伝つたえ反そり

伝つたえ反そり（つたえぞり）とは、相撲すもうの決きまり手しゅのひとつである。相手あいての脇わきの下したを潜くぐり抜ぬけ、相手あいてを後うしろに反そり倒たおす技わざ。2000年ねん12月に追加ついかされた技わざの一ひとつである。

映像えいぞう外部がいぶリンク
大相撲おおずもう　宝たから富士ふじー宇良うら　幕内まくうち20年ねんぶりの決きまり手しゅが出でた！＜令れい和わ4年ねん九きゅう月がつ場所ばしょ・４日にち目め＞SUMO
大相撲おおずもう　竜りゅう電でんー宇良うら＜令れい和わ６年ねん一いち月がつ場所ばしょ千秋楽せんしゅうらく＞SUMO いずれも日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい公式こうしきYouTube

2000年ねんに決きまり手しゅに制定せいていされて以降いこう、幕内まくうちでは3度どこの決きまり手しゅが記録きろくされており、2002年ねん9月場所ばしょ3日にち目めで朝あさ青あお龍りゅうが貴ノ浪たかのなみに、2022年ねん9月場所ばしょ4日にち目めで宇良うらが宝たから富士ふじに、2024年ねん1月がつ場所ばしょ千秋楽せんしゅうらくで宇良うらが竜りゅう電でんに、それぞれこの技わざを決きめている。また、十両じゅうりょうでは2度ど記録きろくされており、2006年ねん3月がつ場所ばしょ12日にち目めで里山さとやまが琉鵬に、2007年ねん11月場所ばしょ10日にち目めで里山さとやまが栃とち乃花に、それぞれ決きめている。このときは同おなじような体勢たいせいで上体じょうたいをそらし、トリノオリンピックで金きんメダルを獲得かくとくしたフィギュアスケート選手せんしゅの荒川あらかわ静香しずかの得意とくい技わざに掛かけて、「イナバウアー」ともてはやされた。

関連かんれん項目こうもく

• 相撲すもう
• 大相撲おおずもうの決きまり手しゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 伝つたえ反そり - 決きまり手しゅ八はち十じゅう二に手て - 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい公式こうしきサイト