折原おりはら巳み一郎いちろう

折原おりはら巳み一郎いちろう

折原おりはら 巳み一郎いちろう（おりはら みいちろう、明治めいじ2年ねん8月がつ7日にち（1869年ねん9月12日にち） - 1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）11月13日にち）は、日本にっぽんの内務ないむ官僚かんりょう、政治せいじ家か。政友せいゆう会かい系けい官選かんせん県知事けんちじ、衆議院しゅうぎいん議員ぎいん。

略歴りゃくれき

庄屋しょうや・村長そんちょう・県けん会議かいぎ員いん、折原おりはら逸いつ太郎たろうの長男ちょうなんとして群馬ぐんま県けん邑楽おうら郡ぐんに生うまれる。第一高等学校だいちこうとうがっこうを経へて、1896年ねんに帝国ていこく大学だいがく法科ほうか大学だいがくを卒業そつぎょう。内務省ないむしょうに入はいり警保局きょく属ぞくに任官にんかんし戸籍こせき課かに配属はいぞく。同年どうねん12月がつ、文官ぶんかん高等こうとう試験しけん行政ぎょうせい科か試験しけんに合格ごうかく。

1897年ねん、愛媛えひめ県けん参事官さんじかんとなり、以後いご、静岡しずおか県けん・和歌山わかやま県けんの各かく参事官さんじかん、大阪おおさか府ふ第だい三さん部長ぶちょう、滋賀しが県けん事務じむ官かん・第だい一いち部長ぶちょう兼けん第だい三さん部長ぶちょう、福岡ふくおか県けん・兵庫ひょうご県けんの各かく内務ないむ部長ぶちょうなどを歴任れきにん。

1913年ねん6月がつ、奈良なら県けん知事ちじに就任しゅうにん。以後いご、島根しまね県けん知事ちじ、千葉ちば県けん知事ちじ、兵庫ひょうご県知事けんちじを歴任れきにんした。1923年ねん10月に退官たいかん。1924年ねん5月、第だい15回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょに兵庫ひょうご県けん第だい一いち区くで政友せいゆう本ほん党とうから出馬しゅつばし当選とうせん。一期いっき在任ざいにんした。

参考さんこう文献ぶんけん

• 上田うえだ正ただし昭あきら他た『日本人にっぽんじん名めい大だい辞典じてん』講談社こうだんしゃ、2001年ねん。
• 歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい編へん『新編しんぺん日本にっぽんの歴代れきだい知事ちじ』歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい、1991年ねん。
• 衆議院しゅうぎいん・参議院さんぎいん編へん『議会ぎかい制度せいど七なな十じゅう年ねん史し - 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1962年ねん。
• 秦はた郁いく彦編へん『日本にっぽん官僚かんりょう制せい総合そうごう事典じてん：1868 - 2000』東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱん会かい、2001年ねん。