東海道とうかいどう貨物かもつ線せん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、首都しゅと圏けん地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせん・南武線なんぶせんの貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせんの一部いちぶについて説明せつめいしています。
  • 首都しゅと圏けん地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんのうち、品川しながわ駅えき - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだについては「品しな鶴づる線せん」をご覧らんください。
  • 首都しゅと圏けん地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんのうち、鶴見つるみ駅えき - 東高島ひがしたかしま駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えき間あいだについては「高島たかしま線せん」をご覧らんください。
  • 大阪おおさか地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんのうち、吹田すいた貨物かもつターミナル駅えき - 宮原みやはら操車そうしゃ場じょう - 尼崎あまがさき駅えき間あいだについては「北方ほっぽう貨物かもつ線せん」をご覧らんください。
  • 大阪おおさか地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんのうち、吹田すいた貨物かもつターミナル駅えき - 大阪おおさか駅えき（うめきたエリア[注ちゅう 1]）- 福島ふくしま駅えき間あいだについては「梅田うめだ貨物かもつ線せん」をご覧らんください。
  • 大阪おおさか地区ちくの東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんのうち、吹田すいた貨物かもつターミナル駅えき - 大阪貨物おおさかかもつターミナル駅えき間あいだについては「東海道とうかいどう本線ほんせん#日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう」をご覧らんください。
  • 廃止はいしされた東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんについては「東海道とうかいどう本線ほんせん#廃止はいし区間くかん」をご覧らんください。
東海道本線とうかいどうほんせん > 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん
東海道とうかいどう貨物かもつ線せん
高島線（左側）と羽沢線[1]（右側トンネル）との分岐点（鶴見駅〈京急花月総持寺駅付近〉 2011年5月8日）
高島たかしま線せん（左側ひだりがわ）と羽沢はざわ線せん[1]（右側みぎがわトンネル）との分岐ぶんき点てん（鶴見つるみ駅えき〈京急けいきゅう花月かげつ総持寺そうじじ駅えき付近ふきん〉 2011年ねん5月がつ8日にち）
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう 東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん（浜松町はままつちょう駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだ）[2]
羽沢はざわ線せん（鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ）[1]
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 東京とうきょう都と、神奈川かながわ県けん
種類しゅるい 普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・貨物かもつ線せん）
駅えき数すう 17駅えき（旅客りょかく駅えきを含ふくむ。うち貨物かもつ取とり扱あつかい駅えきは6駅えき）
経由けいゆ路線ろせん 東海道本線とうかいどうほんせん：浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[3][注ちゅう 2]・鶴見つるみ駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだ[3][4]・鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ[注ちゅう 3]
南武線なんぶせん：八丁畷はっちょうなわて駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[5][6][注ちゅう 4]
開業かいぎょう 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）12月がつ20日はつか（汐留しおどめ駅えき（現げん・廃止はいし） - 品川しながわ駅えき間あいだ）
休止きゅうし 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）1月がつ30日にち（浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだ）
廃止はいし 廃止はいし区間くかんを参照さんしょう
所有しょゆう者しゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
運営うんえい者しゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり （鉄道てつどう要覧ようらんより）
東海道本線とうかいどうほんせん
浜松町はままつちょう駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ 20.0 km[3]
鶴見つるみ駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだ 2.3 km[3]
鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ 16.0 km[3]
東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ 47.2 km[3]
南武線なんぶせん
八丁畷はっちょうなわて駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ 3.0 km[5]
軌間きかん 1,067 mm（狭軌きょうき）
線路せんろ数すう 全線ぜんせん複線ふくせん
電化でんか方式ほうしき 直流ちょくりゅう1,500 V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
閉塞へいそく方式ほうしき 複線ふくせん自動じどう閉塞へいそく式しき
保安ほあん装置そうち ATS-P
路線ろせん図ず
テンプレートを表示ひょうじ

東海道とうかいどう貨物かもつ線せん（とうかいどうかもつせん）とは、東海道本線とうかいどうほんせんのうち、旅客りょかく列車れっしゃと分離ぶんりされた貨物かもつ列車れっしゃ専用せんよう線路せんろ（貨物かもつ線せん）および貨物かもつ列車れっしゃを主体しゅたいとする本線ほんせんに付随ふずいする支線しせん（貨物かもつ支線しせん）[注ちゅう 5]の通称つうしょうである[7]。

広義こうぎの東海道とうかいどう貨物かもつ線せんは、東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせん全体ぜんたい[注ちゅう 6]を指さすが、本ほん項こうでは現存げんそんする各かく貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせんのうち、浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[3][注ちゅう 2]、鶴見つるみ駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだ[3][4]、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ[3][4][注ちゅう 7]の各かく支線しせんと複々線ふくふくせん区間くかんである東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃ用よう線路せんろ[注ちゅう 7][注ちゅう 8]、そして南武線なんぶせん支線しせんの八丁畷はっちょうなわて駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[5][6][注ちゅう 4]からなる鉄道てつどう路線ろせん（貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせん）について説明せつめいする[7]。

概要がいよう[編集へんしゅう]

東海道とうかいどう貨物かもつ線せんは、東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせん全体ぜんたい[注ちゅう 6]の通称つうしょうであるが、一般いっぱん的てきには首都しゅと圏けん地区ちくの浜松町はままつちょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ（南武線なんぶせん浜はま川崎かわさき駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだも含ふくむ）の現存げんそんする一連いちれんの貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせんを指さすことが多おおく、鉄道てつどう趣味しゅみ誌しなどにおいても前述ぜんじゅつの路線ろせん群ぐんについて論ろんじられている[7]。この他ほかに同おなじく首都しゅと圏けん周辺しゅうへんに現存げんそんする品川しながわ駅えき - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだ（以下いか：品しな鶴づる線せん[注ちゅう 9]）および鶴見つるみ駅えき - 東高島ひがしたかしま駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えき間あいだ（以下いか：高島たかしま線せん）の貨物かもつ支線しせんを含ふくめることもある[7]。また、前述ぜんじゅつの区間くかんのうち、浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだには東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん[2]、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだには羽沢はざわ線せん[1]の通称つうしょうがある。さらに、東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんのうち、（汐留しおどめ駅えき）- 浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだは大だい汐しお線せん（おおしおせん）[2][注ちゅう 10]、川崎かわさき貨物かもつ駅えき（旧きゅう・塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう） - 鶴見つるみ駅えき間あいだは鶴づる塩しお線せん（かくえんせん）[2][注ちゅう 11]と呼よばれることもある[2][注ちゅう 12]。

なお、東海道とうかいどう貨物かもつ線せんと称しょうしているが、国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かの際さいの取とり決きめで旅客りょかく列車れっしゃ（回送かいそう列車れっしゃ・事業じぎょう用よう列車れっしゃなどを含ふくむ）が通過つうかする可能かのう性せいのある迂回うかい路ろ的てきな貨物かもつ線せんは旅客りょかく会社かいしゃが所有しょゆうすることになったため、日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）が第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとして所有しょゆうするという点てんにおいて純粋じゅんすいな東海道とうかいどう貨物かもつ線せんと言いえる路線ろせんは吹田すいた貨物かもつターミナル駅えき - 大阪貨物おおさかかもつターミナル駅えき間あいだ（通称つうしょう：大阪貨物おおさかかもつターミナル支線しせん）のみである[4][7][注ちゅう 13]。首都しゅと圏けん地区ちくの貨物かもつ線せん・貨物かもつ支線しせんと呼よばれる区間くかん（品しな鶴づる線せんおよび高島たかしま線せんも含ふくむ）はすべて東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）が第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとして所有しょゆうし、一部いちぶ区間くかんを除のぞきJR貨物かもつが第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとして営業えいぎょうを行おこなっており[7][注ちゅう 14]、他たの旅客りょかく会社かいしゃ（東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう〈JR東海とうかい〉および西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう〈JR西日本にしにほん〉）が保有ほゆうする貨物かもつ線せん[注ちゅう 15]・貨物かもつ支線しせん[注ちゅう 16]も同様どうようである[7]。

1998年ねん（平成へいせい10年ねん）より浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだは休止きゅうし状態じょうたいとなっている。東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきから田町駅たまちえき付近ふきんまでは東海道新幹線とうかいどうしんかんせん回送かいそう線せんに併設へいせつされた複線ふくせんや橋梁きょうりょうなどが維持いじされているものの、浜松町はままつちょう駅えき - 田町駅たまちえき間あいだでは単線たんせんが新幹線しんかんせんの脇わきで放置ほうちされており、浜松はままつ町まち駅近えきちか辺べにおいては線路せんろや高架こうか橋きょうが撤去てっきょされた状態じょうたいである[注ちゅう 17]。

歴史れきし[編集へんしゅう]

東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせんうち、品川しながわ駅えき - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだの支線しせんの歴史れきしについては「品しな鶴づる線せん#歴史れきし」を、鶴見つるみ駅えき - 東高島ひがしたかしま駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えき間あいだの支線しせんの歴史れきしについては「高島たかしま線せん#歴史れきし」をそれぞれ参照さんしょう

本節ほんぶしでは、1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）12月がつ20日はつかの東京とうきょう駅えき開業かいぎょうに伴ともなう、汐留しおどめ駅えき（現げん・廃止はいし） - 品川しながわ駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせん開業かいぎょう[14][15]からの歴史れきし・沿革えんかくを記述きじゅつする。

大正たいしょう期きから戦前せんぜん[編集へんしゅう]

1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）12月がつ20日はつかの東京とうきょう駅えき開業かいぎょうに伴ともない、烏森からすもり駅えきを新橋しんばし駅えきに改称かいしょう、それまでの新橋しんばし駅えきは貨物かもつ専用せんよう駅えきの汐留しおどめ駅えきに改称かいしょう[16]され、鉄道てつどう創業そうぎょう時じ（1872年ねん（明治めいじ5年ねん）10月がつ14日にちの新橋しんばし駅えき）からの旧きゅう・旅客りょかく線せんは、単線たんせんで品川しながわ駅えきまでの貨物かもつ専用せんようの支線しせん（以下いか：汐留しおどめ支線しせん）となった[14][15][注ちゅう 18]。大正たいしょう時代じだい中期ちゅうきになると貨物かもつ輸送ゆそう量りょうは空前くうぜんの増加ぞうかとなり、1912年ねん（明治めいじ45年ねん・大正たいしょう元年がんねん）度どに約やく3,300万まんtであった年間ねんかん全国ぜんこく貨物かもつ輸送ゆそう量りょうは、1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）度どには約やく7,500万まんtと2倍ばい以上いじょうに増加ぞうか[17]、特とくに、明治めいじ末期まっきから工業こうぎょう化かと商業しょうぎょう集積しゅうせきが始はじまった首都しゅと圏けんの貨物かもつ輸送ゆそう量りょうは爆発ばくはつ的てきに増加ぞうか、首都しゅと圏けん貨物かもつ輸送ゆそう体制たいせいの改善かいぜんは鉄道てつどう省しょうの大おおきな課題かだいとなり、さらに、1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）9月がつ1日にちの関東大震災かんとうだいしんさい発生はっせいの影響えいきょうで震災しんさい復興ふっこうが加味かみされたため、大正たいしょう時代じだい前期ぜんきに開業かいぎょうした田端たばた操車そうしゃ場じょうや品川しながわ操車そうしゃ場じょうの他ほか、昭和しょうわ前期ぜんきに東北とうほく貨物かもつ線せんなどが整備せいびされた[18]。東海道とうかいどう貨物かもつ線せん関係かんけいにおいても、品川しながわ駅えき - 横浜よこはま駅えき間あいだで貨物かもつ線せんを腹はら付づけ平行へいこうにて客きゃく貨分離ぶんりを計画けいかくしたが、市街地しがいち化かした東海道とうかいどう本線ほんせんの線路せんろ端はしの用地ようち確保かくほが困難こんなんとなり、なおかつ横浜よこはま地区ちくの線路せんろ再さい構成こうせいや新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょう（現げん・新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう）の建設けんせつも相あいまって通過つうか地ちが大おおきく異ことなる別線べつせんを建設けんせつ[18]、1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）8月がつ21日にちに品川しながわ駅えき - 新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだの支線しせん（品しな鶴づる線せん）が開業かいぎょうした[15][19][注ちゅう 19]。

一方いっぽう、横浜よこはま地区ちくでは、まず1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）12月30日にちに高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき（現げん・保土ケ谷ほどがや駅えき、現げん名称めいしょうは1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）10月がつ1日にちから）間あいだが開業かいぎょう[21]、1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）6月がつ17日にちに鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだが開業かいぎょう[21]して、鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだにおける東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ列車れっしゃのパイパスルート（高島たかしま線せん）が完成かんせいした[22][注ちゅう 20]。その後ご、関東大震災かんとうだいしんさいを契機けいきに計画けいかくされた横浜よこはま市街地しがいちの東海道とうかいどう本線ほんせん大幅おおはば移設いせつの一環いっかんとして新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうの整備せいびや鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだの貨物かもつ線せん腹はら付づけ線せん増ぞうが計画けいかくされた[22]。この結果けっか、横浜よこはま市街地しがいちを分断ぶんだんして市内しない交通こうつうを阻害そがいする高島たかしま線せん経由けいゆの貨物かもつバイパス路線ろせんは不要ふようと判断はんだんされ[22]、1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）9月がつ16日にちに高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだが廃止はいしされ[21][22]、わずか12年ねんでバイパス機能きのうを失うしなって鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだとなった[22]。

「高島たかしま線せん#関東大震災かんとうだいしんさいと再度さいどの鉄道てつどう網もう再編さいへん」および「高島たかしま駅えき (神奈川かながわ県けん)#客きゃく貨分離ぶんりへ」も参照さんしょう

それに前後ぜんごして、程ほどヶ谷たに駅えき以西いせいでは、1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）8月がつから1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）3月がつ20日はつかまでに腹はら付づけ線せん増ぞうの形かたちで貨物かもつ線せんが平塚ひらつか駅えきまで段階だんかい的てきに増設ぞうせつされていた[23][24]が、1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）8月がつ21日にちに鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだも旅客りょかく線せんと並行へいこうする形かたちで腹はら付づけ線せん増まされ、前述ぜんじゅつの品しな鶴づる線せんと同時どうじに開業かいぎょう、程ほどヶ谷たに駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだと合あわせて鶴見つるみ駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだは複々線ふくふくせんとなり、これらの貨物かもつ線せんの開業かいぎょうをもって汐留しおどめ駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せん完全かんぜん別線べつせん化か（客きゃく貨分離ぶんり）が完了かんりょうした[23]。

また、川崎かわさき地区ちくにおいても貨物かもつ線せんが建設けんせつされ、1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）5月がつ1日にちに川崎かわさき駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせんおよび浜川崎はまかわさき駅えきが開業かいぎょうした[25]。その後ご、1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）3月がつ25日にちに南みなみ武たけし鉄道てつどうによって尻手しって駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの支線しせん（現げん・南武線なんぶせん浜川崎支線はまかわさきしせん）が開業かいぎょう[26]、東海道とうかいどう貨物かもつ線せんとは八丁畷はっちょうなわて駅えき南方なんぽう - 浜川崎はまかわさき駅えきで単線たんせん並列へいれつとなった。1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）9月がつ14日にちには川崎新町かわさきしんまち駅えきに隣接りんせつして小田おだ操車そうしゃ場じょうが開業かいぎょうした[25]。

汐留しおどめ駅えき周辺しゅうへんおよび東京とうきょう都と芝浦しばうら地区ちくでは、1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）8月がつ1日にちに汐留しおどめ駅えき - 芝浦しばうら駅えき間あいだが開業かいぎょう[27]、1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）2月がつ11日にちに汐留しおどめ駅えき - 東京とうきょう市場いちば駅えき[注ちゅう 21]間あいだ（以下いか：東京とうきょう市場いちば線せん）が開業かいぎょうした[27][28]。

なお、上記じょうきの状態じょうたいは、戦後せんご数すう十じゅう年間ねんかんしばらく続つづいた。

戦後せんごの線路せんろ増設ぞうせつ[編集へんしゅう]

戦後せんごの高度こうど経済けいざい成長せいちょう期きに入はいると大都市だいとしへの人口じんこう集中しゅうちゅうが著いちじるしく、特とくに首都しゅと圏けんにおいては一層いっそう顕著けんちょであった。しかも、その人口じんこう集中しゅうちゅうは既成きせい市街地しがいちの地価ちかの高騰こうとうなどにより都市とし郊外こうがいに集中しゅうちゅうした。また、都心としん部ぶで人口じんこうが減少げんしょうし都市とし周辺しゅうへん部ぶおよび郊外こうがいに集中しゅうちゅうするといういわゆるドーナツ化か現象げんしょうが顕著けんちょとなり、その結果けっか通勤つうきん距離きょり・時間じかんの延長えんちょうや通勤つうきん需要じゅようの増大ぞうだいを招まねいた[29]。これに対たいして、鉄道てつどう輸送ゆそう力りょくは追随ついずいすることができず、国電こくでん区間くかん（現げん・電車でんしゃ特定とくてい区間くかん）の混雑こんざつ率りつが非常ひじょうに高たかくなって「酷こく電でん」とまで称しょうされるようになった[29]。そこで国鉄こくてつでは1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）度どからの第だい1次じおよび1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）度どからの第だい2次じ5ヵ年かねん計画けいかくに基もとづいて主しゅとして電車でんしゃの増発ぞうはつおよび増結ぞうけつによって混雑こんざつ緩和かんわ策さくを図はかってきたが[29]、これを1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）度どをもって打うち切きり、1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）度どを初年度しょねんどとする第だい3次じ長期ちょうき計画けいかくを策定さくてい[29][30][31]、1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）度どまでの7年間ねんかんにおよぶ長期ちょうき計画けいかくとし[30][31]、国鉄こくてつではそれまで幹線かんせん輸送ゆそう力りょくに重点じゅうてんを置おかれていたが、この第だい3次じ長期ちょうき計画けいかくでは都市とし間あいだ旅客りょかく輸送ゆそう・長距離ちょうきょり貨物かもつ輸送ゆそうと並ならんで大都市だいとしの通勤つうきん輸送ゆそう増強ぞうきょうが計画けいかく的てきに遂行すいこうされるようになった[30][31]。このうち、大都市だいとし通勤つうきん輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう計画けいかくの一環いっかんとして、首都しゅと圏けん近郊きんこう路線ろせんの東海道とうかいどう・中央ちゅうおう・総武そうぶ・常磐ときわ・東北とうほく各線かくせんの混雑こんざつ緩和かんわと輸送ゆそう力りょくの増大ぞうだいを図はかるプロジェクトが立たてられた。このプロジェクトは「通勤つうきん五ご方面ほうめん作戦さくせん」と呼よばれ[29][30][31]、このプロジェクトの内うち、東海道とうかいどう本線ほんせんにおいては東京とうきょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだで線路せんろの増設ぞうせつを行おこない、既すでに客きゃく貨分離ぶんりされていた東京とうきょう駅えき（汐留しおどめ駅えき） - 平塚ひらつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せんを小田原おだわら駅えきまで延長えんちょうするとともに、東京とうきょう駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだにおける在来ざいらい貨物かもつ線せんを旅客りょかく転用てんようして東海道とうかいどう本線ほんせんと横須賀よこすか線せんとの別線べつせん化かによる系統けいとう別べつの路線ろせん分離ぶんりを行おこなうことが計画けいかくされた[29][32] 。

詳細しょうさいは「通勤つうきん五ご方面ほうめん作戦さくせん」および「横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん#SM分離ぶんり」を参照さんしょう

貨物かもつ線せん線路せんろ増設ぞうせつ計画けいかく[編集へんしゅう]

前述ぜんじゅつの線路せんろ増設ぞうせつ計画けいかく前まえの東京とうきょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ線路せんろは、東京とうきょう駅えき（汐留しおどめ駅えき） - 品川しながわ駅えき間あいだが3複線ふくせん（東海道とうかいどう・横須賀よこすか線せん、京浜東北線けいひんとうほくせん、山手やまて線せん）と汐留しおどめ支線しせん、品川しながわ駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだが複々線ふくふくせん（東海道とうかいどう・横須賀よこすか線せん、京浜東北線けいひんとうほくせん）と品しな鶴づる線せん、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき間あいだが3複線ふくせん（東海道とうかいどう・横須賀よこすか線せん、京浜東北けいひんとうほく線せん、貨物かもつ線せん）、横浜よこはま駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだが複々線ふくふくせん（旅客りょかく線せん、貨物かもつ線せん）、平塚ひらつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだが複線ふくせんであった[33]。これらの区間くかんの貨物かもつ列車れっしゃは、汐留しおどめ駅えきから汐留しおどめ支線しせんで品川しながわ駅えきに入はいり、品川しながわ駅えきからは品しな鶴づる線せん経由けいゆで新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうへ、そこから鶴見つるみ駅えきを経由けいゆして、平塚ひらつか駅えきまでの貨物かもつ線せんを走行そうこう、平塚ひらつか駅えき以西いせいは旅客りょかく線せんを走行そうこうするルートだった[33]。

そこで、東京とうきょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの客きゃく貨分離ぶんりによる貨物かもつ線せん線路せんろ増設ぞうせつは、以下いかのように計画けいかくされた[33][34]。

  1. 品川しながわ駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだは、品しな鶴づる線せんを横須賀よこすか線せんに転用てんよう、貨物かもつ列車れっしゃは、武蔵野線むさしのせんおよび東京とうきょう湾岸わんがん貨物かもつ線せん（東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん）[2]を新設しんせつしてそこに転移てんいする。
  2. 新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだは東側ひがしがわに横須賀よこすか線せん用よう線路せんろを併設へいせつ線せん増まして、在来ざいらい貨物かもつ線せんに取とり付つけ、貨物かもつ列車れっしゃは貨物かもつ線せんを走行そうこうする。
  3. 鶴見つるみ駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだは、鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えきに貨物かもつ列車れっしゃ専用せんようの別線べつせん（羽沢はざわ線せん）[1]を新設しんせつ、東ひがし戸塚とつか駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだに貨物かもつ専用せんよう線せんを在来ざいらい線せんに併設へいせつ線せん増まし、在来ざいらい貨物かもつ線せんを横須賀よこすか線せんに転用てんよう、保土ケ谷ほどがや駅えきの貨物かもつ設備せつびは別線べつせん上じょうに新設しんせつする駅えき（横浜よこはま羽沢はざわ駅えき）に移設いせつする。貨物かもつ列車れっしゃは、鶴見つるみ駅えきから羽沢はざわ線せんと併あわせ高島たかしま線せんも使用しようする（後述こうじゅつ）[注ちゅう 22]。
  4. 大船おおふな駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだは、在来ざいらい線せんに併設へいせつ線せん増まして、旅客りょかく線せんを複々線ふくふくせん、貨物かもつ線せんを複線ふくせんとして、戸塚とつか駅えき・大船おおふな駅えき・藤沢ふじさわ駅えきの貨物かもつ扱あつかいを統合とうごうして湘南しょうなん貨物かもつ駅えき（現げん・廃止はいし）を新設しんせつする。
  5. 平塚ひらつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだは、在来ざいらい線せんに併設へいせつ線せん増まして、旅客りょかく線せんと貨物かもつ線せんを分離ぶんりして線路せんろ別べつ複々線ふくふくせんとし、辻堂つじどう駅えきから二宮にのみや駅えきまでの貨物かもつ扱あつかいを相模さがみ貨物かもつ駅えき、国府津こうづ駅えき・鴨宮かものみや駅えき・小田原おだわら駅えきの貨物かもつ扱あつかいを西にし湘貨物ぶつ駅えきにそれぞれ統合とうごうする。

上記じょうきの計画けいかくによる貨物かもつ新しん線せんの建設けんせつや線路せんろ増設ぞうせつは、横須賀よこすか線せんに既存きそんの貨物かもつ線せんを譲ゆずり渡わたす代かわりに、汐留しおどめ駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの新あらたな貨物かもつルートを構成こうせいするものであった[35]。

旅客りょかく列車れっしゃの分離ぶんり計画けいかくについては「横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん#SM分離ぶんり」を参照さんしょう

それに先駆さきがけ、1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）3月がつ25日にちに川崎かわさき駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせんを延伸えんしんする形かたちで、浜川崎はまかわさき駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう（現げん・川崎かわさき貨物かもつ駅えき）間あいだおよび塩浜しおはま操みさお駅えきが開業かいぎょう[2][36]、1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）4月がつには、汐留しおどめ駅えき - 梅田うめだ駅えき（現げん・廃止はいし）間あいだに1日にち5往復おうふくの「フレートライナー」方式ほうしきによる高速こうそくコンテナ列車れっしゃ（フレートライナー）の運行うんこうが開始かいしされた[37][注ちゅう 23]。

1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）10月がつ1日にちに、汐留しおどめ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだ（東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん）が開業かいぎょう、同時どうじに東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきも開業かいぎょうしたが、当とう駅えきの開業かいぎょう当時とうじの機能きのうは、フレートライナー専用せんようターミナルであった[2][38][39]。東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんの開業かいぎょうにより、汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくのフレートライナーの一部いちぶが東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき発着はっちゃくとなり（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）、同時どうじに川崎かわさき地区ちくにあった、川崎かわさき駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの支線しせんおよび小田おだ操車そうしゃ場じょうは廃止はいしされた[25]。また、これと同時どうじに正式せいしき路線ろせんではなかった尻手しって連絡れんらく線せんが正式せいしきに南武線なんぶせんの支線しせんとなった[40][注ちゅう 24]。なお、東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんうち、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだは東京とうきょう外がい環状かんじょう線せん計画けいかくの区間くかんで、建設けんせつ名めいは「京葉線けいようせん」であった[42][43][注ちゅう 25]。

「東京とうきょう外がい環状かんじょう線せん#路線ろせん概要がいよう」、「京葉けいよう線せん#歴史れきし」、「武蔵野線むさしのせん#歴史れきし」、および「東京とうきょう臨海りんかい高速こうそく鉄道てつどうりんかい線せん#沿革えんかく」も参照さんしょう

1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）3月がつ1日にちに浜はま川崎かわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだが開業かいぎょう[2][38]、これにより東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんが全通ぜんつう[2][38][注ちゅう 26]、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき発着はっちゃくのフレートライナーは、一部いちぶが塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう→浜川崎はまかわさき駅えき→鶴見つるみ駅えき経由けいゆとなった[45]が、鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだの新しん線せん（羽沢はざわ線せん）がまだ完成かんせいしていなかったため、鶴見つるみ駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだでは、40数すう年ねんぶりに東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつバイパス線せんとしての実質じっしつ機能きのうを回復かいふくしていた高島たかしま線せん[46]および根岸線ねぎしせん経由けいゆとした（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）。

また、塩浜しおはま操車そうしゃ場じょうと東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん開業かいぎょうの間あいだには、大船おおふな駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだには周辺しゅうへん駅えきの貨物かもつ扱あつかいを統合とうごうした貨物かもつ専用せんよう駅えきとして、1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）10月がつ1日にちには戸塚とつか駅えき・大船おおふな駅えき・藤沢ふじさわ駅えきの貨物かもつ扱あつかいを統合とうごうした湘南しょうなん貨物かもつ駅えき[47][48]が、1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）5月がつ20日はつかには国府津こうづ駅えき・鴨宮かものみや駅えき・小田原おだわら駅えきの貨物かもつ扱あつかいを統合とうごうした西にし湘貨物ぶつ駅えき[47][49]が、1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）9月がつ25日にちには辻堂つじどう駅えきから二宮にのみや駅えきまでの貨物かもつ扱あつかいを統合とうごうした相模さがみ貨物かもつ駅えき[47][50]が、それぞれ開業かいぎょうした[51]。なお、当初とうしょ計画けいかくされていた、大船おおふな駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの在来ざいらい線せんに併設へいせつ線せん増ぞうを行おこなって旅客りょかく線せんを複々線ふくふくせん、貨物かもつ線せんを複線ふくせんとする計画けいかくは実施じっしされず、この区間くかんは既存きそんの線路せんろ（旅客りょかく線せんと貨物かもつ線せんの線路せんろ別べつ複々線ふくふくせん）をそのまま採用さいようした[33]。

貨物かもつ新しん線せん建設けんせつの反対はんたい運動うんどう[編集へんしゅう]

「横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん#難渋なんじゅうしたSM分離ぶんりおよび相互そうご直通ちょくつう運転うんてん」も参照さんしょう

（本節ほんぶし全体ぜんたいの出典しゅってん…[52][53][54]、なお、本節ほんぶしのみ羽沢はざわ線せんを貨物かもつ新しん線せんと表記ひょうき）

鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだについては、前述ぜんじゅつのように北方ほっぽうに迂回うかいする貨物かもつ新しん線せんを建設けんせつすることになったが、これは横浜よこはま駅えき付近ふきんの市街しがい化かが進すすみ線せん増ぞうが困難こんなんなためであった[55]。この貨物かもつ新しん線せんは、武蔵野むさしの貨物かもつ線せん・新鶴見しんつるみ方面ほうめんからの線路せんろと塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう経由けいゆ東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき方面ほうめんからの線路せんろとが合流ごうりゅうする鶴見つるみ駅えきを起点きてんとし、同どう駅えき構内こうないにおいて根岸線ねぎしせん方面ほうめんへの高島たかしま線せんと分岐ぶんきしてトンネルに入はいり[注ちゅう 27]東海道とうかいどう旅客りょかく線せんなどと交差こうさ、一度いちど地上ちじょうへ出でて横浜よこはま線せん大口おおぐち駅えき付近ふきんで高架こうかで交差こうさ、長大ちょうだいトンネルで横浜よこはま市し港北こうほく区くや神奈川かながわ区くの丘陵きゅうりょう地帯ちたいを抜ぬけると貨物かもつ専用せんようの横浜よこはま羽沢はざわ駅えきへ至いたり、同どう駅えきから2本ほんのトンネルを経へて相鉄そうてつ本線ほんせん上星川かみほしかわ駅えき付近ふきんで高架こうかで同線どうせんと交差こうさした先さきから、長大ちょうだいトンネルで保土ケ谷ほどがや区くの丘陵きゅうりょう地帯ちたいを抜ぬけ東ひがし戸塚とつか駅えきで旅客りょかく線せんと合流ごうりゅう[56][57]、その先さきの東ひがし戸塚とつか駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだは旅客りょかく線せんに沿そって新あらたに貨物かもつ用ようの複線ふくせんを敷設ふせつして東海道とうかいどう線せん列車れっしゃ用よう・横須賀よこすか線せん電車でんしゃ用ようと併あわせて三さん複線ふくせん化か[56][58]、戸塚とつか駅えきを貨物かもつ新しん線せんの終点しゅうてんとするものであった[27]。しかし、この貨物かもつ新しん線せんは反対はんたい運動うんどうにより、着工ちゃっこうから開通かいつうまで実じつに13年ねんの歳月さいげつを要ようすることになった。

1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）4月がつに東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ線路せんろ増設ぞうせつ工事こうじを国鉄こくてつ理事りじ会かいで決定けってい、同年どうねん5月がつに工事こうじ実施じっし計画けいかくの認可にんかが下おりたことで、国鉄こくてつは用地ようち買収ばいしゅう着手ちゃくしゅのため、貨物かもつ新しん線せん建設けんせつの計画けいかくを発表はっぴょうした。ところが、突然とつぜん発表はっぴょうされた建設けんせつ計画けいかくは、恩恵おんけいを直接ちょくせつ受うけない横浜よこはま市し神奈川かながわ区くや保土ケ谷ほどがや区くなどの貨物かもつ新しん線せん沿線えんせん住民じゅうみんの一斉いっせいの反発はんぱつを招まねき、各地かくちで貨物かもつ線せん建設けんせつ反対はんたい運動うんどうを引ひき起おこした。この反対はんたい運動うんどうは、国鉄こくてつ側がわが地元じもとの意見いけんを聞きかずに一方いっぽう的てきにルートを決きめたことへの反発はんぱつと、住宅じゅうたくの多おおい沿線えんせんの丘陵きゅうりょう地帯ちたいを長大ちょうだいトンネルで通とおしたとしても騒音そうおんや振動しんどうが発生はっせいするのではないかという警戒けいかい感かんから発生はっせいしたもので、住民じゅうみん側がわでは同年どうねん9月がつ11日にちに「篠原しのはら菊名きくな地区ちく貨物かもつ線せん反対はんたい期成きせい同盟どうめい」が、1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）5月がつ23日にちに保土ケ谷ほどがや区く上星川かみほしかわ地区ちくでも反対はんたい同盟どうめいが結成けっせいされ、反対はんたい運動うんどうが各地かくちに波及はきゅう、同年どうねん6月がつ10日とおかに結成けっせいされた「横浜新よこはましん貨物かもつ線せん反対はんたい同盟どうめい連合れんごう協議きょうぎ会かい」によって各地かくちの反対はんたい運動うんどうの連携れんけいを図はかることになった。これら反対はんたい運動うんどうの影響えいきょうで、国鉄こくてつは用地ようち買収ばいしゅうに着手ちゃくしゅできず、住民じゅうみん説明せつめい会かいや測量そくりょうも行おこなうことができなかった[注ちゅう 28]。しかし、住民じゅうみん側がわが国鉄こくてつとの交渉こうしょうを続つづけていくうちに、絶対ぜったい反対はんたいから条件じょうけん闘争とうそうへと転換てんかんする地区ちくも現あらわれて、1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）6月がつに上星川かみほしかわ地区ちくが反対はんたい同盟どうめい連合れんごうから脱退だったい、同年どうねん横浜よこはま市しは貨物かもつ線せん建設けんせつは通勤つうきん輸送ゆそう緩和かんわのためやむを得えないとして、国鉄こくてつに十分じゅうぶんな騒音そうおん・振動しんどう対策たいさくを求もとめたが、それでも納得なっとくのいかない一部いちぶ住民じゅうみんは強硬きょうこうに反対はんたい、測量そくりょうを始はじめた工事こうじ関係かんけい者しゃと衝突しょうとつ、測量そくりょうを中止ちゅうしに追おい込こんだ。1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）3月がつ6日にちに横浜よこはま市し会かいが反対はんたい請願せいがんを不ふ採用さいようとする決議けつぎを採択さいたく、これにより住民じゅうみん側がわの反対はんたい運動うんどうの体勢たいせいは条件じょうけん闘争とうそうへと向むかうが、建設けんせつ反対はんたい強硬きょうこう派はの一部いちぶ住民じゅうみんとは数すう年間ねんかんにわたり双方そうほうのにらみ合あいが続つづいた。

国鉄こくてつは、依然いぜんとして強硬きょうこうに反対はんたいする一部いちぶ住民じゅうみんについて条件じょうけん闘争とうそう派はとは分わけて強つよく対応たいおうすることにし、1970年ねん2月がつ17日にちに土地とち収用しゅうよう法ほうによる事業じぎょう認定にんていを申請しんせい、それに対たいし反対はんたい同盟どうめい連合れんごうは事業じぎょう認定にんていの前提ぜんていとなる縦覧じゅうらんの阻止そし闘争とうそうなどを続つづけた。しかし、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月がつになると建設けんせつ反対はんたい強硬きょうこう派はが集あつまる鶴見つるみ区くや神奈川かながわ区くの一部いちぶ住民じゅうみんが反対はんたい同盟どうめい連合れんごうから脱退だったい、条件じょうけん派はの貨物かもつ線せん公害こうがい対策たいさく協議きょうぎ会かいを結成けっせい、事実じじつ上じょう反対はんたい同盟どうめい連合れんごうは分裂ぶんれつした。これにより、同年どうねんには国鉄こくてつと条件じょうけん付つき賛成さんせい派はが建設けんせつに合意ごうい、ほぼ全線ぜんせんで着工ちゃっこうされたが、横浜よこはま線せんとの交差こうさ付近ふきんの500mの区間くかんの神奈川かながわ区く松見まつみ町まちと同どう神之木かみのき町まちの住民じゅうみんは団結だんけつ小屋こやまで作つくり最後さいごまで強硬きょうこうに反対はんたいしていた。これに対たいし、1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）7月がつ17日にちに建設けんせつ大臣だいじんによる土地とち収用しゅうよう法ほうに基もとづく事業じぎょう認定にんていの公示こうじがあり、絶対ぜったい反対はんたいの地区ちくに対たいしては土地とち収用しゅうよう法ほうが適用てきようされ、1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）6月がつ3日にちには神奈川かながわ県けん収用しゅうよう委員いいん会かいは収用しゅうようの裁決さいけつを下くだし強制きょうせい収用しゅうようが実施じっしされ、同年どうねん9月がつ14日にちに団結だんけつ小屋こやは撤去てっきょされた[59]。

建設けんせつ工事こうじはこの区間くかんを除のぞき1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）3月がつまでに終了しゅうりょうしており、最後さいごまで残のこったこの区間くかんを突貫とっかん工事こうじで約やく半年はんとしで完成かんせいさせ、1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）10月がつ1日にちのダイヤ改正かいせいから貨物かもつ新しん線せんの使用しようを開始かいしした。なお、この貨物かもつ新しん線せんはトンネルが多おおく、横浜よこはま線せんなどの交差こうさ部分ぶぶんなどで地上ちじょうに出でても防音ぼうおん壁かべで覆おおわれた構造こうぞうとなっているため、開業かいぎょう後ごはその存在そんざいを認識にんしきしていない住民じゅうみんも多おおくなった[60]。

貨物かもつ新しん線せん開業かいぎょうから民営みんえい化か直前ちょくぜんまで[編集へんしゅう]

1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）10月がつ1日にちの羽沢はざわ線せんおよび横浜よこはま羽沢はざわ駅えき開業かいぎょうと同時どうじに、平塚ひらつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだは、旅客りょかく線せんと貨物かもつ線せんを分離ぶんりして線路せんろ別べつ複々線ふくふくせんとなり、中止ちゅうしされた大船おおふな駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの三さん複線ふくせん化かを除のぞき計画けいかくされた線路せんろ増設ぞうせつおよび客きゃく貨分離ぶんりがすべて完成かんせい[33][51][58]、それに伴ともない鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき - 戸塚とつか駅えき間あいだの在来ざいらい貨物かもつ線せんは使用しよう停止ていしされ、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきは全面ぜんめん使用しようが開始かいしされた[38]。翌よく1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）10月がつ1日にちには東海道とうかいどう本線ほんせんと横須賀よこすか線せんとの別線べつせん化かによる系統けいとう別べつの路線ろせん分離ぶんり（通称つうしょう：SM分離ぶんり）が行おこなわれるとともに、これまで東海道とうかいどう本線ほんせんや横須賀よこすか線せんの旅客りょかく列車れっしゃに併結されていた荷物にもつ電車でんしゃ（クモニやクモユニなど）は、旅客りょかく列車れっしゃと分離ぶんりされ、発着はっちゃく駅えきも東京とうきょう駅えき[注ちゅう 29]から全ぜん列車れっしゃが汐留しおどめ駅えきに変更へんこう[61]、荷物にもつ電車でんしゃおよび羽沢はざわ線せん開業かいぎょう以前いぜんは品川しながわ駅えきから東海道とうかいどう旅客りょかく線せん経由けいゆで運行うんこうされていた汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくなどの荷物にもつ専用せんよう列車れっしゃ（急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃ）[注ちゅう 30]は、開業かいぎょう当初とうしょ横浜よこはま地区ちくの荷扱にあつかいの集約しゅうやく駅えきとしての機能きのうを意図いとされた横浜よこはま羽沢はざわ駅えきを原則げんそくとして経由けいゆするようになった[60][注ちゅう 31]。

前述ぜんじゅつのように、線路せんろ増設ぞうせつや客きゃく貨分離ぶんりが実施じっしされ、貨物かもつ設備せつびも近代きんだい化かを図はかり、列車れっしゃも高速こうそくコンテナ列車れっしゃのフレートライナーなどを基幹きかんとして運行うんこうしてきた東海道とうかいどう貨物かもつ線せんであるが、1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）から1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）をピークに年々ねんねん減少げんしょうの一途いっとを辿たどってきた貨物かもつ輸送ゆそう量りょうや貨物かもつ列車れっしゃキロなどは、この東海道とうかいどう貨物かもつ線せんでも例外れいがいなく押おし寄よせ[63]、羽沢はざわ線せん開業かいぎょう前まえの1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）10月がつ2日にちダイヤ改正かいせいでは、高速こうそく道路どうろ網もうの整備せいび、トラック輸送ゆそうの発達はったつなどにより、フレートライナーの減げん便びん（全国ぜんこく的てきには114本ほんから84本ほんと30本ほんの減げん便びん）や直行ちょっこう列車れっしゃの減げん便びん（全国ぜんこく的てきには64本ほんから54本ほんの10本ほんの減げん便びん）など、鉄道てつどう貨物かもつが大幅おおはばに削減さくげんされた[64]。

1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ1日にちのダイヤ改正かいせいでは貨物かもつ輸送ゆそう方式ほうしきをヤード系けい集積しゅうせき輸送ゆそうを廃止はいしして、直行ちょっこう輸送ゆそうシステムへ全面ぜんめん転換てんかんを図はかる抜本ばっぽん的てき大だい改正かいせいを実行じっこうした[65][66]。それに伴ともない、東京とうきょう市場いちば線せん（汐留しおどめ駅えき - 東京とうきょう市場いちば駅えき間あいだ）は廃止はいし、ただし、設備せつびは汐留しおどめ駅えき構内こうない扱あつかいとして存続そんぞくし、貨物かもつ輸送ゆそうは1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）1月がつ31日にちまで継続けいぞくされた[28][67][68]。その他た、品しな鶴づる線せん他た東海道とうかいどう・武蔵野線むさしのせんなどへの一大いちだい中継ちゅうけい操車そうしゃ場じょうであった新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうが、操車そうしゃ場じょうとしての機能きのうが廃止はいしされ、新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょうへ改称かいしょう[19][69]根岸線ねぎしせん磯子いそご駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょう廃止はいし[67]により、根岸ねぎし駅えき以西いせいの定期ていき貨物かもつ輸送ゆそうが終了しゅうりょうしたため、高島たかしま線せんは再ふたたび貨物かもつバイパス線せんとしての機能きのうを失うしなうことになった[46]。

詳細しょうさいは「1984年ねん2月がつ1日にち国鉄こくてつダイヤ改正かいせい#貨物かもつ列車れっしゃの大だい整理せいり」を参照さんしょう

高島たかしま線せんには、横浜よこはま港こうを囲かこうように設もうけられたいくつもの貨物かもつ専用せんよう駅えきがあったが、横浜よこはま羽沢はざわ駅えき開業かいぎょうと同時どうじに東ひがし横浜よこはま駅えきが廃止はいしされたのを皮切かわきりに、民営みんえい化かまでに表おもて高島たかしま駅えき、横浜よこはま市場いちば駅えき、横浜よこはま港みなと駅えき、山下やました埠頭ふとう駅えきが横浜よこはま羽沢はざわ駅えきに集約しゅうやくされる形かたちで相次あいついで廃止はいしとなった。

詳細しょうさいは「高島たかしま線せん#臨港りんこう線せんの衰退すいたい」および「東ひがし横浜よこはま駅えき#歴史れきし」を参照さんしょう

また、1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月がつ1日にちに汐留しおどめ駅えき - 芝浦しばうら駅えき間あいだの支線しせんが廃止はいしされ、同年どうねん7月がつ27日にちには汐留しおどめ駅えきを発着はっちゃくするカートレイン（後ごのカートレイン九州きゅうしゅう）が汐留しおどめ駅えき - 東ひがし小倉こくら駅えき間あいだで運行うんこうを開始かいし[70]した。また、同年どうねん12月がつ1日にちには湘南しょうなん貨物かもつ駅えきが廃止はいし[47][71]され、同どう駅えきは開業かいぎょうしてからわずか16年ねんで廃止はいしされた[51]。

さらに、国鉄こくてつ最後さいごのダイヤ改正かいせいとなった1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にちのダイヤ改正かいせいでは、日本にっぽんの鉄道てつどう創設そうせつ時じの始発駅しはつえきであり、旧きゅう・新橋しんばし停車ていしゃ場じょうから約やく106年間ねんかん続つづいた汐留しおどめ駅えきが廃止はいし[16]、カートレインは恵比寿えびす駅えき発着はっちゃくに変更へんこうされた。荷物にもつ列車れっしゃ関連かんれんでは、これまで東海道とうかいどう本線ほんせんや横須賀よこすか線せんで運行うんこうされていた荷物にもつ電車でんしゃや汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくなどの荷物にもつ専用せんよう列車れっしゃ（急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃ）の運行うんこうが全面ぜんめん的てきに廃止はいし[61][62]、横浜よこはま羽沢はざわ駅えきは荷扱にあつかいの集約しゅうやく駅えきとしての取扱とりあつかいを廃止はいしした[注ちゅう 32]。

民営みんえい化か後ご[編集へんしゅう]

鶴見つるみ駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだを貨物かもつ線せん経由けいゆで運行うんこうする定期ていき列車れっしゃ（湘南しょうなんライナーなど）については「湘南しょうなん (列車れっしゃ)」を、当とう路線ろせんの旅客りょかく化か構想こうそう・計画けいかくなどについては「#今後こんごの構想こうそう」を参照さんしょう

1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にちに国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうが承継しょうけい[注ちゅう 33]、日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうが第だい2種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとなった[注ちゅう 34]。

1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）3月がつ13日にちのダイヤ改正かいせいで「湘南しょうなんライナー」に小田原おだわら発はつ品川しながわ行ゆきの上のぼり1本ほんを増発ぞうはつ[73][74][75]。運行うんこう経路けいろは藤沢ふじさわ駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだの渡わたり線せんから貨物かもつ線せん - 羽沢はざわ線せん - 品しな鶴づる線せん経由けいゆとなるもので、貨物かもつ線せん大船おおふな駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだと羽沢はざわ線せん全線ぜんせんに定期ていき旅客りょかく列車れっしゃが走行そうこうするようになった[73][74][75]。同年どうねん7月がつ6日にちから新宿しんじゅく駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだに2往復おうふくの「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」[注ちゅう 35]が運行うんこうを開始かいし、鶴見つるみ駅えき以西いせいの運行うんこう経路けいろは羽沢はざわ線せん - 貨物かもつ線せん（茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの渡わたり線せんまで） - 旅客りょかく線せんとなる（品しな鶴づる線せんの運行うんこう経路けいろや現状げんじょうなどについての詳細しょうさいは後述こうじゅつ）[73][74][75]。

1990年ねん（平成へいせい2年ねん）3月がつ10日とおか、塩浜しおはま操みさお駅えきが川崎かわさき貨物かもつ駅えきに改称かいしょうされ、同年どうねん12月がつ23日にちにはカートレイン九州きゅうしゅうが浜川崎はまかわさき駅えきを経由けいゆし浜松町はままつちょう駅えきを発着はっちゃくするようになった[76]。

1993年ねん（平成へいせい5年ねん）12月4日にちに藤沢ふじさわ駅えきの[73][74][75]、翌よく1994年ねん（平成へいせい6年ねん）12月3日にちに茅ケ崎ちがさき駅えきの貨物かもつ線せんホームが開設かいせつされ[73][74][75]、それぞれのダイヤ改正かいせいで貨物かもつ線せん経由けいゆの「湘南しょうなんライナー」「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」が両りょう駅えきに停車ていしゃするようになった[73][74][75][注ちゅう 36]。

1996年ねん（平成へいせい8年ねん）10月がつ1日にちに汐留しおどめ支線しせん品川しながわ駅えき - 浜松町はままつちょう駅えき間あいだが廃止はいしされ[77]、1998年ねん（平成へいせい10年ねん）1月がつ30日にちには都営地下鉄とえいちかてつ大江戸おおえど線せんの工事こうじのため浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだが休止きゅうしし、カートレインは廃止はいしされた[78][79]。

2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月がつ26日にち、南武線なんぶせん川崎新町かわさきしんまち - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだに小田栄おださかえ駅えきが開業かいぎょう、同年どうねん9月がつ30日にちには浜松はままつ町まち - 東京貨物とうきょうかもつターミナル間あいだが改あらためキロ（-0.6 km）された。2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）11月30日にちには相鉄そうてつ線せん直通ちょくつう列車れっしゃの運行うんこう開始かいしに伴ともなって羽沢はざわ線せん鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき間あいだから分岐ぶんきする形かたちで羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えきが開業かいぎょうした[80][81][82][83]。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）12月がつ20日はつか：東京とうきょう駅えき開業かいぎょうに伴ともない、汐留しおどめ駅えき（新橋しんばし駅えきから改称かいしょう） - 品川しながわ駅えき間あいだ（3.1M≒4.99km）が東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ支線しせん（汐留しおどめ支線しせん）となる。
  • 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）12月30日にち：高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき（現げん・保土ケ谷ほどがや駅えき）間あいだ開業かいぎょう。
  • 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）6月がつ17日にち：鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだが開業かいぎょう、鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだにおける東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ列車れっしゃのパイパスルート完成かんせい。
  • 1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）5月がつ1日にち：貨物かもつ支線しせん 川崎かわさき - 浜川崎はまかわさき間あいだ（2.7M≒4.35km）が開業かいぎょう。浜川崎はまかわさき駅えき開業かいぎょう。
  • 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）8月がつ - 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）3月がつ20日はつか：段階だんかい的てきな腹はら付づけ線せん増ぞうにより、程ほどヶ谷たに駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだが複々線ふくふくせん化か。
  • 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）
    • 8月がつ21日にち：品しな鶴づる線せん開業かいぎょうに伴ともない、鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだ複々線ふくふくせん化か、汐留しおどめ駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せん完全かんぜん別線べつせん化かが完了かんりょう。
    • 9月16日にち：高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだが廃止はいし、高島たかしま線せんは鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだとなる。
  • 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）
    • 3月25日にち：南みなみ武たけし鉄道てつどう支線しせん（現在げんざいの南武線なんぶせん浜川崎支線はまかわさきしせん）開業かいぎょう。八丁畷はっちょうなわて駅えき南方なんぽう - 浜川崎はまかわさき駅えきで単線たんせん並列へいれつとなる。
    • 4月がつ1日にち：マイル表示ひょうじからメートル表示ひょうじに変更へんこう（品川しながわ - 汐留しおどめ間あいだ 3.1M→4.9km、川崎かわさき - 浜川崎はまかわさき間あいだ 2.7M→4.1km）
    • 8月がつ1日にち：汐留しおどめ駅えき - 芝浦しばうら駅えき間あいだ開業かいぎょう。
  • 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）2月がつ11日にち：汐留しおどめ駅えき - 東京とうきょう市場いちば駅えき間あいだ（東京とうきょう市場いちば線せん）開業かいぎょう。
  • 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）9月がつ14日にち ：川崎かわさき新町しんまち駅えき隣接りんせつの小田おだ操車そうしゃ場じょう開設かいせつ。
  • 1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）
    • 3月25日にち：川崎かわさき駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせんを延伸えんしんする形かたちで、浜川崎はまかわさき駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだ (4.9km) および塩浜しおはま操みさお駅えき開業かいぎょう。
    • 6月21日にち：浜川崎はまかわさき駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだが電化でんか（以降いこうの開業かいぎょう区間くかんは電化でんか開業かいぎょう）。
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）4月がつ：国鉄こくてつが横浜よこはま駅えきを迂回うかいする鶴見つるみ - 戸塚とつか間あいだの貨物かもつ専用せんよう線せん建設けんせつを発表はっぴょう。以後いご、生活せいかつ環境かんきょうの悪化あっかを危惧きぐした沿線えんせん住民じゅうみんが強硬きょうこうな反対はんたい運動うんどうを展開てんかい。
  • 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）10月がつ1日にち：汐留しおどめ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだ (16.5km)および東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきが開業かいぎょう。塩浜しおはま操みさお - 浜川崎はまかわさき間あいだ改あらためキロ (-0.1km)。川崎かわさき - 浜川崎はまかわさき間あいだ (4.1km) が廃止はいし。
  • 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）3月がつ1日にち：浜川崎はまかわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだ (5.3km) が開業かいぎょう。塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ改あらためキロ (+0.5km)。南武線なんぶせん浜川崎支線はまかわさきしせんと単線たんせん並列へいれつだった浜川崎はまかわさき駅えき - 川崎かわさき新町しんまち駅えき（小田おだ操車そうしゃ場じょう）間あいだを共用きょうよう複線ふくせん化か。
  • 1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）10月がつ1日にち：鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 戸塚とつか間あいだ駅えき(20.2km) が開業かいぎょう。東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき全面ぜんめん使用しよう開始かいし。鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき - 戸塚とつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せんは使用しよう停止ていし。平塚ひらつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ複々線ふくふくせん化かにより貨客分離ぶんり完了かんりょう。汐留しおどめ駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだおよび浜はま川崎かわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだを区間くかん統合とうごうし表示ひょうじを汐留しおどめ駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだに変更へんこう
  • 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）10月がつ1日にち：東海道とうかいどう本線ほんせんと横須賀よこすか線せんとの別線べつせん化かによる系統けいとう別べつの路線ろせん分離ぶんり（通称つうしょう：SM分離ぶんり）に伴ともない、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき - 戸塚とつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せんは横須賀よこすか線せんに転用てんよう。
  • 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ1日にち：東京とうきょう市場いちば線せん汐しお留とめ駅えき - 東京とうきょう市場いちば駅えき間あいだ廃止はいし。ただし、設備せつびは汐留しおどめ駅えき構内こうない扱あつかいとして存続そんぞく。
  • 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）
    • 3月1日にち：汐留しおどめ駅えき - 芝浦しばうら駅えき間あいだ廃止はいし。
    • 3月14日にち：品川しながわ駅えき - 汐留しおどめ駅えき間あいだおよび汐しお留とめ駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだを区間くかん統合とうごうし表示ひょうじを品川しながわ駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだに変更へんこう。
    • 12月1日にち：湘南しょうなん貨物かもつ駅えき廃止はいし。
    • 7月がつ27日にち：汐留しおどめ駅えきを発着はっちゃくするカートレインの運行うんこうを開始かいし。
  • 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にち：汐留しおどめ駅えき廃止はいし。区間くかん表示ひょうじを品川しながわ駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだ (25.2km) に変更へんこう（-6.8km）。カートレインは恵比寿えびす駅えき発着はっちゃくに変更へんこう。
  • 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）
    • 1月がつ31日にち：東京とうきょう市場いちばまでの貨物かもつ輸送ゆそうを廃止はいし。
    • 4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうが承継しょうけい[注ちゅう 33]、日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどうが第だい2種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとなる[注ちゅう 34]。東海道本線とうかいどうほんせん貨物かもつ支線しせんの区間くかん表示ひょうじを、品川しながわ駅えき - 浜松町はままつちょう駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ (24.3km)、鶴見つるみ駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだ (2.3km)、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ (16.0km) に変更へんこう[注ちゅう 37]。
  • 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）
    • 3月13日にち：ダイヤ改正かいせいにより「湘南しょうなんライナー」（現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」）に小田原おだわら発はつ品川しながわ行ゆきの上のぼり1本ほんを増発ぞうはつ、運行うんこう経路けいろが貨物かもつ線せん（大船おおふな駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ）- 羽沢はざわ線せん - 品しな鶴づる線せん経由けいゆとなる。
    • 7月がつ6日にち：新宿しんじゅく駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだに「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」（のちの「おはようライナー新宿しんじゅく」・「ホームライナー小田原おだわら」、現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」）2往復おうふく運行うんこう開始かいし、鶴見つるみ駅えき以西いせいの運行うんこう経路けいろは羽沢はざわ線せん - 貨物かもつ線せん（茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの渡わたり線せんまで） - 旅客りょかく線せん経由けいゆとなる。
  • 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）3月がつ10日とおか：塩浜しおはま操みさお駅えきを川崎かわさき貨物かもつ駅えきに改称かいしょう、同年どうねん12月がつ23日にちにカートレイン九州きゅうしゅうの東京とうきょう側がわ発着はっちゃくが浜松町はままつちょう駅えき（東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん経由けいゆ）に変更へんこう。
  • 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）12月4日にち：藤沢ふじさわ駅えきに貨物かもつ線せんホーム開設かいせつ。ダイヤ改正かいせいにより貨物かもつ線せん経由けいゆの「湘南しょうなんライナー」「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」が停車ていしゃするようになる（ただし改正かいせい日びは土曜日どようびのため、実際じっさいの停車ていしゃは12月6日にち月曜日げつようびから）。
  • 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）12月3日にち：茅ケ崎ちがさき駅えきに貨物かもつ線せんホーム開設かいせつ。ダイヤ改正かいせいにより貨物かもつ線せん経由けいゆの「湘南しょうなんライナー」「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」が停車ていしゃするようになる（ただし改正かいせい日びは土曜日どようびのため、実際じっさいの停車ていしゃは12月5日にち月曜日げつようびから）。
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）10月がつ1日にち：品川しながわ駅えき - 浜松町はままつちょう駅えき間あいだ (3.7km) 廃止はいし。
  • 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）1月がつ22日にち：都営地下鉄とえいちかてつ大江戸おおえど線せんの工事こうじのため浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだ休止きゅうし[84]およびカートレインの運行うんこう廃止はいし。
  • 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
    • 3月26日にち：川崎かわさき新町しんまち駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだに小田栄おださかえ駅えき開業かいぎょう。
    • 9月30日にち：浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだ改あらためキロ (-0.6km)。
  • 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）11月30日にち：鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき間あいだから分岐ぶんきする形かたちで羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えき開業かいぎょう[80][81][82][83]。
  • 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）5月がつ23日にち：東海道とうかいどう線せん（上野うえの東京とうきょうライン）の上のぼり旅客りょかく列車れっしゃが大船おおふな駅えきで貨物かもつ線せんに誤あやまって進入しんにゅう。当該とうがい列車れっしゃはその後ご品ひん鶴づる線せん経由けいゆで運転うんてんされ武蔵むさし小杉こすぎ駅えきに停車ていしゃ[85]。

運行うんこう形態けいたい[編集へんしゅう]

本節ほんぶしでは、東海道とうかいどう貨物かもつ線せんにおける貨物かもつ列車れっしゃと旅客りょかく列車れっしゃの運行うんこう形態けいたいについて、貨物かもつ列車れっしゃ[注ちゅう 38]は大正たいしょう時代じだいの汐留しおどめ支線しせん使用しよう開始かいしから、戦前せんぜん・戦後せんごを通つうじての走行そうこうルートを中心ちゅうしんに、旅客りょかく列車れっしゃは、1988年ねんより鶴見つるみ駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだを貨物かもつ線せん経由けいゆで運行うんこうした「湘南しょうなんライナー」（現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」）から始はじまる通勤つうきんライナーや、それ以前いぜんの臨時りんじ列車れっしゃなどの運行うんこう形態けいたいについて、それぞれ説明せつめいする。

貨物かもつ列車れっしゃ[編集へんしゅう]

東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ列車れっしゃは明治めいじ期きの1873年ねん9月がつから新橋しんばし駅えき - 横浜よこはま駅えき間あいだで運行うんこうされ[64]、大正たいしょう期きに新橋しんばし駅えきから汐留しおどめ駅えきに改称かいしょうされてからは、旧きゅう・旅客りょかく線せんから品川しながわ駅えきまで汐留しおどめ支線しせんに転用てんよう[14][15]され、品しな鶴づる線せん開業かいぎょう（同時どうじに新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうも開業かいぎょう）[15][19]により、貨物かもつ列車れっしゃは汐留しおどめ駅えき - 品川しながわ駅えき - 品しな鶴づる線せん - 新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えきというルートが確立かくりつした。東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ別線べつせんの元祖がんそともいえる高島たかしま線せんの開業かいぎょう（高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだから鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだの開業かいぎょう[21]で、鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだにおける東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ列車れっしゃのパイパスルートとなる[22]が、その後ご高島たかしま駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだの廃止はいしにより、その機能きのうを一時いちじ失うしなう）、程ほどヶ谷たに駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せんの完成かんせい[23][24]、さらに、品しな鶴づる線せんの開業かいぎょうによって鶴見つるみ駅えき - 程ほどヶ谷たに駅えき間あいだの複々線ふくふくせん化かの完成かんせいによる、汐留しおどめ駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの貨物かもつ線せん完全かんぜん別線べつせん化かが完了かんりょう[23]すると、貨物かもつ列車れっしゃは汐留しおどめ駅えき - 汐留しおどめ支線しせん - 品川しながわ駅えき - 品しな鶴づる線せん - 新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えき - 平塚ひらつか駅えきまでの走行そうこうルートが確立かくりつされた[33]。その他た、川崎かわさき駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせんと浜川崎はまかわさき駅えきおよび小田おだ操車そうしゃ場じょうが開業かいぎょう[25]、汐留しおどめ駅えき - 芝浦しばうら駅えき間あいだの開業かいぎょう[27]、汐留しおどめ駅えき - 東京とうきょう市場いちば駅えき間あいだの開業かいぎょう[27]により、それら各かく支線しせんにも運行うんこう区間くかんが拡大かくだいされた。

1964年ねん3月がつに塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう（塩浜しおはま操みさお駅えき）が開業かいぎょう[2][36]した。当時とうじの塩浜しおはま操車そうしゃ場じょうの輸送ゆそうルートは、川崎かわさき駅えきからの支線しせんまたは新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうからの尻手しって連絡れんらく線せん[注ちゅう 39]・南みなみ武たけし支線しせん・浜川崎はまかわさき駅えきを経由けいゆするものであった[36]。

1969年ねん4月がつに汐留しおどめ駅えき - 梅田うめだ駅えき（現げん・廃止はいし）間あいだでフレートライナーが運行うんこうを開始かいしした[37]時点じてんでは東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんはまだ開業かいぎょうしておらず、フレートライナーは全すべて品ひん鶴づる線せん経由けいゆで運行うんこうされた。その後ご、1973年ねん10月がつに東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん（汐留しおどめ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだ）および東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき（開業かいぎょう当時とうじの機能きのうはフレートライナー専用せんようターミナル）が開業かいぎょう[2][38][39]、一部いちぶのフレートライナーが東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき発着はっちゃくとなったが、東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんは鶴づる見方みかたが未み開通かいつうであったため、同どう駅えき発着はっちゃくのフレートライナーは汐留しおどめ駅えき・品ひん鶴づる線せん経由けいゆで運転うんてんされた。汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくのフレートライナーの経路けいろには変更へんこうはなかったが[45]、その他たの汐留しおどめ駅えき発着はっちゃく貨物かもつ列車れっしゃについては新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうとの間あいだで一部いちぶが品しな鶴づる線せん経由けいゆから東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん・南武線なんぶせん支線しせん・尻手しって連絡れんらく線せんを経由けいゆする経路けいろに移行いこうした。さらに、東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん - 汐留しおどめ駅えき - 品しな鶴づる線せん - 鶴見つるみ駅えき以西いせいというルートの列車れっしゃも存在そんざいした。

戦前せんぜんの段階だんかいで鶴見つるみ駅えき - 高島たかしま駅えき間あいだに短縮たんしゅくされ盲腸もうちょう線せん化かしていた高島たかしま線せんであったが、1964年ねん5月がつ19日にちの根岸線ねぎしせん桜木町さくらぎちょう駅えき - 磯子いそご駅えき間あいだの開通かいつうに伴ともない、同年どうねん6月がつ1日にちに高島たかしま駅えきから桜木町さくらぎちょう駅えきまで単線たんせんで延伸えんしんした[86][注ちゅう 40]。その後ご、1973年ねん4月がつ9日にちに根岸線ねぎしせんが全通ぜんつうし大船おおふな駅えき東京とうきょう方かたに設置せっちされた根岸ねぎし線せんと東海道とうかいどう貨物かもつ線せんとの連絡れんらく線せんが開通かいつう[87]、同年どうねん10月がつ1日にちに磯子いそご駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだでの貨物かもつ営業えいぎょうを開始かいしして高島たかしま線せん - 根岸線ねぎしせん経由けいゆの貨物かもつ列車れっしゃの運行うんこうが開始かいしされた[注ちゅう 41]ことにより、44年ねんぶりに高島たかしま線せんが東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつバイパス線せんとしての実質じっしつ機能きのうを回復かいふくした[46]。

1976年ねん3月がつには、浜川崎はまかわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだが開業かいぎょうして[2][38]東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんが全通ぜんつう[2][38][注ちゅう 26]、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき発着はっちゃくのフレートライナーは一部いちぶが塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう - 浜川崎はまかわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき経由けいゆとなったが[45]、鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだの新しん線せん（羽沢はざわ線せん）がまだ完成かんせいしていなかったため、鶴見つるみ駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだでは前述ぜんじゅつのようにバイパス経路けいろとして確立かくりつされた高島たかしま線せん・根岸線ねぎしせん経由けいゆで運行うんこうされた。

1979年ねん10月がつの羽沢はざわ線せんおよび横浜よこはま羽沢はざわ駅えき開業かいぎょうと同時どうじに、平塚ひらつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだは旅客りょかく線せんと貨物かもつ線せんを分離ぶんりして線路せんろ別べつ複々線ふくふくせん[33][51][58][注ちゅう 42][注ちゅう 43]となり、貨物かもつ列車れっしゃの主おもな走行そうこうルートは汐留しおどめ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう - 鶴見つるみ駅えきとなり、鶴見つるみ駅えき以西いせいでは原則げんそくとして羽沢はざわ線せんを経由けいゆ、それ以西いせいは東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの貨物かもつ線せんを走行そうこうするようになった[60][注ちゅう 44]。

1984年ねん2月がつ1日にちのダイヤ改正かいせい後ご、新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうの新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょうへの改称かいしょう[19][69]、根岸線ねぎしせん磯子いそご駅えき - 大船おおふな駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょう廃止はいし[67]（これに伴ともない、高島たかしま線せんは再ふたたび貨物かもつバイパス線せんとしての機能きのうを失うしなうことになった[46]）、1986年ねん11月1日にちダイヤ改正かいせい後ごの汐留しおどめ駅えきの廃止はいし[16][注ちゅう 45]以降いこうは、貨物かもつ列車れっしゃは原則げんそく東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきを始終しじゅう着駅ちゃくえきとして運行うんこう、鶴見つるみ駅えき以西いせいへ向むかう場合ばあいは羽沢はざわ線せん経由けいゆ（一部いちぶは旅客りょかく線せん横浜よこはま駅えき経由けいゆ）となった[75]。なお、羽沢はざわ線せんや貨物かもつ線せん（東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ）の保線ほせん作業さぎょうなどで貨物かもつ線せんが計画けいかく運休うんきゅうする場合ばあいは、貨物かもつ列車れっしゃが旅客りょかく線せん（横浜よこはま駅えき経由けいゆになる場合ばあいと、貨物かもつ線せんとの渡わたり線せんがある大船おおふな駅えきなどからの場合ばあいがある）を走行そうこうすることがある[75]。また、品しな鶴づる線せん開業かいぎょう以降いこう東京とうきょうを縦貫じゅうかんする貨物かもつ列車れっしゃは品しな鶴づる線せん - 山手やまて貨物かもつ線せん - 東北とうほく貨物かもつ線せんを経由けいゆしていたが、1976年ねん3月がつ（東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん全通ぜんつうと同時どうじ）に武蔵野線むさしのせん鶴見つるみ駅えき - 府中ふちゅう本町ほんちょう駅えき間あいだ（通称つうしょう：武蔵野南線むさしのなんせん）が開業かいぎょう[2]してからは、一部いちぶを除のぞき鶴見つるみ駅えき - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 武蔵野線むさしのせん経由けいゆで運転うんてんされるようになった[75]。

旅客りょかく列車れっしゃ[編集へんしゅう]

東海道とうかいどう貨物かもつ線せんを行いくEF58 61牽引けんいん「海底かいていトンネル号ごう」（1984年ねん8月がつ22日にち 京浜急行電鉄けいひんきゅうこうでんてつ花月園かげつえん前ぜん駅えきから撮影さつえい）

旅客りょかく列車れっしゃが東海道とうかいどう貨物かもつ線せん（南武線なんぶせん浜川崎支線はまかわさきしせんの定期ていき旅客りょかく列車れっしゃが運行うんこうしている八丁畷はっちょうなわて駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[注ちゅう 46]を除のぞく本ほん項こうの区間くかん）を走行そうこうした事例じれいとしては、国鉄こくてつ時代じだいに新宿しんじゅく駅えき発着はっちゃくの湘南しょうなん伊豆いず方面ほうめん行ぎょうの週末しゅうまつ行楽こうらく臨時りんじ列車れっしゃが品しな鶴づる線せん（旅客りょかく線せん化か前まえ） - 貨物かもつ線せん（鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき - 平塚ひらつか駅えき）経由けいゆで運行うんこうされたことがある。また、汐留しおどめ駅えきが廃止はいしされて以降いこうは、浜松町はままつちょう駅えきから東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん経由けいゆでカートレインが運行うんこうされていた時期じきもあった。さらに、団体だんたい旅客りょかく列車れっしゃが品しな鶴づる線せん旅客りょかく線せん化か前まえからJR化か後ごの現在げんざいに至いたるまで東海道とうかいどう貨物かもつ線せん全線ぜんせんおよび高島たかしま線せんで運行うんこうされたこともある[75]が、いずれもこれらの列車れっしゃは団体だんたい・臨時りんじ列車れっしゃで定期ていき列車れっしゃではなかった。

定期ていき旅客りょかく列車れっしゃの運行うんこうは、1988年ねん3月がつ13日にちのダイヤ改正かいせいで「湘南しょうなんライナー」（現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」）の上のぼり1本ほんが貨物かもつ線せん（大船おおふな駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ）- 羽沢はざわ線せん経由けいゆで運行うんこう開始かいししたことが初はじめてである[73][74][75]。その後ご同年どうねん7月がつ6日にちから新宿しんじゅく駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだで2往復おうふくが運行うんこうを開始かいしした「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」（のちの「おはようライナー新宿しんじゅく」・「ホームライナー小田原おだわら」、現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」）もまた[73][74][75]、羽沢はざわ線せん - 貨物かもつ線せん（茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの渡わたり線せんまで）- 旅客りょかく線せん経由けいゆとなった。なお、「湘南しょうなん新宿しんじゅくライナー」は1980年ねん10月がつ1日にちに横須賀よこすか線せんに転用てんようされて旅客りょかく化かを果はたした品しな鶴づる線せんをも経由けいゆするが、鶴見つるみ駅えき側がわにおいて横須賀よこすか線せんやのちの湘南しょうなん新宿しんじゅくラインとは異ことなる貨物かもつ列車れっしゃ用よう線路せんろ（品しな鶴づる貨物かもつ線せん[注ちゅう 47]）を経由けいゆする[73][74][75]。

現状げんじょうの東海道とうかいどう貨物かもつ線せんの定期ていき旅客りょかく列車れっしゃの走行そうこう区間くかんは、羽沢はざわ線せん・貨物かもつ線せん全線ぜんせんであり、その内訳うちわけは相鉄そうてつ線せん直通ちょくつう列車れっしゃが（品しな鶴づる線せんを含ふくめると）旧きゅう・蛇へび窪くぼ信号しんごう場じょう - 品しな鶴づる貨物かもつ線せん - 鶴見つるみ駅えき - 羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えき（横浜よこはま羽沢はざわ駅えき）間あいだ[80][81][82][83]、特急とっきゅう「湘南しょうなん」の一部いちぶが品しな鶴づる線せん[注ちゅう 48] - 羽沢はざわ線せん - 貨物かもつ線せん（下くだりは茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの渡わたり線せん以東いとう、上のぼりは貨物かもつ線せん全線ぜんせんもしくは茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだの渡わたり線せん以東いとう[注ちゅう 49]）経由けいゆで運行うんこうされている[75]。また、寝台しんだい特急とっきゅう「サンライズ瀬戸せと・出雲いずも」上のぼりは小田原おだわら駅えき - 茅ケ崎ちがさき駅えき間あいだ（正確せいかくには辻堂つじどう駅えき - 茅ケ崎ちがさき駅えき間あいだの渡わたり線せんまで）で貨物かもつ線せんを走行そうこう[75][注ちゅう 50]するほか、大幅おおはば遅延ちえんした場合ばあいには横浜よこはま駅えきの代かわりに小田原おだわら駅えきに臨時りんじ停車ていしゃし、品川しながわ止どまりに変更へんこうの上うえ終点しゅうてんまで貨物かもつ線せん - 羽沢はざわ線せん - 品しな鶴づる線せん経由けいゆで運行うんこうされる[75][88]。なお、貨物かもつ線せんは並行へいこうする旅客りょかく線せんとの渡わたり線せんが大船おおふな駅えき - 藤沢ふじさわ駅えき間あいだ、辻堂つじどう駅えき - 茅ケ崎ちがさき駅えき間あいだ（前述ぜんじゅつの寝台しんだい特急とっきゅう「サンライズ瀬戸せと・出雲いずも」が使用しよう）、茅ケ崎ちがさき駅えき - 平塚ひらつか駅えき間あいだ（前述ぜんじゅつの特急とっきゅう「湘南しょうなん」が使用しよう）、小田原おだわら駅えき構内こうないに存在そんざいしており[75]、旅客りょかく線せんで工事こうじや事故じこがあった場合ばあいには迂回うかいルートとして使用しようされることもあり[75]、かつては寝台しんだい特急とっきゅう「あさかぜ」、「富士ふじ」、「はやぶさ」、「さくら」、寝台しんだい急行きゅうこう「銀河ぎんが」の上のぼり列車れっしゃが大幅おおはば遅延ちえんした際さいにも、同どう経由けいゆに変更へんこうして品川しながわ止どまりで運行うんこうしたことがある[75]。

東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだおよび八丁畷はっちょうなわて駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだでは旅客りょかく列車れっしゃは運行うんこうされていないが、臨時りんじ旅客りょかく列車れっしゃが時折ときおり運転うんてんされており、2009年ねん5月がつから9月がつにかけて、立川たつかわ駅えきから伊豆いず急きゅう下田しもだ駅えきまでの臨時りんじ特急とっきゅう「リゾート踊おどり子こ」が浜川崎はまかわさき駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだで当とう路線ろせんを走行そうこうしたことがある。また、2010年ねん9月がつ18日にちから20日はつかにかけて運転うんてんされた臨時りんじ快速かいそく「はまみらい」も同どう区間くかんを走行そうこうした。

その他たの列車れっしゃ[編集へんしゅう]

貨物かもつ列車れっしゃ・旅客りょかく列車れっしゃ以外いがいにも、東海道とうかいどう線せん車両しゃりょうの回送かいそう列車れっしゃ（新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 小田原おだわら駅えき間あいだ）や配給はいきゅう列車れっしゃなども運行うんこうされる。

今後こんごの構想こうそう[編集へんしゅう]

浜松はままつ町まち駅近えきちか辺べの再さい開発かいはつ事業じぎょう[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「芝浦しばうらプロジェクト」を参照さんしょう

1998年ねん（平成へいせい10年ねん）より休止きゅうしとなっている浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだのうち、浜松はままつ町まち駅近えきちか辺べについては、撤去てっきょされた線路せんろや高架こうか橋きょう部分ぶぶんに浜松はままつ町まちビルディングの敷地しきちを合あわせてJR東日本ひがしにっぽん・野村不動産のむらふどうさん・NREG東芝とうしば不動産ふどうさんが共同きょうどうで再さい開発かいはつする計画けいかくが発表はっぴょうされており、再さい開発かいはつ地区ちくと浜松町はままつちょう駅えきとを結むすぶ歩行ほこう者しゃ専用せんよう道路どうろとして整備せいびされる予定よていである[13]。

東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化か[編集へんしゅう]

品川駅・東京テレポート駅 - 浜川崎駅 - 桜木町駅と、浜川崎駅 - 川崎新町駅 - 川崎駅が答申区間
拡大
拡大かくだい

Clip
品川しながわ駅えき・東京とうきょうテレポート駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えきと、浜川崎はまかわさき駅えき - 川崎かわさき新町しんまち駅えき - 川崎かわさき駅えきが答申とうしん区間くかん

2000年ねん1月がつ、運輸省うんゆしょう（現げん・国土こくど交通省こうつうしょう）運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎ会かい答申とうしん第だい18号ごうにおいて、「東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせんの旅客りょかく線せん化か等ひとし及および川崎かわさきアプローチ線せん（仮称かしょう）の新設しんせつ」として、品川しながわ駅えきおよびりんかい線せん東京とうきょうテレポート駅えきから浜川崎はまかわさき駅えきを経へて桜木町さくらぎちょう駅えき、浜川崎はまかわさき駅えきと川崎かわさき駅えきを結むすぶ路線ろせんがB路線ろせん（今後こんご整備せいびについて検討けんとうすべき路線ろせん）として取とり上あげられた[89]。

これを受うけて、同年どうねん6月がつに沿線えんせんの自治体じちたいなどによる「東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化か整備せいび検討けんとう協議きょうぎ会かい」が設置せっちされた[90]。協議きょうぎ会かいでは、2012年ねんに具体ぐたい的てきなルートを公表こうひょう[91]、品川しながわ駅えき・東京とうきょうテレポート駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えき間あいだ総そう延長えんちょう33kmのうち18kmで既存きそん線せんを活用かつよう、15kmは新しん線せんを建設けんせつするとしている[92]。この計画けいかくが実現じつげんした場合ばあい、品川しながわ - 浜川崎はまかわさき間あいだの所要しょよう時間じかんは24分ふんから16分ふんに、桜木さくらぎ町まち - 浜川崎はまかわさき間あいだは29分ふんから12分ふんに、桜木さくらぎ町まち - 東京とうきょうテレポート間あいだは43分ふんから29分ふんに短縮たんしゅくされる見込みこみである[93]。

2016年ねん4月がつに示しめされた交通こうつう政策せいさく審議しんぎ会かい答申とうしん第だい198号ごうにおいては、「地域ちいきの成長せいちょうに応おうじた鉄道てつどうネットワークの充実じゅうじつに資しするプロジェクト」と位置付いちづけられた[94]。

羽田空港はねだくうこうアクセス線せん[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「羽田空港はねだくうこうアクセス線せん」を参照さんしょう

東京とうきょう国際こくさい空港くうこう（羽田空港はねだくうこう）内ないにある東京とうきょうモノレール羽田空港はねだくうこう線せんと京急けいきゅう空港線くうこうせんの天空てんくう橋きょう駅えきの西側にしがわに東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのトンネルが通かよっており、前述ぜんじゅつの運輸うんゆ政策せいさく審議しんぎ会かい答申とうしん第だい18号ごうにおける東海道とうかいどう貨物かもつ線せんの旅客りょかく化かにおいて、品川しながわ駅えきおよび東京とうきょうテレポート駅えきから浜川崎はまかわさき駅えきに向むかう途中とちゅうに羽田空港はねだくうこう口くち駅えきを設もうけ、羽田空港はねだくうこうへの連絡れんらくを図はかることも盛もり込こまれていたが、2002年ねんにJR東日本ひがしにっぽんが東京とうきょうモノレールを傘下さんかに入いれたこともあり、目立めだった進捗しんちょくはなかった。

2013年ねん（平成へいせい25年ねん）11月になって、休止きゅうし中ちゅうとなっている東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせん（大だい汐しお線せん部分ぶぶん：田町駅たまちえき付近ふきん - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき付近ふきん）を活用かつようし、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき付近ふきん - 羽田空港はねだくうこう間あいだは新あらたにトンネルを建設けんせつする案あんが検討けんとうされるようになった[95][96][97]。JR東日本ひがしにっぽんは既すでに東京とうきょうモノレールを傘下さんかに収おさめているが、羽田空港はねだくうこう発着はっちゃく枠わくの緩和かんわや2020年ねん東京とうきょうオリンピックの開催かいさい等とうにより羽田空港はねだくうこうの利用りよう客きゃく増加ぞうかが見込みこまれ、東京とうきょうモノレールだけでは輸送ゆそう力りょくに限界げんかいがあることを理由りゆうとしている。

2014年ねん8月がつ、JR東日本ひがしにっぽんは国土こくど交通省こうつうしょう交通こうつう政策せいさく審議しんぎ会かいの東京とうきょう圏けんにおける今後こんごの都市とし鉄道てつどうのあり方かたに関かんする小しょう委員いいん会かいで、田町駅たまちえき付近ふきんから大だい汐しお線せんを活用かつようする東山手ひがしやまてルート、りんかい線せん大井おおい町まち駅えきからの西山手にしやまてルート、同どう東京とうきょうテレポート駅えきからの臨海りんかい部ぶルートの3ルートを建設けんせつする計画けいかくを明あきらかにした[98]。

2021年ねん1月がつ20日はつかにJR東日本ひがしにっぽんは東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 羽田空港はねだくうこう新駅しんえき（仮称かしょう）の5.0 kmについて第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう許可きょかを取得しゅとくした[99][100][101]。2023年ねん6月がつの着工ちゃっこう、2031年ねん度どの運行うんこう開始かいしを予定よていしている[102]。

新駅しんえき構想こうそう[編集へんしゅう]

湘南しょうなん貨物かもつ駅えきおよび鎌倉かまくら車両しゃりょうセンター南側みなみがわの跡地あとちを利用りようした旅客りょかく新駅しんえき（仮称かしょう：「村岡むらおか新駅しんえき」）構想こうそうについては「湘南しょうなん貨物かもつ駅えき#駅えき跡地あとちと旅客りょかく新駅しんえき構想こうそう」を参照さんしょう

沿線えんせん概況がいきょう[編集へんしゅう]

浜松町はままつちょう駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの線路せんろおよび沿線えんせんの概況がいきょうについて記しるす[103]。

浜松町はままつちょう駅えき - 鶴見つるみ駅えき間あいだ[編集へんしゅう]

東海道とうかいどう貨物かもつ線せんの書類しょるい上じょうの起点きてんは浜松町はままつちょう駅えきであるが、同どう駅えきから東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきまでは休止きゅうし中ちゅうである。浜松町はままつちょう駅えきから港みなと区く道どう196号ごうまでの区間くかんは野村不動産のむらふどうさん・NREG東芝とうしば不動産ふどうさんとJR東日本ひがしにっぽんが共同きょうどうで推進すいしんする「（仮称かしょう）芝浦しばうら一いち丁目ちょうめ計画けいかく」に取とり込こまれており、現在げんざい旧きゅう芝しば離宮りきゅう恩賜おんし庭園ていえんの上空じょうくうを通過つうかしている自由じゆう通路つうろが貨物かもつ線せん跡地あとちに降おりてくるため、鉄道てつどう用地ようちとしては消滅しょうめつする見込みこみである[104]。港みなと区く道どう196号ごう以南いなんの貨物かもつ線せん用地ようちは山手やまて線せん・京浜東北線けいひんとうほくせん・東海道とうかいどう線せん・東海道新幹線とうかいどうしんかんせんの東側ひがしがわ（海うみ側がわ）に沿そう形かたちで残のこっている。休止きゅうし区間くかんの架線かせんはほとんどが撤去てっきょされ、架線かせん柱ばしらのみが残のこっている。

貨物かもつ線せんは東京とうきょうモノレール羽田空港はねだくうこう線せんの直下ちょっかをしばらく進すすみ、田町駅たまちえき - 高輪たかなわゲートウェイ駅えき間あいだで東海道とうかいどう線せんなどの線路せんろと分わかれて高架こうかとなり、東海道新幹線とうかいどうしんかんせん回送かいそう線せんに沿そって南東なんとうへ進すすむ。首都高しゅとこう速そく1号ごう羽田線はねだせんと東京とうきょうモノレールを跨またいで品川しながわ火力かりょく発電はつでん所しょに沿そい、さらに首都高しゅとこう速そく湾岸わんがん線せん大井おおい出入口でいりぐち付近ふきんを跨またぐと東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきに至いたる。同どう駅えきは東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう（JR東海とうかい）の新幹線しんかんせん大井おおい車両しゃりょう基地きち、東京とうきょう臨海りんかい高速こうそく鉄道てつどうの東ひがし臨運輸区に隣接りんせつしている。

東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきを出でると、中央ちゅうおう卸売おろしうり市場いちば大田おおた市場いちばの手前てまえでトンネルに入はいり、ここから川崎かわさき貨物かもつ駅えきまでは地下ちか区間くかんとなる。昭和島しょうわじまからは地上ちじょうの東京とうきょうモノレールと並行へいこうして東京とうきょう国際こくさい空港くうこう（羽田空港はねだくうこう）の脇わきを通とおり、天空てんくう橋きょう駅えき付近ふきんでモノレールと別わかれて京急けいきゅう空港線くうこうせん（地下ちか）と直角ちょっかくに交差こうさする。多摩川たまがわの下したをくぐると東京とうきょう都とから神奈川かながわ県けん川崎かわさき市しへと移うつり、首都高しゅとこう速そく神奈川かながわ6号ごう川崎かわさき線せんとの交差こうさ地点ちてん付近ふきんで地上ちじょうに出でて川崎かわさき貨物かもつ駅えきに至いたる。同どう駅えき構内こうないからは神奈川かながわ臨海りんかい鉄道てつどう各線かくせんが分岐ぶんきし、周辺しゅうへんには京急けいきゅう大師線だいしせんの小島新田おじましんでん駅えきがある。川崎かわさき貨物かもつ駅えきを出でるとS字じカーブで首都高しゅとこう速そく神奈川かながわ1号ごう横よこ羽わ線せんに近ちかづきしばらく並行へいこう、西にし方向ほうこうへ進すすみやがて浜川崎はまかわさき駅えきに至いたる。同どう駅えきからは貨物かもつ駅えき構内こうないを介かいして鶴見線つるみせんとつながっている。

浜川崎はまかわさき駅えきから八丁畷はっちょうなわて駅えきまでは南武線なんぶせん浜川崎支線はまかわさきしせん（南みなみ武たけし支線しせん）の区間くかんとなり、川崎新町かわさきしんまち駅えきまでは旅客りょかく電車でんしゃと線路せんろを共用きょうようする。共用きょうよう区間くかん上じょうの小田栄おださかえ駅えきを経へて、住宅じゅうたく地ちの中なかを北西ほくせいへ進すすみ、川崎新町かわさきしんまち駅えき構内こうないで東海道とうかいどう貨物かもつ線せんの線路せんろから南武線なんぶせんの線路せんろが分岐ぶんきする。このさき国道こくどう15号ごう（第だい一いち京浜けいひん）を跨またぎ、京急けいきゅう本線ほんせんと交差こうさする八丁畷はっちょうなわて駅えきまでは複線ふくせんの東海道とうかいどう貨物かもつ線せんと単線たんせんの南武線なんぶせんとの3線せんで進すすむ。八丁畷はっちょうなわて駅えきから南武線なんぶせんと分わかれ、自動車じどうしゃ教習所きょうしゅうじょの上うえを跨またぎながら左ひだりにカーブし、旅客りょかく線せん（東海道とうかいどう線せん・京浜東北線けいひんとうほくせん）の左側ひだりがわに並行へいこうする。ここから横浜よこはま市しに入はいり、右側みぎがわから武蔵野南線むさしのなんせん・品しな鶴づる貨物かもつ線せん（新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう - 鶴見つるみ駅えき間あいだは重複じゅうふく）が各線かくせんを跨またぎ、鶴見川つるみがわを渡わたった先さきで東海道とうかいどう貨物かもつ線せんと合流ごうりゅう、やがて鶴見つるみ駅えきに至いたる。同どう駅えきは京浜東北けいひんとうほく線せんと鶴見つるみ線せんのみに旅客りょかくホームがあるが、東海道とうかいどう貨物かもつ線せんと品しな鶴づる貨物かもつ線せん・高島たかしま線せんが分岐ぶんきするジャンクションとなっている。

  • 浜松町駅自由通路から汐留方面を望む（浜松町 - 東京貨物ターミナル、2006年7月）
    浜松町はままつちょう駅えき自由じゆう通路つうろから汐留しおどめ方面ほうめんを望のぞむ（浜松はままつ町まち - 東京とうきょう貨物かもつターミナル、2006年ねん7月がつ）
  • 港区道196号により分断され橋台擁壁のみ残る（浜松町 - 東京貨物ターミナル、2017年5月）
    港みなと区く道どう196号ごうにより分断ぶんだんされ橋台きょうだい擁よう壁かべのみ残のこる（浜松はままつ町まち - 東京とうきょう貨物かもつターミナル、2017年ねん5月がつ）
  • 金杉橋梁（浜松町 - 東京貨物ターミナル、2017年5月）
    金杉かなすぎ橋梁きょうりょう（浜松はままつ町まち - 東京とうきょう貨物かもつターミナル、2017年ねん5月がつ）
  • 田町駅自由通路から浜松町方面を望む（浜松町 - 東京貨物ターミナル、2017年5月）
    田町駅たまちえき自由じゆう通路つうろから浜松はままつ町まち方面ほうめんを望のぞむ（浜松はままつ町まち - 東京とうきょう貨物かもつターミナル、2017年ねん5月がつ）
  • 札の辻橋上より品川方面の廃線跡との合流地点を望む（浜松町 - 東京貨物ターミナル、2019年9月）
    札ふだの辻つじ橋きょう上じょうより品川しながわ方面ほうめんの廃はい線せん跡あととの合流ごうりゅう地点ちてんを望のぞむ（浜松はままつ町まち - 東京とうきょう貨物かもつターミナル、2019年ねん9月がつ）
  • 大井南陸橋より川崎貨物方面を望む（東京貨物ターミナル - 川崎貨物、2009年10月）
    大井南おおいみなみ陸橋りっきょうより川崎かわさき貨物かもつ方面ほうめんを望のぞむ（東京貨物とうきょうかもつターミナル - 川崎かわさき貨物かもつ、2009年ねん10月がつ）
  • 東京貨物ターミナル敷地南端にたつ汐留起点のキロ呈標（2021年6月）
    東京貨物とうきょうかもつターミナル敷地しきち南端なんたんにたつ汐留しおどめ起点きてんのキロ呈てい標しるべ（2021年ねん6月がつ）

鶴見つるみ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだ[編集へんしゅう]

「相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう線せん」、「相鉄そうてつ新横浜しんよこはま線せん」、および「神奈川かながわ東部とうぶ方面ほうめん線せん」も参照さんしょう

鶴見つるみ駅えきを出でると東海道とうかいどう線せんなどのJR旅客りょかく各線かくせんと京急けいきゅう本線ほんせんに挟はさまれる形かたちで鶴見つるみ線せんをくぐり、京急けいきゅう花月かげつ総持寺そうじじ駅えき付近ふきんで桜木町さくらぎちょう駅えきへの高島たかしま線せんが分岐ぶんきすると京急けいきゅう生麦なまむぎ駅えき付近ふきんで地下ちかトンネルに入はいり、旅客りょかく各線かくせんと分わかれて住宅じゅうたく地ちの地下ちかを西にし方向ほうこうへ進すすむ。シェルターに覆おおわれた高架こうかで横浜よこはま線せん大口おおぐち駅えき付近ふきんを跨またいで再ふたたびトンネルに入はいり、東急東横とうきゅうとうよこ線せん（地上ちじょう）の妙蓮寺みょうれんじ駅えき付近ふきん、横浜よこはま市営しえい地下鉄ちかてつブルーライン（地下ちか）の岸根公園きしねこうえん駅えきと交差こうさする。進行しんこう方向ほうこうを西南せいなん西にしに変かえるとトンネル区間くかんが終おわり東海道新幹線とうかいどうしんかんせんの南側みなみがわに出でて、第だい三さん京浜けいひん道路どうろをくぐり、貨物かもつ専用せんようの横浜よこはま羽沢はざわ駅えき構内こうないで相模鉄道さがみてつどう（相鉄そうてつ）の西谷にしたに駅えきへ向むかう相鉄そうてつ新横浜しんよこはま線せんと接続せつぞくする線路せんろ（神奈川かながわ東部とうぶ方面ほうめん線せんの相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう線せん事業じぎょうとして2019年ねん11月30日にち開業かいぎょう[105]）が分岐ぶんきする[106]。分岐ぶんきした線路せんろは地下ちかに潜もぐり、相鉄そうてつとJR東日本ひがしにっぽんの共同きょうどう使用しよう駅えきである羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えきにつながっており、相鉄そうてつ線せん直通ちょくつう列車れっしゃはこのルートを経由けいゆする[80][81][82][83]。

横浜よこはま羽沢はざわ駅えきを出でると再ふたたびトンネルに入はいり、南南西なんなんせい方向ほうこうへ進すすむ。途中とちゅう、国道こくどう16号ごうと相鉄そうてつ本線ほんせんの上星川かみほしかわ駅えき付近ふきんをシェルター付つき高架こうかで跨またぐ。保土ヶ谷ほどがやバイパスと横浜よこはま新道しんどうの新しん保土ヶ谷ほどがやインターチェンジ直下ちょっかを通とおり、やがて東ひがし戸塚とつか駅えき手前てまえでトンネルを出でて横須賀よこすか線せん・東海道とうかいどう線せんに並行へいこうする。なお東ひがし戸塚とつか駅えきの貨物かもつ線せん上じょうには分岐ぶんき点てんや貨物かもつ設備せつびが存在そんざいせず、列車れっしゃが通過つうかするのみとなっている。

東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ[編集へんしゅう]

東ひがし戸塚とつか駅えきからは小田原おだわら駅えきまで東海道とうかいどう旅客りょかく線せんと並行へいこうする。大船おおふな駅えき手前てまえで根岸線ねぎしせんからの連絡れんらく線せんが合流ごうりゅう、同どう駅えきで横須賀よこすか線せんが離はなれて旅客りょかく線せんとの複々線ふくふくせんとなり、しばらく西にしに進すすむと湘南しょうなん貨物かもつ駅えき跡地あとちを過すぎる。

その先さきの藤沢ふじさわ駅えきと茅ケ崎ちがさき駅えきには貨物かもつ線せん上じょうに特急とっきゅう「湘南しょうなん」専用せんよう旅客りょかくホームが設もうけられている。また、茅ケ崎ちがさき駅えき構内こうないの辻堂つじどう駅えき寄よりには旅客りょかく線せん横浜よこはま駅えき方面ほうめんと貨物かもつ線せん相模さがみ貨物かもつ駅えき方面ほうめんの渡わたり線せんがあり、上のぼり寝台しんだい特急とっきゅう「サンライズエクスプレス（瀬戸せと・出雲いずも）」が小田原おだわらからこの渡わたり線せんまで東海道とうかいどう貨物かもつ線せんを経由けいゆする。相模さがみ川がわを渡わたり、旅客りょかく駅えきの平塚ひらつか駅えき構内こうないを過すぎると相模さがみ貨物かもつ駅えきに至いたる。平塚ひらつか駅えきからは1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）に複々線ふくふくせん化かされた区間くかんとなる。旅客りょかく線せんの大磯おおいそ駅えきと二宮にのみや駅えきを通過つうかすると、JR東海とうかい御殿場ごてんば線せんが分岐ぶんきする国府津こうづ駅えきに至いたる。同どう駅えきの貨物かもつ線せん上じょうにはホームは無ないが、御殿場ごてんば線せんやJR東日本ひがしにっぽん国府津こうづ車両しゃりょうセンターへ直通ちょくつう可能かのうな構造こうぞうとなっている。国府津こうづ駅えきを過すぎると西にし湘貨物ぶつ駅えきがある。同どう駅えきを過すぎ旅客りょかく線せんの鴨宮かものみや駅えき付近ふきんから東海道新幹線とうかいどうしんかんせんが右側みぎがわに近ちかづき、酒匂川さかわがわを渡わたると貨物かもつ下くだり線せんが旅客りょかく線せんを乗のり越こえて方向ほうこう別べつ複々線ふくふくせんとなり、やがて小田原おだわら駅えきに至いたる。同どう駅えき構内こうないで貨物かもつ線せんと旅客りょかく線せんが合流ごうりゅうし、貨客分離ぶんり区間くかんが終おわる。

データ[編集へんしゅう]

路線ろせんデータ[編集へんしゅう]

品しな鶴づる線せん、高島たかしま線せんはそれぞれの記事きじを参照さんしょう。

浜松町はままつちょう駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだは東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう首都しゅと圏けん本部ほんぶ、川崎かわさき貨物かもつ駅えき以西いせいの各かく区間くかんは同どう横浜よこはま支社ししゃの管轄かんかつである。

駅えき一覧いちらん[編集へんしゅう]

品しな鶴づる線せんおよび高島たかしま線せんを除のぞく。東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだ（旅客りょかく線せん併走へいそう区間くかん）は、貨物かもつ線せん上じょうに貨物かもつ駅えきまたは旅客りょかくホームのある駅えき、および貨物かもつ線せんの分岐ぶんきのある駅えきのみ記載きさい。

  • （貨）：貨物かもつ専用せんよう駅えき
  • 貨物かもつ取扱とりあつかい … ◆・◇：取扱とりあつかいあり（◇は定期ていき貨物かもつ列車れっしゃの発着はっちゃくなし）、空白くうはく：取扱とりあつかいなし
  • 旅客りょかくホーム … ●：貨物かもつ線せん上じょうに旅客りょかくホームが存在そんざい、△：貨物かもつ線せん上じょうには無ないが旅客りょかく線せん上じょうにホームが存在そんざい、空白くうはく：旅客りょかくホームなし
    （浜川崎はまかわさき駅えき - 川崎かわさき新町しんまち駅えき間あいだでは南みなみ武たけし支線しせんの電車でんしゃ、鶴見つるみ駅えき - 羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えき間あいだでは相鉄そうてつ線せん直通ちょくつう電車でんしゃ、鶴見つるみ駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだでは特急とっきゅう「湘南しょうなん」の一部いちぶが貨物かもつ線上せんじょうを走行そうこうする）
  • 接続せつぞく路線ろせん … JR在来ざいらい線せん（正式せいしき路線ろせん名めいまたは支線しせん名めい）と貨物かもつ関連かんれん路線ろせんのみ記載きさい
正式せいしき路線ろせん名めい 走行そうこう線路せんろ 駅えき番号ばんごう 駅名えきめい 駅えき間あいだ
営業えいぎょう
キロ 		累計るいけい
営業えいぎょう
キロ 		貨物かもつ取扱とりあつかい 旅客りょかくホーム 接続せつぞく路線ろせん・備考びこう 所在地しょざいち
東海道本線とうかいどうほんせん 支線しせん 浜松町はままつちょう駅えき - 浜松はままつ町まちから
0.0 		  △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：東海道本線とうかいどうほんせん（本線ほんせん）
※休止きゅうし中ちゅう 		東京とうきょう都と 港みなと区く
（貨）東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき[* 1] 7.1 7.1 ◆     品川しながわ区く
（貨）川崎かわさき貨物かもつ駅えき 7.6 14.7 ◆   神奈川かながわ臨海りんかい鉄道てつどう：浮島うきしま線せん・千鳥ちどり線せん 神奈川かながわ県けん 川崎かわさき市し
川崎かわさき区く
JN 54 浜川崎はまかわさき駅えき 5.3 20.0 ◆ △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：鶴見線つるみせん
南武線なんぶせん 支線しせん 尻手しってから
4.1
JN 53 小田栄おださかえ駅えき 1.4 2.7   ●  
JN 52 川崎新町かわさきしんまち駅えき 0.7 2.0   ●  
JN 51 八丁畷はっちょうなわて駅えき[* 2] 0.9 1.1   △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：南武線なんぶせん支線しせん
東海道本線とうかいどうほんせん 支線しせん 鶴見つるみから
2.3
鶴見つるみ駅えき 2.3 0.0   △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：東海道とうかいどう本線ほんせん（本線ほんせん・品ひん鶴づる線せん・高島たかしま線せん）・武蔵野線むさしのせん・南武線なんぶせん貨物かもつ支線しせん（尻手しって駅えき方面ほうめん） 横浜よこはま市し 鶴見つるみ区く
（貨）横浜よこはま羽沢はざわ駅えき[* 1] 8.8[107] 8.8 ◆     神奈川かながわ区く
SO 51 羽沢はざわ横浜国大よこはまこくだい駅えき   △ 相模鉄道さがみてつどう：相鉄そうてつ新横浜しんよこはま線せん
駅えきは貨物かもつ線上せんじょうではなく分岐ぶんきした線路せんろ上じょうに設置せっち[108]
東ひがし戸塚とつか駅えき[* 2] 横浜よこはま羽沢はざわから
7.2[107] 		16.0   △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：東海道とうかいどう本線ほんせん（本線ほんせん） 戸塚とつか区く
旅客りょかく線せん並行へいこう区間くかん 東京とうきょうから
36.7
JT 07 大船おおふな駅えき 9.8 46.5   △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：根岸線ねぎしせん・横須賀よこすか線せん 栄さかえ区く
鎌倉かまくら市し
JT 08 藤沢ふじさわ駅えき 4.6 51.1   ●   藤沢ふじさわ市し
JT 10 茅ケ崎ちがさき駅えき 7.5 58.6   ● 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：東海道とうかいどう本線ほんせん（本線ほんせん）・相模さがみ線せん 茅ヶ崎ちがさき市し
（貨）相模さがみ貨物かもつ駅えき 7.1 65.7 ◆   平塚ひらつか駅えき - 大磯おおいそ駅えき間あいだに存在そんざい 中郡なかぐん
大磯おおいそ町まち
JT 14 国府津こうづ駅えき 12.0 77.7   △ 東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう：御殿場ごてんば線せん 小田原おだわら市し
（貨）西にし湘貨物ぶつ駅えき 1.9 79.6 ◇   国府津こうづ駅えき - 鴨宮かものみや駅えき間あいだに存在そんざい
JT 16 小田原おだわら駅えき 4.3 83.9 ◇ △ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう：東海道とうかいどう本線ほんせん（熱海あたみ方面ほうめん）
  1. ^ a b 書類しょるい上じょうは旅客りょかく扱あつかいあり。
  2. ^ a b 八丁畷はっちょうなわて駅えき・東ひがし戸塚とつか駅えきに貨物かもつ線せんの列車れっしゃは停車ていしゃしないが、書類しょるい上じょうでの路線ろせんの分岐ぶんき点てんとなっている。

国鉄こくてつ時代じだい、浜川崎はまかわさき - 鶴見つるみ間あいだには東海道とうかいどう本線ほんせん（支線しせん）の営業えいぎょうキロが南武線なんぶせんとは別べつに設定せっていされており、川崎新町かわさきしんまち駅えきと八丁畷はっちょうなわて駅えきは南武線なんぶせんのみ営業えいぎょうキロが設定せっていされていた。

廃止はいし区間くかん[編集へんしゅう]

カッコ内ないは起点きてんからの営業えいぎょうキロ。

1996年ねん廃止はいし
品川しながわ駅えき (0.0) - 浜松町はままつちょう駅えき (3.7)
1985年ねん廃止はいし
汐留しおどめ駅えき(0.0) - 芝浦しばうら駅えき(2.8)
1984年ねん廃止はいし
汐留しおどめ駅えき(0.0) - 東京とうきょう市場いちば駅えき(1.1)
1973年ねん廃止はいし
川崎かわさき駅えき (0.0) - 小田おだ操車そうしゃ場じょう (2.3) - 浜川崎はまかわさき駅えき (4.1)

廃はい駅えき[編集へんしゅう]

#廃止はいし区間くかんにある駅えきを除のぞく。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 旧きゅう・梅田うめだ駅えき（通称つうしょう：梅田うめだ貨物かもつ駅えき、のちの梅田うめだ信号しんごう場じょう）の跡地あとちにある地下ちかホーム。
  2. ^ a b 全ぜん区間くかん東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）の第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかん[3]、その内うち東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだは日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）の第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかん[4]。
  3. ^ 全ぜん区間くかんJR東日本ひがしにっぽんの第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんおよびJR貨物かもつの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんだか、区間くかんは鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだの貨物かもつ支線しせん[3][4]と、東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの複々線ふくふくせん（正式せいしきには東京とうきょう駅えき〈JR貨物かもつは品川しながわ駅えき〉- 熱海あたみ駅えき間あいだの鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんの一部いちぶ[3][4]）に分わかれる。
  4. ^ a b 南武線なんぶせん支線しせん（通称つうしょう：浜川崎支線はまかわさきしせん）としての正式せいしきな区間くかんは尻手しって駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだであり、尻手しって駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだを含ふくめ全ぜん区間くかんがJR東日本ひがしにっぽんの第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんおよびJR貨物かもつの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんである[5][6]。なお、八丁畷はっちょうなわて駅えきでは東海道とうかいどう本線ほんせん鶴見つるみ駅えき方面ほうめんの支線しせんと、浜川崎はまかわさき駅えきでは東海道とうかいどう本線ほんせん東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき方面ほうめんの支線しせんと線路せんろが繋つながっている。
  5. ^ 両者りょうしゃとも、一部いちぶに旅客りょかく列車れっしゃと線路せんろを共用きょうようする線路せんろおよび路線ろせんがある。
  6. ^ a b 現存げんそんおよび廃止はいしを含ふくむ。ただし、国鉄こくてつ末期まっきの貨物かもつ輸送ゆそう衰退すいたいに伴ともなってかなりの貨物かもつ支線しせんが廃止はいしされ、現存げんそんする東海道とうかいどう貨物かもつ線せんは往年おうねんと比くらべて大幅おおはばに少すくない[7]。
  7. ^ a b 当該とうがい区間くかんは貨物かもつ列車れっしゃが主体しゅたいであるが、後のちに旅客りょかく列車れっしゃ（通勤つうきんライナーなど）が乗のり入いれ、夜行やこう列車れっしゃが大幅おおはばに遅延ちえんした場合ばあいは当該とうがい区間くかん経由けいゆで運行うんこうされることがある（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）。
  8. ^ a b 全ぜん区間くかんJR東日本ひがしにっぽんの第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんおよびJR貨物かもつの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんだか、正式せいしきには前者ぜんしゃは東京とうきょう駅えき - 熱海あたみ駅えき間あいだの第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんの一部いちぶ[3]、後者こうしゃは品川しながわ駅えき - 熱海あたみ駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんの一部いちぶ[4]である。
  9. ^ 元々もともと貨物かもつ支線しせんとして開業かいぎょうした品しな鶴づる線せんであるが、1970年代ねんだい以降いこうの貨物かもつ輸送ゆそうの衰退すいたいや武蔵野線むさしのせん（のちに開通かいつうした鶴見つるみ駅えき - 府中ふちゅう本町ほんちょう駅えき間あいだの通称つうしょう：武蔵野南線むさしのなんせんを含ふくむ）の開通かいつうなどによって同線どうせんを通過つうかする貨物かもつ列車れっしゃの本数ほんすうが大おおきく減少げんしょうした。その後ご横須賀よこすか線せんへの転用てんようや湘南しょうなん新宿しんじゅくラインの運行うんこう開始かいしなどで旅客りょかく線せんとしての比重ひじゅうが高たかまり[8]、それらの路線ろせんの経路けいろとして路線ろせん図ずや時刻じこく表ひょうに掲載けいさいされているため[8]、一般いっぱん的てきには品しな鶴づる線せんという名称めいしょうはあまり使用しようされず、また、同線どうせんが貨物かもつ支線しせんであるという認識にんしきは薄うすくなっている[8]。
  10. ^ 大だい汐しお線せんの「大だい」は東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきの計画けいかく時じの名称めいしょうである「大井おおい貨物かもつ駅えき」（大井おおい埠頭ふとうからという説せつもある）に、「汐しお」は当とう路線ろせんのかつての起点きてん駅えきであった汐留しおどめ駅えきに由来ゆらいする[2]。
  11. ^ 鶴つる塩しお線せんの「鶴づる」は鶴見つるみ駅えきに、「塩しお」は川崎かわさき貨物かもつ駅えきの旧称きゅうしょうである塩浜しおはま操車そうしゃ場じょうに由来ゆらいする[2]。
  12. ^ 大だい汐しお線せんという名称めいしょうは、汐留しおどめ駅えき廃止はいし以降いこうも一部いちぶで使用しようされることはある。しかし、鶴つる塩しお線せんという名称めいしょうは、塩浜しおはま操車そうしゃ場じょうが川崎かわさき貨物かもつ駅えきに改称かいしょうして以降いこう、あまり使用しようされなくなった。
  13. ^ かつてはほかに2024年ねんまで山王さんのう信号しんごう場じょう - 名古屋なごや港みなと駅えき間あいだ（通称つうしょう：名古屋港線なごやこうせん）[7][9][10]、2003年ねんまで 東灘ひがしなだ信号しんごう場じょう - 神戸港こうべこう駅えき間あいだ（通称つうしょう：神戸こうべ臨港りんこう線せん）を第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとして営業えいぎょうしていた。
  14. ^ 東京貨物とうきょうかもつターミナル支線しせんは、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ[4]、品しな鶴づる線せんは、品川しながわ駅えき - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう間あいだ[4]がそれぞれJR貨物かもつが第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃである。なお、東ひがし戸塚とつか駅えき - 小田原おだわら駅えき間あいだの複々線ふくふくせん区間くかんは、品川しながわ駅えき - 熱海あたみ駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう区間くかんの一部いちぶ[4]である。
  15. ^ JR東海とうかいが所有しょゆうする同どう本線ほんせん名古屋なごや駅えき - 稲沢いなざわ駅えき（旅客りょかく線せんとの分岐ぶんき・接続せつぞく地点ちてんは稲沢いなざわ駅えき - 尾張おわり一宮いちのみや駅えき）間あいだも旅客りょかく線せんと貨物かもつ専用せんよう線路せんろとの複々線ふくふくせん区間くかんが存在そんざいする[11]。また、この貨物かもつ線せんには「稲沢いなざわ線せん」という通称つうしょうがあり[11]、東海道とうかいどう貨物かもつ線せんよりもこの呼よび名なの方ほうが定着ていちゃくしている。なお、JR西日本にしにほんには旅客りょかく線せんと並行へいこうする貨物かもつ線せんは存在そんざいしない。
  16. ^ JR東海とうかいは貨物かもつ支線しせんを所有しょゆうしていない（かつて所有しょゆうしていた貨物かもつ支線しせんについては名古屋なごや臨海りんかい高速こうそく鉄道てつどうあおなみ線せんを参照さんしょう）が、同社どうしゃが所有しょゆうする同どう本線ほんせん大垣おおがき駅えき - 南荒尾みなみあらお信号しんごう場じょう - 美濃みの赤坂あかさか駅えき間あいだの支線しせん（通称つうしょう：美濃赤坂線みのあかさかせん）と大垣おおがき駅えき - 南荒尾みなみあらお信号しんごう場じょう - 関ケ原せきがはら駅えき間あいだの支線しせん（通称つうしょう：新垂井しんたるい線せん）は旅客りょかく列車れっしゃと貨物かもつ列車れっしゃが線路せんろを共用きょうようし、市販しはんの時刻じこく表ひょうの路線ろせん図ずや駅えき時刻じこく頁ぺーじに掲載けいさい（前者ぜんしゃは「東海道本線とうかいどうほんせん〈大垣おおがき - 美濃赤坂みのあかさか〉」として本線ほんせん頁ぺーじとは別べつに、後者こうしゃは本線ほんせん頁ぺーじの一部いちぶに）されている[7]。また、前者ぜんしゃは、日本にっぽん初はつの国有こくゆう鉄道てつどう（鉄道てつどう省しょう・日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう）における内燃ないねん動どう車しゃの発祥はっしょう路線ろせん[12]で、1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）2月がつよりガソリンカーが運行うんこう[12]されて以降いこう、旅客りょかく列車れっしゃの運行うんこうが続つづいているため[2]、後者こうしゃは勾配こうばい緩和かんわを目的もくてきとして建設けんせつされた路線ろせん（詳細しょうさいは新垂井しんたるい線せんを参照さんしょう）であり貨物かもつ列車れっしゃを主体しゅたいとした路線ろせんではないため、両者りょうしゃとも貨物かもつ支線しせんとはみなされていない。なお、JR西日本にしにほんが所有しょゆうする貨物かもつ支線しせんは2路線ろせんある（区間くかんおよび通称つうしょう名めいについては、本ほん項こう冒頭ぼうとうを参照さんしょう）。
  17. ^ 撤去てっきょ部分ぶぶんについては、芝浦しばうらプロジェクトとして再さい開発かいはつが計画けいかくされており、再さい開発かいはつ地区ちくと浜松町はままつちょう駅えきとを結むすぶ歩行ほこう者しゃ専用せんよう道路どうろとして整備せいびされる予定よていである[13]。さらに、同どう区間くかんでは羽田空港はねだくうこうアクセス線せんの建設けんせつが行おこなわれている（両者りょうしゃの詳細しょうさいは「今後こんごの構想こうそう」節ふしを参照さんしょう）。
  18. ^ この貨物かもつ線せんは、本線ほんせんの客きゃく貨分離ぶんりの元祖がんそともいえる。
  19. ^ 品しな鶴づる線せんと同時どうじに新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうが開業かいぎょうしたことで、品川しながわ操車そうしゃ場じょうの旅客りょかく輸送ゆそう向むけの施設しせつ転用てんようが行おこなわれ、品川しながわ客車きゃくしゃ区くや東京とうきょう機関きかん区く（両者りょうしゃとも現げん・廃止はいし）、田町たまち電車でんしゃ区く（現げん・東京とうきょう総合そうごう車両しゃりょうセンター田町たまちセンター）などが設置せっちされた[20]
  20. ^ 高島たかしま線せんは、東海道とうかいどう本線ほんせんの貨物かもつ別線べつせんの元祖がんそともいえる[22]。
  21. ^ 東京とうきょう市場いちばとは、旧きゅう・築地つきじ市場いちばこと東京とうきょう都と中央ちゅうおう卸売おろしうり市場いちばのこと。
  22. ^ 高島たかしま線せん使用しよう計画けいかくは、在来ざいらい貨物かもつ線せんを横須賀よこすか線せんに転用てんようする場合ばあいのもう一ひとつの貨物かもつ列車れっしゃの走行そうこうルートの変更へんこう措置そちとして立たてられた[33]。
  23. ^ フレートライナー方式ほうしきとは、イギリス国鉄こくてつフレイトライナー・グループで実施じっしされていた方式ほうしきを参考さんこうに、トラックとの協同きょうどう輸送ゆそう方式ほうしきを採とり入いれ、物流ぶつりゅう業者ぎょうしゃが鉄道てつどうコンテナを使用しようする荷主にぬし（鉄道てつどう利用りよう運送うんそう事業じぎょう）となったうえで、自社じしゃの路線ろせん貨物かもつをコンテナ列車れっしゃを用もちいて輸送ゆそうする営業えいぎょうを行おこない、列車れっしゃは「夕刻ゆうこく集荷しゅうか・翌朝よくあさ配達はいたつ」の定時ていじ定形ていけい輸送ゆそうを行おこなう輸送ゆそう方式ほうしきのこと[37]。背景はいけいには、名神めいしん・東名高速道路とうめいこうそくどうろを嚆矢こうしとする高速こうそく道路どうろ網もうの整備せいびが進展しんてんし、長距離ちょうきょりトラックの貨物かもつ輸送ゆそう量りょうが増加ぞうかした状況じょうきょうに鑑かんがみ、列車れっしゃの高速こうそく化かで対抗たいこうするため、国鉄こくてつは、コキ10000系けい（コキ10000形かたち・コキフ10000形かたち・コキ19000形かたち）やその後継こうけいのコキ50000系けい（コキ50000形かたち・コキフ50000形かたち）を投入とうにゅう1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）4月がつに「フレートライナー」方式ほうしきの営業えいぎょう体制たいせいを発足ほっそくさせた。
  24. ^ それまでの正式せいしき路線ろせんであった向河原むかいがわら駅えきからの短絡たんらく線せんは廃止はいしされた[41]。
  25. ^ 東京とうきょう外がい環状かんじょう線せんとは、日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんが建設けんせつする路線ろせんで、山手やまて貨物かもつ線せんの外側そとがわ20km圏けんにおいて、東海道とうかいどう本線ほんせん・中央ちゅうおう本線ほんせん・東北本線とうほくほんせん・常磐線じょうばんせん・総武本線そうぶほんせんの放射ほうしゃ5幹線かんせんを環状かんじょうに接続せつぞくする国鉄こくてつ新しん線せんで、武蔵野線むさしのせん・小金線こがねせん（現在げんざいの武蔵野線むさしのせん新松戸しんまつど駅えき - 西船橋にしふなはし駅えき間あいだと、南流山みなみながれやま駅えき - 北小金きたこがね駅えき間あいだに相当そうとうする路線ろせん）・京葉けいよう線せんで形成けいせいされる[44]。そのうちの京葉けいよう線せんは「神奈川かながわ県けん川崎かわさき市しの塩浜しおはまから東京湾とうきょうわん沿ぞいに千葉ちば県けん木更津きさらづに至いたる鉄道てつどう」として計画けいかくされた路線ろせんで、汐留しおどめ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき - 塩浜しおはま操車そうしゃ場じょう間あいだの全すべての区間くかんの建設けんせつ名めいを「京葉線けいようせん」とする場合ばあいもある[42][43]。また、東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えきからは東京とうきょう湾わんを海底かいていトンネルで貫つらぬき、新木場しんきば駅えき付近ふきんから現在げんざいの京葉けいよう線せんのルートを辿たどるが、その区間くかんは東京とうきょう臨海りんかい高速こうそく鉄道てつどうりんかい線せんの八潮やしお車両しゃりょう基地きちへの回送かいそう線せんと、りんかい線せんと回送かいそう線せんとの分岐ぶんき点てんから新木場しんきば駅えきまでの路線ろせんに転用てんようされている。
  26. ^ a b 同時どうじに武蔵野線むさしのせん鶴見つるみ駅えき - 府中ふちゅう本町ほんちょう駅えき間あいだ、通称つうしょう：武蔵野南線むさしのなんせんも開業かいぎょうした[2]。
  27. ^ 高島たかしま線せんとの分岐ぶんき地点ちてんは、京急けいきゅう本線ほんせん花月かげつ総持寺そうじじ駅えき付近ふきん、トンネル坑口こうこうは同線どうせん生麦なまむぎ駅えき付近ふきん。
  28. ^ この反対はんたい運動うんどうで、東急東横とうきゅうとうよこ線せん妙蓮寺みょうれんじ駅えき付近ふきんには「新しん貨物かもつ線せん絶対ぜったい反対はんたい、通勤つうきん緩和かんわは新幹線しんかんせんを複々線ふくふくせんに」と書かかれた大おおきな看板かんばんが作つくられた。
  29. ^ 一部いちぶ汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくもあり。
  30. ^ a b 「急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃ」とは、汐留しおどめ駅えきなど大だい規模きぼな駅えきへの自動じどう仕訳しわけ装置そうち導入どうにゅう、拠点きょてん駅えきのみ停車ていしゃし所要しょよう時間じかんを短縮たんしゅくした小荷物こにもつ輸送ゆそうの近代きんだい化かの実施じっしを目的もくてきとして新設しんせつされた列車れっしゃで、1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）10月がつ1日にちのダイヤ改正かいせいから運行うんこう開始かいしした、主おもに、パレット輸送ゆそう用ようの客車きゃくしゃ（荷物にもつ車しゃ）であったスニ40形かたちやスニ41形かたちおよびスユ44形かたち、スニ40形がたの派生はせい形式けいしきワキ8000形かたちやワサフ8000形かたち、マニ44形かたちなどを使用しようした列車れっしゃのこと。Rail Magazine 2018年ねん5月がつ号ごうp.27には「東海道とうかいどう貨物かもつ線せんを下くだる荷に35レ」と記載きさいされたEF58 52牽引けんいんの急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃの写真しゃしんが掲載けいさいされており、牽引けんいん機関きかん車しゃ次位じいにスハ43系けいの旧型きゅうがた荷物にもつ車しゃや編成へんせい途中とちゅうにマニ50形かたちなどの荷物にもつ客車きゃくしゃや前述ぜんじゅつの車両しゃりょうなどが見みられる[62]。なお、この列車れっしゃはかつて急行きゅうこう便びん運用うんよう車しゃを示しめすオレンジ色しょくの帯おびや「急行きゅうこう便びん」表記ひょうきを車体しゃたい側面そくめんに付つけたワキ1000形かたちやワムフ100形かたち使用しようの急行きゅうこう小口こぐち貨物かもつ列車れっしゃとは異ことなる列車れっしゃである。
  31. ^ 一部いちぶの荷物にもつ電車でんしゃ（横須賀よこすか線せん久里浜くりはま駅えき発着はっちゃく）や急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃは、品川しながわ駅えきから旅客りょかく線せん経由けいゆで運行うんこうされた。
  32. ^ それに伴ともない、書類しょるい上じょうではあるが旅客りょかく営業えいぎょうの開始かいしをしている[72]。
  33. ^ a b 同時どうじに品川しながわ駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだ、鶴見つるみ駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだ、鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま羽沢はざわ駅えき - 東ひがし戸塚とつか駅えき間あいだの旅客りょかく営業えいぎょうを開始かいしした。
  34. ^ a b 同時どうじに品川しながわ駅えき - 東京貨物とうきょうかもつターミナル駅えき間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいしされた。
  35. ^ のちに「おはようライナー新宿しんじゅく」（朝あさの上のぼり）・「ホームライナー小田原おだわら」（夜よるの下くだり）を経へて現げん・特急とっきゅう「湘南しょうなん」。
  36. ^ 藤沢ふじさわ駅えき・茅ケ崎ちがさき駅えきとも、それぞれ改正かいせい日びは土曜日どようびのため、実際じっさいに停車ていしゃが始はじまったのは藤沢ふじさわ駅えきで1993年ねん12月6日にち月曜日げつようび、茅ケ崎ちがさき駅えきで1994年ねん12月5日にち月曜日げつようびであった。
  37. ^ 実態じったいは変かわらないが、品川しながわ駅えき - 浜松町はままつちょう駅えき間あいだが旅客りょかく線せんとの重複じゅうふく区間くかんとなる一方いっぽうで、浜川崎はまかわさき駅えき - 川崎かわさき新町しんまち駅えき間あいだは南武線なんぶせんの複線ふくせん扱あつかい、川崎新町かわさきしんまち駅えき - 八丁畷はっちょうなわて駅えき間あいだは南武線なんぶせんが3線せん扱あつかい、東ひがし戸塚とつか駅えき - 戸塚とつか駅えき間あいだは東海道とうかいどう本線ほんせん（本線ほんせん）が6線せん扱あつかいとなる。
  38. ^ 戦後せんごに運行うんこうされた、荷物にもつ専用せんよう列車れっしゃやクモニ・クモユニなどの郵便ゆうびん・荷物にもつ電車でんしゃも含ふくむ。
  39. ^ 尻手しって連絡れんらく線せん自体じたいは、1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）5月がつに開通かいつうしていたが、その当時とうじは正式せいしきな路線ろせんではなく[2]、南武線なんぶせんから新鶴見しんつるみ操車そうしゃ場じょうへの短絡たんらく線せんは南武線なんぶせん向河原むかいがわら駅えきから延のびていた短絡たんらく線せんが鶴見つるみ駅えきまでの正式せいしきな路線ろせんであった[41]。
  40. ^ なお、延伸えんしん当時とうじは高島たかしま線せん全線ぜんせんが非ひ電化でんかであったが、1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）9月がつ15日にちに電化でんかされている。
  41. ^ 根岸線ねぎしせんの延伸えんしんは、京浜東北けいひんとうほく線せんの延伸えんしんだけでなく、高島たかしま線せんの延伸えんしん区間くかんとして貨物かもつ予算よさんも投とうじて建設けんせつされた経緯けいいを持もっていた[46]。
  42. ^ それに伴ともない鶴見つるみ駅えき - 横浜よこはま駅えき - 戸塚とつか駅えき間あいだの在来ざいらい貨物かもつ線せんは使用しよう停止ていしされ、その線路せんろは、翌よく1980年ねん10月がつ1日にちに東海道とうかいどう本線ほんせんと横須賀よこすか線せんとの別線べつせん化かによる系統けいとう別べつの路線ろせん分離ぶんり（通称つうしょう：SM分離ぶんり）によって、横須賀よこすか線せん専用せんよう線路せんろとなった。
  43. ^ これらの開業かいぎょうに伴ともない、東海道とうかいどう本線ほんせんや横須賀よこすか線せんの旅客りょかく列車れっしゃに併結されていた荷物にもつ電車でんしゃ（クモニやクモユニなど）は旅客りょかく列車れっしゃと分離ぶんりされ、発着はっちゃく駅えきも東京とうきょう駅えき（一部いちぶ汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくもあった）から全ぜん列車れっしゃが汐留しおどめ駅えきに変更へんこうされた[61]。
  44. ^ 前述ぜんじゅつの荷物にもつ電車でんしゃおよび羽沢はざわ線せん開業かいぎょう以前いぜんは品川しながわ駅えきから東海道とうかいどう旅客りょかく線せん経由けいゆで運行うんこうされていた汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくなどの荷物にもつ専用せんよう列車れっしゃ（急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃ）[注ちゅう 30]の鶴見つるみ駅えき以西いせいの走行そうこうルートは、原則げんそくとして貨物かもつ列車れっしゃ同様どうようの経路けいろを走行そうこうするようになった[60]が、一部いちぶの荷物にもつ電車でんしゃ（横須賀よこすか線せん久里浜くりはま駅えき発着はっちゃく）や急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃは、品川しながわ駅えきから旅客りょかく線せん経由けいゆで運行うんこうされた。
  45. ^ それに伴ともない荷物にもつ電車でんしゃや汐留しおどめ駅えき発着はっちゃくなどの荷物にもつ専用せんよう列車れっしゃ（急行きゅうこう荷物にもつ列車れっしゃ）の運行うんこうが廃止はいしされた[61][62]。
  46. ^ 正式せいしきには尻手しって駅えき - 浜川崎はまかわさき駅えき間あいだで運行うんこう。この区間くかんでの運行うんこうは、南みなみ武たけし鉄道てつどう時代じだいの1930年ねんから運行うんこうされている。
  47. ^ 品しな鶴づる貨物かもつ線せんとは、前述ぜんじゅつのSM分離ぶんり時じに、旧きゅう・蛇へび窪くぼ信号しんごう場じょう - 新しん川崎かわさき駅えき間あいだ（SM分離ぶんり直後ちょくご。1986年ねん4月がつ2日にちに西大井にしおおい駅えきが開業かいぎょう後ごは西大井にしおおい駅えき - 新しん川崎かわさき駅えき間あいだ、2010年ねん3月がつ13日にちの武蔵むさし小杉こすぎ駅えきが開業かいぎょう以降いこうは、武蔵むさし小杉こすぎ駅えき - 新しん川崎かわさき駅えき間あいだ）に設もうけられた貨物かもつ線せんとの分岐ぶんき・合流ごうりゅう地点ちてん - 新鶴見しんつるみ信号しんごう場じょう内ないの武蔵野むさしの線せんと南武線なんぶせんの貨物かもつ線せんと分岐ぶんき・合流ごうりゅう地点ちてん - 鶴見つるみ駅えき間あいだの貨物かもつ列車れっしゃ用よう線路せんろのこと。
  48. ^ 朝あさ上のぼりの東京とうきょう（地下ちかホームも含ふくむ）行ぎょうの列車れっしゃは鶴見つるみ駅えきから品しな鶴づる貨物かもつ線せん経由けいゆで品川しながわ駅えきまで走行そうこう、新宿しんじゅく駅えき発着はっちゃくの列車れっしゃは相鉄そうてつ線せん直通ちょくつう列車れっしゃと同様どうようの経路けいろを走行そうこうする。
  49. ^ 前者ぜんしゃは、小田原おだわら駅えき出発しゅっぱつ後ご貨物かもつ線せんに入はいり、そのまま羽沢はざわ線せん→品しな鶴づる貨物かもつ線せん経由けいゆで運行うんこう、後者こうしゃは下くだり列車れっしゃと同おなじ経路けいろとなる。また、前者ぜんしゃは東京とうきょう行いき2本ほん（地上ちじょうホーム行ぎょう1本ほん、地下ちかホーム行ぎょう1本ほん）と新宿しんじゅく行ゆき2本ほんが、後者こうしゃは東京とうきょう（地下ちかホーム）行ぎょうおよび新宿しんじゅく行ゆきがそれぞれ1本ほんずつ運行うんこう。
  50. ^ これは朝あさラッシュ時じに突入とつにゅうする東海道とうかいどう線せんの普通ふつう列車れっしゃの待避たいひを少すくなくするための措置そちであり、同どう区間くかんは旅客りょかく線せんを走行そうこうする普通ふつう列車れっしゃに対たいする急行きゅうこう線せん的てきな役割やくわりを果はたす。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d 草くさ町まち義和よしかず「朝あさラッシュの「エアボート成田なりた」でたどる 横須賀よこすか線せん－総武線そうぶせん」『鉄道てつどうジャーナル2015年ねん1月がつ号ごう 特集とくしゅう● 関東かんとう・関西かんさい 快速かいそく電車でんしゃ 実力じつりょくをチェック』第だい49巻かん第だい1号ごう（通巻つうかん第だい579号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2015年ねん1月がつ1日にち、48頁ぺーじ。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、21 - 22頁ぺーじ。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 監修かんしゅう者しゃ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく「東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『鉄道てつどう要覧ようらん』 各かく年度ねんど、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、東海道とうかいどう線せん掲載けいさい頁ぺーじ。 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 監修かんしゅう者しゃ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく「日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『鉄道てつどう要覧ようらん』 各かく年度ねんど、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、東海道とうかいどう線せん掲載けいさい頁ぺーじ。 
  5. ^ a b c d e 監修かんしゅう者しゃ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく「東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『鉄道てつどう要覧ようらん』 各かく年度ねんど、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、南武線なんぶせん掲載けいさい頁ぺーじ。 
  6. ^ a b c d 監修かんしゅう者しゃ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく「日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『鉄道てつどう要覧ようらん』 各かく年度ねんど、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、南武線なんぶせん掲載けいさい頁ぺーじ。 
  7. ^ a b c d e f g h i j 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、18 - 19頁ぺーじ。 
  8. ^ a b c 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、21頁ぺーじ。 
  9. ^ 『東海道とうかいどう線せん 山王さんのう信号しんごう場じょう〜名古屋なごや港みなと駅えき間あいだの廃止はいしについて』（プレスリリース）日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう、2023年ねん9月がつ19日にち。https://www.jrfreight.co.jp/info/2023/files/20230919_01.pdf。2023年ねん9月がつ19日にち閲覧えつらん。 
  10. ^ JR貨物かもつ、名古屋港線なごやこうせんを2024年ねん4月がつに廃止はいしへ　過去かこにはナゴヤ球場きゅうじょうへのアクセスにも活用かつよう - 鉄道てつどうコム 2023年ねん9月がつ19日にち
  11. ^ a b 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう沿線えんせんの駅えき構内こうないの今昔こんじゃく－名古屋なごや - 神戸こうべ－ 主おもな貨物かもつ線せんの移うつり変かわり（2）稲沢いなざわ線せん」『鉄道てつどうピクトリアル 2013年ねん3月がつ号ごう【特集とくしゅう】東海道本線とうかいどうほんせん（Ⅱ）』第だい63巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん第だい873号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2013年ねん3月がつ1日にち、64 - 65頁ぺーじ。 
  12. ^ a b 『鉄道てつどう省しょう年報ねんぽう. 昭和しょうわ4年度ねんど』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん近代きんだいデジタルライブラリー）
  13. ^ a b “芝浦しばうら一いち丁目ちょうめ計画けいかくの概要がいよう 高層こうそうツインタワーや親水しんすい空間くうかん JR東日本ひがしにっぽんなど、段階だんかい的てきに整備せいび”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 1. (2017年ねん8月がつ17日にち) 
  14. ^ a b c 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、16頁ぺーじ。 
  15. ^ a b c d e 今田いまだ保たもつ「山やまの手て貨物かもつ線せんの歴史れきし」『鉄道てつどうピクトリアル2014年ねん9月がつ号ごう 【特集とくしゅう】山手やまて貨物かもつ線せん』第だい64巻かん第だい9号ごう（通巻つうかん第だい894号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2014年ねん9月がつ1日にち、10 - 11頁ぺーじ。 
  16. ^ a b c （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR東海道とうかいどう本線ほんせん（1）東京とうきょう～熱海あたみ」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、26頁ぺーじ。 
  17. ^ 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、19頁ぺーじ。 
  18. ^ a b 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、20 - 21頁ぺーじ。 
  19. ^ a b c d （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR東海道とうかいどう本線ほんせん 品川しながわ～鶴見つるみ」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、27頁ぺーじ。 
  20. ^ 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、20頁ぺーじ。 
  21. ^ a b c d （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 川崎かわさき・横浜よこはま臨港りんこう地区ちく 沿線えんせん JR東海道とうかいどう本線ほんせん（貨）鶴見つるみ～桜木さくらぎ町まち」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、33頁ぺーじ。 
  22. ^ a b c d e f g 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、22頁ぺーじ。 
  23. ^ a b c d 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、24 - 25頁ぺーじ。 
  24. ^ a b 今田いまだ保たもつ「山やまの手て貨物かもつ線せんの歴史れきし」『鉄道てつどうピクトリアル2014年ねん9月がつ号ごう 【特集とくしゅう】山手やまて貨物かもつ線せん』第だい64巻かん第だい9号ごう（通巻つうかん第だい894号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2014年ねん9月がつ1日にち、11頁ぺーじ。 
  25. ^ a b c d （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 川崎かわさき・横浜よこはま臨港りんこう地区ちく 国鉄こくてつ東海道とうかいどう本線ほんせん（貨）川崎かわさき～浜川崎はまかわさき」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、33頁ぺーじ。 
  26. ^ （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR南武線なんぶせん 尻手しって～浜川崎はまかわさき 通称つうしょう：南みなみ武たけし支線しせん」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、28頁ぺーじ。 
  27. ^ a b c d e （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 川崎かわさき・横浜よこはま臨港りんこう地区ちく JR東海道とうかいどう本線ほんせん（貨）浜松はままつ町まち～東戸塚ひがしとつか」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、33頁ぺーじ。 
  28. ^ a b 編集へんしゅう部ぶ「貨物かもつ線せん 貨物かもつ駅えき いま・むかし 関東かんとう編へん 東海道とうかいどう本線ほんせん 汐留しおどめ～東京とうきょう市場いちば」『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち、46-47頁ぺーじ。 
  29. ^ a b c d e f 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、15頁ぺーじ。 
  30. ^ a b c d 佐藤さとう信之のぶゆき編へん「I 総論そうろん 鉄道てつどうプロジェクトの制度せいど 第だい1章しょう 戦後せんごの都市とし鉄道てつどう整備せいびの概要がいよう 1.相次あいつぐ大だい規模きぼ設備せつび投資とうし－昭和しょうわ40年代ねんだい 2-1 国鉄こくてつ 第だい三さん次じ長期ちょうき計画けいかく 昭和しょうわ40年ねん〜43年度ねんど」『鉄道てつどうピクトリアル 東京とうきょう圏けん都市とし鉄道てつどうプロジェクト』2013年ねん7月がつ号ごう別冊べっさつ、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2013年ねん7月がつ10日とおか、11 - 12頁ぺーじ。 
  31. ^ a b c d 山田やまだ亮あきら「横須賀よこすか線せんと総武そうぶ快速かいそく線せん－通勤つうきん5方面ほうめん作戦さくせんがもたらした異ことなる沿線えんせん文化ぶんか同士どうしの直通ちょくつう運転うんてん－」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】 横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん』第だい68巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん第だい943号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2018年ねん3月がつ、13 - 14,18 - 19。 
  32. ^ 第だい4分冊ぶんさつ菅原すがわら伸雄のぶお「東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう=小田原おだわら間あいだ線路せんろ増設ぞうせつ工事こうじ」『日本にっぽん国鉄こくてつ電車でんしゃ特集とくしゅう集成しゅうせい〔第だい4分冊ぶんさつ〕 鉄道てつどうピクトリアル編へん』、鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、1985年ねん10月がつ25日にち、221頁ぺーじ。 
  33. ^ a b c d e f g h 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、15 - 17頁ぺーじ。 
  34. ^ 菅原すがわら伸雄のぶお「東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう=小田原おだわら間あいだ線路せんろ増設ぞうせつ工事こうじ」『日本にっぽん国鉄こくてつ電車でんしゃ特集とくしゅう集成しゅうせい〔第だい4分冊ぶんさつ〕 鉄道てつどうピクトリアル編へん』、鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、1985年ねん10月がつ25日にち、222頁ぺーじ。 
  35. ^ 佐藤さとう信之のぶゆき編へん「Ⅱ 各論かくろん 昭和しょうわ40年代ねんだい以降いこうの東京とうきょう圏けん鉄道てつどうプロジェクト 第だい1章しょう 国鉄こくてつ時代じだいの大だい規模きぼ投資とうし 1.東京とうきょう5方面ほうめん作戦さくせん 1-5 横須賀よこすか線せんの分離ぶんり運転うんてん」『鉄道てつどうピクトリアル 東京とうきょう圏けん都市とし鉄道てつどうプロジェクト』2013年ねん7月がつ号ごう別冊べっさつ、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2013年ねん7月がつ、44頁ぺーじ。 
  36. ^ a b c 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、22 - 23頁ぺーじ。 
  37. ^ a b c 滝たき吉広よしひろ享とおる「貨物かもつ輸送ゆそうの移うつりかわり」『鉄道てつどうピクトリアル1984年ねん5月がつ号ごう ＜小しょう集しゅう＞ 貨物かもつ輸送ゆそう』第だい34巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん432号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1984年ねん5月がつ1日にち、14頁ぺーじ。 
  38. ^ a b c d e f g 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、21 - 22頁ぺーじ。 
  39. ^ a b 祖そ田でん圭介けいすけ「複線ふくせんと複線ふくせんの併走へいそう区間くかん 東海道新幹線とうかいどうしんかんせん・大だい汐しお線せん」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう：短絡たんらく線せんミステリー4 複々線ふくふくせんを探さぐる 複々線ふくふくせんを探さぐる』第だい41巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2001年ねん2月がつ1日にち、43頁ぺーじ。 
  40. ^ （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR南武線なんぶせん 尻手しって～新鶴見しんつるみ（信しん）～鶴見つるみ」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、28頁ぺーじ。 
  41. ^ a b （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR南武線なんぶせん 向河原むかいがわら～鶴見つるみ」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、28頁ぺーじ。 
  42. ^ a b 祖そ田でん圭介けいすけ「東京とうきょう外がい環状かんじょう線せんの概要がいよう」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう：東京とうきょうぐるっと外そと環状かんじょう線せん』第だい29巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、1989年ねん3月がつ1日にち、36 - 37頁ぺーじ。 
  43. ^ a b 丸山まるやま伸雄のぶお「JR東日本ひがしにっぽん京葉けいよう線せん東京とうきょう開業かいぎょう」『鉄道てつどうピクトリアル1990年ねん5月がつ号ごう ＜最近さいきんの車両しゃりょう新しん製せい＞』第だい40巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん527号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1990年ねん5月がつ1日にち、44頁ぺーじ。 
  44. ^ 影澤かげさわ清光きよみつ「東京とうきょう外がい環状かんじょう線せんの建設けんせつ工事こうじ」『鉄道てつどうピクトリアル』第だい23巻かん第だい4号ごう（通巻つうかん277号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1973年ねん4月がつ1日にち、35 - 40頁ぺーじ。 
  45. ^ a b c 富田とみた松雄まつお「一般いっぱん貨物かもつ列車れっしゃ&支線しせん貨物かもつ廃止はいしの一連いちれん データで見みる昭和しょうわ50年代ねんだい 首都しゅと圏けん貨物かもつ列車れっしゃ」『j train Vor.66 2017 Summer 特集とくしゅう 貨物かもつ牽引けんいん機き2017 現代げんだい×昭和しょうわ 貨物かもつ列車れっしゃ事情じじょう』通巻つうかん66号ごう、イカロス出版いかろすしゅっぱん、2017年ねん7月がつ1日にち、77 - 80頁ぺーじ。 
  46. ^ a b c d e 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、23頁ぺーじ。 
  47. ^ a b c d （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん JR東海道とうかいどう本線ほんせん（1）東京とうきょう～熱海あたみ」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち、27頁ぺーじ。 
  48. ^ 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）9月がつ27日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい295号ごう
  49. ^ 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）5月がつ16日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい215号ごう
  50. ^ 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）9月がつ18日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい348号ごう
  51. ^ a b c d 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、25 - 26頁ぺーじ。 
  52. ^ 山田やまだ亮あきら「横須賀よこすか線せんと総武そうぶ快速かいそく線せん－通勤つうきん5方面ほうめん作戦さくせんがもたらした異ことなる沿線えんせん文化ぶんか同士どうしの直通ちょくつう運転うんてん－ 難航なんこうする東海道とうかいどう線せん複線ふくせん化か」『鉄道てつどうピクトリアル【特集とくしゅう】横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん』2018年ねん3月がつ号ごう　、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2018年ねん3月がつ、18 - 19頁ぺーじ。 
  53. ^ 佐藤さとう信之のぶゆき編へん「Ⅱ 各論かくろん 昭和しょうわ40年代ねんだい以降いこうの東京とうきょう圏けん鉄道てつどうプロジェクト 第だい1章しょう 国鉄こくてつ時代じだいの大だい規模きぼ投資とうし 1.東京とうきょう5方面ほうめん作戦さくせん 1-5 横須賀よこすか線せんの分離ぶんり運転うんてん」『鉄道てつどうピクトリアル 東京とうきょう圏けん都市とし鉄道てつどうプロジェクト』2013年ねん7月がつ号ごう別冊べっさつ、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2013年ねん7月がつ、43 - 44頁ぺーじ。 
  54. ^ 宮崎みやざき省吾しょうご「私わたしの（住民じゅうみん運動うんどう）思想しそう史しにおける一橋大学ひとつばしだいがく時代じだい（1957－1961）」『一橋大学ひとつばしだいがく創立そうりつ150年ねん史し準備じゅんび室しつニューズレター』第だい4巻かん、一橋大学ひとつばしだいがく創立そうりつ150年ねん史し準備じゅんび室しつ、2018年ねん3月がつ、32-53頁ぺーじ、CRID 1390572174823097472、doi:10.15057/da.18537、hdl:10086/58537。 。宮崎みやざきは貨物かもつ線せん反対はんたい同盟どうめい連合れんごう協議きょうぎ会かいの事務じむ局長きょくちょうを務つとめた人物じんぶつである。
  55. ^ 山田やまだ亮あきら「横須賀よこすか線せんと総武そうぶ快速かいそく線せん－通勤つうきん5方面ほうめん作戦さくせんがもたらした異ことなる沿線えんせん文化ぶんか同士どうしの直通ちょくつう運転うんてん－」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】　横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん』2018年ねん3月がつ号ごう　、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2018年ねん3月がつ、18頁ぺーじ。 
  56. ^ a b 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、23頁ぺーじ。 
  57. ^ 祖そ田でん圭介けいすけ「複雑ふくざつな多た線区せんく間あいだ 東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう－小田原おだわら間あいだ」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう：短絡たんらく線せんミステリー4』第だい41巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2001年ねん2月がつ1日にち、10頁ぺーじ。 
  58. ^ a b c 祖そ田でん圭介けいすけ「複雑ふくざつな多た線区せんく間あいだ 東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう－小田原おだわら間あいだ」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう：短絡たんらく線せんミステリー4 複々線ふくふくせんを探さぐる 複々線ふくふくせんを探さぐる』第だい41巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2001年ねん2月がつ1日にち、12 - 13頁ぺーじ。 
  59. ^ 横浜新よこはましん貨物かもつ線せん 反対はんたい同盟どうめい小屋こやを撤去てっきょ『朝日新聞あさひしんぶん』1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）9月がつ14日にち夕刊ゆうかん、3版はん、15面めん
  60. ^ a b c d 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、26 - 27頁ぺーじ。 
  61. ^ a b c d 小しょう榑宏明あきら「国鉄こくてつ荷電かでん運用うんようを巡めぐる記憶きおく－昭和しょうわ40年代ねんだい後期こうきから国鉄こくてつ終焉しゅうえんまでの荷物にもつ・郵便ゆうびん電車でんしゃの推移すいい－」『鉄道てつどうピクトリアル2017年ねん5月がつ号ごう 【特集とくしゅう】郵便ゆうびん・荷物にもつ電車でんしゃ』第だい67巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん931号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2017年ねん5月がつ1日にち、27 - 29頁ぺーじ。 
  62. ^ a b c 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、27頁ぺーじ。 
  63. ^ 吉岡よしおか心こころ平ひらめ「59-2ダイヤ改正かいせい前後ぜんこうの貨車かしゃ動向どうこう」『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち、28-29頁ぺーじ。 
  64. ^ a b 滝たき吉広よしひろ享とおる「貨物かもつ輸送ゆそうの移うつりかわり」『鉄道てつどうピクトリアル1984年ねん5月がつ号ごう ＜小しょう集しゅう＞ 貨物かもつ輸送ゆそう』第だい34巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん432号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1984年ねん5月がつ1日にち、10 - 14頁ぺーじ。 
  65. ^ 渡辺わたなべ一策いっさく「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの大だい転換てんかん点てん 昭和しょうわ59年ねん2月がつ1日にちダイヤ改正かいせい概要がいよう」『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち、18-22頁ぺーじ。 
  66. ^ 田村たむら修二しゅうじ「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの今後こんご」『鉄道てつどうピクトリアル1984年ねん5月がつ号ごう ＜小しょう集しゅう＞ 貨物かもつ輸送ゆそう』第だい34巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん432号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1984年ねん5月がつ1日にち、15 - 20頁ぺーじ。 
  67. ^ a b c 渡辺わたなべ一策いっさく「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの大だい転換てんかん点てん 昭和しょうわ59年ねん2月がつ1日にちダイヤ改正かいせい概要がいよう 1984（昭和しょうわ59）年ねん1月がつ30日にち「鉄道てつどう広報こうほう号外ごうがい」」『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち、28-29頁ぺーじ。 
  68. ^ 渡辺わたなべ一策いっさく「さよなら、築地つきじ市場いちば 東京とうきょう市場いちば駅えきと鮮魚せんぎょ列車れっしゃ全盛ぜんせいの時代じだい」『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち、58-66頁ぺーじ。 
  69. ^ a b 田村たむら修二しゅうじ「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの今後こんご」『鉄道てつどうピクトリアル1984年ねん5月がつ号ごう ＜小しょう集しゅう＞ 貨物かもつ輸送ゆそう』第だい34巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん432号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1984年ねん5月がつ1日にち、19頁ぺーじ。 
  70. ^ 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）7月がつ19日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい55号ごう「旅客りょかく附随ふずい自動車じどうしゃ運送うんそう営業えいぎょう規則きそくの一部いちぶ改正かいせい」
  71. ^ 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）11月25日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい128号ごう
  72. ^ 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）10月がつ30日にち日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい140号ごう
  73. ^ a b c d e f g h i 脇わき幸広ゆきひろ「JR各社かくしゃのライナー輸送ゆそう歴史れきしと概況がいきょう JR東日本ひがしにっぽん 東京とうきょう圏けん」『鉄道てつどうピクトリアル2004年ねん6月がつ号ごう 【特集とくしゅう】通勤つうきんライナー』第だい54巻かん第だい6号ごう（通巻つうかん第だい747号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2004年ねん6月がつ1日にち、12 - 14頁ぺーじ。 
  74. ^ a b c d e f g h i 猪口いのぐち信しん「首都しゅと圏けんの国鉄こくてつ〜JR通勤つうきんライナー運転うんてん変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル2004年ねん6月がつ号ごう 【特集とくしゅう】通勤つうきんライナー』第だい54巻かん第だい6号ごう（通巻つうかん第だい747号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2004年ねん6月がつ1日にち、56 - 60頁ぺーじ。 
  75. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、31 - 33頁ぺーじ。 
  76. ^ 『JTB時刻じこく表ひょう』1990年ねん12月がつ号ごう、日本交通公社にほんこうつうこうしゃ出版しゅっぱん事業じぎょう部ぶ。 
  77. ^ 「「汐留しおどめ線せん」の廃止はいし許可きょか 「品川しながわ新駅しんえき」設置せっちで運輸省うんゆしょう JR東日本ひがしにっぽん申請しんせい」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう新聞しんぶん社しゃ、1996年ねん4月がつ23日にち、1面めん。
  78. ^ “浜松はままつ町まち-東京とうきょう貨タ間あいだ休止きゅうしへ”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 1. (1998年ねん1月がつ23日にち) 
  79. ^ “東京とうきょう-北海道ほっかいどう カートレインの運行うんこう JR東日本ひがしにっぽんが廃止はいし” 日刊にっかん工業こうぎょう新聞しんぶん (日刊工業新聞社にっかんこうぎょうしんぶんしゃ): p32. (1998年ねん1月がつ23日にち)
  80. ^ a b c d 池口いけぐち英司えいじ「JR新宿しんじゅく駅えきと相鉄そうてつ線せんが直通ちょくつう！相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう線せん開業かいぎょう」『鉄道てつどうファン2020年ねん3月がつ号ごう 特集とくしゅう：形式けいしき記号きごう「ユ」』第だい60巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん707号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2020年ねん3月がつ1日にち、9 - 19頁ぺーじ。 
  81. ^ a b c d 鶴つる通孝みちたか「相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう一いち年ねん 東急とうきゅう直通ちょくつうも間近まぢかの現状げんじょうを見みる」『鉄道てつどうジャーナル2021年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう● 年越としこしの気きがかり』第だい55巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん652号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2021年ねん2月がつ1日にち、9 - 17頁ぺーじ。 
  82. ^ a b c d 佐藤さとう利夫としお「特集とくしゅう：東京とうきょう近郊きんこうJR路線ろせん別べつガイド ⑪埼京・川越かわごえ・相鉄そうてつ直通ちょくつう線せん」『鉄道てつどうファン2021年ねん3月がつ号ごう』第だい61巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん719号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2021年ねん3月がつ1日にち、34 - 35頁ぺーじ。 
  83. ^ a b c d “JR東日本ひがしにっぽん：東京とうきょう近郊きんこう路線ろせん図ず（車内しゃない掲出けいしゅつ版ばん）”. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ. 2020年ねん5月がつ8日にち閲覧えつらん。
  84. ^ 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '98年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1998年ねん7月がつ1日にち、183頁ぺーじ。ISBN 4-88283-119-8。 
  85. ^ “東海道とうかいどう線せん一いち時じ運転うんてん見合みあわせ、貨物かもつ線せんの線路せんろに誤あやま進入しんにゅう ＪＲ上野うえの東京とうきょうライン”. 産経新聞さんけいしんぶん (2023年ねん5月がつ23日にち). 2023年ねん5月がつ24日にち閲覧えつらん。
  86. ^ 山田やまだ亮あきら「横浜よこはま臨港りんこう線せんの歴史れきしと現状げんじょう」『鉄道てつどうピクトリアル2002年ねん3月がつ号ごう 【特集とくしゅう】鉄道てつどうと港みなと－臨港りんこう線せん回顧かいこ』第だい51巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん714号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2002年ねん3月がつ1日にち、41 - 49頁ぺーじ。 
  87. ^ 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』2000年ねん2月がつ号ごう、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、19 - 20頁ぺーじ。 
  88. ^ 杉山すぎやま淳一じゅんいち (2015年ねん12月26日にち). “貨物かもつ列車れっしゃ用ようの線路せんろを走はしる旅客りょかく列車れっしゃがある”. マイナビニュース. 2020年ねん2月がつ22日にち閲覧えつらん。
  89. ^ “具体ぐたい的てき路線ろせん” (PDF). 東京とうきょう圏けんにおける高速こうそく鉄道てつどうを中心ちゅうしんとする交通こうつう網もうの整備せいびに関かんする基本きほん計画けいかくについて（答申とうしん）. 国土こくど交通こうつう省しょう. 2016年ねん4月がつ9日にち閲覧えつらん。
  90. ^ “東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化かへの取とり組くみ”. 東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化か整備せいび検討けんとう協議きょうぎ会かい. 2016年ねん4月がつ12日にち閲覧えつらん。
  91. ^ “杉山すぎやま淳一じゅんいちの時事じじ日び想そう：隠かくれ資産しさんの有効ゆうこう活用かつようは実現じつげんできるのか――貨物かもつ線せん旅客りょかく化かの期待きたいと課題かだい (3/5)”. ITmedia ビジネスオンライン (2013年ねん3月がつ29日にち). 2016年ねん4月がつ12日にち閲覧えつらん。
  92. ^ “東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化かの検討けんとうルート”. 東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化か整備せいび検討けんとう協議きょうぎ会かい. 2016年ねん4月がつ12日にち閲覧えつらん。
  93. ^ “東海道とうかいどう貨物かもつ支線しせん貨客併用へいよう化か整備せいび検討けんとう協議きょうぎ会かい”. 2012年ねん12月29日にち閲覧えつらん。
  94. ^ “東京とうきょう圏けんにおける今後こんごの都市とし鉄道てつどうのあり方かたについて（答申とうしん）” (PDF). 交通こうつう政策せいさく審議しんぎ会かい. 国土こくど交通こうつう省しょう. pp. 36-37 (2016年ねん4月がつ20日はつか). 2019年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。
  95. ^ JR 都心としんと羽田はた結むすぶ新しん路線ろせん整備せいび検討けんとう(Archive.isによるアーカイブ) - NHK、2013年ねん11月9日にち
  96. ^ “羽田はた―都心としんの新しん路線ろせん、JR東日本ひがしにっぽん検討けんとう　五輪ごりんで利用りよう増ぞう予想よそう”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル. (2013年ねん11月9日にち). オリジナルの2013年ねん11月12日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131112060653/http://www.asahi.com/articles/TKY201311090047.html 2024年ねん3月がつ16日にち閲覧えつらん。 
  97. ^ 東京とうきょう五輪ごりんで都心としんの鉄道てつどう新しん線せん計画けいかくが再始動さいしどう 羽田はたアクセス改善かいぜん、国くに、都と、JR、私鉄してつが複数ふくすう案あん - J-CAST、2014年ねん2月がつ2日にち付づけ
  98. ^ “羽田はたアクセス総そう取とりか、JR新しん線せん3ルートの全貌ぜんぼう(1/3)”. 日経にっけいコンストラクション. 日経にっけいBP (2014年ねん8月がつ20日はつか). 2016年ねん4月がつ9日にち閲覧えつらん。
  99. ^ 『羽田空港はねだくうこうアクセス線せん（仮称かしょう）の鉄道てつどう事業じぎょう許可きょかについて』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう、2021年ねん1月がつ20日はつか。 オリジナルの2021年ねん1月がつ20日はつか時点じてんにおけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20210120074518/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210120_ho02.pdf。2021年ねん1月がつ20日はつか閲覧えつらん。 
  100. ^ 『東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ「羽田空港はねだくうこうアクセス線せん」の鉄道てつどう事業じぎょう許可きょか 〜羽田空港はねだくうこうへの新あらたなアクセスルートにより、利用りよう者しゃ利便りべん性せいが向上こうじょうします〜』（PDF）（プレスリリース）国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく都市とし鉄道てつどう政策せいさく課か、2021年ねん1月がつ20日はつか。 オリジナルの2021年ねん2月がつ4日にち時点じてんにおけるアーカイブ。https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11643164/www.mlit.go.jp/report/press/content/001383168.pdf。2021年ねん1月がつ20日はつか閲覧えつらん。 
  101. ^ “羽田空港はねだくうこう新しん線せんを許可きょか、国交こっこう省しょう 都心としん直結ちょっけつ、29年度ねんど開業かいぎょう予定よてい”. 共同通信きょうどうつうしん. (2021年ねん1月がつ20日はつか). オリジナルの2021年ねん1月がつ20日はつか時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210120101851/https://this.kiji.is/724551907208511488 2021年ねん1月がつ20日はつか閲覧えつらん。 
  102. ^ “羽田空港はねだくうこうアクセス線せん（仮称かしょう）の本格ほんかく的てきな工事こうじに着手ちゃくしゅします”. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう (2023年ねん4月がつ4日にち). 2023年ねん4月がつ23日にち閲覧えつらん。
  103. ^ 線形せんけい、平行へいこう・交差こうさする鉄道てつどう・道路どうろ、周辺しゅうへんの地形ちけい・建造けんぞう物ぶつについての出典しゅってん：Google マップ 地図ちずおよび航空こうくう写真しゃしん（2011年ねん）
  104. ^ 「(仮称かしょう)芝浦しばうら一いち丁目ちょうめ計画けいかく」 整備せいび方針ほうしんについて - 野村不動産のむらふどうさん、2017年ねん8月がつ15日にち
  105. ^ “相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう線せんの開業かいぎょう日び決定けってい” (PDF). 相模鉄道さがみてつどう株式会社かぶしきがいしゃ・東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ (2019年ねん3月がつ28日にち). 2019年ねん3月がつ28日にち閲覧えつらん。
  106. ^ “進行しんこう中ちゅうの建設けんせつプロジェクト”. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう. 2020年ねん2月がつ22日にち閲覧えつらん。
  107. ^ a b 『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん』JTB、1998年ねん。 
  108. ^ “都市とし鉄道てつどう利便りべん増進ぞうしん事業じぎょう　相鉄そうてつ・ＪＲ直通ちょくつう線せん、相鉄そうてつ・東急とうきゅう直通ちょくつう線せん｜羽沢はざわ駅えき工事こうじ”. 鉄道てつどう・運輸うんゆ機構きこう、相模鉄道さがみてつどう、東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつ. 2019年ねん2月がつ27日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ『東海道とうかいどうライン - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん配線はいせん』1 東京とうきょう駅えき - 横浜よこはまエリア、講談社こうだんしゃ、2009年ねん。ISBN 978-4-06-270011-5。
  • 監修かんしゅう者しゃ 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく「東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ、日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ」『鉄道てつどう要覧ようらん』 各かく年度ねんど、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい・鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、東海道とうかいどう線せん、南武線なんぶせん掲載けいさい頁ぺーじ。 
  • 岩いわ成なり政和せいわ「変貌へんぼう間近まぢか!? 東海道とうかいどう貨物かもつ線せんのあゆみ」『Rail Magazine 2018.5 特集とくしゅう 東海道とうかいどう貨物かもつ線せん』第だい35巻かん第だい5号ごう No.416、ネコ・パブリッシング、2018年ねん5月がつ1日にち、16 - 33頁ぺーじ。 
  • 菅原すがわら伸雄のぶお「東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう=小田原おだわら間あいだ線路せんろ増設ぞうせつ工事こうじ」『日本にっぽん国鉄こくてつ電車でんしゃ特集とくしゅう集成しゅうせい〔第だい4分冊ぶんさつ〕 鉄道てつどうピクトリアル編へん』、鉄道てつどう図書としょ刊行かんこう会かい、1985年ねん10月がつ25日にち、221 - 222頁ぺーじ。 
  • 丸山まるやま伸雄のぶお「JR東日本ひがしにっぽん京葉けいよう線せん東京とうきょう開業かいぎょう」『鉄道てつどうピクトリアル1990年ねん5月がつ号ごう ＜最近さいきんの車両しゃりょう新しん製せい＞』第だい40巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん527号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1990年ねん5月がつ1日にち、44頁ぺーじ。 
  • 祖そ田でん圭介けいすけ「東海道とうかいどう線せん東京とうきょう口こう 線路せんろ変遷へんせん史し」『鉄道てつどうピクトリアル2000年ねん2月がつ号ごう 【特集とくしゅう】湘南しょうなん電車でんしゃ50年ねん』第だい50巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん第だい681号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2000年ねん2月がつ1日にち、15 - 23頁ぺーじ。 
  • 山田やまだ亮あきら「横浜よこはま臨港りんこう線せんの歴史れきしと現状げんじょう」『鉄道てつどうピクトリアル2002年ねん3月がつ号ごう 【特集とくしゅう】鉄道てつどうと港みなと－臨港りんこう線せん回顧かいこ』第だい51巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん714号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2002年ねん3月がつ1日にち、41 - 49頁ぺーじ。 
  • 佐藤さとう信之のぶゆき編へん「Ⅱ 各論かくろん 昭和しょうわ40年代ねんだい以降いこうの東京とうきょう圏けん鉄道てつどうプロジェクト 第だい1章しょう 国鉄こくてつ時代じだいの大だい規模きぼ投資とうし 1.東京とうきょう5方面ほうめん作戦さくせん 1-5 横須賀よこすか線せんの分離ぶんり運転うんてん」『鉄道てつどうピクトリアル 東京とうきょう圏けん都市とし鉄道てつどうプロジェクト』2013年ねん7月がつ号ごう別冊べっさつ、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2013年ねん7月がつ10日とおか、43 - 44頁ぺーじ。 
  • 今田いまだ保たもつ「山やまの手て貨物かもつ線せんの歴史れきし」『鉄道てつどうピクトリアル2014年ねん9月がつ号ごう 【特集とくしゅう】山手やまて貨物かもつ線せん』第だい64巻かん第だい9号ごう（通巻つうかん第だい894号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2014年ねん9月がつ1日にち、10 - 11頁ぺーじ。 
  • 小しょう榑宏明あきら「国鉄こくてつ荷電かでん運用うんようを巡めぐる記憶きおく－昭和しょうわ40年代ねんだい後期こうきから国鉄こくてつ終焉しゅうえんまでの荷物にもつ・郵便ゆうびん電車でんしゃの推移すいい－」『鉄道てつどうピクトリアル2017年ねん5月がつ号ごう 【特集とくしゅう】郵便ゆうびん・荷物にもつ電車でんしゃ』第だい67巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん931号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2017年ねん5月がつ1日にち、27 - 29頁ぺーじ。 
  • 山田やまだ亮あきら「横須賀よこすか線せんと総武そうぶ快速かいそく線せん－通勤つうきん5方面ほうめん作戦さくせんがもたらした異ことなる沿線えんせん文化ぶんか同士どうしの直通ちょくつう運転うんてん－」『鉄道てつどうピクトリアル 【特集とくしゅう】 横須賀よこすか・総武そうぶ快速かいそく線せん』第だい68巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん第だい943号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2018年ねん3月がつ、13 - 14,18 - 19。 
  • 草くさ町まち義和よしかず「朝あさラッシュの「エアボート成田なりた」でたどる 横須賀よこすか線せん－総武線そうぶせん」『鉄道てつどうジャーナル2015年ねん1月がつ号ごう 特集とくしゅう● 関東かんとう・関西かんさい 快速かいそく電車でんしゃ 実力じつりょくをチェック』第だい49巻かん第だい1号ごう（通巻つうかん第だい579号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2015年ねん1月がつ1日にち、48頁ぺーじ。 
  • 祖そ田でん圭介けいすけ「東京とうきょう外がい環状かんじょう線せんの概要がいよう」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう：東京とうきょうぐるっと外そと環状かんじょう線せん』第だい29巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、1989年ねん3月がつ1日にち、36 - 37頁ぺーじ。 
  • 池口いけぐち英司えいじ「JR新宿しんじゅく駅えきと相鉄そうてつ線せんが直通ちょくつう！相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう線せん開業かいぎょう」『鉄道てつどうファン2020年ねん3月がつ号ごう 特集とくしゅう：形式けいしき記号きごう「ユ」』第だい60巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん707号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2020年ねん3月がつ1日にち、9 - 19頁ぺーじ。 
  • 鶴つる通孝みちたか「相鉄そうてつ・JR直通ちょくつう一いち年ねん 東急とうきゅう直通ちょくつうも間近まぢかの現状げんじょうを見みる」『鉄道てつどうジャーナル2021年ねん2月がつ号ごう 特集とくしゅう● 年越としこしの気きがかり』第だい55巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん652号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2021年ねん2月がつ1日にち、9 - 17頁ぺーじ。 
  • 佐藤さとう利夫としお「特集とくしゅう：東京とうきょう近郊きんこうJR路線ろせん別べつガイド ⑪埼京・川越かわごえ・相鉄そうてつ直通ちょくつう線せん」『鉄道てつどうファン2021年ねん3月がつ号ごう』第だい61巻かん第だい3号ごう（通巻つうかん719号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2021年ねん3月がつ1日にち、34 - 35頁ぺーじ。 
  • 『鉄道てつどうピクトリアル1984年ねん5月がつ号ごう ＜小しょう集しゅう＞ 貨物かもつ輸送ゆそう』第だい34巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん432号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1984年ねん5月がつ1日にち。 
同書どうしょ内ない記事きじ
  • 滝たき吉広よしひろ享とおる「貨物かもつ輸送ゆそうの移うつりかわり」 pp. 10 - 14
  • 田村たむら修二しゅうじ「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの今後こんご」 pp. 15 - 20
  • 祖そ田でん圭介けいすけ「特集とくしゅう：短絡たんらく線せんミステリー4 複々線ふくふくせんを探さぐる」『鉄道てつどうファン2001年ねん2月がつ号ごう』第だい41巻かん第だい2号ごう（通巻つうかん478号ごう）、交友こうゆう社しゃ、2001年ねん2月がつ1日にち。 
記事きじ内ない項目こうもく
  • 「複々線ふくふくせんを探さぐる 複雑ふくざつな多た線区せんく間あいだ 東海道とうかいどう本線ほんせん東京とうきょう－小田原おだわら間あいだ」 pp. 10 - 13
  • 「複線ふくせんと複線ふくせんの併走へいそう区間くかん 東海道新幹線とうかいどうしんかんせん・大だい汐しお線せん」 p. 43
  • 『鉄道てつどうピクトリアル2004年ねん6月がつ号ごう 【特集とくしゅう】通勤つうきんライナー』第だい54巻かん第だい6号ごう（通巻つうかん第だい747号ごう）、電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、2004年ねん6月がつ1日にち。 
同書どうしょ内ない記事きじ
  • 脇わき幸広ゆきひろ「JR各社かくしゃのライナー輸送ゆそう歴史れきしと概況がいきょう JR東日本ひがしにっぽん 東京とうきょう圏けん」 pp. 12 - 14
  • 猪口いのぐち信しん「首都しゅと圏けんの国鉄こくてつ〜JR通勤つうきんライナー運転うんてん変遷へんせん史し」 pp. 56 - 60
  • （監修かんしゅう）今尾いまお恵めぐみ介かい 著ちょ「駅名えきめい一覧いちらん 関東かんとう2 東海道本線とうかいどうほんせん（1）沿線えんせん 川崎かわさき・横浜よこはま臨港りんこう地区ちく」、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』 4号ごう関東かんとう2、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん8月がつ19日にち。ISBN 978-4-10-790022-7。 
東海道とうかいどう本線ほんせん（1）沿線えんせん各線かくせん駅名えきめい一覧いちらん
  • 「JR東海道とうかいどう本線ほんせん（1） 東京とうきょう～熱海あたみ」 pp. 26 - 27
  • 「JR東海道とうかいどう本線ほんせん 品川しながわ～鶴見つるみ」 p. 27
  • 「JR南武線なんぶせん 尻手しって～浜川崎はまかわさき 通称つうしょう：南みなみ武たけし支線しせん」 p. 28
  • 「JR南武線なんぶせん 尻手しって～新鶴見しんつるみ（信しん）～鶴見つるみ」 p. 28
  • 「JR南武線なんぶせん 向河原むかいがわら～鶴見つるみ」 p. 28
川崎かわさき・横浜よこはま臨港りんこう地区ちく各線かくせん駅名えきめい一覧いちらん
  • 「JR東海道とうかいどう本線ほんせん（貨） 浜松はままつ町まち～東戸塚ひがしとつか」 p. 33
  • 「国鉄こくてつ東海道とうかいどう本線ほんせん（貨） 川崎かわさき～浜川崎はまかわさき」 p. 33
  • 「JR東海道とうかいどう本線ほんせん（貨） 鶴見つるみ～桜木さくらぎ町まち」 p. 33
  • 富田とみた松雄まつお「一般いっぱん貨物かもつ列車れっしゃ&支線しせん貨物かもつ廃止はいしの一連いちれん データで見みる昭和しょうわ50年代ねんだい 首都しゅと圏けん貨物かもつ列車れっしゃ」『j train Vor.66 2017 Summer 特集とくしゅう 貨物かもつ牽引けんいん機き2017 現代げんだい×昭和しょうわ 貨物かもつ列車れっしゃ事情じじょう』通巻つうかん66号ごう、イカロス出版いかろすしゅっぱん、2017年ねん7月がつ1日にち、77 - 86頁ぺーじ。 
  • 『j train特別とくべつ編集へんしゅう 59-2ダイヤ改正かいせい 国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃ大だい変革期へんかくき』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈イカロスMOOK〉、2015年ねん2月がつ28日にち。 
同書どうしょ内ない記事きじ
  • 渡辺わたなべ一策いっさく「国鉄こくてつ貨物かもつ輸送ゆそうの大だい転換てんかん点てん 昭和しょうわ59年ねん2月がつ1日にちダイヤ改正かいせい概要がいよう」 pp. 18 - 27
  • 吉岡よしおか心こころ平ひらめ「59-2ダイヤ改正かいせい前後ぜんこうの貨車かしゃ動向どうこう」 pp. 28 - 29
  • 編集へんしゅう部ぶ「貨物かもつ線せん 貨物かもつ駅えき いま・むかし 関東かんとう編へん 東海道とうかいどう本線ほんせん 汐留しおどめ～東京とうきょう市場いちば」 pp. 46 - 47
  • 渡辺わたなべ一策いっさく「さよなら、築地つきじ市場いちば 東京とうきょう市場いちば駅えきと鮮魚せんぎょ列車れっしゃ全盛ぜんせいの時代じだい」 pp. 58 - 66

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

首都しゅと圏けん地区ちく
東海とうかい地区ちく
京阪神けいはんしん地区ちく
関連かんれん路線ろせん

旧きゅう東海道とうかいどう本線ほんせん ： 根岸線ねぎしせん（横浜よこはま駅えき - 桜木町さくらぎちょう駅えき） - 御殿場ごてんば線せん（全線ぜんせん） - 奈良なら線せん（稲荷いなり駅えき - 京都きょうと駅えき） - 清水港線しみずこうせん（清水しみず駅えき - 三保さんぼう駅えき）- 大津線おおつせん（馬場うまば駅えき - 大津おおつ駅えき） - 阪急はんきゅう京都きょうと本線ほんせん・ 阪急はんきゅう千里線せんりせん（吹田すいた駅えき - 淡路あわじ駅えき - 南方なんぽう駅えき）
新幹線しんかんせん ： 東海道新幹線とうかいどうしんかんせん - 山陽新幹線さんようしんかんせん（新大阪しんおおさか駅えき - 新しん神戸こうべ駅えき）
その他たの路線ろせん ： 武豊線たけとよせん - JR東西線とうざいせん(建設けんせつ当初とうしょ大阪おおさか - 尼崎あまがさき間あいだ線路せんろ増設ぞうせつ扱あつかい) - その他た東海道とうかいどう線せんに含ふくまれる路線ろせん

カテゴリ カテゴリ
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=東海道とうかいどう貨物かもつ線せん&oldid=100169798」から取得しゅとく