セオドア・ウィルソン

タイソン・キッド
プロフィール
リングネーム	タイソン・キッド TJウィルソン スタンピード・キッド
本名ほんみょう	セオドア・ジェームス・ウィルソン
ニックネーム	自称じしょう無冠むかんの王子おうじ
身長しんちょう	178cm
体重たいじゅう	88kg
誕生たんじょう日び	(1980-07-11) 1980年ねん7月がつ11日にち（44歳さい）
出身しゅっしん地ち	カナダ アルバータ州しゅうカルガリー
所属しょぞく	WWE
トレーナー	ブレット・ハート

セオドア・ジェームス・ウィルソン（Theodore James "TJ" Wilson、1980年ねん7月がつ11日にち - ）は、カナダアルバータ州しゅうカルガリー出身しゅっしんのプロレスラー。現在げんざいはタイソン・キッド（Tyson Kidd）の名なでWWEで活動かつどう。

来歴らいれき

カナダのプロレス名門めいもんハート家かの"ハート・ダンジョン"でトレーニングを開始かいし。1997年ねんにはWWFのカルガリーでのハウス・ショーでリングに上あがっている。

2003年ねん、2005年ねんには来日らいにちし、新しん日本にっぽんプロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにも参戦さんせんしている。その後ごはカナダに戻もどり、スタンピード・レスリングで活動かつどうする。

2007年ねん

2006年ねん11月にWWEと契約けいやくし、2007年ねん2月がつにナッティ・ナイドハート（現げんナタリヤ）と共ともにDSWへ送おくられる。その後ごWWEとDSWの関係かんけいが解消かいしょうになったため、FCWへと移うつり、活動かつどうを続つづける。

2009年ねん2月がつECWに登場とうじょうし、地元じもと団体だんたいのレスラー相手あいてに勝利しょうりを重かさねる。以降いこうは、エヴァン・ボーンやDJ・ガブリエルなどと抗争こうそうする。5月からはデビッド・ハート・スミスとナタリヤと共ともにハート・ダイナスティ(The Hart Dynasty)として活動かつどうする。6月のトレードでナタリヤ、スミスと共ともにスマックダウンへ移籍いせきする。移籍いせき後ごはクライム・タイムと抗こう争そう。その後ごもヒールとして活動かつどうしていたが2010年ねんのレッスルマニア26でのブレット・ハートとビンス・マクマホンの一いち戦せんをきっかけにナタリヤやDHスミスらと共ともにベビーターンする。4月25日にちのエクストリーム・ルールズで統一とういつタッグ王者おうじゃのビッグ・ショー & ザ・ミズ組くみに勝利しょうりし、統一とういつタッグ王座おうざへの第だい一いち挑戦ちょうせん者しゃとなり、翌日よくじつのRAWで王者おうじゃ組ぐみに勝利しょうりし、統一とういつタッグ王者おうじゃとなる（なお、8月がつ16日にちのRAWのブレットからの発表はっぴょうをもってWWEタッグ王座おうざとなる）。その後ご追加ついかドラフトによりナタリヤ、デビッド・ハート・スミスと共ともにRAWへ移籍いせきする。

オーバー・ザ・リミットではクリス・ジェリコ & ザ・ミズ組ぐみ、フェイタル・4ウェイ、マネー・イン・ザ・バンクではウーソズから王座おうざを防衛ぼうえいしてきたが、9月19日にちのナイト・オブ・チャンピオンズのタッグチーム・ターモイル形式けいしきの王座おうざ戦せんでウーソズに敗やぶれて王座おうざから陥落かんらくする。以降いこうもタッグ王座おうざ戦線せんせんに絡からむが負まけ続つづけ、チームは不和ふわとなってしまう。11月15日にちのジャスティン・ガブリエル & ヒース・スレイター組くみとの試合しあいではスミスとの交代こうたいを拒否きょひし、さらに頭あたまにキックを叩たたき込こんだ。これでハート・ダイナスティは解散かいさんとなり、自身じしんはヒールターンした。12月6日にちからジャクソン・アンドリュースを引ひき連つれてデビッド・ハート・スミスと抗争こうそうしている。

2011年ねん4月がつに行おこなわれた追加ついかドラフトでSmackDownに移籍いせき。ジョバーとしての役割やくわりが続つづく。NXTシーズン5ではラッキー・キャノンのプロとして出場しゅつじょう。キャノン脱落だつらく後ご、ヨシ・タツと抗こう争そうを展開てんかい。Superstarsにも出場しゅつじょうし、トレント・バレッタと連戦れんせんを展開てんかい。JTGやタイラー・レックス、カート・ホーキンスといったレスラー達たちと組くんだ。

2012年ねん8月がつよりジャスティン・ガブリエルとタッグを組くんで出場しゅつじょう。NXTでは12月よりカシアス・オーノ & レオ・クルーガーと抗こう争そうを展開てんかい。しかし、同月どうげつ28日にちのハウスショーにて負傷ふしょうし、長期ちょうき欠場けつじょうとなった。

2013年ねん9月に復帰ふっき。WWEでは相変あいかわらずジョバーのポジションであるものの11月にナタリヤと実生活じっせいかつにおいて結婚けっこん。同月どうげつ4日にちのRAWではナタリヤと組くんでファンダンゴ & サマー・レイを行おこない勝利しょうりした。

2014年ねん5月8日にち、NXTにてNXT王座おうざ挑戦ちょうせん権けん争奪そうだつ20人にんバトルロイヤルに出場しゅつじょうして優勝ゆうしょう。15日にちには挑戦ちょうせん者しゃ決定けっていトリプルスレットマッチにてサミ・ゼイン、タイラー・ブリーズと対戦たいせんし、同時どうじに脱落だつらくさせた事ことにより勝利しょうりした。29日にち、TakeoverにてNXT王座おうざを保持ほじするエイドリアン・ネヴィルと対戦たいせんするが王座おうざを奪取だっしゅするに至いたらなかった。6月12日にち、ネヴィルとリベンジマッチを行おこなうが敗戦はいせんした。19日にちにはゼインと組くんでNXTタッグ王座おうざを保持ほじするジ・アセンションに挑戦ちょうせんするが一いち度ども交代こうたいする事こともなくゼインを見捨みすてて敗戦はいせん。ガブリエルと再ふたたびタッグを組くんで活動かつどう。

8月がつ7日にち、ガブリエルとのタッグでNXTタッグ王座おうざ挑戦ちょうせん権けん争奪そうだつトーナメントに出場しゅつじょうするも1回戦かいせんで敗退はいたい。9月11日にち、Takeover Fatal 4 WayにてNXT王座おうざ争奪そうだつFatal4wayマッチに出場しゅつじょうするが王座おうざを奪取だっしゅするに至いたらなかった。10月2日にち、ナタリヤの提案ていあんで敗戦はいせんすれば二度にどとNXT王座おうざに挑戦ちょうせんできなくなるという条件じょうけんでネヴィルとNXT王座おうざ戦せんを行おこなうも敗戦はいせんした。

12月1日にち、RAWにてセザーロとタッグを結成けっせい。ニュー・デイ（エグザビアー・ウッズ & ビッグ・E & コフィ・キングストン）と抗争こうそうを展開てんかいをした後のち、2015年ねん2月がつ22日にちのPPV、FastlaneにてWWEタッグ王座おうざを保持ほじするウーソズに挑戦ちょうせんして勝利しょうりし、ベルトを奪取だっしゅした。

3月のWrestle Mania 31のプレ・ショーではニュー・デイ、ウーソーズ、ロス・マタドールズの4wayマッチを制せいし王座おうざを防衛ぼうえいするも、5月22日にちのExtreme Rules 2015にてニュー・デイに王座おうざを奪うばわれてしまう。4月がつ末まつのスマックダウンや5月がつのPayback 2015でリマッチをするがいずれも失敗しっぱい。Elimination Chamber 2015でも挑戦ちょうせんするも失敗しっぱいに終おわっている。

2015年ねん6月1日にちに行おこなわれたサモア・ジョーとのダークマッチの試合しあい中ちゅうに頸椎を負傷ふしょう。以降いこうは試合しあいを行おこなっておらず、また2017年ねんよりWWEに正社員せいしゃいんとして雇用こようされプロデューサーとして働はたらいている。

得意とくい技わざ

フィニッシュホールド

フィッシャーマンズ式しきネックブリーカー

フィッシャーマンズ・スープレックスの体勢たいせいで持もち上あげながら横よこ回転かいてんを加くわえネックブリーカーで落おとす。コークスクリュー・ネックブリーカーと同型どうけい。

コードブルー

スナップメア・ドライバーの体勢たいせいから相手あいてを肩越かたごしに引ひき抜ぬきつつ体からだを捻ねじるローリング・ネックブリーカー。

コーナー最さい上段じょうだんに登のぼってリングの方ほうを向むき、相手あいての正面しょうめんに飛とびつきながら、相手あいての頭あたまを両手りょうてで抱かかえて前方ぜんぽう回転かいてんする。背中せなかからマットに着地ちゃくちし、相手あいての後頭部こうとうぶをマットに叩たたきつける。ダイビング式しきローリング・ネックブリーカー。

TJウィルソン名義めいぎの時ときはスプリングボード式しきのローリング・ネックブリーカー・ドロップをこの名前なまえで使用しようしていた。2012年ねん中盤ちゅうばんからのフィニッシャー。

コールドスナップ

雪崩なだれ式しきカミカゼ

シャープシューター

ベビーターンしてから使用しようするようになった。

スプリングショット式しきエルボー・ドロップ

2009-2010年ねん限定げんていのフィニッシャー。以降いこうはつなぎ技わざとして使用しようしている。

ダンジョン・ロック

シャープ・シューターと三角さんかく締じめの複ふく合あい関節かんせつ技わざ。

シャープ・シューターと入いり方がたがほぼ同おなじだが、足あしを相手あいての腰こし近ちかくではなく顔かおの横よこに差さし込こみ、相手あいての片腕かたうでを引ひっ張ぱりながら後方こうほうへ倒たおれこみ、差さし込こんだ足あしに別べつの足あしを絡からめて締しめ上あげる。足あしで相手あいての首くびを締しめながら、さらに何なん度ども蹴けってダメージを与あたえ、そこからさらに本格ほんかく的てきに両足りょうあしで締しめる。

その他た得意とくい技わざ

ローリング・スタンピード

雪崩なだれ式しきカナディアン・ロッキー・バスター。TJウィルソン名義めいぎ時代じだいのみ使用しよう。

サイドヘッドロック

エルボー

バック・ハンドチョップ

ドロップキック

低空ていくう式しきドロップキック

各種かくしゅキック

ローキック、ミドルキック、ハイキック、ローリングソバット

延髄えんずい斬ぎり

クローズライン

通常つうじょうのクローズライン、スプリングホールド式しきクローズラインの2種類しゅるいを使用しようする。

ハートアタック

DHスミスとの連携れんけい技わざ。スミスがベアハッグで抱かかえた相手あいてに、キッドがスプリングボード式しきのクローズラインを叩たたき込こむ。

ヒストリー・イン・ザ・メイキング

DHスミスとの連携れんけい技わざ。スミスが相手あいてをパワーボムで抱かかえ上あげ、キッドがコーナートップからジャンプしローリング・ネックブリーカーで相手あいての首くびを捕とらえ、2人ふたり同時どうじにマットに倒たおれこんで相手あいての後頭部こうとうぶをマットに叩たたきつける。

獲得かくとくタイトル

WWE

• WWE世界せかいタッグ王座おうざ : 1回かい (w / デビッド・ハート・スミス)
• WWEタッグ王座おうざ : 2回かい (w / デビッド・ハート・スミス、セザーロ)
• ブラギングライツ・トロフィー (2009年ねん) (w / クリス・ジェリコ、ケイン、マット・ハーディー、Rトゥルース、フィンレー、デビッド・ハート・スミス) ※チーム・スマックダウンとして

FCW

• FCW南部なんぶヘビー級きゅう王座おうざ ： 2回かい
• FCWフロリダタッグ王座おうざ : 1回かい

w / ハリー・スミス

AWA

• AWAピナクル・ヘビー級きゅう王座おうざ : 1回かい

GCW

• GCWナショナル王座おうざ : 1回かい

MLW

• GTCカーニバル・トーナメント (2004年ねん)

w / ハリー・スミス

PWA

• PWA王座おうざ : 2回かい
• PWAタッグ王座おうざ : 1回かい

w / ハリー・スミス

スタンピード・レスリング

• スタンピード・ブリティッシュ・コモンウェルス・ミッドヘビー級きゅう王座おうざ : 1回かい
• スタンピード北きたアメリカヘビー級きゅう王座おうざ : 1回かい
• スタンピード・インターナショナルタッグ王座おうざ : 2回かい

w / ブルース・ハート、ジャッジゃナート

入場にゅうじょう曲きょく

• Butt Klub
• Raw To The Core
• New Foundation
• Bed Of Nails
• Right Here, Right Now
• Swiss Made

その他た

• ウィルソンの独特どくとくの髪型かみがたは王冠おうかんをイメージしているとのこと。（現在げんざいは剃そり落おとしている）
• ナタリアと10年ねんの付つき合あいの後のち、2013年ねん7月がつに結婚けっこんを発表はっぴょうした。
• 小学校しょうがっこう時代じだいテディ・ハートと同級生どうきゅうせいだったことから少年しょうねん時代じだいからハート・ファミリーに出入でいりしていた。そのためテディを始はじめ、ナタリアやスミスらとは幼馴染おさななじみである。また、1997年ねん9月がつにカルガリーで行おこなわれたIn Your House 16のメイン戦後せんご、ハートファミリーがリング上じょうに勢揃せいぞろいしているが、ウィルソンもハート家かの好意こういでこの輪わの中なかに入はいっている。
• たまに奇声きせいを上あげることがあるが、声こえが高たかいためうるさく聴きこえる。

外部がいぶリンク

• Online World of Wrestling Profile (英語えいご)
• WWE Profile