(Translated by https://www.hiragana.jp/)
「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」の版間の差分 - Wikipedia コンテンツにスキップ

「プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜」のはんあいだ差分さぶん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除さくじょされた内容ないよう 追加ついかされた内容ないよう
編集へんしゅう要約ようやくなし
誤記ごき修正しゅうせい
タグ: モバイル編集へんしゅう モバイルウェブ編集へんしゅう
65ぎょう: 65ぎょう:
『'''プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜'''』(プロジェクトエックス ちょうせんしゃたち、英字えいじ表記ひょうき:''PROJECT X 〜Challengers〜'')は、[[NHK総合そうごうテレビジョン]]にて[[2000ねん]][[3がつ28にち]]から[[2005ねん]][[12月28にち]]まで放映ほうえいされた[[ドキュメンタリー]]番組ばんぐみである。通称つうしょうは「'''プロジェクトX'''」である。ぜん放送ほうそう作品さくひんは191ほん正式せいしき放送ほうそう回数かいすうとしてカウントされた作品さくひん187ほん + 特別とくべつへん4ほん<ref group=注釈ちゅうしゃく>アンコール(「特選とくせんプロジェクトX」をふくむ)はのぞく。</ref>。)である。開始かいしのキャッチコピーは、「'''おもいはかなう。'''」。
『'''プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜'''』(プロジェクトエックス ちょうせんしゃたち、英字えいじ表記ひょうき:''PROJECT X 〜Challengers〜'')は、[[NHK総合そうごうテレビジョン]]にて[[2000ねん]][[3がつ28にち]]から[[2005ねん]][[12月28にち]]まで放映ほうえいされた[[ドキュメンタリー]]番組ばんぐみである。通称つうしょうは「'''プロジェクトX'''」である。ぜん放送ほうそう作品さくひんは191ほん正式せいしき放送ほうそう回数かいすうとしてカウントされた作品さくひん187ほん + 特別とくべつへん4ほん<ref group=注釈ちゅうしゃく>アンコール(「特選とくせんプロジェクトX」をふくむ)はのぞく。</ref>。)である。開始かいしのキャッチコピーは、「'''おもいはかなう。'''」。


2024ねん4がつ5にち放送ほうそう開始かいし予定よていの、『'''しんプロジェクトX'''』についても、ほんこうべる。
2024ねん4がつ6にち放送ほうそう開始かいしの、『'''しんプロジェクトX'''』についても、ほんこうべる。


== 概要がいよう ==
== 概要がいよう ==

2024ねん4がつ6にち (土) 11:53時点じてんにおけるはん

プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜
PROJECT X 〜Challengers〜
ジャンル ドキュメンタリー
出演しゅつえんしゃ 国井くにいみやびいにしえ
久保くぼ純子じゅんこ
膳場ぜんば貴子たかこ
ゲスト2めい
ナレーター 田口たぐちトモロヲ
オープニング 中島なかじまみゆき
地上ちじょうほし
エンディング 中島なかじまみゆき
ヘッドライト・テールライト
製作せいさく
プロデューサー 今井いまいあきら制作せいさく統括とうかつ
制作せいさく NHK
放送ほうそう
音声おんせい形式けいしきステレオ放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき日本の旗 日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん2000ねん3月28にち - 2005ねん12月28にち
放送ほうそう時間じかん火曜日かようび 21:15 - 21:58
放送ほうそうぶん43ふん
回数かいすう191
テンプレートを表示ひょうじ
しんプロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜
NEW PROJECT X 〜Challengers〜
ジャンル ドキュメンタリー
出演しゅつえんしゃ 有馬ありま嘉男よしお
もり花子はなこ
ナレーター 田口たぐちトモロヲ
オープニング 中島なかじまみゆき
しん地上ちじょうほし
エンディング 中島なかじまみゆき
ヘッドライト・テールライト
製作せいさく
制作せいさく NHK
放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき日本の旗 日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん2024ねん4がつ6にち - 〈予定よてい[1]
放送ほうそう時間じかん土曜日どようび 19:30 - 20:15 [2][3]
放送ほうそうぶん45ふん
公式こうしきサイト
テンプレートを表示ひょうじ

プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜』(プロジェクトエックス ちょうせんしゃたち、英字えいじ表記ひょうき:PROJECT X 〜Challengers〜)は、NHK総合そうごうテレビジョンにて2000ねん3月28にちから2005ねん12月28にちまで放映ほうえいされたドキュメンタリー番組ばんぐみである。通称つうしょうは「プロジェクトX」である。ぜん放送ほうそう作品さくひんは191ほん正式せいしき放送ほうそう回数かいすうとしてカウントされた作品さくひん187ほん + 特別とくべつへん4ほん[注釈ちゅうしゃく 1]。)である。開始かいしのキャッチコピーは、「おもいはかなう。」。

2024ねん4がつ6にち放送ほうそう開始かいしの、『しんプロジェクトX』についても、ほんこうべる。

概要がいよう

番組ばんぐみ開始かいし当時とうじは、様々さまざま事件じけん事故じこにおける、無名むめい人々ひとびとられざる活躍かつやくえがいたドキュメンタリーだった(「よみがえれ日本海にほんかい」、「白神山地しらかみさんち マタギのもりそう力戦りきせん」、「炎上えんじょう おとこたちはんだ」、「国境こっきょうえた救出きゅうしゅつげき」、「史上しじょう最大さいだい脱出だっしゅつ作戦さくせん」)。

後半こうはんになると、だい世界せかい大戦たいせん終戦しゅうせん直後ちょくごから高度こうど経済けいざい成長せいちょうまでの、産業さんぎょう文化ぶんかとう様々さまざま分野ぶんやにおいて、製品せいひん開発かいはつプロジェクトなどが直面ちょくめんした難問なんもんを、どのように克服こくふく成功せいこういたったかを紹介しょうかいするドキュメントに変貌へんぼうした[4]身近みぢか自動車じどうしゃ家電かでんはじめ、当時とうじ日本にっぽん経済けいざい牽引けんいんした重厚じゅうこう長大ちょうだい産業さんぎょう地図ちずのこ公共こうきょう事業じぎょうをはじめ、地図ちずゼンリン)、辞書じしょ広辞苑こうじえん)といった人文じんぶん関係かんけいはなし人命じんめい救助きゅうじょ環境かんきょう保護ほご活動かつどうなどの分野ぶんやについてもすうおおくの事例じれいげている。

公共こうきょう放送ほうそうであるNHKが、これまでの放送ほうそう基準きじゅんである「企業きぎょう宣伝せんでん」につながる表現ひょうげん排除はいじょくずす、企業きぎょう事業じぎょう活動かつどう内容ないようったドキュメンタリー番組ばんぐみである本番ほんばんぐみ放送ほうそうされた背景はいけいとして、インターネット普及ふきゅうによる情報じょうほう入手にゅうしゅせい向上こうじょうげられており、本番ほんばんぐみ放送ほうそうをきっかけに、特定とくてい企業きぎょう施設しせつ内部ないぶ潜入せんにゅうして紹介しょうかいするような番組ばんぐみや、連続れんぞくテレビ小説しょうせつでの特定とくてい企業きぎょう創業そうぎょうしゃをモデルとした作品さくひんつづいたりするようになったという見方みかたもある[5]

番組ばんぐみは2005ねん終了しゅうりょうしたが、2024ねん4がつから18ねんぶりにしんシリーズ『しんプロジェクトX 〜挑戦ちょうせんしゃたち〜』が放映ほうえいされる予定よていであることが2023ねん10月に発表はっぴょうされた。しんシリーズではバブル崩壊ほうかい日本にっぽん勇気ゆうきあたえた無名むめい人々ひとびとげるとしている。ナレーションについてはぜんシリーズでも担当たんとうした俳優はいゆう田口たぐちトモロヲ続投ぞくとう[6][7]主題歌しゅだいか中島なかじまみゆきつづ担当たんとうし、オープニングテーマは「地上ちじょうほし」のしん収録しゅうろくばんとなる「しん地上ちじょうほし」を使用しよう、エンディングテーマも「ヘッドライト・テールライト」がつづもちいられる[8]。また2がつ14にち発表はっぴょうしんキャスター人事じんじ[9]にて有馬ありま嘉男よしお欧州おうしゅう総局そうきょくふく総局そうきょくちょうほん番組ばんぐみ担当たんとうともな報道局ほうどうきょく復帰ふっき)と、もり花子はなこ水戸みときょくアナウンサー。出向しゅっこう出演しゅつえん)が総合そうごう司会しかい担当たんとうすることがまった。

人気にんき

開始かいし当初とうしょ視聴しちょうりつなやんだが、それまでのNHKにはない斬新ざんしん演出えんしゅつ中高年ちゅうこうねんけて次第しだい上昇じょうしょうしていき、2001ねんには平均へいきん視聴しちょうりつ15%、2002ねんには20%をマークするようになった。放送ほうそう2かい日本にほんビクター現在げんざいJVCケンウッド)のVHS開発かいはつげた「窓際まどぎわぞく世界せかい規格きかくつくった〜VHS・執念しゅうねん逆転ぎゃくてんげき〜」は東映とうえいによって2002ねんに『はまたのぼ』として長編ちょうへん映画えいがされた。しま秀雄ひでお東海道新幹線とうかいどうしんかんせん建設けんせつげた「執念しゅうねんんだ新幹線しんかんせん ろうとも90さい飛行機ひこうき姿すがたえた」は、1998ねん8がつ22にち放送ほうそうの「奇跡きせき体験たいけん!アンビリバボーないの『感動かんどうのアンビリバボー』コーナーで『レイルロード・オブ・ドリームス〜奇跡きせき弾丸だんがん列車れっしゃ計画けいかく〜』として短編たんぺんながらすでにドキュメンタリードラマされていた。どうさくさらに『新幹線しんかんせんをつくったおとこたち〜ゆめよ、もっとはやく〜』として2004ねんテレビ東京てれびとうきょう2あいだドラマされた。

2002ねんの『だい53かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん』には中島なかじまみゆき番組ばんぐみオープニングテーマの「地上ちじょうほし」ではつ出場しゅつじょうし、放送ほうそう14かいの「くろよんダム 断崖絶壁だんがいぜっぺきなん工事こうじ」の舞台ぶたいとなった黒部くろべダム内部ないぶからのなま中継ちゅうけい歌唱かしょうおこなうという事実じじつじょう番組ばんぐみタイアップを披露ひろうした。

だが、2004ねんはいってからはマンネリ化まんねりかやNHK自体じたい不祥事ふしょうじ相次あいついで発覚はっかくしたことなどにより視聴しちょうりつ頭打あたまうちになりはじめる。とう番組ばんぐみでも2004ねんに『プロジェクトX21てん』としょうした特別とくべつてん開催かいさいしたさい協賛きょうさん企業きぎょうから最高さいこうで3150まんえん協賛きょうさんきんあつめていたことが衆議院しゅうぎいん総務そうむ委員いいんかいげられたほか[10]、2005ねん5がつ10日とおか放送ほうそうぶんにおいてやらせおこなわれていたことが判明はんめい。2005ねん9がつ22にち同年どうねん12月での番組ばんぐみ終了しゅうりょう発表はっぴょうされた。通常つうじょう4がつ改編かいへん一斉いっせい改変かいへんおこなうNHKにおいて、それをたずの終了しゅうりょう示唆しさするものだった。後継こうけい番組ばんぐみ翌年よくねん1がつから放送ほうそう開始かいしした『プロフェッショナル 仕事しごと流儀りゅうぎ』である。終了しゅうりょう本番ほんばんぐみのパロディがNHKもふくめて頻繁ひんぱん制作せいさくされており、現在げんざい知名度ちめいどたか番組ばんぐみとなっている。

りにさいして、最終さいしゅうかいでは中島なかじまみゆきがスタジオに出演しゅつえんし、NHKのうた番組ばんぐみでそれまでうたわれなかったエンディングテーマの「ヘッドライト・テールライト」をはつ披露ひろうした。

ビデオ・DVDの売上うりあげは80まんほん以上いじょう記録きろくした[11]一方いっぽうで、全日本ぜんにほん電機でんき電子でんし情報じょうほう関連かんれん産業さんぎょう労働ろうどう組合くみあい連合れんごうかいは、番組ばんぐみ登場とうじょうするおおくの技術ぎじゅつしゃは「現役げんえき退しりぞいたのちの“おそすぎる評価ひょうか”」をけただけだとして、否定ひていてきであった[12]

演出えんしゅつパターン

ほん番組ばんぐみ演出えんしゅつパターンはそのテレビ番組ばんぐみなどでひろもちいられており、テレビドキュメンタリーのひとつの典型てんけいになっている。

冒頭ぼうとうふる映像えいぞうなどをテーマソングがながれるなかみじかいカットでうつす。ほそ明朝体みんちょうたいでキーワードが表示ひょうじされる。

番組ばんぐみ序盤じょばん田口たぐちトモロヲ特徴とくちょうのある淡々たんたんとしたナレーションで、プロジェクトをげようとする主人公しゅじんこう複数ふくすう)の境遇きょうぐうえがかれる。再現さいげんドラマ(俳優はいゆうはセリフをしゃべらない)が挿入そうにゅうされることもある。

番組ばんぐみ中盤ちゅうばん。プロジェクトはいよいよ佳境かきょうはいるが、困難こんなんかれら・彼女かのじょらをおそう。それを克服こくふくする過程かていえがかれる。このあたりでスタジオに放映ほうえい当時とうじ存命ぞんめい主人公しゅじんこうもしくは主人公しゅじんこうきん縁者えんじゃがゲストとして登場とうじょう[注釈ちゅうしゃく 2]し、司会しかいからインタビューをけて当時とうじ回想かいそうする。

番組ばんぐみ終盤しゅうばん。プロジェクトはげられる。ドキュメンタリー映像えいぞうわったのちでスタジオにもどり、主人公しゅじんこうかお大写おおうつしとなり、司会しかいからねぎらいの言葉ことばをかけられる。プロジェクトの成果せいかぶつがスタジオにはこばれ、主人公しゅじんこう感慨深かんがいぶかげにそれをる。

エンディング。成功せいこうした主人公しゅじんこうたちのその栄光えいこう人生じんせい簡単かんたんえがかれ、テーマソングがながれるなかわる。

大半たいはんはハッピーエンドとなるが、日本にっぽんはつ生体せいたいきも移植いしょくプロジェクトをげた「ひろしわたるちゃん1さいかがやいのち日本にっぽんはつおやからへの肝臓かんぞう移植いしょく〜」[注釈ちゅうしゃく 3]のように、ハッピーエンドとはならなかったかいもある。

なお、プロジェクト当時とうじ内容ないようをナレーション形式けいしき解説かいせつしているにもかかわらず、その場面ばめんにおいてわか俳優はいゆう起用きようしての再現さいげん映像えいぞうではなく、プロジェクトの主人公しゅじんこう本人ほんにん年老としおいた現在げんざい放送ほうそう当時とうじ)の姿すがた直接ちょくせつ登場とうじょうし、職場しょくば仕事しごとをしているシーンがおおくの放送ほうそうかいてくるが、げている題材だいざいふる時代じだいのプロジェクトであるほど必然ひつぜんてきにプロジェクト参加さんか当時とうじ容姿ようし現在げんざい容姿ようしわなくなる。したがって、この「プロジェクトの主人公しゅじんこう本人ほんにんが(年老としおいた現在げんざい姿すがたで)仕事しごとをしているシーン」は実際じっさい仕事しごとをしているわけではなく、仕事しごとをしているようにせるためのたんなる演技えんぎである[注釈ちゅうしゃく 4]

ゲスト

プロジェクトにかかわった人物じんぶつのうち、とく筆頭ひっとうでプロジェクトにかかわっていた人物じんぶつ、その補佐ほさてき役割やくわりつとめた人物じんぶつ、プロジェクトをかげからささえた人物じんぶつ、プロジェクトに影響えいきょうけた人物じんぶつなどがゲストとして1~3めいほど招待しょうたいされていた[注釈ちゅうしゃく 5]。プロジェクトにかかわった人物じんぶつすでくなっている場合ばあいや、高齢こうれい出演しゅつえんできない場合ばあいは、その弟子でしなどがわりにゲスト出演しゅつえんしていた。なお、初期しょきころはプロジェクト関係かんけいしゃではなく、なかにしあや松坂まつさか慶子けいこなどの著名ちょめいじん解説かいせつコメンテーターてき位置付いちづけでゲスト出演しゅつえんしていた。

番組ばんぐみたいするおも矛盾むじゅん抗議こうぎなど

  • 2000ねん4がつ18にち放送ほうそうの「ガンをさが完全かんぜん国産こくさんカメラ開発かいはつ」では、「カメラは日本にっぽんはじめて開発かいはつされ、胃壁いへき撮影さつえいされた」というはなしになっているが、カメラは日本にっぽんでの開発かいはつよりやく50ねんまえの1898ねんドイツ発明はつめいされ胃壁いへき撮影さつえいおこなわれている[13]。そのもいくつかのカメラが開発かいはつされており、間違まちがった内容ないよう放送ほうそうされた。カメラ開発かいはつ経緯けいい機器きき説明せつめいなどにも間違まちがいや疑問ぎもんゆうする箇所かしょ複数ふくすうあり、抗議こうぎおこなわれた。書籍しょせきばんでは訂正ていせい一部いちぶおこなわれたが、間違まちがいの解消かいしょうにはいたらなかった。
  • 2000ねん11月28にち放送ほうそうの「よみがえれ日本海にほんかい」では、ナホトカごう重油じゅうゆ流出りゅうしゅつ事故じこさいして神戸こうべから災害さいがいボランティアが、発生はっせい福井ふくいけん青年せいねん会議かいぎしょ指導しどうして「さんこく重油じゅうゆ災害さいがいボランティアセンター」をつくったことになっているが、実際じっさいには当初とうしょそれぞれが窓口まどぐちつくり、はないで一本いっぽんしたものであった[14]
  • 2001ねん6がつ19にち放送ほうそうの「ちち息子むすこ 執念しゅうねんもえだい辞典じてん」は1955ねんに『広辞苑こうじえん』を岩波書店いわなみしょてんから刊行かんこうした新村しんむらいずるたけし親子おやこ焦点しょうてんてた内容ないようだった。しかし、実際じっさいには『広辞苑こうじえん』がおな新村しんむらいずる編者へんしゃとして1935ねん博文ひろぶみかんから刊行かんこうされた『えん』の改訂かいていばんであったことに一切いっさいれず、新村しんむら親子ちかこ努力どりょくで『広辞苑こうじえん』がいきなり出版しゅっぱんされたかのような内容ないようになっていた。同社どうしゃ後身こうしんである博文ひろぶみかんしんしゃから抗議こうぎけたため、書籍しょせきばんでは博文ひろぶみかんおよび『えん』について加筆かひつおこなった[15][16]
  • 2001ねん7がつ10日とおか放送ほうそうの「白神しらかみ山地さんち マタギもりそう力戦りきせん」では、白神山地しらかみさんち道路どうろ建設けんせつ青森あおもりけん秋田あきたけん双方そうほう住民じゅうみんこした反対はんたい運動うんどうについてげられた。そのさい番組ばんぐみないでは秋田あきたけん住民じゅうみんがわ青森あおもりけん住民じゅうみんがわびかけるかたち反対はんたい運動うんどうはじまったかのように描写びょうしゃされたが、実際じっさいには当初とうしょ反対はんたい運動うんどう青森あおもりけん秋田あきたけん別々べつべつ発生はっせいしており、のちにそのことをった双方そうほうはなって一本いっぽんしていた。関係かんけいしゃ抗議こうぎ[17][18]、このかいのビデオソフトおよび書籍しょせきばんへの掲載けいさい見送みおくられている。
  • 2002ねん1がつ8にち放送ほうそうの「あさま山荘さんそう 衝撃しょうげきてつだま作戦さくせん」では、「極寒ごっかんなか地元じもと住民じゅうみん機動きどうたいいんたいして毎日まいにち大量たいりょうおにぎりつくって協力きょうりょくした」と放送ほうそうされ、このおにぎり提供ていきょう機動きどう隊員たいいんもっと感謝かんしゃされたような描写びょうしゃがなされたが、実際じっさいにはおにぎりをつくってはいたもののごくさむゆえにすぐこおいてしまう状況じょうきょうあたたかい食事しょくじにありつけたのは外周がいしゅう警戒けいかいものたちだけだった。この事件じけんとき機動きどう隊員たいいんにとってもっとやくしょくされたのは、本番ほんばんぐみでも前年ぜんねん放送ほうそうされた「カップヌードル」である[19]
  • 2002ねん9がつ17にち放送ほうそうの「革命かくめいトイレ、市場いちばせいす」では、住宅じゅうたく機器ききメーカーの東陶機器とうとうきき(TOTO)が1980ねん開発かいはつしたウォシュレット国内こくないはつ温水おんすい洗浄せんじょう便座べんざとされていたが、実際じっさいには1967ねん同根どうこん同業どうぎょう伊奈いなせいすえ現在げんざいLIXILINAXブランド)から発売はつばいされた「サニタリーナ61」が国内こくないはつ温水おんすい洗浄せんじょう便座べんざ[20]である[注釈ちゅうしゃく 6]。また、番組ばんぐみないで「停車ていしゃ車両しゃりょうからびるアンテナを伸縮しんしゅくしきノズルをかんがした」、「あめなかでも故障こしょうなくうご信号しんごう防水ぼうすい仕様しようハイブリッドIC使用しようおもった」ともあったが、これらの機構きこうは「サニタリーナ」ですで実現じつげんしており、これらを参考さんこうにした可能かのうせいもある[注釈ちゅうしゃく 7]番組ばんぐみないでは「サニタリーナ」の存在そんざい自体じたいまったくなかったかのように描写びょうしゃされた。メディア広告こうこくにしても、かねてからかく媒体ばいたいていたし、ウォシュレットのテレビコマーシャルも発売はつばい当初とうしょからっていたのにもかかわらず、「ご不浄ふじょうだから」と雑誌ざっしにはことわられつづけてきたとい、1982ねんサン・アド制作せいさく戸川とがわじゅん出演しゅつえんするものがどう製品せいひんはつCMだと事実じじつことなる説明せつめいをしていた。
  • 2002ねん10がつ28にち放送ほうそうの「カーナビ 迷宮めいきゅう走破そうはせよ」では、当時とうじ音響おんきょう機器ききメーカーだったパイオニア地図ちずデータの供給きょうきゅうめぐり、住宅じゅうたく地図ちずメーカーのゼンリンから「おれたちはソニーむ」とはなされた、と紹介しょうかいされたが、実際じっさいにはカーナビゲーションソフトの規格きかく統一とういつ提言ていげんしたゼンリンからのもうをパイオニアがことわって独立どくりつしたあゆみを選択せんたくした[注釈ちゅうしゃく 8]ものである。さらに、パイオニアのカーナビゲーションが発売はつばいされたときすでマツダ・ユーノスコスモのオプションとして世界せかいはつGPSカーナビゲーション(三菱電機みつびしでんきとの共同きょうどう開発かいはつ)が搭載とうさいされており、パイオニアはこうがたカーナビゲーションを最初さいしょ市販しはんしただけだった。
  • 2005ねん5がつ10日とおか放送ほうそうの「ファイト!まち工場こうじょうささげる日本一にっぽんいちうた」で、げられたがわ大阪おおさか府立ふりつ淀川よどがわ工業こうぎょう高等こうとう学校がっこうげん大阪おおさか府立ふりつ淀川よどがわ工科こうか高等こうとう学校がっこう)が、事実じじつとはことなるてんがあるとして訂正ていせい謝罪しゃざい要求ようきゅうもうれた[21]
    • 放送ほうそうでは「淀川よどがわ工業こうぎょう高校こうこうれていて音楽おんがくなどまったえんがなかったが、新任しんにん国語こくご教師きょうし高嶋たかしま昌二しょうじ)が職員しょくいん反対はんたいグリークラブ男声だんせい合唱がっしょう)を設立せつりつ合唱がっしょうつうじて生徒せいと更生こうせいさせ、合唱がっしょうコンクールに出場しゅつじょうする。しかし、コンクール会場かいじょうにはパトカーているなど、淀川よどがわ工業こうぎょう高校こうこう参加さんかたい主催しゅさいしゃがわおおきな警戒けいかいかんあらわにした」となっていた。
    • だが、実際じっさいには「当時とうじ淀川よどがわ工業こうぎょう高校こうこうれていない高校こうこうであり、前々まえまえから吹奏楽すいそうがくがあって全国ぜんこく大会たいかい上位じょういのレベルであったうえ、グリークラブ設立せつりつさい校長こうちょうみずか早期そうき賛成さんせいしている。合唱がっしょうコンクール参加さんかも、主催しゅさいがわかずある参加さんかこうのひとつとしてしかかんがえておらず、警戒けいかいする理由りゆうはなくパトカーもていなかった」など、事実じじつとはことなる表現ひょうげんであった[21]。NHKがわもこのかいについてはぎたてんがあったとし、同年どうねん5がつ28にち放送ほうそうぶんの『土曜どようスタジオパーク』でこれまでの経緯けいい説明せつめいし、担当たんとう部長ぶちょうなま出演しゅつえんして謝罪しゃざいした。また、5月31にち番組ばんぐみ終了しゅうりょうにも国井くにいみやびいにしえ謝罪しゃざいのコメントをおこなった。公式こうしきサイトからはこのかい紹介しょうかいページが削除さくじょされ、ビデオソフトおよ書籍しょせきばんへの掲載けいさい見送みおくられた[注釈ちゅうしゃく 9]

番組ばんぐみフォーマット

放映ほうえい時間じかん

だい1

しんプロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜

  • 日本にっぽん時間じかん毎週まいしゅう土曜日どようび午後ごご730ふん - 午後ごご815ふん(スポーツ中継ちゅうけい長時間ちょうじかん討論とうろんなどによる休止きゅうし場合ばあいもある)。さい放送ほうそう翌週よくしゅう土曜日どようび午前ごぜん815ふん - 午前ごぜん900ふんまで[23]

アンコール

  • 2001ねん後期こうき以後いご過去かこ放映ほうえいされさい放送ほうそう要望ようぼうおおかった作品さくひんが、3、4しゅうおきにアンコールとして放送ほうそうされた。そのさい、オープニングの司会しかい挨拶あいさつ部分ぶぶんとうあらたに収録しゅうろく取材しゅざいしたものまじえたさい構成こうせいばんとして放映ほうえいされる。番組ばんぐみ後期こうきにはこのアンコールが1ヶ月かげつ以上いじょうには2ヶ月かげつつづいたこともある。当初とうしょ次回じかい予告よこくで「○○のドラマをふたたびおとどけします」と、アンコール放送ほうそうであることがわかる表現ひょうげんをしていたが、後期こうきにはこれも一切いっさいなくなる。
  • 2004ねんには、毎週まいしゅう日曜日にちようびBS1で『特選とくせん プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜』とだいして過去かこもの放送ほうそうしていた。
  • また、2005ねん10月4にちからは原則げんそく毎週まいしゅう火曜日かようび午後ごご45ふん午後ごご450ふんにアンコールアワーとして、過去かこ放映ほうえいされたものから好評こうひょうたテーマをさい構成こうせいして放送ほうそうしていた。
  • NHK総合そうごうNHKアーカイブス」でも2010ねんからとしに1 - 2かい頻度ひんどさい放送ほうそうされている。
    • 2010ねん11月14にち「わたしがえらぶあの番組ばんぐみ(2)〜安藤あんどう忠雄ただお〜」にて2001ねん3がつ6にち放送ほうそう「えりもみさきはるべ〜砂漠さばくもりに・きた家族かぞくはん世紀せいき〜」を放送ほうそう
    • 2011ねん8がつ28にち世界せかい自然しぜん遺産いさん屋久島やくしまもりともきる〜」にて2000ねん12月5にち放送ほうそう伝説でんせつふかもりまもれ〜世界せかい遺産いさん屋久やくすぎしま〜」を放送ほうそう
    • 2012ねん5がつ20日はつか東京とうきょうタワーからスカイツリーへ “希望きぼう”の時代じだいからのメッセージ」にて2000ねん9がつ5にち放送ほうそう東京とうきょうタワー 恋人こいびとたちのたたかい」の一部いちぶ放送ほうそう
    • 2013ねん12月22にちひびけ!歓喜かんきうただいきゅう”にめたおもい」にて2003ねん10がつ14にち放送ほうそうだいきゅうへのてなきみち貧乏びんぼう楽団がくだん逆転ぎゃくてんげき〜」を放送ほうそう
    • 2014ねん5月18にち「ゴジラからのメッセージ」にて2001ねん1がつ23にち放送ほうそう「ゴジラ誕生たんじょう特撮とくさつけた80にん若者わかものたち〜」を放送ほうそう
    • 2014ねん10月12にち「シリーズ1964 だい4かい モノづくり大国たいこくへのみち新幹線しんかんせんんだ技術ぎじゅつしゃたましい〜」にて2002ねん6がつ18にち放送ほうそう新幹線しんかんせん執念しゅうねん弾丸だんがん列車れっしゃ〜」(2000ねん5がつ9にち放送ほうそう執念しゅうねんんだ新幹線しんかんせんろうとも90さい飛行機ひこうき姿すがたえた〜」のさい編集へんしゅうばん)を放送ほうそう
    • 2016ねん2がつ28にち北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん 開業かいぎょうへ~青函せいかんトンネルにけた情熱じょうねつ~」にて2000ねん4がつ11にち放送ほうそうともえて〜青函せいかんトンネル・24ねんだい工事こうじ〜」の短縮たんしゅくばん放送ほうそう
    • 2018ねん10月7にち「いのちのかがやきにう~旭山あさひやま動物どうぶつえん挑戦ちょうせん~」にて2005ねん11月15にち放送ほうそう旭山あさひやま動物どうぶつえん ペンギンぶ〜閉園へいえんからの復活ふっかつ〜」を放送ほうそう
  • 2011ねん11月4にちには、青森放送あおもりほうそうきょく開局かいきょく70周年しゅうねん記念きねん NHKがつたえた青森あおもりない2000ねん4がつ11にち放送ほうそうの「ともえて〜青函せいかんトンネル・24ねんだい工事こうじ〜」が放送ほうそうされた。
  • 北海道ほっかいどうエリア「北海道ほっかいどうLOVEテレビない北海道ほっかいどう関連かんれんした以下いかのエピソードを放送ほうそう
    • 2017ねん7がつ1にち旭山あさひやま動物どうぶつえん開園かいえん50周年しゅうねんにちなみ2005ねん11月15にち放送ほうそう旭山あさひやま動物どうぶつえん ペンギンぶ〜閉園へいえんからの復活ふっかつ〜」を放送ほうそう
    • 2018ねん10がつ11にちに2005ねん9がつ13にち放送ほうそうきたのワイン 故郷こきょう再生さいせいへのだい勝負しょうぶ」を放送ほうそう
    • 2019ねん12月21にちに2003ねん6がつ17にち放送ほうそう釧路くしろ湿原しつげん カムイのとり え」を放送ほうそう
  • 2021ねん3がつ30にち~2021ねん9がつ14にちあいだ、BS4KとBSプレミアムのサイマルで、火曜日かようび21から2145ふんに、あらためて4Kリストア(デジタル・リマスター処理しょり)した内容ないようで、アンコール放送ほうそうおこなった(セレクション放送ほうそう)。初回しょかいの3がつ30にちは4Kリストアについての説明せつめいおこなうとともに、国井くにい田口たぐちによる回顧かいこ対談たいだん冒頭ぼうとう15ふんおこなわれた。
  • 2022ねんも4がつ5にちから通年つうねん同様どうようにBSP・BS4Kで4Kリストアばんのアンコール放送ほうそう実施じっししている。

オープニング

  • 毎回まいかいことなるテーマを放送ほうそうする番組ばんぐみであるため、『プロジェクトX』のタイトルのCGインフェルノつくられている)ののち各回かくかいのキーワードとなる映像えいぞう主題歌しゅだいかわせてながれる。オープニングは、映像えいぞうきょくわせて文字もじ書体しょたいうつしけん石井いしいよこふとし明朝体みんちょうたい)がながれる、独特どくとくなものである。
  • 主題歌しゅだいかは、放映ほうえい当初とうしょよりわらず中島なかじまみゆきの「地上ちじょうほし」(だい1かい - 11かい、12かい - 45かい、46かい - で、それぞれ微妙びみょうにメロディーがことなる)。中高年ちゅうこうねん男性だんせい支持しじ[よう出典しゅってん]背景はいけいに、記録きろくてきなロングヒット[よう出典しゅってん]となった。

エンディング

次回じかい予告よこく

  • 通常つうじょうは30びょういちがつぶんのラインナップの紹介しょうかいふくめて60びょう場合ばあいもある。「日本にっぽんはつのマイカー てんとうむしまちく」と、最終さいしゅうかいスペシャルの次回じかい予告よこくは60びょうであった。

司会しかい

番組ばんぐみスタッフ

以下いか、2004ねん8がつ

  • デスク:金濱かねはまさとし小山こやま好晴よしはる山本やまもと隆之たかゆき
  • ディレクター:山岸やまぎし秀樹ひでき山本やまもといずる矢崎やさき伸治しんじ相沢あいざわ孝義たかよし大坪おおつぼ悦郎えつろう加藤かとう善正よしまさ久保くぼ健一けんいち海野うみのみのる池田いけだ由紀ゆき本間ほんま一成いっせい細野ほその真孝まさたかあかうえあきら堤田つつみた健一郎けんいちろう
  • 編集へんしゅう渡辺わたなべ政男まさお下山田しもやまだあきらけい坂本さかもとふとし市川いちかわ芳徳よしのり小林こばやし幸二こうじ大崎おおさき義則よしのり首藤しゅどう実三じつぞう野島のじま邦光くにみつ
  • 美術びじゅつ根井ねいまもる
  • 音響おんきょう効果こうか福井ふくい純子じゅんこ嘉藤かとうあつし三澤みさわ恵美子えみこ須永すながだかせい日下くさか英介えいすけ
  • 音声おんせいたかうま正裕まさひろ高橋たかはし正吾しょうご遠藤えんどう博之ひろゆき
  • 技術ぎじゅつ中村なかむら英嗣ひでつぐ塩谷しおやいたる高橋たかはしあきら本間ほんまけんかい
  • リサーチャー:小寺こでら亜希子あきこ前田まえだみつぐひらめ里村さとむら真理まり
  • メーク&スタイリスト:稲垣いながき直美なおみ
  • 美術びじゅつ進行しんこう佐野さのひとし松谷まつや正幸まさゆき
  • 番組ばんぐみ広報こうほう谷本たにもとあきら

NHK以外いがいでの放送ほうそう

メディア媒体ばいたい

複数ふくすうはんており、直近ちょっきん[いつ?]発売はつばいされたのは30かんのものである。

  • ビデオとDVD(だいI - だいIX)はNHKソフトウェアから発売はつばい。なおビデオは日本にほんビクター(株)かぶしきがいしゃ。レンタルもされている。収録しゅうろくされていないかいもあり、完全かんぜんばんではない。
  • 2005ねん3がつには、全国ぜんこくコンビニ店舗てんぽにおいて映像えいぞう購入こうにゅう方式ほうしきの「PPV-DVD」(ヴィジョネア株式会社かぶしきがいしゃだい1だんとしてセレクションDVDもリリースされた。

放送ほうそう一覧いちらん

各国かっこくでの放送ほうそう

放送ほうそう世界せかい30ヶ国かこくおこなわれている。 いままでに英語えいごロシアアラビアスペイン翻訳ほんやくされた。

パロディ

ほん番組ばんぐみのタイトルの名前なまえ漫画まんが個人こじんホームページのフラッシュなどでパロディとして使つかわれることがおおく、プロジェクト○(○のなかには「×」(バツ)や「」(め)などがはいる)などといったれい存在そんざいする。アダルトビデオもちいられたれいもある。

テレビ番組ばんぐみでのパロディではオープニングテーマ「地上ちじょうほし」、エンディングテーマ「ヘッドライト・テールライト」をながすことがおおい。「地上ちじょうほし」をながしナレーションを真似まねて、オープニングふう演出えんしゅつをすることがある。エンディングのパロディも存在そんざいする。

番組ばんぐみ演出えんしゅつするナレーター・田口たぐちトモロヲかたりが特徴とくちょうてきであったため、しばしばそのかたくち調ちょうもパロディとして使つかわれる(NHK、民放みんぽうわず)。

パロディのれい

NHKでのパロディ

  • 連続れんぞくテレビ小説しょうせつあまちゃん』 - だい18しゅう「おら、地元じもとかえろう!?」2013ねん8がつ2にち放送ほうそうだい107かいげきちゅうにてパロディ番組ばんぐみプロダクトA』が登場とうじょうし、田口たぐち本人ほんにんがナレーションを担当たんとうしたほか、内容ないようほん放送ほうそう彷彿ほうふつとさせる内容ないようであった。
  • あさイチ - パロディ企画きかく「あさイチX」がおこなわれることがある。
  • 日本にっぽん底力そこぢからクイズ プロジェクトQ - 2013ねん12月22にちと2014ねん5がつ7にち総合そうごうテレビで放送ほうそうされた特別とくべつ番組ばんぐみ。ヒット商品しょうひんやブームの秘密ひみつ当事とうじしゃ取材しゅざいしてクイズにするもので、問題もんだいVTRは田口たぐちのナレーションでほん番組ばんぐみしたものとなっていた。
  • チコちゃんにしかられる! - 以下いか問題もんだい解説かいせつVTRにて「チコジェクトX」ともじり田口たぐちのナレーションで紹介しょうかいされた。タイトルロゴも「プロ」の部分ぶぶんにボカシをかけて「チコ」の文字もじをかぶせる演出えんしゅつである。
  • 突撃とつげき!カネオくん つぎ放送ほうそうにおいて「カネジェクトX」とだいしてと解説かいせつした。

民放みんぽうでのパロディ

  • 2002ねん5がつには、テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつタモリ倶楽部くらぶ』で「プロジェクトSEX せい挑戦ちょうせんしゃたち」というパロディ(ダッチワイフ開発かいはつ特集とくしゅう)がおこなわれた。なお、どうかいは「パロディのもととなった番組ばんぐみ本番ほんばんぐみ)では、テーマとして到底とうていげられない開発かいはつ物語ものがたり着目ちゃくもくし、開発かいはつしゃ技術ぎじゅつ開発かいはつ情熱じょうねつ秘話ひわ見事みごとなパロディ精神せいしん取材しゅざいりょく演出えんしゅつした」としてだい39かいギャラクシーしょう奨励しょうれいしょう受賞じゅしょうした[26]主題歌しゅだいかおな中島なかじまみゆきながら「時代じだい」が使つかわれた。
  • アメリカのアニメ『サウスパークだい70かえってきたテレンス&フィリップ」では、テレビ番組ばんぐみ「Behind the Music」のパロディ「Behind the Blow」が登場とうじょうするが、田口たぐちトモロヲがレギュラー声優せいゆうじん1人ひとりである日本語にほんごばんでは「ってるつもりX」に改題かいだいされ、ナレーションも田口たぐち本人ほんにんつとめた。
  • フジテレビ系列けいれつココリコミラクルタイプ』では、コントないで『プロジェクトA』というパロディがおこなわれた。
  • チャンネルBBで、『プロジェクトBB』という番組ばんぐみ放送ほうそうされた。
  • テレビ東京てれびとうきょう系列けいれつそらから日本にっぽんてみよう』では、『くもジェクトX』というタイトルにえられた。
  • アニメ『電光でんこうちょう特急とっきゅうヒカリアン』49(2003ねん3がつ9にち放送ほうそう)のげきちゅうでトンネルをブラッチャーが掘削くっさくするというギャグシーンで「地上ちじょうほし」のメロディラインを一部いちぶ改変かいへんしたインストゥルメンタルをなが当番とうばんぐみ演出えんしゅついくばくか模倣もほうしていた。ビデオソフトではオリジナルサウンドトラックにえられている。
  • フジテレビけいアニメ『こちら葛飾かつしか亀有かめあり公園前こうえんまえ派出所はしゅつじょ』、読売よみうりテレビ制作せいさく日本にほんテレビけいアニメ『ヤッターマン』でも本番ほんばんぐみのタイトルをパロディとして取扱とりあつかったストーリーがある。(なおヤッターマンの場合ばあい地上波ちじょうはでの初回しょかい放送ほうそう本家ほんけ同様どうよう演出えんしゅつで「地上ちじょうほし」のBGMをながしたが地方ちほうきょく、CSとう衛星えいせい放送ほうそうでのさい放送ほうそう、および動画どうが配信はいしんサイト、映像えいぞうソフトでは権利けんり関係かんけいじょう背景はいけいバックはそのままでBGMのみヤッターマン本編ほんぺんのオリジナルBGMにとなった)
  • ゲームセンターCX』では『プロジェクトCX 周辺しゅうへん機器ききたち』というファミコンなどの周辺しゅうへん機器きき紹介しょうかいするコーナーがある。
  • 日本にほんテレビ系列けいれつ世界せかいてまでイッテQ!』では、金子かねこ貴俊たかとし(オーシャンズ金子かねこ)が海洋かいよう生物せいぶつ撮影さつえい捕獲ほかくおこな企画きかくが『プロジェクトQ』として放送ほうそうされ、田口たぐち本人ほんにんがナレーションを担当たんとうしている。ただしVTRの内容ないよう大半たいはんはスタッフの内輪うちわネタとなっており、司会しかい内村うちむら光良てるよし起用きようたいして謝罪しゃざいのツッコミをれることがほとんどである。
  • 2009ねん5がつ放送ほうそうされたTBSラジオ高樹たかぎ千佳子ちかこのハイブリッドな週末しゅうまつ」では『プロフェッショナルX』とだいし、世界せかいはつのハイブリッド乗用車じょうようしゃであるトヨタ・プリウスの3代目だいめモデルを開発かいはつした責任せきにんしゃ出演しゅつえんし、開発かいはつエピソードを披露ひろうした。オープニングには「地上ちじょうほし」、エンディングは「ヘッドライト・テールライト」が使用しようされており、それをいていたパーソナリティの高樹たかぎ千佳子ちかこは「ノリがぼう国営こくえい放送ほうそうの“なんとかX”みたい」とひょうしていた。
  • アニメ『日常にちじょう』19NHK Eテレさい編集へんしゅうばんでは4)にて、エンディングシーンをパロディし「ヘッドライト・テールライト」をBGMとして、最後さいごに「魚雷ぎょらいびである――」というテロップが田口たぐちトモロヲをしたナレーションとともに登場とうじょうして終了しゅうりょうした(ナレーターは小林こばやし俊夫としお)。
  • テレビ東京てれびとうきょう系列けいれつYOUはなにしに日本にっぽんへ?』では、『プロジェクトYOU』とだいし、 本田ほんだそう一郎いちろう(2018ねん2がつ26にち放送ほうそう)や しん日本にっぽんプロレス(2018ねん6がつ6にち放送ほうそう)の経歴けいれき解説かいせつされた。
  • 2020ねん11月15にち放送ほうそう日本にほんテレビけいダウンタウンのガキの使つかいやあらへんで!』では『プロジェクトほほほい~遠藤えんどう章造しょうぞう軌跡きせき~』とだいし、ココリコ遠藤えんどう章造しょうぞうちギャグ「ほほほい」を過去かこのVTRと再現さいげんドラマとともかえ企画きかくおこなわれた。オープニングとBGMにそれぞれ「地上ちじょうほし」「ヘッドライト・テールライト」が使用しようされたほか字幕じまく挿入そうにゅうやスタジオのセットなども、本家ほんけしたかたちとなっていた。

そのれい

関連かんれん書籍しょせき

  • 「プロジェクトX 〜挑戦ちょうせんしゃたち〜(だい1かん - だい30かん最終さいしゅう))」(NHK出版しゅっぱん
  • 「プロジェクトX リーダーたちの言葉ことば」(文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう
  • 「プロジェクトX物語ものがたり 〜THE MAKING OF PROJECT X〜」(ぴあ
  • にジュニアばんしおぶんしゃ)、コミックばん宙出版おおぞらしゅっぱんとう出版しゅっぱんされている。

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ アンコール(「特選とくせんプロジェクトX」をふくむ)はのぞく。
  2. ^ 番組ばんぐみ開始かいし当初とうしょはプロジェクトとは無関係むかんけい人間にんげんがゲスト出演しゅつえんしており(れいとして、だい1かい放送ほうそうでの松坂まつさか慶子けいこ見城けんじょうとおるなど)プロジェクトの主人公しゅじんこうきん縁者えんじゃはゲスト出演しゅつえんしていなかった。
  3. ^ 移植いしょく手術しゅじゅつ成功せいこうするものの、その生体せいたい拒絶きょぜつ反応はんのうひろしわたるちゃんはくなる。
  4. ^ そもそも、おおくの場合ばあい定年ていねん退職たいしょくなどで引退いんたいし、現役げんえき退しりぞいている。
  5. ^ 2めい場合ばあいおおい。
  6. ^ 「サニタリーナ61」は便器べんき一体化いったいかしたモデルであるが、自社じしゃ開発かいはつのちがた温水おんすい洗浄せんじょう便座べんざにしても、1976ねん発売はつばいされた同社どうしゃの「サニタリーナF1」が先鞭せんべんをつけている。
  7. ^ ノズルの動作どうさについてはウォシュレットが電動でんどうしき、シャワートイレ(サニタリーナ)は水道すいどうちょくあつしきちがいがある。
  8. ^ そのため、書籍しょせきばんでは「パイオニアがわがプロジェクトを離脱りだつした」という記述きじゅつになっている。
  9. ^ ただし、『NHK年鑑ねんかん2006[22]』では、当該とうがいかいもきちんと紹介しょうかいされている。
  10. ^ 途中とちゅう、20:45~21:15はニュースのため中断ちゅうだん
  11. ^ 久保くぼ担当たんとうちゅうの2000ねん11月7にち放送ほうそうぶん、「ロータリー47たたかゆめのエンジン・廃墟はいきょからの誕生たんじょう」についても、膳場ぜんば担当たんとうしていた[24]

出典しゅってん

  1. ^ 2024ねん3がつ28にちきゅうシリーズをかえる「しんプロジェクトX 挑戦ちょうせんしゃたち 放送ほうそう直前ちょくぜんスペシャル」を放送ほうそう
  2. ^ 2024年度ねんどれい6年度ねんど国内こくない放送ほうそう番組ばんぐみ編成へんせい計画けいかく』(PDF)(プレスリリース)日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかいメディア総局そうきょく、2024ねん2がつ14にちhttps://www.nhk.or.jp/info/pr/hensei/assets/pdf/2024_kokunai.pdf2024ねん2がつ16にち閲覧えつらん 
  3. ^ 2024年度ねんどれい6年度ねんど前半ぜんはん放送ほうそう番組ばんぐみ時刻じこくひょう』(PDF)(プレスリリース)日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかいメディア総局そうきょく、2024ねん2がつ14にちhttps://www.nhk.or.jp/info/pr/hensei/assets/pdf/2024_jikokuhyo-kokunai.pdf2024ねん2がつ16にち閲覧えつらん 
  4. ^ NHK放送ほうそう文化ぶんか研究所けんきゅうじょ へん『NHK年鑑ねんかん2001』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、2001ねん10がつ30にち、149ぺーじ 
  5. ^ 殿村とのむら美樹みき (2016ねん5がつ14にち). 企業きぎょうPR?NHKあさドラが女性じょせい実業じつぎょうばかりのワケ”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社よみうりしんぶんしゃ). https://web.archive.org/web/20160515100457/http://www.yomiuri.co.jp/entame/ichiran/20160511-OYT8T50080.html 2016ねん12月27にち閲覧えつらん 
  6. ^ NHK「プロジェクトX~挑戦ちょうせんしゃたち~」18ねんぶりに復活ふっかつ 来年らいねん4がつから放送ほうそう”. 産経新聞さんけいしんぶん (2023ねん10がつ18にち). 2023ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  7. ^ 中沢なかざわあや乃 (2023ねん10がつ18にち). “「プロジェクトX」復活ふっかつへ バブル崩壊ほうかい物語ものがたり ナレーションは……”. 朝日新聞あさひしんぶん. 2023ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  8. ^ しんプロジェクトX』中島なかじまみゆき継続けいぞく 「しん地上ちじょうほし」&「ヘッドライト・テールライト」,ORICON NEWS,2024ねん3がつ13にち
  9. ^ 2024年度ねんど おも番組ばんぐみキャスター一覧いちらん』(PDF)(プレスリリース)日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかいメディア総局そうきょく、2024ねん2がつ14にちhttps://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/2024/02/007.pdf2024ねん2がつ16にち閲覧えつらん 
  10. ^ プロジェクトXてん協賛きょうさんきん 企業きぎょうがわは「広告こうこく - 朝日新聞あさひしんぶん(2004ねん9がつ10日とおか10:25)アーカイブ
  11. ^ 東奥日報社とうおうにっぽうしゃ』2005ねん12月27にちづけ
  12. ^ 編集へんしゅう手帳てちょう 読売新聞よみうりしんぶん2008ねん3がつ2にち、ウェブアーカイブ
  13. ^ Lange F,Meltzing(1898).”Die Photographie des Mageninnern”. Münch Med Wochenschr.45:1585-1588.
  14. ^ ナホトカごう重油じゅうゆ流出りゅうしゅつ事故じこから10ねん さんこくみなとがた環境かんきょう教育きょういくモデルの構築こうちく普及ふきゅう活動かつどう 調査ちょうさ報告ほうこくしょ 特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんさんこくみなと魅力みりょくづくりプロジェクト
  15. ^ プロジェクトX事実じじつわいきょくでNHK謝罪しゃざい 広辞苑こうじえん誕生たんじょうめぐるエピソード - 夕刊ゆうかんフジウェブアーカイブ
  16. ^ NHK「謝罪しゃざいなし」に当事とうじしゃカンカン きょく担当たんとうプロデューサーにちが - 夕刊ゆうかんフジウェブアーカイブ
  17. ^ NHKプロジェクトX、「白神山地しらかみさんち・マタギのもりそう力戦りきせん」〜奇跡きせきのブナりん攻防こうぼう2000にちへの質問しつもんじょう 財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽん自然しぜん保護ほご協会きょうかい
  18. ^ プロジェクトXに訂正ていせい要求ようきゅう白神山地しらかみさんち保護ほご青森あおもりがわ団体だんたい共同通信きょうどうつうしん四国しこく新聞しんぶん
  19. ^ 安藤あんどうひゃくぶくクロニクル
  20. ^ 清潔せいけつでよりくつろげる空間くうかんへ LIXILトイレ進化しんかろん LIXIL ビジネス情報じょうほう
  21. ^ a b 「プロジェクトX」危機きき…また問題もんだい発覚はっかく NHK「一部いちぶあやまりがあった」”. ZAKZAK(夕刊ゆうかんフジ) (2005ねん5がつ24にち). 2016ねん9がつ30にち閲覧えつらん
  22. ^ 『NHK年鑑ねんかん2006』(2006ねん11がつ20日はつか発行はっこうISBN 978-4-14-007225-7)に掲載けいさいの「資料しりょうへんおも番組ばんぐみ放送ほうそう一覧いちらん(2005年度ねんど)」。
  23. ^ 2024年度ねんどれい6年度ねんど前半ぜんはん放送ほうそう番組ばんぐみ時刻じこくひょう』(PDF)(プレスリリース)日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかいメディア総局そうきょく、2024ねん2がつ14にち、3ぺーじhttps://www.nhk.or.jp/info/pr/hensei/assets/pdf/2024_jikokuhyo-kokunai.pdf#page=32024ねん2がつ18にち閲覧えつらん 
  24. ^ 『プロジェクトX 挑戦ちょうせんしゃたち ロータリー 47たたかい ~ゆめのエンジン 廃墟はいきょからの誕生たんじょう~(DVDばん)』 - 3ふん40びょうごろ
  25. ^ 田口たぐちトモロヲ - NHK人物じんぶつろく
  26. ^ 受賞じゅしょうれき-テレビ番組ばんぐみ制作せいさく各種かくしゅプロモーションのハウフルス

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク

NHK総合そうごう 火曜日かようび21:15 - 21:58わく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
NHKニュース9
21:00 - 21:30
【15ふん縮小しゅくしょうして継続けいぞく
クローズアップ現代げんだい
21:30 - 21:59
【115ふんげて継続けいぞく
プロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜
(2000.3.28 - 2005.12.28)
NHK総合そうごう 土曜日どようび19:30 - 20:15わく
ブラタモリだい4シリーズ)
しんプロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜
(2024.4.6 - (予定よてい))
-
NHK総合そうごう 土曜日どようび8:15 - 9:00わくさい放送ほうそう
チコちゃんにしかられる!さい放送ほうそう
【45ふんげて継続けいぞく
しんプロジェクトX〜挑戦ちょうせんしゃたち〜
(2024.4. - (予定よてい))
-