国連 こくれん 海洋 かいよう 法 ほう 条約 じょうやく では、沿岸 えんがん 国 こく は自国 じこく の基線 きせん から200海 うみ 里 さと (370.4キロメートル)の範囲 はんい 内 ない に、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき を設定 せってい できる。
設定 せってい 水域 すいいき の海上 かいじょう ・海中 かいちゅう ・海底 かいてい 、及 およ び海底 かいてい 下 か に存在 そんざい する水産 すいさん ・鉱物 こうぶつ 資源 しげん 並 なら びに、海水 かいすい ・海流 かいりゅう ・海風 かいふう から得 え られる自然 しぜん エネルギー に対 たい して、探査 たんさ ・開発 かいはつ ・保全 ほぜん 及 およ び管理 かんり を行 おこな う排他 はいた 的 てき な権利 けんり (他国 たこく から侵害 しんがい されない独占 どくせん 的 てき に行使 こうし できる権利 けんり )を有 ゆう することが明記 めいき されている。
排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき に存在 そんざい する鉱物 こうぶつ 資源 しげん は埋蔵 まいぞう している段階 だんかい では、沿岸 えんがん 国 こく には所有 しょゆう 権 けん は存在 そんざい せず、採掘 さいくつ して陸上 りくじょう ・海上 かいじょう 施設 しせつ ・船舶 せんぱく に引 ひ き上 あ げられた段階 だんかい で、その権利 けんり が発生 はっせい する。また水産物 すいさんぶつ も、水揚 みずあ げされて初 はじ めて所有 しょゆう 権 けん が発生 はっせい する。自然 しぜん エネルギーに対 たい しても、例 たと えば電力 でんりょく に変換 へんかん されて、初 はじ めて物権 ぶっけん が発生 はっせい する。
批准 ひじゅん 沿岸 えんがん 国 こく は、天然 てんねん 資源 しげん 及 およ び自然 しぜん エネルギーに対 たい する、下記 かき の行為 こうい に関 かん してのみ法律 ほうりつ を制定 せいてい し、罰則 ばっそく 規定 きてい を設 もう けることができる。主権 しゅけん には及 およ ばないが、排他 はいた 性 せい を有 ゆう しているために、「主権 しゅけん 的 てき 権利 けんり 」と呼 よ んで「主権 しゅけん 」とは一線 いっせん を画 かく している。
また排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき において、人工 じんこう 島 とう ・施設 しせつ の建設 けんせつ 、海域 かいいき の環境 かんきょう 保護 ほご ・保全 ほぜん の観点 かんてん から環境 かんきょう を破壊 はかい する恐 おそ れのある行為 こうい 、海洋 かいよう の科学 かがく 的 てき 調査 ちょうさ の実施 じっし に対 たい して沿岸 えんがん 国 こく は排他 はいた 的 てき な「許認可 きょにんか 権 けん 」を有 ゆう しており、沿岸 えんがん 国 こく へ事前 じぜん の申請 しんせい を必要 ひつよう としている。沿岸 えんがん 国 こく は申請 しんせい に対 たい して許可 きょか を与 あた えたり与 あた えなかったりすることで右 みぎ の行為 こうい に対 たい して管理 かんり を行 おこな うことができる。沿岸 えんがん 国 こく は申請 しんせい 内容 ないよう と異 こと なる行為 こうい をして違反 いはん が明 あき らかになった場合 ばあい は速 すみ やかに中止 ちゅうし をさせることができる。
海洋 かいよう の科学 かがく 調査 ちょうさ に関 かん しては、何 なに をもって科学 かがく 的 てき 調査 ちょうさ とするのか、その定義 ていぎ について各国 かっこく の主張 しゅちょう に隔 へだ たりがあり一致 いっち をみていない。
歴史 れきし 的 てき には、海洋 かいよう 天然 てんねん 資源 しげん の持続 じぞく 的 てき な利用 りよう が妨 さまた げられないよう、資源 しげん 管理 かんり の徹底 てってい のために考案 こうあん された水域 すいいき が始 はじ まりである。現在 げんざい の『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』で規定 きてい されている排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき は、下 した は海底 かいてい 下 か から上 うえ は上空 じょうくう まで適用 てきよう される水域 すいいき であるが、歴史 れきし 上 じょう それは海中 かいちゅう から上 うえ の「漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき 」と海底 かいてい 面 めん ・海底 かいてい 下 か の「大陸棚 たいりくだな 」の2つの別個 べっこ に組 く み立 た てられた概念 がいねん からなっていた。
「漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき 」については海中 かいちゅう の生物 せいぶつ 資源 しげん の「回遊 かいゆう 性 せい 」と領海 りょうかい 境界 きょうかい における生物 せいぶつ 資源 しげん の移動 いどう の「連続 れんぞく 性 せい 」を根拠 こんきょ としている。魚 さかな などにとって領海 りょうかい 境界 きょうかい は移動 いどう を妨 さまた げるものではなく自由 じゆう に移動 いどう を行 おこな えるため、領海 りょうかい 内 ない の生物 せいぶつ 資源 しげん は隣接 りんせつ する領 りょう 海外 かいがい の生物 せいぶつ 資源 しげん の増減 ぞうげん に大 おお きな影響 えいきょう を受 う ける。ゆえに自国 じこく 領海 りょうかい に隣接 りんせつ する領 りょう 海外 かいがい で行 おこな われる漁業 ぎょぎょう について、沿岸 えんがん 国 こく が管理 かんり を行 くだり 権利 けんり を有 ゆう する正当 せいとう 性 せい を訴 うった えた。
歴史 れきし 上 じょう 最初 さいしょ の領 りょう 海外 かいがい の公海 こうかい 上 じょう の漁業 ぎょぎょう 管理 かんり の試 こころ みは、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく トルーマン大統領 だいとうりょう により1945年 ねん に宣言 せんげん された『公海 こうかい の一定 いってい 水域 すいいき における沿岸 えんがん 漁業 ぎょぎょう に関 かん するアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく の政策 せいさく 』を端緒 たんしょ とする。この宣言 せんげん には漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき の具体 ぐたい 的 てき 水域 すいいき 範囲 はんい は設定 せってい されてはいないが、当時 とうじ は領海 りょうかい 幅 はば についても国際 こくさい 的 てき に合意 ごうい されているとは言 い えない状態 じょうたい であった。当時 とうじ 、漁業 ぎょぎょう 技術 ぎじゅつ の革新 かくしん により母船 ぼせん 式 しき 各種 かくしゅ 漁業 ぎょぎょう が盛 さか んとなりつつあり、自国 じこく 領海 りょうかい 近傍 きんぼう で行 おこな われる外国 がいこく 遠洋 えんよう 漁業 ぎょぎょう 者 しゃ に対 たい する牽制 けんせい を含 ふく めての宣言 せんげん 布告 ふこく であった。
国家 こっか 間 あいだ の同意 どうい に基 もと づいた条約 じょうやく は、1958年 ねん に採択 さいたく 、1966年 ねん に発効 はっこう した『漁業 ぎょぎょう 及 およ び公海 こうかい の生物 せいぶつ 資源 しげん の保存 ほぞん に関 かん する条約 じょうやく 』が最初 さいしょ である。領 りょう 海外 かいがい の1漁場 ぎょじょう で2か国 こく 以上 いじょう の国 くに が漁業 ぎょぎょう を行 おこな う場合 ばあい 、それらの国 くに の合意 ごうい によって漁場 ぎょじょう の管理 かんり を行 おこな うことが決 き められた。また一 いち 国 こく が領 りょう 海外 かいがい に領海 りょうかい と隣接 りんせつ して漁業 ぎょぎょう 管理 かんり を行 おこな うことができる水域 すいいき (漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき )を設 もう けることができることが定 さだ められた。ただしこの条約 じょうやく において漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき の外側 そとがわ 境界 きょうかい 線 せん の範囲 はんい の具体 ぐたい 的 てき 数値 すうち については何 なに も定 さだ められなかった。この曖昧 あいまい な漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき の定 さだ めは禍根 かこん を残 のこ し、その後 ご 各国 かっこく が暫定 ざんてい 的 てき に独自 どくじ に漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき を宣言 せんげん し、一方 いっぽう 的 てき な管轄 かんかつ 権 けん の行使 こうし 、即 すなわ ち一方 いっぽう 的 てき に他国 たこく 漁船 ぎょせん に対 たい し漁業 ぎょぎょう 取締 とりしまり を行 おこな う状況 じょうきょう が頻発 ひんぱつ した。日本 にっぽん においても『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』が締結 ていけつ し発効 はっこう されるまでの暫定 ざんてい 法 ほう [要 よう 曖昧 あいまい さ回避 かいひ ] として、漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき の外側 そとがわ 境界 きょうかい 線 せん まで領海 りょうかい 基線 きせん から200海 うみ 里 さと とする『漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき に関 かん する暫定 ざんてい 措置 そち 法 ほう 』を1977年 ねん に施行 しこう し、独自 どくじ の「漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき 」を設定 せってい し国内外 こくないがい に宣言 せんげん した。
「大陸棚 たいりくだな 」については、岩石 がんせき 、土砂 どしゃ 、火山灰 かざんばい などの陸地 りくち 由来 ゆらい の堆積 たいせき 物 ぶつ により大陸棚 たいりくだな や海底 かいてい 斜面 しゃめん が形成 けいせい されることが考慮 こうりょ された。陸地 りくち 周囲 しゅうい に地質 ちしつ 学 がく 的 てき な長期間 ちょうきかん をかけて堆積 たいせき 物 ぶつ 中 ちゅう に形成 けいせい された石油 せきゆ などの鉱物 こうぶつ 資源 しげん や、堆積 たいせき 物 ぶつ 由来 ゆらい の無機物 むきぶつ ・有機物 ゆうきぶつ を材料 ざいりょう とし生物 せいぶつ 学 がく 的 てき に何 なに 世代 せだい にも渡 わた り徐々 じょじょ に移動 いどう する海底 かいてい に生息 せいそく する生物 せいぶつ 資源 しげん を想定 そうてい し、陸 りく (領土 りょうど )及 およ びその周囲 しゅうい の海 うみ (領海 りょうかい )との「延長 えんちょう 性 せい 」を根拠 こんきょ とした。陸地 りくち から堆積 たいせき 物 ぶつ がなければ石油 せきゆ や海底 かいてい に生息 せいそく する蟹 かに などはできなかったとする論拠 ろんきょ である。また当時 とうじ の技術 ぎじゅつ では石油 せきゆ ・天然 てんねん ガス などの海底 かいてい 鉱物 こうぶつ 資源 しげん を開発 かいはつ して海底 かいてい パイプライン により沿岸 えんがん に輸送 ゆそう する以外 いがい に石油 せきゆ ・天然 てんねん ガスを生産 せいさん する方法 ほうほう がなく、沿岸 えんがん 国 こく の協力 きょうりょく は海底 かいてい 資源 しげん を開発 かいはつ するうえで必須 ひっす 条件 じょうけん と考 かんが えられていた。以上 いじょう の大陸棚 たいりくだな 資源 しげん の生成 せいせい に果 は たした沿岸 えんがん 国 こく と役割 やくわり と、大陸棚 たいりくだな 資源 しげん 開発 かいはつ における沿岸 えんがん 国 こく の重要 じゅうよう 性 せい を根拠 こんきょ とし、沿岸 えんがん 国 こく が大陸棚 たいりくだな 資源 しげん 開発 かいはつ の管轄 かんかつ 権 けん を有 ゆう するとされた。
歴史 れきし 上 じょう の領 りょう 海外 かいがい の公海 こうかい 下 した の海底 かいてい 資源 しげん の管理 かんり の試 こころ みは、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく トルーマン大統領 だいとうりょう により1945年 ねん に宣言 せんげん された『大陸棚 たいりくだな の地下 ちか 及 およ び海底 かいてい の天然 てんねん 資源 しげん に関 かん する合衆国 がっしゅうこく の政策 せいさく 』を端緒 たんしょ とする。この宣言 せんげん では大陸棚 たいりくだな の地形 ちけい 学 がく 的 てき 定義 ていぎ 、範囲 はんい 、水深 すいしん 何 なん メートル以浅とするかの定 さだ めはない。
国家 こっか 間 あいだ の同意 どうい に基 もと づいた初 はじ めての条約 じょうやく は、1958年 ねん に採択 さいたく 、1964年 ねん に発効 はっこう した『大陸棚 たいりくだな に関 かん する条約 じょうやく 』である。領 りょう 海外 かいがい の隣接 りんせつ する200m以浅を条約 じょうやく 大陸棚 たいりくだな とし、200m以深でも資源 しげん が開発 かいはつ 可能 かのう ならば拡張 かくちょう を可能 かのう とする「開発 かいはつ 可能 かのう 性 せい 」も付与 ふよ された。これは当時 とうじ の技術 ぎじゅつ の石油 せきゆ ・ガス開発 かいはつ が可能 かのう な水深 すいしん の限度 げんど は200m程度 ていど と考 かんが えられていたことと、科学 かがく 技術 ぎじゅつ が発展 はってん してそれ以上 いじょう の水深 すいしん の海底 かいてい 開発 かいはつ の可能 かのう 性 せい も見据 みす え文章 ぶんしょう 化 か したものである。もう一 ひと つ重要 じゅうよう なことは、海 うみ を隔 へだ てて隣接 りんせつ し大陸棚 たいりくだな を共有 きょうゆう する国 くに 同士 どうし 及 およ び領海 りょうかい 線 せん を共有 きょうゆう する国 くに 同士 どうし は、双方 そうほう の合意 ごうい なしに一方 いっぽう 的 てき に大陸棚 たいりくだな 境界 きょうかい を設定 せってい できないことと、また定 さだ められる大陸棚 たいりくだな 境界 きょうかい 線 せん は中間 ちゅうかん 等距離 とうきょり 線 せん を原則 げんそく (例外 れいがい も有 あ り得 え る)とすることを明記 めいき した点 てん にある。
一方 いっぽう 的 てき 宣言 せんげん と取締 とりしま りに終始 しゅうし していた「漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき 」については1982年 ねん 採択 さいたく 、1994年 ねん 発効 はっこう の『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』をもって、これまでの「大陸棚 たいりくだな 」の概念 がいねん と統合 とうごう し、新 あら たに「排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 」という語 かたり となって明文化 めいぶんか された。このとき水域 すいいき 、海底 かいてい 域 いき の範囲 はんい についても原則 げんそく 領海 りょうかい 基線 きせん から200海里 かいり を範囲 はんい とすると定 さだ められた。旧 きゅう 条約 じょうやく 『大陸棚 たいりくだな に関 かん する条約 じょうやく 』で定 さだ められていた水深 すいしん 200m以浅及 およ び「開発 かいはつ 可能 かのう 性 せい 」の規定 きてい は消滅 しょうめつ した。また地形 ちけい 的 てき に大陸棚 たいりくだな と認 みと められる条件 じょうけん を定 さだ め、200海里 かいり 水域 すいいき の外 そと でその大陸棚 たいりくだな の条件 じょうけん を満 み たす海底 かいてい の内 うち 、最大 さいだい で領海 りょうかい 基線 きせん から最大 さいだい で350海里 かいり 以内 いない あるいは水深 すいしん 2500m等深線 とうしんせん から100海里 かいり 以内 いない を大陸棚 たいりくだな 境界 きょうかい とすることを定 さだ めた。(大陸棚 たいりくだな 延長 えんちょう )
『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』では、沿岸 えんがん 国 こく が有 ゆう する「排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 」における「主権 しゅけん 的 てき 権利 けんり 」「管轄 かんかつ 権 けん 」が規定 きてい されただけでなく、非 ひ 沿岸 えんがん 国 こく の「排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 」において保護 ほご される諸 しょ 権利 けんり についても規定 きてい されている。それらは以下 いか となる。
航行 こうこう
上空 じょうくう 飛行 ひこう
海底 かいてい 電線 でんせん ・海底 かいてい パイプラインの敷設 ふせつ
排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき の起点 きてん となる島 しま の条件 じょうけん
編集 へんしゅう
『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』において排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき をの起点 きてん となる領海 りょうかい 基線 きせん を設 もう けることができる島 しま についての必要 ひつよう 条件 じょうけん の定 さだ めは第 だい 121条 じょう にある。
第 だい 1項 こう では「島 しま とは、自然 しぜん に形成 けいせい された陸地 りくち であって、水 みず に囲 かこ まれ、高潮 こうちょう 時 じ においても水面 すいめん 上 じょう にあるものをいう。」と定 さだ め、本 ほん 条約 じょうやく 上 じょう の「島 しま 」についての規定 きてい がされている。即 すなわ ち潮汐 ちょうせき により海底 かいてい に没 ぼっ する陸地 りくち は本 ほん 条約 じょうやく 上 じょう の「島 しま 」ではないと条文 じょうぶん を解釈 かいしゃく することができる。
第 だい 2項 こう では「第 だい 3項 こう に定 さだ める場合 ばあい を除 のぞ くほか、島 しま の領海 りょうかい 、接続 せつぞく 水域 すいいき 、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 及 およ び大陸棚 たいりくだな は、他 た の領土 りょうど に適用 てきよう されるこの条約 じょうやく の規定 きてい に従 したが って決定 けってい される。」と定 さだ め、第 だい 1項 こう で定義 ていぎ された本 ほん 条約 じょうやく 上 じょう の「島 しま 」は領海 りょうかい 、接続 せつぞく 水域 すいいき 、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 及 およ び大陸棚 たいりくだな の起点 きてん を定 さだ めるうえで遜色 そんしょく なく「領土 りょうど 」としての扱 あつか いを受 う けると条文 じょうぶん から解釈 かいしゃく できる。ただし次 つぎ の第 だい 3項 こう で定義 ていぎ される「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」は、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 及 およ び大陸棚 たいりくだな の起点 きてん を定 さだ めるうえで「領土 りょうど 」として扱 あつか われないことを
前提 ぜんてい として定 さだ めているものと解釈 かいしゃく できる。
第 だい 3項 こう では「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ は、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 又 また は大陸棚 たいりくだな を有 ゆう しない。」と定 さだ められている。この項 こう では領海 りょうかい や接続 せつぞく 水域 すいいき については触 ふ れておらず、ゆえに「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」であっても、領海 りょうかい 、接続 せつぞく 域 いき についてはその起点 きてん を定 さだ めるうえで「領土 りょうど 」として扱 あつか うこと事 こと ができると条文 じょうぶん 上 じょう から解釈 かいしゃく が可能 かのう である。また「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできる岩 いわ 」は領海 りょうかい 、接続 せつぞく 水域 すいいき 、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 及 およ び大陸棚 たいりくだな の起点 きてん を定 さだ めるうえで「領土 りょうど 」としての扱 あつか いを受 う けることができると論理 ろんり 学 がく 上 じょう の解釈 かいしゃく が可能 かのう である。
第 だい 121条 じょう の条約 じょうやく 上 じょう の「島 しま 」と条約 じょうやく 上 じょう の「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」という2つの概念 がいねん の関係 かんけい については、
「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」は「島 しま 」の一部 いちぶ である(十分 じゅうぶん 条件 じょうけん )とする説 せつ
「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」と「島 しま 」は排反 はいはん の関係 かんけい にある(両立 りょうりつ 不可能 ふかのう )とする説 せつ
の2説 せつ がある。
排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき 境界 きょうかい 画定 かくてい を巡 めぐ る主張 しゅちょう の相 あい 異 こと
編集 へんしゅう
400海里 かいり よりも少 すく ない距離 きょり で、海 うみ を隔 へだ てて隣接 りんせつ する2国 こく が領海 りょうかい 基線 きせん から排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき の限界 げんかい 距離 きょり 200海里 かいり の位置 いち に線 せん を引 ひ くと、重複 じゅうふく する水域 すいいき が出現 しゅつげん する。このような場合 ばあい 、重複 じゅうふく 水域 すいいき のうち境界 きょうかい を何処 どこ に引 ひ き直 なお すか、双方 そうほう の合意 ごうい なしに一方 いっぽう 的 てき に設定 せってい することはできない。『海洋 かいよう 法 ほう に関 かん する国際 こくさい 連合 れんごう 条約 じょうやく 』では重複 じゅうふく 海域 かいいき の線引 せんひ きの手順 てじゅん については規定 きてい が無 な く、それぞれの国 くに は水域 すいいき の経済 けいざい 的 てき 利益 りえき の最大 さいだい 化 か を図 はか ろうとするため、境界 きょうかい の画定 かくてい は困難 こんなん を極 きわ める。
例 たと えば東シナ海 ひがししなかい においては、中華人民共和国 ちゅうかじんみんきょうわこく は「大陸棚 たいりくだな 自然 しぜん 延長 えんちょう 論 ろん 」に基 もと づいて自国 じこく の沿岸 えんがん からに伸 の びる大陸棚 たいりくだな の突端 とったん は沖縄 おきなわ トラフ の西 にし 斜面 しゃめん の最 さい 下部 かぶ でありEEZの境界 きょうかい も大陸棚 たいりくだな 境界 きょうかい と同 おな じ位置 いち にあるとする「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 沖縄 おきなわ トラフ限界 げんかい 説 せつ 」を主張 しゅちょう している。一方 いっぽう 、日本 にっぽん は沖縄 おきなわ トラフ(海底 かいてい の溝 みぞ )のような海底 かいてい 地形 ちけい に法的 ほうてき な意味 いみ はなく東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな の東 ひがし 端 はし は南西諸島 なんせいしょとう 東側 ひがしがわ の琉球 りゅうきゅう 海溝 かいこう に向 む けて落 お ち込 こ む斜面 しゃめん 上 じょう にあるとする「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 琉球 りゅうきゅう 海溝 かいこう 限界 げんかい 説 せつ 」を主張 しゅちょう している。さらにこの「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 琉球 りゅうきゅう 海溝 かいこう 限界 げんかい 説 せつ 」をとるならば日本 にっぽん と中国 ちゅうごく は大陸棚 たいりくだな を分有 ぶんゆう していることとなり、この場合 ばあい 「衡平 こうへい な解決 かいけつ 」の原則 げんそく に基 もと づけば、それぞれの国 くに の領海 りょうかい 基線 きせん から等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん を大陸棚 たいりくだな ・EEZの境界 きょうかい とするのが妥当 だとう であると日本 にっぽん は主張 しゅちょう をしている[ 1] 。中国 ちゅうごく の主張 しゅちょう する「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 沖縄 おきなわ トラフ限界 げんかい 説 せつ 」をとると、等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん などの両国 りょうこく の海底 かいてい 資源 しげん の平衡 へいこう 性 せい がとれた状態 じょうたい から中国 ちゅうごく の方 ほう に大 おお きく傾 かたむ くこととなり、海底 かいてい 資源 しげん の「衡平 こうへい な解決 かいけつ 」の原則 げんそく を大 おお きく逸脱 いつだつ するものである。日本 にっぽん の主張 しゅちょう する「等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん 論 ろん 」は「衡平 こうへい な解決 かいけつ 」の原則 げんそく からみても正当 せいとう である。
なお、ミャンマー とバングラデシュ 間 あいだ の対立 たいりつ においては、国際 こくさい 海洋 かいよう 法 ほう 裁判所 さいばんしょ は「大陸棚 たいりくだな の(帰属 きぞく の)境界 きょうかい は、中間 なかま 線 せん を基本 きほん とする」という判決 はんけつ を下 くだ している[ 2] 。
中国 ちゅうごく は南シナ海 みなみしなかい 上 うえ の島 とう を起点 きてん とした他国 たこく とのEEZの重複 じゅうふく 水域 すいいき の再 さい 線引 せんひ きの根拠 こんきょ として「等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん 論 ろん 」を主張 しゅちょう しベトナム、フィリピンの主張 しゅちょう と対立 たいりつ している。中国 ちゅうごく が「等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん 論 ろん 」を主張 しゅちょう しているのは争点 そうてん の海域 かいいき の海底 かいてい 地形 ちけい に明瞭 めいりょう に判別 はんべつ できる大陸棚 たいりくだな の限界 げんかい 線 せん が存在 そんざい しないためである。しかし、そもそもEEZの境界 きょうかい 設定 せってい 以前 いぜん に、起点 きてん となる島々 しまじま の力 ちから による一方 いっぽう 的 てき な占 うらない 取 と に始 はじ まり、一方 いっぽう 的 てき な領有 りょうゆう 権 けん の主張 しゅちょう を根拠 こんきょ としているため、条約 じょうやく 上 じょう 有効 ゆうこう なのか大 おお いに疑問 ぎもん の余地 よち がある。
また韓国 かんこく と中国 ちゅうごく の間 あいだ のEEZの重複 じゅうふく 海域 かいいき の境界 きょうかい の再 さい 線引 せんひ きについては、黄海 こうかい 中 なか の重複 じゅうふく 水域 すいいき 下 か の大陸棚 たいりくだな に地形 ちけい 上 じょう の明瞭 めいりょう に判 わか る大陸棚 たいりくだな の終端 しゅうたん 部 ぶ が存在 そんざい しない。そのため中国 ちゅうごく は中 ちゅう 韓 かん 両国 りょうこく が大陸棚 たいりくだな を分有 ぶんゆう していると考 かんが え「衡平 こうへい な解決 かいけつ 」を前提 ぜんてい とした「等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん 論 ろん 」を主張 しゅちょう している。しかし現在 げんざい EEZ重複 じゅうふく 水域 すいいき 上 じょう の排他 はいた 的 てき な境界 きょうかい 線 せん の画定 かくてい にはいたらず、中 ちゅう 韓 かん は暫定 ざんてい 措置 そち としてEEZ重複 じゅうふく 水域 すいいき に共同 きょうどう 漁業 ぎょぎょう 管理 かんり 水域 すいいき を設定 せってい し生物 せいぶつ 資源 しげん の共同 きょうどう 管理 かんり の実施 じっし をしている。
日本 にっぽん の排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき の未 み 確定 かくてい 水域 すいいき を巡 めぐ る主張 しゅちょう の相違 そうい
編集 へんしゅう
日本 にっぽん と周辺 しゅうへん 諸国 しょこく の間 あいだ の排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき の境界 きょうかい の画定 かくてい を巡 めぐ り、画定 かくてい 方法 ほうほう の根拠 こんきょ についての主張 しゅちょう に相違 そうい がみられる。
台湾 たいわん との主張 しゅちょう の相違 そうい
中国 ちゅうごく との主張 しゅちょう の相違 そうい
東シナ海 ひがししなかい ガス田 た 問題 もんだい 中国 ちゅうごく は「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 沖縄 おきなわ トラフ限界 げんかい 説 せつ 」を主張 しゅちょう している。これに対 たい して日本 にっぽん は「東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな 琉球 りゅうきゅう 海溝 かいこう 限界 げんかい 説 せつ 」をとり東シナ海 ひがししなかい 大陸棚 たいりくだな を中国 ちゅうごく と分有 ぶんゆう していると主張 しゅちょう している。そして大陸 たいりく 棚上 たなあげ の境界 きょうかい は「衡平 こうへい な解決 かいけつ 」の原則 げんそく を採 と り日 にち 中 ちゅう 等距離 とうきょり 中間 なかま 線 せん を大陸棚 たいりくだな ・EEZの境界 きょうかい とするのが妥当 だとう であると主張 しゅちょう している。国連 こくれん 海洋 かいよう 法 ほう 条約 じょうやく にはEEZ・大陸棚 たいりくだな の重複 じゅうふく 水域 すいいき の境界 きょうかい 画定 かくてい の手法 しゅほう について定 さだ めはない。
日 にち 中 ちゅう 漁業 ぎょぎょう 協定 きょうてい
尖閣諸島 せんかくしょとう 問題 もんだい
韓国 かんこく との主張 しゅちょう の相違 そうい
中 ちゅう 韓 かん 両国 りょうこく との主張 しゅちょう の相違 そうい
沖ノ鳥島 おきのとりしま 排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき を維持 いじ するために日本 にっぽん 政府 せいふ が島 しま の周囲 しゅうい をコンクリート やブロック で固 かた め浸食 しんしょく を防 ふせ いでいる。中 ちゅう 韓 かん 両国 りょうこく は沖ノ鳥島 おきのとりしま を国連 こくれん 海洋 かいよう 法 ほう 条約 じょうやく 第 だい 121条 じょう 3項 こう に規定 きてい される「人間 にんげん の居住 きょじゅう 又 また は独自 どくじ の経済 けいざい 的 てき 生活 せいかつ を維持 いじ することのできない岩 いわ 」であり大陸棚 たいりくだな ・EEZの起点 きてん には成 な り得 え ないと主張 しゅちょう している。2012年 ねん 4月 がつ に国連 こくれん の大陸棚 たいりくだな 限界 げんかい 委員 いいん 会 かい が沖ノ鳥島 おきのとりしま 北方 ほっぽう の四国 しこく 海 かい 盆 ぼん 海域 かいいき の大陸棚 たいりくだな を認定 にんてい したが、四国 しこく 海 かい 盆 ぼん 海域 かいいき の大陸棚 たいりくだな 延長 えんちょう は沖ノ鳥島 おきのとりしま 以外 いがい の陸地 りくち を基点 きてん としても成立 せいりつ するものであるが、勧告 かんこく の中 なか に沖ノ鳥島 おきのとりしま が大陸棚 たいりくだな 延長 えんちょう の基点 きてん であるとした趣旨 しゅし の明確 めいかく な記述 きじゅつ はなく、勧告 かんこく が沖ノ鳥島 おきのとりしま が大陸棚 たいりくだな 延長 えんちょう の基点 きてん であることを認 みと めているとは必 かなら ずしも断定 だんてい できない[ 3] 。加 くわ えて、大陸棚 たいりくだな 限界 げんかい 委員 いいん 会 かい はあくまでも科学 かがく 的 てき ・技術 ぎじゅつ 的 てき な観点 かんてん から大陸棚 たいりくだな の延長 えんちょう について勧告 かんこく をする国際 こくさい 機関 きかん であって、法的 ほうてき な問題 もんだい について判断 はんだん する権限 けんげん はない。このことは委員 いいん 会 かい 自身 じしん が認 みと めているところであり、仮 かり に大陸棚 たいりくだな 限界 げんかい 委員 いいん 会 かい による勧告 かんこく が沖ノ鳥島 おきのとりしま を大陸棚 たいりくだな 延長 えんちょう の基点 きてん であることを認 みと める趣旨 しゅし のものであったとしても、それは科学 かがく 的 てき ・技術 ぎじゅつ 的 てき な観点 かんてん に関 かん するものであり、国連 こくれん 海洋 かいよう 法 ほう 条約 じょうやく 上 じょう の「島 しま 」であるか「岩 いわ 」であるかといった法的 ほうてき 地位 ちい に関 かん する問題 もんだい については何 なん ら影響 えいきょう を与 あた えるものではない[ 3] 。
日 にち 韓 かん 大陸棚 たいりくだな 協定 きょうてい 韓国 かんこく は日 にち 韓 かん 大陸棚 たいりくだな 協定 きょうてい の共同 きょうどう 開発 かいはつ 区域 くいき を韓国 かんこく 単独 たんどく のEEZだと主張 しゅちょう して、2012年 ねん に国連 こくれん 大陸棚 たいりくだな 限界 げんかい 委員 いいん 会 かい に沖縄 おきなわ トラフ までの大陸棚 たいりくだな 延伸 えんしん を申請 しんせい した。この海域 かいいき におけるEEZの基点 きてん には、日本 にっぽん の鳥島 とつしま と男女群島 だんじょぐんとう の問題 もんだい も関 かか わっており複雑 ふくざつ 化 か している。韓国 かんこく の国連 こくれん への申請 しんせい は自由 じゆう であるが、EEZの最終 さいしゅう 決定 けってい と効力 こうりょく 発効 はっこう にはEEZが重複 じゅうふく する日本 にっぽん との協議 きょうぎ と同意 どうい が必要 ひつよう である。中国 ちゅうごく は自国 じこく の排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき (EEZ)だと主張 しゅちょう する九州 きゅうしゅう 西方 せいほう 海域 かいいき が日 にち 韓 かん 大陸棚 たいりくだな 協定 きょうてい で設定 せってい された共同 きょうどう 開発 かいはつ 区域 くいき に含 ふく まれていることに対 たい して反発 はんぱつ している。
ロシアとの主張 しゅちょう の相違 そうい
世界 せかい の排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき に係 かか わる紛争 ふんそう
編集 へんしゅう
表 ひょう は有人 ゆうじん 又 また は無人 むじん を問 と わず各 かく 主権 しゅけん 国家 こっか の属領 ぞくりょう を含 ふく むが、南極大陸 なんきょくたいりく の領有 りょうゆう 権 けん 主張 しゅちょう は含 ふく んでいない。EEZ+TIAは、排他 はいた 的 てき 経済 けいざい 水域 すいいき (EEZ) に総 そう 内面 ないめん 積 せき (TIA) を加 くわ えたものである。[ 7]
国名 こくめい
EEZ km2
大陸棚 たいりくだな km2
EEZ+TIA km2
フランス
11,691,000
389,422
12,080,422
アメリカ
11,351,000
2,193,526
21,814,306
オーストラリア
8,505,348
2,194,008
16,197,464
ロシア
7,566,673
3,817,843
24,664,915
イギリス
6,805,586
722,891
7,048,486
インドネシア
6,159,032
2,039,381
8,063,601
カナダ
5,599,077
2,644,795
15,607,077
日本 にっぽん
4,479,388
454,976
4,857,318
ニュージーランド
4,083,744
277,610
4,352,424
中国 ちゅうごく
3,879,666
831,340
13,520,487
チリ
3,681,989
252,947
4,431,381
ブラジル
3,660,955
774,563
12,175,832
キリバス
3,441,810
7,523
3,442,536
メキシコ
3,269,386
419,102
5,141,968
ミクロネシア連邦 れんぽう
2,996,419
19,403
2,997,121
デンマーク
2,551,238
495,657
4,761,811
パプアニューギニア
2,402,288
191,256
2,865,128
ノルウェー
2,385,178
434,020
2,770,404
インド
2,305,143
402,996
5,592,406
マーシャル諸島 しょとう
1,990,530
18,411
1,990,711
ポルトガル
1,727,408
92,090
3,969,498
フィリピン
1,590,780
272,921
1,890,780
ソロモン諸島 しょとう
1,589,477
36,282
1,618,373
南 みなみ アフリカ
1,535,538
156,337
2,756,575
セーシェル
1,336,559
39,063
1,337,014
モーリシャス
1,284,997
29,061
1,287,037
フィジー
1,282,978
47,705
1,301,250
マダガスカル
1,225,259
101,505
1,812,300
アルゼンチン
1,159,063
856,346
3,939,463
エクアドル
1,077,231
41,034
1,333,600
スペイン
1,039,233
77,920
1,545,225
モルディブ
923,322
34,538
923,622
ペルー
906,454
82,000
2,191,670
ソマリア
825,052
55,895
1,462,709
コロンビア
808,158
53,691
1,949,906
カーボベルデ
800,561
5,591
804,594
アイスランド
751,345
108,015
854,345
ツバル
749,790
3,575
749,816
バヌアツ
663,251
11,483
675,440
トンガ
659,558
8,517
660,305
バハマ
654,715
106,323
668,658
パラオ
603,978
2,837
604,437
モザンビーク
578,986
94,212
1,380,576
モロッコ
575,230
115,157
1,287,780
コスタリカ
574,725
19,585
625,825
ナミビア
564,748
86,698
1,388,864
イエメン
552,669
59,229
1,080,637
イタリア
541,915
116,834
843,251
オマーン
533,180
59,071
842,680
ミャンマー
532,775
220,332
1,209,353
スリランカ
532,619
32,453
598,229
アンゴラ
518,433
48,092
1,765,133
ギリシャ
505,572
81,451
637,529
韓国 かんこく
475,469
292,522
575,469
ベネズエラ
471,507
98.500
1,387,950
ベトナム
417,663
365,198
748,875
アイルランド
410,310
139,935
480,583
リビア
351,589
64,763
2,111,129
キューバ
350,751
61,525
460,637
パナマ
335,646
53,404
411,163
マレーシア
334,671
323,412
665,474
ナウル
308,480
41
308,501
赤道 せきどう ギニア
303,509
7,820
331,560
タイ
299,397
230,063
812,517
エジプト
263,451
61,591
1,265,451
トルコ
261,654
56,093
1,045,216
ジャマイカ
258,137
9,802
269,128
ドミニカ共和国 どみにかきょうわこく
255,898
10,738
304,569
リベリア
249,734
17,715
361,103
ホンジュラス
249,542
68,718
362,034
タンザニア
241,888
25,611
1,186,975
パキスタン
235,999
51,383
1,117,911
ガーナ
235,349
22,502
473,888
サウジアラビア
228,633
107,249
2,378,323
ナイジェリア
217,313
42,285
1,141,081
シエラレオネ
215,611
28,625
287,351
ガボン
202,790
35,020
470,458
バルバドス
186,898
426
187,328
コートジボワール
176,254
10,175
498,717
イラン
168,718
118,693
1,797,468
モーリタニア
165,338
31,662
1,190,858
コモロ
163,752
1,526
165,987
スウェーデン
160,885
154,604
602,255
セネガル
158,861
23,092
355,583
オランダ
154,011
77,246
192,345
ウクライナ
147,318
79,142
750,818
ウルグアイ
142,166
75,327
318,381
ガイアナ
137,765
50,578
352,734
朝鮮民主主義人民共和国 ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく
132,826
54,566
253,364
サントメ・プリンシペ
131,397
1,902
132,361
サモア
127,950
2,087
130,781
スリナム
127,772
53,631
291,592
ハイチ
126,760
6,683
154,510
アルジェリア
126,353
9,985
2,508,094
ニカラグア
123,881
70,874
254,254
ギニアビサウ
123,725
39,339
159,850
ケニア
116,942
11,073
697,309
グアテマラ
114,170
14,422
223,059
アンティグア・バーブーダ
110,089
4,128
110,531
チュニジア
101,857
67,126
265,467
キプロス
98,707
4,042
107,958
エルサルバドル
90,962
16,852
112,003
フィンランド
87,171
85,109
425,590
バングラデシュ
86,392
66,438
230,390
台湾 たいわん
83,231
43,016
119,419
エリトリア
77,728
61,817
195,328
トリニダード・トバゴ
74,199
25,284
79,329
東 ひがし ティモール
70,326
25,648
85,200
スーダン
68,148
19,827
1,954,216
カンボジア
62,515
62,515
243,550
ギニア
59,426
44,755
305,283
クロアチア
59,032
50,277
115,626
アラブ首長 しゅちょう 国 こく 連邦 れんぽう
58,218
57,474
141,818
ドイツ
57,485
57,485
414,599
マルタ
54,823
5,301
55,139
エストニア
36,992
36,992
82,219
セントビンセント・グレナディーン
36,302
1,561
36,691
ベリーズ
35,351
13,178
58,317
ブルガリア
34,307
10,426
145,186
ベナン
33,221
2,721
145,843
カタール
31,590
31,590
43,176
コンゴ共和 きょうわ 国 こく
31,017
7,982
373,017
ポーランド
29,797
29,797
342,482
ドミニカ国 こく
28,985
659
29,736
ラトビア
28,452
27,772
93,011
グレナダ
27,426
2,237
27,770
イスラエル
26,352
3,745
48,424
ルーマニア
23,627
19,303
262,018
ガンビア
23,112
5,581
34,407
ジョージア
21,946
3,243
91,646
レバノン
19,516
1,067
29,968
カメルーン
16,547
11,420
491,989
セントルシア
15,617
544
16,156
アルバニア
13,691
6,979
42,439
トーゴ
12,045
1,265
68,830
クウェート
11,026
11,026
28,844
シリア
10,503
1,085
195,683
バーレーン
10,225
10,225
10,975
ブルネイ
10,090
8,509
15,855
セントクリストファー・ネイビス
9,974
653
10,235
モンテネグロ
7,745
3,896
21,557
ジブチ
7,459
3,187
30,659
リトアニア
7,031
7,031
72,331
ベルギー
3,447
3,447
33,975
コンゴ民主 みんしゅ 共和 きょうわ 国 こく
1,606
1,593
2,346,464
シンガポール
1,067
1,067
1,772
イラク
771
771
439,088
モナコ
288
290
パレスチナ
256
256
6,276
スロベニア
220
220
20,493
ヨルダン
166
59
89,508
ボスニア・ヘルツェゴビナ
50
50
51,259
カザフスタン
2,724,900
モンゴル
1,564,100
チャド
1,284,000
ニジェール
1,267,000
マリ
1,240,192
エチオピア
1,104,300
ボリビア
1,098,581
ザンビア
752,612
アフガニスタン
652,090
中央 ちゅうおう アフリカ共和 きょうわ 国 こく
622,984
南 みなみ スーダン
619,745
ボツワナ
582,000
トルクメニスタン
488,100
ウズベキスタン
447,400
パラグアイ
406,752
ジンバブエ
390,757
ブルキナファソ
274,222
ウガンダ
241,038
ラオス
236,800
ベラルーシ
207,600
キルギス
199,951
ネパール
147,181
タジキスタン
143,100
マラウイ
118,484
ハンガリー
93,028
アゼルバイジャン
86,600
オーストリア
83,871
チェコ
78,867
セルビア
77,474
スロバキア
49,035
スイス
41,284
ブータン
38,394
モルドバ
33,846
レソト
30,355
アルメニア
29,743
ブルンジ
27,834
ルワンダ
26,338
北 きた マケドニア
25,713
エスワティニ
17,364
コソボ [a]
10,887
ルクセンブルク
2,586
アンドラ
468
リヒテンシュタイン
160
サンマリノ
61
バチカン市 し 国 こく
0.44
気候 きこう 変動 へんどう による海面 かいめん 上昇 じょうしょう で海岸 かいがん 線 せん が陸 りく 側 がわ に後退 こうたい した場合 ばあい については明文 めいぶん 規定 きてい がなく、国連 こくれん 国際 こくさい 法 ほう 委員 いいん 会 かい (ILC)が2019年 ねん に研究 けんきゅう 部会 ぶかい を設 もう け、対応 たいおう 策 さく の議論 ぎろん を続 つづ けている。後退 こうたい した低 てい 潮 しお 線 せん を200カイリの基点 きてん にするとEEZの範囲 はんい もその分 ぶん 陸 りく 側 がわ にずれ、外縁 がいえん の漁場 ぎょじょう や海底 かいてい 資源 しげん の権利 けんり が失 うしな われる。太平洋 たいへいよう の島嶼 とうしょ 国 こく は元 もと の低 てい 潮 しお 線 せん を基準 きじゅん にすべきと主張 しゅちょう している。日本 にっぽん 政府 せいふ も2003年 ねん 2月 がつ 、海洋 かいよう 国 こく への影響 えいきょう を最小限 さいしょうげん に抑 おさ えるため、元 もと の低 てい 潮 しお 線 せん を基準 きじゅん にすべきだとの見解 けんかい をまとめた[ 8] 。
世界 せかい 最大 さいだい の湖 みずうみ であるカスピ海 かすぴかい は、2018年 ねん 沿岸 えんがん 5か国 こく (イラン、トルクメニスタン、カザフスタン、ロシア、アゼルバイジャン)が、法的 ほうてき には事実 じじつ 上 じょう 「海 うみ 」とし、各国 かっこく 沿岸 えんがん から15カイリをそれぞれの領海 りょうかい 、25カイリを排他 はいた 的 てき 漁業 ぎょぎょう 水域 すいいき とすることで合意 ごうい した[ 9] [ 10] 。
^ 東シナ海 ひがししなかい における資源 しげん 開発 かいはつ に関 かん する我 わ が国 くに の法的 ほうてき 立場 たちば _外務省 がいむしょう
^ 「ミャンマーとバングラデシュの領海 りょうかい 問題 もんだい 国際 こくさい 海洋 かいよう 法 ほう 裁判所 さいばんしょ 「大陸棚 たいりくだな の境界 きょうかい は中 ちゅう 間 あいだ 線 せん を基本 きほん 」、FNNニュース、2012年 ねん 3月 がつ 15日 にち
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