セレンディピティ ダイアリー

私わたしが城崎きのさき温泉おんせんを初はじめて知しったのは、おそらく志賀しが直哉なおやの「城崎きのさきにて」だと思おもいます。東京とうきょうで山手やまて線せんにはねられて重症じゅうしょうを負おった直哉なおやが退院たいいん後ご、療養りょうようのために向むかったのが、兵庫ひょうご県けんの日本海にほんかい側がわにある城崎きのさき温泉おんせんでした。その時ときは、東京とうきょうからなぜはるばる城崎きのさきまで？と不思議ふしぎに思おもったものでした。

でも、城崎きのさき温泉おんせんの駅えきに降おり立たって、趣おもむきのある温泉おんせん街がいの町並まちなみを見みたとたん、直哉なおやの気持きもちがすうっと理解りかいできたように思おもいました。まずはこの日ひお世話せわになるお宿やどに赴おもむいて荷物にもつを預あづけ、街まちをぶらぶらと歩あるきがてら、お昼ひるを食たべに行いきました。

城崎きのさきの町まちを流ながれる大だい谿川(おおたにがわ)です。観光かんこうポスターにも使つかわれていて、城崎きのさきといえばこの風景ふうけいを思おもい浮うかべる方ほうもいらっしゃるかもしれません。石橋いしばしと川かわ沿ぞいの柳やなぎがなんともいえない風情ふぜいがあります。川かわの浅瀬あさせに鷺さぎ？鵜う？がちょこんと立たっていました。

川かわ沿ぞいの風景ふうけいは、瀬戸内せとうちの倉敷くらしきにも少すこし似にているような気きがしますが、日本海にほんかい側がわならではの慎つつましさが感かんじられ、ふと(場所ばしょは違ちがいますが) ”夢ゆめ千せん代だい日記にっき” を思おもい出だしました。

駅えきへと続つづく通とおりには、おみやげ屋やさんやお食事しょくじ処しょ、宿屋やどやなどが軒のきを連つらねています。城崎きのさき温泉おんせんは京都きょうとや大阪おおさかからのエクスカーションとして人気にんきがあるようで、なかなか活気かっきがありました。観光かんこう地ちとして整備せいびされ、大都市だいとしとは違ちがう、この土地とちならではの古ふるきよき温泉おんせん街がいの魅力みりょくが、十分じゅうぶんにアピールされていると感かんじました。

さて、城崎きのさき温泉おんせんの名産めいさんといえば、カニ、そして但馬たじま牛うしです。この日ひは海鮮かいせん丼どんぶりで人気にんきの「おけしょう鮮魚せんぎょの海中かいちゅう苑えん」でお昼ひるをいただきました。１階かいの鮮魚せんぎょ店てんで扱あつかっている、漁港ぎょこう・市場いちば直送ちょくそうの新鮮しんせん魚介ぎょかいが、２階かいのお食事しょくじ処しょでいただけます。本店ほんてんと駅前えきまえ店てんがありますが、私わたしたちは本店ほんてんの方ほうに入はいりました。お店みせは活気かっきがあってにぎわい、わくわく期待きたいが高たかまりました。

カニを目当めあてに、何なにも考かんがえずに入はいりましたが、９月くがつ上旬じょうじゅんまでカニメニューはお休やすみとのことで、運うんよくぎりぎり食たべられてよかったです。

こちらは11種類しゅるいの季き節ぶしの魚介ぎょかいを盛もり合あわせた、華はなやかな海鮮かいせん丼どんぶり。

私わたしは、カニ・エビ丼どんぶりをいただきました。カニもさることながら、えびがとろりと甘あまくておいしかったです。

さて、おいしい海うみの幸こうを堪能たんのうしたあとは、大だい谿川にもどり、外そと湯ゆめぐりに向むかいました。

翌日よくじつは朝あさから冷つめたい雨あめが降ふっていました。まずはホテルをチェックアウトして、シャトルで京都きょうと駅えき八はち条じょう口こうへ。毎度まいどおなじみのイノダコーヒで朝食ちょうしょくをいただきました。

お店みせの看板かんばんメニューの ”京きょうの朝食ちょうしょく”。これにコーヒーがつきます。ふわふわのスクランブルエッグに肉にく厚あつのハム。ひとつひとつの素材そざいのお味あじが生いきていて、間違まちがいのないおいしさです。

私わたしはハムトーストをいただきました。ハムときゅうりがきちっとはさんであるところがとても好すきです。ポテトサラダもほっとするおいしさです。

これにカフェオレをいただきました。ホットですが、レトロなガラスのカップに入はいっています。

息子むすこはなぜか朝あさからイタリアン、という名前なまえのナポリタンスパゲティを、タバスコと粉こなチーズをたっぷりかけて食たべていました。小ちいさめのメタルの器うつわに入はいっていて、こちらもなんとなく懐なつかしい雰囲気ふんいきです。

そしてミックスジュース。ミックスジュースというと淡あわオレンジ色しょくが多おおい気きがしますが、イノダさんのは淡あわいグリーンでほんのりメロン味あじです。

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この日ひはぐっと気温きおんが下さがりましたが、夫おっとは半袖はんそでしか持もっていなかったので、９時じの開店かいてんを待まって京都きょうと駅えき八はち条じょう口こうのユニクロに駆かけ込こみました。同おなじような旅行りょこう者しゃがたくさんいて、お店みせは開店かいてんするやにぎわっていました。

京都きょうと駅えきは北側きたがわの中央ちゅうおう口こうが表玄関おもてげんかんですが、南側みなみがわの八はち条じょう口こうにユーティリティ的てきな機能きのうが集あつまっていてとても便利べんり。さすがは古ふるくからの観光かんこう地ちらしく、よくできていると感心かんしんします。

この日ひは朝あさから兵庫ひょうご県けんの城崎きのさき温泉おんせんに向むかいました。京都きょうと駅えきからは約やく２時じ間あいだ半はん。１時じ間あいだに１本ほんくらいの割合わりあいで特急とっきゅう列車れっしゃが出でていますが、次つぎの発車はっしゃ時刻じこくが迫せまっていたので、とりあえずPASMOで入はいって列車れっしゃの中なかで車掌しゃしょうさんに精算せいさんしてもらいました。

写真しゃしんは天橋立あまのはしだて行いきの特急とっきゅう ”はしだて” で、途中とちゅうの福知山ふくちやま駅えきで城崎きのさき温泉おんせん行いきの特急とっきゅう ”こうのとり” に乗のり換かえます。京都きょうと駅えきの長距離ちょうきょり列車れっしゃのホームは、重厚じゅうこうで広々ひろびろしていてまるで欧州おうしゅうの鉄道てつどうのよう。京都きょうとの市街地しがいちを抜ぬけると、霧きりに煙けむる山やまの風景ふうけいが続つづき、旅たびの気分きぶんが高たかまりました。

週末しゅうまつに、京都きょうとと城崎きのさき温泉おんせんを旅行りょこうしてきました。台風たいふう17号ごうの影響えいきょうで、雨あめが降ふったり止やんだりのあいにくのお天気てんきでしたが、おいしいものを食たべたり、温泉おんせんでくつろいだり、いろいろ話ばなしをしたり、のんびり楽たのしんできました。だらだら続つづきますが、しばし旅行りょこう記きにおつき合あいくだされば幸さいわいです。

金曜日きんようびの夜よる、関西かんさいに出張しゅっちょうしていた夫おっとと、奈良ならにいる息子むすこと、東京とうきょうにいた私わたしが、それぞれ京都きょうとに集あつまりました。この日ひの夜よるは、以前いぜん息子むすこと行おこなったことのある三条さんじょう通どおりの Mexican Dining AVOCADO (メキシカンダイニング アボカド) で食事しょくじをすることに。夫おっとと私わたしはひと足あし先さきにお店みせに行いって、息子むすこを待まちました。

まずは、メキシコのビール コロナと、お店みせのオリジナルのノンアルコールカクテル マンゴーレモネードで乾杯かんぱい。

とりあえず、ワカモレ(アボカドのディップ)。

セビーチェ(シーフードのマリネ)。こちらのお店みせでは、サーモンを使つかっていました。

そうこうしているうちに、息子むすこが到着とうちゃくしました。左ひだりはテキーラサンライズ。奥おくに見みえるのはパローマという、グレープフルーツとテキーラを使つかったカクテル。お料理りょうりは、チョリソーのタキートス。ぴりっとスパイシーなメキシコ風ふう春巻はるまきです。

大好だいすきなケサディーヤ。トルティーヤを使つかった、メキシコ風ふうホットサンドです。中なかにはお肉にくとチーズがとろ～り。あつあつをハフハフしていただきました。

ポークやハラペーニョ、野菜やさいをはさんだタコス。ピリ辛味からみがアクセントになっています。

チリとアボカド、チーズののったナチョス。甘あま辛味からみのチリと、とろりとしたチーズ、あつあつがこたえられないおいしさでした。

メキシコのお祭まつり”死者ししゃの日ひ”の骸骨がいこつのモチーフや、メキシコでポピュラーな切きり絵えの飾かざり、手描てがきのレトロなポスターなどが飾かざられ、温あたたかみのあるコージーなインテリアが心地ここちよい。高瀬川たかせがわに面めんしたロケーションも、趣おもむきがあってすてきです。

(お蕎麦そばに一家言いっかげんある)長野ながの出身しゅっしんの方ほうからおいしいとうかがって、祐天寺ゆうてんじの駒沢こまざわ通どおり沿ぞいにあるお蕎麦そば屋やさん「手打てうち祐天寺ゆうてんじ　卯月うづき」さんにお昼ひるを食たべに行いきました。

一見いっけんごくふつうの町まちのお蕎麦そば屋やさんといった風情ふぜいですが、お客きゃくさんが途切とぎれることなく入はいってきて、地元じもとの方ほうが多おおいとは思おもいますが、人気にんきのほどがうかがえます。席せきが比較的ひかくてきゆったりとしていて、壁かべにはさりげなく版画はんがの作品さくひんが飾かざられていました。

この日ひは軽かるく汗あせばむほどの陽気ようきでしたが、私わたしは季き節ぶしを問とわず、冷つめたいお蕎麦そばをいただきます。ふだんは天てんせいろやとろろそば、なめこそばなどにすることが多おおいですが、”彩いろどり野菜やさいの素もと揚あげせいろ” というのが珍めずらしくて気きになりました。”彩いろどり野菜やさい” というワードに弱よわいです。^^

お蕎麦そばはきゅっと冷つめたく、おつゆはほんのり温あたたかい。中なかにはなす、にんじん、オクラ、ヤングコーン、さつまいもなどなど入はいって、まさに彩いろどり野菜やさいとよぶのがふさわしい。鬼おにおろしも少すこし入はいっていておそばによくからみました。素もと揚あげ野菜やさいに合あわせて、おつゆは少すこし甘あまめのしっかりとしたお味あじですが、コクがあっておいしかったです。

おつゆの器うつわが片口かたくちのようになっていて、あとで蕎麦そば猪口ちょこで蕎麦湯そばゆを飲のむときに、おつゆを少すこし注そそぐのに便利べんりでした。

こちらは鴨かもせいろ。おそばは大盛おおもりです。こちらもおそばはきゅっと冷つめたく、おつゆはほんのり温あたたかくなっています。

とろりとした蕎麦湯そばゆもまろやかで、また食たべに行いきたくなるお蕎麦そば屋やさんでした。

とろろが好すきな母ははを交まじえて、目黒めぐろの碑文谷ひもんやにある「大黒屋だいこくや」さんに麦むぎとろごはんを食たべに行いきました。目黒めぐろ通どおりにある大黒屋だいこくやさんは、もともと風格ふうかくのある老舗しにせのお米べい屋やさんで、お食事しょくじ処しょを併設へいせつしていましたが、５年ねん前まえにお店みせをビルにしたのを機きに、お食事しょくじ処しょの方ほうがメインになりました。店内てんないではお米べいやこだわりの食材しょくざいも販売はんばいしています。

温あたたかみのある落おち着ついた空間くうかんの中なか、名物めいぶつの麦むぎとろ定食ていしょくをはじめとするお食事しょくじのほか、お酒さけと肴さかなもいただけます。お米べいはもちろんのこと、厳選げんせんされた食材しょくざいを使つかってていねいに作つくられたお料理りょうりはどれもおいしい。しみじみとほっとするお味あじです。

私わたしたちは麦むぎとろ定食ていしょくに、さらにとろろを追加ついかしていただきました。

麦むぎとろめかじき焼やき定食ていしょく。めかじきの照焼てりやきが２切きれついていてボリュームたっぷり。柔やわらかくふっくらと焼やき上あげためかじきはとてもおいしかったです。

私わたしは麦むぎとろ焼しょう鮭さけ定食ていしょくをいただきました。薄うす味あじで焼やき上あげた鮭さけはふくよかで繊細せんさいなお味あじ。テニスボールくらいの大おおきさの大根だいこんおろしがついていますが、これが鮭さけによく合あいます。鮭さけの身みをほぐしつつ、たっぷりの大根だいこんおろしとともに口くちに運はこんで、おいしくいただきました。

小鉢こばちは何なに種類しゅるいかあって、ひとりひとりに違ちがう小鉢こばちをつけてくださいます。私わたしたちはそれぞれ、三みつ葉ばとえのきのおひたし、ひじきの煮物にもの、切きり干ぼし大根だいこんの煮物にものがついてきたので、シェアしていただきました。

そしてなんといっても麦むぎとろごはんが最高さいこうです。かみしめるほどに滋味じみ深ふかい麦むぎごはんに、だしでのばしたとろろをふわっとのせて、ひと口こうひと口くち味あじわいながらいただきました。

7月がつに国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんのバックヤードツアーに参加さんかしてきました。

アメリカに住すんでいた頃ころ、独立どくりつ宣言せんげんや合衆国がっしゅうこく憲法けんぽうのオリジナルを見みることができると知しり、ワシントンD.C.のスミソニアンにある、国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんを訪おとずれたことがあります。公文書こうぶんしょ館かんと聞きいて、かびくさい、閉鎖へいさ的てきな空間くうかんを想像そうぞうしていましたが、白亜はくあの壮麗そうれいな建物たてものの立派りっぱなホールに独立どくりつ宣言せんげん等とうが展示てんじされていて、誰だれもが気軽きがるに見みることができることに感動かんどうしました。

日本にっぽんにも国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんがあることは知しっていましたが、なかなか訪おとずれる機会きかいがなく...　ひょんなことから月つきに一いち度どバックヤードツアーを開催かいさいしていると知しり、学校がっこうの夏休なつやすみを利用りようして参加さんかしてきました。場所ばしょは北きたの丸公園まるこうえん内ない、東京とうきょう国立こくりつ近代きんだい美術館びじゅつかんの隣となりにあります。

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最初さいしょに国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんの概要がいようについてまとめた10分ふんほどのフィルム(ホームページでも視聴しちょうできます)を見みてから、閲覧えつらん室しつ、修復しゅうふく室しつ、所蔵しょぞう室しつを案内あんないしていただきました。

閲覧えつらん室しつは図書館としょかんのように資料しりょうが並ならんでいるのではなく、見みたい資料しりょうを受付うけつけで申請しんせいすると、原本げんぽんを持もってきてくださるというシステムです。資料しりょうは備そなえ付つけのPCのほか、自分じぶんのPCから探さがすこともできますし、デジタルアーカイブズで閲覧えつらんすることも可能かのうです。

修復しゅうふく室しつではガラス越ごしに、専せん門もんのスタッフが古ふるい資料しりょうを修復しゅうふくしているところを見学けんがくしました。日本にっぽん古来こらいの和紙わしは保存ほぞんに優すぐれているそうで、虫食むしくいの資料しりょうに和紙わしの薄紙うすがみを当あてて修復しゅうふくしていました。今後こんごの資料しりょうは徐々じょじょにデジタル化かされていきますが、ハードの進化しんかに応おうじてファイルを変換へんかんする必要ひつようがあり、紙かみとはまた違ちがう管理かんりの難むずかしさがあるそうです。

この後のち、地下ちかの所蔵しょぞう室しつを案内あんないしていただきました。ふだんは扉とびらが閉しまっているそうですが、この日ひはたまたま整備せいびの方ほうが出入でいりされていて、ちらっと中なかを見みることができました。書籍しょせきと違ちがい、紙かみの資料しりょうは立たてておくと反そってしまうので、このように横よこに重かさねて保管ほかんしているのだそうです。

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最後さいごに１階かいの展示てんじ室しつに案内あんないしていただきました。アメリカの国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんでは”独立どくりつ宣言せんげん””合衆国がっしゅうこく憲法けんぽう””権利けんり章典しょうてん”の３点てん(原本げんぽん)がホールに展示てんじされていましたが、日本にっぽんの国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かんでは”日本国にっぽんこく憲法けんぽう””大日本帝国だいにっぽんていこく憲法けんぽう””終戦しゅうせんの詔書しょうしょ”の３点てん(複製ふくせい)が入口いりくちに展示てんじされています。

日本国にっぽんこく憲法けんぽう

大日本帝国だいにっぽんていこく憲法けんぽう

特とくに興味深きょうみぶかかったのは”終戦しゅうせんの詔書しょうしょ”です。差さし迫せまった状況じょうきょうの中なか、緊急きんきゅうに作つくられたために、正式せいしきな文書ぶんしょであるのにも関かかわらず、ところどころに修正しゅうせいの書込かきこみがあります。天皇陛下てんのうへいかの印章いんしょうも狭せまいスペースに無理むりやり押おされていて、慌あわてふためく当時とうじの様子ようすが想像そうぞうできました。

昨今さっこん日本にっぽんにおいて公文書こうぶんしょの扱あつかいの軽かるさが問題もんだいとなっていますが、貴重きちょうな資料しりょうを管理かんりして次世代じせだいに残のこしていくことは、歴史れきしを継承けいしょうし、未来みらいを作つくっていくための重要じゅうような責務せきむであり、国際こくさい的てきな信用しんようを高たかめるためにも、認識にんしきを改あらためなければならないという思おもいを強つよくしました。

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夏なつのお濠ほりは、藻もが大量たいりょう発生はっせいして緑色みどりいろになっていることが多おおいですが、帰かえりに北きたの丸公園まるこうえんを通とおって九段下くだんしたに出でると、お濠ほりがスイレンに埋うめ尽つくされていました。＠＠

ちなみにこれは、同おなじ場所ばしょを桜さくらの季き節ぶしに撮とった写真しゃしんです。^^

先日せんじつ、品川しながわのウィング高だか輪わに入はいっている秋田あきたのアンテナショップ「あきた美よし彩いろどり館かん」に ”きりたんぽ鍋なべ” のランチを食たべに行いきました。ここは、ショッピングスペースの奥おくにダイニングスペースがあり、秋田あきたの郷土きょうど料理りょうりや地酒じざけなどがリーズナブルにいただけます。

秋田あきた料理りょうりといえば、稲庭いなにわうどん、比内ひない地ち鶏にわとり、はたはた、きりたんぽ、いぶりがっこ...　などありますが、ランチのセットは、メインのお料理りょうりの他ほかに、サイドディッシュに他たの名物めいぶつ料理りょうりがひと口くちサイズでついていて、ひと通とおり楽たのしめるようになっています。

こちらが ”きりたんぽ鍋なべ御膳ごぜん” です。メインであるきりたんぽ鍋なべのほかに、右みぎ手前てまえはひと口くちサイズの稲庭いなにわうどん、中ちゅう手前てまえはいぶりがっこ(燻製くんせいしたたくわん)がついています。

余談よだんになりますが、私わたしはカルディにある ”いぶりがっこタルタル” がお気きに入いりです。細こまかく刻きざんだいぶりがっこが入はいっているタルタルソースで、牡蠣かきフライに添そえたり、きゅうりやセロリのディップソースにしたり。いぶりがっこは不思議ふしぎとマヨやチーズに合あうようです。

きりたんぽ鍋なべをアップで。秋田あきたのお鍋なべには、ごぼうと舞まい茸だけ、セリが入はいるのが特徴とくちょうです。きりたんぽは、ごはんをつぶしてから棒ぼうに巻まき付つけてあぶったもので、私わたしも昔むかし一いち度ど作つくってみたことがあります。おもちよりも胃いにもたれず、あっさりいただけておいしいです。

そして欠かかせないのが比ひ内地ないち鶏にわとり。いいおだしが出でるので、スープもふくよかな旨味うまみが広ひろがり、とてもおいしくいただきました。

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食後しょくごに少すこしぶらぶらして、品川しながわ駅えきのアトレに入はいっているブルーボトルコーヒーでひと休やすみしました。ブルーボトルコーヒー、いつの間まにかお店みせが増ふえて、そのためか、並ならばずに入いれるようになりましたね。

私わたしは ”ジブラルタル” というのがおもしろそうなので飲のんでみました。厚手あつでのグラスに入はいっていますがホットのコーヒーです。エスプレッソにスチームミルクを加くわえた、ブルーボトルのオリジナルドリンクだそうですが、キレのある苦にがみがあっておいしかったです。

ガラスに面めんした席せきからは、品川しながわ駅えきの広々ひろびろとした構内こうないが見渡みわたせました。

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あきた美よし彩いろどり館かんのショップで、枝豆えだまめやししとう、稲庭いなにわうどんなど買かったのですが、”三角さんかくあぶらあげ” というのがおもしろいなーと思おもって買かってみました。大おおきな肉にく厚あつの三角形さんかっけいの油揚あぶらあげですが、後あとで調しらべると、正確せいかくには秋田あきたではなく、仙台せんだいの名物めいぶつのようです。

ネットで見みつけたレシピを参考さんこうに、作つくってみました。６むっつに切きり分わけて、油あぶら抜ぬきをせずにそのままフライパンで両面りょうめん焼やき、お皿さらにのせてから九きゅう条じょうねぎをパラパラ、めんつゆをかけて、七味しちみをふりました。簡単かんたんにできておいしかったです♪

一いち週間しゅうかんの研修けんしゅうが終おわってようやくほっとひと息いき。六本木ろっぽんぎの裏通うらどおりにあるイタリア料理りょうりレストラン CUCINA ITARIANA ARIA (クッチーナ イタリアーナ アリア 六本木ろっぽんぎ) にお昼ひるを食たべに行いきました。

国立こくりつ新しん美術館びじゅつかんと六本木ろっぽんぎのヒルズの間あいだにある、こじんまりと温あたたかみのあるレストラン。入口いりくちのアーチとテラス席せきが、かわいらしい雰囲気ふんいきです。いつ前まえを通とおってもにぎわっているので、気きになっていたお店みせです。この日ひは週末しゅうまつのホリデーメニューをいただきました。

サラダと前菜ぜんさい盛もり合あわせ。サラダはにんにくをわずかに効きかせたドレッシングがさっぱりとしたおいしさです。前菜ぜんさいは、右みぎからカツオのカルパッチョ、かぼちゃのマッシュにサルシッチャ(イタリアンソーセージ)の入はいったもの、カポナータです。

かぼちゃのマッシュはクミンでしょうか？ほのかにスパイスが効きいて味あじわい深ぶかかったです。カポナータはラタトゥイユのイタリア版ばんですが、ここでは茄子なすびのトマト煮にで、ひんやりとした口当くちあたりが夏なつらしいおいしさでした。

メインのお料理りょうりは、８種類しゅるいのパスタと４種類しゅるいの肉にく・魚さかな料理りょうりから選えらびます。こちらは ”ホエー豚ぶたのグリル キャベツのソテーとマスタード”です。お肉にくがボリュームたっぷりで、食たべ応ごたえがありました。お肉にくそのもののおいしさが、シンプルに味あじわえるお料理りょうりでした。

私わたしはパスタの中なかから "真鰯まいわしと香こう草くさパン粉ぱんこのタプナードソース” にしました。真鰯まいわしとパン粉ぱんこ、松まつの実みを使つかうのは、シチリア地方ちほうですよね。私わたしの大好だいすきなパスタです。

タプナードソースはオリーブのペーストですが、ここではオリーブを薄切うすぎりにして、全体ぜんたいに混まざってしまっていないのがよかったです。松まつの実みのほか、レーズンがよいアクセントになっています。もちもちとした生なまパスタも絶品ぜっぴんでした。

セットにはこのほか、パンと飲のみものがつきますが、私わたしたちはデザートもひとつ追加ついかして、シェアしていただきました。本日ほんじつのデザートはスフレチーズケーキ。優やさしいお味あじでこちらもとってもおいしかったです。

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この後のち、六本木ろっぽんぎヒルズでお買かいものをしていたら、通路つうろにトイストーリーのバズとウッディが飾かざってありました。高たかさ150㎝くらいかな？　全部ぜんぶレゴでできています！

バズとウッディの大おおきさのバランスも含ふくめ、ものすごく忠実ちゅうじつに再現さいげんされていてびっくり。バズの胸元むなもとにはレゴで LightYearと入はいっています。レゴのカクカクした感かんじが、ピクセルっぽい雰囲気ふんいきを出だしていてよかったです。

外苑がいえん前まえにある老舗しにせイタリア料理りょうりレストラン リストランテ・サバティーニ 青山あおやま でランチのコースをいただきました。1958年ねん創業そうぎょうのローマ伝統でんとうのレストラン。ここ青山あおやまにオープンしたのは1981年ねんですが、そういえばバブル期きに "イタめし" ブームがあったよね？と懐なつかしく盛もり上あがりました。

まずはスパークリングワインで乾杯かんぱい。前菜ぜんさいは、帆ほ立りつのカルパッチョ　ラビゴットソース、パテ・ド・カンパーニュ、フランス産さん鴨かも胸むね肉にくのスモーク　木苺きいちごと蜂蜜はちみつのソース、の盛もり合あわせです。焼やき無花果いちじくとプチトマトも添そえられていました。

冷ひや製せいポテトのクリームスープ　ヴィシソワーズ。

パスタは２種類しゅるいから選えらびます。私わたしはさっぱりと、生なまハム　アスパラ　プチトマトのアーリオオーリオスパゲティにしました。もう１種類しゅるいはリコッタチーズののった茄子なすびとトマトのスパゲティでしたが、こちらもおいしそうでした。

メインディッシュは魚さかな・仔こ羊ひつじ・豚ぶた・牛うしの４種類しゅるいから選えらびます。私わたしは最近さいきんすっかりお魚さかな生活せいかつが定着ていちゃくしているので、この日ひもお魚さかなにしました。長崎ながさき港こう直送ちょくそうスズキと夏なつ野菜やさいのオーブン焼やき　ケッカソースです。

デザートは２種類しゅるいから選えらびます。私わたしはマンゴーとパッションフルーツのソルベにしました。（もうひとつはクリームチーズのムース）　ローズヒップティとともにいただきました。

オーセンティックなお料理りょうりはどれもおいしかったです。