ラスカー・ドゥベーキー臨床りんしょう医学いがく研究けんきゅうしょう

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ラスカー・ドゥベーキー臨床りんしょう医学いがく研究けんきゅうしょう
Lasker-DeBakey Clinical Medical Research Award
受賞じゅしょう対象たいしょう患者かんじゃたいする臨床りんしょう治療ちりょうほう改善かいぜん貢献こうけんした研究けんきゅうしゃ
くにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
主催しゅさいラスカー財団ざいだん
初回しょかい1946ねん
最新さいしんかい2023ねん
最新さいしん受賞じゅしょうしゃジェームズ・フジモト
デイヴィッド・ファン
エリック・A・スワンソン
公式こうしきサイトwww.laskerfoundation.org/awards/formerwin.htm

ラスカー・ドゥベーキー臨床りんしょう医学いがく研究けんきゅうしょう(ラスカー・ドゥベーキーりんしょういがくけんきゅうしょう)は、アルバート・ラスカー医学いがく研究けんきゅうしょういち部門ぶもんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくラスカー財団ざいだんによって授与じゅよされる国際こくさいてき医学いがくしょうひとつで、患者かんじゃたいする臨床りんしょう治療ちりょうほう改善かいぜん貢献こうけんした研究けんきゅうしゃ対象たいしょうとする[1]。1946ねん創設そうせつされ、2008ねんアルバート・ラスカー臨床りんしょう医学いがく研究けんきゅうしょうから改称かいしょうされた。

歴代れきだい受賞じゅしょうしゃ[編集へんしゅう]

1940年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1946ねん ジョン・F・マホーニー
John F. Mahoney
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ペニシリンによる梅毒ばいどく治療ちりょうかんする先駆せんくてき業績ぎょうせき
カール・ラントシュタイナー[2]
Karl Landsteiner
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 オーストリア出身しゅっしん
赤血球せっけっきゅうRh因子いんしおよび胎児たいじたいする重要じゅうよう役割やくわり発見はっけん
アレクサンダー・ウィーナー
Alexander S. Wiener
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
フィリップ・レビン
Philip Levine
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1947ねん トーマス・フランシス・ジュニア
Thomas Francis Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく インフルエンザかんする知識ちしき拡大かくだい、および効果こうかてきワクチン開発かいはつ
1949ねん マックス・タイラー
Max Theiler
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
南アフリカの旗 みなみアフリカ連邦れんぽう
ねつたいする効果こうかてきワクチン開発かいはつみちびいた実験じっけんてき業績ぎょうせき
エドワード・カルビン・ケンダル
Edward C. Kendall
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく リウマチせい疾患しっかんたいするコルチゾン治療ちりょう効果こうか発見はっけんをもたらした、副腎ふくじん皮質ひしつホルモンかんする研究けんきゅう
フィリップ・ショウォルター・ヘンチ
Philip S. Hench
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

1950年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1950ねん ゲオルギオス・パパニコロウ
Georgios Papanikolaou
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ギリシャの旗 ギリシャ
細胞さいぼう診断しんだんによるがんの早期そうき診断しんだんほう開発かいはつ
1951ねん エリーゼ・レスペランス
Elise L'Esperance
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 早期そうきがんおよびぜんがん病変びょうへん発見はっけんするための臨床りんしょう手法しゅほう開発かいはつ
キャサリン・マクファーレン
Catharine Macfarlane
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ウィリアム・G・レノックス
William G. Lennox
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく てんかんかんする研究けんきゅう
フレデリック・ギブス
Frederic A. Gibbs
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1952ねん コンラッド・エルベージェム
Conrad Elvehjem
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 生化学せいかがくならびに栄養えいようがくたいする顕著けんちょ貢献こうけん
フレデリック・S・マッケイ
Frederick Sumner McKay
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 水道すいどうすいフッ化物ばけもの添加てんか計画けいかく展開てんかい
トレンドリー・ディーン
H. Trendley Dean
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1953ねん ポール・D・ホワイト
Paul D. White
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 心臓しんぞうびょう病理びょうりがく診断しんだん治療ちりょうにおける多大ただい功績こうせき
1954ねん アルフレッド・ブラロック
Alfred Blalock
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 心臓しんぞう血管けっかん外科げかがくにおける顕著けんちょ貢献こうけん
ヘレン・ブルック・タウシグ
Helen B. Taussig
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロバート・E・グロス
Robert E. Gross
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1955ねん C・ウォルトン・リレヘイ
C. Walton Lillehei
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 心臓しんぞう外科げかがく進歩しんぽたいする貢献こうけん
モーリー・コーエン
Morley Cohen
カナダの旗 カナダ
ハーバート・ウォーデン
Herbert E. Warden
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
リチャード・L・ヴァルコ
Richard L. Varco
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
エドワード・H・ロビチェク
Edward H. Robitzek
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 結核けっかく治療ちりょうたいするイソニアジド効果こうか確立かくりつ
アーヴァイン・セリコフ
Irving Selikoff
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ウォルシュ・マクダーモット
Walsh McDermott
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
カール・マッシェンハイム
Carl Muschenheim
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ホフマン・ラ・ロシュ研究所けんきゅうじょ
Hoffmann-La Roche Research Laboratories
スイスの旗 スイス
スクイブ医学いがく研究所けんきゅうじょ
Squibb Institute for Medical Research
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1956ねん ルイス・カッツ
Louis N. Katz
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロシアの旗 ロシア出身しゅっしん
アテロームせい動脈どうみゃく硬化こうかしょう可逆かぎゃくてき予防よぼう可能かのう代謝たいしゃせい疾患しっかんであるとする理論りろん提唱ていしょう
V・エヴェレット・キンゼイ
V. Everett Kinsey
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 未熟みじゅく網膜もうまくしょうかんする共同きょうどう調査ちょうさにおける貢献こうけん
アーナル・パッツ
Arnall Patz
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 未熟みじゅく網膜もうまくしょう原因げんいんおよび予防よぼうかんする研究けんきゅう
ジョナス・ソーク
Jonas Salk
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 急性きゅうせいはいしろずいえん(ポリオ)にたいする安全あんぜん効果こうかてきワクチン開発かいはつ
1957ねん ラストム・ヴァーキル
Rustom Jal Vakil
インドの旗 インド 高血圧こうけつあつたいする Rauwolfia ぞく植物しょくぶつ由来ゆらいアルカロイド効果こうか研究けんきゅう(ヴァーキル)、
インドジャボク由来ゆらいアルカロイドであるレセルピンによる精神せいしん疾患しっかん治療ちりょう効果こうか実証じっしょう(クライン)、
レセルピンにかんする研究けんきゅう(ノース)、
クロルプロマジン治療ちりょう効果こうか発見はっけんみちびいた、外科げかてきショックおよび術後じゅつご疾患しっかんかんする広範こうはん研究けんきゅう(ラボリ)、
精神せいしん医学いがく領域りょういきへのクロルプロマジンの応用おうよう(デニケール)、
および精神せいしん疾患しっかんたいするクロルプロマジンの治療ちりょう効果こうか実証じっしょう(レーマン)
ネイサン・S・クライン
Nathan S. Kline
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロバート・H・ノース
Robert H. Noce
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
アンリ・ラボリ
Henri Laborit
フランスの旗 フランス
ピエール・デニケール
Pierre Deniker
フランスの旗 フランス
ハインツ・レーマン
Heinz Lehmann
カナダの旗 カナダ
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
リチャード・ショープ
Richard Shope
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒトと動物どうぶつ感染かんせんしょうたいする知識ちしき向上こうじょう、およびあらたな微生物びせいぶつがくてき原理げんり発見はっけん
1958ねん ロバート・ウィルキンス
Robert Wallace Wilkins
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 高血圧こうけつあつ診断しんだん治療ちりょうかんする研究けんきゅうつうじた、こころ血管けっかん疾患しっかん制御せいぎょたいする貢献こうけん
1959ねん ジョン・ディングル
John H. Dingle
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 急性きゅうせい呼吸こきゅうびょう制御せいぎょかんする研究けんきゅう
ギルバート・ダルドルフ
Gilbert Dalldorf
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ウイルスのウイルス感染かんせん制御せいぎょする能力のうりょくをもつことの証明しょうめい、およびコクサッキーウイルス発見はっけん
ロバート・E・グロス [3]
Robert E. Gross
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 先天せんてんせい心臓しんぞう奇形きけい外科げか手術しゅじゅつによる治療ちりょう成功せいこう

1960年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1960ねん カール・P・リンク
Karl Paul Link
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく こう凝固ぎょうこやく開発かいはつ
アーヴィング・ライト
Irving S. Wright
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
エドガー・アレン
Edgar Van Nuys Allen
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1962ねん ジョセフ・スマデル
Joseph E. Smadel
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく リケッチアしょうにおけるクロラムフェニコール治療ちりょう効果こうか実証じっしょうふくむ、ウイルスおよびリケッチア感染かんせんへの理解りかいたいする貢献こうけん
1963ねん マイケル・ドゥベーキー
Michael E. DeBakey
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 心臓しんぞう血管けっかん外科げかがく発展はってんにおけるリーダーシップの発揮はっき
チャールズ・ハギンズ
Charles B. Huggins
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
カナダの旗 カナダ出身しゅっしん
ヒトと動物どうぶつ腫瘍しゅよう制御せいぎょする内分泌ないぶんぴつ機能きのう理解りかいたいする貢献こうけん
1964ねん ネイサン・S・クライン[4]
Nathan S. Kline
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 重度じゅうどうつびょう治療ちりょうにおけるイプロニアジド使用しよう
1965ねん アルバート・サビン
Albert Sabin
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 急性きゅうせいはいしろずいえん(ポリオ)予防よぼうのための経口けいこうせいワクチンの開発かいはつ
1966ねん シドニー・ファーバー
Sidney Farber
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 小児しょうに急性きゅうせい白血病はっけつびょうたいするアミノプテリンおよびメトトレキサート使用しよう、およびこうがん物質ぶっしつ探索たんさくにおけるリーダーシップの発揮はっき
1967ねん ロバート・A・フィリップス
Robert A. Phillips
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく コレラによる致死ちしじょ解明かいめいおよび静脈じょうみゃくない輸液をもちいた治療ちりょうほう開発かいはつ
1968ねん ジョン・ヘイシャム・ギボン
John H. Gibbon
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 人工じんこう心肺しんぱい装置そうち開発かいはつ
1969ねん ジョージ・コティアス
George Cotzias
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ギリシャの旗 ギリシャ出身しゅっしん
レボドパ(L-dopa)投与とうよによるパーキンソンびょう治療ちりょう効果こうか実証じっしょう

1970年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1970ねん ロバート・A・グッド
Robert A. Good
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 免疫めんえきけいたいする理解りかいふかめる独創どくそうてき貢献こうけん
1971ねん エドワード・フレイス
Edward D. Freis
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 中等ちゅうとうしょう高血圧こうけつあつたいする薬物やくぶつ療法りょうほう効果こうか実証じっしょう
1972ねん リー・ミンチウ
Min Chiu Li
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく出身しゅっしん
妊娠にんしんせい絨毛じゅうもうがんたいする化学かがく療法りょうほう確立かくりつ
ロイ・ハーツ
Roy Hertz
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
デニス・バーキット
Denis P. Burkitt
イギリスの旗 イギリス バーキットリンパ腫りんぱしゅ発見はっけん
ジョセフ・バーチェナル
Joseph H. Burchenal
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく モデル疾患しっかんとしてのバーキットリンパ腫りんぱしゅ重要じゅうようせい発見はっけん
ヴィクター・アノマ・ヌグ
V. Anomah Ngu
カメルーンの旗 カメルーン バーキットリンパ腫りんぱしゅたいする化学かがく療法りょうほう開発かいはつ
ジョン・L・ジーグラー
John L. Ziegler
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく バーキットリンパ腫りんぱしゅ化学かがく療法りょうほうにおける治癒ちゆりつ改善かいぜん
エドムント・クライン
Edmund Klein
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 皮膚ひふ悪性あくせい腫瘍しゅようおよびぜんがん病変びょうへん治療ちりょうたいする貢献こうけん
エミル・フライ
Emil Frei
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく リンパ腫りんぱしゅおよび成人せいじん急性きゅうせい白血病はっけつびょうたいするふくあい化学かがく療法りょうほう適用てきよう
エミル・フライライク
Emil J. Freireich
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ふくあい化学かがく療法りょうほうおよびその患者かんじゃたいする支援しえん療法りょうほうにおける顕著けんちょ貢献こうけん
ジェームズ・F・ホランド
James F. Holland
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 小児しょうに急性きゅうせい白血病はっけつびょうたいするふくあい療法りょうほう適用てきよう
ドナルド・ピンケル
Donald Pinkel
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ポール・P・カーボン
Paul P. Carbone
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 小児しょうに急性きゅうせい白血病はっけつびょうふくあい療法りょうほう進歩しんぽにおける貢献こうけん
ヴィンセント・デヴィータ
Vincent DeVita, Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ホジキンリンパしゅたいするふくあい療法りょうほう適用てきよう
ユージーン・スコット
Eugene J. Van Scott
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく きんじょういき肉腫にくしゅたいする局所きょくしょてき化学かがく療法りょうほう適用てきよう
アイザック・ジェラッシ
Isaac Djerassi
ブルガリアの旗 ブルガリア 化学かがく療法りょうほう適用てきよう患者かんじゃたいする血小板けっしょうばん輸血ゆけつによる支援しえん療法りょうほう開発かいはつ
ゴードン・ズブロド
Gordon Zubrod
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 特別とくべつしょうがん化学かがく療法りょうほう発展はってんにおけるリーダーシップの発揮はっき
1973ねん ポール・ゾル
Paul Zoll
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ひらきむねしきじょほそどうおよび心臓しんぞうペースメーカー開発かいはつ
ウィリアム・カウエンホーフェン
William B. Kouwenhoven
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ひらきむねしきひらきむねしきじょほそどう開発かいはつ、および体外たいがい心臓しんぞうマッサージ技術ぎじゅつ創始そうし
1974ねん ジョン・チャンレイ
John Charnley
イギリスの旗 イギリス 関節かんせつえんおよび関節かんせつ障害しょうがい治療ちりょうあらたな地平ちへいひらいた、人工じんこう股関節こかんせつぜん置換ちかんじゅつたいする技術ぎじゅつてき貢献こうけん
1975ねん ゴッドフリー・ハウンズフィールド
Godfrey Hounsfield
イギリスの旗 イギリス 放射線ほうしゃせん診断しんだんがく革命かくめいをもたらしたコンピュータ断層だんそう撮影さつえい(CT)技術ぎじゅつ発見はっけん
ウィリアム・オルデンドルフ
William H. Oldendorf
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 放射線ほうしゃせん診断しんだんがくにおける革命かくめいてき発見はっけん
1976ねん レイモンド・アールキスト
Raymond Ahlquist
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく プロプラノロール開発かいはつみちひらいた、αあるふぁおよびβべーた受容じゅようたいかんする概念がいねん確立かくりつ
ジェームス・ブラック
James W. Black
イギリスの旗 イギリス 心臓しんぞうびょう治療ちりょうにおけるプロプラノロールの開発かいはつ
1977ねん インゲ・エドラー
Inge Edler
 スウェーデン おかせかさねてき診断しんだんほうとしてのちょう音波おんぱ検査けんさ臨床りんしょう応用おうよう
カール・ヘルムート・ヘルツ
Carl Hellmuth Hertz
ドイツの旗 ドイツ 医学いがく領域りょういきにおけるちょう音波おんぱ検査けんさほう開発かいはつ
1978ねん ロバート・オーストリアン
Robert Austrian
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく さいかちまくとうたいワクチンによる肺炎はいえん球菌きゅうきん感染かんせん予防よぼう効果こうか実証じっしょう
エミル・C・ゴットシュリッヒ
Emil C. Gotschlich
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ドイツの旗 ドイツ出身しゅっしん
ずいまくえんきん感染かんせん予防よぼうするさいかちまくとうたいワクチンの開発かいはつおよびその効果こうか実証じっしょう
マイケル・ハイデルベルガー
Michael Heidelberger
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく さいかちまくとうたいワクチン開発かいはつ基礎きそきずいた免疫めんえき化学かがくてき研究けんきゅう

1980年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1980ねん シリル・クラーク
Cyril Clarke
イギリスの旗 イギリス Rh因子いんし遺伝いでんがくてき解析かいせきおよび新生児しんせいじ溶血ようけつせい疾患しっかんとの関連かんれんしめ基礎きそてき研究けんきゅう
ロナルド・フィン
Ronald Finn
イギリスの旗 イギリス 胎児たいじ母親ははおや免疫めんえきけいから保護ほごされる機構きこう、およびRh因子いんし関連かんれん疾患しっかん発生はっせいじょ解明かいめい
ヴィンセント・フリーダ
Vincent Freda
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 新生児しんせいじ溶血ようけつせい疾患しっかん予防よぼうするこうRhワクチン開発かいはつにおける臨床りんしょう研究けんきゅう
ジョン・G・ゴーマン
John G. Gorman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
オーストラリアの旗 オーストラリア出身しゅっしん
こうRhワクチン開発かいはつにおける免疫めんえきがくてき洞察どうさつ
ウィリアム・ポラック
William Pollack
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イギリスの旗 イギリス出身しゅっしん
こうRhワクチン開発かいはつにおける免疫めんえきがくてき知識ちしきならびに薬学やくがくてき理解りかいへの貢献こうけん
1981ねん ルイス・ソコロフ
Louis Sokoloff
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 中枢ちゅうすう神経しんけいけいネットワークにおける生化学せいかがくてき活動かつどう視覚しかくする手法しゅほう(2DGほう)の開発かいはつ
1982ねん ロスコー・ブレイディ
Roscoe Brady
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 効果こうかてき遺伝いでんカウンセリング手法しゅほう開発かいはつ、および欠損けっそん酵素こうそ置換ちかんによる治療ちりょうほう検討けんとう
エリザベス・F・ニューフェルド
Elizabeth F. Neufeld
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく あるしゅ遺伝いでんせいリソソーム蓄積ちくせきしょう分子ぶんしてき基盤きばん解明かいめいおよび診断しんだんほう確立かくりつ
1983ねん F・メイソン・ソーンズ
F. Mason Sones
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 冠動脈かんどうみゃく疾患しっかん診断しんだん治療ちりょうしん時代じだいをもたらした、心臓しんぞうカテーテルほう冠動脈かんどうみゃく造影ぞうえいふくあい技術ぎじゅつ開発かいはつ
1984ねん ポール・ラウターバー
Paul Lauterbur
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく かく磁気じき共鳴きょうめい画像がぞうほう(MRI)の開発かいはつにおける理論りろんてき技術ぎじゅつてき貢献こうけん
1985ねん バーナード・フィッシャー
Bernard Fisher
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 生存せいぞんりつ改善かいぜんおよびQOL向上こうじょうをもたらした、にゅうがん治療ちりょうほう確立かくりつ
1986ねん マイロン・エセックス
Myron Essex
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒトの免疫めんえきけいたいするレトロウイルス感染かんせん影響えいきょうかんする研究けんきゅう
ロバート・ギャロ
Robert Gallo
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 後天こうてんせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐん(AIDS)の原因げんいんが、(現在げんざいHIV-1としてられる)レトロウイルスの1しゅであることの特定とくてい
リュック・モンタニエ
Luc Montagnier
フランスの旗 フランス のちにAIDSの原因げんいんであることが判明はんめいするレトロウイルスの検出けんしゅつ
1987ねん モーゲンス・スコー
Mogens Schou
 デンマーク 精神病せいしんびょう治療ちりょう革命かくめいをもたらした、躁鬱病そううつびょうたいするリチウム予防よぼう治療ちりょう効果こうかかんする臨床りんしょう試験しけん
1988ねん ヴィンセント・ドール
Vincent Dole
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 麻薬まやく中毒ちゅうどく生理学せいりがくてきじょかんする研究けんきゅう、およびヘロイン中毒ちゅうどく治療ちりょうやくメサドン開発かいはつ
1989ねん エティエンヌ=エミール・ボリュー
Étienne-Émile Baulieu
フランスの旗 フランス ステロイドホルモンなま合成ごうせい代謝たいしゃ受容じゅようたいかんする幅広はばひろ研究けんきゅう、および効果こうかてきかつ安全あんぜんせいたか妊娠にんしん中絶ちゅうぜつくすりミフェプリストン(RU-486)の開発かいはつ

1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
1991ねん 簡悦(ユエ・W・カン)
Yuet W. Kan
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
カナダの旗 カナダ イギリスりょう香港ほんこん出身しゅっしん
ヒト遺伝いでんがく発展はってんにおける顕著けんちょ貢献こうけんとくくみえDNA技術ぎじゅつもちいたヘモグロビン異常いじょうしょう研究けんきゅう
1993ねん ドナルド・メトカーフ
Donald Metcalf
オーストラリアの旗 オーストラリア がんおよび造血ぞうけつけい疾患しっかん治療ちりょうもちいられるサイトカインコロニー刺激しげき因子いんし発見はっけん
1994ねん ジョン・A・クレメンツ
John A. Clements
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく はいサーファクタント機能きのうかんする研究けんきゅう、およびサーファクタント製剤せいざいによる新生児しんせいじ呼吸こきゅう窮迫きゅうはく症候群しょうこうぐん治療ちりょうほう開発かいはつ
1995ねん バリー・マーシャル
Barry Marshall
オーストラリアの旗 オーストラリア 消化しょうかせい潰瘍かいよう原因げんいんであるヘリコバクター・ピロリ発見はっけん
1996ねん ポーター・W・アンダーソン
Porter W. Anderson Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく インフルエンザきんbかたHib感染かんせん発生はっせい激減げきげんさせた、効果こうかてきワクチンHibワクチン)の開発かいはつおよび製品せいひん
デイヴィッド・H・スミス
David H. Smith
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ジョン・B・ロビンス
John B. Robbins
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
レイチェル・シュネールソン
Rachel Schneerson
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ポーランドの旗 ポーランド出身しゅっしん
1997ねん アルフレッド・ソマー
Alfred Sommer
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく だいさん世界せかい子供こどもたちにおける失明しつめい感染かんせんを、てい用量ようりょうビタミンA摂取せっしゅによって予防よぼうできることの証明しょうめい
1998ねん アルフレッド・ジョージ・クヌードソンJr
Alfred G. Knudson, Jr.
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく がん原因げんいんとなる遺伝子いでんし異常いじょう同定どうてい、および分子ぶんしレベルでのがん診断しんだんかんする研究けんきゅう
ピーター・C・ノウェル
Peter C. Nowell
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ジャネット・ラウリー
Janet Rowley
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1999ねん デイヴィッド・クッシュマン
David Cushman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく タンパク質たんぱくしつ構造こうぞうもとづいたそうやく手法しゅほう開拓かいたく、および高血圧こうけつあつなどの治療ちりょう絶大ぜつだい効果こうか発揮はっきしたACE阻害そがいやく開発かいはつ
ミゲル・オンデッティ
Miguel Ondetti
アルゼンチンの旗 アルゼンチン

2000年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2000ねん ハーベイ・オルター
Harvey J. Alter
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく Cがた肝炎かんえんウイルス発見はっけんみちびいた先駆せんくてき業績ぎょうせき、および輸血ゆけつによる感染かんせんのリスクを劇的げきてき減少げんしょうさせた検査けんさほう開発かいはつ
マイケル・ホートン
Michael Houghton
イギリスの旗 イギリス
2001ねん ロバート・G・エドワーズ
Robert G. Edwards
イギリスの旗 イギリス にん治療ちりょう革命かくめいをもたらした体外たいがい受精じゅせい技術ぎじゅつ開発かいはつ
2002ねん ウィレム・コルフ
Willem J. Kolff
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
オランダの旗 オランダ出身しゅっしん
多数たすう腎臓じんぞうびょう患者かんじゃ延命えんめいさせた、人工じんこう透析とうせき治療ちりょう開発かいはつ
ベルディング・スクリブナー
Belding H. Scribner
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2003ねん マーク・フェルドマン
Marc Feldmann
オーストラリアの旗 オーストラリア 関節かんせつリウマチおよび自己じこ免疫めんえき疾患しっかんたい効果こうか発揮はっきする、こうTNF抗体こうたい治療ちりょうほう発見はっけん
ラヴィンダー・マイニ
Ravinder N. Maini
イギリスの旗 イギリス
インドの旗 インド出身しゅっしん
2004ねん チャールズ・ケルマン
Charles Kelman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 合併症がっぺいしょう頻度ひんどおさえるとともに通院つういん治療ちりょう可能かのうにした、白内障はくないしょう手術しゅじゅつ療法りょうほう劇的げきてき改良かいりょう
2005ねん アレック・ジェフリーズ
Alec Jeffreys
イギリスの旗 イギリス ヒト遺伝いでんがく法医学ほういがく診断しんだんのありかたおおきく変化へんかさせた強力きょうりょく手法しゅほうサザンブロッティングおよびDNAフィンガープリンティング開発かいはつ
エドウィン・サザン
Edwin Southern
イギリスの旗 イギリス
2006ねん アーロン・ベック
Aaron T. Beck
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 精神せいしん疾患しっかんへの理解りかいおよび治療ちりょう変革へんかくをもたらした、認知にんち療法りょうほう開発かいはつ
2007ねん アラン・シャルパンティエ
Alain Carpentier
フランスの旗 フランス おおくの心臓しんぞうびょう患者かんじゃ寿命じゅみょう延長えんちょうさせた、人工じんこうべん開発かいはつ
アルバート・スタール
Albert Starr
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2008ねん 遠藤えんどうあきら
Akira Endo
日本の旗 日本にっぽん こころ血管けっかん疾患しっかん予防よぼう治療ちりょう革命かくめいてき効果こうかをもたらした脂質ししつ降下こうかやくスタチン発見はっけん
2009ねん ブライアン・ドラッカー
Brian Druker
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 慢性まんせい骨髄こつづいせい白血病はっけつびょうたいする効果こうかてき分子ぶんし標的ひょうてき治療ちりょうほう開発かいはつ
ニコラス・ライドン
Nicholas Lydon
イギリスの旗 イギリス
チャールズ・ソーヤーズ
Charles L. Sawyers
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

2010年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2010ねん ナポレオーネ・フェラーラ
Napoleone Ferrara
イタリアの旗 イタリア 血管けっかん新生しんせい主要しゅよう調節ちょうせつ因子いんしである血管けっかん内皮ないひ細胞さいぼう増殖ぞうしょく因子いんし(VEGF)の発見はっけん、およびよわいむら変性へんせいたいするこうVEGF阻害そがいざいによる治療ちりょうほう開発かいはつ
2011ねん ほふ呦呦
Tu Youyou
中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく とく開発途上国かいはつとじょうこくにおいておおくの人命じんめいすくったこうマラリアやくアーテミシニン発見はっけん
2012ねん ロイ・Y・カーン
Roy Calne
イギリスの旗 イギリス なんせんにんもの末期まっき肝臓かんぞうびょう患者かんじゃ通常つうじょう生活せいかつもどした、肝臓かんぞう移植いしょく技術ぎじゅつ開発かいはつ
トーマス・スターツル
Thomas E. Starzl
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2013ねん グレイム・クラーク
Graeme M. Clark
オーストラリアの旗 オーストラリア 高度こうど難聴なんちょう患者かんじゃ聴覚ちょうかくあたえた、近代きんだいてき人工じんこう内耳ないじ開発かいはつ
インゲボルグ・ホフマイヤー
Ingeborg Hochmair
 オーストリア
ブレーク・ウィルソン
Blake S. Wilson
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2014ねん アリム・ルイ・ベナビッド
Alim Louis Benabid
フランスの旗 フランス パーキンソンびょう患者かんじゃせん軽減けいげん運動うんどう機能きのう回復かいふくをもたらした外科げか技術ぎじゅつのう深部しんぶ刺激しげき療法りょうほう開発かいはつ
マーロン・デロング
Mahlon R. DeLong
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2015ねん ジェームズ・P・アリソン
James P. Allison
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく がん対抗たいこうするための免疫めんえきけい抑制よくせい解除かいじょする、免疫めんえき療法りょうほう発見はっけん開発かいはつ[5]
2016ねん ラルフ・バルテンシュラーゲル
Ralf Bartenschlager
ドイツの旗 ドイツ Cがた肝炎かんえんウイルス複製ふくせい機構きこう研究けんきゅうするためのシステム構築こうちくおよび画期的かっきてき治療ちりょうほう開発かいはつへの応用おうよう[6]
チャールズ・ライス
Charles M. Rice
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
マイケル・ソフィア
Michael J. Sofia
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2017ねん ダグラス・ローウィ
Douglas R. Lowy
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ヒトパピローマウイルスによる子宮しきゅう頸癌予防よぼうするためのHPVワクチン開発かいはつ可能かのうにした技術ぎじゅつてき進歩しんぽ[7]
ジョン・シラー
John T. Schiller
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2018ねん ジョン・B・グレン
John B. Glen
イギリスの旗 イギリス すみやかな導入どうにゅう効果こうか覚醒かくせい作用さようしめし、世界せかいもっとひろ使用しようされる麻酔ますいざいとなったプロポフォール発見はっけん開発かいはつ[8]
2019ねん マイケル・シェパード
H. Michael Shepard
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく モノクローナル抗体こうたいによる最初さいしょこうがんざいであるハーセプチン発明はつめい、および乳癌にゅうがん治療ちりょうほうとしての開発かいはつ[9]
デニス・スレイモン
Dennis J. Slamon
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
アクセル・ウルリッヒ
Axel Ullrich
ドイツの旗 ドイツ

2020年代ねんだい[編集へんしゅう]

年度ねんど 受賞じゅしょうしゃ 国籍こくせき 受賞じゅしょう理由りゆう
2021ねん カリコー・カタリン
Katalin Karikó
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
 ハンガリー出身しゅっしん
非常ひじょう効果こうかてきCOVID-19ワクチン迅速じんそく開発かいはつ可能かのうにした、メッセンジャーRNA修飾しゅうしょくによるあたらしい治療ちりょう技術ぎじゅつ開発かいはつ
ドリュー・ワイスマン
Drew Weissman
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2022ねん 煜明(デニス・ロー)
Dennis Yuk Ming Lo
香港の旗 香港ほんこん ダウン症だうんしょうおかせかさねてき出生しゅっしょうぜん診断しんだん可能かのうにした、母体ぼたいちゅう胎児たいじ由来ゆらいDNAの発見はっけん[10]
2023ねん ジェームズ・フジモト
James Fujimoto
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 視力しりょくそこなう網膜もうまく病気びょうき迅速じんそく検出けんしゅつ可能かのうにし、眼科がんか革命かくめいをもたらしたひかり干渉かんしょう断層だんそうけい(OCT)の開発かいはつ
デイヴィッド・ファン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく台湾たいわん出身しゅっしん
エリック・A・スワンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

国籍こくせきらんふた表示ひょうじのあるものじゅう国籍こくせきしゃ

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ The Lasker Awards Overview”. Lasker Foundation. 2011ねん11月26にち閲覧えつらん
  2. ^ 没後ぼつご受賞じゅしょう
  3. ^ 1954ねんぐ、2度目どめ受賞じゅしょう
  4. ^ 1957ねんぐ、2度目どめ受賞じゅしょう
  5. ^ 2015 Lasker Awards”. Lasker Foundation. 2016ねん10がつ9にち閲覧えつらん
  6. ^ 2016 Lasker Awards”. Lasker Foundation. 2016ねん10がつ9にち閲覧えつらん
  7. ^ 2017 Lasker Awards”. Lasker Foundation. 2017ねん9がつ14にち閲覧えつらん
  8. ^ 2018 Lasker Awards”. Lasker Foundation. 2018ねん9がつ15にち閲覧えつらん
  9. ^ 2019 Lasker Awards”. Lasker Foundation. 2019ねん9がつ12にち閲覧えつらん
  10. ^ Award Description”. Lasker Foundation. 2022ねん10がつ3にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]