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アイワ

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アイワ
aiwa
ロゴ
種類しゅるい 家電かでん機器きき
所持しょじ会社かいしゃ 十和田とわだオーディオ
使用しよう会社かいしゃ 日本の旗 アイワ(2代目だいめ法人ほうじん
中華民国の旗 AIWA Electronics International
使用しよう開始かいしこく 日本の旗 日本にっぽん
主要しゅよう使用しようこく ぜん世界せかい
使用しよう開始かいし 1951ねん
関連かんれんブランド エクセリア
シュトラッサー
きゅう使用しよう会社かいしゃ 日本の旗 アイワ(初代しょだい法人ほうじん)→ソニーげんソニーグループ
アメリカ合衆国の旗 Hale Devices
登録とうろく商標しょうひょう 日本の旗 日本にっぽん
ウェブサイト https://jp-aiwa.net/
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アイワaiwa)は、オーディオ・ビジュアル(AV)機器ききをはじめとする家電かでん機器ききブランドである。2代目だいめ法人ほうじん十和田とわだオーディオ子会社こがいしゃである。グローバル事業じぎょう本部ほんぶゆうするAIWA Electronics International本社ほんしゃ所在地しょざいち台北たいぺい[1][2]

歴史れきしじょう源流げんりゅうとなる初代しょだい法人ほうじん創立そうりつから現在げんざいの2代目だいめ法人ほうじんへの事業じぎょう継承けいしょうまでは、複雑ふくざつ変遷へんせんをたどっており、ほんこうではこれらをとき系列けいれつ解説かいせつする。

初代しょだい法人ほうじん倒産とうさんべつ米国べいこく企業きぎょうによる製品せいひん展開てんかい一時いちじおこなわれたほか、日本にっぽんでは2017ねんから2023ねんまで資本しほん系列けいれつことなる複数ふくすう企業きぎょうがブランドを共有きょうゆうしていたが、2024ねん現在げんざいは「アイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃ」が商品しょうひん展開てんかいをしている。

社歴しゃれき

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アイワ株式会社かぶしきがいしゃえい: AIWA CO., LTD.初代しょだい)は、かつてどうブランドのオーディオ機器きき製造せいぞうしていた企業きぎょう後述こうじゅつ)。1969ねん昭和しょうわ44ねん)に業績ぎょうせき不振ふしんによりソニーげんソニーグループ)のグループ会社かいしゃとなった。再度さいど業績ぎょうせき不振ふしん2002ねん平成へいせい14ねん12月1にちにソニーに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ、アイワはソニーの1ブランドとなり、2008ねん平成へいせい20ねん)に終息しゅうそくした。

2015ねんにアメリカでアイワブランドが復活ふっかつ後述こうじゅつ)。2017ねん4がつ11にち北米ほくべい南米なんべい以外いがいのほぼぜん世界せかいでアイワの商標しょうひょう使用しようけん取得しゅとくした十和田とわだオーディオ日本にっぽんあらたにアイワ株式会社かぶしきがいしゃえい: AIWA CO., LTD.・2代目だいめ)を設立せつりつ[3]同年どうねん12がつにCDラジカセとう発売はつばい[4]

2019ねん1がつ現在げんざいはCDラジカセ・CDラジオデジタルレコーダー・液晶えきしょうテレビ・短波たんぱラジオ(ワールドバンドレシーバー)などを販売はんばいし、今後こんごもBluetoothスピーカーの発売はつばいほか、順次じゅんじラインナップを拡大かくだい[5]

「アイワ」のかたりアラビアエジプト方言ほうげんで"yes"(はい)の意味いみで、エジプトなど中東ちゅうとう一部いちぶ地域ちいきでソニーよりも知名度ちめいどたか[5]中国ちゅうごくでは「爱华」や「愛華あいか[ちゅう 1]表記ひょうきする。中国ちゅうごくあいするの意味いみふくみ、ヘッドホンステレオなどが中国ちゅうごく大陸たいりく人気にんきたかかった。

安価あんかでありながら基本きほん性能せいのうおさえた堅実けんじつなものづくりで、学生がくせいてい所得しょとくそう人気にんきがあり、アジアで市場いちば占有せんゆうりつたかかった。2008ねんにブランドは終息しゅうそくするが、2015ねんから一部いちぶ海外かいがいで、2017ねんから国内こくない中心ちゅうしんとして、段階だんかいてき復活ふっかつしている。詳細しょうさいふくふし#ブランド復活ふっかつ#年表ねんぴょうなどを参照さんしょう

しゃ

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アイワ株式会社かぶしきがいしゃ初代しょだい法人ほうじん

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アイワ株式会社かぶしきがいしゃ初代しょだい法人ほうじん
AIWA CO., LTD.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう

東証とうしょう1 6761
1975ねん5がつ - 2002ねん9がつ24にち
略称りゃくしょう AIWA
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
110-8710
東京とうきょう千代田ちよだ神田かんだにしきまち3丁目ちょうめ26ばん
設立せつりつ 1951ねん昭和しょうわ26ねん6がつ20日はつか
あいきょう電気でんき産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 3010701034037 ウィキデータを編集
代表だいひょうしゃ 大曽根おおそね幸三こうぞう会長かいちょう
森本もりもと昌義まさよし社長しゃちょう
資本しほんきん 331おく1,187まんえん
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつ:1114にん
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし ソニー 100%
関係かんけいする人物じんぶつ 池尻いけじり光夫みつお創業そうぎょうしゃ
特記とっき事項じこう:2002ねん平成へいせい14ねん)12月1にちにソニーに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ解散かいさん
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ブランドロゴの変遷へんせん
1951ねん - 1959ねん
1959ねん - 1991ねん
1991ねん - 2003ねん(1
2017ねん - (2
2003ねん〜2008ねん
 
マイクマークづけロゴ(1968ねんごろ
SDC-600(SONYデータコーダ)OEMモデルにされたマイクマーク(1986ねんせい
エクセリア(1987ねん - 1991ねん
シュトラッサー(1988ねん - 1991ねん

1951ねんあいきょう電気でんき産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ(あいこうでんきさんぎょう)として創立そうりつ。「あいきょう」の意味いみは、創業そうぎょうしゃ池尻いけじり光夫みつお(いけじりみつお)が、会社かいしゃおこ以前いぜんから愛知あいちけんでマイクロフォンの製造せいぞうおこなっていたため、そこから「愛知あいちけんおこした事業じぎょう」という意味いみをもつ社名しゃめいにした。創業そうぎょうより、あいきょうの「あい」をまるかこんだマークを使用しようしており、そのマークを「あい(あいわ)」とんでいたことがブランドめい由来ゆらいになり、その1959ねんにブランドめいのアイワを社名しゃめいとした。ブランドめいの「アイワ」には「あいかず(ラブ・アンド・ハーモニー)」のしん品質ひんしつすぐれた使つかいやすい商品しょうひん世界せかい人々ひとびと提供ていきょうしたいとの意味いみめられている。そののブランドとしてピュアオーディオけの「EXCELIA(エクセリア)」(1987ねん - 1990ねん)とゼネラルオーディオけの「STRASSER(シュトラッサー)」(1988ねん - 1991ねん)を展開てんかいしていた。

1966ねん日本にっぽんはつ国産こくさんコンパクトカセットレコーダ(TP-707P)を発売はつばい高級こうきゅうオーディオも製造せいぞうし、ヴェロシティマイクロホンなどはNHKもちいられた。BTS1きゅうのDM68、国会こっかいもちいられたDM99とうめいんだ。もっとも、1991ねん9月に発売はつばいされたさい高級こうきゅうカセットデッキXK-S9000音質おんしつめんでもすぐれ、ダイレクトドライブ(DD)しきモーターまった使用しようせず、キャプスタン専用せんよう再生さいせい専用せんよう早送はやおくり/まきもど専用せんようにそれぞれ独立どくりつしたDCモーターを3搭載とうさいし、0.018%というひくワウ・フラッター達成たっせいしたちょう高性能こうせいのう機種きしゅゆえ2020年代ねんだい今日きょうでもかなり評価ひょうかたかく、中古ちゅうこ市場いちばでもかんどうひんジャンクひん関係かんけいなくかなりたか相場そうば取引とりひきされている。ドルビーC1981ねん)およびドルビーS1991ねん)といった各種かくしゅ次世代じせだいドルビーノイズリダクションシステムドルビーHX PRO1982ねん)といった録音ろくおん専用せんようアクティブサーボバイアスシステムも世界せかいはじめて搭載とうさいされた[ちゅう 2]

1980年代ねんだいヘッドホンステレオ「カセットボーイ」を発売はつばいし、当時とうじミニ独立どくりつこくブームにって「カセットボーイ共和きょうわこく」なる企画きかく展開てんかいした。カセットボーイシリーズはAMラジオFMラジオ・TV音声おんせいチューナーきや、タイマー録音ろくおん出来できるハイスペック機種きしゅや、ゴールドモデルを発売はつばいするなど、他社たしゃとの差別さべつはかった。

ヘッドホンステレオはケンウッドげんJVCケンウッド)、日本電気にほんでんき(NEC)、A&Dきゅう赤井電機あかいでんき)、日立製作所ひたちせいさくしょ一部いちぶOEM供給きょうきゅうされた。一時いちじ船井ふない電機でんきよりOEM供給きょうきゅうけ、ホームベーカリー「パン工場こうじょうAHB-15」など、調理ちょうり家電かでん販売はんばいした。

コンシューマーDATデッキを日本にっぽんはじめて発売はつばいした。デッキはEXCELIAブランド、ポータブルおよびミニコンポサイズデッキはSTRASSERブランドで販売はんばいした。ポータブルDATのHD-S1はSCMS規格きかく対応たいおう、ベータ方式ほうしきのAVimaxのビデオデッキ製造せいぞう参入さんにゅうした。オーディオメーカーとして音質おんしつたかさをアピールし、TVチューナー分離ぶんりがたなどユニークな商品しょうひん発売はつばいした。ソニーブランドのベータデッキも宇都宮うつのみや事業じぎょうしょ製造せいぞうった。

当時とうじのアイワ製品せいひん全般ぜんぱんてき低廉ていれんりょうこう品質ひんしつ製品せいひんおおく、一定いっていすう存在そんざいする「アンチ大手おおてメーカー」ユーザーをことにも成功せいこうした。

アマチュア無線むせんもちいたパソコン通信つうしん一種いっしゅであるパケット通信つうしんようインターフェース「APX-25」、ターミナルノードコントローラの製造せいぞう販売はんばいにも参入さんにゅうし、のち販売はんばいされる通信つうしんようモデム市場いちばきずいた。1990年代ねんだいにはニフティサーブPC-VAN代表だいひょうされるパソコン通信つうしん流行りゅうこう、それにともな通信つうしんようモデム需要じゅようし、オムロンサン電子さんでんしはげしくシェアをあらそった。1995ねんWindows 95発売はつばいされ、インターネット接続せつぞく簡単かんたんおこなえる環境かんきょうととのい、モデム事業じぎょう活況かっきょうむかえた。

このころから、他社たしゃよりもやすコストパフォーマンスミニコンポテレビデオ大量たいりょう海外かいがい生産せいさんし、大手おおて家電かでん量販りょうはんてんにて大量たいりょう販売はんばいしアイワは売上うりあげばした。ラインナップ拡充かくじゅうため車載しゃさい可能かのうな「10がたブラウン管ぶらうんかんテレビデオ」にかんしては、当時とうじホームセンター販売はんばい主流しゅりゅうだったオリオン電機おりおんでんきから調達ちょうたつして販売はんばいした。

1992ねんAMステレオ放送ほうそう開始かいしされると、ソニーとともに積極せっきょくてきにAMステレオ対応たいおう機種きしゅ発売はつばいしたが、実際じっさいはソニーよりも膨大ぼうだいかずのAMステレオ対応たいおう発売はつばいした。AMステレオ対応たいおうポケッタブルラジオCR-D60は一時期いちじき販売はんばいてん品薄しなうすつづき、「伊集院いじゅういんひかりのオールナイトニッポン」でリスナーからCR-D60およ他社たしゃのAMステレオ対応たいおうポケッタブルラジオの在庫ざいこじょうきょうらせるなどのコーナーがあった。ミニコンポ、ラジカセのほかに上記じょうきカセットボーイシリーズもAMステレオ対応たいおう機種きしゅ発売はつばいした。

1990年代ねんだい前半ぜんはんはオーディオ市場いちばをリードし安泰あんたいったようえたが、後半こうはんしん市場いちば創造そうぞう創出そうしゅつ出来できず、時流じりゅうおくはじ先行さきゆきはかげりをはじめた。2000ねんはいり、デジタル・ITながれが急速きゅうそくせ、アナログ商品しょうひん主体しゅたいだったアイワ単独たんどくのこさくえがききれなかったうえに、親会社おやがいしゃソニーの不振ふしん決定けっていとなり、ソニーとの合併がっぺいいたった。当時とうじのアイワ経営けいえい幹部かんぶは「最新さいしんのデジタル関連かんれん技術ぎじゅつがわかる技術ぎじゅつしゃがたった10にん程度ていどしかいなかった」と苦渋くじゅう決断けつだん経済けいざい[よう出典しゅってん]かたった。

歴代れきだい社長しゃちょう

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  • 1946ねん - 1951ねん - 池尻いけじり光夫みつおあいきょう電機でんき産業さんぎょうしゃ
  • 1951ねん - 1969ねん - 池尻いけじり光夫みつおあいきょう電機でんき産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
  • 1969ねん9がつ - 1981ねん2がつ - さんへん祐介ゆうすけ(ソニー出身しゅっしん
  • 1981ねん2がつ - 1987ねん2がつ - 中島なかじま平太郎へいたろう(ソニー出身しゅっしん
  • 1987ねん2がつ - 1990ねん2がつ - 吉田よしだすすむ(ソニー出身しゅっしん
  • 1990ねん2がつ - 1996ねん6がつ - 卯木うつぎはじめ(ソニー出身しゅっしん
  • 1996ねん6がつ - 2000ねん11月 - 石垣いしがき良夫よしお(ソニー出身しゅっしん
  • 2000ねん11月 - 2001ねん1がつ - 大曽根おおそね幸三こうぞう(ソニー出身しゅっしん
  • 2001ねん1がつ - 法人ほうじんかく消滅しょうめつ - 森本もりもと昌義まさよし(ソニー出身しゅっしん

国内こくない生産せいさん開発かいはつ拠点きょてんおよ主要しゅよう組立くみたてサプライヤー

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  • アイワ岩手あいわいわて株式会社かぶしきがいしゃ岩手いわてけん紫波しわぐん矢巾やはばまちまたへい新田しんでん5-15-28)
  • アイワ花泉はないずみ株式会社かぶしきがいしゃ岩手いわてけん西磐井にしいわいぐん花泉はないずみまち金沢かなざわ上寺うえでらぶくろ55)
  • アイワ秋田あきた株式会社かぶしきがいしゃ秋田あきたけん仙北せんぼくぐん仙北せんぼくまち横堀よこぼり佐野さの92)
  • ポローニア株式会社かぶしきがいしゃ岩手いわてけん紫波しわぐん矢巾やはばまち南矢幅みなみやはば7-96)
  • 宇都宮うつのみや事業じぎょうしょ栃木とちぎけん宇都宮うつのみや徳次郎とくじろうまち2620)
  • 川口かわぐちセンター(埼玉さいたまけん川口かわぐち飯塚いいづかいち丁目ちょうめ12-18)
  • テクノロジーセンター(栃木とちぎけん宇都宮うつのみや上戸祭かみとまつり4-1-11)
  • テクノコア浦和うらわ埼玉さいたまけん浦和うらわはりだに4-2-20)
  • 宇都宮うつのみやロジスティックスセンター(栃木とちぎけん河内かわちぐん上河内かみかわちむら大字だいじ高松たかまつみやした223)
  • 東亜とうあ電機でんき
  • タタラおんこう
  • 安住あんじゅう電機でんき
  • 東邦とうほう電子でんし

合併がっぺい

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ソニーとの合併がっぺい、アイワのブランドは一時いちじてきソニーマーケティング株式会社かぶしきがいしゃあつかった。日本にっぽん国内こくないではてい価格かかくCDラジオ、ラジオラジオカセットレコーダーなどが主力しゅりょく商品しょうひんであった。とくにラジカセとテレビデオスーパーマーケットショッピングモールなどの店舗てんぽまえ使用しようする商品しょうひんPRよう大量たいりょう使用しようされた(合併がっぺいまえ同様どうよう)。

デジタルオーディオプレーヤーでは、ソニー/ウォークマンブランドとことなり、MP3のみ対応たいおうのプレーヤーも発売はつばいしていた。MP3CDプレーヤー「XP-ZV1」およびヘッドホンがたメモリープレーヤー「AZ-FS256」が発売はつばい中止ちゅうしまれ[ちゅう 3]、「HZ-WS2000」および「HZ-DS2000」がHDDをしょう容量ようりょうのものに変更へんこうして発売はつばいされるなど[ちゅう 4]製品せいひんトラブルにも見舞みまわれていた。

ソニーのブランドとなったさい、ロゴマークがあらためられた。基本きほんてきにソニーのロゴマークは併記へいきされていない。

事業じぎょう終息しゅうそく

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2005ねん1がつ21にち発売はつばいされたダブルカセットCDシステム「CSD-W330」を最後さいごしん製品せいひん開発かいはつ終了しゅうりょう。ただし設計せっけいはソニーにがれ、2008ねん2がつにソニーブランドとして発売はつばいされたダブルカセットCDシステム「CFD-W77」は、前述ぜんじゅつの「CSD-W330」と一部いちぶのデザインをのぞいてほぼ同一どういつである。

日本にっぽん国外こくがいにおいては2007ねんころよりアイワブランド製品せいひん販売はんばい順次じゅんじ終了しゅうりょう各国かっこくのアイワウェブサイトは製品せいひん紹介しょうかいのページが閉鎖へいさされ、サービス告知こくちのみとなった。

日本にっぽんは2008ねんはる製品せいひん出荷しゅっか終了しゅうりょうして5がつ14にちにソニーが正式せいしきにアイワブランドの終息しゅうそく発表はっぴょうした。ただしアイワ時代じだいからのアフターサービスは今後こんごおこなう。

ブランド復活ふっかつ

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アイワ株式会社かぶしきがいしゃ(2代目だいめ法人ほうじん
AIWA CO., LTD.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
略称りゃくしょう AIWA
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
115-0045
東京とうきょうきた赤羽あかはね1-54-5 [6]
メトロAIビル3F[7]
北緯ほくい3537ふん38.0びょう 東経とうけい13943ふん34.4びょう / 北緯ほくい35.627222 東経とうけい139.726222 / 35.627222; 139.726222座標ざひょう: 北緯ほくい3537ふん38.0びょう 東経とうけい13943ふん34.4びょう / 北緯ほくい35.627222 東経とうけい139.726222 / 35.627222; 139.726222
設立せつりつ 2017ねん平成へいせい29ねん4がつ11にち
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 3010701034037
代表だいひょうしゃ 三井みつい知則とものり代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
主要しゅよう株主かぶぬし 十和田とわだオーディオ 100%
外部がいぶリンク http://www.jp-aiwa.com/
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アメリカではMarkThomannが運営うんえいするシカゴのブランド買収ばいしゅう会社かいしゃDormitus Brandsしゃが2015ねん2がつにアメリカでの商標しょうひょうけん取得しゅとく[8]同社どうしゃから商標しょうひょうけんけたおなじくシカゴに本拠ほんきょ一般いっぱん消費しょうひしゃハードウェアスタートアップ企業きぎょうHale Devicesしゃ同年どうねん4がつより本格ほんかくてき製品せいひん展開てんかい開始かいしした[9]

日本にっぽんは、2017ねん2がつ十和田とわだオーディオ北米ほくべい南米なんべい以外いがいのほぼぜん世界せかいで「アイワ」ブランド商標しょうひょうけんをソニーから取得しゅとくし、同年どうねん4がつ子会社こがいしゃとしてアイワ株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつした。取締役とりしまりやく中村なかむら和臣かずおみきゅうアイワ出身しゅっしん同社どうしゃ出身しゅっしん音質おんしつくわしいベテラン技術ぎじゅつしゃ在籍ざいせきする。

アイワのグローバル展開てんかいにおいては、本社ほんしゃとなるAIWA Electronics Internationalしゃ台湾たいわん設立せつりつ従来じゅうらいどおりのオーディオやAndroid搭載とうさい4K液晶えきしょうテレビ、エアコン・洗濯せんたく冷蔵庫れいぞうこ掃除そうじ炊飯すいはんなど初代しょだい法人ほうじんでは実現じつげんできなかったしろぶつ家電かでん発売はつばいする。世界せかい100かこく以上いじょうでビジネスパートナーシップをむすび、2021ねん冬期とうき世界せかい規模きぼOLEDスマートテレビの発売はつばい予定よていしている。

日本にっぽん販売はんばい角田つのだ無線むせん電機でんき全額ぜんがく出資しゅっしによるアイワ・ジャパンマーケティング株式会社かぶしきがいしゃ (→アイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃげん株式会社かぶしきがいしゃKINUJO JAPAN)が担当たんとうしていた。2017ねん12月の製品せいひん発売はつばい順次じゅんじラインナップを拡大かくだいビックカメラグループオリジナルモデルも販売はんばいした[4]。なお、2009ねん以前いぜん製造せいぞうされたアイワ製品せいひんかんするサポートは、つづきソニーが担当たんとうする[10]法人ほうじん登録とうろくとしては十和田とわだオーディオが上位じょうい組織そしきとなっているが、販売はんばいルートをはじ組織そしき所在地しょざいち出資しゅっしもと角田つのだ無線むせんとなっており、実質じっしつ角田つのだ無線むせん(ビックカメラグループともれる)の傘下さんか。また、オーディオメーカーとしてのアイワではなく、販売はんばい品目ひんもくだい部分ぶぶんがTECSUNをはじめとする東南とうなんアジアで製造せいぞう流通りゅうつうしている製品せいひん輸入ゆにゅう販売はんばいするジェネリック家電かでん商社しょうしゃとなっていた。

その、2022ねんにテクミラホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ傘下さんかJENESISが「aiwaデジタル」ブランドでスマートフォンひとし製造せいぞう販売はんばい開始かいしし、2023ねん06がつには十和田とわだオーディオ傘下さんかのアイワ株式会社かぶしきがいしゃとの合弁ごうべんで「アイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃ」(株主かぶぬし比率ひりつ:JENESIS:90%、アイワ株式会社かぶしきがいしゃ:10%)を設立せつりつして家電かでん製品せいひん全般ぜんぱんへの進出しんしゅつ発表はっぴょう。2024ねんにはAV商品しょうひんかんしてもライセンスをアイワ株式会社かぶしきがいしゃから取得しゅとく[11]

一方いっぽうで2023ねん5がつに、角田つのだ無線むせん電機でんき系列けいれつであるアイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃどうグループの株式会社かぶしきがいしゃKINUJO JAPANに吸収きゅうしゅう合併がっぺい[12]され、合併がっぺい液晶えきしょうテレビやCDラジカセなどの製品せいひん販売はんばいいちねんほど継続けいぞくされていた。しかし、2024ねん8がつ現在げんざい、アイワマーケティングジャパンにAV関連かんれんのライセンスが移行いこうしKINUJO JAPAN(きゅうアイワジャパン)の商品しょうひん領域りょういきだったラジカセやポケットラジオなどが「aiwa audio -G」シリーズで発表はっぴょう一部いちぶ商品しょうひんは「株式会社かぶしきがいしゃとうしょう」がアイワマーケティングジャパンから公式こうしきライセンスをけ、aiwaブランドでシリーズの一部いちぶ商品しょうひん開発かいはつ製品せいひんサポート)されたことや、アイワ株式会社かぶしきがいしゃの「aiwaブランドライセンス商品しょうひんサポートページ」にてKINUJO JAPAN(きゅうアイワジャパン)の商品しょうひん展開てんかい終了しゅうりょうしているむね表記ひょうき[注釈ちゅうしゃく 1]がされており、KINUJO JAPAN(きゅうアイワジャパン)のSNSアカウントの投稿とうこう更新こうしんいちねん以上いじょう停止ていしちゅうであることをふくめ、アイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃわるかたち実質じっしつてき商品しょうひん展開てんかい終了しゅうりょうしている。

類似るいじ名称めいしょう会社かいしゃ

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AIWA CORPORATION(米国べいこく・シカゴ)

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プレスリリースにてAIWA CORPORATION(米国べいこく・シカゴ)は「アイワ株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽん東京とうきょう)およびアイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽん東京とうきょう)、AIWA Electronics International Co., Ltd.(台湾たいわん台北たいぺい)とは一切いっさい関係かんけいがない」と発表はっぴょうしている。[13]

2020ねん9がつ日本にっぽんのアイワ株式会社かぶしきがいしゃとアメリカのAIWA CORPORATIONが経営けいえい統合とうごうすることを発表はっぴょう[14]。これにより、2つのことなる「AIWA」が併存へいそんする状況じょうきょう解消かいしょうされた。

年表ねんぴょう

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アイワ(初代しょだい)→ソニー

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  • 1946ねん昭和しょうわ21ねん)- あいきょう電機でんき産業さんぎょうしゃ設立せつりつ。マイクロホンの製造せいぞう販売はんばい開始かいし。AIKO(アイコー)ブランドを使用しよう
  • 1948ねん昭和しょうわ23ねん)- あいきょう電気でんき株式会社かぶしきがいしゃ発足ほっそく
  • 1951ねん昭和しょうわ26ねん)6がつ20日はつか - あいきょう電機でんき産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ東京とうきょう千代田ちよだ神田かんだ末広すえひろまち現在げんざい外神田そとかんださん丁目ちょうめ)。アイワ創立そうりつ元年がんねん
  • 1952ねん昭和しょうわ27ねん)7がつ - アイワ(AIWA)ブランドはつのクリスタルマイクM20を販売はんばい開始かいし
  • 1955ねん昭和しょうわ30ねん)4がつ - 千代田ちよだ神田かんだもと佐久間さくままち現在げんざい外神田そとかんだ丁目ちょうめ)に本社ほんしゃビル完成かんせい
  • 1956ねん昭和しょうわ31ねん)12月 - NHK放送ほうそう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ技術ぎじゅつ指導しどう工場こうじょうとなる。
  • 1957ねん昭和しょうわ32ねん)- NHK共同きょうどう開発かいはつした日本にっぽんはつ可変かへん指向しこうせいリボンマイク「VM-15」を発売はつばいビクターにもOEM供給きょうきゅう
  • 1958ねん昭和しょうわ33ねん)6がつ - 株式かぶしき店頭てんとう売買ばいばい市場いちば登録とうろく
  • 1959ねん昭和しょうわ34ねん)10がつ - 商号しょうごうアイワ株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう
  • 1960ねん昭和しょうわ35ねん
  • 1961ねん昭和しょうわ36ねん)10がつ2にち - 株式かぶしき東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい上場じょうじょう
  • 1963ねん昭和しょうわ38ねん
    • 3月 - アメリカ西部せいぶ最大さいだいカラーテレビ・ステレオメーカのパッカードベルしゃ技術ぎじゅつ業務ぎょうむ提携ていけい板橋いたばし工場こうじょう設置せっち
    • 12月 - 宇都宮うつのみや工場こうじょうテレビ製造せいぞう開始かいし
  • 1964ねん昭和しょうわ39ねん
    • モノクロテレビ「19T-22」を発売はつばい当時とうじとしては画期的かっきてきなワイヤレスちょう音波おんぱリモコンを付属ふぞくした。
    • 2がつ - 日本にっぽん最初さいしょカートリッジしきテープレコーダ「TP-707」を発売はつばい。このカートリッジは同社どうしゃ独自どくじ規格きかくであり、「マガジン50」という名称めいしょうであった。
    • 6がつ - 通産省つうさんしょうの「昭和しょうわ39年度ねんど輸出ゆしゅつ貢献こうけん企業きぎょう認定にんていしょう」を受領じゅりょう
  • 1965ねん昭和しょうわ40ねん
    • 1がつ - 板橋いたばし工場こうじょう電算でんさん導入どうにゅう
  • 1966ねん昭和しょうわ41ねん
    • 日本にっぽんはつのダイナミックがた単一たんいつ指向しこうせいマイク「DM-47」を発売はつばい国鉄こくてつえき標準ひょうじゅんとしておお販売はんばい
    • 6がつ - 日本にっぽんはつ国産こくさんコンパクトカセットレコーダ「TP-707P」を発売はつばいほん機種きしゅは、そのモデルナンバーからもわかるとおり、すで発売はつばいされているTP-707を改良かいりょうし、らんフィリップスしゃ特許とっきょ無償むしょう公開こうかいしたコンパクトカセット規格きかく準拠じゅんきょした商品しょうひんで、末尾まつびのPはPHILIPSのPとかんがえられる。そもそもアイワ独自どくじ規格きかくのマガジン50カセットはフィリップス開発かいはつのコンパクトカセットとサイズはほぼおなじでテープはばちが程度ていどだったため設計せっけい変更へんこう最少さいしょうおさえることが出来でき国産こくさんだい1ごうとなった。
  • 1967ねん昭和しょうわ42ねん
    • オープンリールデッキ4トラックステレオテープレコーダ「TP-1001」を発売はつばい
    • ステレオ録音ろくおん再生さいせい可能かのうコンパクトカセットレコーダ「TP-1004」を発売はつばい
    • トランジスタテレビ「11T-05」、日本にっぽんはつのステレオ再生さいせい・モノラル録音ろくおんカセットテープレコーダ「TP-720」を発売はつばい
    • 2がつ - 岩手いわてけん紫波しわぐん岩手いわて工場こうじょう(のちの岩手いわてアイワ→アイワ岩手あいわいわて)を設立せつりつ
  • 1968ねん昭和しょうわ43ねん
    • 3月 - 3バンド(FM/AM/SW受信じゅしん対応たいおうとしては日本にっぽんはつラジオカセットレコーダ(ラジカセ)「TPR-101」を発売はつばい。ボタン配置はいち操作性そうさせいわる・デザインなど、のち他社たしゃから発売はつばいされるラジカセの原型げんけいとなる。
    • 4がつ - 日本にっぽんはつのステレオカセットデッキ「TP-1009」を発売はつばいし、そののカセットテープのハイファイ貢献こうけん
  • 1969ねん昭和しょうわ44ねん) 2がつ - ソニー株式会社かぶしきがいしゃ技術ぎじゅつ業務ぎょうむ資本しほん提携ていけい新株しんかぶ発行はっこうさいし、株主かぶぬし代表だいひょう訴訟そしょう泡沫うたかた株主かぶぬし提起ていき棄却ききゃく(ソニー=アイワ事件じけん)。以後いご、ソニー出身しゅっしん社長しゃちょうつづく。
  • 1970ねん昭和しょうわ45ねん
    • 日本にっぽんはつのFM搭載とうさいカセットカーステレオ「TPR-2010」を発売はつばい三菱みつびし・コルトギャラン純正じゅんせい指定していとなる。
    • FMステレオ放送ほうそう直接ちょくせつ録音ろくおんできるステレオ・カセット・レコーダづけ総合そうごうアンプ「TPR-2001」を発売はつばい
    • 「TP-1009」の後継こうけい機種きしゅとなる[TP-1100」を発売はつばいする。
    • 12月 - 香港ほんこんにAiwa Dransfield & Co.,Ltd. を設立せつりつ
  • 1971ねん昭和しょうわ46ねん)ドイツBASFしゃけに、ドイツシュマーグしゃこうえんじくキャプスタンを採用さいようしたカセットデッキをOEM供給きょうきゅう開始かいし
  • 1972ねん昭和しょうわ47ねん)9がつ - ベイルートにAiwa Sales & Service Center 設立せつりつ
  • 1973ねん昭和しょうわ48ねん)8がつ - 台東たいとう上野うえの本社ほんしゃ事務所じむしょ移転いてん
  • 1974ねん昭和しょうわ49ねん
  • 1975ねん昭和しょうわ50ねん
    • 世界せかいはつのシンクロオペレーション採用さいようステレオシステム「シンクレートAS-30」を発売はつばい
    • 5月 - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ市場いちばだい一部いちぶ指定してい
    • 6がつ - 宇都宮うつのみや徳次郎とくじろうまち宇都宮うつのみやきた工場こうじょう設立せつりつ宇都宮うつのみや事業じぎょうしょ)。
  • 1976ねん昭和しょうわ51ねん
    • 世界せかいはつのダブルニードルメーター、民生みんせいよう機器ききはじめて発信はっしん内蔵ないぞうメーター直読ちょくどくのバイアスほろ調整ちょうせい採用さいようしたカセットデッキ「AD-7800」を発売はつばい
    • 2がつ - 英国えいこくにアイワ・UKを設立せつりつ
  • 1977ねん昭和しょうわ52ねん
    • 3月 - フィギアスケート世界せかい選手権せんしゅけん日本にっぽんはつ開催かいさいされ、演技えんぎ使用しようされるきょくながすオフィシャルデッキとして「AD-7500」がえらばれる。
    • 8がつ - 西にしドイツにアイワ・ドイツを設立せつりつ
  • 1978ねん昭和しょうわ53ねん
  • 1980ねん昭和しょうわ55ねん
    • 世界せかいはつ、ADMS(自動じどう消磁しょうじ装置そうち)、マイクログレイン・プロセシング処理しょりキャプスタン採用さいようのカセットデッキ「AD-F600」を発売はつばい
    • 6がつ - 世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょう、そして世界せかいはつとなる自己じこ録音ろくおん再生さいせい可能かのうなヘッドホンステレオ「カセットボーイTP-S30」を発売はつばい吉田よしだすすむ命名めいめいによる)。
    • 9月 - イギリスにGwent Factory (Wales) を設立せつりつ生産せいさん開始かいしのアイワ・UK・グウェント工場こうじょう)。
  • 1981ねん昭和しょうわ56ねん
    • 1がつ - 日本にっぽんはつドルビーCタイプノイズリダクションシステム搭載とうさいカセットデッキ「AD-FF3・AD-FF5」発売はつばい
    • 6がつ - 宇都宮うつのみやセンターにVTR専門せんもん工場こうじょう設立せつりつ生産せいさん開始かいし
  • 1982ねん昭和しょうわ57ねん
    • 世界せかいはつのオートリバースヘッドホンステレオ、カセットボーイ「HS-P2/F2」を発売はつばい
    • 6がつ - ヘッドホンステレオの出荷しゅっかが100まんだい突破とっぱ
  • 1983ねん昭和しょうわ58ねん
    • 本体ほんたいにひとつのスピーカーを内蔵ないぞう付属ふぞくドッキングスピーカーでステレオラジカセになる「HS-J11」、カセットサイズの付属ふぞくチューナーパックを装着そうちゃくしラジオもけるドルビーNR内蔵ないぞうの「HS-P6]を発売はつばい
    • 業界ぎょうかいはつのオートNRセンサー搭載とうさいカセットデッキ「AD-FF90」、世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょう再生さいせい専用せんようカセットボーイ「HS-P5」を10しょく展開てんかい発売はつばい
    • 7がつ - ベータハイファイビデオデッキ「AVimax」(アビマックス)を発表はっぴょう
    • 8がつ - シンガポールにアイワ・セールス・シンガポールを設立せつりつ
  • 1984ねん昭和しょうわ59ねん
    • ワンポイントステレオマイクを付属ふぞくしメタルテープの録音ろくおん再生さいせい対応たいおうしたカセットボーイ「HS-F7」を発売はつばい再生さいせいのみオートリバース機能きのうドルビーNR対応たいおうした。
    • のちに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場とうじょうする再生さいせい専用せんようカセットボーイ「HS-P7」を発売はつばい。メタルテープ、オートリバース、ドルビーNR対応たいおうし、きょくあたま機能きのう「ミュージックセンサー」も搭載とうさい機能きのうすすむ。
    • 2がつ - 中島なかじま平太郎へいたろうふく社長しゃちょう社長しゃちょう就任しゅうにん
    • 4がつ - 埼玉さいたまけん川口かわぐち川口かわぐちセンター開設かいせつ
    • 12月 - アイワ独自どくじのAFBS(Acoustic Feedback System)方式ほうしき採用さいようしたスピーカー「AFBS-1000」を発売はつばい
  • 1985ねん昭和しょうわ60ねん
    • 世界せかいはつのフルリモコン、フルロジックのカセットボーイ「HS-P8/G8/R8/J8」を発売はつばい
    • 世界せかいはつのオートソーティングシステム・カセットデッキ「AD-WX99」を発売はつばい
    • よこはば33cmのミニコンポサイズVHDビデオディスクプレーヤー「LIVEMAX DV-101」(シャープせいVP-3000のOEM)を発売はつばい
    • 3月 - RS-232Cインターフェイスをそなえたデータレコーダー「DR-2」発売はつばい
    • 4がつ - 中島なかじま社長しゃちょうコンパクトディスク(CD)の開発かいはつ実用じつよう育成いくせい功績こうせきにより科学技術庁かがくぎじゅつちょう長官ちょうかんしょう受賞じゅしょう
    • 12月 - パソコン通ぱそこんつう信用しんようモデム「PV2123」の製造せいぞう販売はんばい開始かいし
  • 1986ねん昭和しょうわ61ねん
    • 業界ぎょうかいはつのテレビ(UHF/VHF)音声おんせい多重たじゅう受信じゅしん対応たいおうカセットボーイ「HS-UV9」を発売はつばい
    • プラザ合意ごういはしはっしたえんだか業績ぎょうせき悪化あっか以後いごNICs中国ちゅうごくなどの新興しんこうこく生産せいさん拠点きょてんをシフト。
    • 2がつ - フランスにアイワ・フランスを設立せつりつ
    • 7がつ - 希望きぼう退職たいしょく実施じっしぜん従業じゅうぎょういんの20%、700めい予定よてい
    • 11月 - 岩手いわて工場こうじょうべつ会社かいしゃした「岩手いわてアイワ株式会社かぶしきがいしゃ」が発足ほっそく(のちのアイワ岩手あいわいわて株式会社かぶしきがいしゃ)。
  • 1987ねん昭和しょうわ62ねん
    • ガムがたなまり充電じゅうでん(電圧でんあつ2V)を採用さいようし、フルロジックメカ、ドルビーC、リモコン搭載とうさいのカセットボーイ「HS-PX10」を発売はつばい
    • 小型こがたあかるいモニタきリモコン、再生さいせいユニットを付属ふぞくした8mmカムコーダ「CV-50」を発売はつばい
    • 1がつ - 東京とうきょう地区ちく事業じぎょうしょ統合とうごうし、本社ほんしゃ東京とうきょう台東たいとう池之端いけのはた移転いてん
    • 2がつ - 吉田よしだすすむ最高さいこう顧問こもん社長しゃちょう就任しゅうにん。シンガポールにだい2工場こうじょう設立せつりつ。(アイワ・シンガポール・ジュロンウエスト工場こうじょう当初とうしょ作業さぎょういんやく500めい生産せいさんがく60おくえんでスタート。
    • 3月 - 記念きねんすべきDATだい1号機ごうきで「EXCELIA」(エクセリア)ブランド初号しょごうとなる「EXCELIA XD-001」を発売はつばいソニーせいDAT「DTC-1000ES」と一部いちぶ仕様しようことなる兄弟きょうだい。アイワ、ソニーども自社じしゃ工場こうじょう生産せいさんした。
  • 1988ねん昭和しょうわ63ねん
    • 世界せかいはつのAMTS、世界せかい最高さいこう水準すいじゅんワウフラッター0.018%、世界せかいはつのバイアスシールドづけヘッドブロックを搭載とうさいしたカセットデッキ「EXCELIA XK-009」発売はつばい
    • 5月 - 放送ほうそうきょく業務ぎょうむようDAT開発かいはつ納入のうにゅう業務ぎょうむようモデム「PV-H2400/PV-H4800」を発売はつばい
    • 8がつ - 業界ぎょうかいはつBBE搭載とうさいのミニコンポ「CDS-3300」を発売はつばい。「STRASSER」(シュトラッサー)ブランド初号しょごう
    • 9月 - BBE技術ぎじゅつ説明せつめいかい開催かいさい。シンガポールにだい3工場こうじょう設立せつりつ。(アイワ・シンガポール・ジュロンイースト工場こうじょう
    • 11月 - BBE搭載とうさいミニコンポ「DS-F1/F2/F3」を発売はつばい。DS-F2のCMを展開てんかい。CMきょくべいべいCLUBの「TIME STOP」、出演しゅつえんはデビューまえ河田かわた純子じゅんこ起用きようした。
  • 1989ねん平成へいせい元年がんねん
    • シンガポール工場こうじょう生産せいさんだかがアイワ全体ぜんたいやく43%、そこからの輸出ゆしゅつ比率ひりつが94.5%にたっした。
    • 3次元じげんCADきゃど・CAMシステム(FRESDAM)によるしん感覚かんかくりゅうめんデザインを採用さいようした高級こうきゅうCDラジカセ「CSD-XR90」を発売はつばい。CMはスケートボーダーがラジカセシルエットの輪郭りんかくをなぞりすべるもの。きょくZABADAKの「LET THERE BE LIGHT」。
    • じゅう低音ていおん回路かいろSuperTurboSonic、質感しつかんプロセッサーBBE搭載とうさいニューシステムコンポ「STRASSER NS-T160」を発売はつばい機能きのう、デザイン、サイズかんはミニコンポ市場いちばすで爆発ばくはつてき人気にんきていたヤマハせいミニコンポ「Tiffany AST-C25」を意識いしきした対抗たいこうモデルであった。
    • 3月 - 英国えいこくグウェント工場こうじょう拡張かくちょう工事こうじ完成かんせい香港ほんこんにアイワ・インターナショナルを設立せつりつ
    • 4がつ - 宇都宮うつのみやみなみ工場こうじょうをテクノロジーセンターに改修かいしゅう
    • 8がつ - 秋田あきたけん仙北せんぼくぐんにサウンド秋田あきた株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
    • 10月 - 世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょう世界せかいはつ、アダプター方式ほうしき(オプション)で静止せいし記録きろくもできるポータブルDAT「HD-X1」発売はつばい
  • 1990ねん平成へいせい2ねん
    • 5,000だい限定げんてい発売はつばい高音こうおんしつ高機能こうきのうフル装備そうびゴールド仕上しあげのカセットボーイ発売はつばい10周年しゅうねん記念きねんモデル「HS-EX50」を発売はつばい
    • まよったら、丈夫じょうぶなヤツをいなさい。」と銘打めいうちスリム&タフネスカセットボーイ「HS-PL55」(6しょく展開てんかい)を発売はつばいしん開発かいはつ1.0μみゅーナローギャップHXヘッドを採用さいよう。CM出演しゅつえん設楽したらりさ、ナレーションはもとNHKアナウンサーの鈴木すずき健二けんじきょくAMAZONSの「ジャニスのゆめ」。HS-PL55片手かたて音楽おんがくきながらロデオマシンにった設楽したらりさとされるシーンが印象いんしょうてきであった。
    • インナーイヤーがたとして世界せかいはつのバーチカル方式ほうしき採用さいようしたヘッドホン「HP-J7」を発売はつばい
    • 2がつ - 台湾たいわんにアイワ・台湾たいわん設立せつりつ
    • 5月 - アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうにアイワ・ガルフを設立せつりつ
    • 6がつ - 卯木うつぎはじめふく社長しゃちょう社長しゃちょう就任しゅうにんSCMS方式ほうしき世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょうポータブルDAT「HD-S1」を発売はつばい世界せかいはつのカラー動画どうが記録きろく出来できるDATビデオストレージシステムを開発かいはつ
  • 1991ねん平成へいせい3ねん
    • よく1992ねんほん放送ほうそう開始かいしされるAMステレオ放送ほうそう受信じゅしん対応たいおうした、ポケッタブルラジオ「CR-D60」、CDラジカセ[CSD-SR80」を発売はつばい
    • 世界せかいはつのデジタルBBE搭載とうさい DSPプリアンプ「DSP-C100」を発売はつばい
    • 世界せかいはつ、3しょく電池でんちざんりょう表示ひょうじ自動じどうおん低減ていげん機構きこう搭載とうさいし、しん開発かいはつOZM-4メカを採用さいようしたカセットボーイ「HS-PL77」を発売はつばい
    • 世界せかいはつ、カセットボーイ史上しじょうさい高級こうきゅう再生さいせい専用せんよう。チタンキャビネット、スペアナ表示ひょうじ対応たいおう大型おおがたマルチディスプレイ、アモルファスHXヘッド、AIサウンドガード、ミュージックセンサー、BBEなど当時とうじのアイワの技術ぎじゅつんだ「HS-PX1000」を¥40,000で発売はつばい
    • 一体いったいがたミニコンポ「XG-880」を戦略せんりゃく価格かかく¥68,000-で市場いちば投入とうにゅうすで人気にんき機種きしゅであった「NS-T160」をベースに価格かかくおさえたモデル。
    • 14がたトリニトロンブラウン管ぶらうんかん採用さいようし、VHSビデオデッキ内蔵ないぞうしたテレビデオ「VX-T14S」を発売はつばい
    • 7がつ - 創立そうりつ40周年しゅうねん記念きねんしてロゴを「AIWA」から「aiwa」に変更へんこう。これにともない「STRASSER」ブランドおよび「EXCELIA」ブランドがそれぞれ廃止はいししんロゴだい1号機ごうきはチューナーづけ再生さいせいタイプカセットボーイHS-RL75。
    • カセットボーイシリーズを再編さいへん、PS/PX/RS/RX/JS/JXの基本きほん構成こうせいになりそののシリーズは廃止はいしされる。(ワイヤレスタイプはHS-WR25、チューナーろくさいタイプはHS-F900、ラジカルシェルはHS-RDシリーズにてラインナップから消滅しょうめつ
    • 9月 - 日本にっぽんはつドルビーSタイプノイズリダクションシステム搭載とうさいしたさい高級こうきゅうカセットデッキ「XK-S9000」、およびその廉価れんかばん普及ふきゅうばん)にたる高級こうきゅうカセットデッキ「XK-S7000」を発売はつばいりょう機種きしゅども世界せかいはつのドルビーSを筆頭ひっとう安定あんていしたデッキ構成こうせい電源でんげんトランスを本体ほんたい側面そくめん装着そうちゃく新品しんぴんせいテープに消去しょうきょヘッドをとおさないBTOR(Blank Tape Optimized Recording)システム、ストレスフリー6N-OFCまきせん12そうラミネート・ピュアアモルファスヘッド、センダスト消去しょうきょヘッド、そしてCD・DAT・BSひとし各種かくしゅデジタルソースからデジタルのままダイレクトに接続せつぞくし、こう純度じゅんどなデジタルソースからのアナログ録音ろくおん対応たいおうするリアル18ビット・リニア・デュアルD/Aコンバーターなどを網羅もうら
    • 10月 - マレーシアのジョホールしゅうにマレーシア工場こうじょう開設かいせつ
    • 11月 - 埼玉さいたまけん浦和うらわにテクノコア浦和うらわ開設かいせつ高性能こうせいのうミニコンポ「XG-330」を発売はつばい希望きぼう小売こうり価格かかく¥56,000の戦略せんりゃくてき価格かかくでaiwaのシェア・売上うりあげげた。
  • 1992ねん平成へいせい4ねん
    • - 新興しんこうこくへの生産せいさん拠点きょてんシフトを加速かそく現地げんち法人ほうじん相次あいついで設立せつりつ
    • 4がつ - 米国べいこくのコア・インターナショナルしゃ資本しほん参加さんか
  • 1993ねん平成へいせい5ねん
    • 生活せいかつ家電かでん分野ぶんや参入さんにゅう空気くうき清浄せいじょう「ACL-M1」を発売はつばい
    • 世界せかいはつのCD-G対応たいおうポータブルCDプレーヤー「XP-80G」を発売はつばい
    • 2がつ - アイワ・ガルフの新社屋しんしゃおくおよ物流ぶつりゅうセンターが完成かんせい
    • 3月 - パナマにアイワ・ラテンアメリカ(パナマ)を設立せつりつ
    • 4がつ - アイワ・シンガポールしゃの3工場こうじょうがISO-9001同時どうじ取得しゅとく
    • 6がつ - 米国べいこくのコア・インターナショナルしゃ取得しゅとく
    • 7がつ - 東京とうきょう中野なかの中野なかの事業じぎょうしょ開設かいせつ
    • 10月 - 宇都宮うつのみやロジステックセンターを開設かいせつ
    • 11月 - 吉田よしだ名誉めいよ会長かいちょうくんさんとう瑞宝章ずいほうしょう受章じゅしょう。アイワ・UK・グウェント工場こうじょうがISO-9002取得しゅとく
    • 12月 - アイワ・マレーシア工場こうじょうがISO-9002取得しゅとく米国べいこくカリフォルニアしゅうにアイワ・リサーチ&デベロップメントしゃ設立せつりつ
  • 1994ねん平成へいせい6ねん
    • 4がつ - アイワ岩手あいわいわてISO-9002取得しゅとく。マレーシア工場こうじょう拡張かくちょう工事こうじ完成かんせい
    • 8がつ - サウンド秋田あきた株式会社かぶしきがいしゃをアイワ秋田あきた株式会社かぶしきがいしゃ社名しゃめい変更へんこう
    • 9月 - アイワ宇都宮うつのみや工場こうじょうISO-9002取得しゅとく
    • 10月 - アイワはつPC/AT互換ごかんデスクトップPC「infortaiment PC-MT466」を発売はつばい。アイワ・UKがISO-9002取得しゅとく
    • 11月 - アイワ・シンガポールしゃ創立そうりつ20周年しゅうねん式典しきてん開催かいさい
    • 12月 - 東洋とうよう経済けいざいしょう カンパニー・オブ・ザ・イヤーを受賞じゅしょう水道すいどう工事こうじ不要ふようのトイレ温水おんすい洗浄せんじょうアクアレット「WT-L1」を発売はつばい
  • 1995ねん平成へいせい7ねん
    • アイワはつ充電じゅうでん電動でんどうブラシ「HA-C10」発売はつばい
    • アイワはつのDDIポケットけPHS携帯けいたい電話機でんわき「PT-H50」発売はつばい最新さいしん機能きのう装備そうびし、当時とうじ最強さいきょうPHSとわれていた。
    • しんメカニズムを採用さいようした世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょうのポータブルDAT「HD-S200」を発売はつばい
    • 6がつ - アイワUKウェールズ・マニュファクチュアリング・センターを開設かいせつ、グウェント工場こうじょうから移転いてん
    • 7がつ - 日本にっぽん国内こくない市場いちばけ「コンテナ配送はいそう方式ほうしき開始かいしし、海外かいがい工場こうじょうから直接ちょくせつ大型おおがた量販りょうはんてん商品しょうひん納入のうにゅう
    • 10月 - オランダにアイワ・ネダーランド開設かいせつ
  • 1996ねん平成へいせい8ねん
    • 業界ぎょうかい最小さいしょうポータブルMDレコーダー「AM-F3」を発売はつばい
    • 洋式ようしきトイレよう脱臭だっしゅうクリアレット「WK-A1」を発売はつばい
    • カビの胞子ほうしやバクテリアなどをらえて消却しょうきゃく除去じょきょするぼうカビミクロクリア「KS-100」を発売はつばい
    • 4がつ - アイワ・インドネシアを開設かいせつ
    • 6がつ - チャールズ3せい当時とうじ皇太子こうたいし)をむかえてアイワUKウェールズ工場こうじょう開所かいしょしき開催かいさい
    • 9月 - アイワ・シンガポールしゃ3拠点きょてん国際こくさい環境かんきょう規格きかくISO-14001同時どうじ取得しゅとく
    • 11月 - 5ふん急速きゅうそく充電じゅうでん前後ぜんご9きょく30ばいそく高速こうそくサーチ、充電じゅうでん/乾電池かんでんち併用へいようやく45あいだ連続れんぞく再生さいせい可能かのうなカセットボーイHS-PX750を発売はつばい。(アイワ創立そうりつ45周年しゅうねん記念きねんモデル)
    • 製造せいぞう番号ばんごうが (S123456789) から (S0xx-) 表記ひょうきになる。
  • 1997ねん平成へいせい9ねん
    • 1がつ - アイワ岩手あいわいわてがISO 14001を取得しゅとく
    • 6がつ - 公式こうしきウェブサイトを開設かいせつ。アイワ・UK・ウェールズマニュファクチュアリングセンターISO-14001取得しゅとく
    • 11月- PHSや携帯けいたい電話でんわ着信ちゃくしん電子でんしおんでおらせする「ピッチ携帯けいたいばん」を搭載とうさいしたヘッドホンステレオ「HS-PX580」を発売はつばい
    • 12月 - きり使つかって空気くうき浄化じょうかする、みずフィルター方式ほうしき空気くうき清浄せいじょう「ACL-W1」を発売はつばい
  • 1998ねん平成へいせい10ねん
    • ミニコンポ30%、CDラジカセ32%、ヘッドホンステレオ34%とシェアトップとなる。
    • 8がつ - アイワ・ヨーロッパしゃ設立せつりつ
    • 10月 - 世界中せかいじゅうのビデオ方式ほうしき変換へんかんろくさいできるデジタルコンバーターとワールドワイドチューナーを搭載とうさいしたビデオデッキ「HV-MX100」を発売はつばい
    • 11月 - アイワはつのスカイパーフェクTV!受信じゅしんようCSデジタル放送ほうそう受信じゅしんセット「SU-CS1SET」を発売はつばい
  • 1999ねん平成へいせい11ねん
    • 2がつ - タイにアイワ・タイ開設かいせつ
    • 8がつ - マレーシアにアイワIPC開設かいせつ世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょう最長さいちょう時間じかん再生さいせい実現じつげんしたポータブルMDプレーヤー「AM-HX50」を発売はつばい
    • 12月 - 通商産業省つうしょうさんぎょうしょうより貿易ぼうえき貢献こうけん企業きぎょう表彰ひょうしょうける。日本にっぽん米国べいこく英国えいこくでミニコンポシェアトップとなる。
  • 2000ねん平成へいせい12ねん
    • 4がつ - ポーランドにアイワポーランド開設かいせつ
    • 6がつ - カセットボーイ20周年しゅうねん記念きねんモデル「HS-JXM2000」を発売はつばい
    • 半導体はんどうたい供給きょうきゅう不足ふそく他社たしゃとの価格かかく競争きょうそうにより、160おくえんあまり赤字あかじ発生はっせい
  • 2001ねん平成へいせい13ねん
    • 4がつ - 高密度こうみつど実装じっそう技術ぎじゅつてい消費しょうひ電力でんりょくにより世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょう最長さいちょう時間じかん再生さいせい実現じつげんしたポータブルMDプレーヤー「AM-HX100」を発売はつばい。アイワ秋田あきた株式会社かぶしきがいしゃ従業じゅうぎょういんやく100めい)を閉鎖へいさ
    • 8がつ - ポローニア(従業じゅうぎょういんやく70めい)を閉鎖へいさ
    • 9月 - アイワ花泉はないずみ従業じゅうぎょういんやく70めい)を閉鎖へいさ
    • 11月 - 世界せかいはつ再生さいせい開始かいしやく0.6びょう実現じつげんしたマッハスタート、世界せかい最長さいちょう165あいだ連続れんぞく再生さいせい実現じつげんしたポータブルMDプレーヤー「AM-HX400」を発売はつばい。(生産せいさん十和田とわだオーディオ、下位かいモデルAM-HX300もふくむ)
    • 資本しほん増強ぞうきょう目的もくてき株主かぶぬし割当わりあて増資ぞうし実施じっしするも、株価かぶか半減はんげんし、1/7が失権しっけん。ソニーが第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうし実施じっしし、かぶ比率ひりつが50.6%から61.4%に上昇じょうしょう
  • 2002ねん平成へいせい14ねん
    • 2がつ28にち - 株式かぶしき交換こうかんによりソニーの完全かんぜん子会社こがいしゃとなることを発表はっぴょう[15]
    • 3月 - アイワ岩手あいわいわて従業じゅうぎょういんやく480めい)を閉鎖へいさ
    • 4がつ15にち - 本社ほんしゃ社屋しゃおく土地とち売却ばいきゃく契約けいやく締結ていけつ
    • 9月25にち - 上場じょうじょう廃止はいし前日ぜんじつ終値おわりね244えん)。
    • 10月1にち - 株式かぶしき交換こうかんにより、ソニーの完全かんぜん子会社こがいしゃ[16]となる。
    • 10月21にち - 東京とうきょう台東たいとう池之端いけのはた本社ほんしゃビルを売却ばいきゃく現在げんざい日本電設工業にほんでんせつこうぎょう所有しょゆう)。
    • 12月1にち - ソニー[17]合併がっぺい。12月2にちづけでに登記とうきし、法人ほうじんのアイワ株式会社かぶしきがいしゃ解散かいさん。ソニーのブランドとなる。
  • 2003ねん平成へいせい15ねん)1がつ8にち - 「AIWA」を図案ずあんしたしんロゴを発表はっぴょう[18]
  • 2005ねん平成へいせい17ねん)1がつ21にち - しん製品せいひん開発かいはつ終了しゅうりょう
  • 2008ねん平成へいせい20ねん)5がつ14にち - ブランド終息しゅうそく発表はっぴょうしんロゴはわずか5ねん終了しゅうりょうした。

アイワ(2代目だいめ

[編集へんしゅう]
  • 2017ねん平成へいせい29ねん
    • 4がつ11にち - アイワの商標しょうひょう取得しゅとくした十和田とわだオーディオがあらたにアイワ株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ[19]同時どうじに「aiwa」ロゴが復活ふっかつ
    • 11月21にち - 角田つのだ無線むせん電機でんきがアイワ・ジャパンマーケティング株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
    • 12月6にち - アイワ・ジャパンマーケティングより映像えいぞう・オーディオ機器きき販売はんばい開始かいし
  • 2018ねん平成へいせい30ねん
    • 1がつ17にち - アイワ・ジャパンマーケティングより液晶えきしょうテレビ販売はんばい開始かいし
  • 2019ねんれい元年がんねん
    • 12月までにCDラジオデジタルレコーダーとCDラジオカセットレコーダーをわせて、新型しんがた4機種きしゅ5機体きたい発表はっぴょう
    • 7がつ11にち - 4スピーカー搭載とうさいのCDラジオデジタルレコーダー「CR-BUE50」、CDラジオカセットレコーダー「CSD-MV20B」2機種きしゅ発売はつばい
  • 2020ねんれい2ねん
    • 3月23にち - 角田つのだ無線むせん電機でんき系列けいれつのアイワ・ジャパンマーケティング株式会社かぶしきがいしゃが、アイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃ社名しゃめい変更へんこう
    • 3月27にち - 十和田とわだオーディオ系列けいれつのアイワ株式会社かぶしきがいしゃより新体しんたいかんサウンドギア「ButterflyAudio」が、クラウドファンディングmakuakeプロダクトで、目標もくひょう金額きんがく¥1,000,000-を達成たっせいする。「ButterflyAudio」は、これまでにない特徴とくちょうてき形状けいじょうのネックバンドがたスピーカ。しんジャンルへの挑戦ちょうせんによるaiwa復活ふっかつ狼煙のろしをあげるべく開発かいはつされた。
    • 6月25にち - 「ButterflyAudio」が目標もくひょう金額きんがく1,000,000えんたいし、2,412%の達成たっせいりつとなる「総額そうがく24,125,706えん」をあつだい成功せいこうをおさめる。makuakeに商品しょうひん企画きかくりょく新生しんせいアイワに期待きたいするコメントが多数たすうせられている。
    • 8がつ19にち - レコードプレーヤーがたFMラジオづけBluetoothスピーカー「SB-LFS30」を発売はつばい
    • 9月8にち - 日本にっぽん十和田とわだオーディオ系列けいれつのアイワ株式会社かぶしきがいしゃと、アメリカのAiwa Corporationの経営けいえい統合とうごう発表はっぴょう[14]
    • 10月30にち - ラジオカセットレコーダー「TR-A30」、アナログポケットラジオ「AR-AP35」2機種きしゅ発売はつばい
    • 11月24にち - 十和田とわだオーディオ系列けいれつのアイワ株式会社かぶしきがいしゃ事業じぎょうしょ東京とうきょうきた赤羽あかはね移転いてん[20]
  • 2022ねんれい4ねん
  • 2023ねんれい5ねん
    • 4がつ26にち - 角田つのだ無線むせん電機でんき系列けいれつのアイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃどうグループの株式会社かぶしきがいしゃKINUJO JAPANに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ「株式会社かぶしきがいしゃKINUJO JAPAN」へ[22][12]。そのどう年内ねんない商品しょうひん展開てんかい終了しゅうりょうした。
    • 6月14にち - JNSホールディングス(げん・テクミラホールディングス)子会社こがいしゃのJENESISと十和田とわだオーディオ系列けいれつのアイワ株式会社かぶしきがいしゃ共同きょうどうアイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ。aiwaデジタルの企画きかく販売はんばい機能きのう移管いかんするとともに、デジタルのみならずあらゆる分野ぶんやにおいて、自社じしゃ事業じぎょうとしてaiwa製品せいひん展開てんかいしていくことを表明ひょうめい
  • 2024ねんれい6ねん
    • 1がつ1にち - アイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃ十和田とわだオーディオ系列けいれつのアイワ株式会社かぶしきがいしゃからオーディオ・ビジュアル(AV)製品せいひんのライセンスを取得しゅとく[23]
    • 8がつ1にち - アイワマーケティングジャパン株式会社かぶしきがいしゃとしてはつのオーディオ製品せいひん「aiwa audio -G シリーズ」8機種きしゅ発表はっぴょう同日どうじつ株式会社かぶしきがいしゃとうしょう がアイワマーケティングジャパンから公式こうしきライセンスをけ、ほんシリーズのうち2機種きしゅ(RCP2,RCP3)の開発かいはつ同社どうしゃ製品せいひんサポートを担当たんとう[2]

商品しょうひん

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VM-15(ベロシティマイク) 1957ねんごろ
HS-P05MkII(海外かいがいばんヘッドホンステレオ)
1991ねんまで使用しようされたきゅうロゴがされている
XK-S7000(カセットデッキ) 1991ねん発売はつばい
XR-V10MD(DVDミニコンポ)
XR-FD55(MDミニコンポ)
CSD-MD3(MDシステム)
DSP-C100(デジタルコントロールアンプ)

AV機器きき

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オーディオけい

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  • テープレコーダーコンパクトカセットほかオープンリールは2ごうリールのちょう小型こがたやステレオスピーカー内蔵ないぞうなどを発売はつばい
  • カセットデッキ(一時期いちじき、EXCELIAブランドとして発売はつばいされた時期じき(1987ねん - 1990ねん)もあったが最終さいしゅう機種きしゅはaiwaブランドに回帰かいき
  • DATデッキ(フルサイズはEXCELIAブランド、ミニコンポサイズはSTRASSERブランド)
  • CDチェンジャー(100連奏れんそうCDチェンジャーDX-C100M)
  • レコードプレーヤー
  • AVアンプ
  • デジタルコントロールアンプ
  • スピーカー
  • アクティブスピーカー
  • ミニコンポ
  • ラジオカセット/CDラジオカセット
  • ポータブルオーディオ(CD・カセットテープ・MD)
  • ポータブルDAT(録音ろくおん再生さいせい
  • デジタルオーディオプレーヤー(MP3プレーヤー、MM-FX500はPCをかいさずアナログ接続せつぞく音声おんせいデータを記録きろくできる「MP3エンコーダ」を世界せかいはじめて採用さいよう。アイワブランドの XDM-S710BTなどは当時とうじとしてはめずらしいBluetooth搭載とうさい
  • ラジオ
  • ヘッドホン
  • マイクロホン
  • カーオーディオ安価あんかな1DINカセットチューナーなどを発売はつばい

映像えいぞうけい

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AV機器きき以外いがい

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など。

提供ていきょう番組ばんぐみ

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すべて、きゅうアイワ時代じだいにおいてスポンサードしたもの。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 拼音: ài huá アイファー
  2. ^ 前者ぜんしゃAD-FF8ちゅうしゃはXK-S9000、およびXK-S7000後者こうしゃAD-FF60、およびAD-FF70
  3. ^ 前者ぜんしゃはCD-DA方式ほうしきのCD-R/RW再生さいせい音声おんせいれなどが発覚はっかくし、後者こうしゃはFMチューナーの開発かいはつ予想よそう以上いじょう難航なんこうしたことで、製品せいひんおくれが予想よそうされたため
  4. ^ 当初とうしょ搭載とうさい予定よていしていた2GBのHDDが、ソニーがわ信頼しんらいせい基準きじゅん下回したまわっていたことが発覚はっかくし、基準きじゅんたした1.5GBに変更へんこうされた

出典しゅってん

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  1. ^ 柳原やなぎはら一哉かずや (2018ねん1がつ28にち). “「アイワ」やく10ねんぶり復活ふっかつ 昨年さくねんまつからラジカセ、液晶えきしょうテレビなど順次じゅんじ発売はつばい 海外かいがい展開てんかいしろぶつ家電かでん視野しや”. 産経さんけいニュース. 経済けいざい. 株式会社かぶしきがいしゃ産経さんけいデジタル. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ a b 手島てじま伸英のぶひで (2018ねん3がつ28にち). “「アイワ」ブランドのラジカセが完全かんぜん復活ふっかつした!”. ラジオライフ.com. さんさいブックスlanguage=ja. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ 「aiwa」復活ふっかつ じゅう和田わだオーディオ、ソニーから商標しょうひょう取得しゅとく 秋田あきたいさお新報しんぽう、2017ねん6がつ21にち
  4. ^ a b 「アイワ」やく10ねんぶり復活ふっかつ 昨年さくねんまつからラジカセ、液晶えきしょうテレビなど順次じゅんじ発売はつばい 海外かいがい展開てんかいしろぶつ家電かでん視野しや 産経さんけいニュース、2018ねん1がつ28にち
  5. ^ a b ソニーが手放てばなしたaiwa、再生さいせい目指めざ地方ちほう企業きぎょう 読売新聞よみうりしんぶんふかみチャンネル」、2018ねん1がつ12にち
  6. ^ アイワ株式会社かぶしきがいしゃ 国税庁こくぜいちょう法人ほうじん番号ばんごう公表こうひょうサイト
  7. ^ 十和田とわだエレクトロニクス株式会社かぶしきがいしゃ 会社かいしゃ案内あんない
  8. ^ Carpenter, John (March 10,2015). “How Aiwa, a former global stereo brand, is getting resurrected in Chicago” (英語えいご). chicagotribune.com. http://www.chicagotribune.com/bluesky/originals/chi-aiwa-joe-born-bsi-20150310-story.html 
  9. ^ Can the guy who hit it with an Android alarm dock do it again with stereo speakers?” (英語えいご). Crain's Chicago Business. 2018ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  10. ^ サポート”. アイワ. 2019ねん10がつ27にち閲覧えつらん
  11. ^ アイワマーケティングジャパンの藤岡ふじおか社長しゃちょうく、「aiwaブランド」のホップ・ステップ・ジャンプ戦略せんりゃく BCN+R、2024ねん8がつ7にち
  12. ^ a b アイワジャパン株式会社かぶしきがいしゃ(法人ほうじん番号ばんごう: 5010001120139)の本店ほんてん所在地しょざいち法人ほうじん基本きほん情報じょうほう”. Graffer法人ほうじん情報じょうほう検索けんさく. 2024ねん8がつ14にち閲覧えつらん
  13. ^ アイワ株式会社かぶしきがいしゃ 2021.
  14. ^ a b Agreement between US and Japan Unites Aiwa - Aiwa Corporation・2020ねん9がつ8にち
  15. ^ ソニー株式会社かぶしきがいしゃによるアイワ株式会社かぶしきがいしゃ完全かんぜん子会社こがいしゃについて”. Sony Japan. ニュースリリース アーカイブ. ソニー株式会社かぶしきがいしゃlanguage=ja (2002ねん2がつ28にち). 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  16. ^ 2002ねん9がつ27にちプレスリリース 合併がっぺいかんするおらせ”. Sony Japan. ニュースリリース アーカイブ. ソニー株式会社かぶしきがいしゃlanguage=ja (2002ねん9がつ27にち). 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  17. ^ AIWA製品せいひんかんするおわせは、AIWAお客様きゃくさま相談そうだんセンターにてうけたまわります。”. Sony Japan. ソニー株式会社かぶしきがいしゃlanguage=ja. 2019ねん12がつ20日はつか閲覧えつらん
  18. ^ ソニー、吸収きゅうしゅう合併がっぺいしたアイワのしんロゴデザインを発表はっぴょう AV Watch、2003ねん1がつ8にち
  19. ^ 「aiwaは日本にっぽんまれた宝物ほうもつ三井みつい知則とものり社長しゃちょう、9ねんぶり復活ふっかつ理由りゆうかた ハフポスト、2017ねん6がつ21にち
  20. ^ 事業じぎょうしょ移転いてんのおらせ - アイワ株式会社かぶしきがいしゃ
  21. ^ JENESIS、アイワ製品せいひんのデジタル分野ぶんやにおける商標しょうひょう使用しようけん取得しゅとく 新生しんせい「aiwa デジタル」シリーズを提供ていきょう - JNSホールディングス 2022ねん6がつ29にち(2022ねん7がつ5にち閲覧えつらん
  22. ^ 社名しゃめい変更へんこうのおらせ - aiwa・2023ねん4がつ26にち
  23. ^ BCN+R. “アイワマーケティングジャパンの藤岡ふじおか社長しゃちょうく、「aiwaブランド」のホップ・ステップ・ジャンプ戦略せんりゃく”. BCN+R. 2024ねん8がつ19にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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