鄭てい觀かん應おう

鄭てい觀かん應おう六ろく十じゅう岁像。题款为“陶とう斋先生せんせい六ろく十じゅう岁小像ぞう。刚方正直しょうじき不ふ合ごう时宜，志こころざし在ざい救世きゅうせい公こう而忘私わたし，勇いさむ于为善ぜん劳怨弗どる辞やめ，清廉せいれん自じ矢中やなか外がい咸知，卓哉たくや此公知音ちいん其谁。愚弟ぐてい吴广霈拜はい题”

鄭てい觀かん應おう七なな十じゅう岁像。左上ひだりうえ题款为“待まち鹤山人じん七なな十じゅう岁小影かげ。刚方正直しょうじき不ふ合ごう时宜，志こころざし在ざい救世きゅうせい公こう而忘私わたし，勇いさむ于为善ぜん劳怨弗どる辞やめ，清廉せいれん自じ矢中やなか外がい咸知，卓哉たくや此公知音ちいん其谁。泾县吴广霈拜はい题。”右上みぎうえ题款为“官かん商しょう洁士，儒道じゅどう通人つうじん。心こころ殷いん救世きゅうせい，志こころざし在ざい成なり真しん。大だい埔张振勳くん敬けい题。”右みぎ下か题款为“垂たれ廉れん塞ふさが兑，抱一ほういつ守もり中ちゅう。欲よく铸神剑，遍へん访仙翁おきな。高こう要かなめ梁りょう应锦敬けい题。”

鄭てい觀かん應おう（1842年ねん7月がつ24日にち—1922年ねん5月がつ），原名げんめい官かん應おう，字じ正せい翔しょう，號ごう陶とう齋ひとし，又また号ごう居きょ易えき、杞忧生せい，别号待まち鹤山人じん或ある罗浮偫鹤山人さんじん。廣東かんとん香山こうざん縣けん三鄉みさと雍陌（今いま中山ちゅうざん市し）人にん。中國ちゅうごく近代きんだい著名ちょめい慈善じぜん家か、思想家しそうか和わ實業じつぎょう家か。他た是ぜ中國ちゅうごく近代きんだい最早もはや具有ぐゆう完かん整せい維新いしん思想しそう體系たいけい的てき理論りろん家か，揭開民主みんしゅ與あずか科學かがく序幕じょまく的てき啟蒙けいもう思想家しそうか，也是實業じつぎょう家か、教育きょういく家か、文學ぶんがく家か、慈善じぜん家か和わ熱ねつ忱まこと的てき愛國あいこく者しゃ。

生平おいだいら

鄭てい觀かん應おう自じ小しょう受身うけみ為ため讀書どくしょ人的じんてき父親ちちおや所しょ教育きょういく，惜童子どうじ試ためし未み中なか。咸丰八はち年ねん（1858年ねん）他た16岁时奉父ちち命いのち從したがえ香山かやま到いた上海しゃんはい學習がくしゅう经商。17岁在上海しゃんはい外商がいしょう洋行ようこう工作こうさく的てき时候，他た入いれ英えい华书馆夜よる课班学がく习英文えいぶん两年。1860年ねん成なり為ため英國えいこく寶たから順じゅん洋行ようこう的てき买办，並なみ勤つとむ修おさむ英語えいご，對たい西方せいほう的てき政治せいじ和わ經濟けいざい等とう有ゆう更さら深ふか之これ認識にんしき。同どう治ち七なな年ねん（1868年ねん）起おこり，他た同どう别人合あい伙经营茶栈以及轮船せん公司こうし等とう。同どう治ち十じゅう二に年ねん（1874年ねん）鄭てい觀かん應おう成なり為ため英國えいこく太古たいこ集團しゅうだん合ごう夥おびただし人じん，入にゅう股また並なみ出で任にん太古たいこ集團しゅうだん轮船公司こうし在中ざいちゅう國こく第だい一いち位い創始そうし公司こうし總そう經理けいり。1880年ねん他た編へん訂てい《易えき言げん》一いち書しょ，在自あらじ強きょう運動うんどう期間きかん，他た提出ていしゅつ“商戰しょうせん”（即そく在ざい商業しょうぎょう上うえ學習がくしゅう西方せいほう），並なみ建議けんぎ採取さいしゅ君主くんしゅ立憲りっけん制せい。同年どうねん，他た離はなれ開ひらき太古たいこ，並なみ受直ちょく隸總督とく李り鴻章こうしう之これ托たく出で任にん上海しゃんはい機器きき織お布ぬの局きょく及上海しゃんはい電報でんぽう局きょく總そう辦。光ひかり绪七なな年ねん四よん月がつ（1881年ねん），他た任にん上海しゃんはい电报局きょく总办。任にん内ない，他た建けん设了津つ沪电线，并组织翻译出版ばん了りょう《万国ばんこく电报通例つうれい》和かず《测量浅あさ说》，供きょう各地かくち电报局きょく使用しよう。他た还因为大北おおきた电报公司こうし所用しょよう电码本字ほんじ码过少，而对电码本ほん进行扩编，出版しゅっぱん《四码电报新编》。1883年ねん他た升ます任にん輪わ船せん招商局きょく總そう辦。

太古たいこ集團しゅうだん與あずか廣東かんとん商人しょうにん鄭てい觀かん應おう（1842-1921）淵源えんげん深厚しんこう，鄭てい觀かん應おう十じゅう七歲身赴上海當洋行學徒，後ご成なり為ため寶たから順じゅん洋行ようこう買かい辦，參與さんよ對抗たいこう旗き昌あきら的てき長江ながえ航わたる運うん戰せん。1867年ねん寶たから順じゅん破產はさん後ご，年ねん僅二に十じゅう六歲的鄭觀應自立門戶，經營けいえい航こう運うん、茶ちゃ棧和鹽しお業ぎょう，積せき累るい了りょう大量たいりょう財ざい富とみ，以及具備ぐび家族かぞく辦公室しつ雛形ひながた。並なみ與あずか唐から廷樞（1832-1892）等とう廣東かんとん買かい辦一起入股公正輪船公司，協きょう助じょ經營けいえい，成なり為ため最さい富とみ航こう運うん經驗けいけん的てき買かい辦之一いち。1874年ねん，鄭てい觀かん應おう與太よた古こ集團しゅうだん結緣けちえん，入にゅう股また組ぐみ建けん太古たいこ集團しゅうだん輪わ船せん公司こうし，並なみ出で任にん總そう經理けいり。負ふ責せめ招攬客きゃく貨及總そう管かん棧房，鄭てい與あずか晏爾吉きち全權ぜんけん營運太古たいこ輪わ船せん，二人ふたり各かく司つかさ其職：晏爾吉きち擅於嚴格げんかく管理かんり物流ぶつりゅう運うん作さく、加か密みつ船せん班はん周期しゅうき、減げん低てい成本なりもと；而鄭則そく負ふ責せめ擴展華はな商圈しょうけん的てき攬載網もう絡からま，為ため太古たいこ招納更さら多生たしょう意い。他た更さら在ざい長江ながえ和かず沿海えんかい口こう岸がん，開設かいせつ多た間あいだ專せん為ため太古たいこ服務ふくむ的てき攬載行ぎょう，包括ほうかつ太古たこ昌あきら、太古たこ輝あきら、天津てんしん源みなもと泰やすし、福ふく州しゅう寶たから泰やすし等とう，又また設立せつりつ北きた永えい泰やすし等とう幾いく間あいだ商號しょうごう，經營けいえい豆まめ餅もち買かい賣うり（豆まめ餅もち是ぜ磨すり豆まめ時じ剩餘じょうよ的てき豆まめ渣，正せい適合てきごう南方なんぽう的てき果はて園えん當とう肥料ひりょう使用しよう），是ぜ從したがえ牛うし莊そう（今こん遼寧りょうねい營口），運うん往廈門もん和わ汕頭的てき主要しゅよう貨品，為ため太古たいこ提供ていきょう穩定的てき大額おおがく生なま意い。1874年ねん同年どうねん鄭てい觀かん應おう家族かぞく辦公室しつ開始かいし運營うんえい。

1884年ねん，鄭てい氏し家族かぞく財ざい富とみ已やめ經けい完成かんせい巨きょ大積おおつみ累るい，鄭てい不ふ滿足まんぞく於營商しょう救國きゅうこく，開始かいし用よう半生はんせい經驗けいけん積せき累るい投入とうにゅう創作そうさく影響えいきょう世人せじん的てき著作ちょさく，鄭てい離はなれ開ひらき名利みょうり場じょう，隱居いんきょ澳門まかお，功こう成なり身み退すさ後のち居住きょじゅう於鄭てい家か大屋おおや中なか，潛心せんしん修訂しゅうてい《易えき言げん》，亦また即そく後來こうらい的てき名著めいちょ《盛もり世よ危言》。1891年ねん，他出たしゅつ任にん開平かいへい煤すす礦局總そう辦，翌年よくねん調ちょう任にん招商局きょく幫辦。1894年ねん，《盛もり世よ危言》完成かんせい。

武たけ昌あきら起おこり義よし後のち中ちゅう华民國こく建立こんりゅう，鄭てい觀かん應おう則そく專せん注ちゅう於發展はってん教育きょういく事業じぎょう，歷任れきにん招商局きょく公おおやけ學がく駐ちゅう校こう董ただし事ごと、上海しゃんはい商務しょうむ中學ちゅうがく名譽めいよ董ただし事こと等とう職しょく。

1922年ねん5月がつ下旬げじゅん，他た逝世於上海しゃんはい提ひさげ篮桥華はな德いさお路ろ（現げん為ため长阳路ろ）招商局きょく公おおやけ學がく駐ちゅう校こう校こう董ただし公おおやけ寓ぐう。（但ただし根據こんきょ王おう学がく庄しょう的てき引述上海しゃんはい《申さる报》讣告考こう據よりどころ，卒そつ時じ應おう為ため1921年ねん6月がつ14日にち）

影かげ响

鄭てい觀かん應おう八はち十じゅう岁像。上方かみがた题款为“发五大ごだい愿すなお，著ちょ十じゅう万まん言こと，文章ぶんしょう救国きゅうこく，是ぜ道どう所しょ尊みこと。待まち鹤山人じん小しょう象ぞう。水晶すいしょう庵あん道士どうし飞声敬けい题。”右みぎ方かた题款为许炳璈题“大德だいとく昭あきら宣せん，危言彪あや炳。五愿宏持，七なな教きょう兼併けんぺい。此愿无尽，此身无尽。日月じつげつ山河さんが，千秋せんしゅう並なみ永なが。”左ひだり方かた题款为“待まち鹤老人じん八はち十じゅう小しょう影かげ。婣世姪めい许炳璈敬けい题。”

鄭てい氏し世よ居きょ澳門まかお，自じ幼よう受歐風ふう薰陶くんとう，“究きわむ心こころ政治せいじ、實業じつぎょう之の學がく”，平生へいぜい經驗けいけん鑄い為ため不朽ふきゅう名句めいく：“欲よく攘外，亟須自強きょう；欲ほし自じ強つよし，必先致富；欲よく致富，必首在ざい振ふ工こう商しょう；欲ほし振ふ工こう商しょう，必先講こう求もとめ學校がっこう、速はや立りつ憲法けんぽう、尊重そんちょう道德どうとく、改良かいりょう政治せいじ”。

鄭てい氏し於澳門まかお的てき故こ居きょ──鄭てい家か大屋おおや撰せん寫うつし的てき《盛もり世よ危言》堪こらえ稱しょう中國ちゅうごく近代きんだい社會しゃかい極きょく具ぐ震撼しんかん力りょく與あずか影響えいきょう力りょく之の巨きょ著ちょ，自じ十じゅう九きゅう世紀せいき九きゅう十じゅう年代ねんだい刊行かんこう後ご，在ざい思想しそう界かい、學術がくじゅつ界かい乃至ないし政治せいじ、經濟けいざい、軍事ぐんじ各界かくかい，都と引起強烈きょうれつ反響はんきょう。《盛もり世よ危言》甫はじめ問とい世よ即そく啟けい惕光ひかり緒いとぐち皇帝こうてい，喚醒千せん百ひゃく萬まん仁じん人じん志士しし，更さら深深ふかぶか影響えいきょう數すう代だい偉人いじん──如康有為こうゆうい、梁りょう啟あきら超ちょう、孫まご中山ちゅうざん、毛澤東もうたくとう等ひとし，為ため中國ちゅうごく近代きんだい思想しそう史し寫うつし下か光輝こうき一いち頁ぺーじ。

郑观应是早期そうき现代化か开拓者しゃ中ちゅう的てき杰出代表だいひょう，较早提出ていしゅつ了りょう经济与政治せいじ变革的てき先さき进主张，而且强きょう调经济与政治せいじ变革必须同どう时进行ぎょう，才能さいのう使し中国ちゅうごく走はし向むかい强つよし盛もり。

子女しじょ

大子だいご潤じゅん朝あさ，二子ふたご潤じゅん燊，三子みつご潤じゅん鑫（即そく鄭てい景けい康やすし，1904年ねん-1978年ねん）为民みん国こく以至中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく建たて政まさし后きさき著名ちょめい摄影师，曾为多た位い名人めいじん或ある领袖拍はく摄肖像ぞう照あきら，如齊白石しらいし、天てん安やす门的毛げ泽东肖像しょうぞう。第だい六ろく位い夫人ふじん所生しょせい後代こうだい，目前もくぜん掌てのひら管かん家族かぞく辦公室しつ事務じむ，及創新しん青年せいねん促進そくしん會かい。

著作ちょさく

• 盛もり世よ危言
• 羅ら浮偫鶴つる山人さんじん詩草しそう

其作品さくひん已やめ集しゅう为《郑观应集》

延伸えんしん阅读

• 夏なつ东元. 郑观应年谱长编. 上海しゃんはい: 上海しゃんはい交通こうつう大学だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. 
• 夏なつ东元. 郑观应传. 上海しゃんはい: 华东师范大学だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 1985. 
• 伍ご國こく：〈改良かいりょう的てき底そこ线——“体用たいよう”、“道みち器き”与あずか郑观应思想しそう（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）〉。
• 伍ご國こく：〈郑观应思想しそう中ちゅう的てき“体用たいよう”与あずか“道みち器き”（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）〉。

相關そうかん條目じょうもく

• 澳門まかお鄭てい家か大屋おおや
• 盛もり世よ危言
• 澳門まかお博物館はくぶつかん