プレミアリーグ (バレーボール)

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V・プレミアリーグ
こんシーズン・大会たいかい:
現在進行のスポーツイベント バレーボール2017/18Vプレミアリーグ
前身ぜんしん全日本ぜんにほんバレーボール選抜せんばつ男女だんじょリーグ
競技きょうぎバレーボール
創立そうりつ1994ねん
会長かいちょう嶋岡しまおか健治けんじ
参加さんかチーム男子だんし:8
女子じょし:8
リーグレベル1
下位かい大会たいかいV・チャレンジリーグ
くに日本の旗 日本にっぽん
連盟れんめい日本にっぽんバレーボール協会きょうかい
最終さいしゅうねん2018ねん
最終さいしゅう優勝ゆうしょう男子だんしパナソニックパンサーズ(6かい
女子じょし久光製薬ひさみつせいやくスプリングス(7かい
最多さいた優勝ゆうしょう男子だんしサントリーサンバーズ(7かい
女子じょし久光製薬ひさみつせいやくスプリングス(7かい
公式こうしきサイトhttps://www.vleague.or.jp/

日本にっぽんバレーボールにおけるプレミアリーグ日本にっぽんバレーボール協会きょうかいおよ日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう(Vリーグ機構きこう)がかつて主催しゅさいした日本にっぽん社会しゃかいじんバレーボール・Vリーグの1リーグである。通称つうしょうV・プレミアリーグほんリーグは2017/18シーズンをもって終了しゅうりょうし、2018/19シーズンからはV.LEAGUE移行いこう(V・プレミアリーグに相当そうとうするのはV.LEAGUEV1リーグ)した[1]

2005-06までのVリーグ、およびVリーグの前身ぜんしんである全日本ぜんにほんバレーボール選抜せんばつ男女だんじょリーグについてもほんこう詳述しょうじゅつする。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

日本にっぽんリーグ[編集へんしゅう]

プレミアリーグの前身ぜんしんである全日本ぜんにほんバレーボール選抜せんばつ男女だんじょリーグ通称つうしょう日本にっぽんリーグ)は、「トップチームの強化きょうか」、「底辺ていへん普及ふきゅう開発かいはつ」ならびに「観客かんきゃく獲得かくとく」を目的もくてき[2]1967ねん5月13にち男女だんじょかく6チームでスタートした。(2ねんまえの1965年度ねんどには、当時とうじよんきょうチームであるにち貝塚かいづか日立ひたち武蔵むさしくらレ・ヤシカによるよんきょうシリーズ開催かいさいされた。)

大会たいかい全国ぜんこく各地かくち長期ちょうきにわたりおこなリーグせんプロ野球やきゅう1936ねんスタート)、日本にっぽんサッカーリーグ(1965ねんスタート)につづくものであった。

だい1かい日本にっぽんリーグ参加さんかチームは下記かきとおり。男子だんしおも製鉄せいてつぎょう女子じょしおも紡績ぼうせき繊維せんいぎょうなどの企業きぎょう日本にっぽんのバレーボールをささえていた。

1968ねんだい2かい大会たいかいはリーグせんを5月からはじまる前半ぜんはんと12月からはじまる後半こうはんけておこなわれた。1969ねんだい3かい大会たいかい以降いこう原則げんそくとして、毎年まいとし11がつから開催かいさいされるようになった。

Vリーグ[編集へんしゅう]

日本にっぽんのバレーボールは女子じょしのロサンゼルス五輪ごりん最後さいごにバレーボールさんだい大会たいかいのメダルからとおざかり、バレーボールの人気にんき低下ていかしていった。1993ねんにサッカー・Jリーグ誕生たんじょうし、空前くうぜんのサッカーブームがこると、バレーボールもまたプロ視野しやれたしんリーグ構想こうそう検討けんとうされた。1994ねん6月6にちに「21世紀せいきけたバレー改革かいかくあん」とだいしたプロ構想こうそう発表はっぴょうされ、『日本にっぽん選手せんしゅのプロ』、『外国がいこくじんプロ選手せんしゅ参加さんか』、『チームを運営うんえいする組織そしきづくり』が目標もくひょうかかげられた。

1994ねん12月17にちにVリーグは開幕かいまくした。1998ねんまでに完全かんぜんプロ目指めざしていたが、1996ねん9月27にちにプロ凍結とうけつ決定けってい事実じじつじょう断念だんねん宣言せんげんした。

法人ほうじん[編集へんしゅう]

その将来しょうらいのプロ前提ぜんていとしたVリーグの法人ほうじん検討けんとうされ、2003ねんからは日本にっぽん協会きょうかい内部ないぶ組織そしきとしてVリーグ機構きこう発足ほっそくした。また同年どうねん一部いちぶ試合しあいホームゲーム方式ほうしき導入どうにゅうされた。従来じゅうらい集客しゅうきゃく開催かいさい所管しょかんする都道府県とどうふけん協会きょうかいまかされ、チームへの還元かんげんはなかったがホームゲームをチームが主催しゅさいすれば、集客しゅうきゃく努力どりょくをすればするほど収益しゅうえきがる仕組しくみが出来上できあがった。

2005ねんには、協会きょうかい内部ないぶ組織そしきであったVリーグ機構きこう独立どくりつし、有限ゆうげん責任せきにん中間なかま法人ほうじん日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう[3]発足ほっそくした。上位じょういチームは韓国かんこくVリーグとのVリーグにちかん交流こうりゅうせんや、全日本ぜんにほんチームとのいなどからこれまで出場しゅつじょう見合みあわせてきたAVCアジアクラブ選手権せんしゅけんにも出場しゅつじょうするようになる。

2006ねん、Vリーグの下部かぶ組織そしきであるV1リーグ参加さんかするチームが、Vリーグ機構きこう加入かにゅうしたことともない、リーグめいプレミアリーグとなった。またV1リーグもチャレンジリーグ変更へんこうされた。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

試合しあい会場かいじょう[編集へんしゅう]

原則げんそくとしてセントラル開催かいさい方式ほうしきで、かくふしとも4チームずつが2会場かいじょうかれて試合しあいおこなうが、試合しあいによって男子だんし女子じょしどういち会場かいじょう開催かいさいや、かくチームのホームタウンおこなわれる「ホームタウンマッチ」の試合しあいふくまれる。なお2007ねん-2008ねんシーズンの男子だんし開幕かいまくぶし(12月15・16にち)は有明ありあけコロシアムで8チーム全部ぜんぶ集結しゅうけつした完全かんぜん集中しゅうちゅう開催かいさいおこなわれた。

いわゆる日本にっぽんプロ野球やきゅうJリーグなどのような完全かんぜんホーム・アンド・アウェーではない。

試合しあい方式ほうしき[編集へんしゅう]

2014ねん4がつ、Vリーグ機構きこうは2014/15シーズンから以下いかのような開催かいさい方式ほうしき変更へんこうすることを発表はっぴょうした[5][6]

V・レギュラーラウンド[編集へんしゅう]

参加さんか8チームによる3回戦かいせんそうあたりで、てん3-2-1方式ほうしき導入どうにゅうだい4セットまでの段階だんかい勝利しょうり3てん敗戦はいせん0てんだい5セットでの勝利しょうり2てん敗戦はいせん1てん)。順位じゅんいてんさい優先ゆうせんし、上位じょうい6チームがファイナル6に進出しんしゅつする。7・8となったチームはV・チャレンジマッチにゅうがえせん)にまわる。

V・ファイナルステージ[編集へんしゅう]

一部いちぶ新聞しんぶんでは、V・ファイナルステージのファイナル6・決勝けっしょうトーナメント(ファイナル3&ファイナル)をそうじて「プレーオフ」[7]しょうしているものがあるが、本稿ほんこうではVリーグ公式こうしきサイトの表記ひょうき沿って2リーグを「ファイナル6」、決勝けっしょうトーナメントを「ファイナル3&ファイナル」と表記ひょうきする。

ファイナル6[編集へんしゅう]

2013-14シーズンまでのセミファイナルラウンドに相当そうとう。レギュラーラウンド上位じょうい6チーム(2チームぞう)による1回戦かいせんそうたり。ファイナル6でのポイント(3-2-1方式ほうしき)に、V・レギュラーラウンドの順位じゅんいポイント(15てん、24てん、…、60てん)を合算がっさんして順位じゅんい決定けっていする。上位じょうい3チームがファイナル3&ファイナルに進出しんしゅつする。このファイナル6の順位じゅんいの4-6がそのまま年間ねんかん順位じゅんい4-6となる。

ファイナル3&ファイナル[編集へんしゅう]

2013-14シーズンまでのファイナルラウンドに相当そうとうするファイナル6上位じょうい3チームによるステップラダー(パラマス)しき決勝けっしょうトーナメントで、ファイナル6の2・3のチームがまずファイナル3で対戦たいせんし、その勝者しょうしゃがファイナル6の1チームとファイナル(優勝ゆうしょう決定けっていせん)をおこなう。順位じゅんいはファイナル勝利しょうりチームを優勝ゆうしょう敗戦はいせんチームを2、ファイナル3敗戦はいせんチームを3とする。なおいずれも1試合しあいせいで、ファイナル6終了しゅうりょう次週じしゅうにファイナル3、さらにその次週じしゅうにファイナルをおこなう。

2016-17シーズンからは1試合しあいせいであったファイナル3およびファイナルを2試合しあいせい変更へんこうすることが発表はっぴょうされた。2試合しあい終了しゅうりょうに1しょう1はいわった場合ばあいはセットりつ・ポイントりつ得点とくてんりつ関係かんけいなく、ゴールデンセットとだいした延長えんちょうせん(だい3せん)をだい2試合しあい終了しゅうりょうして15ぶん休憩きゅうけいおこなう。なお、ヨーロッパのリーグせん採用さいようされているものとはことなり、通常つうじょうの25てん1セットせいとし、さきに13てんげたチームがたところでコートチェンジをおこなう。[8]

試合しあい方式ほうしき変遷へんせん[編集へんしゅう]

日本にっぽんリーグ[編集へんしゅう]

だい1かい1967ねん)からだい15かい1981-1982ねんシーズン)までと、だい21かい1987-88ねんシーズン)は2かいそうたり、だい16かい1982-83ねんシーズン)からだい20かい1986-1987ねんシーズン)は3回戦かいせんそうたりのみでそれぞれ順位じゅんい決定けってい

だい21かい1988-89ねんシーズン)からだい23かい1990-91ねんシーズン)の3シーズンは2かいそうあた予選よせんリーグ終了しゅうりょう上位じょうい4チームが1かいそうあたりの「最終さいしゅう順位じゅんい決定けっていリーグ」をおこなったが、予選よせんリーグとの合算がっさん順位じゅんい決定けっていしていたために、予選よせん段階だんかい優勝ゆうしょうするチームがあった。

だい24かい1991-92ねんシーズン)からVリーグに移行いこうする前年ぜんねんだい26かい1993-94ねんシーズン)までは2かいそうあたりの予選よせんリーグ終了しゅうりょう上位じょうい4チームが予選よせん成績せいせき一旦いったん白紙はくしにしたうえであらためて2かいそうあたりの決勝けっしょうリーグをし、そこで優勝ゆうしょうあらそうという仕組しくみだった。

プレミアリーグ[編集へんしゅう]

かい 年度ねんど 出場しゅつじょう
チームすう
試合しあい方式ほうしき
1 1994ねん 男子だんし8
女子じょし8
男女だんじょとも3かいそうあたり。1かいそうあたりごとの単位たんいをレグとし、かくレグのだい1チーム(ただしシーズン総合そうごう成績せいせきが7、8のチームは対象たいしょうがい)とそれ以外いがい成績せいせき上位じょういチームをくわえた4チームで決勝けっしょうトーナメントをおこなった。
2 1995ねん 予選よせんリーグは前年ぜんねんおなじ。決勝けっしょうラウンドは1かいそうあたりに変更へんこうされた。
3 1996ねん 3かいそうあたりによる予選よせんリーグ(これまでのレグ単位たんいでの1チーム表彰ひょうしょう廃止はいしとなり、通年つうねんせいとなる)終了しゅうりょう上位じょうい4チームがステップラダー(パラマス)方式ほうしき決勝けっしょう順位じゅんい決定けってい)トーナメントをおこなった。
初日しょにち)リーグせん3と4による1回戦かいせん公式こうしきには順位じゅんい決定けっていせん・4決定けってい
(2にち)1回戦かいせん勝者しょうしゃとリーグせん2のチームによる準決勝じゅんけっしょうおなじく順位じゅんい決定けっていせん・3決定けってい
(3にち準決勝じゅんけっしょう勝者しょうしゃとリーグせん1のチームによる優勝ゆうしょう決定けっていせん
4 1997ねん
5 1998ねん 男子だんし10
女子じょし10
予選よせんリーグが2かいそうあたりに変更へんこうされた以外いがいだい3かいおなじ。
6 1999ねん リーグせん終了しゅうりょう、1と2、3と4直接ちょくせつ対決たいけつをしない対抗たいこうせん方式ほうしきすなわち1,2のチームが3,4のチームと対戦たいせん)での準決勝じゅんけっしょうリーグをおこなったのち、その成績せいせきもと最終さいしゅう決勝けっしょうせんと3決定けっていせんわせを決定けっていした。
7 2000ねん
8 2001ねん 男子だんし10
女子じょし9
9 2002ねん 男子だんし8
女子じょし8
予選よせんリーグが3かいそうあたりに変更へんこうされた以外いがいだい6かいおなじ。
10 2003ねん 男子だんし8
女子じょし10
予選よせんリーグは男子だんし3かい女子じょし2かいそうあたり。リーグせん終了しゅうりょう上位じょうい4チームの準決勝じゅんけっしょうリーグ(1かいそうあたり)を決勝けっしょうせん(2試合しあい成績せいせき勝敗しょうはいめる。1しょう1はいときはセットりつ得点とくてんりつそう得点とくてん加味かみ)と3決定けっていせん(1試合しあいせい)のわせをめた。
11 2004ねん 予選よせんリーグは男子だんし4かい女子じょし3かいそうあたり。リーグせん終了しゅうりょう上位じょうい4チームの準決勝じゅんけっしょうリーグ(1かいそうあたり)を決勝けっしょうせん(3試合しあい2しょうせい)と3決定けっていせん(1試合しあいせい)のわせをめた。
12 2005ねん 予選よせんリーグはだい11かいおなじ。決勝けっしょうトーナメントの方式ほうしきページシステムトーナメントとなった。
準決勝じゅんけっしょうすべて1試合しあいせい初日しょにちに1vs2(A)、3vs4(B)をおこないAの勝者しょうしゃ自動的じどうてき決勝けっしょうせん出場しゅつじょう。Aの敗者はいしゃとBの勝者しょうしゃにより2にちに3決定けっていせんおこない、その勝者しょうしゃ決勝けっしょうせんもういちわくる。
決勝けっしょうせん準決勝じゅんけっしょう翌週よくしゅうに3せん2しょうせい優勝ゆうしょうあらそう。
(13) 2006ねん 予選よせんリーグはだい11かいおなじ。リーグせん終了しゅうりょう上位じょうい4チームのセミファイナルラウンド(1かいそうあたり)を決勝けっしょうせん・3決定けっていせん(いずれも1試合しあいせい)のわせをめる。
(14) 2007ねん
(15) 2008ねん
(16) 2009ねん 男子だんし8
女子じょし8
女子じょし予選よせんリーグが4かいそうあたりに変更へんこうされた以外いがいは2008年度ねんどおなじ。
(17) 2010ねん 試合しあい方式ほうしきは2009年度ねんどおなじの予定よていだったが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのため3月12にち以後いごのこ試合しあい(セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドもふくむ)をりとし、3月6にちまでの結果けっかもと順位じゅんい決定けってい
(18) 2011ねん Rラウンドが3かいそうあたりに変更へんこうされた以外いがいは2010年度ねんどおなじ。
(19) 2012ねん Rラウンド予選よせんリーグが4かいそうあたりに変更へんこうされた以外いがいは2011年度ねんどおなじ。
(20) 2013ねん 2012年度ねんどおなじ。
(21) 2014ねん Rラウンド3かいそうたりののち上位じょうい6チームによるファイナル6(1回戦かいせんそうたり)をおこない、さらにその上位じょうい3チームによるステップラダー(パラマス)方式ほうしきによる試合しあいを2しゅうけておこなう。
(1しゅう:「ファイナル3)ファイナル6・2と3による1試合しあいせい
(2しゅう:「ファイナル」)ファイナル6・1チームとファイナル3の勝利しょうりチームによる1試合しあいせい
(22) 2015ねん 2014年度ねんどおなじ。
(23) 2016ねん ファイナル3およびファイナルが2試合しあいせいとなる。
(24) 2017ねん 2016年度ねんどおなじ。
  • ※「予選よせんリーグ」、Rラウンド=「レギュラーラウンド」
    準決勝じゅんけっしょうリーグ」=「セミファイナルラウンド」
    決勝けっしょうトーナメント」=1999-2000ねんから2013-14ねんまでのものは「決勝けっしょうせん・3決定けっていせん」=ファイナルラウンド)をそれぞれす。
    2005年度ねんどまでは1994ねんからの通算つうさん大会たいかい回数かいすう正式せいしき大会たいかいめいとして表記ひょうきしていたが、プレミアリーグに呼称こしょうあらためられた2006年度ねんどからは回数かいすうではなく、開催かいさい年度ねんど表記ひょうき(2006年度ねんどは2006-07シーズン)での表記ひょうき変更へんこうされたが、便宜上べんぎじょう通算つうさん回数かいすう括弧かっこ表記ひょうきした。
2013/14シーズンまで[編集へんしゅう]

プレミアリーグの試合しあい方式ほうしきには、レギュラーラウンドセミファイナルラウンドさらファイナルラウンドの3段階だんかいがあるが男女だんじょともおな試合しあい形式けいしき優勝ゆうしょうチームをめる。

レギュラーラウンド

レギュラーラウンドでは、2009ねん-10ねんシーズン以降いこう男女だんじょとも8チームによる4かいそうあたせん(28試合しあい)がおこなわれる。男女だんじょともレギュラーラウンドの上位じょうい4チームずつ(成績せいせきタイの場合ばあいはセットりつ得点とくてんりつそう得点とくてん加味かみして決定けってい)がセミファイナルラウンド以降いこう進出しんしゅつすることができる。

2010-11ねんシーズンは、2011ねん3月11にち発生はっせいした東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん影響えいきょうにより、かくチームともに2011ねん3がつ12にち以降いこうの4試合しあい中止ちゅうしとなり(レギュラーシーズンは24試合しあいとなった)、セミファイナルラウンド&ファイナルラウンドもおこなわれなかった。

セミファイナルラウンド&ファイナルラウンド

レギュラーリーグ終了しゅうりょう上位じょうい4チームによる「セミファイナルラウンド」をて、「ファイナルラウンド・優勝ゆうしょう決定けっていせん」で優勝ゆうしょうあらそわれる。

リーグ開幕かいまく当初とうしょは「ファイナルラウンド」のみで、4チームによる純粋じゅんすいなたすきがけトーナメントであったり、1かいそうあたりリーグで順位じゅんいめたり、またステップラダートーナメントスイスしき対抗たいこうせん方式ほうしきなど、すうねんおきに優勝ゆうしょう決定けってい方法ほうほうえていた。(詳細しょうさい下記かきおもて参照さんしょう)2005-06ねんシーズンは、ページシステム方式ほうしき採用さいようされた。ファイナルラウンドのだい1しゅうに1試合しあい決着けっちゃくによる準決勝じゅんけっしょうおこなわれ、だい2しゅうに3試合しあい2しょうせいによる決勝けっしょうせんおこなわれた。

その2006-07ねん(2007ねん1がつ-4がつ)の大会たいかい以後いご上位じょうい4きょうによる最終さいしゅう決戦けっせんさらに2段階だんかいにわけ、そうあたりリーグ終了しゅうりょう上位じょうい4チームで準決勝じゅんけっしょうリーグ(1かいそうあたり 2007-08ねん以後いごはこれを「セミファイナルラウンド」公式こうしきウェブであらわしている。

また、従来じゅうらい決勝けっしょうトーナメントだけでなく予選よせんリーグを1通過つうかしたチームにたいしてもトップしょうとしての賞金しょうきんすこともめている。これはページシステム方式ほうしきによる上位じょういチームにたいするアドバンテージが、どう制度せいど廃止はいしでなくなったことをまえて実施じっしされる。

セミファイナルの試合しあいわせ

3日間にちかんわたのようなわせで試合しあいおこなう。ひだりしめしたカードがだい1試合しあい順位じゅんいはレギュラーシーズンによる。

  • 1にち 1vs4、2vs3
  • 2にち 1vs3、2vs4
  • 3にち 1vs2、3vs4
最終さいしゅう順位じゅんい

レギュラーラウンド終了しゅうりょうにおいて5以下いかのチームはレギュラーラウンドの順位じゅんい最終さいしゅう順位じゅんいとなる。セミファイナルラウンド&ファイナルラウンドに進出しんしゅつした上位じょうい4チームは決勝けっしょうせんと3決定けっていせん成績せいせき最終さいしゅう順位じゅんいとなる。(よって決勝けっしょうせんったチームが1けが2、3決定けっていせんちチームが3けが4である)また最終さいしゅう順位じゅんい下位かい2チームは2リーグにたるチャレンジリーグ上位じょうい2チームとのせんまわる(男女だんじょとも7チームたいチャレンジの2チーム、8チームたいチャレンジの1チームがせんたたかう)。

2010-11ねんシーズンは、2011ねん3がつ11にち発生はっせいした東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん影響えいきょうにより、セミファイナルラウンド&ファイナルラウンドが中止ちゅうしとなり、2011ねん3がつ6にち試合しあいをもって閉幕へいまくとなったため、すべてのチームの最終さいしゅう順位じゅんいがその時点じてんでのレギュラーシーズンでの順位じゅんいとなった。また同時どうじ開催かいさい予定よていだったVチャレンジマッチ(せん)も断念だんねんしたため、2011-12シーズンも結果けっかてきには2010-11シーズンとおなかおぶれでおこなうこととなった。

開催かいさい日程にってい[編集へんしゅう]

  • 2003-04ねんシーズンまでは原則げんそくとして12月開幕かいまくだったが、2004-05ねんシーズンは平年へいねん11がつにあるナショナルチームの国際こくさい大会たいかいがなかったことから11月開幕かいまくおこなった。2005-06ねんシーズンは9月(または10がつ開幕かいまくによる半年はんとしあいだ長期ちょうきリーグせんただし11月は国際こくさい大会たいかいまれるためその期間きかんちゅうはリーグせん中断ちゅうだんした。
  • 2006-07ねんシーズンは世界せかい選手権せんしゅけんドーハ・アジア大会たいかいのため1がつ開幕かいまく、4月閉幕へいまくとなった。
  • 2010-11ねんシーズンは、2011ねん3月11にち発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょうにより、3月12にち以降いこう予定よていされていたレギュラーラウンド、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドの試合しあいがすべて中止ちゅうしとなり、2011ねん3がつ6にち試合しあいをもって閉幕へいまくとなった。

歴代れきだい優勝ゆうしょうチーム[編集へんしゅう]

日本にっぽんリーグ[編集へんしゅう]

年度ねんど かい 男子だんし優勝ゆうしょうチーム 女子じょし優勝ゆうしょうチーム
1967ねん 1 八幡やはた製鉄せいてつ 日立ひたち武蔵むさし
1968ねん 2 日本鋼管にほんこうかん 日立ひたち武蔵むさし
1969ねん 3 日本鋼管にほんこうかん ユニチカ貝塚かいづか
1970ねん 4 日本鋼管にほんこうかん ユニチカ貝塚かいづか
1971ねん 5 松下電器まつしたでんき ユニチカ貝塚かいづか
1972ねん 6 日本鋼管にほんこうかん ヤシカ
1973ねん 7 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち武蔵むさし
1974ねん 8 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち武蔵むさし
1975ねん 9 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち
1976ねん 10 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち
1977ねん 11 日本鋼管にほんこうかん 日立ひたち
1978ねん 12 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 鐘紡かねぼう
1979ねん 13 しん日本にっぽん製鐵せいてつ ユニチカ
1980ねん 14 しん日本にっぽん製鐵せいてつ ユニチカ
1981ねん 15 富士ふじフイルム 日立ひたち
1982ねん 16 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち
1983ねん 17 富士ふじフイルム 日立ひたち
1984ねん 18 富士ふじフイルム 日立ひたち
1985ねん 19 富士ふじフイルム 日立ひたち
1986ねん 20 富士ふじフイルム 日立ひたち
1987ねん 21 富士ふじフイルム 日本電気にほんでんき
1988ねん 22 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち
1989ねん 23 しん日本にっぽん製鐵せいてつ イトーヨーカドー
1990ねん 24 しん日本にっぽん製鐵せいてつ 日立ひたち
1991ねん 25 NECブルーロケッツ 日立ひたちベルフィーユ
1992ねん 26 富士ふじフイルムプラネッツ 日立ひたちベルフィーユ
1993ねん 27 NECブルーロケッツ 日立ひたちベルフィーユ

Vリーグ[編集へんしゅう]

年度ねんど かい 男子だんし優勝ゆうしょうチーム 女子じょし優勝ゆうしょうチーム
1994ねん 1 サントリーサンバーズ ダイエーオレンジアタッカーズ
1995ねん 2 NECブルーロケッツ ユニチカフェニックス
1996ねん 3 新日鐵しんにってつブレイザーズ NECレッドロケッツ
1997ねん 4 新日鐵しんにってつブレイザーズ ダイエーオレンジアタッカーズ
1998ねん 5 NECブルーロケッツ 東洋紡とうようぼうオーキス
1999ねん 6 サントリーサンバーズ NECレッドロケッツ
2000ねん 7 サントリーサンバーズ 東洋紡とうようぼうオーキス
2001ねん 8 サントリーサンバーズ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングアタッカーズ
2002ねん 9 サントリーサンバーズ NECレッドロケッツ
2003ねん 10 サントリーサンバーズ パイオニアレッドウィングス
2004ねん 11 ひがしレアローズ NECレッドロケッツ
2005ねん 12 さかいブレイザーズ パイオニアレッドウィングス

V・プレミアリーグ[編集へんしゅう]

シーズン 男子だんし優勝ゆうしょうチーム 女子じょし優勝ゆうしょうチーム
2006/2007 サントリーサンバーズ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス
2007/2008 パナソニックパンサーズ ひがしレアローズ
2008/2009 ひがしレアローズ ひがしレアローズ
2009/2010 パナソニックパンサーズ ひがしレアローズ
2010/2011 さかいブレイザーズ JTマーヴェラス
2011/2012 パナソニックパンサーズ ひがしレアローズ
2012/2013 さかいブレイザーズ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス
2013/2014 パナソニックパンサーズ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス
2014/2015 JTサンダーズ NECレッドロケッツ
2015/2016 豊田合成とよたごうせいトレフェルサ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス
2016/2017 ひがしレアローズ NECレッドロケッツ
2017/2018 パナソニックパンサーズ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス

参加さんかチーム(2017 - 2018ねんシーズン)[編集へんしゅう]

男子だんし[編集へんしゅう]

チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
練習れんしゅう体育館たいいくかん 参加さんかシーズン[9] 備考びこう
施設しせつめい 所在地しょざいち
ひがしレアローズ 静岡しずおかけん三島みしま 静岡しずおかけん三島みしま とう三島みしま工場こうじょう体育館たいいくかん 静岡しずおかけん三島みしま 1994/1995-
豊田合成とよたごうせいトレフェルサ 愛知あいちけん清須きよす 愛知あいちけん稲沢いなざわ
/ 富山とやまけん氷見ひみ
豊田合成とよたごうせい健康けんこう管理かんりセンター 愛知あいちけん稲沢いなざわ 1998/1999-1999/2000
2002/2003-
ジェイテクトSTINGS 愛知あいちけん名古屋なごや 愛知あいちけん刈谷かりや ジェイテクト体育館たいいくかん 愛知あいちけん刈谷かりや 2013/2014-
サントリーサンバーズ 大阪おおさか大阪おおさか 大阪おおさか箕面みのお
/ 東京とうきょう
サントリー箕面みのおトレーニングセンター 大阪おおさか箕面みのお 1994/1995-
パナソニックパンサーズ 大阪おおさか枚方ひらかた 大阪おおさか枚方ひらかた
/交野かたの
/ 京都きょうと
パナソニックアリーナ 大阪おおさか枚方ひらかた 1994/1995-
さかいブレイザーズ 大阪おおさかさかい 大阪おおさかさかい
/ 福岡ふくおかけん北九州きたきゅうしゅう
新日鐵しんにってつ住金すみきんさかい製鐵せいてつしょ体育館たいいくかん 大阪おおさかさかい 1994/1995- 1999/2000までは「新日鐵しんにってつブレイザーズ」
JTサンダーズ 広島ひろしまけん広島ひろしま 広島ひろしまけん広島ひろしま 猫田ねこだ記念きねん体育館たいいくかん 広島ひろしまけん広島ひろしま 1994/1995-
FC東京とうきょう 東京とうきょう江東こうとう 東京とうきょう TG深川ふかがわ体育館たいいくかん 東京とうきょう江東こうとう 2009/2010-

女子じょし[編集へんしゅう]

チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
練習れんしゅう体育館たいいくかん 参加さんかシーズン[9] 備考びこう
施設しせつめい 所在地しょざいち
NECレッドロケッツ 東京とうきょうみなと 東京とうきょう
/ 神奈川かながわけん川崎かわさき
NEC玉川たまがわ事業じぎょうじょう 神奈川かながわけん川崎かわさき 1994/1995-
久光製薬ひさみつせいやくスプリングス 佐賀さがけん鳥栖とす 佐賀さがけん鳥栖とす
/ 兵庫ひょうごけん神戸こうべ
久光製薬ひさみつせいやくスプリングス体育館たいいくかん 兵庫ひょうごけん神戸こうべ 1994/1995
2000/2001-
2000ねんにオレンジアタッカーズが移管いかんし2チーム体制たいせい
2001ねんチーム統合とうごう、2002ねんよりげんチームめい
日立ひたちリヴァーレ 茨城いばらきけんひたちなか 茨城いばらきけんひたちなか 日立ひたちオートモティブシステムズ体育館たいいくかん 茨城いばらきけんひたちなか 1998/1999-1999/2000
2002/2003-2008/2009
2013/2014-
2008/2009までは「日立ひたち佐和さわリヴァーレ」
JTマーヴェラス 大阪おおさか大阪おおさか 大阪おおさか大阪おおさか JTバレーボール体育館たいいくかん 兵庫ひょうごけん西宮にしのみや 1996/1997
1999/2000-2001/2002
2003/2004-2013/2014
2016/2017-
トヨタ車体とよたしゃたいクインシーズ 愛知あいちけん刈谷かりや 愛知あいちけん刈谷かりや トヨタ車体とよたしゃたい体育館たいいくかん 刈谷かりや 2006/2007-
ひがしレアローズ 滋賀しがけん大津おおつ 滋賀しがけん大津おおつ とうアリーナ 大津おおつ 2000/2001-
デンソーエアリービーズ 愛知あいちけん西尾にしお 愛知あいちけん西尾にしお
/ 岡崎おかざき刈谷かりや豊田とよだ豊橋とよはし名古屋なごや
デンソー西尾にしお製作所せいさくしょ体育館たいいくかん 西尾にしお 1994/1995
1996/1997-2012/2013
2014/2015-2015/2016
2017/2018
上尾あげおメディックス 埼玉さいたまけん上尾あげお 埼玉さいたまけん上尾あげお 2014/2015-2015/2016
2017/2018

かつて参加さんかしていたチーム(Vリーグ以降いこう[編集へんしゅう]

チャレンジリーグに降格こうかく[編集へんしゅう]

男子だんし
チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
練習れんしゅう体育館たいいくかん 参加さんかシーズン[9] 備考びこう
施設しせつめい 所在地しょざいち
大分おおいた三好みよしヴァイセアドラー 大分おおいたけん大分おおいた 大分おおいたけん大分おおいた TOTO体育館たいいくかん 大分おおいた 2006/2007-2012/2013
女子じょし
チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
練習れんしゅう体育館たいいくかん 参加さんかシーズン[9] 備考びこう
施設しせつめい 所在地しょざいち
岡山おかやまシーガルズ 岡山おかやまけん岡山おかやま 岡山おかやまけん 1999/2000-2016/2017 2005/2006までは「シーガルズ」
PFUブルーキャッツ 石川いしかわけんかほく 石川いしかわけんかほく PFU体育館たいいくかん かほく 2016/2017

廃部はいぶ休部きゅうぶ・チーム移管いかん[編集へんしゅう]

男子だんし
チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
参加さんかシーズン[9] 廃部はいぶ休部きゅうぶねん 状態じょうたい 備考びこう
日新製鋼にっしんせいこうドルフィンズ 大阪おおさかさかい 大阪おおさか 1995/1996 1997ねん 廃部はいぶ
NECホームエレクトロニクス・ホワイトブリッツ 滋賀しがけん大津おおつ 滋賀しがけん大津おおつ 1996/1997 1997ねん 廃部はいぶ
住友金属すみともきんぞくギラソール 福岡ふくおかけん北九州きたきゅうしゅう 福岡ふくおかけん北九州きたきゅうしゅう 1994/1995
1997/1998
1998ねん 休部きゅうぶ
富士ふじフイルムプラネッツ 神奈川かながわけん南足柄みなみあしがら 神奈川かながわけん南足柄みなみあしがら 1994/1995-2001/2002 2002ねん 廃部はいぶ
NTT西日本にしにほんレグルス 愛知あいちけん名古屋なごやちゅう 愛知あいちけん名古屋なごやなか 1998/1999-2001/2002 2002ねん 休部きゅうぶ
日立ひたち国分こくぶトルメンタ 茨城いばらきけん日立ひたち 茨城いばらきけん日立ひたち 2000/2001-2001/2002 2002ねん 休部きゅうぶ
旭化成あさひかせいスパーキッズ 岡山おかやまけん倉敷くらしき 岡山おかやまけん倉敷くらしき 1998/1999-2005/2006 2006ねん 休部きゅうぶ
NECブルーロケッツ 東京とうきょうみなと 東京とうきょう
/宮城みやぎけん仙台せんだい
1994/1995-2008/2009 2009ねん 休部きゅうぶ
女子じょし
チーム チーム所在地しょざいち ホームタウン /
サブホームタウン
参加さんかシーズン[9] 廃部はいぶ休部きゅうぶねん 状態じょうたい 備考びこう
小田急おだきゅうジュノー 東京とうきょう新宿しんじゅく 神奈川かながわけん横浜よこはま 1994/1995-1995/1996
1997/1998-1998/1999
1999ねん 休部きゅうぶ
東芝とうしばシーガルズ 神奈川かながわけん横浜よこはま鶴見つるみ 神奈川かながわけん横浜よこはま 1995/1996
1997/1998-1998/1999
1999ねん 廃部はいぶ クラブチームし、シーガルズとして活動かつどう
げん:岡山おかやまシーガルズ
オレンジアタッカーズ 兵庫ひょうごけん神戸こうべ 兵庫ひょうごけん神戸こうべ 1994/1995-1999/2000 2000ねん チーム統合とうごう 1997/1998までは「ダイエー・オレンジアタッカーズ」
2000ねん久光製薬ひさみつせいやく移管いかんし「久光製薬ひさみつせいやくスプリングアタッカーズ」として活動かつどう開始かいし
2001ねん久光製薬ひさみつせいやく鳥栖とす」とチーム統合とうごう
げん:久光製薬ひさみつせいやくスプリングス
ユニチカフェニックス 大阪おおさか貝塚かいづか 大阪おおさか貝塚かいづか 1994/1995-1999/2000 2000ねん 休部きゅうぶ とうにチームごと移管いかんし、とうレ・アローズとして活動かつどう
イトーヨーカドープリオール 東京とうきょうみなと 埼玉さいたまけん北葛飾きたかつしかぐん杉戸すぎとまち 1994/1995-2000/2001 2001ねん 休部きゅうぶ 武富士たけふじにチームごと移管いかんし、武富士たけふじバンブーとして活動かつどう
日立ひたちベルフィーユ 東京とうきょう小平こだいら 東京とうきょう小平こだいら 1994/1995-1996/1997
1998/1999-2000/2001
2001ねん 廃部はいぶ
東洋紡とうようぼうオーキス 大阪おおさか守口もりぐち 大阪おおさか守口もりぐち 1995/1996-2001/2002 2002ねん 廃部はいぶ
茂原しげはらアルカス 千葉ちばけん茂原もはら 千葉ちばけん茂原もはら 2003/2004-2005/2006 2006ねん 休部きゅうぶ
武富士たけふじバンブー 東京とうきょう新宿しんじゅく 埼玉さいたまけん北葛飾きたかつしかぐん杉戸すぎとまち 2001/2002-2008/2009 2009ねん 廃部はいぶ
パイオニアレッドウィングス 山形やまがたけん天童てんどう 山形やまがたけん天童てんどう
/埼玉さいたまけん川越かわごえ
2000/2001-2013/2014 2014ねん 廃部はいぶ

Vチャレンジマッチ[編集へんしゅう]

原則げんそくとしてVプレミアリーグ下位かい2チームとVチャレンジリーグ上位じょうい2チームあいだにおいてVチャレンジマッチとしょうするせんおこな[1][2]

  • 開催かいさい時期じき - レギュラーシーズン終了しゅうりょう
  • 対戦たいせんわせ
    • プレミアリーグ 7 - チャレンジリーグ 2
    • プレミアリーグ 8 - チャレンジリーグ 1
  • 勝敗しょうはい決定けってい方法ほうほう - 勝率しょうりつ、セットりつ得点とくてんりつじゅん勝者しょうしゃ決定けっていする。得点とくてんりつまでおなじであった場合ばあいは、プレミアチームの残留ざんりゅうとなる。

日本にっぽんリーグ時代じだいからVリーグ初期しょきにかけて、

  • 日本にっぽんリーグ(1)8実業じつぎょうだんリーグ(2)1年度ねんど自動じどうのぼる降格こうかく
  • 日本にっぽんリーグ7実業じつぎょうだんリーグ2せん(2試合しあい)をおこなって年度ねんど配置はいちめる

という方式ほうしきでチームのえをおこなったことがある。

賞金しょうきん表彰ひょうしょう制度せいど[編集へんしゅう]

優勝ゆうしょうチームには、ブランデージトロフィーおよび日本にっぽんバレーボール協会きょうかいのトロフィーが授与じゅよされる。1990-91ねんシーズンから優勝ゆうしょうじゅん優勝ゆうしょうチームや個人こじんしょう受賞じゅしょうしゃたい賞金しょうきん支払しはらわれるようになった。

なお、ファイナルラウンドの形式けいしき見直みなおしにより、レギュラーラウンドのアドバンテージもなくなったことも考慮こうりょし、2006-07ねんシーズンよりレギュラーラウンド1チームにも500まんえん賞金しょうきんされ、アジア・クラブ選手権せんしゅけん出場しゅつじょうけんあたえられる。ファイナルステージで優勝ゆうしょうチーム(2009ねんまではじゅん優勝ゆうしょうも)には、にちかんVリーグトップマッチ韓国かんこくVリーグとの選手権せんしゅけん試合しあい)に進出しんしゅつする権利けんりあたえられる。

賞金しょうきん[編集へんしゅう]

  • 優勝ゆうしょう - 1500まんえん
  • じゅん優勝ゆうしょう - 700まんえん
  • 3 - 300まんえん
  • 4 - 200まんえん
  • レギュラーラウンド1 - 300まんえん

個人こじんしょう[編集へんしゅう]

レギュラーラウンドの成績せいせき決定けっていされるしょう

  • スパイクしょう
  • ブロックしょう
  • サーブしょう
  • サーブレシーブしょう
  • 得点とくてんおう最多さいた得点とくてん

チーム優勝ゆうしょうじゅん優勝ゆうしょう加味かみしたしょう

  • 優勝ゆうしょう監督かんとくしょう
  • 最高さいこう殊勲しゅくん選手せんしゅしょう(MVP)
  • 敢闘かんとうしょう
  • 最優秀さいゆうしゅう新人しんじんしょう
  • ベスト6しょう
  • ベストリベロしょう
  • レシーブしょう

その

  • 優秀ゆうしゅうGMしょう(2007/08シーズンより)
  • 特別とくべつしょう

現在げんざい廃止はいしされたしょう

  • もうしょう
  • 殊勲賞しゅくんしょう
  • 優秀ゆうしゅう応援おうえんだんしょう

個人こじんしょう受賞じゅしょうしゃについては、プレミアリーグ (バレーボール)の成績せいせき一覧いちらん参照さんしょうのこと。

特別とくべつ表彰ひょうしょう制度せいど[編集へんしゅう]

日本にっぽんリーグ創設そうせつ40周年しゅうねん記念きねんして、2006/07シーズンより特別とくべつ表彰ひょうしょう制度せいどもうけた。

日本にっぽんリーグ創設そうせつ50周年しゅうねん記念きねんして、2016/17シーズンより下記かき特別とくべつ表彰ひょうしょう追加ついかされた。

  • 松平まつだいら康隆やすたかしょう - 松平まつだいら康隆やすたか功績こうせきとなえたしょうで、「V・プレミアリーグの優勝ゆうしょう監督かんとく」「当該とうがいシーズンで偉大いだい記録きろく達成たっせいした選手せんしゅ」に贈呈ぞうていされる[10]

V・カップ[編集へんしゅう]

2000ねんから2002ねんまで、「V・カップ」というリーグせんとはべつのカップせんおこなわれていた。

Vリーグ開幕かいまく直前ちょくぜんの11月に開催かいさいされ、Vリーグ参加さんかチームを男女だんじょそれぞれ東西とうざいけてそうあたせんおこない、上位じょういチームが決勝けっしょうトーナメントにすすみ、カップウィナーをけてあらそった。

2003ねんはワールドカップとかさなるため中止ちゅうしとなり、以降いこうV・カップは開催かいさいされていない。

V・カップ優勝ゆうしょうチーム[編集へんしゅう]

シーズン 男子だんし優勝ゆうしょうチーム 女子じょし優勝ゆうしょうチーム
2000 サントリー・サンバーズ NECレッドロケッツ
2001 とうレ・アローズ シーガルズ
2002 NECブルーロケッツ 久光製薬ひさみつせいやくスプリングス

Vリーグオールスター[編集へんしゅう]

Vリーグでも発足ほっそくよりオールスター開催かいさいされていた。

年度ねんどによってレギュレーションはことなるが、基本きほんてきにはシーズン終了しゅうりょうの4がつ東京とうきょう体育館たいいくかん会場かいじょうとして、チームけはシーズン奇数きすうチームの「STAR」と偶数ぐうすうチームの「MAX」にけて実施じっしされていた。

2001/02を最後さいごにいったん終了しゅうりょうしたが、日本にっぽんリーグ創設そうせつから50周年しゅうねんにあたる2016/17シーズンに復活ふっかつ決定けっていした[11]

結果けっか[編集へんしゅう]

シーズン 男子だんし 女子じょし 備考びこう
1997/98 STAR 2 - 0 MAX
STAR 2 - 0 MAX
STAR 0 - 2 MAX
STAR 0 - 2 MAX
男子だんしだい2せん女子じょしだい1せんはセットゲームせいテストマッチ
は3セットマッチ
1998/99 オールスター 2 - 3 NEC
オールスター 2 - 3 NEC
オールスター 0 - 3東洋紡とうようぼう
オールスター 0 - 3東洋紡とうようぼう
Vリーグ覇者はしゃとのガラマッチ
1999/00 STAR 3 - 0 MAX
STAR 3 - 0 MAX
STAR 2 - 3 MAX
STAR 3 - 1 MAX
2000/01 Vstar 3 - 1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
Vstar 3 - 2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
STAR 2 - 3 MAX
STAR 3 - 0 MAX
男子だんし日米にちべい対抗たいこうせん
2001/02 STAR 3 - 0 MAX
STAR 3 - 1 MAX
STAR 3 - 1 MAX
STAR 3 - 1 MAX
2016/17 ふっかちゃん 2 - 3 ブイリー ふっかちゃん 3 - 2 ブイリー チャレンジリーグI/II
ふっかちゃん 2 - 3 ブイリー ふっかちゃん 3 - 0 ブイリー プレミアリーグ

放送ほうそう[編集へんしゅう]

だい1かい日本にっぽんリーグがスタートした1967ねんから日本にっぽん教育きょういくテレビ(げんテレビ朝日てれびあさひビッグスポーツ」、東京とうきょう12チャンネル(げんテレビ東京てれびとうきょうサンデースポーツアワー」で放送ほうそうされていた。また、サンテレビジョンでもダイエー女子じょしチームが参加さんかした1980年代ねんだい後半こうはん - 1990年代ねんだいはじめごろ「オレンジアタッカーズアワー」を放送ほうそうしたことがあったほかフジテレビジョン1977ねんに「さあ!どうする!」が視聴しちょうしゃからの苦情くじょうてい視聴しちょうりつによるりのため、冬季とうき編成へんせい1がつ3がつ)の20だいに「アタック・ザ・ワールドカップ 日本にっぽんバレーボールリーグ中継ちゅうけい」をつなぎ番組ばんぐみとして企画きかくしたり、2007ねんにはつき1深夜しんやわくで「Vの女神めがみ」のタイトルで中継ちゅうけいしたことがある。

2004-05シーズンにはスカイ・Aでも男子だんし試合しあい中継ちゅうけいおこなった。さらに2004-05シーズンから2008-09シーズンまではフジテレビ739でも実施じっししていた。

2009ねん現在げんざいNHK BS1GAORA注目ちゅうもくカードを中継ちゅうけいしている。実況じっきょうはそれぞれのかく放送ほうそうきょくのアナウンサーが担当たんとう。GAORAは毎日放送まいにちほうそうのスポーツアナウンサー、および現在げんざいGAORA出向しゅっこうちゅう結城ゆうき哲郎てつろう(2011-12シーズンより参加さんか)のほか、フリーアナウンサーの鍋島なべしまあきらしげる荻野おぎの滋夫しげお実況じっきょう担当たんとうしている。

土曜日どようびがCS、日曜にちようがBSで中継ちゅうけいされることがおおい。決勝けっしょうせん一時期いちじき地上波ちじょうはのNHK総合そうごうテレビで放送ほうそうされていた時代じだいがあったが、2004-05、2005-06年度ねんどシーズン、および2010年代ねんだいになってからは地上波ちじょうは編成へんせい都合つごうで、決勝けっしょうせんもBS1で放送ほうそうされている。

2011-12シーズンの女子じょしについてはTBSチャンネルでも2試合しあい中継ちゅうけいされることが決定けっていしている。

その、2014-15シーズン・2015-16シーズンはニコニコ生放送なまほうそう男女だんじょぜん試合しあいとV・チャレンジマッチを放送ほうそう会員かいいん無料むりょう配信はいしん[12]、2016-17シーズンからはパフォーム・グループ動画どうが配信はいしんサービス「DAZN」とのあいだでV・プレミアリーグぜん試合しあい、V・チャレンジリーグの一部いちぶ試合しあい動画どうが配信はいしんについて5年間ねんかんのパートナー契約けいやく合意ごういしている[13]

リーグ協賛きょうさんスポンサー[編集へんしゅう]

以下いか企業きぎょうは、リーグ主管しゅかん大会たいかいとなるプレミアリーグのファイナル3とファイナルの試合しあい会場かいじょう広告こうこく掲出けいしゅつする。(Vリーグ公式こうしきサイトの掲載けいさい配列はいれつじゅん)レギュラーラウンド・ファイナル6では大会たいかいめい表示ひょうじおこなうが、協賛きょうさん表示ひょうじ会場かいじょうによりおこなわないところ、あるいは地元じもと開催かいさい協賛きょうさん企業きぎょう団体だんたいのものがかかげられる場合ばあいもある。2017/18シーズンの協賛きょうさんしゃ下記かきとお[14]

オフィシャルドリンクサプライヤー[編集へんしゅう]

男子だんし
女子じょし

マーケッティングパートナー[編集へんしゅう]

男女だんじょ共通きょうつう
男子だんし
女子じょし

サポーティングパートナー[編集へんしゅう]

オフィシャルサプライヤー[編集へんしゅう]

チケッティングパートナー[編集へんしゅう]

オペレーションパートナー[編集へんしゅう]

レフリーウェアースポンサー[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ しんリーグ・ライセンス取得しゅとくじょうきょうについて”. Vリーグ機構きこう. 2017ねん12月28にち閲覧えつらん
  2. ^ VOLLEYBALL(日本にっぽんバレーボール協会きょうかい機関きかん)1967ねん6がつごう 56-57ページ
  3. ^ 2009ねん5がつ一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう名称めいしょう変更へんこう【おらせ】法人ほうじん名称めいしょう変更へんこうについて”. 日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう (2009ねん4がつ30にち). 2009ねん10がつ11にち閲覧えつらん
  4. ^ Vリーグ機構きこう. “Vリーグにいたるまでのエピソード - だいしょう すさまじい新日鐵しんにってつ日立ひたち黄金おうごん時代じだい”. 2014ねん4がつ8にち閲覧えつらん
  5. ^ Vリーグ機構きこう. “2014/15シーズンから採用さいようするVリーグしん開催かいさい方式ほうしきについて”. 2014ねん4がつ14にち閲覧えつらん
  6. ^ Vリーグ機構きこう. “2014/15シーズンから採用さいようするVリーグしん開催かいさい方式ほうしきについて”. 2014ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  7. ^ れい)パナソニックなどがプレーオフ進出しんしゅつ バレー・プレミアリーグ日本経済新聞にほんけいざいしんぶん2015ねん2がつ14にち
  8. ^ Vリーグ機構きこう. “V・ファイナルステージ ファイナル3、ファイナルの方式ほうしき変更へんこうします!”. 2016ねん7がつ1にち閲覧えつらん
  9. ^ a b c d e f Vリーグ開幕かいまくからの参加さんかシーズン
  10. ^ 「2017/18V.LEAGUE OFFICIAL PROGRAM」68ページ
  11. ^ Vリーグ機構きこう. “国内こくないバレーボールリーグ創設そうせつ50周年しゅうねん記念きねん事業じぎょうについて”. 2016ねん6がつ29にち閲覧えつらん
  12. ^ バレーボール 2014/15V・プレミアリーグ ニコニコ生放送なまほうそうで“史上しじょうはつ”の男女だんじょぜん試合しあい放送ほうそう 株式会社かぶしきがいしゃドワンゴ/株式会社かぶしきがいしゃニワンゴ PRESS RELEASE 2014ねん11月6にち
  13. ^ 「Vリーグ」×「DAZN」 パートナーシップ決定けっていのおらせ ~DAZNの放映ほうえいコンテンツとしてV・プレミアリーグぜん試合しあい配信はいしん』(プレスリリース)日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう、2016ねん6がつ29にちhttp://www.vleague.or.jp/news_topics/article/id=184412016ねん10がつ18にち閲覧えつらん 
  14. ^ 2017/18V・プレミアリーグ協賛きょうさんしゃについて”. 日本にっぽんバレーボールリーグ機構きこう. 2017ねん10がつ12にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

公式こうしきせん[編集へんしゅう]

参考さんこう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]