QUALIA
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QUALIA(クオリア)は、かつてソニーが
概要
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2003
内容
[「
2003
2005
QUALIAシリーズのために、
ラインナップ
[- QUALIA 001 (Q001-CB01)
- 2005
年 1月 29日 受注 開始 定価 525,000円 - アナログテレビやDVDなどのSD
映像 をハイビジョン映像 に変換 するアップコンバーター。別名 「QUALIA クリエーションボックス」。画像 処理 信号 処理 技術 「DRC-MFv2」を搭載 し、当時 としては最高 の1080iまでのアップコンバートが可能 であった。チューナーは搭載 されていない。入出力 はアナログのみで、HDMI端子 はない。画面 の一部 を拡大 表示 するなどの機能 もあった。天 板 にはアップグレード用 のスロットがあり、将来 的 にはHDMI端子 の追加 や1080p出力 が可能 になることを同社 執行 役員 (当時 )が示唆 していたが[9]、結局 提供 されずに終 わった。 - 「DRC-MFv2」は
当時 すでに画像 エンジン「ベガエンジンHD」の一部 として、「プラズマベガHVXシリーズ」および「液晶 ベガHVXシリーズ」の全 機種 に内蔵 されていた(2004年 9月 20日 発売 、定価 399,000円 -1,029,000円 )。ソニーは、手持 ちのテレビにQUALIA 001を追加 することで、テレビを買 い換 えることなく最新 の技術 の恩恵 を受 けられるとアピールしていた[10]。2010年 現在 、アップコンバーターは「超 解 像 技術 」などと呼 ばれ、ほとんどのハイビジョンテレビに内蔵 されるようになっている。
- 2005
- QUALIA 002 (Q002-HDR1)
- QUALIA 004
- 2003
年 8月 1日 受注 開始 定価 2,520,000円 (フルハイビジョン液晶 プロジェクターQ004-R1)定価 105,000円 (取付 金具 PSS-100)
- フルハイビジョン
液晶 プロジェクター。「DRC-MFv1」によるアップコンバーター内蔵 。ランプに高 輝度 のキセノンランプを採用 した、民生 用 初 のフルハイビジョンプロジェクター。1080iまでの入力 に対応 。0.78インチ622万 画素 SXRD液晶 の3板 式 。HDMI入力 あり。設置 もソニーのコンシェルジュが行 う。 後継 機 として2005年 12月 10日 にフルハイビジョン液晶 プロジェクター「ブラビア VPL-VW100」(定価 1,365,000円 )が発売 された。SXRD液晶 が0.61型 になり、キセノンランプの輝度 が低下 しているが、1080p入力 に対応 し、アップコンバーターが「DRC-MFv2」になっている。
- 2003
- QUALIA 005
- 2004
年 11月 20日 受注 開始 定価 1,102,500円 (フルハイビジョン46型 液晶 テレビKDX-46Q005)定価 840,000円 (ハイビジョン40型 液晶 テレビKDX-40Q005)定価 315,000円 (フロアスタンドSU-XFQ005)定価 84,000円 (壁掛 けユニット SU-XWQ005)定価 52,500円 (テーブルトップスタンドSU-XTQ005)定価 52,500円 (ロングディスプレイケーブルVMC-X10)
約 400個 の米国 ルミレッズ・ライティング社 (:en:)製 LEDバックライトを搭載 したハイビジョン液晶 テレビ。2008年 末 になってようやく一般 向 けに販売 が始 まった「LEDテレビ」のはしりである。色 の表現 力 は高 く、特 に赤色 は他 の追随 を許 さなかったが、倍速 駆動 の実用 化 前 の製品 であるため液晶 テレビ特有 の残像 もあり、また液晶 テレビとしては消費 電力 が高 く高 発熱 であった。46インチは1920x1080フルハイビジョンだが、40インチは1366x768ハイビジョンである。地上波 デジタル、BSデジタル、CSデジタル、地上波 アナログの各 チューナーを2つずつ搭載 しており、どの組 み合 わせでも裏番組 を見 ることができた。HDMI入力 あり。QUALIA製品 の中 では唯一 、一部 の家電 量販 店 でも販売 された。後継 機 としては、それぞれ同 じ画素 数 で46型 液晶 ブラビアKDL-46X1000(2005年 11月 20日 発売 、実 売 65万 円 前後 )と40型 液晶 ブラビアKDL-40V1000(2005年 10月 20日 発売 、実 売 43万 円 前後 )が登場 している。40型 フルハイビジョンKDL-40X1000(2005年 11月 20日 発売 、実 売 55万 円 前後 )も発売 されている。いずれもバックライトはLEDではない。
- 2004
- QUALIA 006
- 2005
年 3月 15日 受注 開始 定価 1,680,000円 (リアプロジェクションテレビKDS-70Q006)定価 210,000円 (テレビスタンドSU-SX10)定価 31,500円 (交換 用 ランプユニットXL-5000)
- 70V
型 フルハイビジョンリアプロジェクションテレビ。ソニー独自 のであるSXRD液晶 とキセノン系 ランプを搭載 し、高 コントラスト比 、鮮 やかな色合 い、高速 な応答 速度 を誇 る。「DRC-MFv2」によるアップコンバーター内蔵 。地上波 デジタル、BSデジタル、CSデジタル、地上波 アナログの各 チューナーを2つずつ搭載 したメディアレシーバーが付属 しており、どの組 み合 わせでも裏番組 を見 ることができた。HDMI入力 あり。 類似 製品 としてソニーはすでに2004年 9月 9日 の時点 で70V型 フルハイビジョンリアプロジェクションテレビ「グランドベガ KDS70XBR100」を発表 しており、同 9月 16日 には日本 でも販売 店 向 けイベントで実機 が展示 されている[11]。ランプが水銀 系 であること以外 は外観 も含 めてQUALIA 006とほぼ同 じものである。この発表 時点 では北米 での先行 販売 のみ告知 され、日本 での発売 時期 は未定 としていた。そして告知 どおり北米 限定 で2005年 初頭 に実 売 1万 ドル弱 で販売 が開始 され、日本 では少 し遅 れてQUALIA 006が販売 されることとなった。- この
機種 と平行 してソニーブランドでリアプロジェクションテレビが販売 されている。2002年 11月25日 発売 のKDF-60HD900(60V型 、実 売 60万 円 前後 )や、2006年 9月 15日 発売 のSXRD液晶 搭載 機 KDS-60A2500(60V型 、実 売 60万 円 前後 )などである。その後 は液晶 やプラズマに押 され、ソニーは2008年 3月 末 でリアプロジェクションテレビから撤退 した。
- 2005
- QUALIA 007
- 2003
年 8月 11日 受注 開始 定価 800,000円 (メインユニットQ007-SCD)定価 700,000円 (スピーカーシステムQ007-SSS)- Q007-SCDはS-Masterデジタルアンプを
内蔵 したSACDプレーヤーであり、それにスピーカーQ007-SSSを組 み合 わせてシステムオーディオとして使 う。B&Oにも通 じる薄型 のスタイリッシュなデザイン。最大 の売 りは熟練工 が一 つ一 つ加工 して組 み立 てるディスクのローディングシステムで、すりばち状 に湾曲 した置 き場 所 にディスクを無造作 に置 くだけで自動的 にディスクがセットされる。スピーカーにはスーパーツイーターが6個 搭載 されており、超 高音 域 を広 い指向 性 で再生 できるという。類似 した製品 は存在 しない。
- 2003
- QUALIA 010 (Q010-MDR1)
- QUALIA 015
- 2003
年 6月 24日 受注 開始 定価 840,000円 (36型 トリニトロンカラーモニターQ015-KX36)定価 210,000円 (専用 スピーカーSS-Q015)定価 315,000円 (専用 フロアスタンドSU-Q015)
- 36
型 スーパーファインピッチFDトリニトロンブラウン管 ハイビジョンカラーモニター。チューナーは搭載 されていない。ソニーの得意 分野 であるブラウン管 技術 の集大成 で、サイズはブラウン管 としては最大 級 の36型 ワイド。カラーフィルターを工夫 することで黒 と赤 の表現 が改善 されているという。当初 は専用 スピーカー、専用 台 とセットでのみ販売 されたが、2003年 10月 1日 から単品 販売 になった。HDMI入力 は無 くアナログ入力 (D4など)のみである。 類似 製品 として、KD-36HD900(2002年 9月 20日 発売 、実 売 32万 円 前後 )や、KD-36HR500(2003年 10月 10日 発売 、実 売 30万 円 前後 )がある。いずれもQUALIA 015と同 じ36型 スーパーファインピッチFDトリニトロンブラウン管 を搭載 しており、こちらは地上波 デジタル、BSデジタルチューナー、CSデジタルチューナー(HR500のみ)を内蔵 している。HR500以降 は後継 機 が出 なかった。- 2003
年 はブラウン管 から薄型 テレビへの移行 期 にあたるが、プラズマは画素 数 、液晶 は残像 やコントラストの面 で課題 を残 しており、画質 ではブラウン管 に一 日 の長 があると考 えられていた。当時 ソニーは液晶 テレビの開発 で遅 れを取 っており、2003年 10月28日 にサムスン電子 と液晶 パネル分野 で合弁 会社 を設立 することで合意 している[12]。トリニトロンは2008年 3月 をもって全 世界 で生産 を終了 している[13]。
- 2003
- QUALIA 016
- 2003
年 6月 24日 受注 開始 定価 399,000円 (デジタルカメラQ016-WE1)※WE-NP1とWE-AC2は付属 定価 10,500円 (追加 バッテリーWE-NP1)定価 12,600円 (追加 バッテリーチャージャーWE-AC2)
親指 サイズの超 小型 デジタルカメラ。1/2.7型 CCD(総画 素数 210万 画素 、有効 画素 数 200万 画素 )搭載 、記録 画素 数 1600x1200、露出 補正 可能 。レンズはオートフォーカス付 の単 焦点 。本体 は69.1x24.0x16.8mm、50g(バッテリー、メモリースティックDuo込 )の極小 サイズで、小型 ストロボや0.55型 18万 画素 液晶 モニタ、テレコンバージョンレンズ、ワイドコンバージョンレンズなどを装着 できる。これらのシステムはアタッシュケースに入 れられ、必要 に応 じて組 み替 える。ミノックスに代表 されるスパイカメラのイメージである。超 小型 であるという点 にのみ特 化 しており、カメラとしての性能 だけなら同 時代 のデジタルカメラと同 程度 であった。前述 の品質 管理 の問題 もあって市場 に受 け入 れられず、QUALIA失敗 の象徴 とされることも多 い。この時期 のコンパクトデジタルカメラの画素 数 は200万 (実 売 3万 円 前後 )から400万 (実 売 5万 円 前後 )が主流 で、100万 画素 の携帯 電話 が登場 したのもこの頃 である。- ソニーは2000
年 7月 26日 にこれの原型 となる超 小型 デジタルカメラを本社 で発表 している。62.6x21.5x13mm、26g(バッテリー7g含 めず)でQUALIA 016より小 さいが、液晶 モニタのスペック(0.55型 18万 画素 )やメモリースティックDuoスロットも同 じで、デザインもほぼ同 じである。33万 画素 CCDを搭載 、記録 画素 数 は640x480であった。また、液晶 モニタ以外 のオプション類 はなかった。また、市販 の予定 がないことを強調 していた[14]。
- 2003
- QUALIA 017 (Q017-MD1)
- 2004
年 4月 24日 受注 開始 定価 189,000円 再生 専用 ポータブルMDプレーヤー(Hi-MDでは無 い)。真鍮 削 り出 しのボディにパラジウムメッキを施 して高級 感 を出 している。本体 に金 および銀 のメッキを施 すオーダーもできた。インナーイヤー型 ヘッドホンMDR-EX070が付属 する。- このモデルの
中身 は、MZ-E10(2002年 11月10日 発売 、実 売 3万 円 弱 )というMD発売 10周年 記念 で発売 されたマグネシウム合金 による世界 最小 最 軽量 のMDプレーヤーと同 じである。MZ-E10は2004年 9月 頃 に販売 を終了 している。このMZ-E10は表面 に傷 がつきやすく、メカの故障 も多 いこと、HOLDスイッチが本体 内部 に配置 されておりHOLDして使用 する場合 はリモコンが必須 となることなどから評判 は決 して良 くなかった。なお、この時期 はiPod mini(2004年 1月 6日 発売 )やiPod nano(2005年 9月 7日 )が大 ヒットするなどデジタルオーディオプレーヤーへの移行 が進 んでいた[15]。2010年 現在 、ポータブル型 はソニーから1機種 が販売 されているのみである。
- 2004
- MDR-EXQ1
- 2004
年 8月 31日 受注 開始 定価 21,000円 - 017に
付属 されているインナーイヤー型 ヘッドホンMDR-EX070が単体 で販売 されたもの。金属 製 のハウジングと強力 な磁気 回路 、手作業 による音質 調整 などが特徴 。生産 時期 によって製造 ラインが韓国 →中国 →日本 と移動 したが、海外 製 の個体 も最終 調整 は国内 でソニーの技術 者 によって行 われた。金属 とゴムの接着 が剥 がれたり、被膜 部 が破 れるなど品質 の悪 さを指摘 されている。2007年 10月 20日 にはソニーブランドでさらに高価 なMDR-EX700SL(定価 36,750円 )が発売 された。
- 2004
脚注
[- ^ ソニーショック マルチメディア・インターネット
辞典 - ^ “
薄型 TV市場 でのソニーの復権 は、次世代 ディスプレイから?”. ITmedia News. (2002年 8月 21日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ a b “
心 に訴 える“こだわりのモノづくり”――ソニー「QUALIA」”. ITmedia News. (2003年 6月 10日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニーが
高級 ブランド「クオリア」発表 --デジカメは38万 円 ”. Nikkei BP. (2003年 6月 10日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “The Best & Worst Managers Of The Year”. BusinessWeek Online. (2004
年 1月 12日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニー、
超 小型 デジカメ「QUALIA 016」に フラッシュが使 えないなどの不具合 ”. PC Watch. (2003年 12月12日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニー、「クオリア」に
欠陥 モノ作 り復活 の象徴 に早 くも傷 ”. Nikkei BP. (2003年 12月11日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニー、AIBO、QRIO、QUALIA
撤退 ”. PC Watch. (2006年 1月 27日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニーの「QUALIA 001」って
何 ?”. ITmedia ライフスタイル. (2005年 2月 7日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “「スペックだけでは
表現 できない」映像 機器 ,ソニーが「QUALIA 001」を発売 ”. Tech-On!. (2005年 1月 12日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニー、ディーラー
向 け展示 会 でSXRDリアプロを展示 ”. AV Watch. (2004年 9月 16日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ サムスンとソニー、
液晶 パネル合弁 会社 「S-LCD」を4月 に設立 AV Watch 2004年 7月 16日 - ^ “ソニー、トリニトロンの
生産 終了 ”. ITmedia News. (2008年 3月 3日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ソニー,100
円 ライターより小 さいデジカメの試作 機 を発表 ”. ITmedia News. (2000年 7月 26日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。 - ^ “ミニディスクの
需要 25%減 iPodに市場 奪 われる”. 47NEWS (共同通信社 ). (2005年 11月25日 ) 2011年 2月 16日 閲覧 。
外部 リンク
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