レノファ山口やまぐちFC

レノファ山口やまぐちFC
原語げんご表記ひょうき	レノファ山口やまぐちFC
呼称こしょう	レノファ山口やまぐちFC
愛称あいしょう	レノファ
クラブカラー	オレンジ
創設そうせつ年ねん	2006年ねん
所属しょぞくリーグ	日本にっぽんプロサッカーリーグ
所属しょぞくディビジョン	J2リーグ
クラブライセンス	J1
ホームタウン	山口やまぐち市し、下関しものせき市し、山陽さんよう小野田おのだ市し、宇部うべ市し、防府ほうふ市し、周しゅう南市みなみいち、美祢みね市し、萩はぎ市し、下松しもまつ市し、岩国いわくに市し、光ひかり市し、長門ながと市し、柳井やない市し、大島おおしま郡ぐん周防すおう大島おおしま町まち、玖珂くが郡ぐん和木わき町まち、熊毛くまげ郡ぐん上関うわせき町まち、田布施たぶせ町まち、平生ひらお町まち、阿武あぶ郡ぐん阿武あぶ町まち【山口やまぐち県けん全ぜん県けん】
ホームスタジアム	維新いしんみらいふスタジアム
収容しゅうよう人数にんずう	15,115
運営うんえい法人ほうじん	株式会社かぶしきがいしゃレノファ山口やまぐち
代表だいひょう者しゃ	渡部わたなべ博文ひろぶみ
監督かんとく	志垣しがき良りょう
公式こうしきサイト	公式こうしきサイト
ホームカラー アウェイカラー
■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

株式会社かぶしきがいしゃレノファ山口やまぐち

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒753-0067 山口やまぐち県けん山口やまぐち市し赤妻あかづま町まち3-5
設立せつりつ	2013年ねん11月1日にち
法人ほうじん番号ばんごう	8250001014396
事業じぎょう内容ないよう	スポーツ振興しんこう、子供こどもの健全けんぜん育成いくせい
代表だいひょう者しゃ	渡部わたなべ博文ひろぶみ（代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）
資本しほん金きん	9,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
売上うりあげ高だか	10億おく1,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
営業えいぎょう利益りえき	▲2,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
経常けいじょう利益りえき	▲2,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
純じゅん利益りえき	▲2,400万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
純資産じゅんしさん	9,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
総そう資産しさん	3億おく5,900万まん円えん (2018年ねん1月がつ期き)
決算けっさん期き	1月がつ
関係かんけいする人物じんぶつ	河村かわむら孝たかし（元もと代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう） 小山こやま文彦ふみひこ（代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう）

レノファ山口やまぐちFC（レノファやまぐちエフシー、英えい: Renofa Yamaguchi FC）は、日本にっぽんの山口やまぐち県けん全ぜん19市町しちょうをホームタウンとする、日本にっぽんプロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟かめいするプロサッカークラブ。

概要がいよう

1949年ねん創設そうせつの「山口やまぐち県けんサッカー教員きょういん団だん」を起源きげんとし、2006年ねんにクラブチーム化かして発足ほっそくした。クラブ名称めいしょうの「レノファ」は、英語えいごの「renovation（維新いしん）」の頭文字かしらもじ「レノ」と「fight（戦たたかう）」や「fine（元気げんき）」の「ファ」を合あわせて作つくられた造語ぞうごである。「山口やまぐち県民けんみんに愛あいされ、山口やまぐち県民けんみんへ感動かんどう・勇気ゆうき・元気げんきを与あたえる山口やまぐち県民けんみんによる真しんの地元じもとクラブを創造そうぞうする」ことをチーム理念りねんとしている。

運営うんえい母体ぼたいは2006年ねんから2010年ねんまでは任意にんい団体だんたい「レノファ山口やまぐちFC」、2011年ねんから2013年ねんは「特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん山口やまぐちアスレチッククラブ」（YAC）、2014年ねん以降いこうは「株式会社かぶしきがいしゃレノファ山口やまぐち」である。なおトップチームの運営うんえいから離はなれたYACはスポーツ振興しんこうくじ（toto）を活用かつようしたサッカー教室きょうしつを行おこなっていたが、2016年ねん11月30日にち付づけで解散かいさんした。

ホームタウンは、Jリーグ準じゅん加盟かめい時ときは「山口やまぐち市しを中心ちゅうしんとする山口やまぐち県けん全県ぜんけん」であった が、Jリーグへの正式せいしき入会にゅうかいを前まえにした2014年ねん9月がつに、ホームゲームを開催かいさいしている下関しものせき市しと練習れんしゅう場じょうのある山陽さんよう小野田おのだ市しをホームタウンの中心ちゅうしんとなる自治体じちたいに追加ついか。さらに「Jリーグ加盟かめいに向むけたクラブを取とり巻まく環境かんきょうの拡大かくだい」をテーマに、主催しゅさい試合しあいを開催かいさいする山口やまぐち市しと下関しものせき市しの県内けんない2大都市だいとしを結むすぶ、山陽さんよう小野田おのだ市しと宇部うべ市しを重点的じゅうてんてきなホームタウン活動かつどう地域ちいきと位置付いちづけ、宇部うべ市しの承諾しょうだくが得えられたことから、2015年ねん7月がつに宇部うべ市しもホームタウンの中心ちゅうしんとなる自治体じちたいに追加ついかしている。2016年ねん9月がつに防府ほうふ市しと周しゅう南市みなみいちをホームタウンの中心ちゅうしんとなる自治体じちたいに追加ついか し、さらに2016年ねんシーズンオフに美祢みね市しなど県内けんない各かく自治体じちたいに対たいしてホームタウンへの協力きょうりょく要請ようせいを行おこない、2017年ねん3月がつ21日にち付づけで県内けんない全ぜん19市町しちょうがホームタウンとして登録とうろくされた。

クラブエンブレムは2013年ねん3月がつに一新いっしんされたもので、一般いっぱん公募こうぼ約やく30点てんの中なかから周しゅう南市みなみいち在住ざいじゅうのウェブデザイナーである斉藤さいとう寛和ひろかずがデザインしたものが採用さいようされた。山口やまぐち市しのシンボルの一ひとつである瑠璃光寺るりこうじ五重塔ごじゅうのとう（国宝こくほう）のシルエットをバックに、中心ちゅうしんのサッカーボールには長州ちょうしゅう藩はん（毛利もうり氏し）の紋章もんしょう（一文字ひともじに三みっつ星ぼし）をアレンジした模様もようが描えがかれ、外そと枠わくは盾たてをイメージした形かたちとなっている。チームカラーは山口やまぐち県けんを代表だいひょうする色いろの一ひとつでもあるオレンジ。

オフィシャルマスコットは、戦たたかう“獅子しし”と維新いしんの“志士しし”をモチーフとした「レノ丸まる」。2016年ねん1月がつ30日にちに発表はっぴょうされた。

歴史れきし

前史ぜんし

1949年ねんに創設そうせつされた山口やまぐち県内けんないの教員きょういんを中心ちゅうしんに「山口やまぐち県けんサッカー教員きょういん団だん」（山口やまぐち教員きょういん団だん、山口やまぐちKFC）として発足ほっそく。1976年ねんの第だい56回かい天皇杯てんのうはいに中国ちゅうごく地区ちく代表だいひょうとして初はつ出場しゅつじょうを果はたす。1980年ねんに中国ちゅうごくサッカーリーグに昇格しょうかく、FW宮成みやなり隆たかしの活躍かつやくもあって1982年ねん・1989年ねんには全国ぜんこく地域ちいきサッカーリーグ決勝けっしょう大会たいかい（地域ちいき決勝けっしょう）に進出しんしゅつする（いずれも1次じラウンド敗退はいたい）などの成績せいせきを収おさめた。1997年ねんに中国ちゅうごくリーグで最下位さいかいとなり山口やまぐち県けんリーグへ降格こうかくしたが、2000年ねんに中国ちゅうごくリーグへ復帰ふっき。2003年ねんにも再度さいど県けんリーグに降格こうかくしたが、2005年ねんに中国ちゅうごくリーグへ復帰ふっきしている。

2006年ねん - 2013年ねん（中国ちゅうごくリーグ）

2006年ねん2月がつ20日はつか、山口やまぐち県けんサッカー協会きょうかいが山口やまぐち教員きょういん団だんを母体ぼたいとする、山口やまぐち県けんからJリーグ参入さんにゅうを目指めざすクラブの創設そうせつを発表はっぴょう。2011年ねんの第だい66回かい国民こくみん体育たいいく大会たいかい（おいでませ!山口やまぐち国体こくたい）での優勝ゆうしょうと、2015年ねんからのJ1昇格しょうかくを目標もくひょうに掲かかげた。GM兼けん監督かんとくにはクラブOBの宮成みやなり隆たかしが就任しゅうにんすることになり、4月がつに任意にんい団体だんたいとして「レノファ山口やまぐちFC」が発足ほっそくした。

2008年ねん

同年どうねんの中国ちゅうごくリーグを無敗むはいで制せいし、山口やまぐち教員きょういん団だん時代じだいを通つうじて初はつ優勝ゆうしょう。第だい32回かい地域ちいき決勝けっしょうでは1次じラウンドグループCで静岡しずおかFC・グルージャ盛岡もりおか・松まつ本山もとやま雅みやびFCを下くだして決勝けっしょうラウンドへ進出しんしゅつするが、FC町田まちだゼルビア・V・ファーレン長崎ながさき・ホンダロックサッカー部ぶ相手あいてに1得点とくてんも挙あげられず4位いとなり、日本にっぽんフットボールリーグ (JFL) 昇格しょうかくを逃のがす。

2009年ねん

チームスローガン：「粘ねばり勝かつ! 常つね昇のぼる」

元もとG大阪おおさかの伊藤いとう博幹ひろみきら経験けいけん者しゃを中心ちゅうしんに11名めいを補強ほきょう。同年どうねんの中国ちゅうごくリーグでは連覇れんぱは逃のがしたが、優勝ゆうしょうした佐川急便さがわきゅうびん中国ちゅうごくが地ち決けつ出場しゅつじょうを辞退じたいしたため、繰くり上あげで2年ねん連続れんぞくで地域ちいき決勝けっしょうに進出しんしゅつ。1次じラウンドグループCで沖縄おきなわかりゆしFCにPK戦せんで勝利しょうりし、浜松はままつ大学だいがくFCに勝利しょうりするも松本まつもと山さん雅みやびFCに敗やぶれてグループ2位いとなり敗退はいたい。

第だい89回かい天皇杯てんのうはいでは三菱自動車みつびしじどうしゃ水島みずしまFCを下くだして初はつ勝利しょうりをあげ、Jリーグ勢ぜいとの対戦たいせんを実現じつげんさせた（川崎かわさきフロンターレに敗戦はいせん）。

宮成みやなりはこの年とし限かぎりで監督かんとくを退任たいにん、教職きょうしょくを辞じして総そう監督かんとく・GMに専念せんねんすることとなった。

2010年ねん

J1広島ひろしま元もとコーチの月岡つきおか利明としあきを新しん監督かんとくに迎むかえ、同年どうねんの中国ちゅうごくリーグで2年ねんぶりに優勝ゆうしょう。第だい34回かい地域ちいき決勝けっしょうに3年ねん連続れんぞくで出場しゅつじょうを果はたすが、1次じラウンドグループAでY.S.C.C.・HOYO Atletico ELAN大分おおいたに連敗れんぱいしこの時点じてんでグループ敗退はいたいが決定けってい。SC相模原さがみはらには意地いじを見みせたものの、結局けっきょくグループ最下位さいかいで終了しゅうりょう。

2011年ねん

チームスローガン：「GO for All」

5月24日にち、本格ほんかく的てきにJリーグ入いりを目指めざすべく、運営うんえい母体ぼたいとなる特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん山口やまぐちアスレチック・クラブを設立せつりつ。同日どうじつより運営うんえいを同どう団体だんたいに移管いかんした。

チーム発足ほっそく時じの目標もくひょうの一ひとつにあげた山口やまぐち国体こくたいでは、初戦しょせんで鹿児島かごしま県けん代表だいひょう（鹿屋体育大学かのやたいいくだいがく）に4-2で破やぶれ一いち回戦かいせん敗退はいたいに終おわる。

同年どうねんの中国ちゅうごくリーグではデッツォーラ島根しまねE.Cにつぐ2位いとなり地域ちいき決勝けっしょう進出しんしゅつを逃のがす。月岡つきおかはこの年としで監督かんとくを退任たいにん。

2012年ねん

監督かんとくに山口やまぐち県けん出身しゅっしんでレオーネ山口やまぐち代表だいひょうの河村かわむら孝たかしが就任しゅうにん。同年どうねんの中国ちゅうごくリーグでは4位いにとどまり、同どう年度ねんどの全社ぜんしゃでも2回戦かいせん敗退はいたいでJFL昇格しょうかくを逃のがすなど低迷ていめい。河村かわむらはこの年としで監督かんとくを退任たいにんし、宮成みやなりの後任こうにんとしてGMに就任しゅうにんした。

12月3日にちには山口やまぐち市し道場門前どうじょうもんぜんにアンテナショップをオープン。グッズ販売はんばいや展示てんじを行おこなう。

2013年ねん

チームスローガン：「異体いたい同心どうしん」

監督かんとくには前年ぜんねんまでレノファでプレーし、2012年ねん限かぎりで現役げんえきを引退いんたいした中山なかやま元気げんきが就任しゅうにん。J3創設そうせつが発表はっぴょうされたことを受うけ、クラブはJ3入いりに向むけて大おおきく舵かじを切きることになる。6月がつ10日とおかにJリーグ準じゅん加盟かめい申請しんせいが受理じゅりされ、8月がつ20日はつかにJリーグ準じゅん加盟かめいクラブとして承認しょうにんされた。また、11月1日にちには財務ざいむ面めんの強化きょうかを目的もくてきとして運営うんえい母体ぼたいをNPO山口やまぐちアスレチック・クラブから株式会社かぶしきがいしゃレノファ山口やまぐちに移管いかん、社長しゃちょうにGMの河村かわむら孝たかしが就任しゅうにんした。

同年どうねんの中国ちゅうごくリーグはファジアーノ岡山おかやまネクスト、デッツォーラ島根しまねにつぐ3位いの成績せいせき。第だい49回かい全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー選手権せんしゅけん大会たいかいで初はつ優勝ゆうしょうしたことで第だい37回かい地域ちいき決勝けっしょうへの出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくしたが、地域ちいき決勝けっしょうは1次じラウンド3位いの成績せいせきで敗退はいたいした。なお、地域ちいき決勝けっしょうを制せいしたグルージャ盛岡もりおかが地域ちいきリーグ勢ぜいで唯一ゆいいつJ3入会にゅうかいが承認しょうにんされ、レノファは「J3入会にゅうかい審査しんさに及およばず」との結論けつろんでJ3入会にゅうかいはならなかったが、J3入会にゅうかい希望きぼうと並行へいこうしてJFLのチーム数すう減げんに伴ともなう入会にゅうかい希望きぼう申請しんせいも行おこなっており、12月4日にちのJFL理事りじ会かいで、入会にゅうかい希望きぼう申請しんせいチーム枠わくの1つとして2014年度ねんどからのJFL入会にゅうかいが承認しょうにんされた。

2014年ねん（JFL）

前年ぜんねん監督かんとくの中山なかやま元気げんきが所持しょじする指導しどう者しゃライセンスではJFLの監督かんとくに就任しゅうにんできないことから監督かんとくを退任たいにん（U-18監督かんとく兼けんトップチームコーチに異動いどう）、後任こうにんとしてJ1新潟にいがたユース監督かんとくで、トップチーム監督かんとく代行だいこうの経験けいけんがある上野うえの展てん裕ひろしが就任しゅうにんした。

一方いっぽう、15選手せんしゅが契約けいやく満了まんりょう等とうにより退団たいだん。新しん戦力せんりょくとしてMIOびわこ滋賀しがからGK永なが冨とみ裕ひろし尚なお、琉球りゅうきゅうからMF三浦みうら旭あさひ人じんとFW鳥とり養やしなえ祐ゆう矢や、ヴェルスパ大分おおいたからFW島屋しまや八はち徳とくをいずれも完全かんぜん移籍いせきで、松本まつもとからMF岩渕いわぶち良太りょうた、町田まちだからFW岸田きしだ和人かずとをいずれも期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく。大卒だいそつのGK一いち森もり純じゅん（関西学院大かんせいがくいんだい）、DF菊本きくもと侑希（中京大ちゅうきょうだい）、DF池永いけなが航わたる（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）、FW三さん橋きょう隼はやぶさ斗と（明治大学めいじだいがく）と高卒こうそつのDF小池こいけ龍太りゅうた（JFAアカデミー福島ふくしまU-18）の5名めいが新しん加入かにゅうとなった。また、開幕かいまく後ごに栃木とちぎウーヴァFCを退団たいだんしたDF宮城みやぎ雅史まさしと町田まちだを退団たいだんしたDF吉よし弘充ひろみつ志こころざしがともに完全かんぜん移籍いせきで、福岡ふくおかからMFジャン・ジョンウォンが期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ加入かにゅうした。また、夏なつの移籍いせき時期じきに流ながれ経けい大だいからMF黒田くろだ拓たく真しんが新しん加入かにゅう、熊本くまもとからDF藤本ふじもと大まさる・MF山崎やまざき侑輝・FWジョン・ミンヒョク、新潟にいがたからMF小塚こづか和かず季き、長崎ながさきからMF西森にしもり正明まさあきが期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ加入かにゅうする一方いっぽうで、MF佐藤さとう亨とおるが退団たいだんし、MF福原ふくはら康かん太ふとしがFCバレイン下関しものせきに、MF田村たむら隆生たかおがデッツォーラ島根しまねE.Cに期限きげん付つき移籍いせきした。

ファーストステージは7勝しょう1分ふん5敗はいで6位いにとどまるものの、セカンドステージは第だい2節せつからの6連勝れんしょうを含ふくむ9勝しょう2分ふん2敗はいで佐川印刷さがわいんさつ京都きょうとSCに次つぐ2位い。年間ねんかん順位じゅんいでHonda FC・佐川印刷さがわいんさつ京都きょうとSC・鹿児島かごしまユナイテッドFCに次つぐ4位いとなり、平均へいきん観客かんきゃく数すうも2,297人にんで来季らいきJ3の昇格しょうかく基準きじゅんである「JFL年間ねんかん4位い以内いない、且かつJリーグ百ひゃく年ねん構想こうそうクラブ内うちで2位い以内いない、平均へいきん観客かんきゃく数すうが原則げんそく2,000人にん以上いじょう」の条件じょうけんをクリア、11月19日にちのJリーグ理事りじ会かいでJリーグ入会にゅうかい（J3参入さんにゅう）が決定けっていした。新しん加入かにゅうのFW岸田きしだはJFL得点とくてん王おうにも輝かがやいた。

2015年ねん（J3）

2015年ねん基本きほん布陣ふじん 監督かんとく 上野うえの展てん裕ひろし 一いち森もり純じゅん 小池こいけ龍太りゅうた 代だい健司けんじ 宮城みやぎ雅史まさし 香川かがわ勇気ゆうき 島屋しまや八はち徳とく 小塚こづか和かず季き 庄司しょうじ悦えつ大だい 福満ふくみつ隆りゅう貴たか 鳥とり養やしなえ祐ゆう矢や 岸田きしだ和人かずと (原口はらぐち拓たく人じん) (黒木くろき恭平きょうへい) (池永いけなが航わたる) (平林ひらばやし輝あきら良寛りょうかん)

チームスローガン：「ALL for TEAM」

上野うえの体制たいせい2年ねん目め。契約けいやく満了まんりょう等とうによりGK寺田てらだ賢人けんじん、DF孫まご正せい倫りん、DF吉よし弘充ひろみつ志こころざし、DF内山うちやま勇いさむ斗と、DF高田たかだ健吾けんご、MF飯塚いいづか亮あきら、MF三浦みうら旭あさひ人じん、MF坂本さかもと博ひろし、MF松元まつもと亮あきら仁ひとし、FW岡本おかもと秀雄ひでお、期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったMF福原ふくはら康かん太ふとしとMF田村たむら隆生たかおが退団たいだん。また、期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうにより熊本くまもとから加入かにゅうしていたDF藤本ふじもと大まさる（熊本くまもとに復帰ふっき）、MF山崎やまざき侑輝（栃木とちぎウーヴァFCに完全かんぜん移籍いせき）、FWジョン・ミンヒョク（熊本くまもとも退団たいだん）、福岡ふくおかから加入かにゅうしていたMFジャン・ジョンウォン（福岡ふくおかも退団たいだん）、長崎ながさきから加入かにゅうしていたMF西森にしもり正明まさあき（引退いんたい）、松本まつもとから加入かにゅうしていたMF岩渕いわぶち良太りょうた（琉球りゅうきゅうに期限きげん付つき移籍いせき）がいずれもチームを離はなれた。加くわえて、GK永なが冨とみ裕ひろし尚ひさしがMIOびわこ滋賀しがに、FW三さん橋きょう隼はやぶさ斗とが横よこ河かわ武蔵野むさしのFCにそれぞれ完全かんぜん移籍いせきすることになった。これにより、中国ちゅうごくリーグ時代じだいからの選手せんしゅはDF碇いかり野の壱いち馬ば（2010年ねん加入かにゅう）とMF平林ひらばやし輝あきら良寛りょうかん（2013年ねん加入かにゅう）の2名めいだけとなった。

一方いっぽう、町田まちだから期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだった前年ぜんねんJFL得点とくてん王おうのFW岸田きしだ和人かずとが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう、MF小塚こづか和かず季きの新潟にいがたからの期限きげん付つき移籍いせき期間きかんを延長えんちょう、讃岐さぬきからGK森田もりた耕一郎こういちろう、ヴェルスパ大分おおいたからDF黒木くろき恭平きょうへいとMF福満ふくみつ隆りゅう貴たか、町田まちだからMF庄司しょうじ悦えつ大だいをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、広島ひろしまからMFキム・ジョンソク（前年ぜんねんは熊本くまもとに期限きげん付つき移籍いせき）、横浜よこはまFMからMF松本まつもと翔しょう、韓国かんこく1部ぶ・水原みずはら三星みつぼしブルーウィングスからMFチェ・ジュヨンをそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく。また、GK村上むらかみ昌あきら謙けん（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）、DF古澤ふるさわ慶太けいた（桐きり蔭かげ横浜よこはま大学だいがく）、DF香川かがわ勇気ゆうき（阪南大学はんなんだいがく）、DF廣木ひろき雄つよし磨すり（東京学芸大学とうきょうがくげいだいがく）、DF泉いずみ悠ゆう哉（徳山大学とくやまだいがく）、MF浦うら紘ひろし史し（佐賀大学さがだいがく）、FW原口はらぐち拓たく人じん（関西大学かんさいだいがく）の大卒だいそつ7名めいが新しん加入かにゅうとなった。開幕かいまく後ご、特別とくべつ指定してい選手せんしゅとしてFW川口かわぐち真しん史し（山口大学やまぐちだいがく）が加入かにゅう。夏なつの移籍いせき期間きかんにはMFキム・ジョンソクが広島ひろしまからの期限きげん付つき加入かにゅうを終了しゅうりょうし、DF古澤ふるさわ慶太けいたとともにFC刈谷かりやに期限きげん付つき移籍いせきした一方いっぽうで、琉球りゅうきゅうからDF前田まえだ晃一こういちを完全かんぜん移籍いせきで、愛媛えひめからDF代だい健司けんじを期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとくした。

Jリーグ経験けいけん者しゃをあまり補強ほきょうせず、開幕かいまく節ぶし鳥取とっとり戦せんのスターティングメンバー11名めいのうち9名めいがJリーグ初はつ出場しゅつじょうとなる顔かおぶれで臨のぞんだJ3参入さんにゅう初年度しょねんど の下馬評げばひょうは決けっして高たかくなかったが、前年ぜんねんから引ひき続つづき“細こまかくパスをつないで崩くずすサッカー”を徹底てってい し、第だい2節せつJ-22戦せんではJリーグ記録きろくタイとなる8-0で圧勝あっしょうする など前線ぜんせんの4人にんを中心ちゅうしんに全員ぜんいんが連動れんどうする攻撃こうげき的てきサッカーを展開てんかい。第だい1クール（第だい1節せつ-第だい13節せつ）を10勝しょう2敗はい、第だい2クール（第だい14節せつ-第だい26節せつ）を10勝しょう1分ふん1敗はいとリーグを席巻せっけんする。

しかし、第だい3クール初戦しょせんの第だい27節せつ秋田あきた戦せんに敗やぶれると2度どの連敗れんぱいを喫きっするなど調子ちょうしを落おとし（第だい38節せつまでの11試合しあいで5勝しょう1分ふん5敗はい）、2位い町田まちだの猛追もうついもあって第だい36節せつ終了しゅうりょう時点じてんには最大さいだいで12あった勝かち点差てんさがなくなるという展開てんかいにもつれ込こむ。迎むかえた11月23日にちの最終さいしゅう節ぶし、山口やまぐちは鳥取とっとり戦せんで1-2としてリードされて迎むかえた後半こうはんアディショナルタイム6分ふん（90+6分ふん）、MF平林ひらばやし輝あきら良寛りょうかんのゴールで同点どうてんに追おいつき2-2の引ひき分わけ、2位いの町田まちだも1-1で長野ながのに引ひき分わけたため、得失点とくしってん差さにより参入さんにゅう1年ねん目めでのJ3初はつ優勝ゆうしょうとJ2初はつ昇格しょうかく権利けんりを手中しゅちゅうに収おさめた。終おわってみれば、得失点とくしってん差さの関係かんけいで3位いだった第だい1節せつを除のぞき最後さいごまで首位しゅいをキープしつづけ、36試合しあいで総そう得点とくてん96・得失点とくしってん差さ60、無む得点とくてん試合しあいがわずかに2試合しあい、得点とくてんランキング上位じょういをFW岸田きしだ和人かずと・MF福満ふくみつ隆りゅう貴たか・MF島屋しまや八はち徳とくで独占どくせんするという圧倒的あっとうてき攻撃こうげき力りょくを印象いんしょうづけたシーズンとなった。天皇杯てんのうはいは1回戦かいせんで長野ながのに敗やぶれた。

2016年ねん -（J2）

2016年ねん

2016年ねん基本きほん布陣ふじん 監督かんとく 上野うえの展てん裕ひろし 一いち森もり純じゅん (村上むらかみ昌あきら謙けん) 小池こいけ龍太りゅうた ユン・シンヨン 北谷きたや史ふみ孝こう 香川かがわ勇気ゆうき 島屋しまや八はち徳とく 庄司しょうじ悦えつ大だい 三幸さんこう秀しゅう稔みのる 福満ふくみつ隆りゅう貴たか 鳥とり養やしなえ祐ゆう矢や 中山なかやま仁ひとし斗と (岸田きしだ和人かずと) (星ほし雄次ゆうじ) (廣木ひろき雄つよし磨すり) (宮城みやぎ雅史まさし) (望月もちづき嶺みね臣しん)

チームスローガン：「志こころざし 今いまから未来みらいへ」

上野うえの体制たいせい3年ねん目め。新あらたにコーチとして元もと金沢かなざわコーチの山根やまね巌いわおが就任しゅうにん。

契約けいやく満了まんりょう等とうにより、GK森田もりた耕一郎こういちろう、DF池永いけなが航わたる、DF泉いずみ悠ゆう哉（以上いじょうMIOびわこ滋賀しがへ移籍いせき）、DF碇いかり野の壱いち馬ば（現役げんえき引退いんたいしアカデミーのスタッフに転身てんしん）、DF前田まえだ晃一こういち（藤枝ふじえだへ移籍いせき）、DF菊本きくもと侑希（ブリオベッカ浦安うらやすへ移籍いせき）、MF黒田くろだ拓たく真しん（FC刈谷かりやへ移籍いせき）、MF浦うら紘ひろし史し（FC TIAMO枚方ひらかたへ移籍いせき）の8名めいが退団たいだん。期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだったDF代だい健司けんじ（富山とやまへ完全かんぜん移籍いせき）、MF松本まつもと翔しょう（横浜よこはまFMも契約けいやく満了まんりょう）、MFチェ・ジュヨン（韓国かんこく1部ぶ・水原みずはら三星みつぼしブルーウィングスに復帰ふっき）、MF小塚こづか和かず季き（新潟にいがたに復帰ふっき）が期限きげん付つき移籍いせき満了まんりょうとなった。また、期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF古澤ふるさわ慶太けいたは新あらたに東京とうきょう武蔵野むさしのシティFCへの期限きげん付つき移籍いせきとなった。

戦力せんりょく補強ほきょうとして、盛岡もりおかからGK田端たばた信成のぶなり、福島ふくしまからDF星ほし雄次ゆうじ、韓国かんこく1部ぶ・大田おおたシチズンからDFユン・シンヨン、秋田あきたからDF島川しまかわ俊郎としお、鳥取とっとりからMF安藤あんどう由ゆかり翔しょうとFW中山なかやま仁ひとし斗と、東京とうきょうVからDF福井ふくい諒りょう司し、SP京都きょうとFCからMF加藤かとう大樹だいき、元もと相模原さがみはらのMF三幸さんこう秀しゅう稔みのるをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、横浜よこはまFMからDF北谷きたや史ふみ孝こう、名古屋なごやからMF望月もちづき嶺みね臣しんをそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとく。また、DF奥山おくやま政幸まさゆき（早稲田大学わせだだいがく）とMF篠原しのはら宏ひろし仁ひとし（関西大学かんさいだいがく）が新しん加入かにゅう。

シーズン途中とちゅうには出場しゅつじょう機会きかいのなかったDF福井ふくい諒りょう司しが水戸みとへ、DF島川しまかわ俊郎としおが栃木とちぎへそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきする一方いっぽうで、FC東京とうきょうからMF幸野ゆきの志こころざし有人ゆうじんを育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきで、岡山おかやまからFW岡本おかもと英也ひでやを期限きげん付つき移籍いせきで、チリ2部ぶ・クルブ・デ・デポルテス・ラ・セレナからアルゼンチン人じんのMFルシアーノを完全かんぜん移籍いせきでそれぞれ獲得かくとくした。

J2昇格しょうかく後ごも「攻撃こうげき的てきパスサッカー」を継続けいぞく。堅守けんしゅ速攻そっこう型がたの多おおいJ2では異色いしょくのチームスタイルでシーズン序盤じょばんはリーグを席捲せっけんし、アウェイで昇格しょうかく候補こうほのC大阪おおさかに逆転ぎゃくてん勝利しょうりするなど一時いちじは3位いにまで順位じゅんいを上あげる。しかし得点とくてん力りょくと裏腹うらはらに序盤じょばんから失点しってんも多おおく、中盤ちゅうばん以降いこう他たチームに攻撃こうげきパターンを研究けんきゅうされるようになってからは得点とくてん力りょくも低下ていかし、第だい28節せつ以降いこうの終盤しゅうばん15試合しあいでは2勝しょう5分ふん8敗はい（うち無得点むとくてん試合しあい7試合しあい、複数ふくすう失点しってん9試合しあい）と大おおきく負まけ越こし、J2初年度しょねんどは12位いで終おえた。

シードチームとして出場しゅつじょうした第だい96回かい天皇杯てんのうはいは2回戦かいせんでアビスパ福岡ふくおかにPK戦せんの末すえ勝利しょうりし、初はじめてJ1クラブから勝かち星ぼしをあげた。なお、3回戦かいせんは新潟にいがたに敗やぶれた。

2017年ねん

2017年ねん最終さいしゅう戦せん布陣ふじん 監督かんとく C.マジョール 村上むらかみ昌あきら謙けん 廣木ひろき雄つよし磨すり 渡辺わたなべ広大こうだい ﾙｼｱｯﾃｨ 宮城みやぎ雅史まさし 佐藤さとう健太郎けんたろう 星ほし雄次ゆうじ 小野瀬おのせ康やすし介かい 小塚こづか和かず季き 岸田きしだ和人かずと 大石おおいし治おさむ寿ことぶき

チームスローガン：「志こころざし 心こころひとつに」

上野うえの体制たいせい4年ねん目め。新あらたにGKコーチとして前まえ京都きょうとGKコーチの平井ひらい直人なおと、アシスタントコーチとして前まえ筑波大学つくばだいがく蹴球しゅうきゅう部ぶコーチの御簾みす納おさめ将しょうが就任しゅうにん。

前ぜんシーズンリーグ戦せん全ぜん42試合しあい出場しゅつじょうのDF小池こいけ龍太りゅうたが柏かしわに、MF庄司しょうじ悦えつ大だいが岐阜ぎふに、MF島屋しまや八はち徳とくが徳島とくしまに、40試合しあい出場しゅつじょうのMF福満ふくみつ隆りゅう貴たかがC大阪おおさかに、30試合しあい出場しゅつじょうのGK一いち森もり純じゅんが岡山おかやまに、29試合しあい出場しゅつじょうのFW中山なかやま仁ひとし斗とが山形やまがたにそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。またDF奥山おくやま政幸まさゆきも町田まちだに完全かんぜん移籍いせき。水戸みとに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF福井ふくい諒りょう司しがそのまま水戸みとに、栃木とちぎに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF島川しまかわ俊郎としおが甲府こうふに、東京とうきょう武蔵野むさしのシティFCに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF古澤ふるさわ慶太けいたがそのまま東京とうきょう武蔵野むさしのシティFCにそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。GK田端たばた信成のぶなりが現役げんえき引退いんたい。MFルシアーノ、DF黒木くろき恭平きょうへい（大分おおいたに移籍いせき）、DFユン・シンヨン（韓国かんこく2部ぶ・大田おおたシチズンに移籍いせき）、MF安藤あんどう由ゆかり翔しょう（栃木とちぎに移籍いせき）、MF篠原しのはら宏ひろし仁ひとし（藤枝ふじえだに移籍いせき）、MF平林ひらばやし輝あきら良寛りょうかん（現役げんえき引退いんたいし名古屋なごやのスクールコーチに転身てんしん）、FW原口はらぐち拓たく人じん（鳥取とっとりに移籍いせき）が契約けいやく満了まんりょうにより退団たいだん、期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだったDF北谷きたや史ふみ孝こう、MF幸野ゆきの志こころざし有人ゆうじん（以上いじょう長崎ながさきに完全かんぜん移籍いせき）、MF望月もちづき嶺みね臣しん（京都きょうとに完全かんぜん移籍いせき）がいずれも期限きげん付つき移籍いせき満了まんりょうとなった。

一方いっぽうで、岡山おかやまから期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだったFW岡本おかもと英也ひでやが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう。栃木とちぎからGK吉よし満みつる大介だいすけとFW大石おおいし治おさむ寿ことぶき、徳島とくしまからDF福元ふくもと洋平ようへい、山形やまがたからDF渡辺わたなべ広大こうだい、愛媛えひめからDFパク・チャニョン、横浜よこはまFCからMF小野瀬おのせ康やすし介かい、熊本くまもとからMF髙柳一誠いっせい、京都きょうとからMF佐藤さとう健太郎けんたろうをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、京都きょうとからGK山田やまだ元気げんき、札幌さっぽろからDF前ぜん貴之たかゆき、新潟にいがたからMF小塚こづか和かず季き、C大阪おおさかからFW米澤よねざわ令れい衣ころも、横浜よこはまFMからFW和田わだ昌士まさたけをそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとく（小塚こづかは2年ねんぶりの再さい加入かにゅう）。MF清永きよなが丈たけ瑠（関西大学かんさいだいがく）とMF池上いけがみ丈二じょうじ（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）が新しん加入かにゅう。6月にはU-18所属しょぞくの松本まつもと蓮れんがクラブ初はつの2種しゅ登録とうろく選手せんしゅとなった。

リーグ戦せんでは前年ぜんねんのレギュラーメンバーのほとんどを失うしない、スタイルを継続けいぞくしてチームの立たて直なおしを図はかったが、前年ぜんねん終盤しゅうばんからの決定けってい力不足ちからぶそくやセットプレーからの失点しってんなどの課題かだいが克服こくふくできず、15試合しあい終了しゅうりょう時点じてんで6試合しあい勝がちなしの2勝しょう4分ふん9敗はいの20位いに低迷ていめいした5月23日にちに上野うえのが退任たいにん。アカデミーダイレクターの猿さる澤さわ真治しんじが暫定ざんてい的てきに指揮しきを執とった2試合しあいを挟はさみ、6月5日にちにはかつて藤枝ふじえだB・福岡ふくおかのDFとして活動かつどうし、直前ちょくぜんまでアルゼンチン2部ぶ・クラブ・アルマグロの指揮しきを執とっていたアルゼンチン人じんのカルロス・アルベルト・マジョールの監督かんとく就任しゅうにんを発表はっぴょうした。

監督かんとく交代こうたいを経へた夏なつの移籍いせき期間きかんにはDF香川かがわ勇気ゆうきが長崎ながさきに、FW岡本おかもと英也ひでやが長野ながのにそれぞれ完全かんぜん移籍いせきした一方いっぽうで、ボリビア1部ぶ・クルブ・ブルーミングからMFマルセロ・ビダル、マジョールが直前ちょくぜんまで指揮しきを執とっていたクラブ・アルマグロからDFアベル・ルシアッティ、アルゼンチン3部ぶ・CAアトランタからFWレオナルド・ラモスというアルゼンチン人じん選手せんしゅ3名めいを獲得かくとくした。さらに、第だい31節せつ京都きょうと戦せんを前まえに村上むらかみ昌あきら謙けんの負傷ふしょう、山田やまだ元気げんきの契約けいやく条件じょうけんに伴ともなう出場しゅつじょう不可ふかにより登録とうろくGKが吉よし満みつる大だい介かいのみになったことから、GKコーチの平井ひらい直人なおとを2010年ねん以来いらい7年ねんぶりに選手せんしゅ登録とうろく（翌週よくしゅうに登録とうろく解除かいじょ）。併あわせて九州産業大学きゅうしゅうさんぎょうだいがくのGK加藤かとう大喜だいぎを特別とくべつ指定してい選手せんしゅとして登録とうろくした。またFW米澤よねざわ令れい衣ころもはシーズン終了しゅうりょうを待またずに9月がつに期限きげん付つき移籍いせき終了しゅうりょう・C大阪おおさかへ復帰ふっきとなった。

マジョールは就任しゅうにん時点じてんで最下位さいかいに沈しずんでいたチームに対たいし、主おもにCBだったDF宮城みやぎ雅史まさしをアンカー（守備しゅび的てきMF）で起用きようする などの試行錯誤しこうさくごを続つづけ一いち時じは20位いまで浮上ふじょうするも、試合しあい中ちゅうのシステム変更へんこうで逆ぎゃくにチーム内ないのバランスを崩くずして守備しゅびが崩壊ほうかいする場面ばめんが目立めだち、讃岐さぬきの連勝れんしょうもあり8月がつ11日にちの第だい27節せつ終了しゅうりょう時じに再ふたたび降格こうかく圏けんの21位いに転落てんらく。第だい39節せつ終了しゅうりょう時点じてんで19位い讃岐さぬき・20位い熊本くまもとと勝かち点差てんさ6まで広ひろげられていた。しかし、第だい40節せつ東京とうきょうV戦せんの後半こうはんで岸田きしだ和人かずと・大石おおいし治おさむ寿ことぶきの2トップに据すえて逆転ぎゃくてん勝利しょうりを果はたすと、この布陣ふじんで臨のぞんだ最後さいごの3試合しあいを2勝しょう1分ふんで勝かち点てんを積つみ上あげ、20位いでシーズンを終おえた。5連敗れんぱい・3連敗れんぱいがそれぞれ1度どずつあった一方いっぽうで、連勝れんしょうは2連勝れんしょうが2回かいのみと波なみに乗のれず、引ひき分わけもわずか5試合しあい（特とくにマジョール就任しゅうにん以降いこうの引ひき分わけは最終さいしゅう節ぶしの愛媛えひめ戦せんのみ）で、勝かち点てんを積つみ上あげることができなかった。

シーズン終了しゅうりょう後ご、「戦たたかい方かたなどを総合そうごう的てきに判断はんだん」との理由りゆうで、契約けいやく期間きかんを1年ねん残のこしていたマジョールの解任かいにんが発表はっぴょうされ（アルゼンチン2部ぶ・CAボカ・ウニドス監督かんとくに就任しゅうにん）、コーチの山根やまね巌いわお、GKコーチの平井ひらい直人なおと（富山とやまGKコーチに就任しゅうにん）、フィジカルコーチのファクンド・ペラルタも契約けいやく満了まんりょうとなったほか、アシスタントコーチの御簾みす納おさめ将しょうも広島ひろしまトップチームコーチに転出てんしゅつし、コーチ陣じんが一新いっしんされることになった。

2018年ねん

2018年ねん前半ぜんはん戦せん基本きほん布陣ふじん 監督かんとく 霜田しもだ正浩まさひろ 藤嶋ふじしま栄介えいすけ (吉よし満みつる大介だいすけ) 前ぜん貴之たかゆき 坪井つぼい慶けい介かい (ヘナン) 渡辺わたなべ広大こうだい (ジェルソン) 鳥とり養やしなえ祐ゆう矢や (瀬川せかわ和樹かずき) 三幸さんこう秀しゅう稔みのる 山下やました敬たかし大だい (大だい﨑淳矢や) 池上いけがみ丈二じょうじ (高橋たかはし壱いち晟あきら) 高木たかぎ大輔だいすけ (清永きよなが丈たけ瑠) オナイウ阿おもね道みち 小野瀬おのせ康やすし介かい

2018年ねん終盤しゅうばん戦せん基本きほん布陣ふじん 監督かんとく 霜田しもだ正浩まさひろ 吉よし満みつる大介だいすけ 前ぜん貴之たかゆき 坪井つぼい慶けい介かい (楠本くすもと卓たく海うみ) 廣木ひろき雄つよし磨すり (ヘナン) ワシントン (佐藤さとう健太郎けんたろう) 三幸さんこう秀しゅう稔みのる 瀬川せかわ和樹かずき (鳥とり養やしなえ祐ゆう矢や) 高木たかぎ大輔だいすけ ジュリーニョ (高井たかい和馬かずま) 岸田きしだ和人かずと (山下やました敬たかし大だい) オナイウ阿おもね道みち

チームスローガン：「蹴球しゅうきゅう維進2018」

新しん監督かんとくに前まえJFA技術ぎじゅつ委員いいん長ちょうでベルギー1部ぶ・シント＝トロイデンVVコーチの霜田しもだ正浩まさひろが就任しゅうにん。コーチに札幌さっぽろトップチームコーチの名塚なづか善寛よしひろ、GKコーチに東京とうきょうV育成いくせいGKコーチの土肥どい洋一よういち、フィジカルコーチにタイ1部ぶ・パタヤ・ユナイテッドFCフィジカルコーチの井田いだ征ただし次郎じろう、新設しんせつのテクニカルコーチにつくばFCジュニアユースコーチの武石たけいし康平やすひらを招聘しょうへい。

DFパク・チャニョン（讃岐さぬきに移籍いせき）、DFアベル・ルシアッティ（アルゼンチン2部ぶ・CAプラテンセに移籍いせき）、MFマルセロ・ビダル（コロンビア2部ぶ・ウニオン・マグダレーナに移籍いせき）、FWレオナルド・ラモス（メキシコ2部ぶ・カフェタレロス・デ・タパチュラに移籍いせき）の外国がいこく籍せき選手せんしゅ4人にんが契約けいやく満了まんりょうで退団たいだん。DF星ほし雄次ゆうじが大分おおいた、DF宮城みやぎ雅史まさしが京都きょうとへ、MF加藤かとう大樹だいきが金沢かなざわへ完全かんぜん移籍いせきした。また、期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだったMF小塚こづか和かず季き（甲府こうふに完全かんぜん移籍いせき）とFW和田わだ昌士まさたけ（横浜よこはまFMに復帰ふっき）が期限きげん付つき移籍いせき満了まんりょうとなった。

一方いっぽう、鳥栖とす（昨季さくきは松本まつもとに期限きげん付つき移籍いせき）からGK藤嶋ふじしま栄介えいすけ、札幌さっぽろから期限きげん付つき加入かにゅうしていたDF前ぜん貴之たかゆきが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう。山形やまがたからDF瀬川せかわ和樹かずき、湘南しょうなんからDF坪井つぼい慶けい介かい、徳島とくしまからMF大だい﨑淳矢や、鳥取とっとりからMF廣田ひろた隆治りゅうじをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、C大阪おおさか（昨季さくき後半こうはんは長崎ながさきに期限きげん付つき移籍いせき）からMF丸岡まるおか満みつる、千葉ちばからMF高橋たかはし壱いち晟あきら、東京とうきょうVからFW高木たかぎ大輔だいすけ、浦和うらわからFWオナイウ阿おもね道みちを期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく。また、京都きょうとから期限きげん付つき加入かにゅうしているGK山田やまだ元気げんきの移籍いせき期間きかんを延長えんちょう。DFミン・キョンジュン（韓国かんこく・清州きよす大だい学校がっこう）、DF楠本くすもと卓たく海うみ（東京国際大学とうきょうこくさいだいがく）、FW山下やました敬たかし大だい（福岡大学ふくおかだいがく）が新しん加入かにゅう。U-18所属しょぞくのGK岡本おかもと大知たいちとMF糸井いとい岬みさきを2種しゅ登録とうろく。シーズン開幕かいまく後ごに、ブラジル・パラナ州しゅう1部ぶ・フォス・ド・イグアスFCからDFヘナン、インドSL・ムンバイ・シティFCからDFジェルソン・ビエイラが新しん加入かにゅう。なお、DFミン・キョンジュンは4月がつにFC刈谷かりやに期限きげん付つき移籍いせきした。6月には翌年よくねん加入かにゅう内定ないていのDF起おこし海かい斗と（興国こうこく高校こうこう）を特別とくべつ指定してい選手せんしゅとして登録とうろくした。

夏なつの移籍いせき時期じきには東京とうきょうVからMF高井たかい和馬かずまを、さらに名古屋なごやを退団たいだんしたMFワシントンを完全かんぜん移籍いせきで、札幌さっぽろからMFジュリーニョを期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとくしたが、DFジェルソン・ビエイラがインドSL・アトレティコ・デ・コルカタMF小野瀬おのせ康やすし介かいがG大阪おおさかへ完全かんぜん移籍いせきした。

就任しゅうにん時じ「ゴールに向むかっていくようなサッカーをしたい」とイメージを語かたった霜田しもだは高木たかぎ大輔だいすけ・オナイウ阿おもね道みち・小野瀬おのせ康やすし介かいを最前線さいぜんせんに幅広はばひろく配置はいちする3トップの布陣ふじんを敷しき、その後ごにインサイドハーフ（攻撃こうげき的てきMF）を2名めい配置はいちする4-3-3 (4-1-2-3) の布陣ふじんを採用さいよう。開幕かいまく節ぶし熊本くまもと戦せんに勝利しょうりするとそこから3連勝れんしょうを挙あげてスタートダッシュに成功せいこう。さらに第だい12節せつからは9試合しあい負まけ無なし（6勝しょう3分ふん）と好調こうちょうを維持いじし、前半ぜんはん戦せんを2位いで折おり返かえす。しかし、第だい19節せつで首位しゅいに立たった後のち、リーグ前半ぜんはん戦せん全ぜん試合しあい出場しゅつじょうでチーム2位いの10得点とくてんを挙あげていた小野瀬おのせの移籍いせきなどもあり得点とくてん力りょくが低下ていか、さらに第だい20節せつから12試合しあい複数ふくすう失点しってんと守備しゅびのほころびが目立めだつようになり、14戦せん勝かちなし（7分ふん7敗はい）と低迷ていめいし、順位じゅんいを13位いまで落おとす。そこで霜田しもだは、第だい35節せつ・横浜よこはまFC戦せんでDFを3枚まいにしてWBを配置はいちして中盤ちゅうばんを厚あつくし前線ぜんせんを2トップ気味ぎみに配置はいちする3-5-2（3-1-4-2もしくは3-2-3-2）の布陣ふじんに変更へんこう。これが功こうを奏そうして15試合しあいぶりの勝かち星ぼしを挙あげる と、そこからチーム状態じょうたいは持もち直なおす。上位じょういとの直接ちょくせつ対決たいけつとなった福岡ふくおか・町田まちだとの対戦たいせんをともに落おとしたこともあり、第だい39節せつの時点じてんでJ1参入さんにゅうプレーオフ進出しんしゅつへの道みちは閉とざされたが、J2参戦さんせん後ご最高さいこう順位じゅんいとなる8位いでシーズンを終おえた。

2019年ねん

チームスローガン：「ORANGE SOUL 山口やまぐちを魂たましいで染そめ上あげろ」

霜田しもだ体制たいせい2年ねん目め。U-18監督かんとくを務つとめていた中山なかやま元気げんきがトップチームコーチに復帰ふっき。

MF髙柳一誠いっせい（沖縄おきなわSVに移籍いせき）、MF廣田ひろた隆治りゅうじ（岩手いわてに移籍いせき）、MFワシントン（ブラジル3部ぶ・GEブラジウに移籍いせき）、FW大石おおいし治おさむ寿ことぶき（相模原さがみはらに移籍いせき）が契約けいやく満了まんりょうで、MFジュリーニョ（札幌さっぽろも退団たいだん）、MF丸岡まるおか満みつる（C大阪おおさかに復帰ふっき）、MF高橋たかはし壱いち晟あきら（山形やまがたに期限きげん付つき移籍いせき）、FWオナイウ阿おもね道みち（大分おおいたに期限きげん付つき移籍いせき）が期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうでそれぞれ退団たいだんとなった。また、DF廣木ひろき雄つよし磨すりが岡山おかやまへ、DF福元ふくもと洋平ようへいがヴェルスパ大分おおいたへ、MF大だい﨑淳矢やが栃木とちぎへそれぞれ完全かんぜん移籍いせき、FC刈谷かりやに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうのDFミン・キョンジュンがFC刈谷かりやに完全かんぜん移籍いせき、GK村上むらかみ昌あきら謙けんが水戸みとへ、GK藤嶋ふじしま栄介えいすけが川崎かわさきへ、DF渡辺わたなべ広大こうだいが群馬ぐんまへそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきした。

一方いっぽう、期限きげん付つき加入かにゅうしていたGK山田やまだ元気げんき（京都きょうとから）とFW高木たかぎ大輔だいすけ（東京とうきょうVから）がそれぞれ完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう。町田まちだからMF吉濱よしはま遼りょう平たいら、岐阜ぎふからMF田中たなかパウロ淳一じゅんいち、ウズベキスタン1部ぶ・ネフチ・フェルガナからDFドストン、ブリオベッカ浦安うらやすからDF田中たなか貴たか大だいをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、ポルトガル1部ぶ・ヴィトーリアSCからDFマルシーリオ、広島ひろしまからFW工藤くどう壮たけし人じんを期限きげん付つき移籍いせきで、C大阪おおさかからGK永石ながいし拓海たくみ、FC東京とうきょうからGK廣末ひろすえ陸りく、仙台せんだい（前年ぜんねんは讃岐さぬきに期限きげん付つき移籍いせき）からMF佐々木ささき匠たくみ、広島ひろしまからMF川井かわい歩あゆみを育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく。DF起おこし海かい斗と（興国こうこく高校こうこう）、DF小野原おのはら和哉かずや（流通経済大学りゅうつうけいざいだいがく）、DF菊池きくち流りゅう帆ほ（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）が新しん加入かにゅう。

夏なつの移籍いせき期間きかんには、DFマルシーリオとの期限きげん付つき加入かにゅう契約けいやくを解除かいじょし、DF瀬川せかわ和樹かずきが栃木とちぎに、チーム最さい古参こさんだったMF鳥とり養やしなえ祐ゆう矢やが琉球りゅうきゅうに、前半ぜんはん戦せんの主力しゅりょくだったFW高木たかぎ大輔だいすけがG大阪おおさかにそれぞれ完全かんぜん移籍いせき、DF田中たなか貴たか大だいが鈴鹿すずかポイントゲッターズに期限きげん付つき移籍いせきした一方いっぽうで、磐田いわたからDF石田いしだ崚真、川崎かわさきからFW宮代みやしろ大聖たいせいを期限きげん付つき移籍いせきで、G大阪おおさかからMF高こう宇洋を育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく。

前年ぜんねんからの攻撃こうげき的てきサッカーのスタイルは維持いじするも、センターバックが楠本くすもと卓たく海うみ・菊池きくち流りゅう帆ほ・ドストンと若手わかて主体しゅたいとなり、守備しゅび面めんでの連携れんけいがままならず自滅じめつ的てきな失点しってんを重かさね低迷ていめい。15節せつ終了しゅうりょう時点じてんで3勝しょう3分わけ9敗はいの21位いに沈しずむ。そこから6試合しあい負まけなし（4勝しょう2分ふん）で15位いまで浮上ふじょうして前半ぜんはん戦せんを折おり返かえすが、そこから調子ちょうしを上あげられず上位じょういとの勝かち点差てんさが徐々じょじょに開ひらき、第だい37節せつの鹿児島かごしま戦せんで引ひき分わけたことでJ1昇格しょうかくの可能かのう性せいが消滅しょうめつしたが、次つぎの千葉ちば戦せんで勝利しょうりしたことによりJ2残留ざんりゅうを確定かくていさせた。最終さいしゅう順位じゅんいは15位い。天皇杯てんのうはいは3回戦かいせんでC大阪おおさかに敗戦はいせん。

2020年ねん

チームスローガン：「GO CRAZY ～昇格しょうかくへ狂きょういたまえ～」

霜田しもだ体制たいせい3年ねん目め。フィジカルコーチの井田いだ征ただし次郎じろう（岐阜ぎふフィジカルコーチに就任しゅうにん）、アカデミーダイレクターで暫定ざんてい監督かんとくの経験けいけんがある猿さる澤さわ真治しんじ（千葉ちばL監督かんとくに就任しゅうにん）、トレーナーの義よし村むら秀一ひでかず（テゲバジャーロ宮崎みやざきコンディショニングコーチに就任しゅうにん）がそれぞれ退任たいにん。コンディショニングコーチにテゲバジャーロ宮崎みやざきフィジカルコーチの牧野まきの大輝だいきを招聘しょうへい。

チーム最年長さいねんちょうのDF坪井つぼい慶けい介かいが現役げんえき引退いんたい。鈴鹿すずかアンリミテッドFCに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF田中たなか貴たか大だいが契約けいやく満了まんりょうで退団たいだん（シンガポール1部ぶ・タンジョン・パガー・ユナイテッドFCに移籍いせき）。期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうのGK永石ながいし拓海たくみ（C大阪おおさかに復帰ふっき）、GK廣末ひろすえ陸りく（町田まちだに期限きげん付つき移籍いせき）、DF石田いしだ崚真（磐田いわたに復帰ふっき）、MF佐々木ささき匠たくみ（仙台せんだいに復帰ふっき）、FW宮代みやしろ大聖たいせい（川崎かわさきに復帰ふっき）、FW工藤くどう壮たけし人じんがそれぞれ期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうで退団たいだん。DF前ぜん貴之たかゆきが横浜よこはまFMへ、DF菊池きくち流りゅう帆ほが神戸こうべへ、DFドストンが韓国かんこく1部ぶ・釜山ぷさんアイパークへ、全ぜん試合しあい出場しゅつじょうのキャプテン・MF三幸さんこう秀しゅう稔みのるが湘南しょうなんへ、MF小野原おのはら和哉かずやがポルトガル2部ぶ・UDオリヴェイレンセへ、FW山下やました敬たかし大だいが千葉ちばへそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。水戸みとへ期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったGK村上むらかみ昌あきら謙けんが福岡ふくおかに完全かんぜん移籍いせきしたほか、同おなじく期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうのGK藤嶋ふじしま栄介えいすけ（川崎かわさき）、DF渡辺わたなべ広大こうだい（群馬ぐんま）がそれぞれ期限きげん付つき移籍いせき先さきに完全かんぜん移籍いせき。FW岸田きしだ和人かずとが岩手いわてに期限きげん付つき移籍いせき。

一方いっぽう、大宮おおみやからDF菊地きくち光ひかり将しょう、ブラジル2部ぶ・クリシューマECからDFサンドロ、栃木とちぎからMFヘニキ、甲府こうふからFW森もり晃あきら太ふとしを完全かんぜん移籍いせきで、G大阪おおさかからGK林はやし瑞みずほ輝てる、鳥栖とすからDF安在あんざい和樹かずき、松本まつもと（前年ぜんねんは金沢かなざわに期限きげん付つき移籍いせき）からFW小松こまつ蓮れん、ポルトガル1部ぶ・ポルティモネンセSCからFWイウリ、柏かしわ（前年ぜんねん後半こうはんは福岡ふくおかに期限きげん付つき移籍いせき）からFW村田むらた和哉かずやを期限きげん付つき移籍いせきで、柏かしわからMF田中たなか陸りくを育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとくしたほか、甲府こうふを退団たいだんしたDF武たけ岡おか優ゆう斗と、ラトビア2部ぶ・FKアウダを退団たいだんしたMF古賀こが俊太郎しゅんたろうが加入かにゅう。育成いくせい型がた期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうのMF川井かわい歩あゆみ（広島ひろしまから）、MF高こう宇洋（G大阪おおさかから）の移籍いせき期間きかんを延長えんちょう。DF眞鍋まなべ旭輝しょうき（桐きり蔭かげ横浜よこはま大学だいがく）、DF国本くにもと玲れい央ひさし（暁星ぎょうせい国際こくさい高校こうこう）、FW浮田うきた健けん誠まこと（順天堂大学じゅんてんどうだいがく）が新しん加入かにゅうし、U-18のDF伊東いとう稜りょう晟あきらがクラブ初はつのトップチーム昇格しょうかく。8月1日にちにU-18より2種しゅ登録とうろくしていたFW河野こうの孝たかし汰をトップチーム昇格しょうかく。

高たかいライン設定せっていを保たもち、敵陣てきじんでサッカーをするという攻撃こうげき的てきサッカーのコンセプトを引ひき続つづき志向しこうするも、主力しゅりょく選手せんしゅがほとんど入いれ替かわるなかで最終さいしゅうラインの対応たいおうが後手ごてに回まわり、前年ぜんねん同様どうよう連携れんけい面めんでの集中しゅうちゅう力りょくを欠かいた「軽かるい失点しってん」がさらに増加ぞうかし、第だい2節せつから13試合しあい連続れんぞく複数ふくすう失点しってんを喫きっする（前半ぜんはん戦せんの総そう失点しってん37はリーグワーストタイ）一方いっぽうで攻撃こうげき面めんにおいても決定けってい力不足ちからぶそくや前述ぜんじゅつの度重たびかさなる連携れんけいミスにより攻撃こうげきのかたちの構築こうちくもままならず（前半ぜんはん戦せんの総そう得点とくてん22点てんはリーグ14位い）、前半ぜんはん戦せん最後さいごの千葉ちば戦せんでシーズン初はつの連勝れんしょうとなり最下位さいかいを脱出だっしゅつするのがやっとであった。後半こうはん戦せんも選手せんしゅ間あいだの連携れんけいの精度せいどが向上こうじょうせず、リーダーシップを発揮はっきできる選手せんしゅが現あらわれずに「若手わかての成長せいちょう頼たのみ」という問題もんだい点てんを露呈ろていするかたちとなり低迷ていめい。第だい28節せつ徳島とくしま戦せんから7連敗れんぱいを含ふくむ11戦せん未み勝利しょうり（1分ふん10敗はい）と大おおきく沈しずみ、シーズン終了しゅうりょう後ごの霜田しもだの退任たいにん（契約けいやく満了まんりょう）を決定けってい。最終さいしゅう節ぶしまで最下位さいかい脱出だっしゅつの可能かのう性せいは残のこしたものの、最終さいしゅう節ぶしの山形やまがた戦せんに敗やぶれ9勝しょう6分ふん27敗はいの最下位さいかいに終おわった。しかし、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうを受うけたレギュレーションの変更へんこうにより、同どうシーズン終了しゅうりょう後ごは降格こうかくなしの特例とくれいルールが適用てきようされ、J3降格こうかくは免まぬかれた。結果けっか的てきに同どうシーズンのリーグワーストとなる74失点しってん・得失点とくしってん差さ-31と失点しってんの多おおさが最後さいごまで響ひびいたシーズンとなった。

2021年ねん

チームスローガン：「決起けっき」

新しん監督かんとくに仙台せんだいで2019年ねんシーズンまでの6年間ねんかん監督かんとくを務つとめた渡邉わたなべ晋すすむを招聘しょうへい。テクニカルコーチの武石たけいし康平やすひらが契約けいやく満了まんりょうで退任たいにん（相模原さがみはらテクニカルコーチに就任しゅうにん）。

DFサンドロ、MF武たけ岡おか優ゆう斗と（現役げんえき引退いんたい）、MF古賀こが俊太郎しゅんたろう（FC刈谷かりやに移籍いせき）、MF吉濱よしはま遼りょう平たいら（岐阜ぎふに移籍いせき）、MF清永きよなが丈たけ瑠（鳥取とっとりに移籍いせき）が契約けいやく満了まんりょうで、期限きげん付つき加入かにゅうしていたGK林はやし瑞みずほ輝てる（G大阪おおさかに復帰ふっき）、DF安在あんざい和樹かずき（東京とうきょうVに期限きげん付つき移籍いせき）、MF高こう宇洋（新潟にいがたに完全かんぜん移籍いせき）、FW村田むらた和哉かずや（現役げんえき引退いんたい）、FWイウリ（ブラジル2部ぶ・CSAに期限きげん付つき移籍いせき）が期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうでそれぞれ退団たいだん。MF田中たなかパウロ淳一じゅんいちが松本まつもとへ完全かんぜん移籍いせき。DF伊東いとう稜りょう晟あきらが松江まつえシティFCに、DF国本くにもと玲れい央ひさしがシンガポール1部ぶ・アルビレックス新潟にいがたシンガポールに期限きげん付つき移籍いせき。

一方いっぽうで、育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきで加入かにゅうしていたMF川井かわい歩あゆみ（広島ひろしまから）、MF田中たなか陸りく（柏かしわから）が完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう。仙台せんだいからGK関せき憲太郎けんたろう、横浜よこはまFCからMF佐藤さとう謙介けんすけ、東京とうきょうVからMF澤井さわい直人なおと、G大阪おおさかからFW高木たかぎ大輔だいすけ、神戸こうべからDF渡部わたなべ博文ひろぶみ、鳥栖とす（前年ぜんねんは熊本くまもとに期限きげん付つき移籍いせき）からMF石川いしかわ啓あきら人じん、徳島とくしまからMF島屋しまや八はち徳とくを完全かんぜん移籍いせきで、横浜よこはまFCからFW草野くさの侑己を期限きげん付つき移籍いせきで、横浜よこはまFMからGK寺門てらかど陸りく、浦和うらわからGK石井いしい僚を育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきでそれぞれ獲得かくとく（高木たかぎは1年ねん半はんぶり、島屋しまやは5年ねんぶりの再さい加入かにゅう）。また、岩手いわてに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったFW岸田きしだ和人かずとが復帰ふっき、松本まつもとから期限きげん付つき移籍いせきで加入かにゅうしていたFW小松こまつ蓮れんの移籍いせき期間きかんを延長えんちょう。加入かにゅう内定ないてい済ずみ（特別とくべつ指定してい選手せんしゅ）のFW梅木うめき翼つばさ（福岡大学ふくおかだいがく）に加くわえ、DF高橋たかはし秀典ひでのり（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）、MF神垣かみがき陸りく（桐きり蔭かげ横浜よこはま大学だいがく）、FW新保にいぼ海かい鈴すず（C大阪おおさかU-18）が新しん加入かにゅう。

前年ぜんねん最下位さいかいだったチームに対たいし、2年ねんのJ1昇格しょうかくを念頭ねんとうに「勝かち点てん60」を現実げんじつ的てきな目標もくひょうに掲かかげたチーム は、仙台せんだい時代じだいに渡邉わたなべ監督かんとくの師事しじを受うけていたGK関せきとDF渡部わたなべを軸じくに「守備しゅびの原理げんり原則げんそく」 を徹底てっていし、前年ぜんねん1試合しあい平均へいきん1.86失点しってんだった状況じょうきょうからリーグ中断ちゅうだん前まえの23試合しあい消化しょうか時点じてんで25失点しってん（1試合しあい平均へいきん1.09失点しってん）と大おおきく改善かいぜん。一方いっぽうで、得点とくてんがリーグワースト3位いの18得点とくてんにとどまり、15位いで中断ちゅうだん期間きかんを迎むかえる。このタイミングで、FW森もり晃あきら太ふとしが福島ふくしまに完全かんぜん移籍いせき、GK石井いしい僚が育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきを中途ちゅうと解除かいじょ（YS横浜よこはまに育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせき）、DF起おこし海かい斗とが福井ふくいユナイテッドFCに期限きげん付つき移籍いせきする一方いっぽうで、仙台せんだいからMF田中たなか渉わたるが育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせきで、千葉ちばからFW大槻おおつき周平しゅうへいが期限きげん付つき移籍いせきで加入かにゅうした。

後半こうはん戦せんに入はいっても得点とくてん力りょくが伸のびず、15位い前後ぜんこうで低迷ていめいし残留ざんりゅう争あらそいに巻まき込こまれるなか、第だい31節せつのホーム長崎ながさき戦せんで敗戦はいせん後ご、監督かんとくの渡邉わたなべから「（2年ねんでJ1という）大おおきな目標もくひょうから逆算ぎゃくさんしたとき、今いまの状況じょうきょうは到底とうてい満足まんぞくできるものではない」「選手せんしゅ、チームを高たかみに導みちびくことができなかった責任せきにんを強つよく感かんじている」との理由りゆうでクラブにシーズン途中とちゅうでの退任たいにんの申もうし入いれを受うける。後任こうにんにはヘッドコーチの名塚なづか善寛よしひろが就任しゅうにんする。最終さいしゅう的てきに第だい41節せつでJ2残留ざんりゅうを決きめ、15位いでシーズンを終了しゅうりょうした。

2022年ねん

チームスローガン：「共きょう創そう　〜Challenge & Challenge〜」

名塚なづか体制たいせい2年ねん目め。空席くうせきとなっていたヘッドコーチにU-18監督かんとくの山本やまもと富士雄ふじおが就任しゅうにん。

MF澤井さわい直人なおと（クリアソン新宿しんじゅくに移籍いせき）、MF田中たなか陸りく（相模原さがみはらに移籍いせき）、MFヘニキ（岐阜ぎふに移籍いせき）が契約けいやく満了まんりょうで退団たいだん、FW小松こまつ蓮れん（松本まつもとに復帰ふっき）、FW草野くさの侑己（琉球りゅうきゅうに期限きげん付つき移籍いせき）が期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうで退団たいだん。DF楠本くすもと卓たく海うみとMF高井たかい和馬かずまが水戸みとに、DF川井かわい歩あゆみが山形やまがたに、FW浮田うきた健けん誠まことが相模原さがみはらにそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。GK山田やまだ元気げんきが富山とやまに、DF新保にいぼ海かい鈴すずが宮崎みやざきに期限きげん付つき移籍いせき。期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうのDF伊東いとう稜りょう晟あきら（松江まつえシティFCへ）とDF国本くにもと玲れい央ひさし（シンガポール1部ぶ・アルビレックス新潟にいがたシンガポールへ）が期限きげん付つき契約けいやく期間きかんを延長えんちょうし、福井ふくいユナイテッドFCに期限きげん付つき移籍いせきしていたDF起おこし海かい斗とは沖縄おきなわSVに期限きげん付つき移籍いせきとなった。

一方いっぽう、千葉ちばから期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうだったFW大槻おおつき周平しゅうへいが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう、横浜よこはまFM（前ぜんシーズンは北九州きたきゅうしゅうに期限きげん付つき移籍いせき）からDF生駒いこま仁ひとし、福岡ふくおかからMF吉岡よしおか雅和まさかずをそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、福島ふくしまからGKファンティーニ燦、鳥栖とす（前ぜんシーズンは相模原さがみはらに期限きげん付つき移籍いせき）からFW兒玉こだま澪みお王おう斗とをそれぞれ期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとくしたほか、愛媛えひめを退団たいだんしたMF山瀬やませ功いさお治ちが加入かにゅう。育成いくせい型がた期限きげん付つき移籍いせき加入かにゅうしていたGK寺門てらかど陸りく（横浜よこはまFMから）、DF桑原くわばら海人かいじん（福岡ふくおかから）、MF田中たなか渉わたる（仙台せんだいから）の移籍いせき期間きかんがそれぞれ延長えんちょう。特別とくべつ指定してい選手せんしゅだったDF橋本はしもと健けん人じん（慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく）が正式せいしき加入かにゅうしたほか、DF上本うえほん銀ぎん太ふとし（東海大学とうかいだいがく福岡ふくおか高校こうこう）とFW沼田ぬまた駿しゅん也（関西大学かんさいだいがく）が新しん加入かにゅう。

夏なつの移籍いせき時期じきには、松本まつもとからDF前ぜん貴之たかゆき（2年ねん半はんぶりの復帰ふっき）、水戸みとからMF高井たかい和馬かずま（半年はんとしぶりの復帰ふっき）をそれぞれ完全かんぜん移籍いせきで、清水しみずからMF成岡なるおか輝あきら瑠を期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとく。なお、期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうのDF伊東いとう稜りょう晟あきらは移籍いせき先さきを福井ふくいユナイテッドFCに変更へんこうした。

開幕かいまく節ぶし熊本くまもと戦せんは引ひき分わけ、第だい2節せつ秋田あきた戦せんでシーズン・ホーム初はつ勝利しょうり。第だい10節せつ時点じてんで3勝しょう5分ふん2敗はいで8位いとシーズン序盤じょばんは好調こうちょうだったものの、第だい13節せつから5試合しあい勝がちなしなどで徐々じょじょに順位じゅんいを下さげ17位いで前半ぜんはん戦せんを折おり返かえす。後半こうはん戦せんもなかなか浮上ふじょうのきっかけをつかめず一時いちじは18位いにまで順位じゅんいを下さげるが、第だい34節せつの首位しゅい横浜よこはまFC戦せんを3-3で引ひき分わけ、第だい38節せつでは群馬ぐんまに6-1で大勝たいしょうなどもあってやや持もち直なおし、最終さいしゅう成績せいせきは13勝しょう11分ふん18敗はいで16位い。

天皇てんのう杯はいでは3回戦かいせんで神戸こうべと対戦たいせん、終盤しゅうばんまでリードするものの1-2で敗戦はいせんした。

2023年ねん

チームスローガン：「共鳴きょうめい – KEEP ON CHALLENGING –」

名塚なづか体制たいせい3年ねん目め。ヘッドコーチの山本やまもと富士雄ふじお（東北とうほくL・弘前ひろさき監督かんとくに就任しゅうにん）とテクニカルコーチの武石たけいし康平やすひら（松本まつもとトップチームコーチに就任しゅうにん）がそれぞれ退任たいにんし、新あらたにコーチとして名塚なづかの元もと同僚どうりょうである関せき浩二こうじ（前まえ讃岐さぬきコーチ）を、テクニカルコーチに琉球りゅうきゅう分析ぶんせきコーチの安部あべ悠ゆう平たいらを招聘しょうへい。

DF渡部わたなべ博文ひろぶみ（株式会社かぶしきがいしゃレノファ山口やまぐち代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうに就任しゅうにん）、DF菊地きくち光ひかり将しょう（アカデミーコーチに就任しゅうにん）、MF佐藤さとう健太郎けんたろう（強化きょうか部ぶスカウト担当たんとうに就任しゅうにん）が現役げんえき引退いんたい。DF眞鍋まなべ旭輝しょうき（宮崎みやざきに移籍いせき）と、JFL・J3時代じだいを知しるMF島屋しまや八はち徳とく（SONIO高松たかまつに移籍いせき）とFW岸田きしだ和人かずと（FCバレイン下関しものせきに移籍いせき）が契約けいやく満了まんりょう。GKファンティーニ燦（福島ふくしまに復帰ふっき）、DF桑原くわばら海人かいじん（鈴鹿すずかポイントゲッターズに移籍いせき）、MF田中たなか渉わたる（山形やまがたに完全かんぜん移籍いせき）、MF成岡なるおか輝あきら瑠（清水しみずに復帰ふっき）、FW兒玉こだま澪みお王おう斗と（鈴鹿すずかポイントゲッターズに期限きげん付つき移籍いせき）がそれぞれ期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうで退団たいだん。富山とやまに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったGK山田やまだ元気げんきが秋田あきたに、福井ふくいユナイテッドFCに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF伊東いとう稜りょう晟あきらが福井ふくいユナイテッドFCに、MF高井たかい和馬かずまが横浜よこはまFCに、FW沼田ぬまた駿しゅん也が町田まちだにそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。DF橋本はしもと健けん人じんが横浜よこはまFCに期限きげん付つき移籍いせき。宮崎みやざきに期限きげん付つき移籍いせきしていたDF新保にいぼ海かい鈴すずは岩手いわてに期限きげん付つき移籍いせきとなった。また、沖縄おきなわSVへ期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうのDF起おこし海かい斗とは期限きげん付つき移籍いせき期間きかんを延長えんちょうしたが、シーズン開幕かいまく前まえに3者しゃ合意ごういのもとで契約けいやく解除かいじょ・現役げんえき引退いんたいとなった。

一方いっぽう、期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF国本くにもと玲れい央ひさしがシンガポール1部ぶ・アルビレックス新潟にいがたシンガポールから復帰ふっき。琉球りゅうきゅうからDF沼田ぬまた圭けい悟さとる、大分おおいたからMF小林こばやし成しげる豪ごう、群馬ぐんまからMF田中たなか稔みのる也、大宮おおみやからMF矢島やじま慎也しんや、仙台せんだいからFW皆川みなかわ佑介ゆうすけを完全かんぜん移籍いせきで、鳥栖とす（前ぜんシーズンは金沢かなざわに期限きげん付つき移籍いせき）からDF松本まつもと大輔だいすけ、東京とうきょうV（前ぜんシーズン後半こうはんは相模原さがみはらに期限きげん付つき移籍いせき）からMF松橋まつはし優ゆう安やす、川崎かわさきからFW五十嵐いがらし太陽たいようを期限きげん付つき移籍いせきで獲得かくとく。GKチェ・ヒョンチャン（韓国かんこく・鮮文大だい学校がっこう）、FW野寄のより和哉かずや（大阪体育大学おおさかたいいくだいがく）が新しん加入かにゅう。

序盤じょばんこそ2勝しょう1分ふんと幸先さいさきの良よいスタートが切きれたものの、第だい4節せつ熊本くまもと戦せんから3連敗れんぱい、第だい8節せつ栃木とちぎ戦せんからは10戦せん連続れんぞく未み勝利しょうりとなり、5月8日にちにはチームの成績せいせき不振ふしんの責任せきにんを取とって名塚なづか監督かんとくと、2013年ねんからゼネラルマネージャーを務つとめていた石原いしはら正ただし康かんが退任たいにん。以後いごの5試合しあいはコーチの中山なかやま元気げんきが暫定ざんてい指揮しきを執とり、5月29日にちに元もと千葉ちば監督かんとくのフアン・エスナイデルが新しん監督かんとくに就任しゅうにん、第だい20節せつ甲府こうふ戦せんから指揮しきを執とることが発表はっぴょうされた。夏なつの移籍いせき期間きかんにはDF国本くにもと玲れい央ひさしが宮崎みやざきに期限きげん付つき移籍いせき、DF松本まつもと大輔だいすけとの期限きげん付つき移籍いせきを解除かいじょ（町田まちだに完全かんぜん移籍いせき）した一方いっぽう、鳥栖とすからDF平瀬ひらせ大まさるが期限きげん付つき加入かにゅう、DFキム・ボムヨンとFWシルビオ・ジュニオールが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅうし、前ぜんシーズンも加入かにゅうしたMF成岡なるおか輝あきら瑠が期限きげん付つきで再さい加入かにゅうした。

エスナイデル就任しゅうにん後ご、第だい21節せつ仙台せんだい戦せんから6試合しあい連続れんぞく無む失点しってんとなるなど守備しゅびに一定いっていの改善かいぜんが見みられたものの、シーズン当初とうしょから言いわれていた得点とくてん力りょく不足ふそくは解消かいしょうできず、総そう得点とくてん数すうはリーグワーストタイの37で得失点とくしってん差さ-30はリーグワースト2位いという結果けっかだった。シーズンを通とおして順位じゅんいも大おおきくは上あがらなかったが、ここぞという試合しあいでベテランが力ちからを発揮はっきしたこともあり、残留ざんりゅうラインギリギリの20位いでシーズンを終おえた。シーズン終了しゅうりょう後ご、エスナイデル監督かんとくの退任たいにんが発表はっぴょうされた。

2024年ねん

チームスローガン：「総力そうりょく – 想そう ×爽 × 走はし –」

新しん監督かんとくに前まえFC大阪おおさか監督かんとくの志垣しがき良りょうが就任しゅうにん。ヘッドコーチに長野ながのヘッドコーチの吉澤よしざわ英生ひでお、GKコーチに八戸はちのへGKコーチの山田やまだ賢二けんじ、フィジカルコーチに仙台せんだいフィジカルコーチの松本まつもと純一じゅんいちを招聘しょうへい。

FW高木たかぎ大輔だいすけ（琉球りゅうきゅうに移籍いせき）、MF神垣かみがき陸りく（奈良ならに移籍いせき）、GK吉よし満みつる大介だいすけ（新潟にいがたに移籍いせき）、FW大槻おおつき周平しゅうへい（現役げんえき引退いんたい）、FW皆川みなかわ佑介ゆうすけ、宮崎みやざきに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF国本くにもと玲れい央ひさし（プノンペン・クラウンFCに移籍いせき）がそれぞれ契約けいやく満了まんりょうで退団たいだん。DF上本うえほん銀ぎん太ふとしとの契約けいやくを解除かいじょ。GK寺門てらかど陸りく（横浜よこはまFMに復帰ふっき）、MF成岡なるおか輝あきら瑠（清水しみずに復帰ふっき）、MF松橋まつはし優ゆう安やす（東京とうきょうVに復帰ふっき）が期限きげん付つき移籍いせき期間きかん満了まんりょうで退団たいだん。DF生駒いこま仁ひとしがいわきへ、MF矢島やじま慎也しんやが清水しみずへ、横浜よこはまFCに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF橋本はしもと健けん人じんが徳島とくしまへそれぞれ完全かんぜん移籍いせき。

一方いっぽう、八戸はちのへからMF相田あいだ勇樹ゆうき、FC大阪おおさかからDF板倉いたくら洸こう、鹿児島かごしまからFW山本やまもと駿しゅん亮あきら、湘南しょうなんからFW若月わかつき大和やまと、金沢かなざわからMF加藤かとう潤じゅん也、琉球りゅうきゅうからGK田口たぐち潤じゅん人じん、JFL高知こうちからDF今井いまい那な生せい、鳥取とっとりからGK糸原いとはら紘ひろし史郎しろうが完全かんぜん移籍いせき加入かにゅう。期限きげん付つき加入かにゅう中ちゅうのDF平瀬ひらせ大まさる（鳥栖とすから）、MF五十嵐いがらし太陽たいよう（川崎かわさきから）の移籍いせき期間きかんを延長えんちょう。岩手いわてに期限きげん付つき移籍いせき中ちゅうだったDF新保にいぼ海かい鈴すずが復帰ふっき。U-18からFW末永すえなが透とおる瑛あきらが昇格しょうかく。MF水口みずぐち飛ひ呂りょ（環太平洋かんたいへいよう大学だいがく）、MF田邉たなべ光ひかり平たいら（中央大学ちゅうおうだいがく）が新しん加入かにゅう。

チーム成績せいせき・歴代れきだい監督かんとく

「レノファ山口やまぐちFCの年度ねんど別べつ成績せいせき一覧いちらん」を参照さんしょう

タイトル

リーグ戦せん

• J3リーグ：1回かい
  • 2015年ねん
• 中国ちゅうごくサッカーリーグ：2回かい
  • 2008年ねん、2010年ねん

カップ戦せん他ほか

• 全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー選手権せんしゅけん大会たいかい：1回かい
  • 2013年ねん
• 山口やまぐち県けんサッカー選手権せんしゅけん大会たいかい：6回かい
  • 2007年ねん、2009年ねん、2010年ねん、2011年ねん、2013年ねん、2015年ねん
  • ※前身ぜんしんの山口やまぐち県けん教員きょういん団だんの優勝ゆうしょう歴れき (1999年ねん、2001年ねん、2003年ねん、2004年ねん)
• 野上のかみ杯はい争奪そうだつサッカー大会たいかい：1回かい
  • 2008年ねん

個人こじん

• J2リーグ
  • 月間げっかんMVP
    • 2016年ねん4月がつ：庄司しょうじ悦えつ大だい
    • 2018年ねん2月がつ・3月：オナイウ阿おもね道みち
    • 2018年ねん4月がつ：小野瀬おのせ康やすし介かい
  • 月刊げっかんベストゴール
    • 2022年ねん8月がつ：田中たなか渉わたる
    • 2022年ねん9月がつ：高井たかい和馬かずま
• J3リーグ
  • 得点とくてん王おう
    • 2015年ねん：岸田きしだ和人かずと (32得点とくてん)
• 日本にっぽんフットボールリーグ
  • 得点とくてん王おう
    • 2014年ねん：岸田きしだ和人かずと (17得点とくてん)
  • ベストイレブン
    • 2014年ねん：一いち森もり純じゅん、岸田きしだ和人かずと
• 中国ちゅうごくサッカーリーグ
  • 得点とくてん王おう
    • 1980年ねん、1982年ねん、1986年ねん：宮成みやなり隆たかし
    • 2009年ねん：福原ふくはら康かん太ふとし
  • アシスト王おう
    • 1981年ねん：宮成みやなり隆たかし
    • 1983年ねん：辻野つじの昌宏まさひろ
    • 1989年ねん：内田うちだ忠範ただのり
    • 2008年ねん：多久たく島とう顕あきら悟さとる、安田やすだ忠臣ただおみ

ハットトリック

リーグ	得点とくてん数すう	選手せんしゅ名めい	開催かいさい日び	対戦たいせんクラブ	スタジアム	得点とくてん時間じかん
J2	3得点とくてん	中山なかやま仁ひとし斗と	2016年ねん7月がつ10日とおか（第だい22節せつ）	ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう	維新いしん公園こうえん	67分ふん, 70分ふん, 89分ふん
		オナイウ阿おもね道みち	2018年ねん8月がつ26日にち（第だい30節せつ）	大宮おおみやアルディージャ	NACK	26分ふん, 68分ふん, 84分ふん
		高井たかい和馬かずま	2022年ねん9月がつ24日にち（第だい38節せつ）	ザスパクサツ群馬ぐんま	正田しょうだスタ	61分ふん, 73分ふん, 78分ふん
J3		岸田きしだ和人かずと	2015年ねん6月がつ7日にち（第だい15節せつ）	藤枝ふじえだMYFC	藤枝ふじえだサ	39分ふん, 63分ふん, 64分ふん
			2015年ねん8月がつ15日にち（第だい26節せつ）	FC琉球りゅうきゅう	維新いしん公園こうえん	7分ふん, 12分ふん, 72分ふん
		福満ふくみつ隆りゅう貴たか	2015年ねん9月がつ27日にち（第だい31節せつ）	Y.S.C.C.横浜よこはま		34分ふん, 62分ふん, 89分ふん
			2015年ねん10月がつ4日にち（第だい32節せつ）	SC相模原さがみはら	下関しものせき	9分ふん, 21分ふん, 35分ふん

スタジアム・練習れんしゅう場じょう

ホームスタジアムは維新いしんみらいふスタジアム（山口やまぐち市し）で、セービング陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう（下関しものせき市し）でもホームゲームを行おこなう。2013年ねんは維新いしん百ひゃく年ねん記念きねん公園こうえんラグビー・サッカー場じょう（収容しゅうよう人員じんいん3,850人にん）を、2012年ねんまでは やまぐちサッカー交流こうりゅう広場ひろば（山口やまぐち市し徳地とくじ）や 山口やまぐち県立けんりつおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえん（山陽さんよう小野田おのだ市し）等とうも使用しようしていた。

練習れんしゅう場じょうは山陽さんよう小野田おのだ市立しりつサッカー交流こうりゅう公園こうえん（旧きゅう・山口やまぐち県立けんりつおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえん）、山口やまぐちきらら博はく記念きねん公園こうえん（山口やまぐち市し阿知須あじす） であり、下部かぶ組織そしきはやまぐちサッカー交流こうりゅう広場ひろばや山口やまぐちオレンジフィールド（山口やまぐち市し下小鯖しもおさば）も使用しようする。Jリーグ参入さんにゅう後ごは、天然てんねん芝しばグラウンドのあるおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえん、山口やまぐちきらら博はく記念きねん公園こうえん、維新いしん百ひゃく年ねん記念きねん公園こうえんラグビー・サッカー場じょう、同どう補助ほじょ競技きょうぎ場じょう、山口やまぐち県けんセミナーパーク（山口やまぐち市し秋穂二島あいおふたじま）を使用しようする機会きかいが増ふえている。

2016年ねんシーズンまではJ1ライセンスに必要ひつようとなる「優先ゆうせん利用りようできる天然てんねん芝しばの練習れんしゅう場じょう」と「クラブハウス」を所持しょじしておらず、ホームスタジアムの維新いしん百ひゃく年ねん記念きねん公園こうえん陸上りくじょう競技きょうぎ場じょうの収容しゅうよう可能かのう人員じんいんも 14,850人にんとJ1ライセンスの規定きてい値ちに届とどいていなかったが、レノファ山口やまぐちFCでは常用じょうよう練習れんしゅう場じょう確保かくほに向むけて県けんや山陽さんよう小野田おのだ市しと協議きょうぎ。これに対たいし、山陽さんよう小野田おのだ市しは2015年ねん10月がつ8日にちに市内しないの赤崎あかさき運動うんどう広場ひろばを芝生しばふ化かして天然てんねん芝しばコート2面めんを新設しんせつし、レノファが優先ゆうせん利用りようできる練習れんしゅう場じょうにあてることが可能かのうになったことを報告ほうこく。クラブハウス機能きのうについては、同市どうしが指定してい管理かんり者しゃの一員いちいんである山口やまぐち県立けんりつおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえんの交流こうりゅう施設しせつ（管理かんり棟とう）をあてることを想定そうていしていた が、おのだサッカー交流こうりゅう公園こうえんの所有しょゆう者しゃである山口やまぐち県けん（スポーツ・文化ぶんか局きょく）が「一いち企業きぎょうに対たいして県けん有ゆう施設しせつを優先ゆうせん的てきに使用しようさせることはできない」と同どう公園こうえんの活用かつように難色なんしょくを示しめしているとの報道ほうどう もあって対応たいおうを再さい検討けんとう。2016年ねん6月がつ17日にちに村岡むらおか嗣政山口やまぐち県知事けんちじや畑原はたはら基はじめ成なり山口やまぐち県議会けんぎかい議長ぎちょうが河村かわむら孝たかし社長しゃちょうと会談かいだんした際さい、村岡むらおか知事ちじは山陽さんよう小野田おのだ市しがおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえん内ないに新あらたにクラブハウスを整備せいびし、県けんが公園こうえん内ないの天然てんねん芝しばグラウンド1面めんをレノファが優先ゆうせん利用りようできるグラウンドとして提供ていきょうすること、維新いしん百ひゃく年ねん記念きねん公園こうえん陸上りくじょう競技きょうぎ場じょうの客席きゃくせき数すうを増設ぞうせつすること（サイドスタンドの立たち見み席せき増設ぞうせつにより15,115人にん収容しゅうようを確保かくほ）で、レノファのJ1ライセンス基準きじゅん充足じゅうそくを支援しえんすることを表明ひょうめいした。これらの施設しせつ整備せいびにめどが立たったことから、2016年ねん9月がつ28日にち発表はっぴょうされたクラブライセンスの審査しんさ結果けっかでは、J1ライセンスを取得しゅとくすることになった。なお、山口やまぐち県立けんりつおのだサッカー交流こうりゅう公園こうえんは2021年ねん4月がつに山陽さんよう小野田おのだ市しに管理かんり移管いかんされているが、レノファは引ひき続つづき練習れんしゅう場じょうとして使用しようしている。

JFL参入さんにゅう後ごのホームゲームの開催かいさい試合しあい数すうと年度ねんど別べつ入場にゅうじょう者しゃ数すうについては「レノファ山口やまぐちFCの年度ねんど別べつ成績せいせき一覧いちらん#年度ねんど別べつ入場にゅうじょう者しゃ数すう」を参照さんしょう

ユニフォーム

ユニフォームの色いろ カラー シャツ パンツ ストッキング FP（1st） オレンジ オレンジ オレンジ FP（2nd） ベージュ ベージュ ベージュ GK（1st） グレー グレー グレー GK（2nd） 紺こん 紺こん 紺こん

FP 1st FP 2nd

GK 1st GK 2nd

チームカラー

•   オレンジ

ユニフォームスポンサー

掲出けいしゅつ箇所かしょ	スポンサー名めい	表記ひょうき	掲出けいしゅつ年ねん	備考びこう
胸むね	ユーピーアール	upr	2014年ねん -
鎖骨さこつ	山口銀行やまぐちぎんこう	山口銀行やまぐちぎんこう	2022年ねん -	左側ひだりがわに表記ひょうき 2006年ねん - 2013年ねんは胸むね 2019年ねん - 2020年ねんは鎖骨さこつ右側みぎがわ
	不ふ二に輸送機工業ゆそうきこうぎょう	FUJI ROBOTICS	2021年ねん -	右側みぎがわに表記ひょうき
背中せなか上部じょうぶ	山口やまぐちマツダ	山口やまぐちマツダ	2016年ねん -	2014年ねん - 2015年ねんはパンツ前面ぜんめん
背中せなか下部かぶ	UBE	UBE	2022年ねん -
袖そで	インバースネット	FRONTIER	2022年ねん8月がつ -	2020年ねん - 2021年ねんは鎖骨さこつ左側ひだりがわ
パンツ前面ぜんめん	フジ	MaxValu（1st） BiG（2nd）	2016年ねん -	スポンサー開始かいし - 2024年ねん2月がつはマックスバリュ西日本にしにほんによる
パンツ背面はいめん	澤田さわだ建設けんせつ	SΛらむだWΛらむだΓがんまΛらむだ CoNSTRUCTION	2023年ねん -

ユニフォームサプライヤーの遍歴へんれき

• 2006年ねん - 2012年ねん：アシックス
• 2013年ねん：ディアドラ
• 2014年ねん - 現在げんざい：フィンタ

歴代れきだいユニフォーム

FP 1st
2006 - 2007	2008 - 2011	2012	2013	2014
2015	2016	2017	2018	2019
2020	2021	2022	2023	2024 -

FP 2nd
2006 - 2007	2008 - 2011	2012	2013	2014
2015	2016	2017	2018	2019
2020	2021	2022	2023	2024 -

歴代れきだいユニフォームスポンサー表記ひょうき

年度ねんど	箇所かしょ								サプライヤー
	胸むね	鎖骨さこつ左ひだり	鎖骨さこつ右みぎ	背中せなか上部じょうぶ	背中せなか下部かぶ	袖そで	パンツ前面ぜんめん	パンツ背面はいめん
2006	山口銀行やまぐちぎんこう	解禁かいきん前まえ		シティコンタクト	解禁かいきん前まえ	美よし・メーク	ほっぷ	解禁かいきん前まえ	asics
2007				-			-
2008				富士ふじ商しょう		赤崎あかさき興産こうさん	MC Fujiyama
2009						10shiro
2010
2011
2012				PIECE IS PEACE 高こう品質ひんしつで美うつくしく		-	-
2013				BEMAKE beauty maker		（株）かぶしきがいしゃヒューモア Humore Human Nature More	ME Maeda Co. Ltd.		DIADORA
2014	upr			VAN-VEAL BEAUTY TO ALL PEOPLE		ME Maeda Co. Ltd.	山口やまぐちマツダ		FINTA
2015				VAN-VEAL エステティック ヴァン・ベール
2016				山口やまぐちマツダ	あなたを輝かがやかせるために VAN-VEAL		MaxValu （1st） BiG （2nd）
2017
2018		EXZEΛらむだL	-		トータルビューティー VAN-VEAL
2019			山口銀行やまぐちぎんこう
2020		FRONTIER			EXZEΛらむだL			-
2021			FUJI ROBOTICS		- / やまぐち一番いちばん
2022		山口銀行やまぐちぎんこう			UBE	- / FRONTIER
2023						FRONTIER		SΛらむだWΛらむだΓがんまΛらむだ CoNSTRUCTION

アカデミー

「レオーネ山口やまぐち」も参照さんしょう

クラブ設立せつりつ時じには育成いくせい組織そしき（アカデミー）を持もっていなかったが、2014年ねんに現げんGMの河村かわむら孝たかしが設立せつりつした独立どくりつ系けいのユース・ジュニアユースクラブであるレオーネ山口やまぐちのU-18チームを移管いかんして、レノファ山口やまぐちFC U-18となった。高円宮たかまどのみや杯はいU-18サッカーリーグ山口やまぐち県けんユースリーグに所属しょぞく。

2015年ねんにはレオーネ山口やまぐちと本格ほんかく的てきな提携ていけいを行おこない、同どうクラブが2015年ねん4月がつ1日にち以降いこう「レノファ山口やまぐちFCアカデミー」に名称めいしょう変更へんこうして レノファ山口やまぐちFCの下部かぶ組織そしきの一ひとつとなった。レオーネ時代じだいから引ひき続つづいてU-15（トップ / セカンド）、U-13、U-12（トップ / レオーネ）、プリマヴェーラ（小しょう3-小しょう5クラス）、バンビーノ（小学校しょうがっこう低てい学年がくねん）の各かくチームを有ゆうする。サッカー以外いがいにはテニス・フットサルの部門ぶもんを有ゆうする。運営うんえいは特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじんレノファ山口やまぐちスポーツクラブ。

2019年ねんシーズンからU-18監督かんとくに桐蔭学園とういんがくえん高校こうこう元もと監督かんとくの山本やまもと富士雄ふじおが就任しゅうにん、2022年ねんシーズンからは元もとJリーガーの小林こばやし慎二しんじが指導しどうする。

「レノファ山口やまぐちFCアカデミー」となって以降いこうの出身しゅっしん者しゃはレノファ山口やまぐちFCの選手せんしゅ一覧いちらん#アカデミー出身しゅっしん者しゃを参照さんしょう

レディース

詳細しょうさいは「レノファ山口やまぐちFCレディース」を参照さんしょう

2008年ねんに発足ほっそくしたレオーネ山口やまぐちのレディースチームを前身ぜんしんとする。永ながらく県けんリーグで活動かつどうしており、2012年ねんに中国ちゅうごく女子じょしサッカーリーグに昇格しょうかくするも1年ねんで降格こうかく。

2016年ねんにレディースチームの運営うんえいをレノファ山口やまぐちFCアカデミーからレノファ山口やまぐち本体ほんたいに移管いかんし、「レノファ山口やまぐちFCレディース」として日本にっぽん女子じょしサッカーリーグ（なでしこリーグ）への参戦さんせんを本格ほんかく的てきに目指めざす方針ほうしんを明あきらかにした。運営うんえい移行いこう後ごの2016年ねんシーズンは県けんリーグで優勝ゆうしょう、中国ちゅうごく女子じょしサッカーリーグチャレンジ戦せんにも勝利しょうりし中国ちゅうごくリーグへの再さい昇格しょうかくを果はたした。

2019年ねん3月8日にち、レディースチームは2019年度ねんどの中国ちゅうごく女子じょしサッカーリーグにて対戦たいせんを行おこなわず、不戦敗ふせんぱいとすると発表はっぴょうした（事実じじつ上じょうの棄権きけん）。

メディア

テレビ

• みんなのレノファ（山口朝日放送やまぐちあさひほうそう『どき生せいらいぶ』内ない・毎週まいしゅう土曜どよう 9:55頃ごろ - 、および同局どうきょく『Jチャンやまぐち』内ない・毎週まいしゅう月曜げつよう 18:30頃ごろ - ）
• 週刊しゅうかん! レノファTV（山口放送やまぐちほうそう『KRYさわやかモーニング』内ない・毎週まいしゅう木曜もくよう 6:15頃ごろ - 、および同局どうきょく『KRYニュースライブ』内ない・毎週まいしゅう金曜きんよう 18:35頃ごろ - ）
• レノファスクエア（テレビ山口てれびやまぐち 毎週まいしゅう土曜どよう 2:12 - ） - 2016年ねん春はるまで県内けんないのケーブルテレビで放送ほうそう。スタジアムMCの吉永よしなが達哉たつやが出演しゅつえんと制作せいさくをすべて一人ひとりで行おこなっている。
• KICK OFF! YAMAGUCHI（山口朝日放送やまぐちあさひほうそう 毎週まいしゅう土曜どよう 11:25 - 11:45 ） - 2023年ねん4月がつより放送ほうそう。

ラジオ

• GO! GO! RENOFA（エフエム山口やまぐち『スポ天てん!やまぐち』内ない・毎週まいしゅう金曜きんよう 14:35頃ごろ - ）
• ジャンプアップ・レノファ!（山口放送やまぐちほうそう『どよーDA!』内ない・毎週まいしゅう土曜どよう 10:30頃ごろ - ）
• RIDE ON! RENOFA（COME ON! FM『ゴジラヂ! 木曜日もくようび』内ない・18:15頃ごろ - ）
• まるっとレノファ（FMスマイルウェ～ブ 毎週まいしゅう木曜もくよう 15:00 - ）

テーマソング

• MIKKO「スタートライン～All For Team～」（クラブ公式こうしきテーマソング、2015年ねん8月がつ制定せいてい

このほか、jealkb『Fight for a renovation』、水本みずもと諭さとし『Orange』、Unlimited tone『RENOFA SOUL』（yab「みんなのレノファ」主題歌しゅだいか）などがクラブ公認こうにんの「応援おうえんソング」として試合しあい会場かいじょう等とうで用もちいられている。

関連かんれん項目こうもく

• レノファ山口やまぐちFCの選手せんしゅ一覧いちらん
• 中国ちゅうごくダービー
• PRIDE OF 中ちゅう四国しこく
• 関門海峡かんもんかいきょうダービー

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト
• レノファ山口やまぐちFC (renofa.staff) - Facebook
• レノファ山口やまぐちFC (@renofa_yamaguchi) - Instagram
• レノファ山口やまぐちFC (@renofayamaguchi) - X（旧きゅうTwitter）
• レノファ山口やまぐちFC - YouTubeチャンネル
• レノファ山口やまぐちFC (@renofa_yamaguchifc) - TikTok
• レノファ山口やまぐちFC (@184yklon) - LINE Add Friend
• GO!GO!RENOFA!!(エフエム山口やまぐち)

レノファ山口やまぐちに関かんするカテゴリ:

• 山口やまぐち市しの企業きぎょう
• 2013年ねん設立せつりつの企業きぎょう
• レノファ山口やまぐちFC