(Translated by https://www.hiragana.jp/)
東京圏輸送管理システム - Wikipedia コンテンツにスキップ

東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム

半保護されたページ
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム(とうきょうけんゆそうかんりシステム、通称つうしょうATOS(エイトス、アトス):Autonomous decentralized Transport Operation control System)とは、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん)が首都しゅとけん各線かくせん導入どうにゅうしている、列車れっしゃ運行うんこうかんする情報じょうほう管理かんりおよび機器きき制御せいぎょおこなコンピュータシステムである[1]自律じりつ分散ぶんさんがた列車れっしゃ運行うんこう管理かんりシステムともばれる。

列車れっしゃ運行うんこう管理かんり旅客りょかく案内あんない総合そうごうてき管理かんりする列車れっしゃ運行うんこう管理かんりシステム (PTC) の一種いっしゅであり、現在げんざい日本にっぽん国内こくない運用うんようされているもののなかもっと規模きぼおおきい。

日立製作所ひたちせいさくしょとの共同きょうどう開発かいはつにより、1996ねん中央ちゅうおう本線ほんせん東京とうきょうえき - 甲府こうふえきあいだはじめて導入どうにゅうされ[1][2][3]、2020ねん2がつ時点じてんで、首都しゅとけんの24線区せんく導入どうにゅうみである。

歴史れきし

導入どうにゅう経緯けいい

日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう国鉄こくてつ)からJRにかけての運行うんこう管理かんりえき中心ちゅうしんの「えきてこ(転轍機てんてつきあつかい」が中心ちゅうしんで、各種かくしゅ規程きていなどもえきでの運行うんこう管理かんり想定そうていして構成こうせいされていた。すなわちえき駅長えきちょう管轄かんかつにあり、乗務じょうむいん駅長えきちょう権限けんげん制御せいぎょされる場内じょうない出発しゅっぱつ信号しんごうなどであたえられる条件じょうけんしたがい、えきあいだ完全かんぜん乗務じょうむいんのみの判断はんだん運行うんこうできる(当時とうじ列車れっしゃ無線むせんもなかった)。指令しれい指令しれいといいながら列車れっしゃざいせん位置いちをつかむ設備せつびすらなく、各駅かくえきとの電話でんわでのやりとりをもと運行うんこうじょうきょう把握はあくし、えき後方こうほう支援しえんおこないながら全体ぜんたいてき輸送ゆそう管理かんり調整ちょうせい方向ほうこうけをおこなうというものであった。当時とうじふうあめによる運転うんてん規制きせいなども駅長えきちょう権限けんげんおこなわれていたのである。しかし近年きんねん災害さいがいはもとより、高密度こうみつどされた運行うんこうおこなわれ、地震じしんふうなどの災害さいがい対策たいさくえきあいだでの事故じこなどにたいして迅速じんそく判断はんだん処置しょちもとめられるようになった。一方いっぽう国鉄こくてつ末期まっき急速きゅうそく導入どうにゅうされた列車れっしゃ無線むせん整備せいびで、指令しれい乗務じょうむいん直接ちょくせつ会話かいわして情報じょうほうたり、処置しょちのアドバイスをするケースがえ、指令しれい徐々じょじょ情報じょうほう集約しゅうやく判断はんだん拠点きょてんとしての性格せいかくつよくなっていった。

一方いっぽう閑散かんさん線区せんくにおいては列車れっしゃ本数ほんすうすくないことから「えき梃子てこあつかい」をかくCTCセンターで一括いっかつ統合とうごうおこな列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち (CTC) とそれをプログラムした自動じどう進路しんろ制御せいぎょ装置そうち (PRC) が1958ねんより導入どうにゅうされ、えき要員よういん合理ごうり指揮しき命令めいれい系統けいとう一本いっぽんはかられるようになった[1][4]新幹線しんかんせんにおいては全線ぜんせんがPRCされていた[4]

JR発足ほっそく当時とうじ中央ちゅうおうせん山手やまてせんなどの1,121kmはシステム線区せんくであり、PRCりつは20%にぎなかった。指令しれいの「情報じょうほう集約しゅうやく判断はんだん拠点きょてん」、「えき要員よういん合理ごうり」というのは、ある意味いみ理想りそうがたではあったが、日本にっぽんさい重要じゅうよう線区せんくである首都しゅとけん運行うんこう管理かんり旧態きゅうたい依然いぜんの「えきてこあつかい」でのこ結果けっかとなり、えきでは運転うんてんほう抜粋ばっすい作業さぎょうなど労働ろうどう集約しゅうやくてき業務ぎょうむおお残存ざんそんし、指令しれいでは「判断はんだん拠点きょてん」といいながらざいせん表示ひょうじもなく、情報じょうほう収集しゅうしゅうえきとの電話でんわ列車れっしゃ無線むせんだけがたよりであり、抜本ばっぽんてき対策たいさくのぞまれていた。

  1. だい規模きぼえきでは PRC制御せいぎょ対象たいしょうがいである
    複数ふくすう列車れっしゃあいだ競合きょうごう解決かいけつすることができないため、だい規模きぼえきではPRCが採用さいようできなかった [3]
  2. ダイア復旧ふっきゅう時間じかんがかかる
    上記じょうきのように、だい規模きぼえきはPRC除外じょがいされているため、運転うんてん指令しれい輸送ゆそう障害しょうがい直接ちょくせつえき連絡れんらく必要ひつようがある [3]
  3. 線路せんろ保守ほしゅ業務ぎょうむ考慮こうりょされていない
    PRCされていても線路せんろ保守ほしゅにおいては、司令しれいいん裁量さいりょうによって運用うんよう対応たいおうもとめられた[3]
  4. 旅客りょかく案内あんないサービスがほとん皆無かいむ
    PRCは信号しんごう制御せいぎょシステムからスタートしているため、旅客りょかく案内あんない機能きのう考慮こうりょされてこなかった[3]

東京とうきょうけんでも、PRCが埼京線さいきょうせん京葉線けいようせん武蔵野線むさしのせんなど289kmに導入どうにゅうされていたが、比較的ひかくてき単純たんじゅん運行うんこう形態けいたい埼京線さいきょうせん川越かわごえせん導入どうにゅうされたCTC-6がたでも、CPU処理しょり能力のうりょく伝送でんそう回線かいせん低速ていそくであることから様々さまざま制約せいやくがあり、また運転うんてん整理せいり特殊とくしゅなキー操作そうさ必要ひつようとするなど、かならずしも使つか勝手がっていものではなかった。それ以外いがい東京とうきょうけん複雑ふくざつ運行うんこう形態けいたい高密度こうみつど運転うんてんおこな線区せんくには、ATOS以前いぜんのシステムでは様々さまざま問題もんだいがあり、人間にんげんけいによる手動しゅどう信号しんごう操作そうさでないと円滑えんかつ運行うんこう管理かんり不可能ふかのうであり、システム困難こんなんであった。

しんシステムの開発かいはつ着手ちゃくしゅ

これらの問題もんだい対処たいしょすべく、1990ねんしんシステムの開発かいはつ決定けっていされた[1]東京とうきょうけんちょう高密度こうみつど運行うんこう対応たいおうするために、従来じゅうらいのCTCおよびPRCなどから根本こんぽんてき発想はっそう転換てんかんし、「あたらしい電子でんし連動れんどう装置そうち」と「あたらしい自動じどう進路しんろ制御せいぎょ装置そうち」をかくとした総合そうごう輸送ゆそう管理かんりシステムとしてATOSが開発かいはつされた。都内とないにある東京とうきょう総合そうごう指令しれいしつ列車れっしゃ無線むせん呼出よびだし名称めいしょう東鉄ひがしてつ指令しれい「とうてつしれい」)と沿線えんせんえき車両しゃりょう乗務じょうむいん基地きちなどのあいだひかりファイバーによる高速こうそくネットワークで結合けつごうさせた「自律じりつ分散ぶんさんがた輸送ゆそう管理かんりシステム」である。

メリットとしては従来じゅうらいのCTC・PRCがいわば「中央ちゅうおう集中しゅうちゅうがた」のシステムであったのと対照たいしょうてきに、えき進路しんろ構成こうせい中央ちゅうおう装置そうちから事前じぜん配信はいしんされたダイヤデータもとに「えき装置そうち」でおこなうため、中央ちゅうおう装置そうち障害しょうがいでも、最低限さいていげんえき装置そうち」の機能きのうたもつことができれば全線ぜんせん運行うんこう不能ふのうおちい事態じたいふせげるなど冗長じょうちょうせいたかいこと、また基本きほんてき各駅かくえきえきPRC装置そうち進路しんろ制御せいぎょおこなうため新宿しんじゅくえき八王子はちおうじえきなどだい規模きぼ停車ていしゃじょう進路しんろ制御せいぎょ自動じどうできること、かく現業げんぎょう機関きかんネットワーク有機ゆうきてき結合けつごうされているので関係かんけい社員しゃいん情報じょうほう共有きょうゆうできることオフコンパソコンなどの汎用はんよう機器きき大幅おおはば導入どうにゅうでコストダウンがはかれることなどがうたわれた。輸送ゆそう障害しょうがい運行うんこう整理せいりも、特殊とくしゅコマンド入力にゅうりょくやキー操作そうさはいし、ダイヤ画面がめんじょうでの直観ちょっかんてきマウス操作そうさ可能かのうになり、イメージがつかみやすく、指令しれいいん入力にゅうりょく内容ないよう自動じどう反映はんえいされて、指令しれいいん負担ふたん軽減けいげんできることや、復旧ふっきゅう迅速じんそくなどにも寄与きよすることを期待きたいされて、ATOSは物入ものいりで導入どうにゅうされた。

導入どうにゅう

このように開発かいはつされたATOSは、1996ねん12月に中央ちゅうおう本線ほんせん東京とうきょう甲府こうふ[4][3]から導入どうにゅうされた。

ATOSの導入どうにゅう当初とうしょは、度重たびかさなるシステム障害しょうがい輸送ゆそう障害しょうがい運転うんてん整理せいり能力のうりょくひくさを露呈ろていし、1998ねんから1999ねんにかけて発生はっせいした東京とうきょうけんのJR各線かくせんとく中央ちゅうおうせん快速かいそく運行うんこうトラブルの一因いちいんとなってしまった[5][3]大手おおて私鉄してつなどがかく路線ろせんとくした専用せんようシステムを導入どうにゅうしたのにたいし、JR東日本ひがしにっぽん十分じゅうぶんシミュレーションおこなわずに汎用はんようシステムを導入どうにゅうしたことなどが指摘してきされた。その、JR東日本ひがしにっぽんはATOSのプログラムの見直みなおしなどの改良かいりょうおこなったうえ東京とうきょうけんかく路線ろせん拡大かくだいして導入どうにゅうした。

乗客じょうきゃく実際じっさいれるATOSの機能きのうとしては行先ゆくさき種別しゅべつなどの詳細しょうさい案内あんない表示ひょうじ自動じどう放送ほうそうなどがあり、従来じゅうらい案内あんないシステムからの変化へんかかんることができる。また、導入どうにゅう対象たいしょうがいのエリアでも電子でんし連動れんどうにより、ATOSと同等どうとう旅客りょかく案内あんない使用しようされているケースもある。

なお2024ねん6がつ現在げんざい関東かんとう地方ちほうけんでは群馬ぐんまけんのみATOSが一切いっさい導入どうにゅうされていない。

構成こうせい

ATOSはおおきく3グループの装置そうちけて構成こうせいされている[4][3]

線区せんく共通きょうつう中央ちゅうおう装置そうち

導入どうにゅう線区せんく共通きょうつうして使用しようするものでシステム監視かんし設備せつび指令しれいなどシステムの中核ちゅうかくとなる装置そうちゆうするほか、計画けいかくダイヤ管理かんり装置そうちゆう導入どうにゅう線区せんくすべての計画けいかくダイヤが保存ほぞんされる。また旅客りょかく指令しれいもここでおこなう。

線区せんくべつ中央ちゅうおう装置そうち

導入どうにゅう線区せんくごとに使用しようするもので、実施じっしダイヤ管理かんり装置そうち輸送ゆそう指令しれいたくなどをゆうする[1]運行うんこうダイヤを計画けいかくダイヤ管理かんり装置そうちから進路しんろ制御せいぎょなど輸送ゆそう管理かんりおこなう。

えき装置そうち

導入どうにゅう線区せんく各駅かくえきごと設置せっちされるもので、システム端末たんまつ電子でんし連動れんどう装置そうち発車はっしゃしるべ自動じどう放送ほうそう装置そうち制御せいぎょする旅客りょかく案内あんない装置そうちなどをゆうする[1]線区せんくべつ中央ちゅうおう装置そうちからった情報じょうほうもと進路しんろ制御せいぎょ旅客りょかく案内あんないなどをおこなう。

機能きのう

えきにおける旅客りょかく案内あんないいちれい
遅延ちえん時分じぶん表示ひょうじできる(新宿しんじゅくえき

ダイヤ管理かんり機能きのう

走行そうこうするぜん列車れっしゃ運行うんこうダイヤを臨時りんじ試運転しうんてん回送かいそう貨物かもつ列車れっしゃなどをふく一括いっかつ管理かんりする。運行うんこうダイヤはダイヤグラム表示ひょうじすることができる。列車れっしゃ遅延ちえんとう場合ばあい情報じょうほう把握はあくすることができ、ATOS導入どうにゅう線区せんく同士どうしであればたがいの乗入のりいれ列車れっしゃ遅延ちえん時間じかんとう共有きょうゆうできる。

運転うんてん整理せいり機能きのう

列車れっしゃおくれなどがしょうじた場合ばあいに、時刻じこく調整ちょうせい発着はっちゃく順序じゅんじょ変更へんこうなどおこなう。ダイヤグラムでの「スジ」を操作そうさする感覚かんかく変更へんこうができる。変更へんこうがあった場合ばあい即座そくざ各駅かくえき装置そうちおくられ、旅客りょかく案内あんない装置そうちなどにも反映はんえいされる。

えき進路しんろ制御せいぎょ機能きのう

運行うんこうダイヤにもとづいて、ポイント・信号しんごう制御せいぎょ自動じどうおこなう。また列車れっしゃざいせん位置いち表示ひょうじできる。

えき旅客りょかく案内あんない機能きのう

運行うんこうダイヤにもとづいて、列車れっしゃ種別しゅべつ愛称あいしょう発車はっしゃ時刻じこくさきなどをえき設置せっちされている発車はっしゃしるべ自動じどう放送ほうそう装置そうちとう構成こうせいされる旅客りょかく案内あんない装置そうちよりおこなう。えき設定せっていよってはおく時分じぶん列車れっしゃ現在地げんざいち表示ひょうじできる。ダイヤが大幅おおはばみだれた場合ばあいえき設定せっていにより発車はっしゃ時刻じこく表示ひょうじされなかったり、「JR」しか表示ひょうじされないことがあるが、種別しゅべつさき発車はっしゃ順序じゅんじょなど最低限さいていげん情報じょうほう提供ていきょうできる。

一部いちぶ臨時りんじ列車れっしゃでは発車はっしゃしるべに「JR」しか表示ひょうじされない場合ばあいおおいが、えき操作そうさにより愛称あいしょうなどを表示ひょうじできるようになった。そのにも首都しゅとけん輸送ゆそう障害しょうがいしょうじている路線ろせんがある場合ばあいはJR・私鉄してつ地下鉄ちかてつふくめその情報じょうほう表示ひょうじできる。

なお、ごく一部いちぶではあるが発車はっしゃしるべ自動じどう放送ほうそう装置そうち設置せっちされていないえき存在そんざいするものの、列車れっしゃ運行うんこう支障ししょうはない。

ATOSの自動じどう放送ほうそう装置そうちでは音節おんせつ+助詞じょしごと(「今度こんどの」「電車でんしゃは」「はつ」など)に音源おんげん細切こまぎれになって管理かんりされており、これらをダイヤにわせて自動的じどうてきわせて放送ほうそうされる。その音源おんげんは4せん種類しゅるいにものぼるという[6]。ほとんどのえきではのぼりとくだりや番線ばんせんごとで男女だんじょこえ使つかけられており、男声だんせい津田つだ英治えいじ女声じょせい向山むかいやまけい比子ひこ担当たんとうしてきたが、男声だんせいアナウンスは2014ねんあき以降いこう津田つだよわいによる声質せいしつ変化へんか理由りゆうに、順次じゅんじ田中たなかはじめひさしによる音声おんせい更新こうしんされている[6]。2010年代ねんだい後半こうはん以降いこうには英語えいごアナウンスも収録しゅうろくされており、男声だんせいはクリス・ウェルズ[7]女声じょせいルミコ・バーンズ[8]担当たんとうしている。

保守ほしゅ作業さぎょう管理かんり機能きのう

ATOSでは線路せんろ閉鎖へいさなどの保守ほしゅ作業さぎょう管理かんりをATOSのシステムで直接ちょくせつ管理かんりしている。現場げんば作業さぎょういん保守ほしゅ作業さぎょう着手ちゃくしゅ終了しゅうりょう携帯けいたい端末たんまつじょう直接ちょくせつおこない、システムでは保守ほしゅ作業さぎょうおこな区間くかん列車れっしゃ運行うんこうじょうきょう運行うんこう計画けいかくから保守ほしゅ作業さぎょう許可きょか拒否きょひ判断はんだんする(指令しれいいん判断はんだん拒否きょひすることも可能かのう)。保守ほしゅ作業さぎょうちゅう作業さぎょう区間くかんへの列車れっしゃ進入しんにゅうができないよう信号しんごう制御せいぎょされるため、指令しれいいん保守ほしゅ作業さぎょう失念しつねん保守ほしゅ作業さぎょう現場げんばへの列車れっしゃあやま進入しんにゅうふせいで安全あんぜんせい向上こうじょうさせている。また保守ほしゅようしゃ進路しんろ制御せいぎょ作業さぎょういん装置そうちおこなうことで利便りべんせい向上こうじょうさせている。

特徴とくちょうてきなATOS関連かんれん機器きき

出発しゅっぱつ時機じき表示ひょうじ

出発しゅっぱつ時機じき表示ひょうじ延発えんぱつ表示ひょうじ
上下じょうげ表示ひょうじ交互こうご表示ひょうじされ、この場合ばあいは「28ふん15びょう発車はっしゃ」となる(2006ねん4がつ撮影さつえい

列車れっしゃ運行うんこう間隔かんかく調節ちょうせつ運転うんてん抑止よくしなどの指示しじは、通常つうじょう無線むせん係員かかりいんから配布はいふされる運転うんてん通告つうこくけんおこなうが、無線むせんかいした場合ばあいでは該当がいとう列車れっしゃ情報じょうほう伝達でんたつされるまで時間じかんようする場合ばあいがあり、通告つうこくけん配布はいふ係員かかりいんようする。出発しゅっぱつ時機じき表示ひょうじはこれらの指示しじ表示ひょうじし、列車れっしゃ乗務じょうむいんえき係員かかりいん直接ちょくせつ情報じょうほう伝達でんたつおこなう(無線むせんかいした指示しじ併用へいよう)。運転うんてん関係かんけい一般人いっぱんじんただ一目いちもくにすることができるATOS特有とくゆう設備せつびとなっている。ただし運転うんてん本数ほんすうがあまりおおくない区間くかんには設置せっちされない。また設置せっちまつはしえきでは運行うんこう形態けいたいによっては片側かたがわのみの設置せっちもあり、れいとして高尾たかおえきでは電車でんしゃ区間くかんであるのぼりのみに設置せっちされ、列車れっしゃ区間くかんとなるくだがわにはひとつも設置せっちされていないことがげられる。出発しゅっぱつ時機じき表示ひょうじまった設置せっちされていない区間くかん中央ちゅうおう本線ほんせん相模湖さがみこえき - 甲府こうふえきあいだ)、五日市線いつかいちせん東海道とうかいどうせん早川はやかわえき - 湯河原ゆがわらえきあいだ)、常磐線じょうばんせん神立かんだつえき - 羽鳥はとりえきあいだ)、宇都宮線うつのみやせん自治医大じちいだいえき - 那須塩原なすしおばらえきあいだ)、高崎たかさきせん深谷ふかやえき - 神保原じんぼはらえきあいだ)、川越かわごえせん西川にしかわえつえき - 武蔵むさし高萩たかはぎえきあいだ)である。これらの区間くかんは、出発しゅっぱつ時機じき表示ひょうじ設置せっち区間くかんよりも運転うんてん本数ほんすうすくない。

表示ひょうじれい

  • ある区間くかん列車れっしゃ運行うんこう抑止よくし指示しじあるまで出発しゅっぱつ見合みあわせ)させる場合ばあいには「抑止よくし」と点滅てんめつ出発しゅっぱつ指示しじると点滅てんめつはやくなり、やがてえる。
  • えきあいだ停車ていしゃ防止ぼうしのため、先行せんこう列車れっしゃつぎえきから出発しゅっぱつしたこと確認かくにんしてからとうえき出発しゅっぱつさせる「通知つうち運転うんてん発令はつれいちゅう場合ばあいには通知つうち点滅てんめつ先行せんこう列車れっしゃが、つぎえきから出発しゅっぱつ確認かくにんすると、点滅てんめつはやくなり、やがてえる。
  • 運行うんこう間隔かんかく調節ちょうせつするために定刻ていこくよりおくらせて出発しゅっぱつさせる場合ばあいには「延発えんぱつ」と出発しゅっぱつ時刻じこく(○○ふん○○びょう)を交互こうご表示ひょうじみぎ写真しゃしん参照さんしょう)。
  • ダイヤみだれなどで列車れっしゃ時刻じこくそのものを変更へんこうしたい場合ばあいには「出発しゅっぱつ」と出発しゅっぱつ時刻じこく(○○ふん○○びょう)を延発えんぱつおなじように表示ひょうじする。
  • 首都圏新都市鉄道しゅとけんしんとしてつどうつくばエクスプレス運行うんこう管理かんりシステムでもこれとおなじものが「抑止よくし表示ひょうじ」として導入どうにゅうされ、同線どうせん各駅かくえきにすることができる。

導入どうにゅう路線ろせん

ATOS導入どうにゅうみの路線ろせん

ATOSが導入どうにゅうされている区間くかんつぎとお[9][10]。このうち、JY山手やまてせんJK京浜東北けいひんとうほく根岸線ねぎしせんJC中央ちゅうおうせん快速かいそくJB中央ちゅうおう総武線そうぶせん各駅かくえき停車ていしゃJC五日市線いつかいちせんJA埼京・川越かわごえせんJN南武線なんぶせんJM武蔵野線むさしのせんJH横浜よこはませんJE京葉けいようせん全線ぜんせん導入どうにゅうされている。

所属しょぞく 路線ろせん 導入どうにゅう区間くかん 導入どうにゅう
中央ちゅうおう方面ほうめん指令しれい JC中央ちゅうおうせん快速かいそく急行きゅうこうせん 東京とうきょうえき - 高尾たかおえきあいだ 1996ねん12月14にち[11]
JC CO中央ちゅうおう本線ほんせん甲府こうふ地区ちく 高尾たかおえき - 甲府こうふえきあいだ[注釈ちゅうしゃく 1]
JB中央ちゅうおう総武線そうぶせん各駅かくえき停車ていしゃ緩行かんこうせん 三鷹みたかえき - 御茶ノ水おちゃのみずえきあいだ
御茶ノ水おちゃのみずえき - 千葉ちばえきあいだ 1999ねん5月29にち[注釈ちゅうしゃく 2][11]
JC青梅線おうめせん 立川たつかわえき - 青梅おうめえきあいだ 2016ねん12月4にち[注釈ちゅうしゃく 3][12]
JC五日市線いつかいちせん 拝島はいじまえき - 武蔵むさし五日市いつかいちえきあいだ
Eでん方面ほうめん指令しれい JY山手やまてせん 全線ぜんせん 1998ねん7がつ4にち[11][13]
JK京浜東北線けいひんとうほくせん根岸線ねぎしせん 大宮おおみやえき - 横浜よこはまえき - 大船おおふなえきあいだ
山手やまて貨物かもつせん
JA埼京線さいきょうせんJS湘南しょうなん新宿しんじゅくライン
目黒めぐろがわ信号しんごうじょう - 池袋いけぶくろえきあいだ
へびくぼ信号しんごうじょう - 大崎おおさきえきあいだ
2005ねん7がつ31にち[11]
JA埼京線さいきょうせん川越線かわごえせん 池袋いけぶくろえき - 大宮おおみやえき - 川越かわごええきあいだ
川越線かわごえせん 川越かわごええき - 武蔵むさし高萩たかはぎえきあいだ[注釈ちゅうしゃく 4]
JH横浜よこはません 東神奈川ひがしかながわえき - 八王子はちおうじえきあいだ 2015ねん7がつ12にち[12][14]
東海道とうかいどう方面ほうめん指令しれい JT東海道とうかいどうせん東海道本線とうかいどうほんせん 東京とうきょうえき - 湯河原ゆがわらえきあいだ 2001ねん9月29にち[11]
東海道とうかいどう貨物かもつせん相鉄そうてつ・JR直通ちょくつうせん 新鶴見しんつるみ信号しんごうじょう - 小田原おだわらえきあいだ[注釈ちゅうしゃく 5]
JO横須賀よこすかせん総武そうぶ快速かいそくせん 大船おおふなえき - 東京とうきょうえき - 千葉ちばえき 2000ねん9月30にち[注釈ちゅうしゃく 6][11]
久里浜くりはまえき - 大船おおふなえきあいだ 2009ねん11月1にち[11]
JN南武線なんぶせん 川崎かわさきえき - 立川たつかわえきあいだ 2006ねん3月26にち[11][15]
東北とうほく方面ほうめん指令しれい JU宇都宮線うつのみやせん 東京とうきょうえき - 上野うえのえきあいだ 2015ねん3月14にち
上野うえのえき - 古河ふるかわえきあいだ 2004ねん12月19にち[11]
古河ふるかわえき - 那須塩原なすしおばらえきあいだ 2005ねん10月16にち[11]
黒磯くろいそえき 2023ねん10月8にち
東北とうほく貨物かもつせんJS湘南しょうなん新宿しんじゅくライン 池袋いけぶくろえき - 大宮おおみやえきあいだ 2004ねん12月19にち[11]
JU高崎線たかさきせん 大宮おおみやえき - 神保原じんぼはらえきあいだ
JM武蔵野線むさしのせん[注釈ちゅうしゃく 7] 新鶴見しんつるみ信号しんごうじょう - 西船橋にしふなはしえきあいだ 2012ねん1がつ22にち[15]
JE京葉線けいようせん 東京とうきょうえき - 蘇我そがえきあいだ
市川いちかわ塩浜しおはまえき - 西船橋にしふなはしえきあいだ
西船橋にしふなはしえき - 南船橋みなみふなはしえきあいだ
2016ねん9月25にち[16]
常磐ときわ方面ほうめん指令しれい JJ常磐線じょうばんせん快速かいそく常磐線じょうばんせん 上野うえのえき - 羽鳥はとりえきあいだ 2004ねん2がつ14にち[11]
JL常磐線じょうばんせん各駅かくえき停車ていしゃ緩行かんこうせん 亀有かめありえき[注釈ちゅうしゃく 8] - 取手とりでえきあいだ
  • 山手やまて貨物かもつせん東北とうほく貨物かもつせん境界きょうかいは、ATOSじょうでは池袋いけぶくろえき[17]

利点りてん欠点けってん

分散ぶんさんしていた指示しじ拠点きょてん統合とうごうすることで、従来じゅうらい首都しゅとけん路線ろせんだい規模きぼ運転うんてん障害しょうがい発生はっせいしたときえき同士どうし指令しれい連絡れんらくりつつ運転うんてん整理せいりをしなければならなかったものをひとつの拠点きょてん一括いっかつして情報じょうほう管理かんりできるようになった。

特殊とくしゅれいとして、山手やまて貨物かもつせん池袋いけぶくろえき - 大崎おおさきえきあいだでは、1区間くかん複数ふくすう指令しれい存在そんざいしていた。また、埼京線さいきょうせん電車でんしゃのみPRCを導入どうにゅうしている状況じょうきょうであった。そのため、遅延ちえんなどにPRC管理かんり埼京線さいきょうせん列車れっしゃ優先ゆうせんてきながされ湘南しょうなん新宿しんじゅくライン列車れっしゃのみがどう区間くかん進入しんにゅうできず、えきではないところで1時間じかん以上いじょううごけなくなっていた事態じたい解消かいしょうされた。このときは、埼京線さいきょうせん遅延ちえん時間じかんであるやく10ふんのみが情報じょうほう提供ていきょうされていた。

その欠点けってんとして、以下いかてんげられる。

  • 情報じょうほう集中しゅうちゅうさせすぎたために、複数ふくすう路線ろせんにまたがるなどだい規模きぼ運転うんてん障害しょうがいとき指令しれい混乱こんらんする。
  • 指令しれいいん能力のうりょく要員よういん不足ふそくによる、運転うんてん整理せいり能力のうりょく低下ていか[注釈ちゅうしゃく 9]
  • 情報じょうほういちきょく集中しゅうちゅうさせたため、情報じょうほう入手にゅうしゅ手段しゅだんうしなわれたえきでは混乱こんらん拡大かくだいする。
  • タ通信たつうしんでのやりりが前提ぜんてい情報じょうほうシステムであるため、通信つうしんケーブルが断線だんせんすると、最悪さいあく場合ばあい、システムじょう列車れっしゃざいせん情報じょうほう管理かんり出来できずに運行うんこう不能ふのうおちいる。
    • 2016ねん11月4にち430ふんごろ、システムじょう高崎たかさきせん宮原みやはらえき - 神保原じんぼはらえきあいだざいせん情報じょうほう表示ひょうじできなくなり、高崎たかさきせん始発しはつから運転うんてん見合みあわせた。6あいだの1030ふんごろまでにきた上尾あげおえき構内こうないでのケーブル断線だんせん確認かくにん修復しゅうふくし、大宮おおみやえき抑止よくししたままだった上野うえのはつくだ始発しはつ列車れっしゃおよ籠原かごはらえきより発車はっしゃさせたのぼ始発しはつ列車れっしゃ中間ちゅうかん鴻巣こうのすえきまで運行うんこうさせ様子ようすたところ、今度こんど運転うんてん再開さいかいけて高崎線たかさきせん各駅かくえきおくんだ大量たいりょう関連かんれんデータを起因きいんとして、鴻巣こうのすえきほか4えきでのシステム不具合ふぐあい発生はっせい発覚はっかくさらに5間近まぢかった15ごろになってようやく運転うんてん再開さいかいとなった。このトラブルで、通信つうしんケーブル断線だんせん発生はっせいは、列車れっしゃ運行うんこう不能ふのうになること・断線だんせん発生はっせい箇所かしょ特定とくていするのに時間じかんようすること・復旧ふっきゅうのデータ送信そうしん手順てじゅん見直みなおしが必要ひつよう、といった3てん問題もんだい露呈ろていすることになった[18][19]

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 東山梨ひがしやまなしえき放送ほうそう導入どうにゅう
  2. ^ 千葉ちばえきは2020ねん2がつ16にちより旅客りょかく案内あんない機能きのう導入どうにゅう
  3. ^ 立川たつかわえき旅客りょかく案内あんない機能きのう先行せんこう導入どうにゅう
  4. ^ 西川にしかわえつえき放送ほうそう導入どうにゅう
  5. ^ 羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだいえき相模鉄道さがみてつどう管轄かんかつのため、ATOSの旅客りょかく案内あんない機能きのう導入どうにゅう
  6. ^ 津田沼つだぬまえき - 千葉ちばえきあいだは2020ねん2がつ16にちより導入どうにゅう(ただし稲毛いなげえき旅客りょかく案内あんない機能きのう先行せんこう導入どうにゅう
  7. ^ 国立こくりつ支線しせん西国分寺さいこくふんじ - 国立こくりつあいだ)、大宮おおみや支線しせん西浦にしうらかず - 大宮おおみや操車そうしゃじょうあいだ)、西浦にしうらかず支線しせん武蔵むさし浦和うらわ - 別所べっしょ信号しんごうじょうあいだ)、北小金きたこがね支線しせん南流山みなみながれやま - 北小金きたこがねあいだ)、馬橋まばし支線しせん南流山みなみながれやま - 馬橋まばしあいだ)をふくむ。
  8. ^ 綾瀬あやせえき東京とうきょうメトロ管理かんりえきのため、ATOSの旅客りょかく案内あんない機能きのう導入どうにゅう
  9. ^ 路線ろせんごとにあった指令しれいがATOSに統合とうごうするまえくらべてであり、すべての場合ばあいとはかぎらない

出典しゅってん

  1. ^ a b c d e f 北原きたはら文夫ふみお岩本いわもと孝雄たかお伊藤いとうさとし藤原ふじわら和紀かずのり藤原ふじわら道雄みちおちょう高密度こうみつど鉄道てつどう列車れっしゃぐん自律じりつ分散ぶんさん制御せいぎょする東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステムの開発かいはつ」『電気でんき学会がっかい論文ろんぶん. D, 産業さんぎょう応用おうよう部門ぶもんだい118かんだい4ごう、1998ねん、534-541ぺーじdoi:10.1541/ieejias.118.534 
  2. ^ 東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム「ATOS」--サービス向上こうじょうのシームレスソリューション」『日立ひたち評論ひょうろんだい90かんだい8ごう、664-667ぺーじNAID 40016205497 
  3. ^ a b c d e f g h 宮島みやじま弘志ひろし自律じりつ分散ぶんさん制御せいぎょシステムによる鉄道てつどうのトラブル回避かいひ技術ぎじゅつ開発かいはつ (実際じっさい失敗しっぱいかす, 連載れんさい講座こうざ)」『日本にっぽん機械きかい学会がっかいだい107かんだい1032ごう、2004ねん、887-891ぺーじdoi:10.1299/jsmemag.107.1032_887 
  4. ^ a b c d 北原きたはら文夫ふみお自律じりつ分散ぶんさんがた列車れっしゃ運行うんこう管理かんりシステム」『電気でんき学会がっかいだい119かんだい2ごう、1999ねん、80-82ぺーじdoi:10.1541/ieejjournal.119.80 
  5. ^ 川崎かわさき 博史ひろふみ輸送ゆそう管理かんり信号しんごう列車れっしゃ制御せいぎょシステムの発展はってんおよび課題かだいについて」『JR East Technical Review』だい36かん、2011ねん、9ぺーじNAID 40018981964 
  6. ^ a b “JRの自動じどう音声おんせいなかひと交代こうたい 駅名えきめいなどあらたに録音ろくおん. 朝日新聞あさひしんぶん. (2015ねん4がつ27にち). http://www.asahi.com/articles/ASH3Z5226H3ZUTIL02R.html 2015ねん11月5にち閲覧えつらん 
  7. ^ めっちゃききおぼえある! JRえきホーム、新幹線しんかんせん車内しゃないこえてくる英語えいごアナウンスの「なかひと」たちが初対面しょたいめん 奇跡きせきのコラボを披露ひろう”. ねとらぼ (2020ねん2がつ13にち). 2020ねん3がつ4にち閲覧えつらん
  8. ^ Rumiko Varnes : Bilingual Narrator”. Rumiko Varnes. 2020ねん3がつ7にち閲覧えつらん
  9. ^ 交通こうつう新聞しんぶんしゃ「JRガゼット」2009ねん10がつごう
  10. ^ 主要しゅようプロジェクト:東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム(ATOS) - JR東日本ひがしにっぽん 東京とうきょう電気でんきシステム開発かいはつ工事こうじ事務所じむしょ
  11. ^ a b c d e f g h i j k l 東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム(ATOS)の展開てんかい更新こうしん (PDF) 『JR East Technical Review』No.36 Summer 2011、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう、p.64
  12. ^ a b JR東日本ひがしにっぽん会社かいしゃ要覧ようらん2017-2018 安全あんぜん-安全あんぜん (PDF)
  13. ^ ちょう高密度こうみつど線区せんく輸送ゆそう管理かんりシステムの段階だんかいてき構築こうちく--東京とうきょうけん輸送ゆそう管理かんりシステム"ATOS"の山手やまて京浜東北けいひんとうほく根岸線ねぎしせん拡張かくちょう」『日立ひたち評論ひょうろんだい81かんだい3ごう、1999ねん3がつ、33ぺーじNAID 40003253400 
  14. ^ 東日本ひがしにっぽんユニオンよこはま』No.88 (PDF) - JR東日本ひがしにっぽん労働ろうどう組合くみあい横浜よこはま地方ちほう本部ほんぶ、2015ねん5がつ20日はつか
  15. ^ a b 沿革えんかく - JR東日本ひがしにっぽん 東京とうきょう電気でんきシステム開発かいはつ工事こうじ事務所じむしょ
  16. ^ 進化しんかする毎日まいにち京葉けいようせん-本日ほんじつよりJR東日本じぇいあーるひがしにほんの「京葉線けいようせん」Facebookページを開設かいせつしました。
  17. ^ 運行うんこう管理かんりシステムの変革へんかく (PDF) 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう
  18. ^ 高崎線たかさきせんトラブル 小動物しょうどうぶつがケーブルかじる? 10あいだ不通ふつう. 毎日新聞まいにちしんぶん. (2016ねん11月4にち). https://mainichi.jp/articles/20161105/k00/00m/040/112000c 2020ねん3がつ4にち閲覧えつらん 
  19. ^ “JR高崎たかさきせん障害しょうがいあさ通勤つうきん直撃ちょくげき 不具合ふぐあい連鎖れんさ復旧ふっきゅう時間じかん. 朝日新聞あさひしんぶん. (2016ねん11月4にち). https://www.asahi.com/articles/ASJC4538VJC4UTIL035.html 2020ねん3がつ4にち閲覧えつらん 

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク