楊士奇き

楊士奇き（1365年ねん—1444年ねん），名めい寓ぐう，字じ士し奇き，以字行ぎょう，號ごう東里とうり，諡おくりな文ぶん貞さだ，江西えにし等とう處しょ行ゆき中書ちゅうしょ省しょう吉安きちやす路ろ太ふとし和かず州しゅう（今いま江西えにし省しょう泰和やすかず縣けん）人にん。明朝みょうちょう內閣首くび輔、兵部ひょうぶ尚書しょうしょ兼けん華はな蓋ぶた殿どの大だい學士がくし，與あずか楊榮、杨溥合ごう稱しょう“三さん楊”，

楊士奇き
明あきら《三さん才さい圖會ずえ》載の《少しょう師し楊文貞さだ公おおやけ像ぞう》
大明だいめい少しょう師し兵部ひょうぶ尚書しょうしょ兼けん華はな蓋ぶた殿どの大だい學士がくし
籍せき貫ぬき	江西えにし等とう處しょ行ゆき中書ちゅうしょ省しょう吉安きちやす路ろ太ふとし和かず州しゅう
族ぞく裔	漢かん族ぞく
原名げんめい	楊寓
字じ號ごう	字じ士し奇き，号ごう東里とうり
諡號しごう	文ぶん貞さだ
出生しゅっしょう	至いたり正ただし二に十じゅう五ご年ねん（1365年ねん） 江西えにし泰和やすかず
逝世	正統せいとう九きゅう年ねん（1444年ねん） 江西えにし泰和やすかず县
墓はか葬そう	泰和やすかず縣けん澄江すみえ鎮杏嶺村みねむら北山ほくざん坡
親おや屬ぞく	楊景行ぎょう（曾祖父そうそふ）（1277至いたり1347） 楊公榮さかえ（祖父そふ） 楊子ようじ將はた（父ちち） 陳ちん氏し（母はは） 羅ら性せい（繼父けいふ） 嚴いむ琇（妻つま） 楊稷、楊(禾道)、楊秫、楊導（子こ） 楊昱（孫まご）
著作ちょさく
《明太めんたい祖そ實錄じつろく》、《明あきら宣せん宗むね实录》、《歷代れきだい名めい臣しん奏そう議ぎ》、《文淵ぶんえん閣かく書目しょもく》、《三朝みささ聖きよし諭さとし錄ろく》、《東里とうり文集ぶんしゅう》等とう

生平おいだいら

洪ひろし武たけ年間ねんかん

楊士奇き一いち歲さい時じ，父親ちちおや楊子ようじ將はた去さ世よ，其母改あらため嫁よめ時任ときとう德とく安やす同どう知ち的てき羅ら性せい，楊士奇き遂とげ改姓かいせい羅ら。后きさき一次羅家祭祖，年ねん幼よう的てき楊士奇き自じ做土像ぞう祭祀さいし楊氏祖先そせん，被ひ羅ら性せい發現はつげん并贊其志，恢復かいふく其宗姓せい。隨ずい後ご，羅ら性せい因いん得とく罪ざい權けん貴き戍邊陝西せんせい去さ世よ，楊士奇き與あずか母はは回かい到いた德とく安やす，一いち邊へん教學きょうがく一いち邊へん侍さむらい母はは。他た遊ゆう走はし湖北こほく、湖南こなん敎學きょうがく，其中居住きょじゅう江夏えなつ的てき時間じかん最長さいちょう。

建けん文ぶん年間ねんかん

建たて文あや年間ねんかん，明惠あきえ帝みかど召集しょうしゅう文ぶん臣しん修おさむ撰せん《明太めんたい祖そ實錄じつろく》，王おう叔英與あずか方ほう孝たかし孺以史才ざい推薦すいせん楊士奇き。之これ後ご，他た進入しんにゅう翰林かんりん，充當じゅうとう編纂へんさん官かん。隨ずい後ご，吏部對たい進入しんにゅう史し館かん的てき文ぶん臣しん進行しんこう考試こうし，吏部尚書しょうしょ張ちょう紞看み到いた楊士奇き的てき答こたえ卷まき后きさき說せつ：“此非經けい生せい言げん也。”於是奏請そうせい為ため第だい一いち名めい。該授吳くれ王おう府ふ副ふく審理しんり，仍然供きょう其編纂へんさん館かん職位しょくい。

永樂えいらく年間ねんかん

明成めいせい祖そ即位そくい后きさき，改あらため楊士奇き為ため翰林院かんりんいん編修へんしゅう。不ふ久ひさ，進入しんにゅう內閣，參與さんよ負ふ責せめ機き務つとむ。數すう月がつ后きさき，晋すすむ升ます為ため侍講じこう。永樂えいらく二に年ねん，選拔せんばつ宮みや僚，楊士奇き為ため左ひだり中ちゅう允まこと，三年后再升為左諭德。楊士奇き為ため官かん謹慎きんしん，在家ざいけ從したがえ不言ふげん公事こうじ，即そく使つかい是ぜ至いたり親おや都と不ふ得とく聽聞ちょうもん。他た在ざい明成めいせい祖そ前まえ，舉止恭きょう慎まき，善ぜん於對答こたえ，談だん事ごと有ゆう灼見。他人たにん有ゆう過失かしつ，楊士奇き都みやこ為之ためゆき揜覆。當時とうじ廣東かんとん布ぬの政せい使し徐じょ奇き統すべ領りょう西南せいなん時じ，贈おく當地とうち特產とくさん與あずか內廷官員かんいん，有人ゆうじん得え到いた饋贈名めい單たん呈上ていじょう皇帝こうてい。明成めいせい祖そ看み后きさき其中無む楊士奇き名字みょうじ，於是召見詢問。他た回答かいとう道どう：“徐じょ奇き當時とうじ奔赴廣東かんとん的てき時候じこう，群臣ぐんしん作詩さくし文ぶん贈おく行くだり，當時とうじ恰逢我わが得とく病びょう未み有ゆう參與さんよ，所以ゆえん唯ただ獨どく沒ぼつ有我ありが的てき名字みょうじ。如果我わが當時とうじ無病むびょう，是ぜ否いや有我ありが的てき名字みょうじ也未知みち。況きょう且贈禮れい都と是ぜ小しょう東西とうざい，應おう當とう沒ぼつ有ゆう其他意思いし。”明成めいせい祖そ於是命令めいれい燒しょう毀其名めい單たん。

永えい乐六ろく年ねん，明成めいせい祖そ北きた巡じゅん，命いのち楊士奇き與あずか蹇あしなえ義よし、黃き淮一同いちどう留守るす輔佐ほさ太子たいし監かん國こく。太子たいし朱しゅ高だか熾おき喜き歡文學ぶんがく，贊さん善ぜん王おう汝なんじ玉だま以詩法ほう進講しんこう。楊士奇き則そく稱しょう：“殿下でんか應おう當とう留意りゅうい學習がくしゅう《六經りくけい》，空そら暇ひま時候じこう則そく閱讀兩りょう漢かん時期じき的てき詔みことのり令れい。詩歌しか乃雕蟲むし小しょう技わざ，不足ふそく為ため學がく。”太子たいし表示ひょうじ贊同さんどう。當初とうしょ朱しゅ棣起兵へい時候じこう，漢かん王おう朱しゅ高だか煦力戰りきせん有功ゆうこう。朱しゅ棣許諾きょだく成功せいこう后きさき立りつ其為太子たいし。靖やすし難なん之の役やく結束けっそく后きさき，卻未曾立他た，朱しゅ高だか煦於是ぜ很怨恨えんこん。朱しゅ棣又憐憫れんびん年ねん幼よう的てき趙ちょう王おう朱しゅ高だか燧ひうち，并異常いじょう寵愛ちょうあい他た。於是漢かん王おう、趙ちょう王おう聯合れんごう離間りかん太子たいし，朱しゅ棣頗為心いしん動どう。永樂えいらく九きゅう年ねん，明成めいせい祖そ回かい到いた南京なんきん，召問楊士奇き太子たいし監かん國こく的てき情況じょうきょう。他稱たしょう太子たいし孝こう敬けい，并說：“太子たいし天資てんし高だか，有ゆう過か錯必知ち，然しか後こう必改。其存有ゆう愛人あいじん之の心しん，絕對ぜったい不ふ會かい辜負陛下へいか重じゅう托たく。”朱しゅ棣聽後ご大だい悅えつ。永樂えいらく十じゅう一いち年ねん遇ぐう到いた日食にっしょく，禮れい部ぶ尚書しょうしょ呂りょ震ふるえ請求せいきゅう不要ふよう罷免ひめん朝賀ちょうが，禮れい部ぶ侍さむらい郎ろう儀ぎ智さとし則のり持じ相反あいはん觀點かんてん。楊士奇き則そく引用いんよう宋そう仁ひとし宗むね故事こじ 力ちから勸すすむ，明成めいせい祖そ聽後遂とげ罷免ひめん。次つぎ年ねん，朱しゅ棣北征せい，楊士奇き仍留任りゅうにん輔佐ほさ太子たいし監かん國こく，當時とうじ朱しゅ高だか煦開始かいし不斷ふだん譖言太子たいし。當とう朱しゅ棣北征せい歸還きかん后きさき，太子たいし迎むかえ駕が遲緩ちかん，朱しゅ棣氣急きゅう下か把わ大量たいりょう東宮とうぐう大臣だいじん黃き淮等とう人ひと下獄げごく問罪もんざい。楊士奇き之の後こう趕到，被ひ宥免ゆうめん罪ざい。之これ後ご召問太子たいし這件事ごと，楊士奇き頓首とんしゅ道どう：“太子たいし仍然和わ以前いぜん一いち樣よう孝こう敬けい。凡是這些遲おそ迎むかえ的てき事情じじょう，都みやこ是ただし臣しん等とう的てき罪過ざいか。”朱しゅ棣聽後ご稍やや微ほろ平たいら緩なる。而其他た重臣じゅうしん仍然不斷ふだん上じょう疏彈劾だんがい楊士奇き不ふ應おう當とう獨どく宥なだめ，朱しゅ棣遂命いのち其下錦にしき衣ころも衛まもる詔みことのり獄ごく，之これ後ご釋放しゃくほう。

永樂えいらく十じゅう四よん年ねん，朱しゅ棣返回かい京師けいし，有ゆう聽聞ちょうもん漢かん王おう奪だつ嫡的不軌ふき行ぎょう徑みち，於是問とい蹇あしなえ義よし這些事情じじょう。蹇あしなえ義ぎ沒ぼつ有ゆう回答かいとう，於是問とい楊士奇き。他た對たい答こたえ道どう：“臣しん與あずか蹇あしなえ義よし都と是ぜ侍さむらい奉たてまつ東宮とうぐう的てき，其他外人がいじん不ふ敢對我わが倆談論ろん漢かん王おう的てき事情じじょう。但ただし是ぜ皇帝こうてい兩次りょうじ派遣はけん其就藩はん，都と不ふ肯赴任ふにん。現在げんざい知道ともみち陛下へいか要よう遷都せんと，馬上もうえ就請留守るす南京なんきん。這些請陛下か仔細しさい考察こうさつ他た的てき本意ほんい。”朱しゅ棣聽聞ちょうもん后きさき默然もくぜん不ふ語かたり，之これ後ご起おこり身み還かえ宮みや。居住きょじゅう數日すうじつ后きさき，朱しゅ棣瞭解かい了りょう所有しょゆう事情じじょう，於是削そぎ漢かん王おう的てき兩個りゃんこ護衛ごえい營，并安置あんち其到樂らく安やす。次つぎ年ねん，晋すすむ升ます他た為ため翰林かんりん學士がくし，兼任けんにん舊きゅう職しょく。永樂えいらく十じゅう九きゅう年ねん，改あらため為ため左ひだり春はる坊ぼう大だい學士がくし，兼任けんにん翰林かんりん學士がくし。次つぎ年ねん，因いん為ため輔導ほどう太子たいし有ゆう失職しっしょく被ひ連坐れんざ，下しも錦にしき衣ころも衛まもる獄ごく，十天后即得釋。

洪ひろし熙年間あいだ

参まいり见：仁じん宣せん之の治ち

明仁あきひと宗むね即位そくい后きさき，升しょう楊士奇き為ため禮れい部ぶ侍さむらい郎ろう兼けん華はな蓋ぶた殿どの大だい學士がくし。當時とうじ仁ひとし宗そう在ざい內閣時じ，蹇あしなえ義よし、夏原なつはら吉よし奏そう事ごと未み退すさ，其遠望見ぼうけん楊士奇き，於是對たい兩人りょうにん說せつ：“新しん上うえ任にん的てき華はな蓋ぶた殿どの大學だいがく士し來らい了りょう，必定ひつじょう有ゆう正直しょうじき之の言げん，我わが們不妨さまたげ都と聽下。”楊士奇き進言しんげん道どう：“皇すめらぎ上じょう兩日りょうじつ前ぜん剛ごう下か詔みことのり減免げんめん歲とし供きょう，但ただし惜薪司し又また征せい棗なつめ八はち十じゅう萬まん斤きん，這與前ぜん詔みことのり相しょう矛盾むじゅん吧。”仁ひとし宗むね遂とげ馬ば上下じょうげ令れい減免げんめん一半いっぱん。當時とうじ朱しゅ棣剛駕が崩くずれ，仁ひとし宗むね服ふく制せい二に十じゅう七なな日にち期き滿みつる，大臣だいじん呂りょ震ふるえ上うえ疏請穿吉きち服ふく。楊士奇き則そく稱しょう不可ふか，呂りょ震ふるえ隨ずい即そく高だか聲ごえ厲叱楊士奇き，蹇あしなえ義見よしみ此兼顧兩人じん觀點かんてん進言しんげん。次つぎ日び，朱しゅ高だか熾おき仍然戴素冠かんむり穿ほじ麻衣まい上じょう朝あさ，而廷臣ていしん中ちゅう只ただ有ゆう楊士奇き與あずか英國えいこく公こう張ちょう輔仍然服ふく制せい如初。罷やめ朝あさ后きさき，仁ひとし宗むね對たい兩りょう旁つくり人じん說せつ：“（父親ちちおや）棺かん木き仍然在ざい停とま柩ひつぎ，我わが又また怎能忍にん心こころ易えき服ふく，楊士奇き所しょ做的是ぜ對たい的てき。”之これ後ご，晋すすむ升ます楊士奇き為ため少しょう保ほ，與あずか楊榮、金きむ幼よう孜つとむ共きょう賜たまもの“繩なわ愆糾繆”銀ぎん章あきら。之これ後ご晋すすむ升ます少しょう傅でん。

當時とうじ籓司守もり令れい進しん朝あさ，尚書しょうしょ李り慶けい建議けんぎ發はつ軍ぐん伍ご的てき餘あまり馬うま給きゅう有ゆう關せき部門ぶもん，然しか後ご每年まいとし課徵かちょう馬ば駒こま。楊士奇き反對はんたい道どう：“朝廷ちょうてい選拔せんばつ賢けん能のう授官，卻用來らい牧まき馬ば，這是重視じゅうし牲畜而輕視し士し大夫たいふ，怎麼能のう夠示于後人じん？”仁ひとし宗むね則そく批准ひじゅん李り慶けい建議けんぎ，當時とうじ朝廷ちょうてい寂然じゃくねん。楊士奇き再さい次つぎ上じょう言げん力りょく勸すすむ，仍不批准ひじゅん。隨ずい後ご，皇帝こうてい駕が臨思善ぜん門もん，召見楊士奇き說せつ：“我わが當時とうじ怎麼會かい忘記你的話ばなし呢？只ただ是ぜ聽聞ちょうもん呂りょ震ふるえ、李り慶けい等とう人じん不ふ喜き歡你，我わが擔心你被孤立こりつ，會かい被ひ他た們中傷ちゅうしょう，所以ゆえん不ふ欲よく因いん為ため你的話ばなし而罷去さ此事。現在げんざい我わが找到其他人たにん的てき上書うわがき了りょう。”於是拿出陝西せんせい按察使し陳ちん智さとし稱たたえ“養やしなえ馬ば不便ふべん”的てき上じょう疏，命いのち其草敕執行しっこう。楊士奇き隨ずい後ご頓首とんしゅ稱しょう謝しゃ。當時とうじ群臣ぐんしん正せい在朝ざいちょう上じょう商議しょうぎ元旦がんたん事ごと宜むべ，呂りょ震ふるえ請求せいきゅう用よう樂らく，楊士奇き與あずか黃き淮上疏勸阻，仁ひとし宗そう不ふ聽勸阻。后きさき楊士奇き再さい次つぎ上奏じょうそう，在ざい庭にわ中等ちゅうとう至いたり晚ばん上じょう十じゅう點てん，仁ひとし宗そう最後さいご同意どうい。一いち日にち后きさき，仁ひとし宗そう召對楊士奇道きどう：“呂りょ震ふるえ每次まいじ誤あやま我わが，如果不ふ是ぜ你等人的じんてき進言しんげん，我わが早はや追つい悔莫及了。”於是下命かめい楊士奇き兼任けんにん兵部ひょうぶ尚書しょうしょ，同どう食しょく三さん份俸祿ろく（內閣、翰林院かんりんいん、兵部ひょうぶ）。楊士奇き則そく辭去じきょ兵部ひょうぶ尚書しょうしょ的てき俸祿。　　

仁じん宗むね還かえ在ざい太子たいし監かん國之くにゆき時じ，即そく仇かたき恨御ご史し舒仲成なり，即位そくい后きさき欲よく治おさむ其罪。楊士奇き說せつ：“陛下へいか即位そくい后きさき，曾下詔みことのり忤旨的てき人じん都と得とく免罪めんざい。如果要治ようじ舒仲成なり的てき罪ざい，則のり當時とうじ的てき詔書しょうしょ則そく無む信しんじ，眾多大臣だいじん會かい因いん此恐懼きょうく。皇すめらぎ上じょう為ため何なん不能ふのう效こう仿漢かん景けい帝みかど對たい待まち衛まもる綰たがね呢？”仁ひとし宗そう於是打だ消しょう此念頭あたま。當時とうじ有人ゆうじん稱しょう大だい理り寺てら寺てら卿きょう虞おそれ謙けん言げん事ごと不ふ密みつ，仁ひとし宗そう大だい怒いか降ぶ其一級きゅう。楊士奇き為ため他た鳴な白しろ，得とく以虞謙けん恢復かいふく原籍げんせき。之これ後ご大だい理り寺てら少しょう卿きょう弋謙因いん言ごと得とく罪ざい。楊士奇き稱しょう：“弋謙是ぜ應おう詔みことのり而陳言ごと。如果要よう加か其罪行ぎょう，恐おそれ怕群臣ぐんしん自じ此都不ふ再說さいせつ話ばなし了りょう。”仁ひとし宗因そういん此立升ます弋謙為ため副ふく都と御ご史し，且下敕引過か自じ咎とがめ。

有ゆう大臣だいじん上書うわがき歌か頌太平ひら盛もり世よ，仁ひとし宗むね示しめせ與あずか列れつ位い大臣だいじん，群臣ぐんしん皆みな以為然しか。唯ただ獨どく楊士奇き稱しょう：“陛下へいか雖然澤さわ被ひ天下てんか，但ただし是これ靖やすし難なん所ところ牽連的てき流りゅう徙尚未み歸鄉ききょう，戰爭せんそう所しょ導しるべ致的瘡かさ痍尚未み恢復かいふく，百姓仍然為温饱擔憂。應おう當とう继续休息きゅうそく生息せいそく數すう年ねん，太平たいへい盛もり世才せさい可か期き至いたり。”仁ひとし宗むね表示ひょうじ贊同さんどう，并称：“我わが对你们至誠しせい，是ぜ希望きぼう匡正きょうせい辅佐、糾正錯誤さくご。但ただし只ただ有ゆう楊士奇き曾經五ご次じ上書うわがき，你們等とう人じん均ひとし無む一言いちげん。果はて真ま朝廷ちょうてい政事せいじ毫無錯誤さくご？天下てんか太平たいへい了りょう么？”群臣ぐんしん聽後慚愧ざんき道どう歉。同年どうねん四よん月がつ，仁ひとし宗そう賜たまもの楊士奇き璽書以表彰ひょうしょう其賢德とく忠ちゅう貞さだ。此後，命いのち修おさむ《明太めんたい宗むね實錄じつろく》，楊士奇き與あずか黃き淮、金きむ幼よう孜つとむ、楊溥俱充總裁そうさい官かん。不ふ久ひさ，仁ひとし宗むね病びょう重じゅう，召楊士し奇き與あずか蹇あしなえ義よし、黃き淮、楊榮到いた思おもえ善ぜん門もん，命いのち楊士奇き書寫しょしゃ遺のこ敕召太子たいし朱しゅ瞻基到いた南京なんきん。

宣せん德とく年間ねんかん

明あかり宣せん宗むね即位そくい后きさき，擔任たんにん總裁そうさい修おさむ撰せん《明仁あきひと宗そう實錄じつろく》。宣せん德とく元年がんねん，漢かん王おう朱しゅ高だか煦起おこり兵へい謀反ぼうほん。明あかり宣せん宗むね親おや征せい平定へいてい叛亂はんらん。部隊ぶたい歸還きかん抵達獻けんじ縣けん單たん家いえ橋きょう時じ，戶部とべ侍さむらい郎ろう陳ちん山やま迎むかい謁，并上言げん汉、赵二王沆瀣一气，请宣宗むね乘じょう势袭彰あきら德とく（今こん河南かなん安やす阳）逮捕たいほ赵王朱しゅ高だか燧ひうち。杨荣支持しじ陈山的てき主しゅ张，但ただし遭到杨士奇き的てき反はん对。士し奇き稱しょう：“說せつ人じん叛變應おう當とう有ゆう實証じっしょう，難なん道みち可か以欺騙天地てんち鬼神きじん麼？”楊榮厲聲喊道：“你是要よう阻撓國家こっか大計たいけい麼？現在げんざい逆ぎゃく黨とう（朱しゅ高だか煦）都と稱たたえ趙ちょう王おう相しょう謀はかりごと為ため實み，怎麼說せつ沒ぼつ有理ゆうり由ゆかり？”士し奇き說せつ：“太ふとし宗そう皇帝こうてい有ゆう三さん個こ兒じ子こ，當今とうぎん皇すめらぎ上じょう只ただ有ゆう兩個りゃんこ叔父おじ。有罪ゆうざい的てき不可ふか赦免しゃめん，但ただし無罪むざい的てき應おう當とう厚あつ待まち，懷疑かいぎ的てき話はなし則そく防ぼう範はん，使つかい得とく沒ぼつ有ゆう憂患ゆうかん而已。何なに必動輒加兵へい相しょう戰せん，傷きず天上てんじょう的てき皇祖こうそ之の意い呢？”當時とうじ只ただ有ゆう楊溥贊同さんどう楊士奇き看み法ほう。於是楊榮率りつ先入せんにゅう諫，楊士奇き隨ずい後ご，宣せん宗むね命いのち皇宮こうぐう侍さむらい衛まもる不ふ予よ兩人りょうにん入にゅう宮みや，並なみ先行せんこう召見蹇あしなえ义、夏原なつはら吉よし，兩人りょうにん均ひとし贊同さんどう楊士奇き看み法ほう。宣せん宗むね於是無む意い加か罪ざい于趙王おう，部隊ぶたい直接ちょくせつ回かい京きょう。抵達京師けいし后きさき，宣せん宗むね召見士し奇き，并問其：“現在げんざい很多人じん都と在ざい上奏じょうそう趙ちょう王事おうじ，怎麼辦？”他た回答かいとう道どう：“趙ちょう王おう是ただし您最親おや的てき親おや人じん，陛下へいか應おう當とう保全ほぜん他た，不要ふよう被ひ群臣ぐんしん言論げんろん所しょ迷惑めいわく。”宣せん宗むね稱しょう：“我わが想そう把わ群臣ぐんしん的てき奏そう摺すり都と拿給趙ちょう王おう看み，令れい其自己じこ處理しょり如何いか？”他た對たい答こたえ道どう：“甚好，如果能のう夠賜一いち璽書更さら好このみ。”於是朝廷ちょうてい發送はっそう璽書奏そう摺すり給きゅう趙ちょう王おう。趙ちょう王おう看み後ご大喜だいぎ，哭著說せつ：“我わが活かつ命いのち了りょう。”隨ずい即そく上書うわがき表示ひょうじ感謝かんしゃ，且獻出で護衛ごえい部隊ぶたい，言論げんろん從したがえ此停息いき。宣せん宗むね從したがえ此待趙ちょう王おう日にち益えき親切しんせつ而輕待まち陳ひね山さん，此外還かえ對たい士し奇き說せつ：“趙ちょう王おう之の所以ゆえん得とく以保全ほぜん，都みやこ是ただし您的功勞こうろう啊。”并賜金きん幣ぬさ給きゅう他ほか。

自明じめい成なり祖そ攻おさむ佔交阯（現げん越こし南みなみ）并設置せっち交阯布ぬの政せい使し司し后きさき，該地區ちく屢次叛變。明朝みんちょう屢次發はつ兵へい征討せいとう均ひとし戰敗せんぱい。交阯黎はじむ利り派は人じん偽にせ請立陳ちん氏し後人こうじん。宣せん宗むね也厭惡あく兵へい戰せん，預あずか備答應其おうご請求せいきゅう。英國えいこく公こう張ちょう輔、戶部とべ尚書しょうしょ蹇あしなえ義よし等とう大臣だいじん以下いか數すう人にん都と稱しょう，答とう應おう的てき話ばなし，沒ぼつ有ゆう甚麼いんも道理どうり，反はん而只會かい示しめせ弱じゃく于天下か。宣せん宗むね於是召見楊士奇き、楊榮商議しょうぎ，兩りょう人力じんりき言げん稱しょう：“陛下へいか體たい恤百姓ひゃくしょう，不ふ是ぜ無名むめい之の舉；漢かん朝ちょう放棄ほうき珠たま崖がけ郡ぐん，史書ししょ都と以此為ため美談びだん，不ふ是ぜ示しめせ弱じゃく。請許其方便びん。”於是宣せん宗むね下か令れい命いのち選擇せんたく使者ししゃ出で使し交阯，蹇あしなえ義ぎ推薦すいせん善ぜん於口辯べん的てき伏ふく伯はく安やす。楊士奇き則そく表示ひょうじ：“善ぜん於言辭じ的てき人じん不ふ忠信ちゅうしん，雖然交阯是ぜ蠻貊之の邦くに也不可ふか派遣はけん。伏ふく伯はく安やす是ぜ小人こども，去さ的てき話ばなし只ただ會かい辱はずかしめ國こく。”宣せん宗むね贊同さんどう其言，改あらため派は他人たにん。從したがえ此，明朝みんちょう放棄ほうき交阯并罷兵へい，每年まいとし省しょう出で軍費ぐんぴ超過ちょうか白銀はくぎん萬まん兩りょう。

宣せん德とく三さん年ねん，杨士奇き以吏部ぶ尚なお书郭璡望轻，架空かくう吏部，大だい开私谒之门。

宣せん德とく五ご年ねん，宣せん宗むね奉たてまつ皇太后こうたいごう謁陵，召見英國えいこく公こう張ちょう輔、尚書しょうしょ蹇あしなえ義ぎ及楊士し奇き、楊榮、金きむ幼よう孜つとむ、楊溥，在ざい行くだり殿中でんちゅう張ちょう太ふとし后きさき朝見ちょうけん并慰勞いろう眾臣。宣せん宗むね又また對たい楊士奇き說せつ：“太ふとし后きさき對たい我が說せつ，先帝せんてい當時とうじ在ざい青あお宮みや，只ただ有ゆう您敢於直言ちょくげん不ふ忌き，先帝せんてい能のう夠聽從ちょうじゅう，所以ゆえん諸事しょじ得とく以不敗ふはい。她又叮囑我わが應おう當とう接受せつじゅ直言ちょくげん。”士し奇き對たい曰：“這是皇太后こうたいごう的てき盛德せいとく之の言げん，希望きぼう陛下へいか能のう夠記住じゅう它。” 當時とうじ士し奇き已やめ老ろう有ゆう疾やまし，上うえ朝あさ均ひとし遲おそ，無法むほう論ろん奏そう。宣せん宗むね曾微服ふく私わたし訪おとずれ，某ぼう夜よる訪問ほうもん楊士奇き家か。士し奇き倉くら猝迎接げいせつ，并頓首とんしゅ道どう：“陛下へいか怎麼能のう以社稷しゃしょく宗廟そうびょう之の身み而自輕けい？”宣せん宗むね答こたえ道どう：“我わが只ただ想そう和わ您商量しょうりょう事情じじょう，所しょ以來いらい拜はい訪おとずれ。”幾いく日にち后きさき，宮中きゅうちゅう捉獲兩りょう盜ぬすめ且有異い謀はかりごと。宣せん宗むね於是召見士し奇き，并稱“今こん而後知ち卿きょう之の愛あい朕ちん也。” 當時とうじ明朝みんちょう屢遭水すい旱ひでり災害さいがい，宣せん宗むね召見楊士奇き討論とうろん下か詔みことのり寬ひろし恤免災わざわい租稅そぜい等とう事ごと。楊士奇き於是請奏免除めんじょ百姓所欠的薪鱼钱、減げん官かん田租でんそ赋、免除めんじょ粮税、清きよし理り冤假积案、裁たっ汰工役やく等とう建議けんぎ，使つかい百姓ひゃくしょう獲え益えき。過か兩年りょうねん后きさき，宣せん宗むね對たい士し奇き說せつ：“體からだ恤百姓的詔書已經下很久了，現在げんざい還かえ有ゆう什麽要よう體からだ恤的呢？”他た則のり稱しょう：“此前下か詔みことのり減げん官かん田租でんそ，但ただし戶部とべ仍然徵收ちょうしゅう如舊。”宣せん宗むね不ふ悅えつ稱しょう：“那な現在げんざい必須ひっす執行しっこう，不ふ遵守じゅんしゅ者しゃ依よ法ほう處理しょり。”他た還かえ請求せいきゅう招抚逃民，严惩贪污官吏かんり，提つつみ舉有文學ぶんがく、武勇ぶゆう才能さいのう的てき人じん，命いのち曾經被ひ判はん極刑きょっけい的てき犯人はんにん子孫しそん也有やゆう從したがえ官かん資格しかく。此外，他た還かえ請廷臣ていしん三品以上及二司官各自舉薦人才（于謙、周しゅう忱まこと、況きょう鍾等とう人ひと即そく此時被ひ舉薦）。這些建議けんぎ均ひとし得え到いた宣せん宗むね批准ひじゅん。

當時とうじ，宣せん宗むね勵精圖ず治ち，士し奇き等とう內閣廷臣ていしん同心どうしん輔佐ほさ，海うみ內號為ため治平じへい。宣せん宗むね還かえ模も仿古代こだい君臣くんしん豫よ游ゆう，每まい到いた年初ねんしょ，均ひとし賜たまもの百官ひゃっかん十じゅう日にち假かり期き。到いた西にし苑えん萬まん歲さい山やま郊遊時じ，諸しょ位い學士がくし均ひとし跟從，進行しんこう賦ふ詩し賡和，宣せん宗むね并問民間みんかん疾やまし苦く。朝議ちょうぎ中ちゅう的てき論ろん奏かなで，宣せん宗そう均ひとし虛心きょしん傾聽けいちょう採納さいのう。此外，朝廷ちょうてい上じょう內閣大臣だいじん相しょう處しょ融とおる洽ひろし、風氣かざけ為ため正ただし。宣せん宗むね即位そくい時じ，內閣臣しん七なな人にん中陳なかじん山やま、張ちょう瑛あきら被ひ改あらため為ため其他職位しょくい，黃き淮以疾やまし致仕ちし，內閣中ちゅう只ただ有ゆう楊士奇き、楊榮、楊溥三さん人にん。楊榮為ため人じん果はて毅あつし敢為かんい，且屢次じ跟隨明成めいせい祖そ北きた征せい，熟知じゅくち邊疆へんきょう將領しょうりょう與あずか敵情てきじょう事務じむ，但ただし頗愛接受せつじゅ饋遺，當時とうじ邊あたり將はた每年まいとし都と送おく良よ馬うま與あずか楊榮。宣せん宗そう知道ともみち后きさき，問もん楊士奇き。他た則のり稱しょう：“楊榮通曉つうぎょう邊疆へんきょう事務じむ，我が等とう人じん不ふ及，陛下へいか不ふ宜むべ以此小しょう錯而介意かいい。”宣せん宗そう笑えみ道どう：“楊榮曾經揭你和わ夏原なつはら吉よし的てき短たん，你為何なに還かえ替がえ他た說せつ好こう話はなし？”他た對たい答こたえ道どう：“希望きぼう陛下へいか能のう夠以容よう我わが一樣いちよう容よう楊榮。”宣せん宗むね於是同意どうい。此後，話わ語ご傳でん到いた楊榮，楊榮則そく以此愧對楊士奇き，於是兩りょう人相にんそう處しょ甚歡。宣せん宗むね亦また因いん此對其更親おや厚あつ，前後ぜんご所しょ賜たまもの的てき珍ちん果はて、牢ろう醴、金きむ綺あやぎぬ衣ころも、幣ぬさ、書しょ器き無法むほう計算けいさん。

正統せいとう年間ねんかん

宣せん宗むね驾崩后きさき，明あきら英えい宗むね即位そくい，年ねん仅九岁。军政均ひとし由ゆかり張ちょう太皇太后たいこうたいこう负责，太皇太后たいこうたいこう又また命いのち所有しょゆう部ぶ门议案あん均ひとし先さき经过内ない阁三さん杨的てき諮はか議ぎ后きさき再さい进行裁さい决。三人当时亦很自信，杨士奇き首くび推训练士卒しそつ坚守边疆，并设置おけ南京なんきん參まいり贊さん機き務つとむ大臣だいじん，分遣ぶんけん文武ぶんぶ鎮撫ちんぶ江西えにし、湖みずうみ廣ひろ、河南かなん、山東さんとう等地とうち，并罢免めん偵事校こう尉じょう。又また请求减免租税そぜい，并慎刑けい牢ろう狱，此外严格官かん员考核かく机つくえ制せい。这些均ひとし得え到いた太皇太后たいこうたいこう的てき批准ひじゅん并执行ぎょう。正せい统初年しょねん，朝政ちょうせい清明せいめい均ひとし为三杨等人的功劳。正せい统三さん年ねん，《明あきら宣せん宗むね实录》制せい成なり，楊士奇き晋すすむ少しょう师。次つぎ年ねん，乞求致仕ちし，不ふ予よ批准ひじゅん。之これ后きさき明あきら英えい宗むね下か敕歸省きせい墓ぼ，不ふ久ひさ批准ひじゅん归还。

当とう时，中ちゅう官かん王おう振ふ受宠于明英えい宗むね，渐渐干ひ预到外がい廷政事せいじ，并诱导明英えい宗そう乱らん对大臣だいじん加か罪ざい。靖やすし江こう王おう朱しゅ佐たすく敬けい偷偷赠杨榮さかえ黄金おうごん，杨榮当初とうしょ正ただし在ざい省しょう墓ぼ，歸かえり后きさき不知ふち此事。王おう振ふ却欲弹劾杨榮，此时杨士奇き出面でづら力りょく解かい。但ただし杨榮不ふ久ひさ即そく去さ世よ，杨士奇き、杨溥日び益えき孤立こりつ。次つぎ年ねん，明あきら英えい宗むね大だい兴兵马征讨麓ふもと川がわ，藏ぞう帑金數すう萬まん。再さい一いち年ねん，太皇太后たいこうたいこう去さ世よ，王おう振ふ势力越こし大だい并作威い作さく福ぶく，百官若有不满均被逮捕。廷臣ていしん中ちゅう人人ひとびと自じ危，杨士奇き也无法ほう制止せいし。

杨士奇き之子ゆきこ杨稷为人嗜杀残忍ざんにん，虐しいたげ杀数十じゅう人にん。王おう直ただし收おさむ押杨稷きび，杨士奇き使し王おう直ただし左ひだり迁。御ご史し相しょう继弹劾杨稷きび，杨稷被ひ判はん腰こし斩，杨士奇き只ただ能のう以老疾やまし告つげ辞じ。明あきら英えい宗むね恐おそれ怕伤害がい士し奇き，下しも诏安慰。士し奇き感恩かんおん哭泣，不ふ久ひさ忧虑不ふ起おこり。正せい统九きゅう年ねん，杨士奇き去さ世よ。赠太ふとし师，諡おくりな文ぶん貞さだ。杨士奇き葬そう於泰和やすかず縣けん澄江すみえ鎮杏あんず嶺村みねむら北山ほくざん坡上，现为江西えにし省しょう文物ぶんぶつ保ほ护单位い。

后きさき事ごと

正せい统初年ねん，杨士奇き曾经上じょう疏称瓦かわら剌漸強きょう，将はた为边疆敌患，而边疆尚缺かけ兵へい马，恐おそれ怕无法ほう抵御。御ご史し请附近ふきん太ふと僕ぼく寺てら關せき領りょう西番にしのばん貢みつぎ馬ば并悉数すう供きょう给。杨士奇き去さ世よ不ふ久ひさ，也先果然かぜん入にゅう侵おかせ明朝みょうちょう，始はじめ有ゆう土木どぼく堡之变。杨士奇き又また善ぜん于知人じん、喜き欢推举寒士し，甚至包括ほうかつ一些未曾谋面的人。之これ后きさき指ゆび挥京きょう师保卫战的てき于謙、創立そうりつ平米へいべい法的ほうてき周しゅう忱まこと、史ふみ称しょう“况青天せいてん”的てき況きょう鍾等とう人ひと，均ひとし由よし其举荐。

杨士奇き曾经参与さんよ编撰《明太めんたい祖そ實錄じつろく》、《明仁あきひと宗そう实录》、《明あきら宣せん宗むね实录》、《歷代れきだい名めい臣しん奏そう議ぎ》、《文淵ぶんえん閣かく書目しょもく》、《三朝みささ聖きよし諭さとし錄ろく》等とう，并著有ゆう《東里とうり文集ぶんしゅう》。

評價ひょうか

• 桂かつら萼がく《哈密疏》評ひょう：“杨士奇き援汉弃珠厓例弃之，乃陋儒当权，上下じょうげ安定あんてい，货賂公こう行ぎょう，纪纲不振ふしん，举版图十じゅう郡ぐん之の地ち，弃置不ふ宁，盖若考こう作さく室しつ乃不肯堂者しゃ也。杨士奇き者しゃ，太ふとし宗そう皇帝こうてい罪人ざいにん也，又また足あし法ほう乎？”

参考さんこう文献ぶんけん

官かん衔
前任ぜんにん： 楊榮	明朝みょうちょう內閣首くび輔 1424年ねん—1444年ねん 永樂えいらく二に十じゅう二に年ねん八はち月がつ進すすむ - 正統せいとう九きゅう年ねん三さん月がつ卒そつ	繼つぎ任にん： 楊溥