呉線くれせん

呉線くれせん（くれせん）は、広島ひろしま県けん三原みはら市しの三原みはら駅えきから広島ひろしま県けん安芸あき郡ぐん海田かいた町まちの海田かいた市し駅えきに至いたる西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（JR西日本にしにほん）の鉄道てつどう路線ろせん（幹線かんせん）である。

呉線くれせん
呉くれ駅えきに停車ていしゃ中ちゅうの227系けい電車でんしゃ（2018年ねん11月）
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう	瀬戸内せとうちさざなみ線せん（三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ）
国くに	日本にっぽん
所在地しょざいち	広島ひろしま県けん
種類しゅるい	普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・幹線かんせん）
起点きてん	三原みはら駅えき
終点しゅうてん	海田かいた市し駅えき
駅えき数すう	28駅えき
電報でんぽう略号りゃくごう	クレセ
路線ろせん記号きごう
開業かいぎょう	1903年ねん12月27日にち (1903-12-27)（呉くれ駅えき - 海田かいた市し間あいだ）
全通ぜんつう	1935年ねん11月24日にち (1935-11-24)
所有しょゆう者しゃ	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう
運営うんえい者しゃ	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう
車両しゃりょう基地きち	下関しものせき総合そうごう車両しゃりょう所しょ広島ひろしま支所ししょ
使用しよう車両しゃりょう	使用しよう車両しゃりょうの節ふしを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり	87.0 km
軌間きかん	1,067 mm（狭軌きょうき）
線路せんろ数すう	全線ぜんせん単線たんせん
電化でんか方式ほうしき	直流ちょくりゅう1,500 V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
閉塞へいそく方式ほうしき	単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しき
最高さいこう速度そくど	95 km/h

このうち三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだには、公募こうぼにより「瀬戸内せとうちさざなみ線せん」という愛称あいしょうが付つけられたが、旅客りょかく案内あんないは「呉線くれせん」で統一とういつされている。

概要がいよう

かつて東洋とうよう一いちの軍港ぐんこうと呼よばれた呉くれ市しを経由けいゆして、瀬戸内海せとないかいに沿そって三原みはら市しと海田かいた町まちを結むすんでいる。運転うんてん系統けいとうとしては、西部せいぶ区間くかんを走はしるすべての列車れっしゃが広島ひろしま駅えきまで乗のり入いれ、沿線えんせんと県けん都との広島ひろしま市しを結むすぶ役割やくわりを果はたしている。内陸ないりくを並なみ走はしする山陽本線さんようほんせんのこの区間くかんは「瀬野せの八はち」と呼よばれる線せん内ない最大さいだいの連続れんぞく急きゅう勾配こうばい区間くかんを挟はさむため、歴史れきし的てきには山陽本線さんようほんせんのバイパスとして機能きのうしてきた。しかし、山陽新幹線さんようしんかんせん開業かいぎょうによる優等ゆうとう旅客りょかく列車れっしゃの削減さくげん、および、沿線えんせんの急速きゅうそくな都市とし化かにより、現在げんざいでは通勤つうきん・通学つうがく輸送ゆそうが主体しゅたいとなっている。全線ぜんせん単線たんせんであるが、輸送ゆそう量りょうが多おおく、途中とちゅう駅えきのうち路線ろせん開業かいぎょう時じからある駅えきは全すべてが行いき違ちがい駅えきとなっている。主要しゅよう駅えきの呉くれ駅えきはJR西日本にしにほんの単線たんせん区間くかんでは最多さいたの乗降じょうこう人員じんいんがある。

戦前せんぜん・戦中せんちゅうは沿線えんせんに軍事ぐんじ施設しせつが多おおく存在そんざいすることから要塞ようさい地帯ちたいに指定していされ、車内しゃないで列車れっしゃの鎧よろい窓まどを上あげるように命めいじられたり、川原石かわらいしなど沿線えんせんに目隠めかくし用ようの板いた塀へいが設置せっちされたりしていた時代じだいもあったが、一方いっぽうで要人ようじん輸送ゆそうの需要じゅようがあり、決戦けっせん非常ひじょう措置そち要綱ようこうに基もとづき他た線区せんくで二に等とう車しゃの連結れんけつが廃止はいしされる中なか、呉線くれせん内ないでは連結れんけつが認みとめられていた。

広こう駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだは「広島ひろしまシティネットワーク」として広島ひろしま市しの近郊きんこう路線ろせんのひとつとして扱あつかわれている。その一方いっぽう「瀬戸内せとうちさざなみ線せん」の愛称あいしょうを持もつ三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだは観光かんこう路線ろせんとしての側面そくめんも持もつ。海うみのすぐ近ちかくまで山やまが迫せまる区間くかんも多おおく、安芸幸崎あきさいざき駅えき - 忠海ただのうみ駅えき間あいだでは車窓しゃそうから瀬戸内海せとないかいを眺望ちょうぼうできる。

歴史れきし的てきな経緯けいいから、山陽本線さんようほんせんとの間あいだに経路けいろ特定とくてい区間くかんが設定せっていされている。三原みはら駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだを当とう線せん経由けいゆ（87.0km）で乗車じょうしゃする場合ばあいの運賃うんちん・料金りょうきんは、山陽本線さんようほんせん経由けいゆ（65.0km）で計算けいさんされる。片道かたみち101km以上いじょうの乗車じょうしゃ券けんであればどちらの経路けいろでも途中とちゅう下車げしゃ可能かのうである。1978年ねん以降いこう、呉線くれせんを経由けいゆする優等ゆうとう列車れっしゃは消滅しょうめつしているが、この制度せいどの対象たいしょう区間くかんである。なお、山陽本線さんようほんせんに事故じこで不通ふつうになったり工事こうじなどで線路せんろ閉鎖へいさが生しょうじたりした際さいには、寝台しんだい列車れっしゃが迂回うかいして呉線くれせんを通とおったことがある。また、現在げんざいも一部いちぶの団体だんたい臨時りんじ列車れっしゃ（主おもに「TWILIGHT EXPRESS 瑞みず風ふう」）などが呉線くれせん経由けいゆで走はしっている。また、かつては優等ゆうとう列車れっしゃのほか、荷物にもつ列車れっしゃや貨物かもつ列車れっしゃのそれぞれ一部いちぶが（山陽本線さんようほんせんの瀬野せの八はちを回避かいひできるメリットがある）呉線くれせんを経由けいゆしていたが、行いき違ちがい有効ゆうこう長ちょうの問題もんだいで長ちょう編成へんせいの入線にゅうせんが難むずかしく、また全線ぜんせん単線たんせんで数多かずおおく設定せっていすることができなかった。これらの列車れっしゃは現在げんざいはすべて廃止はいしされている。

全線ぜんせんが広島ひろしま支社ししゃの管轄かんかつであり、IC乗車じょうしゃカード「ICOCA」の利用りよう可能かのうエリアである。

2014年ねんに、広島ひろしま駅えきを起点きてんとした運転うんてん系統けいとうの呉くれ線せんとして広島ひろしま駅えき - 広ひろ駅えき間あいだで「瀬戸内海せとないかい沿ぞいを運行うんこうしており、水面すいめんに反射はんしゃする暖あたたかい日射ひざしの色いろのイメージ」として黄き（■）のラインカラーが、路線ろせん記号きごうに Y が選定せんていされた。同年どうねん10月がつ末まつの広島ひろしま駅えきにおける先行せんこう導入どうにゅうを経へて、翌よく2015年ねん3月がつ14日にちのダイヤ改正かいせいで本格ほんかく的てきに導入どうにゅうされた。一方いっぽう、車内しゃない掲示けいじ等とうで使つかわれる広島ひろしまエリアの路線ろせん図ずにおいては仁方にかた駅えき以東いとうもこのカラーで表現ひょうげんされている。公式こうしきサイトの全域ぜんいき路線ろせん図ずについても2016年ねん4月がつに岡山おかやま・山陰さんいんエリアの路線ろせん記号きごうが反映はんえいされた際さいに、黄色おうしょくにYの路線ろせん記号きごうの適用てきよう区間くかんが、仁方にかた駅えき以東いとうも含ふくめた呉線くれせん全ぜん区間くかんに拡大かくだいされた。また、岡山おかやま支社ししゃ管内かんないで駅えき掲示けいじ運賃うんちん表ひょうを路線ろせん記号きごう入いりに更新こうしんした駅えきでも同様どうようの対応たいおうとなっている他ほか、同どう支社ししゃ管内かんない西端せいたんの糸崎いとさき駅えきでは方面ほうめん案内あんないで直通ちょくつう先さきとして呉線くれせんの路線ろせん記号きごうが使つかわれている。その一方いっぽうで、仁方にかた駅えき - 三原みはら駅えき間あいだ各駅かくえきの駅えき掲示けいじ時刻じこく表ひょうでは路線ろせん記号きごうのない山口やまぐち地区ちく各線かくせん同様どうように、路線ろせん記号きごうのアルファベットが入はいらないカラーのみのシンボルを使用しようしている。

なお、線せん内ないには日本にっぽんで一番いちばん短みじかいトンネルである川尻かわじりトンネル（全長ぜんちょう8.7メートル）がある。

広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだの2019年度ねんどのラッシュ時じの混雑こんざつ率りつは87%となっている。

路線ろせんデータ

• 管轄かんかつ（事業じぎょう種別しゅべつ）：西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう（第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
• 路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：87.0km
• 軌間きかん：1067mm
• 規格きかく：甲かぶと線せん
• 駅えき数すう：28（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
  • 呉線くれせん所属しょぞく駅えきに限定げんていした場合ばあい、山陽本線さんようほんせん所属しょぞくの三原みはら駅えき・海田かいた市し駅えきが除外じょがいされるため、26駅えきとなる。
• 複線ふくせん区間くかん：なし（全線ぜんせん単線たんせん）
• 電化でんか区間くかん：全線ぜんせん（直流ちょくりゅう1500V）
• 閉塞へいそく方式ほうしき：単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しき
• 保安ほあん装置そうち
  • 三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ：ATS-SW
  • 広ひろ駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだ：D-TAS及およびATS-SW
• 最高さいこう速度そくど：95km/h
• 運転うんてん指令しれい所しょ：中国ちゅうごく総合そうごう指令しれい所しょ広島ひろしま指令しれい所しょ

運行うんこう形態けいたい

日にち中ちゅう1時じ間あいだあたりの運転うんてん本数ほんすう（11時じ台だい - 14時じ台だい）
（2022年ねん3月がつ12日にち現在げんざい）

種別しゅべつ＼駅名えきめい	広島ひろしま	…	海田かいた市し		…	呉ご		…	広ひろ		…	三原みはら
普通ふつう	1本ほん									1本ほん
快速かいそく安芸あき路ろライナー	2本ほん

1935年ねんの全通ぜんつう以来いらい、戦中せんちゅう・戦後せんごの一いち時期じきを除のぞき1978年ねんまで山陽本線さんようほんせんの優等ゆうとう列車れっしゃの一部いちぶや1986年ねんまで荷物にもつ列車れっしゃの一部いちぶが呉線くれせんを経由けいゆしていたが、現在げんざいは快速かいそく・普通ふつう列車れっしゃのみが運転うんてんされている。三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだのほぼ全すべての列車れっしゃでワンマン運転うんてんが開始かいしされた2003年ねん10月1日にち以降いこうは、広ひろ駅えきで運転うんてん系統けいとうが分わかれている。朝夕ちょうせきには広ひろ駅えきで列車れっしゃ番号ばんごうを変かえて同どう駅えきを越こえて直通ちょくつうする列車れっしゃがある。糸崎いとさき駅えき・三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ、広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき・岩国いわくに駅えき・あき亀山かめやま駅えき間あいだの運転うんてんが多おおい。呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだには快速かいそく「安芸あき路ろライナー」および「通勤つうきんライナー」（次節じせつ参照さんしょう）が設定せっていされている。2019年ねんのダイヤ改正かいせい以降いこう、ワンマン列車れっしゃでも全すべての駅えきで全すべてのドアから乗降じょうこうできるようになっている。

海田かいた市し駅えき側がわではすべての列車れっしゃが山陽本線さんようほんせんの広島ひろしま駅えきに直通ちょくつうし、一部いちぶの列車れっしゃは広島ひろしま駅えきを越こえて山陽本線さんようほんせんには最長さいちょうで徳山とくやま駅えきまで、可部線かべせんには最長さいちょうであき亀山かめやま駅えきまで乗のり入いれている。

山陽本線さんようほんせんの広島ひろしま駅えき方面ほうめんについては、JR発足ほっそく後ごも長ながらく下関しものせき駅えきまで乗のり入いれていたが、227系けいの運行うんこうが開始かいしされた2015年ねん3月14日にち以降いこうは山口やまぐち県けん内うちの乗のり入いれ区間くかんが大幅おおはばに短縮たんしゅくされている。2015年ねん3月がつ13日にちまでは広こう駅えき - 下関しものせき駅えき間あいだの直通ちょくつう列車れっしゃが1日にち1往復おうふく運転うんてんされていたが、翌よく14日にちのダイヤ改正かいせいで岩国いわくに駅えきで系統けいとう分割ぶんかつされたため呉線くれせんから下関しものせき駅えきまでの乗のり入いれが消滅しょうめつした。この時点じてんでも新しん山口やまぐち駅えきまでの乗のり入いれが下くだり広こう発はつ新しん山口やまぐち行いき1本ほんのみ残のこっていたが、この列車れっしゃも2016年ねん3月26日にちのダイヤ改正かいせいで徳山とくやま駅えきで系統けいとう分割ぶんかつされ、同どう改正かいせい後ごの最長さいちょうの乗のり入いれ範囲はんいは徳山とくやま駅えきまでとなった。2022年ねん3月がつ12日にち改正かいせい以降いこうは大半たいはんの列車れっしゃが広島ひろしまシティネットワーク西端せいたんの岩国いわくに駅えきまでの乗のり入いれとなっており、岩国いわくに以西いせいと直通ちょくつうするのは平日へいじつ夕方ゆうがたの快速かいそく「安芸あき路ろライナー」広こう発はつ南岩国みなみいわくに行いき1本ほん、平日へいじつ朝あさの広こう発はつ由宇ゆう行いき1本ほん、および全日ぜんじつ朝あさの徳山とくやま駅えき発はつ広ひろ行いきのみとなっている。

なお、国鉄こくてつ時代じだいは宇品線うじなせん（1972年ねん廃止はいし）・岩徳線がんとくせん・岩日線がんにちせん（現在げんざいの錦川にしきがわ鉄道てつどう錦川清流線にしきがわせいりゅうせん）へ直通ちょくつうする普通ふつう列車れっしゃが運転うんてんされていた時期じきもあった一方いっぽうで、可部かべ線せんへの直通ちょくつう列車れっしゃは存在そんざいしなかった。

三原みはら駅えき側がわでは朝あさと夕方ゆうがた以降いこうの列車れっしゃが山陽本線さんようほんせんの糸崎いとさき駅えきに乗のり入いれている。1975年ねん3月がつ10日とおかに優等ゆうとう列車れっしゃに代かわる快速かいそく列車れっしゃが設定せっていされて以降いこう、岡山おかやま駅えきに直通ちょくつうする列車れっしゃが設定せっていされていたが、下くだり列車れっしゃは2003年ねん9月がつ30日にちをもって消滅しょうめつした。上のぼり列車れっしゃはその後ごも朝あさの始発しはつ列車れっしゃのみ岡山おかやま行いきとして運行うんこうされていた（2013年ねん3月がつ16日にちダイヤ改正かいせいの時刻じこくでは岩国いわくに4:52発はつ→岡山おかやま9:35着ちゃく）が、この列車れっしゃも2014年ねん3月14日にちをもって福山ふくやま行いきに短縮たんしゅくされ、岡山おかやま駅えきまでの直通ちょくつう運転うんてんが消滅しょうめつした。その後ごも上のぼりのみ福山ふくやま駅えきまで直通ちょくつうする列車れっしゃが運行うんこうされていたが、2020年ねん3月13日にちをもって最後さいごまで残のこっていた夕方ゆうがたの広島ひろしま発はつの快速かいそく「安芸あき路ろライナー」福山ふくやま行いきが糸崎いとさき行いきに短縮たんしゅくされた。なお、平成へいせい初期しょきには岡山おかやま駅えきを越こえて瀬戸せと駅えき・万富まんとみ駅えき・和気わき駅えきに乗のり入いれる列車れっしゃもあった。

快速かいそく「安芸あき路ろライナー」「通勤つうきんライナー」

詳細しょうさいは「安芸あき路ろライナー」を参照さんしょう

広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだでは、快速かいそく「安芸あき路ろライナー」「通勤つうきんライナー」が運転うんてんされている。普通ふつう列車れっしゃとの所要しょよう時間じかん差さは15 - 20分ふん程度ていど。車両しゃりょうは227系けいが用もちいられる。「安芸あき路ろライナー」は1999年ねん2月がつ7日にちから呉線くれせん快速かいそく列車れっしゃの列車れっしゃ名めいとして使用しようされているが、当初とうしょは広島ひろしま支社ししゃ発行はっこうの無料むりょうの時刻じこく表ひょうのみ列車れっしゃ名めいが併記へいきされ、2000年ねんまで全国ぜんこく版ばんの時刻じこく表ひょうには併記へいきされていなかった。2004年ねん10月がつ16日にちには朝夕あさゆうに運行うんこうされる停車駅ていしゃえきの少すくない列車れっしゃが「通勤つうきんライナー」として分離ぶんりされた（2017年ねんからは朝あさの広島ひろしま方面ほうめんのみ運行うんこう）。

普通ふつう

三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだでは、ほぼ終日しゅうじつにわたり1時じ間あいだに1本ほんの運転うんてんで、朝ちょうや夕ゆう夜間やかんには安浦やすうら駅えき発着はっちゃくの列車れっしゃもあり、全すべての列車れっしゃがワンマン運転うんてんを行おこなっている。また、広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだでは日にち中ちゅうは1時じ間あいだに1-2本ほん運転うんてんされている。車両しゃりょうは227系けい電車でんしゃが使用しようされる。なお、2022年ねん3月がつ12日にちの改正かいせいで、日にち中ちゅうの広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだの区間くかん運転うんてん列車れっしゃは呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだの運転うんてんに変更へんこうされ、上のぼり列車れっしゃが呉くれ駅えきで快速かいそくを待まってから広ひろ駅えき方面ほうめんに続行ぞっこうする（呉くれ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだは快速かいそくも各駅かくえきに停車ていしゃ）運用うんようがなくなった。

臨時りんじ列車れっしゃ

瀬戸内せとうちマリンビュー

詳細しょうさいは「瀬戸内せとうちマリンビュー」を参照さんしょう

2005年ねんに広島ひろしま県けんの大型おおがた観光かんこうキャンペーンにより、3月 - 8月がつの土曜どよう・休日きゅうじつを中心ちゅうしんに「スーパーサルーンゆめじ」で快速かいそく「瀬戸内せとうちおさんぽ号ごう」が運転うんてんされた。その後ご同年どうねん10月がつ1日にちからキハ47形かたち気動車きどうしゃの改造かいぞう車しゃ（7000番台ばんだい）を使用しようし、観光かんこう列車れっしゃとして快速かいそく「瀬戸内せとうちマリンビュー」が運転うんてんされていた。

なお、「瀬戸内せとうちマリンビュー」はNHK大河たいがドラマ『平清盛たいらのきよもり』の放送ほうそうに合あわせて2012年ねん1月がつ7日にちから「清盛きよもりマリンビュー」として運転うんてんされていた。2013年ねん1月がつ14日にちで「清盛きよもりマリンビュー」としての運転うんてんは終了しゅうりょうし、同月どうげつ19日にちから「瀬戸内せとうちマリンビュー」に戻もどされている。

2019年ねん7月がつに、「せとうち広島ひろしまデスティネーションキャンペーン」にあわせて、2020年ねん秋あきに新あらたな観光かんこう列車れっしゃの運行うんこうを開始かいしするとJR西日本にしにほんが発表はっぴょうし、これに伴ともない、「瀬戸内せとうちマリンビュー」は2019年ねん10月がつ-12月の「せとうち広島ひろしまデスティネーションキャンペーン プレキャンペーン」（せとうち広島ひろしまプレDC）期間きかんを最後さいごに運転うんてんを終了しゅうりょうした。通常つうじょうは広島ひろしま駅えき - 三原みはら駅えき間あいだの運転うんてんのところ、せとうち広島ひろしまプレDC期間きかん中ちゅうは広島ひろしま駅えき - 尾道おのみち駅えき間あいだに運転うんてん区間くかんが延長えんちょうされた。

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  キハ47形かたち7000番台ばんだい「瀬戸内せとうちマリンビュー」

etSETOra

詳細しょうさいは「etSETOra」を参照さんしょう

瀬戸内せとうちマリンビューの車両しゃりょうを改造かいぞうして、「せとうち広島ひろしまデスティネーションキャンペーン」にあわせて、2020年ねん10月がつ3日にちから金きむ - 月曜日げつようびや祝日しゅくじつに観光かんこう列車れっしゃとして臨時りんじ快速かいそく「etSETOra（エトセトラ）」の運行うんこうを開始かいしした。運行うんこう開始かいし当初とうしょは、往路おうろの広島ひろしま発はつ尾道おのみち行いきのみ呉線くれせんを経由けいゆしていたが、2021年ねん10月がつ2日にちからは復路ふくろの尾道おのみち発はつも呉線くれせん経由けいゆに変更へんこうされ、宮島口みやじまぐち行いきから広島ひろしま行いきに変更へんこうされた。

往路おうろの「etSETOra」では事前じぜん予約よやくでスイーツ小しょう箱ばこ「瀬戸内せとうちの小しょう箱はこ」（和かず・洋ようの2種類しゅるい）、無む農薬のうやくで作つくられたお茶ちゃ、宮島みやじまで焙あぶ煎せんじされたコーヒーが販売はんばいされている。また、復路ふくろの「etSETOra」では、1号車ごうしゃにあるバーで瀬戸内せとうちのカクテルや東広島ひがしひろしまの日本酒にほんしゅといった酒類しゅるいが提供ていきょうされる。

そして往路おうろ・復路ふくろ共ともに車内しゃない販売はんばいがあり、主おもにダルマベリーや竹原たけはらのかりんとう・瀬戸内せとうちレモンケーキ、アルコール以外いがいにも大和やまとラムネやスマックのクリームソーダにシンプルな志和しわの天然てんねん水すいを販売はんばいしている。

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  キロ47形かたち7000番台ばんだい「etSETOra」

使用しよう車両しゃりょう

現在げんざいの使用しよう車両しゃりょう

定期ていき列車れっしゃはすべて下関しものせき総合そうごう車両しゃりょう所しょ広島ひろしま支所ししょに所属しょぞくする電車でんしゃで運転うんてんされている。

• 227系けい

  2両りょう - 6両りょうで運転うんてんされている。快速かいそく「安芸あき路ろライナー」は3両りょうまたは4両りょうで運転うんてんされている。

  日にち中ちゅう時間じかん帯たいの快速かいそく「安芸あき路ろライナー」と三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだで運転うんてんされる普通ふつう列車れっしゃの一部いちぶを除のぞきワンマン運転うんてんを実施じっししている。

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  227系けい

過去かこの使用しよう車両しゃりょう

• 電車でんしゃ
  • 103系けい
  • 105系けい
  • 165系けい：急行きゅうこう列車れっしゃなど
  • 167系けい：急行きゅうこう「吉備きび」（1970年ねん - 1972年ねん）など
  • 153系けい：急行きゅうこう列車れっしゃなど
  • 111系けい：快速かいそく列車れっしゃなど
  • 113系けい
  • 115系けい
  • 70系けい・80系けい
  • 72系けい
• 気動車きどうしゃ
  • キハニ5000形かたち：三呉線さんごせん部分ぶぶん開業かいぎょう時じに使用しよう
  • キハ41000形かたち：広こう駅えき以西いせいの区間くかん列車れっしゃ用よう
  • キハ42000形かたち：広こう駅えき以西いせいの区間くかん列車れっしゃ用よう
  • キハ10系けい：普通ふつう列車れっしゃなど
  • キハ20系けい：普通ふつう列車れっしゃなど
  • キハ55系けい：準急じゅんきゅう列車れっしゃなど
  • キハ58系けい：準急じゅんきゅう・急行きゅうこう列車れっしゃなど
• 蒸気じょうき機関きかん車しゃ
  • 230形かたち
  • 1150形かたち
  • 5160形かたち
  • 5700形かたち
  • 6150形かたち
  • 6760形かたち
  • 8620形かたち
  • C11形かたち
  • C50形かたち
  • C51形かたち
  • C53形かたち
  • C55形かたち
  • C57形かたち
  • C59形かたち
  • C62形かたち
  • D50形かたち
  • D51形かたち
• 電気でんき機関きかん車しゃ
  • EF58形かたち
  • EF15形かたち
  • EF61形かたち
  • EF62形かたち
  • EF65形かたち
• 客車きゃくしゃ
  • 24系けい：寝台しんだい特急とっきゅう「安芸あき」（1977年ねん - 1978年ねん）
  • 20系けい：寝台しんだい特急とっきゅう「安芸あき」（1975年ねん - 1977年ねん）
  • 12系けい：急行きゅうこう「音戸おんど」（1973年ねん - 1975年ねん、臨時りんじ列車れっしゃとしては1969年ねん - 1975年ねん）など
  • 10系けい： 急行きゅうこう「安芸あき」（1956年ねん - 1970年ねん）、急行きゅうこう「音戸おんど」（1961年ねん - 1975年ねん）など
  • スハ43系けい：急行きゅうこう「安芸あき」（1951年ねん - 1964年ねん）、普通ふつう列車れっしゃなど
  • オハ35系けい：急行きゅうこう7・8列車れっしゃ（1939年ねん - 1942年ねん）、急行きゅうこう「安芸あき」（1950年ねん - 1968年ねん）、普通ふつう列車れっしゃなど
  • スハ32系けい：急行きゅうこう7・8列車れっしゃ（1935年ねん - 1942年ねん）、普通ふつう列車れっしゃなど
  • オハ31系けい：急行きゅうこう7・8列車れっしゃ（1935年ねん - 1942年ねん）、普通ふつう列車れっしゃなど
  • オイテ27000：急行きゅうこう7・8列車れっしゃ（1935年ねん - 1939年ねん）
  • 22000系けい：普通ふつう列車れっしゃなど

• 
  105系けい
• 
  115系けい
• 
  113系けい

輸送ゆそう改善かいぜん

呉ご線せんには第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん前まえから複線ふくせん化か構想こうそうがあり、1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）3月がつに着工ちゃっこうし、全長ぜんちょう20kmのうち15kmの路盤ろばんと11のトンネルのうち9つのトンネルが完成かんせいしていたが戦況せんきょう悪化あっかと物資ぶっし不足ふそくにより頓挫とんざした。

戦後せんごも期成きせい同盟どうめい会かいによって複線ふくせん化かが要望ようぼうされた。1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）の呉線くれせん全線ぜんせん電化でんかの際さいには呉くれ駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだでは、複線ふくせん化かのために建設けんせつされていた路盤ろばんとトンネルが使用しようされた。

1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）に沿線えんせん市町しちょうなどでJR呉線くれせん複線ふくせん化か等とう期成きせい同盟どうめい会かいが結成けっせいされ、1994年ねん（平成へいせい6年ねん）に呉くれ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだの複線ふくせん化かの総そう費用ひようを235億おく円えんと算出さんしゅつした。これに対たいしてJR西日本にしにほんは行いき違ちがい施設しせつの増設ぞうせつにより、10分ぶんの1の事業じぎょう費ひで同どう程度ていどの輸送ゆそう効果こうかが見込みこめるとする対案たいあんを示しめした。これにより3か所しょの行いき違ちがい設備せつびを、要望ようぼうのあった新駅しんえき2駅えき（水尻みずしり駅えき・かるが浜はま駅えき）と、川原石かわらいし駅えきを移設いせつして設置せっちすることとし、この結果けっか、ラッシュ時じにも快速かいそく運転うんてんができるようになった。

なお2006年ねん夏なつ以降いこう、利用りよう者しゃや経済けいざい界かいからの所要しょよう時間じかん短縮たんしゅくの要望ようぼうを受うけて、呉くれ市しによる複線ふくせん化かに向むけた調査ちょうさが行おこなわれていたが、2009年ねん8月がつに「呉ご - 海田かいた市し間あいだと新あたらし広ひろ - 安芸阿賀あきあが間あいだの複線ふくせん化かで、約やく10分ぶんの所要しょよう時間じかん短縮たんしゅくが可能かのうとなり採算さいさん性せいもあるが、事業じぎょう費ひが多額たがくで早期そうきの着工ちゃっこうは難むずかしい」との調査ちょうさ結果けっかが出だされた。

平均へいきん通過つうか人員じんいん

各かく年度ねんどの平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち）は以下いかのとおりである。

年度ねんど	平均へいきん通過つうか人員じんいん（人ひと/日にち）			出典しゅってん
	全線ぜんせん	三原みはら - 広ひろ	広こう - 海田かいた市し
2013年度ねんど（平成へいせい25年度ねんど）	9,842	2,791	25,680
2014年度ねんど（平成へいせい26年度ねんど）	9,518	2,637	24,973
2015年度ねんど（平成へいせい27年度ねんど）	9,590	2,665	25,146
2016年度ねんど（平成へいせい28年度ねんど）	9,410	2,493	24,948
2017年度ねんど（平成へいせい29年度ねんど）	9,318	2,367	24,932
2018年度ねんど（平成へいせい30年度ねんど）	7,979	1,780	21,905
2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）	8,504	2,095	22,902
2020年度ねんど（令れい和わ02年度ねんど）	6,556	1,638	17,605
2021年度ねんど（令れい和わ03年度ねんど）	6,468	1,509	17,606
2022年度ねんど（令れい和わ04年度ねんど）	6,926	1,600	18,888
2023年度ねんど（令れい和わ05年度ねんど）	7,322	1,653	20,056

歴史れきし

呉線くれせん旧きゅう線せん（矢野やの駅えき - 坂さか駅えき間あいだ）

1890年ねん（明治めいじ23年ねん）に呉ご鎮守ちんじゅ府ふが設置せっちされたが、陸上りくじょう交通こうつうの便びんが悪わるく、1892年ねん（明治めいじ25年ねん）に呉ご鎮守ちんじゅ府ふ東西とうざい両翼りょうよく鉄道てつどう敷設ふせつ計画けいかくとして地元じもとで鉄道てつどう開設かいせつの運動うんどうが始はじまった。1899年ねん（明治めいじ32年ねん）には衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの内藤ないとう守三もりぞうが呉ご鎮守ちんじゅ府ふ両翼りょうよく線せん実現じつげんを建議けんぎし、1900年ねん（明治めいじ33年ねん）1月がつに呉ご - 海田かいた市し間あいだの鉄道てつどう敷設ふせつ建議けんぎ案あんが可決かけつされた。しかし、財政ざいせい上じょうの問題もんだいから蔵相ぞうしょうの松方まつかた正義まさよしの反対はんたいを受うけ、内藤ないとうが首相しゅしょうの山縣やまがた有朋ありともに直談判じかだんぱんして予算よさんを獲得かくとくした。

工事こうじは1901年ねん（明治めいじ34年ねん）5月がつに起工きこうし、1903年ねん（明治めいじ36年ねん）12月27日にちに官設かんせつ線せんとして海田かいた市し駅えき - 呉くれ駅えき間あいだが開業かいぎょうした（開業かいぎょう当時とうじの中間なかま駅えきは矢野やの駅えき、坂さか駅えき、天てん応おう駅えき、吉浦よしうら駅えき）。開業かいぎょう当時とうじは呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだに1日にち6往復おうふく、呉くれ駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだに1日にち3往復おうふくの計けい9往復おうふくが運転うんてんされた。この区間くかんは、1904年ねん12月1日にちから山陽さんよう鉄道てつどうに貸かし渡わたされ同社どうしゃが運営うんえいしたが、1906年ねん12月1日にちに国有こくゆう化かされ、国有こくゆう鉄道てつどうの運営うんえいに戻もどった。

一方いっぽう、呉くれ駅えき - 三原みはら駅えき間あいだの三呉線さんごせん（さんごせん）の鉄道てつどう建設けんせつは進すすまず、1910年ねん（明治めいじ43年ねん）に沿岸えんがん鉄道てつどう期成きせい同盟どうめい会かいが組織そしきされたが実現じつげんには至いたらなかった。1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）に原内はらうち閣かくによって鉄道てつどう敷設ふせつ法案ほうあんが出だされると、竹原たけはら町まちで第だい二に次じ期成きせい同盟どうめい会かい、呉くれ市しで第だい三さん次じ期成きせい同盟どうめい会かいが組織そしきされて同どう路線ろせんも盛もり込こむよう運動うんどうが展開てんかいされ、1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）に三呉線さんごせんも着手ちゃくしゅ線せんとなり測量そくりょうが行おこなわれた。しかし、関東大震災かんとうだいしんさいの発生はっせいで工事こうじは中止ちゅうしとなり、1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）11月15日にちに鉄道てつどう大臣だいじんの命令めいれいで呉ごと三原みはらの双方そうほうから着工ちゃっこうした。三原みはら側がわからは1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）に三原みはら駅えき - 須波すなみ駅えき間あいだが開業かいぎょうし、1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）に安芸幸崎あきさいざき駅えき、1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）に竹原たけはら駅えき、1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）2月がつに三津みつづ内海うつみ駅えき（後ごの安浦やすうら駅えき）まで延伸えんしんした。一方いっぽう、呉くれ側がわからは1935年ねん3月がつに呉くれ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだが開業かいぎょうし、同年どうねん11月がつ24日にちの三津みつづ内海うつみ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだが開業かいぎょうし、三呉線さんごせんは呉線くれせんに編入へんにゅうされ、呉線くれせんの全通ぜんつうとなった。全通ぜんつう以後いごは軍港ぐんこうとしての呉ごの重要じゅうよう性せいから東京とうきょう直通ちょくつうの急行きゅうこう列車れっしゃが運転うんてんされた。当とう線せんを経由けいゆした優等ゆうとう列車れっしゃとしては急行きゅうこう「安芸あき」「宮島みやじま」「ななうら」「にしき」「吉備きび」「出島でじま」「音戸おんど」や寝台しんだい特急とっきゅう「安芸あき」などがあげられる（列車れっしゃの沿革えんかくの詳細しょうさいは「etSETOra#呉線くれせん優等ゆうとう列車れっしゃ・観光かんこう列車れっしゃ沿革えんかく」および「山陽本線さんようほんせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく」の項目こうもくを参照さんしょうのこと）。このため、かつては線路せんろ等級とうきゅうこそ乙おつ線せんであるものの一部いちぶに50kgレールを使つかうなど甲かぶと線せん並なみに規格きかくが高たかく設定せっていされており、戦前せんぜんはC53形かたち、戦後せんごもC59形かたちやC62形かたちといった大型おおがたの旅客りょかく用よう蒸気じょうき機関きかん車しゃが電化でんかまで運用うんようされていた。

戦前せんぜんの1939年ねんには、輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうのため海田かいた市し駅えき - 呉くれ駅えき間あいだの複線ふくせん化かが計画けいかくされ、1941年ねん3月がつに着工ちゃっこうされた。しかし太平洋戦争たいへいようせんそう中なかの資材しざい不足ふそくから工事こうじが遅おくれ、輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうは省しょう営バス安芸あき線せんの運行うんこうを開始かいしすることで代かえられ、1945年ねんに複線ふくせん化かの計画けいかくは凍結とうけつされた。4分ぶんの3が完成かんせいしていたトンネル・路盤ろばんは放置ほうちされていたが、電化でんかに際さいして従来じゅうらいの低てい規格きかくのトンネルを放棄ほうきし、戦中せんちゅうに掘削くっさくした新しんトンネルに切きり替かえられている。

年表ねんぴょう

海田かいた市し駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ

1924年ねん呉くれ市し都市とし計画けいかく図ず

• 1903年ねん（明治めいじ36年ねん）12月27日にち：海田かいた市し駅えき - 呉くれ駅えき間あいだ（12.4M≒19.96km）が開業かいぎょう。矢野やの駅えき・坂さか駅えき・天てん応おう駅えき・吉浦よしうら駅えき・呉くれ駅えきが開業かいぎょう。
• 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）
  • 7月がつ28日にち：浜崎はまざき仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
  • 12月1日にち：山陽さんよう鉄道てつどうに賃貸ちんたい。
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）12月1日にち：山陽さんよう鉄道てつどうが国有こくゆう化か。
• 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）
  • 5月28日にち：浜崎はまざき仮かり停車場ていしゃじょうを浜崎はまざき仮かり乗降じょうこう場じょうに変更へんこう。
  • 10月12日にち：国有こくゆう鉄道てつどう線路せんろ名称めいしょうの制定せいていにより、海田かいた市し駅えき - 呉くれ駅えき間あいだが呉線くれせんとなる。
• 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）5月1日にち：小屋浦こやうら駅えきが新設しんせつされ、浜崎はまざき仮かり乗降じょうこう場じょうが廃止はいし。
• 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）7月がつ21日にち：旧きゅう浜崎はまざき仮かり乗降じょうこう場じょうと同一どういつ地点ちてんに安芸あき浜崎はまざき仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
• 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）7月がつ7日にち：狩留賀かるが浜はま仮かり停車場ていしゃじょうが開業かいぎょう。
• 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）4月がつ1日にち：営業えいぎょう距離きょりの単位たんいをマイルからメートルに変更へんこう（12.4M→20.0km）。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）4月がつ1日にち：ガソリンカーの運行うんこうが開始かいし。
• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）3月24日にち：呉くれ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ (6.8km) が延伸えんしん開業かいぎょう。安芸阿賀あきあが駅えき・広ひろ駅えきが開業かいぎょう。

三呉線さんごせん

• 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）
  • 3月19日にち：三呉線さんごせん 三原みはら駅えき - 須波すなみ駅えき間あいだ（3.2M≒5.15km）が開業かいぎょう。須波すなみ駅えきが開業かいぎょう。
  • 4月がつ1日にち：営業えいぎょう距離きょりの単位たんいをマイルからメートルに変更へんこう（3.2M→5.1km）。
• 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）4月がつ28日にち：須波すなみ駅えき - 安芸幸崎あきさいざき駅えき間あいだ (6.7km) が延伸えんしん開業かいぎょう。安芸幸崎あきさいざき駅えきが開業かいぎょう。
• 1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）7月がつ10日とおか：安芸幸崎あきさいざき駅えき - 竹原たけはら駅えき間あいだ (13.5km) が延伸えんしん開業かいぎょう。忠海ただのうみ駅えき・大乗だいじょう駅えき・竹原たけはら駅えきが開業かいぎょう。
• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）2月がつ17日にち：竹原たけはら駅えき - 三津みつづ内海うつみ駅えき間あいだ (18.9km) が延伸えんしん開業かいぎょう。吉名よしな駅えき・安芸あき三津みつづ駅えき（現在げんざいの安芸津あきつ駅えき）・風早かざはや駅えき・三津みつづ内海うつみ駅えき（現在げんざいの安浦やすうら駅えき）が開業かいぎょう。

全通ぜんつう以後いご

1945年ねん呉くれ市し戦災せんさい概況がいきょう図ず

• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）11月24日にち：三津みつづ内海うつみ駅えき - 広ひろ駅えき間あいだ (16.0km) が延伸えんしん開業かいぎょうにより全通ぜんつう。三呉線さんごせんが新規しんき開業かいぎょう区間くかんと（旧きゅう）呉線くれせんを編入へんにゅうし呉線くれせんに改称かいしょう。安登あと駅えき・安芸あき川尻かわじり駅えき・仁方にかた駅えき・川原石かわらいし駅えきが開業かいぎょう。
• 1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）3月がつ10日とおか：短距離たんきょり列車れっしゃでの気動車きどうしゃ使用しよう中止ちゅうし。
• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）11月1日にち：川原石かわらいし駅えきが休止きゅうし。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）：戦時せんじの輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょう策さくとして全線ぜんせんで単線たんせん自動じどう閉塞へいそく化かを完成かんせい。
• 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）5月がつ1日にち
  • 三津みつづ内海うつみ駅えきを安浦やすうら駅えきに改称かいしょう。
  • 仁じん堀ほり連絡れんらく船せん開業かいぎょう。仁方にかた駅えきで接続せつぞくした。
• 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）11月20日にち：安芸あき三津みつづ駅えきを安芸津あきつ駅えきに改称かいしょう。
• 1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）10月1日にち：宇品線うじなせんへの直通ちょくつう運転うんてん開始かいし。
• 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）4月がつ：一部いちぶの普通ふつう列車れっしゃに気動車きどうしゃ導入どうにゅう。
• 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）8月がつ1日にち：川原石かわらいし駅えきが営業えいぎょう再開さいかい。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）12月20日にち：宇品うじな線せんへの直通ちょくつう運転うんてん廃止はいし。
• 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）8月がつ1日にち：狩留賀かるが浜はま仮かり停車ていしゃ場じょう・安芸あき浜崎はまざき仮かり停車場ていしゃじょう廃止はいし。
• 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）4月がつ25日にち：電化でんか工事こうじ起工きこう。
• 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）
  • 8月がつ3日にち：架線かせん試験しけん列車れっしゃが入線にゅうせん、工事こうじが完了かんりょうした電化でんか設備せつびの試験しけんを開始かいし。
  • 8月がつ22日にち：電化でんか試運転しうんてん開始かいし。蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいん列車れっしゃに電気でんき機関きかん車しゃを連結れんけつしての電でん蒸ふけ運転うんてんも始はじまる。
  • 9月15日にち：全線ぜんせん電化でんか（直流ちょくりゅう1500V）。電でん蒸ふけ運転うんてんを行おこなっていた一部いちぶ列車れっしゃは電機でんき単独たんどくの牽引けんいんに移行いこう。
  • 9月23日にち：同日どうじつから29日にちまで電化でんか完成かんせいの関連かんれん行事ぎょうじとして呉くれ駅えき構内こうないで蒸気じょうき機関きかん車しゃ展示てんじ会かいを実施じっし。
  • 9月28日にち：全ぜん区間くかんで列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち（CTC）使用しよう開始かいし。広島ひろしま鉄道てつどう管理かんり局きょく管内かんないでは初はつのCTC化か。
  • 9月30日にち：急行きゅうこう「安芸あき」が呉線くれせんの蒸気じょうき機関きかん車しゃさよなら列車れっしゃとして運転うんてんされ、線せん内ないから蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいん列車れっしゃが消滅しょうめつした。
  • 10月1日にち：ダイヤ改正かいせいにより電車でんしゃによる運行うんこう開始かいし。広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだが快速かいそくとなる列車れっしゃ運転うんてん開始かいし。
• 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）7月がつ25日にち：安芸あき川尻かわじり駅えき西方せいほう200m付近ふきんの斜面しゃめんが集中しゅうちゅう豪雨ごううにより崩壊ほうかい。通過つうか中ちゅうの広島ひろしま駅えき発はつ京都きょうと駅えき行いき急行きゅうこう「音戸おんど1号ごう」（12両りょう編成へんせい）が巻まき込こまれて後部こうぶ2両りょうが70cmほど埋没まいぼつした。列車れっしゃは埋没まいぼつした2両りょうを切きり離はなして車両しゃりょう点検てんけん後ご、運転うんてんを続行ぞっこうした。
• 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月15日にち：ダイヤ改正かいせいにより、糸崎いとさき駅えき - 呉くれ駅えき間あいだが快速かいそくとなる列車れっしゃ運転うんてん開始かいし。広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだ快速かいそくの列車れっしゃは呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだ快速かいそくに変更へんこう。
• 1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）3月がつ10日とおか：ダイヤ改正かいせいで山陽新幹線さんようしんかんせんが全線ぜんせん開業かいぎょうしたことに伴ともない、優等ゆうとう列車れっしゃは寝台しんだい特急とっきゅう「安芸あき」を除のぞいて全すべて廃止はいし。
• 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）10月2日にち：ゴーサントオのダイヤ改正かいせいで寝台しんだい特急とっきゅう「安芸あき」が廃止はいしされ、線せん内ないを走行そうこうする優等ゆうとう列車れっしゃが消滅しょうめつ。
• 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）10月がつ1日にち：ダイヤ改正かいせいにより、糸崎いとさき駅えき - 呉くれ駅えき間あいだ快速かいそくの列車れっしゃは廃止はいし。
• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）7月がつ1日にち：仁ひとし堀ほり連絡れんらく船せん廃止はいし。
• 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ1日にち：ダイヤ改正かいせいにより、広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだにシティ電車でんしゃ導入どうにゅう。快速かいそく列車れっしゃを削減さくげんし普通ふつう列車れっしゃを増発ぞうはつ。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月14日にち：ダイヤ改正かいせいにより、呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだの快速かいそくが廃止はいしされ、普通ふつうのみの運転うんてんとなる。
• 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）
  • 3月3日にち：ダイヤ改正かいせいにより、昼間ひるま時じ運転うんてんの列車れっしゃに水曜日すいようび運休うんきゅうを導入どうにゅう。
  • 11月1日にち：全線ぜんせんの貨物かもつ営業えいぎょう廃止はいし。国鉄こくてつの鉄道てつどう小荷物こにもつ廃止はいしにより、荷物にもつ列車れっしゃも全廃ぜんぱいとなる。ダイヤ改正かいせいにより、川原石かわらいし駅えきに全ぜん列車れっしゃが停車ていしゃするようになる。シティ電車でんしゃが20分ふん間隔かんかくで運転うんてんされるようになる。

国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化か以後いご

• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かにより、西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどうが継承けいしょう。
• 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）3月13日にち：ダイヤ改正かいせいにより、水曜日すいようび運休うんきゅうの列車れっしゃが全廃ぜんぱい。
• 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）3月11日にち：ダイヤ改正かいせいにより、可部かべ線せんから呉くれ線せんへ乗のり入いれる列車れっしゃの運転うんてん開始かいし。
• 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）7月がつ4日にち：午後ごご1時じ55分ふんごろ、風早かざはや駅えき - 安浦やすうら駅えき間あいだで土砂崩どしゃくずれが発生はっせい、普通ふつう列車れっしゃが乗のり上あげて乗客じょうきゃく3名めいが負傷ふしょうする事故じこが起おきる。
• 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）
  • 3月14日にち：ダイヤ改正かいせいにより、呉くれ線せんから可部かべ線せんへ乗のり入いれる列車れっしゃの運転うんてん開始かいし。臨時りんじ列車れっしゃ「ミッドナイトトレイン」運転うんてん開始かいし。
  • 3月19日にち：呉くれポートピア駅えきが開業かいぎょう。
• 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）3月18日にち：ダイヤ改正かいせいにより、臨時りんじ列車れっしゃ「ミッドナイトトレイン」廃止はいし。
• 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）10月1日にち：安芸あき長浜ながはま駅えきが開業かいぎょう。
• 1995年ねん（平成へいせい7年ねん）10月がつ1日にち：三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき（構内こうないを除のぞく）間あいだが広島ひろしま支社ししゃの直轄ちょっかつから三原みはら地域ちいき鉄道てつどう部ぶの管轄かんかつになる。
• 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）3月16日にち：広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだで快速かいそくが復活ふっかつ。
• 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）2月がつ7日にち：かるが浜はま駅えき・水尻みずしり駅えきが開業かいぎょう。川原石かわらいし駅えきが0.5km海田かいた市し駅えき方面ほうめんへ移転いてん。公募こうぼされた快速かいそくの愛称あいしょうが「安芸あき路ろライナー」に決定けってい。朝あさラッシュ時じ（下くだりのみ）、夕ゆうラッシュ時じ（上のぼりのみ）にも快速かいそくを運転うんてん開始かいし。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）
  • 3月23日にち：新しん広ひろ駅えきが開業かいぎょう。呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだで日にち中ちゅうの快速かいそくがワンマン運転うんてん開始かいし。
  • 10月5日にち：広ひろ駅えき - 海田かいた市し駅えき・広島ひろしま駅えき間あいだが広島ひろしまシティネットワークエリアとなる。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）
  • 3月13日にち：開業かいぎょう100周年しゅうねんを記念きねんし、きのくにシーサイド用ようの客車きゃくしゃで記念きねん列車れっしゃを運行うんこう。
  • 10月1日にち：三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだでワンマン運転うんてん開始かいし。これにより、日にち中ちゅうは広こう駅えきを境さかいに運転うんてん系統けいとうが分割ぶんかつされる。
• 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
  • 3月13日にち：呉線くれせん列車れっしゃが乗のり入いれる山陽本線さんようほんせん向洋こうよう駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだに天神川てんじんかわ駅えきが開業かいぎょう。
  • 10月16日にち：日にち中ちゅうの快速かいそくが「安芸あき路ろライナー」に、朝夕ちょうせきラッシュ時じの快速かいそくが「通勤つうきんライナー」になる。
• 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）
  • 3月19日にち：211系けい・スーパーサルーン「ゆめじ」編成へんせい（3両りょう）を用もちい臨時りんじ快速かいそく「瀬戸内せとうちおさんぽ号ごう」が運転うんてん開始かいし（8月がつまでの土曜どよう・休日きゅうじつを中心ちゅうしんに運転うんてん）。
  • 10月1日にち：広島ひろしま駅えき・広ひろ駅えき - 三原みはら駅えき間あいだでキハ47形かたち7000番台ばんだい気動車きどうしゃによる臨時りんじ快速かいそく「瀬戸内せとうちマリンビュー」2往復おうふくが運転うんてん開始かいし（ほぼ毎日まいにち運転うんてん）。
• 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）3月がつ18日にち：臨時りんじ快速かいそく「瀬戸内せとうちマリンビュー」の広ひろ駅えき - 三原みはら駅えき間あいだが各駅かくえき停車ていしゃになる。
• 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）
  • 5月-8月がつ：各駅かくえきに自動じどう改札かいさつ機きを導入どうにゅう。
  • 9月1日にち：全ぜん区間くかんが「ICOCA」の利用りようエリアになる。
• 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）3月がつ14日にち：土曜日どようびを休日きゅうじつダイヤで運転うんてん開始かいし。
• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
  • 7月がつ14日にち：平成へいせい22年ねん梅雨つゆ前線ぜんせん豪雨ごううで複数ふくすうの土砂崩どしゃくずれが発生はっせいし三原みはら駅えき - 呉くれ駅えき間あいだが終日しゅうじつ不通ふつうとなる。
  • 7月がつ16日にち：広ひろ駅えき - 呉くれ駅えき間あいだで運転うんてんを再開さいかい
  • 7月がつ20日はつか：不通ふつう区間くかんを竹原たけはら駅えき - 安浦やすうら駅えき間あいだに短縮たんしゅくし、同どう区間くかんで貸切かしきりバスによる代行だいこうを開始かいし。
  • 11月1日にち：竹原たけはら駅えき - 安浦やすうら駅えき間あいだの復旧ふっきゅうにより、全線ぜんせんで運転うんてん再開さいかい。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
  • 3月12日にち：ダイヤ改正かいせいにより、臨時りんじ快速かいそく「瀬戸内せとうちマリンビュー」が土曜どよう・休日きゅうじつダイヤのみ1往復おうふくの運転うんてんになり、広ひろ駅えき - 三原みはら駅えき間あいだが快速かいそく運転うんてんに戻もどされる。
  • 4月がつ2日にち-4月がつ7日にち：東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる車両しゃりょう保守ほしゅ部品ぶひん工場こうじょう被災ひさいに伴ともない、昼間ひるま時じに間引まびき運転うんてんを実施じっし。
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）
  • 1月がつ7日にち：「瀬戸内せとうちマリンビュー」が山陽本線さんようほんせん広島ひろしま駅えき - 宮島口みやじまぐち駅えき間あいだで延長えんちょう運転うんてんが行おこなわれ、宮島口みやじまぐち駅えき - 三原みはら駅えき間あいだの快速かいそく「清盛きよもりマリンビュー」として運転うんてん。2013年ねん1月がつ14日にちまで。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）3月15日にち：広ひろ駅えきを跨またいで運転うんてんする列車れっしゃは、広ひろ駅えきで必かならず列車れっしゃ番号ばんごうを変更へんこうするようになる。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）
  • 2月がつ：広島ひろしまシティネットワークエリア内ない各駅かくえきの駅名えきめい標しるべを順次じゅんじ交換こうかん開始かいし。JR西日本にしにほんコーポレートカラーの青色あおいろから、呉線くれせんラインカラーの黄色きいろに変更へんこう。
  • 3月14日にち：ラインカラー・路線ろせん記号きごうを本格ほんかく的てきに導入どうにゅう。227系けい運行うんこう開始かいし、103系けい運行うんこう終了しゅうりょう。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
  • 3月26日にち：ダイヤ改正かいせいにより、土ど休日きゅうじつダイヤを見直みなおし、平日へいじつと土ど休日きゅうじつで大おおきく異ことなるダイヤとなる。
  • 6月22日にち：平成へいせい28年ねん梅雨つゆ前線ぜんせん豪雨ごううにより安登あと駅えき - 安芸あき川尻かわじり駅えき間あいだで土砂崩どしゃくずれが発生はっせいし、三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだが不通ふつうとなる。
  • 6月27日にち：三原みはら駅えき - 安浦やすうら駅えき間あいだが復旧ふっきゅうするも、須波すなみ駅えき - 安芸幸崎あきさいざき駅えき間あいだの斜面しゃめん亀裂きれつのため、19時じから再ふたたび三原みはら駅えき - 忠海ただのうみ駅えき間あいだが不通ふつうとなる。
  • 6月29日にち：安浦やすうら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだが復旧ふっきゅう。
  • 7月がつ15日にち：三原みはら駅えき - 忠海ただのうみ駅えき間あいだが復旧ふっきゅう。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
  • 6月1日にち：三原みはら地域ちいき鉄道てつどう部ぶ廃止はいしに伴ともない、約やく23年ねんぶりに全ぜん区間くかんが広島ひろしま支社ししゃの直轄ちょっかつになる。
  • 7月がつ5日にち：平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううにより三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだが運休うんきゅうとなる。
  • 7月がつ6日にち：広ひろ駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだも運休うんきゅうとなる。複数ふくすう箇所かしょで土砂崩どしゃくずれが発生はっせいし、全線ぜんせん不通ふつうとなる。
  • 7月がつ17日にち：呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだで災害さいがい時じ緊急きんきゅう輸送ゆそうバスの運行うんこう（朝夕ちょうせきの往復おうふく）を、呉くれ港こう（中央ちゅうおう桟橋さんばし） → 広島ひろしま港こう（宇品うじな）間あいだで災害さいがい時じ緊急きんきゅう輸送ゆそう船せんの運航うんこう（平日へいじつ朝あさに1便びん）をそれぞれ開始かいし。
  • 7月がつ21日にち：広ひろ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだ（直行ちょっこう便びん）、呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだ、坂さか駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだで代行だいこうバスの運行うんこうを開始かいし。これに伴ともない呉くれ駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだの災害さいがい時じ緊急きんきゅう輸送ゆそうバスは運行うんこう終了しゅうりょう。
  • 7月がつ25日にち：広ひろ駅えき - 呉くれ駅えき間あいだで代行だいこうバスの運行うんこうを開始かいし。
  • 8月がつ2日にち：坂さか駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだの運転うんてんを再開さいかい。これに伴ともない代行だいこうバスの運行うんこう区間くかんが広こう駅えき - 坂さか駅えき間あいだ（直行ちょっこう便びん）、呉くれ駅えき - 坂さか駅えき間あいだ、広ひろ駅えき - 呉くれ駅えき間あいだに再編さいへんされ、呉くれ港こう - 広島ひろしま港こう間あいだの災害さいがい時じ緊急きんきゅう輸送ゆそう船せんは前日ぜんじつで運航うんこう終了しゅうりょう。
  • 8月がつ11日にち：三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだで代行だいこうバスの運行うんこうを開始かいし。これで、不通ふつう区間くかんの全ぜん区間くかんで代行だいこうバスが運行うんこうに。
  • 8月がつ20日はつか：広ひろ駅えき - 呉くれ駅えき間あいだで暫定ざんてい的てきな折おり返かえし運転うんてんを開始かいし。これに伴ともない、広ひろ駅えき - 坂さか駅えき間あいだ（直行ちょっこう便びん）、広ひろ駅えき - 呉くれ駅えき間あいだの代行だいこうバスは前日ぜんじつで運行うんこう終了しゅうりょう。
  • 9月9日にち：広ひろ駅えき - 坂さか駅えき間あいだで正式せいしきに運転うんてん再開さいかい。これに伴ともない、呉くれ駅えき - 坂さか駅えき間あいだ間あいだの代行だいこうバスは前日ぜんじつで運行うんこう終了しゅうりょう。
  • 10月14日にち：安芸あき川尻かわじり駅えき - 広ひろ駅えき間あいだで運転うんてん再開さいかい。
  • 10月28日にち：安浦やすうら駅えき - 安芸あき川尻かわじり駅えき間あいだで運転うんてん再開さいかい。
  • 12月15日にち：全線ぜんせんで運転うんてん再開さいかい。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）
  • 3月16日にち：ダイヤ改正かいせい。
    • 前年ぜんねんの平成へいせい30年ねん7月がつ豪雨ごううで被災ひさいして以来いらい、平日へいじつ・土ど休日きゅうじつ共通きょうつうの暫定ざんていダイヤで運行うんこうされていたが、正式せいしきに平日へいじつダイヤと土ど休日きゅうじつダイヤを再度さいど統一とういつ。
    • 臨時りんじ快速かいそく「瀬戸内せとうちマリンビュー」を除のぞき、全すべての列車れっしゃが227系けいでの運転うんてんに統一とういつ。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）
  • 3月14日にち：ダイヤ改正かいせいで再度さいど平日へいじつと土ど休日きゅうじつのダイヤを分離ぶんり。三原みはら駅えき - 広ひろ駅えきの普通ふつう電車でんしゃが一部いちぶを除のぞいて、ワンマン運転うんてんとなった。
  • 10月3日にち：広島ひろしま駅えき - 尾道おのみち駅えき間あいだでキロ47形かたち7000番台ばんだい気動車きどうしゃによる臨時りんじ快速かいそく「etSETOra」が運転うんてん開始かいし。往路おうろの広島ひろしま発はつ尾道おのみち行いきが呉線くれせんを経由けいゆ。
• 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）
  • 3月13日にち：終電しゅうでんを繰くり上あげ。三原みはら駅えきから広こう方面ほうめんは40分ふん、広ひろ駅えきから安浦やすうら方面ほうめんは54分ふん、安浦やすうら駅えきから竹原たけはら方面ほうめんは56分ふん、竹原たけはら駅えきから三原みはら方面ほうめんは85分ふん、広島ひろしま駅えきからも広行ひろゆきは39分ふんそれぞれ繰くり上あげとなった。
  • 7月がつ8日にち：同日どうじつの記録きろく的てき豪雨ごううにより三原みはら駅えき - 竹原たけはら駅えき間あいだが運休うんきゅう。
  • 7月がつ12日にち：三原みはら駅えき - 広ひろ駅えき間あいだでバス代行だいこう輸送ゆそうを開始かいし。
  • 7月がつ21日にち：三原みはら駅えき - 竹原たけはら駅えき間あいだが始発しはつから運行うんこうを再開さいかい。
  • 8月がつ12日にち：前線ぜんせんによる大雨おおあめにより、前月ぜんげつの大雨おおあめ後ごに東川ひがしがわの川床かわどこに設置せっちされた保護ほごシートが破損はそん・流失りゅうしつしたことを受うけ、再度さいど三原みはら駅えき - 竹原たけはら駅えき間あいだを運休うんきゅうし、代行だいこうバス輸送ゆそうに切替きりかえ。
  • 9月15日にち：広島ひろしま県けんによる応急おうきゅう工事こうじの目途もくとが立たち、全線ぜんせんで運転うんてんを再開さいかい。代行だいこうバス輸送ゆそうは14日にち限かぎりで運行うんこう終了しゅうりょう。
  • 10月2日にち：臨時りんじ快速かいそく「etSETOra」の復路ふくろの運行うんこうルートを山陽本線さんようほんせん経由けいゆから呉線くれせん経由けいゆに変更へんこうし、往路おうろ・復路ふくろともに呉線くれせん経由けいゆで広島ひろしま駅えき - 尾道おのみち駅えき間あいだの運転うんてんとなる。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月12日にち：広島ひろしま駅えき - 広ひろ駅えき間あいだの日にち中ちゅうの普通ふつう列車れっしゃの運転うんてん区間くかんを広島ひろしま駅えき - 呉くれ駅えき間あいだに短縮たんしゅく。また、23時じ台だいに新幹線しんかんせんとの接続せつぞくを改善かいぜんを目的もくてきに、坂さか行こうを1本ほん増発ぞうはつし、広島ひろしま駅えき基準きじゅんで終電しゅうでんを11分ふん繰くり下さげ。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）5月がつ13日にち：広ひろ駅えき - 海田かいた市し駅えき間あいだにD-TASを導入どうにゅう。

駅えき一覧いちらん

便宜上べんぎじょう、海田かいた市し側がわの全ぜん列車れっしゃが乗のり入いれる山陽本線さんようほんせん海田かいた市し駅えき - 広島ひろしま駅えき間あいだも合あわせて記載きさい。なお山陽本線さんようほんせん内ないにある貨物かもつ駅えきは省略しょうりゃくする。

• 広ひろ：特定とくてい都区とく市内しない制度せいどにおける「広島ひろしま市内しない」エリアの駅えき
• 停車駅ていしゃえき
  • 普通ふつう…すべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ
  • 快速かいそく…安芸あき路ろ=「安芸あき路ろライナー」、通勤つうきん=「通勤つうきんライナー」…●印しるしの駅えきは全ぜん列車れっしゃ停車ていしゃ、▼印しるしの駅えきは下くだり列車れっしゃのみ停車ていしゃ、｜・↓印しるしの駅えきは通過つうか（矢印やじるしはその方向ほうこうのみ運転うんてん）
    • 「etSETOra」の停車駅ていしゃえきは「etSETOra#停車駅ていしゃえき」を参照さんしょう
• 線路せんろ（呉線くれせん内ないは全線ぜんせん単線たんせん） … ◇・∨・∧：列車れっしゃ交換こうかん可能かのう、｜：列車れっしゃ交換こうかん不可ふか、∥：複線ふくせん（山陽本線さんようほんせん内ない）
• 駅えきナンバーは2020年ねん9月がつより順次じゅんじ導入どうにゅう。
• 全ぜん駅えき広島ひろしま県けん内うちに所在しょざい

路線ろせん名めい	駅えきナンバー	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		快速かいそく		接続せつぞく路線ろせん	線路せんろ	所在地しょざいち
			駅えき間あいだ	累計るいけい	安芸あき路ろ	通勤つうきん
呉線くれせん	JR-Y31	三原みはら駅えき	-	0.0	●	▼	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陽新幹線さんようしんかんせん・ 山陽本線さんようほんせん（JR-G16,JR-X20）	∨	三原みはら市し
	JR-Y30	須波すなみ駅えき	5.1	5.1	●	▼		◇
	JR-Y29	安芸幸崎あきさいざき駅えき	6.7	11.8	●	▼		◇
	JR-Y28	忠海ただのうみ駅えき	5.4	17.2	●	▼		◇	竹原たけはら市し
	JR-Y27	安芸あき長浜ながはま駅えき	2.8	20.0	●	▼		｜
	JR-Y26	大乗だいじょう駅えき	1.8	21.8	●	▼		◇
	JR-Y25	竹原たけはら駅えき	3.5	25.3	●	▼		◇
	JR-Y24	吉名よしな駅えき	4.7	30.0	●	▼		◇
	JR-Y23	安芸津あきつ駅えき	4.7	34.7	●	▼		◇	東広島ひがしひろしま市し
	JR-Y22	風早かざはや駅えき	3.2	37.9	●	▼		◇
	JR-Y21	安浦やすうら駅えき	6.3	44.2	●	▼		◇	呉くれ市し
	JR-Y20	安登あと駅えき	4.5	48.7	●	▼		◇
	JR-Y19	安芸あき川尻かわじり駅えき	4.1	52.8	●	▼		◇
	JR-Y18	仁方にかた駅えき	4.8	57.6	●	▼		◇
	JR-Y17	広こう駅えき	2.6	60.2	●	▼		◇
	JR-Y16	新しん広ひろ駅えき	1.3	61.5	●	▼		｜
	JR-Y15	安芸阿賀あきあが駅えき	1.4	62.9	●	▼		◇
	JR-Y14	呉くれ駅えき	4.1	67.0	●	▼		◇
	JR-Y13	川原石かわらいし駅えき	1.7	68.7	｜	↓		◇
	JR-Y12	吉浦よしうら駅えき	2.3	71.0	●	↓		◇
	JR-Y11	かるが浜はま駅えき	1.2	72.2	｜	↓		◇
	JR-Y10	天てん応おう駅えき	2.1	74.3	｜	↓		◇
	JR-Y09	呉ごポートピア駅えき	1.3	75.6	｜	↓		｜
	JR-Y08	小屋浦こやうら駅えき	1.5	77.1	｜	↓		◇	安芸あき郡ぐん 坂町さかまち
	JR-Y07	水尻みずしり駅えき	2.2	79.3	｜	↓		◇
	JR-Y06	坂さか駅えき	2.5	81.8	●	↓		◇
	JR-Y05	矢野やの駅えき 広ひろ	2.6	84.4	●	▼		◇	広島ひろしま市し 安芸あき区く
	JR-Y04	海田かいた市し駅えき 広ひろ	2.6	87.0	●	↓	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陽本線さんようほんせん（西条さいじょう方面ほうめん:JR-G04）	∧	安芸あき郡ぐん	海田かいた町まち
山陽本線さんようほんせん
	JR-Y03	向洋こうよう駅えき 広ひろ	2.3	89.3	｜	↓		∥		府中ふちゅう町まち
	JR-Y02	天神川てんじんかわ駅えき 広ひろ	1.8	91.1	｜	↓		∥	広島ひろしま市し 南みなみ区く
	JR-Y01	広島ひろしま駅えき 広ひろ	2.3	93.4	●	▼	西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう： 山陽新幹線さんようしんかんせん・ 山陽本線さんようほんせん（岩国いわくに方面ほうめん:JR-R01）・ 可部線かべせん（JR-B01）・ 芸備線げいびせん（JR-P01） 広島電鉄ひろしまでんてつ：本線ほんせん …広島ひろしま駅えき停留ていりゅう場じょう（M1）	∥

• 直営ちょくえい駅えき（4駅えき）
  • 三原みはら駅えき・広ひろ駅えき・呉くれ駅えき・海田かいた市し駅えき
• JR西日本にしにほん中国ちゅうごく交通こうつうサービスによる業務ぎょうむ委託いたく駅えき（5駅えき）
  • 竹原たけはら駅えき・新しん広ひろ駅えき・安芸阿賀あきあが駅えき・坂さか駅えき・矢野やの駅えき
• 簡易かんい委託いたく駅えき（2駅えき）
  • 忠海ただのうみ駅えき（ただし切符きっぷ売うり場ばがないため、事実じじつ上じょう無人むじん駅えき）・安芸津あきつ駅えき

駅えきののりば番号ばんごうは、駅えき本屋ほんやがある方ほうから1番線ばんせん、2番線ばんせん…と付つけていくのが通例つうれいだが、呉線くれせん内ない各駅かくえきののりば番号ばんごうの付つけ方かたは、駅えき本屋ほんやの場所ばしょに関係かんけいなく上のぼり本線ほんせんから1番線ばんせん、2番線ばんせん、3番線ばんせん（3番線ばんせんがあるのは安浦やすうら駅えき・広ひろ駅えき・呉くれ駅えき・坂さか駅えきのみ）の順じゅんとなっている。

廃はい駅えき

( )内ないは三原みはら駅えきを起点きてんとした営業えいぎょうキロ。

• 狩留賀かるが浜はま仮かり停車ていしゃ場じょう：かるが浜はま駅えき付近ふきん (72.1km)
• 安芸あき浜崎はまざき仮かり停車ていしゃ場じょう：天てん応おう駅えき - 呉くれポートピア駅えき間あいだ (75.2km)

広島ひろしま市し東部とうぶ地区ちく連続れんぞく立体りったい交差こうさ事業じぎょう

広島ひろしま市し安芸あき区く矢野東やのひがし1丁目ちょうめから海田かいた市し駅えきまでの約やく1.7 kmにおいて、連続れんぞく立体りったい交差こうさ事業じぎょう（鉄道てつどう高架こうか化か）が行おこなわれている。事業じぎょう主体しゅたいは広島ひろしま県けんで、施行しこう期間きかんは2019年ねん10月がつ17日にちから2038年ねん3月がつ31日にちまでの予定よてい。

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

• 今尾いまお恵めぐみ介かい監修かんしゅう『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん』11 中国ちゅうごく四国しこく、新潮社しんちょうしゃ、2009年ねん。ISBN 978-4-10-790029-6。
• 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ『山陽さんよう・山陰さんいんライン - 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん配線はいせん』6 広島ひろしま東部とうぶ・呉ごエリア、講談社こうだんしゃ、2012年ねん。ISBN 978-4-06-295156-2。

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの鉄道てつどう路線ろせん一覧いちらん
• 広島ひろしまシティネットワーク
• 広島ひろしま呉くれ道路どうろ

外部がいぶリンク

• 呉線くれせん：JR西日本にしにほん 列車れっしゃ走行そうこう位置いち
• 瀬戸内せとうちさざなみ線せんの旅たびへ - 瀬戸内せとうちさざなみ線せん利用りよう促進そくしん委員いいん会かい