Ʃ

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Ʃʃ Ʃʃ

エッシュ (Esh) とは、無声むせい後部こうぶ歯茎はぐき摩擦音まさつおんを表あらわすためのラテン文字もじである。

大文字おおもじはギリシア文字もじのシグマ（Σしぐま）の形かたちをしている。小文字こもんじは長ながいsの書かき方かたのひとつと同おなじで、積分せきぶん記号きごうにも似にている。

歴史れきし的てきには16世紀せいきのイタリア語ごの正書法せいしょほう改革かいかく案あんとして用もちいられたことがある^[1]。また19世紀せいきにはアイザック・ピットマンとアレクサンダー・ジョン・エリスによる表音ひょうおん的てき正書法せいしょほうのフォノタイピーで使用しようされていた^[2]。

国際こくさい音声おんせい記号きごうでは小文字こもじの[ʃ]のみが使用しようされる。1928年ねんに制定せいていされたアフリカ・アルファベット（英語えいご版ばん）のような国際こくさい音声おんせい記号きごうに基もとづいた正書法せいしょほうでは大文字おおもじ・小文字こもじともに使用しようされる。

符号ふごう位置いち

大文字おおもじ	Unicode	JIS X 0213	文字もじ参照さんしょう	小文字こもんじ	Unicode	JIS X 0213	文字もじ参照さんしょう	備考びこう
Ʃ	`U+01A9`	`-`	`Ʃ` `Ʃ`	ʃ	`U+0283`	`1-10-72`	`ʃ` `ʃ`	エッシュ