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植物油 - Wikipedia

植物しょくぶつ(しょくぶつゆ、えい: vegetable oil)とは植物しょくぶつふくまれる脂質ししつ抽出ちゅうしゅつ精製せいせいした油脂ゆしあぶら植物しょくぶつ油脂ゆしともばれる。常温じょうおんにおける状態じょうたい液体えきたいのものを植物しょくぶつ固体こたいのものを植物しょくぶつあぶら分類ぶんるいすることもあるが、ここではけずに記述きじゅつする。とく脂肪しぼう含有がんゆうりつたかヤシ大豆だいず菜種なたねなどの種子しゅし果肉かにくから精製せいせいされ、しょく調理ちょうりよう加工かこうよう利用りようされているほかふるくは燈火ともしび燃料ねんりょうとしても使つかわれ、20世紀せいき後半こうはんからバイオディーゼル用途ようと需要じゅよう拡大かくだいしている。

植物しょくぶつ
ピーナッツオイル

人類じんるい使つかはじめた最初さいしょあぶら動物どうぶつせい油脂ゆしかんがえられている。旧石器時代きゅうせっきじだいには動物どうぶつ脂肪しぼうあかとして利用りようしていた。動物どうぶつせい油脂ゆし比較ひかくして、抽出ちゅうしゅつがより困難こんなん植物しょくぶつせい油脂ゆし利用りよう開始かいしには数々かずかず手法しゅほう発明はつめいつことになる[1]植物しょくぶつから油脂ゆし採油さいゆ搾油さくゆ)し植物しょくぶつ利用りようはじめたのは古代こだいさかのぼる。エジプトではピラミッド油脂ゆし使用しよう痕跡こんせきつかっている。地中海ちちゅうかい沿岸えんがんでは5-6せんねんまえオリーブ栽培さいばいはじまったとかんがえられており、マ帝国まていこく拡大かくだいともない、栽培さいばいしょうアジアから帝国ていこく全土ぜんどひろまっていった[2]。オリーブ同様どうよう収量しゅうりょうおお搾油さくゆ容易よういなココナッツオイルもすうせんねん歴史れきしがあると推測すいそくされている[3]

あぶら英語えいごOil であるが、その語源ごげんラテン語らてんごあぶらおよびオリおりブ油ぶゆ意味いみする oleumギリシャオリーブ意味いみする elaion である[4]おおくのヨーロッパ言語げんごあぶらはオリーブ由来ゆらいolはじまる単語たんごである。

おなラテン語らてんごぞくスペインでは、やく700年間ねんかんイスラム支配しはい影響えいきょうから、オリーブが Aceituna、オリーブオイルが Aceite de oliva、そしてあぶら一般いっぱんAceite となっている。この語源ごげんアラビアでオリーブを意味いみする الزيتونة (zaytūnah がスペインで Aceituna となり[5]、アラビアでオリーブのジュースを意味いみする azzayt または azzait からスペインAceite となったものである[6]ポルトガルもスペイン同様どうようにイスラムの支配しはいにあり、似通にかよった経緯けいいをとったが、Azeite はオリーブオイルのみをし、その植物しょくぶつはギリシャ・ラテン語らてんご起源きげんÓleo vegetal となっている。このように、おおくのくにでオリーブがあぶらという単語たんご起源きげんとなっている。

漢字かんじの「あぶら」は、おとあらわす「ゆかり」と意味いみしめす「みず」からなる形声けいせい文字もじである。なお、かつて「会意かいい形声けいせい文字もじ」と解釈かいしゃくするせつがあったが、根拠こんきょのない憶測おくそくもとづくあやまった分析ぶんせきである。

大和言葉やまとことばである「あぶら」は、獣肉じゅうにくあぶるとるので「あぶら」、あふれてくるので「あふれ」から「あぶら」となったとのせつがあり[7]日本にっぽん場合ばあいあぶら(あぶら)は動物どうぶつ起源きげんのようである。

日本にっぽんでも同様どうよう最初さいしょ使つかわれはじめたのは分離ぶんり簡単かんたんさかなししからの動物どうぶつせい油脂ゆしであるとかんがえられる。植物しょくぶつかんしては縄文じょうもん時代じだい晩期ばんきにアフリカ原産げんさんゴマ日本にっぽんつたわり[8]日本書紀にほんしょきハシバミからあぶら抽出ちゅうしゅつしたとの記述きじゅつがあり、3-4世紀せいきごろには植物しょくぶつ利用りようはじまっていた。奈良なら時代じだいにはゴマの搾油さくゆ技術ぎじゅつ伝来でんらいしており、大化たいか改新かいしん(645ねん)のころには荏胡麻えごま(えごま)あぶらぜいとして徴収ちょうしゅうされていた。平安へいあん時代じだいには搾油さくゆ発明はつめいされ、より大量たいりょう植物しょくぶつ供給きょうきゅうされるようになった。鎌倉かまくら時代ときよには様々さまざま油屋あぶらやがあったがそれぞれ独占どくせんけんあたえられていた。当時とうじ植物しょくぶつ貴重きちょうであり灯油とうゆ(ともしびあぶら)がおも用途ようとであった。ごまあぶられいにとるとゴマ40-45かぶからやく300グラムのゴマが収穫しゅうかくでき、それからやく150グラムのごまあぶらられるのみである[9]当時とうじ食用しょくよう利用りよう出来できるのは富裕ふゆうそうかぎられていた[10]

庶民しょみんにおいては植物しょくぶつ食用しょくようはもちろん燈火ともしびようにも高価こうかであり、魚油ぎょゆ鯨油げいゆなどが使つかわれていた。 ろうそく植物しょくぶつよりさらに高価こうかなものであった。 江戸えど時代じだいになり菜種油なたねあぶら綿めん生産せいさんぞうともな綿実油めんじつゆ生産せいさん増加ぞうかはじめ、庶民しょみんによる植物しょくぶつ利用りようひろまっていった。18世紀せいき初期しょきには江戸えどでは一人ひとりあたり平均へいきん年間ねんかんやく7.2リットル[ちゅう 1]消費しょうひまで増加ぞうかし、大坂おおさか江戸えどせき問屋とんやから不足ふそくぶん供給きょうきゅうあおいでいた[11]燈火ともしびよう食用しょくよう比率ひりつからないが、庶民しょみんそうにおいては消費しょうひりょう自体じたいちいさく燈火ともしびようおもであったとかんがえられる。

明治めいじはい燈火ともしびようにはケロシン植物しょくぶつにとってわるがしょく洋風ようふうとも食用しょくよう消費しょうひえ、大正たいしょうにはだい規模きぼ製油せいゆ工場こうじょう稼働かどうはじめた。昭和しょうわになるとさらにしょく洋風ようふう加速かそく植物しょくぶつ消費しょうひえていった[12]戦時せんじしょくつよくなった1941ねん6がつから食用しょくよう配給はいきゅう制度せいどはじまったが、配給はいきゅうされるあぶらしゅはごまあぶらだい豆油であった[ちゅう 2]

製法せいほう

編集へんしゅう

油分ゆぶんおお原料げんりょうでは圧搾あっさくあぶらしぼす。大豆だいずこめぬかなど油分ゆぶんすくない原料げんりょうでは圧搾あっさくおこなわず、ヘキサンなどの溶剤ようざい化学かがくてき油分ゆぶん抽出ちゅうしゅつしたあと、溶剤ようざい蒸発じょうはつさせて除去じょきょ油分ゆぶんる。油分ゆぶんおお原料げんりょう場合ばあい圧搾あっさく抽出ちゅうしゅつ併用へいようする場合ばあいもある。この圧搾あっさく抽出ちゅうしゅつ工程こうてい搾油さくゆられたものはあぶらばれる。あぶらには油分ゆぶん以外いがいおり(おり、ガムしつ)がふくまれており、これを遠心えんしん分離ぶんり除去じょきょ原油げんゆる。この原油げんゆだつさん水洗すいせん脱色だっしょく、ろなどの最終さいしゅう精製せいせい工程こうてい最終さいしゅう商品しょうひんとなる[14]

  • サラダ油さらだゆは、原料げんりょう菜種なたね綿めん大豆だいず、ごま、サフラワー(紅花べにばな)、ひまわり、とうもろこし、べい米糠こめぬか)、落花生らっかせいまたはこれらを混合こんごうしたもの(調合ちょうごうサラダ油さらだゆ)で、だつろう精製せいせい処理しょりをし固化こかしやすい成分せいぶん除去じょきょしたものである。
  • てんぷらは、かおりを重視じゅうし調合ちょうごうされたあぶらいろかおりのつよいごまあぶらほか綿実油めんじつゆ椿油つばきあぶら、オリーブオイルやなたねあぶら使つかわれる。

成分せいぶん

編集へんしゅう

植物しょくぶつ油脂ゆしは、組成そせいおよび物性ぶっせいちがい(飽和ほうわ脂肪酸しぼうさんおお液状えきじょう飽和ほうわ脂肪酸しぼうさんおお常温じょうおん固体こたい[15])から、それぞれ植物しょくぶつ液体えきたい)と植物しょくぶつあぶら固体こたい)にけられる。ヤシやパームなどが植物しょくぶつあぶらである[16]

おおくの植物しょくぶつ融点ゆうてんひく飽和ほうわ脂肪酸しぼうさんおおふくむため常温じょうおん液体えきたいであるが、融点ゆうてんたか飽和ほうわ脂肪酸しぼうさんおおふくむココナッツやカカオバターなどもある。

食用しょくよう植物しょくぶつ油脂ゆし日本にっぽんでは日本にっぽん農林のうりん規格きかく(JAS、Japanese Agricultural Standard)でその品質ひんしつ基準きじゅん制定せいていされている。日本油脂にほんゆし検査けんさ協会きょうかい農林のうりん水産すいさん大臣だいじんより登録とうろく認定にんてい機関きかんとしてみとめられており、どう協会きょうかい製油せいゆ工場こうじょうおよびその製品せいひん認定にんていおこな合格ごうかくひんにJASマークがけられる[17]かく植物しょくぶつかんしてはいろさん比重ひじゅう屈折くっせつりつけんヨウもとなどの規格きかく制定せいていされている[18]添加てんかぶつとしてみとめられているのは酸化さんか防止ぼうしざいとしてトコフェロール容量ようりょう4kg以上いじょう製品せいひんしょうあわざいとしてシリコーン栄養えいよう強化きょうかざいとしてビタミンEのみである。

欧州おうしゅうにおいては食用しょくようにおけるベンゾ[a]ピレンなどのたまき芳香ほうこうぞく炭化たんか水素すいそ含有がんゆう規制きせいしている[19]

植物しょくぶつ原材料げんざいりょう

編集へんしゅう

植物しょくぶつ油分ゆぶんおおふく植物しょくぶつ種子しゅし果肉かにくから精製せいせいされる。そのうち種子しゅし利用りようするものはあぶらかて種子しゅしばれる。あぶらかて種子しゅしには大豆だいず菜種なたねひまわり綿めんピーナッツゴマなどがある。果肉かにくからるものにはヤシやオリーブがある。これらをまとめてあぶらかて作物さくもつぶ。

トウモロコシべいあぶらかて種子しゅしとはばないが、コーンスターチ精製せいせい精米せいまいとき分離ぶんりする胚芽はいがこめぬかなどの副産物ふくさんぶつからあぶら抽出ちゅうしゅつされる[20]

ヤシるいから各種かくしゅあぶらつくられており、ヤシの種類しゅるいちがいや利用りよう部分ぶぶんちがいで以下いかのように分類ぶんるいされている。

含油りつあぶらりょう作物さくもつ単位たんい重量じゅうりょうたりの作物さくもつふくまれる油分ゆぶんである。下記かきひょうには記載きさいしていないが採油さいゆりつという定義ていぎ使つかわれる。採油さいゆりつ植物しょくぶつふくまれるあぶらのうち採取さいしゅ出来できりつという意味いみではなく、単位たんい重量じゅうりょうあたりのあぶらかて種子しゅしからとれるあぶらりつである。たとえば、大豆だいずの含油りつやく20%で、そのうち9わり採取さいしゅでき採油さいゆりつやく18%である。

パームはてぼうあたりやく20%のおさむりつで、面積めんせきたりの採油さいゆりょうだい豆油やく10ばいである[21]。アブラヤシの果肉かにくの含油りつは51-67%[22]

かくあぶらかて種子しゅしの含油りつ
油分ゆぶん重量じゅうりょう/あぶらかて種子しゅし重量じゅうりょう[23]
作物さくもつ 含油りつ 備考びこう
アブラヤシの果肉かにく 50-60% パーム
アブラヤシの種子しゅし 50% パームかく
ココナッツ、こぷら 60-70%
大豆だいず 20%
菜種なたね 35-50%
ひまわり 大粒おおつぶしゅ10-20% 小粒こつぶしゅ20-35%
ピーナッツ 50%
オリーブ 果肉かにく55% 種子しゅし13%
ゴマ 50%
綿めん 17-23%
カカオ 種子しゅし 30-50%
ベニハナの種子しゅし 20-40%
亜麻あま種子しゅし 32-38%

参考さんこうまでに玄米げんまいの含油りつは2.9%でこめぬか原料げんりょうこめぬかでは18.3%[24]コーン原料げんりょうのトウモロコシの含油りつは1.2%であるが、胚芽はいがでは40-55%である[25]

あぶらかて作物さくもつ生産せいさんりょう

編集へんしゅう

2010/11年度ねんど(10がつから翌年よくねん9がつ)のあぶらかて種子しゅし生産せいさんりょう[26]

あぶらかて種子しゅし生産せいさんりょうひゃくまんトン)
作物さくもつ 生産せいさんりょう 主要しゅよう産地さんちこくひゃくまんトン)
大豆だいず 265.79 米国べいこく(90.6)、 ブラジル(75.3)、アルゼンチン(49.2)、中国ちゅうごく(15.1)、インド(9.5)以上いじょう5ヶ国かこく世界せかい生産せいさんの9わりめる。
菜種なたね 60.69 カナダ(13.1)、中国ちゅうごく(12.2)、インド(7.1)、ドイツ(6.0)、フランス(4.8)、オーストラリア(2.4)以上いじょう6ヶ国かこくよんぶんさんめる。
綿めん 43.31 インド(10.8)、中国ちゅうごく(10.6)、米国べいこく(5.5)、パキスタン(3.7)以上いじょう4ヶ国かこくで7わりめる。
ひまわりのたね 33.51 ウクライナ(8.0)、ロシア(5.7)、アルゼンチン(3.7)、中国ちゅうごく(1.7)、フランス(1.6)以上いじょう5ヶ国かこくでの6わりめる。
ピーナッツ 25.79 USDAでは36ひゃくまんトンと集計しゅうけいしており、おも生産せいさんこく中国ちゅうごく(15.6)、インド(5.9)、米国べいこく(1.9)、ナイジェリア(1.6)、[27]
パーム果実かじつ 217.93 インドネシア(90.00)、マレーシア(87.83)この2ヶ国かこくで8わりめる。ナイジェリア(8.50)、タイ(8.22)[28]
パームかく 12.75 アブラヤシの種子しゅし
コプラ 4.80 ココナッツを乾燥かんそうさせたもの
ゴマ 3.80
アマニ 1.84
ひまし 1.59
オリーブ[ちゅう 3] 20.8 スペイン(8.0)、イタリア(3.2)、ギリシャ(1.8)、モロッコ(1.5)、トルコ(1.4)
トウモロコシ[ちゅう 4] 840 米国べいこく(316)、中国ちゅうごく(178)、ブラジル(55)、メキシコ(23)、アルゼンチン(23)

トウモロコシは含油りつひくあぶらかて作物さくもつではいが、絶対ぜったい収穫しゅうかくりょうおおきく、コーンスターチ加工かこう副産物ふくさんぶつとしてヤシ生産せいさんりょうのコーン精製せいせいされている。

中国ちゅうごく大豆だいず菜種なたね綿めん、ひまわりのだい産地さんちであるが、国内こくない需要じゅようたせておらず大豆だいず菜種なたねだい輸入ゆにゅうこくでもある。

あぶらかて作物さくもつ輸出ゆしゅつりょう

編集へんしゅう

大豆だいず生産せいさんりょうやく3ぶんの1は輸出ゆしゅつされているが、そのあぶらかて作物さくもつ輸出ゆしゅつ割合わりあいひくい。菜種なたね各国かっこくひろ栽培さいばいされているがほぼ地産ちさんけしとなっており、例外れいがいはカナダで生産せいさんりょう半分はんぶん以上いじょう輸出ゆしゅつされている。

2010/11年度ねんどあぶらかて種子しゅし輸出ゆしゅつりょう[29]

あぶらかて種子しゅし輸出ゆしゅつりょうひゃくまんトン)
作物さくもつ 輸出ゆしゅつりょう 主要しゅよう輸出ゆしゅつこくひゃくまんトン)
大豆だいず 90.8 米国べいこく(40.3)、ブラジル(30.0)、アルゼンチン(9.2)
菜種なたね 10.5 カナダ(7.3)、オーストラリア(1.5)
ピーナッツ 2.0
ひまわりのたね 1.8
ゴマ 1.4
綿めん 1.0
アマニ 0.76
コプラ 0.15
パームかく 0.064
ひまし 0.026

交易こうえきされる2だいあぶらかて種子しゅし大豆だいず菜種なたね主要しゅよう輸入ゆにゅうこく

  • 大豆だいず
あぶらかて種子しゅしおも輸入ゆにゅうこく輸入ゆにゅうりょうひゃくまんトン)
輸入ゆにゅうこく 2006
/7
2007
/8
2008
/9
200
9/0
2010
/1
2011
/2
備考びこう
中国ちゅうごく 28.7 37.8 41.1 50.3 52.3 2004/5年度ねんどは25.8ひゃくまんトンで倍増ばいぞうしている。
メキシコ 3.8 3.7 3.3 3.7 3.5
オランダ 4.0 4.0 3.5 3.3 3.2
スペイン 2.5 3.3 2.9 3.2 3.1
日本にっぽん 4.1 4.0 3.4 3.4 2.9 2004/5年度ねんどから2007/8年度ねんどは4ひゃくまんトン前後ぜんこう輸入ゆにゅうであった[ちゅう 5]
ドイツ 2.8 2.7 2.5 2.4 2.6
台湾たいわん 2.4 2.1 2.2 2.5 2.5

これらのくにそう輸出ゆしゅつりょうの77%が輸入ゆにゅうされた。中国ちゅうごくは1995ねんまではだい5輸出ゆしゅつこくであったが、1996ねんには内需ないじゅ拡大かくだいから輸入ゆにゅうこくとなった。

  • 菜種なたね
あぶらかて種子しゅしおも輸入ゆにゅうこく輸入ゆにゅうりょうひゃくまんトン)
輸入ゆにゅうこく 2006
/7
2007
/8
2008
/9
2009
/0
2010
/1
2011
/2
備考びこう
日本にっぽん 2.2 2.3 2.1 2.3 2.3
メキシコ 1.3 1.4 1.2 1.3 1.5
中国ちゅうごく 0.96 0.81 3.0 2.2 0.93 2004/5年度ねんどから3ばい急増きゅうぞうしている。
パキスタン 0.79 0.61 0.56 0.97 0.85

これらのくにそう輸出ゆしゅつりょうの53%が輸入ゆにゅうされた。

植物しょくぶつ生産せいさんりょう

編集へんしゅう

2010/11年度ねんどおも植物しょくぶつ生産せいさんりょう[30] パームはアブラヤシの果肉かにくから、パームかくはアブラヤシの種子しゅしから、ヤシはココヤシの種子しゅし(ココナッツ)からのものである。

植物しょくぶつ生産せいさんりょうひゃくまんトン)
植物しょくぶつ 生産せいさんりょう 主要しゅよう生産せいさんこくひゃくまんトン)
パーム 49.1 インドネシア(23.7)、マレーシア(18.2)
だい豆油 41.4 中国ちゅうごく(9.5)、米国べいこく(8.6)、アルゼンチン(7.2)、ブラジル(7.1)、インド(1.7)
菜種油なたねあぶら 23.6 中国ちゅうごく(4.8)、ドイツ(3.2)、カナダ(2.8)、インド(2.5)、フランス(1.9)、日本にっぽん(1.0)[ちゅう 5]
ひまわり 12.4
パームかく 5.5
綿実油めんじつゆ 4.7
ピーナッツオイル 4.0
オリーブオイル 3.3
ヤシ 3.1
コーン 2.4
ごまあぶら 0.86
ひまし 0.65
アマニ 0.57
合計ごうけい 151.8 2004/05年度ねんどは115.6ひゃくまんトンで34%増加ぞうかしているが、これはバイオ燃料ねんりょう用途ようと増大ぞうだいによるものがおおきい。

2017/18年度ねんどおも植物しょくぶつ生産せいさんりょう

植物しょくぶつ生産せいさんりょう 2017/18年度ねんど[31]ひゃくまんトン)
植物しょくぶつ 生産せいさんりょう 主要しゅよう生産せいさんこくひゃくまんトン)
パーム 70.7 インドネシア(38.3)、マレーシア(20.7)、タイ(2.8)
だい豆油 54.9 中国ちゅうごく(16.0)、米国べいこく(10.4)、ブラジル(8.8)、アルゼンチン(7.4)、インド(1.3)
菜種油なたねあぶら 25.6 カナダ(4.1)、ドイツ(3.9)、中国ちゅうごく(3.7)、インド(2.4)、フランス(1.8)、日本にっぽん(1.0)[ちゅう 5]
ひまわり 18.4 ウクライナ(5.6)、ロシア(4.5)、アルゼンチン(1.4)
パームかく 7.6 インドネシア(4.7)、マレーシア(2.3)
コーン 4.4 アメリカ(2.8)、中国ちゅうごく(0.45)、日本にっぽん(0.08)
綿実油めんじつゆ 4.4 中国ちゅうごく(1.2)、インド(1.1)、パキスタン(0.39)
ピーナッツオイル 4.2 中国ちゅうごく(1.9)、インド(0.6)、ナイジェリア(0.3)
オリーブオイル 3.4 スペイン(1.4)、イタリア(0.40)、ギリシャ(0.35)
ヤシ 2.7 フィリピン(1.1)、インドネシア(0.8)
ごまあぶら 0.86
ひまし 0.74
アマニ 0.73
合計ごうけい 198.7 植物しょくぶつ生産せいさんりょう増加ぞうか傾向けいこうにある。

植物しょくぶつ貿易ぼうえき

編集へんしゅう

ぜん世界せかいの2010/11年度ねんど植物しょくぶつ生産せいさんりょうは1.5おくトンであったが6せん4ひゃくまんトンは輸出ゆしゅつされた。輸出ゆしゅつの2/3きょうはパーム、パームかく、ヤシであった[32]

植物しょくぶつ貿易ぼうえきりょうひゃくまんトン)
作物さくもつ 貿易ぼうえきりょう 主要しゅよう輸出ゆしゅつこくひゃくまんトン)
パーム 38.1 インドネシア(17.3)、マレーシア(17.1)
だい豆油 10.0 アルゼンチン(4.7)、ブラジル(1.7)、米国べいこく(1.5)
菜種油なたねあぶら 3.6 カナダ(2.5)、米国べいこく(0.24)、カナダの輸出ゆしゅつは05/06年度ねんどから倍増ばいぞうしている。
ひまわり 4.9 ウクライナ(2.7)、アルゼンチン(0.89)、トルコ(0.35)、ロシア(0.20)[33]
パームかく 3.1 インドネシア(1.9)、マレーシア(1.1)
綿実油めんじつゆ 0.17
ピーナッツオイル 0.21 アルゼンチン(0.060)、セネガル(0.057)
オリーブオイル 0.82 イタリア(0.22)、スペイン(0.20)、トルコ(0.09)、ポルトガル(0.05)、ギリシャ(0.02)
ヤシ 2.0 フィリピン(1.02)、インドネシア(0.62)、マレーシア(0.14)
コーン 0.77
ごまあぶら 0.037
ひまし 0.42
アマニ 0.10
合計ごうけい 64.2

各国かっこくそう消費しょうひりょう一人ひとりあたりの消費しょうひりょう

編集へんしゅう

以下いかひょうは2011年度ねんど各国かっこく食用しょくようおよび食用しょくようふくめた植物しょくぶつ消費しょうひりょう人口じんこうからいちにんあたりを推計すいけいしたものである[34]

各国かっこく植物しょくぶつ消費しょうひりょうせんトン)
アメリカ ブラジル アルゼンチン ドイツ フランス イタリア マレーシア インド 中国ちゅうごく 日本にっぽん 世界せかいけい
推計すいけい人口じんこう (まんにん) 31,309 19,666 4,077 8,216 6,316 6,082 2,886 124,149 134,757 12,650 697,404
パーム 952.1 434.9 2.6 954.6 269.8 909.2 2,202.7 6,785.6 6,211.3 586.6 49,049.4
パームかく 295.6 191.9 4.2 351.3 26.8 35.7 1,392.0 185.9 391.6 92.1 5,332.3
ヤシ 459.3 2.2 3.5 315.1 43.0 58.7 86.0 421.1 190.4 47.1 3,094.8
だい豆油 8,074.9 5,569.2 2,595.3 283.9 433.6 422.0 165.6 2,588.1 10,975.6 415.5 42,151.9
菜種油なたねあぶら 1,729.5 47.6 0.7 3,253.9 1,532.4 234.6 28.3 2,492.4 6,025.4 1,058.9 24,049.5
ひまわり 221.2 66.2 510.0 302.2 354.2 337.0 16.6 1,096.4 237.8 17.1 12,945.1
綿実油めんじつゆ 289.5 360.2 8.2 0.8 0.9 21.7 1,005.6 1,499.5 8.5 4,823.1
ピーナツオイル 92.5 5.3 2.4 4.9 16.4 44.3 1.4 711.0 1,934.7 0.9 4,029.1
オリーブオイル 290.0 65.8 5.7 59.5 114.3 790.0 36.0 38.4 3,309.1
コーン 740.1 49.9 13.1 11.3 43.8 59.0 14.0 2.3 203.8 83.8 2,334.1
ごまあぶら 11.0 - - 0.6 1.1 - 1.8 92.5 229.4 41.3 865.1
ひまし 41.6 49.3 0.4 44.4 51.4 12.7 0.4 103.8 233.9 16.1 647.7
あまに 63.0 6.4 0.7 61.2 6.4 11.8 1.7 41.1 146.3 7.3 581.4
合計ごうけい 13,260 6,849 3,147 5,644 2,894 2,937 3,911 15,526 28,316 2,414 153,213

EUにおいては菜種油なたねあぶらそう消費しょうひりょう939まんトンの63%がバイオディーゼル用途ようとであった(2011ねん)。米国べいこく、アルゼンチン、ブラジルではだい豆油がバイオディーゼルの生産せいさんにつかわれている。以下いか一人ひとりあたりの消費しょうひりょうひょうでは米国べいこく、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、フランス、イタリアの消費しょうひりょう日本にっぽんすうばいとなっているがすべてが食用しょくようではなくバイオディーゼル用途ようと消費しょうひふくまれている。 各国かっこくでは2ひゃくまんトン前後ぜんこう植物しょくぶつがバイオディーゼル用途ようと消費しょうひされている。

各国かっこく1にんあたりの植物しょくぶつ消費しょうひりょう割合わりあい
アメリカ ブラジル アルゼ
ンチン
ドイツ フランス イタリア マレー
シア
インド 中国ちゅうごく 日本にっぽん 世界せかい
1人ひとりねん kg 42.4 34.8 77.2 68.7 45.8 48.3 135.5 12.5 21.0 19.1 22.0
パーム 7% 6% 0% 17% 9% 31% 56% 44% 22% 24% 32%
パームかく 2% 3% 0% 6% 1% 1% 36% 1% 1% 4% 3%
ヤシ 3% 0% 0% 6% 1% 2% 2% 3% 1% 2% 2%
だい豆油 61% 81% 82% 5% 15% 14% 4% 17% 39% 17% 28%
菜種油なたねあぶら 13% 1% 0% 58% 53% 8% 1% 16% 21% 44% 16%
ひまわり 2% 1% 16% 5% 12% 11% 0% 7% 1% 1% 8%
綿実油めんじつゆ 2% 5% 0% 0% 0% 1% 0% 6% 5% 0% 3%
ピーナッツオイル 1% 0% 0% 0% 1% 2% 0% 5% 7% 0% 3%
オリーブオイル 2% 1% 0% 1% 4% 27% 0% 0% 0% 2% 2%
コーン 6% 1% 0% 0% 2% 2% 0% 0% 1% 3% 2%
ごまあぶら 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 1% 1% 2% 1%
ひまし 0% 1% 0% 1% 2% 0% 0% 1% 1% 1% 0%
あまに 0% 0% 0% 1% 0% 0% 0% 0% 1% 0% 0%

マレーシアはパームやパームかくから脂肪酸しぼうさんなどを精製せいせい輸出ゆしゅつしているため、一人ひとりあたりの消費しょうひりょうおおきくなっている。

代替だいたいエネルギーとしての植物しょくぶつ

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植物しょくぶつ化石かせき燃料ねんりょうからの転換てんかんとして利用りよう増加ぞうかしつつある。植物しょくぶつバイオディーゼルもと通常つうじょうディーゼル燃料ねんりょうのように使用しよう可能かのうである。いくつかの調製ちょうせいされた植物しょくぶつ自動車じどうしゃ改造かいぞうせずにそのままで利用りようされるが調製ちょうせいされていない植物しょくぶつ粘性ねんせい表面張力ひょうめんちょうりょくらすために加熱かねつするひとし専用せんよう改造かいぞう必要ひつようである。べつ方法ほうほうとして植物しょくぶつあらためしつ英語えいごばんがある。

バイオディーゼルの入手にゅうしゅせい向上こうじょうしつつあるものの、いまだに化石かせき燃料ねんりょう比較ひかくすると貧弱ひんじゃくである。微細びさい燃料ねんりょう生成せいせいする目的もくてきだい規模きぼalgacultureほう研究けんきゅうすすめられている。

食料しょくりょうよりも燃料ねんりょうよう植物しょくぶつ生産せいさんやすために拡大かくだいつづけるだい規模きぼ農業のうぎょう開墾かいこんによる環境かんきょうへの影響えいきょうについての懸念けねん増大ぞうだいしつつある。これらの効果こうか/影響えいきょうは、具体ぐたいてき調査ちょうさ·評価ひょうかし、経済けいざいてきおよび生態せいたいがくてき、および燃料ねんりょうげん使用しよう関連かんれんした植物しょくぶつ燃料ねんりょう想定そうていされる恩恵おんけいとのバランスを勘案かんあんする必要ひつようがある。

 
ネブラスカしゅうだい豆油走行そうこうするバス[35]

バイオディーゼル

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世界せかいのバイオディーゼルの生産せいさん能力のうりょくは8せんまんトンと推定すいていされているが、2011ねん暦年れきねん)には20.6ひゃくまんトンが生産せいさんされた。これは2010/11ねん植物しょくぶつそう生産せいさんりょうの14%[ちゅう 6]である。2010年度ねんどのディーゼル燃料ねんりょう消費しょうひめるバイオディーゼルの割合わりあいは1.4%であった。

米国べいこくでは2.95ひゃくまんトン、ドイツ2.73ひゃくまんトンとフランス1.78ひゃくまんトンをふくめたEUで9.13ひゃくまんトン、アルゼンチン2.43ひゃくまんトン、ブラジル2.35ひゃくまんトン、インドネシア1.10ひゃくまんトンがおも生産せいさんこくぜん世界せかいで21.7ひゃくまんトンのバイオディーゼルが生産せいさんされた。ぜん世界せかいでのバイオディーゼルの生産せいさんりょうは2008ねんには14.3ひゃくまんトンであったが、年率ねんりつじゅうすうパーセントえており2011ねんには21.7ひゃくまんトンとなったがこれはそう植物しょくぶつ生産せいさんりょうやく14%であった。バイオディーゼル先進せんしんこくであるドイツ、フランス、アルゼンチンでは植物しょくぶつ消費しょうひ半分はんぶん以上いじょうがバイオディーゼル用途ようととなっている[34]。2010ねんのディーゼルとバイオディーゼルの比率ひりつぜん世界せかいでは100たい1.4、バイオディーゼルのだい生産せいさんこくである米国べいこくは100たい0.6[ちゅう 7]、ドイツは100たい4.5、アルゼンチンは100たい15.4、ブラジルは100たい4.8、フランスは100たい3.8であった。日本にっぽんのバイオディーゼルの年間ねんかん生産せいさんりょうは11まんバレルで100たい0.04、韓国かんこくは237まんバレルで100たい1.7であった。[36]

21世紀せいきはい各国かっこくではバイオ燃料ねんりょう消費しょうひ拡大かくだい政策せいさくっておりガソリンやディーゼルの5-10%をバイオ燃料ねんりょうえる計画けいかくである。米国べいこくでは2030ねんに30%とたかいバイオエタノールの目標もくひょうかかげている[37]

世界せかい経済けいざいのためのエネルギーの将来しょうらい

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地球ちきゅう内部ないぶ化石かせき燃料ねんりょう埋蔵まいぞうりょう有限ゆうげんである。現在げんざい世界せかいのエネルギー消費しょうひ英語えいごばんだい部分ぶぶん化石かせき燃料ねんりょう交通こうつう発電はつでん大半たいはん化石かせき燃料ねんりょう依存いぞんする。ハーバードのピーク理論りろん英語えいごばんはそれほどとおくない将来しょうらい石油せきゆ枯渇こかつ英語えいごばん予測よそくする。現時点げんじてんわたしたち経済けいざい複数ふくすう代替だいたい燃料ねんりょう転換てんかんをすすめる必要ひつようがある。化石かせき燃料ねんりょういちエネルギーエネルギー貯蔵ちょぞうという2つの問題もんだい将来しょうらいてき分割ぶんかつして解決かいけつできる見通みとおしである。植物しょくぶつ燃料ねんりょう英語えいごばんバイオディーゼルともに、将来しょうらい重要じゅうよう役割やくわりたす可能かのうせいのあるいくつかのエネルギー技術ぎじゅつ以下いかである。:

安全あんぜんせい

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植物しょくぶつによるプランテンもの

植物しょくぶつガソリン石油せきゆもとにしたディーゼル燃料ねんりょうエタノールメタノールのようなほか燃料ねんりょうよりも大幅おおはば毒性どくせい引火いんかてんたかく (およそ275-290 ℃)[38]偶発ぐうはつてき点火てんかのリスクを低減ていげんする。いくつかの植物しょくぶつ食用しょくようである。

あぶらしめ』・『あぶらいわい』は旧暦きゅうれき11がつ15にちおこなわれた行事ぎょうじで、貴重きちょうあぶら使つかった料理りょうり神前しんぜんそな収穫しゅうかくいわっていたこと発祥はっしょうで、のちふゆそなえてあぶら料理りょうりべる意味合いみあいが付加ふかされ全国ぜんこく各地かくちけんちんじるてんぷらきんぴらごぼうひとしあぶら料理りょうりべられるようになった。この習慣しゅうかん製油せいゆぎょうさかんな西日本にしにほんはじまり関東かんとう東北とうほくひろまっていった[39][40]

しょ使つかすみにはふるくは植物しょくぶつすすからつく油煙ゆえんすみまつヤニすすからつくまつけむりすみ(しょうえんぼく)が利用りようされており、近年きんねん鉱物こうぶつからの普及ふきゅうひんもあるが、菜種油なたねあぶらからつくられたすみ最上さいじょうわれている[41]

離宮りきゅう八幡宮はちまんぐう 神主かんぬしがエゴマから搾油さくゆしたのがくに製油せいゆはじまりといわれており、とう神社じんじゃあぶら製造せいぞう販売はんばい特権とっけんち、のちあぶらぎょうさかあぶらつくられるなどあぶらかかわりのふか神社じんじゃである。毎年まいとし4がつ3にちにはあぶらにまつわるにち使あたまさい(ひのとさい)がいわわれる。あぶらかか山地さんちぞういん西岸せいがんてら京都きょうと伏見ふしみ下油掛しもあぶらかけまち)も同様どうようあぶら商人しょうにんにちなんだものである[42]。また各地かくちあぶら製造せいぞう流通りゅうつう由来ゆらいする地名ちめいがある。れい油山あぶらやま福岡ふくおか)はあぶら製造せいぞうしていた、油堀あぶらぼりがわ東京とうきょう)、油屋あぶらやまち京都きょうと名古屋なごや)はあぶら販売はんばい荏原えばら(えばら)や荏田えだ(えだ)はあぶら原料げんりょうのエゴマにちな[43]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ この数値すうちおもである燈火ともしびよう消費しょうひふくまれているので現在げんざい食用しょくよう消費しょうひりょうとは比較ひかくできない。
  2. ^ 食用しょくよう切符きっぷ配給はいきゅう昭和しょうわ16ねん5がつ29にち 朝日新聞あさひしんぶん[13]
  3. ^ あぶらかてようちょく食分しょくぶんふくむのかは不明ふめい
  4. ^ 生食なましょくよう(maize green)をのぞく。
  5. ^ a b c 資料しりょう数値すうちは2010ねん10がつから2011ねん9がつ東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう数値すうち例年れいねんとはことなる可能かのうせいがある。
  6. ^ バイオディーゼルの精製せいせい工程こうていでの歩留ぶどまりやアルコール添加てんかなどがあるのであくまで参考さんこうである。
  7. ^ 2010ねん日産にっさん2まん2せんバレルと2008ねん50%、2009ねん65%とひくかったが、2011ねんは6まん3せんバレルであった。

出典しゅってん

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  1. ^ にちしんオイリオ あぶら歴史れきしはじめてものがたり」
  2. ^ 香川かがわけん農業のうぎょう試験場しけんじょう「オリーブいろいろ」
  3. ^ Coconut Research Center ココナッツ
  4. ^ Online Etymology Dictionary Oil
  5. ^ María Sánchez Galera, Juan y José María (2012). Vamos a Contar Mentiras. Edaf. ISBN 9788441432116 
  6. ^ ACEITE
  7. ^ 語源ごげん由来ゆらい辞典じてん あぶら
  8. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい 南部なんぶせんべい」
  9. ^ にちしんオイリオ 食用しょくようつくるのにどのくらいの原料げんりょう必要ひつようなの?」
  10. ^ biwa.ne.jp 植物しょくぶつ
  11. ^ 東京とうきょう問屋とんや市場いちば 江戸えどせき問屋とんや
  12. ^ 農林水産省のうりんすいさんしょう 植物しょくぶつめぐみで元気げんきに! 植物しょくぶつ
  13. ^ 昭和しょうわニュース辞典じてんだい7かん 昭和しょうわ14ねん-昭和しょうわ16ねん』p121 昭和しょうわニュース事典じてん編纂へんさん委員いいんかい 毎日まいにちコミュニケーションズかん 1994ねん
  14. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい 「6.植物しょくぶつ製造せいぞうほう
  15. ^ kotobank - 世界せかいだい百科ひゃっか事典じてん 植物しょくぶつ
  16. ^ 油脂ゆし工業こうぎょう会館かいかん 世界せかい油脂ゆし原料げんりょう事情じじょう 平成へいせい16ねん3がつ
  17. ^ 日本油脂にほんゆし検査けんさ協会きょうかい 「JASとは」
  18. ^ 日本油脂にほんゆし検査けんさ協会きょうかい 「JAS規格きかく
  19. ^ 日本にっぽん食品しょくひん分析ぶんせきセンター 「ベンゾピレン分析ぶんせきかんする緊急きんきゅうメニューのおらせ」
  20. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい 「1.植物しょくぶつのルーツ - 植物しょくぶつ原材料げんざいりょう
  21. ^ 地球ちきゅう環境かんきょうセンター 「マレーシアにおけるパームオイル廃液はいえき調査ちょうさ仮題かだい)」
  22. ^ kotobank - 日立ひたちソリューションズ・世界せかいだい百科ひゃっか事典じてん 「パーム
  23. ^ 島根大学しまねだいがく生物せいぶつ資源しげん科学かがく 比較ひかく作物さくもつろん だい6かい あぶらりょう作物さくもつ 後編こうへん
  24. ^ メタボ-ダイエット 食品しょくひん成分せいぶんひょう こめぬか」
  25. ^ にちしんオイリオ 植物しょくぶつには、どんな種類しゅるいがあるの?」
  26. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい - ISTA Mielkeしゃ「Oil World「1.1 世界せかいあぶらかて種子しゅし生産せいさん
  27. ^ USDA Table 13 Peanut
  28. ^ FAOSTAT download 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい資料しりょう掲載けいさいされていなかったのでFAOから直接ちょくせつ転記てんきデータは2010年度ねんど
  29. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい - ISTA Mielkeしゃ「Oil World「1.2 世界せかいあぶらかて種子しゅし貿易ぼうえき
  30. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい - ISTA Mielkeしゃ「Oil World「2.1 世界せかい植物しょくぶつ生産せいさん
  31. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい 資料集しりょうしゅう https://www.oil.or.jp/kiso/seisan/seisan10_01.html]
  32. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい - ISTA Mielkeしゃ「Oil World「2.2 植物しょくぶつ貿易ぼうえき
  33. ^ 2011/12年度ねんどのロシアの| 輸出ゆしゅつは10/11年度ねんどの6ばいの1.2ひゃくまんトンと予測よそくされている。
  34. ^ a b 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい - ISTA Mielkeしゃ「Oil World「3.1 1にんたり消費しょうひりょう世界せかい比較ひかく
  35. ^ [1] [リンク]
  36. ^ US Energy Information Administration International Energy Statistics
  37. ^ 日本にっぽんエネルギー経済けいざい研究所けんきゅうじょ 日本にっぽんにおけるバイオディーゼル導入どうにゅうについて」
  38. ^ [2] [リンク]
  39. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい あぶらいわいとは」
  40. ^ ミキ薬局やっきょく 行事ぎょうじしょく No.43 あぶらいわい・あぶらしめ」
  41. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい 油煙ゆえんすみ
  42. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい あぶらにまつわる神仏しんぶつ
  43. ^ 日本にっぽん植物しょくぶつ協会きょうかい あぶらにちなむ地名ちめい

関連かんれん項目こうもく

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