしてください（未み提出ていしゅつの場合ばあいは、評価ひょうかが下さがります）。

　〔今回こんかいは、「待合室まちあいしつ」第だい206回かい「柳川やながわを歩あるく（４）」として2007年ねん２月がつ26日にちから３月がつ13日にちまで掲載けいさいした記事きじの再掲さいけいです。なお、一部いちぶを修正しゅうせいしています。〕

　今回こんかいは福岡ふくおか県けん柳川やないご市しにある日吉ひよし神社じんじゃの様子ようすを紹介しょうかいします。西鉄にしてつ柳川やないご駅えきから北原きたはら白秋はくしゅう記念きねん館かんまで歩あるいている途中とちゅう、たまたま立たち寄よったのですが、これほど多おおくの動物どうぶつが飼かわれている神社じんじゃもそう多おおくはないであろう、という意味いみで興味深きょうみぶかいところでした。

　日吉ひよし神社じんじゃは、おそらく全国ぜんこく各地かくちにあるはずです。そのうちの、福岡ふくおか県けん柳川やないご市しにある日吉ひよし神社じんじゃです。柳川やながわ市役所しやくしょ、柳川やながわ郵便ゆうびん局きょくの近ちかくにあります。西鉄にしてつ柳川やないご駅えきから歩あるいて30分ふん以上いじょうかかりました （もっとも、目的もくてき地ちを目指めざしてまっすぐ歩あるいている訳わけではありませんが）。

　この神社じんじゃを訪おとずれたのは2006年ねん９月がつ10日とおか、ちょうど、西南学院大学せいなんがくいんだいがく法学部ほうがくぶで集中しゅうちゅう講義こうぎ「税法ぜいほう」を担当たんとうしている時ときのことで、中休なかやすみの日ひでした。その数日すうじつ前まえに慶事けいじがありました。福岡ふくおかの中心ちゅうしん、天神てんじんでも、百貨店ひゃっかてんなどで大おおきな垂たれ幕まくが掲かかげられました（私わたしが見みたのは大丸だいまる福岡ふくおか天神てんじん店てんのものでした）。

　せっかくのことですから、私わたしも記帳きちょうしてきました。おそらく、関係かんけい者しゃの方ほうは驚おどろかれたことでしょう。川崎かわさき市しに住すんでいる人間にんげんが、柳川やながわの神社じんじゃで記帳きちょうしているのですから。

　そう言いえば、大分おおいた大学だいがく教育きょういく福祉ふくし科学かがく部ぶの講師こうし時代じだいに、愛子あいこ内親王ないしんのう殿下でんかの御ご生誕せいたんの際さいに、大分合同新聞社おおいたごうどうしんぶんしゃからコメントを求もとめられたことを思おもい出だします。このコメントは、2001年ねん12月２日にち2001年ねん12月２日にち付づけ大分おおいた合同ごうどう新聞しんぶん朝刊ちょうかん４面めん「“コウノトリ景気けいき”に期待きたい 『県内けんない各界かくかいの声こえ』」という記事きじに掲載けいさいされました。私わたしを含ふくめて６人にんのコメントが掲載けいさいされているのですが、私わたし以外いがいはお偉方えらがただったので、身分みぶん不相応ふそうおうではないかと驚おどろいたのでした。その時ときの発言はつげん内容ないようは、かつてこのホームページに掲載けいさいしていたのですが、ここに再掲さいけいしておきます。 「おめでとうございます。テロや狂牛病きょきょうぎゅうびょうなどによる暗くらいムードから国民こくみんを解とき放はなってくれる明あかるい出来事できごとであり、心しんからおいを申もうし上あげたい。ただ、国くにや政府せいふが経済けいざい対策たいさくなど政治せいじの失策しっさくから国民こくみんの目めをそらすために利用りようするようなことがあれば問題もんだい。国民こくみんは慶賀けいがムードに流ながされず、冷静れいせいに現実げんじつを見みることを忘わすれてはならない。」

　日吉ひよし神社じんじゃそのものの由来ゆらいではないのですが、上うえのような案内あんない板ばんがありました。関ヶ原せきがはらの戦たたかいに関係かんけいがあり、柳川やながわ城内きうちに勧請かんじょうすることによって造つくられたそうです。現在げんざい、柳川やながわ城址じょうしの主要しゅような部分ぶぶんは柳城やなしろ中学校ちゅうがっこうおよび柳川やながわ高校こうこうの敷地しきちとなっています。ちなみに、柳川やながわ城じょうは蒲池かまち氏しによって築城ちくじょうされたとされていますが、その時期じきは不明ふめいです。その後ご、龍造寺りゅうぞうじ氏しの居城きょじょうとなりました。このあたりの経緯けいいについては、柳川やないご市しのホームページを参照さんしょうしていただければ幸さいわいです。

神社じんじゃには、池いけなのか水路すいろなのかよく覚おぼえていないのですが、鴨かもが泳およいでいます。

　巣箱すばこ、という訳わけではないでしょうが、木きで作つくられた家いえ型がたの箱はこが置おかれていて、御ご丁寧ていねいに橋はしまでかけられています。ここの水鳥みずとりはほとんどが白色はくしょくでした。それにしても、このような池いけなどには必かならずと言いってよいほど鴨かもがいるものです。

　「皇太子こうたいし殿下でんか御ご成婚せいこん奉祝ほうしゅく記念きねん」ということで、「見み猿ざる、言いわ猿さる、聞きか猿さる」の像ぞうです。年号ねんごうが書かかれていないのでよくわからないのですが、「皇太子こうたいし殿下でんか」は現在げんざいの皇太子こうたいし殿下でんかではなく、今上きんじょう天皇陛下てんのうへいかのことではないかと思おもわれます。

ここは動物どうぶつ園えんでないはずですが、どういう訳わけか、フラミンゴが飼かわれていました。まさか、どなたかが神社じんじゃに奉納ほうのうされたということではないでしょうが。

　鶏にわとりも何なん羽わか飼かわれていました。種類しゅるいはよくわかりませんが、矮鶏ちゃぼらしいものもいました。何なにのために飼かわれているのかはわかりません。 私わたしの小学生しょうがくせい時代じだいには、川崎かわさき市し中原なかはら区くでも鶏にわとりや豚ぶたなどを飼かっている農家のうかがありましたが、いつの間まにかなくなりました。今いま、川崎かわさき市内しないで鶏にわとりや豚ぶたなどを飼かっている農家のうかはどのくらいあるのでしょうか。

柵しがらみ越ごしなのではっきりとしないのがもどかしいような。朝あさだったら例れいの鳴なき声ごえを出だすのでしょうか。この時ときは鳴ないていなかったと記憶きおくしています。

　兎うさぎも飼かわれていました。小学生しょうがくせいの頃ころ、ほんの数ヶ月すうかげつでしたが兎うさぎを飼かっていたことがありましたので、懐なつかしくなりました。おそらく、飼育しいく用ようの種類しゅるいか、それに近ちかいものでであると思おもわれます。兎うさぎも神社じんじゃに縁えんの深ふかいものなのでしょうか。

　ビーグル犬けんが歩あるき回まわっていました。おとなしい犬いぬで、子こどもたちと一緒いっしょに遊あそんでいるのかそうでないのかよくわからないような動うごきをとっていました。首輪くびわがついているので飼かい犬いぬであることは明あきらかですが、この神社じんじゃの犬いぬなのでしょうか。

　よく考かんがえると、ビーグル犬けんは兎うさぎ狩かりのための犬いぬですが、この神社じんじゃでは柵しがらみ越ごしとは言いえ共存きょうぞんしています。

　一番いちばん驚おどろいたのは、羊ひつじが飼かわれていたことでした。こちらがカメラを向むけても、おとなしくこちらを見みているだけでしたが、あまり関心かんしんはないのでしょう。それにしても、本当ほんとうに、何なにのために飼かわれているのでしょうか。

こちらが、日吉ひよし神社じんじゃの由来ゆらいを示しめした案内あんない板ばんです。

日吉ひよし神社じんじゃを出でて、さらに柳川やながわ市街地しがいちを歩あるき続つづけます。また、機会きかいを改あらためて。

　今回こんかいは、私わたしのサイトに設もうけていた「待合室まちあいしつ」の第だい201回かい「柳川やながわを歩あるく（２）」（2007年ねん１月がつ22日にち～同月どうげつ29日にち）、および第だい202回かい「柳川やながわを歩あるく（３）」（2007年ねん１月がつ29日にち～２月がつ７日にち）の再さい掲載けいさいです。但ただし、第だい201回かいのデータが消失しょうしつしているので、文章ぶんしょうは第だい202回かいのみ、写真しゃしんは第だい201回かいおよび第だい202回かいの再さい掲載けいさいとなります。

　2006年ねん９月がつ10日とおか、 西鉄にしてつ柳川やないご駅えきから柳川やながわ市役所しやくしょのほうに向むかって歩あるいています。目指めざすは北原きたはら白秋はくしゅうの生家せいかなのですが、タクシーもバスもレンタカーも使つかわず、歩あるいて行いくというのはよいものです。ただ、初はじめての街まちを歩あるくというのは、色々いろいろなことを考かんがえると少々しょうしょう無謀むぼうに近ちかいのかもしれませんが。

　西鉄にしてつ柳川やないご駅えきから歩あるき始はじめてまもなく、いかにも水郷すいごうという街並まちなみが我々われわれを出迎でむかえてくれます。本来ほんらいはここで文章ぶんしょうも添そえなければなりませんが、既すでに記しるしたように、第だい201回かい「柳川やながわを歩あるく（２）」の文章ぶんしょうデータが消失しょうしつしておりますのでしばらく写真しゃしんだけが続つづきます。

 　西鉄にしてつ柳川やないご駅えき付近ふきんからのメイン道路どうろです。この裏うらの通とおりを歩あるいたりこの通とおりを歩あるいたりしています。日曜日にちようびの昼間ひるまだからなのか、それとも別べつの理由りゆうなのか、閉しまっている店みせが多おおく、人通ひとどおりも少すくないのです。ここが柳川やないご市しの商業しょうぎょうの中心ちゅうしんなのかどうかはわからないのですが、中心ちゅうしん街がい空洞くうどう化か、あるいは、中心ちゅうしん街がいに限かぎらず、商店しょうてん街がい空洞くうどう化かというべき現象げんしょうなのかもしれません。九州きゅうしゅうでは各地かくちで見みられます。2004年ねん３月がつ下旬げじゅんに大分おおいたを離はなれ、同年どうねんから2012年ねんまでは、１年ねんに１回かい、福岡ふくおかに行いく程度ていどなのでしたが（但ただし、2007年ねんには２回かい行いきました）、2006年ねん９月がつには飯塚いいづか駅えき周辺しゅうへん、田川後藤寺たがわごとうじ駅えき周辺しゅうへん、直方のうがた駅えき周辺しゅうへん、黒崎くろさき駅えき周辺しゅうへんも歩あるいておりまして、商店しょうてん街がいの深刻しんこくな状況じょうきょうを改あらためて実感じっかんしました。

水郷すいごう柳川やながわらしく、民家みんかの裏側うらがわにもこのように水流すいりゅうがあります。

また裏通うらどおりを歩あるきます。西方寺せいほうじを通とおります。

　まだ目的もくてき地ちには遠とおいのですが、柳川やながわ市役所しやくしょの近ちかくにまで来きたようです。ここで水辺みずべの散歩道さんぽみちを歩あるいてもよし、柳川やながわ市役所しやくしょのほうに出でてもよし、ということで、私わたしは柳川やながわ市役所しやくしょのほうへ歩あるいていきました。

　憲法けんぽう学がくの判例はんれいで有名ゆうめいな伝習でんしゅう館かん高校こうこうの前まえを通とおり（ちなみに、この高校こうこうの卒業生そつぎょうせいの一人ひとりが北原きたはら白秋はくしゅうです）、柳川やながわ市役所しやくしょの前まえを通とおります。日吉ひよし神社じんじゃの近ちかくではないかと記憶きおくしていますが、違ちがうかもしれません。

　機会きかいを改あらためて、日吉ひよし神社じんじゃの様子ようすを取とり上あげます。

　〔以下いか、「待合室まちあいしつ」第だい191回かいとして、2006年ねん10月がつ31日にちから11月６日にちまで掲載けいさいした記事きじの再掲さいけいです。但ただし、一部いちぶを修正しゅうせいしています。〕

　2006年ねん９月がつ５日にちから12日にちまで、西南学院大学せいなんがくいんだいがく法学部ほうがくぶの集中しゅうちゅう講義こうぎ「税法ぜいほう」を担当たんとうしました。初日しょにちの前まえに筑豊ちくほう地区ちくを回まわったりしましたが、２日にち目めから少すこしばかり体調たいちょうを崩くずし、天神てんじん地下街ちかがいで解熱剤げねつざいを買かい、２日にち目めか３日にち目めには昼食ちゅうしょくも夕食ゆうしょくもとりたくなくなったほどでした。それでも講義こうぎを休やすまず、８日にちまで続つづけました（この日ひあたりから、かなり回復かいふくしてきました）。９日にちと10日とおかは中休なかやすみでして、９日にちには、某ぼう学会がっかいの九州きゅうしゅう地区ちく研究けんきゅう会かいに出席しゅっせきしました（その前まえに西鉄二日市にしてつふつかいち駅えき周辺しゅうへんを歩あるいています）。

　10日とおかは日曜日にちようびで、福岡ふくおかは晴天せいてんでした。そうなると、どこかへ行いきたくなるという悪わるい癖くせが出でてきます。無理むりをしてホテルにこもったりすると精神せいしん的てきによくありません。そこで、特急とっきゅうに乗のってどこかへ行いこうと思おもい、ホテルから西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えきまで歩あるきました。目的もくてき地ちを決きめたのは駅えきの改札かいさつ口こうで、まだ行いったことのない水郷すいごう、そして北原きたはら白秋はくしゅうの生誕せいたん地ちでもある柳川やながわに行いってみようと思おもったのです。

　大分おおいた市しに７年間ねんかん住すみ、福岡ふくおかにもよく遊あそびに行いっていたのですが、柳川やながわには行おこなったことがありません。理由りゆうは、と言いっても理由りゆうにならないかもしれませんが、大分おおいた市しからの場合ばあい、福岡ふくおか市しや太宰府だざいふ市し、久留米くるめ市しへ行いくのと異ことなり、柳川やないご市しまで行いくのは、車くるまであれ列車れっしゃであれ、意外いがいに面倒めんどうだったからです。しかし、やはり大分おおいた市しからは行いきにくい直方ちょくほうの駅前えきまえを歩あるいたことはあるのです。今年ことしは、既すでに直方のうがた市し、田川たがわ市し、飯塚いいづか市しを歩あるいています。博多南はかたみなみ駅えき周辺しゅうへんも歩あるきました。それなのに、有名ゆうめいな柳川やながわを歩あるいたことがないというのは、やはり変へんな話はなしです。「行いっておかなければ」と思おもい、よかネットカードを改札かいさつ口こうに通とおし、西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えきの３番線ばんせんホームに立たちました。

　西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えきから柳川やながわへ行いくには、日にち中ちゅうなら30分ふんに１本ほんという特急とっきゅう電車でんしゃに乗のるのが最もっとも良よいでしょう。そもそも、日にち中ちゅうに西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えきから西鉄にしてつ柳川やながわまで直通ちょくつうする電車でんしゃは特急とっきゅう以外いがいにありません。急行きゅうこうは 、早朝そうちょうと夜よる間あいだを除のぞけば、花畑はなはた、西鉄小郡にしてつおごおり、筑紫つくしのいずれかで止とまってしまいますし、普通ふつう電車でんしゃでも大善寺だいぜんじへ行ゆければよいほうです。いずれにしてもどこかで乗のり換かえなければならないのです。この 、1989年ねんにデビューした特急とっきゅう電車でんしゃ8000形がたの先頭せんとう車両しゃりょう、しかも運転うんてん席せきの真後まうしろという、展望てんぼうとしては最高さいこうの位置いちに席せきを確保かくほしました。 私わたしが知しる限かぎり、小田急おだきゅうの歴代れきだいロマンスカーや名鉄めいてつのパノラマカー（名鉄めいてつの路線ろせんを利用りようしたことがありませんが）を除のぞけば、西鉄にしてつ8000形かたちほど前方ぜんぽうの展望てんぼうがよい車両しゃりょうはありません。おまけに、乗車じょうしゃ券けんだけで乗のれまして、特急とっきゅう券けんは不要ふようです。

　ただ、この西鉄にしてつ8000形かたちは特急とっきゅう用よう電車でんしゃなのに、平日へいじつ朝あさのラッシュ時じには普通ふつう電車でんしゃとして使つかわれることがあります。不思議ふしぎな運用うんようの仕方しかたではあります。

　せっかく特急とっきゅうに乗のったので、途中とちゅうの柳川やながわで降おりず、まずは終点しゅうてんの大牟田おおむたまで行いってみようと思おもいました。西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えきから70km以上いじょうも離はなれたこの大牟田おおむた駅えきまで、特急とっきゅうなら１時じ間あいだ３分ふんほどで、運賃うんちんはちょうど1000円えんです。ここ数すう年ねん、福岡ふくおかへ行いくと必かならずと言いってよいほど西鉄にしてつに乗のるのですが、大牟田おおむたまで乗のったのは数すう年ねんぶりのことです。西鉄にしてつ天神てんじん大牟田線おおむたせんは、JR鹿児島かごしま本線ほんせんとほぼ並行へいこうしているのですが、乗のり換かえられるのは大牟田おおむた駅えきだけです。ここからバスに乗のり、島原半島しまばらはんとうへのフェリーに乗のり継つぐこともできます。

　大牟田おおむた市しの中心ちゅうしん街がいは、大牟田おおむた駅えきではなく、隣となりの新しん栄町さかえまち駅えきが最寄もより駅えきです（但ただし、西鉄にしてつ天神てんじん大牟田線おおむたせんにしか駅えきがありません。特急とっきゅう停車駅ていしゃえきです）。数すう年ねん前まえには、そのことを知しらず、大牟田おおむた駅前えきまえを歩あるき回まわったのですが、今回こんかいは知しっています。

　数すう年ねん前まえに私わたしが特急とっきゅうに乗のった時ときには、薬院やくいん、花畑はなはたおよび大善寺だいぜんじは通過つうか駅えきでしたので、所要しょよう時間じかんは１時じ間あいだを切きっていました。特急とっきゅうで比較ひかくすればJRのほうが速はやいのですが、博多はかたまでの運賃うんちんが高たかく、しかもJRの場合ばあいは特急とっきゅう料金りょうきんを取とられますので、1000円えんでは行いけません。

　メインの目的もくてき地ちは大牟田おおむたではなく、柳川やながわでしたので、また特急とっきゅう電車でんしゃに乗のり、柳川やながわに向むかいます。

　特急とっきゅうに乗のり、西鉄にしてつ柳川やないご駅えきで降おりました。ここから、水郷すいごう柳川やながわの中心ちゅうしん部ぶまで歩あるこうという訳わけです。一体いったいどのくらいの時間じかんを必要ひつようとするのか、全まったく見当けんとうもつかなかったのですが、バスの本数ほんすうは少すくないし、初はじめての街まちなら歩あるいてみたいという思おもいもありました。この駅えきで降おりたのはこの日ひが初はじめてのことでして、柳川やながわを訪おとずれたのも初はじめてのことです。理由りゆうは先さきほど記しるしたとおりです。

　この駅えきは中心ちゅうしん部ぶからかなり離はなれています。そもそも、西鉄にしてつ柳川やないご駅えきの所在地しょざいちは、2005年ねん３月がつ20日はつかまで、柳川やないご市しではなく、山門やまと郡ぐん三橋みつはし町まちでした。翌日よくじつ、合併がっぺいで柳川やないご市しにある駅えきとなったのです。市しの中心ちゅうしん駅えきのような名称めいしょうでありながらその市しになかったというのは、地元じもと以外いがいでは意外いがいに知しられていない事実じじつだったようです。

　なお、ここからかなり離はなれた所ところに、国鉄こくてつ佐賀さが線せん（佐賀さが～瀬せ高だか）の筑後ちくご柳河やなかわ駅えきがありました。しかし、赤字あかじロろーカル線かるせんだったために廃止はいしされています。

　西鉄にしてつ天神てんじん大牟田線おおむたせんは、まさに本線ほんせん格かくですが、試験場前しけんじょうまえ～大善寺だいぜんじと蒲池かまち～開ひらきは単線たんせんです。関東かんとうや関西かんさいの大手おおて私鉄してつ、とくに関東かんとうなら東急とうきゅうや東京とうきょうメトロ、小田急おだきゅう、京王けいおう、関西かんさいなら阪急はんきゅう、京阪けいはん、阪神はんしんに乗のりなれている私わたしには、本線ほんせん格かくで単線たんせん区間くかんがあることが信しんじられないのですが、天神てんじん大牟田線おおむたせんには単線たんせん区間くかんがあるのです。しかも、蒲池かまち～開ひらきの間あいだにある西鉄中島にしてつなかしまの近ちかくには信号しんごう所しょがあります。どうせなら西鉄中島にしてつなかしまを交換こうかん駅えきにすればよいのに、とは思おもいます。西鉄にしてつ柳川やないご駅えきは蒲池かまち～開ひらきの間あいだにあります。特急とっきゅう停車駅ていしゃえきで単線たんせん区間くかんにあるのはこの駅えきだけです。ちなみに、並行へいこうするJR鹿児島本線かごしまほんせんの博多はかた～大牟田おおむた、もっと言いえば門司もじ港こう～八はち代だいは複線ふくせん区間くかんです。

　西鉄にしてつ柳川やないご駅えきから西方せいほうへおよそ500メートル、歩あるいて10分ふんくらいでしょうか、川かわ下くだりの場所ばしょとしては東ひがし端はしにある所ところの近ちかくにやってきました。京町きょうまち通どおりの北側きたがわ、三さん柱はしら神社じんじゃの入口いりくちです。今いまは柳川やないご市しですが、 合併がっぺい前まえであれば三橋みつはし町まちの西端せいたんにあたる場所ばしょのようで、現在げんざいは柳川やないご市し三橋みつはし町まち高畑たかはたとなっています。

　まさに柳川やながわの入口いりくちにある立派りっぱな神社じんじゃ、という印象いんしょうを受うけたのですが、実じつは放火ほうかによる火災かさいがあったということです。立だて看板かんばんの日付ひづけが2005年ねん（平成へいせい17年ねん）８月がつ18日にちとなっていますので、放火ほうかされたのは2005年ねん６月がつ３日にちのことです。本殿ほんでん以外いがいは全焼ぜんしょうしたというのですから、かなり大おおきな災害さいがいだったと言いえます。

　この後のち、柳川やないご市しの中心ちゅうしん部ぶを目指めざし、結局けっきょくは１時じ間あいだ半はんほど歩あるき続つづけました。川崎かわさきに帰かえってから、 地図ちずで測はかったところ、３キロメートル以上いじょう歩あるいたことになります。たいした距離きょりではありません。ただ、初はじめての場所ばしょでしたし、京町きょうまち通どおりの裏うらを通かよったりもしています。その様子ようすは、また、別べつの機会きかいに。

　〔以下いかは、「待合室まちあいしつ」の第だい70回かいとして、2003年ねん10月がつ11日にちから同月どうげつ18日にちまで掲載けいさいしたものです。なお、一部いちぶを修正しゅうせいしています。〕

　2003年ねんは冷夏れいかで、とくに、関東かんとう地方ちほうや東北とうほく地方ちほうでは深刻しんこくな日照ひでり不足ふそくを記録きろくしています。大分おおいた市しでも、８月がつの中旬ちゅうじゅんには最高さいこう気温きおんが10月がつ下旬げじゅん並なみという日ひもありました。

　しかし、９月くがつに入はいってからしばらくの間あいだは猛暑もうしょが続つづきました。あたかも、夏なつが遅おくれてやってきたかのようです。

　そのような中なか、９月くがつ14日にち、久ひさしぶりに佐賀関さがのせき町まちへ行いきました。大分おおいた市しと合併がっぺいするかしないかで揺ゆれるこの町まちは、古ふるくから精錬せいれん所しょで知しられる所ところです。関かんさば、関せきあじを想起そうきされる方ほうもおられると思おもいますが、これは最近さいきんのことで、長ながい間あいだ、大分おおいた県けんでしか通用つうようしなかった「ブランド」でした。一村いちむら一品いっぴん運動うんどうの後期こうきに花開はなひらいたこの名産めいさん品ひんも、このところ漁獲ぎょかく高だかが著いちじるしく減少げんしょうしており、佐賀関さがのせき町まちで展開てんかいされている豊予海峡ほうよかいきょうルートの建設けんせつが始はじまると壊滅かいめつするという話はなしも出でています。

　大分おおいた市内しないから国道こくどう197号線ごうせんを走はしり、JR日豊本線にっぽうほんせん坂ノ市さかのいち駅えきをすぎてしばらく走はしると、佐賀関さがのせき町まちに入はいります。幸崎さいざき駅えき（大字だいじの名前なまえは神崎かんざきです）の近ちかくを通とおります。左側ひだりがわに海うみを見みながら走はしりますと、大志たいし生木なまき（おおじうき）海水浴かいすいよく場じょう、弁天鼻べんてんばなに着つきます。

弁天鼻べんてんばなから北東ほくとうの方角ほうがくを写うつしたものです。海うみは別府べっぷ湾わんです。もう少すこし行いけば瀬戸内海せとないかいです。方角ほうがくの関係かんけいもあり、四国しこくを見みることはできませんが、海うみを渡わたれば愛媛えひめ県けんに着つくでしょう。

　今度こんどは、精錬せいれん所しょのほうを見みます。２本ほんの煙突えんとつが見みえます。これらが精錬せいれん所しょの位置いちを示しめしています。写真しゃしんではわかりませんが、煙突えんとつの手前てまえに佐賀関さがのせき港こうがあります。ここから愛媛えひめ県けんの三崎みさきまで、フェリーが運行うんこうされています。

今度こんどは、大分おおいた市し側がわに向むきを変かえました。左ひだり奥おくのほうに見みえる石油せきゆタンクは、地図ちずなどから判断はんだんして、おそらく、鶴崎つるさきの北側きたがわ、大野川おおのかわ河口かこう付近ふきんではないかと思おもわれます。家島いえじまのあたりです。

　大だい志生木しゅうきバス停ばすていのある方向ほうこうです。海うみのすぐそばに山やまが迫せまっていることがわかります。かつて、JR日豊本線にっぽうほんせん幸崎さいざき駅えきから佐賀関さがのせき港こうの近ちかくまで、日本にっぽん鉱業こうぎょう（現在げんざいは日鉱にっこう金属きんぞく）佐賀関さがのせき鉄道てつどう（軽便鉄道けいべんてつどう）が通かよっていました。昭和しょうわ21年ねんに専用せんよう鉄道てつどうとして開業かいぎょうし、昭和しょうわ23年ねんに地方ちほう鉄道てつどうとなったのですが、昭和しょうわ38年ねんに廃止はいしされました。廃はい線せん跡あとなどはよくわからなかったのですが、この海岸かいがんの近ちかくを通とおっていたはずです。急きゅうカーブが続つづき、勾配こうばいの急きゅうな所ところもあるなど、車くるまでも走はしりやすいとは言いえない所ところを軽便鉄道けいべんてつどうが走はしっていたとは驚おどろきですが、事実じじつです。実際じっさい、終点しゅうてんの佐賀関さがのせき駅えきはバスの待合室まちあいしつとして残のこっています。

　撮影さつえい日びは気温きおんが高たかく、暑あつかったのですが、もう海水浴かいすいよくシーズンとは言いえない時期じきでした。しかし、８月がつに涼すずしい日ひが続つづいたからなのか、所々ところどころ、海岸かいがんで遊あそぶ親子おやこ連づれなどを見みました。遅おくれてやってきた短みじかい夏なつを楽たのしもう、ということでしょうか。

　1966年ねん、田園都市線でんえんとしせんの溝みぞの口くちから長津田ながつたまでの区間くかんが開業かいぎょうしました。それから50年ねんが経過けいかしました。

　現在げんざい、長津田ながつた駅えきで小ちいさな写真しゃしん展てんが開ひらかれています。こういう書かき方かたは大おおげさかもしれませんが、開業かいぎょう当時とうじの写真しゃしんが展示てんじされていることに変かわりはありません。

　私わたしが小学生しょうがくせい１年生ねんせいであった1975年ねん、8500系けいがデビューします。この時ときの田園都市線でんえんとしせんは大井おおい町まち～すずかけ台だいでした。翌年よくねんの秋あき、つきみ野のまで延長えんちょうしますが、相変あいかわらず、緑色みどりいろの初代しょだい3000系けいや初代しょだい5000系けいなど、運用うんようされる形式けいしきも雑多ざったで寄よせ集あつめという感かんじでした。また、２両りょうから４両りょうまでの編成へんせいが多おおく、当時とうじの時刻じこく表ひょうには不定期ふていき列車れっしゃと書かかれたものも掲載けいさいされていました。溝みぞの口くち駅えきで電車でんしゃを待まっていると、次つぎの梶かじが谷たに止どまりという電車でんしゃもよく来きたものです。東横線とうよこせんと比くらべても、あまりにものどかな路線ろせんでした。

　徐々じょじょに変かわり始はじめたのが1977年ねん、新玉川線しんたまがせんの開業かいぎょうの後のちです。あざみ野の駅えきが開業かいぎょうしたのは、新玉川線しんたまがせん開業かいぎょうから少すこし経たった頃ころでした。1979年ねんに新玉川線しんたまがせんと半蔵門線はんぞうもんせんとの相互そうご直通ちょくつう運転うんてんが始はじまります。当時とうじ、帝都ていと高速度こうそくど交通こうつう営団えいだんには半蔵門線はんぞうもんせん用ようの車両しゃりょうがなく、東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつ8500系けいのみが使用しようされていました（当時とうじ発売はつばいされた記念きねん切符きっぷもこの事実じじつをよく示しめしています）。また、同年どうねん、田園都市線でんえんとしせんは大井おおい町まち～二に子し玉川たまがわ園えん（当時とうじ）と二子ふたご玉川たまがわ園えん～つきみ野のに分割ぶんかつされ、前者ぜんしゃが大井おおい町まち線せんに改あらためられます。中央林間ちゅうおうりんかんまで開業かいぎょうしたのは1984年ねんでした。この頃ころには８両りょう編成へんせいや10両りょう編成へんせいとなり、開業かいぎょう当初とうしょの田園都市線でんえんとしせんののどかさは消滅しょうめつしました。私わたしが大学院生だいがくいんせいとして田園都市線でんえんとしせんを通学つうがくのために利用りようしていた1990年代ねんだい前半ぜんはんには全ぜん編成へんせいが10両りょう編成へんせいでした。

　1980年代ねんだいの前半ぜんはんまで、あざみ野の駅えきと江田えだ駅えきとの間あいだにトンネルがあったことを知しっている人ひとはどれほどおられるでしょう。ここが横浜よこはま市しであるとは到底とうてい思おもえない、山中さんちゅうの細ほそい、到底とうてい自動車じどうしゃが通とおれそうもない山道さんどうが残のこっていたものでした。

　私わたしは、大学院生だいがくいんせい時代じだいには通学つうがく用ように、そして現在げんざいは通勤つうきん用ように田園都市線でんえんとしせんを利用りようします。小学生しょうがくせい時代じだいから、溝みぞの口くち、梶かじが谷たに、宮前平みやまえだいら、鷺沼さぎぬま、たまプラーザ、あざみ野の、江田えだ、市いちが尾お、藤ふじが丘おか、青葉台あおばだい、長津田ながつた、南みなみ町田まちだといった所ところに行いき（父親ちちおやに連つれられて、ということも多おおかったのです）、なじんできただけに、今いまでも田園都市線でんえんとしせんの沿線えんせんを最もっとも好このんでいます。

渋谷しぶや駅えき東口ひがしぐちのバスターミナルで見みかけました。渋谷しぶや自動車じどうしゃ営業えいぎょう所しょに所属しょぞくするB-M202です。学がく03系統けいとうの日赤にっせき医療いりょうセンター行いきとして運用うんようされていました。