UDトラックス

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日産にっさんディーゼルから転送てんそう
UDトラックス株式会社かぶしきがいしゃ
UD Trucks Corporation
UDトラックス本社ほんしゃ
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
略称りゃくしょう UD
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
362-8523
埼玉さいたまけん上尾あげお大字だいじ壱丁目いっちょうめ1番地ばんち[1]
設立せつりつ 2007ねん1がつ30にち
(エヌエー株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 輸送ゆそうよう機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 8030001043599 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう UDトラックス・ブランドのトラック開発かいはつ製造せいぞう販売はんばい、ボルボ製品せいひん輸入ゆにゅう
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう 伊藤いとう公一こういち
代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 丸山まるやま浩二こうじ[1]
資本しほんきん 775おくえん[1]
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 13かぶ
売上うりあげだか 3278おく3900まんえん
(2023ねん3がつ[2]
営業えいぎょう利益りえき 7おく9300まんえん
(2023ねん3がつ[2]
経常けいじょう利益りえき ▲4おく3300まんえん
(2023ねん3がつ[2]
じゅん利益りえき ▲40おく8500まんえん
(2023ねん3がつ[2]
純資産じゅんしさん 302おく9500まんえん
(2023ねん3がつ[2]
そう資産しさん 3288おく5800まんえん
(2023ねん3がつ[2]
従業じゅうぎょう員数いんずう 6,146めい(2022ねん4がつ現在げんざい[1]
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし いすゞ自動車ずじどうしゃ 100%[3][4]
主要しゅよう子会社こがいしゃ 株式会社かぶしきがいしゃニューメック[1]
UDフィナンシャルサービス株式会社かぶしきがいしゃ[1]
外部がいぶリンク https://www.udtrucks.com/japan/
特記とっき事項じこう
創業そうぎょう1935ねん12月1にち[1]日本にっぽんデイゼル工業こうぎょう)。きゅう会社かいしゃについては#きゅう法人ほうじん参照さんしょう
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主力しゅりょく製品せいひんのQuon(2代目だいめ

UDトラックス株式会社かぶしきがいしゃ(ユーディートラックス)は、日本にっぽん自動車じどうしゃ製造せいぞう会社かいしゃである[1]埼玉さいたまけん上尾あげお本社ほんしゃ[3]いすゞ自動車ずじどうしゃ完全かんぜん子会社こがいしゃトラック専門せんもんとしている[1]ほか、かつてはバス製造せいぞうおこなっていた。

1935ねん安達あだちけんづくりによって日本にっぽんデイゼル工業こうぎょうとして設立せつりつされた。しょうふかし紡績ぼうせきカネボウ)の傘下さんかはいると1942ねんしょうふかしデイゼル工業こうぎょう社名しゃめい変更へんこうした。1946ねんしょうふかし紡績ぼうせきから分社ぶんしゃされ民生みんせい産業さんぎょう社名しゃめい変更へんこう。1950ねん民生みんせい産業さんぎょう大型おおがた商用しょうよう自動車じどうしゃ製造せいぞう部門ぶもん分社ぶんしゃされ、民生みんせいデイゼル工業こうぎょう発足ほっそく民生みんせいデイゼル工業こうぎょう日産自動車にっさんじどうしゃ傘下さんかはいり、1960ねん日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう社名しゃめい変更へんこう。2007ねん日産にっさんからボルボ売却ばいきゃくされ、2010ねん日本にっぽんボルボを吸収きゅうしゅう合併がっぺいするとUDトラックス社名しゃめい変更へんこうした。2020ねんにはボルボからいすゞ自動車ずじどうしゃ買収ばいしゅうした。

なお、日産自動車にっさんじどうしゃ傘下さんかにあったため、春光しゅんこうグループぞくし、春光しゅんこうかい会員かいいん企業きぎょうである。[5]

概要がいよう[編集へんしゅう]

UDマーク (1955〜2009ねん)
UD MINSEIの文字もじがみられる
1955ねん昭和しょうわ30ねん)の広告こうこく

主力しゅりょく商品しょうひん大型おおがたトラックで、トレーラーヘッド国内こくない市場いちば占有せんゆうりつ筆頭ひっとうである。普通ふつうトラック国内こくないシェアは日野自動車ひのじどうしゃいすゞ自動車ずじどうしゃ三菱みつびしふそうトラック・バスについでだい4。いすゞグループもボルボ・ブランド製品せいひん輸入ゆにゅう販売はんばい継続けいぞくし、日本にっぽんにおけるボルボ・トラックスボルボ・ペンタボルボ建設けんせつ機械きかいかく事業じぎょう展開てんかいしている。

国内こくない事業じぎょうとして、大型おおがたトラックの開発かいはつ生産せいさん輸出ゆしゅつ販売はんばい中型ちゅうがた小型こがたトラックの販売はんばい自動車じどうしゃよう部品ぶひん製造せいぞう販売はんばいおこなうとともに、かつて生産せいさんしていたバスの整備せいび補修ほしゅう部品ぶひんなどの販売はんばい継続けいぞくしている[1]海外かいがい事業じぎょうとして、新興しんこうこくけトラック(大型おおがた中型ちゅうがた小型こがた)の開発かいはつ生産せいさん販売はんばい自動車じどうしゃよう部品ぶひん製造せいぞう販売はんばい、トラック・バスの整備せいび補修ほしゅう部品ぶひんなどの販売はんばいおこなっている[1]

きゅう会社かいしゃめい略称りゃくしょう日産にっさんディーゼル」や通称つうしょうの「ニッサンディーゼル」とともに、きゅう社名しゃめい当時とうじから「UD」(ユーディー/ユーデー)の名称めいしょうでもひろしたしまれている[6]

このUDとは、かつてGMしき単流たんりゅう掃気方式ほうしき2サイクルディーゼルエンジンUniflow Scavenging Diesel Engine」を製造せいぞうし、その頭文字かしらもじエンジン商標しょうひょうとしていたことに由来ゆらいする。UDの商標しょうひょうは2サイクルエンジン製造せいぞう終了しゅうりょう継続けいぞくして使用しようされ、現在げんざいはUDを "Ultimate Dependability"(究極きゅうきょく信頼しんらい)の頭文字かしらもじ由来ゆらいするとしている。

きゅう社名しゃめい時代じだいには自動車じどうしゃ業界ぎょうかいないではおもに「」(ニチデ)とりゃくされていた。1972ねんまで大型おおがたバスを、1976ねんまで大型おおがたトラックをそれぞれ製造せいぞうしていた日産自動車にっさんじどうしゃ車種しゃしゅ区分くぶんあきらかにするため、日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょうかい自動車じどうしゃ雑誌ざっしおももちいていた。『鉄道てつどうジャーナルなど一部いちぶでは「日産にっさんディ」の表記ひょうきられる。

運輸うんゆ事業じぎょう現場げんばでは、たんに「日産にっさん」の通称つうしょうもちいられていた[注釈ちゅうしゃく 1]

日産にっさんグループからボルボグループへ[編集へんしゅう]

ボルボグループの協力きょうりょく新興しんこうこくとくして製造せいぞうされるQuester

1999ねんルノー日産自動車にっさんじどうしゃとの資本しほん提携ていけいとき日産にっさんディーゼルへ出資しゅっしして株主かぶぬし名簿めいぼ記載きさい順位じゅんいだい2となり、ルノー指揮しきリストラ進行しんこうした。

2003ねん3月、日産にっさんディーゼルしゃそうのおよそ6わりになっていた富士重工業ふじじゅうこうぎょう伊勢崎いせさき製作所せいさくしょがバス車体しゃたい製造せいぞう事業じぎょうから撤退てったい同年どうねんスバルカスタマイズ工房こうぼうとして独立どくりつ、2011ねんより桐生きりゅう工業こうぎょう伊勢崎いせさき工場こうじょう)。それにともない、バスボディの調達ちょうたつさき西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう集約しゅうやくした。

2005ねん3月、経営けいえい再建さいけん終了しゅうりょうしてルノー所有しょゆう株式かぶしき放出ほうしゅつされ、ふたた日産自動車にっさんじどうしゃ傘下さんかとなった。

2006ねん3月、筆頭ひっとう株主かぶぬし日産自動車にっさんじどうしゃ保有ほゆうする同社どうしゃ株式かぶしきの19パーセントちゅう、13パーセントをスウェーデンのトラックメーカー、ABボルボ売却ばいきゃく同社どうしゃ筆頭ひっとう株主かぶぬしとなった。同年どうねん9がつには、のこる6パーセントもボルボへ売却ばいきゃくされ、日産自動車にっさんじどうしゃとの資本しほん関係かんけい消滅しょうめつした。当時とうじ時点じてんでは「日産にっさんディーゼル」の会社かいしゃめい変更へんこうしないと発表はっぴょうされた。

2007ねん2がつ20日はつか、ボルボは日産にっさんディーゼルの完全かんぜん子会社こがいしゃ目的もくてきとして株式かぶしき公開こうかい買付かいつ実施じっしすると発表はっぴょうし、同社どうしゃ賛同さんどう決議けつぎした。同年どうねん7がつ23にち買付かいつ成立せいりつにともない、東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょ上場じょうじょう廃止はいしした。

2009ねん11月、翌年よくねん1がつ1にちづけ日本にっぽんボルボを吸収きゅうしゅう合併がっぺい[7]日産にっさんディーゼル子会社こがいしゃのクリエイトセンター、ならびにおなじく子会社こがいしゃでシステムブレーンのながれをくむボルボ・インフォメーション・テクノロジー・ジャパン(ボルボITジャパン)も同日どうじつづけ吸収きゅうしゅう合併がっぺいすることを発表はっぴょうした[8]

2010ねん1がつ19にちづけ各紙かくし朝刊ちょうかんで、社名しゃめいを「UDトラックス」へ変更へんこうすると報道ほうどうされた。同年どうねん1がつ26にちに「UDトラックス」への2がつ1にちけでの社名しゃめい変更へんこう正式せいしき発表はっぴょうされ、ブランドも「UDトラックス」に統一とういつされた[9]

2014ねん、ボルボ・グループ・ジャパンと合併がっぺい同社どうしゃ存続そんぞく会社かいしゃとし、商号しょうごうは「UDトラックス」とした[10]

ボルボグループからいすゞグループへ[編集へんしゅう]

2019ねん12月18にちいすゞ自動車ずじどうしゃボルボ・グループとの戦略せんりゃくてき提携ていけい発表はっぴょうされ、UDトラックスはいすゞの傘下さんかとなることが発表はっぴょうされた。いすゞはUDの株式かぶしきをボルボから購入こうにゅうする予定よてい[11]。2020ねん10がつ30にち主要しゅよう株主かぶぬしであるボルボ・グループといすゞ自動車ずじどうしゃあいだ戦略せんりゃくてき提携ていけい正式せいしき締結ていけつされ、2021ねん4がつ1にちまでにいすゞが2,430おくえん同社どうしゃ買収ばいしゅうし、いすゞ傘下さんか企業きぎょうとなった[12][13]

2022ねん5がつには国内こくない営業えいぎょう本部ほんぶをいすゞ自動車ずじどうしゃ本社ほんしゃない移転いてんさせたほか、2023ねん3がつには両社りょうしゃ車種しゃしゅ相互そうご販売はんばい開始かいしする予定よていである[14]

2023ねん4がつには新型しんがたトラクターヘッドをUD・いすゞのりょうチャンネルに投入とうにゅうしたほか、2024ねん以降いこう予定よていされているUD・クオン単車たんしゃけいいすゞ・ギガ単車たんしゃけいのモデルチェンジにさいしても、プラットフォームの共通きょうつうはかられる予定よていである[14]

バス事業じぎょう変遷へんせん[編集へんしゅう]

国内こくない市場いちばでは最終さいしゅう製造せいぞうされていたスペースランナーA(LKG-APけい

バス事業じぎょうかんしては、2007ねんより三菱みつびしふそうトラック・バスとバス製造せいぞう事業じぎょうにおける業務ぎょうむ提携ていけい開始かいし。2007ねん5がつスペースランナーAならびに三菱みつびしふそうがわでのエアロスター-S販売はんばい開始かいし以後いご同社どうしゃとの相互そうごOEM供給きょうきゅう開始かいしされた。

2010ねん1がつ21にち西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう同年どうねん8がつ31にちをもって車体しゃたい製造せいぞう終了しゅうりょうおよび会社かいしゃ解散かいさん決定けっていした(のち解散かいさんは2010ねん10がつ31にち延期えんき)。UDトラックスが西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょうへのバス車体しゃたい製造せいぞう発注はっちゅうったこと理由りゆうであった[15][16]。これをけ、同年どうねん8がつ31にち三菱みつびしふそうとバス事業じぎょうかんする合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ協議きょうぎ開始かいし覚書おぼえがき締結ていけつ相互そうごOEM供給きょうきゅう事実じじつじょう終了しゅうりょうし、UDトラックス販売はんばい車両しゃりょうすべ三菱みつびしふそうからのOEM車種しゃしゅとすることになった。

西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう解散かいさん3にちまえの2010ねん10がつ29にち三菱みつびしふそうとの合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ協議きょうぎりと、相互そうごOEM供給きょうきゅう終了しゅうりょう発表はっぴょうされた[17][18]。この結果けっか自前じまえのバス車体しゃたい製造せいぞう施設しせつ保有ほゆうしていないUDトラックスは、事実じじつじょうバス事業じぎょうから撤退てったいすることになり、2011ねんにはバスの生産せいさん販売はんばい休止きゅうしされた[19]

のちに中国ちゅうごくせいボルボバスの輸入ゆにゅう模索もさくするも、日本にっぽん国内こくない道路どうろ運送うんそう車両しゃりょうほう対応たいおう費用ひよう予測よそくわずに断念だんねんし、完全かんぜん撤退てったいめたと2012ねん9がつほうじられた[19]

現在げんざいバス車両しゃりょうアフターサービス部品ぶひん供給きょうきゅうは、西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう事業じぎょういだ西鉄にしてつ車体しゃたい技術ぎじゅつきゅう社名しゃめい共栄きょうえい車体しゃたい工業こうぎょう)がおこなっている[17][20]

2014ねん3月19にち、ボルボグループは新興しんこうこく市場いちばけの新規しんき開発かいはつバスのブランドとして、「日本にっぽん東南とうなんアジア強固きょうこなブランドりょくゆうしたUD」バスのを「UD Buses」としてもちいると発表はっぴょうしている。当初とうしょインド製造せいぞう販売はんばいし、バンガロールのバス工場こうじょう輸出ゆしゅつハブとする[21]が、日本にっぽん国内こくないでのバス事業じぎょう再開さいかい計画けいかくはないとしている[22]

沿革えんかく[編集へんしゅう]

新旧しんきゅう2法人ほうじんけて記述きじゅつする。

きゅう法人ほうじん[編集へんしゅう]

UDトラックス株式会社かぶしきがいしゃ
UD Trucks Corporation
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう UD
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
362-8523
埼玉さいたまけん上尾あげお大字だいじ壱丁目いっちょうめ1番地ばんち
設立せつりつ 1950ねん5月1にち
民生みんせいデイゼル工業こうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 輸送ゆそうよう機器きき
事業じぎょう内容ないよう UDトラックス・ブランドの大型おおがた中型ちゅうがたトラックの開発かいはつ製造せいぞう販売はんばい、ボルボ製品せいひん輸入ゆにゅう
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう子会社こがいしゃ UDトラックスジャパン
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民生みんせいデイゼル T80Gがた
  • 1950ねん5月1にち - 民生みんせい産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ自動車じどうしゃ部門ぶもん分社ぶんしゃし、民生みんせいデイゼル工業こうぎょう株式会社かぶしきがいしゃとして発足ほっそくする。
  • 1953ねん12月 - 日産自動車にっさんじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ資本しほん参加さんかする。
  • 1955ねん
  • 1960ねん12月 - 日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこう
  • 1971ねん - 本店ほんてん埼玉さいたまけん川口かわぐちからどうけん上尾あげお大字だいじ壱丁目いっちょうめ1番地ばんち移転いてん
  • 1979ねん - 「NISSAN DIESEL」のロゴを変更へんこう同年どうねん登場とうじょうレゾナより採用さいよう(バスは1982ねんより採用さいよう)。
  • 1987ねん - 株式会社かぶしきがいしゃリビングサービス(のちの株式会社かぶしきがいしゃテクサス)を設立せつりつ[25]
  • 1992ねん - 日本にっぽんはつ中型ちゅうがたちょうじゃく路線ろせんバス(JMけい)を西鉄にしてつ北九州きたきゅうしゅうせん廃止はいし代替だいたいバスよう開発かいはつ西日本鉄道にしにっぽんてつどう子会社こがいしゃ西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう共同きょうどう開発かいはつ(1994ねん2がつJPとして正式せいしき発売はつばい)。
  • 1994ねん12月 - 日本にっぽんはつCNGバスを、大型おおがた路線ろせんバスUAけいにおいて試作しさくしゃとして開発かいはつ1996ねん2がつ正式せいしき発売はつばい[26][27]
  • 1995ねん - CI採用さいよう楕円だえんに「UD」とはいったエンブレムが登場とうじょう同時どうじに「NISSAN DIESEL」のロゴをふたた変更へんこう
  • 1996ねん9月26にち - 日本にっぽんはつ車椅子くるまいすスロープ小型こがたワンステップバスRN発売はつばい京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ富士重工業ふじじゅうこうぎょう伊勢崎いせさき事業じぎょうしょ)と共同きょうどう開発かいはつ[28][29][30]
  • 1999ねん - 日本にっぽんはつのCNGノンステップバスを、大型おおがた路線ろせんバスUAけい発売はつばい[27]
  • 2000ねん1がつ - 日産にっさんディーゼル販売はんばい営業えいぎょう譲受ゆずりうけする[24]
  • 2002ねん2がつ - キャブにこう品位ひんい塗装とそうする「純正じゅんせいカスタムペイント」サービスを開始かいしする。
  • 2003ねん
    • 4がつ - しんエンブレム登場とうじょう楕円だえんに「UD」とはいったエンブレムからしんタイプ(「UD」とめるのは共通きょうつうだが、幾何きかがくてきデザインとなった)に変更へんこう
    • 11月3にち - 自動車じどうしゃようとしては世界せかいはつとなる尿素にょうそSCRシステム「FLENDS」を東京とうきょうモーターショーにて発表はっぴょう翌年よくねんクオン搭載とうさいして発売はつばい[31][32]
  • 2004ねん6がつ - 中型ちゅうがたしゃのエンジンをトラックは6がつ、バスは8がつ以降いこう順次じゅんじ日野自動車ひのじどうしゃからのOEMに変更へんこう同社どうしゃ電気でんき重層じゅうそうコンデンサもちいたパラレルハイブリッド方式ほうしきの「キャパシタハイブリッド」技術ぎじゅつ日野ひの供与きょうよする。
  • 2005ねん
    • 尿素にょうそSCRシステム「FLENDS」の開発かいはつにより自動車じどうしゃ技術ぎじゅつかい技術ぎじゅつ開発かいはつしょう受賞じゅしょう[31]
    • 6月13にち - 三菱みつびしふそうトラック・バスとの技術ぎじゅつ提携ていけい発表はっぴょう自社じしゃ開発かいはつ尿素にょうそSCRシステム「FLENDS」にかんする技術ぎじゅつ三菱みつびしふそうにも供与きょうよする。
  • 2006ねん
    • 3月27にち - ABボルボ日産自動車にっさんじどうしゃよりぜん株式かぶしきすうの13パーセントにたる4000まんかぶ取得しゅとくして筆頭ひっとう株主かぶぬしになる。
    • 9月28にち - ボルボが主要しゅよう株主かぶぬしから優先株ゆうせんかぶしき日産自動車にっさんじどうしゃ保有ほゆうざんかぶすべてでぜん株式かぶしきすうやく6パーセントにたる1800まんかぶを、それぞれ取得しゅとく。これにより日産自動車にっさんじどうしゃとの資本しほん関係かんけい消滅しょうめつする。
  • 2007ねん
    • 3月29にち - エヌエー株式会社かぶしきがいしゃ株式かぶしき公開こうかいけを実施じっしし、ぜん株式かぶしきすうの96パーセントにたるやく2おく9せんまんかぶ取得しゅとくして同社どうしゃ親会社おやがいしゃとなる。
    • 5月21にち - 三菱みつびしふそうエアロスター-Sの販売はんばい開始かいしにより、2006ねん7がつ13にち発表はっぴょうされた三菱みつびしふそうトラック・バスとの相互そうごOEM供給きょうきゅう[33]開始かいしされる。大型おおがたノンステップバス中型ちゅうがたバスは同社どうしゃ製造せいぞうして三菱みつびしふそうへ、大型おおがた観光かんこうバスや大型おおがたワンステップバスなどは三菱みつびしふそうから同社どうしゃへ、バスようエンジンも相互そうご供給きょうきゅうする。同時どうじ日野ひのせいエンジンはトラックけのみ採用さいよう継続けいぞくされる。
  • 2008ねん1がつ1にち - 組織そしき再編さいへん一部いちぶ事業じぎょうをボルボグループへ統合とうごう[34]
  • 2009ねん
    • 1がつ1にち - 直系ちょっけい販売はんばい会社かいしゃ日産にっさんディーゼルトラックス(のちのUDトラックスジャパン)に統合とうごう
    • 7がつ1にち - 子会社こがいしゃ日産にっさんディーゼルロジコム株式会社かぶしきがいしゃ合併がっぺい[35]
    • 8がつ31にち - 三菱みつびしふそうトラック・バスとのあいだで、バス事業じぎょうかんする合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ協議きょうぎ開始かいし覚書おぼえがき締結ていけつ[36]。バスの企画きかく研究けんきゅう開発かいはつ生産せいさん販売はんばい事業じぎょう両社りょうしゃから合弁ごうべん会社かいしゃ移管いかん統合とうごうするための協議きょうぎすすめる。
    • 11月1にち - ボルボの完全かんぜん子会社こがいしゃである日本にっぽんボルボぜん株式かぶしき取得しゅとくし、完全かんぜん子会社こがいしゃとする[7]
  • 2010ねん
    • 1がつ1にち - 子会社こがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃクリエイトセンターボルボ・インフォメーション・テクノロジー・ジャパン株式会社かぶしきがいしゃ[8]、ならびに日本にっぽんボルボ株式会社かぶしきがいしゃ[7]吸収きゅうしゅう合併がっぺいする。
    • 2がつ1にち - (きゅうUDトラックス株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこうする。以降いこうエンブレムを楕円だえんに「UD」のマークと「UD TRUCKS」のえい文字もじ変更へんこう
    • 2がつ15にち - ボルボせい大型おおがたトラックの大手おおて企業きぎょう販売はんばい開始かいしする。
    • 8がつ24にち - 西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょうせいのバス最終さいしゅう生産せいさんしゃ出荷しゅっかし、以後いごUDトラックスのバスは三菱みつびしふそうからOEM供給きょうきゅう[注釈ちゅうしゃく 2]される。
    • 10月29にち - 三菱みつびしふそうトラック・バスとのあいだでのバス事業じぎょうかんする合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ協議きょうぎ交渉こうしょう終了しゅうりょう[17][18]
    • 10月31にち - 西日本にしにほん車体しゃたい工業こうぎょう解散かいさん[16][15]
  • 2011ねん
    • 年内ねんない - 三菱みつびしふそうからのOEM供給きょうきゅう終了しゅうりょう[19]
    • 7がつ1にち - 子会社こがいしゃ部品ぶひん製造せいぞう外注がいちゅう加工かこう事業じぎょうなどを手掛てがけるジャパンビークル、サービス事業じぎょう展開てんかいするひろし、サン用品ようひんの3しゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺい
    • 8がつ4にち - プレス工業ぷれすこうぎょうとの合弁ごうべんであるひろしてきゆうすすむしゃきょう有限ゆうげん公司こうし株式かぶしき同社どうしゃより一部いちぶ譲受じょうじゅ[38]
  • 2012ねん - 国内こくないでのバス事業じぎょう再開さいかい断念だんねんしたと発表はっぴょう[19]
  • 2013ねん
    • 5月31にち - 子会社こがいしゃであるDRDぜん株式かぶしきテンプスタッフ譲渡じょうと[39]
    • 7がつ1にち - 子会社こがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃテクサス合併がっぺい[25]
    • 8がつ26にち - バンコク新興しんこう市場いちば大型おおがたトラック「クエスター」を発表はっぴょう[40][41]
  • 2014ねん1がつ1にち - 子会社こがいしゃのUDトラックスジャパンを合併がっぺい同時どうじにボルボ・グループ・ジャパンに合併がっぺいし、解散かいさん[10]

げん法人ほうじん[編集へんしゅう]

UDトラックス Kazet
三菱みつびしふそうトラック・バスからOEM供給きょうきゅうされた小型こがたトラック
UDトラックス Condor
いすゞ自動車ずじどうしゃからOEM供給きょうきゅうされた中型ちゅうがたトラック
  • 2007ねん
    • 1がつ30にち - ボルボの資産しさん管理かんり子会社こがいしゃ現在げんざい存続そんぞく会社かいしゃであるエヌエー株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
    • 3月29にち - 日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう株式かぶしき公開こうかい買付かいつけを実施じっしし、ぜん株式かぶしきすうの96パーセントにたるやく2おく9せんまんかぶ取得しゅとくして筆頭ひっとう株主かぶぬしとなる。
  • 2010ねん4がつ9にち - ボルボ・グループ・ジャパン株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこう
  • 2014ねん
    • 1がつ1にち - (きゅう)UDトラックスを合併がっぺい。(しんUDトラックス株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこうする[10]
    • 3月19にち - インドでUDブランドのバスを製造せいぞうすると発表はっぴょうする[21]
    • 4がつ1にち - ボルボ・ロジスティクス・コーポレーション・ジャパン株式会社かぶしきがいしゃ合併がっぺい[42]
    • 6月25にち - 三菱みつびしふそうトラック・バスからの小型こがたトラックOEM供給きょうきゅう合意ごういする[43]
  • 2015ねん7がつ10日とおか - 本社ほんしゃ新社屋しんしゃおく竣工しゅんこう
  • 2016ねん2がつ - いすゞ自動車ずじどうしゃからの中型ちゅうがたトラックOEM供給きょうきゅう合意ごういする[44]
  • 2019ねん12月 - いすゞ自動車ずじどうしゃ親会社おやがいしゃボルボ・グループの戦略せんりゃくてき提携ていけい発表はっぴょうされ、UDトラックスのいすゞ傘下さんかりも発表はっぴょう[11]
  • 2020ねん10月30にち - いすゞ自動車ずじどうしゃとボルボ・グループとの戦略せんりゃくてき提携ていけいかんする基本きほん契約けいやく正式せいしき締結ていけつされる。
  • 2021ねん4がつ1にち - 同日どうじつまでにいすゞによる買収ばいしゅう手続てつづき完了かんりょうし、いすゞグループとなる[12][13]

事業じぎょう拠点きょてん[編集へんしゅう]

出典しゅってん[45]

  • 本社ほんしゃ上尾あげお工場こうじょう埼玉さいたまけん上尾あげお
    • トラックの組立くみたて
    • エンジン加工かこう組立くみたて
    • ボルボブランド製品せいひん輸入ゆにゅう販売はんばい
  • タイ工場こうじょうタイ王国おうこく
    • しん興国こうこくけトラックの製造せいぞう輸出ゆしゅつ
  • シンガポールオフィス(シンガポール
    • トラックの販売はんばい

かつての生産せいさん拠点きょてん[編集へんしゅう]

  • 鴻巣こうのす工場こうじょう埼玉さいたまけん鴻巣こうのす
    • エンジン部品ぶひんとう鋳造ちゅうぞう
    • 2015ねん1がつにユニキャリア傘下さんかの「グローバルコンポーネントテクノロジー」に売却ばいきゃくし、同社どうしゃ鴻巣こうのす工場こうじょうとなっている。
  • 羽生はぶ工場こうじょう埼玉さいたまけん羽生はぶ

グループ会社かいしゃ[編集へんしゅう]

現存げんそんするもの[45]のみをしるす。

車種しゃしゅ一覧いちらん[編集へんしゅう]

現行げんこう車種しゃしゅ[編集へんしゅう]

トラック[編集へんしゅう]

Kuzer
  • クオン大型おおがたトラック・25トンクラス)
  • コンドル中型ちゅうがたトラック・4-12トンクラスでいすゞ・フォワードのOEM車種しゃしゅである。)
  • カゼット小型こがたトラック・1-4トンクラスでいすゞ・エルフ[50]のOEM車種しゃしゅである。)
  • クエスター新興しんこうこく大型おおがたトラック[51]東南とうなんアジアやみなみアフリカ共和きょうわこく発売はつばい。)
  • クローナー新興しんこうこく中型ちゅうがたトラック[52]商圏しょうけんはクエスターとおなじ。)
  • クーザー新興しんこうこく小型こがたトラック。インドネシアで発売はつばい。)

バス[編集へんしゅう]

SLF

2014ねん3がつ19にちにバス事業じぎょうさい参入さんにゅうし、インドをはじめとする成長せいちょう市場いちば販売はんばいおこなっている[21][53][54]

  • SLF新興しんこうこく大型おおがた路線ろせんバス。インドで発売はつばい。)
  • BRT新興しんこうこくれんぶし路線ろせんバス。インドで発売はつばい。)

産業さんぎょうエンジン[編集へんしゅう]

その[編集へんしゅう]

絶版ぜっぱん車種しゃしゅ[編集へんしゅう]

発売はつばいじゅん掲載けいさいする。

バス[編集へんしゅう]

バスのモデルプレート 左は旧タイプ、右は新タイプ・OEM先車種 バスのモデルプレート 左は旧タイプ、右は新タイプ・OEM先車種
バスのモデルプレート
ひだりきゅうタイプ、みぎしんタイプ・OEMさき車種しゃしゅ

前述ぜんじゅつのとおり、日本にっぽん国内こくないにおいては2010ねん10がつ29にちでバスの車種しゃしゅすべての販売はんばい終了しゅうりょうし、2011ねん生産せいさん終了しゅうりょうしている[19]

トラック[編集へんしゅう]

産業さんぎょうエンジン[編集へんしゅう]

その[編集へんしゅう]

販売はんばいてん[編集へんしゅう]

UDトラックスジャパン株式会社かぶしきがいしゃ
UD Trucks Japan Corporation
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
362-0046
埼玉さいたまけん上尾あげお大字だいじ壱丁目いっちょうめ1番地ばんち
設立せつりつ 1985ねん3がつ22にち
東京とうきょう株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 小売こうりぎょう
事業じぎょう内容ないよう 新車しんしゃ中古ちゅうこしゃ販売はんばい自動車じどうしゃ整備せいび
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 田中たなかけい次郎じろう
資本しほんきん 18おくえん
従業じゅうぎょう員数いんずう 4,100にん(2010ねん2がつ1にち現在げんざい
主要しゅよう株主かぶぬし UDトラックス 100%
特記とっき事項じこう:2010ねん2がつ1にち日産にっさんディーゼルトラックス株式会社かぶしきがいしゃからUDトラックスジャパン株式会社かぶしきがいしゃ商号しょうごう変更へんこう
特記とっきなき項目こうもく合併がっぺいされる前日ぜんじつの2013ねん12月31にち現在げんざい情報じょうほう
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かつては販売はんばい会社かいしゃとしてUDトラックスジャパンなどが存在そんざいしたが、現在げんざい一部いちぶのぞ同社どうしゃ直営ちょくえいしている。

2010ねん当時とうじ存在そんざいした販売はんばい会社かいしゃ各社かくしゃは、同社どうしゃきゅう法人ほうじん日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう)のUDトラックスへの変更へんこうともない、連結れんけつ決算けっさん対象たいしょうの3しゃ子会社こがいしゃ1、持分もちぶんほう適用てきよう2)およ北海道ほっかいどう販売はんばい連動れんどうして社名しゃめい変更へんこうした[55][56]。その岩手いわて栃木とちぎ群馬ぐんま変更へんこうした。前述ぜんじゅつのとおり、販売はんばい会社かいしゃであるUDトラックスジャパンは、きゅう法人ほうじんしん法人ほうじんへの合併がっぺいさいにともに合併がっぺいしており、現在げんざい同社どうしゃ直営ちょくえいしている。

このうちUDトラックスジャパンは、2008ねん11月26にち設立せつりつかんする発表はっぴょう[57]ののち、2009ねん1がつ1にち関東かんとう日産にっさんディーゼル存続そんぞく会社かいしゃとして、同社どうしゃ直系ちょっけい販売はんばい会社かいしゃすべてと中古ちゅうこしゃ販売はんばい会社かいしゃのクロスネットが統合とうごうされ、日産にっさんディーゼルトラックス株式会社かぶしきがいしゃとして設立せつりつされたもので、埼玉さいたまけん上尾あげお本社ほんしゃいていた。

UDトラックスジャパンは、2010ねん2がつ15にちよりUDの親会社おやがいしゃであるABボルボ大型おおがたトラックのあつかいを、大手おおて企業きぎょう限定げんてい開始かいしした。

UDトラックスは、経営けいえい効率こうりつはかるため、2014ねん1がつ1にちづけでUDトラックスジャパンを吸収きゅうしゅう合併がっぺいした[10][58]直系ちょっけい販売はんばい会社かいしゃが1しゃ統合とうごうされたのは三菱みつびしふそうトラック・バスいで2番目ばんめで、地場じば資本しほんの6しゃについてはつづ単体たんたいでの営業えいぎょうおこなっている。

2022ねん4がつ1にち国内こくない販売はんばい体制たいせい再編さいへんし、6つの地域ちいき支社ししゃと24の支社ししゃへと再編さいへんした[59]

2023ねん8がつには、いすゞとのはつ営業えいぎょう・アフターサービス協業きょうぎょう拠点きょてん京都きょうと綾部あやべ開業かいぎょうさせた。UDといすゞは、地域ちいき実情じつじょうわせて営業えいぎょう・アフターサービス協業きょうぎょう拠点きょてん順次じゅんじ開業かいぎょうさせる予定よていである[60][61]営業えいぎょう協業きょうぎょう拠点きょてんでは、UDしゃほかにもギガフォワードエルフなどのいすゞしゃあつかう。

なお、日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう時代じだいには日産自動車にっさんじどうしゃ総合そうごうカタログ(総合そうごうリーフレット・総合そうごうパンフレット)じょう掲載けいさいされていたり、日産にっさんディーゼル販売はんばいてん日産にっさんしゃのカタログ(パンフレット)がかれるなど、ゆるやかな販売はんばい協力きょうりょく関係かんけいにあった。日産自動車にっさんじどうしゃ総合そうごうカタログじょうでは「日産にっさんディーゼルけい販売はんばい会社かいしゃ」と表記ひょうき[62]されていた。

現行げんこう販売はんばい会社かいしゃ体制たいせい

宣伝せんでん広告こうこく[編集へんしゅう]

提供ていきょう番組ばんぐみ[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 大阪おおさか交通こうつうきょく発行はっこうの「大阪おおさかトラフィック・ログ」大阪おおさか市営しえいバス保有ほゆう車両しゃりょう一覧いちらんひょうでは「日産にっさん」、三菱みつびしふそうトラック・バスも「三菱みつびし」としるされている。
  2. ^ 最終さいしゅう生産せいさんしゃ西鉄にしてつバス壱岐いき自動車じどうしゃ営業えいぎょうしょ配属はいぞくの6265号車ごうしゃスペースランナーRA[37]
  3. ^ 西武せいぶライオンズ観戦かんせんバス広告こうこく。1990年代ねんだいまで日産ディにっさんでぃゼル工業ぜるこうぎょう球団きゅうだん後援こうえん企業きぎょうでもあったため、西武せいぶグループのバスは1979ねん以降いこう日本にっぽん国内こくないでのバス事業じぎょう撤退てったいまでにちせい主力しゅりょくとしていたが、いすゞしゃ採用さいようおおかった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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  • バスラマスペシャル 8 富士重工業ふじじゅうこうぎょうのバス事業じぎょう』ぽると出版しゅっぱん、2002ねんISBN 978-4-89980-006-4 
  • 『バスラマスペシャル 10 西にしこう軌跡きせき 九州きゅうしゅうから全国ぜんこく唯一ゆいいつ独立どくりつバスメーカーの誕生たんじょうから終焉しゅうえんまで』ぽると出版しゅっぱん、2010ねん9がつISBN 978-4-89980-017-0 
  • 『バスラマスペシャル 11 UDマークのバスたち 1947→2010 63年間ねんかん記録きろく』ぽると出版しゅっぱん、2010ねん9がつ28にちISBN 978-4-89980-411-6 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

親会社おやがいしゃ
車体しゃたいメーカー

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]