(Translated by https://www.hiragana.jp/)
南海2000系電車 - Wikipedia
Wikipedia

南海なんかい2000系けい電車でんしゃ

南海電気鉄道なんかいでんきてつどうが保有ほゆうする一般いっぱん形がた直流ちょくりゅう電車でんしゃ

南海なんかい2000系けい電車でんしゃ（なんかい2000けいでんしゃ）は、南海電気鉄道なんかいでんきてつどうの一般いっぱん車両しゃりょう[2]（通勤つうきん形がた電車でんしゃ）。山岳さんがく直通ちょくつう車両しゃりょう「ズームカー」の一いち系列けいれつである。64両りょうが在籍ざいせきする。

南海なんかい2000系けい電車でんしゃ
2000系けい電車でんしゃ 2195以下いか6両りょう編成へんせい
（2017年ねん5月がつ17日にち 浅香山あさかやま駅えき）
基本きほん情報じょうほう
運用うんよう者しゃ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう
製造せいぞう所しょ 東急とうきゅう車輛しゃりょう製造せいぞう
製造せいぞう年ねん 1990年ねん - 1997年ねん
主要しゅよう諸しょ元もと
編成へんせい 4両りょう編成へんせい（9本ほん）
2両りょう編成へんせい（14本ほん）
軌間きかん 1,067 mm
電気でんき方式ほうしき 直流ちょくりゅう1500V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
最高さいこう運転うんてん速度そくど 本線ほんせん・空港線くうこうせん：110 km/h
高野たかの線せん平坦へいたん区間くかん：100 km/h
設計せっけい最高さいこう速度そくど 120 km/h
起動きどう加速度かそくど 本線ほんせん・空港線くうこうせん：2.5 km/h/s
高野たかの線せん：3.1 km/h/s
減速げんそく度ど（常用じょうよう） 3.8 km/h/s
減速げんそく度ど（非常ひじょう） 4.0 km/h/s
編成へんせい重量じゅうりょう 2両りょう編成へんせい：71.5t
4両りょう編成へんせい：140.0t
全長ぜんちょう 17,725 mm
全幅ぜんぷく 2,744 mm
全ぜん高こう 4,130 mm
車体しゃたい ステンレス鋼こう
台車だいしゃ 緩衝かんしょうゴム式しきダイレクトマウント空気くうきばね台車だいしゃ
FS-541
主しゅ電動でんどう機き かご形がた三さん相そう誘導ゆうどう電動でんどう機き
TDK6310-A
主しゅ電動でんどう機き出力しゅつりょく 100kW
駆動くどう方式ほうしき TD平行へいこうカルダン駆動くどう方式ほうしき
歯車はぐるま比ひ 85:14（6.07）
編成へんせい出力しゅつりょく 2両りょう編成へんせい：100kW×8=800kW
4両りょう編成へんせい：100kW×16=1,600kW　
制御せいぎょ方式ほうしき GTO素子そしVVVFインバータ制御せいぎょ（1C8M）
制御せいぎょ装置そうち VF-HR125（1・2次じ車しゃ）
VFG-HR1810A（3-7次じ車しゃ）[1]
制動せいどう装置そうち 電磁でんじ直通ちょくつう空気くうきブレーキ（回生かいせいブレーキ併用へいよう、応おう荷重かじゅう装置そうち付づけ）
テンプレートを表示ひょうじ

本ほん項こうでは、難波なんば方ほう先頭せんとう車しゃの車両しゃりょう番号ばんごう+F（Formation=編成へんせいの略りゃく）を編成へんせい名めいとして表記ひょうきする。

概要がいよう

高野たかの線せんのズームカーである21000系けい、22000系けいおよび2200系けいの置おき換かえならびに輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう用ようとして、1990年ねん（平成へいせい2年ねん）に登場とうじょうした。

南海なんかいでは初はつとなるVVVFインバータ制御せいぎょを採用さいようし、1997年ねん（平成へいせい9年ねん）までに64両りょうが新しん製せいされた。また南海なんかいの車両しゃりょうでは緑みどり基調きちょうの外観がいかんで新造しんぞうされた最後さいごの形式けいしきである。本ほん形式けいしきで採用さいようされた新しん機軸きじくは、後のちに登場とうじょうする1000系けいにも多数たすう反映はんえいされている。

増ぞう備途中ちゅうでの仕様しよう変更へんこうが多おおく、製造せいぞう年次ねんじによりパンタグラフの取とり付つけ位置いち、車体しゃたい外がい板いたのビード本数ほんすう、内装ないそう材ざい、座席ざせき配置はいちなどに違ちがいがある。

車両しゃりょう概説がいせつ

 
FS-541型がた台車だいしゃ

車体しゃたいは軽量けいりょうステンレス製せいの17m級きゅう2扉とびら車体しゃたいで、表面ひょうめんはダルフィニッシュ（梨地なしじ）仕上しあげとし、コルゲート板ばんはなくビードラインを入いれている。先頭せんとう車しゃの正面しょうめんはFRP製せいで曲線きょくせんを多おおく取とり入いれた形状けいじょうとなり、行先ゆくさき表示ひょうじ器きは種しゅ別べつと行先いきさきに分わけて左右さゆうに配置はいちし、側面そくめんも種別しゅべつ用ようと行先いきさき用ようを独立どくりつして配置はいちしている。側がわ窓まどはユニット構造こうぞうの大型おおがた2連れん窓まどを採用さいようし、車内しゃないからの視野しや拡大かくだいと居住きょじゅう性せいの向上こうじょうに配慮はいりょしている。

車内しゃないは9000系けいのアコモデーションをベースとしながら、荷に棚だなにポリカーボネートを使用しよう、蛍光けいこう灯とうにはアクリルカバーを取付とりつけ、座席ざせき両端りょうたんの袖そで仕切じきりは2段式だんしきとするなど各部かくぶに意匠いしょうを凝こらしている。冷房れいぼう装置そうちは冷凍れいとう能力のうりょく13,000kcal/hのユニットクーラを各車かくしゃ3基き搭載とうさいし、温度おんど・湿度しつど・乗車じょうしゃ率りつの各かくセンサ情報じょうほうにより稼働かどう率りつを制御せいぎょする。また天井てんじょう中央ちゅうおうには整せい風ふうグリルを車体しゃたい全長ぜんちょうにわたって連続れんぞく的てきに配置はいちし、冷房れいぼう効果こうかを高たかめるためラインデリアを内蔵ないぞうさせている。

制御せいぎょ方式ほうしきは、南海なんかいでは初はつ採用さいようとなる日立製作所ひたちせいさくしょ製せいGTO素子そし（4500V/2500A）によるVVVFインバータ制御せいぎょで、1基きの制御せいぎょ装置そうちで8台だいの主しゅ電動でんどう機きを制御せいぎょする。主しゅ電動でんどう機きは定てい格かく出力しゅつりょく100kWの東洋電機製造とうようでんきせいぞう製せいかご形がた三さん相そう誘導ゆうどう電動でんどう機きで、これを各かく台車だいしゃに2基きずつ装そう架かする全ぜん電動でんどう車しゃ方式ほうしきである。駆動くどうシステムはTD平行へいこうカルダンドライブ方式ほうしき、台車だいしゃは30000系けいで実績じっせきのある緩衝かんしょうゴム式しきの空気くうきばね台車だいしゃ、ブレーキは在来ざいらい車しゃとの併結の必要ひつよう性せいから電磁でんじ直通ちょくつうブレーキを採用さいようしている。

機器きき構成こうせいは2両りょう1組くみとなっている。南海なんかいでは故障こしょう時じの冗長じょうちょう性せいを確保かくほするため、制御せいぎょ装置そうち、補ほ機き類るいをそれぞれ複数ふくすう搭載とうさいする編成へんせいを組くむことが原則げんそくとなっているため、例外れいがいとなる支線しせんでの運用うんようを除のぞいて、2両りょう編成へんせい単独たんどくでの営業えいぎょう運転うんてんは行おこなわれない[注ちゅう 1]。

インバータ制御せいぎょであるため、減速げんそく時じおよび下くだり勾配こうばいでの抑そもそも速そく制動せいどう時どきの回生かいせいブレーキが使用しよう可能かのうとなっている。回生かいせいブレーキは運転うんてん本数ほんすうの多おおい区間くかんでは他たの列車れっしゃが回生かいせい電力でんりょくを消費しょうひしやすいため有効ゆうこうだが、山岳さんがく区間くかんでは他たに電力でんりょくを消費しょうひする列車れっしゃがおらず回生かいせい失効しっこうとなるケースが多おおい。そこで本ほん系列けいれつの導入どうにゅうにあたっては、山岳さんがく区間くかんの変電へんでん所しょに回生かいせい電力でんりょく吸収きゅうしゅう装置そうちを設置せっちすることで回生かいせい失効しっこうを防止ぼうしするようにした。

次つぎ車しゃ別べつ解説かいせつ

1・2次じ車しゃ

1次じ車しゃ（1990年ねん2月がつ竣工しゅんこう）：2001F
2次じ車しゃ（1990年ねん6月がつ竣工しゅんこう）：2002F・2003F

4両りょう編成へんせい3本ほん12両りょう（1次じ車しゃ1本ほん4両りょう・2次じ車しゃ2本ほん8両りょう）が在籍ざいせきする。

南海なんかいでは最後さいごに緑みどり系統けいとうの外観がいかんで登場とうじょうした車両しゃりょうで、前面ぜんめんと側面そくめんに緑みどりの濃淡のうたん帯たいが配はいされた。また先頭せんとう車しゃの側面そくめんには高野線こうやせんシンボルマークを貼はり付づけていた（新しん塗装とそう化かと同時どうじに廃止はいし）。外観がいかん上じょうの特徴とくちょうとして、側面そくめんのビードが後発こうはつグループに比くらべて多おおく、またパンタグラフがモハ2001形がた（難波なんば方かた先頭せんとう車しゃ）とモハ2101形がた（高野山こうのやま方ほう中ちゅう間あいだ車しゃ）に1基きずつ分散ぶんさん配置はいちされている[3]。連結れんけつ部ぶには従来じゅうらい通どおり、妻つま窓まどが設置せっちされている。

座席ざせきは全席ぜんせきロングシートで扉とびら間あいだ16人にん掛かけ、モケットは当時とうじ標準ひょうじゅんのワインレッドながら、着席ちゃくせき位置いちを明確めいかく化かするため背せ擦こすりに縞柄しまがら模様もようが入いれられた[3]。のちにモケットの色いろは変更へんこうされている[注ちゅう 2]が、袖そで仕切じきりにワインレッドの模様もようがそのまま残のこされている。2次じ車しゃは扉とびら間あいだ中央ちゅうおう部ぶにある中仕切なかじきりの形状けいじょうが変更へんこうされている[3]。化粧けしょう板ばんは濃こい模様もよう入いりの明あかるいベージュ系けい、床ゆか面めんは濃淡のうたん2色しょくのブラウン系けいマーブル模様もよう、天井てんじょうの整せい風ふうグリルはレモンゴールドに着色ちゃくしょくされており、後発こうはつグループとは色調しきちょうの異ことなる客室きゃくしつとなっている。

現在げんざいは3本ほんとも後発こうはつと同おなじ塗装とそうに変更へんこうされており、旧きゅう塗装とそうは1993年ねん10月がつまでに消滅しょうめつした[5]。ただし緑みどり帯たいを剥はがした腰板こしいた部ぶには、目隠めかくしのため別途べっとグレーのフィルムを貼はり付づけている。

2005年ねん10月の高野たかの線せんダイヤ改正かいせいにより3本ほん全すべてが運転うんてん休止きゅうしとなったが、2007年ねん8月がつの南海なんかい線せんダイヤ変更へんこうからは南海本線なんかいほんせん・空港線くうこうせんで営業えいぎょう運転うんてんを行おこなっている[6]。

3・4次じ車しゃ

3次じ車しゃ（1992年ねん11月竣工しゅんこう）：2031F・2032F
4次じ車しゃ（1994年ねん4月竣工しゅんこう）：2033F・2034F

2両りょう編成へんせい4本ほん8両りょう（3次じ車しゃ2本ほん4両りょう・4次じ車しゃ2本ほん4両りょう）が在籍ざいせきする。

1・2次じ車しゃの塗装とそうとは打うって変かわり、同どう時期じきに新しん製せいされた1000系けいと同一どういつの車体しゃたいカラースキームが採用さいようされた。但ただし1000系けいはベースカラーを全ぜん塗装とそうしたのに対たいし、本ほん系列けいれつは帯おびフィルムを貼付ちょうふのみとしている。本ほんグループからは、編成へんせい中ちゅうのパンタグラフ2基きをモハ2001形かたちに集中しゅうちゅう配置はいちするよう変更へんこうされている[3]。

座席ざせきについても1000系けい同様どうようのグレーモケットを使用しようしたバケット式しきロングシートに変更へんこうされているが、車くるま端はし部ぶへのクロスシートの設置せっちは見送みおくられている[3]。扉とびら間あいだは引ひき続つづき16人にん掛かけであるが、車椅子くるまいすスペースを新設しんせつしたため着席ちゃくせき定員ていいん総数そうすうは減少げんしょうしている[3]。このほか袖そで仕切じきりの形状けいじょうや化粧けしょう板ばん、床ゆか面めんの模様もようが1000系けいと同おなじデザインに変更へんこうされている[3]。

本ほんグループから列車れっしゃ種別しゅべつ・行いき先さき表示ひょうじの設定せっていを、1・2次じ車しゃのデジタル式しきスイッチからモニタ表示ひょうじ器きで行おこなうよう変更へんこうし、鴨居かもい点検てんけん蓋ぶた上部じょうぶには案内あんない表示ひょうじ器き設置せっちの準備じゅんび工事こうじもなされている[3]。また列車れっしゃ種別しゅべつ選別せんべつ装置そうちの更新こうしん準備じゅんび工事こうじを行おこなっている[7][注ちゅう 3]。

なお4次じ車しゃはCI導入どうにゅう後ごに新しん製せいされたため、従来じゅうらいの2代目だいめ社しゃ章しょうを廃止はいししCI章しょうを採用さいようするとともに、車体しゃたいのNANKAIロゴがCIと同おなじ斜はす字体じたいとなった[3]（1 - 3次じ車しゃも後のちに統一とういつ）。また4次じ車しゃでは前面ぜんめん・側面そくめんとも車両しゃりょう番号ばんごうのフォントがやや小ちいさくなったほか、製造せいぞう年ねん表示ひょうじをこれまでの年号ねんごう表示ひょうじから西暦せいれき表示ひょうじに変更へんこうしている[3]。

3次じ車しゃの2031F・2032Fは1・2次じ車しゃと同様どうよう、2005年ねん10月がつダイヤ改正かいせいから運転うんてんを休止きゅうししていたが、2007年ねん8月がつダイヤ変更へんこうからは南海本線なんかいほんせん・空港線くうこうせんで営業えいぎょう運転うんてんを開始かいしした[6]。両りょう編成へんせいは常時じょうじ連結れんけつされ4両りょう半はん固定こてい編成へんせいとして使用しようされている。

  •  
    3・4次じ車しゃの車内しゃない
  •  
    車椅子くるまいすスペース

5 - 7次じ車しゃ

5次じ車しゃ（1995年ねん5月竣工しゅんこう）：2035F - 2039F・2041F（計けい14両りょう）
6次じ車しゃ（1996年ねん8月がつ竣工しゅんこう）：2040F・2042F - 2044F（計けい14両りょう）
7次じ車しゃ（1997年ねん7 - 8月竣工しゅんこう）：2021F - 2024F・2045F・2046F（計けい16両りょう）
※太字ふとじは4両りょう編成へんせい。

4両りょう編成へんせい6本ほんと2両りょう編成へんせい10本ほんの合計ごうけい44両りょうが在籍ざいせきし、本ほん系列けいれつの大半たいはんを占しめている。

本ほんグループでは車くるま端はし部ぶにクロスシートが設置せっちされ、これに伴ともない連結れんけつ面めんの妻つま窓まどが廃止はいしされている[7][注ちゅう 4]。その他たの座席ざせきは3・4次じ車しゃ同様どうようのバケット式しきロングシートだが、扉とびら間あいだを14人にん掛かけに短縮たんしゅくすることで出入口でいりぐち付近ふきんの立たて席せきエリアを拡大かくだい、従来じゅうらいよりも混雑こんざつ緩和かんわを意識いしきした造つくりとなっている[3]。列車れっしゃ種別しゅべつ選別せんべつ装置そうちは最初さいしょから双方向そうほうこうデジタル伝送でんそう（トランスポンダ）方式ほうしきを採用さいようしている[3]（1 - 4次じ車しゃも同どう時期じきに更新こうしん）。

6次じ車しゃのうち2042F・2043Fは、2005年ねん10月がつダイヤ改正かいせいから運転うんてん休止きゅうしとなっていたが、2007年ねん8月がつダイヤ変更へんこうからは南海本線なんかいほんせん・空港線くうこうせんで営業えいぎょう運転うんてんを行おこなっている[6]。なお2042Fは、2012年ねん9月から2015年ねん8月がつにかけて車両しゃりょう不足ふそくを補おぎなうため高野たかの線せんに再さい転属てんぞくしていた[8][9]が、現在げんざいは南海本線なんかいほんせんに復帰ふっきしている。

また5次じ車しゃのうち2035F・2036Fは、2024年ねん1月がつ以降いこうワンマン改造かいぞうを施工しこうの上うえで南海なんかい本線ほんせんに転属てんぞくし[10]、現在げんざいは支線しせん区くで運用うんようされている。

  •  
    5 - 7次じ車しゃの車内しゃない
  •  
    支線しせん区く用ようワンマン仕様しよう車しゃの車内しゃない
  •  
    ワンマン仕様しよう車しゃの側がわ引戸ひきどに貼はられた文字もじ・点字てんじシール

ラッピング車両しゃりょう

2007年ねん10月がつより2044Fが「花はなのラッピング電車でんしゃ」として、シャクナゲ、サルスベリなど沿線えんせんの花はなを沿線えんせんの小学校しょうがっこうに通かよう小学生しょうがくせい200人にんがデザインした「花はなの絵え」を部分ぶぶんラッピングして出場しゅつじょうした[11]。2011年ねん3月がつをもって、このラッピングは解除かいじょされている。同どう編成へんせいは2015年ねん11月1日にちから、NHK大河たいがドラマ「真ま田丸たまる」の主人公しゅじんこう真田さなだ幸村ゆきむら蟄居ちっきょの地ちである九度山くどさんの活性かっせい化かを目的もくてきとして、赤あかを基調きちょうとした外装がいそうの「真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃ」としても運行うんこうされた[12][13]。運行うんこう期間きかんは当初とうしょ1年ねんの予定よていだったが継続けいぞくされ[14]、定期ていき検査けんさに入はいる2019年ねん2月がつ20日はつかまで運行うんこうされた[15]。

また「真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃ」運行うんこうと同どう時期じきの2016年ねん5月がつからは、カプコンのアクションゲーム「戦国せんごくBASARA」のキャラクターを装飾そうしょくし、同おなじく九度山くどさんをPRするラッピング列車れっしゃが2両りょう編成へんせい3本ほん（2021F・2022F・2023F）設定せっていされ、主おもに観光かんこう列車れっしゃ「天空てんくう」の自由じゆう席せき車しゃとして運用うんようされた[16][17]。

  •  
    2044F「花はなのラッピング電車でんしゃ」
    （2008年ねん8月がつ31日にち、河内長野かわちながの駅えきにて撮影さつえい）
  •  
    2044F「真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃ」
    （2016年ねん4月がつ19日にち、新今宮しんいまみや駅えきにて撮影さつえい）
  •  
    2023F「戦国せんごくBASARA」ラッピング車両しゃりょう
    （2016年ねん11月12日にち、橋本はしもと駅えきにて撮影さつえい）

登場とうじょうの背景はいけい・運用うんようの推移すいい

高野たかの線せんへ導入どうにゅう・旧型きゅうがた車しゃを置おき換かえ

 
22000系けいとの併結

高野たかの線せん中百舌鳥なかもず駅えき以南いなんでは狭山さやまニュータウンや橋本はしもと林間田園都市りんかんでんえんとし等ひとしの沿線えんせん開発かいはつが功こうを奏そうし、1980年代ねんだいを通とおして利用りよう客きゃくが増加ぞうかしていた[18][注ちゅう 5]が、混雑こんざつ率りつは依然いぜん高だか止どまりでさらなる車両しゃりょう増ぞう備の必要ひつように迫せまられていた。三さん日にち市町しちょう駅えき以北いほくの平坦へいたん区間くかんには60年代ねんだいから一貫いっかんして20m級きゅう4扉とびら車しゃを投入とうにゅうしてきたが、1985年ねんの8200系けいを最後さいごに増ふえ備は停滞ていたいしていた。これは当時とうじ、御幸辻みゆきつじ駅えき - 橋本はしもと駅えき間あいだが複線ふくせん化か工事こうじの真只中まっただなかで、輸送ゆそう改善かいぜんの目玉めだまとなる20m車くるまを使用しようした長ちょう編成へんせい列車れっしゃの橋本はしもと駅えき乗のり入いれ開始かいしや、小原田おはらだ検車けんしゃ区く開設かいせつによる車両しゃりょう収容しゅうよう能力のうりょくの拡大かくだい[注ちゅう 6]にはまだ年とし単位たんいの時間じかんを要ようすることが確定かくてい的てきだったためである[注ちゅう 7]。 他方たほう、17m級きゅう2扉とびら車しゃで運転うんてんされる急行きゅうこう[注ちゅう 8]は、平坦へいたん区間くかんにおける混雑こんざつ緩和かんわのためダイヤ改正かいせいのたびに列車れっしゃ増発ぞうはつや車両しゃりょう増結ぞうけつが行おこなわれ、21000系けい・22000系けいの運用うんようが極きわめて逼迫ひっぱくしていた[3]。当時とうじの急行きゅうこうは御幸辻みゆきつじ駅えき以南いなんに入線にゅうせんして難波なんば駅えき - 極楽橋ごくらくばし駅えき間あいだを直通ちょくつうする「大だい運転うんてん」が基本きほんのため、急行きゅうこうのさらなる輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうを行おこなうには20m車しゃでは代替だいたいできず、17m車しゃの増ぞう備が不可避ふかひな状況じょうきょうであった[3]。ところで当時とうじの車両しゃりょう技術ぎじゅつは急速きゅうそくに進歩しんぽし、チョッパ制御せいぎょからVVVFインバータ制御せいぎょへの移行いこう期きにあった。インバータ制御せいぎょはプログラム設定せっていにより既存きそんの抵抗ていこう制御せいぎょ車くるまに運転うんてん特性とくせいをなるべく合あわせられる[22]ほか、在来ざいらい車しゃと同様どうようの運転うんてん扱あつかいにより区間くかんに合あわせて走行そうこう特性とくせいを変化へんかさせるモード切せつ換かわにも対応たいおうできる[22][注ちゅう 9]ため、ズームカーへの適用てきようは山岳さんがく区間くかんの回生かいせい失効しっこう対策たいさくを行おこなえば十分じゅうぶんに可能かのうであった。またメンテナンスフリー化か[22]により、保有ほゆう車両しゃりょう数すうが増加ぞうかする中なかでも保守ほしゅ整備せいびの負担ふたん増ぞうを軽減けいげんすることが期待きたいできる。こうして南海なんかいで初はつの新しん機軸きじくを取とり入いれつつ、21000系けい・22000系けいと併用へいよう可能かのうな17m車体しゃたいの次世代じせだい車しゃを開発かいはつすることで決定けっていされ、1990年ねんに本ほん系列けいれつが登場とうじょうした。

1次じ車しゃは同年どうねん5月がつ2日にちより営業えいぎょう運転うんてんが開始かいしされ、その後ご竣工しゅんこうした2次じ車しゃとともに、7月がつ1日にちダイヤ改正かいせいからの17m車しゃの運用うんよう増ぞうに対応たいおうした[23][注ちゅう 10]。当初とうしょは老朽ろうきゅう化かが進すすんでいた21000系けいの置おき換かえを見越みこして製造せいぞうされた[22]が、新あらたに策定さくていされた1992年度ねんどからの「第だい8次じ輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう等とう5ヵ年かねん計画けいかく」に基もとづき支線しせん・貴志川線きしがわせんの冷房れいぼう化か率りつ100%を達成たっせいするため[25]、21000系けい全車ぜんしゃに22000系けいの大半たいはんも加くわえて置おき換かえ対象たいしょうを拡大かくだいした。他方たほうこの5ヵ年かねん計画けいかくでは、車体しゃたい更新こうしんを行おこなった22000系けいのうち3本ほんを、2200系けいとして引ひき続つづき高野たかの線せんで運用うんようすることも計画けいかくされた[注ちゅう 11]。

ところが1992年ねん（平成へいせい4年ねん）11月がつ10日とおかのダイヤ改正かいせいで特急とっきゅう・急行きゅうこうが金剛こんごう駅えきに停車ていしゃを開始かいしすると急行きゅうこうに乗客じょうきゃくが集中しゅうちゅう、平日へいじつ朝あさラッシュ時じに17m車くるまを使用しようする列車れっしゃで遅延ちえんが常態じょうたい化かするようになり、この状況じょうきょうが数すう年間ねんかんにわたり続つづいた[注ちゅう 12]。これは当時とうじ17m車しゃでも最大さいだい8両りょう編成へんせいしか組くめなかったため輸送ゆそう力りょくに限界げんかいがあったこと、出入口でいりぐちの数かずが少すくなく乗降じょうこうに手間取てまどったこと[27]など通勤つうきん通学つうがく路線ろせんに本来ほんらい不向ふむきなズームカーの車体しゃたい構造こうぞうに起因きいんしていたが、それだけでなく本ほん系列けいれつと在来ざいらい車しゃが併結した場合ばあい、協調きょうちょう運転うんてんに難なんがあった[28][注ちゅう 13]ために列車れっしゃの遅延ちえんを回復かいふくできないことも影響えいきょうしていた。このうち輸送ゆそう力りょく不足ふそくについては、複線ふくせん化か開業かいぎょうを迎むかえた1995年ねん（平成へいせい7年ねん）9月がつ1日にちダイヤ改正かいせいで、平日へいじつ朝あさラッシュ時じの急行きゅうこう2本ほんを20m車しゃに置おき換かえたほか、17m車くるまによる急行きゅうこう2本ほんを10両りょう編成へんせいに増結ぞうけつすることで対処たいしょされるに至いたった[19][注ちゅう 14]。ここに本ほん系列けいれつの10両りょう運転うんてんが開始かいしされた[31][32][注ちゅう 15]。

1995年度ねんどには6次じ車しゃの増ぞう備決定けっていにあたり、大だい運転うんてんを基軸きじくとする運行うんこう形態けいたいを今後こんごも継続けいぞくする方針ほうしんが固かたまった[6]ため、併あわせて5ヵ年かねん計画けいかく終了しゅうりょう後ごの1997年度ねんどに21000系けいを完全かんぜん淘汰とうたするための7次じ車しゃ（2045F・2046F）の増ぞう備が計画けいかくされた[33][34][注ちゅう 16]。しかしその後ご、前述ぜんじゅつの運転うんてん特性とくせいの相違そういのほか、将来しょうらいの速度そくど向上こうじょうに支障ししょうをきたすことから、高野たかの線せん用ように更新こうしんされた2200系けいを支線しせんに転用てんようする方針ほうしん転換てんかんがなされ、22000系けい・2200系けい置おき換かえ用ようの2両りょう編成へんせい4本ほん（2021F - 2024F）が7次じ車しゃに追加ついかされた[28][34][注ちゅう 17][注ちゅう 18]。こうして本ほん系列けいれつは以前いぜんの21000系けい・22000系けいと同数どうすうの計けい64両りょうが新しん製せいされ、先送さきおくりにされていた性能せいのう差さの問題もんだいについても車種しゃしゅ統一とういつによって完全かんぜんな解消かいしょうを果はたした。

なお、お盆ぼん期間きかんを中心ちゅうしんに難波なんば駅えき - 極楽橋ごくらくばし駅えき間あいだ（のちに橋本はしもと駅えき - 極楽橋ごくらくばし駅えき間あいだに短縮たんしゅく）で運転うんてんされていた全車ぜんしゃ自由じゆう席せきの臨時りんじ特急とっきゅうにも、在来ざいらい車しゃに混まじりデビュー初期しょきから使用しようされた[35][36]。

朝あさラッシュ最さい混雑こんざつ時間じかん帯たいの上のぼり急行きゅうこう運用うんようから撤退てったい・平坦へいたん区間くかん内ないの運用うんように本格ほんかく進出しんしゅつ

 
平坦へいたん区間くかんでの各駅かくえき停車ていしゃ運用うんよう
（2012年ねん8月がつ、今宮戎いまみやえびす駅えきで撮影さつえい）

2003年ねん（平成へいせい15年ねん）5月がつ31日にちのダイヤ改正かいせいからは35年ねんぶりに運行うんこうを開始かいしした快速かいそく急行きゅうこうに使用しようされるようになった[27][37]一方いっぽう、朝あさラッシュ時じの中なかでも最さい混雑こんざつ時間じかん帯たいに運転うんてんされる上のぼり急行きゅうこう（天下茶屋てんがちゃや駅えき7:20〜8:30着ちゃく）の全ぜん列車れっしゃに女性じょせい専用せんよう車両しゃりょうが導入どうにゅうされ、これに20m車くるま8両りょう編成へんせいが充あてられたため、本ほん系列けいれつは最さい混雑こんざつ時間じかん帯たいの急行きゅうこう運用うんようから撤退てったい、それに伴ともない本ほん系列けいれつによる10両りょう運転うんてんが終了しゅうりょうした[27][注ちゅう 19]。また従来じゅうらい20m車しゃが担になっていた橋本はしもと駅えき以北いほくでの日にち中ちゅうの区間くかん急行きゅうこう運用うんよう、朝あさラッシュ時じの各駅かくえき停車ていしゃ運用うんようの一部いちぶにも充当じゅうとうされるようになった[28][37]。

大幅おおはばな運用うんよう減げん・南海なんかい本線ほんせんへ転属てんぞく

 
南海本線なんかいほんせん用よう2000系けいの普通ふつう運用うんよう。種別しゅべつ幕まくの下したに「2扉とびら車しゃ」の表記ひょうきがある。
（2007年ねん8月がつ、新しん今宮いまみや駅えきで撮影さつえい）

2005年ねん（平成へいせい17年ねん）10月がつ16日にちの高野たかの線せん白紙はくしダイヤ改正かいせいでは、全すべての時間じかん帯たいにおいて橋本はしもと駅えきでの大だい規模きぼな系統けいとう分割ぶんかつが行おこなわれた。極楽橋ごくらくばし駅えきまで直通ちょくつうしていた急行きゅうこうは一部いちぶを除のぞき橋本はしもと駅えき折おり返かえしとされ、日にち中ちゅうは快速かいそく急行きゅうこう以外いがいの運用うんようはすべて橋本はしもと駅えきまでの運転うんてんとなった。そして、橋本はしもと駅えき折おり返かえしの急行きゅうこうの大半たいはんは6000系列けいれつなどの20m車しゃに、橋本はしもと駅えきで接続せつぞくする山岳さんがく区間くかんの各駅かくえき停車ていしゃも多おおくが2300系けいによるワンマン運転うんてんに変更へんこうされた。大だい運転うんてんや山岳さんがく区間くかん内ない運用うんようが大幅おおはばに減へった本ほん系列けいれつは、平坦へいたん区間くかんの各駅かくえき停車ていしゃや区間くかん急行きゅうこうの運用うんようが増ふえたものの、半数はんすう近ちかい車両しゃりょうが余剰よじょうとなって1年ねん以上いじょうの間あいだ、運転うんてん休止きゅうしとなった[28]。

これらの編成へんせいは2006年ねん12月頃ごろから南海本線なんかいほんせんで試運転しうんてんを開始かいしし[38]、2007年ねん（平成へいせい19年ねん）8月がつ11日にちのダイヤ変更へんこうから南海本線なんかいほんせん・空港線くうこうせんの普通ふつう車しゃとして営業えいぎょう運転うんてんに復帰ふっきした[28] 。これにより老朽ろうきゅう化かが進行しんこうしていた7000系けいの一部いちぶを置おき換かえた。

2001F・2002F・2003F・2042F・2043Fの4両りょう編成へんせい5本ほんと、2031F・2032Fの2両りょう編成へんせい2本ほんがダイヤ変更へんこう当日とうじつ付づけで南海なんかい本線ほんせんに転属てんぞくした[39]。2両りょう編成へんせいの2031Fと2032Fは常時じょうじ連結れんけつして4両りょう編成へんせいで運転うんてんされている。これらの編成へんせいには制御せいぎょ装置そうちのプログラム変更へんこうが行おこなわれた[6][注ちゅう 20]ほか、利用りよう客きゃくの混乱こんらん防止ぼうしのため、先頭せんとう車しゃ前面ぜんめんの助手じょしゅ側がわ窓まどガラスに2扉とびら車しゃの大型おおがたステッカーが貼はり付づけられた。

現在げんざいに至いたるまで南海本線なんかいほんせん・空港線くうこうせんでの優等ゆうとう種別しゅべつ運用うんようは存在そんざいせず、専もっぱら普通ふつう車しゃとして運転うんてんされている。空港線くうこうせんでの定期ていき運用うんようは2014年ねん10月のダイヤ変更へんこう以降いこうは平日へいじつ・土ど休日きゅうじつとも1往復おうふくのみとなっている。正月しょうがつ3が日ひや岸和田きしわだだんじり祭さい・春木はるきだんじり祭さいが開催かいさいされる日ひは普通ふつう車しゃも混雑こんざつするため、本ほん系列けいれつの運用うんようは4扉とびら車しゃが代走だいそうする[4]。また本ほん系列けいれつが検査けんさにより不足ふそくする場合ばあいも、4扉とびら車しゃでの代走だいそうとなる。

なお高野たかの線せん所属しょぞく車しゃについては、2009年ねん7月がつ3日にちから橋本はしもと駅えき - 極楽橋ごくらくばし駅えき間あいだで運行うんこうを開始かいしした観光かんこう列車れっしゃ「天空てんくう」の自由じゆう席せき車しゃとしての運用うんようが設定せっていされた[41]。また2012年ねん夏季かきに実施じっしされた節電せつでんダイヤでは、日にち中ちゅう6両りょうで運行うんこうされる本ほん系列けいれつの快速かいそく急行きゅうこう・区間くかん急行きゅうこう運用うんようの一部いちぶが4両りょう編成へんせいで運転うんてんされた[42]。

高野たかの線せんでのさらなる運用うんよう減げん・支線しせんへ転出てんしゅつ

 
2000系けいによる特急とっきゅう「こうや」の代走だいそう運用うんよう 2022年ねん6月がつ

高野たかの線せんでは2017年ねん8月がつ26日にちダイヤ変更へんこうで、橋本はしもと駅えき以北いほくでの区間くかん急行きゅうこう・各駅かくえき停車ていしゃ運用うんようからは撤退てったい、同時どうじに快速かいそく急行きゅうこう・急行きゅうこうの運用うんようも削減さくげんされた[注ちゅう 21]。

2022年ねん5月、30000系けい1本ほんが脱線だっせん事故じこ[44]で使用しよう不可ふかとなり高野たかの線せん特急とっきゅう車しゃが慢性まんせい的てきに車両しゃりょう不足ふそくとなったため、特急とっきゅう「こうや」「りんかん」の一部いちぶ列車れっしゃと同どうダイヤにて自由じゆう席せき特急とっきゅうが運転うんてんされることになり[45]、この運用うんように本ほん系列けいれつが使用しようされた[46]。代走だいそうは同年どうねん11月がつ2日にちまで続つづけられ、以降いこうは特急とっきゅう「泉北せんぼくライナー」に使用しようされていた11000系けいが「りんかん」に復帰ふっきすることで対応たいおうされた[47]。

2022年ねん10月がつ、本ほん系列けいれつにワンマン改造かいぞうを施工しこうし、支線しせん区くの2200系けいを置おき換かえる予定よていであることが開示かいじされた[48]。2024年ねん1月がつ、ワンマン改造かいぞうを終おえた2035Fが加か太線ふとせん、和歌山港わかやまこう線せん、汐見橋しおみばし線せんで試運転しうんてんを行おこない[49]、同年どうねん3月がつより多奈川たながわ線せん、高師浜たかしのはま線せんをはじめとする各かく支線しせんでのワンマン運転うんてんを開始かいしした[50][51][注ちゅう 22][注ちゅう 23]。

編成へんせい表ひょう

（2024年ねん4月がつ現在げんざい）[53]

4両りょう編成へんせい

 
← 難波なんば
関西かんさい空港くうこう・和歌山わかやま市し・極楽橋ごくらくばし →
      
形式けいしき 　　　◆
モハ2001
(Mc1)
モハ2051
(M2) 		　　　◆
モハ2101
(M1)
モハ2151
(Mc2) 		所属しょぞく線区せんく 竣工しゅんこう[54] 仕様しよう 備考びこう
機器きき類るい CONT SIV, CP CONT SIV, CP
車両しゃりょう番号ばんごう 2001 2051 2101 2151 南海本線なんかいほんせん 1990年ねん2月がつ8日にち 1次じ車しゃ 前ぜん照あきら灯とうLED化か
2002 2052 2102 2152 1990年ねん6月がつ12日にち 2次じ車しゃ
2003 2053 2103 2153
形式けいしき ◆　　◆
モハ2001
(Mc1)
モハ2051
(M2)
モハ2101
(M1)
モハ2151
(Mc2) 		所属しょぞく線区せんく 竣工しゅんこう[54] 仕様しよう 備考びこう
機器きき類るい CONT SIV, CP CONT SIV, CP
車両しゃりょう番号ばんごう 2041 2091 2141 2191 高野たかの線せん 1995年ねん5月がつ25日にち 5次じ車しゃ 前ぜん照あきら灯とうLED化か
2042 2092 2142 2192 南海本線なんかいほんせん 1996年ねん7月がつ29日にち 6次じ車しゃ
2043 2093 2143 2193 1996年ねん8月がつ13日にち
2044 2094 2144 2194 高野たかの線せん 1996年ねん8月がつ30日にち
2045 2095 2145 2195 1997年ねん7月がつ19日にち 7次じ車しゃ
2046 2096 2146 2196 1997年ねん8月がつ26日にち

2両りょう編成へんせい

 
← 難波なんば/
関西かんさい空港くうこう・和歌山わかやま市し・極楽橋ごくらくばし →
        
形式けいしき ◆　　◆
モハ2001
(Mc1)
モハ2151
(Mc2) 		所属しょぞく線区せんく 竣工しゅんこう[54] 仕様しよう 備考びこう
機器きき類るい CONT SIV, CP
車両しゃりょう番号ばんごう 2031 2181 南海本線なんかいほんせん 1992年ねん11月16日にち 3次じ車しゃ Mc1前ぜん照あきら灯とうLED化か
2032 2182 Mc2前ぜん照あきら灯とうLED化か
2033 2183 高野たかの線せん 1994年ねん6月がつ2日にち 4次じ車しゃ 前ぜん照あきら灯とうLED化か
2034 2184
2035 2185 南海本線なんかいほんせん 1995年ねん4月がつ13日にち 5次じ車しゃ
2036 2186
2037 2187 高野たかの線せん
2038 2188
2039 2189
2040 2190 1996年ねん8月がつ30日にち 6次じ車しゃ
2021 2171 1997年ねん8月がつ12日にち 7次じ車しゃ
2022 2172
2023 2173
2024 2174 1997年ねん8月がつ26日にち

凡例はんれい

  • CONT：VVVFインバータ制御せいぎょ装置そうち
  • SIV：静止せいし形がたインバータ
  • CP：空気くうき圧縮あっしゅく機き
  • 緑みどり字じ＝支線しせん区く用ようワンマン仕様しよう車しゃ

2023年ねん現在げんざい、前ぜん照あきら灯とうを順次じゅんじLEDに換かわ装そうしている[55]。

参考さんこう文献ぶんけん

  • 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（株）かぶしきがいしゃ車しゃ両部りょうぶ車両しゃりょう課か 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう2000系けい」『鉄道てつどうピクトリアル』1990年ねん6月がつ号ごう（通巻つうかん529号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1990年ねん、58-61頁ぺーじ。
  • 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう車しゃ両部りょうぶ・諸しょ河かわ久ひさ・岩いわ堀ほり春夫はるお（編へん）『日本にっぽんの私鉄してつ11 南海なんかい（カラーブックス811）』保育ほいく社しゃ、1991年ねん、64-69頁ぺーじ。

脚注きゃくちゅう

 
ウィキメディア・コモンズには、南海なんかい2000系けい電車でんしゃに関連かんれんするカテゴリがあります。
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ このため、山岳さんがく区間くかんでのワンマン運転うんてん開始かいし時じには専用せんよう車両しゃりょうとして2300系けいを新あらたに導入どうにゅうしている。
  2. ^ 1000系けい登場とうじょう後ごグレーに、近年きんねんは8300系けいと同おなじ茶色ちゃいろのドット柄え（優先ゆうせん座席ざせきは青色あおいろ）に張はり替かえられている[4]。後者こうしゃは他たの製造せいぞう年次ねんじの車両しゃりょうも同様どうようである。
  3. ^ これはその準備じゅんび工事こうじを行おこなっていなかった他ほかの既存きそん車両しゃりょうも共通きょうつうで、従来じゅうらいの列車れっしゃ種別しゅべつ選別せんべつ装置そうちが使用しよう後ご20年ねん近ちかく経過けいかし、設備せつび機器ききの老朽ろうきゅう化かまでもが著いちじるしくなってきたためである。南海本線なんかいほんせんでは空港線くうこうせん開業かいぎょう、高野たかの線せんでは橋本はしもと駅えきまでの複線ふくせん化か開業かいぎょうを目処めどにそれぞれ更新こうしんを実施じっしした。
  4. ^ クロスシート設置せっちに合あわせ、車くるま端はし部ぶの側がわ窓まどについても位置いち取とりを従来じゅうらいより妻つま面めん寄よりに変更へんこうしている[6]。
  5. ^ なお中百舌鳥なかもず駅えき以北いほくについては、1987年ねん4月がつの大阪おおさか市営しえい地下鉄ちかてつ御堂筋線みどうすじせんの中百舌鳥なかもず延伸えんしんに伴ともない、泉北せんぼく高速こうそく線せんからの直通ちょくつう利用りよう客きゃくが減少げんしょうした。
  6. ^ 当時とうじ、千代田ちよだ検車けんしゃ区く（現げん・小原田おはらだ検車けんしゃ区く千代田ちよだ検車けんしゃ支ささえ区く）は既すでに満車まんしゃに近ちかい状態じょうたいに達たっしており[19]、車両しゃりょうを増ふえ備するにしても自おのずと製造せいぞう数すうに限界げんかいが生しょうじていた。
  7. ^ この区間くかん（第だい7・8工こう区く）の工事こうじは1986年ねんに着工ちゃっこうし、小原田おはらだ検車けんしゃ区くの新設しんせつも含ふくめ当初とうしょは1989年ねんまでに竣工しゅんこうする計画けいかくだった[20]が想定そうてい通どおりには進すすめず、複線ふくせん化かの完成かんせいは1995年ねん、小原田おはらだ検車けんしゃ区くの開設かいせつは1996年ねんまで延期えんきした。このように1990年ねんまでの数すう年間ねんかんで当初とうしょの輸送ゆそう改善かいぜん計画けいかくに翳かげりが見みえ始はじめていたが、一方いっぽうで遠距離えんきょりを中心ちゅうしんに利用りようが堅調けんちょうに増加ぞうかしていたため、既存きそんの設備せつび容量ようりょうや特殊とくしゅな運行うんこう形態けいたいなど厳きびしい制約せいやくが残のこる中なかでも可能かのうな輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう策さくを模索もさくし実行じっこうする必要ひつようがあった。
  8. ^ この頃ころの高野たかの線せんでは、20m車しゃは原則げんそく的てきに区間くかん急行きゅうこう以下いかの種別しゅべつに使用しようされており、急行きゅうこうには朝あさラッシュ時じのごく一部いちぶの例外れいがいを除のぞき、専せんら17m車体しゃたいのズームカーが充当じゅうとうされていた[21]。この運行うんこう形態けいたいは20m車しゃが橋本はしもと駅えき乗のり入いれを開始かいしした1992年ねん[19]以降いこう、徐々じょじょに変化へんかしていくことになる。
  9. ^ 俗ぞくに山やま線せんスイッチと呼よばれるもので、本ほん系列けいれつでも在来ざいらい車しゃに倣ならい運転うんてん台だい上方かみがたに弱じゃく界かい磁切換かわスイッチと称しょうして装備そうびする[22]。
  10. ^ この改正かいせいで17m車くるまによる林間田園都市りんかんでんえんとし駅えき始発しはつの急行きゅうこうが初はじめて設定せっていされた[24]。
  11. ^ この5ヵ年かねん計画けいかくによれば、22000系けいは32両りょう全車ぜんしゃが更新こうしん修繕しゅうぜんの対象たいしょうとされ[25]、本ほん系列けいれつの増ぞう備は22000系けいに余剰よじょう車しゃが生しょうじないよう計画けいかくされた。なお完全かんぜん冷房れいぼう化かを早期そうきに実現じつげんするため、未み更新こうしんのままでの支線しせん転用てんようが考慮こうりょされた[6]結果けっか、1995年ねん以降いこうは未み更新こうしんの8両りょうについて更新こうしんが保留ほりゅうされた。
  12. ^ 急行きゅうこうの混雑こんざつ自体じたいはこの時とき始はじまったものではないが、従来じゅうらいの停車駅ていしゃえきでは千代田ちよだ駅えき - 狭山さやま駅えき間あいだの乗客じょうきゃくの多おおくが北野田きたのだ駅えきで急行きゅうこうに乗のり換かえていたため北野田きたのだ駅えきホームの混雑こんざつが悪化あっか、金剛こんごう駅えきへの停車ていしゃは本来ほんらいこの「乗換のりかえ混雑こんざつ」の緩和かんわを狙ねらったものであった[26]。しかし当時とうじの金剛こんごう駅えきの乗車じょうしゃ人員じんいん数すうは堺さかい東駅ひがしえきに次つぐ高野たかの線せん内ない4位いにまで成長せいちょうしていたこと、様々さまざまな制約せいやくから列車れっしゃのさらなる増発ぞうはつや増車ぞうしゃもままならなかったこと、ズームカー急行きゅうこうの救済きゅうさいとして先走さきばしりしていた区間くかん急行きゅうこう[21]が急行きゅうこうへ格上かくあげされたこと等とうが重かさなり、遠距離えんきょり旅客りょかくをターゲットにしていたはずの急行きゅうこう[21]で平坦へいたん区間くかん内ないの旅客りょかくの比重ひじゅうがかえって増大ぞうだい、ズームカー急行きゅうこうの収容しゅうよう力りょくの低ひくさをさらに露呈ろていさせる結果けっかとなった。
  13. ^ 両りょう車くるまの運転うんてん特性とくせいは理論りろん上じょう同一どういつとされていたものの、制御せいぎょ方式ほうしきの違ちがいによる加減かげん速そく特性とくせいの微妙びみょうな差異さいは運転うんてん扱あつかい上じょう、無視むしできない問題もんだいとなった。特とくに減速げんそく時じは、在来ざいらい車しゃの発電はつでんブレーキと本ほん系列けいれつの回生かいせいブレーキでは挙動きょどうに差さが出でやすく、所定しょていの停止ていし位置いちに正確せいかくに停車ていしゃさせるのが困難こんなんなほどだったという[29]。
  14. ^ この10両りょう運転うんてんに対応たいおうするため、ダイヤ改正かいせいまでに北野田きたのだ駅えき・金剛こんごう駅えき・河内長野かわちながの駅えきでホーム延伸えんしん工事こうじが行おこなわれた[30]。
  15. ^ 極楽橋ごくらくばし駅えき発はつの4両りょう編成へんせいに橋本はしもと駅えきで4両りょうを増結ぞうけつ、さらに河内長野かわちながの駅えきで2両りょうを増結ぞうけつして10両りょう編成へんせいとなっていた。この時点じてんでは21000系けい・22000系けい・2200系けいも高野たかの線せんに残のこっており、4系列けいれつ混用こんようで10両りょうを組くんでいた。
  16. ^ この時点じてんで橋本はしもと駅えきで系統けいとう分割ぶんかつ（大だい運転うんてんを縮小しゅくしょう）することも選択肢せんたくしにあった[6]が、実際じっさいには系統けいとう分割ぶんかつはなされず17m車しゃの運用うんようが大おおきく減少げんしょうすることもなかった。
  17. ^ この時点じてんで2両りょう編成へんせいは2040Fまで製造せいぞうされており、2041F以降いこうは4両りょう編成へんせいが既すでに番号ばんごうを使用しようしていたため、増ぞう備車では続ぞく番ばんを使用しようできず番号ばんごうが若返わかがえった。こうした点てんからも、これら4本ほんが当初とうしょ増ぞう備を予定よていされていなかったことがうかがえる。
  18. ^ 本ほん系列けいれつの追加ついか増ぞう備つぶさにより支線しせんへと転出てんしゅつした2200系けいは、一足ひとあし先さきに支線しせんに転属てんぞくし未み更新こうしんのまま残のこっていた22000系けいを置おき換かえて、これを余剰よじょう廃車はいしゃにした。
  19. ^ これは同時どうじに、最さい混雑こんざつ時間じかん帯たいに難波なんば方面ほうめんへ直通ちょくつうする上のぼり大だい運転うんてん列車れっしゃの廃止はいしでもあった。
  20. ^ 起動きどう加速度かそくどは下さげられたものの、高速こうそく域いきの加速かそく性能せいのうが向上こうじょうし南海本線なんかいほんせんに適てきした走行そうこう特性とくせいに変更へんこうされている[40]。高野たかの線せんでは車種しゃしゅ統一とういつ後ごの速度そくど向上こうじょうを想定そうていして高速こうそく性能せいのうに余裕よゆうを持もたせていた[22]が、結果けっか的てきに南海本線なんかいほんせん転属てんぞくによってその性能せいのうを発揮はっきすることとなった。
  21. ^ 2017年ねん3月がつ30日にち、南海電鉄なんかいでんてつは2018年ねんを目処めどに難波なんば駅えき1番線ばんせんにホームドアを設置せっちすることを発表はっぴょうしていた[43]。20m車くるまとは扉とびら位置いちが大おおきく異ことなる本ほん系列けいれつが橋本はしもと駅えき以北いほくの各駅かくえき停車ていしゃ運用うんようから撤退てったいする大おおきな要因よういんとなった。また各駅かくえき停車ていしゃ運用うんようと一体いったいであった優等ゆうとう列車れっしゃの運用うんようも20m車しゃが受うけ持もつこととなり、2005年ねんダイヤ改正かいせい以来いらいの純粋じゅんすいな運用うんよう減げんとなった。
  22. ^ 高師浜たかしのはま線せんは「南海本線なんかいほんせん・高師浜たかしのはま線せん（高石たかいし市し）連続れんぞく立体りったい交差こうさ事業じぎょう」の進捗しんちょくに伴ともない、2021年ねん5月から列車れっしゃの運転うんてんを休止きゅうししバス代行だいこう輸送ゆそうを行おこなっていたが、高架こうか化かが完了かんりょうした2024年ねん4月がつ6日にちから運行うんこうが再開さいかいされ[52]、初日しょにちから本ほん系列けいれつが運用うんように入はいった。
  23. ^ 本ほん系列けいれつは種別しゅべつ幕まくを独立どくりつして装備そうびするため、南海本線なんかいほんせんの各かく支線しせんでは「普通ふつう」、高野たかの線せん系統けいとうの汐見橋しおみばし線せんでは「各かく停とま」と、列車れっしゃ種別しゅべつを正確せいかくに表示ひょうじして運行うんこうされる。

出典しゅってん

  1. ^ 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 現有げんゆう車両しゃりょう主要しゅよう諸しょ元もと表ひょう」『鉄道てつどうピクトリアル』2023年ねん10月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん1017号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2023年ねん、276-277頁ぺーじ。なお、これ以前いぜんの文献ぶんけんでは製造せいぞう年次ねんじにかかわらず全すべてVF-HR125と記載きさいされている。
  2. ^ 現在げんざいの車両しゃりょう - 鉄道てつどう博物館はくぶつかん アーカイブ 2021年ねん3月がつ16日にち - ウェイバックマシン - 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり〔153〕南海電気鉄道なんかいでんきてつどう」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、246-248頁ぺーじ。
  4. ^ a b 柴田しばた東ひがし吾われ『大手おおて私鉄してつサイドビュー図鑑ずかん12 南海電鉄なんかいでんてつ』イカロス出版いかろすしゅっぱん、2023年ねん、16-17頁ぺーじ。
  5. ^ 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう車両しゃりょう履歴りれき表ひょう」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、266頁ぺーじ。
  6. ^ a b c d e f g h 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（編へん）「2000系けい 解説かいせつ・サイドビュー写真しゃしん」『南海電鉄なんかいでんてつ車両しゃりょう大全たいぜん第だい1巻かん（チョッパー&VVVF制御せいぎょ車しゃ）』2017年ねん、13-14・19-20頁ぺーじ。
  7. ^ a b 「車両しゃりょう総説そうせつ」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、36-37頁ぺーじ。
  8. ^ 「大手おおて私鉄してつ車両しゃりょうファイル2013 車両しゃりょうデータバンク」『鉄道てつどうファン』2013年ねん8月がつ号ごう（通巻つうかん628号ごう）特別とくべつ付録ふろく、交友こうゆう社しゃ、2013年ねん。
  9. ^ 「大手おおて私鉄してつ車両しゃりょうファイル2016 車両しゃりょうデータバンク」『鉄道てつどうファン』2016年ねん8月がつ号ごう（通巻つうかん664号ごう）別冊べっさつ付録ふろく、交友こうゆう社しゃ、2016年ねん。
  10. ^ 「大手おおて私鉄してつ車両しゃりょうファイル 車両しゃりょうデータバンク」『鉄道てつどうファン』2024年ねん8月がつ号ごう（通巻つうかん760号ごう）別冊べっさつ付録ふろく、交友こうゆう社しゃ、2024年ねん。
  11. ^ 「カラーニュース 南海なんかいの話題わだい」『関西かんさいの鉄道てつどう』2008年ねん陽春ようしゅん号ごう（通巻つうかん54号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、2008年ねん、87頁ぺーじ。
  12. ^ 高野たかの線せん車両しゃりょう（1編成へんせい）と九度山くどやま駅えきを「真田さなだ色しょく」に装飾そうしょくします (PDF) - 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう・和歌山わかやま県けん九度山くどやま町まち共同きょうどうニュースリリース、2015年ねん8月がつ11日にち
  13. ^ “南海なんかい高野たかの線せんで「真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃ」の運転うんてん開始かいし”. 鉄道てつどうファン. railf.jp. (2015年ねん11月2日にち). オリジナルの2017年ねん3月がつ22日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170322202641/http://railf.jp/news/2015/11/02/120000.html 2017年ねん3月がつ21日にち閲覧えつらん。 
  14. ^ “南海なんかい・真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃ、運行うんこう延長えんちょう” (pdf). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2016年ねん10月がつ27日にち). 2020年ねん3月がつ29日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2020年ねん3月がつ29日にち - ウェイバックマシン
  15. ^ “2019年ねん2月がつ20日はつか（水みず）南海なんかい・真田さなだ赤あか備そなえ列車れっしゃの運行うんこうが終了しゅうりょうします” (pdf). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2019年ねん2月がつ7日にち). 2020年ねん3月がつ29日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2020年ねん3月がつ29日にち - ウェイバックマシン
  16. ^ “戦国せんごくBASARA×南海電鉄なんかいでんてつ 夏なつの陣じん ~真田さなだゆかりの地ちへいざ出陣しゅつじん~” (PDF). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2016年ねん4月がつ21日にち). 2024年ねん1月がつ18日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2024年ねん1月がつ18日にち - ウェイバックマシン
  17. ^ “南海なんかい「天空てんくう」の自由じゆう席せき車両しゃりょうを「戦国せんごくBASARA」のキャラクターで装飾そうしょく”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2016年ねん6月がつ14日にち). オリジナルの2024年ねん1月がつ18日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240118131720/https://railf.jp/news/2016/06/14/130000.html 2024年ねん1月がつ18日にち閲覧えつらん。 
  18. ^ 「輸送ゆそうと運転うんてん」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、21-23頁ぺーじ。
  19. ^ a b c 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（株）かぶしきがいしゃ鉄道てつどう営業えいぎょう本部ほんぶ営業えいぎょう部ぶ運転うんてん保安ほあん課か 萱野かやの雅文まさふみ「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 我わが社しゃのダイヤ」『運転うんてん協会きょうかい誌し』1999年ねん3月がつ号ごう（通巻つうかん477号ごう）、日本にっぽん鉄道てつどう運転うんてん協会きょうかい、1999年ねん、12-13頁ぺーじ。
  20. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう株式会社かぶしきがいしゃ（編へん）『南海電気鉄道なんかいでんきてつどう百ひゃく年ねん史し』1985年ねん、386頁ぺーじ。
  21. ^ a b c 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（株）かぶしきがいしゃ運輸うんゆ部ぶ運輸うんゆ課か 藤原ふじわら良雄よしお・三崎みさき章雄あきお「列車れっしゃダイヤの変遷へんせん 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『運転うんてん協会きょうかい誌し』1987年ねん6月がつ号ごう（通巻つうかん336号ごう）、日本にっぽん鉄道てつどう運転うんてん協会きょうかい、1987年ねん、16-17頁ぺーじ。
  22. ^ a b c d e f 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（株）かぶしきがいしゃ車しゃ両部りょうぶ車両しゃりょう課か 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう2000系けい」『鉄道てつどうピクトリアル』1990年ねん6月がつ号ごう（通巻つうかん529号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1990年ねん、58-61頁ぺーじ。
  23. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう株式会社かぶしきがいしゃ『南海なんかい二に世紀せいきに入はいって十じゅう年ねんの歩あゆみ』1995年ねん、71・108頁ぺーじ。
  24. ^ 「RAIL NEWS」『鉄道てつどうファン』1990年ねん10月がつ号ごう（通巻つうかん354号ごう）、交友こうゆう社しゃ、1990年ねん、123頁ぺーじ。
  25. ^ a b 「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり〔153〕南海電気鉄道なんかいでんきてつどう」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、214頁ぺーじ。
  26. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう株式会社かぶしきがいしゃ広報こうほう課か『ニュース南海なんかい』1992年ねん10月がつ号ごう（No.233）、1992年ねん。
  27. ^ a b c 「輸送ゆそうと運転うんてん 近年きんねんの動向どうこう」『鉄道てつどうピクトリアル』2008年ねん8月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん807号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2008年ねん、32-36頁ぺーじ。
  28. ^ a b c d e 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 現有げんゆう車両しゃりょうプロフィール2008」『鉄道てつどうピクトリアル』2008年ねん8月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん807号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2008年ねん、265-267頁ぺーじ。
  29. ^ 2017年ねんに発売はつばいされた「鉄道てつどうコレクション 南海なんかい2000系けい後期こうき型がた4両りょうセット」の外そと箱ばこに記載きさいの解説かいせつ文ぶんより引用いんよう。当とう製品せいひんは南海電鉄なんかいでんてつが公式こうしきに企画きかく・販売はんばいした市場いちば流通りゅうつう品ひんであるため、付属ふぞくの解説かいせつ文ぶんについても信頼しんらいできる情報じょうほう源げんに該当がいとうする。
  30. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう株式会社かぶしきがいしゃ広報こうほう課か『ニュース南海なんかい』1996年ねん2月がつ号ごう（No.273）、1996年ねん。
  31. ^ 「NEWS and TOPICS 高野たかの線せんダイヤ改正かいせい」『関西かんさいの鉄道てつどう』1995年ねん初冬しょとう号ごう（通巻つうかん32号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、1995年ねん、99頁ぺーじ。
  32. ^ 「高野たかの線せんの車両しゃりょう プロフィール」『関西かんさいの鉄道てつどう』2004年ねん新春しんしゅん号ごう（通巻つうかん46号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、2004年ねん、29頁ぺーじ。
  33. ^ 「21001系けい，22001系けいのあゆみ」『鉄道てつどうピクトリアル』1995年ねん12月臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん615号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1995年ねん、213頁ぺーじ。
  34. ^ a b 藤井ふじい信夫しのぶ『車両しゃりょう発達はったつ史しシリーズ 6 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 下巻げかん』関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、1998年ねん12月、122頁ぺーじ。
  35. ^ 「高野たかの線せんの列車れっしゃ種別しゅべつ」『関西かんさいの鉄道てつどう』1992年ねん爽秋そうしゅう号ごう（通巻つうかん27号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、1992年ねん、25頁ぺーじ。
  36. ^ “南海なんかい高野たかの線せんで臨時りんじ特急とっきゅう運転うんてん”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2009年ねん8月がつ18日にち). オリジナルの2024年ねん4月がつ28日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240428170831/https://railf.jp/news/2009/08/18/133700.html 2024年ねん4月がつ29日にち閲覧えつらん。 
  37. ^ a b 「高野たかの線せんの列車れっしゃ種別しゅべつ」『関西かんさいの鉄道てつどう』2004年ねん新春しんしゅん号ごう（通巻つうかん46号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、2004年ねん、16・19・23頁ぺーじ。
  38. ^ 「NEWS 南海なんかいだより」『関西かんさいの鉄道てつどう』2007年ねん盛夏せいか号ごう（通巻つうかん53号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、2007年ねん、96頁ぺーじ。
  39. ^ 「大手おおて私鉄してつ車両しゃりょうファイル2008 車両しゃりょうデータバンク」『鉄道てつどうファン』2008年ねん9月がつ号ごう（通巻つうかん569号ごう）特別とくべつ付録ふろく、交友こうゆう社しゃ、2008年ねん。
  40. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（編へん）「運転うんてん士しインタビュー」『南海電鉄なんかいでんてつ車両しゃりょう大全たいぜん第だい1巻かん（チョッパー&VVVF制御せいぎょ車しゃ）』2017年ねん、64頁ぺーじ。
  41. ^ 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう（株）かぶしきがいしゃ営業えいぎょう推進すいしん室しつ 藤田ふじた将之まさゆき「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう2200系けい「天空てんくう」」『鉄道てつどうピクトリアル』2009年ねん8月がつ号ごう（通巻つうかん821号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2009年ねん、109頁ぺーじ。
  42. ^ 「NEWS 南海なんかいだより」『関西かんさいの鉄道てつどう』2012年ねん初秋しょしゅう号ごう（通巻つうかん61号ごう）、関西かんさい鉄道てつどう研究けんきゅう会かい、2012年ねん、99頁ぺーじ。
  43. ^ “難波なんば駅えきにホームドアを試験しけん設置せっちします ~難波なんば駅えき1番線ばんせんに「大だい開口かいこうホーム柵しがらみ」を設置せっちします~” (pdf). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2017年ねん3月がつ30日にち). 2024年ねん1月がつ15日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2021年ねん4月がつ20日はつか - ウェイバックマシン
  44. ^ “南海電鉄なんかいでんてつ高野たかの線せんの車庫しゃこ、回送かいそう車両しゃりょうの一部いちぶが脱線だっせん　けが人にんなし”. 毎日新聞まいにちしんぶん. 2023年ねん12月3日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2023年ねん4月がつ27日にち - ウェイバックマシン
  45. ^ “一部いちぶ特急とっきゅうこうや・りんかんの運休うんきゅう（代かわりに自由じゆう席せき特急とっきゅうを運転うんてん）と両りょう数すう変更へんこうについて”. 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2022年ねん7月がつ15日にち). 2023年ねん12月9日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2023年ねん12月9日にち - ウェイバックマシン
  46. ^ “特急とっきゅう“こうや”・“りんかん”を2000系けいが代走だいそう”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2022年ねん5月がつ28日にち). オリジナルの2023年ねん3月がつ13日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230313082620/https://railf.jp/news/2022/05/28/130000.html 2023年ねん12月9日にち閲覧えつらん。 
  47. ^ “11月1日にち(火)かより、50000系けい車両しゃりょう(ラピート)を特急とっきゅう泉北せんぼくライナーとして運行うんこうします” (PDF). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2022年ねん9月がつ30日にち). 2024年ねん1月がつ8日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2024年ねん1月がつ8日にち - ウェイバックマシン
  48. ^ “鉄道てつどう線せん旅客りょかく運賃うんちんの変更へんこう認可にんか申請しんせいを行おこないました” (PDF). 南海電気鉄道なんかいでんきてつどう. p. 15 (2022年ねん10月がつ28日にち). 2023年ねん5月がつ24日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2023年ねん5月がつ10日とおか - ウェイバックマシン
  49. ^ “南海なんかい2000系けいが汐見橋しおみばし線せんに入線にゅうせん”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2024年ねん1月がつ9日にち). オリジナルの2024年ねん1月がつ11日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240111085011/https://railf.jp/news/2024/01/09/070100.html 2024年ねん1月がつ11日にち閲覧えつらん。 
  50. ^ “南海なんかい2000系けい2035編成へんせいが多奈川たながわ線せんで営業えいぎょう運転うんてんを開始かいし”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2024年ねん3月がつ25日にち). オリジナルの2024年ねん3月がつ25日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240325052426/https://railf.jp/news/2024/03/25/100000.html 2024年ねん3月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  51. ^ “南海なんかい高師浜たかしのはま線せんが全線ぜんせん高架こうか化か・運行うんこうを再開さいかい”. 鉄道てつどうファン. railf.jp 鉄道てつどうニュース (交友こうゆう社しゃ). (2024年ねん4月がつ6日にち). オリジナルの2024年ねん4月がつ7日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240407100623/https://railf.jp/news/2024/04/06/183000.html 2024年ねん4月がつ7日にち閲覧えつらん。 
  52. ^ “南海本線なんかいほんせん・高師浜たかしのはま線せん（高石たかいし市し）連続れんぞく立体りったい交差こうさ事業じぎょう　高師浜たかしのはま線せんが４月がつ６日にち（土ど）始発しはつから全線ぜんせん高架こうか化か・運行うんこう再開さいかい” (PDF). 大阪おおさか府ふ・高石たかいし市し・南海電気鉄道なんかいでんきてつどう (2024年ねん2月がつ15日にち). 2024年ねん4月がつ7日にち閲覧えつらん。 アーカイブ 2024年ねん2月がつ17日にち - ウェイバックマシン
  53. ^ 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 車両しゃりょう編成へんせい表ひょう［2024.4.1現在げんざい］」『鉄道てつどうダイヤ情報じょうほう』2024年ねん7月がつ号ごう（No.481）、交通こうつう新聞しんぶん社しゃ、2024年ねん、106-107頁ぺーじ。
  54. ^ a b c 「南海電気鉄道なんかいでんきてつどう 車両しゃりょう履歴りれき表ひょう」『鉄道てつどうピクトリアル』2008年ねん8月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん807号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2008年ねん、278頁ぺーじ。
  55. ^ 「車両しゃりょう総説そうせつ」『鉄道てつどうピクトリアル』2023年ねん10月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう（通巻つうかん1017号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2023年ねん、51頁ぺーじ。
 

この項目こうもくは、鉄道てつどうに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:鉄道てつどう/PJ鉄道てつどう）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=南海なんかい2000系けい電車でんしゃ&oldid=100934544」から取得しゅとく