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大佐 - Wikipedia

大佐たいさ

軍隊ぐんたい階級かいきゅうのひとつ
1とうりくたすくから転送てんそう

大佐たいさ(たいさ)は、軍隊ぐんたい階級かいきゅうのひとつ。ぐん階級かいきゅうじょうでは佐官さかん区分くぶんされ、少将しょうしょうまたはじゅんしょうした中佐ちゅうさうえ位置いちする。

昭和しょうわ日本にっぽん海軍かいぐんでは「だいさ」ともばれた[1]#きゅう日本にっぽんぐん参照さんしょう)。

概要がいよう

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北大西洋きたたいせいよう条約じょうやく機構きこう階級かいきゅう符号ふごうでは、OF-5相当そうとうする。おおむ陸軍りくぐんにおけるカーネル (Colonel)、海軍かいぐんにおけるキャプテン (Captain) に相当そうとう[注釈ちゅうしゃく 1]中国ちゅうごくにおいてはうえこう[3]大韓民国だいかんみんこくではだいりょうしょうする。スイスぐんでは大佐たいさ平時へいじにおける最高さいこうとされ、じゅんしょう相当そうとうするBrigadier(旅団りょだんちょう)、少将しょうしょう相当そうとうするDivisionär(師団しだんちょう)、および中将ちゅうじょう相当そうとうするKorpskommandant(軍団ぐんだん指揮しきかん)はあくまでも大佐たいさ職位しょくいである。

名称めいしょう

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カーネルとキャプテン

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Colonelの呼称こしょうについては、16世紀せいきのスペインまたはイタリアでの縦隊じゅうたい(colonna / columena)に由来ゆらいし、そのちょうはカピタン(Capitán)がつとめていた。のちに、「中隊ちゅうたいちょう陸軍りくぐん大尉たいい、カピタン / キャプテン」との混同こんどうけるため「縦隊じゅうたい」の部分ぶぶんのこったと推測すいそくされる[4]。Colonelはラテン語らてんごのcolumnella(ちいさなはしら)に起源きげんつ。縦隊じゅうたいちょう(cabo de columena、変化へんかして cabo de colonel、カボ・デ・コロネル)が直接ちょくせつ語源ごげん省略しょうりゃくされてColonelとなった。

英語えいごでは、陸軍りくぐん大佐たいさはカーネル (Colonel)、海軍かいぐん大佐たいさはキャプテン (Captain) とび、ヨーロッパの言語げんごおおくで、同様どうよう区別くべつがある。えいべい陸軍りくぐんなどにおいては Captain は大尉たいい意味いみする[注釈ちゅうしゃく 2]空軍くうぐん大佐たいさ陸軍りくぐん大佐たいさおなであることがおおいが、イギリス空軍くうぐんやイギリス空軍くうぐんはんとしたインド空軍くうぐんオーストラリア空軍くうぐんニュージーランド空軍くうぐんなどではGroup captainばれる。

日常にちじょうてきには、中佐ちゅうさ (Lieutenant Colonel) もカーネルとばれることがおおい。

イギリス陸軍りくぐん連隊れんたいにはカーネルという名誉めいよしょくただし、階級かいきゅうではない)があり、連隊れんたいちょうやくされる。これはあくまで名誉めいよしょくであり、連隊れんたい指揮しきけんゆうするのはそのしたの「commanding officer」である。名誉めいよしょくのカーネルを階級かいきゅうのカーネルと区別くべつしたいときは、「Colonel of the Regiment」(連隊れんたいのカーネル)などという。

さらに、「Colonel-in-Chief」という名誉めいよしょくもあり、連隊れんたい所有しょゆうしゃ名誉めいよ連隊れんたいちょうなどとやくされる。連隊れんたいちょう(カーネル)のうえ位置いちし、名目めいもくじょう連隊れんたいさい上位じょういである。かつてのドイツ陸軍りくぐんにも「Chef eines Regiments(英訳えいやく Colonels-in-Chief of a Regiment)」という類似るいじ名誉めいよしょくがあり、名誉めいよ連隊れんたいちょう名誉めいよ大佐たいさ(ただし、ドイツ陸軍りくぐんにはこれとはべつ名誉めいよ階級かいきゅう大佐たいさがいたのでまぎらわしい)などとやくされる。

「Oberst」と「Полковник」

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欧州おうしゅうにおける陸軍りくぐん大佐たいさ呼称こしょうには上記じょうきの「Colonel」の系列けいれつ以外いがいにも、ドイツけんおよ北欧ほくおうけん多用たようされる「Oberst」(ふるくは「Obrist」とも)と、ロシアおよびスラヴけん多用たようされる「ПолковникPolkovnik)」の2つの系列けいれつ存在そんざいする。おおよその語義ごぎとしては、前者ぜんしゃは「最上級さいじょうきゅう野戦やせん指揮しきかん」、後者こうしゃは「連隊れんたい指揮しきかん程度ていどとなる(ロシアでは連隊れんたいポールクロシア: Полк、ラテン文字もじ:Polk)とばれる)。

軍人ぐんじん大佐たいさ

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野口のぐち英世ひでよ日本にっぽん医学いがくしゃ)やカーネル・サンダースケンタッキー・フライドチキン創業そうぎょうしゃ)など、名誉めいよ大佐たいさ敬称けいしょうおくられた人物じんぶつおお存在そんざいする。これらは軍事ぐんじとは無関係むかんけいで、カーネル(≒大佐たいさ)を名乗なのるからとって軍人ぐんじんだとはかぎらない。詳細しょうさい名誉めいよ大佐たいさ参照さんしょう

エジプトのガマール・アブドゥン=ナーセル大統領だいとうりょうになるまえはカーネルを名乗なのっており、これにならってリビアカダフィ大佐たいさ(カーネル・カダフィ)もカーネルを名乗なのっている。これらの場合ばあいの「カーネル」の語義ごぎについては諸説しょせつがある(ムアンマル・アル=カッザーフィー#名称めいしょう表記ひょうきこう参照さんしょうのこと)。

なお、キャプテンという敬称けいしょうは、船長せんちょう機長きちょう、スポーツチームのリーダー(日本にっぽんでは「主将しゅしょう」ともばれる)など、軍隊ぐんたい階級かいきゅう以外いがいでも使つかわれており、日本語にほんごでも外来がいらいとして定着ていちゃくしている。つまりキャプテンを名乗なのるからといって軍人ぐんじんとはかぎらないことが、日本にっぽんでもよく理解りかいされている。

律令制りつりょうせいにおける

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日本語にほんごにおける律令制りつりょうせいしたまもるかんめいとして登場とうじょうするが[5] [6] [7]左右さゆう兵衛ひょうえ左右さゆう衛門えもんけん非違ひい使つかいなどであり大佐たいさ律令りつりょうにはあらわれない[8] [9] [10]四等官しとうかんにおいては役所やくしょ統括とうかつする「とく(かみ)」を文字通もじどお補佐ほさするのが「(すけ)」である[11] [12]

沿革えんかく

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かつての陸軍りくぐんにあっては、平時へいじ最大さいだい部隊ぶたい連隊れんたいだったことから、連隊れんたい将校しょうこうだんちょう連隊れんたいちょう)たる大佐たいさ平時へいじ最高さいこう階級かいきゅうとされることもあった。上述じょうじゅつのように、スイスにおいては現在げんざい平時へいじには大佐たいさ最高さいこう階級かいきゅうである。

海軍かいぐんにおいても、艦隊かんたい臨時りんじ編成へんせいのものであって、個々ここ軍艦ぐんかん独立どくりつ単位たんいであったことから、艦長かんちょうたる大佐たいさ常時じょうじかれる最高さいこう階級かいきゅうとする海軍かいぐんおおかった。そのため、複数ふくすう軍艦ぐんかんもっ艦隊かんたい編成へんせいするにさいしては、さい先任せんにん艦長かんちょう代将だいしょう職責しょくせき付与ふよして艦隊かんたい指揮しきさせることがあった(くわしくは代将だいしょう参照さんしょう)。米国べいこく海軍かいぐんでも、1862ねん7がつ16にちまでは大佐たいさ最高さいこう階級かいきゅうであった。

おおくのくに海軍かいぐんでは、4じょうせん階級かいきゅうあらわされる。

日本にっぽん

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きゅう日本にっぽんぐん

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版籍はんせき奉還ほうかんのち1870ねん10月12にち明治めいじ3ねん9月18にち)に太政官だじょうかん沙汰さたにより海陸かいりくぐん大佐たいさ以下いか官位かんい相当そうとうさだめたときに海陸かいりくぐん中佐ちゅうさうえ海陸かいりくぐん大佐たいさせい相当そうとうとした[13] [注釈ちゅうしゃく 3] [注釈ちゅうしゃく 4] [注釈ちゅうしゃく 6] [注釈ちゅうしゃく 7]廃藩置県はいはんちけんのち明治めいじ4ねん8がつ[注釈ちゅうしゃく 8]官制かんせい等級とうきゅう改定かいてい[24]およ兵部ひょうぶしょう官等かんとう改定かいてい[25] [注釈ちゅうしゃく 11]明治めいじ5ねん1がつ官等かんとう改正かいせい[34]およ兵部ひょうぶしょうちゅう官等かんとうひょう改定かいていなどすう変更へんこうがあり[25] [注釈ちゅうしゃく 12]明治めいじ5ねん2がつ兵部ひょうぶしょう廃止はいしおよ陸軍りくぐんしょう海軍かいぐんしょう設置せっち[36]明治めいじ6ねん5がつ8にち太政官だじょうかん布達ふたつだい154ごう[37] [38]による陸海りくかいぐん武官ぶかん官等かんとうひょう改正かいせい軍人ぐんじん階級かいきゅう呼称こしょうとしてつづもちいられ[注釈ちゅうしゃく 17]西欧せいおう近代きんだいぐん階級かいきゅう呼称こしょう序列じょれつてはめられることとなった[注釈ちゅうしゃく 6] [注釈ちゅうしゃく 1]。 こうした経緯けいいから西欧せいおうっている「集団しゅうだん大黒柱だいこくばしら」というニュアンスはない。「」とは漢字かんじ字義じぎでいえば「わきささたすける」という意味いみになる。

日本にっぽん陸海りくかいぐんでは、当初とうしょ兵科へいかぞくする高等こうとう武官ぶかんそう任官にんかん1とう)のみを「陸軍りくぐん○○大佐たいさ」や「海軍かいぐん大佐たいさ」と呼称こしょうし、陸軍りくぐん各部かくぶぞくする高等こうとう武官ぶかん兵科へいか以外いがい海軍かいぐん高等こうとう武官ぶかんには「大佐たいさ」の呼称こしょうもちいなかったが、のち階級かいきゅう呼称こしょう統一とういつはかり、「大佐たいさ」のかたりふくめるようになった。

大佐たいさ」のかたであるが、昭和しょうわ日本にっぽん海軍かいぐんでは「だいさ」とものてきたが、海軍かいぐんしょう監修かんしゅう書籍しょせきには「だいさ」みの表記ひょうきてくることはない。NHKメディア研究けんきゅうによれば、正式せいしきかたではなく昭和しょうわきゅう海軍かいぐんでの習慣しゅうかんてき呼称こしょうでしかないとされる[1]

自衛隊じえいたい

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警察けいさつ予備よびたい警察官けいさつかん1950ねん-1952ねん)では一等いっとう警察けいさつただし(いっとうけいさつせい)、保安ほあんかん(1952ねん1954ねん)では一等いっとう保安ほあんただし(いっとうほあんせい)、海上かいじょう警備けいびかん(1952ねん)では一等いっとう海上かいじょう警備けいびただし(いっとうかいじょうけいびせい)、警備けいびかん(1952ねん~1954ねん)では一等いっとう警備けいびただし(いっとうけいびせい)がそれぞれ相当そうとうする。

かく自衛隊じえいたいでは1とうりくたすく(いっとうりくさ)・1とううみ(いっとうかいさ)・1とう空佐くうさ(いっとうくうさ)(略称りゃくしょう1(いっさ)と、等級とうきゅう算用さんよう数字すうじになる)にたる。

一般いっぱん連隊れんたいちょうぐんちょう補職ほしょくされ、陸海空りくかいくう共通きょうつう役職やくしょくとしては自衛隊じえいたい地方ちほう協力きょうりょく本部ほんぶなが[注釈ちゅうしゃく 18]防衛ぼうえいちゅう在官ざいかんのほとんど[注釈ちゅうしゃく 19]が1である。警察けいさつでは警視けいしちょうまたは警視けいしただし相当そうとうし、防衛ぼうえいしょう文官ぶんかんふく中央ちゅうおう官庁かんちょうでは本省ほんしょう課長かちょうまたは本省ほんしょう室長しつちょう相当そうとうする。

なお、1はさらに職責しょくせきおうじて(いち)~(さん)に分類ぶんるいされる。以下いか陸上りくじょう自衛隊じえいたいにおける区分くぶん


陸上りくじょう幕僚監部ばくりょうかんぶ陸上りくじょうそうたい方面ほうめんたい師団しだん旅団りょだん


防衛ぼうえい大臣だいじん直轄ちょっかつ部隊ぶたい機関きかん


なお、陸上りくじょう自衛隊じえいたいにおいては指定してい階級かいきゅうが1いち)の役職やくしょくのうち特定とくてい役職やくしょくにあるものを対外たいがいてきにもじゅんしょう相当そうとう[注釈ちゅうしゃく 25]としてあつかい、乗車じょうしゃする車両しゃりょう前面ぜんめん赤色あかいろ台座だいざ金色きんいろ帽章ぼうしょうひとつが表示ひょうじされた車両しゃりょう標識ひょうしき掲示けいじする[注釈ちゅうしゃく 26]。2018ねんより、連隊れんたい長等ながら経験けいけんしゃ対象たいしょうとして予備よび1とうりくたすく採用さいよう開始かいしされている。

各国かっこく呼称こしょう

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空軍くうぐんという現代げんだい発祥はっしょうぐんしゅにおいては、それぞれの国家こっかにおいて「陸軍りくぐん航空こうくう部隊ぶたいから発展はってん」「海軍かいぐん航空こうくう部隊ぶたいから発展はってん」「そもそも航空こうくう戦力せんりょくとしての発祥はっしょう」というちのちがいにより、英文えいぶん呼称こしょう・NATO階級かいきゅうコードにおけるちがいがしょうじる。

漢字かんじ文化ぶんかけんうち日本にっぽんの「大佐たいさ以外いがい、「うえこう[3]、「うえたすく」、「大領だいりょう」の3つのバリエーションがある。

うえこうけい

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中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
中華民国ちゅうかみんこく

うえたすくけい

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朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく
ベトナム社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわこく

大領だいりょうけい

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大韓民国だいかんみんこく

欧州おうしゅう諸国しょこくでは、海軍かいぐん大佐たいさ陸軍りくぐん大佐たいさまったことなる呼称こしょう使つかう。空軍くうぐん大佐たいさは、陸軍りくぐん大佐たいさことなる呼称こしょう使つかくにもあるが、陸軍りくぐん大佐たいさ同一どういつ呼称こしょうもちいるれいおおい。

「Colonel」けい

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イギリス
フランス
イタリア
スペイン
ポルトガル
オランダ
ベルギー
ルーマニア
エストニア

「Oberst」けい

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ドイツ
オーストリア
  • 陸軍りくぐん/空軍くうぐんOberst
デンマーク
ノルウェー
スウェーデン
フィンランド

「Polkovnik」けい

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ロシア連邦れんぽう
ウクライナ
ブルガリア
マケドニア共和国まけどにあきょうわこく
セルビア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
クロアチア
スロベニア
チェコ
  • 陸軍りくぐん/空軍くうぐんPlukovník
スロバキア
  • 陸軍りくぐん/空軍くうぐんPlukovník
ポーランド
リトアニア
ラトビア

さきの「Colonel」「Oberst」「Polkovnik」のどれにもぞくさない系列けいれつ

ハンガリー
ギリシャ

中東ちゅうとう・カフカース・中央ちゅうおうアジア

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トルコ
グルジア
アゼルバイジャン
シリア
イスラエル
サウジアラビア
イラン

オセアニアのうち、オーストラリアとニュージーランドはイギリス国王こくおう国家こっか元首げんしゅいただえい連邦れんぽう王国おうこくであり、くにちからもイギリスとの関係かんけいふかく、ぐん階級かいきゅう呼称こしょうもイギリスぐん同様どうよう方式ほうしきられている。

オーストラリア
ニュージーランド

南北なんぼくアメリカ

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基本きほんてきには欧州おうしゅう諸国しょこく同様どうようのシステムであるが、アメリカ大陸あめりかたいりく諸国しょこくきゅう宗主そうしゅこく(イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル)と同様どうように、上記じょうきの「Colonel」系列けいれつ階級かいきゅう呼称こしょう採用さいようしている。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
カナダ
メキシコ
キューバ
コロンビア
ベネズエラ
ブラジル
アルゼンチン
チリ

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b 明治めいじ5ねん1がつ海軍かいぐんしょうさだめた外国がいこく国内こくない海軍かいぐん武官ぶかん呼称こしょうによるとシニヲル・ケプテインを大佐たいさ対応たいおうさせている[2]
  2. ^ 漫画まんがエロイカよりあいをこめて」で、伯爵はくしゃくがエーベルバッハ少佐しょうさを“艦長かんちょう”の意味いみめて「キャプテン」とんだのに、少佐しょうさ陸軍りくぐん軍人ぐんじんだったため“大尉たいい”でいやがらせだと勘違かんちがいするシーンがある。
  3. ^ 法令ほうれい全書ぜんしょでは布達ふたつではなく「沙汰さた」としている[14] [15]。また、だい604ごうはいわゆる法令ほうれい番号ばんごうではなく法令ほうれい全書ぜんしょ編纂へんさんしゃ整理せいり番号ばんごうとして付与ふよした番号ばんごう[16]
  4. ^ 兵部ひょうぶしょうわきまえかんあて海陸かいりくぐん大佐たいさ以下いか官位かんい相当そうとうひょう上申じょうしんしていたが決定けってい日数にっすうがかかっており、明治めいじ3ねん7がつ28にち官位かんい相当そうとうひょう決定けってい催促さいそくをしている[17]
  5. ^ 1870ねん6がつ1にち明治めいじ3ねん5月3にち)には、横須賀よこすか長崎ながさき横浜よこはま製鉄せいてつじょうそうかん細大さいだい事務じむ委任いにんめいぜられたみんけんだいすすむ山尾やまお庸三ようぞうたいして、おぼしにより海軍かいぐんはイギリスしきによっておこすように指示しじしている[18]
  6. ^ a b 1870ねん10がつ26にち明治めいじ3ねん10月2にち)に海軍かいぐんイギリスしき[注釈ちゅうしゃく 5]陸軍りくぐんフランスしき斟酌しんしゃくして常備じょうびへい編制へんせいする方針ほうしんしめされている[19]
  7. ^ 大佐たいさ中国ちゅうごく古典こてんには存在そんざいせずきよしまつ以前いぜん文献ぶんけんからもつけられないため、日本語にほんごによる造語ぞうごである可能かのうせいたかいと推測すいそくされる[20]荒木あらきはじめは、律令制りつりょうせい官職かんしょくめい有名ゆうめい無実むじつとなっていたことをまえて、一致いっちさせる。軍人ぐんじん中央ちゅうおう政府せいふ直属ちょくぞくさせる。などの意味合いみあいから衛門えもん兵衛ひょうえから佐官さかんかんめい採用さいようしたのではないかと推測すいそくしている[21]
  8. ^ 陸軍りくぐんでは服役ふくえきねん始期しき明治めいじ4ねん8がつを以って始期しきとするため、その以前いぜんよりつとむつかまつものであったとしてもすべ同月どうげつ始期しきとした[22]海軍かいぐんでは服役ふくえきねん始期しきについて、じゅん士官しかん以上いじょう明治めいじ4ねん8がつ以前いぜん服役ふくえきねん算入さんにゅうしない[23]
  9. ^ 明治めいじ4ねん9がつ28にち海兵かいへいおよ水火すいかおっと艦船かんせんからろしたもの水兵すいへい本部ほんぶ管轄かんかつとなる[28]。その水夫すいふ水兵すいへい本部ほんぶ管轄かんかつからはずれる[29]
  10. ^ はじめて任官にんかんするときにあってはすべて本官ほんかん相当そうとうの2とう叙位じょいすることになっていたため、せい相当そうとう大佐たいさは2とうせいろく叙位じょいした[31]
  11. ^ 明治めいじ4ねん8がつ5にち兵学へいがくけんあたま中牟田なかむた武臣ぶしん海軍かいぐん大佐たいさけん兵学へいがくけんあたまにんじた[26]同年どうねん9がつ7にち海軍かいぐん中佐ちゅうさ中島なかじまたすく海軍かいぐん大佐たいさ昇任しょうにんした[27]。 また、同年どうねん10がつ太政官だじょうかんいたるけて海軍かいぐん中佐ちゅうさ赤塚あかつかしんなり海軍かいぐん大佐たいさ昇任しょうにんした。そのときのたちでは太政官だじょうかん海軍かいぐん中佐ちゅうさ赤塚あかつかしんなり海軍かいぐん大佐たいさにんじ、兵部ひょうぶしょう海軍かいぐん大佐たいさ赤塚あかつかしんなり水兵すいへい本部ほんぶ分課ぶんかめいずる辞令じれい個別こべつしており[注釈ちゅうしゃく 9]海軍かいぐん大佐たいさ階級かいきゅう水兵すいへい本部ほんぶ分課ぶんか職務しょくむとをそれぞれ区別くべつしている[30]明治めいじ4ねん11月2にちせいろく[注釈ちゅうしゃく 10]曾我そがゆうじゅん陸軍りくぐん大佐たいさにんじた[32]明治めいじ4ねん12月調しらべの職員しょくいんろくによれば海軍かいぐん大佐たいさとして中島なかじまたすく衡、兵部ひょうぶしょうすすむ佐藤さとう勝敏かつとし赤塚あかつかしんなり掲載けいさいされており、陸軍りくぐん大佐たいさとして兵部ひょうぶしょうすすむたに干城かんじょう兵部ひょうぶしょうすすむ三浦みうら一貫いっかん兵部ひょうぶしょうすすむ野津のつ鎮雄しずお篠原しのはらこくみきたに重喜しげよし曾我そがゆうなずらえ三好みよし重臣じゅうしん掲載けいさいされている[33]
  12. ^ これまでのじゅんせきでは海軍かいぐんうえ陸軍りくぐんしたにしていたが、明治めいじ5ねん1がつ20日はつか官等かんとうひょうから陸軍りくぐんうえ海軍かいぐんした変更へんこうした[35]
  13. ^ a b 明治めいじ3ねん練兵れんぺい天覧てんらんのためしょはんへい合併がっぺいして連隊れんたい編制へんせいすることになり[42]同年どうねん3がつ25にち高橋たかはし熊太郎くまたろう布施ふせたもつ連隊れんたい司令しれいめいじている[43]。また、明治めいじ3ねん10がつには兵部ひょうぶしょう歩兵ほへい連隊れんたい編制へんせいしている[44]
  14. ^ 大佐たいさ心得こころえはその本官ほんかんしょくる。本官ほんかんとは、大中おおなかたすく連隊れんたいちょうしょく[41] [注釈ちゅうしゃく 13]
  15. ^ 前項ぜんこう大佐たいさ心得こころえひとしいもの[41]
  16. ^ じゅんせきはすべてそのかん相当そうとうしょくっていたもの。すなわ大佐たいさ連隊れんたいちょう[41] [注釈ちゅうしゃく 13]
  17. ^ 1873ねん明治めいじ6ねん)5がつ以前いぜんもちいられた各種かくしゅ名義めいぎ軍人ぐんじんについて、当時とうじ官制かんせいいて規定きていした明文めいぶんがないものの、たとえば心得こころえじゅんかんのような名義めいぎものであっても当時とうじ戦時せんじさいして上司じょうし命令めいれいもっ実際じっさい軍隊ぐんたい官衙かんがとう奉職ほうしょくしその任務にんむほうじたことから、明治めいじ25ねん5がつ陸軍りくぐん大臣だいじんの請議による閣議かくぎいてこれらを軍人ぐんじん認定にんていしており[39] [40]、これらのうち大佐たいさ相当そうとうするものには明治めいじ3・4・5ねんころ大佐たいさ心得こころえ[注釈ちゅうしゃく 14]明治めいじ2・3・4ねんころじゅん大佐たいさなら職務しょくむ[注釈ちゅうしゃく 15]明治めいじ2・3・4ねんころ大佐たいさじゅんせき[注釈ちゅうしゃく 16]などがある[45] [41] [40]
  18. ^ 政令せいれい指定してい都市とし札幌さっぽろ宮城みやぎ愛知あいち兵庫ひょうご福岡ふくおかひとし)は1いち)・中核ちゅうかく一般いっぱんは1)の区分くぶん東京とうきょう大阪おおさか沖縄おきなわりくすすむ)の区分くぶんとなる。
  19. ^ アメリカ駐在ちゅうざいのうち1めいはたで、少数しょうすうの2がいる。
  20. ^ 北部ほくぶ方面ほうめん航空こうくうたいちょう東部とうぶ方面ほうめん航空こうくうたいちょうは1いち)、東北とうほく方面ほうめん航空こうくうたいちょう中部ちゅうぶ方面ほうめん航空こうくうたいちょう西部せいぶ方面ほうめん航空こうくうたいちょうは1)の区分くぶん
  21. ^ 北海道ほっかいどう補給ほきゅうしょふくしょちょう東北とうほく補給ほきゅうしょふくしょちょう関西かんさい補給ほきゅうしょふくしょちょう九州きゅうしゅう補給ほきゅうしょふくしょちょうは1いち)、関東かんとう補給ほきゅうしょふくしょちょうはた)の区分くぶんとなる。
  22. ^ 原則げんそく師団しだん隷下れいかから混成こんせいだん隷下れいかになった普通ふつう連隊れんたい
  23. ^ ただし、関東かんとう補給ほきゅうしょ古河ふるかわ松戸まつど用賀ようがささえところ長等ながら指定してい階級かいきゅうが1いちしょくもありこのかぎりではない。また師団しだん司令しれい旅団りょだん司令しれいとう所在しょざい駐屯ちゅうとん以外いがい駐屯ちゅうとんにおける業務ぎょうむ隊長たいちょうで1とうりくたすく隊長たいちょう存在そんざいするが、通常つうじょう俸給ほうきゅうひょうにより1さん)のもの指定していされる
  24. ^ 通常つうじょうだい隊長たいちょう補給ほきゅうしょささえしょちょう駐屯ちゅうとん業務ぎょうむ隊長たいちょう指定してい階級かいきゅうは2
  25. ^ 1いち)のしょく一部いちぶしょ外国がいこくではじゅんはた相当そうとうとされる慣例かんれいもとづく。
  26. ^ はた補職ほしょく部隊ぶたい長等ながらに1いち)の階級かいきゅう着任ちゃくにんした場合ばあいふく旅団りょだんちょう師団しだん幕僚ばくりょう長等ながら着任ちゃくにん当該とうがいもの使用しよう容認ようにんした場合ばあいとう・1しょく団長だんちょうとう必要ひつようおうじて使用しようする「待遇たいぐう一環いっかん」であり、はたへの昇任しょうにんにより当該とうがい階級かいきゅうでなくなった時点じてん赤色あかいろ台座だいざ銀色ぎんいろさくらあきらふたつが表示ひょうじされた通常つうじょうしょう車両しゃりょう標識ひょうしきとなる。また、当該とうがい部隊ぶたいちょうしょく下番かばんして部隊ぶたいちょう着任ちゃくにんした場合ばあい白色はくしょく台座だいざもど場合ばあいもある。ちなみに栄誉えいよ礼受れうけ礼者れいしゃには該当がいとうしないため栄誉えいよれいおこなわれることはなく、また通常つうじょうの1しょく連隊れんたいちょうぐん長等ながら)は白色はくしょく台座だいざ帽章ぼうしょう1個いっこ提示ていじされる。
  27. ^ a b c d 直訳ちょくやくは「戦列せんれつかん艦長かんちょう」。
  28. ^ a b 階級かいきゅう呼称こしょうドイツ連邦れんぽうぐん国家こっか人民じんみんぐんドイツ国防こくぼうぐん共通きょうつう
  29. ^ ドイツ連邦れんぽうぐん独自どくじ組織そしき
  30. ^ 大佐たいさまでは、一般いっぱん親衛隊しんえいたい武装ぶそう親衛隊しんえいたい階級かいきゅう呼称こしょう同一どういつ
  31. ^ 陸軍りくぐん空軍くうぐん空挺くうていぐん海軍かいぐん歩兵ほへい戦略せんりゃくロケットぐんのほか、国内こくないぐん(内務省ないむしょうぐん)国境こっきょうぐん地上ちじょう航空こうくう部隊ぶたい非常ひじょう事態じたいしょうなどのじゅん軍事ぐんじ組織そしききゅうKGBながれをくむ連邦れんぽう保安庁ほあんちょう対外たいがい情報じょうほうちょう連邦れんぽう警護けいごちょう使用しよう
  32. ^ 海軍かいぐん海軍かいぐん歩兵ほへいやその地上ちじょう支援しえん部隊ぶたいのぞく)と、国境こっきょうぐん沿岸えんがん警備けいびたいロシアばん英語えいごばんのみが使用しよう
  33. ^ a b c 直訳ちょくやくは「一等いっとう艦長かんちょう」。
  34. ^ 空軍くうぐん存在そんざいせず、陸軍りくぐん傘下さんか航空こうくうだん存在そんざい
  35. ^ Pukovnikは中佐ちゅうさ相当そうとうじゅんしょうBrigadni general呼称こしょう
  36. ^ Pukovnik中佐ちゅうさ相当そうとうじゅんしょうBrigadni general呼称こしょう
  37. ^ 1968ねんのカナダ統合とうごうぐん発足ほっそく以前いぜんは、空軍くうぐん大佐たいさはイギリス空軍くうぐん同様どうようGroup captain呼称こしょうされていた。

出典しゅってん

編集へんしゅう
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参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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