ドライビング Miss デイジー

ドライビング Miss デイジー
	Driving Miss Daisy
監督かんとく	ブルース・ベレスフォード
脚本きゃくほん	アルフレッド・ウーリー
原作げんさく	アルフレッド・ウーリー
製作せいさく	リチャード・D・ザナック; リリ・フィニー・ザナック
製作せいさく総そう指揮しき	デヴィッド・ブラウン
出演しゅつえん者しゃ	モーガン・フリーマン; ジェシカ・タンディ; ダン・エイクロイド
音楽おんがく	ハンス・ジマー
撮影さつえい	ピーター・ジェームズ
編集へんしゅう	マーク・ワーナー
配給はいきゅう	ワーナー・ブラザース; 東宝とうほう東和とうわ
公開こうかい	1989年ねん12月15日にち; 1990年ねん5月12日にち
上映じょうえい時間じかん	99分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$145,793,296
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『ドライビング Miss デイジー』（原題げんだい: Driving Miss Daisy）は、1989年ねん製作せいさくのアメリカ映画えいが。ブルース・ベレスフォード監督かんとくによるハートウォーミングストーリー。人種じんしゅ差別さべつが法的ほうてきに許ゆるされていた1940年代ねんだいから公民こうみん権けん法ほうが施行しこうされた1970年代ねんだいのアメリカ南部なんぶを舞台ぶたいに、老齢ろうれいのユダヤ系けい未亡人みぼうじんとアフリカ系けい運転うんてん手しゅの交流こうりゅうをユーモラスに描えがく。

概要がいよう[編集へんしゅう]

原作げんさくは1987年ねん度どのピューリッツァー賞しょう演劇えんげき部門ぶもんを受賞じゅしょうしたアルフレッド・ウーリーの戯曲ぎきょくである。映画えいが化かにあたり、ウーリーは本ほん作品さくひんの脚本きゃくほんも担当たんとうした。

この物語ものがたりは、老ろう婦人ふじんデイジーを中心ちゅうしんにその家庭かてい生活せいかつ、シナゴーグ（ユダヤ教きょうの会堂かいどう）、友人ゆうじん、家族かぞく、そして彼女かのじょの恐怖きょうふ、懸念けねんに焦点しょうてんを当あて、老ろう運転うんてん手しゅとの人間にんげん関係かんけいや感情かんじょうの交流こうりゅうなど2人ふたりの25年間ねんかんを描えがくと共ともに、黒人こくじんに対たいする人種じんしゅ差別さべつと南部なんぶの反はんユダヤ主義しゅぎも描えがいている。

1989年ねん 12月15日にちに北米ほくべいで限定げんてい公開こうかいされ大だいヒットを記録きろく。アメリカ国内こくないで約やく1億おく600万まんドル、国外こくがいで約やく3900万まんドルの興行こうぎょう収入しゅうにゅうを挙あげた^[1]。同どう年度ねんどのアカデミー賞しょうでは作品さくひん賞しょうを含ふくむ9部門ぶもんでノミネートされ、そのうち作品さくひん賞しょう、主演しゅえん女優じょゆう賞しょう、脚色きゃくしょく賞しょう、メイクアップ賞しょうの4部門ぶもんで受賞じゅしょうした。特とくに映画えいがで老齢ろうれいの未亡人みぼうじんを演えんじたジェシカ・タンディの演技えんぎは高たかく評価ひょうかされた。タンディは80歳さいでアカデミー主演しゅえん女優じょゆう賞しょうを獲得かくとくしたが、彼女かのじょの年齢ねんれいは同どう賞しょうにおける最さい高齢こうれいでの受賞じゅしょうである。

本ほん作品さくひんは『つばさ』『グランド・ホテル』『アルゴ』『グリーンブック』『コーダあいのうた』と並ならんでアカデミー作品さくひん賞しょうを受賞じゅしょうしながら監督かんとく賞しょうにノミネートされなかった6作品さくひんのうちの1つでもある。

2006年ねん 12月22日にちにはDVD『ドライビング Miss デイジーデラックス版ばん』がジェネオンエンタテインメントより発売はつばいされた。特典とくてん映像えいぞうとしてドキュメンタリー『Missデイジーの旅たび』『ジェシカン・タンディ演劇えんげきからスターへ』、メイキング・オブ『ドライビング Miss デイジー』、撮影さつえい風景ふうけい、オリジナル劇場げきじょう予告編よこくへんが収録しゅうろくされている。

ストーリー[編集へんしゅう]

1948年ねんのジョージア州しゅうアトランタ。元もと教師きょうしのユダヤ系けい老ろう婦人ふじんデイジー・ワサンは買かい物ものに出でかけようと愛用あいようのクライスラー・ウィンザー（英語えいご版ばん）に乗のり込こむが、運転うんてんを誤あやまり隣家りんかの垣根かきねに突つっ込こんでしまう。それを見みかねた息子むすこのブーリーは彼女かのじょに対たいして運転うんてん手しゅを雇やとうように薦すすめるが、デイジーは聞きく耳みみを持もたない。そんなデイジーの元もとに初老しょろうの黒人こくじん男性だんせい、ホーク・コバーンが運転うんてん手しゅとして雇やとわれてきた。

初はじめは意固地いこじにホークを拒絶きょぜつしていたデイジーだったが、根負こんまけしてついにホークが運転うんてんする車くるまに乗のり込こむ。車くるまは赤あかいハドソン。彼女かのじょがホークを嫌いやがっていたのは、自分じぶんが嫌味いやみな成金なりきんであると周囲しゅういに思おもわれるのを危惧きぐしていたからだった。しかしホークの真面目まじめな仕事しごと振ぶりと正直しょうじきな人柄ひとがらに感銘かんめいを受うけたデイジーは、やがてどこへ行いくにもホークの運転うんてんする車くるまに乗のることになる。

1953年ねんのクリスマスに、デイジーは読よみ書かきの出来できないホークに簡単かんたんな参考さんこう書しょをプレゼントする。デイジーはアラバマ州しゅうモービルに住すむ兄あにの90歳さいの誕生たんじょう日びを祝いわうため、ホークの運転うんてんする黒くろいキャデラックに乗のって遠出とおでする。既すでに70歳さい近ちかいホークだが、州しゅう外がいに出でるのはこれが生うまれて初はじめてだという。道中どうちゅう、道路どうろ脇わきに止とめた車中しゃちゅうで食事しょくじをする2人ふたりだが、その際さいの警察官けいさつかんの対応たいおうにデイジーはいまだ法ほうのもとで人種じんしゅ差別さべつが容認ようにんされているアメリカ南部なんぶに根強ねづよく残のこる、黒人こくじんに対たいする人種じんしゅ的てき偏見へんけんを実感じっかんする。また警察官けいさつかんの対応たいおうに、ユダヤ人じんに対たいする民族みんぞく的てき偏見へんけんも判わかる。

1963年ねんの或あるる日ひ、デイジーに長年ながねん仕つかえてきた家政かせい婦ふであるアデラがテレビを観みている最中さいちゅうに急死きゅうししてしまう。アデラの死後しご1人ひとりで家いえを切きり盛もりしなくてはならなくなったデイジーは、万事ばんじにそつが無ないホークをより一層いっそう重宝ちょうほうするようになる。

1966年ねんの雨あめの日ひ、デイジーは礼拝れいはいに向むかう道中どうちゅう、クー・クラックス・クランによってシナゴーグが爆破ばくはされたと知しる。南部なんぶでは黒人こくじんのみならず、ユダヤ人じんも差別さべつと偏見へんけんの対象たいしょうなのだ。ホークは幼少ようしょう期きの悲惨ひさんな体験たいけんを初はじめて語かたり、デイジーは涙なみだする。

デイジーはマーティン・ルーサー・キング牧師ぼくしの説教せっきょうを聞きくための夕食ゆうしょく会かいに参加さんかする。当初とうしょは息子むすこのブーリーと共ともに出席しゅっせきする予定よていだったが、彼かれは公民こうみん権けん運動うんどうの結果けっか、公民こうみん権けん法ほうが施行しこうされたにも拘かかわらず、まだまだ人種じんしゅ偏見へんけんが残のこる地元じもとの同どう業者ぎょうしゃたちに後うしろ指ゆびを差さされることを危惧きぐし欠席けっせき。デイジーは夕食ゆうしょく会かいに向むかう途中とちゅうでホークを誘さそうが、「本当ほんとうにその気きがあるならもっと早はやく言いうべきだった」と彼かれに窘たしなめられる。結局けっきょく1人ひとりで夕食ゆうしょく会かいに出席しゅっせきするデイジー。その夜よるのキング牧師ぼくしの説教せっきょうは、善意ぜんいの人々ひとびとによる無自覚むじかくの差別さべつの話はなしだった。ホークは車内しゃないのカーラジオでそれを聴きく。

1971年ねん、ある朝あさいつものようにデイジーの家いえを訪おとずれたホークは、錯乱さくらんしているデイジーを発見はっけんする。突如とつじょ顕あらわれた認知にんち症しょうにより、自身じしんの教師きょうし時代じだいに戻もどって子供こどもたちの宿題しゅくだいを探さがし回まわっていたのだった。デイジーを優やさしく宥なだめるホーク。そんな彼かれに対たいし、デイジーは「貴方あなたは一番いちばんのお友達ともだちよ」と告つげる。

1973年ねん、認知にんち症しょうが進すすみ、体調たいちょうも衰おとろえたデイジーは老人ろうじんホームで暮くらしている。ホークとブーリーは感謝かんしゃ祭さいのおいを述のべるため、デイジーの元もとを訪おとずれる。ブーリーはあえて席せきを外はずし、デイジーとホークは2人ふたりきりで言葉ことばを交かわす。出会であった頃ころと同おなじ軽妙けいみょうなやりとりを楽たのしむ2人ふたり。ホークはデイジーに合あわせ、運転うんてん手しゅとしての週給しゅうきゅうをまだ貰もらっていると語かたる。ホークがパンプキンパイをデイジーに食たべさせているシーンに、走はしり去さる赤あかいハドソンの映像えいぞうがかぶさり映画えいがは幕まくを閉とじる。

キャスト[編集へんしゅう]

役名やくめい	俳優はいゆう	日本語にほんご吹ふき替かえ
役名やくめい	俳優はいゆう	VHS版はん	NHK版はん	機内きない上映じょうえい版ばん1^[2]	機内きない上映じょうえい版ばん2
ホーク・コバーン	モーガン・フリーマン	北村きたむら和夫かずお	名古屋なごや章あきら	永井ながい一郎いちろう	新しん克利かつとし
デイジー・ワサン	ジェシカ・タンディ	佐々木ささきすみ江え	東あずま恵美子えみこ	麻生あそう美代子みよこ
ブーリー・ワサン	ダン・エイクロイド	菅生すごう隆之たかゆき	津嘉山つかざん正種まさたね		玄田げんだ哲章てっしょう
フローリン・ワサン	パティ・ルポーン	弥永やなが和子かずこ	一城かずきみゆ希まれ
アデラ	エスター・ローレ	遠藤えんどう晴はる
ミス・マクラッチー	ジョアン・ハヴリージャ
オスカー	ウィリアム・ホール・Jr
ミリアム	ミュリエル・ムーア
ビューラ	シルヴィア・カーラー
ケイティ・ベル	クリスタル・R・フォックス

VHS版ばん吹ふき替かえ：1991年ねんにNHKエンタープライズならびにビジュアルヴック社しゃより発売はつばいされていたVHSにのみ収録しゅうろく。

現在げんざい「IMAGICA」より発売はつばいされているDVDには収録しゅうろくされていない。

NHK版ばん：初回しょかい放送ほうそう1992年ねん 12月23日にち
機内きない上映じょうえい版ばん1：グロービジョン制作せいさく

スタッフ[編集へんしゅう]

監督かんとく：ブルース・ベレスフォード
製作せいさく総そう指揮しき：デヴィッド・ブラウン
製作せいさく：リチャード・D・ザナック、リリ・フィニー・ザナック
脚本きゃくほん：アルフレッド・ウーリー
撮影さつえい：ピーター・ジェームズ
編集へんしゅう：マーク・ワーナー
音楽おんがく：ハンス・ジマー
美術びじゅつ：ヴィクター・ケンプスター

主おもな受賞じゅしょう[編集へんしゅう]

1989年ねん度ど（第だい62回かい）アカデミー賞しょう
- 作品さくひん賞しょう：リチャード・D・ザナック、リリ・フィニー・ザナック
- 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう：ジェシカ・タンディ
- 脚色きゃくしょく賞しょう：アルフレッド・ウーリー
- メイクアップ賞しょう：マンリオ・ロケッティ、リン・バーバー、ケヴィン・ヘイニー
  - （主演しゅえん男優だんゆう賞しょう、助演じょえん男優だんゆう賞しょう、美術びじゅつ賞しょう、編集へんしゅう賞しょうでノミネート）
1989年度ねんど（第だい47回かい）ゴールデングローブ賞しょう
- 作品さくひん賞しょう（ミュージカル・コメディ部門ぶもん）：『ドライビング Miss デイジー』
- 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう（ミュージカル・コメディ部門ぶもん）：モーガン・フリーマン
- 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう（ミュージカル・コメディ部門ぶもん）：ジェシカ・タンディ
1990年ねん度ど（第だい44回かい）英国えいこくアカデミー賞しょう
- 主演しゅえん女優じょゆう賞しょう：ジェシカ・タンディ
  - （作品さくひん賞しょう、監督かんとく賞しょう、脚色きゃくしょく賞しょうでノミネート）
1990年度ねんど（第だい40回かい）ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい最優秀さいゆうしゅう競演きょうえん賞しょう：ジェシカタンディ＆モーガン・フリーマン
- （金きむ熊くま賞しょうでノミネート）

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

^ ^a ^b “Driving Miss Daisy”. Box Office Mojo. 2011年ねん9月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ dortmunder_kのツイート（381059390389776384）

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

ドライビング Miss デイジー - allcinema
ドライビング Miss デイジー - KINENOTE
Driving Miss Daisy - オールムービー（英語えいご）
Driving Miss Daisy - IMDb（英語えいご）
Driving Miss Daisy - TCM Movie Database（英語えいご）
Driving Miss Daisy - American Film Institute Catalog（英語えいご）

[boxoffice-1] “Driving Miss Daisy”. Box Office Mojo. 2011年ねん9月がつ19日にち閲覧えつらん。

[2] rtmunder_kのツイート（381059390389776384）

[1]

[2]

表ひょう話はなし編へん歴れきアカデミー作品さくひん賞しょう
1927–1940	つばさ（1927/28）ブロードウェイ・メロディー（1928/29）西部せいぶ戦線せんせん異状いじょうなし（1929/30）シマロン（1930/31）グランド・ホテル（1931/32）カヴァルケード（1932/33）或あるる夜よるの出来事できごと（1934）戦艦せんかんバウンティ号ごうの叛乱はんらん（1935）巨星きょせいジーグフェルド（1936）ゾラの生涯しょうがい（1937）我わが家やの楽園らくえん（1938）風ふうと共ともに去さりぬ（1939）レベッカ（1940）
1941–1960	わが谷たには緑みどりなりき（1941）ミニヴァー夫人ふじん（1942）カサブランカ（1943）我わが道みちを往ゆく（1944）失うしなわれた週末しゅうまつ（1945）我が等とうの生涯しょうがいの最良さいりょうの年とし（1946）紳士しんし協定きょうてい（1947）ハムレット（1948）オール・ザ・キングスメン（1949）イヴの総すべて（1950）巴里ぱりのアメリカ人じん（1951）地上ちじょう最大さいだいのショウ（1952）地上ちじょうより永遠えいえんに（1953）波止場はとば（1954）マーティ（1955）八はち十じゅう日間にちかん世界せかい一周いっしゅう（1956）戦場せんじょうにかける橋はし（1957）恋こいの手てほどき（1958）ベン・ハー（1959）アパートの鍵かぎ貸かします（1960）
1961–1980	ウエスト・サイド物語ものがたり（1961）アラビアのロレンス（1962）トム・ジョーンズの華麗かれいな冒険ぼうけん（1963）マイ・フェア・レディ（1964）サウンド・オブ・ミュージック（1965）わが命いのちつきるとも（1966）夜よるの大だい捜査そうさ線せん（1967）オリバー!（1968）真夜中まよなかのカーボーイ（1969）パットン大だい戦車せんしゃ軍団ぐんだん（1970）フレンチ・コネクション（1971）ゴッドファーザー（1972）スティング（1973）ゴッドファーザー PART II（1974）カッコーの巣すの上うえで（1975）ロッキー（1976）アニー・ホール（1977）ディア・ハンター（1978）クレイマー、クレイマー（1979）普通ふつうの人々ひとびと（1980）
1981–2000	炎ほのおのランナー（1981）ガンジー（1982）愛あいと追憶ついおくの日々ひび（1983）アマデウス（1984）愛あいと哀かなしみの果はて（1985）プラトーン（1986）ラストエンペラー（1987）レインマン（1988）ドライビング Miss デイジー（1989）ダンス・ウィズ・ウルブズ（1990）羊ひつじたちの沈黙ちんもく（1991）許ゆるされざる者もの（1992）シンドラーのリスト（1993）フォレスト・ガンプ/一期一会いちごいちえ（1994）ブレイブハート（1995）イングリッシュ・ペイシェント（1996）タイタニック（1997）恋こいにおちたシェイクスピア（1998）アメリカン・ビューティー（1999）グラディエーター（2000）
2001–2020	ビューティフル・マインド（2001）シカゴ（2002）ロード・オブ・ザ・リング/王おうの帰還きかん（2003）ミリオンダラー・ベイビー（2004）クラッシュ（2005）ディパーテッド（2006）ノーカントリー（2007）スラムドッグ$ミリオネア（2008）ハート・ロッカー（2009）英国えいこく王おうのスピーチ（2010）アーティスト（2011）アルゴ（2012）それでも夜よるは明あける（2013）バードマンあるいは（無知むちがもたらす予期よきせぬ奇跡きせき）（2014）スポットライト世紀せいきのスクープ（2015）ムーンライト（2016）シェイプ・オブ・ウォーター（2017）グリーンブック（2018）パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2019）ノマドランド（2020）
2021–現在げんざい	コーダあいのうた（2021）エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス（2022）オッペンハイマー（2023）

表ひょう話はなし編へん歴れきゴールデングローブ賞しょうミュージカル・コメディ作品さくひん賞しょう
1951–1960	巴里ぱりのアメリカ人じん（1951）わが心しんに歌うたえば（1952）カルメン（1954）野郎やろうどもと女おんなたち（1955）王様おうさまと私わたし（1956）魅惑みわくの巴里ぱり（1957）恋こいの手てほどき / メイム叔母おばさん（1958）ポーギーとベス / お熱あついのがお好すき（1959）わが恋こいは終おわりぬ / アパートの鍵かぎ貸かします（1960）
1961–1980	ウエスト・サイド物語ものがたり / A Majority of One（英語えいご版ばん）（1961）ミュージック・マン（英語えいご版ばん） / ミンクの手てざわり（1962）トム・ジョーンズの華麗かれいな冒険ぼうけん（1963）マイ・フェア・レディ（1964）サウンド・オブ・ミュージック（1965）アメリカ上陸じょうりく作戦さくせん（1966）卒業そつぎょう（1967）オリバー!（1968）サンタ・ビットリアの秘密ひみつ（1969） M★A★S★H マッシュ（1970）屋根やねの上うえのバイオリン弾びき（1971）キャバレー（1972）アメリカン・グラフィティ（1973）ロンゲスト・ヤード（1974）サンシャイン・ボーイズ（1975）スター誕生たんじょう（1976）グッバイガール（1977）天国てんごくから来きたチャンピオン（1978）ヤング・ゼネレーション（1979）歌うたえ!ロレッタ愛あいのために（1980）
1981–2000	ミスター・アーサー（1981）トッツィー（1982）愛あいのイエントル（1983）ロマンシング・ストーン秘宝ひほうの谷たに（1984）女おんなと男おとこの名誉めいよ（1985）ハンナとその姉妹しまい（1986）戦場せんじょうの小ちいさな天使てんしたち（1987）ワーキング・ガール（1988）ドライビング Miss デイジー（1989）グリーン・カード（1990）美女びじょと野獣やじゅう（1991）ザ・プレイヤー（1992）ミセス・ダウト（1993）ライオン・キング（1994）ベイブ（1995）エビータ（1996）恋愛れんあい小説しょうせつ家か（1997) 恋こいにおちたシェイクスピア（1998）トイ・ストーリー2（1999）あの頃ころペニー・レインと（2000）
2001–2020	ムーラン・ルージュ（2001）シカゴ（2002）ロスト・イン・トランスレーション（2003）サイドウェイ（2004）ウォーク・ザ・ライン/君くんにつづく道みち（2005）ドリームガールズ（2006）スウィーニー・トッドフリート街がいの悪魔あくまの理髪りはつ師し（2007）それでも恋こいするバルセロナ（2008）ハングオーバー! 消きえた花はなムコと史上しじょう最悪さいあくの二日酔ふつかよい（2009）キッズ・オールライト（2010）アーティスト（2011）レ・ミゼラブル（2012）アメリカン・ハッスル（2013）グランド・ブダペスト・ホテル（2014）オデッセイ（2015）ラ・ラ・ランド（2016）レディ・バード（2017）グリーンブック（2018）ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド（2019）続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく（2020）
2021–2040	ウエスト・サイド・ストーリー（2021）イニシェリン島とうの精霊せいれい（2022）哀あわれなるものたち（2023）

表ひょう話はなし編へん歴れき全米ぜんべい製作せいさく者しゃ組合くみあい賞しょう劇場げきじょう映画えいが賞しょう
1989 - 2000年ねん	ドライビング Miss デイジー (1989) ダンス・ウィズ・ウルブズ (1990) 羊ひつじたちの沈黙ちんもく (1991) クライング・ゲーム (1992) シンドラーのリスト (1993) フォレスト・ガンプ/一期一会いちごいちえ (1994) アポロ13 (1995) イングリッシュ・ペイシェント (1996) タイタニック (1997) プライベート・ライアン (1998) アメリカン・ビューティー (1999) グラディエーター (2000)
2001 - 2020年ねん	ムーラン・ルージュ (2001) シカゴ (2002) ロード・オブ・ザ・リング/王おうの帰還きかん (2003) アビエイター (2004) ブロークバック・マウンテン (2005) リトル・ミス・サンシャイン (2006) ノーカントリー (2007) スラムドッグ$ミリオネア (2008) ハート・ロッカー (2009) 英国えいこく王おうのスピーチ (2010) アーティスト (2011) アルゴ (2012) それでも夜よるは明あける & ゼロ・グラビティ (2013) バードマンあるいは（無知むちがもたらす予期よきせぬ奇跡きせき） (2014) マネー・ショート華麗かれいなる大だい逆転ぎゃくてん (2015) ラ・ラ・ランド (2016) シェイプ・オブ・ウォーター (2017) グリーンブック (2018) 1917 命いのちをかけた伝令でんれい (2019) ノマドランド (2020)
2021 - 2040年ねん	コーダあいのうた (2021) エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス (2022) オッペンハイマー (2023)

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