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ドクダミ

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ドクダミぞくから転送てんそう
ドクダミ
1. ドクダミ
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ Angiosperms
階級かいきゅうなし : モクレンるい Magnoliids
: コショウ Piperales
: ドクダミ Saururaceae
ぞく : ドクダミぞく Houttuynia
たね : ドクダミ H. cordata
学名がくめい
Houttuynia cordata Thunb. (1783)[1]
シノニム
和名わみょう
ドクダミ (蕺[2]、蕺草[3]、蕺菜[4][5]ひさ太美ふとみ[6]とめひさ陀三[7]どくため[8]どくつう[9])、ドクダミソウ (蕺草)[3]、ドクダメ (どくめ、蕺[2]、蕺草[3])、シブキ (蕺[2]これぬの[10]これ布木ふき[11]これぬのささえ[11]こころざしぬの[11])、ジゴクソバ (地獄じごくはた[12]地獄じごく蕎麦そば[よう出典しゅってん])、ウマゼリ (うませり)[13][ちゅう 1]、イシャゴロシ (医者いしゃころせ)[14]、ママオヤ (継親ままおや)[15]、イヌノヘ (いぬ)[16]、キツネノカライモ (きつねからいも)[17]、ウマクワズ (うましょく)[18]、ゴゼナ (瞽女ごぜさい)[19]、イモグサ (いもそう)[20]、ホトケグサ (ふつそう)[21]、ヘビクサ (へびそう)[22]、ニュウドウグサ (入道にゅうどうそう)[23]、ハッチョウグサ[24]、ギョセイソウ (さかななまぐさくさ)[25]、シュウサイ (蕺菜)[26]、シュウヤク (蕺薬)[27]、ジュウサイ (蕺菜)[28]、ジュウヤク (十薬じゅうやく[27]じゅうくすり[28]、蕺薬[29])
英名えいめい
fish mint[30], fish plant[30], Vietnamese fish plant[30], fishwort[30], chameleon[31], chameleon plant[30], heartleaf[30], heart-leaved houttuynia[1], heartleaf houttuynia[30], houttuynia[31], edible houttuynia[30], wild houttuynia[30], white chaplu[30]

ドクダミ(蕺・蕺草・蕺菜、学名がくめい: Houttuynia cordata)は、ドクダミドクダミぞく多年草たねんそう一種いっしゅである。ドクダミぞく (Houttuynia) は、ほんたねのみをふくむ。

概要がいよう

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湿しめった陰地かげち群生ぐんせいし、全体ぜんたい特有とくゆう臭気しゅうきがある。はハートがたがくへん花弁はなびらちいさなはな密集みっしゅうし、その基部きぶしろはなびらのようなつと[ちゅう 2]はなはなあつまりの基部きぶにある特殊とくしゅした)が4まいつくため、はなあつまり(花序かじょ)が1個いっこはなのようにえる(1)。ひがしアジアから東南とうなんアジア分布ぶんぷしており、日本にっぽんでは北海道ほっかいどう空知そらちあたりから九州きゅうしゅうられる。

に「ドク」とあるが、ドクダミは無毒むどくである。雑草ざっそうとして身近みぢか植物しょくぶつであるが、ふるくから民間みんかんやくとして利用りようされ、生薬きぐすりとしては十薬じゅうやく(じゅうやく; じゅうくすり、蕺薬)とよばれる[ちゅう 3]薬用やくようほかにどくだみちゃ食用しょくよう園芸えんげいようなどに利用りようされることもある。別名べつめいおおく、ドクダミソウ、ドクダメ、ギョセイソウ、ジゴクソバ、ウマゼリなどがある(分類ぶんるいひょう和名わみょうらん参照さんしょう)。

特徴とくちょう

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多年生たねんせい草本そうほんであり、ぜんくさアルデヒド由来ゆらい特有とくゆう臭気しゅうきがある[37][38][39][40][41]地下ちか細長ほそながしろ地下茎ちかけいよこび、さかんにぶんえだしている[37][38][40][42]地下茎ちかけいふしから不定ふていしている[43]草丈くさたけは20–60センチメートル (cm) になり、地上ちじょうくき紫色むらさきいろびてはすじょう直立ちょくりつし、または有毛ありげ、まばらに互生ごせいする[37][38][40][44][45]下図したず2a, b)。しんがたぜんえん先端せんたんとがり、ながさ 3–10 cm、せんてんをもち、光沢こうたくのないくら緑色みどりいろとく裏面りめんはしばしば紫色むらさきいろびる[37][38][40][45][46]下図したず2)。葉脈ようみゃくてのひらじょう、5–7ほん[38]下図したず2c)。葉柄ようへいながさ1–3.5 cm、[38]たく膜質まくしつどんあたまながさ 1–2.5 cm、葉柄ようへい基部きぶにつき、さやじょうくきいだき、はじめはしんつつんでいる[37][38][40]

2a. くきはな
2b. くきはな
2c.

花期かき初夏しょかからなつ(5–8がつ[45]くきいただきまたはくき上部じょうぶ葉腋ようえきからながさ 1–5 cm の花序かじょがらばし、そのさきちいさなはな密集みっしゅうしてながさ 1–3 cm の穂状すいじょう花序かじょをつける(はなしたからじゅんく)[37][38][40][45]うえ2a, b, 下図したず3a, b)。花序かじょ基部きぶにはちょう楕円だえんがたから倒卵形とうらんけいながさ 1–2 cm のしろつと[ちゅう 2]が4まい(まれに5、6、7まい)、十字じゅうじじょうについている(これが"はなびら"のようにえるため、花序かじょ全体ぜんたい1個いっこはなのようにえる; 下図したず3a, b)[37][38][40]。このつとはつぼみのときに花序かじょ全体ぜんたいつつんでいる[38]かくはな基部きぶにはちいさな線形せんけいつとしょうつと)があるが、園芸えんげいひんなかにはこのつと最下さいかつと同様どうようしろ大型おおがたしているものもある[37][38](ヤエドクダミ; 下図したず3c)。個々ここはなはながくへん花弁はなびら)をき、しべしべからなる[37][38][41]しべは3–8黄色おうしょく目立めだち、はないと細長ほそなが基部きぶしべの子房しぼう合着あいぎしている[37][38][46]しべは子房しぼう上位じょうい、3または4しんがわからなり、合着あいぎして1しつがわまく胎座かく胎座に6–8胚珠はいしゅがつく[37][46]しべのはなばしらは3または4白色はくしょくはんきょくする[37]下図したず3b)。

3a. はな花序かじょ
3b. はな花序かじょ
3c. "八重咲やえざき": かくはなつとしょうつと)が大型おおがたした変異へんいたい

果実かじつさくはて球形きゅうけいながさ 2–3 mm、宿やどそんせいはなばしらあいだきれひらけする[37][38]種子しゅしたまごがたながやく 0.5 mm、褐色かっしょく[37][38]日本にっぽんのドクダミは有性ゆうせい生殖せいしょくおこなわず、胚珠はいしゅ性的せいてき種子しゅしになる(融合ゆうごう種子しゅし形成けいせい)とかんがえられている[38][51]。また地下茎ちかけい分断ぶんだんなどによる栄養えいよう繁殖はんしょく頻繁ひんぱんおこな[41][42]染色せんしょくたいかず変異へんいおおきく、2n = 24, 52–56, 72, 80, 96, 100–104, 112, 128 などが報告ほうこくされている[52]日本にっぽんおおいドクダミ (2n = 96) は3ばいたいとされることもあるが[51]、これら染色せんしょくたいすうからは12ばいたいであるともされる(染色せんしょくたい基本きほんすう x = 8)[52]

植物しょくぶつたい全体ぜんたいあぶら細胞さいぼう分泌ぶんぴつ細胞さいぼうせん存在そんざいし、アルデヒドケトンフラボノイドフェノール化合かごうぶつタンニンなどを生成せいせいうえしょくしゃ寄生きせい微生物びせいぶつたいする防御ぼうぎょとしているとかんがえられている[53]

分布ぶんぷ生態せいたい

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4. ドクダミの群落ぐんらく

日本にっぽん韓国かんこく中国ちゅうごく中部ちゅうぶから南部なんぶ)、ヒマラヤバングラデシュ台湾たいわんインドシナ半島いんどしなはんとう分布ぶんぷする[1]。また北米ほくべいやヨーロッパの一部いちぶ侵入しんにゅうしている[1][31]日本にっぽんでは北海道ほっかいどう南部なんぶ本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう小笠原諸島おがさわらしょとうから報告ほうこくされている[1][44][45][54]北海道ほっかいどうのものは、本州ほんしゅうからの移入いにゅうによるものとされる[55]

湿しめのある半日はんにち陰地かげちこのみ、住宅じゅうたく周辺しゅうへんにわ道端みちばたはやし山野やまのによく群生ぐんせいしている[5][40][44][41]4)。

繁殖はんしょくりょくつよく、ちぎれた地下茎ちかけいからでも繁殖はんしょくするため、放置ほうちするといちめんドクダミだらけになり、雑草ざっそうえなくなる。つよ臭気しゅうきがあることと、地下茎ちかけいばしてはびこるため、なん防除ぼうじょ雑草ざっそうとされる[41][42]

日本にっぽんではドクダミをしょくそうとする動物どうぶつおおくないが、こうしょくせい動物どうぶつクワゴマダラヒトリニホンザルなど)がべることがある[56][57]一方いっぽうこうしょくせいハスモンヨトウはドクダミを忌避きひする[58]

ドクダミではうちせいきん病原びょうげんせいしめさずに植物しょくぶつ体内たいない共生きょうせいしている菌類きんるい細菌さいきん)にかんして調査ちょうさされており、ColletotrichumIlyonectriaLasiodiplodia嚢菌もん)が報告ほうこくされている[59][60]

人間にんげんとのかかわり

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日本にっぽんでは雑草ざっそうとして身近みぢか存在そんざいであるが、ふるくから生薬きぐすり民間みんかんやくとして利用りようされ、ゲンノショウコセンブリとともに日本にっぽんさんだい民間みんかんやくの1つとされる[9][41][61]。どくだみちゃハーブ野菜やさいとして利用りようされることもあり、このような需要じゅようのため商業しょうぎょうてき栽培さいばいされている[62]。また観賞かんしょうようとして栽培さいばいされることもあり、欧米おうべいでも東洋とうようのハーブとして人気にんきがある[41][44]健康けんこう植物しょくぶつとしての評価ひょうかたかく、篠原しのはら (2008) は「日陰ひかげのやや湿しめったところに群生ぐんせいし、独特どくとく臭気しゅうきつが、これほど有能ゆうのうてがたい植物しょくぶつめずらしい」とひょうしている[63]

薬用やくよう

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ジュウヤク
十薬じゅうやく
生薬きぐすり・ハーブ
効能こうのう 利尿りにょう作用さよう抗菌こうきん作用さよう強心きょうしん作用さよう血管けっかん収縮しゅうしゅく作用さよう
原料げんりょう ドクダミ地上ちじょう
成分せいぶん フラボノイド化合かごうぶつ (クエルシトリンなど)、カリウム脂肪しぼうぞくアルデヒド (デカノイルアセトアルデヒドなど)
臨床りんしょうデータ
法的ほうてき規制きせい
投与とうよ経路けいろ 経口けいこうえき
識別しきべつ
KEGG E00113 D06742
別名べつめい じゅうくすり、蕺薬
テンプレートを表示ひょうじ

ドクダミは、内服薬ないふくやくとして、胃腸いちょうびょうしょくあたり下痢げり便秘べんぴ利尿りにょうなどに利用りようされ、外用がいようやくとしてももの出物でもの皮膚ひふびょうなどにもちいられる[42][64][65]

花期かき地上ちじょう陰干かげぼ乾燥かんそうさせたものは、日本にっぽんでは生薬きぐすりとして十薬じゅうやく(じゅうやく; じゅうくすりや蕺薬ともく)[ちゅう 3] とよばれる[24]地下ちか地下茎ちかけいなど)をふくめてぜんくさ利用りようするれいもあるが[65]日本にっぽん薬局方やっきょくほうでは地上ちじょうとされる[66]茎葉けいようすことによって、特有とくゆう臭気しゅうきくなる[39]十薬じゅうやくせんじえきには利尿りにょう作用さようなるしも作用さよう高血圧こうけつあつ動脈どうみゃく硬化こうか予防よぼう作用さようこう炎症えんしょう鎮静ちんせい作用さよう駆虫くちゅう作用さようなどがあるとされる[39][40][67][65]民間みんかんでは乾燥かんそうした(あぶせんじすることもある)はなつきドクダミをせん[ちゅう 4]、ふつう1にち3はい程度ていど服用ふくようする[39][40][67]。ただし、にん服用ふくよう過剰かじょう摂取せっしゅ長期ちょうき連続れんぞく使用しようけるべきとされる[24][68][67]

また湿疹しっしんかぶれニキビおでき水虫みずむししらくもなどにたいする外用がいようやくとしては、もんだ生葉いくはをそのまま、生葉いくはをすりつぶしたもの、煮詰につめたりきにして軟膏なんこうじょうにしたもの、焼酎しょうちゅうんだえき生葉いくはじる、などのかたち患部かんぶ塗布とふする[39][40][67][65][69]ツワブキまたはカキノキつつんでやわらかくなるまできにし、飯粒めしつぶぜて、ものっておくとうみすという[9]毛虫けむしなどむしされには、んだしる、またははな焼酎しょうちゅうけておいたものを患部かんぶにつけると、かゆみとれがおさまるといわれている[9]蓄膿症ちくのうしょう慢性まんせい鼻炎びえんちつえんには、生葉いくはじる挿入そうにゅうすることがある[39][40][69]あせもニキビ肌荒はだあれには、生葉いくは乾燥かんそうしたものを入浴にゅうよくざいとする[40][67]

中国ちゅうごくではさかななまぐさくさ(ぎょせいそう)とよばれて解熱げねつ解毒げどく鎮痛ちんつうなどにもちいられ、ぶつ解毒げどく(ごもつげどくさん)、栝楼らっきょう白湯さゆ(かろうがいはくとう)、さかななまぐさくさ桔梗ききょう(ぎょせいそうききょうとう)などのかん方方かたがたざい処方しょほうされる[34][70][71]

薬理やくり成分せいぶん

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なま地上ちじょう茎葉けいよう特異とくいにおいは、精油せいゆ成分せいぶんであるデカノイルアセトアルデヒド (decanoyl acetaldehyde) やラウリルアルデヒド (lauryl aldehyde) などの脂肪しぼうぞくアルデヒド由来ゆらいし、これにはせいきん作用さようがあるが、揮発きはつせいであるため乾燥かんそうひんではうしなわれる[39][72][73][74]。また茎葉けいよう花序かじょにはクエルセチン (quercetin; 5a) やクエルシトリン (quercitrin; 5b)、イソクエルシトリン (isoquercitrin)、アフゼリン (afzerin)、ヒペリン (hyperin)、ルチン (rutin) などのフラボノイドまたはそのはいとうからだふくまれる[72][75]ミネラルとしてはカリウムおおふく[39][76][77]

副作用ふくさよう

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どくだみちゃ飲用いんようによる副作用ふくさようとして、以下いかのものが報告ほうこくされている。

食用しょくよう

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ドクダミの加熱かねつすることで臭気しゅうきやわらぐため、日本にっぽんではてんぷらなどにして賞味しょうみされることがある[39][83][65][84]採取さいしゅ時期じきは4 - 6がつごろが適期てっきとされ、った若芽わかめ若葉わかば臭気しゅうきつよいので、よくでてみずすうえながら十分じゅうぶんみずにさらし、味噌和みそあえや味噌和みそあにすると、さほどくさいはにならなくなるという[5]。また、おひたし、ごまえ、しるものあぶらいたにもできる[5][85][86]。ドクダミが強烈きょうれつ臭気しゅうきは、すかねつくわえるととぶため、地上ちじょう陰干かげぼしにし、しおれたところをよくでこぼし、さらにみずにさらせば、一般いっぱんさいるい同様どうようべられ、適当てきとうごたえもある[87]

地下茎ちかけい一年中いちねんじゅう利用りようでき、味噌みそにしたり、こまかくってでていちばんすいにさらしてから、いたぶつ煮物にものきんぴらものみごはんにする[5][85][86]地下茎ちかけい適当てきとうながさにってよくみずにさらし、でこぼすことでにおいがれる[87]地下茎ちかけい繊維せんいつよいため、ふといものは2つから4つわりにするとべやすくなる[87]

上記じょうきのようにドクダミは民間みんかんやくとしてふるくから利用りようされており、そのような薬効やっこう期待きたいして乾燥かんそうさせたものをせんじたどくだみちゃちゃがいちゃハーブティーとしてひろまれている[88]下図したず6a)。また清涼飲料水せいりょういんりょうすいである爽健ちゃも、原料げんりょうの1つとしてドクダミを使用しようしている[89]。ドクダミをおちゃにするときは、5 - 7がつごろの開花かいか地上ちじょう利用りようする[63]

ドクダミには血管けっかんつよくする成分せいぶんふくまれており、この成分せいぶんねつにもつよいため、調理ちょうりしたぐらいではうしなわれないことから、食用しょくようする場合ばあいでも保健ほけんやくとしてドクダミちゃ以上いじょう効果こうか期待きたいされている[87]。また、ドクダミちゃのようにドクダミを一度いちど乾燥かんそう加工かこうしたものについては、殺菌さっきん作用さようのもととなるくさ成分せいぶんうしなわれているため、殺菌さっきん消毒しょうどく効果こうかはない[87]

6a. どくだみちゃ (左上ひだりうえ)
6b. ドクダミをふくむハーブ (ベトナム)
6c. 市場いちばでのドクダミ (さかななまぐさくさ) の地下茎ちかけい (みぎ) (香港ほんこん)
6d. ドクダミ地下茎ちかけい料理りょうり (中国ちゅうごくしゅうしょう)

ベトナム料理りょうりでは、ドクダミはこうそう(ハーブ)としてバインセオカオラウなどさまざまな料理りょうりえて生食なましょくされ、またサラダとしてもしょくされる[79][90][91]うえ6b)。中国ちゅうごく西南せいなんしゅうしょう四川しせんしょう湖南こなんしょうなど)ではドクダミは食材しょくざいとしてひろ利用りようされている。とくにその地下茎ちかけいは「おりみみ(ジェアールゲン、拼音: zhé’ěrgēn)」ともよばれ、いたぶつものとしてべられている[92][93]うえ6c, d)。

日本にっぽんでも、ふるくに「蕺(シブキ)」が食用しょくようとされていた記録きろくがある。『和名わみょう類聚るいじゅうしょう』(935ねんごろ)には、野菜やさいとしてしるされており、また『蜻蛉とんぼ日記にっき』(974ねんごろ)ではユズをのせたものをくえしたとしるされている[94]。ただし、日本にっぽんではふるくは「蕺」がドクダミではなくギシギシタデ)を意味いみしていたとのせつもある[95]地下茎ちかけいにはデンプン蓄積ちくせきされるため、きん現代げんだい日本にっぽんでも食糧難しょくりょうなん時代じだい地下茎ちかけいでて食料しょくりょうとしていたという[46]

栽培さいばい

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7a. ヤエドクダミ
7b. ‘カメレオン’

上記じょうきのように、ドクダミは薬用やくよう食用しょくようひろ利用りようされているため、商業しょうぎょうてき栽培さいばいおこなわれている。日本にっぽん特産とくさん農産物のうさんぶつ協会きょうかいによると、日本にっぽんでの栽培さいばい面積めんせきは、国産こくさん薬用やくよう植物しょくぶつ需要じゅよう増加ぞうか背景はいけいに、2016ねんの200アールまんから2018ねんは666アールへと急増きゅうぞうした。兵庫ひょうごけん(253アール)と徳島とくしまけん(250アール)がだい産地さんちである[62]

ドクダミを農作物のうさくもつとして栽培さいばいする場合ばあい定植ていしょく直後ちょくごまめに手作業てさぎょう雑草ざっそうのぞいて密植みっしょくして定着ていちゃくさせれば、雑草ざっそうえにくくなる[62]

ドクダミは園芸えんげいようにも栽培さいばいされており、またさまざまな園芸えんげい品種ひんしゅがある[96]おおくのはなつとさい下部かぶつと同様どうよう大型おおがたしたもの(上記じょうき参照さんしょう)、ヤエドクダミ(Houttuynia cordata f. plena (Makino) Okuyama; 7a)、しろピンク色ぴんくいろなどのまだらはいったものはフイリドクダミ(Houttuynia cordata f. variegata (Makino) Sugimoto)とよばれる[38]斑入ふいにはさまざまなものがあり、五色ごしきドクダミ(‘カメレオン’、‘トリカラー’; 7b)やにしきドクダミ(白色はくしょくおおい)、‘フレーム’(覆輪ふくりん模様もよう)、‘ジョーカーズ・ゴールド’(あきら黄色おうしょく斑入ふいり)などがある[96]

名称めいしょう

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ドクダミの学名がくめいである Houttuynia cordata のうち、ぞくめいHouttuyniaオランダ博物はくぶつ学者がくしゃであるマールテン・ホッタイン (Maarten Houttuyn, 1720–1798) へのけんじめいであり、たね小名しょうみょうcordataラテン語らてんごでハートがたかたちしめしている[97]

和名わみょうである「ドクダミ」の語源ごげんかっていないが、ふるくから民間みんかんやくとしてどくおろしの薬効やっこう顕著けんちょであるため、どくおさえることを意味いみする「どくめる(ためる)」から、「どくめ(どくだめ)」が転訛てんかして「どく矯み(どくだみ)」とばれるようになったとするのが通説つうせつである[42][41][87]めるとは、ただす・なおすの意味いみである[87]異説いせつとして、「どくいたみ」の意味いみどくいたみにくことから名付なづけられたというせつ[39][44]群落ぐんらくただよ特有とくゆう臭気しゅうきから毒気どくけまった場所ばしょ意味いみする「どくめ(どくだめ)」または植物しょくぶつ自体じたいどくめているとする「どくめ」がてんじてドクダミとよばれるようになったとするせつもある[42]。ただし、この植物しょくぶつどくをもつというのはあやまった解釈かいしゃくであり、ドクダミ自体じたいどくはない[98]。「ドクダミ」の比較的ひかくてきあたらしく、はつは『和爾わにみやび』(1694ねん)とされる[99]

ふるくは、「これぬの岐(しぶき/しふき)」(これ布木ふきこれぬのささえこころざしぬの岐)とばれていた[42][100][ちゅう 5]。ほかに様々さまざま地方ちほうめいがあり、「ドクダン[24]」、「ドクダメ[41]」、「ハッチョウグサ[24]」など、日本にっぽん全国ぜんこくで160あまりの地方ちほうめいがあるといわれている[42]各地かくち地方ちほうめいには、薬効やっこう生態せいたい由来ゆらいするものはすくなく、おおくはこの植物しょくぶつ特有とくゆう臭気しゅうきかんするもの、あるいはこの植物しょくぶつをあたかも有毒ゆうどく植物しょくぶつであるかのように表現ひょうげんしたものである[42]東北とうほくから関東かんとうでは「ジゴクソバ」、大分おおいたけんでは「ウマゼリ[ちゅう 1]」などとよばれていた[13]

かんめいは、「蕺菜(シュウサイ/ジュウサイ)」である[43][24][42]日本にっぽんでの生薬きぐすりめいである「十薬じゅうやく(ジュウヤク)」は、民間みんかんやくとして用途ようとひろく、応用おうよう範囲はんいが10をかぞえるというところから、かんめいの蕺菜の蕺のじゅうえものだとされることがおお[42]べつかんめいである「さかななまぐさくさ」(なまぐさ意味いみは「生臭なまぐさい」)、ベトナムめいの「ザウザプカー」または「ザウジエプカー」(ベトナムrau giấp cá/ rau diếp cá意味いみは「さかな野菜やさい」)、英名えいめいの「フィッシュミント」(fish mint)、「フィッシュハーブ」(fish herb)、「フィッシュウワート」(fishwort) など、さかなにおいにまつわる名称めいしょうおお[100]英名えいめいにはこのほか、「カメレオンプラント」(chameleon plant:「カメレオン植物しょくぶつ」の)、「ハートリーフ」(heartleaf:「心臓しんぞうがた」の) や、「ビショップズ・ウィード」(bishop's weed:「司教しきょう雑草ざっそう」の) という表現ひょうげんもある[100]

季語きご花言葉はなことば

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「どくだみ」、「どくだみのはな」、「十薬じゅうやく」はなつ季語きごであり、下記かきのような俳句はいくがある[94][102]

十薬じゅうやくきすてしこうに つきあたる
どくだみや 真昼まひるやみに しろ十字じゅうじ

ドクダミの花言葉はなことばは、「しろ追憶ついおく」、「野生やせい」である[45][103]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b 「ウマゼリ」のキツネノボタンドクゼリノダケなどさまざまな植物しょくぶつてられている[101] (→ウマゼリ」を参照さんしょう)。
  2. ^ a b この構造こうぞうそうつとへん花序かじょ全体ぜんたいつと)とされることがおおいが[37][47]厳密げんみつ意味いみでのそうつとへんではないともされ[48]花序かじょ最下さいかにあるはなつとしょうつと)であるともされる[38][49][50]
  3. ^ a b 十薬じゅうやく」の初出しょしゅつは『大和やまと本草ほんぞう』(1708ねん)であり、うまたいしてじゅう薬効やっこうがあるためとしている[32][33]。ほかにも、はなしろつと十字じゅうじにつくためとされることもある[34]。また「じゅうくすり」は重要じゅうようくすりであるから、または重宝ちょうほうするからとされる[35][34]。おそらく実際じっさいには、これらはかんめいの「蕺薬」の音読おんよみへのであるとかんがえられている[32][35][36]
  4. ^ 弱火よわびで10ふん程度ていどせんじるとする記述きじゅつから、半量はんりょうになるまでとろせんじるとする記述きじゅつまである[39][40][68]
  5. ^ 本草ほんぞう和名わみょう』(918ねん)にかんめいの「蕺」がしめされ、これに和名わみょうとして「これぬの岐」がてられている[32]。ただし日本にっぽんでは、「蕺」がギシギシ意味いみもちいられたともいう[95]

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g h i j Houttuynia cordata”. Plants of the World online. Kew Botanical Garden. 2023ねん2がつ10日とおか閲覧えつらん
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  4. ^ "蕺菜". 動植物どうしょくぶつめいよみかた辞典じてん 普及ふきゅうばん. コトバンクより2021ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  5. ^ a b c d e 高橋たかはし秀男ひでお監修かんしゅう 2003, p. 67.
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  • 多田ただ多恵子たえこ「ドクダミの護身ごしんじゅつ」『したたかな植物しょくぶつたち ―あのこののマルだい作戦さくせん』エスシーシー、2002ねん、76-81ぺーじISBN 978-4886479228 
  • 田中たなか孝治こうじきめと使つかかたがひとでわかる 薬草やくそう健康けんこうほう講談社こうだんしゃ〈ベストライフ〉、1995ねん2がつ15にち、98-99ぺーじISBN 4-06-195372-9 
  • 近田ちかだ文弘ふみひろ監修かんしゅう 亀田かめだ龍吉りゅうきち有沢ありさわ重雄しげおはなわける野草やそう小学館しょうがくかん、2010ねん4がつ10日とおか、177ぺーじISBN 978-4-09-208303-5 
  • 馬場ばばあつし薬草やくそう500しゅ栽培さいばいから効用こうようまで』大貫おおぬきしげる写真しゃしん)、まことぶんどう新光しんこうしゃ、1996ねん9がつ27にち、77ぺーじISBN 4-416-49618-4 
  • 深津ふかづただし植物しょくぶつ和名わみょう語源ごげん探究たんきゅう八坂やさか書房しょぼう、2000ねん4がつ25にち、107-112ぺーじISBN 4-89694-452-6 
  • 船山ふなやま信次しんじ「ドクダミ」『毒草どくそう薬草やくそう事典じてん』SBクリエイティブ、2012ねん、100-101ぺーじISBN 978-4797342697 
  • 吉村よしむらまもる『おいしくべる山野やまのくさ主婦しゅふ生活社せいかつしゃ、2007ねん4がつ23にち、118 - 119ぺーじISBN 978-4-391-13415-5 

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外部がいぶリンク

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