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第21回参議院議員通常選挙 - Wikipedia
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第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ

2007年ねんに行おこなわれた日本にっぽんの参議院さんぎいん選挙せんきょ

第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ（だい21かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ）は、2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ29日にちに日本にっぽんで行おこなわれた国会こっかい（参議院さんぎいん）議員ぎいんの選挙せんきょである。

日本の旗 第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ 国会議事堂
内閣ないかく 第だい1次じ安倍あべ内閣ないかく
任期にんき満了まんりょう日び 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ28日にち
公示こうじ日び 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ12日にち
投票とうひょう日び 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ29日にち
選挙せんきょ制度せいど 選挙せんきょ区く制せい 73（）
非ひ拘束こうそく名簿めいぼ式しき比例ひれい代表だいひょう制せい 48（）
改選かいせん数すう 121（）
議席ぎせき内訳うちわけ

選挙せんきょ後ごの党派とうは別べつ議席ぎせき数すう
有権者ゆうけんしゃ 満まん20歳さい以上いじょうの日本にっぽん国民こくみん
有権者ゆうけんしゃ数すう 1億おく371万まん35人にん
投票とうひょう率りつ 58.64%（増加2.07%）
各党かくとう別べつ勢力せいりょく
党とう順じゅん 第だい1党とう 第だい2党とう 第だい3党とう
画像がぞう
党とう色しょく      
党名とうめい 民主党みんしゅとう 自由民主党じゆうみんしゅとう 公明党こうめいとう
党首とうしゅ 小沢おざわ一郎いちろう 安倍晋三あべしんぞう 太田おおた昭宏あきひろ
就任しゅうにん日び 2006年ねん4月がつ7日にち 2006年ねん9月がつ20日はつか 2006年ねん9月がつ30日にち
前回ぜんかい(3年ねん前まえ) 50 49 11
非ひ改選かいせん議席ぎせき 49 46 11
改選かいせん議席ぎせき 32 64 12
獲得かくとく議席ぎせき 60 37 9
増減ぞうげん 28 27 3
選挙せんきょ前ぜん議席ぎせき 81 110 23
選挙せんきょ後ご議席ぎせき 109 83 20
得票とくひょう数すう(選せん) 2400万まん6817票ひょう 1860万まん6193票ひょう 353万まん4672票ひょう
得票とくひょう率りつ(選せん) 40.45% 31.35% 5.96%
得票とくひょう数すう(比ひ) 2325万まん6247票ひょう 1654万まん4671票ひょう 776万まん5329票ひょう
得票とくひょう率りつ(比ひ) 39.48% 28.08% 13.18%
党とう順じゅん 第だい4党とう 第だい5党とう 第だい6党とう
画像がぞう
党とう色しょく      
党名とうめい 日本にっぽん共産党きょうさんとう 社会しゃかい民主党みんしゅとう 国民こくみん新党しんとう
党首とうしゅ 志位しい和夫かずお 福島ふくしま瑞穂みずほ 綿貫わたぬき民輔たみすけ
就任しゅうにん日び 2000年ねん11月24日にち 2003年ねん11月15日にち 2005年ねん8月がつ17日にち
前回ぜんかい(3年ねん前まえ) 4 2 新党しんとう
非ひ改選かいせん議席ぎせき 4 2 2
改選かいせん議席ぎせき 5 3 2
獲得かくとく議席ぎせき 3 2 2
増減ぞうげん 2 1
選挙せんきょ前ぜん議席ぎせき 9 5 4
選挙せんきょ後ご議席ぎせき 7 4 4
得票とくひょう数すう(選せん) 516万まん4572票ひょう 135万まん2018票ひょう 111万まん1005票ひょう
得票とくひょう率りつ(選せん) 8.70% 2.28% 1.87%
得票とくひょう数すう(比ひ) 440万まん7932票ひょう 263万まん4713票ひょう 126万まん9209票ひょう
得票とくひょう率りつ(比ひ) 7.48% 4.47% 2.15%
党とう順じゅん 第だい7党とう
画像がぞう
党とう色しょく  
党名とうめい 新党しんとう日本にっぽん
党首とうしゅ 田中たなか康夫やすお
就任しゅうにん日び 2005年ねん8月がつ21日にち
前回ぜんかい(3年ねん前まえ) 新党しんとう
非ひ改選かいせん議席ぎせき 0
改選かいせん議席ぎせき 0
獲得かくとく議席ぎせき 1
増減ぞうげん 1
選挙せんきょ前ぜん議席ぎせき 0
選挙せんきょ後ご議席ぎせき 1
得票とくひょう数すう(比ひ) 177万まん707票ひょう
得票とくひょう率りつ(比ひ) 3.01%
選挙せんきょ状じょう況きょう


各かく選挙せんきょ区くにおける党派とうは別べつ獲得かくとく議席ぎせき及および得票とくひょう率りつ
 < 2004年ねん2010年ねん > 
参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ

概要がいよう

編集へんしゅう

郵政ゆうせい造反ぞうはん組ぐみ復ふく党とう問題もんだいや年金ねんきん問題もんだい、相次あいつぐ閣僚かくりょうの不祥事ふしょうじ等ひとしが重かさなったことを主おも要因よういんとして、自由民主党じゆうみんしゅとうの獲得かくとく議席ぎせき数すうは37議席ぎせきと第だい15回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ（1989年ねん）以来いらいの歴史れきし的てき大敗たいはいを喫きっし、1955年ねん結党けっとう以来いらい初はじめて他た党とうに参議院さんぎいん第だい1党とうの座ざを譲ゆずった。改選かいせん議席ぎせき数すうの確保かくほを目指めざしていた公明党こうめいとうは神奈川かながわ県けん・埼玉さいたま県けん・愛知あいち県けんの各かく選挙せんきょ区くで現職げんしょく議員ぎいんが落選らくせん、比例ひれいでも票ひょうが伸のびず議席ぎせきを減へらした。

一方いっぽう、野党やとう第だい1党とうの民主党みんしゅとうは追おい風かぜを受うけ60議席ぎせきを獲得かくとくし、参議院さんぎいんで第だい1党とうとなった。自民じみん・民主みんしゅの二に大だい政党せいとうの争あらそいに埋没まいぼつした共産きょうさん・社民しゃみん両りょう党とうは苦戦くせんし、議席ぎせきを減へらした。国民こくみん新党しんとうは現有げんゆう議席ぎせき数すうを維持いじし、新党しんとう日本にっぽんは1議席ぎせきを確保かくほした。非ひ改選かいせん議席ぎせきと合計ごうけいすると137議席ぎせきとなり、野党やとうは参議院さんぎいんにおける安定あんてい多数たすうを確保かくほした。

選挙せんきょデータ

編集へんしゅう

内閣ないかく

編集へんしゅう

公示こうじ日び

編集へんしゅう

投票とうひょう日び

編集へんしゅう
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ29日にち
原則げんそく午後ごご8時じまで。市町村しちょうそん合併がっぺいが行おこなわれた自治体じちたいや島嶼とうしょ地区ちく等とうでは開票かいひょう所しょへの迅速じんそく化かを理由りゆうに繰くり上あげる選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かいがあった。
期日きじつ前ぜん投票とうひょうは、公示こうじ日びの翌日よくじつから投票とうひょう日びの前日ぜんじつまでの間あいだに可能かのう。ただし、新潟にいがた県けん中越なかこし沖おき地震じしんにより、被災ひさい地ちの一部いちぶで地震じしん発生はっせい後ご中止ちゅうし。
投票とうひょう日びの前日ぜんじつの7月がつ28日にちまでに期日きじつ前ぜん投票とうひょうを済すませた有権者ゆうけんしゃの数かずは10,798,997人にんであった（前回ぜんかいは7,171,390人にん）[1]。

改選かいせん数すう

編集へんしゅう
公職こうしょく選挙せんきょ法ほう改正かいせいにより選挙せんきょ区くの4増ぞう4減げんが決定けっていし、今こん選挙せんきょで2増ぞう2減げんが実施じっしされた。
増員ぞういん区く：東京とうきょう都と（ 1）、千葉ちば県けん（ 1）
減員げんいん区く：栃木とちぎ県けん（ 1）、群馬ぐんま県けん（ 1）
各かく選挙せんきょ区くの改選かいせん数すう
 

　※ 太字ふとじは定数ていすう改選かいせんの選挙せんきょ区く。

選挙せんきょ制度せいど

編集へんしゅう

投票とうひょう方法ほうほう

編集へんしゅう
秘密ひみつ投票とうひょう、単記たんき投票とうひょう、2票ひょう制せい（選挙せんきょ区く・比例ひれい区く）

選挙せんきょ権けん

編集へんしゅう
満まん20歳さい以上いじょうの日本にっぽん国民こくみん

被選挙権ひせんきょけん

編集へんしゅう
満まん30歳さい以上いじょうの日本にっぽん国民こくみん

有権者ゆうけんしゃ数すう

編集へんしゅう
103,710,035（男性だんせい：50,165,739 女性じょせい：53,544,296）
詳細しょうさいは「在外ざいがい選挙せんきょ」および「在外ざいがい日本人にっぽんじん選挙せんきょ権けん訴訟そしょう」を参照さんしょう
本ほん選挙せんきょより、公職こうしょく選挙せんきょ法ほうの改正かいせいを受うけて、これまで比例ひれい区くに関かんする投票とうひょうのみが認みとめられていた在外ざいがい選挙せんきょが、選挙せんきょ区く選挙せんきょについても認みとめられることとなった。最終さいしゅう居住きょじゅう地ちまたは本籍ほんせき地ちの選挙せんきょ区くでの投票とうひょうが認みとめられる。

一票いっぴょうの格差かくさ

編集へんしゅう
詳細しょうさいは「一票いっぴょうの格差かくさ」を参照さんしょう

選挙せんきょ啓発けいはつ

編集へんしゅう

同日どうじつ実施じっしの選挙せんきょ等とう

編集へんしゅう
補欠ほけつ選挙せんきょ
本来ほんらい、衆議院しゅうぎいん議員ぎいんないしは参議院さんぎいん議員ぎいんの補欠ほけつ選挙せんきょは4月がつまたは10月がつの第だい4日曜日にちようびに実施じっしされる統一とういつ補欠ほけつ選挙せんきょによって、選挙せんきょを行おこなうのが基本きほん的てきだが、大だい規模きぼな国政こくせい選挙せんきょ（参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ）が実施じっしされていた機会きかいということもあって、統一とういつ補欠ほけつ選挙せんきょではない時ときに衆議院しゅうぎいんの岩手いわて1区くと熊本くまもと3区くの補欠ほけつ選挙せんきょが同時どうじに行おこなわれた。こうしたケースは、初はつである。特とくに、衆議院しゅうぎいん熊本くまもと3区く補欠ほけつ選挙せんきょは、第だい1次じ安倍あべ内閣ないかくにおいて農相のうしょうを務つとめていた松岡まつおか利勝としかつ（衆議院しゅうぎいん熊本くまもと3区く選出せんしゅつ）が第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ前まえに逝去せいきょしたことに伴ともなう補欠ほけつ選挙せんきょである。
選挙せんきょ期間きかん中ちゅうに行おこなわれた選挙せんきょ

選挙せんきょ活動かつどう

編集へんしゅう

党派とうは別べつ立候補者りっこうほしゃ数すう

編集へんしゅう
党派とうは 計けい 内訳うちわけ 男性だんせい 女性じょせい 選挙せんきょ区く 比例ひれい区く 議席ぎせき
現げん 元もと 新しん 計けい 現げん 元もと 新しん 男性だんせい 女性じょせい 計けい 現げん 元もと 新しん 男性だんせい 女性じょせい 改選かいせん 非ひ改選かいせん 公示こうじ前まえ
自由民主党じゆうみんしゅとう 83 43 2 38 70 13 48 30 0 18 45 3 35 13 2 20 25 10 64 46 110
公明党こうめいとう 22 12 0 10 18 4 5 5 0 0 4 1 17 7 0 10 14 3 12 11 23
民主党みんしゅとう 80 24 1 55 61 19 45 16 0 29 34 11 35 8 1 26 27 8 32 49 81
日本にっぽん共産党きょうさんとう 63 2 4 57 41 22 46 0 3 43 32 14 17 2 1 14 9 8 5 4 9
社会しゃかい民主党みんしゅとう 23 1 0 22 17 6 14 0 0 14 10 4 9 1 0 8 7 2 3 3 6
国民こくみん新党しんとう 23 1 1 21 16 7 9 1 0 8 4 5 14 0 1 13 12 2 2 2 4
新党しんとう日本にっぽん 3 0 0 3 3 0 － － － － － － 3 0 0 3 3 0 0 0 0
無所属むしょぞく 34 1 3 30 29 5 34 1 3 34 29 5 － － － － － － 1 6 7
女性じょせい党とう 12 12 0 0 0 12 － － － － － － 12 0 0 12 0 12 0 0 0
維新いしん政党せいとう・新風しんぷう 10 0 0 10 10 0 7 0 0 7 7 0 3 0 0 3 3 0 0 0 0
9条じょうネット 10 0 1 9 8 2 1 0 0 1 0 1 9 0 1 8 8 1 0 0 0
共生きょうせい新党しんとう 10 0 0 10 9 1 5 0 0 5 5 0 5 0 0 5 4 1 0 0 0
議員ぎいんを半減はんげんさせる会かい 1 1 0 0 1 0 1 0 0 1 1 0 － － － － － － 0 0 0
日本にっぽんスマイル党とう 1 1 0 0 1 0 1 0 0 1 1 0 － － － － － － 0 0 0
世界せかい経済けいざい共同きょうどう体たい党とう 1 1 0 0 1 0 1 0 0 1 1 0 － － － － － － 0 0 0
新党しんとうフリーウェイクラブ 1 1 0 0 1 0 1 0 0 1 1 0 － － － － － － 0 0 0
欠員けついん － － － － － － － － － － － － － － － － － － 2 0 2
総計そうけい 377 84 12 281 286 91 218 53 6 159 174 44 159 31 6 122 112 47 121 121 242
出典しゅってん：総務そうむ省しょう

選挙せんきょ期間きかん中ちゅうの出来事できごと

編集へんしゅう
  • 7月がつ12日にち：公示こうじ
  • 7月がつ13日にち - 7月がつ15日にち：台風たいふう4号ごうが襲おそい、各かく陣営じんえいは運動うんどうの中断ちゅうだんを余儀よぎなくされる
  • 7月がつ16日にち：新潟にいがた県けん中越なかこし沖おき地震じしん
  • 7月がつ19日にち：共産党きょうさんとうの機関きかん紙ししんぶん赤旗あかはた日曜にちよう版ばんが塩崎しおざき官房かんぼう長官ちょうかんの事務所じむしょ費ひ問題もんだいを報ほうじる
    • 読売新聞よみうりしんぶんが序盤じょばん選挙せんきょ情勢じょうせいを報ほうじる
  • 7月がつ20日はつか：朝日新聞あさひしんぶんが序盤じょばん選挙せんきょ情勢じょうせいを報ほうじる
  • 7月がつ25日にち：読売新聞よみうりしんぶんが終盤しゅうばん選挙せんきょ情勢じょうせいを報ほうじる
  • 7月がつ27日にち：朝日新聞あさひしんぶんが終盤しゅうばん選挙せんきょ情勢じょうせいを報ほうじる
    • 赤城あかぎ農水のうすい大臣だいじんが政治せいじ活動かつどう費ひを二に重じゅう計上けいじょうしていたことを各紙かくし報ほうじる
  • 7月がつ28日にち：選挙せんきょ戦せん最終さいしゅう日び
  • 7月がつ29日にち：投開票とうかいひょう

政府せいふによる日程にってい変更へんこう

編集へんしゅう

当初とうしょは7月がつ5日にち公示こうじ、7月がつ22日にち投開票とうかいひょうという予定よていだった。これは、公職こうしょく選挙せんきょ法ほう32条じょう2項こうで参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょは「参議院さんぎいん開会かいかい中ちゅう又または参議院さんぎいん閉会へいかいの日ひから23日にち以内いないにかかる場合ばあいにおいては、通常つうじょう選挙せんきょは、参議院さんぎいん閉会へいかいの日ひから24日にち以後いご30日にち以内いないに行おこなう」と規定きていされており、第だい166回かい国会こっかいの会期かいき末まつである6月23日にちから設定せっていされた日程にっていであるためである。

しかし、「年金ねんきん時効じこう撤廃てっぱい法ほう」「公務員こうむいん改革かいかく法ほう」などを会期かいき中ちゅうに成立せいりつさせたいという安倍晋三あべしんぞう首相しゅしょうの意向いこうにより、政府せいふ与党よとう内ないで会期かいきを（選挙せんきょ日程にっていの延期えんきが発生はっせいしない）5日間にちかんから1〜2週間しゅうかん程度ていど延長えんちょうすることが検討けんとうされた。最終さいしゅう的てきに12日にちの会期かいき延長えんちょうが政府せいふ与党よとう内うちで決定けっていされ、6月22日にちに衆議院しゅうぎいん本ほん会議かいぎで12日間にちかんの会期かいき延長えんちょうが可決かけつされた。これにより、公示こうじ日びと投開票とうかいひょう日びはそれぞれ1週間しゅうかん遅おくれ、7月がつ12日にち公示こうじ、同どう29日にち投票とうひょうという日程にっていで、6月26日にちに閣議かくぎ決定けっていされた。

7月がつ22日にち投開票とうかいひょうという予定よていで投開票とうかいひょう所しょ確保かくほや人員じんいん確保かくほを進すすめてきた全国ぜんこく各かく地域ちいきの市町村しちょうそん選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かいは対応たいおうに追おわれた。全国ぜんこくでそれ以前いぜんからこの28日にちからの週末しゅうまつに予定よていされていた夏なつ祭まつりや花火はなび大会たいかいと選挙せんきょ日びがぶつかり、夏なつ祭まつりの日程にっていを急遽きゅうきょ変更へんこうするといった事例じれいが多数たすう報告ほうこくされた。7月28日にちに実施じっしされた隅田川すみだがわ花火はなび大会たいかいでは、29日にちが予備よび日び（28日にち荒天こうてん時じの順延じゅんえん日び）となっていたが、選挙せんきょの日程にってい変更へんこうにより警備けいび上うえなどの理由りゆうから予備よび日びが設もうけられないこととなった（本年ほんねんや同日どうじつが投票とうひょう日びであった2001年ねんには、選挙せんきょ前日ぜんじつに大勢おおぜいの人出ひとでが見込みこまれる格好かっこうの舞台ぶたいということもあり、この周辺しゅうへんにて選挙せんきょ活動かつどうを行おこなった候補者こうほしゃもおり、一時いちじ混乱こんらんに陥おちいった）。また、群馬ぐんま県けんでは22日にちに県知事けんちじ選挙せんきょを実施じっしするため2週しゅう連続れんぞく選挙せんきょが実施じっしされ、これに関かんして立候補りっこうほ予定よてい者しゃなどより遊ゆう説せつなどのスケジュールの混乱こんらんが出でるとして、批判ひはんがあった。また、佐賀さが県けんでは28日にちから高校こうこう総体そうたいが開催かいさいされるため、投票とうひょう所しょに予定よていしていた一部いちぶ会場かいじょうが使つかえなくなるというトラブルもあった。会期かいき延長えんちょう・選挙せんきょ遅滞ちたいに抗議こうぎして引退いんたいを決きめた議員ぎいんも現あらわれた。

党派とうはの動うごき

編集へんしゅう

与党よとう

編集へんしゅう
5月時点じてんでは支持しじ率りつで民主党みんしゅとうに対たいし若干じゃっかん優勢ゆうせいの状況じょうきょうにあり[2]、当初とうしょ憲法けんぽう改正かいせいなどを争点そうてんにする考かんがえだったが、消きえた年金ねんきん問題もんだい発覚はっかくによって争点そうてんが移うつり、当初とうしょの目論もくろみは崩くずれた。自民党じみんとうは、地方ちほうにおける格差かくさ問題もんだいなどを背景はいけいとして「成長せいちょうを実感じっかんに!」をテーマに、第だい166回かい国会こっかいで成立せいりつした社会保険庁しゃかいほけんちょうの6分割ぶんかつ法ほうや公務員こうむいん法ほう改正かいせい、教育きょういく再生さいせい関連かんれん法ほうなどの実績じっせきを強調きょうちょうした。
選挙せんきょ期間きかん直前ちょくぜんに起おきた年金ねんきん問題もんだいについて、民主党みんしゅとう代表だいひょう代行だいこう・菅かん直人なおと（年金ねんきん記録きろく問題もんだいの遠因えんいんの一ひとつでもある年金ねんきん番号ばんごう統合とうごう実施じっし時じの厚生こうせい大臣だいじん）の責任せきにんを問とう内容ないようのパンフレットを公開こうかい・配布はいふし、民主党みんしゅとうを攻撃こうげき・批判ひはん。また、選挙せんきょ期間きかん中ちゅうに、総務そうむ省しょうに設置せっちした第三者だいさんしゃ委員いいん会かいにおける年金ねんきん時効じこう救済きゅうさいや年金ねんきん特別とくべつ便びんなどを2008年ねんまでに送おくる方針ほうしんを発表はっぴょうしたものの、選挙せんきょ中ちゅうの発表はっぴょうであり後手ごてに回まわった印象いんしょうを与あたえた。
選挙せんきょ公約こうやくでは7つの重点じゅうてん政策せいさくと155の約束やくそくを掲かかげた。ポスターは青あおを基調きちょうとしたものを用もちい、総理そうり大臣だいじん安倍晋三あべしんぞうの掲かかげる「美うつくしい国くに」づくりを訴うったえた。
争点そうてんの一ひとつとなったカネの問題もんだいについて、選挙せんきょ前まえに明あきらかになった農水のうすい大臣だいじん・赤城あかぎ徳彦とくひこの事務所じむしょ費ひ問題もんだいについては具体ぐたい的てきな使途しとの公開こうかいは行おこなわなかった。
安倍あべは、当初とうしょ「私わたしを選えらぶか小沢おざわさんを選えらぶか」と民主党みんしゅとうとの対決たいけつを強調きょうちょうしたが、その後ごは勝敗しょうはいラインを明あきらかにせず、結果けっかにかかわらず続投ぞくとうする姿勢しせいを見みせた。
「命いのちのマニフェスト」を掲かかげ、ドクターヘリの整備せいびや、がん対策たいさくの充実じゅうじつなどを訴うったえた

野党やとう

編集へんしゅう
小沢おざわ代表だいひょうは選挙せんきょ前まえから農村のうそん中心ちゅうしんの1人ひとり区くを訪問ほうもんし、1人ひとり区くでは社会しゃかい民主党みんしゅとう・国民こくみん新党しんとうなどと野党やとう共闘きょうとうを実現じつげんさせた。公示こうじ後ごも、都市とし部ぶをほとんど回まわらず、1人ひとり区くの農村のうそんを中心ちゅうしんに遊説ゆうぜいを行おこない、地元じもとの東北とうほくをはじめとして、従来じゅうらい、自由民主党じゆうみんしゅとうの地盤じばんとされてきた1人ひとり区くでの勝利しょうりに繋つながった。
政府せいふが大だい規模きぼ農家のうかや共同きょうどう営農えいのうする者ものにしか価格かかく補償ほしょうしないことに対たいして、民主党みんしゅとうは戸別こべつ価格かかく補償ほしょう政策せいさくを訴うったえ、全戸ぜんこに価格かかく補償ほしょうすることをマニフェストに掲かかげた。さらに「生活せいかつが第だい一いち。」と、国民こくみんの生活せいかつ重視じゅうしの政策せいさくを訴うったえた。第だい166回かい国会こっかいで、民主党みんしゅとうの長ちょう妻つま昭あきらが指摘してきした年金ねんきん記録きろく問題もんだいを追おい風かぜとして、年金ねんきん通帳つうちょうの交付こうふや、最低さいてい保障ほしょう年金ねんきんを全額ぜんがく税ぜい方式ほうしきとし、比例ひれい部分ぶぶんを保険ほけん料りょうとする年金ねんきん制度せいど改革かいかく案あん、1人ひとり月額げつがく2万まん6000円えんの「子こども手当てあて」の支給しきゅう、農業のうぎょうの「戸別こべつ所得しょとく補償ほしょう制度せいど」を3つの柱はしらとした運動うんどうを展開てんかいした。
「たしかな野党やとう」として、ストップ貧困ひんこんなど格差かくさ是正ぜせい策さくや護憲ごけんを重点的じゅうてんてきに訴うったえたものの十分じゅうぶんな支持しじが得えられず後退こうたいした。前回ぜんかいに引ひき続つづき、沖縄おきなわ県けんを除のぞく全ぜん選挙せんきょ区くに候補こうほを擁立ようりつしたが全滅ぜんめつ。特とくに、前まえ職しょくのいた東京とうきょう都とでは、定数ていすう増ぞうにもかかわらず後継こうけいの新人しんじんが落選らくせんし、これで非ひ改選かいせんも含ふくめて、選挙せんきょ区くの全ぜん議席ぎせきを失うしなった。
比例ひれい区くでの得票とくひょう数すうは増加ぞうかし、共産党きょうさんとう本部ほんぶは「地歩ちほを維持いじすることができた」としたものの、絶対ぜったい得票とくひょう率りつの減少げんしょうは歯止はどめが掛かかっていない。なお、選挙せんきょ区くでは東京とうきょう都と選挙せんきょ区く・京都きょうと府ふ選挙せんきょ区く・大阪おおさか府ふ選挙せんきょ区くは獲得かくとく票数ひょうすうが増加ぞうかしたものの、全国ぜんこく合計ごうけいでの獲得かくとく票ひょうは減少げんしょうした。
「『暮くらし』『憲法けんぽう9条じょう』『年金ねんきん』があぶない」として、格差かくさ是正ぜせい・護憲ごけん・年金ねんきん救済きゅうさいを主張しゅちょうしたが、自民党じみんとうが憲法けんぽう改正かいせいを争点そうてんにする方針ほうしんを変更へんこうしたことなどもあって、6年ねん前まえの選挙せんきょより議席ぎせきを減へらした。比例ひれい区くは2議席ぎせきにとどまり、選挙せんきょ区くでも議席ぎせきを回復かいふくできず、唯一ゆいいつ可能かのう性せいのあった大分おおいた県けん選挙せんきょ区くでは、民主みんしゅ県連けんれんが独自どくじ候補こうほ擁立ようりつを強行きょうこうし、共倒ともだおれした。
「ぶれない・媚こびない・驕おごらない」として、選挙せんきょ区くでの候補こうほが当選とうせんするなど一定いっていの支持しじを集あつめた。与党よとうの議席ぎせき数すうが過半数かはんすうをわずかに割わるような場合ばあいにはキャスティングボートを握にぎるとして与党よとうに協力きょうりょくする余地よちのある発言はつげんを行おこなった幹部かんぶもいたが、その可能かのう性せいが無なくなると野党やとうとして活動かつどうすることを鮮明せんめいにした。選挙せんきょ区くでは、野党やとう共闘きょうとうとして戦たたかった島根しまねで公認こうにん候補こうほが当選とうせんしたものの、唯一ゆいいつの現職げんしょく候補こうほであった大分おおいたや島根しまね同様どうように野党やとう共闘きょうとうとして戦たたかった群馬ぐんまなどでは落選らくせんした。比例ひれい区くでは、郵政ゆうせい造反ぞうはん組ぐみを中心ちゅうしんに元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんや有名ゆうめい実業じつぎょう家か、元もとペルー大統領だいとうりょうなどといった個性こせい的てきな候補者こうほしゃを多数たすう擁立ようりつしたものの、1議席ぎせきの獲得かくとくに留とどまった。
田中たなか代表だいひょう自みずからが「増税ぞうぜいなき財政ざいせい再建さいけんは可能かのう」と主張しゅちょうした。選挙せんきょ直前ちょくぜんには、現職げんしょくの元もと自民党じみんとう議員ぎいんが離党りとうした。選挙せんきょ中ちゅうの世論せろん調査ちょうさでは議席ぎせきの獲得かくとくは微妙びみょうと見みられていたが、田中たなかの知名度ちめいどなどによって、議席ぎせきの獲得かくとくに成功せいこうした。比例ひれい得票とくひょう率りつは、同おなじ1議席ぎせきながら、国民こくみん新党しんとうを上回うわまわった。

諸派しょは

編集へんしゅう
女性じょせい党とう（町山まちやま恵子けいこ代表だいひょう）は前回ぜんかい比例ひれいで議席ぎせき獲得かくとくまであと9万まん票ひょうまで迫せまり、今回こんかいは候補者こうほしゃを増ふやして臨のぞんだが得票とくひょうを減へらした。9条じょうネット（前田まえだ知とも克かつ代表だいひょう）は「9条じょう護憲ごけん」を柱はしらに、一部いちぶで社民しゃみんとの選挙せんきょ協力きょうりょくを行おこなった。維新いしん政党せいとう・新風しんぷう（魚谷うおたに哲央てつお代表だいひょう）は、右派うはに人気にんきのブロガーを擁立ようりつした。共生きょうせい新党しんとう（黒川くろかわ紀章きしょう党首とうしゅ）は、党首とうしゅ夫妻ふさい個人こじんの知名度ちめいどからマスコミに取とり上あげられた。議員ぎいんを半減はんげんさせる会かい（須田すだ喜久夫きくお代表だいひょう）・日本にっぽんスマイル党とう（マック赤坂あかさか総裁そうさい）・世界せかい経済けいざい共同きょうどう体たい党とう（又吉またよしイエス代表だいひょう）・新党しんとうフリーウェイクラブ（和合わごう秀典ひでのり代表だいひょう）も候補こうほを擁立ようりつしたものの、いずれの政党せいとうも議席ぎせきの獲得かくとくはならなかった。

キャッチコピー

編集へんしゅう
  • 自由民主党じゆうみんしゅとう：「成長せいちょうを実感じっかんに!」　※ 選挙せんきょ後半こうはんになり「改革かいかく実行じっこう力りょく 自民党じみんとう」を多用たようするようになった。
  • 民主党みんしゅとう　　：「国民こくみんの生活せいかつが第だい一いち。」
  • 公明党こうめいとう　　：「未来みらいに責任せきにんを持もつ政治せいじ。」
  • 日本にっぽん共産党きょうさんとう：「『たしかな野党やとう』として、くらしと平和へいわを守まもりぬきます。」
  • 社会しゃかい民主党みんしゅとう：「9条じょうと年金ねんきんがあぶない 今回こんかいは社民党しゃみんとうへ」
  • 国民こくみん新党しんとう　：「正々堂々せいせいどうどう、『抵抗ていこう勢力せいりょく』」
  • 新党しんとう日本にっぽん　：「新あたらしい日本にっぽん宣言せんげん。」

マニフェスト

編集へんしゅう
民間みんかん団体だんたいによるマニフェストの評価ひょうか
編集へんしゅう
経済同友会けいざいどうゆうかい、連合れんごう、日本にっぽん青年せいねん会議かいぎ所しょ、PHP総合そうごう研究所けんきゅうじょ、言論げんろんNPO、日本にっぽん総合そうごう研究所けんきゅうじょ、構想こうそう日本にっぽん、チーム・ポリシーウォッチ、全国ぜんこく知事ちじ会かいの9団体だんたいが検証けんしょう結果けっかを発表はっぴょう。

主おもな争点そうてん

編集へんしゅう

政策せいさく

編集へんしゅう

政局せいきょく

編集へんしゅう

その他た

編集へんしゅう

選挙せんきょ特別とくべつ番組ばんぐみ

編集へんしゅう

テレビ

編集へんしゅう
地上波ちじょうは
CS・ケーブルテレビ
  • 日にっテレNEWS24『開票かいひょう速報そくほう!どうなる安倍あべ政権せいけん Breaking The 参議院さんぎいん』
  • TBSニュースバード『2007年ねん参議院さんぎいん選挙せんきょ・すべて見みせます!最終さいしゅう議席ぎせきまで』
  • 朝日あさひニュースター『報道ほうどう特番とくばん2007 選択せんたくの時とき』

ラジオ

編集へんしゅう
全国ぜんこくネットした番組ばんぐみ
  • TBSラジオ『JRN報道ほうどう特別とくべつ番組ばんぐみ 参議院さんぎいん選挙せんきょ開票かいひょうスペシャル「どうなる安倍あべ政権せいけん!?〜参院さんいん選せんでバトルトーク!」』
  • 文化放送ぶんかほうそう『参院さんいん選せん開票かいひょうスペシャル「日本にっぽんのあしたはどっちだ！〜ソコダイジナトコ〜」』
  • ニッポン放送にっぽんほうそう『参議院さんぎいん選挙せんきょ開票かいひょうスペシャル どうなる獲得かくとく議席ぎせき』
  • TOKYO FM『選挙せんきょ特番とくばん「美うつくしい日本にっぽんの未来みらいに何なにが必要ひつようか？」』
関西かんさいローカル
  • MBSラジオ『はやみみ選挙せんきょ!いまこそ決きめる、あんたが大将たいしょう!』
  • ABCラジオ『ABC参議院さんぎいん選挙せんきょ開票かいひょうスペシャル「安倍あべ総理そうりの通信つうしん簿ぼ」』

選挙せんきょ結果けっか

編集へんしゅう

今回こんかいの選挙せんきょにおいては、12年ねんに1回かいの亥年いどし選挙せんきょであることから投票とうひょう率りつの伸のび悩なやみが予測よそくされていたが、自民党じみんとう政権せいけんに対たいする強つよい批判ひはんや1人ひとり区くを中心ちゅうしんに激戦げきせん区くが多おおかった点てんなども反映はんえいして投票とうひょう率りつは前回ぜんかい選挙せんきょより2%ほど上昇じょうしょうした。また期日きじつ前ぜん投票とうひょう制度せいどの普及ふきゅうにより制度せいどを利用りようした投票とうひょう者しゃ数すうが過去かこ最高さいこうを記録きろくした。

なお、全ぜん投票とうひょう所しょの約やく3割わりに当あたる14840箇所かしょの投票とうひょう所しょでは投票とうひょう締しめ切きり時間じかんが通常つうじょうの午後ごご8時じより前倒まえだおしされ、午後ごご4時じから7時じの間あいだに投票とうひょうが締しめ切きられた。総務そうむ省しょうの説明せつめいでは市町村しちょうそん合併がっぺいに伴ともない、過疎かそ地ちの投票とうひょう所しょから市街地しがいちにある開票かいひょう所しょへの投票とうひょう箱ばこの運搬うんぱんに時間じかんが掛かかることが主おもな理由りゆうとされているが[3]、締しめ切きりの前倒まえだおしを発表はっぴょうしたのが選挙せんきょ期間きかん中ちゅうの7月がつ20日はつかであったことや岡山おかやま県けん備前びぜん市しを始はじめ2年ねん前まえの総そう選挙せんきょでは定刻ていこく通どおりに締しめ切きった投票とうひょう所しょでも前倒まえだおしが実施じっしされたこと[4][5]、締しめ切きりを前倒まえだおしした投票とうひょう所しょが鹿児島かごしま県けん（全体ぜんたいの92%）を筆頭ひっとうに秋田あきた県けん（89%）、高知こうち県けん（86%）など1人ひとり区くに集中しゅうちゅうしていたことから、民主党みんしゅとうは7月がつ24日にち付づけで菅かん義よし偉えら総務そうむ大臣だいじんに対たいして「公職こうしょく選挙せんきょ法ほうの規定きていをはるかに逸脱いつだつしており、到底とうてい容認ようにんできない」と抗議こうぎする旨むねを申もうし入いれている[6]。

選挙せんきょ区く

全国ぜんこくで29ある1人ひとり区くの内うち、野党やとうが23選挙せんきょ区くで勝利しょうりした。2人ふたり区くは全すべての選挙せんきょ区くで与党よとうと野党やとうが1議席ぎせきずつ確保かくほした。3人にん区くは大阪おおさかのみ与党よとうが2議席ぎせきを確保かくほ、その他たは野党やとうが2議席ぎせきを得えた。東京とうきょう（5人にん区く）は自民党じみんとうが1議席ぎせき、公明党こうめいとうが1議席ぎせき、民主党みんしゅとうが2議席ぎせきを獲得かくとく。1議席ぎせきは無所属むしょぞく候補こうほが得えた。

自民党じみんとうは1人ひとり区くなど従来じゅうらいの保守ほしゅ地盤じばんで大おおきく後退こうたい。小沢おざわ一郎いちろうの影響えいきょう力りょくが高たかまった東北とうほくの1人ひとり区くのほか、四国しこく全県ぜんけんで全滅ぜんめつしたほか、佐賀さがで51年ねんぶりに敗北はいぼくした。民主党みんしゅとうは小沢おざわの地盤じばんの東北とうほく北部ほくぶ（青森あおもり・岩手いわて・秋田あきた）と岡田おかだ克也かつやの地盤じばんの三さん重じゅうなどの8つの1人ひとり区くで前回ぜんかい参議院さんぎいん選挙せんきょに続つづき、勝利しょうりを収おさめた。

岡山おかやまでは、自民党じみんとうの参院さんいん幹事かんじ長ちょうである片山かたやま虎之助とらのすけが地元じもとに張はり付ついて選挙せんきょ活動かつどうを続つづけ、平沼ひらぬま赳夫たけお衆院しゅういん議員ぎいん（郵政ゆうせい造反ぞうはん組ぐみとして自民党じみんとうを離党りとう、岡山おかやま県けん選出せんしゅつ）から支持しじも得えたものの、民主党みんしゅとうの新人しんじん候補こうほに約やく48,000票ひょうの差さをつけられ落選らくせんした。各かくメディアは当選とうせん者しゃの苗字みょうじに「姫ひめ」が使つかわれていたことから「姫ひめの虎とら退治たいじ」と報ほうじた。

島根しまねでは、自民党じみんとうの参院さんいん副ふく幹事かんじ長ちょう景山かげやま俊太郎しゅんたろうが国民こくみん新党しんとう新人しんじん候補こうほに敗北はいぼく。青木あおき幹雄みきお自民党じみんとう参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょう（当時とうじ）の地元じもとであり、2度どの地元じもと入いりを行おこなうなどの支援しえんを行おこなった（3年ねん前まえの自身じしんの選挙せんきょでは一いち度ども地元じもと入いりせず）が18年ねんぶりに選挙せんきょ区くでの議席ぎせきを失うしなった。

比例ひれい区く

比例ひれい区くでは、民主党みんしゅとうが20、自民党じみんとうが14、公明党こうめいとうが7、共産党きょうさんとうが3、社民党しゃみんとうが2、新党しんとう日本にっぽんが1、国民こくみん新党しんとうが1の議席ぎせきを獲得かくとくした。

自民党じみんとうは、参院さんいん政審せいしん会長かいちょう舛添ますぞえ要一よういちがトップ当選とうせん、元もと内閣ないかく官房かんぼう参与さんよの中山なかやま恭子きょうこ、テレビ出演しゅつえんにより知名度ちめいどのあった弁護士べんごしの丸山まるやま和也かずや、前ぜん教育きょういく再生さいせい会議かいぎ委員いいんでヤンキー先生せんせいこと義ぎ家か弘ひろ介かいらが当選とうせん。一方いっぽう、業界ぎょうかい団体だんたい擁立ようりつ候補こうほについては、農協のうきょう推薦すいせんの山田やまだ俊男としおら5人にんの当選とうせんに留とどまった。公明党こうめいとうは1議席ぎせき減げんの7議席ぎせきとなった。

民主党みんしゅとうは、自治労じちろう出身しゅっしんの相原あいはら久美子くみこが50万まん票ひょうを集あつめトップ当選とうせん、労働ろうどう組合くみあい関係かんけい者しゃや元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんからの鞍替くらがえ組ぐみを中心ちゅうしんに20議席ぎせきを獲得かくとく、プロゴルファー・横よこ峯みねさくらの父ちちである横よこ峯みね良郎よしろうも民主党みんしゅとうから当選とうせんした。共産党きょうさんとうは1議席ぎせき減げんの3議席ぎせき、社民党しゃみんとうは党とう幹事かんじ長ちょうの又また市し征せい治ちら前回ぜんかい選挙せんきょと同様どうよう2議席ぎせきに留とどまった。国民こくみん新党しんとうは1議席ぎせき、新党しんとう日本にっぽんも1議席ぎせきを得えた。

結果けっかとして、比例ひれい区くでは野党やとうが6議席ぎせきリードした。

党派とうは別べつ獲得かくとく議席ぎせき

編集へんしゅう
e • d    第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ （2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ29日にち施行しこう）
 
政党せいとう 議席ぎせき数すう 増減ぞうげん 選挙せんきょ区く 比例ひれい区く 公示こうじ前まえ 非ひ改選かいせん 議席ぎせき計けい
議席ぎせき 得票とくひょう数すう 得票とくひょう率りつ 議席ぎせき 得票とくひょう数すう 得票とくひょう率りつ
与党よとう 46  030 25 22,140,865.000 37.31% 21 24,310,000.222 41.26% 76 57 103
自由民主党じゆうみんしゅとう 37  027 23 18,606,193.000 31.35% 14 16,544,671.100 28.08% 64 46 83
公明党こうめいとう 9  003 2 3,534,672.000 5.96% 7 7,765,329.122 13.18% 12 11 20
野党やとう（非ひ自民じみん・非ひ共産きょうさん） 65  028 41 26,469,840.693 44.60% 24 28,930,877.235 49.11% 37 54 119
民主党みんしゅとう 60  028 40 24,006,817.693 40.45% 20 23,256,247.299 39.48% 32 49 109
社会しゃかい民主党みんしゅとう 2  001 0 1,352,018.000 2.28% 2 2,634,713.506 4.47% 3 3 5
国民こくみん新党しんとう 2   1 1,111,005.000 1.87% 1 1,269,209.316 2.15% 2 2 4
新党しんとう日本にっぽん 1  001 － － － 1 1,770,707.114 3.01% 0 0 1
野党やとう（他た）・無所属むしょぞく 10  004 7 10,736,923.116 18.09% 3 5,672,732.550 9.63% 6 10 20
日本にっぽん共産党きょうさんとう 3  002 0 5,164,572.184 8.70% 3 4,407,932.856 7.48% 5 4 7
無所属むしょぞく 7  006 7 5,095,168.460 8.59% － － － 1 6 13
女性じょせい党とう 0   － － － 0 673,559.911 1.14% 0 0 0
9条じょうネット 0   0 185,773.000 0.31% 0 273,745.206 0.46% 0 0 0
維新いしん政党せいとう・新風しんぷう 0   0 129,222.472 0.22% 0 170,509.626 0.29% 0 0 0
共生きょうせい新党しんとう 0   0 128,622.000 0.22% 0 146,984.951 0.25% 0 0 0
議員ぎいんを半減はんげんさせる会かい 0   0 18,448.000 0.03% － － － 0 0 0
日本にっぽんスマイル党とう 0   0 6,408.000 0.01% － － － 0 0 0
世界せかい経済けいざい共同きょうどう体たい党とう 0   0 5,289.000 0.01% － － － 0 0 0
新党しんとうフリーウェイクラブ 0   0 3,420.000 0.01% － － － 0 0 0
欠員けついん 0  002 － － － － － － 2 0 0
総計そうけい 121   73 59,347,628.809 100.0% 48 58,913,700.007 100.0% 121 121 242
有効ゆうこう票数ひょうすう（有効ゆうこう率りつ） 59,347,629 97.59% 58,914,134 96.89%
無効むこう票ひょう・白票はくひょう数すう（無効むこう率りつ） 1,464,700 2.41% 1,889,101 3.11%
投票とうひょう総数そうすう 60,812,329 － 60,803,235 －
不足ふそく票数ひょうすう 1,597 － 3,347 －
投票とうひょう者しゃ数すう（投票とうひょう率りつ） 60,813,926 58.64% 60,806,582 58.63%
国内こくない投票とうひょう者しゃ数すう（投票とうひょう率りつ） 60,790,318 58.67% 60,782,395 58.67%
在外ざいがい投票とうひょう者しゃ数すう（投票とうひょう率りつ） 23,608 23.02% 24,187 23.59%
棄権きけん者しゃ数すう（棄権きけん率りつ） 42,896,109 41.36% 42,903,453 41.37%
国内こくない棄権きけん者しゃ数すう（棄権きけん率りつ） 42,817,166 41.33% 42,825,089 41.33%
在外ざいがい棄権きけん者しゃ数すう（棄権きけん率りつ） 78,943 76.98% 78,364 76.41%
有権者ゆうけんしゃ数すう 103,710,035 100.0% 103,710,035 100.0%
国内こくない有権者ゆうけんしゃ数すう（国内こくない率りつ） 103,607,484 99.90% 103,607,484 99.90%
在外ざいがい有権者ゆうけんしゃ数すう（在外ざいがい率りつ） 102,551 0.10% 102,551 0.10%
出典しゅってん：総務そうむ省しょう｜第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ結果けっか
選挙せんきょ区く投票とうひょう率りつ：58.64%（前回ぜんかい比ひ：  2.07%）
【男性だんせい：56.61%（前回ぜんかい比ひ：  0.63%） 女性じょせい：56.54%（前回ぜんかい比ひ：  0.34%）】
比例ひれい区く投票とうひょう率りつ：58.63%（前回ぜんかい比ひ：  2.09%）
【男性だんせい：58.87%（前回ぜんかい比ひ：  2.26%） 女性じょせい：58.42%（前回ぜんかい比ひ：  1.88%）】

党派とうは別べつ当選とうせん者しゃ内訳うちわけ

編集へんしゅう
党派とうは 計けい 内訳うちわけ 男性だんせい 女性じょせい 選挙せんきょ区く 比例ひれい区く
現げん 元もと 新しん 計けい 現げん 元もと 新しん 男性だんせい 女性じょせい 計けい 現げん 元もと 新しん 男性だんせい 女性じょせい
自由民主党じゆうみんしゅとう 37 20 0 17 29 8 23 14 0 9 21 2 14 6 0 8 8 6
民主党みんしゅとう 60 22 0 38 46 14 40 15 0 25 30 10 20 7 0 13 16 4
公明党こうめいとう 9 8 0 1 8 1 2 2 0 0 2 0 7 6 0 1 6 1
日本にっぽん共産党きょうさんとう 3 2 1 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 2 1 0 2 1
社会しゃかい民主党みんしゅとう 2 1 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 1 2 0
国民こくみん新党しんとう 2 0 0 2 1 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 1 1 0
新党しんとう日本にっぽん 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0
無所属むしょぞく 7 0 2 5 6 1 7 0 2 5 6 1 － － － － － －
総計そうけい 121 53 3 65 95 26 73 31 2 40 59 14 48 22 1 25 36 12
出典しゅってん：総務そうむ省しょう｜第だい21回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ結果けっか

都道府県とどうふけん別べつ選挙せんきょ区く獲得かくとく議席ぎせき

編集へんしゅう
都道府県とどうふけん 区く数すう 自民じみん 公明こうめい 無む 与党よとう計けい 民主みんしゅ 国民こくみん 無む 野党やとう計けい 与党よとう計けい
- 野党やとう計けい
01北海道ほっかいどう 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
02青森あおもり県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
03岩手いわて県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
04宮城みやぎ県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
05秋田あきた県けん 1 0 0 0 0 0 0 1 1 -1
06山形やまがた県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
07福島ふくしま県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
08茨城いばらき県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
09栃木とちぎ県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
10群馬ぐんま県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
11埼玉さいたま県けん 3 1 0 0 1 2 0 0 2 -1
12千葉ちば県けん 3 1 0 0 1 2 0 0 2 -1
13神奈川かながわ県けん 3 1 0 0 1 2 0 0 2 -1
14山梨やまなし県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
15東京とうきょう都と 5 1 1 0 2 2 0 1 3 -1
16新潟にいがた県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
17富山とやま県けん 1 0 0 0 0 0 0 1 1 -1
18石川いしかわ県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
19福井ふくい県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
20長野ながの県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
21岐阜ぎふ県けん 2 0 0 1 1 1 0 0 1 0
22静岡しずおか県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
23愛知あいち県けん 3 1 0 0 1 2 0 0 2 -1
24三重みえ県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
25滋賀しが県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
26京都きょうと府ふ 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
27大阪おおさか府ふ 3 1 1 0 2 1 0 0 1 1
28兵庫ひょうご県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
29奈良なら県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
30和歌山わかやま県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
31鳥取とっとり県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
32島根しまね県けん 0 0 0 0 0 0 1 0 1 -1
33岡山おかやま県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
34広島ひろしま県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
35山口やまぐち県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
36徳島とくしま県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
37香川かがわ県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
38愛媛えひめ県けん 1 0 0 0 0 0 0 1 1 -1
39高知こうち県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
40福岡ふくおか県けん 2 1 0 0 1 1 0 0 1 0
41佐賀さが県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
42長崎ながさき県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
43熊本くまもと県けん 1 0 0 0 0 1 0 0 1 -1
44大分おおいた県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
45宮崎みやざき県けん 1 0 0 0 0 0 0 1 1 -1
46鹿児島かごしま県けん 1 1 0 0 1 0 0 0 0 1
47沖縄おきなわ県けん 1 0 0 0 0 0 0 1 1 -1
総計そうけい 73 23 2 1 26 40 1 6 47 -21

政党せいとう

編集へんしゅう
自由民主党じゆうみんしゅとう：37議席ぎせき（83議席ぎせき）
総裁そうさい：安倍晋三あべしんぞう
幹事かんじ長ちょう　　　　：中川なかがわ秀直ひでなお
総務そうむ会長かいちょう　　　：丹羽にわ雄哉ゆうや
政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう　：中川なかがわ昭一しょういち
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう：二に階かい俊博としひろ
参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょう：青木あおき幹雄みきお
公明党こうめいとう：9議席ぎせき（20議席ぎせき）
代表だいひょう：太田おおた昭宏あきひろ
代表だいひょう代行だいこう　　　：浜はま四津よつ敏子としこ
副ふく代表だいひょう　　　　：坂口さかぐち力つとむ　草川くさかわ昭三しょうぞう
　　　　　　　　東あずま順治じゅんじ　井上いのうえ義久よしひさ
幹事かんじ長ちょう　　　　：北側きたがわ一雄かずお
政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう　：斉藤さいとう鉄夫てつお
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう：漆原うるしばら良夫よしお
参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょう：草川くさかわ昭三しょうぞう
最高さいこう顧問こもん　　　：神崎かんざき武法たけのり　冬ふゆ柴しば鐵三てつぞう
民主党みんしゅとう：60議席ぎせき（109議席ぎせき）
代表だいひょう：小沢おざわ一郎いちろう
代表だいひょう代行だいこう　　　：菅かん直人なおと
副ふく代表だいひょう　　　　：岡田おかだ克也かつや　川端かわばた達夫たつお
　　　　　　　　赤松あかまつ広隆ひろたか　北澤きたざわ俊美としみ
　　　　　　　　円まどかより子こ
幹事かんじ長ちょう　　　　：鳩山はとやま由紀夫ゆきお
政策せいさく調査ちょうさ会長かいちょう　：松本まつもと剛つよし明あきら
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう：髙木義明よしあき
参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょう：輿石東こしいしあずま
社会しゃかい民主党みんしゅとう：2議席ぎせき（5議席ぎせき）
党首とうしゅ：福島ふくしま瑞穂みずほ
副ふく党首とうしゅ　　　　：照屋てるや寛ひろし徳とく　渕上ふちがみ貞雄さだお
幹事かんじ長ちょう　　　　：又また市し征せい治ち
政策せいさく審議しんぎ会長かいちょう　：阿部あべ知子ともこ
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう：重野しげの安正やすまさ
参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょう：渕上ふちがみ貞雄さだお（兼けん）
国民こくみん新党しんとう：2議席ぎせき（4議席ぎせき）
代表だいひょう：綿貫わたぬき民輔たみすけ
代表だいひょう代行だいこう　　　：亀井かめい静香しずか
副ふく代表だいひょう　　　　：亀井かめい郁夫いくお　田村たむら秀昭ひであき
幹事かんじ長ちょう　　　　：亀井かめい久ひさ興きょう
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう：亀井かめい久ひさ興きょう（兼けん）
日本にっぽん共産党きょうさんとう：3議席ぎせき（7議席ぎせき）
委員いいん長ちょう：志位しい和夫かずお
副ふく委員いいん長ちょう　　　　：浜野はまの忠夫ただお
書記しょき局長きょくちょう　　　　：石井いしい郁子いくこ　緒方おがた靖夫やすお
　　　　　　　　　市田いちだ忠義ただよし
政策せいさく委員いいん会かい責任せきにん者しゃ：小池こいけ晃あきら
国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょう　：穀田こくた恵二けいじ
参議院さんぎいん議員ぎいん団長だんちょう　：吉川よしかわ春子はるこ
新党しんとう日本にっぽん：1議席ぎせき（1議席ぎせき）
代表だいひょう：田中たなか康夫やすお
副ふく代表だいひょう　：有田ありた芳生よしお
総務そうむ局長きょくちょう：平山ひらやま誠まこと

議員ぎいん

編集へんしゅう

選挙せんきょ区く当選とうせん者しゃ

編集へんしゅう

 自由民主党じゆうみんしゅとう   民主党みんしゅとう   公明党こうめいとう   国民こくみん新党しんとう   無所属むしょぞく 

改選かいせん定数ていすう3以上いじょう
東京とうきょう都と 大河原おおかわら雅子まさこ 山口やまぐち那な津つ男おとこ 鈴木すずき寛ひろし 丸川まるかわ珠代たまよ 川田かわた龍平りゅうへい[無む 1]
神奈川かながわ県けん 牧山まきやま弘恵ひろえ 小林こばやし温あつし 水戸みと将すすむ史し[民みん 1]
埼玉さいたま県けん 行田ぎょうだ邦子くにこ[民みん 2] 古川ふるかわ俊治しゅんじ 山根やまね隆治りゅうじ
千葉ちば県けん 長浜ながはま博行ひろゆき 石井いしい準一じゅんいち 加賀谷かがや健けん
愛知あいち県けん 大塚おおつか耕平こうへい 鈴木すずき政二まさじ 谷岡たにおか郁子いくこ[民みん 3]
大阪おおさか府ふ 梅村うめむら聡さとし 白浜しらはま一良かずよし 谷川たにがわ秀善しゅうぜん
改選かいせん定数ていすう2
北海道ほっかいどう 小川おがわ勝也かつや 伊達だて忠一ただかず 宮城みやぎ県けん 岡崎おかざきトミ子とみこ 愛知あいち治郎じろう 福島ふくしま県けん 金子かねこ恵美えみ 森もりまさこ
茨城いばらき県けん 藤田ふじた幸久ゆきひさ 長谷川はせがわ大紋だいもん[自じ 1] 新潟にいがた県けん 塚田つかだ一郎いちろう 森もり裕子ゆうこ[民みん 4] 長野ながの県けん 羽田はた雄一郎ゆういちろう 吉田よしだ博美ひろみ
岐阜ぎふ県けん 藤井ふじい孝男たかお[無む 2] 平田ひらた健二けんじ 静岡しずおか県けん 榛はしばみ葉は賀が津つ也 牧野まきの京きょう夫おっと 京都きょうと府ふ 松井まつい孝治こうじ 西田にしだ昌司しょうじ
兵庫ひょうご県けん 辻つじ泰弘やすひろ 鴻池こうのいけ祥さち肇はじめ 広島ひろしま県けん 佐藤さとう公こう治ち[民みん 4] 溝手みぞて顕正けんせい 福岡ふくおか県けん 岩本いわもと司つかさ 松山まつやま政司せいじ
改選かいせん定数ていすう1
青森あおもり県けん 平山ひらやま幸司こうじ[民みん 4] 岩手いわて県けん 平野ひらの達男たつお 秋田あきた県けん 松浦まつうら大悟たいご[無む 3] 山形やまがた県けん 舟山ふなやま康江やすえ[民みん 3] 栃木とちぎ県けん 谷たに博之ひろゆき
群馬ぐんま県けん 山本やまもと一太かずた 山梨やまなし県けん 米長よねなが晴信はるのぶ[民みん 5] 富山とやま県けん 森田もりた高だか[無む 4] 石川いしかわ県けん 一川いちかわ保夫やすお 福井ふくい県けん 松村まつむら龍二りゅうじ
三重みえ県けん 高橋たかはし千秋ちあき 滋賀しが県けん 徳永とくなが久志ひさし 奈良なら県けん 中村なかむら哲治てつじ[民みん 6] 和歌山わかやま県けん 世よ耕こう弘ひろ成なり 鳥取とっとり県けん 川上かわかみ義博よしひろ
島根しまね県けん 亀井かめい亜紀子あきこ[国くに 1] 岡山おかやま県けん 姫井ひめい由美子ゆみこ[民みん 6] 山口やまぐち県けん 林はやし芳正よしまさ 徳島とくしま県けん 中谷なかたに智司さとし 香川かがわ県けん 植松うえまつ恵美子えみこ[民みん 7]
愛媛えひめ県けん 友とも近きん聡さとし朗ろう[無む 5] 高知こうち県けん 武内たけうち則男のりお 佐賀さが県けん 川崎かわさき稔みのる 長崎ながさき県けん 大久保おおくぼ潔きよし重じゅう 熊本くまもと県けん 松野まつの信夫しのぶ
大分おおいた県けん 礒崎いそざき陽よう輔 宮崎みやざき県けん 外山とやま斎ひとし[無む 6] 鹿児島かごしま県けん 加治屋かじや義人ぎじん 沖縄おきなわ県けん 糸数いとかず慶子けいこ[無む 7]

補欠ほけつ選挙せんきょ等とう

編集へんしゅう
年とし 月日つきひ 選挙せんきょ区く 選出せんしゅつ 新旧しんきゅう別べつ 当選とうせん者しゃ 所属しょぞく党派とうは 欠員けついん 所属しょぞく党派とうは 欠員けついん事由じゆう
2007 9.7 神奈川かながわ県けん 繰上くりがみ当選とうせん 元もと 松まつあきら 公明党こうめいとう 小林こばやし温あつし 自由民主党じゆうみんしゅとう 2007.9.4辞職じしょく[辞じ 1][7]
2012 － 岐阜ぎふ県けん （未み実施じっし） 藤井ふじい孝男たかお 日本にっぽん維新いしんの会かい 2012.12.4退職たいしょく[辞じ 2][8]
奈良なら県けん （未み実施じっし） 中村なかむら哲治てつじ 日本にっぽん未来みらいの党とう 2012.12.4退職たいしょく[辞じ 2][8]
岡山おかやま県けん （未み実施じっし） 姫井ひめい由美子ゆみこ 日本にっぽん未来みらいの党とう 2012.12.4退職たいしょく[辞じ 2][8]
愛媛えひめ県けん （未み実施じっし） 友とも近きん聡さとし朗ろう 日本にっぽん未来みらいの党とう 2012.12.4退職たいしょく[辞じ 2][8]
宮崎みやざき県けん （未み実施じっし） 外山とやま斎ひとし 日本にっぽん未来みらいの党とう 2012.12.4退職たいしょく[辞じ 2][8]

比例ひれい区く当選とうせん者しゃ

編集へんしゅう
詳細しょうさいは「参議院さんぎいん比例ひれい区く」を参照さんしょう

 自民党じみんとう   民主党みんしゅとう   公明党こうめいとう   共産党きょうさんとう   社民党しゃみんとう   国民こくみん新党しんとう   新党しんとう日本にっぽん 

1-8 相原あいはら久美子くみこ 舛添ますぞえ要一よういち[自じ 2] 吉川よしかわ沙織さおり 山田やまだ俊男としお 山本やまもと香苗かなえ 青木あおき愛あい[民みん 4] 石井いしい一はじめ 中山なかやま恭子きょうこ[自じ 3]
9-16 池口いけぐち修次しゅうじ 井上いのうえ哲士てつし 丸山まるやま和也かずや 木庭こば健太郎けんたろう ツルネン・マルテイ 神かみ本もと美恵子みえこ 川口かわぐち順子じゅんこ 横よこ峯みね良郎よしろう[民みん 8]
17-24 佐藤さとう正久まさひさ 又また市し征せい治ち 山本やまもと博司ひろし 藤原ふじわら正司せいじ 尾辻おつじ秀久ひでひさ 川合かわい孝典たかのり 紙かみ智子さとこ 風間かざま直樹なおき
25-32 石井いしいみどり 轟木とどろき利治としはる 遠山とおやま清彦きよひこ 佐藤さとう信秋のぶあき 大島おおしま九州きゅうしゅう男おとこ 田中たなか康夫やすお 西岡にしおか武夫たけお[民みん 9] 義ぎ家か弘ひろ介かい
33-40 渡辺わたなべ孝男たかお 今野こんの東ひがし 橋本はしもと聖子せいこ 山下やました芳生よしお 藤原ふじわら良信よしのぶ 山東さんとう昭子あきこ 藤谷ふじたに光信みつのぶ 山内やまうち徳いさお信しん
41-48 加藤かとう修一しゅういち 室井むろい邦彦くにひこ[民みん 7] 衛藤えとう晟一せいいち 自じ見み庄三郎しょうざぶろう 大江おおえ康弘やすひろ[民みん 7] 有村ありむら治子はるこ 山本やまもと孝史たかし 魚住うおずみ裕一郎ゆういちろう

繰上くりがみ当選とうせん

編集へんしゅう
年とし 月つき 新旧しんきゅう別べつ 当選とうせん者しゃ 名簿めいぼ政党せいとう名めい 欠員けついん 欠員けついん事由じゆう
2007 12.28 新しん 大石おおいし尚子しょうこ[注ちゅう 3] 民主党みんしゅとう 山本やまもと孝史たかし 2007.12.22死去しきょ
2008 9.12 元もと 草川くさかわ昭三しょうぞう[注ちゅう 3] 公明党こうめいとう 遠山とおやま清彦きよひこ 2008.9.2辞職じしょく[辞じ 3]
2009 8.23 元もと 広野ひろの允まこと士し[注ちゅう 3][民みん 4] 民主党みんしゅとう 青木あおき愛あい 2009.8.17退職たいしょく[辞じ 3]
8.31 新しん 平山ひらやま誠まこと[日ひ 1] 新党しんとう日本にっぽん 田中たなか康夫やすお 2009.8.18辞職じしょく[辞じ 3]
2011 11.11 新しん はたともこ[民みん 4] 民主党みんしゅとう 西岡にしおか武夫たけお 2011.11.5死去しきょ
2012 1.17 新しん 玉置たまき一弥かずや[注ちゅう 3] 民主党みんしゅとう 大石おおいし尚子しょうこ 2012.1.4死去しきょ
2012 12.14 元もと 武見たけみ敬三けいぞう 自由民主党じゆうみんしゅとう 義ぎ家か弘ひろ介かい 2012.11.30辞職じしょく[辞じ 2][8]
新しん 樽井たるい良和よしかず[注ちゅう 3] 民主党みんしゅとう 今野こんの東ひがし 2012.12.4失職しっしょく[辞じ 2][8]
2013 5.23 新しん 尾辻おつじかな子こ 民主党みんしゅとう 室井むろい邦彦くにひこ 2013.5.8辞職じしょく[辞じ 4]
6.5 新しん 山村やまむら明あきら嗣 民主党みんしゅとう 大江おおえ康弘やすひろ 2013.5.22辞職じしょく[辞じ 5]

初はつ当選とうせん

編集へんしゅう
計けい65名めい
  • ※：衆議院しゅうぎいん議員ぎいん経験けいけん者しゃ
自由民主党じゆうみんしゅとう
17名めい

　

民主党みんしゅとう
38名めい
公明党こうめいとう
1名めい
社会しゃかい民主党みんしゅとう
1名めい
国民こくみん新党しんとう
2名めい
新党しんとう日本にっぽん
1名めい
無所属むしょぞく
5名めい

返かえり咲ざき・復帰ふっき

編集へんしゅう
計けい3名めい
日本にっぽん共産党きょうさんとう
1名めい
無所属むしょぞく
2名めい

引退いんたい・不ふ出馬しゅつば

編集へんしゅう
計けい35名めい
自由民主党じゆうみんしゅとう
21名めい
民主党みんしゅとう
8名めい

　

　

　

日本にっぽん共産党きょうさんとう
3名めい
社会しゃかい民主党みんしゅとう
2名めい
国民こくみん新党しんとう
1名めい

落選らくせん

編集へんしゅう
計けい31名めい
自由民主党じゆうみんしゅとう
23名めい
民主党みんしゅとう
2名めい
公明党こうめいとう
4名めい
国民こくみん新党しんとう
1名めい
無所属むしょぞく
1名めい

選挙せんきょ後ご

編集へんしゅう

国会こっかい

編集へんしゅう
第だい167回かい国会こっかい（臨時りんじ会かい）
  • 参議院さんぎいん議長ぎちょう選挙せんきょ（2007年ねん8月がつ6日にち　投票とうひょう者しゃ数すう：240　過半数かはんすう：121）
江田えだ五月さつき（民主党みんしゅとう）：240票ひょう
  • 参議院さんぎいん副ふく議長ぎちょう選挙せんきょ（2007年ねん8月がつ6日にち　投票とうひょう者しゃ数すう：240　過半数かはんすう：121）
山東さんとう昭子あきこ（自民党じみんとう）：240票ひょう
第だい168回かい国会こっかい（臨時りんじ会かい）
  • 内閣ないかく総理そうり大臣だいじん指名しめい選挙せんきょ
衆議院しゅうぎいん議決ぎけつ（2007年ねん9月がつ25日にち　投票とうひょう者しゃ数すう：477　過半数かはんすう：239）[9]
福田ふくだ康夫やすお（自民党じみんとう）　：338票ひょう
小沢おざわ一郎いちろう（民主党みんしゅとう）　：117票ひょう
志位しい和夫かずお（共産党きょうさんとう）　：009票ひょう
福島ふくしま瑞穂みずほ（社民党しゃみんとう）　：007票ひょう
綿貫わたぬき民輔たみすけ（国民こくみん新党しんとう）：005票ひょう
無効むこう　　　　　　　　：001票ひょう
参議院さんぎいん議決ぎけつ（2007年ねん9月がつ25日にち　投票とうひょう者しゃ数すう：240　過半数かはんすう：121）[10]
小沢おざわ一郎いちろう（民主党みんしゅとう）　：117票ひょう
福田ふくだ康夫やすお（自民党じみんとう）　：106票ひょう
志位しい和夫かずお（共産党きょうさんとう）　：007票ひょう
福島ふくしま瑞穂みずほ（社民党しゃみんとう）　：005票ひょう
綿貫わたぬき民輔たみすけ（国民こくみん新党しんとう）：004票ひょう
白票はくひょう　　　　　　　　：001票ひょう

参議院さんぎいん議長ぎちょうは江田えだ五月さつきが、議院ぎいん運営うんえい委員いいん長ちょうは西岡にしおか武夫たけおが同どう党とうから選出せんしゅつされることとなった。

与党よとうの自民党じみんとう・公明党こうめいとうの議席ぎせき数すうを併あわせても過半数かはんすうはおろか民主党みんしゅとうの議席ぎせきにも及およばず、与党よとうは参議院さんぎいんの過半数かはんすうを獲得かくとくできない状況じょうきょうでの政権せいけん運営うんえいを強しいられることとなった。参院さんいん選せんを受うけて自民党じみんとう内ないで安倍あべ首相しゅしょう退陣たいじんの動うごき（安倍あべおろし）が起おこり、安倍あべは続投ぞくとうを宣言せんげんしたものの、9月12日にちに退陣たいじんを表明ひょうめいした。

9月25日にち、両院りょういんで首相しゅしょう指名しめいが行おこなわれ、参議院さんぎいんでは小沢おざわ一郎いちろう民主党みんしゅとう代表だいひょうが指名しめいされた。衆議院しゅうぎいんでは福田ふくだ康夫やすお自由民主党じゆうみんしゅとう総裁そうさいが指名しめいされ、憲法けんぽうの規定きていにより衆議院しゅうぎいんの指名しめいが国会こっかいの指名しめいとなり、26日にち、福田ふくだ康夫やすお内閣ないかくが発足ほっそくした。

参議院さんぎいん議長ぎちょう・議院ぎいん運営うんえい委員いいん長ちょうなどの参議院さんぎいん主要しゅようポストを野党やとうが担当たんとうしたことで、与党よとう側がわは、衆議院しゅうぎいんにおいて多数たすうを得えている状況じょうきょうにあっても、参議院さんぎいんを中心ちゅうしんとした議会ぎかい運営うんえいの主導しゅどう権けんを野党やとうに握にぎられることとなった（ねじれ国会こっかい）。

  • 与党よとうが反対はんたいしている野党やとう提出ていしゅつ法案ほうあんを参議院さんぎいんで先議せんぎ・可決かけつし、衆議院しゅうぎいんへ送付そうふした例れい
年金ねんきん保険ほけん料りょう流用りゅうよう禁止きんし法案ほうあん
  • 衆議院しゅうぎいん議決ぎけつ法案ほうあんの60日間にちかん放置ほうちなどによる審議しんぎの遅延ちえん・会期かいき切きれによる法案ほうあんの廃案はいあん
前まえ防衛ぼうえい事務次官じむじかん守屋もりや武たけ昌あきらの証人しょうにん喚問かんもん。
  • 日本銀行にっぽんぎんこう政策せいさく委員いいん・会計検査院かいけいけんさいん検査官けんさかん・人事院じんじいん人事じんじ官かんなどの国会こっかい同意どうい人事じんじ案件あんけんでの不ふ同意どうい
同意どうい人事じんじ案件あんけんについては3つの役職やくしょくについて参議院さんぎいんで不ふ同意どういとなった。

政党せいとう

編集へんしゅう

自民党じみんとうは幹事かんじ長ちょうの中川なかがわ秀直ひでなおと参議院さんぎいん議員ぎいん会長かいちょうの青木あおき幹雄みきおが引責いんせき辞任じにん。安倍晋三あべしんぞうは続投ぞくとうを表明ひょうめいした。8月がつ1日にち、金銭きんせん処理しょり疑惑ぎわくで批判ひはんを浴あびた赤城あかぎ徳彦とくひこを農水のうすい大臣だいじんから更迭こうてつ、8月がつ27日にちに内閣ないかく改造かいぞうを行おこなう。9月がつ10日とおかには臨時りんじ国会こっかいで所信しょしん表明ひょうめいしたものの、9月12日にちに内閣ないかく総そう辞職じしょくを表明ひょうめいした。

民主党みんしゅとうは選挙せんきょでの大勝たいしょうを受うけ、8月がつ31日にちに新あたらしい党とう役員やくいん人事じんじを発表はっぴょう。小沢おざわ一郎いちろう代表だいひょう、菅かん直人なおと代表だいひょう代行だいこう、鳩山はとやま由紀夫ゆきお幹事かんじ長ちょうのトロイカ体制たいせいを維持いじした上うえ、参議院さんぎいん側がわからの役員やくいん登用とうようを大幅おおはばに増ふやして参議院さんぎいん重視じゅうしのスタンスを明確めいかく化かした。

主おもな選挙せんきょ違反いはん

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 栃木とちぎ県けん、群馬ぐんま県けんの増ぞう。
  2. ^ 栃木とちぎ県けん、群馬ぐんま県けん、千葉ちば県けんの減げん。
  3. ^ a b c d e 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん経験けいけん者しゃ
  4. ^ 比例ひれい区くから鞍替くらがえ。

当選とうせん者しゃ注釈ちゅうしゃく

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  • 自由民主党じゆうみんしゅとう
  1. ^ 自民党じみんとう離党りとう後ご、無所属むしょぞくを経へて、復ふく党とう。
  2. ^ 自民党じみんとう除名じょめい後ご、新党しんとう改革かいかく結成けっせいに参画さんかく。
  3. ^ 自民党じみんとう離党りとう後ご、たちあがれ日本にっぽん、太陽たいようの党とうを経へて、維新いしんの会かい結成けっせいに参画さんかく。
  • 民主党みんしゅとう
  1. ^ 民主党みんしゅとう離党りとう（除籍じょせき）後ご、維新いしんの会かいに入党にゅうとう。
  2. ^ 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、みどりの風ふうを経へて、みんなの党とうに入党にゅうとう。
  3. ^ a b 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、みどりの風ふう結成けっせいに参画さんかく。
  4. ^ a b c d e f 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、国民こくみんの生活せいかつが第だい一いち、未来みらいの党とうを経へて、生活せいかつの党とう結成けっせいに参画さんかく。
  5. ^ 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、みんなの党とうに入党にゅうとう。
  6. ^ a b 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、国民こくみんの生活せいかつが第だい一いちを経へて、未来みらいの党とう結成けっせいに参画さんかく。
  7. ^ a b c 民主党みんしゅとう離党りとう後ご、無所属むしょぞく。
  8. ^ 民主党みんしゅとう除籍じょせき後ご、新党しんとう大地だいち・真ま民主みんしゅ（新党しんとう大地だいちに改称かいしょう）結成けっせいに参画さんかく。
  9. ^ 参議院さんぎいん議長ぎちょう就任しゅうにんに伴ともない、党籍とうせき離脱りだつ。
  • 国民こくみん新党しんとう
  1. ^ 国民こくみん新党しんとう離党りとう後ご、みどりの風ふう結成けっせいに参画さんかく。
  • 新党しんとう日本にっぽん
  1. ^ 当選とうせん後ご、新党しんとう日本にっぽんへの所属しょぞくを拒否きょひ。新党しんとう大地だいちを経へて、みどりの風ふうに入党にゅうとう。
  • 無所属むしょぞく
  1. ^ みんなの党とうに入党にゅうとう。
  2. ^ 自民党じみんとうに復ふく党とう、離党りとう後ご、たちあがれ日本にっぽん、太陽たいようの党とうを経へて、維新いしんの会かい結成けっせいに参画さんかく。
  3. ^ 無所属むしょぞくを経へて、民主党みんしゅとうに入党にゅうとう。
  4. ^ 無所属むしょぞくを経へて、国民こくみん新党しんとう入党にゅうとう、離党りとうし無所属むしょぞく。
  5. ^ 民主党みんしゅとうに入党にゅうとう後ご、国民こくみんの生活せいかつが第だい一いちを経へて、未来みらいの党とう結成けっせいに参画さんかく。
  6. ^ 民主党みんしゅとう復ふく党とう後ご、国民こくみんの生活せいかつが第だい一いちを経へて、未来みらいの党とう結成けっせいに参画さんかく。
  7. ^ 社しゃ大だい党とうの党籍とうせきを有ゆうする。
  • 辞職じしょく・失職しっしょく・死去しきょ
  1. ^ 公職こうしょく選挙せんきょ法ほう違反いはん（日当にっとう買収ばいしゅう）の引責いんせきのため。
  2. ^ a b c d e f g 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょ立候補りっこうほのため自動じどう失職しっしょく。
  3. ^ a b c 第だい45回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょに立候補りっこうほするため。
  4. ^ 第だい23回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょに維新いしんの会かい公認こうにんで立候補りっこうほするため。
  5. ^ 第だい23回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょに自民党じみんとう公認こうにんで立候補りっこうほするため。

出典しゅってん

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  1. ^ 参院さんいん選せん：期日きじつ前ぜん投票とうひょう者しゃ数すう1000万まん人にん超こえる　前回ぜんかい比ひ5割わり増ぞう,毎日新聞まいにちしんぶん,2007年ねん7月がつ28日にち,最終さいしゅう閲覧えつらん日び2007年ねん7月がつ29日にち[リンク切きれ]
  2. ^ asahi.com：参院さんいん比例ひれい投票とうひょう先さき、自民じみん２８％・民主みんしゅ２１％　連続れんぞく世論せろん調査ちょうさ - 朝日新聞あさひしんぶん　２００７参院さんいん選せん：特集とくしゅう
  3. ^ 投票とうひょう所しょ3割わりで終了しゅうりょう繰くり上あげ 参院さんいん選せん、平成へいせいの大だい合併がっぺい影響えいきょう（中日新聞ちゅうにちしんぶん・2007年ねん7月がつ21日にち付づけ）[リンク切きれ]
  4. ^ 投票とうひょう時間じかん繰上くりあげのお知しらせ（2010年ねん9月がつ9日にちアーカイブ） - 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんWeb Archiving Project
  5. ^ 広報こうほうびぜん・2005年ねん9月がつ5日にち号ごう（2006年ねん1月がつ17日にちアーカイブ） - 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんWeb Archiving Project
  6. ^ 民主みんしゅ、投票とうひょう時間じかん繰くり上あげに反対はんたい 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん・2007年ねん7月がつ24日にち[リンク切きれ]
  7. ^ 『官報かんぽう号外ごうがい』平成へいせい19年ねん9月がつ10日とおか 第だい168回かい国会こっかい 参議院さんぎいん会議かいぎ録ろく第だい1号ごう（その1） p.6
  8. ^ a b c d e f g 『官報かんぽう号外ごうがい』平成へいせい24年ねん12月26日にち 第だい182回かい国会こっかい 参議院さんぎいん会議かいぎ録ろく第だい1号ごう（その1） p.6
  9. ^ 「議事ぎじ経過けいか 第だい168回かい国会こっかい」 衆議院しゅうぎいんホームページ
  10. ^ 「参議院さんぎいん公報こうほう 第だい168回かい国会こっかい（臨時りんじ会かい） 議事ぎじ経過けいか」 参議院さんぎいんホームページ

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ウィキソースに平成へいせい十じゅう九きゅう年ねん七なな月がつ二に十じゅう九きゅう日にちに参議院さんぎいん議員ぎいんの通常つうじょう選挙せんきょを施行しこうすることを公示こうじする詔書しょうしょの原文げんぶんがあります。
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