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イギリス空軍くうぐん

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イギリス空軍くうぐん
Royal Air Force
イギリス空軍くうぐんエンブレム
創設そうせつ 1918ねん
国籍こくせき イギリスの旗 イギリス
ぐんしゅ 空軍くうぐん
タイプ 軍事ぐんじ航空こうくう
任務にんむ 航空こうくう戦闘せんとう
兵力へいりょく 33,200めい[1]
上級じょうきゅう部隊ぶたい イギリスぐん
基地きち ロンドン ホワイトホール
渾名あだな RAF
モットー Per ardua ad astra
逆境ぎゃっきょうえて目的もくてき
識別しきべつ
国籍こくせき識別しきべつしるべ
フィンフラッシュ
空軍くうぐんはた
ロゴ
使用しよう作戦さくせん
攻撃こうげき MQ-9A
戦闘せんとう タイフーンFGR4
F-35B
哨戒しょうかい ポセイドンMRA.1
偵察ていさつ RC-135W
練習れんしゅう テキサンT.1
ホークT.1/T.2
輸送ゆそう A400M
C-17A
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王立おうりつ空軍くうぐん(おうりつくうぐん、英語えいご: Royal Air Force)は、イギリス保有ほゆうする空軍くうぐんである。略称りゃくしょうとしてRAFやR.A.F.という表記ひょうきがある。日本語にほんごではイギリス空軍くうぐん英国えいこく空軍くうぐんとも表記ひょうきされる。

1918ねん4がつ1にちイギリスぐん一部いちぶとして独立どくりつした。イギリス空軍くうぐん世界せかいもっとなが歴史れきし空軍くうぐんであり、やく793航空機こうくうき[2]と、 33,200めい兵力へいりょく[1]保有ほゆうしている。

国防省こくぼうしょう目的もくてき達成たっせいすることが任務にんむであるが、具体ぐたいてきにはイギリスと海外かいがい領土りょうど確実かくじつ防衛ぼうえいすること、とく国際こくさいてき平和へいわ安全あんぜん保障ほしょうすすめるさい政府せいふ外交がいこう政策せいさくささえること、それらのために必要ひつようとされる能力のうりょく提供ていきょうすることである[3]

歴史れきし[編集へんしゅう]

だいいち世界せかい大戦たいせん勝利しょうり記念きねん戦死せんししゃ追悼ついとうのためテムズがわのビクトリア堤防ていぼうてられた記念きねん (RAF Memorial)

イギリス空軍くうぐんだいいち世界せかい大戦たいせんなかの1918ねん4がつ1にちヒュー・トレンチャード初代しょだいトレンチャード子爵ししゃく)のはたらきかけで陸軍りくぐん航空こうくうたい海軍かいぐん航空こうくうたい統合とうごうによって設立せつりつされた[4]海軍かいぐん航空こうくうたいイギリス海軍かいぐん同格どうかく部隊ぶたいで、陸軍りくぐん航空こうくうたいイギリス陸軍りくぐん管轄かんかつにある工兵こうへいたいいち部門ぶもんであったが、だいいち世界せかい大戦たいせんにおいて航空こうくう戦力せんりょく決定的けっていてきであると判明はんめいしたことから、独立どくりつした空軍くうぐん設立せつりつすることが決定けっていした。当時とうじ独立どくりつ空軍くうぐん編成へんせい先駆せんくてきこころみであり、一切いっさい航空機こうくうき運用うんよう空軍くうぐん一元化いちげんかして機動きどう部隊ぶたいのうち空母くうぼ海軍かいぐん艦上かんじょう空軍くうぐん運用うんようするという試行錯誤しこうさくごおこなわれたが、その効率こうりつせいから1936ねん艦上かんじょう海軍かいぐんもどし、その戦力せんりょく大幅おおはばらした。空軍くうぐんつぎ大戦たいせんはじまるまでのあいだ比較的ひかくてき平和へいわで、簡単かんたん警備けいび任務にんむ従事じゅうじした。

だい世界せかい大戦たいせんまえきゅうピッチでパイロットすう航空機こうくうきすうともに拡張かくちょうされ、バトル・オブ・ブリテンではドイツ空軍くうぐんがイギリス本土ほんど侵攻しんこうアシカ作戦さくせん)のためイギリス本土ほんどドーバー海峡かいきょう制空権せいくうけん獲得かくとくしようとイギリス空軍くうぐん衝突しょうとつし、1940ねん夏季かき戦闘せんとう軍団ぐんだんにとって最大さいだい試練しれんおとずれた。イギリス空軍くうぐん搭乗とうじょういん不足ふそくなやまされながらも制空権せいくうけん堅持けんじし、戦争せんそうながれをえるのにおおきく貢献こうけんした。また、イギリス空軍くうぐんもっとおおきな努力どりょくとしてばくげき軍団ぐんだんによるドイツへの戦略せんりゃく爆撃ばくげきげられる。ばくげき軍団ぐんだんは、ナチス・ドイツ工業こうぎょう地域ちいき都市とし爆撃ばくげき破壊はかいし、間接かんせつてき連合れんごうぐん犠牲ぎせいしゃ軽減けいげん貢献こうけんした。沿岸えんがん軍団ぐんだんは、空軍くうぐん以外いがいにもイギリス海軍かいぐん艦隊かんたい航空こうくうたいからも航空機こうくうき貸与たいよされていたが、当初とうしょ旧式きゅうしきしか供給きょうきゅうされず、ドイツ海軍かいぐんUボート相手あいて苦杯くはいをなめた。

ばくげき軍団ぐんだんビッカース ヴァリアント

朝鮮ちょうせん戦争せんそう飛行ひこうてい部隊ぶたい派遣はけんして国連こくれんぐん支援しえんおこない、だい中東ちゅうとう戦争せんそう(スエズ危機きき)ではキプロスとうマルタとうから航空機こうくうき出撃しゅつげきさせておおきな役割やくわりたしたものの、イギリス帝国ていこく衰退すいたいにより世界せかい規模きぼ作戦さくせん行動こうどう縮小しゅくしょうされ、1971ねん10月31にち極東きょくとう空軍くうぐん英語えいごばん英語えいご: RAF Far East Air Force)が解散かいさんした。また、冷戦れいせん長期間ちょうきかんわたって、イギリス空軍くうぐんソビエト連邦れんぽう核兵器かくへいきから戦略せんりゃく爆撃ばくげきによるかく抑止よくしをもって防御ぼうぎょするという役割やくわりえんじたが、海軍かいぐん潜水艦せんすいかん発射はっしゃ弾道だんどうミサイル導入どうにゅうされ、その任務にんむゆずった。

1982ねんはじまったフォークランド紛争ふんそうでは戦場せんじょう友好国ゆうこうこく空軍くうぐん基地きちからはなれていたため、イギリス海軍かいぐんとイギリス陸軍りくぐん主力しゅりょくとなったが、イギリス空軍くうぐんハリアー海軍かいぐん空母くうぼ徴用ちょうようされたコンテナせん搭載とうさいされて、フォークランド諸島しょとう近接きんせつ航空こうくう支援しえんおこなった。バルカンばくげきヴィクター空中くうちゅう給油きゅうゆみなみ大西洋たいせいようアセンションとう展開てんかいし、有名ゆうめいブラック・バック作戦さくせん英語えいご: Operation Black Buck)をおこなった。

冷戦れいせん終結しゅうけつした近年きんねんにおいても、イギリス空軍くうぐん1991ねん湾岸わんがん戦争せんそうで100以上いじょう航空機こうくうき参加さんかさせ、実戦じっせんはじめて誘導ゆうどうばくだん使用しようしたことで、イギリス空軍くうぐん歴史れきしにおいて重要じゅうよう分岐ぶんきてんとなり、その空中くうちゅう給油きゅうゆ偵察ていさつ動員どういんして国籍こくせきぐん支援しえんした。コソボ紛争ふんそう(コソボ戦争せんそう)はだい世界せかい大戦たいせん終結しゅうけつ以来いらいはじめてヨーロッパでの作戦さくせん行動こうどうとなった。

イラク戦争せんそうでも多数たすう航空機こうくうき派遣はけんしてだい規模きぼ作戦さくせん行動こうどうおこなった。どう作戦さくせんアメリカぐんパトリオット対空たいくうミサイルシステムによるあやましゃトーネード攻撃こうげき撃墜げきついされ、搭乗とうじょうしていたパイロットとシステム・オペレーターの2めい死亡しぼうした。また、対空たいくう砲火ほうかC-130輸送ゆそう撃墜げきついされ、10めい人員じんいん殺傷さっしょうされている。

2015ねんにはシリア領内りょうない活動かつどうするISILへの空爆くうばく作戦さくせん開始かいしした[5]

構成こうせい編制へんせい単位たんい[編集へんしゅう]

バッジ

指揮しき[編集へんしゅう]

イギリス空軍くうぐん国防こくぼう会議かいぎ (Defence Council) の空軍くうぐん委員いいんかい (Air Force Board) が管理かんりし、空軍くうぐん参謀さんぼう本部ほんぶちょうである空軍くうぐん参謀さんぼう総長そうちょう (CAS ; Chief of the Air Staff) によってひきいられる。空軍くうぐん委員いいんかいには空軍くうぐん参謀さんぼう総長そうちょう以外いがいに、空軍くうぐん参謀さんぼう次長じちょう (Deputy Chief of the Air Staff) とすうにん上級じょうきゅう司令しれいかん軍人ぐんじんからは参加さんかしている。空軍くうぐん参謀さんぼう総長そうちょうは2023ねん6がつサー・リチャード・ナイトン英語えいごばん空軍くうぐん大将たいしょう任命にんめいされ、空軍くうぐん参謀さんぼう次長じちょうは2023ねん9がつポール・ハロン・ロイド英語えいごばん空軍くうぐん中将ちゅうじょうにんぜられている。

空軍くうぐん委員いいんかい[編集へんしゅう]

現在げんざい国防省こくぼうしょう創設そうせつされるまでイギリス空軍くうぐんとその人員じんいんは、航空こうくうしょう空軍くうぐん会議かいぎによって管理かんりされていた。1964ねん空軍くうぐん会議かいぎ責務せきむ国防こくぼう会議かいぎぎ、あらたに陸海空りくかいくう委員いいんかい編成へんせいされ、そのうちの空軍くうぐん委員いいんかいがイギリス空軍くうぐん管理かんりにんぜられた。

空軍くうぐん参謀さんぼう総長そうちょうサー・リチャード・ナイトン大将たいしょう

委員いいん[6]

  • 国防こくぼう大臣だいじん (The Secretary of State for Defence)
  • Minister of State for the Armed Forces
  • Minister for International Defence and Security
  • Minister of State for Defence Equipment and Support
  • Under Secretary of State for Defence and Minister for Veterans
  • 2nd Permanent Under Secretary
  • 空軍くうぐん参謀さんぼう総長そうちょう - 空軍くうぐん大将たいしょう (Air Chief Marshal)
  • 空軍くうぐん参謀さんぼう次長じちょう - 空軍くうぐん中将ちゅうじょう (Air Marshal)
  • Air and Space Commander
  • Chief of Materiel (Air)
  • Air Member for Equipment Capability
  • Assistant Chief of the Air Staff (Air Vice-Marshal)

軍団ぐんだん[編集へんしゅう]

戦闘せんとう軍団ぐんだんスーパーマリン スピットファイア

1936ねん多種たしゅにわたる航空機こうくうき管理かんりとくすべく軍団ぐんだん設立せつりつはじまった。イギリス空軍くうぐん戦闘せんとう管轄かんかつする組織そしきとして戦闘せんとう軍団ぐんだん創設そうせつされ、ばくげきばくげき軍団ぐんだん管轄かんかつはいった。うみからの脅威きょうい航空機こうくうき対処たいしょするため、沿岸えんがん軍団ぐんだん設立せつりつされた。だい世界せかい大戦たいせん開戦かいせんには、戦闘せんとう軍団ぐんだんばくげき軍団ぐんだん沿岸えんがん軍団ぐんだん気球ききゅう軍団ぐんだん整備せいび軍団ぐんだん訓練くんれん軍団ぐんだんがあった。このうち、訓練くんれん軍団ぐんだんは、1940ねんから1968ねんにかけて、飛行ひこう訓練くんれん軍団ぐんだん技術ぎじゅつ訓練くんれん軍団ぐんだん分割ぶんかつされた。

1941ねん輸送ゆそう管理かんりする軍団ぐんだんとして空輸くうゆ軍団ぐんだん創設そうせつされた。1943ねん輸送ゆそう軍団ぐんだん名称めいしょう変更へんこうし、さらに1967ねん航空こうくう支援しえん軍団ぐんだん名称めいしょう変更へんこうした。

イギリス空軍くうぐん打撃だげき軍団ぐんだん1968ねん戦闘せんとう軍団ぐんだんばくげき軍団ぐんだん統合とうごうしてつくられた。1969ねん沿岸えんがん軍団ぐんだん信号しんごう軍団ぐんだん吸収きゅうしゅうし、1972ねんには航空こうくう支援しえん軍団ぐんだん吸収きゅうしゅうした。

1973ねん整備せいび軍団ぐんだんだい90航空こうくうぐん統合とうごうによって支援しえん軍団ぐんだん創設そうせつされた。1977ねん訓練くんれん軍団ぐんだん吸収きゅうしゅうし、1994ねん人事じんじ訓練くんれん軍団ぐんだん通称つうしょうPTC)と兵站へいたん軍団ぐんだん分割ぶんかつ人事じんじ訓練くんれん軍団ぐんだんはイギリス空軍くうぐんぜん人員じんいん養成ようせいけもつほか、イギリス空軍くうぐんない契約けいやく人員じんいん生活せいかつ保護ほご人員じんいん補充ほじゅう予備よびやく転勤てんきん管理かんりなどに責任せきにんった。兵站へいたん軍団ぐんだんは、前線ぜんせん兵力へいりょく規模きぼ縮小しゅくしょう (Options for Change) にわせた後方こうほう人員じんいんすうとされたため1999ねん廃止はいし、その機能きのうは Defence Logistics Organisationを現在げんざいはDefence Equipment and Supportにがれた。

これら統廃合とうはいごうすえ2007ねんには打撃だげき軍団ぐんだん人事じんじ訓練くんれん軍団ぐんだん存在そんざいし、この2軍団ぐんだん空軍くうぐん委員いいんかいから権限けんげん委任いにんされていた。どう4がつ1にちより打撃だげき軍団ぐんだん人事じんじ訓練くんれん軍団ぐんだん統合とうごうし、航空こうくう軍団ぐんだん編成へんせいされた。現在げんざいのイギリス空軍くうぐんにおいて航空こうくう軍団ぐんだん唯一ゆいいつ軍団ぐんだんであり、統合とうごうまえふたつの軍団ぐんだん命令めいれい系統けいとう現在げんざい軍団ぐんだん司令しれい完全かんぜん集約しゅうやくされている。司令しれい (HQ) はハイ・ウィッカム空軍くうぐん基地きちかれている。

  • 戦闘せんとう軍団ぐんだん (Fighter Command) 1936ねん
  • ばくげき軍団ぐんだん (Bomber Command) 1936ねん
  • 沿岸えんがん軍団ぐんだん (Coastal Command) 1936ねん
  • 訓練くんれん軍団ぐんだん (Training Command) 1936ねん
  • 気球ききゅう軍団ぐんだん (Balloon Command) 1938ねん
  • 整備せいび軍団ぐんだん (Maintenance Command) 1938ねん, 支援しえん軍団ぐんだん (Support Command) 1973ねん
  • 空輸くうゆ軍団ぐんだん (Ferry Command) 1941ねん, 輸送ゆそう軍団ぐんだん (Transport Command) 1943ねん, 航空こうくう支援しえん軍団ぐんだん (Air Support Command) 1967ねん
  • 信号しんごう軍団ぐんだん (Signals Command) 1958ねん
  • 打撃だげき軍団ぐんだん (Strike Command) 1968ねん
  • 兵站へいたん軍団ぐんだん (Logistics Command) 1994ねん
  • 人事じんじ訓練くんれん軍団ぐんだん (Personnel and Training Command) 1994ねん
  • 航空こうくう軍団ぐんだん (Air Command) 2007ねん

航空こうくうだん[編集へんしゅう]

航空こうくうだん(Group)[注釈ちゅうしゃく 1][注釈ちゅうしゃく 2]は、特定とくてい任務にんむけて編成へんせいされる。限定げんていてき環境かんきょう地域ちいき活動かつどうし、特定とくていしゅ任務にんむく。

  • だい1航空こうくうだん航空こうくう戦闘せんとう、ハイ・ウィッカム空軍くうぐん基地きち):戦闘せんとう運用うんようする。訓練くんれん基地きちとして広範囲こうはんい使つかわれるカナダのグースベイ航空こうくう基地きち英語えいごばんくわえて7つの基地きちつ。
  • だい2航空こうくうだん航空こうくう戦闘せんとう支援しえん、ハイ・ウィッカム空軍くうぐん基地きち):戦略せんりゃくおよび戦術せんじゅつ輸送ゆそう、ISTAR、空中くうちゅう給油きゅうゆ捜索そうさく救難きゅうなん運用うんようする。空軍くうぐん連隊れんたい指揮しきにある。
  • だい22航空こうくうだん(ハイ・ウィッカム空軍くうぐん基地きち):雇用こよう訓練くんれん管理かんりおこなう。
  • だい38航空こうくうだん(ハイ・ウィッカム空軍くうぐん基地きち):エンジニアリング、兵站へいたん通信つうしん医療いりょう軍楽隊ぐんがくたいなどを担当たんとうする。
  • だい83遠征えんせい航空こうくうだんアル・ウデイド空軍くうぐん基地きち):常設じょうせつ統合とうごう司令しれい指揮しきでアフガニスタンやイラクなど中東ちゅうとう地域ちいきでの任務にんむ支援しえんする。

飛行ひこうぐん[編集へんしゅう]

イラク戦争せんそう参加さんかしたトーネード GR.4

飛行ひこうぐん(Wing)[注釈ちゅうしゃく 1]は、特定とくてい任務にんむけて航空こうくうだん隷下れいか部隊ぶたい単位たんいとして編成へんせいされる。管理かんり部門ぶもんとして基地きちからも編成へんせいされる。

独立どくりつ飛行ひこうぐんは、飛行ひこうたい地上ちじょう支援しえんたいの2つ以上いじょうたい編成へんせいされる。近年きんねんは、必要ひつようとき編成へんせいされる。イラク戦争せんそう(テリック作戦さくせん)では、トーネード飛行ひこうぐんはクウェートとドーハの空軍くうぐん基地きちから活動かつどうするために編成へんせいされた。

飛行ひこうたい[編集へんしゅう]

飛行ひこうたい (Squadron) は、主要しゅよう任務にんむ遂行すいこうする航空こうくう部隊ぶたい単位たんいであり、任務にんむによって運用うんようする航空機こうくうき変更へんこうする。だい部分ぶぶん飛行ひこうたいは、空軍くうぐん中佐ちゅうさ指揮しきされる。イギリス陸軍りくぐん連隊れんたいといくつか類似るいじした特徴とくちょうがあり、基地きち関係かんけいなく編成へんせいされており、歴史れきし伝統でんとうがある。地上ちじょう支援しえんたいは、飛行ひこうたいおな規模きぼ基地きち配備はいびされる。

飛行ひこうはん[編集へんしゅう]

飛行ひこうはん (Flight) は、飛行ひこうたい下位かい編成へんせいである。空軍くうぐん少佐しょうさ指揮しきされ、2から16飛行ひこうはん飛行ひこうたい編成へんせいされる。小規模しょうきぼ編成へんせいであるため、独立どくりつして編成へんせいされることもある。たとえば、フォークランド諸島しょとうだい1435飛行ひこうはんなどである。

基地きち[編集へんしゅう]

本土ほんど[編集へんしゅう]

海外かいがいおよび国外こくがい[編集へんしゅう]

海外かいがい展開てんかい[編集へんしゅう]

配備はいび 国籍こくせき 時期じき 注記ちゅうき
RAF Gibraltar ジブラルタル 1940年代ねんだい
RAF Unit Goose Bay カナダ 1940年代ねんだい
RAF Akrotiri
RAF Nicosia
RAF Luqa
RAF Hal Far
キプロス 1956ねん
Bardufoss Air Station ノルウェー 1960ねん
RAF Ascension Island アセンションとう 1981ねん
RAF Mount Pleasant フォークランド諸島しょとう 1984ねん
ボスニア・ヘルツェゴビナ
コソボ
ボスニア・ヘルツェゴビナ
コソボ
1995ねん ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争ふんそう
コソボ紛争ふんそう
国際こくさい治安ちあん支援しえん部隊ぶたい アフガニスタン 2001ねん – 2021ねん アフガニスタン紛争ふんそう
バスラ イラク 2003ねん イラク戦争せんそう

装備そうび[編集へんしゅう]

固定こていつばさ[編集へんしゅう]

2022ねん有人ゆうじん保有ほゆうすう[7]

無人むじん

回転かいてんつばさ[編集へんしゅう]

ミサイル[編集へんしゅう]

航空機こうくうき[編集へんしゅう]

各種かくしゅ軍事ぐんじシステムの価格かかく上昇じょうしょうけ、すうじゅうねんまえ比較ひかくすると戦力せんりょく組成そせいかり)(ORBAT) における多様たようせい減少げんしょうしているものの、RAFは現在げんざいでも多種たしゅ航空機こうくうき保有ほゆうしている。以下いかに、現時点げんじてんでの保有ほゆう機材きざい任務にんむべつならべた[8]

航空機こうくうき名称めいしょうつづけて付与ふよされているコードは、その機種きしゅたす任務にんむしめしている。たとえば、トーネード F.3は、戦闘せんとう (Fighter) をしめす "F" をかんされており、さらにトーネードの3番目ばんめ派生はせいがたであることを意味いみしている。

戦闘せんとう[編集へんしゅう]

タイフーン F.2

タイフーン FGR.4が、現在げんざいイギリスの領空りょうくうまも防空ぼうくう戦闘せんとうであり、RAF ルーカース (Leuchars) 基地きちとRAF カーニングスビー (Coningsby) 基地きち配備はいびされている。1980年代ねんだいすえから防空ぼうくう任務にんむ従事じゅうじしてきたトーネード F.3は、タイフーンと交代こうたいして退役たいえきした。2008ねんからRAF ボスコム・ダウン (Boscombe Down) 基地きちが24あいだ体制たいせいアラートをおこな基地きちとなり、イギリス南部なんぶ南西なんせいをカバーしている[9]

ハリアー GR.9

現在げんざいRAFの攻撃こうげき部隊ぶたい中核ちゅうかくをなすのはトーネード GR.4である。トーネードはちょう音速おんそく飛行ひこう能力のうりょくそなえ、SCALP-EG/ストーム・シャドウ巡航じゅんこうミサイルレーザー誘導ゆうどうばくだんALARMたいレーダーミサイルといった多様たようへいそう搭載とうさいできる。

ハリアー (GR.7/GR.7A/GR.9) がトーネードを補完ほかんし、これらは航空こうくう阻止そし (AI)・近接きんせつ航空こうくう支援しえん (CAS)・てき防空ぼうくうもう制圧せいあつ (SEAD) などの任務にんむ陸上りくじょうまたは艦上かんじょうから投入とうにゅうされていたが、2011ねん4がつまでに退役たいえきすることとされた。2010ねん11月24にちには空母くうぼからの最後さいご運用うんようおこなった。

将来しょうらいてきには攻撃こうげき任務にんむにおいてもタイフーンと導入どうにゅう開始かいしされたF-35B主力しゅりょくになる予定よていである。

早期そうき警戒けいかい[編集へんしゅう]

機上きじょうそら対空たいくうレーダー搭載とうさいするセントリー AEW.1は、侵攻しんこうする敵性てきせい探知たんちする早期そうき警戒けいかいであるとともに、戦闘せんとう空域くういき調整ちょうせいおこなう。セントリー AEW.1はRAF ウォディントン (Waddington) 基地きち配備はいびされている。トーネードとセントリーはイラクバルカン半島ばるかんはんとうなど国外こくがいでも任務にんむおこなった。

偵察ていさつ[編集へんしゅう]

RC-135W

攻撃こうげき派生はせいがたであるトーネード (GR.4A) は専用せんよう偵察ていさつポッドを搭載とうさいして偵察ていさつとして運用うんようされている。ひろ波長はちょういきにわたるカメラ・赤外線せきがいせんセンサ・レーダーを搭載とうさいしている。国防省こくぼうしょうは、切迫せっぱくした前線ぜんせん状況じょうきょう対応たいおうするため、2007ねん無人むじん偵察ていさつMQ-9 リーパー購入こうにゅうし、運用うんようけて試験しけんした。2008ねんにはネバダしゅうクリッチ空軍くうぐん基地きちだい39飛行ひこうたい配備はいび、アフガニスタンへ派遣はけんされ、インテリジェンス監視かんし偵察ていさつ (ISR) 任務にんむ従事じゅうじした [10]

ニムロッド R.1電子でんし偵察ていさつ通信つうしん傍受ぼうじゅ任務にんむ従事じゅうじしていたが、アメリカ空軍くうぐん運用うんようしていたボーイング RC-135Rを3購入こうにゅうし、RC-135Wへ改装かいそうしたうえでニムロッド R.1と交代こうたいしている[11]。ニムロッド R.1の任務にんむおぎなうため、シャドウ R.1導入どうにゅうされた。

ボンバルディア グローバルエクスプレス (BD-700)もと開発かいはつされたセンチネル R.1は、アメリカ空軍くうぐんE-8 JSTARSたしているのと同様どうよう陸上りくじょう部隊ぶたい支援しえん任務にんむ遂行すいこうするために、ASTOR対地たいちレーダーをそなえている。

哨戒しょうかい[編集へんしゅう]

ポセイドン MRA.1

BAE ニムロッドMR.2がたい潜水せんすいかん戦闘せんとう (ASW) とたい水上すいじょうかん戦闘せんとう (ASUW) 任務にんむ従事じゅうじしていた。くわえて同機どうきは、長大ちょうだい航続こうぞく距離きょり強力きょうりょく通信つうしん装置そうちかし、救難きゅうなんヘリ・艦艇かんてい沿岸えんがん基地きちあいだ通信つうしん橋渡はしわたしすることで、捜索そうさく救難きゅうなんミッションにおける調整ちょうせいやくをもになっていた。さらに、海上かいじょう漂流ひょうりゅうする人々ひとびとたいして、救命きゅうめいボートとサバイバル用品ようひん搭載とうさいするポッドを投下とうかすることも可能かのうである。MR.2はMRA.4への改装かいそう開始かいししたが、中途ちゅうとでキャンセルされ2011ねんには退役たいえきぜんスクラップとされている。

後継こうけいとして9P-8導入どうにゅうを2015ねんには決定けっていしている。

輸送ゆそう空中くうちゅう給油きゅうゆ[編集へんしゅう]

ハーキュリーズ C.5 (C-130J)

1995ねん王室おうしつよう飛行ひこうはん (Queen's Flight) はBAe 125 CC.3装備そうびしていただい32飛行ひこうたい吸収きゅうしゅうされ、VIP(要人ようじん輸送ゆそうけもつだい32王室おうしつ飛行ひこうたいとなった。だい32王室おうしつ飛行ひこうたい現在げんざいアグスタ A109マングスタ、BAe 146 CC.2などを運用うんようし、ロンドンの西にし位置いちするRAF ノーソルト (Northolt) 基地きち駐留ちゅうりゅうしている。

RAF ブライズ・ノートン (Brize Norton) 基地きちでは貨物かもつ兵士へいしとその装備そうび輸送ゆそうする通常つうじょう輸送ゆそうだけでなく、空中くうちゅう給油きゅうゆ運用うんようされている。RAFはバディしき採用さいようしており、タンカー同士どうし空中くうちゅう給油きゅうゆ可能かのうである。旧式きゅうしきした空中くうちゅう給油きゅうゆトライスターVC-10は、次期じき戦略せんりゃく給油きゅうゆ英語えいごばん 計画けいかくもとボイジャーKC.2/KC.3交代こうたいした。

輸送ゆそうにはリネハム (Lyneham) 基地きち駐留ちゅうりゅうするC-130 ハーキュリーズ単機たんきまたはすう任務にんむごとに派遣はけんされている。ハーキュリーズはKがたわるC-130J スーパーハーキュリーズ装備そうび1998ねんはじまっているが、ボーイングしゃから長期ちょうきリースC-17 グローブマスター III運用うんよう開始かいしした。運用うんようちゅうのグローブマスター IIIもリースの期限きげんあわせて購入こうにゅうし、RAFはグローブマスター IIIの保有ほゆうすうやすことで戦略せんりゃく輸送ゆそうりょく強化きょうかたした[12]。C-130K ハーキュリーズは、エアバス A400M交代こうたいされつつある[13]

ヘリコプター[編集へんしゅう]

チヌーク HC.6輸送ゆそうヘリコプター

兵士へいし装備そうび戦場せんじょうへとおくしたり、戦場せんじょうからべつ戦場せんじょうへと輸送ゆそうして陸上りくじょう部隊ぶたい支援しえんすることは、RAFの重要じゅうよう任務にんむである。支援しえんヘリコプターは、命令めいれい系統けいとう統一とういつするため1999ねん創設そうせつされた統合とうごうヘリコプターコマンド (Joint Helicopter Command) に所属しょぞくする。

大型おおがたタンデムローターち、重量じゅうりょうぶつ輸送ゆそうけるチヌークがRAF オディハム (Odiham) 基地きちに、より小型こがたピューマ HC.1がRAF ベンソン (Benson) 基地きち展開てんかいしている。また、特殊とくしゅ部隊ぶたい任務にんむのため航続こうぞく距離きょりやし、アビオニクスを改良かいりょうした新型しんがたのチヌークHC.3が開発かいはつされた。HC.3の配備はいびはソフトウェアと法的ほうてき問題もんだいおくれた。

マーリン HC.3は2014ねんからぜん海軍かいぐん所属しょぞくとされた。

また捜索そうさく救難きゅうなんヘリコプター3飛行ひこうたい存在そんざいしている。このうちシーキング(HAR.3とHAR.3A)を装備そうびするだい22飛行ひこうたいだい202飛行ひこうたいはイギリス本国ほんごくにあり、グリフィン HAR.2装備そうびするだい84飛行ひこうたいキプロスにある。軍事ぐんじ部隊ぶたいSearch and Rescue Forceとして設置せっちされてはいるものの、実際じっさいには海上かいじょう船舶せんぱく山岳さんがくなどから民間みんかんじん救出きゅうしゅつする任務にんむだい部分ぶぶんめている。

練習れんしゅう[編集へんしゅう]

ツカノ T.1

初等しょとう訓練くんれんよう練習れんしゅうとしては、スリングスビー ファイアフライ退役たいえきレシプロエンジン単発たんぱつチューター T.1使用しようされる。チューターは、バイキング T.1 (Viking) とヴィジラント T.1 (Vigilant) とともに、パイロット候補こうほせい飛行ひこう経験けいけん時間じかん確保かくほにも使つかわれている。

中等ちゅうとう課程かていでは、固定こていつばさにはターボプロップ単発たんぱつツカノ T.1を、ヘリコプターにはエキュレイユ T.1使用しようしている。

高等こうとう課程かていにおいては、ホーク T.1とその後継こうけい実戦じっせん部隊ぶたい同様どうよう機器きき性能せいのうをもつ新型しんがたのホーク T.2(Mk.128)[14]高速こうそくジェット機じぇっときグリフィン HT.1がヘリコプター、スーパーキングエア T.1多発たはつ課程かていで、それぞれもちいられている。

高等こうとう課程かていえた段階だんかいではだい一線いっせん部隊ぶたい必要ひつよう経験けいけん能力のうりょく不十分ふじゅうぶんであり、それらを機種きしゅ任務にんむべつ支援しえんするため予備よび飛行ひこうたいにおいて、タイフーン T.1などの実戦じっせん訓練くんれんよう派生はせいがた使用しようされる。

練習れんしゅうようのヘリコプターの一部いちぶかくぐんしゅ共通きょうつう機関きかんである国防こくぼうヘリコプター飛行ひこう学校がっこう所属しょぞくしている。

階級かいきゅう[編集へんしゅう]

NATO階級かいきゅう符号ふごう 階級かいきゅうあきら 階級かいきゅう
英語えいご 日本語にほんご
OR-1 階級かいきゅうしょうなし Aircraftman 航空こうくうへい
OR-2 Leading Aircraftman 先任せんにん航空こうくうへい
Senior Aircraftman 上級じょうきゅう航空こうくうへい
Senior Aircraftman (Technician) 上級じょうきゅう航空こうくうへい(技能ぎのうへい)
OR-3 Lance corporal 上等じょうとう航空こうくうへい
OR-4 Corporal 伍長ごちょう
OR-6/OR-5 Sergeant 軍曹ぐんそう
RAF Sergeant Aircrew 飛行ひこう軍曹ぐんそう
OR-7 Chief technician 技能ぎのう軍曹ぐんそう
Flight Sergeant 曹長そうちょう
RAF Flight Sergeant Aircrew 飛行ひこう曹長そうちょう
OR-8 該当がいとう階級かいきゅうなし
OR-9 Warrant Officer 准尉じゅんい
Warrant Officer 准尉じゅんい
RAF Master Aircrew 飛行ひこう准尉じゅんい
OF(D) Officer cadet 士官しかん候補こうほせい
OF-1 Pilot officer/ acting pilot officer 少尉しょうい
Flying officer 中尉ちゅうい
OF-2 Flight lieutenant 大尉たいい
OF-3 Squadron leader 少佐しょうさ
OF-4 Wing Commander 中佐ちゅうさ
OF-5 Group captain 大佐たいさ
OF-6 Air commodore じゅんしょう
OF-7 Air vice-marshal 少将しょうしょう
OF-8 Air marshal 中将ちゅうじょう
OF-9 Air chief marshal 大将たいしょう
OF-10 Marshal of the Royal Air Force 元帥げんすい

将校しょうこう君主くんしゅから任官にんかんされた高等官こうとうかんであり、このことは部下ぶか命令めいれいはっする権限けんげん裏付うらづけとなる。職業しょくぎょう軍人ぐんじんとしての空軍くうぐん将校しょうこうは、任官にんかんまえリンカンシャーのクランウェルに所在しょざいするカレッジで32週間しゅうかん初級しょきゅう将校しょうこう訓練くんれんコースを修了しゅうりょうしなければならない。クランウェルには空軍くうぐん研究けんきゅう機関きかんもうけられている。

陸軍りくぐん海軍かいぐん航空こうくう部隊ぶたい統合とうごうするかたち発足ほっそくしたという経緯けいいから、将校しょうこう肩書かたがきと徽章きしょうおもにイギリス海軍かいぐんとくだいいち世界せかい大戦たいせん海軍かいぐん航空こうくうたいもちいられたそれに由来ゆらいする。たとえば、空軍くうぐん少佐しょうさ階級かいきゅうは、海軍かいぐん航空こうくうたい飛行ひこうたい司令しれいかん職名しょくめいから引用いんようしている。イギリス空軍くうぐん将校しょうこうは、航空こうくう将校しょうこう将校しょうこう次席じせき将校しょうこうの3つに分類ぶんるいされる。

ざいえいアメリカぐん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 英語えいごではアメリカ空軍くうぐんしきのGroupとwingは指揮しき階梯かいてい逆転ぎゃくてんしている。また、日本語にほんご書籍しょせきなかでは逐語ちくごやくGroup航空こうくうぐんおよびWing航空こうくうだんがある。源田げんたこう「アメリカ空軍くうぐん歴史れきし戦略せんりゃく芙蓉ふよう書房しょぼう 2008ねん、のP29ではウィリアム・ミッチェルべい空軍くうぐん構想こうそうでは航空こうくう師団しだん航空こうくうだん飛行ひこうぐん飛行ひこうたいとある。イギリス空軍くうぐん場合ばあいGroupを「飛行ひこう集団しゅうだん」、Wingを「飛行ひこうだん」とアメリカ空軍くうぐん区別くべつして和訳わやくするケースもみられる。
  2. ^ 石川いしかわ潤一じゅんいち世界せかい空軍くうぐんイカロス出版いかろすしゅっぱん 2009ねん、ではアメリカ空軍くうぐんのGroupとの区別くべつのため「航空こうくう集団しゅうだん」がもちいられている。
  3. ^ 1941ねん7がつイギリス情報じょうほうしょう英語えいごばんプロパガンダ映画えいがTarget for Tonight』の撮影さつえいにも使用しようされた。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b Quarterly service personnel statistics 1 April 2021” (英語えいご). GOV.UK. 2021ねん5がつ30にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2021ねん6がつ15にち閲覧えつらん
  2. ^ Military Aircraft:Written question - 225369” (英語えいご). 2016ねん3がつ9にち閲覧えつらん
  3. ^ Defence Analytical Services Agency. “UK Defence Statistics” (英語えいご). 2009ねん5がつ16にち閲覧えつらん
  4. ^ Dickens, Peter (2018ねん4がつ). “The Royal Air Force's 100th Birthday and its founder – Jan Smuts | The Observation Post”. Samilhistory.com. 2018ねん7がつ7にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん7がつ13にち閲覧えつらん
  5. ^ BBC:えい空軍くうぐん、シリア空爆くうばく開始かいし
  6. ^ armedforces.co.uk. “RAF COMMAND AND ORGANISATION” (英語えいご). 2009ねん5がつ16にち閲覧えつらん
  7. ^ UK armed forces equipment and formations 2022
  8. ^ RAF – Aircraft” (英語えいご). Royal Air Force. 2017ねん2がつ6にち閲覧えつらん
  9. ^ David Vallis. “Air base in front line fully-armed” (英語えいご). The Salisbury Journal. http://www.salisburyjournal.co.uk/news/1792468.air_base_in_front_line_fullyarmed/ 2009ねん5がつ16にち閲覧えつらん 
  10. ^ RAF – MQ-9 Reaper” (英語えいご). Royal Air Force. 2011ねん2がつ22にち閲覧えつらん
  11. ^ Hoyle, Craig (2010ねん3がつ22にち). “UK approves Rivet Joint purchase”. Flight International. 2011ねん2がつ22にち閲覧えつらん
  12. ^ RAF – C-17A Globemaster III” (英語えいご). Royal Air Force. 2011ねん2がつ22にち閲覧えつらん
  13. ^ RAF - A400M” (英語えいご). Royal Air Force. 2009ねん5がつ16にち閲覧えつらん
  14. ^ RAF - Hawk 128” (英語えいご). Royal Air Force. 2009ねん5がつ16にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]