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小手こて

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

小手こて(こてなげ)とは、相撲すもうまりしゅひとつである。相手あいて片方かたがたしゅ上手じょうずからかかえるようにり、そのんだうで重心じゅうしんあづけるようにしてげる。体勢たいせいによっては上手じょうずるが、小手こてげはげるさいまわしをらない。

小手こてげは相手あいてうで関節かんせつひじ、あるいはかた)をきわめつつげるふくごうわざであり、完全かんぜん体勢たいせい仕掛しかけられた場合ばあい脱出だっしゅつ非常ひじょうむずかしい。こたえたとしてもかかえられたしゅ多大ただい加重かじゅうがかかるため、靱帯じんたい損傷そんしょうなどの重傷じゅうしょう可能かのうせいがある。たびたび強引ごういん小手こてげによる負傷ふしょうしゃることから、かずあるまりしゅなかでも危険きけんわざのひとつにかぞえられている[注釈ちゅうしゃく 1]相撲すもうという競技きょうぎ性質せいしつじょういたかたないめんもあるものの、このわざ多用たようする力士りきし親方おやかたしゅから注意ちゅういあたえられることもすくなくない。安全あんぜんめん考慮こうりょしてしたかってげる場合ばあいおおい。

欠点けってんとしては小手こてげをねらうとわざ構造こうぞう上脇うえわきあまくなり、ふところはいってからの速攻そっこう対応たいおうがたくなるてんなどがげられる。また、仕掛しかけに失敗しっぱいすると側面そくめん最悪さいあく場合ばあい背後はいご無防備むぼうび状態じょうたい相手あいてさらしてしまうリスクも存在そんざいする。

小手こてげを得意とくいとする力士りきし[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 事実じじつ2018ねん名古屋なごや場所ばしょではたまわしとちこころきんすすむきく千代ちよくに小手こてげでやぶったさいさんにん全員ぜんいん負傷ふしょう翌日よくじつから休場きゅうじょうまれたことがある。さらに髙安たまわし小手こてげを仕掛しかけられたことで負傷ふしょうし、最終さいしゅうてきにこれがもと休場きゅうじょうしている。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 相撲すもうまりしゅの「基本きほんわざ」と「しゅちんわざ解説かいせつ”. 【SPAIA】スパイア (2020ねん1がつ12にち). 2020ねん11月16にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]