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蹴返けかえ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

蹴返けかえ(けかえし)とは、相撲すもうまりしゅのひとつである。

概要がいよう

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土俵どひょうじょう攻防こうぼうなか相手あいてあしり(はらい)、相手あいてたおわざ

通常つうじょう自分じぶん右足みぎあし左足ひだりあし)で相手あいて右足みぎあし左足ひだりあし)をねら[1]実際じっさい手繰たぐらずにっただけでも相手あいてちればまりしゅとしてみとめられる。

立合たちあいのさいあしり、相手あいてたおせば手繰てぐとなる。

本質ほんしつてきには柔道じゅうどう出足であしはらい小内こうちかりよう内側うちがわからけるであり、土踏つちふまずですくうようにつことが基本きほんかたである。

出足であしはらい同様どうように、くるぶしあたりをよこからはらう。

かえしょうそとかり)のようにやよこからんでかけうしろかられば、小内こうちかりになる。

昭和しょうわ末期まっき幕内まくうち力士りきしだったとちけん得意とくいわざで、とうまりしゅ当時とうじ幕内まくうちさい重量じゅうりょうだった小錦こにしきに2かい白星しろぼしげた(1985ねん11月場所ばしょ1986ねん5月場所ばしょ)。

平成へいせい力士りきしとうまりしゅ得意とくいとしていた力士りきしにはもと幕内まくうち春日かすが富士ふじもと小結こむすびどき天空てんくうがいた。

無用むよう悪癖あくへきとして蹴返けかえしを多用たようしていたれいとしてはもと関脇せきわけ金城きんじょう該当がいとうした。

2021ねん9月場所ばしょ現在げんざい現役げんえき力士りきしではしょうざるとうまりしゅ白星しろぼしげることがおおく、とうまりしゅ直近ちょっきん幕内まくうち取組とりくみも、しょうざる白星しろぼしげたもの(2021ねん7がつ場所ばしょ初日しょにちきんめぐみこうせん)である。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 大相撲おおずもうジャーナル』2017ねん7がつごう p75

関連かんれん項目こうもく

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