惡人あくにん正せい機き說せつ

惡人あくにん正せい機き說せつ是これ淨土真宗じょうどしんしゅう的てき教義きょうぎ之の一いち，由よし日本にっぽん佛教ぶっきょう僧侶そうりょ親鸞しんらん於鎌倉かまくら時代ときよ初期しょき所しょ創立そうりつ。親鸞しんらん認みとめ為ため惡人あくにん也可以往いおう生せい極樂ごくらく世界せかい，因いん為ため此說，導しるべ致關東かんとう地方ちほう出現しゅつげん「造みやつこ惡あく無礙むげ」的てき信徒しんと，隨ずい心しん所しょ欲よく的てき殺生せっしょう。然しか而，親鸞しんらん對たい迫さこ不ふ得とく已やめ而作壞事的てき人じん,感かんじ到いた同情どうじょう，卻非常ひじょう反對はんたい人じん故意こい去さ作さく壞事，他た說せつ「就算是ぜ有ゆう解かい藥やく，也沒必要ひつよう喝かつ鴆酒」。親鸞しんらん派は其子善ぜん鸞去さ關東かんとう，宣揚せんよう親鸞しんらん的てき說法せっぽう，但ただし善ぜん鸞處理しょり不ふ周しゅう，反はん被ひ奸人蠱惑こわく，控訴こうそ親鸞しんらん得とく力りょく弟子でし性せい信しん等とう人じん。高齡こうれい八十四歲的親鸞為了防止事態惡化，宣せん佈與善ぜん鸞斷絕だんぜつ父子ふし關係かんけい。親鸞しんらん也因此提出ていしゅつ惡人あくにん正せい機き說せつ，宣せん稱たたえ迫さこ不ふ得とく已やめ而作惡あく，是ぜ可か以被原はら諒りょう的てき。

概論がいろん

親鸞しんらん師承ししょう法然ほうねん，法然ほうねん當年とうねん提出ていしゅつ「善人ぜんにん正せい機き說せつ」，勉勵べんれい信徒しんと只ただ要よう皈信阿彌陀あみだ佛ほとけ，加か上じょう行ぎょう善ぜん必然ひつぜん會得えとく救すくえ，往生おうじょう西方せいほう淨土じょうど。法然ほうねん表示ひょうじ「惡人あくにん尚なお且往生おうじょう，何なに況きょう善人ぜんにん」，意思いし就是惡人あくにん都と能のう得とく救すくえ，跟不做惡事あくじ的てき善人ぜんにん比ひ，善人ぜんにん显然更さら能のう得とく救すくい。阿彌陀あみだ佛ほとけ連れん惡人あくにん都と願意がんい拯救，更さら何なん況きょう是ぜ善人ぜんにん呢？這也是ぜ淨土宗じょうどしゅう的てき思想しそう，需要じゅよう用よう自己じこ修行しゅぎょう的てき力量りきりょう（自力じりき），加か上じょう佛ふつ的てき願力がんりき（他力たりき），以求得とく拯救。

但ただし是ぜ親鸞しんらん在ざい關東かんとう地方ちほう傳つて教きょう甚久，發現はつげん獵人りょうじん、漁夫ぎょふ、屠ほふ夫おっと與あずか下級かきゅう的てき武士ぶし等とう因いん從事じゅうじ殺生せっしょう工作こうさく。依よ照あきら因果いんが論ろん，死後しご應おう該要墮入三さん惡趣あくしゅ。但ただし是ぜ不ふ從事じゅうじ殺生せっしょう，貧苦ひんく的てき民みん眾連民生みんせい物資ぶっし都みやこ有ゆう問題もんだい，根本こんぽん無力むりょく去さ修行しゅぎょう佛道ぶつどう，也常常つね為ため了りょう賺錢謀はかりごと生せい从而觸犯はん戒律かいりつ。

所以ゆえん親鸞しんらん提出ていしゅつ了りょう對たい法然ほうねん「善人ぜんにん正せい機き說せつ」的てき反はん義ぎ，稱しょう作さく「惡人あくにん正せい機き說せつ」。他た把わ法然ほうねん的てき話ばなし反はん過か來き說せつ，他た說せつ「善人ぜんにん尚なお且往生おうじょう，況きょう惡人あくにん耶？」。認みとめ為ため一般人如果可以依靠自己的力量行善、修行しゅぎょう而至覺悟かくご而解脫げだつ，就不需要じゅよう阿彌陀あみだ佛ぼとけ。因よし此，就是為ため了りょう接せっ引惡人じん，佛ふつ既すんで然しか慈悲じひ，一定願意拯救最底層的人。尤ゆう其這些造作ぞうさく業ごう障さわ的てき惡人あくにん，更さら應おう該是阿彌陀あみだ佛ふつ的てき首くび先さき救援きゅうえん對象たいしょう。他た主張しゅちょう「絕對ぜったい他力たりき」，稱しょう只ただ要よう堅けん信彌しんや陀，不ふ管かん甚麼いんも樣さま的てき人じん都と一定會得到解救。

親鸞しんらん之これ後ご建立こんりゅう了りょう淨土真宗じょうどしんしゅう，淨土真宗じょうどしんしゅう的てき僧侶そうりょ不ふ遵守じゅんしゅ以前いぜん印度いんど的てき戒律かいりつ，允許いんきょ娶めと妻つま生子おいご，寺院じいん住持じゅうじ位置いち也由家族かぞく世襲せしゅう傳承でんしょう。其他宗派しゅうは的てき日本にっぽん佛教ぶっきょう出家しゅっけ眾，在ざい19世紀せいき明治維新めいじいしん時どき，才さい開放かいほう僧そう人じん結婚けっこん。

參まいり見み

因いん信しんじ稱たたえ義よし，基督教きりすときょう的てき類似るいじ思想しそう