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ソニーエナジー・デバイス

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ソニーエナジー・デバイス 株式会社かぶしきがいしゃ
Sony Energy Devices Corporation
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
108-0075
東京とうきょうみなと港南こうなんいち丁目ちょうめ7ばん1ごう
ソニーシティ
北緯ほくい3537ふん52.3びょう 東経とうけい13944ふん37.5びょう / 北緯ほくい35.631194 東経とうけい139.743750 / 35.631194; 139.743750座標ざひょう: 北緯ほくい3537ふん52.3びょう 東経とうけい13944ふん37.5びょう / 北緯ほくい35.631194 東経とうけい139.743750 / 35.631194; 139.743750
設立せつりつ 1975ねん2がつ27にち (ソニーエバレディ)
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 6380001007199 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう いち電池でんち電池でんち、マイクロバッテリー、USB充電じゅうでんやモバイル関連かんれん機器きき商品しょうひん企画きかく設計せっけい、マーケティングおよ販売はんばい
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 清水しみず秀俊ひでとし
資本しほんきん 1おくえん
売上うりあげだか 0えん
(2024ねん3がつ[1]
営業えいぎょう利益りえき △3,800まんえん
(2024ねん3がつ[1]
経常けいじょう利益りえき △7おく500まんえん
(2024ねん3がつ[1]
じゅん利益りえき △5おく8,200まんえん
(2024ねん3がつ[1]
そう資産しさん 4おく800まんえん
(2024ねん3がつ[1]
従業じゅうぎょう員数いんずう 2,045めい(2015ねん4がつ現在げんざい
外部がいぶリンク http://www.sonyenergy-devices.co.jp/
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ソニーエナジー・デバイス株式会社かぶしきがいしゃ(Sony Energy Devices Corporation)は、東京とうきょうみなと本社ほんしゃをおく、ソニーグループの電池でんち充電じゅうでん電源でんげん装置そうちなどのメーカー。

概要がいよう

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ソニーエナジー・デバイスせい充電じゅうでん
BCG-34HRME
(液晶えきしょう表示ひょうじとリフレッシュ機能きのうき)

ソニーとアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく総合そうごう化学かがくメーカー、ユニオンカーバイド合弁ごうべん事業じぎょうだったソニーエバレディ前身ぜんしん。ソニーは電池でんち事業じぎょう進出しんしゅつ計画けいかくしていたが、そのノウハウが不足ふそくしていた。そこで、ユニオンカーバイドと提携ていけい同社どうしゃ開発かいはつ、ソニーが製造せいぞうすることとして、合弁ごうべん会社かいしゃのソニーエバレディを1975ねん設立せつりつした。当時とうじ、ユニオンカーバイドは歴史れきしある電池でんち事業じぎょうとそのブランド「エバレディ」を所有しょゆうしており、有力ゆうりょく電池でんちメーカーであった。 だが、 ユニオンカーバイドのインド工場こうじょう事故じこ多数たすう死者ししゃ発生はっせいさせた影響えいきょう同社どうしゃ財務ざいむ逼迫ひっぱくし、肝心かんじん電池でんち事業じぎょう手放てばなすこととなり、この合弁ごうべん1986ねん解消かいしょう。ユニオンカーバイドのつソニーエバレディかぶはソニーがり、ソニーの完全かんぜん子会社こがいしゃとなった。もちろん、エバレディブランドも使用しようできなくなったことから、社名しゃめいをソニー・エナジー・テックと変更へんこう。ソニーは合弁ごうべん事業じぎょうられたノウハウをもとにして、独自どくじ電池でんち事業じぎょう継続けいぞくすることになった。

ソニー・エナジー・テックは、一般いっぱん乾電池かんでんち製造せいぞうするかたわら、以前いぜんから電池でんち素材そざいとして期待きたいされていたリチウム使つかった電池でんち研究けんきゅうし、リチウムイオン電池でんち完成かんせいさせた。従来じゅうらいから一般いっぱんてきだったニッケルカドミウム電池でんちより容量ようりょうおおく、寿命じゅみょうながいため、PC携帯けいたい電話でんわなど、充電じゅうでんしき電気でんき製品せいひんひろ使つかわれるようになった。

2000ねん同社どうしゃのリチウムイオン電池でんち使用しようしたハイブリッドしゃティーノハイブリッド」が日産自動車にっさんじどうしゃから100だい限定げんてい発売はつばいされた。(リチウムイオン電池でんち使用しようしたハイブリッドカーとしては世界せかいはつ

2006ねん、ソニーはリチウムイオン電池でんちセルの一部いちぶ製品せいひん製造せいぞうじょう欠陥けっかんがあることをみとめ、回収かいしゅう実施じっしすると発表はっぴょうした。これはデルAppleレノボはじめとするおおくのメーカーで採用さいようされており、対象たいしょうバッテリーパックやく960まん費用ひようやく510おくえん見込みこんでいる。

その、ソニーグループのソニそに本宮もとみやCRT電子でんしじゅうなどを製造せいぞう)、ソニそに栃木とちぎビデオテープフレキ基板きばんなどを製造せいぞう)との合併がっぺいて、現在げんざいのソニーエナジー・デバイスとなり、福島ふくしまけん郡山こおりやま本社ほんしゃいた。

2016ねん7がつ28にち、ソニーはソニーエナジー・デバイスが手掛てがけている電池でんち事業じぎょう中国ちゅうごくとシンガポールに所在しょざいする製造せいぞう拠点きょてん、ソニーグループの販売はんばい拠点きょてんならびに研究けんきゅう開発かいはつ拠点きょてんのうち電池でんち事業じぎょう関連かんれんする資産しさんならびに人員じんいんを、2017ねん4がつをめどに村田製作所むらたせいさくしょ譲渡じょうとすることを発表はっぴょう同年どうねん10がつ31にち両社りょうしゃによる譲渡じょうと契約けいやく締結ていけつした[2][3][4]電池でんち事業じぎょう関連かんれんする資産しさんならびに人員じんいんは、2017ねん9がつ1にちづけ村田製作所むらたせいさくしょならびに子会社こがいしゃである東北とうほく村田製作所むらたせいさくしょ譲渡ゆずりわたされた[5]。なお、アルカリ乾電池かんでんちやボタン電池でんちなどの一般いっぱん製品せいひんかんしては村田製作所むらたせいさくしょ譲渡ゆずりわたせずにつづきソニーグループが手掛てがけていたが、2019ねん7がつ一般いっぱんけアルカリ乾電池かんでんちやボタン電池でんちとうふくめすべて撤退てったいした。

製造せいぞう品目ひんもく

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沿革えんかく

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  • 1975ねん - ソニーとユニオンカーバイドとの合弁ごうべんにより、ソニーエバレディを設立せつりつ
  • 1986ねん - 合弁ごうべん解消かいしょうにより、ソニー・エナジー・テックと社名しゃめい変更へんこう
  • 2000ねん - ソニそに本宮もとみや合併がっぺい、ソニー福島ふくしまとなる。
  • 2004ねん - ソニそに栃木とちぎ合併がっぺい、ソニーエナジーデバイスとなる。
  • 2017ねん - 一般いっぱん製品せいひんのぞ電池でんち事業じぎょう村田製作所むらたせいさくしょ譲渡じょうと本社ほんしゃ東京とうきょうみなとソニーシティうつす。
  • 2019ねん - 「SONY」ブランドの電池でんち販売はんばい完全かんぜん終了しゅうりょう今後こんごソニー製品せいひんまれるおためよう電池でんちはパナソニック・マクセルなどの他社たしゃより供給きょうきゅう)。

事業じぎょうしょ

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  • 本社ほんしゃ東京とうきょうみなと港南こうなん1丁目ちょうめ7ばん1ごうソニーシティ))
  • 御殿山ごてんやまオフィス(東京とうきょう品川しながわ北品川きたしながわ5-11-3)
  • 本宮もとみやオフィス(福島ふくしまけん本宮もとみや本宮もとみや樋ノ口といのくち2番地ばんち
    • 1995ねん - ISO 9001認証にんしょう取得しゅとく
    • 1996ねん - ISO 14001認証にんしょう取得しゅとく
    • 1999ねん - OHSAS認証にんしょう取得しゅとく

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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