金文きんぶん

  「钟鼎文ぶん」重定しげさだ向むかい至いたる此。關せき於台灣たいわん詩人しじん，請見「鍾鼎文ぶん」。

  关于笔名“金文きんぶん”的中てきちゅう国こく体育たいいく活かつ动家，請見「徐じょ才ざい」。

金文きんぶん，亦また称たたえ吉きち金きん文字もじ、钟鼎文ぶん、钟鼎款识、青あお铜器銘文めいぶん，乃铸或ある刻こく于青あお铜器上うえ的てき文字もじ。初はつ始はじめ于商しょう朝あさ中期ちゅうき，盛もり于西にし周あまね，記錄きろく的てき内容ないよう与あずか当とう时社会しゃかい，尤ゆう其是王公おうこう贵族的てき活かつ动息息いき相しょう关，多た为祀典てん、赐命、征伐せいばつ、圍かこえ獵りょう及契ちぎり约之これ事ごと。大だい部分ぶぶん人じん以周しゅう宣せん王おう在位ざいい时期铸造的てき毛もう公こう鼎かなえ金文きんぶん（又また稱たたえ西にし周しゅう金文きんぶん）为金文きんぶん代表だいひょう，毛もう公こう鼎かなえ铭文共ども32行ぎょう，500字じ。

西にし周あまね以降いこう，金文きんぶん被ひ普遍ふへん地ち使用しよう，而用途ようと則そく無む甚改變かいへん。据すえ统计，其文约有3,005字じ，可か辨べん識者しきしゃ，計けい有ゆう2000多た 字じ。由よし於商しょう周しゅう盛行せいこう青あお铜器，而青铜礼器き以「鼎かなえ」为代表だいひょう，乐器以「鐘かね」为代表だいひょう，因いん其刻於金器き、大鐘おおがね上のぼる故こ稱しょう之の金文きんぶん，亦また因いん而得“钟鼎文ぶん”之これ名めい。

金文きんぶん的てき種類しゅるい

金文きんぶん可か略りゃく分ぶん為ため四よん種しゅ，即そく殷いん金文きんぶん（前ぜん1300年ねん左右さゆう前まえ1046年ねん左右さゆう）、西にし周あまね金文きんぶん（前ぜん1046年ねん左右さゆう至いたり前まえ771年ねん）、春秋しゅんじゅう战国金文きんぶん（前ぜん770年ねん～前まえ221年ねん）和わ秦はた漢かん金文きんぶん（前ぜん221年ねん～220年ねん）。

商しょう金文きんぶん

目前もくぜん所しょ发现的てき最早もはや的てき金文きんぶん，见于商しょう代だい的てき二里にり岗文化か时期，例れい如河南中なんちゅう牟县出土しゅつど的てき臣しん戈ほこ、陕西绥德墕头村むら出土しゅつど的てき冬ふゆ刃ば戈ほこ等とう，年代ねんだい为商しょう朝あさ中期ちゅうき，早はや于殷いん墟甲かぶと骨こつ文ぶん。绝大多数たすう的てき商しょう代だい金文きんぶん，都と产生在ざい盤ばん庚かのえ遷殷いん（今いま河南かなん安やす阳西北せいほく）以後いご。商しょう朝あさ晚期ばんき的てき鑄い有ゆう金文きんぶん之の青銅器せいどうき日び愈いよいよ增ぞう多た，然しか所ところ述じゅつ仍簡，多おお為ため鑄い者しゃ或ある其先祖せんぞ之の名称めいしょう。至いたり商しょう朝あさ末期まっき，方ほう有ゆう铸刻的てき文章ぶんしょう出現しゅつげん，如帝みかど乙おつ时期的てき小しょう子こ蒚卣銘めい，有ゆう器き铭文4行ぎょう44字じ、盖铭文ぶん3字じ。商しょう朝金あさかね文中ぶんちゅう已やめ发现的てき单字总共有きょうゆう1,300多た个。

西にし周あまね金文きんぶん

及至周しゅう代だい商しょう起おこり，金文きんぶん漸やや興きょう，天子てんし之これ事ごと，如昭あきら王おう南みなみ巡じゅん，穆きよし王おう西にし狩かり等とう，多た有ゆう記述きじゅつ。西にし周あまね铭文青あお铜器几乎涵括每ごと一いち位い周しゅう王おう，可か以说西にし周しゅう周しゅう王おう年数ねんすう的てき正せい确与否ひ完全かんぜん取と决于金文きんぶん，要よう是ぜ不ふ懂青铜器铭文的てき所属しょぞく是ぜ那な一いち位い周しゅう王おう，就是说没有ゆう完かん整せい的てき周しゅう王おう元年がんねん青あお铜器铭文的てき支持しじ，谈论中国ちゅうごく年表ねんぴょう西にし周あまね部分ぶぶん毫无意い义。西にし周しゅう周しゅう王おう青あお铜器的てき标准年月日ねんがっぴ的てき日び期き标注，以“唯ただ王おう”开始，后きさき面めん如果没ぼつ有ゆう年数ねんすう，默だま认的是ぜ该周王おう的てき元年がんねん，有ゆう年数ねんすう的てき也可以换算さん成なり该王元年がんねん。有ゆう关周王おう的てき元年がんねん基本きほん上じょう是正ぜせい月がつ初吉はつきち，即そく现在的てき新年しんねん正月しょうがつ初はつ一昭かずあき告つげ天下でんか，新年しんねん新しん气象取的とりてき是ぜ吉祥きっしょう。也有やゆう周しゅう王おう在ざい新年しんねん登のぼり基はじめ后きさき赶赴外地がいち诸侯处行政ぎょうせい的てき例れい子こ。此時金文きんぶん被ひ廣こう泛使用しよう，堪こらえ稱しょう全盛ぜんせい時期じき。

東あずま周あまね金文きんぶん

自じ平ひら王おう東遷とうせん以降いこう，鐵器てっき漸やや見み，鐘かね等とう青銅せいどう樂たのし亦また漸やや多おお，且亦能のう鑄い文ぶん於青銅器どうき外側そとがわ，故こ金文きんぶん所しょ錄ろく，已やめ非ひ如當初はつ般，只ただ為ため王公おうこう大臣だいじん之の事こと，戰功せんこう、音階おんかい等とう，皆みな有ゆう鑄い錄ろく。此时金文きんぶん随ずい着ぎ时间的てき推进逐渐不ふ再さい像ぞう西にし周しゅう时期那な样盛行せいこう。

秦はた漢かん金文きんぶん

秦はた始はじめ皇すめらぎ一統いっとう天下でんか後ご，詔みことのり令書れいしょ同文どうぶん，並なみ於四方しほう立りつ碑ひ，所用しょよう之の文字もじ皆みな為ため小篆しょうてん，且不再さい刻こく銘文めいぶん於鐘鼎かなえ之の上うえ，由ゆかり是ぜ金文きんぶん漸やや衰おとろえ。及至漢かん代だい，民間みんかん多た鑄い銘文めいぶん於鐵器き之の上うえ，青銅せいどう之の器うつわ，不ふ復ふく使用しよう，金文きんぶん自じ是ぜ不ふ見み於史。

金文きんぶん的てき製造せいぞう過程かてい

殷いん周しゅう金文きんぶん被ひ鑄い在ざい青銅器せいどうき的てき內側，但ただし是ぜ怎樣在ざい鑄い模も上じょう刻印こくいん上じょう金文きんぶん仍然未み能のう確定かくてい。根據こんきょ在ざい工場こうじょう遺のこ址し所しょ發現はつげん的てき大量たいりょう模も具ぐ所しょ推斷すいだん，青銅器せいどうき的てき製造せいぞう方法ほうほう如下：

1. 利用りよう黏土做一個與製成品大小相若的土胚（模型もけい）。
2. 另外再さい用よう黏土包つつみ裹著模型もけい，待まち乾いぬい透とおる後ご切開せっかい外層がいそう的てき粘土ねんど，作為さくい外がい模も。
3. 將はた模型もけい削そぎ去さ外層がいそう，作為さくい內模。
4. 在ざい內模刻こく上じょう圖案ずあん文字もじ。
5. 組合くみあい起おこり外がい模も和わ內模，並なみ在ざい之の間あいだ放ひ入にゅう銅どう片へん作為さくい間隔かんかく空隙くうげき以待注入ちゅうにゅう銅どう液えき。
6. 將はた已やめ溶化的てき銅どう注入ちゅうにゅう。
7. 將はた模かたぎ冷ひや卻打破だは，取出とりで青銅器せいどうき。

但ただし是ぜ，怎樣在ざい內模上じょう加か上じょう文字もじ圖案ずあん等とう，仍然是ぜ一いち個こ謎なぞ。由よし於在青銅器せいどうき內側的てき金文きんぶん是ぜ凹入去さ的てき，因いん此在內模上じょう的てき文字もじ應おう該是凸とつ出來でき的てき。加か上じょう這些凸とつ出來でき文字もじ的てき技法ぎほう，有ゆう各種かくしゅ不同ふどう的てき假設かせつ：

• 將はた溶成泥どろ狀じょう的てき粘土ねんど，逐漸貼は上じょう。
  此為清朝せいちょう金石かねいし學まなぶ權威けんい阮元提出ていしゅつ的てき假設かせつ，但ただし沒ぼっ有ゆう實證じっしょう實驗じっけん

• 在ざい內模貼は上うえ薄うす黏土，再さい削そぎ去さ多た餘部あまるべ份。
  這是民みん國こく以前いぜん被ひ提出ていしゅつ的てき假設かせつ。工こう序じょ中ちゅう必然ひつぜん會かい在ざい內模上じょう造成ぞうせい痕跡こんせき，而青銅器どうき上じょう亦また必然ひつぜん有ゆう之の，然しか而實際ぎわ上じょう並なみ沒ぼつ有ゆう。

• 先さき在ざい木片もくへん或ある龜甲きっこう上刻じょうこく上じょう文字もじ，用よう黏土填はま滿まん後ご，再さい將しょう黏土移うつり印しるし至いたり內模上じょう。
  經けい實驗じっけん証明しょうめい這個方法ほうほう可か行ぎょう，但ただし是ぜ沒ぼつ有ゆう發現はつげん相關そうかん的てき物證ぶっしょう，因いん此仍只ただ可か當とう作さく假設かせつ。

概論がいろん：除じょ甲かぶと骨こつ文ぶん外がい，在ざい殷いん代だい的てき一种重要文字是金文。它的名称めいしょう也是由よし书刻的てき原料げんりょう而来。

相關そうかん參考さんこう論ろん著ちょ資料しりょう

金文きんぶん相關そうかん參考さんこう論ろん著ちょ資料しりょう如下：

通論つうろん

• 容よう庚かのえ：《商しょう周しゅう彝つね器き通どおり考こう》，《殷いん周しゅう青銅器せいどうき通論つうろん》（與あずか張ちょう維持いじ合ごう著ちょ）
• 林はやし巳み奈夫：《殷いん周しゅう青銅器せいどうき綜覽そうらん》
• 馬うま承うけたまわ源みなもと：《中國ちゅうごく青銅器せいどうき》
• 朱しゅ鳳おおとり瀚：《中國ちゅうごく青銅器せいどうき綜論》

通つう釋しゃく

• 郭沫若かくまつじゃく：《兩りょう周しゅう金きん文辭ぶんじ大だい系圖けいず錄ろく考こう釋しゃく》
• 陳ちん夢ゆめ家か：《西にし周あまね銅器どうき斷だん代だい》
• 白川しらかわ靜しず：《金文きんぶん通どおり釋しゃく》
• 周しゅう法ほう高だか：《金文きんぶん詁林》
• 馬うま承うけたまわ源みなもと：《商しょう周しゅう青銅器せいどうき銘文めいぶん分ぶん代だい史し證しょう》，《商しょう周しゅう青銅器せいどうき銘文めいぶん選せん》

拓本たくほん

• 羅ら振ふ玉たま：《三さん代だい吉よし金文きんぶん存そん》
• 嚴げん一いち萍：《金文きんぶん總そう集しゅう》
• 中國ちゅうごく社會しゃかい科學かがく院いん考古こうこ研究所けんきゅうじょ：《殷いん周しゅう金文きんぶん集成しゅうせい》
• 劉りゅう雨あめ：《近きん出で殷いん周しゅう金文きんぶん集錄しゅうろく》（與あずか盧の岩いわ合ごう編へん），《近きん出で殷いん周しゅう金文きんぶん集錄しゅうろく二に編へん》（與あずか嚴いむ志こころざし斌あきら合ごう編へん）

字典じてん及文編へん

• 容よう庚かのえ：《金文きんぶん編へん》
• 陳ちん初生しょせい：《金文きんぶん常用じょうよう字典じてん》

外部がいぶ連結れんけつ

• 小學しょうがく堂どう金文きんぶん （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）