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体外たいがい離脱りだつ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
アーティストによる分離ぶんり段階だんかいのイメージ。自由じゆう移動いどうできるようになるまえ発生はっせいすることがおおい。

体外たいがい離脱りだつ(たいがいりだつ)あるいは体外たいがい離脱りだつ体験たいけん(たいがいりだつたいけん、えい: Out-of-body experience略称りゃくしょう: OBE または OOBE)とは、自分じぶん肉体にくたいから世界せかい体験たいけんすることである。体外たいがい離脱りだつ自己じこぞう幻視げんしえい: Autoscopy)のいち形態けいたいだが、この用語ようご一般いっぱんてきにはドッペルゲンガーなどの二人ふたり自分じぶんるという病的びょうてき状態じょうたいす。

体外たいがい離脱りだつ体験たいけんえい: Out-of-body experience)という用語ようごは、G. N. M. Tyrrell著書ちょしょ『Apparitions』(1943ねん)ではじめて使用しようされ[1]のちCelia Green[2]ロバート・モンロー[3]などの研究けんきゅうしゃによって「アストラル投射とうしゃ」または「スピリット・ウォーキング」(えい: Spirit walking)などの信仰しんこう中心ちゅうしん名前なまえわるものとして採用さいようされた。体外たいがい離脱りだつは、外傷がいしょうせいのう損傷そんしょう感覚かんかく遮断しゃだん臨死りんし体験たいけん解離かいりせいおよびサイケデリック幻覚げんかくざい脱水だっすい睡眠すいみん障害しょうがいゆめ、およびのうへの電気でんきてき刺激しげきなどによって誘発ゆうはつされる[4]。また、修行しゅぎょうなかヨーガ行者ぎょうじゃ[5]研究けんきゅうなどの目的もくてき一部いちぶ人々ひとびとによって意図いとてき誘発ゆうはつされる場合ばあいもある[6]。10にん1人ひとり生涯しょうがいいちまたはすうかい体外たいがい離脱りだつ経験けいけんをしている。[7][8]

体外たいがい離脱りだつ現象げんしょうは、古代こだいエジプトインディアンオセアニアヘブライ文化ぶんかギリシア哲学てつがく中世ちゅうせい錬金術れんきんじゅつヒンドゥーきょう、およびイスラム教いすらむきょうなどの文化ぶんかられる。ディーン・シールズの研究けんきゅうによると、44の西欧せいおう文化ぶんかなか体外たいがい離脱りだつ現象げんしょうられない文化ぶんかは3つしかないという。また、人類じんるい学者がくしゃのエリカ・ブルギニオンが世界中せかいじゅうの488の文化ぶんか調査ちょうさしたところ、その89%において体外たいがい離脱りだつについてのなんらかのいいつたえが存在そんざいした。[5]

神経しんけい科学かがくもの心理しんりがくものは、体外たいがい離脱りだつ様々さまざま心理しんりがくてきおよび神経しんけいがくてき要因よういんからしょうじる解離かいり体験たいけんであるとかんがえている。[6][9][10][11][12][13][14][15]

自然しぜん発生はっせい[編集へんしゅう]

睡眠すいみんちゅう睡眠すいみんまえ[編集へんしゅう]

体外たいがい離脱りだつ体験たいけんしゃは、(即時そくじてきおよび自然しぜんてき体験たいけんなかでも)明晰めいせきゆめ状態じょうたい先行せんこうしてはじまっていることを報告ほうこくすることがよくある。おおくの場合ばあい、それは睡眠すいみん寸前すんぜんであったか離脱りだつすこまえすでねむっていた人々ひとびとである。これらのケースのほとんどは、(病気びょうき部屋へや騒音そうおん感情かんじょうてきストレス、過労かろうによるつかれ、頻繁ひんぱん中途ちゅうと覚醒かくせいなどによって)睡眠すいみんとくふかくない状況じょうきょうにあったことをしめしている。これらのケースのほとんどで被験者ひけんしゃ自分じぶん目覚めざめていると認識にんしきしており、またやく半数はんすう金縛かなしば状態じょうたいにあるとかんじていた。[16]

臨死りんし体験たいけん[編集へんしゅう]

自然しぜん発生はっせいてき体外たいがい離脱りだつのもうひとつの形態けいたい臨死りんし体験たいけんえい: Near-death experience略称りゃくしょう: NDE)である。一部いちぶ被験者ひけんしゃは、だい手術しゅじゅつ溺死できし寸前すんぜんなどのいちじるしい身体しんたいてき外傷がいしょうさい体外たいがい離脱りだつ体験たいけんしたと報告ほうこくしている。臨死りんし体験たいけんには肉体にくたい外側そとがわにいるという主観しゅかんてき印象いんしょうや、ときにはんだ親族しんぞく宗教しゅうきょうてき人物じんぶつ幻視げんし自我じが時空じくう超越ちょうえつといったことがふくまれる場合ばあいがある[17]通常つうじょう、その経験けいけんにはんでいるような感覚かんかくや、平和へいわ無痛むつう感覚かんかく様々さまざま物理ぶつりてき音声おんせい聴取ちょうしゅ、トンネルをとおけるような感覚かんかく上方かみがたへの移動いどうせま通路つうろとおるような感覚かんかく)、「ひかり存在そんざい」やかみのような人物じんぶつまたは類似るいじ存在そんざいとの出会であい、走馬灯そうまとう、および人生じんせいもどることへの抵抗ていこうかんなどの要素ようそふくまれる。[18]

過激かげき運動うんどう結果けっか[編集へんしゅう]

臨死りんし体験たいけんたものとして、高地こうちでの登山とざんやマラソンなどの極端きょくたん身体しんたいてき運動うんどう体外たいがい離脱りだつこす可能かのうせいがある。地上ちじょうにいる感覚かんかく空中くうちゅうにいる視点してん両方りょうほう同時どうじ体験たいけんすることにより、バイロケーション感覚かんかく体験たいけんする可能かのうせいがある。[19]

誘導ゆうどう[編集へんしゅう]

化学かがくてき誘導ゆうどう[編集へんしゅう]

体外たいがい離脱りだつは、シロシビンケタミンDMTMDA、およびLSDなどの幻覚げんかくざいとく解離かいりせいのもの)によって誘発ゆうはつされることがある。[20][21][22][23]

精神せいしんてき誘導ゆうどう[編集へんしゅう]

  • 意識いしきうしなうことなく身体しんたいてきねむりにちる。「意識いしききて、身体しんたいねむっている」(えい: Mind Awake, Body Asleep状態じょうたいは、自発じはつてきおよびその理由りゆうによる体外たいがい離脱りだつ原因げんいんとしてひろ示唆しさされている[24]トーマス・エジソンはこの状態じょうたい利用りようして発明はつめいさい問題もんだい解決かいけつんでいた。かれ金属きんぞくせいのバケツをって椅子いすすわり、あたまうえに1ドル硬貨こうかいた。かれねむりにちると頭上ずじょうのコインはけたたましくバケツにち、かれ覚醒かくせいさせたのである[25]体外たいがい離脱りだつ先駆せんくしゃであるSylvan Muldoonは、落下らっかぶつとして単純たんじゅんにベッドじょう垂直すいちょくになるよう保持ほじされた前腕ぜんわん利用りようした[26]サルバドール・ダリは、かれ絵画かいが影響えいきょうあたえたとされる奇妙きみょうなビジョンをるために偏執狂へんしゅうきょうてき批判ひはんてき方法ほうほう英語えいごばん同様どうようのものを使つかっていたとわれている。覚醒かくせい状態じょうたい睡眠すいみん状態じょうたいあいだ意図いとてきらぐことは睡眠すいみん開始かいし自然しぜんトランス状態じょうたいこすことでられており、体外たいがい離脱りだつ誘発ゆうはつしようとするさい役立やくだ[27][28][29]。リラックス状態じょうたいへどんどんふかまっていくと、意識いしきがまだ覚醒かくせいしている場合ばあい最終さいしゅうてきに「すべり」をかんじる。このすべりは肉体にくたいはなれたようにかんじると報告ほうこくされている。一部いちぶひとは、漸進ぜんしんてきすじ弛緩しかんほう感覚かんかく遮断しゃだん受動じゅどうてき形態けいたいであるとかんがえている。
  • ふかトランス状態じょうたい瞑想めいそう視覚しかく視覚しかくには様々さまざま種類しゅるいがあり、一般いっぱんてきなアナロジーにはロープをつたってからだくものや、からだからかぶ、大砲たいほうからされる、およびその類似るいじのアプローチがふくまれる。このテクニックは適切てきせつにリラックスできないひとには使つかいにくいとかんがえられている。そのようなテクニックのいちれい黄金おうごん夜明よあだんによるひかりたいげられる。[30]

機械きかいてき誘導ゆうどう[編集へんしゅう]

  • 視聴覚しちょうかくてき刺激しげきかいした脳波のうは同調どうちょう英語えいごばんバイノーラル・ビート英語えいごばん特定とくてい周波数しゅうはすう脳波のうは[31]とく様々さまざまなMind Awake/Body Asleep状態じょうたい支配しはいてき周波数しゅうはすう誘発ゆうはつするために使用しようされる。Body Asleep状態じょうたいられる4ヘルツの脳波のうはのバイノーラル誘導ゆうどうモンロー研究所けんきゅうじょによって効果こうかてきであるとみとめられ[32]一部いちぶ著者ちょしゃは、のテクニックとわせて使用しようした場合ばあい体外たいがい離脱りだつ開始かいしいちじるしくサポートするとかんがえている[33][34]。また、Mind Awake状態じょうたいのベータ通常つうじょうのリラックスした覚醒かくせいしゃのう検出けんしゅつ可能かのう)の同時どうじ誘導ゆうどう建設けんせつてきなものとしてみとめられた。一般いっぱんてき技術ぎじゅつ正弦せいげんパルスを使用しようして同様どうよう結果けっか達成たっせいしており、ネイティブ・アメリカンが宗教しゅうきょう儀式ぎしきもちいる太鼓たいこは、脳波のうは同調どうちょうメカニズムをつうじて「世界せかい」にたいする受容じゅようせいたかめたとかんがえられている。[35]
  • のう磁気じき刺激しげき。Michael Persingerが開発かいはつしたGod helmetなど。[36]
  • 前庭ぜんてい皮質ひしつ直接ちょくせつ刺激しげき[37]
  • のう電気でんき刺激しげきとくがわあたま頭頂とうちょう接合せつごう下記かきBlankeによる研究けんきゅう参照さんしょう)。
  • 感覚かんかく遮断しゃだん。このアプローチは、時間じかん空間くうかんたいする参照さんしょう削除さくじょすることにより、強力きょうりょく見当けんとう障害しょうがい誘発ゆうはつすることを目的もくてきとしている。アイソレーション・タンクやヘッドホンで再生さいせいするピンクノイズなどがよく使用しようされる。[38]
  • 感覚かんかく負荷ふか英語えいごばん感覚かんかく遮断しゃだん反対はんたい特別とくべつ設計せっけいされたバシネット長時間ちょうじかんうごかしたり、かるかたち拷問ごうもんけたりすることによりのうをすべての感覚かんかく入力にゅうりょくから遮断しゃだんすることができる。どちらも混乱こんらんこす傾向けいこうがあり、しばしばこの見当けんとう障害しょうがいによって鮮明せんめい体外たいがい離脱りだつ体験たいけんすることができる。[39]
  • つよGフォース高性能こうせいのう航空機こうくうきやパイロットまたは宇宙うちゅう飛行ひこうけのこうGトレーニング英語えいごばん経験けいけんされるようなのう一部いちぶから血液けつえき排出はいしゅつするつよ重力じゅうりょく[40]
  • ヘッドマウントディスプレイ深部しんぶ感覚かんかく混乱こんらんさせる触覚しょっかく使用しようする装置そうちまぼろしつくすことも可能かのう)。[41]

理論りろん[編集へんしゅう]

心理しんりがく[編集へんしゅう]

認知にんち科学かがくおよび心理しんりがく分野ぶんやでは、体外たいがい離脱りだつ様々さまざま心理しんりがくてきおよび神経しんけいがくてき要因よういんからしょうじる解離かいり体験たいけんであるとかんがえられている[6][9][10][11][13][14][15]科学かがくしゃは、体外たいがい離脱りだつゆめや(ちょうつね現象げんしょうたよらない)変性へんせい意識いしき状態じょうたいのような精神せいしん状態じょうたいからの体験たいけんであるとかんがえている。 [42]

Charles Richet(1887)は、OBEは被験者ひけんしゃ記憶きおく想像そうぞうりょくのプロセスによって作成さくせいされておりゆめわらないと主張しゅちょうした[43][44]James H. Hyslop(1912)は、潜在せんざい意識いしき活動かつどう特定とくていのイメージを劇的げきてき表現ひょうげんし、被験者ひけんしゃことなる物理ぶつりてき位置いちにいる印象いんしょうあたえるさいにOBEが発生はっせいするとしるした[45]Eugéne Osty(1930)は、OBEは想像そうぞう産物さんぶつぎないとかんがえた[46]。その初期しょき研究けんきゅうしゃ(Schmeing, 1938など)は、生理せいり心理しんりがくてき理論りろん支持しじした[47]G. N. M. Tyrrellは、OBEを潜在せんざい意識いしきレベルの人格じんかく関連かんれんする幻覚げんかく構成こうせい要素ようそであると解釈かいしゃくした。[48]

Donovan Rawcliffe(1959)は、OBEを精神病せいしんびょうヒステリーむすびつけた[49]研究けんきゅうしゃは、身体しんたいぞうゆがみ(Horowitz, 1970)およびはなれじんしょう(Whitlock, 1978)の観点かんてんからOBE現象げんしょうについてろんじた[50][51]心理しんり学者がくしゃNandor Fodor(1959)およびJan Ehrenwald(1974)は、OBEは恐怖きょうふ対処たいしょするために設計せっけいされた防衛ぼうえいせいであると提案ていあんした[52][53]。Irin & Watt(2007)によれば、Jan Ehrenwaldは、OBEを「不死ふし探求たんきゅう想像そうぞうじょう確認かくにん我々われわれ肉体にくたいとは独立どくりつして存在そんざいする霊魂れいこんゆうしていることを保証ほしょうしようとする妄想もうそうてきこころみ」であると説明せつめいしている[54]心理しんり学者がくしゃDonald Hebb(1960)およびCyril Burt(1968)は、身体しんたいぞう英語えいごばん視覚しかくぞうふくむOBEの心理しんりがくてき解釈かいしゃくについてしるしている[55][56]Graham Reed(1974)は、OBEがあい喪失そうしつなどのいたみをともな状況じょうきょうたいするストレス反応はんのうであることを示唆しさした。John Palmer(1978)は、OBEは個人こじんてきアイデンティティ英語えいごばんおびやかす身体しんたいぞう変化へんかたいする応答おうとうであるとしるしている。[57]

Carl Sagan(1977)およびBarbara Honegger(1983)は、トンネルのような通路つうろや、一部いちぶのOBE体験たいけんしゃ臍帯さいたい比較ひかくして表現ひょうげんするひものようなもので接続せつぞくされているという報告ほうこくから、OBEは転生てんせい想像そうぞうまたは出産しゅっさんプロセスのつい体験たいけんもとづいている可能かのうせいがあるとしるした[58][59]Susan Blackmore(1978)は、OBEは想像そうぞうじょう知覚ちかく知覚ちかく変容へんよう自己じこ空想くうそうてき知覚ちかく身体しんたいがないなど)の特性とくせいそなえた幻覚げんかくさま空想くうそうであると結論けつろんけた[60][61]。また、Ronald Siegel(1980)もOBEは幻覚げんかくさま空想くうそうであるとしるしている。[62]

Harvey Irwin(1985)は、注意ちゅうい認知にんちプロセスとからだせい感覚かんかく活動かつどうふくむOBE理論りろん発表はっぴょうした。かれ理論りろんには心理しんりてき没頭ぼっとう英語えいごばんとしてられている認知にんちてき人格じんかく構造こうぞうふくまれ、OBEの分類ぶんるいれい自己じこぞう幻視げんしはなれじんしょう精神せいしんてき解離かいりれいとしてしめした[39]生理せいり心理しんり学者がくしゃStephen Laberge(1985)は、OBEの説明せつめい明晰めいせきゆめられるとしるした[63]。David Hufford(1989)は、OBEを睡眠すいみん麻痺まひ一種いっしゅである悪夢あくむから目覚めざめる経験けいけんとしてかれ説明せつめいする現象げんしょう関連付かんれんづけた[64]科学かがくしゃもOBEをヒプナゴギアおよび睡眠すいみん麻痺まひカタプレキシー)の症例しょうれい関連付かんれんづけている。[65][66]

ケーススタディでは、体外たいがい離脱りだつ体験たいけんしたことがないひとよりも、体験たいけんしたことがあるひとほう空想くうそう傾向けいこうえい: Fantasy proneness)がたかいことがしめされた[67]。そのデータは、いくつかのケースにおいてOBEと「空想くうそうしがちな性格せいかく」(えい: Fantasy prone personality略称りゃくしょう: FPP)との関連かんれんしめしている[68]。167にん参加さんかしゃ対象たいしょうにしたケーススタディでは、体外たいがい離脱りだつ体験たいけんしたと主張しゅちょうするひとは「より空想くうそうふけりがちで、ちょうつね現象げんしょうつよしんじており、身体しんたい表現ひょうげんせい解離かいりえい: Somatoform dissociation)がおおきい」ことが判明はんめいした[69]。それらのケーススタディからの研究けんきゅうは、OBEが認知にんち-知覚ちかくてきスキゾタイピー英語えいごばん関連かんれんしていることも示唆しさしている。[70]

Terence Hines(2003)は、自然しぜん発生はっせいてき体外たいがい離脱りだつ体験たいけんのうへの人工じんこうてき刺激しげきにより生成せいせいできることから、一時いちじてきわずかなのう損傷そんしょうによってこされている可能かのうせいがあり、たましい(またはれいたいでもなんでも)が実際じっさい個人こじん身体しんたいからはなれていっているわけではないことをつよ示唆しさしている[71]神経しんけいがくてきおよび神経しんけい認知にんちてきデータの研究けんきゅうレビュー(Bünning & Blanke, 2005)では、OBEは「がわあたま頭頂とうちょう接合せつごうにおけるていつぎ感覚かんかく統合とうごう英語えいごばん機能きのうてき崩壊ほうかいおよび高次こうじ自己じこプロセシングの機能きのうてき崩壊ほうかい」によるものとされている[72]一部いちぶ科学かがくしゃは、OBEは視覚しかく信号しんごう触覚しょっかく信号しんごう不一致ふいっち結果けっかではないかとうたがっている。[73][74]

Richard Wiseman(2011)は、OBE研究けんきゅうでは心理しんりがくてき説明せつめいつけることに焦点しょうてんてられており、「体外たいがい離脱りだつ体験たいけんちょうつね現象げんしょうではなく、霊魂れいこんがあるという証拠しょうこ提供ていきょうしない。そのわりに、あなたののうからだ日々ひびはたらきにかんするはるかに注目ちゅうもくすべきなにかをあきらかにする」とべた[75]。Jason Braithwaite(2011)とその同僚どうりょうによっておこなわれた研究けんきゅうは、OBEを「がわあたま神経しんけい不安定ふあんていせいおよび身体しんたい感覚かんかくにおけるエラー」に関連付かんれんづけた[76][77]。Braithwaite et al.(2013)は、「現在げんざい支配しはいてき見解けんかいは、感覚かんかく統合とうごう過程かてい一時いちじてき混乱こんらんによりOBEが発生はっせいするということである」と報告ほうこくした。[78]

ちょうつね現象げんしょう[編集へんしゅう]

ちょう心理しんりがく神秘しんぴがく分野ぶんやかんする作家さっかは、体外たいがい離脱りだつ心理しんりがくてきなものではなく、たましい精神せいしん、またはほろ細身ほそみ英語えいごばん実際じっさいからだからはなれてとおくの場所ばしょおとずれるものであるとしるしている。そのようなものを名称めいしょう様々さまざまであり、日本にっぽんでは生霊いきりょう近代きんだいヨーロッパでのかみ智学ちがく人智じんちがく儀式ぎしき魔術まじゅつ英語えいごばんなどの神秘しんぴがくではアストラルたいエーテルたいなど様々さまざま名称めいしょうばれている。古代こだいインドの聖典せいてんでは、そのような意識いしき状態じょうたいトゥリヤ英語えいごばん: तुरीयえい: Turiya)ともんでおり、心身しんしんじゅうせいから自己じこ解放かいほうするようなふかヨーガおよび瞑想めいそうによって達成たっせいすることができるとされる。そのさい肉体にくたいはなたびするからだは、ヴィギャン・デヒ(ヒンディー: विज्ञानं देहिえい: Vigyan dehi)とばれており、意図いとてき肉体にくたいはなれたり、またもどってたりすることができる。体外たいがい離脱りだつ体験たいけんは、ヴィクトリアあさ時代じだい心霊しんれい主義しゅぎ文学ぶんがくで「透視とうし旅行りょこう」(えい: Travelling clairvoyance)としてられていた。心理しんりがく研究けんきゅうしゃフレデリック・マイヤースは、OBEを「精神せいしんてきしょう旅行りょこう」(えい: Psychical excursion)とんでいた[79]。OBEのうたがいがある事例じれい説明せつめいおこなった初期しょき研究けんきゅうは、1886ねん心理しんりがく研究けんきゅうしゃエドマンド・ガーニーフレデリック・マイヤースおよびフランク・ポドモアによって出版しゅっぱんされたかんからる『Phantasms of the Living』だった。このほん報告ほうこく事例じれいのほとんどすべてが裏付うらづけにとぼしく証拠しょうこいた実証じっしょうだったため、科学かがくかいによってはげしく批判ひはんされた。[80][81]

19世紀せいきRobert Blairによるポエム『The Grave』でえがかれたたましい肉体にくたいからはなれる様子ようすのイラスト。

かみ智学ちがくものArthur Powell(1927)は、OBEのほろ細身ほそみ理論りろん提唱ていしょうした初期しょき著者ちょしゃだった[82]Sylvan Muldoon(1936)は、OBEを説明せつめいするためにエーテルたい概念がいねん採用さいようした[83]ちょう能力のうりょく研究けんきゅうしゃErnesto Bozzano(1938)は、まれ状況じょうきょうにおいてエーテルたい肉体にくたいから解放かいほうされるというバイロケーション観点かんてんから同様どうよう見解けんかい支持しじしていた[84]ほろ細身ほそみ理論りろんは、Ralph Shirley(1938)、Benjamin Walker(1977)、Douglas Baker(1979)などのオカルト作家さっかによっても支持しじされていた[85]。James Baker(1954)は、OBEちゅうには精神せいしんたいが「宇宙うちゅうあいだ領域りょういき」(えい: Intercosmic region)にはいるとしるした[86]。Robert Crookallはおおくの出版しゅっぱんぶつでOBEのほろ細身ほそみ理論りろん支持しじした。[87][88]

OBEにかんするちょうつね現象げんしょうてき解釈かいしゃくは、すべてのちょう心理しんりがく研究けんきゅうしゃによって支持しじされているわけではない。Gardner Murphy(1961)は、「(OBEは)既知きち一般いっぱんてき心理しんりがく領域りょういきからそれほどとおくなく、ちょうつね現象げんしょうたよることのない理解りかいがますますすすはじめている」とべた。[89]

1970年代ねんだいKarlis Osisちょう能力のうりょくしゃのAlex TanousとともおおくのOBE実験じっけんおこなった。一連いちれん実験じっけんでは、OBE状態じょうたいのときに遠隔えんかく設置せっちされた着色ちゃくしょくしたターゲットを特定とくていするようTanousに依頼いらいされ、Osisは197けんこころみのうち114けん的中てきちゅうしたと報告ほうこくした。しかし、対照たいしょう実験じっけん批判ひはんされており、スーザン・ブラックモアによると108けん偶然ぐうぜんであると予想よそうされるため、最終さいしゅうてき結果けっかとく重要じゅうようではない。ブラックモアは、その結果けっかは「OBEでの正確せいかく知覚ちかく証拠しょうこ」を提供ていきょうしないとべた。[90]

1977ねん4がつハーバービュー医療いりょうセンター英語えいごばんのマリアという患者かんじゃが、体外たいがい離脱りだつ体験たいけんたいそとおよび病院びょういんそとかんでいったとうったえた。マリアはのちに「離脱りだつちゅう建物たてもの北側きたがわの3かいにあるまどだいテニスシューズかれているのをた」とソーシャルワーカーのKimberly Clarkへつたえた。Clarkが建物たてものきたとうまどそとると本当ほんとうにテニスシューズがかれていたという。Clarkはこの出来事できごとについて1984ねん公開こうかいした。それ以来いらい、この出来事できごと精神せいしん肉体にくたいはなれる証拠しょうことして、おおくのちょうつね現象げんしょう関連かんれん書籍しょせき紹介しょうかいされている。[91][92]

1996ねん、Hayden EbbernとSean Mulligan、およびBarry Beyersteinはその医療いりょうセンターをおとずれ、その出来事できごとについて調査ちょうさした。かれらがテニスシューズをおなだいいたところ、くつ建物たてものなかからえており、ベッドによこたわっている患者かんじゃから容易ようい観測かんそくできることを発見はっけんした。かれらはまた、そのくつ建物たてものそとからも容易よういつけられることを発見はっけんし、マリアがさん日間にちかん入院にゅういんちゅうにそれについての会話かいわいており、それが彼女かのじょ体外たいがい離脱りだつ体験たいけんまれた可能かのうせい示唆しさした。かれらは、ちょうつねてき説明せつめいもとめている体外たいがい離脱りだつ研究けんきゅうしゃから「マリアの物語ものがたりたん素朴そぼくさと希望きぼうてき観測かんそくちからあきらかにしているにぎない」と結論けつろんけた[93]。Clarkはそれが発生はっせいしてから7年間ねんかんその事例じれい説明せつめい公表こうひょうせず、そのはなし疑問ぎもんげかけていた。リチャード・ワイズマンは、この物語ものがたりちょうつね現象げんしょう証拠しょうこではないにもかかわらず「事実じじつ確認かくにんおこたったか、読者どくしゃにストーリーの懐疑かいぎてき側面そくめん提示ていじすることをいとった作家さっからによって延々えんえんかえされてきた」とべた。[92]

これ以降いこう、このケースは「臨死りんし体験たいけんちゅう外部がいぶ情報じょうほう正確せいかく知覚ちかくできるという主張しゅちょう」がどれほど誇張こちょうされているかという根拠こんきょとしてもちいられるようになった[94]。Clarkはべつ論文ろんぶんで、これらの「物語ものがたり信用しんようきずつけようとするこころみ」はあなだらけであるとべ、反論はんろんおこなった[95]ほかにも、「臨死りんし体験たいけんちゅう幽体ゆうたい離脱りだつ」では、外部がいぶ情報じょうほう正確せいかく認識にんしきできたというれい多数たすう報告ほうこくされている。(くわしくは臨死りんし体験たいけん参照さんしょう)

「あの」をしんじる医師いしであるシャルボニエは124けん体外たいがい離脱りだつ事例じれいのデータを収集しゅうしゅうした。それによると体外たいがい離脱りだつの92%が仰向あおむけの状態じょうたいき、96%がふかいリラックス状態じょうたいとききたという。また体外たいがい離脱りだつ体験たいけんしゃは「自分じぶん肉体にくたい宿やどった精神せいしんである」という確信かくしんいだき、絶対ぜったいてきなさなくなる傾向けいこうにあることを指摘してきしている。[96]

研究けんきゅう[編集へんしゅう]

初期しょきのOBE事例じれい収集しゅうしゅうは、Ernesto Bozzano(イタリア)とRobert Crookall(イギリス)によっておこなわれた。Crookallは心霊しんれい主義しゅぎてき立場たちばからこの対象たいしょうにアプローチし、おもに『サイキック・ニュース』などのスピリチュアリストの新聞しんぶんから事例じれい収集しゅうしゅうしたが、様々さまざま方法ほうほうかれ結果けっかバイアスをかけることとなった。たとえば、かれ被験者ひけんしゃ大半たいはん肉体にくたいと(それを観測かんそくしている)もうひとつのからだとをつなひもたと報告ほうこくしていた。一方いっぽう、Greenは彼女かのじょ被験者ひけんしゃの4%以下いかがこのたねのものに気付きづき、やく80%が「身体しんたいされた意識いしき」であり、まったくからだがないとかんじていたと報告ほうこくした。

OBEにかんする最初さいしょ広範こうはん科学かがくてき研究けんきゅうはCelia Green(1968)によっておこなわれた[97]彼女かのじょは、主流しゅりゅうメディアによる要請ようせいによりあつめられた合計ごうけい400めい被験者ひけんしゃから書面しょめんによる直接ちょくせつ報告ほうこく収集しゅうしゅうし、そのあとにアンケートをおこなった。彼女かのじょ目的もくてきは、たん異常いじょう知覚ちかく体験たいけんまたは幻覚げんかくであるとられていた様々さまざま種類しゅるいのOBEの分類ぶんるいほう提供ていきょうすることであった。一方いっぽうで、いくつかのケースではちょう感覚かんかくてき知覚ちかく(ESP)によって生起せいきされた情報じょうほうふくまれている可能かのうせいがあるという疑問ぎもんのこされた。

International Academy of Consciousnessによる世界せかいてき調査ちょうさ[編集へんしゅう]

1999ねん、バルセロナで開催かいさいされた国際こくさい意識いしき研究けんきゅうフォーラム(えい: International Forum of Consciousness Research)にて、専門せんもん研究けんきゅうしゃのWagner AlegrettiとNanci Trivellatoが体外たいがい離脱りだつ体験たいけんかんするオンライン調査ちょうさ暫定ざんていてき調査ちょうさ結果けっか発表はっぴょうした。このテーマに関心かんしんつインターネットユーザーに回答かいとうしてもらったため、一般いっぱん集団しゅうだん代表だいひょうするサンプルではない。[98]

最初さいしょの1,185にん回答かいとうしゃのうち、1,007にん(85%)がOBEを経験けいけんしたと回答かいとうした。37%が2~10かいのOBEを経験けいけんしたと主張しゅちょうした。5.5%が100かい以上いじょうそのような経験けいけんをしたと主張しゅちょうした。OBEを報告ほうこくしたひとの45%は、特定とくてい手法しゅほう使用しようすることにより、すくなくともいちかい、OBEへの誘導ゆうどう成功せいこうしたとべた。OBEを体験たいけんしたと主張しゅちょうするひとの62%は、物理ぶつりてき飛行ひこうたのしんだことも報告ほうこくした。40%が自己じこバイロケーション現象げんしょう(i.e. 体外たいがいから自己じこ肉体にくたいる)を経験けいけんしたと報告ほうこくし、38%が自己じこ透過とうかせいかべなどの物体ぶったい通過つうかする)を経験けいけんしたと主張しゅちょうした。OBEに関連かんれんしてもっとおお報告ほうこくされている感覚かんかくは、落下らっか浮遊ふゆう反発はんぱつ(e.g. Myoclonia, 間代まだいせい痙攣けいれん手足てあしのジャーキング、ジャーキングによる覚醒かくせい)、沈没ちんぼつ無力むりょくかん茫然ぼうぜん自失じしつ)、頭蓋とうがいない音声おんせい、うずき、透視とうし振動しんどう、および静寂せいじゃくである。

OBEに関連かんれんするべつ報告ほうこくされた一般いっぱんてき感覚かんかくは、睡眠すいみん麻痺まひ一般いっぱんてき特徴とくちょうである一時いちじてきまたは投影とうえいてきカタレプシーであった。睡眠すいみん麻痺まひとOBEの相関そうかん関係かんけいは、2007ねんケンタッキけんたっき大学だいがくのKevin Nelsonとかれ同僚どうりょうが『Neurology』で発表はっぴょうしたOut-of-Body Experience and Arousal studyによって裏付うらづけられた[99]。その研究けんきゅうでは、体外たいがい離脱りだつ経験けいけんがあるひと睡眠すいみん麻痺まひになりやすいことが判明はんめいした[100]

また注目ちゅうもくあたいするのは、さらなる相関そうかん関係かんけいしめしているWaterloo Unusual Sleep Experiences Questionnaire[101]である。

Miss Zの研究けんきゅう[編集へんしゅう]

1968ねんCharles Tartかれ睡眠すいみん研究けんきゅうしつでMiss Zとしてられる被験者ひけんしゃ対象たいしょうよんわたってOBE実験じっけんおこなった。被験者ひけんしゃには脳波のうはけいけられ、けた数字すうじかれたかみ彼女かのじょのベッドのうえにあるたなかれた。彼女かのじょ最初さいしょさんでは数字すうじたとうったえなかったが、最後さいごよるには正確せいかく数字すうじつたえた[102][103]心理しんり学者がくしゃJames Alcockは、不適切ふてきせつなコントロールかれていたこの実験じっけん批判ひはんし、ビデオカメラ被験者ひけんしゃ視覚しかくてきかんしなかったことを批判ひはんした[104]マーティン・ガードナーは、この実験じっけんはOBEの証拠しょうこではないとしるしており、「Tartが観察かんさつまどうしろで居眠いねむりをしているすきに、Miss Zはたん電極でんきょくはずさずにベッドじょうがり、数字すうじのぞたのだろう」とべた[105]。スーザン・ブラックモアは「もしMiss Zがとうとしたのなら、脳波のうはけい干渉かんしょうパターンをしめしたはずである。そして、それはまさに脳波のうはけいしめしたものだった」とべた。[106]

神経しんけいがくとOBEさま体験たいけん[編集へんしゅう]

OBEの一部いちぶには、いくつかの生理学せいりがくてき説明せつめいがある。OBEさま体験たいけんのう刺激しげきによって誘発ゆうはつされ、右側みぎがわめん上側うわがわあたまかい後部こうぶへの刺激しげきによっても誘発ゆうはつされる[107]。また、ポジトロン断層だんそうほうもこの刺激しげき影響えいきょうけるのう領域りょういき特定とくていするために使用しようされている。「OBEさま」(えい: OBE-like)という用語ようご使つかわれているのは、それらの実験じっけん説明せつめいされた体験たいけんは、以前いぜんにOBEを経験けいけんしたことのない被験者ひけんしゃによる説明せつめいだったか、もしくは通常つうじょうのOBE体験たいけん明瞭めいりょうせいないしはいくふんかの詳細しょうさい欠如けつじょしていたためである。したがって、それらの被験者ひけんしゃ実験じっけんてき誘発ゆうはつされたOBEの信憑しんぴょうせい主張しゅちょうするのに適任てきにんであるとされなかった。

イギリスの心理しんり学者がくしゃスーザン・ブラックモアなどは、意識いしきたもちながらからだからの感覚かんかく入力にゅうりょく途絶とだえたさいにOBEがはじまることを示唆しさしている[108]。そのさいひとからだっているという錯覚さっかくいだくが、もはやその知覚ちかく感覚かんかくから生起せいきされていない。そのとき知覚ちかくされる世界せかいは、そのひと普段ふだんきているあいだ世界せかいているかもしれないが、どちらにせよその知覚ちかく感覚かんかく器官きかんによってもたらされているわけではない。感覚かんかくからの情報じょうほう欠如けつじょしていても、完全かんぜん説得せっとくりょく世界せかいつくのう能力のうりょくによって明瞭めいりょう身体しんたい世界せかいつくられる。我々われわれ毎晩まいばん、このプロセスをゆめというかたちたりにするが、OBEは明晰めいせきゆめよりもはるかに明晰めいせきであるとわれている。

Irwin[109]は、覚醒かくせい非常ひじょうたかいかひくいときにOBEが発生はっせいしているようにえると指摘してきした。たとえば、Green[110]はOBEを報告ほうこくした176にん被験者ひけんしゃのうち4ぶんの3が体験たいけんよこたわっており、これらの12%が開始かいしねむっていたとかんがえられることを発見はっけんした。対照たいしょうてきに、ごく少数しょうすうのケースでは登山とざんちゅう転落てんらく交通こうつう事故じこ、および出産しゅっさんなどの非常ひじょう覚醒かくせいたか条件下じょうけんか発生はっせいしていた。McCreery[111][112]は、このパラドックスは極端きょくたんなストレスや覚醒かくせいたいする反応はんのうとして睡眠すいみん付随ふずいして発生はっせいすることを参考さんこうにすることによって説明せつめい可能かのうかもしれないと提案ていあんした[113]かれは、リラックスと覚醒かくせい両方りょうほう条件下じょうけんかにおけるOBEは「白昼夢はくちゅうむ」のいち形態けいたい、または覚醒かくせい意識いしきはいステージIの睡眠すいみんへの侵入しんにゅうあらわしていると提案ていあんした。

Olaf Blankeによる研究けんきゅう[編集へんしゅう]

スイス連邦れんぽう工科こうか大学だいがくのOlaf Blankeによる研究けんきゅうは、右脳うのうがわあたま頭頂とうちょう接合せつごうえい: Temporal-parietal junction略称りゃくしょう: TPJ)を刺激しげきすることにより、OBEとすこている体験たいけん確実かくじつ誘発ゆうはつ可能かのうであることを発見はっけんした。スイスでのBlankeと共同きょうどう研究けんきゅうしゃによる研究けんきゅうは、rTPJ領域りょういき損傷そんしょうとの確実かくじつ関連かんれんせい[114]と、てんかん患者かんじゃのこの領域りょういきへの電気でんき刺激しげき確実かくじつ誘発ゆうはつされることをしめすことにより、OBEの神経しんけい基盤きばん調査ちょうさした[115]。その誘発ゆうはつされた体験たいけんには被験者ひけんしゃうであし変化へんか複雑ふくざつからだせい感覚かんかく反応はんのう)、および全身ぜんしん置換ちかん前庭ぜんてい反応はんのう)がふくまれる可能かのうせいがある。[116][117]

Blankeと共同きょうどう研究けんきゅうしゃは、神経しんけいがくてき正常せいじょう被験者ひけんしゃにおいて、おな場所ばしょにいる自己じこ身体しんたい意識いしき体験たいけんはTPJにおける感覚かんかく統合とうごう英語えいごばん依存いぞんすることをしめした。事象じしょう関連かんれん電位でんい使用しようして、健康けんこう被験者ひけんしゃ自然しぜん発生はっせいてきOBEを経験けいけんした人々ひとびとよって一般いっぱんてき報告ほうこくされる位置いちおよび視覚しかくてき眺望ちょうぼう自分じぶんがいると想像そうぞうしたさいに、刺激しげき開始かいしから330~400msにTPJの選択せんたくてき活性かっせいこることをしめした。おな被験者ひけんしゃにおけるけい頭蓋とうがい磁気じき刺激しげきほうは、被験者ひけんしゃ身体しんたい精神せいしんてき変容へんよう障害しょうがいした。部位ぶいへの刺激しげき外部がいぶ物体ぶったい想像そうぞうじょう空間くうかんてき変化へんかではそのような効果こうかられなかった。これは、自己じこ身体しんたい心的しんてきイメージにおけるTPJの選択せんたくてき影響えいきょう示唆しさしている。[118]

つづ研究けんきゅう(Arzy et al., 2006)では、のう活性かっせい場所ばしょおよびタイミングは、心的しんてきイメージが心的しんてき身体しんたいされた自己じこ位置いち実行じっこうされるかどうかに依存いぞんすることがしめされた。被験者ひけんしゃ身体しんたいされた位置いち心的しんてきイメージを実行じっこうするとそと線条せんじょう身体しんたい領域りょういきえい: Extrastriate Body Area略称りゃくしょう: EBA)が活性かっせいしたが、被験者ひけんしゃがOBEで報告ほうこくされているように身体しんたいされていない位置いち心的しんてきイメージを実行じっこうしたさいにはTPJ領域りょういき活性かっせいした。これらのデータは、EBAとTPJにおいて分布ぶんぷしたのう活動かつどうとそのタイミングが、体内たいないでの身体しんたいされ空間くうかんてき位置いちする自己じこ符号ふごう重要じゅうようであることをしめしている。[119]

したがって、Blankeとかれ同僚どうりょうは、rTPJ領域りょういき自己じこ空間くうかんてき位置いち感覚かんかくにとって重要じゅうようであり、正常せいじょうなプロセスが失敗しっぱいするとOBEが発生はっせいすると提案ていあんしている。[120]

2007ねん8がつ、Blankeの研究けんきゅうしつは、仮想かそう現実げんじつにおける視覚しかく-からだせい感覚かんかく競合きょうごう自己じこ身体しんたいとの空間くうかんてき統合とうごう阻害そがいする可能かのうせいがあることをしめ研究けんきゅうを『サイエンス』に発表はっぴょうした。感覚かんかく競合きょうごうさい被験者ひけんしゃ自分じぶんまえにある仮想かそうたい自分じぶん身体しんたいであるかのようにかんじ、身体しんたい境界きょうかいがいにある仮想かそうたいへと自己じこあやまって局在きょくざいした。これは、空間くうかんてき統合とうごう身体しんたいてき自意識じいしき実験じっけんてき研究けんきゅう可能かのうであり、身体しんたい情報じょうほう感覚かんかく統合とうごう過程かていとその認知にんち過程かていもとづいていることをしめしている。[121]

Henrik Ehrssonによる研究けんきゅう[編集へんしゅう]

2007ねん8がつユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンにあるInstitute of NeurologyのHenrik Ehrsson(現在げんざいはスウェーデンのカロリンスカ研究所けんきゅうじょ)は、健康けんこう被験者ひけんしゃにおいて体外たいがい離脱りだつ誘発ゆうはつしたとする最初さいしょ実験じっけんてき方法ほうほうを『サイエンス』に発表はっぴょうした。実験じっけん内容ないよう以下いかとおりである:

被験者ひけんしゃヘッドマウントディスプレイ装着そうちゃくして着席ちゃくせきした。これには両目りょうめおおふたつのちいさな画面がめんがあり、被験者ひけんしゃ頭部とうぶから2メートル後方こうほう設置せっちされた2だいのビデオカメラからのライブ映像えいぞううつされている。ひだりのビデオカメラからの映像えいぞう左目ひだりめのディスプレイに表示ひょうじされ、みぎのビデオカメラからの映像えいぞう右目みぎめのディスプレイに表示ひょうじされる。被験者ひけんしゃは、これらのをひとつの「立体りったい」(3D)画像がぞうなすため、背後はいごすわっているひと視点してん自分じぶん背中せなかる。

つぎに、研究けんきゅうしゃ被験者ひけんしゃはたち、ほんのプラスチックぼう使用しようして、被験者ひけんしゃからはえない実際じっさい胸部きょうぶとカメラの視点してん真下ました位置いちする仮想かそうてき身体しんたい胸部きょうぶ同時どうじれた。

被験者ひけんしゃは、実際じっさい自分じぶん身体しんたい背後はいごすわってその位置いちからその様子ようすているかのような体験たいけんをしたことを確認かくにんした。[73][122]

批評ひひょうおよび実験じっけんしゃ自身じしんは、この研究けんきゅうが「本格ほんかくてきな」OBEの再現さいげんいたらなかったことに注意ちゅういしている。体外たいがい浮遊ふゆうする感覚かんかく誘発ゆうはつした以前いぜん実験じっけん同様どうように、Ehrssonの研究けんきゅうのう機能きのう不全ふぜんがどのようにしてOBEをこす可能かのうせいがあるのかを説明せつめいしていない。本質ほんしつてきには、Ehrssonは「覚醒かくせいちゅうひと肉体にくたいそとから自分じぶんる」というOBEの定義ていぎ適合てきごうする錯覚さっかくつくした。[123]

蘇生そせいちゅうアウェアネス研究けんきゅう[編集へんしゅう]

2001ねんSam Parniaとその同僚どうりょうは、天井てんじょうからるされたボードのゆかからはえないめん図形ずけいえがくことによって体外たいがい離脱りだつ主張しゅちょう調査ちょうさした。Parniaは、「蘇生そせいちゅうからだはなれて天井てんじょうちかくにったと主張しゅちょうするひとは、それらの目標もくひょう識別しきべつすることが期待きたいされる。しかし、そのような知覚ちかく心理しんりがくてきなものであった場合ばあい目標もくひょう識別しきべつされることはあきらかに期待きたいされない」とべた[124]。Parniaの研究けんきゅう調しらべた哲学てつがくしゃのKeith Augustineは、すべての目標もくひょう識別しきべつ実験じっけん否定ひていてき結果けっかをもたらしたとしるした[125][126]心理しんり学者がくしゃChris Frenchは、「残念ざんねんながら、やや定型ていけいてきではあるが、このサンプルの生存せいぞんしゃだれもOBEを経験けいけんしていない」としるした。[127]

2008ねんあき英国えいこく米国べいこくの25の病院びょういんは、Sam Parniaとサウサンプトン大学だいがくによって調整ちょうせいされたAWAREスタディ(AWAreness during REsuscitation)としてられる研究けんきゅうへの参加さんか開始かいしした。オランダのPim van Lommelによる研究けんきゅうつづいて、この研究けんきゅう目的もくてきは1,500めいしん停止ていし生存せいぞんしゃ臨死りんし体験たいけん調査ちょうさし、心拍しんぱくのう活動かつどうのない人々ひとびと記録きろく可能かのう体外たいがい離脱りだつおこなえるかどうかを判断はんだんすることであった[128]研究けんきゅう一環いっかんとして、Parniaとその同僚どうりょうは、たなかれたうえからしかえないかくされた目標もくひょう使用しようすることにより、体外たいがい離脱りだつ主張しゅちょう調査ちょうさした[128]。Parniaは、「だれもその写真しゃしんることがなかった場合ばあい、それらの体験たいけん錯覚さっかく虚偽きょぎ記憶きおくであることをしめしている」とべた。[128]

2014ねん、Parniaは研究けんきゅうだいいち段階だんかい完了かんりょうし、その結果けっか医学いがく雑誌ざっし掲載けいさいされるための査読さどくけているという声明せいめいした[129]。2013ねん11月に開催かいさいされたアメリカ心臓しんぞう協会きょうかい会議かいぎでの研究けんきゅう結果けっかかんするParniaの初期しょき報告ほうこくによると、視界しかいがい設置せっちされた画像がぞう被験者ひけんしゃ一人ひとりもいなかった。152にん被験者ひけんしゃのうち、視覚しかくてき体験たいけん報告ほうこくしたのはにんだけであり、そのうち一人ひとり検証けんしょう可能かのう出来事できごと説明せつめいした(もう一人ひとり詳細しょうさい取材しゅざいまえ病状びょうじょう悪化あっかしたため)[130]。そのふたつの臨死りんし体験たいけんは、「視覚しかくてき目標もくひょう設置せっちされていない」エリアで発生はっせいした。[131]

2014ねん10がつ6にち研究けんきゅう結果けっかが『Resuscitation』掲載けいさいされた。蘇生そせい成功せいこうしたのちでもほとんどが死亡しぼうあるいはじゅうあつしであったなか、しん停止ていし患者かんじゃの20%未満みまん取材しゅざいけることができた。アウェアネス報告ほうこく取材しゅざいけたひとのうち、46%が一般いっぱんてき使用しようされているNDEの表現ひょうげんとは矛盾むじゅんするかんする精神せいしんてき記憶きおく経験けいけんした。これらにはおそろしい苦痛くつうてき体験たいけんふくまれていた。NDEと互換ごかんせいのある経験けいけんは9%のみで、「たり」「いたり」する出来事できごと鮮明せんめいおもせるOBEと互換ごかんせいのある完全かんぜんアウェアネスしめしたのは2%であった。こころ停止ていしちゅう聴覚ちょうかく刺激しげき使用しようして、ひとつのケースの検証けんしょうおよび時間じかん計測けいそくおこなわれた[132]Caroline Wattによると、「Parniaが報告ほうこく可能かのうだった"検証けんしょう可能かのう意識いしきてきアウェアネスの期間きかん"は、この目標もくひょうテストとは関係かんけいなかった。むしろ、被験者ひけんしゃによって蘇生そせいちゅう出来事できごと正確せいかくおもわれる報告ほうこくあたえられた。かれ写真しゃしん識別しきべつせず、じょほそどうのノイズについて説明せつめいした。しかし、救急きゅうきゅう処置しょちしつなにおこなわれるかについては、おおくのひとがテレビで蘇生そせい再現さいげんることによってっているので、あまり印象いんしょうてきなものではない」[133][134]。ただし、OBEが発生はっせいした部屋へやにはだれもいなかったため、かれかくされた目標もくひょうについて説明せつめいすることは不可能ふかのうであった。また、かれ蘇生そせい参加さんかした医師いしのその正確せいかく識別しきべつおよび説明せつめいなど、かれ証言しょうげんのこりの部分ぶぶん非常ひじょう正確せいかくだった。

AWAREスタディII[編集へんしゅう]

2016ねん5がつ時点じてんでは、UK Clinical Trials Gatewayのウェブサイトの投稿とうこうによると、AWARE IIは年間ねんかん施設しせつ観察かんさつ研究けんきゅうで、900~1,500めいしん停止ていし経験けいけんした患者かんじゃ募集ぼしゅうされており、2014ねん8がつ1にち開始かいしし2017ねん5がつ31にちわる予定よていである[135]。この研究けんきゅうのち延長えんちょうされ、2020ねんわる見込みこみである。[136]

Smith & Messier[編集へんしゅう]

2014ねん自分じぶん意志いし自由じゆう体外たいがい離脱りだつこせる女性じょせいかんするのう機能きのうイメージングによる研究けんきゅう報告ほうこくされた。彼女かのじょは、子供こどもころにゅうねむり障害しょうがい関連かんれんしてその能力のうりょく発達はったつしたことを報告ほうこくした。彼女かのじょのOBEは成人せいじんまでつづいたが、頻度ひんど低下ていかした。彼女かのじょは、自分じぶんからだうえ空中くうちゅう回転かいてんしたり、たいらによこたわったり、水平面すいへいめんころがって自分じぶんることができた。彼女かのじょは、ときどきうえからうごいて自分じぶんるが、うごいていない「本物ほんものの」からだ認識にんしきのこっていると報告ほうこくした。被験者ひけんしゃはその体験たいけん関連かんれんする特定とくてい感情かんじょうはないと報告ほうこくした。「報告ほうこくされた体外たいがい体験たいけんえい: Extra-corporeal experience略称りゃくしょう: ECE)に関連かんれんするのう機能きのう変化へんかは、Motor Imageryで観測かんそくされたものとはことなっていた。活性かっせいおも左側ひだりがわ補足ほそく運動うんどうえん上回うわまわおよび後部こうぶ上側うわがわあたまかい関連かんれんするかたち発生はっせいし、後者こうしゃふたつは体外たいがい離脱りだつ体験たいけん関連かんれんしているがわあたま頭頂とうちょう接合せつごうかさなっている。また、小脳しょうのうはECEちゅう運動うんどうかんする被験者ひけんしゃ印象いんしょう報告ほうこく一致いっちする活性かっせいしめした。また、行動こうどうモニタリングに関連かんれんすることがおお領域りょういきであるひだり中部ちゅうぶおよび上前うわまえ眼窩がんかかい活性かっせいられた。」[137]

OBE訓練くんれん研究けんきゅう施設しせつ[編集へんしゅう]

モンロー研究所けんきゅうじょのナンシー・ペン・センターは、体外たいがい離脱りだつ誘導ゆうどうとくした施設しせつである。ブラジルにあるThe Center for Higher Studies of the Consciousnessは、もうひとつのだい規模きぼなOBE訓練くんれん施設しせつである。Olaf BlankeのLaboratory of Cognitive Neuroscienceは、OBE研究けんきゅうんでいることで有名ゆうめい研究けんきゅうしつとなった。[138]

アストラル投射とうしゃ[編集へんしゅう]

アストラル投射とうしゃ体外たいがい離脱りだつ体験たいけんちょうつね現象げんしょうてき解釈かいしゃくであり、ひと以上いじょう物質ぶっしつてき世界せかい肉体にくたいえて関連かんれんするからだ存在そんざい措定そていしている。そのような世界せかいは、一般いっぱんてきアストラルかいエーテルかい、または霊界れいかいなどとばれる。アストラル投射とうしゃは、アストラルたいまたはたましいが、アストラルかいまたは霊界れいかいたびするために肉体にくたいはなれるさいによく経験けいけんされる。[139]

MCU映画えいがドクター・ストレンジ」ではこの解釈かいしゃくをもとにしたストーリーが展開てんかいされた。

著名ちょめい体外たいがい離脱りだつ経験けいけんしゃ[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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関連かんれん資料しりょう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]